沖縄の歴史と医療史

￥3,500

• 著者 琉球大学医学部附属地域医療研究センター：編
• 出版社 九州大学出版会
• 刊行年 1998-3
• ページ数 206ｐ
• サイズ 27ｃｍ
• 解説 目次
  発刊にあたって/岩政輝男
  
  Ⅰ部 沖縄(琉球) 医史概略
  Ⅱ部 歴史のなかの医療史　/岩政輝男、佐藤良也, 崎原盛造, 高良倉吉・
  沖縄(琉球)の歴史概観・高良倉吉 21
  1. 先史時代の状況
  2. 琉球王国の形成
  3.古琉球における海外貿易
  4.近世琉球における変化
  5. 中国との交流の実際 27
  6. 近代・現代の概観 28
  沖縄(琉球) と中国の文化交流史・
  中国の詩集に登場する琉球の詩人
  1.『皇清詩選』と『中山詩文集』 31
  2.『晩晴詩匯』と琉球漢詩の残照 37
  おわりに 40
  沖縄医療史の黎明期
  はじめに
  1. 沖縄医療史に及ぼした影響
  2. 医療制度の改革
  3.近代期における医療機関の創設
  おわりに
  沖縄における戦後医療史序説・稲福盛　崎原盛造,當銘貴世美
  ―医療保障の視点から
  はじめに 55
  1.時代背景と時期区分 55
  2. 第1期 (1945年4月~1951年6月): 無料・低額医療費時代
  3. 第2期 (1951年7月~1966年9月): 自由診療時代
  4. 第3期(1966年10月~1972年5月): 被用者医療保険(医療費償還制) 時代
  5.第4期 (1972年5月以降): 皆保険制度 (日本法適用)
  まとめ 72
  他
  
  要旨(「BOOK」データベースより）
  
  本書は、永い歴史の中で地域や個人の生活環境は相互に作用し合い疾病の発現や病態へ影響し、さらに遺伝子発現等へも影響したと考え、歴史的な部分に焦点をあてています。そして先人達は疾病にどのように対処してきたか「医療の歴史」を考えています。
  初版 カバー　状態：良好です。