未知への旅立ち:アインシュタイン新自伝ノート(小学館ライブラリー8)
未知への旅立ち: アインシュタイン新自伝ノート (小学館ライブラリー 8) [Jul 01, 1991] アルバート アインシュタイン; 金子 務
眠れなくなるほど面白い 図解 相対性理論 (宇宙・時間・空間のフシギ 偉大な理論のナゾに迫る!)
アインシュタイン日本で相対論を語る 1922年11月17日より43日間続いたアルバート・アインシュタインが来日したときの記録を、本人直接の旅日記や日本から投函した手紙、当時の新聞記事、写真やイラストなどによってまとめた図録。 、名古屋で行われた相対性理論の講演内容も収録されているのに加え、アインシュタインの旅日記が翻訳出版されるのは、本書が世界講演というから、貴重な本である。 アインシュタインの旅日記には、食べたものや見たものに対する無邪気な感想や、日本人についての印象などが克明に描かれている。また、アインシュタインに同行していた、近代漫画の先駆者である岡本一平(岡本太郎の父)のイラストは、素顔のアインシュタインの魅力をさらに、随所に織り込まれているコラムでは、相対性理論が理解できるかどうかについての「閣議による大論争」や、女子学生に囲まれて人気だったアインシュタインの様子など、くすっと笑える話も紹介されている。相対性理論はチンプンカンプンでも、活気あふれる大正デモクラシー時代の日本がのぞき見できるだけでも、得をした気分になれる。 アインシュタインは日本人に好意を持っていたようで、息子への手紙には、「物静かで、控えめで、知的で、芸術好きで、思いやりがあってひじょうに感じがよい」としたためている。 、日本の雑誌に寄せたエッセイの中では、「西洋と出会う以前に日本人が本来持っていた、(中略)謙虚さと質素さ、日本人の純粋で静かな心、それらのすべてを純粋に保った」 「て、忘れずにあってほしいものです」という言葉を残している。
Einstein on Peace. (Schocken Books)
現代の精神分析 フロイトからフロイト以後へ/ひとはなぜ戦争をするのか (講談社学術文庫) の2冊
不可解な秘密 : 自然のための,そして自然に抗する戦いとしての科学 <叢書・ウニベルシタス 403>
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