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異聞 本能寺の変―『乙夜之書物』が記す光秀の乱―【史料で読む戦国史④】


  • 著者 萩原大輔
  • 刊行年 2022年
  • ページ数 290頁
  • 冊数 1冊
  • ISBN 9784840622462
  • 解説 【新刊書の定価販売です】信長が殺されたそのとき、光秀は本能寺にいなかった!朝日新聞ほか、メディアで大きく取り上げられた新発見の史料『乙夜之書物』を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。※発送まで1~2営業日お時間いただきます
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キーワード「異聞 本能寺の変―『乙夜之書物』が記す光秀の乱―【史料で読む戦国史④】」の検索結果

異聞 本能寺の変―『乙夜之書物』が記す光秀の乱―【史料で読む戦国史④】

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
3,080
萩原大輔著、八木書店、令4、1冊
信長が殺されたそのとき、光秀は本能寺にいなかった!
朝日新聞ほか、メディアで大きく取り上げられた新発見の史料を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。

【内容説明】
【第一章】本書で取り上げる新発見史料『乙夜之書物』とはどのような史料で、著者はどのような人物なのか、紹介する。
【第二章】光秀の挙兵から本能寺襲撃までを取り上げる。信長襲撃のとき、光秀は本能寺ではなく鳥羽にいたなど、衝撃の記述を紹介する。
【第三章】信長嫡男の信忠が立て籠もった二条御所攻めを扱う。
【第四章】安土城占拠から山崎の戦い、坂本落城のほか、光秀家臣たちの「その後」もたどる。
【第五章】光秀の乱に直面した前田利長の動向や、信長の死を堺で知った徳川家康が断行した「神君伊賀越え」、佐々成政が厳寒期の北アルプスを踏破した「さらさら越え」、伊達政宗が死装束で秀吉との対面に臨んだと伝わる「小田原参陣」など、著名な逸話が『乙夜之書物』ではどのように記述されたのか、紹介する。
【付録】『乙夜之書物』の記述内容を一覧化した表を載せ、実際に本史料を閲覧してアクセスできるガイドとした。主な引用史料には解題をつけるなど、ブックガイドを付した。

●光秀は本能寺にいなかった―新発見の史料『乙夜之書物』を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。
●本能寺の変に関するあらたな情報を提供する『乙夜之書物』。確たる同時代史料が限られる中で、今後の研究に資する貴重な内容を数多く収録する。本能寺での戦いがどのように行われたのか、そこに至るまでに光秀はどのように動いたのか、変後の情勢など、本能寺の変を再検討するうえで必読の史料。
●本能寺の変(光秀の挙兵)だけでなく、山崎の戦いや坂本の落城(光秀方の滅亡)までも記述。本書では本能寺襲撃だけをことさらに取り上げるのではなく、光秀の反乱全体で再検討する。

#八木書店出版物/中世/単行本◆歴史
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3,080
萩原大輔著 、八木書店 、令4 、1冊
信長が殺されたそのとき、光秀は本能寺にいなかった! 朝日新聞ほか、メディアで大きく取り上げられた新発見の史料を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。 【内容説明】 【第一章】本書で取り上げる新発見史料『乙夜之書物』とはどのような史料で、著者はどのような人物なのか、紹介する。 【第二章】光秀の挙兵から本能寺襲撃までを取り上げる。信長襲撃のとき、光秀は本能寺ではなく鳥羽にいたなど、衝撃の記述を紹介する。 【第三章】信長嫡男の信忠が立て籠もった二条御所攻めを扱う。 【第四章】安土城占拠から山崎の戦い、坂本落城のほか、光秀家臣たちの「その後」もたどる。 【第五章】光秀の乱に直面した前田利長の動向や、信長の死を堺で知った徳川家康が断行した「神君伊賀越え」、佐々成政が厳寒期の北アルプスを踏破した「さらさら越え」、伊達政宗が死装束で秀吉との対面に臨んだと伝わる「小田原参陣」など、著名な逸話が『乙夜之書物』ではどのように記述されたのか、紹介する。 【付録】『乙夜之書物』の記述内容を一覧化した表を載せ、実際に本史料を閲覧してアクセスできるガイドとした。主な引用史料には解題をつけるなど、ブックガイドを付した。 ●光秀は本能寺にいなかった―新発見の史料『乙夜之書物』を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。 ●本能寺の変に関するあらたな情報を提供する『乙夜之書物』。確たる同時代史料が限られる中で、今後の研究に資する貴重な内容を数多く収録する。本能寺での戦いがどのように行われたのか、そこに至るまでに光秀はどのように動いたのか、変後の情勢など、本能寺の変を再検討するうえで必読の史料。 ●本能寺の変(光秀の挙兵)だけでなく、山崎の戦いや坂本の落城(光秀方の滅亡)までも記述。本書では本能寺襲撃だけをことさらに取り上げるのではなく、光秀の反乱全体で再検討する。 #八木書店出版物/中世/単行本◆歴史
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著者名「萩原大輔」の検索結果

武者の覚え: 戦国越中の覇者佐々成政

(株)馬燈書房 海老名支店
 神奈川県海老名市門沢橋
1,550 (送料:¥350~)
萩原 大輔、北日本新聞社、~2cm、1
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武者の覚え: 戦国越中の覇者佐々成政

1,550 (送料:¥350~)
萩原 大輔 、北日本新聞社 、~2cm 、1
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証言 本能寺の変/小西行長 抹殺されたキリシタン大名の実像/明智光秀 史料で読む戦国史/異聞 本能寺の変 乙夜之書物』が記す光秀の乱 (史料で読む戦国史) の4冊

古書ワルツ
 東京都青梅市成木8-33-
12,000
藤田達生・萩原大輔・鳥津亮二・福島克彦編、八木書店、2010/2010/2015/2022、4
カバー背日焼け有。本体良好。初版。定価合計:15800円+税。厚本。
★送料について ①800グラム未満 : ゆうメールもしくはゆうパケット (300円)※(800グラム以下の場合でも3センチを超える場合はレターパック600での発送となります)。/② 800グラム以上はレターパック600 (600円) /③ ゆうパック 1箱 (880円):④(北海道、四国、山口、九州)は 1箱 (1250円)
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証言 本能寺の変/小西行長 抹殺されたキリシタン大名の実像/明智光秀 史料で読む戦国史/異聞 本能寺の変 乙夜之書物』が記す光秀の乱 (史料で読む戦国史) の4冊

12,000
藤田達生・萩原大輔・鳥津亮二・福島克彦編 、八木書店 、2010/2010/2015/2022 、4
カバー背日焼け有。本体良好。初版。定価合計:15800円+税。厚本。

異聞 本能寺の変―『乙夜之書物』が記す光秀の乱―【史料で読む戦国史④】

八木書店古書部
 東京都千代田区神田神保町
3,080
萩原大輔著、八木書店、令4、1冊
信長が殺されたそのとき、光秀は本能寺にいなかった!
朝日新聞ほか、メディアで大きく取り上げられた新発見の史料を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。

【内容説明】
【第一章】本書で取り上げる新発見史料『乙夜之書物』とはどのような史料で、著者はどのような人物なのか、紹介する。
【第二章】光秀の挙兵から本能寺襲撃までを取り上げる。信長襲撃のとき、光秀は本能寺ではなく鳥羽にいたなど、衝撃の記述を紹介する。
【第三章】信長嫡男の信忠が立て籠もった二条御所攻めを扱う。
【第四章】安土城占拠から山崎の戦い、坂本落城のほか、光秀家臣たちの「その後」もたどる。
【第五章】光秀の乱に直面した前田利長の動向や、信長の死を堺で知った徳川家康が断行した「神君伊賀越え」、佐々成政が厳寒期の北アルプスを踏破した「さらさら越え」、伊達政宗が死装束で秀吉との対面に臨んだと伝わる「小田原参陣」など、著名な逸話が『乙夜之書物』ではどのように記述されたのか、紹介する。
【付録】『乙夜之書物』の記述内容を一覧化した表を載せ、実際に本史料を閲覧してアクセスできるガイドとした。主な引用史料には解題をつけるなど、ブックガイドを付した。

●光秀は本能寺にいなかった―新発見の史料『乙夜之書物』を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。
●本能寺の変に関するあらたな情報を提供する『乙夜之書物』。確たる同時代史料が限られる中で、今後の研究に資する貴重な内容を数多く収録する。本能寺での戦いがどのように行われたのか、そこに至るまでに光秀はどのように動いたのか、変後の情勢など、本能寺の変を再検討するうえで必読の史料。
●本能寺の変(光秀の挙兵)だけでなく、山崎の戦いや坂本の落城(光秀方の滅亡)までも記述。本書では本能寺襲撃だけをことさらに取り上げるのではなく、光秀の反乱全体で再検討する。

#八木書店出版物/中世/単行本◆歴史
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3,080
萩原大輔著 、八木書店 、令4 、1冊
信長が殺されたそのとき、光秀は本能寺にいなかった! 朝日新聞ほか、メディアで大きく取り上げられた新発見の史料を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。 【内容説明】 【第一章】本書で取り上げる新発見史料『乙夜之書物』とはどのような史料で、著者はどのような人物なのか、紹介する。 【第二章】光秀の挙兵から本能寺襲撃までを取り上げる。信長襲撃のとき、光秀は本能寺ではなく鳥羽にいたなど、衝撃の記述を紹介する。 【第三章】信長嫡男の信忠が立て籠もった二条御所攻めを扱う。 【第四章】安土城占拠から山崎の戦い、坂本落城のほか、光秀家臣たちの「その後」もたどる。 【第五章】光秀の乱に直面した前田利長の動向や、信長の死を堺で知った徳川家康が断行した「神君伊賀越え」、佐々成政が厳寒期の北アルプスを踏破した「さらさら越え」、伊達政宗が死装束で秀吉との対面に臨んだと伝わる「小田原参陣」など、著名な逸話が『乙夜之書物』ではどのように記述されたのか、紹介する。 【付録】『乙夜之書物』の記述内容を一覧化した表を載せ、実際に本史料を閲覧してアクセスできるガイドとした。主な引用史料には解題をつけるなど、ブックガイドを付した。 ●光秀は本能寺にいなかった―新発見の史料『乙夜之書物』を徹底解読し、戦国史最大の謎に迫る。 ●本能寺の変に関するあらたな情報を提供する『乙夜之書物』。確たる同時代史料が限られる中で、今後の研究に資する貴重な内容を数多く収録する。本能寺での戦いがどのように行われたのか、そこに至るまでに光秀はどのように動いたのか、変後の情勢など、本能寺の変を再検討するうえで必読の史料。 ●本能寺の変(光秀の挙兵)だけでなく、山崎の戦いや坂本の落城(光秀方の滅亡)までも記述。本書では本能寺襲撃だけをことさらに取り上げるのではなく、光秀の反乱全体で再検討する。 #八木書店出版物/中世/単行本◆歴史
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八木書店の新着書籍

律令国家の辺境と交通—揺れ動く南北の境界と領域—

八木書店
 東京都千代田区神田小川町
9,350
川尻秋生・十川陽一・藤本誠編、八木書店、2025年5月、520頁、A5判、1冊
【新刊書の定価販売です】 ※発送まで1~2営業日お時間いただきます

時代と共に揺れ動いた律令国家と蝦夷・隼人・朝鮮半島等との境界で、何が起こっていたのか
東北地方の蝦夷、九州地方の隼人等、律令国家の支配が及ばない周縁との接点=辺境に注目し、交通が果たした機能に迫る

【内容説明】
①辺境と交通をテーマに文献史学・考古学による書き下ろし論考25本
 奈良・平安時代、東北地方の蝦夷の人々や九州地方の隼人など、律令国家の周縁地域には支配領域との接点=辺境が存在した。その辺境に注目し、交流や交易の意味も含む「交通」を切り口に、文献史学・考古学の両側面から、最新の研究成果をふまえた書き下ろし論考25本を収録。
②東北地方の蝦夷と辺境
 律令国家の支配領域が越後・陸奥・出羽地方に展開する奈良・平安時代において、軍事と交通路の整備、国家権力との関係、軍事境界線の目視できる目印となった城柵、国郡行政による律令国家支配の実像、人口調査が辺境の人々に与えた影響など、辺境の地域で繰り広げられた諸相を論じる。
③九州地方の隼人と辺境
 奈良時代の初頭に律令国家の支配領域に取り込まれた、九州地方の隼人。同地方には、朝鮮半島と隣接した壱岐・南島など、律令国家の支配が及ばない島々も存在した。こうした諸地域が律令国家とどのように接触し、交流したのか。国府を基点とした交通路の整備、仏教の多様な展開・受容など、その多面的な諸相を明らかにする。
④土器などの交易からみた多様な辺境の特質
 陸奥から北海道に運ばれた土器や、東北と関東の土器の移動に注目した交易、琉球を含む南島との交易など、多角的な視点で、辺境の特質を明らかにする。〔全25編書き下ろし〕
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9,350
川尻秋生・十川陽一・藤本誠編 、八木書店 、2025年5月 、520頁 、A5判 、1冊
【新刊書の定価販売です】 ※発送まで1~2営業日お時間いただきます 時代と共に揺れ動いた律令国家と蝦夷・隼人・朝鮮半島等との境界で、何が起こっていたのか 東北地方の蝦夷、九州地方の隼人等、律令国家の支配が及ばない周縁との接点=辺境に注目し、交通が果たした機能に迫る 【内容説明】 ①辺境と交通をテーマに文献史学・考古学による書き下ろし論考25本  奈良・平安時代、東北地方の蝦夷の人々や九州地方の隼人など、律令国家の周縁地域には支配領域との接点=辺境が存在した。その辺境に注目し、交流や交易の意味も含む「交通」を切り口に、文献史学・考古学の両側面から、最新の研究成果をふまえた書き下ろし論考25本を収録。 ②東北地方の蝦夷と辺境  律令国家の支配領域が越後・陸奥・出羽地方に展開する奈良・平安時代において、軍事と交通路の整備、国家権力との関係、軍事境界線の目視できる目印となった城柵、国郡行政による律令国家支配の実像、人口調査が辺境の人々に与えた影響など、辺境の地域で繰り広げられた諸相を論じる。 ③九州地方の隼人と辺境  奈良時代の初頭に律令国家の支配領域に取り込まれた、九州地方の隼人。同地方には、朝鮮半島と隣接した壱岐・南島など、律令国家の支配が及ばない島々も存在した。こうした諸地域が律令国家とどのように接触し、交流したのか。国府を基点とした交通路の整備、仏教の多様な展開・受容など、その多面的な諸相を明らかにする。 ④土器などの交易からみた多様な辺境の特質  陸奥から北海道に運ばれた土器や、東北と関東の土器の移動に注目した交易、琉球を含む南島との交易など、多角的な視点で、辺境の特質を明らかにする。〔全25編書き下ろし〕

古代王権の成立と展開

八木書店
 東京都千代田区神田小川町
11,000
仁藤敦史、八木書店、2025年5月、528頁、A5判、1冊
【新刊書の定価販売です】 ※発送まで1~2営業日お時間いただきます
古墳~平安初期にわたる王権論が提示する新たな古代史像
5~9世紀の長期間にわたる王権を検証・相対化し、6世紀の欽明期、7世紀後半、桓武期を画期として設定。時代により変化する君主の条件に着目。近現代の天皇制に示唆を与える重要課題を提示。

【内容説明】
【新たな王権論・4つのポイント】
①長期間にわたる考証 古墳時代から平安時代の初期(5世紀~9世紀)の、古代王権の成立から転換までを対象に、長期的な変化を概観することで、「万世一系」論のような天皇制の不変性のみを強調する議論を批判・相対化し、新たな王権論を展開する。
②古代王権の画期の設定
 5世紀~9世紀の王権の諸段階について、5世紀の人制・府官制、6世紀の部民制・ミヤケ制・国造制、7世紀後半の公民制・大宰総領制・外交関係の変化、8世紀末の都市王権の成立、皇統観念と氏の再編などを素材に、欽明期・7世紀後半・桓武期を画期と位置付ける。
③時代により変化する君主の条件
 広範囲の王系から成人男性が選ばれた5世紀。血縁継承が確立し性差よりも年齢が優先されて、元キサキが女帝となった6世紀。譲位と太上天皇制や皇太子制が成立し、若年齢化が進んだ8世紀以降。摂関の補佐により幼帝の即位も可能となった9世紀。
 年齢・性差・資質・血統などの要素のうち、どの要素を強調するかによって歴史的に求められる君主像は変化してきた。君主に求められる要件は、社会や国家のあり方により変化するものであり、本書ではその時代による変化に着目する。
④現代につながるテーマ
 本書が課題とする王権の問題は、近現代の天皇制と深い関係にあり、戦前・戦後における古代史理解と密接な関係にある。女帝中継ぎ論や皇太子摂政などの議論はこうした問題を内包しており、古代史だけの問題にとどまらず、近現代史にも重要な示唆を与える。
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11,000
仁藤敦史 、八木書店 、2025年5月 、528頁 、A5判 、1冊
【新刊書の定価販売です】 ※発送まで1~2営業日お時間いただきます 古墳~平安初期にわたる王権論が提示する新たな古代史像 5~9世紀の長期間にわたる王権を検証・相対化し、6世紀の欽明期、7世紀後半、桓武期を画期として設定。時代により変化する君主の条件に着目。近現代の天皇制に示唆を与える重要課題を提示。 【内容説明】 【新たな王権論・4つのポイント】 ①長期間にわたる考証 古墳時代から平安時代の初期(5世紀~9世紀)の、古代王権の成立から転換までを対象に、長期的な変化を概観することで、「万世一系」論のような天皇制の不変性のみを強調する議論を批判・相対化し、新たな王権論を展開する。 ②古代王権の画期の設定  5世紀~9世紀の王権の諸段階について、5世紀の人制・府官制、6世紀の部民制・ミヤケ制・国造制、7世紀後半の公民制・大宰総領制・外交関係の変化、8世紀末の都市王権の成立、皇統観念と氏の再編などを素材に、欽明期・7世紀後半・桓武期を画期と位置付ける。 ③時代により変化する君主の条件  広範囲の王系から成人男性が選ばれた5世紀。血縁継承が確立し性差よりも年齢が優先されて、元キサキが女帝となった6世紀。譲位と太上天皇制や皇太子制が成立し、若年齢化が進んだ8世紀以降。摂関の補佐により幼帝の即位も可能となった9世紀。  年齢・性差・資質・血統などの要素のうち、どの要素を強調するかによって歴史的に求められる君主像は変化してきた。君主に求められる要件は、社会や国家のあり方により変化するものであり、本書ではその時代による変化に着目する。 ④現代につながるテーマ  本書が課題とする王権の問題は、近現代の天皇制と深い関係にあり、戦前・戦後における古代史理解と密接な関係にある。女帝中継ぎ論や皇太子摂政などの議論はこうした問題を内包しており、古代史だけの問題にとどまらず、近現代史にも重要な示唆を与える。

飛鳥宮の儀礼と空間構成〔シリーズ 宮殿研究の最前線1〕

八木書店
 東京都千代田区神田小川町
8,800
田島公・海野聡・鶴見泰寿編、八木書店、2025年、226頁、A5判、1冊
【新刊書の定価販売です】※発送まで1~2営業日お時間いただきます
飛鳥時代の王宮「飛鳥宮」や周辺の空間構成に注目し、文献史学・考古学・建築史学の第一人者が集結し論究した、学際的研究の集大成!
舒明天皇から持統天皇による藤原京遷都まで、天皇の居所であり政務・儀礼の場となった飛鳥宮とその周辺について、最新の発掘調査を踏まえ複眼的に検証!

【内容説明】
 飛鳥時代の王宮
 舒明天皇(在位629~641)の飛鳥岡本宮から、694年に持統天皇(在位686~697)が藤原京に遷都するまで、王権の中心となった飛鳥宮。中大兄皇子らによって蘇我入鹿が殺された乙巳の変(645年)など、飛鳥時代の大事件の舞台となったこの王宮とその周辺では、現在も発掘調査が積み重ねられ、多くの成果を得ている。

 飛鳥宮とその周辺での発掘調査を踏まえ、文献史学・考古学・建築史学の研究者が一堂に会し、3つの学問分野から複眼的に検証。
 飛鳥宮が、大陸から導入された空間構成とそれ以前からの固有の空間構成とを共存させ、東アジアからみても独自の空間を作り上げていたことに注目、古代天皇の象徴である王宮から古代東アジアの情勢をも読み解いた、古代史研究必読の書。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送不可 適格請求
8,800
田島公・海野聡・鶴見泰寿編 、八木書店 、2025年 、226頁 、A5判 、1冊
【新刊書の定価販売です】※発送まで1~2営業日お時間いただきます 飛鳥時代の王宮「飛鳥宮」や周辺の空間構成に注目し、文献史学・考古学・建築史学の第一人者が集結し論究した、学際的研究の集大成! 舒明天皇から持統天皇による藤原京遷都まで、天皇の居所であり政務・儀礼の場となった飛鳥宮とその周辺について、最新の発掘調査を踏まえ複眼的に検証! 【内容説明】  飛鳥時代の王宮  舒明天皇(在位629~641)の飛鳥岡本宮から、694年に持統天皇(在位686~697)が藤原京に遷都するまで、王権の中心となった飛鳥宮。中大兄皇子らによって蘇我入鹿が殺された乙巳の変(645年)など、飛鳥時代の大事件の舞台となったこの王宮とその周辺では、現在も発掘調査が積み重ねられ、多くの成果を得ている。  飛鳥宮とその周辺での発掘調査を踏まえ、文献史学・考古学・建築史学の研究者が一堂に会し、3つの学問分野から複眼的に検証。  飛鳥宮が、大陸から導入された空間構成とそれ以前からの固有の空間構成とを共存させ、東アジアからみても独自の空間を作り上げていたことに注目、古代天皇の象徴である王宮から古代東アジアの情勢をも読み解いた、古代史研究必読の書。

日本古代典籍研究—史書・法制史料・儀式書・説話—

八木書店
 東京都千代田区神田小川町
12,100
吉岡眞之著、八木書店、2024年11月、568頁、A5判、1冊
【新刊書の定価販売です】 ※発送まで1~2営業日お時間いただきます
文献調査に裏付けられた実証研究の集大成
尊経閣文庫・東山御文庫・蓬左文庫など、貴重な古典籍の所蔵機関を調査した著者の論文集、待望の刊行!
文献調査で何がわかるのか、校訂とはどのような行為なのかなど、調査での経験・成果をふまえ、文献を扱うあらゆる学問に不可欠な「史料学」の重要性を説いた実証研究の集大成。

【内容説明】
●宮内庁書陵部、国立歴史民俗博物館、東京大学史料編纂所での勤務を通して数々の文献調査を経験し、古典籍の写真複製事業に参画するなど、実証研究を積み重ねた著者の論文集、待望の刊行。
●なぜ史料そのものの研究が必要なのか、写本系統を解明する意義とは何か、校訂とはどのような営為なのかなど、歴史学に限らず、文学・法制史・文化史など、文献を扱うあらゆる学問分野の研究者必読の書き下ろし論考「序—歴史学研究と史料—」(全63頁)を収録。
●著者がこれまでに調査した主な機関は、前田育徳会尊経閣文庫・京都御所東山御文庫・名古屋市蓬左文庫・宮内庁書陵部・国立歴史民俗博物館・宮内庁正倉院事務所など、貴重な典籍資料を多数所蔵している。その成果として、史書(続日本紀・類聚国史)・法制史料(交替式・延喜式・延喜式覆奏短尺草写・法曹類林・政事要略)・儀式書(本朝月令要文・年中行事秘抄)・説話(日本霊異記・江談抄)の書目を個別に取り上げ、図版約100点をまじえて論究。
●すでに失われた三条西家本『続日本紀』の系統を引く高松宮家伝来禁裏本・東山御文庫本を調査し、筆跡や付箋などのわずかな痕跡を手掛かりに、三条西家本の内容復原の糸口を見つけるなど、文献調査だからこそわかる実例を具体的に例示。
●三条西家旧蔵『延喜式』(国立歴史民俗博物館所蔵)、および『延喜式』の平安時代の編纂過程を克明に記録した東山御文庫本『延喜式覆奏短尺草写』について、原本写真(影印)・翻刻・解説等を付し、活用できるようにした。
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12,100
吉岡眞之著 、八木書店 、2024年11月 、568頁 、A5判 、1冊
【新刊書の定価販売です】 ※発送まで1~2営業日お時間いただきます 文献調査に裏付けられた実証研究の集大成 尊経閣文庫・東山御文庫・蓬左文庫など、貴重な古典籍の所蔵機関を調査した著者の論文集、待望の刊行! 文献調査で何がわかるのか、校訂とはどのような行為なのかなど、調査での経験・成果をふまえ、文献を扱うあらゆる学問に不可欠な「史料学」の重要性を説いた実証研究の集大成。 【内容説明】 ●宮内庁書陵部、国立歴史民俗博物館、東京大学史料編纂所での勤務を通して数々の文献調査を経験し、古典籍の写真複製事業に参画するなど、実証研究を積み重ねた著者の論文集、待望の刊行。 ●なぜ史料そのものの研究が必要なのか、写本系統を解明する意義とは何か、校訂とはどのような営為なのかなど、歴史学に限らず、文学・法制史・文化史など、文献を扱うあらゆる学問分野の研究者必読の書き下ろし論考「序—歴史学研究と史料—」(全63頁)を収録。 ●著者がこれまでに調査した主な機関は、前田育徳会尊経閣文庫・京都御所東山御文庫・名古屋市蓬左文庫・宮内庁書陵部・国立歴史民俗博物館・宮内庁正倉院事務所など、貴重な典籍資料を多数所蔵している。その成果として、史書(続日本紀・類聚国史)・法制史料(交替式・延喜式・延喜式覆奏短尺草写・法曹類林・政事要略)・儀式書(本朝月令要文・年中行事秘抄)・説話(日本霊異記・江談抄)の書目を個別に取り上げ、図版約100点をまじえて論究。 ●すでに失われた三条西家本『続日本紀』の系統を引く高松宮家伝来禁裏本・東山御文庫本を調査し、筆跡や付箋などのわずかな痕跡を手掛かりに、三条西家本の内容復原の糸口を見つけるなど、文献調査だからこそわかる実例を具体的に例示。 ●三条西家旧蔵『延喜式』(国立歴史民俗博物館所蔵)、および『延喜式』の平安時代の編纂過程を克明に記録した東山御文庫本『延喜式覆奏短尺草写』について、原本写真(影印)・翻刻・解説等を付し、活用できるようにした。

畫下遊楽(全2巻セット)

八木書店
 東京都千代田区神田小川町
22,000
奥平俊六、藝華書院、2018年、1530頁、菊判、1冊
【新刊書の定価販売です】琳派・狩野派・風俗画をはじめとする近世絵画から現代のアウトサイダーアートまで日本美術史研究に新たな視座を拓く著作集※発送まで1~2営業日お時間いただきます
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
22,000
奥平俊六 、藝華書院 、2018年 、1530頁 、菊判 、1冊
【新刊書の定価販売です】琳派・狩野派・風俗画をはじめとする近世絵画から現代のアウトサイダーアートまで日本美術史研究に新たな視座を拓く著作集※発送まで1~2営業日お時間いただきます

〔OD版〕江戸吉原叢刊 第7巻 吉原細見 宝永~明治 7

八木書店
 東京都千代田区神田小川町
33,000
江戸吉原叢刊刊行会編(大橋正叔・丹羽謙治・伴野英一・水谷隆之・渡辺憲司)、八木書店、2017年、53・・・
【新刊書の定価販売です】
吉原(遊郭)と歌舞伎は、江戸文化の二つの華!
その内で研究が遅れていた吉原の資料を初めて集大成。
挿絵・地図を多数挿入。
原本の体裁を残した見やすい待望の書!
「葛飾北斎 現存最初の作品」(読売新聞2011年9月22日〔木〕)と報じられた幻の作品を第7巻に影印収録!

【内容説明】
近世文学・演劇・日本語・浮世絵・風俗史研究に不可欠な江戸吉原の「遊女評判記」を翻刻。
「吉原細見」(案内地図・妓楼名・遊女名)を影印。

【目次】
第7巻 細見(B5判:影印版)
遊君女郎花・〔新吉原細見〕(享保12)・吉原細見之絵図(享保16)・涼しさや揚屋も茶屋も男女川(享保17)・〔新吉原細見〕(享保20春)・所縁桜(享保21春)・三改大夫(元文3春)・恋の湊(寛保3春)・丸山土産(延享5春)・吉原燕(宝暦2秋)・多知姿(宝暦4春)・入相乃花(宝暦5春)・数粋の盞興(宝暦8春)・細見里慈童(宝暦10秋)・吉原細見福濫雀(宝暦13春)・水かがみ(明和2秋)・細見新嬉楼(明和9春)・五葉の松(安永4秋)・金農町(安永8秋)・五葉のまつ(安永10春)・五葉のまつ(天明2春)・新吉原細見(天明3春)・吉原細見(寛政4春)・〔新吉原細見〕(寛政9春)・〔新吉原細見〕(文化4春)・〔新吉原細見〕(文政9秋)・〔新吉原細見〕(天保3秋)・〔新吉原細見〕(天保11秋)・〔新吉原細見〕(嘉永元秋)・〔新吉原細見〕(安政春)・〔新吉原細見〕(明治5春)


※こちらの商品は、受注生産となっておりますので、印刷期間を含めてお届けまで1~2週間程度お時間をいただきます。また、受注生産の性質上、キャンセルをお受けできませんのでご了承ください。
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33,000
江戸吉原叢刊刊行会編(大橋正叔・丹羽謙治・伴野英一・水谷隆之・渡辺憲司) 、八木書店 、2017年 、530頁 、B5判 、1冊
【新刊書の定価販売です】 吉原(遊郭)と歌舞伎は、江戸文化の二つの華! その内で研究が遅れていた吉原の資料を初めて集大成。 挿絵・地図を多数挿入。 原本の体裁を残した見やすい待望の書! 「葛飾北斎 現存最初の作品」(読売新聞2011年9月22日〔木〕)と報じられた幻の作品を第7巻に影印収録! 【内容説明】 近世文学・演劇・日本語・浮世絵・風俗史研究に不可欠な江戸吉原の「遊女評判記」を翻刻。 「吉原細見」(案内地図・妓楼名・遊女名)を影印。 【目次】 第7巻 細見(B5判:影印版) 遊君女郎花・〔新吉原細見〕(享保12)・吉原細見之絵図(享保16)・涼しさや揚屋も茶屋も男女川(享保17)・〔新吉原細見〕(享保20春)・所縁桜(享保21春)・三改大夫(元文3春)・恋の湊(寛保3春)・丸山土産(延享5春)・吉原燕(宝暦2秋)・多知姿(宝暦4春)・入相乃花(宝暦5春)・数粋の盞興(宝暦8春)・細見里慈童(宝暦10秋)・吉原細見福濫雀(宝暦13春)・水かがみ(明和2秋)・細見新嬉楼(明和9春)・五葉の松(安永4秋)・金農町(安永8秋)・五葉のまつ(安永10春)・五葉のまつ(天明2春)・新吉原細見(天明3春)・吉原細見(寛政4春)・〔新吉原細見〕(寛政9春)・〔新吉原細見〕(文化4春)・〔新吉原細見〕(文政9秋)・〔新吉原細見〕(天保3秋)・〔新吉原細見〕(天保11秋)・〔新吉原細見〕(嘉永元秋)・〔新吉原細見〕(安政春)・〔新吉原細見〕(明治5春) ※こちらの商品は、受注生産となっておりますので、印刷期間を含めてお届けまで1~2週間程度お時間をいただきます。また、受注生産の性質上、キャンセルをお受けできませんのでご了承ください。

忠通家歌合新注 新注和歌文学叢書18  18

八木書店
 東京都千代田区神田小川町
18,700
" 鳥井 千佳子"、青簡舎、2015年、514頁、A5、1冊
【新刊書の定価販売です】【第2次関根賞(第11回)】密儀の歌合であり、12世紀の〈和歌のワークショップ〉とも言える忠通家歌合。藤原忠通が主催した歌合のうち、陽明文庫所蔵の類聚歌合巻十二の巻頭目録に名前があり、一部分でも本文が伝わる歌合を注釈。解説も収録する。※発送まで1~2営業日お時間いただきます
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求
18,700
" 鳥井 千佳子" 、青簡舎 、2015年 、514頁 、A5 、1冊
【新刊書の定価販売です】【第2次関根賞(第11回)】密儀の歌合であり、12世紀の〈和歌のワークショップ〉とも言える忠通家歌合。藤原忠通が主催した歌合のうち、陽明文庫所蔵の類聚歌合巻十二の巻頭目録に名前があり、一部分でも本文が伝わる歌合を注釈。解説も収録する。※発送まで1~2営業日お時間いただきます

阿仏の文<乳母の文・庭の訓>注釈

八木書店
 東京都千代田区神田小川町
8,360
田渕句美子 米田有里 幾浦裕之 齊藤瑠花 著、青簡舎、2023年、282頁、A5判
【新刊書の定価販売です】 ※発送まで1~5営業日お時間いただきます

『阿仏の文』は、鎌倉時代中期、安嘉門院邦子内親王に仕える女房であった阿仏尼が、自らの女房経験をふまえ、すでに宮廷女房となっているわが娘に宛てて、女房として持つべき態度・心構えをはじめ、さまざまな事項について書いた教訓的な内容の長い手紙である。そこには宮廷に生きる女房たちのリアルな意識が、何も装うことなくそのままに書き著されている。中古・中世に活躍した宮廷女房たちの意識を知る上で、他に類をみない貴重な資料。
本書はその詳しい注釈である。

目次 : 『阿仏の文』注釈(序文/ 心と言動の抑制―最も重要なこと/ 人との距離の取り方―知人・侍女達に対して ほか)/ 影印・翻刻・校異/ 『阿仏の文』解説(はじめに/ 『阿仏の文』の概略・書名・伝本/ 阿仏尼の生涯と『阿仏の文』/ 『阿仏の文』の宛先である阿仏尼の娘/ 『阿仏の文』が語る女房の生活・意識/ 『阿仏の文』が顕在化させるもの/ 教訓書・女訓書の流れと思想)/ 『阿仏の文』の諸本―広本を中心に
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送不可 適格請求
8,360
田渕句美子 米田有里 幾浦裕之 齊藤瑠花 著 、青簡舎 、2023年 、282頁 、A5判
【新刊書の定価販売です】 ※発送まで1~5営業日お時間いただきます 『阿仏の文』は、鎌倉時代中期、安嘉門院邦子内親王に仕える女房であった阿仏尼が、自らの女房経験をふまえ、すでに宮廷女房となっているわが娘に宛てて、女房として持つべき態度・心構えをはじめ、さまざまな事項について書いた教訓的な内容の長い手紙である。そこには宮廷に生きる女房たちのリアルな意識が、何も装うことなくそのままに書き著されている。中古・中世に活躍した宮廷女房たちの意識を知る上で、他に類をみない貴重な資料。 本書はその詳しい注釈である。 目次 : 『阿仏の文』注釈(序文/ 心と言動の抑制―最も重要なこと/ 人との距離の取り方―知人・侍女達に対して ほか)/ 影印・翻刻・校異/ 『阿仏の文』解説(はじめに/ 『阿仏の文』の概略・書名・伝本/ 阿仏尼の生涯と『阿仏の文』/ 『阿仏の文』の宛先である阿仏尼の娘/ 『阿仏の文』が語る女房の生活・意識/ 『阿仏の文』が顕在化させるもの/ 教訓書・女訓書の流れと思想)/ 『阿仏の文』の諸本―広本を中心に
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