乾 裕幸、創樹社、昭和58年(1983年) 初版第1刷、249 p 絶版、サイズ(cm): 20 ・・・
本書は、前著『ことばの内なる芭蕉』および『俳諧師西鶴』に収めなかった旧稿と、それ以降に書いた新稿とを、表題にしたがってモンタージュした論集である。旧稿の中には、問題意識を拡大して上記二著に吸収させたものもあって、いささかの躇いを禁じえなかったけれども、もういちど原点にたち帰って考えなおしてみたい意欲や、思索のプロセスを明示しておく方がフェアだとおもう気持ちが勝って、一書に上木したしだいである。「新稿」もいまとなれば旧稿にひとしいが、本書には1981年以前のものを収録した。 ─あとがきより
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