文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

古書を探す

史料纂集古記録編 第224回配本 鍋島直郷参府記

八木書店古書部

¥165,000

  • 著者 井上敏幸・進藤康子校訂
  • 出版社 八木書店
  • 刊行年 令7
  • 冊数 1冊
  • ISBN 9784840652247
  • 状態 新品
  • 解説 享保から宝暦への大きな変革の時代、
    江戸の文芸と政治を記した文人大名・鍋島直郷の随筆

    【内容説明】
    本書は肥前鹿島藩第6代藩主鍋島直郷(1718~1770)の随筆を翻刻し、注釈を加えたもので、巻頭に原本全文のモノクロ影印を収録する。原題は『席珍』(鹿島市民図書館蔵)である。
    直郷は、祖父の第4代藩主直條の文事を継承すべく、広く学問、詩歌の道に励んだ文人大名として知られる。
    『席珍』は延享元年(1744)5月に鹿島を出て延享4年6月に戻るまで、また翌年の寛延元年(1748)に江戸へ登った春までの参勤交代の間を記録する。原本はほぼ直郷の自筆で、多岐に渡る直郷の文事情報収集の跡を辿ることができる貴重なものである。

    〔さまざまな文事活動の記録〕
    勅使烏丸光栄・冷泉為村を迎えた江戸歌壇の様子や、長幸寺の亨弁、長泉寺の大邑通仙など寺のサロンに属する文人たち、肥前鹿島祐徳院ゆかりの者たちとの交流が書き留められている。
    また琉球国和歌宗匠や寛延元年の朝鮮通信使の姓名を書写するなど、『席珍』からは直郷の文事への強い意欲と多岐にわたる情報網が知られる。

    〔直郷がみた江戸の「当時」〕
    直郷は江戸滞在中、吉宗還暦の祝いや将軍の代替わりにかかわる行事、桃園天皇の即位、宝暦事件前の栄華の様子などを記し、政治の目まぐるしい動きを注視していた様子がうかがえる。

    本書は、文人大名・鍋島直郷が、享保から宝暦への大きな時代の変革の様相を、その中心地である江戸において写し取った随筆であり、日本近世史・近世文学史にとって新見に■がる要素が多々含まれている。

    【目次】
    影印編
    翻刻編(翻刻・脚注)

    〔解題〕
    書誌/『席珍』の概要(進藤康子)
    文人大名鍋島直郷(井上敏幸)

    #八木書店出版物/-/-
  • 販売条件等 弊社発行の新刊書、古書部店頭書架に在庫しております。店頭に在庫がある場合は、お取引成立後、即日~翌営業日の内に発送できますが、弊社出版部倉庫よりのお取り寄せとなる場合、加えて1~2営業日のご猶予を頂くことがあります。納期の詳細につきましては、ご注文の際にお問い合わせください。 原則的に当商品の送料は弊社負担と致しますが、沖縄・離島・海外への発送に関しましては、実費に即したお見積をお出しします。

クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求

かごに入れる
気になる本に追加
印刷

店舗情報

店舗外観

〒101-0051
東京都千代田区神田神保町 1-1
TEL:03-3291-8221
FAX:03-3291-8223

東京都公安委員会許可 第301021209008号
書籍商 八木書店古書部

新着書籍

おすすめの書籍

書籍の購入について

支払方法等:

在庫を確認後、消費税、送料を含めた代金の合計とお取り引き方法の詳細をメールでご案内いたします。
メールの内容をご確認の上、正式のご注文の旨ご連絡ください。
高額のお取り引きの場合は、先に御入金いただきます。御入金の確認後の発送となります。

【公費でのご購入について】
ご発注の際に納品に必要となる書類(+書類作成上の注意点)をお知らせいただければ
即日(もしくは翌営業日)発送が可能です。
お急ぎの場合は必着日を明記の上でお申し込みください。

小店を初めて御利用する方で公費購入される場合は、法人・団体名の他、ご注文者様の所属部署を明記ください
(在籍確認をさせていただく場合がございます)。

商品引渡し方法:

発送・御来店、どちらの方法でも承ります。発送の場合は冊数に応じて郵便冊子小包か宅配便を利用します。

返品について:

状態など、データ記載のものと食い違う場合をのぞき、原則としてご遠慮いただいております。

他特記事項:

-

書籍の買い取りについて

-