スティーヴン・ジェイ・グールド 著 ; 渡辺政隆 著、早川書房、1993年4月、524p、20cm
初版 カバー 帯付 カバー背少ヤケ カバー両面ヤケ無し 帯ヤケ無し 本体三方ヤケ無し 線引き無し 書き込み無し 保存状態良好です。
生命哲学の巨人、グールトの最も著名な著作にして、毀誉褒貶ある大作。
時代が進むにつれて、グールトが語った驚くべき生物たちの正体が明らかになり、彼が言う奇妙奇天烈な動物は、そこまで奇妙奇天烈でも不可思議でもなかったことが判明したものもあるが、進化における偶然性の要素、あたかも決定論的に勘違いされやすい適者生存の思想に一石を投じた本書の価値は高いと思われる。
ドーキンスの著作と合わせて読むことで、この対立する2人の思想から、ネオダーウィニズムの概略が見えてきて、面白い。深みにハマる。