国際交流基金 編、国際交流基金、1984.3、24×25cm
中国蘇州年画展」 作品紹介
伝統作品 (1597年-1949年)
1. 百寿図 明代
明朝万暦25年 (西暦1597年),即ち400年近く前に制作された。 漢鍾離,
本鉄拐, 韓湘子, 藍采和, 呂洞賓, 曹国舅, 張果老, 何仙姑の8仙人が
寿星老人 (寿老人) が一つ年を重ねたことを祝っている場面を描いてい
る。 色彩が華やかなのはおめでたい気分を表わすためである。 早期年画
中の逸品。
23. 秦叔宝, 尉遅恭 清代
これは春節(旧正月) を迎える時, 表戸に貼る年画である。 2人の武将
は秦叔宝,尉遅恭といい, 伝説では武技にすぐれ, 魑魅魍魎を追い払う
とされる。
4. 福字図 清代
人々の幸福への熱望を表している。 「賜福財神(福の神)」, 「和合見喜(和
合の喜び)」, 「麒麟送子 (キリンが子を届ける)」, 「趙公元帥 (道教の福
の神)」, 「劉海戯金蟾 (劉海金のガマと戯れる)」 など庶民の好む神話に
より 「福」の字を構成している。
5. 寿字図 清代
長寿への願望を描いた作品。 中国の神話の八仙人,福,禄,寿,西王母
など長寿と幸神を象徴する神仙から成っており,誕生祝いや祝祭日の儀
式の際贈る。
6. 福字財神 清代
財神は金銭を司どる神で, 人々はこの神の恩恵により貧者が金持ちにな
り商売が繁盛することを願う。 「福」の字は限りない幸福を表す。この
種の年画は特に大衆に好まれる。 福の神の意。
7. 三星図 清代
絵は中国民俗説話にある3人の吉兆を表す神で,それぞれ幸福, 財産
寿命を司どっている。 人々はこの三星がわが家に華をした上に注
ている
一団和気 清代
は桃花塢年画の代表作で 「和気致祥」とも呼ばれる
生活を象徴している。
他
少スレ 少ヤケ