ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス 著 ; 花井一典, 山内志朗 訳、哲学書房、1989、375p、20・・・
1989年初版。カバー・帯付属。定価:3,800円。カバーと裁断面に若干ヤケがあります。カバー一部にシミ、帯の背に縦折れ・若干スレ、小口に1ヶ所小シミがあります。本文は特に問題はありません。
●収録内容:神の認識可能性. 神の単純性.
●巻末の広告によると, シリーズの5巻であるとの記述あり
●ヨハネス・ドゥンス・スコトゥス (Johannes Duns Scotus, 1266年頃-1308)
中世ヨーロッパの神学者・哲学者。トマス・アクィナス後のスコラ学の正統な継承者。
アリストテレスに通じ、その思想の徹底的な緻密さから「精妙博士」(Doctor Subtilis)といわれたフランシスコ会士。盛期スコラ学と後期スコラ学を繋ぎ、スコトゥス学派の祖となりました。ドゥンスのジョン(John of Duns)とも呼ばれます。
存在の一義性や、個物の此の性の概念は、現代の哲学者ジル・ドゥルーズに、大きな影響を与えました。
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