伊達聖伸 著、勁草書房、2010年初版1刷、ix, 536, 50p, 図版 [2] p (本体厚さ・・・
2010年初版1刷。カバー・帯付属。定価:6,000円+税。
カバーに薄いヤケ・部分的に薄いくすみ・上端に微スレ、帯の背にやや退色、巻頭見返しにわずかに紙を剥がした跡があります。それ以外は特に問題はありません。
●別タイトル:L'histoire religieuse au miroir de la morale laïque
●博士論文「L'histoire religieuse au miroir de la morale laïque au XIXe siècle en France」(リール第三大学, 2007年)をもとに加筆・修正、圧縮したもの
●内容説明
近代は宗教衰退の時代ではなく、世俗国家による宗教再編の時代である。思想史・政治哲学・歴史社会学・教育史への越境を試みる「世俗の宗教学」。オーギュスト・コント賞受賞作。
●目次
第1部 胚胎期のライシテの道徳と宗教の科学的研究—二重の脱宗教化(一九世紀前半の宗教状況;オーギュスト・コントの宗教史と実証主義的道徳 ほか)
第2部 ライシテの道徳の確立と伝播(政治の場における「道徳」と「宗教」;小学校におけるライシテの道徳 ほか)
第3部 宗教学の制度化と展開—宗教学の「宗教」概念(宗教学の制度化;宗教学の展開—高等研究院第五部門の場合 ほか)
第4部 道徳と宗教の新たな合流点—「宗教のあとの宗教性」(デュルケムの宗教社会学とライシテの道徳;ベルクソン哲学における道徳性と宗教性 ほか)
●ライシテ (laïcité)
フランスにおける教会と国家の分離の原則(政教分離原則)、すなわち、(国家の)宗教的中立性・無宗教性および(個人の)信教の自由の保障を表わす。
説明的に「非宗教性」という訳語が当てられることがあり、ライシテの成立過程について (laïcisation の訳語として)「非宗教化 / 世俗化」(=社会における宗教の影響力の減少)[1] という語が用いられることもある。
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