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「 勉誠社」の検索結果
3,670件

朝鮮の国家形成と東アジア

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200
武田幸男 著、勉誠社、2025年7月、608p、A5判上製
幅広い史料の実証的分析により、古代の政治・社会を浮き彫りにしてきた朝鮮史・東アジア史研究の泰斗、武田幸男。
三韓から三国にいたる国家形成期の重要テーマを論じた珠玉の論考・講演録を収録。
古代東アジア史を考えるうえで日本史研究者も必携・必読の書。

目次

序言 『朝鮮の国家形成と東アジア』編集協力者一同

第一編 『三国志』東夷伝と東方諸種族
 第一章 奴隷制と封建制
 第二章 魏志東夷伝にみえる下戸問題
 第三章 三韓社会における辰王と臣智

第二編 広開土王碑と東アジア
 第一章 四~五世紀の朝鮮諸国
 第二章 好太王碑の難しさ
 第三章 広開土王碑の百済と倭
 第四章 好太王の時代―四・五世紀の高句麗と東アジア―
 第五章 碑文からみた四、五世紀の高句麗
 第六章 広開土王碑おぼえがき
 第七章 広開土王碑の真意をたずねて
 第八章 集安・高句麗二碑の研究に寄せて

第三編 朝鮮三国の国家形成
 第一章 朝鮮の国家形成と三国
 第二章 五~六世紀東アジア史の一視点―高句麗「中原碑」から新羅「赤城碑」ヘ―
 第三章 六世紀における朝鮮三国の国家体制
 第四章 朝鮮三国の国家形成
 第五章 朝鮮諸国の古代国家形成

第四編 古代東アジア史の諸相
 第一章 「始祖廟」記事と高句麗王系
 第二章 徳興里壁画古墳被葬者の出自と経歴
 第三章 『高麗記』と高句麗情勢
 第四章 新羅の骨品体制社会
 第五章 平西将軍・倭隋の解釈―五世紀の倭国政権にふれて―

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索引

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13,200
武田幸男 著 、勉誠社 、2025年7月 、608p 、A5判上製
幅広い史料の実証的分析により、古代の政治・社会を浮き彫りにしてきた朝鮮史・東アジア史研究の泰斗、武田幸男。 三韓から三国にいたる国家形成期の重要テーマを論じた珠玉の論考・講演録を収録。 古代東アジア史を考えるうえで日本史研究者も必携・必読の書。 目次 序言 『朝鮮の国家形成と東アジア』編集協力者一同 第一編 『三国志』東夷伝と東方諸種族  第一章 奴隷制と封建制  第二章 魏志東夷伝にみえる下戸問題  第三章 三韓社会における辰王と臣智 第二編 広開土王碑と東アジア  第一章 四~五世紀の朝鮮諸国  第二章 好太王碑の難しさ  第三章 広開土王碑の百済と倭  第四章 好太王の時代―四・五世紀の高句麗と東アジア―  第五章 碑文からみた四、五世紀の高句麗  第六章 広開土王碑おぼえがき  第七章 広開土王碑の真意をたずねて  第八章 集安・高句麗二碑の研究に寄せて 第三編 朝鮮三国の国家形成  第一章 朝鮮の国家形成と三国  第二章 五~六世紀東アジア史の一視点―高句麗「中原碑」から新羅「赤城碑」ヘ―  第三章 六世紀における朝鮮三国の国家体制  第四章 朝鮮三国の国家形成  第五章 朝鮮諸国の古代国家形成 第四編 古代東アジア史の諸相  第一章 「始祖廟」記事と高句麗王系  第二章 徳興里壁画古墳被葬者の出自と経歴  第三章 『高麗記』と高句麗情勢  第四章 新羅の骨品体制社会  第五章 平西将軍・倭隋の解釈―五世紀の倭国政権にふれて― 初出一覧 索引 納入までに3週間ほどかかります。

遣唐使から巡礼僧へ (石井正敏著作集 2)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
石井正敏 著/村井章介・榎本渉・河内春人 編、勉誠社、2018年7月、512p、A5判・上製
虚心に史料と対峙し、地域・時代を越えて数々の卓越した業績を残した碩学の軌跡
国家間の外交を主軸とする時代から僧が個人として渡航する時代へ。
東アジア世界の展開とともに変容する古代・中世の対外関係を活写した22編の必読論文を集成。

目次

序 言 村井章介・榎本渉・河内春人

Ⅰ 遣唐使
1 外交関係―遣唐使を中心に―
2 遣唐使の貿易活動
3 遣唐使と新羅・渤海
4 唐の「将軍呉懐實」について
5 大伴古麻呂奏言について―虚構説の紹介とその問題点―
6 いわゆる遣唐使の停止について―『日本紀略』停止記事の検討―
7 寛平六年の遣唐使計画について
8 寛平六年の遣唐使計画と新羅の海賊
9 『古語拾遺』の識語について
10 宇佐八幡黄金説話と遣唐使
11 遣唐使と語学

Ⅱ 巡礼僧と成尋
12 遣唐使以後の中国渡航者とその出国手続きについて
13 入宋巡礼僧
14 入宋僧奝然のこと―歴史上の人物の評価をめぐって―
15 成尋―一見するための百聞に努めた入宋僧―
16 成尋生没年考
17 入宋僧成尋の夢と備中国新山寺
18 『成尋阿闍梨母集』にみえる成尋ならびに従僧の書状について
19 源隆国宛成尋書状について
20 入宋僧成尋のことなど
21 『参天台五臺山記』研究所感―虚心に史料を読む、ということ―
22 『参天台五臺山記』にみえる「問官」について

第二巻初出一覧
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10,450
石井正敏 著/村井章介・榎本渉・河内春人 編 、勉誠社 、2018年7月 、512p 、A5判・上製
虚心に史料と対峙し、地域・時代を越えて数々の卓越した業績を残した碩学の軌跡 国家間の外交を主軸とする時代から僧が個人として渡航する時代へ。 東アジア世界の展開とともに変容する古代・中世の対外関係を活写した22編の必読論文を集成。 目次 序 言 村井章介・榎本渉・河内春人 Ⅰ 遣唐使 1 外交関係―遣唐使を中心に― 2 遣唐使の貿易活動 3 遣唐使と新羅・渤海 4 唐の「将軍呉懐實」について 5 大伴古麻呂奏言について―虚構説の紹介とその問題点― 6 いわゆる遣唐使の停止について―『日本紀略』停止記事の検討― 7 寛平六年の遣唐使計画について 8 寛平六年の遣唐使計画と新羅の海賊 9 『古語拾遺』の識語について 10 宇佐八幡黄金説話と遣唐使 11 遣唐使と語学 Ⅱ 巡礼僧と成尋 12 遣唐使以後の中国渡航者とその出国手続きについて 13 入宋巡礼僧 14 入宋僧奝然のこと―歴史上の人物の評価をめぐって― 15 成尋―一見するための百聞に努めた入宋僧― 16 成尋生没年考 17 入宋僧成尋の夢と備中国新山寺 18 『成尋阿闍梨母集』にみえる成尋ならびに従僧の書状について 19 源隆国宛成尋書状について 20 入宋僧成尋のことなど 21 『参天台五臺山記』研究所感―虚心に史料を読む、ということ― 22 『参天台五臺山記』にみえる「問官」について 第二巻初出一覧 訂正一覧 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

東アジアにおける旅の表象 異文化交流の文学史(アジア遊学182)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
王成・小峯和明 編、勉誠社、2015、224p、A5判
旅は非日常的な移動であり、時空間の差異と同時に精神意識に大きな変化をもたらす。
古典および近現代の文学、メディア、宗教、芸術など、様々な領域にみられる旅の表象について横断的に検証し、東アジアの文化交流史の一端を浮き彫りにする。
目次
序言 王成・小峯和明
Ⅰ 古典文学と旅の表象
天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明
日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬
悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽
【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹
『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅
平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵
江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明
【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華
Ⅰ 古典文学と旅の表象
天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明
日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬
悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽
【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹
『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅
平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵
江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明
【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華
ほか
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2,640
王成・小峯和明 編 、勉誠社 、2015 、224p 、A5判
旅は非日常的な移動であり、時空間の差異と同時に精神意識に大きな変化をもたらす。 古典および近現代の文学、メディア、宗教、芸術など、様々な領域にみられる旅の表象について横断的に検証し、東アジアの文化交流史の一端を浮き彫りにする。 目次 序言 王成・小峯和明 Ⅰ 古典文学と旅の表象 天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明 日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬 悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽 【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹 『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅 平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵 江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明 【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華 Ⅰ 古典文学と旅の表象 天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明 日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬 悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽 【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹 『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅 平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵 江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明 【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華 ほか

貸本問屋と貸本文化 娯楽的書籍の出版・流通・受容

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
11,000
松永瑠成 著、勉誠社、2025年2月、672p、A5判上製
江戸時代以降、日本国内における書籍の出版点数は年々増加し、それまで読書と縁のなかった層へも、次第に書籍が行き渡るようになっていった。
しかし、当時の書籍はそれほど安価でなく、蔵書として代々引き継がれていくだけの価値を有する学問的な書籍以外、たとえば娯楽的な読み物などを購入して読む人々はそう多くなかった。
そのような娯楽的書籍の流通・受容を支えたのが貸本文化である。
近世・近代に営業していた貸本屋の実態、また、貸本向けの書籍を出版・蔵版し、それらを卸す機能を有した貸本問屋の業態を、諸種の史料を用いて解明。
「貸本問屋→貸本屋→読者」という娯楽的書籍の出版・流通・受容の全容を明らかにする意欲作。

目次

序 章

第一部 貸本問屋の史的展開
 第一章 江戸・大坂における貸本屋組合の成立
 第二章 丁子屋平兵衛の躍進―貸本屋世話役から貸本問屋へ
 第三章 中本受容と大島屋伝右衛門
 第四章 大島屋伝右衛門と池田屋一統―売薬「処女香」を端緒として
 第五章 黎明期の初代大川屋錠吉
 第六章 赤本屋としての初代大川屋錠吉

第二部 貸本問屋の出版書目
 第一章 丁子屋平兵衛出版書目年表稿
 第二章 大島屋伝右衛門出版書目年表稿
 第三章 初代大川屋錠吉出版書目年表稿

第三部 貸本文化の変容とその諸相
 第一章 貸本屋の諸相
 第二章 誠光堂池田屋清吉の片影
 第三章 近代金沢における書籍受容と春田書店

終 章

あとがき
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11,000
松永瑠成 著 、勉誠社 、2025年2月 、672p 、A5判上製
江戸時代以降、日本国内における書籍の出版点数は年々増加し、それまで読書と縁のなかった層へも、次第に書籍が行き渡るようになっていった。 しかし、当時の書籍はそれほど安価でなく、蔵書として代々引き継がれていくだけの価値を有する学問的な書籍以外、たとえば娯楽的な読み物などを購入して読む人々はそう多くなかった。 そのような娯楽的書籍の流通・受容を支えたのが貸本文化である。 近世・近代に営業していた貸本屋の実態、また、貸本向けの書籍を出版・蔵版し、それらを卸す機能を有した貸本問屋の業態を、諸種の史料を用いて解明。 「貸本問屋→貸本屋→読者」という娯楽的書籍の出版・流通・受容の全容を明らかにする意欲作。 目次 序 章 第一部 貸本問屋の史的展開  第一章 江戸・大坂における貸本屋組合の成立  第二章 丁子屋平兵衛の躍進―貸本屋世話役から貸本問屋へ  第三章 中本受容と大島屋伝右衛門  第四章 大島屋伝右衛門と池田屋一統―売薬「処女香」を端緒として  第五章 黎明期の初代大川屋錠吉  第六章 赤本屋としての初代大川屋錠吉 第二部 貸本問屋の出版書目  第一章 丁子屋平兵衛出版書目年表稿  第二章 大島屋伝右衛門出版書目年表稿  第三章 初代大川屋錠吉出版書目年表稿 第三部 貸本文化の変容とその諸相  第一章 貸本屋の諸相  第二章 誠光堂池田屋清吉の片影  第三章 近代金沢における書籍受容と春田書店 終 章 あとがき 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

知っておきたい和食の文化

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
佐藤洋一郎 編、勉誠社、2022、396p、46判
日本人と外国人にとっての和食はどう違うのか? 
江戸時代の人々はどのような料理を食べていたのか?
鯨食は日本の伝統文化なのか?
そもそも和食って何?
一口に和食といっても、その意味するところは、地域や国によって様々である。
本書では、伝統的な日本の食文化を「和食文化」と定義し、様々な謎や疑問について、歴史や材料など多角的に探り、文化を守る取り組みも紹介する。
目次
はじめに 佐藤洋一郎
和食の空間・和食のいろいろ
第1章 外から見た和食 アイスン・ウヤル槙林
第2章 東の和食、西の和食 佐藤洋一郎
対談 佐藤洋一郎×熊谷真菜―「コナモンは和食である」 
コラム 外国人の見た和食 朝倉敏夫
コラム 関西のパン事情 柿木央久
和食の歴史・和食の変遷
第3章 江戸時代から学ぶ「未来の食」 鎌谷かおる・野中朋美
第4章 戦後家庭料理の変遷―「社会が変わる・台所が変わる」 奥村彪生
第5章 鯨食の地域性と保守性―コールドチェーンが変えた鯨食文化 赤嶺淳
和食の材料
第6章 和食と魚 石川智士
第7章 和食は、どのように作られるのか? 佐藤洋一郎・石川智士
第8章 和食科学分野の研究テーマの見つけ方と進め方 中村考志
コラム 「はりはり鍋」は和食文化における健康増進の知恵? 中村考志
和食の思想・宗教・教育
第9章 和食と宗教 末原達郎
第10章 和食とサービス 平本毅
第11章 茄子の花と食育 櫻井要
第12章 和食と教養 濱崎加奈子
第13章 和食の総合政策 新川達郎
ほか
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3,080
佐藤洋一郎 編 、勉誠社 、2022 、396p 、46判
日本人と外国人にとっての和食はどう違うのか?  江戸時代の人々はどのような料理を食べていたのか? 鯨食は日本の伝統文化なのか? そもそも和食って何? 一口に和食といっても、その意味するところは、地域や国によって様々である。 本書では、伝統的な日本の食文化を「和食文化」と定義し、様々な謎や疑問について、歴史や材料など多角的に探り、文化を守る取り組みも紹介する。 目次 はじめに 佐藤洋一郎 和食の空間・和食のいろいろ 第1章 外から見た和食 アイスン・ウヤル槙林 第2章 東の和食、西の和食 佐藤洋一郎 対談 佐藤洋一郎×熊谷真菜―「コナモンは和食である」  コラム 外国人の見た和食 朝倉敏夫 コラム 関西のパン事情 柿木央久 和食の歴史・和食の変遷 第3章 江戸時代から学ぶ「未来の食」 鎌谷かおる・野中朋美 第4章 戦後家庭料理の変遷―「社会が変わる・台所が変わる」 奥村彪生 第5章 鯨食の地域性と保守性―コールドチェーンが変えた鯨食文化 赤嶺淳 和食の材料 第6章 和食と魚 石川智士 第7章 和食は、どのように作られるのか? 佐藤洋一郎・石川智士 第8章 和食科学分野の研究テーマの見つけ方と進め方 中村考志 コラム 「はりはり鍋」は和食文化における健康増進の知恵? 中村考志 和食の思想・宗教・教育 第9章 和食と宗教 末原達郎 第10章 和食とサービス 平本毅 第11章 茄子の花と食育 櫻井要 第12章 和食と教養 濱崎加奈子 第13章 和食の総合政策 新川達郎 ほか 納入までに3週間ほどかかります。

動的視点からの日本漢字音史研究

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
石山 裕慈、勉誠社、2025、432p、A5判
日本語話者にとって、日本漢字音とはいかなるものであったのか。日本漢字音とは、単なる経年変化の中で受動的に採用されたものではなく、何らかの使用意識の下で、当時いくつか存した選択肢の中から自覚的・無自覚的に選択された結果のものである。本書ではこの「動的」な一面に着目し、個々の資料に出現する漢字音を分析し、相互に比較・対照。当時、どのような音が選択され、背後にどのような論理・力学があったのかを探り、中世以降の日本漢字音、すなわち日本語の漢字の音読みの歴史的変化について考察する。
目次
第1部 中世日本漢字音の種々相(漢籍訓読資料における漢字音の実態(1)―『論語』の場合
漢籍訓読資料における漢字音の実態(2)―『荘子』の場合
漢籍訓読資料における漢字音の実態(3)―『遊仙窟』の場合
日本漢文における漢字音の実態(1)―『本朝文粋』の場合
日本漢文における漢字音の実態(2)―『世俗諺文』の場合)
第2部 「漢語音」の視点から見た日本漢字音の変化(呉音字音直読資料における「漢語音」をめぐって;片仮名交じり文における漢語声調―親鸞自筆『三帖和讃』の場合;漢籍訓読資料における漢語声調―『本朝文粋』の場合;『四座講式』における漢語声調の変化;『補忘記』の漢語アクセント;漢語声調・アクセント史研究をめぐる諸問題)
第3部 漢字音の日本語化と学問的干渉(室町時代の『論語』古写本の清濁;浄土三部経音義の漢字音;法華経音義におけるt入声字の表記―日本漢字音史資料としての側面から;字音仮名遣いの整備と現状―豪韻字の場合;日本漢字音における「一字複数音」の歴史)
納入までに3週間ほどかかります。
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12,100
石山 裕慈 、勉誠社 、2025 、432p 、A5判
日本語話者にとって、日本漢字音とはいかなるものであったのか。日本漢字音とは、単なる経年変化の中で受動的に採用されたものではなく、何らかの使用意識の下で、当時いくつか存した選択肢の中から自覚的・無自覚的に選択された結果のものである。本書ではこの「動的」な一面に着目し、個々の資料に出現する漢字音を分析し、相互に比較・対照。当時、どのような音が選択され、背後にどのような論理・力学があったのかを探り、中世以降の日本漢字音、すなわち日本語の漢字の音読みの歴史的変化について考察する。 目次 第1部 中世日本漢字音の種々相(漢籍訓読資料における漢字音の実態(1)―『論語』の場合 漢籍訓読資料における漢字音の実態(2)―『荘子』の場合 漢籍訓読資料における漢字音の実態(3)―『遊仙窟』の場合 日本漢文における漢字音の実態(1)―『本朝文粋』の場合 日本漢文における漢字音の実態(2)―『世俗諺文』の場合) 第2部 「漢語音」の視点から見た日本漢字音の変化(呉音字音直読資料における「漢語音」をめぐって;片仮名交じり文における漢語声調―親鸞自筆『三帖和讃』の場合;漢籍訓読資料における漢語声調―『本朝文粋』の場合;『四座講式』における漢語声調の変化;『補忘記』の漢語アクセント;漢語声調・アクセント史研究をめぐる諸問題) 第3部 漢字音の日本語化と学問的干渉(室町時代の『論語』古写本の清濁;浄土三部経音義の漢字音;法華経音義におけるt入声字の表記―日本漢字音史資料としての側面から;字音仮名遣いの整備と現状―豪韻字の場合;日本漢字音における「一字複数音」の歴史) 納入までに3週間ほどかかります。

入門 中国学の方法

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
1,760
二松學舍大学文学部中国文学科 編、勉誠社、2022、264p、A5判
中国の言語・文学・歴史・思想・芸術等、中国文化が育んできた諸成果を研究する「中国学」。
中国学は、長大な歴史的経験を経た先人達の膨大な知恵を効率よく吸収し、自己の思考の糧とすることができる非常に優れた学問であり、また我々が未来に向けて行動する際に参照すべき「指針」や「教訓」の宝庫と言える。
本書では、古代から二十一世紀にいたる多様な中国文化及び日本に受容された中国文化「日本漢学」の研究方法について、具体例にもとづき丁寧に解説する。
「文字学(漢字)」、「中国文学(神話と詩)」、「中国女性史(列女伝)」、「中国古典テクスト(論語)」、「中国小説(三国志演義)」、「校勘学(国語)」、「日本漢学」、「域外漢籍」、「日・中書道」、「中国古典読解(漢文訓読)」をテーマとした、中国学の「方法」を学ぶための11章。
目次
はじめに
◉文字学 街角の漢字の源流を辿って―「風月堂」の「風」はなぜ「凮」か― 戸内俊介
◉中国文学 神話と詩―文学研究の方法論―  牧角悦子
◉中国女性史 何のために女性を描くのか―劉向『列女伝』― 仙石知子
◉中国思想 中国の古典思想文献を読む―『論語』を読んでみよう― 田中正樹
◉古典小説 『三国志演義』を研究する 伊藤晋太郎
◉校勘学 清代に於ける書物の伝承と校勘―校本及びその題跋を手掛かりとして― 小方伴子
◉日本漢学 日本漢学とその研究方法をめぐって 町泉寿郎
◉中国文献学 中国学研究の新動向―中国における「域外漢籍」研究について― 王宝平
◉書道 中国書道史の旅 髙澤浩一
◉書道 墨跡・禅僧の書―宋時代・鎌倉時代から届いた心の痕― 福島一浩
◉漢文訓読法入門 返り点を付ける 市來津由彦
お役立ちサイト集
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1,760
二松學舍大学文学部中国文学科 編 、勉誠社 、2022 、264p 、A5判
中国の言語・文学・歴史・思想・芸術等、中国文化が育んできた諸成果を研究する「中国学」。 中国学は、長大な歴史的経験を経た先人達の膨大な知恵を効率よく吸収し、自己の思考の糧とすることができる非常に優れた学問であり、また我々が未来に向けて行動する際に参照すべき「指針」や「教訓」の宝庫と言える。 本書では、古代から二十一世紀にいたる多様な中国文化及び日本に受容された中国文化「日本漢学」の研究方法について、具体例にもとづき丁寧に解説する。 「文字学(漢字)」、「中国文学(神話と詩)」、「中国女性史(列女伝)」、「中国古典テクスト(論語)」、「中国小説(三国志演義)」、「校勘学(国語)」、「日本漢学」、「域外漢籍」、「日・中書道」、「中国古典読解(漢文訓読)」をテーマとした、中国学の「方法」を学ぶための11章。 目次 はじめに ◉文字学 街角の漢字の源流を辿って―「風月堂」の「風」はなぜ「凮」か― 戸内俊介 ◉中国文学 神話と詩―文学研究の方法論―  牧角悦子 ◉中国女性史 何のために女性を描くのか―劉向『列女伝』― 仙石知子 ◉中国思想 中国の古典思想文献を読む―『論語』を読んでみよう― 田中正樹 ◉古典小説 『三国志演義』を研究する 伊藤晋太郎 ◉校勘学 清代に於ける書物の伝承と校勘―校本及びその題跋を手掛かりとして― 小方伴子 ◉日本漢学 日本漢学とその研究方法をめぐって 町泉寿郎 ◉中国文献学 中国学研究の新動向―中国における「域外漢籍」研究について― 王宝平 ◉書道 中国書道史の旅 髙澤浩一 ◉書道 墨跡・禅僧の書―宋時代・鎌倉時代から届いた心の痕― 福島一浩 ◉漢文訓読法入門 返り点を付ける 市來津由彦 お役立ちサイト集

日本人の読書 古代・中世の学問を探る

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
佐藤 道生、勉誠社、2023、520p
古代・中世の日本において、書物を読み、解釈し、伝えていくことは、限られた人びとにのみ許される特権的な営みであった。
特に中国大陸ないしは朝鮮半島経由で伝えられた漢籍(漢語で書かれた書物)は、国家を支える政治や法、さらには思想や文化体系を伝える最先端のものとして重要視された。
中国の文化全般を学ぶことを目的としたこれらの学問―漢学―は、国家の制度のなかにも位置付けられ、それを担う家では、書写・刊行された諸種の漢籍を入手し、独自の学問を形成していった。
書物に残された注釈の書き入れ、来歴を伝える識語、古記録や説話に残された漢学者の逸話など、漢籍の読書の高まりをいまに伝える諸資料から古代・中世における日本人の読書の歴史を明らかにする。
目次
本 篇
第一章 古代・中世 日本人の読書
第二章 日本に現存する漢籍古写本―唐鈔本はなぜ読み継がれたのか
第三章 古代・中世 漢文訓読史
第四章 平安貴族の読書
第五章 藤原道長の漢籍蒐集
第六章 藤原兼実の読書生活―『素書』と『和漢朗詠集』
第七章 養和元年の意見封事―藤原兼実「可依変異被行攘災事」を読む
第八章 『論語疏』中国六世紀写本の出現
第九章 平安時代に於ける『文選集注』の受容
第十章 金澤文庫本『春秋経伝集解』、奥書の再検討
第十一章 室町後期に於ける『論語』伝授の様相―天文版『論語』の果たした役割
第十二章 清原家の学問と漢籍―『論語』を例として訓点と注釈書との関係を考える
第十三章 吉田家旧蔵の兵書―慶應義塾図書館蔵『七書直解』等の紹介を兼ねて
第十四章 「佐保切」追跡―大燈国師を伝称筆者とする書蹟に関する考察
ほか
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12,100
佐藤 道生 、勉誠社 、2023 、520p
古代・中世の日本において、書物を読み、解釈し、伝えていくことは、限られた人びとにのみ許される特権的な営みであった。 特に中国大陸ないしは朝鮮半島経由で伝えられた漢籍(漢語で書かれた書物)は、国家を支える政治や法、さらには思想や文化体系を伝える最先端のものとして重要視された。 中国の文化全般を学ぶことを目的としたこれらの学問―漢学―は、国家の制度のなかにも位置付けられ、それを担う家では、書写・刊行された諸種の漢籍を入手し、独自の学問を形成していった。 書物に残された注釈の書き入れ、来歴を伝える識語、古記録や説話に残された漢学者の逸話など、漢籍の読書の高まりをいまに伝える諸資料から古代・中世における日本人の読書の歴史を明らかにする。 目次 本 篇 第一章 古代・中世 日本人の読書 第二章 日本に現存する漢籍古写本―唐鈔本はなぜ読み継がれたのか 第三章 古代・中世 漢文訓読史 第四章 平安貴族の読書 第五章 藤原道長の漢籍蒐集 第六章 藤原兼実の読書生活―『素書』と『和漢朗詠集』 第七章 養和元年の意見封事―藤原兼実「可依変異被行攘災事」を読む 第八章 『論語疏』中国六世紀写本の出現 第九章 平安時代に於ける『文選集注』の受容 第十章 金澤文庫本『春秋経伝集解』、奥書の再検討 第十一章 室町後期に於ける『論語』伝授の様相―天文版『論語』の果たした役割 第十二章 清原家の学問と漢籍―『論語』を例として訓点と注釈書との関係を考える 第十三章 吉田家旧蔵の兵書―慶應義塾図書館蔵『七書直解』等の紹介を兼ねて 第十四章 「佐保切」追跡―大燈国師を伝称筆者とする書蹟に関する考察 ほか 納入までに3週間ほどかかります。

文化大革命を問い直す(アジア遊学203)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
土屋昌明・「中国六〇年代と世界」研究会 編、勉誠社、2016、240p、A5判
発動から50年がたったいま、文革の歴史的背景、その思想、その後のそれぞれの生き方など、様々な角度から全貌を探る。文献資料だけでなく、近年制作された胡傑監督のドキュメンタリー映画『星火』『紅色美術』や、経験者たちのライフヒストリーも交え、「文革という経験」を浮かび上がらせる。
現代中国のルーツであり、また個人の生き方さえも変えてしまうほどの影響力を持った文化大革命を、いま、再考する。
目次
総 論
文革を再考するいくつのかの視点―総説に替えて
「中国六〇年代と世界」研究会代表・土屋昌明
◆座談会 運動としての文化大革命   朝浩之×金野純×土屋昌明
Ⅰ 伏流:星火事件、二つの半工半読
小説「星火事件」 土屋昌明
林昭の思想変遷―『人民日報編集部への手紙』(その三及び起訴状)を手がかりとして
陳継東
下放は、労働を権利とみなし教育と結びつける歴史的実験だった 前田年昭
Ⅱ 噴出:政治と芸術、プロパガンダ
文革時期個人崇拝のメカニズム―ヒートアップとクールダウン 印紅標(森瑞枝訳)
◆座談会 文革プロパガンダとは何か―胡傑・艾暁明監督作品『紅色美術』をめぐって
鈴木一誌×土屋昌明×森瑞枝(進行)
Ⅲ 波及:下放の広がり、国際的影響
下放の思想史―大飢饉・文革・上山下郷の農村と知識青年 土屋昌明
日本における文革と下放から私は何を学んだのか 前田年昭
私にとっての文革―七〇年前後の学生運動を契機として 朝浩之
共和制のリミット―文革、ルソーの徴の下に 松本潤一郎
現代中国の知識人と文革 及川淳子
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2,640
土屋昌明・「中国六〇年代と世界」研究会 編 、勉誠社 、2016 、240p 、A5判
発動から50年がたったいま、文革の歴史的背景、その思想、その後のそれぞれの生き方など、様々な角度から全貌を探る。文献資料だけでなく、近年制作された胡傑監督のドキュメンタリー映画『星火』『紅色美術』や、経験者たちのライフヒストリーも交え、「文革という経験」を浮かび上がらせる。 現代中国のルーツであり、また個人の生き方さえも変えてしまうほどの影響力を持った文化大革命を、いま、再考する。 目次 総 論 文革を再考するいくつのかの視点―総説に替えて 「中国六〇年代と世界」研究会代表・土屋昌明 ◆座談会 運動としての文化大革命   朝浩之×金野純×土屋昌明 Ⅰ 伏流:星火事件、二つの半工半読 小説「星火事件」 土屋昌明 林昭の思想変遷―『人民日報編集部への手紙』(その三及び起訴状)を手がかりとして 陳継東 下放は、労働を権利とみなし教育と結びつける歴史的実験だった 前田年昭 Ⅱ 噴出:政治と芸術、プロパガンダ 文革時期個人崇拝のメカニズム―ヒートアップとクールダウン 印紅標(森瑞枝訳) ◆座談会 文革プロパガンダとは何か―胡傑・艾暁明監督作品『紅色美術』をめぐって 鈴木一誌×土屋昌明×森瑞枝(進行) Ⅲ 波及:下放の広がり、国際的影響 下放の思想史―大飢饉・文革・上山下郷の農村と知識青年 土屋昌明 日本における文革と下放から私は何を学んだのか 前田年昭 私にとっての文革―七〇年前後の学生運動を契機として 朝浩之 共和制のリミット―文革、ルソーの徴の下に 松本潤一郎 現代中国の知識人と文革 及川淳子 納入までに3週間ほどかかります。

徳川美術館蔵「遊楽図屛風(相応寺屛風)」は語る 将軍家光の政治と「邸内遊楽図」の誕生

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,180
黒田日出男、勉誠社、2025、384p
宏壮・豪華な邸宅における遊楽・遊興が描かれ、遊びに興じている人物たちのさまざまな姿が表現される「邸内遊楽図」。
江戸時代初期に流行し、多くの作品が残されたが、なかでも徳川美術館蔵「遊楽図屛風(相応寺屛風)」(重要文化財)は最優品として知られる近世風俗画の逸品である。
その左隻の豪壮な邸宅を妓楼・遊廓・遊里とみる見解が定説となってからすでに50年近くになる。
しかし、この定説は間違っているのではないか?
そもそも相応寺屛風は、きちんと読解されてこなかったのではないか?
注文主は何者か、屛風はいつ、誰に贈られたのか――
屛風に描かれた図像の細部を綿密かつ多面的に読み解くことで、そこに隠されたメッセージを浮かび上がらせ、本作品が将軍家光の時代にどのように生まれてきたのかを明らかにする。
目次
カラー口絵 徳川美術館蔵「相応寺(遊楽図)屛風」右隻・左隻全図
巻頭図版 徳川美術館蔵「相応寺(遊楽図)屏風」右隻・左隻全図トレース図(制作:鴈野佳世子)
プロローグ 遊楽図屛風は何を物語るのか?
第Ⅰ章 「相応寺屛風」の研究史—論じられ方とその問題点
第Ⅱ章 「相応寺屛風」右隻の読解―花見の酒宴とその主人公
第Ⅲ章 「相応寺屛風」左隻の読解―宏壮な大名下屋敷で遊楽する人々
第Ⅳ章 「相応寺屛風」の注文主と享受者―浅野長晟と徳川義直の妻春姫
エピローグ 尾張徳川家当主義直の妻春姫の江戸居住と「相応寺屛風」
主要参考文献
邸内遊楽図屛風のリスト
あとがき
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4,180
黒田日出男 、勉誠社 、2025 、384p
宏壮・豪華な邸宅における遊楽・遊興が描かれ、遊びに興じている人物たちのさまざまな姿が表現される「邸内遊楽図」。 江戸時代初期に流行し、多くの作品が残されたが、なかでも徳川美術館蔵「遊楽図屛風(相応寺屛風)」(重要文化財)は最優品として知られる近世風俗画の逸品である。 その左隻の豪壮な邸宅を妓楼・遊廓・遊里とみる見解が定説となってからすでに50年近くになる。 しかし、この定説は間違っているのではないか? そもそも相応寺屛風は、きちんと読解されてこなかったのではないか? 注文主は何者か、屛風はいつ、誰に贈られたのか―― 屛風に描かれた図像の細部を綿密かつ多面的に読み解くことで、そこに隠されたメッセージを浮かび上がらせ、本作品が将軍家光の時代にどのように生まれてきたのかを明らかにする。 目次 カラー口絵 徳川美術館蔵「相応寺(遊楽図)屛風」右隻・左隻全図 巻頭図版 徳川美術館蔵「相応寺(遊楽図)屏風」右隻・左隻全図トレース図(制作:鴈野佳世子) プロローグ 遊楽図屛風は何を物語るのか? 第Ⅰ章 「相応寺屛風」の研究史—論じられ方とその問題点 第Ⅱ章 「相応寺屛風」右隻の読解―花見の酒宴とその主人公 第Ⅲ章 「相応寺屛風」左隻の読解―宏壮な大名下屋敷で遊楽する人々 第Ⅳ章 「相応寺屛風」の注文主と享受者―浅野長晟と徳川義直の妻春姫 エピローグ 尾張徳川家当主義直の妻春姫の江戸居住と「相応寺屛風」 主要参考文献 邸内遊楽図屛風のリスト あとがき 発送までに3週間ほどかかります。

中国の女性演劇 越劇とジェンダー

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,920
中山文 著、勉誠社、2025、360p、A5判
19世紀中頃に浙江省で生まれ、「京劇に次ぐ第二の劇種」と称されるようになった「越劇(えつげき)」。
なぜ女性が男性役を演じる女性演劇が生まれたのか。そこでは何がテーマとされたのか。女優たちは男性俳優から何を学び、学ぶことをやめたのか。また、観客たちは何を求めたのか。
浙江省男性農民の田舎芝居にはじまる「男たちの越劇」は、彼らに指導された「少女の越劇」時代を経て1940年代の上海で「姉妹の越劇」として女性の芝居へと変容を遂げる。
中華人民共和国成立後は、中国共産党の指導により政治的な作品を生み、文化大革命という政治的混乱に翻弄される「父の越劇」時代を迎える。80年代には故郷浙江省で女性の理想を詩的に描く「母の越劇」が誕生し、21世紀に入ると女性の多様な生き方を描く「女たちの越劇」へと変容する。
越劇の形成・展開に重要な役割を果たしてきた環境や人々をジェンダーの視点から考察し、時代や社会のニーズに応じてスタイルを変え続ける越劇の姿を、一人の女性の成長史として読み直すユニークかつ意欲的な試み。
目次
序 章 越劇とはなにものか?
第一章 男たちの越劇―浙江省の遺伝子
第二章 少女の越劇一―男たちが生み育てた卵たち
第三章 少女の越劇二―男芸から女芸へ
第四章 姉妹の越劇一―時代性の獲得
第五章 姉妹の越劇二―観客の獲得
第六章 父の越劇―社会的地位の獲得
第七章 母の越劇―浙江小百花越劇団・茅威濤・楊小青
第八章 女たちの越劇
終 章 越劇は自分をどうみたか
あとがき
参考文献
図版出典
初出一覧
謝 辞
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7,920
中山文 著 、勉誠社 、2025 、360p 、A5判
19世紀中頃に浙江省で生まれ、「京劇に次ぐ第二の劇種」と称されるようになった「越劇(えつげき)」。 なぜ女性が男性役を演じる女性演劇が生まれたのか。そこでは何がテーマとされたのか。女優たちは男性俳優から何を学び、学ぶことをやめたのか。また、観客たちは何を求めたのか。 浙江省男性農民の田舎芝居にはじまる「男たちの越劇」は、彼らに指導された「少女の越劇」時代を経て1940年代の上海で「姉妹の越劇」として女性の芝居へと変容を遂げる。 中華人民共和国成立後は、中国共産党の指導により政治的な作品を生み、文化大革命という政治的混乱に翻弄される「父の越劇」時代を迎える。80年代には故郷浙江省で女性の理想を詩的に描く「母の越劇」が誕生し、21世紀に入ると女性の多様な生き方を描く「女たちの越劇」へと変容する。 越劇の形成・展開に重要な役割を果たしてきた環境や人々をジェンダーの視点から考察し、時代や社会のニーズに応じてスタイルを変え続ける越劇の姿を、一人の女性の成長史として読み直すユニークかつ意欲的な試み。 目次 序 章 越劇とはなにものか? 第一章 男たちの越劇―浙江省の遺伝子 第二章 少女の越劇一―男たちが生み育てた卵たち 第三章 少女の越劇二―男芸から女芸へ 第四章 姉妹の越劇一―時代性の獲得 第五章 姉妹の越劇二―観客の獲得 第六章 父の越劇―社会的地位の獲得 第七章 母の越劇―浙江小百花越劇団・茅威濤・楊小青 第八章 女たちの越劇 終 章 越劇は自分をどうみたか あとがき 参考文献 図版出典 初出一覧 謝 辞 索 引

性なる仏教(アジア遊学300)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
大谷由香 編、勉誠社、2025、208p、A5判
誰しもに悟りの可能性が開かれることをときに強調し、多様な人格を許容しうるかのように見える仏教。
しかし世俗社会からの支持や支援によって仏教教団が成り立つからには、教団もまた性的役割分担をはじめとする社会的影響を受けざるを得ない。
妻帯が禁止されている僧侶たちは、「家」を継承するためにどのような方法をとったのか。
仏教を信仰する集団における、男性の美醜の基準とはどのようなものだったのか。
仏教の中で女性はどのような役割を負わされ、どのように理想化されていたのか。
仏教学・歴史学・美術史学など多様なフィールドの研究者が、女性や性的少数者など、仏教史上のマイノリティの存在に着眼し、仏教が想定してきた性のありように迫る。
目次
序文 大谷由香
Ⅰ 女性が出家すること/女性がさとること
東アジアにおける比丘尼受戒譚と三人の尼 大谷由香
仏性と女性 村上明也
Ⅱ 性の超越と仏教
転変する性 岸田悠里
律蔵に記載される「性転換」した人々―上座部の比丘尼僧伽復興に関連して サッチャーナンディー
Ⅲ 理想化される女性像
浄土真宗本願寺派における母親像 小野嶋祥雄
[コラム]我を抱擁せよ―『華厳経』の婆須蜜多女をめぐる教理解釈と明恵 野呂 靖
Ⅵ 僧と家族/僧の家族
僧の女犯・妻帯と清浄性―「僧の家」と女人禁制をめぐって 坪井 剛
僧の妻の系譜、坊守の系譜 板敷真純
Ⅳ ルッキズムな仏教
美僧の登場 河上麻由子
玄奘の肖像と玄奘イメージの系譜 大島幸代
[コラム]僧侶の美醜 大谷由香
Ⅴ 仏典とともに生きる女性たち
写経と女性 前島信也
[コラム]堕地獄の諸相―女性の堕地獄と救済 南 宏信
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大谷由香 編 、勉誠社 、2025 、208p 、A5判
誰しもに悟りの可能性が開かれることをときに強調し、多様な人格を許容しうるかのように見える仏教。 しかし世俗社会からの支持や支援によって仏教教団が成り立つからには、教団もまた性的役割分担をはじめとする社会的影響を受けざるを得ない。 妻帯が禁止されている僧侶たちは、「家」を継承するためにどのような方法をとったのか。 仏教を信仰する集団における、男性の美醜の基準とはどのようなものだったのか。 仏教の中で女性はどのような役割を負わされ、どのように理想化されていたのか。 仏教学・歴史学・美術史学など多様なフィールドの研究者が、女性や性的少数者など、仏教史上のマイノリティの存在に着眼し、仏教が想定してきた性のありように迫る。 目次 序文 大谷由香 Ⅰ 女性が出家すること/女性がさとること 東アジアにおける比丘尼受戒譚と三人の尼 大谷由香 仏性と女性 村上明也 Ⅱ 性の超越と仏教 転変する性 岸田悠里 律蔵に記載される「性転換」した人々―上座部の比丘尼僧伽復興に関連して サッチャーナンディー Ⅲ 理想化される女性像 浄土真宗本願寺派における母親像 小野嶋祥雄 [コラム]我を抱擁せよ―『華厳経』の婆須蜜多女をめぐる教理解釈と明恵 野呂 靖 Ⅵ 僧と家族/僧の家族 僧の女犯・妻帯と清浄性―「僧の家」と女人禁制をめぐって 坪井 剛 僧の妻の系譜、坊守の系譜 板敷真純 Ⅳ ルッキズムな仏教 美僧の登場 河上麻由子 玄奘の肖像と玄奘イメージの系譜 大島幸代 [コラム]僧侶の美醜 大谷由香 Ⅴ 仏典とともに生きる女性たち 写経と女性 前島信也 [コラム]堕地獄の諸相―女性の堕地獄と救済 南 宏信

琉球船漂着者の「聞書」世界 : 『大島筆記』翻刻と研究

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
島村幸一 編、勉誠社、2020年3月、472p、A5判・上製
宝歴十二年(1762)旧暦四月、薩摩へ向かう一艘の琉球船が暴風雨に遭遇し、土佐へ漂着した。
土佐藩の儒者戸部良熈が、乗船していた琉球人潮平親雲上から聞き書きをとり、琉球側からの提出資料とともにまとめたもの、それが『大島筆記』である。
優れた教養を有した二人の邂逅により纏められた本書は、琉球王府が編纂した資料では窺えない、当時の琉球人が語った貴重な情報に満ち溢れている。
漂着の次第はもとより、琉球の地誌全般、当地における文芸や言語、風俗、さらには、中国や日本など琉球を取りまく地域との交流・交叉の諸相を伝え、江戸期の琉球認識などを知るためにも貴重な資料である。
諸本のうち最も内容の備わった最善本を初めて全編翻刻、校異を付し、さらに琉球船の土佐への漂着に関する貴重資料『琉球船漂恙記』『韓川筆話(抄)』『琉球人話』を収録。
研究篇として、文献学・文学・文化史・外交史・空手史・言語学等に関する充実の論考六篇を収載した決定版。

目次

はじめに 島村幸一

第1部 翻刻編
 大島筆記(国立国会図書館所蔵)
 附録『大島筆記』に関連する資料
   琉球船漂恙記(高知県立図書館所蔵)
   韓川筆話【抄】(国立国会図書館所蔵)
   琉球人話(安芸市歴史民俗博物館所蔵)

第2部 研究編
 宝暦十二年琉球国船漂着記録「大島筆記」諸本について 横山學
 土佐国漂着の琉球船「聞書」資料の世界―『大島筆記』を中心に― 島村幸一
 琉球人の唐旅見聞談について 真栄平房昭
 近世における琉球人の日本漂着 屋良健一郎
 『大島筆記』をめぐる唐手の「伝来」に関する一考察 嘉手苅徹
 『大島筆記』に記された琉球語 橋尾直和

あとがき 島村幸一
執筆者一覧

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島村幸一 編 、勉誠社 、2020年3月 、472p 、A5判・上製
宝歴十二年(1762)旧暦四月、薩摩へ向かう一艘の琉球船が暴風雨に遭遇し、土佐へ漂着した。 土佐藩の儒者戸部良熈が、乗船していた琉球人潮平親雲上から聞き書きをとり、琉球側からの提出資料とともにまとめたもの、それが『大島筆記』である。 優れた教養を有した二人の邂逅により纏められた本書は、琉球王府が編纂した資料では窺えない、当時の琉球人が語った貴重な情報に満ち溢れている。 漂着の次第はもとより、琉球の地誌全般、当地における文芸や言語、風俗、さらには、中国や日本など琉球を取りまく地域との交流・交叉の諸相を伝え、江戸期の琉球認識などを知るためにも貴重な資料である。 諸本のうち最も内容の備わった最善本を初めて全編翻刻、校異を付し、さらに琉球船の土佐への漂着に関する貴重資料『琉球船漂恙記』『韓川筆話(抄)』『琉球人話』を収録。 研究篇として、文献学・文学・文化史・外交史・空手史・言語学等に関する充実の論考六篇を収載した決定版。 目次 はじめに 島村幸一 第1部 翻刻編  大島筆記(国立国会図書館所蔵)  附録『大島筆記』に関連する資料    琉球船漂恙記(高知県立図書館所蔵)    韓川筆話【抄】(国立国会図書館所蔵)    琉球人話(安芸市歴史民俗博物館所蔵) 第2部 研究編  宝暦十二年琉球国船漂着記録「大島筆記」諸本について 横山學  土佐国漂着の琉球船「聞書」資料の世界―『大島筆記』を中心に― 島村幸一  琉球人の唐旅見聞談について 真栄平房昭  近世における琉球人の日本漂着 屋良健一郎  『大島筆記』をめぐる唐手の「伝来」に関する一考察 嘉手苅徹  『大島筆記』に記された琉球語 橋尾直和 あとがき 島村幸一 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

杜甫と玄宗皇帝の時代(アジア遊学220)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
松原朗 編、勉誠社、2018、272p、A5判
玄宗皇帝の即位とともにこの世に生を受けた杜甫は、大唐の盛時、そして破滅の目撃者であった。
「安禄山の乱」以後に数多くの作品をのこし、晩成の詩人とされる杜甫。その基盤が築かれた「開元の治」とは、どのような時代であったのか?
文学の視点のみならず歴史・政治・思想・美術などのさまざまな時代的背景から杜甫の半生をひもとくことで、その人物像を浮かび上がらせるとともに、作品にのこされた太平の記憶を辿り、玄宗皇帝の時代を描き出す。
目次
序説 松原朗
総論 杜甫とその時代―安史の乱を中心として 後藤秋正
Ⅰ 杜甫が生まれた洛陽の都
武則天の洛陽、玄宗の長安 妹尾達彦
杜甫と祖父杜審言 松原朗
杜甫の見た龍門石窟 肥田路美
Ⅱ 玄宗の時代を飾る大輪の名花=楊貴妃
武韋の禍―楊貴妃への序曲 金子修一
楊貴妃という人物 竹村則行
楊貴妃を描いた文学 竹村則行
「麗人行」と「哀江頭」―楊貴妃一族への揶揄と貴妃不在の曲江池 諸田龍美
Ⅲ 唐の対外政策(唐の国際性)
漠北の異民族―突厥・ウイグル・ソグド人 石見清裕
蕃将たちの活躍―高仙芝・哥舒翰・安禄山・安思順・李光弼 森部豊
辺塞詩の詩人たち―岑参を中心に 高芝麻子
杜甫「兵車行」 遠藤星希
Ⅳ 杜甫の出仕と官歴
詩人たちの就職活動―科挙・恩蔭・献賦出身 紺野達也
杜甫の就職運動と任官 樋口泰裕
Ⅴ 杜甫の文学―伝統と革新
杜甫と『文選』 大橋賢一
李白との比較―「詩聖と詩仙」「杜甫と李白の韻律」 市川桃子
杜甫の社会批判詩と諷喩詩への道 谷口真由実
Ⅵ 杜甫の交遊
李白 市川桃子
高適・岑參・元結 加藤敏
納入までに3週間ほどかかります。
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3,080
松原朗 編 、勉誠社 、2018 、272p 、A5判
玄宗皇帝の即位とともにこの世に生を受けた杜甫は、大唐の盛時、そして破滅の目撃者であった。 「安禄山の乱」以後に数多くの作品をのこし、晩成の詩人とされる杜甫。その基盤が築かれた「開元の治」とは、どのような時代であったのか? 文学の視点のみならず歴史・政治・思想・美術などのさまざまな時代的背景から杜甫の半生をひもとくことで、その人物像を浮かび上がらせるとともに、作品にのこされた太平の記憶を辿り、玄宗皇帝の時代を描き出す。 目次 序説 松原朗 総論 杜甫とその時代―安史の乱を中心として 後藤秋正 Ⅰ 杜甫が生まれた洛陽の都 武則天の洛陽、玄宗の長安 妹尾達彦 杜甫と祖父杜審言 松原朗 杜甫の見た龍門石窟 肥田路美 Ⅱ 玄宗の時代を飾る大輪の名花=楊貴妃 武韋の禍―楊貴妃への序曲 金子修一 楊貴妃という人物 竹村則行 楊貴妃を描いた文学 竹村則行 「麗人行」と「哀江頭」―楊貴妃一族への揶揄と貴妃不在の曲江池 諸田龍美 Ⅲ 唐の対外政策(唐の国際性) 漠北の異民族―突厥・ウイグル・ソグド人 石見清裕 蕃将たちの活躍―高仙芝・哥舒翰・安禄山・安思順・李光弼 森部豊 辺塞詩の詩人たち―岑参を中心に 高芝麻子 杜甫「兵車行」 遠藤星希 Ⅳ 杜甫の出仕と官歴 詩人たちの就職活動―科挙・恩蔭・献賦出身 紺野達也 杜甫の就職運動と任官 樋口泰裕 Ⅴ 杜甫の文学―伝統と革新 杜甫と『文選』 大橋賢一 李白との比較―「詩聖と詩仙」「杜甫と李白の韻律」 市川桃子 杜甫の社会批判詩と諷喩詩への道 谷口真由実 Ⅵ 杜甫の交遊 李白 市川桃子 高適・岑參・元結 加藤敏 納入までに3週間ほどかかります。

海を渡る史書 東アジアの「通鑑」(アジア遊学198)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,200
金時徳・濱野靖一郎 編、勉誠社、2016、224p、A5判
中国宋代、司馬光により編まれた編年体の史書『資治通鑑』。
それは新たな史書の典型として、朝鮮の『東国通鑑』、日本の『本朝通鑑』など、一群の「通鑑」の名を冠する書籍を生み出すこととなった―。
2014年に韓国で再発見された『新刊東国通鑑』の板木を起点に、東アジア世界の歴史叙述に大きな影響を与えた「通鑑」の思想と展開を探る。
目次
序―板木の森を彷徨い、交流の海に至る 金時徳
新たな史書の典型―「通鑑」の誕生と継承
 『資治通鑑』の思想とその淵源 福島正
 明清に於ける「通鑑」―史書と政治 高橋亨
『東国通鑑』と朝鮮王朝―受容と展開
 朝鮮王朝における『資治通鑑』の受容とその理解 許太榕(翻訳:金時徳)
 『東国通鑑』の史論 兪英玉(翻訳:金時徳)
 朝鮮時代における『東国通鑑』の刊行と享受 白丞鎬(翻訳:金時徳)
 『東国通鑑』とその周辺―『東史綱目』 咸泳大(翻訳:金時徳)
海を渡る「通鑑」―和刻本『東国通鑑』
 朝鮮本『東国通鑑』の日本での流伝及び刊行 李裕利
 『新刊東国通鑑』板木の現状について 金時徳
 ◆コラム 長谷川好道と東国通鑑 辻大和
島国の「通鑑」-史書編纂と歴史叙述
 林家の学問と『本朝通鑑』 澤井啓一
 『本朝通鑑』の編修とその時代 藤實久美子
 琉球の編年体史書 高津孝
読みかえられる史書―歴史の「正統」と「正当化」
 水戸学と「正統」 大川 真
 崎門における歴史と政治 清水則夫
 伊藤東涯と朝鮮―その著作にみる関心の所在 阿部光麿
 徳川時代に於ける漢学者達の朝鮮観―朝鮮出兵を軸に 濱野靖一郎
 ◆コラム 『東国通鑑』をめぐる逆説―歴史の歪曲と帝国的行動の中で 井上泰至
編集後記 濱野靖一郎
納入までに3週間ほどかかります。
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2,200
金時徳・濱野靖一郎 編 、勉誠社 、2016 、224p 、A5判
中国宋代、司馬光により編まれた編年体の史書『資治通鑑』。 それは新たな史書の典型として、朝鮮の『東国通鑑』、日本の『本朝通鑑』など、一群の「通鑑」の名を冠する書籍を生み出すこととなった―。 2014年に韓国で再発見された『新刊東国通鑑』の板木を起点に、東アジア世界の歴史叙述に大きな影響を与えた「通鑑」の思想と展開を探る。 目次 序―板木の森を彷徨い、交流の海に至る 金時徳 新たな史書の典型―「通鑑」の誕生と継承  『資治通鑑』の思想とその淵源 福島正  明清に於ける「通鑑」―史書と政治 高橋亨 『東国通鑑』と朝鮮王朝―受容と展開  朝鮮王朝における『資治通鑑』の受容とその理解 許太榕(翻訳:金時徳)  『東国通鑑』の史論 兪英玉(翻訳:金時徳)  朝鮮時代における『東国通鑑』の刊行と享受 白丞鎬(翻訳:金時徳)  『東国通鑑』とその周辺―『東史綱目』 咸泳大(翻訳:金時徳) 海を渡る「通鑑」―和刻本『東国通鑑』  朝鮮本『東国通鑑』の日本での流伝及び刊行 李裕利  『新刊東国通鑑』板木の現状について 金時徳  ◆コラム 長谷川好道と東国通鑑 辻大和 島国の「通鑑」-史書編纂と歴史叙述  林家の学問と『本朝通鑑』 澤井啓一  『本朝通鑑』の編修とその時代 藤實久美子  琉球の編年体史書 高津孝 読みかえられる史書―歴史の「正統」と「正当化」  水戸学と「正統」 大川 真  崎門における歴史と政治 清水則夫  伊藤東涯と朝鮮―その著作にみる関心の所在 阿部光麿  徳川時代に於ける漢学者達の朝鮮観―朝鮮出兵を軸に 濱野靖一郎  ◆コラム 『東国通鑑』をめぐる逆説―歴史の歪曲と帝国的行動の中で 井上泰至 編集後記 濱野靖一郎 納入までに3週間ほどかかります。

朝鮮時代ソウル都市史

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,350
高東煥 著 野崎充彦・金子祐樹 訳、勉誠社、2024、456p、A5判
十五世紀より今日まで韓国の歴史の中心に位置する都市、ソウル。
移ろいゆく時代のなかで人びとの生活や文化、都市そのもののあり方は如何に変遷していったのか――。 遷都の背景にあった風水と儒教の役割と都市設計、政治的中心から商業都市へと変貌する過程で御用商人に代わり私商人らが伸長していくことで生じた市場の増大や、流浪民の集中による人口増加と都市問題の発生などの諸現象、また、徭役の金納化や請負業者の発展がもたらす行政施策の変化、都市民の出現による朝鮮後期の遊興文化の爛熟など、ソウルという都市をめぐる諸相を考察。
さらに様々な古地図にあらわれた都市空間に対する認識の時代的変容をも検討し、ソウルという時空間の複雑な展開を明らかにしたうえで、朝鮮時代史研究の新しいパラダイムと研究の方法論を提示する。
膨大な資料の分析と多角的な視点により、朝鮮後期の社会経済史研究を領導してきた著者による画期的研究成果を初邦訳。
目次
日本語版序文
はじめに
1 序論
2 朝鮮初期漢陽の形成と都市構造
3 朝鮮後期ソウルの人口趨勢
4 朝鮮後期ソウルの都市構造の変化と都市問題の発生
5 朝鮮後期ソウルの生業と都市文化
6 朝鮮後期ソウル住民の役制の変化―蔵氷役の廃止と蔵氷業への転換
7 漢城府行政編制の変化
8 朝鮮後期におけるソウルの空間構成と空間認識
9 朝鮮時代におけるソウルの市場と商業
10 一七、一八世紀のロンドンとソウルの都市構造比較
あとがき―解説に代えて 野崎充彦
索引
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9,350
高東煥 著 野崎充彦・金子祐樹 訳 、勉誠社 、2024 、456p 、A5判
十五世紀より今日まで韓国の歴史の中心に位置する都市、ソウル。 移ろいゆく時代のなかで人びとの生活や文化、都市そのもののあり方は如何に変遷していったのか――。 遷都の背景にあった風水と儒教の役割と都市設計、政治的中心から商業都市へと変貌する過程で御用商人に代わり私商人らが伸長していくことで生じた市場の増大や、流浪民の集中による人口増加と都市問題の発生などの諸現象、また、徭役の金納化や請負業者の発展がもたらす行政施策の変化、都市民の出現による朝鮮後期の遊興文化の爛熟など、ソウルという都市をめぐる諸相を考察。 さらに様々な古地図にあらわれた都市空間に対する認識の時代的変容をも検討し、ソウルという時空間の複雑な展開を明らかにしたうえで、朝鮮時代史研究の新しいパラダイムと研究の方法論を提示する。 膨大な資料の分析と多角的な視点により、朝鮮後期の社会経済史研究を領導してきた著者による画期的研究成果を初邦訳。 目次 日本語版序文 はじめに 1 序論 2 朝鮮初期漢陽の形成と都市構造 3 朝鮮後期ソウルの人口趨勢 4 朝鮮後期ソウルの都市構造の変化と都市問題の発生 5 朝鮮後期ソウルの生業と都市文化 6 朝鮮後期ソウル住民の役制の変化―蔵氷役の廃止と蔵氷業への転換 7 漢城府行政編制の変化 8 朝鮮後期におけるソウルの空間構成と空間認識 9 朝鮮時代におけるソウルの市場と商業 10 一七、一八世紀のロンドンとソウルの都市構造比較 あとがき―解説に代えて 野崎充彦 索引

国策紙芝居からみる日本の戦争Ⅱ

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
11,000
神奈川大学非文字資料研究センター「戦時下国策紙芝居と大衆メディアの研究」班 編著、勉誠社、2026年・・・
納入までに3週間ほどかかります。
『桃太郎』や『花咲かじいさん』といったなじみのある昔話や民話を改変し、戦争における日本の正統性を子ども達に植え付け、戦意発揚を目的として作成された「国策紙芝居」。
1930年代後半から日本教育紙芝居協会を中心に作成され配布された国策紙芝居は、当時、1000種類ほど作られたというが、その全体像はいまだ不明な点が多く残されている。
本書は、2018年に刊行した『国策紙芝居からみる日本の戦争』未収録の、国内外に保存されている国策紙芝居287点を、あらすじとともに、フルカラーで紹介。
紙芝居にかかわった人物の経験に深く潜り込みながら、その思想や意識のありようを描き、また、植民地や戦場、銃後の経験のなかで紙芝居という文化がどのように意識化されたかを考察する論考を収録。
国策紙芝居を通して、当時の戦争に対する見方や、日本を取り巻いていた状況を知ることのできる一冊。
目次
まえがき 新垣夢乃

Ⅰ 解題篇
凡例・紙芝居解題リスト
解題

Ⅱ 論考篇
総論 戦時紙芝居(いわゆる「国策紙芝居」)研究の成果と課題 大串潤児
国策紙芝居にみる〈美談〉と心の戦争 原田広
紙芝居を創る人びと――戦時紙芝居論Ⅱ 大串潤児
戦時下の紙芝居は労働者をどのように描いたか――『ひるがへる日章旗:産報画劇』における鉱山労働者の描写を事例に 松本和樹
二流の悲哀、あるいは現実から目を背けた紙芝居――戦時下における松永健哉の足跡から 鈴木一史
山口正明の紙芝居教育について――教育における「感激」の戦中と戦後 新垣夢乃
画家宮田弥太郎が描いた「華麗島」 邱昱翔

Ⅲ データ篇
戦時下紙芝居全国調査【補訂版】について
戦時下紙芝居全国調査【補訂版】データ篇

執筆者一覧
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11,000
神奈川大学非文字資料研究センター「戦時下国策紙芝居と大衆メディアの研究」班 編著 、勉誠社 、2026年3月 、480p 、A4判
納入までに3週間ほどかかります。 『桃太郎』や『花咲かじいさん』といったなじみのある昔話や民話を改変し、戦争における日本の正統性を子ども達に植え付け、戦意発揚を目的として作成された「国策紙芝居」。 1930年代後半から日本教育紙芝居協会を中心に作成され配布された国策紙芝居は、当時、1000種類ほど作られたというが、その全体像はいまだ不明な点が多く残されている。 本書は、2018年に刊行した『国策紙芝居からみる日本の戦争』未収録の、国内外に保存されている国策紙芝居287点を、あらすじとともに、フルカラーで紹介。 紙芝居にかかわった人物の経験に深く潜り込みながら、その思想や意識のありようを描き、また、植民地や戦場、銃後の経験のなかで紙芝居という文化がどのように意識化されたかを考察する論考を収録。 国策紙芝居を通して、当時の戦争に対する見方や、日本を取り巻いていた状況を知ることのできる一冊。 目次 まえがき 新垣夢乃 Ⅰ 解題篇 凡例・紙芝居解題リスト 解題 Ⅱ 論考篇 総論 戦時紙芝居(いわゆる「国策紙芝居」)研究の成果と課題 大串潤児 国策紙芝居にみる〈美談〉と心の戦争 原田広 紙芝居を創る人びと――戦時紙芝居論Ⅱ 大串潤児 戦時下の紙芝居は労働者をどのように描いたか――『ひるがへる日章旗:産報画劇』における鉱山労働者の描写を事例に 松本和樹 二流の悲哀、あるいは現実から目を背けた紙芝居――戦時下における松永健哉の足跡から 鈴木一史 山口正明の紙芝居教育について――教育における「感激」の戦中と戦後 新垣夢乃 画家宮田弥太郎が描いた「華麗島」 邱昱翔 Ⅲ データ篇 戦時下紙芝居全国調査【補訂版】について 戦時下紙芝居全国調査【補訂版】データ篇 執筆者一覧

日本文学のなかの〈中国〉(アジア遊学197)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
李銘敬・小峯和明 編、勉誠社、2016、304p、A5判
納入までに3週間ほどかかります。
日本の様々な物語・説話を読み解いていくと、〈中国〉という滔々たる水脈に行き当たる。
その源流を探ることで、日本の古典から近現代文学にまで通底する思潮が見えてくるのではないか。
本書では従来の和漢比較文学研究にとどまらず、宗教儀礼や絵画など多面的なメディアや和漢の言語認識の研究から、漢字漢文文化が日本ひいては東アジア全域の文化形成に果たした役割を明らかにする。
目次
序言 中国・日本文学研究の現在に寄せて 李銘敬・小峯和明
Ⅰ 日本文学と中国文学のあいだ
巻頭エッセイ◎日本文学のなかの〈中国〉―人民大学の窓から 小峯和明
『今昔物語集』の宋代序説 荒木浩
かいまみの文学史―平安物語と唐代伝奇のあいだ 李宇玲
『浜松中納言物語』における「唐土」―知識(knowledge)と想像(imagine)のあいだ 丁莉
樹上法師像の系譜―鳥窠禅師伝から『徒然草』へ 陸晩霞
Ⅱ 和漢比較研究の現在
『杜家立成』における俗字の世界とその影響 馬駿
対策文における儒教的な宇宙観―桓武天皇の治世との関わりから 尤海燕
七夕歌の発生―人麻呂歌集七夕歌の再考 何衛紅
『源氏物語』松風巻の明石君と七夕伝説再考 於国瑛
『源氏物語』写本の伝承と「列帖装」―書誌学の視点から考える 唐暁可
『蒙求和歌』の増補について 趙力偉
コラム◎嫡母と継母―日本の「まま子」譚を考えるために 張龍妹
Ⅲ 東アジアの文学圏
日本古代僧侶の祈雨と長安青龍寺―円珍「青龍寺降雨説話」の成立背景を考える 高兵兵
長安・大興善寺という磁場―日本僧と新羅僧たちの長安・異文化交流の文学史をめざして 小峯和明
『大唐西域記』と金沢文庫保管の説草『西域記伝抄』 高陽
『三国伝記』における『三宝感応要略録』の出典研究をめぐって 李銘敬
虎関師錬の『済北詩話』について 胡 照汀
コラム◎『源氏物語』古注釈書が引く漢籍由来の金言成句 河野貴美子
ほか
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3,080
李銘敬・小峯和明 編 、勉誠社 、2016 、304p 、A5判
納入までに3週間ほどかかります。 日本の様々な物語・説話を読み解いていくと、〈中国〉という滔々たる水脈に行き当たる。 その源流を探ることで、日本の古典から近現代文学にまで通底する思潮が見えてくるのではないか。 本書では従来の和漢比較文学研究にとどまらず、宗教儀礼や絵画など多面的なメディアや和漢の言語認識の研究から、漢字漢文文化が日本ひいては東アジア全域の文化形成に果たした役割を明らかにする。 目次 序言 中国・日本文学研究の現在に寄せて 李銘敬・小峯和明 Ⅰ 日本文学と中国文学のあいだ 巻頭エッセイ◎日本文学のなかの〈中国〉―人民大学の窓から 小峯和明 『今昔物語集』の宋代序説 荒木浩 かいまみの文学史―平安物語と唐代伝奇のあいだ 李宇玲 『浜松中納言物語』における「唐土」―知識(knowledge)と想像(imagine)のあいだ 丁莉 樹上法師像の系譜―鳥窠禅師伝から『徒然草』へ 陸晩霞 Ⅱ 和漢比較研究の現在 『杜家立成』における俗字の世界とその影響 馬駿 対策文における儒教的な宇宙観―桓武天皇の治世との関わりから 尤海燕 七夕歌の発生―人麻呂歌集七夕歌の再考 何衛紅 『源氏物語』松風巻の明石君と七夕伝説再考 於国瑛 『源氏物語』写本の伝承と「列帖装」―書誌学の視点から考える 唐暁可 『蒙求和歌』の増補について 趙力偉 コラム◎嫡母と継母―日本の「まま子」譚を考えるために 張龍妹 Ⅲ 東アジアの文学圏 日本古代僧侶の祈雨と長安青龍寺―円珍「青龍寺降雨説話」の成立背景を考える 高兵兵 長安・大興善寺という磁場―日本僧と新羅僧たちの長安・異文化交流の文学史をめざして 小峯和明 『大唐西域記』と金沢文庫保管の説草『西域記伝抄』 高陽 『三国伝記』における『三宝感応要略録』の出典研究をめぐって 李銘敬 虎関師錬の『済北詩話』について 胡 照汀 コラム◎『源氏物語』古注釈書が引く漢籍由来の金言成句 河野貴美子 ほか

平安時代における変体漢文の研究

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
22,000 (送料:¥300~)
田中草大 著、勉誠社、2019年2月、400p、A5判・上製
発送までに3週間ほどかかります。
日本で著述され、かつ、本来の中国語文には見られない和習を含んだ漢文―変体漢文。
この「漢文式に日本語文を書く」というあり方は、記録・文書・典籍等を記す文語文として中核をなし、前近代の日本人の日常的な言語生活に深く根付いていた。
和文・漢文のはざまを漂う「鵺」のような存在として未だ総体を捉える基盤研究のなされていなかった変体漢文の特性と言語的特徴を同時代の諸文体との対照から浮き彫りにし、日本語史のなかに定位する。

目次

序 論
  第一章 変体漢文導論
  第二章 研究史と本研究の観点
  付 章 橋本進吉による「変体漢文」の定義と古事記の位置付け

本 論
 第一部 語彙より見たる変体漢文の性格(一)―文体間共通語への着目―
  序 章 問題の所在と本部の手法
  第一章 オドロク(驚)の語義・用法
  第二章 アソブ(遊)の語義・用法
  第三章 ヒサシ(久)の語義・用法
  第四章 ワヅカナリ(僅・纔)の語義・用法
  第五章 サカリ(盛)の語義・用法
  第六章 オク(置)の語義・用法
  第七章 分析結果と資料間の相違
  使用テクスト及び索引

 第二部 語彙より見たる変体漢文の性格(二)―漢文訓読語的部分への着目―
  序 章 問題の所在と本部の手法
  第一章 変体漢文における〈訓点語〉の用法(一)―スミヤカナリ(速)―
  第二章 変体漢文における〈訓点語〉の用法(二)―タヤスシ(輒)―
  第三章 接尾辞「等」の訓法と用法
  第四章 前部及び本部のまとめ

 第三部 表記より見たる変体漢文の性格
  序 章 問題の所在と本部の手法
  第一章 助動詞用法の「欲」の訓法と用法
  第二章 変体漢文における不読字―段落標示用法を中心に―
  第三章 仮名文から変体漢文への「変換」の過程
  第四章 変体漢文における、表記体に起因する言語的特徴の整理

結 論
  第一章 本研究のまとめ
  第二章 課題と展望

初出一覧
鵺の鳴く夜は…(あとがきに代えて)
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22,000 (送料:¥300~)
田中草大 著 、勉誠社 、2019年2月 、400p 、A5判・上製
発送までに3週間ほどかかります。 日本で著述され、かつ、本来の中国語文には見られない和習を含んだ漢文―変体漢文。 この「漢文式に日本語文を書く」というあり方は、記録・文書・典籍等を記す文語文として中核をなし、前近代の日本人の日常的な言語生活に深く根付いていた。 和文・漢文のはざまを漂う「鵺」のような存在として未だ総体を捉える基盤研究のなされていなかった変体漢文の特性と言語的特徴を同時代の諸文体との対照から浮き彫りにし、日本語史のなかに定位する。 目次 序 論   第一章 変体漢文導論   第二章 研究史と本研究の観点   付 章 橋本進吉による「変体漢文」の定義と古事記の位置付け 本 論  第一部 語彙より見たる変体漢文の性格(一)―文体間共通語への着目―   序 章 問題の所在と本部の手法   第一章 オドロク(驚)の語義・用法   第二章 アソブ(遊)の語義・用法   第三章 ヒサシ(久)の語義・用法   第四章 ワヅカナリ(僅・纔)の語義・用法   第五章 サカリ(盛)の語義・用法   第六章 オク(置)の語義・用法   第七章 分析結果と資料間の相違   使用テクスト及び索引  第二部 語彙より見たる変体漢文の性格(二)―漢文訓読語的部分への着目―   序 章 問題の所在と本部の手法   第一章 変体漢文における〈訓点語〉の用法(一)―スミヤカナリ(速)―   第二章 変体漢文における〈訓点語〉の用法(二)―タヤスシ(輒)―   第三章 接尾辞「等」の訓法と用法   第四章 前部及び本部のまとめ  第三部 表記より見たる変体漢文の性格   序 章 問題の所在と本部の手法   第一章 助動詞用法の「欲」の訓法と用法   第二章 変体漢文における不読字―段落標示用法を中心に―   第三章 仮名文から変体漢文への「変換」の過程   第四章 変体漢文における、表記体に起因する言語的特徴の整理 結 論   第一章 本研究のまとめ   第二章 課題と展望 初出一覧 鵺の鳴く夜は…(あとがきに代えて) 索 引
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看聞日記とその時代 好奇心旺盛な皇族・伏見宮貞成が語る中世社会

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,620
薗部寿樹 著、勉誠社、2024、344p、46判
室町時代史研究における第一級史料『看聞日記』。
その日記には貧乏な皇族・伏見宮貞成が京都近郊の村落・伏見に移り住んで見聞きした中世社会のありようが事細かに記録されている。
将軍足利義教が暗殺された嘉吉の乱の内幕、僧侶の犯罪、猿楽の鑑賞や酒宴、怪異や怨霊と陰陽師の活躍など―。
33年分の日記のなかから、政治・思想・社会・文化・習俗に関する興味深いエピソードを選出。
読みやすい現代語訳とわかりやすい解説で楽しむ一冊。
目次
はじめに
[解説]伏見宮貞成と『看聞日記』
現代語・抄訳で楽しむ『看聞日記』
一 中世の領主
(1)内裏の防火と称光天皇
(2)栄仁親王の死
(3)栄仁親王の火葬と治仁王の人魂
(4)足利義嗣の末路と白虹
(5)治仁王の急死
(6)宇治川の船遊び
(7)石帯「金青玉」
(8)貴族が経営する旅館
(9)新内侍懐妊疑惑とその顛末
(10)斯波義教の死
(11)宮家の女性たちの呼び名を改める
(12)十四歳新参の侍女
(13)後小松上皇次男・小川宮の酒乱騒動
(14)青蓮院主(のちの足利義教)と摂津猿楽の恵波
(15)伏見宮家女房の逃亡
(16)貞成、九条満教関白に伏見荘内の石橋を贈与する
(17)中世の領主と男色
(18)若き日の貞成の祈願
(19)下馬しない土民
(20)天狗になった天皇
(21)上皇御所女房・女官の密通と後小松上皇の大法
(22)室町将軍の「あれ」
(23)美物の鮒鮨の荒巻・鮎鮨・酒浸・貝のあわ・さいり、そして酒樽
(24)専制君主への忖度
(25)足利義教による暗殺指令
(26)後白河法皇が夢に出た!
(27)足利義教御所内の乱れ
(28)天皇が自身の和歌に「君」と詠むべきではない
(29)大事な仕事に従事する従者は酒と素麺で主人をもてなす。主人はまた強飯と酒で従者をもてなす
(30)嘉吉の乱
(31)貞成、禁闕の変で後花園天皇と再会する
ほか
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4,620
薗部寿樹 著 、勉誠社 、2024 、344p 、46判
室町時代史研究における第一級史料『看聞日記』。 その日記には貧乏な皇族・伏見宮貞成が京都近郊の村落・伏見に移り住んで見聞きした中世社会のありようが事細かに記録されている。 将軍足利義教が暗殺された嘉吉の乱の内幕、僧侶の犯罪、猿楽の鑑賞や酒宴、怪異や怨霊と陰陽師の活躍など―。 33年分の日記のなかから、政治・思想・社会・文化・習俗に関する興味深いエピソードを選出。 読みやすい現代語訳とわかりやすい解説で楽しむ一冊。 目次 はじめに [解説]伏見宮貞成と『看聞日記』 現代語・抄訳で楽しむ『看聞日記』 一 中世の領主 (1)内裏の防火と称光天皇 (2)栄仁親王の死 (3)栄仁親王の火葬と治仁王の人魂 (4)足利義嗣の末路と白虹 (5)治仁王の急死 (6)宇治川の船遊び (7)石帯「金青玉」 (8)貴族が経営する旅館 (9)新内侍懐妊疑惑とその顛末 (10)斯波義教の死 (11)宮家の女性たちの呼び名を改める (12)十四歳新参の侍女 (13)後小松上皇次男・小川宮の酒乱騒動 (14)青蓮院主(のちの足利義教)と摂津猿楽の恵波 (15)伏見宮家女房の逃亡 (16)貞成、九条満教関白に伏見荘内の石橋を贈与する (17)中世の領主と男色 (18)若き日の貞成の祈願 (19)下馬しない土民 (20)天狗になった天皇 (21)上皇御所女房・女官の密通と後小松上皇の大法 (22)室町将軍の「あれ」 (23)美物の鮒鮨の荒巻・鮎鮨・酒浸・貝のあわ・さいり、そして酒樽 (24)専制君主への忖度 (25)足利義教による暗殺指令 (26)後白河法皇が夢に出た! (27)足利義教御所内の乱れ (28)天皇が自身の和歌に「君」と詠むべきではない (29)大事な仕事に従事する従者は酒と素麺で主人をもてなす。主人はまた強飯と酒で従者をもてなす (30)嘉吉の乱 (31)貞成、禁闕の変で後花園天皇と再会する ほか 納入までに3週間ほどかかります。

東アジア世界の民俗 変容する社会・生活・文化(アジア遊学215)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
松尾恒一 編、勉誠社、2017、272p、A5判
表紙に汚れあり。
変容し続ける現代社会を、民俗学・文化人類学はどのように捉えることができるのか。
文化の伝承は、どのように記録・記憶・保存され、未来に向かうのか。
都市化の拡大や、民俗・民族文化の継承、発展、人と人のつながりの変化など、
諸地域の社会と生活、文化を取り上げ、グローバル化が拡大する東アジアの現在を見つめなおす。
目次
序 民俗から考える東アジア世界の現在―資源化、人の移動、災害 松尾恒一
Ⅰ 日常としての都市の生活を考える
生活革命、ノスタルジアと中国民俗学 周星(翻訳:梁青/補訂:松尾恒一)
科学技術世界のなかの生活文化―日中民俗学の狭間で考える 田村和彦
Ⅱ 文化が遺産になるとき―記録と記憶、そのゆくえ
国家政策と民族文化―トン族の風雨橋を中心に 兼重努
台湾における民俗文化の文化財化をめぐる動向 林承緯
「奇異」な民俗の追求 ―エスニック・ツーリズムのジレンマ 徐贛麗(翻訳:馬場彩加)
観光文脈における民俗宗教―雲南省麗江ナシ族 トンパ教の宗教から民俗活動への展開を事例として 宗暁蓮
琉球・中国の交流と龍舟競渡―現代社会と民俗文化 松尾恒一
コラム 祠堂と宗族の近代―中国広東省東莞の祠堂を例として 賈静波(翻訳:阮将軍/補訂:松尾恒一)
Ⅲ 越境するつながりと断絶―復活と再編
“記憶の場”としての族譜とその民俗的価値 王霄冰(翻訳:中村貴)
「つながり」を創る沖縄の系譜 小熊誠
中国人新移民と宗族 張玉玲
水上から陸上へ―太湖における漁民の社会組織の変容 胡艶紅
「災害復興」過程における国家権力と地域社会―災害記憶を中心として 王暁葵(翻訳:中村貴)
コラム “内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践 中村貴
ほか
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3,080
松尾恒一 編 、勉誠社 、2017 、272p 、A5判
表紙に汚れあり。 変容し続ける現代社会を、民俗学・文化人類学はどのように捉えることができるのか。 文化の伝承は、どのように記録・記憶・保存され、未来に向かうのか。 都市化の拡大や、民俗・民族文化の継承、発展、人と人のつながりの変化など、 諸地域の社会と生活、文化を取り上げ、グローバル化が拡大する東アジアの現在を見つめなおす。 目次 序 民俗から考える東アジア世界の現在―資源化、人の移動、災害 松尾恒一 Ⅰ 日常としての都市の生活を考える 生活革命、ノスタルジアと中国民俗学 周星(翻訳:梁青/補訂:松尾恒一) 科学技術世界のなかの生活文化―日中民俗学の狭間で考える 田村和彦 Ⅱ 文化が遺産になるとき―記録と記憶、そのゆくえ 国家政策と民族文化―トン族の風雨橋を中心に 兼重努 台湾における民俗文化の文化財化をめぐる動向 林承緯 「奇異」な民俗の追求 ―エスニック・ツーリズムのジレンマ 徐贛麗(翻訳:馬場彩加) 観光文脈における民俗宗教―雲南省麗江ナシ族 トンパ教の宗教から民俗活動への展開を事例として 宗暁蓮 琉球・中国の交流と龍舟競渡―現代社会と民俗文化 松尾恒一 コラム 祠堂と宗族の近代―中国広東省東莞の祠堂を例として 賈静波(翻訳:阮将軍/補訂:松尾恒一) Ⅲ 越境するつながりと断絶―復活と再編 “記憶の場”としての族譜とその民俗的価値 王霄冰(翻訳:中村貴) 「つながり」を創る沖縄の系譜 小熊誠 中国人新移民と宗族 張玉玲 水上から陸上へ―太湖における漁民の社会組織の変容 胡艶紅 「災害復興」過程における国家権力と地域社会―災害記憶を中心として 王暁葵(翻訳:中村貴) コラム “内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践 中村貴 ほか

五代十国 - 乱世のむこうの「治」(アジア遊学291)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
山根直生 編、勉誠社、2023年12月、312 頁、A5判
五つの王朝が交代を繰り返した華北、十の王国によって分割された江南ー「五代十国」の時代は、中国史上にしばしばあらわれる「乱世」「分裂割拠」のくりかえしとして、いわゆる「唐宋変革期」における取るに足りない過渡期と見なされてきた。
しかし、我々は宋王朝を正統とするために打ち出されたこの「五代十国」の概念にとらわれ過ぎてしまっていたのではないか?
同時期の各政権・各地方を仔細に検討してみると、新時代に対応しようとする各々の模索のあり方が浮かびあがってくる。
従来「乱」や「離」としてばかり取り上げられてきた五代十国それぞれの「治」を先入観無く見つめることで、十世紀前後を跨ぐ中国史の大きな展開を明らかにする。

目次

序論 山根直生

1 五代
後梁―「賢女」の諜報網 山根直生
燕・趙両政権と仏教・道教 新見まどか
後唐・後晋―沙陀突厥系王朝のはじまり 森部豊
契丹国(遼)―華北王朝か、東ユーラシア帝国か 森部豊
後漢と北漢―冊封される皇帝 毛利英介
急造された「都城」開封―後周の太祖郭威・世宗柴栄とその時代 久保田和男
宋太祖朝―「六代目」王朝の君主 藤本猛
〔コラム〕宋太祖千里送京娘―真実と虚構が交錯した英雄の旅路 謝金魚(翻訳:山根直生)

2 十国
「正統王朝」としての南唐 久保田和男
留学僧と仏教事業から見た末期呉越 榎本渉
〔コラム〕『体源抄』にみえる博多「唐坊」説話 山内晋次
〔コラム〕五代の出版 高津孝
王閩政権およびその統治下の閩西北地方豪族 呉修安(翻訳:山口智哉)
楚の「経済発展」再考 樋口能成
正統の追及―前後蜀の建国への道 許凱翔(翻訳:前田佳那)
南漢―「宦官王国」の実像 猪原達生
〔コラム〕万事休す―荊南節度使高氏の苦悩 山崎覚士
「十国」としての北部ベトナム 遠藤総史
定難軍節度使から西夏へ―唐宋変革期のタングート 伊藤一馬
〔コラム〕五代武人の「文」 柳立言(翻訳:高津孝)
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3,520
山根直生 編 、勉誠社 、2023年12月 、312 頁 、A5判
五つの王朝が交代を繰り返した華北、十の王国によって分割された江南ー「五代十国」の時代は、中国史上にしばしばあらわれる「乱世」「分裂割拠」のくりかえしとして、いわゆる「唐宋変革期」における取るに足りない過渡期と見なされてきた。 しかし、我々は宋王朝を正統とするために打ち出されたこの「五代十国」の概念にとらわれ過ぎてしまっていたのではないか? 同時期の各政権・各地方を仔細に検討してみると、新時代に対応しようとする各々の模索のあり方が浮かびあがってくる。 従来「乱」や「離」としてばかり取り上げられてきた五代十国それぞれの「治」を先入観無く見つめることで、十世紀前後を跨ぐ中国史の大きな展開を明らかにする。 目次 序論 山根直生 1 五代 後梁―「賢女」の諜報網 山根直生 燕・趙両政権と仏教・道教 新見まどか 後唐・後晋―沙陀突厥系王朝のはじまり 森部豊 契丹国(遼)―華北王朝か、東ユーラシア帝国か 森部豊 後漢と北漢―冊封される皇帝 毛利英介 急造された「都城」開封―後周の太祖郭威・世宗柴栄とその時代 久保田和男 宋太祖朝―「六代目」王朝の君主 藤本猛 〔コラム〕宋太祖千里送京娘―真実と虚構が交錯した英雄の旅路 謝金魚(翻訳:山根直生) 2 十国 「正統王朝」としての南唐 久保田和男 留学僧と仏教事業から見た末期呉越 榎本渉 〔コラム〕『体源抄』にみえる博多「唐坊」説話 山内晋次 〔コラム〕五代の出版 高津孝 王閩政権およびその統治下の閩西北地方豪族 呉修安(翻訳:山口智哉) 楚の「経済発展」再考 樋口能成 正統の追及―前後蜀の建国への道 許凱翔(翻訳:前田佳那) 南漢―「宦官王国」の実像 猪原達生 〔コラム〕万事休す―荊南節度使高氏の苦悩 山崎覚士 「十国」としての北部ベトナム 遠藤総史 定難軍節度使から西夏へ―唐宋変革期のタングート 伊藤一馬 〔コラム〕五代武人の「文」 柳立言(翻訳:高津孝)

日中文化研究 5 アジアの中の沖縄文化

今井書店
 福岡県北九州市八幡東区祝町
1,600 (送料:¥0~)
勉誠社、平成5、202頁、B5、1冊
全体少ヤケ・シミ
全品送料込・税込   (代金引換便・海外便は送料無料対象外)  配送方法は原則追跡番号のあるお任せになります。   We provide worldwide service.  火曜日定休   記載のない付図・附録・正誤表等の付属品が必要な方は個別にお問い合わせ下さい。 0頁は頁数の記載なしです。 領収書(pdfのみ)が必要な場合は事前にその旨をお申し出ください。 インボイス対応。
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日中文化研究 5 アジアの中の沖縄文化

波多野書店
 東京都千代田区神田神保町
1,000
勉誠社、平5、202p、26cm、1冊
背角微潰れ 経年良好 ゆうメール(300円)で発送
<送料について>本のサイズによって、主にスマートレター(210円)、ゆうメール(300円)、レターパックライト(430円)、レターパックプラス(600円)、ゆうパック(700円【最安東京】~1690円【最高沖縄】)での発送になります。
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日中文化研究 5 アジアの中の沖縄文化

1,000
、勉誠社 、平5 、202p 、26cm 、1冊
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増補改訂版 明恵上人夢記 訳注

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
奥田勲・平野多恵・前川健一 編、勉誠社、2024年11月、584p、A5判上製
八〇〇年前の夢の記録。鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。高山寺以外の各所に分散所蔵されており、全体を見渡しての研究が困難であった明恵上人の山外本「夢記」をはじめて網羅的に収集。それらの影印・解題・目録及び夢記一点ごとの翻刻・訓読・現代語訳・考察を収載した、明恵上人夢記研究における画期的な基礎文献。二〇一五年に刊行後、早々に品切となった同書を増補改訂。新出の夢記四点を含む増補改訂を施した決定版!

目次

口絵

増補改訂版の刊行に寄せて
緒言

凡例

Ⅰ 影印
(1)1―10 建永二年、承元三年、建暦元年夢記第四紙・第五紙紙背(京都国立博物館蔵)
(2)1―14 建暦三年二月二十九日夢記(法楽寺蔵)
(3)2―1 某年正月七日より三十日夢記(香雪美術館蔵)
(4)2―2 某年某月、二月夢記(陽明文庫蔵)
(5)2―12 某年八月夢記(個人蔵)
(6)2―15 某年十一月二日夢記(個人蔵)
(7)2―15 某年十一月二日夢記紙背
(8)2―17 某年十二月十五日夢記(五島美術館蔵)
(9)2―19 某年十二月二十九日夢記(石水博物館蔵1号手鑑)
(10)2―20 某年三月十八日、去年冬比夢記(青井義夫氏蔵)
(11)2―23 某年三月五日夢記(和歌山県立博物館蔵)
(12)3―17 某年月十二三日夢記(植松明子氏蔵)
(13)4―15 夢記(同後夜)(大垣博氏蔵)

Ⅱ 解題
 一 「明恵上人夢記」について
 二 山外本「夢記」解説

Ⅲ 目録
 凡 例
 第1部(年の記載のあるもの)
 第2部(月日の記載のみのもの)
 第3部(日の記載のみのもの)
 第4部(年月日の記載を欠くもの)

Ⅳ 訳注
 凡 例
 第1部(1~21)
 第2部(1~24)
 第3部(1~18)
 第4部(1~15)

Ⅴ 資料
 1 夢記年表
 2 明恵略年表
 3 参考文献一覧
 4 事項索引
 5 人名一覧
あとがき

謝辞

執筆者一覧

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奥田勲・平野多恵・前川健一 編 、勉誠社 、2024年11月 、584p 、A5判上製
八〇〇年前の夢の記録。鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。高山寺以外の各所に分散所蔵されており、全体を見渡しての研究が困難であった明恵上人の山外本「夢記」をはじめて網羅的に収集。それらの影印・解題・目録及び夢記一点ごとの翻刻・訓読・現代語訳・考察を収載した、明恵上人夢記研究における画期的な基礎文献。二〇一五年に刊行後、早々に品切となった同書を増補改訂。新出の夢記四点を含む増補改訂を施した決定版! 目次 口絵 増補改訂版の刊行に寄せて 緒言 凡例 Ⅰ 影印 (1)1―10 建永二年、承元三年、建暦元年夢記第四紙・第五紙紙背(京都国立博物館蔵) (2)1―14 建暦三年二月二十九日夢記(法楽寺蔵) (3)2―1 某年正月七日より三十日夢記(香雪美術館蔵) (4)2―2 某年某月、二月夢記(陽明文庫蔵) (5)2―12 某年八月夢記(個人蔵) (6)2―15 某年十一月二日夢記(個人蔵) (7)2―15 某年十一月二日夢記紙背 (8)2―17 某年十二月十五日夢記(五島美術館蔵) (9)2―19 某年十二月二十九日夢記(石水博物館蔵1号手鑑) (10)2―20 某年三月十八日、去年冬比夢記(青井義夫氏蔵) (11)2―23 某年三月五日夢記(和歌山県立博物館蔵) (12)3―17 某年月十二三日夢記(植松明子氏蔵) (13)4―15 夢記(同後夜)(大垣博氏蔵) Ⅱ 解題  一 「明恵上人夢記」について  二 山外本「夢記」解説 Ⅲ 目録  凡 例  第1部(年の記載のあるもの)  第2部(月日の記載のみのもの)  第3部(日の記載のみのもの)  第4部(年月日の記載を欠くもの) Ⅳ 訳注  凡 例  第1部(1~21)  第2部(1~24)  第3部(1~18)  第4部(1~15) Ⅴ 資料  1 夢記年表  2 明恵略年表  3 参考文献一覧  4 事項索引  5 人名一覧 あとがき 謝辞 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

もやもや日本近代美術 境界を揺るがす視覚イメージ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,280
増野恵子・安松みゆき・河田明久・志邨匠子・瀧井直子・奥間政作・石井香絵 編、勉誠社、2022、488・・・
「美術」と「美術以外」の間に引かれてきた境界線。
江戸と明治、伝統と西洋文化、書画骨董と調度品、東京と地方、日本と海外……。
様々な「狭間」の中に生じ、「日本近代美術史」の周辺や外部、スキマに山積されている「もやもや」している問題を探る画期的な一冊!
【図版点数200点超!】
目次
カラー口絵
まえがき 増野恵子
【序章】歴史の形成と視覚イメージ―近代土下座考 丹尾安典
第1部 それは美術なのか?
明治工芸で考えるオリジナリティをめぐる主従関係―渡辺省亭・河村蜻山・沼田一雅 岡本隆志
毛筆習字教育の存廃をめぐる諸問題 志邨匠子
近代歴史画の萌芽―国立銀行紙幣の歴史・神話イメージ 増野恵子
第2部 場はイメージとどうかかわるか?
ヒトラーへの贈り物・ヒトラーからの贈り物―いびつな美術交流の様相 安松みゆき
エト源次郎とスチュアート・キューリンをめぐって 瀧井直子
幕末明治初期京都と田村宗立考 石井香絵
絵師たちの「世代わり」―琉球処分と沖縄の絵師達 奥間政作
第3部 これも美術か?
近代木版職人列伝抄―杉崎帰四之助・木村徳太郎・吉田市松・伊上凡骨・西村熊吉・村瀬錦司・斧銀太郎・漆原木虫 岩切信一郎
絵葉書の戦争、掌上の帝国―恤兵・蒐集・記念 向後恵里子
コマ絵雑考 西山純子
命令する労働者から動員される労働者へ—プロレタリア漫画と芸術学院 喜夛孝臣
戦前 洋画壇の生活 河田明久
第4部 イメージは何をあらわしているか?
神話的記憶と歴史的記憶―広島平和記念資料館の展示について ミカエル・リュケン(坂井利佐子訳)
護れ大空! 戦時日本における国民防空の視覚表現 ジェニファー・ワイゼンフェルド(中村尚明訳)
菊花御紋考 谷田博幸
あとがき 安松みゆき・増野恵子
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5,280
増野恵子・安松みゆき・河田明久・志邨匠子・瀧井直子・奥間政作・石井香絵 編 、勉誠社 、2022 、488p 、A5判
「美術」と「美術以外」の間に引かれてきた境界線。 江戸と明治、伝統と西洋文化、書画骨董と調度品、東京と地方、日本と海外……。 様々な「狭間」の中に生じ、「日本近代美術史」の周辺や外部、スキマに山積されている「もやもや」している問題を探る画期的な一冊! 【図版点数200点超!】 目次 カラー口絵 まえがき 増野恵子 【序章】歴史の形成と視覚イメージ―近代土下座考 丹尾安典 第1部 それは美術なのか? 明治工芸で考えるオリジナリティをめぐる主従関係―渡辺省亭・河村蜻山・沼田一雅 岡本隆志 毛筆習字教育の存廃をめぐる諸問題 志邨匠子 近代歴史画の萌芽―国立銀行紙幣の歴史・神話イメージ 増野恵子 第2部 場はイメージとどうかかわるか? ヒトラーへの贈り物・ヒトラーからの贈り物―いびつな美術交流の様相 安松みゆき エト源次郎とスチュアート・キューリンをめぐって 瀧井直子 幕末明治初期京都と田村宗立考 石井香絵 絵師たちの「世代わり」―琉球処分と沖縄の絵師達 奥間政作 第3部 これも美術か? 近代木版職人列伝抄―杉崎帰四之助・木村徳太郎・吉田市松・伊上凡骨・西村熊吉・村瀬錦司・斧銀太郎・漆原木虫 岩切信一郎 絵葉書の戦争、掌上の帝国―恤兵・蒐集・記念 向後恵里子 コマ絵雑考 西山純子 命令する労働者から動員される労働者へ—プロレタリア漫画と芸術学院 喜夛孝臣 戦前 洋画壇の生活 河田明久 第4部 イメージは何をあらわしているか? 神話的記憶と歴史的記憶―広島平和記念資料館の展示について ミカエル・リュケン(坂井利佐子訳) 護れ大空! 戦時日本における国民防空の視覚表現 ジェニファー・ワイゼンフェルド(中村尚明訳) 菊花御紋考 谷田博幸 あとがき 安松みゆき・増野恵子 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

天文文化学の視点 星を軸に文化を語る(アジア遊学296)

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3,850
松浦清・真貝寿明 編、勉誠社、2024、320p、A5判
目次
序 「天文文化学」という複合領域を楽しむために 松浦清
I 絵画・文学作品にみる天文文化
原在明《山上月食図》(個人蔵)の画題について 松浦清
一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって 横山恵理
「軌道」の語史―江戸時代末以降を中心に 米田達郎
[コラム] 星の美を詠む 横山恵理
[コラム]明治初頭の啓蒙書ブーム「窮理熱」と『滑稽窮理 臍の西国』 真貝寿明
II 信仰・思想にみる天文文化
銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて 西村昌能
天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台 勝俣隆
南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス― 南方曼荼羅の世界観 井村誠
[コラム]天文学者は星を知らない 真貝寿明
II 民俗にみる天文文化
奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察 澤田幸輝
[コラム]三日月の傾きと農業予測―鹿児島県与論島のマクマを事例に 澤田幸輝
天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える 北尾浩一
IV 中世以前の天体現象と天文文化
天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法 竹迫忍
惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察 作花一志
[コラム]星の数、銀河の数 真貝寿明
丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討 真貝寿明
V 近世以降の天体現象と天文文化
1861 年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に 北井礼三郎・玉澤春史・岩橋清美
日本に伝わった古世界地図と星図の系譜 真貝寿明
あとがき 天文文化学を進める上で見えてきたもの―理系出身者の視点から 真貝寿明
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松浦清・真貝寿明 編 、勉誠社 、2024 、320p 、A5判
目次 序 「天文文化学」という複合領域を楽しむために 松浦清 I 絵画・文学作品にみる天文文化 原在明《山上月食図》(個人蔵)の画題について 松浦清 一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって 横山恵理 「軌道」の語史―江戸時代末以降を中心に 米田達郎 [コラム] 星の美を詠む 横山恵理 [コラム]明治初頭の啓蒙書ブーム「窮理熱」と『滑稽窮理 臍の西国』 真貝寿明 II 信仰・思想にみる天文文化 銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて 西村昌能 天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台 勝俣隆 南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス― 南方曼荼羅の世界観 井村誠 [コラム]天文学者は星を知らない 真貝寿明 II 民俗にみる天文文化 奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察 澤田幸輝 [コラム]三日月の傾きと農業予測―鹿児島県与論島のマクマを事例に 澤田幸輝 天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える 北尾浩一 IV 中世以前の天体現象と天文文化 天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法 竹迫忍 惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察 作花一志 [コラム]星の数、銀河の数 真貝寿明 丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討 真貝寿明 V 近世以降の天体現象と天文文化 1861 年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に 北井礼三郎・玉澤春史・岩橋清美 日本に伝わった古世界地図と星図の系譜 真貝寿明 あとがき 天文文化学を進める上で見えてきたもの―理系出身者の視点から 真貝寿明

近現代日本を生きるテクスト遺産 モノ×営為×世界(アジア遊学305)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
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Edoardo Gerlini 河野貴美子 編、勉誠社、2025、240p、A5判
近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。
その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。
書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。
その働きと諸相はどのように把握することができるのか。
さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。
目次
序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子
緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini
Ⅰ 「モノ」としてのテクスト遺産
明治期博物館の図書収集と管理―「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲
「古筆家」の近代―古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩
書跡文化のこれまでとこれから―テクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子
Ⅱ 営為としてのテクスト遺産
〈期待の地平〉と〈文学遺産〉―「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩
文献に記された民俗について―民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄
テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens
桜咲く束稲山―歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子
テクスト遺産としての日本漢詩―戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh
Ⅲ 日本のテクスト遺産と世界
近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則
「英語の世紀」に言葉を継承するということ―水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩

入荷まで2週間ほどかかります。
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Edoardo Gerlini 河野貴美子 編 、勉誠社 、2025 、240p 、A5判
近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。 その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。 書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。 その働きと諸相はどのように把握することができるのか。 さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。 目次 序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子 緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini Ⅰ 「モノ」としてのテクスト遺産 明治期博物館の図書収集と管理―「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲 「古筆家」の近代―古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩 書跡文化のこれまでとこれから―テクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子 Ⅱ 営為としてのテクスト遺産 〈期待の地平〉と〈文学遺産〉―「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩 文献に記された民俗について―民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄 テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens 桜咲く束稲山―歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子 テクスト遺産としての日本漢詩―戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh Ⅲ 日本のテクスト遺産と世界 近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則 「英語の世紀」に言葉を継承するということ―水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩 入荷まで2週間ほどかかります。

続「訓読」論 東アジア漢文世界の形成【オンデマンド版】

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
6,820
中村春作・市來津由彦・田尻祐一郎・前田勉 編、勉誠社、2024(第3刷)、482 頁
『続「訓読」論』(ISBN:978-4-585-28001-9)(2010年11月刊行)のオンデマンド版となります。

納期まで、3週間かかります。

東アジア漢文世界において漢文テキストは実際にどのような〈てだて〉で「読まれ」、そこでいったい何が生じたのか、そこから何が形成されたのか―「知」の伝播と体内化の過程を「訓読」論の視角から読み解くことで東アジア漢文世界の成立を検証する。
目次
序・「訓読」論から東アジア漢文世界の形成を考える/中村春作

Ⅰ東アジアにおける「知」の体内化と「訓読」

読誦のことば―雅言としての訓読/齋藤希史
琉球における「漢文」読み―思想史的読解の試み/中村春作
素読の教育文化―テキストの身体化/辻本雅史
明治前期の訓読体―言路洞開から公議輿論へ/前田 勉
どう訓むかという問題の難しさ/小島 毅
朝鮮半島の書記史―不可避の自己としての漢語/伊藤英人

Ⅱ近世の「知」の形成と「訓読」―経典・聖諭・土着

漢文の訓読、階層性、トポス―『春香伝』の「千字文プリ(唱)」を手掛りとして/崔 在穆
平田国学と『論語』―菊池正古『論語考』をめぐって/田尻祐一郎
満洲語思想・科学文献からみる訓読論/渡辺純成
唐通事の「官話」受容―もう一つの「訓読」/木津祐子
訓読から「辺境」を考える/澤井啓一

Ⅲ「訓読」と近代の「知」の回廊―文学・翻訳・教育

白話小説はどう読まれたか―江戸時代の音読、和訳、訓読をめぐって/川島優子
近代日本における白話小説の翻訳文体について―「三言」の事例を中心に/勝山 稔
明治・大正期の漢文教科書―洋学系教材を中心に/木村 淳
中国思想古典の文化象徴性と明治・大正・昭和―『論語』を素材に/市來津由彦

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6,820
中村春作・市來津由彦・田尻祐一郎・前田勉 編 、勉誠社 、2024(第3刷) 、482 頁
『続「訓読」論』(ISBN:978-4-585-28001-9)(2010年11月刊行)のオンデマンド版となります。 納期まで、3週間かかります。 東アジア漢文世界において漢文テキストは実際にどのような〈てだて〉で「読まれ」、そこでいったい何が生じたのか、そこから何が形成されたのか―「知」の伝播と体内化の過程を「訓読」論の視角から読み解くことで東アジア漢文世界の成立を検証する。 目次 序・「訓読」論から東アジア漢文世界の形成を考える/中村春作 Ⅰ東アジアにおける「知」の体内化と「訓読」 読誦のことば―雅言としての訓読/齋藤希史 琉球における「漢文」読み―思想史的読解の試み/中村春作 素読の教育文化―テキストの身体化/辻本雅史 明治前期の訓読体―言路洞開から公議輿論へ/前田 勉 どう訓むかという問題の難しさ/小島 毅 朝鮮半島の書記史―不可避の自己としての漢語/伊藤英人 Ⅱ近世の「知」の形成と「訓読」―経典・聖諭・土着 漢文の訓読、階層性、トポス―『春香伝』の「千字文プリ(唱)」を手掛りとして/崔 在穆 平田国学と『論語』―菊池正古『論語考』をめぐって/田尻祐一郎 満洲語思想・科学文献からみる訓読論/渡辺純成 唐通事の「官話」受容―もう一つの「訓読」/木津祐子 訓読から「辺境」を考える/澤井啓一 Ⅲ「訓読」と近代の「知」の回廊―文学・翻訳・教育 白話小説はどう読まれたか―江戸時代の音読、和訳、訓読をめぐって/川島優子 近代日本における白話小説の翻訳文体について―「三言」の事例を中心に/勝山 稔 明治・大正期の漢文教科書―洋学系教材を中心に/木村 淳 中国思想古典の文化象徴性と明治・大正・昭和―『論語』を素材に/市來津由彦 あとがき/執筆者一覧 人名索引/書名・論文名索引

東アジアの結婚 文学・歴史・宗教(アジア遊学157)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
仁平道明 編、勉誠社、2012、248p、A5判
『青鞜』創刊号の「元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。」という言葉は、誇りかで高らかな宣言であると同時に、「今、女性は月である。 他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。」という、女性が置かれた現実と哀しみから発せられた嘆きの言葉でもあった。
それが典型的なかたちで現れる場である結婚について、東アジア(日本、韓国、中国、台湾)の女性の結婚を語る文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。
目次
[日本]
上代の女性の結婚と仏教―『日本霊異記』を通してみる―/河野貴美子
古代日本の婚姻形態と妻妾制の導入―居住・親族名称・呼称を中心に―/胡潔
平安時代の婚姻制度と女性/工藤重矩
平安貴族の結婚と家族/服藤早苗
中世の女性の結婚と仏教/佐藤弘夫
中世後期の結婚と家―武家の家を中心に/久留島典子
近世の結婚と女性/大藤修
[中国]
中国における古代婚姻制度と習俗/韓昇(岩田和子 訳)
『周易』の女性観・結婚観と不均衡より生じるエネルギー/張哲俊(石碩 訳)
『詩経』における女性の結婚生活/周峨(原田信 訳)
“中国式”結婚と現代の結婚生活の危機―現代中国の結婚・恋愛ドラマについての一考察―/董麗敏(依田菜津子 訳)
[韓国]
「いと浮かびたる」女の宿世―韓国の婚姻風俗の変遷と女性の生―/李美淑
閨訓書から見た朝鮮時代の既婚女性の倫理/李景河(李美淑 訳)
閨房歌辭(ギュバンガサ)から見た朝鮮時代女性の生と結婚/鄭麟淑(李美淑 訳)
韓国における家族変化と女性の独身現象/李東鈺(李美淑 訳)
[台湾]
現代台湾における女性の婚姻形態と動向/蕭英玲・利翠珊(王嘉臨・林庭禎 訳)
納入までに3週間ほどかかります。
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2,640
仁平道明 編 、勉誠社 、2012 、248p 、A5判
『青鞜』創刊号の「元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。」という言葉は、誇りかで高らかな宣言であると同時に、「今、女性は月である。 他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。」という、女性が置かれた現実と哀しみから発せられた嘆きの言葉でもあった。 それが典型的なかたちで現れる場である結婚について、東アジア(日本、韓国、中国、台湾)の女性の結婚を語る文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。 目次 [日本] 上代の女性の結婚と仏教―『日本霊異記』を通してみる―/河野貴美子 古代日本の婚姻形態と妻妾制の導入―居住・親族名称・呼称を中心に―/胡潔 平安時代の婚姻制度と女性/工藤重矩 平安貴族の結婚と家族/服藤早苗 中世の女性の結婚と仏教/佐藤弘夫 中世後期の結婚と家―武家の家を中心に/久留島典子 近世の結婚と女性/大藤修 [中国] 中国における古代婚姻制度と習俗/韓昇(岩田和子 訳) 『周易』の女性観・結婚観と不均衡より生じるエネルギー/張哲俊(石碩 訳) 『詩経』における女性の結婚生活/周峨(原田信 訳) “中国式”結婚と現代の結婚生活の危機―現代中国の結婚・恋愛ドラマについての一考察―/董麗敏(依田菜津子 訳) [韓国] 「いと浮かびたる」女の宿世―韓国の婚姻風俗の変遷と女性の生―/李美淑 閨訓書から見た朝鮮時代の既婚女性の倫理/李景河(李美淑 訳) 閨房歌辭(ギュバンガサ)から見た朝鮮時代女性の生と結婚/鄭麟淑(李美淑 訳) 韓国における家族変化と女性の独身現象/李東鈺(李美淑 訳) [台湾] 現代台湾における女性の婚姻形態と動向/蕭英玲・利翠珊(王嘉臨・林庭禎 訳) 納入までに3週間ほどかかります。

論究日本近代語 第1集

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
22,000
日本近代語研究会 編、勉誠社、2020年3月、424p、A5判・上製
広義の日本近代語における歴史と構造を、文字、文法、語彙といった日本語学の観点から詳細に分析した、日本文学、日本史学、日本語教育学、表現論などの分野にも資する論文集。

目次

創刊の辞 小野正弘
英文タイトル

連語から見た『徒然草』第1部・第2部 安部清哉
キリシタン版辞書での同音異義と一語多義 豊島正之
キリシタン版『日葡辞書』「序文」の二重印刷に見る編纂方針について 中野遙
ミギテの通時的考察 木川あづさ
『雑字類編』の書き入れ語 荒尾禎秀
『語学新書』における格理解 服部紀子
明治期の漢字の「かたち」について 今野真二
『世界商売往来』の依拠資料について 丸山健一郎
『[校正/増補]漢語字類』における漢字字形のバリエーションについて 内田久美子
日本における「ウラジオストク」の漢字表記 シャルコ・アンナ
『言海』校正刷における漢字字体/字形について 小野春菜
「續々金色夜叉續編」・「新續金色夜叉」の四種本文対照 許哲
日本統治期台湾の初等国語教科書における一人称代名詞 山田実樹
テキストアナリシスによる明治期日本語教科書『日語活法』の検証 伊藤孝行
宏文学院の日本語教師編纂の会話教科書における謙譲表現 薛静
台湾の日本語教育月刊誌『国光』(昭和7年創刊)における投稿文の資料性 園田博文
日仏オノマトペの対照 瀬川愛美
上田万年をマンネンと呼ぶは礼か非礼か 三浦直人
「わりに」「割合に」の歴史的変遷 川島拓馬
丁寧体否定形式「~ませんです」の動向 神作晋一
日本語教育における授受表現の効果的な教え方とそこに見る日本人の「ウチとソト」感覚 木下哲生
現代語における接続助詞的用法のトコロヲについて 佐伯暁子
職場の会話における副詞の使用 呉雨
「なるほど」考 苅宿紀子
現代語の副助詞デモの各用法について 星野佳之

索引
執筆者一覧
編集後記 編集委員会

納入までに3週間ほどかかります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
22,000
日本近代語研究会 編 、勉誠社 、2020年3月 、424p 、A5判・上製
広義の日本近代語における歴史と構造を、文字、文法、語彙といった日本語学の観点から詳細に分析した、日本文学、日本史学、日本語教育学、表現論などの分野にも資する論文集。 目次 創刊の辞 小野正弘 英文タイトル 連語から見た『徒然草』第1部・第2部 安部清哉 キリシタン版辞書での同音異義と一語多義 豊島正之 キリシタン版『日葡辞書』「序文」の二重印刷に見る編纂方針について 中野遙 ミギテの通時的考察 木川あづさ 『雑字類編』の書き入れ語 荒尾禎秀 『語学新書』における格理解 服部紀子 明治期の漢字の「かたち」について 今野真二 『世界商売往来』の依拠資料について 丸山健一郎 『[校正/増補]漢語字類』における漢字字形のバリエーションについて 内田久美子 日本における「ウラジオストク」の漢字表記 シャルコ・アンナ 『言海』校正刷における漢字字体/字形について 小野春菜 「續々金色夜叉續編」・「新續金色夜叉」の四種本文対照 許哲 日本統治期台湾の初等国語教科書における一人称代名詞 山田実樹 テキストアナリシスによる明治期日本語教科書『日語活法』の検証 伊藤孝行 宏文学院の日本語教師編纂の会話教科書における謙譲表現 薛静 台湾の日本語教育月刊誌『国光』(昭和7年創刊)における投稿文の資料性 園田博文 日仏オノマトペの対照 瀬川愛美 上田万年をマンネンと呼ぶは礼か非礼か 三浦直人 「わりに」「割合に」の歴史的変遷 川島拓馬 丁寧体否定形式「~ませんです」の動向 神作晋一 日本語教育における授受表現の効果的な教え方とそこに見る日本人の「ウチとソト」感覚 木下哲生 現代語における接続助詞的用法のトコロヲについて 佐伯暁子 職場の会話における副詞の使用 呉雨 「なるほど」考 苅宿紀子 現代語の副助詞デモの各用法について 星野佳之 索引 執筆者一覧 編集後記 編集委員会 納入までに3週間ほどかかります。

無住道暁の拓く鎌倉時代 中世兼学僧の思想と空間(アジア遊学298)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
土屋有里子 編、勉誠社、2024、216p、A5判
『沙石集』、『雑談集』などの説話集編者として知られる無住道暁(むじゅうどうぎょう、一二二六〜一三一二。鎌倉時代後期の遁世僧)。
近年、無住の修学面に関する新資料が公になり、その研究も大きく飛躍しているが、
彼自身の人生を諸分野から概観する書籍はない。
彼はいつどこで誰に出会い、どのような教えを受け、何を選択したのか。
鎌倉時代を代表する説話集は、無住のいかなる人生を投影して作られたのか。
無住が生きた土地・場、各地での僧侶間ネットワークに着目し、宗教者としての内実を読み解くと同時に、無住をとりまく文芸活動を考察。
鎌倉幕府や北条氏にも高い関心を寄せた無住の修学・文学を、彼の人生の流れに沿ってとらえ直す。
目次
序文◆土屋有里子
第一部 修学と環境をめぐる―東国・尾張・京
常陸の宗教世界と無住◆亀山純生
無住と法身房◆土屋有里子
無住と鎌倉―鎌倉の仏教関係説話を中心に◆追塩千尋
尾張長母寺住持無住と地域の人々◆山田邦明
無住にとっての尾張―地方在住僧の帰属意識◆三好俊徳
無住と伊勢神宮―『沙石集』巻第一第一話「太神宮御事」をめぐって◆伊藤聡
円爾述『逸題無住聞書』と無住◆和田有希子
『沙石集』における解脱房貞慶の役割から聖一国師への道―無住が捉えた貞慶の伝承像とその文脈―円爾と交錯する中世仏教の展開◆阿部泰郎
第二部 無住と文芸活動―説話集編者の周辺
ふたつの鼓動―『沙石集』と『私聚百因縁集』をつなぐもの◆加美甲多
『雑談集』巻五にみえる呪願◆高橋悠介
梶原伝承と尾張万歳◆土屋有里子
無住と南宋代成立典籍・補遺◆小林直樹
無住の和歌陀羅尼観―『沙石集』諸本から変遷をたどる◆平野多恵
「無住と『法華経』、法華経読誦」◆柴佳世乃

納入までに3週間ほどかかります。
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3,080
土屋有里子 編 、勉誠社 、2024 、216p 、A5判
『沙石集』、『雑談集』などの説話集編者として知られる無住道暁(むじゅうどうぎょう、一二二六〜一三一二。鎌倉時代後期の遁世僧)。 近年、無住の修学面に関する新資料が公になり、その研究も大きく飛躍しているが、 彼自身の人生を諸分野から概観する書籍はない。 彼はいつどこで誰に出会い、どのような教えを受け、何を選択したのか。 鎌倉時代を代表する説話集は、無住のいかなる人生を投影して作られたのか。 無住が生きた土地・場、各地での僧侶間ネットワークに着目し、宗教者としての内実を読み解くと同時に、無住をとりまく文芸活動を考察。 鎌倉幕府や北条氏にも高い関心を寄せた無住の修学・文学を、彼の人生の流れに沿ってとらえ直す。 目次 序文◆土屋有里子 第一部 修学と環境をめぐる―東国・尾張・京 常陸の宗教世界と無住◆亀山純生 無住と法身房◆土屋有里子 無住と鎌倉―鎌倉の仏教関係説話を中心に◆追塩千尋 尾張長母寺住持無住と地域の人々◆山田邦明 無住にとっての尾張―地方在住僧の帰属意識◆三好俊徳 無住と伊勢神宮―『沙石集』巻第一第一話「太神宮御事」をめぐって◆伊藤聡 円爾述『逸題無住聞書』と無住◆和田有希子 『沙石集』における解脱房貞慶の役割から聖一国師への道―無住が捉えた貞慶の伝承像とその文脈―円爾と交錯する中世仏教の展開◆阿部泰郎 第二部 無住と文芸活動―説話集編者の周辺 ふたつの鼓動―『沙石集』と『私聚百因縁集』をつなぐもの◆加美甲多 『雑談集』巻五にみえる呪願◆高橋悠介 梶原伝承と尾張万歳◆土屋有里子 無住と南宋代成立典籍・補遺◆小林直樹 無住の和歌陀羅尼観―『沙石集』諸本から変遷をたどる◆平野多恵 「無住と『法華経』、法華経読誦」◆柴佳世乃 納入までに3週間ほどかかります。

浸透する教養 江戸の出版文化という回路

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
鈴木健一 編、勉誠社、2013、464p、A5判
発送までに3週間ほどかかります
ヒト・モノ・情報の交通網が整備され、「知」をめぐる新たな局面が形成されつつあった近世日本。出版文化の隆盛とともに、それまで権威とされてきた「教養」が、さまざまな回路を通して庶民層へと「浸透」していった。和歌・漢詩文を中心として、歴史・思想・宗教・科学といった諸分野にまたがる基礎的知識が磁場としてきわめて強力に働き、日本の文化と文学の根幹が形作られたのである。
「知」の形成と伝播は如何になされたのか。「図像化」「リストアップ」「解説」という三つの軸より、近世文学と文化の価値を捉え直す。
目次
序論 古典注釈にみる教養の浸透―季吟『湖月抄』を中心に 鈴木健一
Ⅰ教養を図像化する
古歌の図像化と画賛―藤原定家詠「駒とめて」歌を中心に― 田代一葉
立圃の俳画―教養を楽しむということ― 深沢了子
古典文学と浮世絵―国芳「百人一首之内」シリーズを例に― 藤澤茜
教養の桃源郷―見立絵本『風流准仙人』― 木越俊介
絵入り百科事典の工夫―『訓蒙図彙』と『和漢三才図会』― 勝又基
『江戸名所図会』にみる〈教養〉の伝達 壬生里巳
Ⅱ教養をリストアップする
謡講釈の世界―近世謡曲享受の一側面― 宮本圭造
林羅山『巵言抄』遡源―一体、何が「浸透」したのか― 高山大毅
俳諧の歳時記―四季の風物と暮らしの教養の集大成― 金田房子
啓蒙的医学書 吉丸雄哉
『伽婢子』の仏教説話的世界―教養としての仏教的教義の浸透― 湯浅佳子
日用と教養―「年代記」考― 鈴木俊幸
近世節用集における教養の浸透―頭書と付録を中心に― 久岡明穂
Ⅲ教養を解説する
教養と秘伝と―有賀長伯の歌学書出版をめぐって― 西田正宏
万葉歌を解説する―賀茂真淵『万葉新採百首解』をめぐって― 田中仁
教養の翻訳と伝達―漢文訓読の変遷と道春点― 斎藤文俊
『日本外史』の体裁と「源氏論賛」―歴史の図式的把握と解説― 堀口育男
教養を娯楽化する―『五節供稚童講訳』の挑戦― 津田眞弓
あとがき
執筆者一覧
奥付
納入までに3週間ほどかかります。
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9,900
鈴木健一 編 、勉誠社 、2013 、464p 、A5判
発送までに3週間ほどかかります ヒト・モノ・情報の交通網が整備され、「知」をめぐる新たな局面が形成されつつあった近世日本。出版文化の隆盛とともに、それまで権威とされてきた「教養」が、さまざまな回路を通して庶民層へと「浸透」していった。和歌・漢詩文を中心として、歴史・思想・宗教・科学といった諸分野にまたがる基礎的知識が磁場としてきわめて強力に働き、日本の文化と文学の根幹が形作られたのである。 「知」の形成と伝播は如何になされたのか。「図像化」「リストアップ」「解説」という三つの軸より、近世文学と文化の価値を捉え直す。 目次 序論 古典注釈にみる教養の浸透―季吟『湖月抄』を中心に 鈴木健一 Ⅰ教養を図像化する 古歌の図像化と画賛―藤原定家詠「駒とめて」歌を中心に― 田代一葉 立圃の俳画―教養を楽しむということ― 深沢了子 古典文学と浮世絵―国芳「百人一首之内」シリーズを例に― 藤澤茜 教養の桃源郷―見立絵本『風流准仙人』― 木越俊介 絵入り百科事典の工夫―『訓蒙図彙』と『和漢三才図会』― 勝又基 『江戸名所図会』にみる〈教養〉の伝達 壬生里巳 Ⅱ教養をリストアップする 謡講釈の世界―近世謡曲享受の一側面― 宮本圭造 林羅山『巵言抄』遡源―一体、何が「浸透」したのか― 高山大毅 俳諧の歳時記―四季の風物と暮らしの教養の集大成― 金田房子 啓蒙的医学書 吉丸雄哉 『伽婢子』の仏教説話的世界―教養としての仏教的教義の浸透― 湯浅佳子 日用と教養―「年代記」考― 鈴木俊幸 近世節用集における教養の浸透―頭書と付録を中心に― 久岡明穂 Ⅲ教養を解説する 教養と秘伝と―有賀長伯の歌学書出版をめぐって― 西田正宏 万葉歌を解説する―賀茂真淵『万葉新採百首解』をめぐって― 田中仁 教養の翻訳と伝達―漢文訓読の変遷と道春点― 斎藤文俊 『日本外史』の体裁と「源氏論賛」―歴史の図式的把握と解説― 堀口育男 教養を娯楽化する―『五節供稚童講訳』の挑戦― 津田眞弓 あとがき 執筆者一覧 奥付 納入までに3週間ほどかかります。

外圧の日本古代文学史(アジア遊学309)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
遠藤耕太郎・濱田寛・吉見健夫 編、勉誠社、2025年10月、256p、A5判並製
日本文学史は、外国文化の圧力―外圧―という脅威と向き合う心の葛藤の歴史である。
古代日本の人々は、文字(漢字)や仏教・中国思想の外圧、国家制度や白村江の戦いと壬申の乱といった政治的・軍事的外圧、文学作品や唐物と呼ばれる輸入品の外圧など様々なかたちで現れた外圧としての中国文化に対して、どのように葛藤し、そこから何を創造していったのか。
『万葉集』や『源氏物語』などをはじめとする和歌や散文作品、漢詩文を、奈良と平安の二つの時代に分けて取り上げ、国際環境や国際感覚の異なる時代背景のもと、中国文化と格闘し、換骨奪胎、あるいは克服、憧憬しながら、文学を創造した人々の心の様相を探る。

目次

序言 遠藤耕太郎
総論 古代前期:外圧としての漢字に向き合う 遠藤耕太郎
総論 古代後期:「外圧」から「内なる規範」への展開 濱田寛

第Ⅰ部 古代前期(奈良時代まで)
『古事記』「酒楽の歌」について―宴のうたと場 岩田久美加
唐の外圧と額田王 遠藤耕太郎 
柿本人麻呂と《外圧》 高松寿夫
山部赤人による呪性の回復 遠藤耕太郎 
『万葉集』遣唐使関連歌考―漢語漢文世界でやまとうたをよむこと 岩田久美加
和銅―神亀年間の国際環境と大伴旅人―香椎浦と松浦川にみる風流心 井実充史
七~九世紀東アジアの国際環境と日本漢詩 井実充史

第Ⅱ部 古代後期(平安時代)
『土左日記』における漢詩(からうた)の表記方法 中島輝賢
『伊勢物語』はどう人の心をかたちづくるか―外圧としての仏教を視点に 咲本英恵
『うつほ物語』の列挙表現―賦の視点から 宮谷聡美
『枕草子』と漢籍―中国文化の〈外圧〉と宮廷社会の〈内圧〉の均衡 中田幸司
『源氏物語』の音楽―紅葉賀巻にみえる「外来の音楽」の内面化の方法 岡田ひろみ
桐壺巻における長恨歌引用の意義―桐壺帝の寵愛とその典型化 吉見健夫
平安時代の漢詩文―転換期としての宇多朝とその前後 濱田寛

あとがき 吉見健夫
関連年表
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,300
遠藤耕太郎・濱田寛・吉見健夫 編 、勉誠社 、2025年10月 、256p 、A5判並製
日本文学史は、外国文化の圧力―外圧―という脅威と向き合う心の葛藤の歴史である。 古代日本の人々は、文字(漢字)や仏教・中国思想の外圧、国家制度や白村江の戦いと壬申の乱といった政治的・軍事的外圧、文学作品や唐物と呼ばれる輸入品の外圧など様々なかたちで現れた外圧としての中国文化に対して、どのように葛藤し、そこから何を創造していったのか。 『万葉集』や『源氏物語』などをはじめとする和歌や散文作品、漢詩文を、奈良と平安の二つの時代に分けて取り上げ、国際環境や国際感覚の異なる時代背景のもと、中国文化と格闘し、換骨奪胎、あるいは克服、憧憬しながら、文学を創造した人々の心の様相を探る。 目次 序言 遠藤耕太郎 総論 古代前期:外圧としての漢字に向き合う 遠藤耕太郎 総論 古代後期:「外圧」から「内なる規範」への展開 濱田寛 第Ⅰ部 古代前期(奈良時代まで) 『古事記』「酒楽の歌」について―宴のうたと場 岩田久美加 唐の外圧と額田王 遠藤耕太郎  柿本人麻呂と《外圧》 高松寿夫 山部赤人による呪性の回復 遠藤耕太郎  『万葉集』遣唐使関連歌考―漢語漢文世界でやまとうたをよむこと 岩田久美加 和銅―神亀年間の国際環境と大伴旅人―香椎浦と松浦川にみる風流心 井実充史 七~九世紀東アジアの国際環境と日本漢詩 井実充史 第Ⅱ部 古代後期(平安時代) 『土左日記』における漢詩(からうた)の表記方法 中島輝賢 『伊勢物語』はどう人の心をかたちづくるか―外圧としての仏教を視点に 咲本英恵 『うつほ物語』の列挙表現―賦の視点から 宮谷聡美 『枕草子』と漢籍―中国文化の〈外圧〉と宮廷社会の〈内圧〉の均衡 中田幸司 『源氏物語』の音楽―紅葉賀巻にみえる「外来の音楽」の内面化の方法 岡田ひろみ 桐壺巻における長恨歌引用の意義―桐壺帝の寵愛とその典型化 吉見健夫 平安時代の漢詩文―転換期としての宇多朝とその前後 濱田寛 あとがき 吉見健夫 関連年表

中世寺院の仏法と社会

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200 (送料:¥300~)
永村眞 編、勉誠社、2021年6月、640p、A5判上製
中世日本において寺院は、宗教的な施設のみならず、貴顕や武士等、様々な人々が行き交う、政治・経済・文化形成にも大きな影響を有した場であった。
しかし、諸寺院内部で伝持されてきた史料群は、その特質からアクセスが容易ではなく、編者らによる寺院史料の調査・研究の方法論の構築により、近年、大きな研究の進展を見せるようになった。
畿内近国、関東に所在する諸寺院に伝来する史料群の博捜により、寺内・寺外の僧俗の社会的かつ宗教的な関わりのなかで、「日本仏教」を形づくる多彩な仏法とその発展を実現した寺院社会の構造と思想的背景を立体的に描き出し、中世寺院の歴史的特質と展開を明らかにする貴重な成果。
中世日本を読み解くための必読の書。

目次

はしがき 永村眞

Ⅰ 醍醐寺の法流と修学
中世醍醐寺の顕・密「聖教」と法儀 永村眞
南北朝内乱と清浄光院房玄 石田浩子
南北朝期から室町前期における理性院流と太元帥法別当職の相承―理性院宗助と大覚寺證菩提院光覚の対立― 佐藤亜莉華
醍醐寺三宝院門跡満済の教学活動 姜 錫正
醍醐寺・根来寺と田舎本寺との寺僧交流―尾張国万徳寺を通して― 藤井雅子
「義演准后日記」とその紙背文書 関口真規子
修法と秘号―五大虚空蔵法を通して― 井上清子
醍醐寺所蔵「野月」と松橋流秘点 高橋恵美子

Ⅱ 寺院の法会と社会
中世南都の法華会 高山有紀
「春日権現験記絵」の編纂者 坪内綾子
中世東寺の修学活動―西院と観智院― 西弥生
十五世紀における北野社領西京と西京神人 三枝暁子
春日社神供備進と興福寺学侶 高山京子
室町将軍家の比丘尼御所と根本所領 小谷量子

Ⅲ 中世の仏法と寺院
摂関期・院政期における聖徳太子信仰と女性―四天王寺に集った女性たち― 榊原史子
鎌倉前期寺院社会の禅宗理解 矢野立子
中世「律院」と「結界」 飯田晶子
中世鑁阿寺の寺内組織 中田愛
雑賀衆の戦いと鈴木孫一 三浦早織

あとがき 藤井雅子
執筆者一覧

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永村眞 編 、勉誠社 、2021年6月 、640p 、A5判上製
中世日本において寺院は、宗教的な施設のみならず、貴顕や武士等、様々な人々が行き交う、政治・経済・文化形成にも大きな影響を有した場であった。 しかし、諸寺院内部で伝持されてきた史料群は、その特質からアクセスが容易ではなく、編者らによる寺院史料の調査・研究の方法論の構築により、近年、大きな研究の進展を見せるようになった。 畿内近国、関東に所在する諸寺院に伝来する史料群の博捜により、寺内・寺外の僧俗の社会的かつ宗教的な関わりのなかで、「日本仏教」を形づくる多彩な仏法とその発展を実現した寺院社会の構造と思想的背景を立体的に描き出し、中世寺院の歴史的特質と展開を明らかにする貴重な成果。 中世日本を読み解くための必読の書。 目次 はしがき 永村眞 Ⅰ 醍醐寺の法流と修学 中世醍醐寺の顕・密「聖教」と法儀 永村眞 南北朝内乱と清浄光院房玄 石田浩子 南北朝期から室町前期における理性院流と太元帥法別当職の相承―理性院宗助と大覚寺證菩提院光覚の対立― 佐藤亜莉華 醍醐寺三宝院門跡満済の教学活動 姜 錫正 醍醐寺・根来寺と田舎本寺との寺僧交流―尾張国万徳寺を通して― 藤井雅子 「義演准后日記」とその紙背文書 関口真規子 修法と秘号―五大虚空蔵法を通して― 井上清子 醍醐寺所蔵「野月」と松橋流秘点 高橋恵美子 Ⅱ 寺院の法会と社会 中世南都の法華会 高山有紀 「春日権現験記絵」の編纂者 坪内綾子 中世東寺の修学活動―西院と観智院― 西弥生 十五世紀における北野社領西京と西京神人 三枝暁子 春日社神供備進と興福寺学侶 高山京子 室町将軍家の比丘尼御所と根本所領 小谷量子 Ⅲ 中世の仏法と寺院 摂関期・院政期における聖徳太子信仰と女性―四天王寺に集った女性たち― 榊原史子 鎌倉前期寺院社会の禅宗理解 矢野立子 中世「律院」と「結界」 飯田晶子 中世鑁阿寺の寺内組織 中田愛 雑賀衆の戦いと鈴木孫一 三浦早織 あとがき 藤井雅子 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。
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画期としての室町 政事・宗教・古典学

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
16,500
前田雅之 編、勉誠社、2018、544 p、A5判
目まぐるしい変化の中で展開した室町時代。
それは日本史上において如何なる位置と意義を有しているのか。
時代の特質である政事・宗教・古典学の有機的な関係を捉え、「室町」という時代の相貌を明らかにする。
近年大きな進展をみせる室町時代史研究を領導する、23名の豪華執筆陣により示される知の最前線。
目次
序 言 前田雅之
第一部 政事
足利将軍家における政事と文事―武家執奏・和歌・打聞 前田雅之
室町の「政事」と一揆 呉座勇一
「雑務沙汰」覚書 新田一郎
十五世紀末における摂関職就任論理の変化 石原比伊呂
一条政房の福原荘下向と大内氏の摂津侵攻―応仁の乱と西摂地域 大田壮一郎
桃源瑞仙と武家故実の周縁 川本慎自
伝えられた知識と失われた史料 遠藤珠紀
第二部 宗教
泉涌寺の「生身」羅漢―「汗」をかく羅漢伝承の背景 西谷功
足利将軍家の受衣儀礼と袈裟・掛絡 芳澤元
秘説のなかの密教と宿神―室町期「諸道」の神話化と天皇をめぐって 松本郁代
能楽に摂取された法華・阿弥陀・観音融和の偈句―「昔在霊山名法華」偈の源流と展開 高橋悠介
「性花」という思想―世阿弥・禅竹能芸論における禅の強度 小川豊生
雑纂される知識の断片―天野山金剛寺学頭乗空房朝祐筆録『合集抄』をめぐって 海野圭介
『本朝事始』再勘―重層する仮託の故実学 原克昭
第三部 古典学
兼良と尭孝―俊成・定家画賛をめぐって 小川剛生
「五音連声」の歌学史 岡﨑真紀子
壬生雅久の文事―「公家の学問と五山」補遺 堀川貴司
動かない時間―室町禅林詩学における恒常不変的なものへの(/からの)眼差し 山藤夏郎
古今注の擬漢故事・漢詩句―冷泉家流伊勢注・三流抄の影響下にある諸注の様相についての覚書  渡瀬淳子
羊と躑躅―連歌寄合追尋 鈴木元
千句連歌における「人の耳をもおどろかす」句 松本麻子
書流と証本―斯道文庫蔵「若菜」帖と三条西家本『源氏物語』をめぐって 佐々木孝浩
冷泉家時雨亭文庫蔵『河海抄』の性格―『河海抄』巻十五論の前提として 松本大
あとがき
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前田雅之 編 、勉誠社 、2018 、544 p 、A5判
目まぐるしい変化の中で展開した室町時代。 それは日本史上において如何なる位置と意義を有しているのか。 時代の特質である政事・宗教・古典学の有機的な関係を捉え、「室町」という時代の相貌を明らかにする。 近年大きな進展をみせる室町時代史研究を領導する、23名の豪華執筆陣により示される知の最前線。 目次 序 言 前田雅之 第一部 政事 足利将軍家における政事と文事―武家執奏・和歌・打聞 前田雅之 室町の「政事」と一揆 呉座勇一 「雑務沙汰」覚書 新田一郎 十五世紀末における摂関職就任論理の変化 石原比伊呂 一条政房の福原荘下向と大内氏の摂津侵攻―応仁の乱と西摂地域 大田壮一郎 桃源瑞仙と武家故実の周縁 川本慎自 伝えられた知識と失われた史料 遠藤珠紀 第二部 宗教 泉涌寺の「生身」羅漢―「汗」をかく羅漢伝承の背景 西谷功 足利将軍家の受衣儀礼と袈裟・掛絡 芳澤元 秘説のなかの密教と宿神―室町期「諸道」の神話化と天皇をめぐって 松本郁代 能楽に摂取された法華・阿弥陀・観音融和の偈句―「昔在霊山名法華」偈の源流と展開 高橋悠介 「性花」という思想―世阿弥・禅竹能芸論における禅の強度 小川豊生 雑纂される知識の断片―天野山金剛寺学頭乗空房朝祐筆録『合集抄』をめぐって 海野圭介 『本朝事始』再勘―重層する仮託の故実学 原克昭 第三部 古典学 兼良と尭孝―俊成・定家画賛をめぐって 小川剛生 「五音連声」の歌学史 岡﨑真紀子 壬生雅久の文事―「公家の学問と五山」補遺 堀川貴司 動かない時間―室町禅林詩学における恒常不変的なものへの(/からの)眼差し 山藤夏郎 古今注の擬漢故事・漢詩句―冷泉家流伊勢注・三流抄の影響下にある諸注の様相についての覚書  渡瀬淳子 羊と躑躅―連歌寄合追尋 鈴木元 千句連歌における「人の耳をもおどろかす」句 松本麻子 書流と証本―斯道文庫蔵「若菜」帖と三条西家本『源氏物語』をめぐって 佐々木孝浩 冷泉家時雨亭文庫蔵『河海抄』の性格―『河海抄』巻十五論の前提として 松本大 あとがき 執筆者一覧

近代日本の中国学 その光と影(アジア遊学299)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
朱琳・渡辺健哉 編著、勉誠社、2024年11月、384p、A5判
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。

目次
序文 近代日本の中国学―その光と影 朱 琳
総論
「中国知」と「シナ通」 山室信一
近代日本の中国学の系譜 小野寺史郎
第Ⅰ部 「東洋史」と「支那学」の確立
那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に 黄 東 蘭
白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 吉澤誠一郎
服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影 水野博太
矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家 久保 亨
『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄 中野目 徹
第Ⅱ部 中国研究に新風を吹き込む
青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者 辜 承 堯
宮崎市定と軍隊 井上文則
吉川幸次郎と石川淳との交遊 池澤一郎
今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究 稲森雅子
第Ⅲ部 日中書画交流
富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々 戦 暁 梅
近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって 呉 孟晋
河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者 下田章平
瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団 塚本麿充
第Ⅳ部 アジア踏査
関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果 渡辺健哉
鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 吉開将人
大谷光瑞の光と影 柴田幹夫
日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」 広中一成
第Ⅴ部 ジャーナリストの目に映った中国
在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一 森平崇文
橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 谷 雪 妮
太田宇之助と尾崎秀実―一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識 島田大輔

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朱琳・渡辺健哉 編著 、勉誠社 、2024年11月 、384p 、A5判
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。 目次 序文 近代日本の中国学―その光と影 朱 琳 総論 「中国知」と「シナ通」 山室信一 近代日本の中国学の系譜 小野寺史郎 第Ⅰ部 「東洋史」と「支那学」の確立 那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に 黄 東 蘭 白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 吉澤誠一郎 服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影 水野博太 矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家 久保 亨 『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄 中野目 徹 第Ⅱ部 中国研究に新風を吹き込む 青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者 辜 承 堯 宮崎市定と軍隊 井上文則 吉川幸次郎と石川淳との交遊 池澤一郎 今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究 稲森雅子 第Ⅲ部 日中書画交流 富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々 戦 暁 梅 近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって 呉 孟晋 河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者 下田章平 瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団 塚本麿充 第Ⅳ部 アジア踏査 関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果 渡辺健哉 鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 吉開将人 大谷光瑞の光と影 柴田幹夫 日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」 広中一成 第Ⅴ部 ジャーナリストの目に映った中国 在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一 森平崇文 橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 谷 雪 妮 太田宇之助と尾崎秀実―一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識 島田大輔 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

日本の中世貨幣と東アジア(アジア遊学273)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
中島圭一 編、勉誠社、2022年9月、336 頁
モノの流通、経済の発展において要となる貨幣。
古来、その発行は、国家形成における重要なタームの一つであるが、中世日本においては、朝廷や幕府など公権力による貨幣発行はなされず、唐・宋・元・明などの中国歴代王朝により作られた銭が大量に流入し、さらには朝鮮半島の高麗・朝鮮やベトナムなど周辺諸国のものも加わり、それらの渡来銭を用いた貨幣流通が本格化する状況が現れることとなった。
公権力による裏付け・保証のない渡来銭が如何に国内通貨となり得たのか。
遠隔地決済を可能とする為替制度は、どのような信用基盤の上に成り立っていたのか。
そして、数百年間続いた渡来銭を基盤とする貨幣流通の状況に終止符をうった要因は何なのか。
貨幣というものの性質を考えるうえで興味深い問題を多数孕む日本の中世貨幣を、文献・考古資料を博捜し、東アジア的視点からも捉えなおす画期的成果。

目次

序言 中島圭一

第一部 中世貨幣の成立と展開
渡来銭流通の開始と確立をめぐって 中島圭一
中世手形の信用とその決済システムについて 伊藤啓介
割符のしくみの応用技術 井上正夫
中世日本に銭は足りていたか 高木久史

第二部 貨幣をめぐる明と日本
永樂通寳日本流入経路の検討―東南アジア経路説の提唱 古澤義久
永楽銭の流通 川戸貴史
中世後期日本の貨幣流通と東アジア 大田由紀夫
撰銭と東アジア銭貨流通 中島楽章

第三部 出土銭からみた貨幣流通
個別出土銭からみた銭貨流通の地域差―東国を中心に 石神裕之
出土銭貨研究の諸相―近年の動向から 櫻木晋一
琉球列島の出土銭貨 宮城弘樹
東ユーラシアの銭貨流通モデル 三宅俊彦

第四部 中世から近世へ
南京銭と鍛(ちゃん)再考 本多博之
織田信長の撰銭令をめぐって 平井上総
十六~十七世紀伊勢神宮地域をめぐる信用と金融の実像 千枝大志

年号対照表

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中島圭一 編 、勉誠社 、2022年9月 、336 頁
モノの流通、経済の発展において要となる貨幣。 古来、その発行は、国家形成における重要なタームの一つであるが、中世日本においては、朝廷や幕府など公権力による貨幣発行はなされず、唐・宋・元・明などの中国歴代王朝により作られた銭が大量に流入し、さらには朝鮮半島の高麗・朝鮮やベトナムなど周辺諸国のものも加わり、それらの渡来銭を用いた貨幣流通が本格化する状況が現れることとなった。 公権力による裏付け・保証のない渡来銭が如何に国内通貨となり得たのか。 遠隔地決済を可能とする為替制度は、どのような信用基盤の上に成り立っていたのか。 そして、数百年間続いた渡来銭を基盤とする貨幣流通の状況に終止符をうった要因は何なのか。 貨幣というものの性質を考えるうえで興味深い問題を多数孕む日本の中世貨幣を、文献・考古資料を博捜し、東アジア的視点からも捉えなおす画期的成果。 目次 序言 中島圭一 第一部 中世貨幣の成立と展開 渡来銭流通の開始と確立をめぐって 中島圭一 中世手形の信用とその決済システムについて 伊藤啓介 割符のしくみの応用技術 井上正夫 中世日本に銭は足りていたか 高木久史 第二部 貨幣をめぐる明と日本 永樂通寳日本流入経路の検討―東南アジア経路説の提唱 古澤義久 永楽銭の流通 川戸貴史 中世後期日本の貨幣流通と東アジア 大田由紀夫 撰銭と東アジア銭貨流通 中島楽章 第三部 出土銭からみた貨幣流通 個別出土銭からみた銭貨流通の地域差―東国を中心に 石神裕之 出土銭貨研究の諸相―近年の動向から 櫻木晋一 琉球列島の出土銭貨 宮城弘樹 東ユーラシアの銭貨流通モデル 三宅俊彦 第四部 中世から近世へ 南京銭と鍛(ちゃん)再考 本多博之 織田信長の撰銭令をめぐって 平井上総 十六~十七世紀伊勢神宮地域をめぐる信用と金融の実像 千枝大志 年号対照表 納入までに3週間ほどかかります。

廃墟の文化史 アジア遊学297

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
木下華子・山本聡美・渡邉裕美子 編、勉誠社、2024、288p、A5判
「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。
そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。
人々は「廃墟」に何を託したのか―。
これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。
日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。
目次
巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子
第1部 廃墟論の射程
「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子
『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則
廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二
西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝
【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲
言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑
第2部 廃墟の時空
廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫
廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子
夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子
【コラム】生きた廃墟としての朽木—風景・記憶・木の精 ハルオ・シラネ
廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美
廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人
【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿
【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹
第3部 廃墟を生きる
【コラム】荒れたる都 三浦佑之
承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知
廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和
五山文学における廃墟の表象 堀川貴司
戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久
廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵
あとがき 木下華子

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木下華子・山本聡美・渡邉裕美子 編 、勉誠社 、2024 、288p 、A5判
「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。 そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。 人々は「廃墟」に何を託したのか―。 これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。 日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。 目次 巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子 第1部 廃墟論の射程 「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子 『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則 廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二 西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝 【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲 言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑 第2部 廃墟の時空 廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫 廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子 夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子 【コラム】生きた廃墟としての朽木—風景・記憶・木の精 ハルオ・シラネ 廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美 廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人 【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿 【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹 第3部 廃墟を生きる 【コラム】荒れたる都 三浦佑之 承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知 廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和 五山文学における廃墟の表象 堀川貴司 戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久 廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵 あとがき 木下華子 お取り寄せ商品のため、お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

鏡としての日本文学 交響する中日古典(アジア遊学308)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
張龍妹 編、勉誠社、2025、352p、A5判
日本文学を紐解くと、そこには中国文学の影響が少なからず散見される。それらを比較することは、中国古典の変容のあり方を発見することにつながり、さらに日本文学・文化の特徴を改めて見出すことになる。
お互いの国の文学を研究することで、それぞれが響きあい、自国の文学を学ぶことのみでは見いだせなかった新たな魅力、意義を知ることにつながる。
日本文学を研究する中国人研究者たち、そして長年中国で日本文学研究・教育に携わった日本人研究者たちによる古典文学の交響。
日本文学を「中国」という他者としての視座から再考し、「国文学」の本質を問い直す。
目次
[序文]鏡としての日本文学―交響する中日古典◉張龍妹
第1部 漢詩文と仮名文学
「徳」の文学と「あはれ」の文学◉張龍妹
回文和歌と「釈教歌」の水脈――「ながきよの とをのねぶりの みなめざめ」の謎を解く◉渡辺秀夫
「凌雲集序」再論――文体の視点から◉王格格
『扶桑集』部類項目再検討◉廖栄発
菅原定義勧学会詩序考◉李筱硯
『うつほ物語』俊蔭流離譚における「風」――神仙譚の視点から◉趙小菁
『源氏物語』大君物語における女性主体の叙述―「男せざりし人」型の脱構築◉馬如慧
日本史書における編年体の変容――『栄花物語』を考えるために◉彭溱
[コラム]平安文学における「身」の意識◉高木和子
第2部 説話文学と軍記物語
仏伝文学と龍の形象――『釈氏源流』を起点に◉小峯和明
仏典の「僧と美女」の物語の中日における伝播と変容◉趙季玉
説話文学に見る孔子とその弟子たち◉尤芳舟
『今昔物語集』と唐代伝奇における女盗賊の比較◉邱春泉
東アジアにおける「二十四孝」の資料整理と文字校正◉趙俊槐
『大倭二十四孝』における継母への孝行の欠如◉盧俊偉
『太平記』における中国謀士の武人化変容◉艾宇博
歴史はいかに語られるか――朝鮮軍記物における「美人殺し」逸話をめぐって◉覃思遠
[コラム]ミサキについて◉多田一臣
ほか
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張龍妹 編 、勉誠社 、2025 、352p 、A5判
日本文学を紐解くと、そこには中国文学の影響が少なからず散見される。それらを比較することは、中国古典の変容のあり方を発見することにつながり、さらに日本文学・文化の特徴を改めて見出すことになる。 お互いの国の文学を研究することで、それぞれが響きあい、自国の文学を学ぶことのみでは見いだせなかった新たな魅力、意義を知ることにつながる。 日本文学を研究する中国人研究者たち、そして長年中国で日本文学研究・教育に携わった日本人研究者たちによる古典文学の交響。 日本文学を「中国」という他者としての視座から再考し、「国文学」の本質を問い直す。 目次 [序文]鏡としての日本文学―交響する中日古典◉張龍妹 第1部 漢詩文と仮名文学 「徳」の文学と「あはれ」の文学◉張龍妹 回文和歌と「釈教歌」の水脈――「ながきよの とをのねぶりの みなめざめ」の謎を解く◉渡辺秀夫 「凌雲集序」再論――文体の視点から◉王格格 『扶桑集』部類項目再検討◉廖栄発 菅原定義勧学会詩序考◉李筱硯 『うつほ物語』俊蔭流離譚における「風」――神仙譚の視点から◉趙小菁 『源氏物語』大君物語における女性主体の叙述―「男せざりし人」型の脱構築◉馬如慧 日本史書における編年体の変容――『栄花物語』を考えるために◉彭溱 [コラム]平安文学における「身」の意識◉高木和子 第2部 説話文学と軍記物語 仏伝文学と龍の形象――『釈氏源流』を起点に◉小峯和明 仏典の「僧と美女」の物語の中日における伝播と変容◉趙季玉 説話文学に見る孔子とその弟子たち◉尤芳舟 『今昔物語集』と唐代伝奇における女盗賊の比較◉邱春泉 東アジアにおける「二十四孝」の資料整理と文字校正◉趙俊槐 『大倭二十四孝』における継母への孝行の欠如◉盧俊偉 『太平記』における中国謀士の武人化変容◉艾宇博 歴史はいかに語られるか――朝鮮軍記物における「美人殺し」逸話をめぐって◉覃思遠 [コラム]ミサキについて◉多田一臣 ほか

コレクションと歴史意識 十九世紀日本のメディア受容と「好古家」のまなざし

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古畑侑亮 著、勉誠社、2024年2月、408p、A5判上製
ヒト・モノ・情報の流通が成熟していった十八世紀半ば、それらをひたすらに集め、記録し、事物の起源・沿革に想いを馳せる人々が各地に現れてきた――古いものに強いこだわりをもった彼らは、「好古家」と呼ばれるようになる。
「好古家」たちは、明治の世を迎えてからも古いものへの関心を失うことはなかった。
前時代の学者に憧れ、それまでの学問蓄積やネットワークを引き継ぎつつ、 新しい学知やメディアをも使いこなすことで知識を深め、「江湖」に同好の士を求めていったのである。
ときに新聞・雑誌に載って共有・発信されたその営為の痕は、 いまも刊行物やコレクションとして遺され、歴史学をはじめとした人文学研究の基盤となっている。
幕末・明治という転換の時代を生きた一人の「好古家」に視座を置き、彼が遺した書簡や紀行文、 編纂物を手がかりとしてそのコレクションを紐解く。
そこから見えてくるのは、蒐集活動の実態と古いものへ注がれた熱いまなざしである。
大学という制度や学知が確立する以前の在野における歴史研究の実相とアカデミズムへの継承を描き出す画期的著作。

目次

 序章 「好古家」のコレクションに歴史意識を探る

第一部 「好古家」の蒐集活動と近代メディア受容
 第一章 随筆による知識の蒐集と活用
 第二章 新聞・雑誌の購読と読者共同体
 第三章 随筆からみえる歴史意識
 第四章 新井白石著作の蒐集と予約出版

第二部 「好古家」のまなざしと歴史意識
 第五章 考古学的知識の受容と遺跡・遺物へのまなざし
 第六章 旅先でのまなざしと歴史意識
 第七章 旧旗本領における交友と同時代認識
 第八章 小田原衆所領役帳をめぐる交友と歴史研究

 終章 「好古家」のコレクションからみえる十九世紀の歴史意識

あとがき
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巻末付表【1―1 『不如学斎叢書』『叢書』項目・出典一覧】
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古畑侑亮 著 、勉誠社 、2024年2月 、408p 、A5判上製
ヒト・モノ・情報の流通が成熟していった十八世紀半ば、それらをひたすらに集め、記録し、事物の起源・沿革に想いを馳せる人々が各地に現れてきた――古いものに強いこだわりをもった彼らは、「好古家」と呼ばれるようになる。 「好古家」たちは、明治の世を迎えてからも古いものへの関心を失うことはなかった。 前時代の学者に憧れ、それまでの学問蓄積やネットワークを引き継ぎつつ、 新しい学知やメディアをも使いこなすことで知識を深め、「江湖」に同好の士を求めていったのである。 ときに新聞・雑誌に載って共有・発信されたその営為の痕は、 いまも刊行物やコレクションとして遺され、歴史学をはじめとした人文学研究の基盤となっている。 幕末・明治という転換の時代を生きた一人の「好古家」に視座を置き、彼が遺した書簡や紀行文、 編纂物を手がかりとしてそのコレクションを紐解く。 そこから見えてくるのは、蒐集活動の実態と古いものへ注がれた熱いまなざしである。 大学という制度や学知が確立する以前の在野における歴史研究の実相とアカデミズムへの継承を描き出す画期的著作。 目次  序章 「好古家」のコレクションに歴史意識を探る 第一部 「好古家」の蒐集活動と近代メディア受容  第一章 随筆による知識の蒐集と活用  第二章 新聞・雑誌の購読と読者共同体  第三章 随筆からみえる歴史意識  第四章 新井白石著作の蒐集と予約出版 第二部 「好古家」のまなざしと歴史意識  第五章 考古学的知識の受容と遺跡・遺物へのまなざし  第六章 旅先でのまなざしと歴史意識  第七章 旧旗本領における交友と同時代認識  第八章 小田原衆所領役帳をめぐる交友と歴史研究  終章 「好古家」のコレクションからみえる十九世紀の歴史意識 あとがき 初出一覧 巻末付表【1―1 『不如学斎叢書』『叢書』項目・出典一覧】 索引 納入までに3週間ほどかかります。
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古代日本の東アジア交流史

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
鈴木靖民 著、勉誠社、2016年11月、456p、A5判上製
「交流」への視角が世界の構造を明らかにする
ヒト・モノ・文化の移動は、政治・経済・外交とも密接にかかわり、国家・社会を展開させる大きな原動力であった。
その痕跡は文献史料のみならず、さまざまなモノ史料に刻まれ、いまにその歴史を伝えている。
学問分野にとらわれることなく諸資料を博捜することにより、1世紀の弥生時代後期から中世成立期に及ぶ異文化交流の実態を浮かび上がらせ、東アジア、さらにそれを取り巻く地域へと重層的につながりあう国家・社会の様相をダイナミックに捉える画期的成果。

目次

はじめに

Ⅰ 弥生・古墳時代の東アジア交流
1 島根県田和山遺跡と東アジア―環濠集落・特殊建物・硯
2 毛野の古墳人と古代日本

Ⅱ 飛鳥時代の東アジア交流
1 百済・王興寺と飛鳥寺の創建
2 難波宮木簡と「秦人凡国評」「王母」の解釈
3 百済救援の役後の百済使・高句麗使
4 天智四年の遣唐使守君大石と守君氏
5 唐の百済移民、陳法子と日本の古代

Ⅲ 東アジアのなかの古代日本の文化形成
1 東アジアのなかの飛鳥・藤原京の時代―文化形成を中心として
2 出雲大社の創建と新羅
3 平城京・藤原京の新羅文化と新羅人
4 古代日本の渡来人と技術移転―製鉄・文字文化を中心として
5 天平文化の背景─唐・新羅・渤海との交流

Ⅳ 古代日本の信仰と東アジア
1 東アジアのなかの古代日本の神信仰と仏教
2 円仁に関する新資料の出現―法王寺釈迦舎利蔵誌
3 入唐僧円仁と法王寺の石刻
4 敦賀・松原客館と東アジア交流
5 青森市新田遺跡の祭祀と建長寺の神祇祭祀
6 東部ユーラシア世界と東アジア世界―構造と展開

終 章 東アジア交流史と東アジア世界・東部ユーラシア世界
一 古代日本の東アジア交流史
二 東アジア世界論と東部ユーラシア世界論
三 東部ユーラシアの構造と展開
四 東部ユーラシア世界論の広がりと古代日本

おわりに

索 引

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鈴木靖民 著 、勉誠社 、2016年11月 、456p 、A5判上製
「交流」への視角が世界の構造を明らかにする ヒト・モノ・文化の移動は、政治・経済・外交とも密接にかかわり、国家・社会を展開させる大きな原動力であった。 その痕跡は文献史料のみならず、さまざまなモノ史料に刻まれ、いまにその歴史を伝えている。 学問分野にとらわれることなく諸資料を博捜することにより、1世紀の弥生時代後期から中世成立期に及ぶ異文化交流の実態を浮かび上がらせ、東アジア、さらにそれを取り巻く地域へと重層的につながりあう国家・社会の様相をダイナミックに捉える画期的成果。 目次 はじめに Ⅰ 弥生・古墳時代の東アジア交流 1 島根県田和山遺跡と東アジア―環濠集落・特殊建物・硯 2 毛野の古墳人と古代日本 Ⅱ 飛鳥時代の東アジア交流 1 百済・王興寺と飛鳥寺の創建 2 難波宮木簡と「秦人凡国評」「王母」の解釈 3 百済救援の役後の百済使・高句麗使 4 天智四年の遣唐使守君大石と守君氏 5 唐の百済移民、陳法子と日本の古代 Ⅲ 東アジアのなかの古代日本の文化形成 1 東アジアのなかの飛鳥・藤原京の時代―文化形成を中心として 2 出雲大社の創建と新羅 3 平城京・藤原京の新羅文化と新羅人 4 古代日本の渡来人と技術移転―製鉄・文字文化を中心として 5 天平文化の背景─唐・新羅・渤海との交流 Ⅳ 古代日本の信仰と東アジア 1 東アジアのなかの古代日本の神信仰と仏教 2 円仁に関する新資料の出現―法王寺釈迦舎利蔵誌 3 入唐僧円仁と法王寺の石刻 4 敦賀・松原客館と東アジア交流 5 青森市新田遺跡の祭祀と建長寺の神祇祭祀 6 東部ユーラシア世界と東アジア世界―構造と展開 終 章 東アジア交流史と東アジア世界・東部ユーラシア世界 一 古代日本の東アジア交流史 二 東アジア世界論と東部ユーラシア世界論 三 東部ユーラシアの構造と展開 四 東部ユーラシア世界論の広がりと古代日本 おわりに 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

大東急記念文庫所蔵 『芥子園画伝 初集 二集 三集』

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
145,200
大東急記念文庫 編、勉誠社、2009年10月、1328p、菊倍判・上製
【大東急記念文庫創立六十周年記念出版】

東アジア絵画史を画した多色刷り画譜の全貌!!
絵画制作の実践と理論の両面で計り知れない影響を与えた大ベストセラーの最善本を最先端の論考をそえて原寸原色で再現

●『芥子園画伝』について
・中国清初の画家王概、王蓍、王(自+木)兄弟の編纂した画譜で、「初集」山水樹石譜(五冊)、「二集」蘭竹梅菊譜(四冊)、「三集」草虫花卉、(令+羽)毛花卉譜(四冊)全十三冊の構成。
・山水・花卉・花鳥など各画題の代表的な実作例を豊富に示したこと、明末に完成した多色刷り技法を駆使し、作品の完成度が極めて高かったことなど相俟って鑑賞用としても絶賛を博し、文人や職業画家のみならず、愛書家たちの垂涎の的となった絵画教本。
・日本でも和刻本が次々と出版されるなど、出版文化や画壇に多大な影響を与えたばかりでなく、徳川吉宗、荻生徂徠など為政者や思想家にまで及んでいる。近世文芸、東アジア文化交流史の視点からも解明が待たれる好資料である。

●本書の特色
・近代中国の著名な蔵書家で刻書家でもあった陶湘旧蔵であり、「初集」「二集」「三集」完好の初期精選本『芥子園画伝』の全丁を原寸カラー版で影印。歴史的・学術的価値を有する稀覯書を心ゆくまで閲覧できる。
・高精細の製版・印刷技術をもって、原本を忠実に再現。
・大東急記念文庫本の伝来、『芥子園画伝』の美術史における位置づけ、中国・日本の絵画や出版文化に与えた影響などについての最先端の論考を収録。

【目次】

大東急記念文庫の六十年と『芥子園画伝』  財団法人大東急記念文庫

芥子園画伝 初集 巻一
         巻二
         巻三
         巻四
         巻五
芥子園画伝 二集 蘭譜
         竹譜
         梅譜
         菊譜
芥子園画伝 三集 草虫花卉譜
         上冊
         下冊
         (令+羽)毛花卉譜
         上冊
         下冊
解題 
 中国画譜の集大成―『芥子園画伝』初集・二集・三集の全貌―/小林宏光 
 『芥子園画伝』―迷宮と伝説と―/岡崎久司
 石濤と『芥子園画伝』/西上 実

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大東急記念文庫 編 、勉誠社 、2009年10月 、1328p 、菊倍判・上製
【大東急記念文庫創立六十周年記念出版】 東アジア絵画史を画した多色刷り画譜の全貌!! 絵画制作の実践と理論の両面で計り知れない影響を与えた大ベストセラーの最善本を最先端の論考をそえて原寸原色で再現 ●『芥子園画伝』について ・中国清初の画家王概、王蓍、王(自+木)兄弟の編纂した画譜で、「初集」山水樹石譜(五冊)、「二集」蘭竹梅菊譜(四冊)、「三集」草虫花卉、(令+羽)毛花卉譜(四冊)全十三冊の構成。 ・山水・花卉・花鳥など各画題の代表的な実作例を豊富に示したこと、明末に完成した多色刷り技法を駆使し、作品の完成度が極めて高かったことなど相俟って鑑賞用としても絶賛を博し、文人や職業画家のみならず、愛書家たちの垂涎の的となった絵画教本。 ・日本でも和刻本が次々と出版されるなど、出版文化や画壇に多大な影響を与えたばかりでなく、徳川吉宗、荻生徂徠など為政者や思想家にまで及んでいる。近世文芸、東アジア文化交流史の視点からも解明が待たれる好資料である。 ●本書の特色 ・近代中国の著名な蔵書家で刻書家でもあった陶湘旧蔵であり、「初集」「二集」「三集」完好の初期精選本『芥子園画伝』の全丁を原寸カラー版で影印。歴史的・学術的価値を有する稀覯書を心ゆくまで閲覧できる。 ・高精細の製版・印刷技術をもって、原本を忠実に再現。 ・大東急記念文庫本の伝来、『芥子園画伝』の美術史における位置づけ、中国・日本の絵画や出版文化に与えた影響などについての最先端の論考を収録。 【目次】 大東急記念文庫の六十年と『芥子園画伝』  財団法人大東急記念文庫 芥子園画伝 初集 巻一          巻二          巻三          巻四          巻五 芥子園画伝 二集 蘭譜          竹譜          梅譜          菊譜 芥子園画伝 三集 草虫花卉譜          上冊          下冊          (令+羽)毛花卉譜          上冊          下冊 解題   中国画譜の集大成―『芥子園画伝』初集・二集・三集の全貌―/小林宏光   『芥子園画伝』―迷宮と伝説と―/岡崎久司  石濤と『芥子園画伝』/西上 実 納入までに3週間ほどかかります。

瓦から探る中世寺院(アジア遊学303)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
中世瓦研究会 編、勉誠社、2025、272p、A5判
考古学における瓦研究の歴史は古く、日本への仏教伝来にともなって飛鳥時代に建立された寺院で使用された瓦の研究に始まり、奈良時代の諸国国分寺や官衙の造営に使われた瓦などについての豊富な研究が蓄積されている。
いわゆる歴史考古学において、瓦研究は土器の研究とならんで主要な研究分野として発展してきた。
源頼朝が鎌倉時代初期に政権を築いた鎌倉の地に建立した永福寺の瓦を中心に、その形式・文様などから、生産・流通までを検証。
考古学、美術史、文献史学など関連諸学からアプローチを集結し、瓦から見える「モノ」と「ヒト」の関わりを解明する。
目次
[序文] 中世寺院の造営と信仰をめぐる諸研究 小林康幸
[総説]中世瓦を読み解く―永福寺式軒瓦を事例として 小林康幸
第1部 永福寺式軒瓦の成立と展開
院政期尾張における瓦生産―八事裏山窯を中心に 尾野善裕
相模の尾張産瓦について 髙橋 香
伊豆・願成就院跡と周辺遺跡の中世瓦―北条氏本拠地の様相 池谷初恵
武蔵の永福寺式瓦―軒瓦と平・丸瓦などから 石川安司
常陸の永福寺式軒瓦とその周辺 比毛君男
第2部 武士の寺院造営と信仰
三浦氏関連中世寺院の考古学的考察 大澤伸啓
武士本拠の仏像造立―威信財としての仏像とその機能 渡邊浩貴
武士の経塚造営 水口由紀子
横須賀・満願寺の仏像と三浦一族―寺院創建と本尊の造立 大澤慶子
中世武蔵武士と墳墓 落合義明
【コラム】学芸員と特別展―神奈川県立歴史博物館 特別展「永福寺と鎌倉御家人」顛末記
渡邊浩貴
第3部 深化する中世瓦の研究
源姓足利氏の造寺活動と瓦 足立佳代
満願寺遺跡と薬王寺遺跡―三浦一族ゆかりの寺院と瓦 中三川 昇
【コラム】永福寺―瓦の生産地はどこか 菊川泉
屋根瓦からみえる永福寺の姿 芦田淳一
【コラム】土器研究からみた中世瓦 押木弘己
中三川昇さんの逝去を悼む 小林康幸
あとがき 小林康幸
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中世瓦研究会 編 、勉誠社 、2025 、272p 、A5判
考古学における瓦研究の歴史は古く、日本への仏教伝来にともなって飛鳥時代に建立された寺院で使用された瓦の研究に始まり、奈良時代の諸国国分寺や官衙の造営に使われた瓦などについての豊富な研究が蓄積されている。 いわゆる歴史考古学において、瓦研究は土器の研究とならんで主要な研究分野として発展してきた。 源頼朝が鎌倉時代初期に政権を築いた鎌倉の地に建立した永福寺の瓦を中心に、その形式・文様などから、生産・流通までを検証。 考古学、美術史、文献史学など関連諸学からアプローチを集結し、瓦から見える「モノ」と「ヒト」の関わりを解明する。 目次 [序文] 中世寺院の造営と信仰をめぐる諸研究 小林康幸 [総説]中世瓦を読み解く―永福寺式軒瓦を事例として 小林康幸 第1部 永福寺式軒瓦の成立と展開 院政期尾張における瓦生産―八事裏山窯を中心に 尾野善裕 相模の尾張産瓦について 髙橋 香 伊豆・願成就院跡と周辺遺跡の中世瓦―北条氏本拠地の様相 池谷初恵 武蔵の永福寺式瓦―軒瓦と平・丸瓦などから 石川安司 常陸の永福寺式軒瓦とその周辺 比毛君男 第2部 武士の寺院造営と信仰 三浦氏関連中世寺院の考古学的考察 大澤伸啓 武士本拠の仏像造立―威信財としての仏像とその機能 渡邊浩貴 武士の経塚造営 水口由紀子 横須賀・満願寺の仏像と三浦一族―寺院創建と本尊の造立 大澤慶子 中世武蔵武士と墳墓 落合義明 【コラム】学芸員と特別展―神奈川県立歴史博物館 特別展「永福寺と鎌倉御家人」顛末記 渡邊浩貴 第3部 深化する中世瓦の研究 源姓足利氏の造寺活動と瓦 足立佳代 満願寺遺跡と薬王寺遺跡―三浦一族ゆかりの寺院と瓦 中三川 昇 【コラム】永福寺―瓦の生産地はどこか 菊川泉 屋根瓦からみえる永福寺の姿 芦田淳一 【コラム】土器研究からみた中世瓦 押木弘己 中三川昇さんの逝去を悼む 小林康幸 あとがき 小林康幸

東アジアの王宮・王都と仏教

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
堀裕・三上喜孝・吉田歓 編、勉誠社、2023年10月
前近代東アジアにおける王宮・王都は、豊かな交流のあり様を示す多くの共通性がみられる一方、時期や地域によって注目すべき大きな相違が存在する。
これまで考古学や文献史学により、その諸相が明らかになってきてはいるが、宗教行事に関する比較研究は一部の行事を除けば立ち遅れている。
六世紀から十一世紀にかけての東アジアにおける王宮と王都の比較宗教史研究を通して、東アジア世界における、それぞれの「王権」の特色を示すことで、今後の研究を牽引する画期的な一書。

目次

はじめに 堀 裕

第一部 東アジア比較史のなかの倭・日本
東アジアの王宮正殿仏事と正統性 堀 裕
古代中国の都城と社 吉田 歓
宮都における盂蘭盆会の日中比較 内田敦士
考古学から見た古代東アジアの鎮護国家政策の展開と意義 佐川正敏
日本古代の仏都と仏都圏 吉川真司

第二部 百済・新羅と東アジアの王宮仏事
百済・新羅の王宮と寺院 李炳鎬(金玄耿訳)
観音信仰、百済から日本へ―『観世音応験記』を出発点として 三上喜孝
東アジア王宮内仏教施設の比較研究―南朝・百済・倭を中心に 堀 裕
七世紀における倭国の苑地と東アジア―須弥山・呉橋・猿石の思想的背景 仁藤敦史
新羅の月池宮と拝仏・祭祀 田中俊明
新羅東宮の性格に関する一考察 金銀貞
新羅四天王寺の緑釉遺物と「琉璃水波形塼」 金銀貞(金東河訳)

第三部 「宗教の時代」のおわりと東部ユーラシアの王宮仏事
「天書」と「舎利」―宋代宮廷美術における宗教文物の否定性と意味の変遷 塚本麿充
高麗王室の祖先崇拝と仏教・儒教―真殿寺院・景霊殿と御容に関する考察を中心に 豊島悠果
盧舎那仏と栴檀釈迦瑞像―北宋・遼と日本の仏身論をめぐって 長岡龍作
契丹の都城・宮廷と仏教 藤原崇人
元の大都における宗教行事をめぐる基礎的考察 渡辺健哉

あとがき 三上喜孝・吉田 歓
執筆者紹介

お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
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堀裕・三上喜孝・吉田歓 編 、勉誠社 、2023年10月
前近代東アジアにおける王宮・王都は、豊かな交流のあり様を示す多くの共通性がみられる一方、時期や地域によって注目すべき大きな相違が存在する。 これまで考古学や文献史学により、その諸相が明らかになってきてはいるが、宗教行事に関する比較研究は一部の行事を除けば立ち遅れている。 六世紀から十一世紀にかけての東アジアにおける王宮と王都の比較宗教史研究を通して、東アジア世界における、それぞれの「王権」の特色を示すことで、今後の研究を牽引する画期的な一書。 目次 はじめに 堀 裕 第一部 東アジア比較史のなかの倭・日本 東アジアの王宮正殿仏事と正統性 堀 裕 古代中国の都城と社 吉田 歓 宮都における盂蘭盆会の日中比較 内田敦士 考古学から見た古代東アジアの鎮護国家政策の展開と意義 佐川正敏 日本古代の仏都と仏都圏 吉川真司 第二部 百済・新羅と東アジアの王宮仏事 百済・新羅の王宮と寺院 李炳鎬(金玄耿訳) 観音信仰、百済から日本へ―『観世音応験記』を出発点として 三上喜孝 東アジア王宮内仏教施設の比較研究―南朝・百済・倭を中心に 堀 裕 七世紀における倭国の苑地と東アジア―須弥山・呉橋・猿石の思想的背景 仁藤敦史 新羅の月池宮と拝仏・祭祀 田中俊明 新羅東宮の性格に関する一考察 金銀貞 新羅四天王寺の緑釉遺物と「琉璃水波形塼」 金銀貞(金東河訳) 第三部 「宗教の時代」のおわりと東部ユーラシアの王宮仏事 「天書」と「舎利」―宋代宮廷美術における宗教文物の否定性と意味の変遷 塚本麿充 高麗王室の祖先崇拝と仏教・儒教―真殿寺院・景霊殿と御容に関する考察を中心に 豊島悠果 盧舎那仏と栴檀釈迦瑞像―北宋・遼と日本の仏身論をめぐって 長岡龍作 契丹の都城・宮廷と仏教 藤原崇人 元の大都における宗教行事をめぐる基礎的考察 渡辺健哉 あとがき 三上喜孝・吉田 歓 執筆者紹介 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

和様と唐様の建築史学史

中国書店
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8,690
野村俊一 編著、勉誠社、2025、544p、A5判
発送までに3週間ほどかかります。
「和様」「大仏様」「禅宗様」――中世日本建築を理解するうえで自明とされてきた様式概念だ。しかしその枠組みは、数多の建築がもつ固有の歴史や多層的な意味を、はたして十全に捉えきれているだろうか。そもそも「和様」とは何か。「禅宗様」という言葉が取りこぼすものは何か。
本書は、建築史学の根幹をなすこの問いへ、多角的かつ学際的な視点から肉薄する。第一部では、曖昧さのなかにあった「和様」の系譜を丹念に辿り、その全体像を再編する。第二部では、固定観念と化した「禅宗様」を解きほぐし、その内部に潜む「唐様」の痕跡を探る。二つの討議を中心に、多彩な論考と視点が思考の固定化を打ち破り、新たな研究の地平を切り拓く。日本建築史の現在地を俯瞰し、未来を展望する最前線。
目次
序言
第一部 和様の系譜学――変容を辿り再編する
《討議》
〈和様〉建築の再検討 黒田龍二・冨島義幸・野村俊一・箱崎和久・溝口正人
《論考》
和様の源流と系譜 箱崎和久
宮殿・住宅建築における「和様」と折衷 溝口正人
平安時代の建築様式の再考――鳳凰堂は和様か 冨島義幸
神社本殿形式の分類と変遷 黒田龍二
《視点》
諸種の「和様」と日本建築史 野村俊一・和様建築史研究会
第二部 禅宗様をほどく――唐様の痕跡を探る
《討議》
中世建築様式を問い直す――「禅宗様」を中心に
上野勝久・奥健夫・永村眞・野村俊一・藤井恵介・光井渉
《論考》
建築史における技術と様式――様式折衷の記述方法 藤井恵介
日本彫刻史の様式概念――「写実主義」「宋風」および「和様」について 奥健夫
寺院建築における様式概念の生成 光井渉
中世寺院建築の意匠とその流通をめぐって――詰組・台輪・東アジア 野村俊一
中世鑁阿寺における堂宇と法会 永村眞
鑁阿寺本堂を通してみた様式の理解 上野勝久
《視点》
中世禅僧と造営・土木知識 川本慎自
定光寺本堂の昭和修理に示された「唐様」概念――様式概念と文化財修理の相互補完関係について 青柳憲昌
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野村俊一 編著 、勉誠社 、2025 、544p 、A5判
発送までに3週間ほどかかります。 「和様」「大仏様」「禅宗様」――中世日本建築を理解するうえで自明とされてきた様式概念だ。しかしその枠組みは、数多の建築がもつ固有の歴史や多層的な意味を、はたして十全に捉えきれているだろうか。そもそも「和様」とは何か。「禅宗様」という言葉が取りこぼすものは何か。 本書は、建築史学の根幹をなすこの問いへ、多角的かつ学際的な視点から肉薄する。第一部では、曖昧さのなかにあった「和様」の系譜を丹念に辿り、その全体像を再編する。第二部では、固定観念と化した「禅宗様」を解きほぐし、その内部に潜む「唐様」の痕跡を探る。二つの討議を中心に、多彩な論考と視点が思考の固定化を打ち破り、新たな研究の地平を切り拓く。日本建築史の現在地を俯瞰し、未来を展望する最前線。 目次 序言 第一部 和様の系譜学――変容を辿り再編する 《討議》 〈和様〉建築の再検討 黒田龍二・冨島義幸・野村俊一・箱崎和久・溝口正人 《論考》 和様の源流と系譜 箱崎和久 宮殿・住宅建築における「和様」と折衷 溝口正人 平安時代の建築様式の再考――鳳凰堂は和様か 冨島義幸 神社本殿形式の分類と変遷 黒田龍二 《視点》 諸種の「和様」と日本建築史 野村俊一・和様建築史研究会 第二部 禅宗様をほどく――唐様の痕跡を探る 《討議》 中世建築様式を問い直す――「禅宗様」を中心に 上野勝久・奥健夫・永村眞・野村俊一・藤井恵介・光井渉 《論考》 建築史における技術と様式――様式折衷の記述方法 藤井恵介 日本彫刻史の様式概念――「写実主義」「宋風」および「和様」について 奥健夫 寺院建築における様式概念の生成 光井渉 中世寺院建築の意匠とその流通をめぐって――詰組・台輪・東アジア 野村俊一 中世鑁阿寺における堂宇と法会 永村眞 鑁阿寺本堂を通してみた様式の理解 上野勝久 《視点》 中世禅僧と造営・土木知識 川本慎自 定光寺本堂の昭和修理に示された「唐様」概念――様式概念と文化財修理の相互補完関係について 青柳憲昌

社寺建築を知るための用語集 日本の歴史的建築を考える

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4,180 (送料:¥300~)
濵島正士 著/文化財建造物保存技術協会 編集協力、勉誠社、2025年6月、204p、B5判並製
日本の社寺建築は一三〇〇年の歴史を持ち、各時代に建てられた様々な建造物が数多く残されている。
それらは建てられた時代や所在する地域の特徴を示しており、日本の歴史・文化を知るための重要な資料となっている。
しかし、これらの木造建築に関わる用語は、単にその数が極めて多いだけではなく、時代や建造物の種類によって名称・解釈が異なることもあり、研究者ですらとまどう場面も少なくない。
伝統的な木造建築の歴史研究および文化財建造物の保存修理を長年リードしてきた著者が、日本建築の歴史を考えるうえで重要な用語を豊富な図版資料と共に解説。

カラー口絵
はじめに

第一章 仏堂
一 金堂、中堂、仏殿、大雄宝殿、本堂
二 母屋(身舎)と庇(廂)の構成

第二章 寺院の礼拝空間
一 双堂と細殿
二 礼堂・礼堂造と孫庇

第三章 神社建築
一 本殿、神殿、宝殿、御殿、正殿
二 幣殿と拝殿・礼殿、長床
三 祝詞舎と祭文殿
四 舞殿と神楽殿
五 仮殿、権殿、移殿、頓宮
六 本殿形式の名称
七 複合社殿の形式と名称

第四章 屋根の基本形式
一 アヅマヤとマヤ
二 アヅマヤとマヤ 江戸時代の解釈
三 宝形造その他の形式

第五章 門
一 二重門と楼門
二 八脚門・四脚門と棟門
三 薬医門と高麗門
四 冠木門と釘貫門
五 唐門
六 鳥居と門

第六章 塔
一 塔、塔婆、卒塔(都)婆、雁塔
二 浮図、制底、制多、支提、阿良良支
三 多重塔、檐塔、宝塔、多宝塔、毘盧遮(舎)那塔、瑜祇塔、頭塔
四 相輪、露盤、九輪・空輪、相輪橖
五 心柱・真柱・身柱・擦・刹、左義長柱
六 水輪柱

第七章 基礎・軸部
一 基礎、基壇、亀腹、地業
二 軸部

第八章 組物
一 組物とは
二 形式と構成
三 様式による構成の違い
四 中備
五 組物に関する用語の意味と出典
六 組物における梁・桁の組み方

第九章 軒、架構、天井
一 軒
二 架構と天井

第十章 小屋組と野地
一 和小屋の基本的手法 折置と京呂
二 小屋組の発達
三 小屋組の形式
四 小屋組に関わる部材の名称

第十一章 妻飾
一 妻壁の架構
二 破風
三 懸魚

あとがき

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濵島正士 著/文化財建造物保存技術協会 編集協力 、勉誠社 、2025年6月 、204p 、B5判並製
日本の社寺建築は一三〇〇年の歴史を持ち、各時代に建てられた様々な建造物が数多く残されている。 それらは建てられた時代や所在する地域の特徴を示しており、日本の歴史・文化を知るための重要な資料となっている。 しかし、これらの木造建築に関わる用語は、単にその数が極めて多いだけではなく、時代や建造物の種類によって名称・解釈が異なることもあり、研究者ですらとまどう場面も少なくない。 伝統的な木造建築の歴史研究および文化財建造物の保存修理を長年リードしてきた著者が、日本建築の歴史を考えるうえで重要な用語を豊富な図版資料と共に解説。 カラー口絵 はじめに 第一章 仏堂 一 金堂、中堂、仏殿、大雄宝殿、本堂 二 母屋(身舎)と庇(廂)の構成 第二章 寺院の礼拝空間 一 双堂と細殿 二 礼堂・礼堂造と孫庇 第三章 神社建築 一 本殿、神殿、宝殿、御殿、正殿 二 幣殿と拝殿・礼殿、長床 三 祝詞舎と祭文殿 四 舞殿と神楽殿 五 仮殿、権殿、移殿、頓宮 六 本殿形式の名称 七 複合社殿の形式と名称 第四章 屋根の基本形式 一 アヅマヤとマヤ 二 アヅマヤとマヤ 江戸時代の解釈 三 宝形造その他の形式 第五章 門 一 二重門と楼門 二 八脚門・四脚門と棟門 三 薬医門と高麗門 四 冠木門と釘貫門 五 唐門 六 鳥居と門 第六章 塔 一 塔、塔婆、卒塔(都)婆、雁塔 二 浮図、制底、制多、支提、阿良良支 三 多重塔、檐塔、宝塔、多宝塔、毘盧遮(舎)那塔、瑜祇塔、頭塔 四 相輪、露盤、九輪・空輪、相輪橖 五 心柱・真柱・身柱・擦・刹、左義長柱 六 水輪柱 第七章 基礎・軸部 一 基礎、基壇、亀腹、地業 二 軸部 第八章 組物 一 組物とは 二 形式と構成 三 様式による構成の違い 四 中備 五 組物に関する用語の意味と出典 六 組物における梁・桁の組み方 第九章 軒、架構、天井 一 軒 二 架構と天井 第十章 小屋組と野地 一 和小屋の基本的手法 折置と京呂 二 小屋組の発達 三 小屋組の形式 四 小屋組に関わる部材の名称 第十一章 妻飾 一 妻壁の架構 二 破風 三 懸魚 あとがき 納入までに3週間ほどかかります。
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増補校訂 標準日本口語法

古本トロワ
 東京都大田区中馬込
3,800 (送料:¥600~)
松下大三郎:著 徳田政信:編、勉誠社、昭和52
〇全国送料一律520円(レターパックプラス使用)
昭和52年増補校訂版初版。函有。函全体にヤケ、スレ、軽い汚れ、背部分上部にイタミ有。ページ三方に軽いヤケ、汚れ有。本文部分の状態は良好ですが、中古品である旨ご了承の上お買い上げ下さい。
・領収書が必要な場合は、ご注文時にお知らせ下さい。その際、宛名、但し書きの内容についても併せてお知らせ下さい。 ・公費購入の際は別途ご連絡下さい。必要書類、宛名ほか書面詳細をお知らせください。 尚、公費購入については\3,000以上のお買い上げにてお願い致します。
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日本近世史入門 ようこそ研究の世界へ!

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,180
上野大輔・清水光明・三ツ松誠・吉村雅美 編、勉誠社、2024年2月、432p、A5判・並製
現代を生きる私たちから少し遠いが、遠すぎない時代―近世。
近世の人々の息遣いを伝える史料はそこかしこに残されており、幕藩権力・朝廷から民衆までの様々な視点、政治・経済・対外関係・宗教・思想・ジェンダー・環境といった様々な関心からアプローチすることが可能である。
新たな出会いの宝庫である日本近世史(織豊期・江戸時代)の魅力を伝えるために、各研究テーマの来歴や現状のみならず、論文執筆のノウハウ、研究上の暗黙知、さらには秘伝(?)までを余すところなく紹介。
残された史料と対話し、時代をこえて多様な生き方や考え方に向き合うための方法論を伝授する。
近世への扉を開くカギはここに用意されている!

目次

まえがき 清水光明

Ⅰ 近世史への招待
近世史研究事始め
コラム 日本近世史を社会に活かすには

Ⅱ 近世史の論点
時代区分論―「近世」という言葉をめぐってどんな議論が繰り広げられてきたのか
織豊政権論―国家と社会の統合
幕藩制の確立―近世前期の政治史を考える
幕府機構論―江戸幕府のしくみと政治のあり方を考える
幕藩政改革―近世の政治・社会を読み解く
幕藩制の展開―近世後期の政治史を考える
近世の天皇・朝廷―近世日本のなかでの位置づけ
対外関係―近世日本の「内」と「外」
身分制社会論―現代とは異なる社会をとらえる
コラム 近世史を学ぶことの現代的意味
在地社会―地域の歴史から広がる論点
コラム 地域史の研究課題を深めるために
都市社会―近世における都市のプレゼンス
商人・交通・産業―資本主義とは異なる経済社会の姿
貨幣・金融―お金のやりとりに見る近世社会の特質
朝幕財政論―「お金」から考える幕府と天皇・朝廷
藩財政論―多様な藩財政像を描き出す
宗教と社会―近世人と宗教の関係を体系的に理解する
生活と文化―今と自分を見つめ直したいあなたに
思想史―日本史にとっての江戸時代の思想
幕末・維新―広い視野で明治維新をとらえる
コラム 世界に開かれた日本史学へ

付録 工具書・史料集等の案内
執筆者紹介
あとがき 三ツ松誠
研究用語索引

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上野大輔・清水光明・三ツ松誠・吉村雅美 編 、勉誠社 、2024年2月 、432p 、A5判・並製
現代を生きる私たちから少し遠いが、遠すぎない時代―近世。 近世の人々の息遣いを伝える史料はそこかしこに残されており、幕藩権力・朝廷から民衆までの様々な視点、政治・経済・対外関係・宗教・思想・ジェンダー・環境といった様々な関心からアプローチすることが可能である。 新たな出会いの宝庫である日本近世史(織豊期・江戸時代)の魅力を伝えるために、各研究テーマの来歴や現状のみならず、論文執筆のノウハウ、研究上の暗黙知、さらには秘伝(?)までを余すところなく紹介。 残された史料と対話し、時代をこえて多様な生き方や考え方に向き合うための方法論を伝授する。 近世への扉を開くカギはここに用意されている! 目次 まえがき 清水光明 Ⅰ 近世史への招待 近世史研究事始め コラム 日本近世史を社会に活かすには Ⅱ 近世史の論点 時代区分論―「近世」という言葉をめぐってどんな議論が繰り広げられてきたのか 織豊政権論―国家と社会の統合 幕藩制の確立―近世前期の政治史を考える 幕府機構論―江戸幕府のしくみと政治のあり方を考える 幕藩政改革―近世の政治・社会を読み解く 幕藩制の展開―近世後期の政治史を考える 近世の天皇・朝廷―近世日本のなかでの位置づけ 対外関係―近世日本の「内」と「外」 身分制社会論―現代とは異なる社会をとらえる コラム 近世史を学ぶことの現代的意味 在地社会―地域の歴史から広がる論点 コラム 地域史の研究課題を深めるために 都市社会―近世における都市のプレゼンス 商人・交通・産業―資本主義とは異なる経済社会の姿 貨幣・金融―お金のやりとりに見る近世社会の特質 朝幕財政論―「お金」から考える幕府と天皇・朝廷 藩財政論―多様な藩財政像を描き出す 宗教と社会―近世人と宗教の関係を体系的に理解する 生活と文化―今と自分を見つめ直したいあなたに 思想史―日本史にとっての江戸時代の思想 幕末・維新―広い視野で明治維新をとらえる コラム 世界に開かれた日本史学へ 付録 工具書・史料集等の案内 執筆者紹介 あとがき 三ツ松誠 研究用語索引 納入までに3週間ほどかかります。

宋代士大夫官僚の基層社会と構造

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
伊原弘 著、勉誠社、2025、584p、A5判
宋代の士大夫官僚は地方社会より出現し、都市に住んで郷村社会を支配した。
科挙によって採用され、帝国の忠実な官僚となった彼らが基盤とした郷村はどのような構造をなしていたのか。そしてそこにおける彼らの地位はどのようなものだったのか―。
祭りや行事の寄進者名や寄金高、石刻史料にのこる道路工事への出資者名、地名にのこる著名人の名前などを手がかりに、宋代の地域指導者の存在やその社会の構成を探る。
目次
前言
第一部 宋代士大夫官僚の世界
一 宋代官僚の婚姻の意味について―士大夫官僚の形成と変質
二 宋代明州における官戸の婚姻関係
三 宋代婺州における官戸の婚姻関係
四 南宋四川における定居士人―成都府路・梓州路を中心として
五 宋代浙西における都市と士大夫―宋平江図坊名考
六 宋代の浙西における都市士大夫
七 中国宋代の都市とエリート―常州の発展とその限界
八 中国知識人の基層社会―宋代温州永嘉学派を例として
九 地方都市を囲む地域社会―南宋時代の台州を事例に
一○ 碑石史料から読み取る宋代江南の社会と生活
一一 宋代中国の都市と知識人―比較史の立場から
第二部 南宋政権下の四川
一 南宋四川における呉氏の勢力―呉曦の乱前史
二 南宋四川における吳曦の乱後の政治動向
三 南宋総領所の任用官―『開禧用兵』前後の四川を中心に
四 専制国家と地域
第三部 余録
◎知識人としての宋代士大夫官僚
一 知識人論への提言―「宋代史研究者からみた中国史研究の課題」の総括にむけて
二 知識人論展開への共通知識のために
三 宋代の士大夫覚え書―あらたな問題の展開のために
◎都市と組織
一 宋代の都市管理者達―序章として
二 中国庶民教育研究のための序章―特に宋代を中心にして
三 宋代都市における社会救済事業―宋公共墓地出土の磚文を事例に
四 東南アジアにおける中国人街の形成と中国の都市―チャイナ・タウン研究試論
五 中国の浮梁―日本の舟橋との関連において
六 宋代の道路建設と寄進額―寧波発見の博多在住宋人の磚文に関して
七 宋代社会と銭―庶民の資産力をめぐって
八 『宋會要』研究の現状と展望
むすび
後記
索引
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伊原弘 著 、勉誠社 、2025 、584p 、A5判
宋代の士大夫官僚は地方社会より出現し、都市に住んで郷村社会を支配した。 科挙によって採用され、帝国の忠実な官僚となった彼らが基盤とした郷村はどのような構造をなしていたのか。そしてそこにおける彼らの地位はどのようなものだったのか―。 祭りや行事の寄進者名や寄金高、石刻史料にのこる道路工事への出資者名、地名にのこる著名人の名前などを手がかりに、宋代の地域指導者の存在やその社会の構成を探る。 目次 前言 第一部 宋代士大夫官僚の世界 一 宋代官僚の婚姻の意味について―士大夫官僚の形成と変質 二 宋代明州における官戸の婚姻関係 三 宋代婺州における官戸の婚姻関係 四 南宋四川における定居士人―成都府路・梓州路を中心として 五 宋代浙西における都市と士大夫―宋平江図坊名考 六 宋代の浙西における都市士大夫 七 中国宋代の都市とエリート―常州の発展とその限界 八 中国知識人の基層社会―宋代温州永嘉学派を例として 九 地方都市を囲む地域社会―南宋時代の台州を事例に 一○ 碑石史料から読み取る宋代江南の社会と生活 一一 宋代中国の都市と知識人―比較史の立場から 第二部 南宋政権下の四川 一 南宋四川における呉氏の勢力―呉曦の乱前史 二 南宋四川における吳曦の乱後の政治動向 三 南宋総領所の任用官―『開禧用兵』前後の四川を中心に 四 専制国家と地域 第三部 余録 ◎知識人としての宋代士大夫官僚 一 知識人論への提言―「宋代史研究者からみた中国史研究の課題」の総括にむけて 二 知識人論展開への共通知識のために 三 宋代の士大夫覚え書―あらたな問題の展開のために ◎都市と組織 一 宋代の都市管理者達―序章として 二 中国庶民教育研究のための序章―特に宋代を中心にして 三 宋代都市における社会救済事業―宋公共墓地出土の磚文を事例に 四 東南アジアにおける中国人街の形成と中国の都市―チャイナ・タウン研究試論 五 中国の浮梁―日本の舟橋との関連において 六 宋代の道路建設と寄進額―寧波発見の博多在住宋人の磚文に関して 七 宋代社会と銭―庶民の資産力をめぐって 八 『宋會要』研究の現状と展望 むすび 後記 索引

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