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773件

民国期美術へのまなざし 辛亥革命百年の眺望(アジア遊学146)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,970
瀧本弘之 編、勉誠出版、2011、238p、A5判
日本美術の影響下に覚醒し、ソ連美術の影響下のもとに成長した中華民国期の美術。
新中国の体制下で見失われていたその豊穣を新たな目で検証する。
目次
序説 民国期美術に向けた「断想」  瀧本弘之
一、伝統藝術の地殻変動
金城と一九二〇年代の北京画壇  戦暁梅
日中美術交流最盛期の様相  吉田千鶴子
書画文墨趣味のネットワーク  松村茂樹
民国期における書画骨董の日本への将来をめぐって
─アロー号事件から山中定次郎・原田吾朗まで  風見治子
ある外交官が見た中国近代絵画
─須磨弥吉郎の東西美術批評を手がかりに  呉孟晋
二、新興藝術の動向
魯迅と中国新興版画  奈良和夫
傅抱石と新興版画の周辺
─『木刻的技法』の出版をめぐって  瀧本弘之
劉海粟と石井柏亭
─『日本新美術的新印象』と「滬上日誌」をめぐって  東家友子
中華独立美術協会の結成と挫折
─一九三〇年代の広州・上海・東京の美術ネットワーク  蔡濤(大森健雄・訳)
中国人留学生と新興木版画
─一九三〇年代の東京における活動の一端を探る  小谷一郎
三、美術における周縁分野の拡大
戦前に「剪紙の美」を追い求めた日本人
─柳宗悦、中丸平一郎から伊東祐信まで  三山陵
「アジアの旅人」エリザベス・キース
─英国人女性浮世絵師誕生までの活動を追って  畑山康幸
満洲に活躍した異色玩具コレクター
─須知善一の数奇な生涯とその遺産  中尾徳仁
海を超えた美術
─廈門美専・南洋美専の創始者、林学大をめぐって  羽田ジェシカ
あとがき  瀧本弘之
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2,970
瀧本弘之 編 、勉誠出版 、2011 、238p 、A5判
日本美術の影響下に覚醒し、ソ連美術の影響下のもとに成長した中華民国期の美術。 新中国の体制下で見失われていたその豊穣を新たな目で検証する。 目次 序説 民国期美術に向けた「断想」  瀧本弘之 一、伝統藝術の地殻変動 金城と一九二〇年代の北京画壇  戦暁梅 日中美術交流最盛期の様相  吉田千鶴子 書画文墨趣味のネットワーク  松村茂樹 民国期における書画骨董の日本への将来をめぐって ─アロー号事件から山中定次郎・原田吾朗まで  風見治子 ある外交官が見た中国近代絵画 ─須磨弥吉郎の東西美術批評を手がかりに  呉孟晋 二、新興藝術の動向 魯迅と中国新興版画  奈良和夫 傅抱石と新興版画の周辺 ─『木刻的技法』の出版をめぐって  瀧本弘之 劉海粟と石井柏亭 ─『日本新美術的新印象』と「滬上日誌」をめぐって  東家友子 中華独立美術協会の結成と挫折 ─一九三〇年代の広州・上海・東京の美術ネットワーク  蔡濤(大森健雄・訳) 中国人留学生と新興木版画 ─一九三〇年代の東京における活動の一端を探る  小谷一郎 三、美術における周縁分野の拡大 戦前に「剪紙の美」を追い求めた日本人 ─柳宗悦、中丸平一郎から伊東祐信まで  三山陵 「アジアの旅人」エリザベス・キース ─英国人女性浮世絵師誕生までの活動を追って  畑山康幸 満洲に活躍した異色玩具コレクター ─須知善一の数奇な生涯とその遺産  中尾徳仁 海を超えた美術 ─廈門美専・南洋美専の創始者、林学大をめぐって  羽田ジェシカ あとがき  瀧本弘之

中国学の近代的展開と日中交渉(アジア遊学292)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,630
陶徳民・吾妻重二・永田知之 編、勉誠出版、2023年12月、336 頁、A5判
二十世紀前半、日本では近代漢学、東洋学や支那学、現代中国学など、中国をめぐる学術研究が盛行した。一方、同時代の中国では、従来の漢学・宋学・清代の考証学に加えて、自国の文化遺産を再評価しようとする国学が勃興し、周辺地域も視野にいれた東方学が芽生えた。
しかし、当時の日中両国の中国研究は決して没交渉だったわけではなく、むしろ緊密な協働関係のもとに展開していった。例えば、京都大学の内藤湖南による『章実斎先生年譜』に刺激を受けた胡適が、同名の年譜を編んで内藤に贈ったことや、増田渉が上海で魯迅から『中国小説史略』の個人授業を受けた縁で、魯迅の丁寧な添削を経た同書の名訳を上梓できたことが挙げられる。
本書では伝統的な経学・史学・文学と、敦煌学や甲骨学など新しい分野をめぐる日中間の学術交流と人的交流の重要な事例を網羅的に考察するとともに、約一二〇点の関連写真と史料で全体像を提示する。
東アジアにおける中国学の近代的展開の諸相とその歴史的意味を考えるために必携の一冊。中国学の近代的展開の諸相とその歴史的意味を考えるために必携の一冊。

目次

序説

第Ⅰ部 近代における章学誠研究熱の形成とそのインパクト

第Ⅱ部 経史研究の新しい展開と日中人物往来

第Ⅲ部 民間文学と現代中国への眼差し

あとがき

年号対照表
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3,630
陶徳民・吾妻重二・永田知之 編 、勉誠出版 、2023年12月 、336 頁 、A5判
二十世紀前半、日本では近代漢学、東洋学や支那学、現代中国学など、中国をめぐる学術研究が盛行した。一方、同時代の中国では、従来の漢学・宋学・清代の考証学に加えて、自国の文化遺産を再評価しようとする国学が勃興し、周辺地域も視野にいれた東方学が芽生えた。 しかし、当時の日中両国の中国研究は決して没交渉だったわけではなく、むしろ緊密な協働関係のもとに展開していった。例えば、京都大学の内藤湖南による『章実斎先生年譜』に刺激を受けた胡適が、同名の年譜を編んで内藤に贈ったことや、増田渉が上海で魯迅から『中国小説史略』の個人授業を受けた縁で、魯迅の丁寧な添削を経た同書の名訳を上梓できたことが挙げられる。 本書では伝統的な経学・史学・文学と、敦煌学や甲骨学など新しい分野をめぐる日中間の学術交流と人的交流の重要な事例を網羅的に考察するとともに、約一二〇点の関連写真と史料で全体像を提示する。 東アジアにおける中国学の近代的展開の諸相とその歴史的意味を考えるために必携の一冊。中国学の近代的展開の諸相とその歴史的意味を考えるために必携の一冊。 目次 序説 第Ⅰ部 近代における章学誠研究熱の形成とそのインパクト 第Ⅱ部 経史研究の新しい展開と日中人物往来 第Ⅲ部 民間文学と現代中国への眼差し あとがき 年号対照表

仏教の東漸と西漸(アジア遊学251)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
6,930
荒見泰史 編、勉誠出版、2020年9月、256p、A5判
仏教の伝播は、従来インドから中国を経て東アジアや東南アジアへと伝わる「東漸」に着目して論じられることが多かった。しかし、東アジアの中心である中国で受容・昇華された仏教が中国から外部へと向かっていく方向性にも目を向けなければ、伝播の実態をつかむことはできない。本書では中国への「東漸」の逆方向をイメージするためにこの外部に向かう方向性を「西漸」と称している。
さまざまな儀礼や経典、文学、図像を取り上げ、各時代の広い社会層における信仰・宗教の伝播と継承、衝突と融合の実態を東漸と西漸の双方向から考察し、新しい文化史を構築する。

目次

総論 仏教の東漸と西漸  荒見泰史

一、儀礼とそのことば
頌讃の文学  荒見泰史
志慕玄奘、独步五天(こころざしたてて玄奘をしたい、ひとりごてんをあゆむ)─唐五代宋初の讃と玄奘、義浄の讃  楊明璋
清代前期、媽祖信仰・祭祀の日本伝播とその伝承―ヨーロッパの東アジア進出も視野に入れて  松尾恒一

二、尊像の造形と伝承
信仰における図像と継承―敦煌に見られる山と天界の図像を中心として  荒見泰史
五臺山騎獅文殊尊像群の東漸と西漸―五臺山・比叡山・敦煌の尊像群から  白須淨眞

三、経典と物語、その伝播
『賢愚経』の伝播  髙井龍
『キツツキと獅子』説話の伝播と発展  梁麗玲
『仏母経』の流行から見る疑経の受容  岸田悠里
明代、南シナ海の海盗の活動と記憶―日本・中国大陸・東南アジアの宗教史跡をめぐって  松尾恒一
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6,930
荒見泰史 編 、勉誠出版 、2020年9月 、256p 、A5判
仏教の伝播は、従来インドから中国を経て東アジアや東南アジアへと伝わる「東漸」に着目して論じられることが多かった。しかし、東アジアの中心である中国で受容・昇華された仏教が中国から外部へと向かっていく方向性にも目を向けなければ、伝播の実態をつかむことはできない。本書では中国への「東漸」の逆方向をイメージするためにこの外部に向かう方向性を「西漸」と称している。 さまざまな儀礼や経典、文学、図像を取り上げ、各時代の広い社会層における信仰・宗教の伝播と継承、衝突と融合の実態を東漸と西漸の双方向から考察し、新しい文化史を構築する。 目次 総論 仏教の東漸と西漸  荒見泰史 一、儀礼とそのことば 頌讃の文学  荒見泰史 志慕玄奘、独步五天(こころざしたてて玄奘をしたい、ひとりごてんをあゆむ)─唐五代宋初の讃と玄奘、義浄の讃  楊明璋 清代前期、媽祖信仰・祭祀の日本伝播とその伝承―ヨーロッパの東アジア進出も視野に入れて  松尾恒一 二、尊像の造形と伝承 信仰における図像と継承―敦煌に見られる山と天界の図像を中心として  荒見泰史 五臺山騎獅文殊尊像群の東漸と西漸―五臺山・比叡山・敦煌の尊像群から  白須淨眞 三、経典と物語、その伝播 『賢愚経』の伝播  髙井龍 『キツツキと獅子』説話の伝播と発展  梁麗玲 『仏母経』の流行から見る疑経の受容  岸田悠里 明代、南シナ海の海盗の活動と記憶―日本・中国大陸・東南アジアの宗教史跡をめぐって  松尾恒一

東アジアにおける旅の表象 異文化交流の文学史(アジア遊学182)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
王成・小峯和明 編、勉誠社、2015、224p、A5判
旅は非日常的な移動であり、時空間の差異と同時に精神意識に大きな変化をもたらす。
古典および近現代の文学、メディア、宗教、芸術など、様々な領域にみられる旅の表象について横断的に検証し、東アジアの文化交流史の一端を浮き彫りにする。
目次
序言 王成・小峯和明
Ⅰ 古典文学と旅の表象
天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明
日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬
悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽
【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹
『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅
平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵
江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明
【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華
Ⅰ 古典文学と旅の表象
天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明
日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬
悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽
【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹
『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅
平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵
江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明
【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華
ほか
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2,640
王成・小峯和明 編 、勉誠社 、2015 、224p 、A5判
旅は非日常的な移動であり、時空間の差異と同時に精神意識に大きな変化をもたらす。 古典および近現代の文学、メディア、宗教、芸術など、様々な領域にみられる旅の表象について横断的に検証し、東アジアの文化交流史の一端を浮き彫りにする。 目次 序言 王成・小峯和明 Ⅰ 古典文学と旅の表象 天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明 日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬 悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽 【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹 『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅 平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵 江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明 【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華 Ⅰ 古典文学と旅の表象 天竺をめざした人々―異文化交流の文学史・求法と巡礼 小峯和明 日本古典文芸にみる玄奘三蔵の渡天説話 李銘敬 悪龍伝説の旅―『大唐西域記』と『弁暁説草』 高陽 【コラム】古代女性の旅と文学 張龍妹 『万葉集』における「家」と「旅」―「詠水江浦島子一首并短歌」を中心に 李満紅 平安京周辺の「山水景勝」の場における文学活動をめぐって―『本朝文粋』の詩序を手がかりに 高兵兵 江戸時代における徐福伝説の文献分析 呉偉明 【コラム】ある漢学者の旅による「王道」の伝法―塩谷温『王道は東より』を読む 趙京華 ほか

中世の荘園空間と現代 備中国新見荘の水利・地名・たたら(アジア遊学 178 )

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,200
海老澤衷ほか編、勉誠出版、2014.年12月、227p、A5判

備中国新見荘は、生産・生活の空間としていかなる 地域社会を形成してきたのか。
下地中分の分析から荘園領主や百姓の活動の実態を 明らかにするとともに、 文献史料とフィールドワークによる複合的な現地調査を通して 中世期の灌漑や地名を復原し、地域的特質を明らかにする。
また、古来より製鉄地として栄え、 荘園開発とも密接に結びついた当地の 「たたら製鉄」の復原事業を取り上げ、 伝統的村落の保存にむけた取り組みを紹介する。
目次
まえがき 海老澤衷
Ⅰ 現地からの荘園復原
現地調査にみる新見荘三職―西方・金谷地区の水利と地名― 土山祐之
上市地区の地名・水利に見る地頭方の動向―高梁川流域を中心に― 久下沼譲
公文大中臣氏と製鉄による集落および水田の形成―坂本・千屋地区― 大島創
高瀬・釜村の信仰・水利・下地中分―氷室神社と亀尾神社― 飯分徹・海老澤衷
Ⅱ 古文書からの荘園復原
 鎌倉期における新見荘の地名と下地中分 高橋傑
新見荘田所職文書案をめぐって 宮﨑肇 
室町期荘園の「荘主」群像 清水克行
中世百姓の身分意識―一四・五世紀の百姓申状を中心に 高橋敏子
Ⅲ 荘園の記録作成と伝統文化の継承
備中国新見荘の調査と「多層荘園記録システム」 海老澤衷
荘園調査成果の共有をめざして 井上聡 
中世たたらの操業 藤井勲
新見市たたら再現事業の経緯 白石祐司
あとがき  清水克行

納入までに3週間ほどかかります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
2,200
海老澤衷ほか編 、勉誠出版 、2014.年12月 、227p 、A5判
備中国新見荘は、生産・生活の空間としていかなる 地域社会を形成してきたのか。 下地中分の分析から荘園領主や百姓の活動の実態を 明らかにするとともに、 文献史料とフィールドワークによる複合的な現地調査を通して 中世期の灌漑や地名を復原し、地域的特質を明らかにする。 また、古来より製鉄地として栄え、 荘園開発とも密接に結びついた当地の 「たたら製鉄」の復原事業を取り上げ、 伝統的村落の保存にむけた取り組みを紹介する。 目次 まえがき 海老澤衷 Ⅰ 現地からの荘園復原 現地調査にみる新見荘三職―西方・金谷地区の水利と地名― 土山祐之 上市地区の地名・水利に見る地頭方の動向―高梁川流域を中心に― 久下沼譲 公文大中臣氏と製鉄による集落および水田の形成―坂本・千屋地区― 大島創 高瀬・釜村の信仰・水利・下地中分―氷室神社と亀尾神社― 飯分徹・海老澤衷 Ⅱ 古文書からの荘園復原  鎌倉期における新見荘の地名と下地中分 高橋傑 新見荘田所職文書案をめぐって 宮﨑肇  室町期荘園の「荘主」群像 清水克行 中世百姓の身分意識―一四・五世紀の百姓申状を中心に 高橋敏子 Ⅲ 荘園の記録作成と伝統文化の継承 備中国新見荘の調査と「多層荘園記録システム」 海老澤衷 荘園調査成果の共有をめざして 井上聡  中世たたらの操業 藤井勲 新見市たたら再現事業の経緯 白石祐司 あとがき  清水克行 納入までに3週間ほどかかります。

新装版 唐物と東アジア 舶載品をめぐる文化交流史

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,200
河添房江・皆川雅樹 編、勉誠出版、2016年2月、208 頁、A5判並製
固定的な東アジア観の超越を目指す
唐物とよばれる舶載品は、奈良から平安、そして中世や近世まで、どのように受容され、日本文化史に息づいているのだろうか。
唐物交易の時代的変遷とその実態からみた異国との交流史、唐物を結節点とする漢と和の関係性への分析、人物とその権力の表象としての唐物の関係性について美術品や歴史資料のみならず、文学資料も用いて明らかにする。

※河添房江・皆川雅樹(編)『唐物と東アジア―舶載品をめぐる文化交流史』 (「アジア遊学」147号(2011年11月)の新装版。

<目次>

序にかえて 河添房江 
「唐物」研究と「東アジア」的視点―日本古代・中世史研究を中心として 皆川雅樹 
日本美術としての「唐物」 島尾新 
【コラム】唐物と日本の古代中世 五味文彦 
奈良時代と「唐物」 森公章 
上代の舶載品をめぐる文化史 河添房江 
『万葉集』と古代の遊戯―双六・打毬・かりうち 垣見修司 
平安時代と唐物 シャルロッテ・フォン・ヴェアシュア 
算賀・法会の中の茶文化と『源氏物語』―書かれざる唐物 末沢明子 
【コラム】唐物としての書物 小島毅 
唐物としての黄山谷 前田雅之 
中世唐物再考―記録された唐物 古川元也 
戦国織豊期の唐物―唐物から名物へ 竹本千鶴 
【コラム】唐物と虚栄心の話をしよう! 上野誠 
江戸時代の唐物と日蘭貿易 石田千尋 
琉球使節の唐旅と文化交流 真栄平房昭 
新装版 あとがき 皆川雅樹 
執筆者一覧

納入までに3週間ほどかかります。
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2,200
河添房江・皆川雅樹 編 、勉誠出版 、2016年2月 、208 頁 、A5判並製
固定的な東アジア観の超越を目指す 唐物とよばれる舶載品は、奈良から平安、そして中世や近世まで、どのように受容され、日本文化史に息づいているのだろうか。 唐物交易の時代的変遷とその実態からみた異国との交流史、唐物を結節点とする漢と和の関係性への分析、人物とその権力の表象としての唐物の関係性について美術品や歴史資料のみならず、文学資料も用いて明らかにする。 ※河添房江・皆川雅樹(編)『唐物と東アジア―舶載品をめぐる文化交流史』 (「アジア遊学」147号(2011年11月)の新装版。 <目次> 序にかえて 河添房江  「唐物」研究と「東アジア」的視点―日本古代・中世史研究を中心として 皆川雅樹  日本美術としての「唐物」 島尾新  【コラム】唐物と日本の古代中世 五味文彦  奈良時代と「唐物」 森公章  上代の舶載品をめぐる文化史 河添房江  『万葉集』と古代の遊戯―双六・打毬・かりうち 垣見修司  平安時代と唐物 シャルロッテ・フォン・ヴェアシュア  算賀・法会の中の茶文化と『源氏物語』―書かれざる唐物 末沢明子  【コラム】唐物としての書物 小島毅  唐物としての黄山谷 前田雅之  中世唐物再考―記録された唐物 古川元也  戦国織豊期の唐物―唐物から名物へ 竹本千鶴  【コラム】唐物と虚栄心の話をしよう! 上野誠  江戸時代の唐物と日蘭貿易 石田千尋  琉球使節の唐旅と文化交流 真栄平房昭  新装版 あとがき 皆川雅樹  執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

明治が歴史になったときー史学史としての大久保利謙(アジア遊学248)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
佐藤雄基 編、勉誠出版、2020年6月、240p、A5判
歴史学は「過去」を対象とする学問である。
歴史家が「明治時代」を新たに学問の対象としたとき、そこではどのような営為がおこなわれていたのか。
近代の政治家、官僚、軍人などの個人文書を収集・公開する国立国会図書館憲政資料室の創設に関わり、数々の史料編纂等、研究のための史料環境の整備に尽力した、日本近代史研究の先駆者である大久保利謙。
その足跡を史学史・史料論・蔵書論の観点を交え検証し、日本近代史研究の誕生の瞬間を描き出す。

目次

序 論  佐藤雄基

第一部 「明治」が歴史になるとき
 大久保利謙と戦後日本近代史研究の出発  松沢裕作
 政治学者における「明治」の歴史化  松田宏一郎
 明治政府による記録編纂・修史事業と近代文書  箱石大

第二部 大久保利謙の歴史学
 大久保利謙と近代史学史研究  マーガレット・メール(翻訳:佐藤雄基・渡邉剛)
 大久保利謙と立教大学史学科(一九五八〜七一)  小澤実
 大久保利謙『日本近代史学事始め』についての覚書―大久保史学の史学史的検討のために  今井修
 小伝・大久保利武―大久保家三代の系譜  松田好史

第三部 大久保史学にみるアーカイブズ・蔵書論
 大久保利武・利謙父子の学問形成と蔵書―立教大学図書館・学習院大学史料館所蔵「大久保文庫」  佐藤雄基
 国立国会図書館憲政資料室と大久保利謙の構想  葦名ふみ
 大久保利謙と蘭学資料研究会・蘭学書  大島明秀
 華族と歴史学―大久保利謙の華族研究と華族史料  小田部雄次

納入までに3週間ほどかかります。
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3,080
佐藤雄基 編 、勉誠出版 、2020年6月 、240p 、A5判
歴史学は「過去」を対象とする学問である。 歴史家が「明治時代」を新たに学問の対象としたとき、そこではどのような営為がおこなわれていたのか。 近代の政治家、官僚、軍人などの個人文書を収集・公開する国立国会図書館憲政資料室の創設に関わり、数々の史料編纂等、研究のための史料環境の整備に尽力した、日本近代史研究の先駆者である大久保利謙。 その足跡を史学史・史料論・蔵書論の観点を交え検証し、日本近代史研究の誕生の瞬間を描き出す。 目次 序 論  佐藤雄基 第一部 「明治」が歴史になるとき  大久保利謙と戦後日本近代史研究の出発  松沢裕作  政治学者における「明治」の歴史化  松田宏一郎  明治政府による記録編纂・修史事業と近代文書  箱石大 第二部 大久保利謙の歴史学  大久保利謙と近代史学史研究  マーガレット・メール(翻訳:佐藤雄基・渡邉剛)  大久保利謙と立教大学史学科(一九五八〜七一)  小澤実  大久保利謙『日本近代史学事始め』についての覚書―大久保史学の史学史的検討のために  今井修  小伝・大久保利武―大久保家三代の系譜  松田好史 第三部 大久保史学にみるアーカイブズ・蔵書論  大久保利武・利謙父子の学問形成と蔵書―立教大学図書館・学習院大学史料館所蔵「大久保文庫」  佐藤雄基  国立国会図書館憲政資料室と大久保利謙の構想  葦名ふみ  大久保利謙と蘭学資料研究会・蘭学書  大島明秀  華族と歴史学―大久保利謙の華族研究と華族史料  小田部雄次 納入までに3週間ほどかかります。

漢学とは何かー漢唐および清中後期の学術世界(アジア遊学249)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,970
川原秀城 編、勉誠出版、2020年7月、256p、A5判
漢学は、漢代以降、大半の時期において、中国の学術に標準的な理論と方法を提供し、中国社会に規範として影響力を発揮した。
正統異端の分別を主とする宋学とは異なり、思想の体系性よりも思想の客観性を重視する漢学の学的性格は排他性を嫌い、諸学並存的ないし相互補完的な知的世界を展開した。
現代の人文学の領域を大きく凌駕する漢学のパースペクティブは、どのようにその対象を広げ、如何に事象を記述しようとしたのか。
漢唐および清中後期の学術を多角的に分析し、歴代漢学の総覧を通して学的特徴とその限界について考察する。

目次

序文 川原秀城

第1部 両漢の学術
今文・古文 川原秀城
劉歆の学問 井ノ口哲也
『洪範五行伝』の発展と変容 平澤歩
前漢経学者の天文占知識 田中良明

第2部 六朝・唐の漢学
鄭玄と王粛 古橋紀宏
北朝の学問と徐遵明 池田恭哉
明堂に見る伝統と革新─南北朝における漢学 南澤良彦

第3部 清朝の漢学
清朝考証学と『論語』 木下鉄矢
清代漢学者の経書解釈法 水上雅晴
乾隆・嘉慶期における叢書の編纂と出版についての考察 陳捷
嘉慶期の西学研究―徐朝俊による通俗化と実用化 新居洋子

第4部 総論:漢学とは何か
清朝考証学における意味論分析の数学的原理と満洲語文献への応用―データ・サイエンスとしての漢学 渡辺純成
漢学は科学か?─近代中国における漢学と宋学の対立軸について 志野好伸
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
2,970
川原秀城 編 、勉誠出版 、2020年7月 、256p 、A5判
漢学は、漢代以降、大半の時期において、中国の学術に標準的な理論と方法を提供し、中国社会に規範として影響力を発揮した。 正統異端の分別を主とする宋学とは異なり、思想の体系性よりも思想の客観性を重視する漢学の学的性格は排他性を嫌い、諸学並存的ないし相互補完的な知的世界を展開した。 現代の人文学の領域を大きく凌駕する漢学のパースペクティブは、どのようにその対象を広げ、如何に事象を記述しようとしたのか。 漢唐および清中後期の学術を多角的に分析し、歴代漢学の総覧を通して学的特徴とその限界について考察する。 目次 序文 川原秀城 第1部 両漢の学術 今文・古文 川原秀城 劉歆の学問 井ノ口哲也 『洪範五行伝』の発展と変容 平澤歩 前漢経学者の天文占知識 田中良明 第2部 六朝・唐の漢学 鄭玄と王粛 古橋紀宏 北朝の学問と徐遵明 池田恭哉 明堂に見る伝統と革新─南北朝における漢学 南澤良彦 第3部 清朝の漢学 清朝考証学と『論語』 木下鉄矢 清代漢学者の経書解釈法 水上雅晴 乾隆・嘉慶期における叢書の編纂と出版についての考察 陳捷 嘉慶期の西学研究―徐朝俊による通俗化と実用化 新居洋子 第4部 総論:漢学とは何か 清朝考証学における意味論分析の数学的原理と満洲語文献への応用―データ・サイエンスとしての漢学 渡辺純成 漢学は科学か?─近代中国における漢学と宋学の対立軸について 志野好伸

日本人と中国故事 変奏する知の世界(アジア遊学223)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,400
森田 貴之・小山 順子・蔦 清行編、勉誠出版、2018、271p、A5判
版元品切れ。
日本の文学作品に多種多様に取り入れられてきた漢故事(=中国故事)。
本文に直接依拠したもののみだけでなく、逸脱・展開した形でも用いられるが、出典の明記がなされないことも多く、その故事が人々に知られていることが前提となっている。漢故事は、規範や例証として絶対的な価値をもって用いられながら、変化しつづけ、それでいて共有の知的基盤たり得ている。
漢故事は日本においてどのように語られ、どのように学ばれ、そしてどのように拡大していったのか。時代やジャンルを超えた様々な視点から見つめることで、融通無碍に変奏する〈知〉の世界とその利用を切り拓く。
目次
はじめに 森田貴之
第一部 歌われる漢故事―和歌・歌学
「春宵一刻直千金」の受容と変容 大谷雅夫
亀の和歌に見られる「蓬莱仙境」・「盲亀浮木」などの故事について 黄一丁
初期歌語注釈書における漢故事―『口伝和歌釈抄』を中心に 濵中祐子
中世和歌における「子猷尋戴」故事の変容 阿尾あすか
第二部 語られる漢故事―物語・説話・随筆
『伊勢物語』第六十九段「狩の使」と唐代伝奇 小山順子
『源氏物語』胡蝶巻における風に吹かれる竹 瓦井裕子
西施・潘岳の密通説話をめぐって―『新撰万葉集』から朗詠古注まで 黄?
延慶本『平家物語』の李陵と蘇武 森田貴之
第三部 座を廻る漢故事―連歌・俳諧・俳文
故事と連歌と講釈と―『故事本語本説連歌聞書』 竹島一希
「負日」の系譜―「ひなたぼこ」の和漢 河村瑛子
其角「嘲仏骨表」に見る韓愈批判―「しばらくは」句の解釈をめぐって 三原尚子
俳諧の「海棠」―故事の花と現実の花 中村真理
ほか
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4,400
森田 貴之・小山 順子・蔦 清行編 、勉誠出版 、2018 、271p 、A5判
版元品切れ。 日本の文学作品に多種多様に取り入れられてきた漢故事(=中国故事)。 本文に直接依拠したもののみだけでなく、逸脱・展開した形でも用いられるが、出典の明記がなされないことも多く、その故事が人々に知られていることが前提となっている。漢故事は、規範や例証として絶対的な価値をもって用いられながら、変化しつづけ、それでいて共有の知的基盤たり得ている。 漢故事は日本においてどのように語られ、どのように学ばれ、そしてどのように拡大していったのか。時代やジャンルを超えた様々な視点から見つめることで、融通無碍に変奏する〈知〉の世界とその利用を切り拓く。 目次 はじめに 森田貴之 第一部 歌われる漢故事―和歌・歌学 「春宵一刻直千金」の受容と変容 大谷雅夫 亀の和歌に見られる「蓬莱仙境」・「盲亀浮木」などの故事について 黄一丁 初期歌語注釈書における漢故事―『口伝和歌釈抄』を中心に 濵中祐子 中世和歌における「子猷尋戴」故事の変容 阿尾あすか 第二部 語られる漢故事―物語・説話・随筆 『伊勢物語』第六十九段「狩の使」と唐代伝奇 小山順子 『源氏物語』胡蝶巻における風に吹かれる竹 瓦井裕子 西施・潘岳の密通説話をめぐって―『新撰万葉集』から朗詠古注まで 黄? 延慶本『平家物語』の李陵と蘇武 森田貴之 第三部 座を廻る漢故事―連歌・俳諧・俳文 故事と連歌と講釈と―『故事本語本説連歌聞書』 竹島一希 「負日」の系譜―「ひなたぼこ」の和漢 河村瑛子 其角「嘲仏骨表」に見る韓愈批判―「しばらくは」句の解釈をめぐって 三原尚子 俳諧の「海棠」―故事の花と現実の花 中村真理 ほか

交錯する宗教と民族 交流と衝突の比較史(アジア遊学257)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,780
鹿毛敏夫 編、勉誠出版、2021年7月、224 頁、A5判
世界に多数存在する異宗教と多民族は、時に激しい対立や交流、融合を繰り返しながら、現代までの歴史を紡いできた。それらは、いかに顕在化しているのか。
アジアとヨーロッパの東西における人の移動と民族の越境・交流の実態、ヨーロッパ社会における政治と宗教の関係、個々の人間の想いとその相克、さらにそこから相対化される「国家」意識の具体的深層に迫る。
歴史学・文学・社会学・文化人類学・言語学・地域学・宗教学の分野から多角的に比較検証し、宗教・民族・国家間の共存のあり方を問い直す。

目次

はしがき 異宗教・多民族世界の混沌―その歴史と現在 鹿毛敏夫

第1部 流動する民族社会
鎌倉北条氏と南宋禅林―渡海僧無象静照をめぐる人びと 村井章介
ドイツ語圏越境作家における言語、民族、文化をめぐって 土屋勝彦
近代名古屋にとっての中東―実業界との関係を中心に 吉田達矢
民族をめぐる対立と交流の位相―滞日ビルマ系難民の国際移動の事例から 人見泰弘

第2部 宗教の断絶と叡智
ボーダレス化する世界と日本の宗教文化 井上順孝
ラダックのアイデンティティ運動―もうひとつの「カシミール問題」 宮坂清
インドネシア・アチェ州のイスラーム刑法と人権 佐伯奈津子
宗教と平和―宗教多元社会における戦争 黒柳志仁

第3部 個の相克と相対化される「国家」
戦国大名の「国」意識と「地域国家」外交権 鹿毛敏夫
日本中世の「暴力」と現代の「教育」 メイヨー・クリストファー
一亡命作家の軌跡:西欧キリスト教世界の対岸から―フアン・ゴイティソーロのバルセロナ、サラエヴォ、マラケシュ 今福龍太
保育園で働く看護師の語りから考える多文化共生 梶原彩子
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鹿毛敏夫 編 、勉誠出版 、2021年7月 、224 頁 、A5判
世界に多数存在する異宗教と多民族は、時に激しい対立や交流、融合を繰り返しながら、現代までの歴史を紡いできた。それらは、いかに顕在化しているのか。 アジアとヨーロッパの東西における人の移動と民族の越境・交流の実態、ヨーロッパ社会における政治と宗教の関係、個々の人間の想いとその相克、さらにそこから相対化される「国家」意識の具体的深層に迫る。 歴史学・文学・社会学・文化人類学・言語学・地域学・宗教学の分野から多角的に比較検証し、宗教・民族・国家間の共存のあり方を問い直す。 目次 はしがき 異宗教・多民族世界の混沌―その歴史と現在 鹿毛敏夫 第1部 流動する民族社会 鎌倉北条氏と南宋禅林―渡海僧無象静照をめぐる人びと 村井章介 ドイツ語圏越境作家における言語、民族、文化をめぐって 土屋勝彦 近代名古屋にとっての中東―実業界との関係を中心に 吉田達矢 民族をめぐる対立と交流の位相―滞日ビルマ系難民の国際移動の事例から 人見泰弘 第2部 宗教の断絶と叡智 ボーダレス化する世界と日本の宗教文化 井上順孝 ラダックのアイデンティティ運動―もうひとつの「カシミール問題」 宮坂清 インドネシア・アチェ州のイスラーム刑法と人権 佐伯奈津子 宗教と平和―宗教多元社会における戦争 黒柳志仁 第3部 個の相克と相対化される「国家」 戦国大名の「国」意識と「地域国家」外交権 鹿毛敏夫 日本中世の「暴力」と現代の「教育」 メイヨー・クリストファー 一亡命作家の軌跡:西欧キリスト教世界の対岸から―フアン・ゴイティソーロのバルセロナ、サラエヴォ、マラケシュ 今福龍太 保育園で働く看護師の語りから考える多文化共生 梶原彩子

上海租界の劇場文化 混淆・雑居する多言語空間(アジア遊学183)

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4,400
大橋毅彦、関根真保、藤田拓之編、勉誠出版、2015年4月、221p、A5判
版元品切れ。
劇場文化から、20世紀前半の多文化多言語都市上海の様相を浮かび上がらせる―西欧諸国と日本の租界が乱立し、60ヶ国もの国籍を持つ人びとが生活をしていた上海では、多種多様な文化が混淆、雑居する空間がひろがっていた。中国の伝統演劇から、コンサート、ロシアバレエ、オペレッタの上演、映画やアニメの上映など、ライシャムシアターをはじめとした劇場文化の動向から、20世紀前半の上海における人と文化の諸相を探る。
目次
1 多国籍都市の中のライシャム(上海の外国人社会とライシャム劇場;沸きたつライシャム―多言語メディア空間の中で;ライシャム劇場、一九四〇年代の先進性―亡命者たちが創出した楽壇とバレエ;上海の劇場で日本人が見た夢;日中戦争期上海で踊る―交錯する身体メディア・プロパガンダ)
2 “中国人”にとっての蘭心(ライシャム劇場における中国芸術音楽―各国語の新聞を通して見る;蘭心大戯院―近代中国音楽家、揺籃の場として;ライシャム劇場(蘭心大戯院)と中国話劇―上海聯芸劇社『文天祥』を中心に
LYCEUMから蘭心へ―日中戦争期における蘭心劇場)
3 乱反射する上海租界劇場芸術(「吼えろ支那!」の転生とアジア―反帝国主義から反英、反米へ;楊樹浦における上海ユダヤ避難民の芸術文化―ライシャムなど租界中心部との関連性;上海の伝統劇と劇場―上海空間、「連台本戯」、メディア;神戸華僑作曲家・梁楽音と戦時上海の流行音楽;上海租界劇場アニメーション上映史考―『ミッキー・マウス』、『鉄扇公主』、『桃太郎の海鷲』を中心に)
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大橋毅彦、関根真保、藤田拓之編 、勉誠出版 、2015年4月 、221p 、A5判
版元品切れ。 劇場文化から、20世紀前半の多文化多言語都市上海の様相を浮かび上がらせる―西欧諸国と日本の租界が乱立し、60ヶ国もの国籍を持つ人びとが生活をしていた上海では、多種多様な文化が混淆、雑居する空間がひろがっていた。中国の伝統演劇から、コンサート、ロシアバレエ、オペレッタの上演、映画やアニメの上映など、ライシャムシアターをはじめとした劇場文化の動向から、20世紀前半の上海における人と文化の諸相を探る。 目次 1 多国籍都市の中のライシャム(上海の外国人社会とライシャム劇場;沸きたつライシャム―多言語メディア空間の中で;ライシャム劇場、一九四〇年代の先進性―亡命者たちが創出した楽壇とバレエ;上海の劇場で日本人が見た夢;日中戦争期上海で踊る―交錯する身体メディア・プロパガンダ) 2 “中国人”にとっての蘭心(ライシャム劇場における中国芸術音楽―各国語の新聞を通して見る;蘭心大戯院―近代中国音楽家、揺籃の場として;ライシャム劇場(蘭心大戯院)と中国話劇―上海聯芸劇社『文天祥』を中心に LYCEUMから蘭心へ―日中戦争期における蘭心劇場) 3 乱反射する上海租界劇場芸術(「吼えろ支那!」の転生とアジア―反帝国主義から反英、反米へ;楊樹浦における上海ユダヤ避難民の芸術文化―ライシャムなど租界中心部との関連性;上海の伝統劇と劇場―上海空間、「連台本戯」、メディア;神戸華僑作曲家・梁楽音と戦時上海の流行音楽;上海租界劇場アニメーション上映史考―『ミッキー・マウス』、『鉄扇公主』、『桃太郎の海鷲』を中心に)

文化大革命を問い直す(アジア遊学203)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
土屋昌明・「中国六〇年代と世界」研究会 編、勉誠社、2016、240p、A5判
発動から50年がたったいま、文革の歴史的背景、その思想、その後のそれぞれの生き方など、様々な角度から全貌を探る。文献資料だけでなく、近年制作された胡傑監督のドキュメンタリー映画『星火』『紅色美術』や、経験者たちのライフヒストリーも交え、「文革という経験」を浮かび上がらせる。
現代中国のルーツであり、また個人の生き方さえも変えてしまうほどの影響力を持った文化大革命を、いま、再考する。
目次
総 論
文革を再考するいくつのかの視点―総説に替えて
「中国六〇年代と世界」研究会代表・土屋昌明
◆座談会 運動としての文化大革命   朝浩之×金野純×土屋昌明
Ⅰ 伏流:星火事件、二つの半工半読
小説「星火事件」 土屋昌明
林昭の思想変遷―『人民日報編集部への手紙』(その三及び起訴状)を手がかりとして
陳継東
下放は、労働を権利とみなし教育と結びつける歴史的実験だった 前田年昭
Ⅱ 噴出:政治と芸術、プロパガンダ
文革時期個人崇拝のメカニズム―ヒートアップとクールダウン 印紅標(森瑞枝訳)
◆座談会 文革プロパガンダとは何か―胡傑・艾暁明監督作品『紅色美術』をめぐって
鈴木一誌×土屋昌明×森瑞枝(進行)
Ⅲ 波及:下放の広がり、国際的影響
下放の思想史―大飢饉・文革・上山下郷の農村と知識青年 土屋昌明
日本における文革と下放から私は何を学んだのか 前田年昭
私にとっての文革―七〇年前後の学生運動を契機として 朝浩之
共和制のリミット―文革、ルソーの徴の下に 松本潤一郎
現代中国の知識人と文革 及川淳子
納入までに3週間ほどかかります。
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土屋昌明・「中国六〇年代と世界」研究会 編 、勉誠社 、2016 、240p 、A5判
発動から50年がたったいま、文革の歴史的背景、その思想、その後のそれぞれの生き方など、様々な角度から全貌を探る。文献資料だけでなく、近年制作された胡傑監督のドキュメンタリー映画『星火』『紅色美術』や、経験者たちのライフヒストリーも交え、「文革という経験」を浮かび上がらせる。 現代中国のルーツであり、また個人の生き方さえも変えてしまうほどの影響力を持った文化大革命を、いま、再考する。 目次 総 論 文革を再考するいくつのかの視点―総説に替えて 「中国六〇年代と世界」研究会代表・土屋昌明 ◆座談会 運動としての文化大革命   朝浩之×金野純×土屋昌明 Ⅰ 伏流:星火事件、二つの半工半読 小説「星火事件」 土屋昌明 林昭の思想変遷―『人民日報編集部への手紙』(その三及び起訴状)を手がかりとして 陳継東 下放は、労働を権利とみなし教育と結びつける歴史的実験だった 前田年昭 Ⅱ 噴出:政治と芸術、プロパガンダ 文革時期個人崇拝のメカニズム―ヒートアップとクールダウン 印紅標(森瑞枝訳) ◆座談会 文革プロパガンダとは何か―胡傑・艾暁明監督作品『紅色美術』をめぐって 鈴木一誌×土屋昌明×森瑞枝(進行) Ⅲ 波及:下放の広がり、国際的影響 下放の思想史―大飢饉・文革・上山下郷の農村と知識青年 土屋昌明 日本における文革と下放から私は何を学んだのか 前田年昭 私にとっての文革―七〇年前後の学生運動を契機として 朝浩之 共和制のリミット―文革、ルソーの徴の下に 松本潤一郎 現代中国の知識人と文革 及川淳子 納入までに3週間ほどかかります。

性なる仏教(アジア遊学300)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
大谷由香 編、勉誠社、2025、208p、A5判
誰しもに悟りの可能性が開かれることをときに強調し、多様な人格を許容しうるかのように見える仏教。
しかし世俗社会からの支持や支援によって仏教教団が成り立つからには、教団もまた性的役割分担をはじめとする社会的影響を受けざるを得ない。
妻帯が禁止されている僧侶たちは、「家」を継承するためにどのような方法をとったのか。
仏教を信仰する集団における、男性の美醜の基準とはどのようなものだったのか。
仏教の中で女性はどのような役割を負わされ、どのように理想化されていたのか。
仏教学・歴史学・美術史学など多様なフィールドの研究者が、女性や性的少数者など、仏教史上のマイノリティの存在に着眼し、仏教が想定してきた性のありように迫る。
目次
序文 大谷由香
Ⅰ 女性が出家すること/女性がさとること
東アジアにおける比丘尼受戒譚と三人の尼 大谷由香
仏性と女性 村上明也
Ⅱ 性の超越と仏教
転変する性 岸田悠里
律蔵に記載される「性転換」した人々―上座部の比丘尼僧伽復興に関連して サッチャーナンディー
Ⅲ 理想化される女性像
浄土真宗本願寺派における母親像 小野嶋祥雄
[コラム]我を抱擁せよ―『華厳経』の婆須蜜多女をめぐる教理解釈と明恵 野呂 靖
Ⅵ 僧と家族/僧の家族
僧の女犯・妻帯と清浄性―「僧の家」と女人禁制をめぐって 坪井 剛
僧の妻の系譜、坊守の系譜 板敷真純
Ⅳ ルッキズムな仏教
美僧の登場 河上麻由子
玄奘の肖像と玄奘イメージの系譜 大島幸代
[コラム]僧侶の美醜 大谷由香
Ⅴ 仏典とともに生きる女性たち
写経と女性 前島信也
[コラム]堕地獄の諸相―女性の堕地獄と救済 南 宏信
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大谷由香 編 、勉誠社 、2025 、208p 、A5判
誰しもに悟りの可能性が開かれることをときに強調し、多様な人格を許容しうるかのように見える仏教。 しかし世俗社会からの支持や支援によって仏教教団が成り立つからには、教団もまた性的役割分担をはじめとする社会的影響を受けざるを得ない。 妻帯が禁止されている僧侶たちは、「家」を継承するためにどのような方法をとったのか。 仏教を信仰する集団における、男性の美醜の基準とはどのようなものだったのか。 仏教の中で女性はどのような役割を負わされ、どのように理想化されていたのか。 仏教学・歴史学・美術史学など多様なフィールドの研究者が、女性や性的少数者など、仏教史上のマイノリティの存在に着眼し、仏教が想定してきた性のありように迫る。 目次 序文 大谷由香 Ⅰ 女性が出家すること/女性がさとること 東アジアにおける比丘尼受戒譚と三人の尼 大谷由香 仏性と女性 村上明也 Ⅱ 性の超越と仏教 転変する性 岸田悠里 律蔵に記載される「性転換」した人々―上座部の比丘尼僧伽復興に関連して サッチャーナンディー Ⅲ 理想化される女性像 浄土真宗本願寺派における母親像 小野嶋祥雄 [コラム]我を抱擁せよ―『華厳経』の婆須蜜多女をめぐる教理解釈と明恵 野呂 靖 Ⅵ 僧と家族/僧の家族 僧の女犯・妻帯と清浄性―「僧の家」と女人禁制をめぐって 坪井 剛 僧の妻の系譜、坊守の系譜 板敷真純 Ⅳ ルッキズムな仏教 美僧の登場 河上麻由子 玄奘の肖像と玄奘イメージの系譜 大島幸代 [コラム]僧侶の美醜 大谷由香 Ⅴ 仏典とともに生きる女性たち 写経と女性 前島信也 [コラム]堕地獄の諸相―女性の堕地獄と救済 南 宏信

世界遺産バリの文化戦略 水稲文化の儀礼がつくる地域社会(アジア遊学 230)

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2,780
海老澤衷編、勉誠出版、2019年2月、269p、A5判
小口に汚れ
バリ島のスバック(水利組織)は、2012年に世界遺産に登録された。火山・水系を背景として棚田を生み出した自然と村落が重要文化的景観として認定されたのである。
この文化遺産はいかにして形成され、人や自然と結びついてきたのか。東アジアの水利とはどのような違いがあるのか。
村落共同体の組織性と生産性、国家や宗教との関係、独特な舞踊・音楽・絵画が生み出される芸術的基盤の特質に迫り、その歴史的・文化的意義を歴史学・文化人類学・脳生理学・心理学など多角的な視点から明らかにする。
目次
まえがき
Ⅰ バリ島研究とそのイメージ形成
「バリ島」イメージの形成と日本 海老澤衷
クリフォード・ギアーツの人類学とその後の人類学的研究 西村正雄
スバック・グデ・スウェチャプラと王朝の伝統 三浦恵子
Ⅱ バサンアラス村の調査から
スバック・バサンアラスの形態的特質と東アジアの水利社会 海老澤衷
バサンアラス村における神聖と不浄の生活空間 三浦恵子
バサンアラス村の奉納舞踊ルジャン 河合徳枝
Ⅲ バリ島の世界遺産と農業
バリ州の文化的景観―世界遺産登録の過程と地元農民の期待と課題 三浦恵子、イ・マデ・サルジャナ
コメと倉―バリ島稲作社会の民族考古学調査 細谷葵
バリ島の在来イネ 菊地有希子
Ⅳ バリ島の伝統文化から学ぶ
報酬脳主導による持続型社会モデル―バリ島慣習村の事例 河合徳枝
バリ島の伝統継承にみる子どもの活性構築―生物学的文化人類学の視点から 八木玲子
あとがき
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海老澤衷編 、勉誠出版 、2019年2月 、269p 、A5判
小口に汚れ バリ島のスバック(水利組織)は、2012年に世界遺産に登録された。火山・水系を背景として棚田を生み出した自然と村落が重要文化的景観として認定されたのである。 この文化遺産はいかにして形成され、人や自然と結びついてきたのか。東アジアの水利とはどのような違いがあるのか。 村落共同体の組織性と生産性、国家や宗教との関係、独特な舞踊・音楽・絵画が生み出される芸術的基盤の特質に迫り、その歴史的・文化的意義を歴史学・文化人類学・脳生理学・心理学など多角的な視点から明らかにする。 目次 まえがき Ⅰ バリ島研究とそのイメージ形成 「バリ島」イメージの形成と日本 海老澤衷 クリフォード・ギアーツの人類学とその後の人類学的研究 西村正雄 スバック・グデ・スウェチャプラと王朝の伝統 三浦恵子 Ⅱ バサンアラス村の調査から スバック・バサンアラスの形態的特質と東アジアの水利社会 海老澤衷 バサンアラス村における神聖と不浄の生活空間 三浦恵子 バサンアラス村の奉納舞踊ルジャン 河合徳枝 Ⅲ バリ島の世界遺産と農業 バリ州の文化的景観―世界遺産登録の過程と地元農民の期待と課題 三浦恵子、イ・マデ・サルジャナ コメと倉―バリ島稲作社会の民族考古学調査 細谷葵 バリ島の在来イネ 菊地有希子 Ⅳ バリ島の伝統文化から学ぶ 報酬脳主導による持続型社会モデル―バリ島慣習村の事例 河合徳枝 バリ島の伝統継承にみる子どもの活性構築―生物学的文化人類学の視点から 八木玲子 あとがき

杜甫と玄宗皇帝の時代(アジア遊学220)

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3,080
松原朗 編、勉誠社、2018、272p、A5判
玄宗皇帝の即位とともにこの世に生を受けた杜甫は、大唐の盛時、そして破滅の目撃者であった。
「安禄山の乱」以後に数多くの作品をのこし、晩成の詩人とされる杜甫。その基盤が築かれた「開元の治」とは、どのような時代であったのか?
文学の視点のみならず歴史・政治・思想・美術などのさまざまな時代的背景から杜甫の半生をひもとくことで、その人物像を浮かび上がらせるとともに、作品にのこされた太平の記憶を辿り、玄宗皇帝の時代を描き出す。
目次
序説 松原朗
総論 杜甫とその時代―安史の乱を中心として 後藤秋正
Ⅰ 杜甫が生まれた洛陽の都
武則天の洛陽、玄宗の長安 妹尾達彦
杜甫と祖父杜審言 松原朗
杜甫の見た龍門石窟 肥田路美
Ⅱ 玄宗の時代を飾る大輪の名花=楊貴妃
武韋の禍―楊貴妃への序曲 金子修一
楊貴妃という人物 竹村則行
楊貴妃を描いた文学 竹村則行
「麗人行」と「哀江頭」―楊貴妃一族への揶揄と貴妃不在の曲江池 諸田龍美
Ⅲ 唐の対外政策(唐の国際性)
漠北の異民族―突厥・ウイグル・ソグド人 石見清裕
蕃将たちの活躍―高仙芝・哥舒翰・安禄山・安思順・李光弼 森部豊
辺塞詩の詩人たち―岑参を中心に 高芝麻子
杜甫「兵車行」 遠藤星希
Ⅳ 杜甫の出仕と官歴
詩人たちの就職活動―科挙・恩蔭・献賦出身 紺野達也
杜甫の就職運動と任官 樋口泰裕
Ⅴ 杜甫の文学―伝統と革新
杜甫と『文選』 大橋賢一
李白との比較―「詩聖と詩仙」「杜甫と李白の韻律」 市川桃子
杜甫の社会批判詩と諷喩詩への道 谷口真由実
Ⅵ 杜甫の交遊
李白 市川桃子
高適・岑參・元結 加藤敏
納入までに3週間ほどかかります。
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3,080
松原朗 編 、勉誠社 、2018 、272p 、A5判
玄宗皇帝の即位とともにこの世に生を受けた杜甫は、大唐の盛時、そして破滅の目撃者であった。 「安禄山の乱」以後に数多くの作品をのこし、晩成の詩人とされる杜甫。その基盤が築かれた「開元の治」とは、どのような時代であったのか? 文学の視点のみならず歴史・政治・思想・美術などのさまざまな時代的背景から杜甫の半生をひもとくことで、その人物像を浮かび上がらせるとともに、作品にのこされた太平の記憶を辿り、玄宗皇帝の時代を描き出す。 目次 序説 松原朗 総論 杜甫とその時代―安史の乱を中心として 後藤秋正 Ⅰ 杜甫が生まれた洛陽の都 武則天の洛陽、玄宗の長安 妹尾達彦 杜甫と祖父杜審言 松原朗 杜甫の見た龍門石窟 肥田路美 Ⅱ 玄宗の時代を飾る大輪の名花=楊貴妃 武韋の禍―楊貴妃への序曲 金子修一 楊貴妃という人物 竹村則行 楊貴妃を描いた文学 竹村則行 「麗人行」と「哀江頭」―楊貴妃一族への揶揄と貴妃不在の曲江池 諸田龍美 Ⅲ 唐の対外政策(唐の国際性) 漠北の異民族―突厥・ウイグル・ソグド人 石見清裕 蕃将たちの活躍―高仙芝・哥舒翰・安禄山・安思順・李光弼 森部豊 辺塞詩の詩人たち―岑参を中心に 高芝麻子 杜甫「兵車行」 遠藤星希 Ⅳ 杜甫の出仕と官歴 詩人たちの就職活動―科挙・恩蔭・献賦出身 紺野達也 杜甫の就職運動と任官 樋口泰裕 Ⅴ 杜甫の文学―伝統と革新 杜甫と『文選』 大橋賢一 李白との比較―「詩聖と詩仙」「杜甫と李白の韻律」 市川桃子 杜甫の社会批判詩と諷喩詩への道 谷口真由実 Ⅵ 杜甫の交遊 李白 市川桃子 高適・岑參・元結 加藤敏 納入までに3週間ほどかかります。

海を渡る史書 東アジアの「通鑑」(アジア遊学198)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,200
金時徳・濱野靖一郎 編、勉誠社、2016、224p、A5判
中国宋代、司馬光により編まれた編年体の史書『資治通鑑』。
それは新たな史書の典型として、朝鮮の『東国通鑑』、日本の『本朝通鑑』など、一群の「通鑑」の名を冠する書籍を生み出すこととなった―。
2014年に韓国で再発見された『新刊東国通鑑』の板木を起点に、東アジア世界の歴史叙述に大きな影響を与えた「通鑑」の思想と展開を探る。
目次
序―板木の森を彷徨い、交流の海に至る 金時徳
新たな史書の典型―「通鑑」の誕生と継承
 『資治通鑑』の思想とその淵源 福島正
 明清に於ける「通鑑」―史書と政治 高橋亨
『東国通鑑』と朝鮮王朝―受容と展開
 朝鮮王朝における『資治通鑑』の受容とその理解 許太榕(翻訳:金時徳)
 『東国通鑑』の史論 兪英玉(翻訳:金時徳)
 朝鮮時代における『東国通鑑』の刊行と享受 白丞鎬(翻訳:金時徳)
 『東国通鑑』とその周辺―『東史綱目』 咸泳大(翻訳:金時徳)
海を渡る「通鑑」―和刻本『東国通鑑』
 朝鮮本『東国通鑑』の日本での流伝及び刊行 李裕利
 『新刊東国通鑑』板木の現状について 金時徳
 ◆コラム 長谷川好道と東国通鑑 辻大和
島国の「通鑑」-史書編纂と歴史叙述
 林家の学問と『本朝通鑑』 澤井啓一
 『本朝通鑑』の編修とその時代 藤實久美子
 琉球の編年体史書 高津孝
読みかえられる史書―歴史の「正統」と「正当化」
 水戸学と「正統」 大川 真
 崎門における歴史と政治 清水則夫
 伊藤東涯と朝鮮―その著作にみる関心の所在 阿部光麿
 徳川時代に於ける漢学者達の朝鮮観―朝鮮出兵を軸に 濱野靖一郎
 ◆コラム 『東国通鑑』をめぐる逆説―歴史の歪曲と帝国的行動の中で 井上泰至
編集後記 濱野靖一郎
納入までに3週間ほどかかります。
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2,200
金時徳・濱野靖一郎 編 、勉誠社 、2016 、224p 、A5判
中国宋代、司馬光により編まれた編年体の史書『資治通鑑』。 それは新たな史書の典型として、朝鮮の『東国通鑑』、日本の『本朝通鑑』など、一群の「通鑑」の名を冠する書籍を生み出すこととなった―。 2014年に韓国で再発見された『新刊東国通鑑』の板木を起点に、東アジア世界の歴史叙述に大きな影響を与えた「通鑑」の思想と展開を探る。 目次 序―板木の森を彷徨い、交流の海に至る 金時徳 新たな史書の典型―「通鑑」の誕生と継承  『資治通鑑』の思想とその淵源 福島正  明清に於ける「通鑑」―史書と政治 高橋亨 『東国通鑑』と朝鮮王朝―受容と展開  朝鮮王朝における『資治通鑑』の受容とその理解 許太榕(翻訳:金時徳)  『東国通鑑』の史論 兪英玉(翻訳:金時徳)  朝鮮時代における『東国通鑑』の刊行と享受 白丞鎬(翻訳:金時徳)  『東国通鑑』とその周辺―『東史綱目』 咸泳大(翻訳:金時徳) 海を渡る「通鑑」―和刻本『東国通鑑』  朝鮮本『東国通鑑』の日本での流伝及び刊行 李裕利  『新刊東国通鑑』板木の現状について 金時徳  ◆コラム 長谷川好道と東国通鑑 辻大和 島国の「通鑑」-史書編纂と歴史叙述  林家の学問と『本朝通鑑』 澤井啓一  『本朝通鑑』の編修とその時代 藤實久美子  琉球の編年体史書 高津孝 読みかえられる史書―歴史の「正統」と「正当化」  水戸学と「正統」 大川 真  崎門における歴史と政治 清水則夫  伊藤東涯と朝鮮―その著作にみる関心の所在 阿部光麿  徳川時代に於ける漢学者達の朝鮮観―朝鮮出兵を軸に 濱野靖一郎  ◆コラム 『東国通鑑』をめぐる逆説―歴史の歪曲と帝国的行動の中で 井上泰至 編集後記 濱野靖一郎 納入までに3週間ほどかかります。

秀吉の天下統一 奥羽再仕置(アジア遊学294)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
江田郁夫 編、2024年、308 p、A5判
天正18年(1590)、豊臣秀吉は関東の北条氏を滅ぼし、東北の伊達氏を服属させ、全国統一を成し遂げた―。
高校教科書に記載される人口に膾炙した定説であるが、本当にこの時点で秀吉の天下統一は完成したのであろうか。
関東・東北地方への戦後処理(宇都宮仕置・会津仕置)、そしてその後に勃発した各地の一揆への対応(奥羽再仕置)の波乱に満ちた実情を対象となった各地域それぞれの視点から仔細に描きだすことで、秀吉の天下統一の道程を改めて問い直す画期的成果。
目次
序 豊臣秀吉の天下統一 江田郁夫
第Ⅰ部 宇都宮・会津仕置
豊臣秀吉の宇都宮仕置 江田郁夫
豊臣秀吉の会津仕置 高橋充
【コラム】奥羽仕置と白河 内野豊大
宇都宮・会津仕置における岩付 青木文彦
第Ⅱ部 陸奥の再仕置
葛西・大崎一揆と葛西晴信 泉田邦彦
【コラム】伊達政宗と奥羽再仕置 佐々木徹
【コラム】石巻市須江糠塚に残る葛西・大崎一揆の史跡・伝承―いわゆる「深谷の役」について 泉田邦彦
奥羽再仕置と葛西一族―江刺重恒と江刺「郡」の動向から 高橋和孝
【コラム】高野長英の先祖高野佐渡守―ある葛西旧臣をめぐって 高橋和孝
文禄~寛永期の葛西氏旧臣と旧領―奥羽再仕置のその後 泉田邦彦
南部家における奥羽仕置・再仕置と浅野家の縁 熊谷博史
南部一族にとっての再仕置 滝尻侑貴
【コラム】仕置後の城破却―八戸根城の事例から 船場昌子
「九戸一揆」再考 熊谷隆次
第Ⅲ部 出羽の再仕置
上杉景勝と出羽の仕置 阿部哲人
南出羽の仕置前夜―出羽国の領主層と豊臣政権 菅原義勝
奥羽仕置と色部氏伝来文書 前嶋敏
【コラム】上杉景勝書状―展示はつらいよ 大喜直彦
付録
奥羽再仕置関連年表
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3,300
江田郁夫 編 、2024年 、308 p 、A5判
天正18年(1590)、豊臣秀吉は関東の北条氏を滅ぼし、東北の伊達氏を服属させ、全国統一を成し遂げた―。 高校教科書に記載される人口に膾炙した定説であるが、本当にこの時点で秀吉の天下統一は完成したのであろうか。 関東・東北地方への戦後処理(宇都宮仕置・会津仕置)、そしてその後に勃発した各地の一揆への対応(奥羽再仕置)の波乱に満ちた実情を対象となった各地域それぞれの視点から仔細に描きだすことで、秀吉の天下統一の道程を改めて問い直す画期的成果。 目次 序 豊臣秀吉の天下統一 江田郁夫 第Ⅰ部 宇都宮・会津仕置 豊臣秀吉の宇都宮仕置 江田郁夫 豊臣秀吉の会津仕置 高橋充 【コラム】奥羽仕置と白河 内野豊大 宇都宮・会津仕置における岩付 青木文彦 第Ⅱ部 陸奥の再仕置 葛西・大崎一揆と葛西晴信 泉田邦彦 【コラム】伊達政宗と奥羽再仕置 佐々木徹 【コラム】石巻市須江糠塚に残る葛西・大崎一揆の史跡・伝承―いわゆる「深谷の役」について 泉田邦彦 奥羽再仕置と葛西一族―江刺重恒と江刺「郡」の動向から 高橋和孝 【コラム】高野長英の先祖高野佐渡守―ある葛西旧臣をめぐって 高橋和孝 文禄~寛永期の葛西氏旧臣と旧領―奥羽再仕置のその後 泉田邦彦 南部家における奥羽仕置・再仕置と浅野家の縁 熊谷博史 南部一族にとっての再仕置 滝尻侑貴 【コラム】仕置後の城破却―八戸根城の事例から 船場昌子 「九戸一揆」再考 熊谷隆次 第Ⅲ部 出羽の再仕置 上杉景勝と出羽の仕置 阿部哲人 南出羽の仕置前夜―出羽国の領主層と豊臣政権 菅原義勝 奥羽仕置と色部氏伝来文書 前嶋敏 【コラム】上杉景勝書状―展示はつらいよ 大喜直彦 付録 奥羽再仕置関連年表

アジア遊学 76 特集 アジア〈日本・日系〉ラテンアメリカ 日系社会の経験から学ぶ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,970
編集部 編、勉誠出版、2005年6月、232p、A5判
版元品切れ。
目次

序言/柳田利夫
●アジアとラテンアメリカ
プランテーション農業とヒトの移動/三田千代子
ラテンアメリカにおけるアジア移民/国本伊代
アジアとラテンアメリカの政治・外交―接近する地域、多元化する関係/岸川 毅
経済関係、新たなステージへ/堀坂浩太郎
日本におけるラテンアメリカ音楽受容史/西村秀人
「アニメ」「マンガ」とラテンアメリカ―ペルーの事例を中心に/赤木妙子

●日系社会の経験
ブラジル沖縄系人の祖先崇拝の実践―彼らとブラジル・沖縄・日本との関係の変化に注目して/森 幸一
日系人からの脱皮―新しいアイデンティティとしてのニッケイ/小嶋 茂
「在日」の闘い方―コリアンとブラジル人の接点と相違点/アンジェロ・イシ
ペルーにおける日系社会の形成と中国人移民/柳田利夫
ペルーにおける日系人の政治への進出/村上勇介
料理にみるアジアとラテンアメリカのコラボレーション―クリオーリョ料理・チーファ・ニッケイ料理/山脇千賀子
アルゼンチンにおけるアジア系の諸コミュニティ/アドリアナ・シマブクロ/モニカ・ヒガ
対蹠地を行き交う人々―アルゼンチンから日本への「出稼ぎ」ブームからほぼ一世代/比嘉マルセーロ

●コラム
食卓から見える日智関係―チリ産食料品の日本進出を考える/村瀬幸代
中国熱/アンドレス・アサト
パリ万博機関紙にたどる、メキシコと日本の「西洋化」/南 映子
与那城ジョージ―日本サッカーを変えた男/奥村真人
ボリビアにおける日系社会―農業生産を通じて/山口尚孝
納入までに3週間ほどかかります。
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2,970
編集部 編 、勉誠出版 、2005年6月 、232p 、A5判
版元品切れ。 目次 序言/柳田利夫 ●アジアとラテンアメリカ プランテーション農業とヒトの移動/三田千代子 ラテンアメリカにおけるアジア移民/国本伊代 アジアとラテンアメリカの政治・外交―接近する地域、多元化する関係/岸川 毅 経済関係、新たなステージへ/堀坂浩太郎 日本におけるラテンアメリカ音楽受容史/西村秀人 「アニメ」「マンガ」とラテンアメリカ―ペルーの事例を中心に/赤木妙子 ●日系社会の経験 ブラジル沖縄系人の祖先崇拝の実践―彼らとブラジル・沖縄・日本との関係の変化に注目して/森 幸一 日系人からの脱皮―新しいアイデンティティとしてのニッケイ/小嶋 茂 「在日」の闘い方―コリアンとブラジル人の接点と相違点/アンジェロ・イシ ペルーにおける日系社会の形成と中国人移民/柳田利夫 ペルーにおける日系人の政治への進出/村上勇介 料理にみるアジアとラテンアメリカのコラボレーション―クリオーリョ料理・チーファ・ニッケイ料理/山脇千賀子 アルゼンチンにおけるアジア系の諸コミュニティ/アドリアナ・シマブクロ/モニカ・ヒガ 対蹠地を行き交う人々―アルゼンチンから日本への「出稼ぎ」ブームからほぼ一世代/比嘉マルセーロ ●コラム 食卓から見える日智関係―チリ産食料品の日本進出を考える/村瀬幸代 中国熱/アンドレス・アサト パリ万博機関紙にたどる、メキシコと日本の「西洋化」/南 映子 与那城ジョージ―日本サッカーを変えた男/奥村真人 ボリビアにおける日系社会―農業生産を通じて/山口尚孝 納入までに3週間ほどかかります。

日本文学のなかの〈中国〉(アジア遊学197)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
李銘敬・小峯和明 編、勉誠社、2016、304p、A5判
納入までに3週間ほどかかります。
日本の様々な物語・説話を読み解いていくと、〈中国〉という滔々たる水脈に行き当たる。
その源流を探ることで、日本の古典から近現代文学にまで通底する思潮が見えてくるのではないか。
本書では従来の和漢比較文学研究にとどまらず、宗教儀礼や絵画など多面的なメディアや和漢の言語認識の研究から、漢字漢文文化が日本ひいては東アジア全域の文化形成に果たした役割を明らかにする。
目次
序言 中国・日本文学研究の現在に寄せて 李銘敬・小峯和明
Ⅰ 日本文学と中国文学のあいだ
巻頭エッセイ◎日本文学のなかの〈中国〉―人民大学の窓から 小峯和明
『今昔物語集』の宋代序説 荒木浩
かいまみの文学史―平安物語と唐代伝奇のあいだ 李宇玲
『浜松中納言物語』における「唐土」―知識(knowledge)と想像(imagine)のあいだ 丁莉
樹上法師像の系譜―鳥窠禅師伝から『徒然草』へ 陸晩霞
Ⅱ 和漢比較研究の現在
『杜家立成』における俗字の世界とその影響 馬駿
対策文における儒教的な宇宙観―桓武天皇の治世との関わりから 尤海燕
七夕歌の発生―人麻呂歌集七夕歌の再考 何衛紅
『源氏物語』松風巻の明石君と七夕伝説再考 於国瑛
『源氏物語』写本の伝承と「列帖装」―書誌学の視点から考える 唐暁可
『蒙求和歌』の増補について 趙力偉
コラム◎嫡母と継母―日本の「まま子」譚を考えるために 張龍妹
Ⅲ 東アジアの文学圏
日本古代僧侶の祈雨と長安青龍寺―円珍「青龍寺降雨説話」の成立背景を考える 高兵兵
長安・大興善寺という磁場―日本僧と新羅僧たちの長安・異文化交流の文学史をめざして 小峯和明
『大唐西域記』と金沢文庫保管の説草『西域記伝抄』 高陽
『三国伝記』における『三宝感応要略録』の出典研究をめぐって 李銘敬
虎関師錬の『済北詩話』について 胡 照汀
コラム◎『源氏物語』古注釈書が引く漢籍由来の金言成句 河野貴美子
ほか
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
李銘敬・小峯和明 編 、勉誠社 、2016 、304p 、A5判
納入までに3週間ほどかかります。 日本の様々な物語・説話を読み解いていくと、〈中国〉という滔々たる水脈に行き当たる。 その源流を探ることで、日本の古典から近現代文学にまで通底する思潮が見えてくるのではないか。 本書では従来の和漢比較文学研究にとどまらず、宗教儀礼や絵画など多面的なメディアや和漢の言語認識の研究から、漢字漢文文化が日本ひいては東アジア全域の文化形成に果たした役割を明らかにする。 目次 序言 中国・日本文学研究の現在に寄せて 李銘敬・小峯和明 Ⅰ 日本文学と中国文学のあいだ 巻頭エッセイ◎日本文学のなかの〈中国〉―人民大学の窓から 小峯和明 『今昔物語集』の宋代序説 荒木浩 かいまみの文学史―平安物語と唐代伝奇のあいだ 李宇玲 『浜松中納言物語』における「唐土」―知識(knowledge)と想像(imagine)のあいだ 丁莉 樹上法師像の系譜―鳥窠禅師伝から『徒然草』へ 陸晩霞 Ⅱ 和漢比較研究の現在 『杜家立成』における俗字の世界とその影響 馬駿 対策文における儒教的な宇宙観―桓武天皇の治世との関わりから 尤海燕 七夕歌の発生―人麻呂歌集七夕歌の再考 何衛紅 『源氏物語』松風巻の明石君と七夕伝説再考 於国瑛 『源氏物語』写本の伝承と「列帖装」―書誌学の視点から考える 唐暁可 『蒙求和歌』の増補について 趙力偉 コラム◎嫡母と継母―日本の「まま子」譚を考えるために 張龍妹 Ⅲ 東アジアの文学圏 日本古代僧侶の祈雨と長安青龍寺―円珍「青龍寺降雨説話」の成立背景を考える 高兵兵 長安・大興善寺という磁場―日本僧と新羅僧たちの長安・異文化交流の文学史をめざして 小峯和明 『大唐西域記』と金沢文庫保管の説草『西域記伝抄』 高陽 『三国伝記』における『三宝感応要略録』の出典研究をめぐって 李銘敬 虎関師錬の『済北詩話』について 胡 照汀 コラム◎『源氏物語』古注釈書が引く漢籍由来の金言成句 河野貴美子 ほか

アジアのなかの博多湾と箱崎(アジア遊学224)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,400
九州史学研究会 編、勉誠出版、2018、217p、A5判
版元品切れ。カバーに汚れ。
近世では日本全国を舞台に活躍した廻船の母港として、また、近現代は九州帝国大学を擁する学問の地として、ひと・モノ・情報が行き交った博多湾沿岸一帯は、時代に応じてその相貌をさまざまに変化させてきた。
宗教都市、港町、漁村、宿場町、大学町といった多面的・重層的な都市である「箱崎」を中心に、日本およびアジアの結節点である博多湾およびその沿岸地域の歴史的展開と特質を探る。
目次
序言 伊藤幸司・日比野利信
Ⅰ 古代・中世 アジアにひらかれた博多湾の都市
考古学からみた箱崎 中尾祐太
古代の箱崎と大宰府 重松敏彦
中世の箱崎と東アジア 伊藤幸司
筥崎宮と荘園制 貴田潔
コラム 箱崎の仏教彫刻 末吉武史
コラム 箱崎の元寇防塁 佐伯弘次
コラム 箱崎の板碑 山本隆一朗
コラム 箱崎の芸能 稲田秀雄
コラム 箱崎松原と神木の松 林文理
コラム 秀吉の箱崎滞陣と途絶した博多築城 中野等
Ⅱ 近世 城下町福岡の誕生と都市箱崎の再編
近世の箱崎浦と博多湾 梶嶋政司
箱崎宿と箱崎御茶屋 有田和樹
近世の筥崎宮―社家と社僧の《攻防》史 藤井祐介
描かれた箱崎とその景観 水野哲雄
コラム 箱崎における宮廷文化の伝播について―「箱崎八幡宮縁起」を例に 下原美保
Ⅲ 近現代 近代都市福岡の形成と帝国大学
福岡市の都市発展と博多湾・箱崎 日比野利信
九州帝国大学と箱崎 藤岡健太郎
箱崎に学んだ留学生の戦前・戦中・戦後―林学者・玄信圭の足跡を辿る 永島広紀
コラム 箱崎松原と近代文学―久保猪之吉と文学サロン、その広がり 赤司友徳
コラム 箱崎の職人 井手麻衣子
コラム 学生生活と箱崎 伊東かおり/ハナ・シェパード
コラム 箱崎の建造物 比佐陽一郎
コラム 箱崎の民俗 松村利規
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
4,400
九州史学研究会 編 、勉誠出版 、2018 、217p 、A5判
版元品切れ。カバーに汚れ。 近世では日本全国を舞台に活躍した廻船の母港として、また、近現代は九州帝国大学を擁する学問の地として、ひと・モノ・情報が行き交った博多湾沿岸一帯は、時代に応じてその相貌をさまざまに変化させてきた。 宗教都市、港町、漁村、宿場町、大学町といった多面的・重層的な都市である「箱崎」を中心に、日本およびアジアの結節点である博多湾およびその沿岸地域の歴史的展開と特質を探る。 目次 序言 伊藤幸司・日比野利信 Ⅰ 古代・中世 アジアにひらかれた博多湾の都市 考古学からみた箱崎 中尾祐太 古代の箱崎と大宰府 重松敏彦 中世の箱崎と東アジア 伊藤幸司 筥崎宮と荘園制 貴田潔 コラム 箱崎の仏教彫刻 末吉武史 コラム 箱崎の元寇防塁 佐伯弘次 コラム 箱崎の板碑 山本隆一朗 コラム 箱崎の芸能 稲田秀雄 コラム 箱崎松原と神木の松 林文理 コラム 秀吉の箱崎滞陣と途絶した博多築城 中野等 Ⅱ 近世 城下町福岡の誕生と都市箱崎の再編 近世の箱崎浦と博多湾 梶嶋政司 箱崎宿と箱崎御茶屋 有田和樹 近世の筥崎宮―社家と社僧の《攻防》史 藤井祐介 描かれた箱崎とその景観 水野哲雄 コラム 箱崎における宮廷文化の伝播について―「箱崎八幡宮縁起」を例に 下原美保 Ⅲ 近現代 近代都市福岡の形成と帝国大学 福岡市の都市発展と博多湾・箱崎 日比野利信 九州帝国大学と箱崎 藤岡健太郎 箱崎に学んだ留学生の戦前・戦中・戦後―林学者・玄信圭の足跡を辿る 永島広紀 コラム 箱崎松原と近代文学―久保猪之吉と文学サロン、その広がり 赤司友徳 コラム 箱崎の職人 井手麻衣子 コラム 学生生活と箱崎 伊東かおり/ハナ・シェパード コラム 箱崎の建造物 比佐陽一郎 コラム 箱崎の民俗 松村利規

東アジア世界の民俗 変容する社会・生活・文化(アジア遊学215)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
松尾恒一 編、勉誠社、2017、272p、A5判
表紙に汚れあり。
変容し続ける現代社会を、民俗学・文化人類学はどのように捉えることができるのか。
文化の伝承は、どのように記録・記憶・保存され、未来に向かうのか。
都市化の拡大や、民俗・民族文化の継承、発展、人と人のつながりの変化など、
諸地域の社会と生活、文化を取り上げ、グローバル化が拡大する東アジアの現在を見つめなおす。
目次
序 民俗から考える東アジア世界の現在―資源化、人の移動、災害 松尾恒一
Ⅰ 日常としての都市の生活を考える
生活革命、ノスタルジアと中国民俗学 周星(翻訳:梁青/補訂:松尾恒一)
科学技術世界のなかの生活文化―日中民俗学の狭間で考える 田村和彦
Ⅱ 文化が遺産になるとき―記録と記憶、そのゆくえ
国家政策と民族文化―トン族の風雨橋を中心に 兼重努
台湾における民俗文化の文化財化をめぐる動向 林承緯
「奇異」な民俗の追求 ―エスニック・ツーリズムのジレンマ 徐贛麗(翻訳:馬場彩加)
観光文脈における民俗宗教―雲南省麗江ナシ族 トンパ教の宗教から民俗活動への展開を事例として 宗暁蓮
琉球・中国の交流と龍舟競渡―現代社会と民俗文化 松尾恒一
コラム 祠堂と宗族の近代―中国広東省東莞の祠堂を例として 賈静波(翻訳:阮将軍/補訂:松尾恒一)
Ⅲ 越境するつながりと断絶―復活と再編
“記憶の場”としての族譜とその民俗的価値 王霄冰(翻訳:中村貴)
「つながり」を創る沖縄の系譜 小熊誠
中国人新移民と宗族 張玉玲
水上から陸上へ―太湖における漁民の社会組織の変容 胡艶紅
「災害復興」過程における国家権力と地域社会―災害記憶を中心として 王暁葵(翻訳:中村貴)
コラム “内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践 中村貴
ほか
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
松尾恒一 編 、勉誠社 、2017 、272p 、A5判
表紙に汚れあり。 変容し続ける現代社会を、民俗学・文化人類学はどのように捉えることができるのか。 文化の伝承は、どのように記録・記憶・保存され、未来に向かうのか。 都市化の拡大や、民俗・民族文化の継承、発展、人と人のつながりの変化など、 諸地域の社会と生活、文化を取り上げ、グローバル化が拡大する東アジアの現在を見つめなおす。 目次 序 民俗から考える東アジア世界の現在―資源化、人の移動、災害 松尾恒一 Ⅰ 日常としての都市の生活を考える 生活革命、ノスタルジアと中国民俗学 周星(翻訳:梁青/補訂:松尾恒一) 科学技術世界のなかの生活文化―日中民俗学の狭間で考える 田村和彦 Ⅱ 文化が遺産になるとき―記録と記憶、そのゆくえ 国家政策と民族文化―トン族の風雨橋を中心に 兼重努 台湾における民俗文化の文化財化をめぐる動向 林承緯 「奇異」な民俗の追求 ―エスニック・ツーリズムのジレンマ 徐贛麗(翻訳:馬場彩加) 観光文脈における民俗宗教―雲南省麗江ナシ族 トンパ教の宗教から民俗活動への展開を事例として 宗暁蓮 琉球・中国の交流と龍舟競渡―現代社会と民俗文化 松尾恒一 コラム 祠堂と宗族の近代―中国広東省東莞の祠堂を例として 賈静波(翻訳:阮将軍/補訂:松尾恒一) Ⅲ 越境するつながりと断絶―復活と再編 “記憶の場”としての族譜とその民俗的価値 王霄冰(翻訳:中村貴) 「つながり」を創る沖縄の系譜 小熊誠 中国人新移民と宗族 張玉玲 水上から陸上へ―太湖における漁民の社会組織の変容 胡艶紅 「災害復興」過程における国家権力と地域社会―災害記憶を中心として 王暁葵(翻訳:中村貴) コラム “内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践 中村貴 ほか

五代十国 - 乱世のむこうの「治」(アジア遊学291)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
山根直生 編、勉誠社、2023年12月、312 頁、A5判
五つの王朝が交代を繰り返した華北、十の王国によって分割された江南ー「五代十国」の時代は、中国史上にしばしばあらわれる「乱世」「分裂割拠」のくりかえしとして、いわゆる「唐宋変革期」における取るに足りない過渡期と見なされてきた。
しかし、我々は宋王朝を正統とするために打ち出されたこの「五代十国」の概念にとらわれ過ぎてしまっていたのではないか?
同時期の各政権・各地方を仔細に検討してみると、新時代に対応しようとする各々の模索のあり方が浮かびあがってくる。
従来「乱」や「離」としてばかり取り上げられてきた五代十国それぞれの「治」を先入観無く見つめることで、十世紀前後を跨ぐ中国史の大きな展開を明らかにする。

目次

序論 山根直生

1 五代
後梁―「賢女」の諜報網 山根直生
燕・趙両政権と仏教・道教 新見まどか
後唐・後晋―沙陀突厥系王朝のはじまり 森部豊
契丹国(遼)―華北王朝か、東ユーラシア帝国か 森部豊
後漢と北漢―冊封される皇帝 毛利英介
急造された「都城」開封―後周の太祖郭威・世宗柴栄とその時代 久保田和男
宋太祖朝―「六代目」王朝の君主 藤本猛
〔コラム〕宋太祖千里送京娘―真実と虚構が交錯した英雄の旅路 謝金魚(翻訳:山根直生)

2 十国
「正統王朝」としての南唐 久保田和男
留学僧と仏教事業から見た末期呉越 榎本渉
〔コラム〕『体源抄』にみえる博多「唐坊」説話 山内晋次
〔コラム〕五代の出版 高津孝
王閩政権およびその統治下の閩西北地方豪族 呉修安(翻訳:山口智哉)
楚の「経済発展」再考 樋口能成
正統の追及―前後蜀の建国への道 許凱翔(翻訳:前田佳那)
南漢―「宦官王国」の実像 猪原達生
〔コラム〕万事休す―荊南節度使高氏の苦悩 山崎覚士
「十国」としての北部ベトナム 遠藤総史
定難軍節度使から西夏へ―唐宋変革期のタングート 伊藤一馬
〔コラム〕五代武人の「文」 柳立言(翻訳:高津孝)
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3,520
山根直生 編 、勉誠社 、2023年12月 、312 頁 、A5判
五つの王朝が交代を繰り返した華北、十の王国によって分割された江南ー「五代十国」の時代は、中国史上にしばしばあらわれる「乱世」「分裂割拠」のくりかえしとして、いわゆる「唐宋変革期」における取るに足りない過渡期と見なされてきた。 しかし、我々は宋王朝を正統とするために打ち出されたこの「五代十国」の概念にとらわれ過ぎてしまっていたのではないか? 同時期の各政権・各地方を仔細に検討してみると、新時代に対応しようとする各々の模索のあり方が浮かびあがってくる。 従来「乱」や「離」としてばかり取り上げられてきた五代十国それぞれの「治」を先入観無く見つめることで、十世紀前後を跨ぐ中国史の大きな展開を明らかにする。 目次 序論 山根直生 1 五代 後梁―「賢女」の諜報網 山根直生 燕・趙両政権と仏教・道教 新見まどか 後唐・後晋―沙陀突厥系王朝のはじまり 森部豊 契丹国(遼)―華北王朝か、東ユーラシア帝国か 森部豊 後漢と北漢―冊封される皇帝 毛利英介 急造された「都城」開封―後周の太祖郭威・世宗柴栄とその時代 久保田和男 宋太祖朝―「六代目」王朝の君主 藤本猛 〔コラム〕宋太祖千里送京娘―真実と虚構が交錯した英雄の旅路 謝金魚(翻訳:山根直生) 2 十国 「正統王朝」としての南唐 久保田和男 留学僧と仏教事業から見た末期呉越 榎本渉 〔コラム〕『体源抄』にみえる博多「唐坊」説話 山内晋次 〔コラム〕五代の出版 高津孝 王閩政権およびその統治下の閩西北地方豪族 呉修安(翻訳:山口智哉) 楚の「経済発展」再考 樋口能成 正統の追及―前後蜀の建国への道 許凱翔(翻訳:前田佳那) 南漢―「宦官王国」の実像 猪原達生 〔コラム〕万事休す―荊南節度使高氏の苦悩 山崎覚士 「十国」としての北部ベトナム 遠藤総史 定難軍節度使から西夏へ―唐宋変革期のタングート 伊藤一馬 〔コラム〕五代武人の「文」 柳立言(翻訳:高津孝)

日本中世の課税制度ー段銭の成立と展開(アジア遊学270)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
志賀節子・三枝暁子 編、勉誠出版、2022年5月、224 頁、A5判
段銭(反銭)は、田一反毎に一定額の銭を一律に賦課した中世特有の税制である。
朝廷・幕府の行う国家的行事や、寺社の造営・修造などを名目として臨時に賦課徴収された。
その実態は時期により変容しており、室町幕府をはじめ守護や寺社など、様々な賦課主体が、どのように段銭を徴収していたのかについては、これまで十分には検討されていない。
国家中枢から在地社会に至るまでの諸階層が、深く関与していた段銭徴収の実態を探ることで、日本中世の収取構造、さらには税制を通じた支配秩序の形成過程を明らかにする。

目次

序章
論集の刊行意図と本書の構成 志賀節子
段銭研究の現状と課題 高木純一

Ⅰ  室町幕府段銭収取制度の成立と展開
平安・鎌倉期の段米・段銭―一国平均役との関係を中心に 永松圭子
足利義満政権下での官庁段銭について 辰田芳雄 
康正二年造内裏段銭の収納機関―国立国会図書館本「造内裏段銭并国役引付」の検討から 永山愛
室町幕府将軍直臣編成の展開と京済・守護不入特権 松井直人
室町期京都における地口銭賦課体制の成立過程 長崎健吾 

Ⅱ 荘園領主段銭の諸様相
戦国期北野社の領主段銭 三枝暁子
戦国期賀茂別雷神社の収取制度と段銭 志賀節子
[史料紹介]戦国時代の調符・段銭請取状の料紙 石川美咲

Ⅲ 守護・戦国大名段銭の変容過程
天文七年の山城下郡段銭と三好政長 馬部隆弘
十五世紀後半における備後守護山名氏の段銭収取と国人 伊藤大貴
戦国大名毛利氏による備中一宮社領への段銭賦課 吉永隆記
大内氏分国における段銭収取システムと知行制 川岡勉

終章 
段銭研究の可能性―成果と課題 三枝暁子

納入までに3週間ほどかかります。
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3,080
志賀節子・三枝暁子 編 、勉誠出版 、2022年5月 、224 頁 、A5判
段銭(反銭)は、田一反毎に一定額の銭を一律に賦課した中世特有の税制である。 朝廷・幕府の行う国家的行事や、寺社の造営・修造などを名目として臨時に賦課徴収された。 その実態は時期により変容しており、室町幕府をはじめ守護や寺社など、様々な賦課主体が、どのように段銭を徴収していたのかについては、これまで十分には検討されていない。 国家中枢から在地社会に至るまでの諸階層が、深く関与していた段銭徴収の実態を探ることで、日本中世の収取構造、さらには税制を通じた支配秩序の形成過程を明らかにする。 目次 序章 論集の刊行意図と本書の構成 志賀節子 段銭研究の現状と課題 高木純一 Ⅰ  室町幕府段銭収取制度の成立と展開 平安・鎌倉期の段米・段銭―一国平均役との関係を中心に 永松圭子 足利義満政権下での官庁段銭について 辰田芳雄  康正二年造内裏段銭の収納機関―国立国会図書館本「造内裏段銭并国役引付」の検討から 永山愛 室町幕府将軍直臣編成の展開と京済・守護不入特権 松井直人 室町期京都における地口銭賦課体制の成立過程 長崎健吾  Ⅱ 荘園領主段銭の諸様相 戦国期北野社の領主段銭 三枝暁子 戦国期賀茂別雷神社の収取制度と段銭 志賀節子 [史料紹介]戦国時代の調符・段銭請取状の料紙 石川美咲 Ⅲ 守護・戦国大名段銭の変容過程 天文七年の山城下郡段銭と三好政長 馬部隆弘 十五世紀後半における備後守護山名氏の段銭収取と国人 伊藤大貴 戦国大名毛利氏による備中一宮社領への段銭賦課 吉永隆記 大内氏分国における段銭収取システムと知行制 川岡勉 終章  段銭研究の可能性―成果と課題 三枝暁子 納入までに3週間ほどかかります。

酔いの文化史ー儀礼から病まで(アジア遊学250)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,620
伊藤信博 編、勉誠出版、2020年8月、256p、A5判
日本酒やワインは、どのように生み出され、人々の生活に息づいてきたのか。
飲む行為と宗教や儀礼とはどのように結びついているのか。
醸造や酒宴の歴史から、食文化とのかかわり、文学・絵画における表象、アルコール依存症など現代的な問題まで、宗教的・社会的機能をもつ飲酒文化について、文学史・美術史・歴史学・食文化史など様々な分野から切り込む。

目次

序言―東西の飲酒文化を考える 伊藤信博

Ⅰ 酔いと宗教
無明の酒に酔う―〈酔い〉の表現史  小峯和明 
髑髏盃をめぐって―織田信長を端緒に  目黒将史
僧坊酒宴再考  芳澤元 
酒と仏教―酒の仏は「酔い酔い酔い酔い、酔いやな」 石井公成
【コラム】 人類最初の酔っぱらいとしてのノア  木俣元一

Ⅱ 飲酒とその表象
平安貴族の「酔い」と「まつりごと」  高橋亨 
平安後期における香薬の「酔い」―『香要抄』を中心に  アンドリュー・マッカンバー
破戒と陶酔―中世絵画に見る  山本聡美 
黄表紙に擬人化される酒  畑有紀 
中世文学のなかの居酒屋と放蕩息子―クリシェか現実か  前野みち子

Ⅲ 飲酒と環境
米と酒そしてその周辺―環境の視座から  伊藤信博・伊藤彰敏
椒芽田楽の洒落本から見るお酒と酔い  ミギー・ディラン 
飲料の製造、飲み方と文化―例外としての日本酒?  ボーメール・ニコラ
アンシャンレジーム期のフランスにおける酔いに対する寛容  マチュー・ルクートル(棚橋美知子 訳)
酔う女―徳田秋聲『新世帯』と明治期の飲酒文化  安井海洋 
【コラム】 日本酒と肴―海辺の村で呑み始め  小川雅魚 

Ⅳ 飲酒と病
【コラム】 フランスにおけるアルコール中毒対策の政策的曖昧さ  ジャン=ロベール・ピット(棚橋美知子 訳)
【コラム】 飲酒と体内器官の関係  トマ・ロラン(棚橋美知子 訳)
【コラム】 アルコール飲料製造における生物学的プロセス  アンドレス・マツラナ(棚橋美知子 訳)

翻訳を終えて 棚橋美知子
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4,620
伊藤信博 編 、勉誠出版 、2020年8月 、256p 、A5判
日本酒やワインは、どのように生み出され、人々の生活に息づいてきたのか。 飲む行為と宗教や儀礼とはどのように結びついているのか。 醸造や酒宴の歴史から、食文化とのかかわり、文学・絵画における表象、アルコール依存症など現代的な問題まで、宗教的・社会的機能をもつ飲酒文化について、文学史・美術史・歴史学・食文化史など様々な分野から切り込む。 目次 序言―東西の飲酒文化を考える 伊藤信博 Ⅰ 酔いと宗教 無明の酒に酔う―〈酔い〉の表現史  小峯和明  髑髏盃をめぐって―織田信長を端緒に  目黒将史 僧坊酒宴再考  芳澤元  酒と仏教―酒の仏は「酔い酔い酔い酔い、酔いやな」 石井公成 【コラム】 人類最初の酔っぱらいとしてのノア  木俣元一 Ⅱ 飲酒とその表象 平安貴族の「酔い」と「まつりごと」  高橋亨  平安後期における香薬の「酔い」―『香要抄』を中心に  アンドリュー・マッカンバー 破戒と陶酔―中世絵画に見る  山本聡美  黄表紙に擬人化される酒  畑有紀  中世文学のなかの居酒屋と放蕩息子―クリシェか現実か  前野みち子 Ⅲ 飲酒と環境 米と酒そしてその周辺―環境の視座から  伊藤信博・伊藤彰敏 椒芽田楽の洒落本から見るお酒と酔い  ミギー・ディラン  飲料の製造、飲み方と文化―例外としての日本酒?  ボーメール・ニコラ アンシャンレジーム期のフランスにおける酔いに対する寛容  マチュー・ルクートル(棚橋美知子 訳) 酔う女―徳田秋聲『新世帯』と明治期の飲酒文化  安井海洋  【コラム】 日本酒と肴―海辺の村で呑み始め  小川雅魚  Ⅳ 飲酒と病 【コラム】 フランスにおけるアルコール中毒対策の政策的曖昧さ  ジャン=ロベール・ピット(棚橋美知子 訳) 【コラム】 飲酒と体内器官の関係  トマ・ロラン(棚橋美知子 訳) 【コラム】 アルコール飲料製造における生物学的プロセス  アンドレス・マツラナ(棚橋美知子 訳) 翻訳を終えて 棚橋美知子

宗教芸能としての能楽 (アジア遊学265)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
高橋悠介 編、勉誠出版、2022年1月、280 頁
寺社文化圏や唱導との関わりの中から、多くの作品が生み出されてきた能楽。
能作品には、中世の寺社のありようや信仰、学問、宗教文化が反映されているが、その宗教的な背景は、未だ充分に明らかにされていない部分が多い。
中世日本の宗教的な知は、どのように能楽に流れ込み、作品世界を形成していったのか。
能作品や能楽論の中の仏教や神祇に関わる面を掘り下げることで、宗教芸能としての能楽について考えるとともに、能を通して、室町の宗教文化の一端を明らかにする。

<目次>

序言 高橋悠介

1、能をめぐる宗教的環境/能に描かれる宗教空間
除魔・結界の呪法と芸能―「翁」の成立環境と、その近隣 大東敬明
春日若宮と能楽―若宮臨時祭、法楽能、祈雨立願能をめぐって 天野文雄
謡曲《絵馬》管見―長禄三年伊勢斎宮の旅 芳澤元
能《巻絹》に描かれた熊野の神仏 高橋悠介

2、能作品と仏教説話/唱導/要句
韋駄天説話の源流と変容―唐宋代の諸伝承と律学受講の場を視点に 西谷功
能《安字》の説話的考察―文字を買う話と男装の論理 岩崎雅彦
能《海士》の構想 中野顕正
能《重衡》の表現と思想―「寒林に骨を打つ霊鬼は」の句をめぐって 猪瀬千尋
能における宗教関係語句一斑―《放下僧・春日龍神・楊貴妃・草子洗・三輪》について 落合博志
【コラム】「狂人走れば不狂人も走る」攷―《関寺小町》試注 佐藤嘉惟

3、能楽論・能作品と教説の間
世阿弥と如来蔵―「離見の見」の内包するもの 小川豊生
能《芭蕉》の構想と草木成仏説 髙尾祐太
《求塚》の堕地獄と論理 中嶋謙昌
【コラム】術婆伽説話の生成と展開―恋は病か、破戒か、神を招くか 平間尚子

4、謡曲注釈学の黎明期
【コラム】『江口本聞書』―初期の謡曲注釈書とその伝来 高橋悠介
吉田兼右・兼見の謡曲註釈と『謡抄』―『謡抄』前史の謡曲註釈と吉田神道 野上潤一

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3,300
高橋悠介 編 、勉誠出版 、2022年1月 、280 頁
寺社文化圏や唱導との関わりの中から、多くの作品が生み出されてきた能楽。 能作品には、中世の寺社のありようや信仰、学問、宗教文化が反映されているが、その宗教的な背景は、未だ充分に明らかにされていない部分が多い。 中世日本の宗教的な知は、どのように能楽に流れ込み、作品世界を形成していったのか。 能作品や能楽論の中の仏教や神祇に関わる面を掘り下げることで、宗教芸能としての能楽について考えるとともに、能を通して、室町の宗教文化の一端を明らかにする。 <目次> 序言 高橋悠介 1、能をめぐる宗教的環境/能に描かれる宗教空間 除魔・結界の呪法と芸能―「翁」の成立環境と、その近隣 大東敬明 春日若宮と能楽―若宮臨時祭、法楽能、祈雨立願能をめぐって 天野文雄 謡曲《絵馬》管見―長禄三年伊勢斎宮の旅 芳澤元 能《巻絹》に描かれた熊野の神仏 高橋悠介 2、能作品と仏教説話/唱導/要句 韋駄天説話の源流と変容―唐宋代の諸伝承と律学受講の場を視点に 西谷功 能《安字》の説話的考察―文字を買う話と男装の論理 岩崎雅彦 能《海士》の構想 中野顕正 能《重衡》の表現と思想―「寒林に骨を打つ霊鬼は」の句をめぐって 猪瀬千尋 能における宗教関係語句一斑―《放下僧・春日龍神・楊貴妃・草子洗・三輪》について 落合博志 【コラム】「狂人走れば不狂人も走る」攷―《関寺小町》試注 佐藤嘉惟 3、能楽論・能作品と教説の間 世阿弥と如来蔵―「離見の見」の内包するもの 小川豊生 能《芭蕉》の構想と草木成仏説 髙尾祐太 《求塚》の堕地獄と論理 中嶋謙昌 【コラム】術婆伽説話の生成と展開―恋は病か、破戒か、神を招くか 平間尚子 4、謡曲注釈学の黎明期 【コラム】『江口本聞書』―初期の謡曲注釈書とその伝来 高橋悠介 吉田兼右・兼見の謡曲註釈と『謡抄』―『謡抄』前史の謡曲註釈と吉田神道 野上潤一 納入までに3週間ほどかかります。

天文文化学の視点 星を軸に文化を語る(アジア遊学296)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
松浦清・真貝寿明 編、勉誠社、2024、320p、A5判
目次
序 「天文文化学」という複合領域を楽しむために 松浦清
I 絵画・文学作品にみる天文文化
原在明《山上月食図》(個人蔵)の画題について 松浦清
一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって 横山恵理
「軌道」の語史―江戸時代末以降を中心に 米田達郎
[コラム] 星の美を詠む 横山恵理
[コラム]明治初頭の啓蒙書ブーム「窮理熱」と『滑稽窮理 臍の西国』 真貝寿明
II 信仰・思想にみる天文文化
銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて 西村昌能
天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台 勝俣隆
南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス― 南方曼荼羅の世界観 井村誠
[コラム]天文学者は星を知らない 真貝寿明
II 民俗にみる天文文化
奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察 澤田幸輝
[コラム]三日月の傾きと農業予測―鹿児島県与論島のマクマを事例に 澤田幸輝
天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える 北尾浩一
IV 中世以前の天体現象と天文文化
天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法 竹迫忍
惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察 作花一志
[コラム]星の数、銀河の数 真貝寿明
丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討 真貝寿明
V 近世以降の天体現象と天文文化
1861 年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に 北井礼三郎・玉澤春史・岩橋清美
日本に伝わった古世界地図と星図の系譜 真貝寿明
あとがき 天文文化学を進める上で見えてきたもの―理系出身者の視点から 真貝寿明
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3,850
松浦清・真貝寿明 編 、勉誠社 、2024 、320p 、A5判
目次 序 「天文文化学」という複合領域を楽しむために 松浦清 I 絵画・文学作品にみる天文文化 原在明《山上月食図》(個人蔵)の画題について 松浦清 一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって 横山恵理 「軌道」の語史―江戸時代末以降を中心に 米田達郎 [コラム] 星の美を詠む 横山恵理 [コラム]明治初頭の啓蒙書ブーム「窮理熱」と『滑稽窮理 臍の西国』 真貝寿明 II 信仰・思想にみる天文文化 銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて 西村昌能 天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台 勝俣隆 南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス― 南方曼荼羅の世界観 井村誠 [コラム]天文学者は星を知らない 真貝寿明 II 民俗にみる天文文化 奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察 澤田幸輝 [コラム]三日月の傾きと農業予測―鹿児島県与論島のマクマを事例に 澤田幸輝 天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える 北尾浩一 IV 中世以前の天体現象と天文文化 天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法 竹迫忍 惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察 作花一志 [コラム]星の数、銀河の数 真貝寿明 丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討 真貝寿明 V 近世以降の天体現象と天文文化 1861 年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に 北井礼三郎・玉澤春史・岩橋清美 日本に伝わった古世界地図と星図の系譜 真貝寿明 あとがき 天文文化学を進める上で見えてきたもの―理系出身者の視点から 真貝寿明

近現代日本を生きるテクスト遺産 モノ×営為×世界(アジア遊学305)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
Edoardo Gerlini 河野貴美子 編、勉誠社、2025、240p、A5判
近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。
その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。
書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。
その働きと諸相はどのように把握することができるのか。
さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。
目次
序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子
緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini
Ⅰ 「モノ」としてのテクスト遺産
明治期博物館の図書収集と管理―「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲
「古筆家」の近代―古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩
書跡文化のこれまでとこれから―テクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子
Ⅱ 営為としてのテクスト遺産
〈期待の地平〉と〈文学遺産〉―「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩
文献に記された民俗について―民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄
テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens
桜咲く束稲山―歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子
テクスト遺産としての日本漢詩―戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh
Ⅲ 日本のテクスト遺産と世界
近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則
「英語の世紀」に言葉を継承するということ―水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩

入荷まで2週間ほどかかります。
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Edoardo Gerlini 河野貴美子 編 、勉誠社 、2025 、240p 、A5判
近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。 その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。 書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。 その働きと諸相はどのように把握することができるのか。 さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。 目次 序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子 緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini Ⅰ 「モノ」としてのテクスト遺産 明治期博物館の図書収集と管理―「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲 「古筆家」の近代―古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩 書跡文化のこれまでとこれから―テクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子 Ⅱ 営為としてのテクスト遺産 〈期待の地平〉と〈文学遺産〉―「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩 文献に記された民俗について―民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄 テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens 桜咲く束稲山―歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子 テクスト遺産としての日本漢詩―戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh Ⅲ 日本のテクスト遺産と世界 近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則 「英語の世紀」に言葉を継承するということ―水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩 入荷まで2週間ほどかかります。

東アジアの結婚 文学・歴史・宗教(アジア遊学157)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
仁平道明 編、勉誠社、2012、248p、A5判
『青鞜』創刊号の「元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。」という言葉は、誇りかで高らかな宣言であると同時に、「今、女性は月である。 他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。」という、女性が置かれた現実と哀しみから発せられた嘆きの言葉でもあった。
それが典型的なかたちで現れる場である結婚について、東アジア(日本、韓国、中国、台湾)の女性の結婚を語る文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。
目次
[日本]
上代の女性の結婚と仏教―『日本霊異記』を通してみる―/河野貴美子
古代日本の婚姻形態と妻妾制の導入―居住・親族名称・呼称を中心に―/胡潔
平安時代の婚姻制度と女性/工藤重矩
平安貴族の結婚と家族/服藤早苗
中世の女性の結婚と仏教/佐藤弘夫
中世後期の結婚と家―武家の家を中心に/久留島典子
近世の結婚と女性/大藤修
[中国]
中国における古代婚姻制度と習俗/韓昇(岩田和子 訳)
『周易』の女性観・結婚観と不均衡より生じるエネルギー/張哲俊(石碩 訳)
『詩経』における女性の結婚生活/周峨(原田信 訳)
“中国式”結婚と現代の結婚生活の危機―現代中国の結婚・恋愛ドラマについての一考察―/董麗敏(依田菜津子 訳)
[韓国]
「いと浮かびたる」女の宿世―韓国の婚姻風俗の変遷と女性の生―/李美淑
閨訓書から見た朝鮮時代の既婚女性の倫理/李景河(李美淑 訳)
閨房歌辭(ギュバンガサ)から見た朝鮮時代女性の生と結婚/鄭麟淑(李美淑 訳)
韓国における家族変化と女性の独身現象/李東鈺(李美淑 訳)
[台湾]
現代台湾における女性の婚姻形態と動向/蕭英玲・利翠珊(王嘉臨・林庭禎 訳)
納入までに3週間ほどかかります。
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2,640
仁平道明 編 、勉誠社 、2012 、248p 、A5判
『青鞜』創刊号の「元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。」という言葉は、誇りかで高らかな宣言であると同時に、「今、女性は月である。 他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。」という、女性が置かれた現実と哀しみから発せられた嘆きの言葉でもあった。 それが典型的なかたちで現れる場である結婚について、東アジア(日本、韓国、中国、台湾)の女性の結婚を語る文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。 目次 [日本] 上代の女性の結婚と仏教―『日本霊異記』を通してみる―/河野貴美子 古代日本の婚姻形態と妻妾制の導入―居住・親族名称・呼称を中心に―/胡潔 平安時代の婚姻制度と女性/工藤重矩 平安貴族の結婚と家族/服藤早苗 中世の女性の結婚と仏教/佐藤弘夫 中世後期の結婚と家―武家の家を中心に/久留島典子 近世の結婚と女性/大藤修 [中国] 中国における古代婚姻制度と習俗/韓昇(岩田和子 訳) 『周易』の女性観・結婚観と不均衡より生じるエネルギー/張哲俊(石碩 訳) 『詩経』における女性の結婚生活/周峨(原田信 訳) “中国式”結婚と現代の結婚生活の危機―現代中国の結婚・恋愛ドラマについての一考察―/董麗敏(依田菜津子 訳) [韓国] 「いと浮かびたる」女の宿世―韓国の婚姻風俗の変遷と女性の生―/李美淑 閨訓書から見た朝鮮時代の既婚女性の倫理/李景河(李美淑 訳) 閨房歌辭(ギュバンガサ)から見た朝鮮時代女性の生と結婚/鄭麟淑(李美淑 訳) 韓国における家族変化と女性の独身現象/李東鈺(李美淑 訳) [台湾] 現代台湾における女性の婚姻形態と動向/蕭英玲・利翠珊(王嘉臨・林庭禎 訳) 納入までに3週間ほどかかります。

無住道暁の拓く鎌倉時代 中世兼学僧の思想と空間(アジア遊学298)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
土屋有里子 編、勉誠社、2024、216p、A5判
『沙石集』、『雑談集』などの説話集編者として知られる無住道暁(むじゅうどうぎょう、一二二六〜一三一二。鎌倉時代後期の遁世僧)。
近年、無住の修学面に関する新資料が公になり、その研究も大きく飛躍しているが、
彼自身の人生を諸分野から概観する書籍はない。
彼はいつどこで誰に出会い、どのような教えを受け、何を選択したのか。
鎌倉時代を代表する説話集は、無住のいかなる人生を投影して作られたのか。
無住が生きた土地・場、各地での僧侶間ネットワークに着目し、宗教者としての内実を読み解くと同時に、無住をとりまく文芸活動を考察。
鎌倉幕府や北条氏にも高い関心を寄せた無住の修学・文学を、彼の人生の流れに沿ってとらえ直す。
目次
序文◆土屋有里子
第一部 修学と環境をめぐる―東国・尾張・京
常陸の宗教世界と無住◆亀山純生
無住と法身房◆土屋有里子
無住と鎌倉―鎌倉の仏教関係説話を中心に◆追塩千尋
尾張長母寺住持無住と地域の人々◆山田邦明
無住にとっての尾張―地方在住僧の帰属意識◆三好俊徳
無住と伊勢神宮―『沙石集』巻第一第一話「太神宮御事」をめぐって◆伊藤聡
円爾述『逸題無住聞書』と無住◆和田有希子
『沙石集』における解脱房貞慶の役割から聖一国師への道―無住が捉えた貞慶の伝承像とその文脈―円爾と交錯する中世仏教の展開◆阿部泰郎
第二部 無住と文芸活動―説話集編者の周辺
ふたつの鼓動―『沙石集』と『私聚百因縁集』をつなぐもの◆加美甲多
『雑談集』巻五にみえる呪願◆高橋悠介
梶原伝承と尾張万歳◆土屋有里子
無住と南宋代成立典籍・補遺◆小林直樹
無住の和歌陀羅尼観―『沙石集』諸本から変遷をたどる◆平野多恵
「無住と『法華経』、法華経読誦」◆柴佳世乃

納入までに3週間ほどかかります。
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3,080
土屋有里子 編 、勉誠社 、2024 、216p 、A5判
『沙石集』、『雑談集』などの説話集編者として知られる無住道暁(むじゅうどうぎょう、一二二六〜一三一二。鎌倉時代後期の遁世僧)。 近年、無住の修学面に関する新資料が公になり、その研究も大きく飛躍しているが、 彼自身の人生を諸分野から概観する書籍はない。 彼はいつどこで誰に出会い、どのような教えを受け、何を選択したのか。 鎌倉時代を代表する説話集は、無住のいかなる人生を投影して作られたのか。 無住が生きた土地・場、各地での僧侶間ネットワークに着目し、宗教者としての内実を読み解くと同時に、無住をとりまく文芸活動を考察。 鎌倉幕府や北条氏にも高い関心を寄せた無住の修学・文学を、彼の人生の流れに沿ってとらえ直す。 目次 序文◆土屋有里子 第一部 修学と環境をめぐる―東国・尾張・京 常陸の宗教世界と無住◆亀山純生 無住と法身房◆土屋有里子 無住と鎌倉―鎌倉の仏教関係説話を中心に◆追塩千尋 尾張長母寺住持無住と地域の人々◆山田邦明 無住にとっての尾張―地方在住僧の帰属意識◆三好俊徳 無住と伊勢神宮―『沙石集』巻第一第一話「太神宮御事」をめぐって◆伊藤聡 円爾述『逸題無住聞書』と無住◆和田有希子 『沙石集』における解脱房貞慶の役割から聖一国師への道―無住が捉えた貞慶の伝承像とその文脈―円爾と交錯する中世仏教の展開◆阿部泰郎 第二部 無住と文芸活動―説話集編者の周辺 ふたつの鼓動―『沙石集』と『私聚百因縁集』をつなぐもの◆加美甲多 『雑談集』巻五にみえる呪願◆高橋悠介 梶原伝承と尾張万歳◆土屋有里子 無住と南宋代成立典籍・補遺◆小林直樹 無住の和歌陀羅尼観―『沙石集』諸本から変遷をたどる◆平野多恵 「無住と『法華経』、法華経読誦」◆柴佳世乃 納入までに3週間ほどかかります。

外圧の日本古代文学史(アジア遊学309)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
遠藤耕太郎・濱田寛・吉見健夫 編、勉誠社、2025年10月、256p、A5判並製
日本文学史は、外国文化の圧力―外圧―という脅威と向き合う心の葛藤の歴史である。
古代日本の人々は、文字(漢字)や仏教・中国思想の外圧、国家制度や白村江の戦いと壬申の乱といった政治的・軍事的外圧、文学作品や唐物と呼ばれる輸入品の外圧など様々なかたちで現れた外圧としての中国文化に対して、どのように葛藤し、そこから何を創造していったのか。
『万葉集』や『源氏物語』などをはじめとする和歌や散文作品、漢詩文を、奈良と平安の二つの時代に分けて取り上げ、国際環境や国際感覚の異なる時代背景のもと、中国文化と格闘し、換骨奪胎、あるいは克服、憧憬しながら、文学を創造した人々の心の様相を探る。

目次

序言 遠藤耕太郎
総論 古代前期:外圧としての漢字に向き合う 遠藤耕太郎
総論 古代後期:「外圧」から「内なる規範」への展開 濱田寛

第Ⅰ部 古代前期(奈良時代まで)
『古事記』「酒楽の歌」について―宴のうたと場 岩田久美加
唐の外圧と額田王 遠藤耕太郎 
柿本人麻呂と《外圧》 高松寿夫
山部赤人による呪性の回復 遠藤耕太郎 
『万葉集』遣唐使関連歌考―漢語漢文世界でやまとうたをよむこと 岩田久美加
和銅―神亀年間の国際環境と大伴旅人―香椎浦と松浦川にみる風流心 井実充史
七~九世紀東アジアの国際環境と日本漢詩 井実充史

第Ⅱ部 古代後期(平安時代)
『土左日記』における漢詩(からうた)の表記方法 中島輝賢
『伊勢物語』はどう人の心をかたちづくるか―外圧としての仏教を視点に 咲本英恵
『うつほ物語』の列挙表現―賦の視点から 宮谷聡美
『枕草子』と漢籍―中国文化の〈外圧〉と宮廷社会の〈内圧〉の均衡 中田幸司
『源氏物語』の音楽―紅葉賀巻にみえる「外来の音楽」の内面化の方法 岡田ひろみ
桐壺巻における長恨歌引用の意義―桐壺帝の寵愛とその典型化 吉見健夫
平安時代の漢詩文―転換期としての宇多朝とその前後 濱田寛

あとがき 吉見健夫
関連年表
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3,300
遠藤耕太郎・濱田寛・吉見健夫 編 、勉誠社 、2025年10月 、256p 、A5判並製
日本文学史は、外国文化の圧力―外圧―という脅威と向き合う心の葛藤の歴史である。 古代日本の人々は、文字(漢字)や仏教・中国思想の外圧、国家制度や白村江の戦いと壬申の乱といった政治的・軍事的外圧、文学作品や唐物と呼ばれる輸入品の外圧など様々なかたちで現れた外圧としての中国文化に対して、どのように葛藤し、そこから何を創造していったのか。 『万葉集』や『源氏物語』などをはじめとする和歌や散文作品、漢詩文を、奈良と平安の二つの時代に分けて取り上げ、国際環境や国際感覚の異なる時代背景のもと、中国文化と格闘し、換骨奪胎、あるいは克服、憧憬しながら、文学を創造した人々の心の様相を探る。 目次 序言 遠藤耕太郎 総論 古代前期:外圧としての漢字に向き合う 遠藤耕太郎 総論 古代後期:「外圧」から「内なる規範」への展開 濱田寛 第Ⅰ部 古代前期(奈良時代まで) 『古事記』「酒楽の歌」について―宴のうたと場 岩田久美加 唐の外圧と額田王 遠藤耕太郎  柿本人麻呂と《外圧》 高松寿夫 山部赤人による呪性の回復 遠藤耕太郎  『万葉集』遣唐使関連歌考―漢語漢文世界でやまとうたをよむこと 岩田久美加 和銅―神亀年間の国際環境と大伴旅人―香椎浦と松浦川にみる風流心 井実充史 七~九世紀東アジアの国際環境と日本漢詩 井実充史 第Ⅱ部 古代後期(平安時代) 『土左日記』における漢詩(からうた)の表記方法 中島輝賢 『伊勢物語』はどう人の心をかたちづくるか―外圧としての仏教を視点に 咲本英恵 『うつほ物語』の列挙表現―賦の視点から 宮谷聡美 『枕草子』と漢籍―中国文化の〈外圧〉と宮廷社会の〈内圧〉の均衡 中田幸司 『源氏物語』の音楽―紅葉賀巻にみえる「外来の音楽」の内面化の方法 岡田ひろみ 桐壺巻における長恨歌引用の意義―桐壺帝の寵愛とその典型化 吉見健夫 平安時代の漢詩文―転換期としての宇多朝とその前後 濱田寛 あとがき 吉見健夫 関連年表

この世のキワー〈自然〉の内と外(アジア遊学239)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
山中由里子・山田仁史 編、勉誠出版、2019年11月、368p、A5判
「驚異」と「怪異」に共通する「異」なるものへの視線は、自己と他者、自己と宇宙の境界認識によって形作られるものであり、自然の中での人間の立ち位置を映し出す鏡でもある。
その「驚異」と「怪異」の表象を、ユーラシア大陸の東西の伝承・史料・民族資料・美術品に探り、「自然」と「超自然」の境界領域、「この世」と「あの世」の心理的・物理的距離感、境界に立ち現れる身体・音・モノなどについて、総勢25名の豪華執筆者が学際的に考察する。

目次

口絵/関連年表
序章―自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異

Ⅰ 境―自然と超自然のはざま
自然と超自然の境界論
中国古代・中世の鬼神と自然観―「自然の怪」をめぐる社会史
怪異が生じる場―天地と怪異
百科事典と自然の分類―西洋中世を中心に
怪物の形而上学

Ⅱ 場―異界との接点
平安京と異界―怪異と驚異の出会う場所〈まち〉
驚異の場としての「聖パトリックの煉獄」
怪物たちの棲むところ―中世ヨーロッパの地図に描かれた怪物とその発生過程
妖怪としての動物
イスラーム美術における天の表象―想像界と科学の狭間の造形
歴史的パレスチナという場とジン憑き

Ⅲ 体―身体と異界  
妖怪画に描かれた身体―目の妖怪を中心に
平昌五輪に現れた人面鳥の正体は―『山海経』の異形と中華のキワ
魔女の身体、怪物の身体
中東世界の百科全書に描かれる異形の種族

Ⅳ 音―聞こえてくる異界
西洋音楽史における「異界」表現―試論的考察
カランコロン考―怪談の擬音と近代化
「耳」「声」「霊」―無意識的記憶と魂の連鎖について
釜鳴と鳴釜神事―常ならざる音の受容史
死者の「声」を「聞く」ということ―聴覚メディアとしての口寄せ巫女

Ⅴ 物―異界の物的証拠
不思議なモノの収蔵地としての寺社
寺院に伝わる怪異なモノ―仏教民俗学の視座
民間信仰を売る―トルコの邪視除け護符ナザル・ボンジュウ
異界としてのミュージアム

終章―驚異・怪異の人類史的基礎

展覧会紹介「驚異と怪異―想像界の生きものたち」
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3,520
山中由里子・山田仁史 編 、勉誠出版 、2019年11月 、368p 、A5判
「驚異」と「怪異」に共通する「異」なるものへの視線は、自己と他者、自己と宇宙の境界認識によって形作られるものであり、自然の中での人間の立ち位置を映し出す鏡でもある。 その「驚異」と「怪異」の表象を、ユーラシア大陸の東西の伝承・史料・民族資料・美術品に探り、「自然」と「超自然」の境界領域、「この世」と「あの世」の心理的・物理的距離感、境界に立ち現れる身体・音・モノなどについて、総勢25名の豪華執筆者が学際的に考察する。 目次 口絵/関連年表 序章―自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異 Ⅰ 境―自然と超自然のはざま 自然と超自然の境界論 中国古代・中世の鬼神と自然観―「自然の怪」をめぐる社会史 怪異が生じる場―天地と怪異 百科事典と自然の分類―西洋中世を中心に 怪物の形而上学 Ⅱ 場―異界との接点 平安京と異界―怪異と驚異の出会う場所〈まち〉 驚異の場としての「聖パトリックの煉獄」 怪物たちの棲むところ―中世ヨーロッパの地図に描かれた怪物とその発生過程 妖怪としての動物 イスラーム美術における天の表象―想像界と科学の狭間の造形 歴史的パレスチナという場とジン憑き Ⅲ 体―身体と異界   妖怪画に描かれた身体―目の妖怪を中心に 平昌五輪に現れた人面鳥の正体は―『山海経』の異形と中華のキワ 魔女の身体、怪物の身体 中東世界の百科全書に描かれる異形の種族 Ⅳ 音―聞こえてくる異界 西洋音楽史における「異界」表現―試論的考察 カランコロン考―怪談の擬音と近代化 「耳」「声」「霊」―無意識的記憶と魂の連鎖について 釜鳴と鳴釜神事―常ならざる音の受容史 死者の「声」を「聞く」ということ―聴覚メディアとしての口寄せ巫女 Ⅴ 物―異界の物的証拠 不思議なモノの収蔵地としての寺社 寺院に伝わる怪異なモノ―仏教民俗学の視座 民間信仰を売る―トルコの邪視除け護符ナザル・ボンジュウ 異界としてのミュージアム 終章―驚異・怪異の人類史的基礎 展覧会紹介「驚異と怪異―想像界の生きものたち」

古典は遺産か? 日本文学におけるテクスト遺産の利用と再創造(アジア遊学 261)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,780
Edoardo GERLINI・河野貴美子 編、勉誠出版、2021年10月、240p、A5
人びとが過去から現在へと紡ぎ、伝えてきたテクスト―「古典」。
それらが今なお様々な姿で我々にその存在を伝える背景には、各時代の人びとが古典というテクストに対し営んだ試行錯誤があった。
古典を「遺産」という概念から捉えかえし、所有性、作者性、真正性の観点からテクストそのものや、それにまつわる行為や意識を歴史的に考察。
さらに、古典と社会との関係性を照らし出す「テクスト遺産」という概念のポテンシャルを、文学研究と経済学・文化交流史など諸分野の視角を重ね合わせることにより提示。
文字と書物の文化研究を新たなステージへと領導する画期的成果。

目次

序言 Edoardo GERLINI
[緒論]なぜ「テクスト遺産」か Edoardo GERLINI

Ⅰ 所有性
書物およびテクストの所有性における奥書の役割について
テクスト、パラテクスト、秘儀伝受―テクストを所有するとはどのような行為なのか?
光格天皇と本居宣長―御所伝受と出版メディアをめぐって
[コラム]テクストの蒐集、収蔵、継承と「遺産化」のこと―王羲之の書を例として

Ⅱ 作者性
物語における「作者」の発生
近世中期における「テクスト遺産」と「作者」
[コラム]「作者」はいつ成立するか―日本上代の事例から

Ⅲ 真正性
『枕草子』におけるテクストの真正性
古典的公共圏の春―西円の源氏注釈をめぐって
近世日本における『蒙求』の音声化―漢字音と連続性
[コラム]仏教経典テクストの真正性と享受者―古典文学テクストとのつながり
【特別寄稿】テクスト遺産としての古筆手鑑

Ⅳ テクスト遺産の広がり
明石における龍宮イメージの形成―テクスト遺産としての『源氏物語』と『平家物語』をつなぐ夢
[コラム]テクスト遺産としてのモニュメント―平時子の例
[コラム]テクスト遺産「運動」への期待―文化政策の視点から
[コラム]日本の文化経済政策―テクスト遺産を中心にみる現状と課題
蜘蛛の巣としての電子テクスト―その来歴と現在

テクスト遺産とは何か Edoardo GERLINI・河野貴美子
あとがき 河野貴美子
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
2,780
Edoardo GERLINI・河野貴美子 編 、勉誠出版 、2021年10月 、240p 、A5
人びとが過去から現在へと紡ぎ、伝えてきたテクスト―「古典」。 それらが今なお様々な姿で我々にその存在を伝える背景には、各時代の人びとが古典というテクストに対し営んだ試行錯誤があった。 古典を「遺産」という概念から捉えかえし、所有性、作者性、真正性の観点からテクストそのものや、それにまつわる行為や意識を歴史的に考察。 さらに、古典と社会との関係性を照らし出す「テクスト遺産」という概念のポテンシャルを、文学研究と経済学・文化交流史など諸分野の視角を重ね合わせることにより提示。 文字と書物の文化研究を新たなステージへと領導する画期的成果。 目次 序言 Edoardo GERLINI [緒論]なぜ「テクスト遺産」か Edoardo GERLINI Ⅰ 所有性 書物およびテクストの所有性における奥書の役割について テクスト、パラテクスト、秘儀伝受―テクストを所有するとはどのような行為なのか? 光格天皇と本居宣長―御所伝受と出版メディアをめぐって [コラム]テクストの蒐集、収蔵、継承と「遺産化」のこと―王羲之の書を例として Ⅱ 作者性 物語における「作者」の発生 近世中期における「テクスト遺産」と「作者」 [コラム]「作者」はいつ成立するか―日本上代の事例から Ⅲ 真正性 『枕草子』におけるテクストの真正性 古典的公共圏の春―西円の源氏注釈をめぐって 近世日本における『蒙求』の音声化―漢字音と連続性 [コラム]仏教経典テクストの真正性と享受者―古典文学テクストとのつながり 【特別寄稿】テクスト遺産としての古筆手鑑 Ⅳ テクスト遺産の広がり 明石における龍宮イメージの形成―テクスト遺産としての『源氏物語』と『平家物語』をつなぐ夢 [コラム]テクスト遺産としてのモニュメント―平時子の例 [コラム]テクスト遺産「運動」への期待―文化政策の視点から [コラム]日本の文化経済政策―テクスト遺産を中心にみる現状と課題 蜘蛛の巣としての電子テクスト―その来歴と現在 テクスト遺産とは何か Edoardo GERLINI・河野貴美子 あとがき 河野貴美子

アジア遊学213 魏晋南北朝史のいま

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200
窪園慶文編ほか、勉誠出版、2017年8月、304p、A5判
経年劣化、天地などに汚れあり、マーカー線引き有り
お届けまで3週間ほどかかります。

魏晋南北朝時代は秦漢統一帝国と隋唐統一帝国の中間に位置する。
政治的に複数の政権が並立する分裂の時代ではあるが、そこには新しい動きが様々な点で生まれ、成長して行き、隋唐時代に繋がって行く。
それら新しい動きを「政治・人物」、「思想・文化」、「国都・都城」、「出土資料」の4つの側面から捉え、魏晋南北朝史研究の「いま」を分かりやすく解説し、非統一時代に生きた人々・物事の足跡を浮かび上がらせる。

総論―魏晋南北朝史のいま 窪添慶文
Ⅰ 政治・人物
 曹丕―三分された日輪の時代 田中靖彦
 晋恵帝賈皇后の実像 小池直子
 赫連勃勃―「五胡十六国」史への省察を起点として 徐冲(板橋暁子・訳)
 陳の武帝とその時代 岡部毅史
 李沖 松下憲一
 北周武帝の華北統一 会田大輔
 それぞれの「正義」 堀内淳一

Ⅱ 思想・文化
 魏晋期の儒教 古勝隆一
 南北朝の雅楽整備における『周礼』の新解釈について 戸川貴行
 南朝社会と仏教―王法と仏法の関係 倉本尚徳
 北朝期における「邑義」の諸相―国境地域における仏教と人々 北村一仁
 山中道館の興起 魏斌(田熊敬之・訳)
 史部の成立 永田拓治
 書法史における刻法・刻派という新たな視座―北魏墓誌を中心に 澤田雅弘

Ⅲ 国都・都城
 鄴城に見る都城制の転換 佐川英治
 建康とその都市空間 小尾孝夫
 魏晋南北朝の長安 内田昌功
 北魏人のみた平城 岡田和一郎
 北魏洛陽城―住民はいかに統治され、居住したか 角山典幸
 統万城 市来弘志
 「蜀都」とその社会―成都 二二一―三四七年 新津健一郎
 辺境都市から王都へ―後漢から五涼時代にかける姑臧城の変遷 陳力

Ⅳ 出土資料から見た新しい世界
 竹簡の製作と使用―長沙走馬楼三国呉簡の整理作業で得た知見から 金平(石原遼平・訳)
 走馬楼呉簡からみる三国呉の郷村把握システム 安部聡一郎
 呉簡吏民簿と家族・女性 鷲尾祐子
 魏晋時代の壁画 三崎良章
 北朝の墓誌文化 梶山智史
 北魏後期の門閥制 窪添慶文
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
13,200
窪園慶文編ほか 、勉誠出版 、2017年8月 、304p 、A5判
経年劣化、天地などに汚れあり、マーカー線引き有り お届けまで3週間ほどかかります。 魏晋南北朝時代は秦漢統一帝国と隋唐統一帝国の中間に位置する。 政治的に複数の政権が並立する分裂の時代ではあるが、そこには新しい動きが様々な点で生まれ、成長して行き、隋唐時代に繋がって行く。 それら新しい動きを「政治・人物」、「思想・文化」、「国都・都城」、「出土資料」の4つの側面から捉え、魏晋南北朝史研究の「いま」を分かりやすく解説し、非統一時代に生きた人々・物事の足跡を浮かび上がらせる。 総論―魏晋南北朝史のいま 窪添慶文 Ⅰ 政治・人物  曹丕―三分された日輪の時代 田中靖彦  晋恵帝賈皇后の実像 小池直子  赫連勃勃―「五胡十六国」史への省察を起点として 徐冲(板橋暁子・訳)  陳の武帝とその時代 岡部毅史  李沖 松下憲一  北周武帝の華北統一 会田大輔  それぞれの「正義」 堀内淳一 Ⅱ 思想・文化  魏晋期の儒教 古勝隆一  南北朝の雅楽整備における『周礼』の新解釈について 戸川貴行  南朝社会と仏教―王法と仏法の関係 倉本尚徳  北朝期における「邑義」の諸相―国境地域における仏教と人々 北村一仁  山中道館の興起 魏斌(田熊敬之・訳)  史部の成立 永田拓治  書法史における刻法・刻派という新たな視座―北魏墓誌を中心に 澤田雅弘 Ⅲ 国都・都城  鄴城に見る都城制の転換 佐川英治  建康とその都市空間 小尾孝夫  魏晋南北朝の長安 内田昌功  北魏人のみた平城 岡田和一郎  北魏洛陽城―住民はいかに統治され、居住したか 角山典幸  統万城 市来弘志  「蜀都」とその社会―成都 二二一―三四七年 新津健一郎  辺境都市から王都へ―後漢から五涼時代にかける姑臧城の変遷 陳力 Ⅳ 出土資料から見た新しい世界  竹簡の製作と使用―長沙走馬楼三国呉簡の整理作業で得た知見から 金平(石原遼平・訳)  走馬楼呉簡からみる三国呉の郷村把握システム 安部聡一郎  呉簡吏民簿と家族・女性 鷲尾祐子  魏晋時代の壁画 三崎良章  北朝の墓誌文化 梶山智史  北魏後期の門閥制 窪添慶文

近代日本の中国学 その光と影(アジア遊学299)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
朱琳・渡辺健哉 編著、勉誠社、2024年11月、384p、A5判
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。

目次
序文 近代日本の中国学―その光と影 朱 琳
総論
「中国知」と「シナ通」 山室信一
近代日本の中国学の系譜 小野寺史郎
第Ⅰ部 「東洋史」と「支那学」の確立
那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に 黄 東 蘭
白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 吉澤誠一郎
服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影 水野博太
矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家 久保 亨
『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄 中野目 徹
第Ⅱ部 中国研究に新風を吹き込む
青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者 辜 承 堯
宮崎市定と軍隊 井上文則
吉川幸次郎と石川淳との交遊 池澤一郎
今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究 稲森雅子
第Ⅲ部 日中書画交流
富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々 戦 暁 梅
近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって 呉 孟晋
河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者 下田章平
瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団 塚本麿充
第Ⅳ部 アジア踏査
関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果 渡辺健哉
鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 吉開将人
大谷光瑞の光と影 柴田幹夫
日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」 広中一成
第Ⅴ部 ジャーナリストの目に映った中国
在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一 森平崇文
橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 谷 雪 妮
太田宇之助と尾崎秀実―一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識 島田大輔

お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
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3,850
朱琳・渡辺健哉 編著 、勉誠社 、2024年11月 、384p 、A5判
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。 目次 序文 近代日本の中国学―その光と影 朱 琳 総論 「中国知」と「シナ通」 山室信一 近代日本の中国学の系譜 小野寺史郎 第Ⅰ部 「東洋史」と「支那学」の確立 那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に 黄 東 蘭 白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 吉澤誠一郎 服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影 水野博太 矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家 久保 亨 『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄 中野目 徹 第Ⅱ部 中国研究に新風を吹き込む 青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者 辜 承 堯 宮崎市定と軍隊 井上文則 吉川幸次郎と石川淳との交遊 池澤一郎 今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究 稲森雅子 第Ⅲ部 日中書画交流 富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々 戦 暁 梅 近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって 呉 孟晋 河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者 下田章平 瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団 塚本麿充 第Ⅳ部 アジア踏査 関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果 渡辺健哉 鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 吉開将人 大谷光瑞の光と影 柴田幹夫 日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」 広中一成 第Ⅴ部 ジャーナリストの目に映った中国 在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一 森平崇文 橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 谷 雪 妮 太田宇之助と尾崎秀実―一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識 島田大輔 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

金・女真の歴史とユーラシア東方(アジア遊学233)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
古松崇志・臼杵勲・藤原崇人・武田和哉 編、勉誠出版、2019年5月、336p、21cm
お届けまで1~2週間ほどお時間を頂戴いたします。

12世紀前半に北東アジアより勃興、契丹(遼)・北宋を滅ぼし、広くユーラシア東方に100年にわたる覇をとなえた金国(金朝)。
その建国の中枢を担った北東アジアのツングース系部族集団である女真は、のちの大清国(清朝)を建国したマンジュ人のルーツとしても知られ、世界史を考えるうえで、金・女真は、避けては通れない大きな存在である。
近年深化を遂げるユーラシア東方史の研究の最先端より、「政治・制度・国際関係」「社会・文化・言語」「遺跡と文物」、そして「女真から満洲への展開」という四つの視角から金・女真の歴史的位置づけを明らかにする。

目次

序言
関係年表
金朝皇帝系図・金朝皇帝一覧

第Ⅰ部◎金代の政治・制度・国際関係
 金国(女真)の興亡とユーラシア東方情勢
 契丹遼の東北経略と「移動宮廷(行朝)」
  ―勃興期の女真をめぐる東部ユーラシア状勢の一断面
 コラム◎「刀伊襲来」事件と東アジア
 女真と胡里改―鉄加工技術に見る完顔部と非女真系集団との関係
 女真族の部族社会と金朝官制の歴史的変遷
 コラム◎猛安・謀克について
 コラム◎金代の契丹人と奚人
 十五年も待っていたのだ!―南宋孝宗内禅と対金関係
 コラム◎金朝と高麗

第Ⅱ部◎金代の社会・文化・言語
 女真皇帝と華北社会―郊祀覃官からみた金代「皇帝」像
 コラム◎元好問―金代文学の集大成者
 金代の仏教
 コラム◎金代燕京の仏教遺跡探訪記
 金代の道教―「新道教」を越えて
 女真語と女真文字
 コラム◎女真館訳語

第Ⅲ部◎金代の遺跡と文物
 金上京の考古学研究
 コラム◎金の中都
 金代の城郭都市
 コラム◎ロシア沿海地方の女真遺跡
 コラム◎金代の界壕―長城
 金代の在地土器と遺跡の諸相
 金代の陶磁器生産と流通
 金代の金属遺物―銅鏡と官印について

第Ⅳ部◎女真から満洲へ
 元・明時代の女真(直)とアムール河流域
 ジュシェンからマンジュへ―明代のマンチュリアと後金国の興起
 コラム◎マンジュ語『金史』の編纂―大金国の記憶とダイチン=グルン
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古松崇志・臼杵勲・藤原崇人・武田和哉 編 、勉誠出版 、2019年5月 、336p 、21cm
お届けまで1~2週間ほどお時間を頂戴いたします。 12世紀前半に北東アジアより勃興、契丹(遼)・北宋を滅ぼし、広くユーラシア東方に100年にわたる覇をとなえた金国(金朝)。 その建国の中枢を担った北東アジアのツングース系部族集団である女真は、のちの大清国(清朝)を建国したマンジュ人のルーツとしても知られ、世界史を考えるうえで、金・女真は、避けては通れない大きな存在である。 近年深化を遂げるユーラシア東方史の研究の最先端より、「政治・制度・国際関係」「社会・文化・言語」「遺跡と文物」、そして「女真から満洲への展開」という四つの視角から金・女真の歴史的位置づけを明らかにする。 目次 序言 関係年表 金朝皇帝系図・金朝皇帝一覧 第Ⅰ部◎金代の政治・制度・国際関係  金国(女真)の興亡とユーラシア東方情勢  契丹遼の東北経略と「移動宮廷(行朝)」   ―勃興期の女真をめぐる東部ユーラシア状勢の一断面  コラム◎「刀伊襲来」事件と東アジア  女真と胡里改―鉄加工技術に見る完顔部と非女真系集団との関係  女真族の部族社会と金朝官制の歴史的変遷  コラム◎猛安・謀克について  コラム◎金代の契丹人と奚人  十五年も待っていたのだ!―南宋孝宗内禅と対金関係  コラム◎金朝と高麗 第Ⅱ部◎金代の社会・文化・言語  女真皇帝と華北社会―郊祀覃官からみた金代「皇帝」像  コラム◎元好問―金代文学の集大成者  金代の仏教  コラム◎金代燕京の仏教遺跡探訪記  金代の道教―「新道教」を越えて  女真語と女真文字  コラム◎女真館訳語 第Ⅲ部◎金代の遺跡と文物  金上京の考古学研究  コラム◎金の中都  金代の城郭都市  コラム◎ロシア沿海地方の女真遺跡  コラム◎金代の界壕―長城  金代の在地土器と遺跡の諸相  金代の陶磁器生産と流通  金代の金属遺物―銅鏡と官印について 第Ⅳ部◎女真から満洲へ  元・明時代の女真(直)とアムール河流域  ジュシェンからマンジュへ―明代のマンチュリアと後金国の興起  コラム◎マンジュ語『金史』の編纂―大金国の記憶とダイチン=グルン

日本の中世貨幣と東アジア(アジア遊学273)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
中島圭一 編、勉誠社、2022年9月、336 頁
モノの流通、経済の発展において要となる貨幣。
古来、その発行は、国家形成における重要なタームの一つであるが、中世日本においては、朝廷や幕府など公権力による貨幣発行はなされず、唐・宋・元・明などの中国歴代王朝により作られた銭が大量に流入し、さらには朝鮮半島の高麗・朝鮮やベトナムなど周辺諸国のものも加わり、それらの渡来銭を用いた貨幣流通が本格化する状況が現れることとなった。
公権力による裏付け・保証のない渡来銭が如何に国内通貨となり得たのか。
遠隔地決済を可能とする為替制度は、どのような信用基盤の上に成り立っていたのか。
そして、数百年間続いた渡来銭を基盤とする貨幣流通の状況に終止符をうった要因は何なのか。
貨幣というものの性質を考えるうえで興味深い問題を多数孕む日本の中世貨幣を、文献・考古資料を博捜し、東アジア的視点からも捉えなおす画期的成果。

目次

序言 中島圭一

第一部 中世貨幣の成立と展開
渡来銭流通の開始と確立をめぐって 中島圭一
中世手形の信用とその決済システムについて 伊藤啓介
割符のしくみの応用技術 井上正夫
中世日本に銭は足りていたか 高木久史

第二部 貨幣をめぐる明と日本
永樂通寳日本流入経路の検討―東南アジア経路説の提唱 古澤義久
永楽銭の流通 川戸貴史
中世後期日本の貨幣流通と東アジア 大田由紀夫
撰銭と東アジア銭貨流通 中島楽章

第三部 出土銭からみた貨幣流通
個別出土銭からみた銭貨流通の地域差―東国を中心に 石神裕之
出土銭貨研究の諸相―近年の動向から 櫻木晋一
琉球列島の出土銭貨 宮城弘樹
東ユーラシアの銭貨流通モデル 三宅俊彦

第四部 中世から近世へ
南京銭と鍛(ちゃん)再考 本多博之
織田信長の撰銭令をめぐって 平井上総
十六~十七世紀伊勢神宮地域をめぐる信用と金融の実像 千枝大志

年号対照表

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中島圭一 編 、勉誠社 、2022年9月 、336 頁
モノの流通、経済の発展において要となる貨幣。 古来、その発行は、国家形成における重要なタームの一つであるが、中世日本においては、朝廷や幕府など公権力による貨幣発行はなされず、唐・宋・元・明などの中国歴代王朝により作られた銭が大量に流入し、さらには朝鮮半島の高麗・朝鮮やベトナムなど周辺諸国のものも加わり、それらの渡来銭を用いた貨幣流通が本格化する状況が現れることとなった。 公権力による裏付け・保証のない渡来銭が如何に国内通貨となり得たのか。 遠隔地決済を可能とする為替制度は、どのような信用基盤の上に成り立っていたのか。 そして、数百年間続いた渡来銭を基盤とする貨幣流通の状況に終止符をうった要因は何なのか。 貨幣というものの性質を考えるうえで興味深い問題を多数孕む日本の中世貨幣を、文献・考古資料を博捜し、東アジア的視点からも捉えなおす画期的成果。 目次 序言 中島圭一 第一部 中世貨幣の成立と展開 渡来銭流通の開始と確立をめぐって 中島圭一 中世手形の信用とその決済システムについて 伊藤啓介 割符のしくみの応用技術 井上正夫 中世日本に銭は足りていたか 高木久史 第二部 貨幣をめぐる明と日本 永樂通寳日本流入経路の検討―東南アジア経路説の提唱 古澤義久 永楽銭の流通 川戸貴史 中世後期日本の貨幣流通と東アジア 大田由紀夫 撰銭と東アジア銭貨流通 中島楽章 第三部 出土銭からみた貨幣流通 個別出土銭からみた銭貨流通の地域差―東国を中心に 石神裕之 出土銭貨研究の諸相―近年の動向から 櫻木晋一 琉球列島の出土銭貨 宮城弘樹 東ユーラシアの銭貨流通モデル 三宅俊彦 第四部 中世から近世へ 南京銭と鍛(ちゃん)再考 本多博之 織田信長の撰銭令をめぐって 平井上総 十六~十七世紀伊勢神宮地域をめぐる信用と金融の実像 千枝大志 年号対照表 納入までに3週間ほどかかります。

廃墟の文化史 アジア遊学297

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
木下華子・山本聡美・渡邉裕美子 編、勉誠社、2024、288p、A5判
「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。
そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。
人々は「廃墟」に何を託したのか―。
これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。
日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。
目次
巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子
第1部 廃墟論の射程
「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子
『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則
廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二
西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝
【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲
言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑
第2部 廃墟の時空
廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫
廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子
夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子
【コラム】生きた廃墟としての朽木—風景・記憶・木の精 ハルオ・シラネ
廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美
廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人
【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿
【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹
第3部 廃墟を生きる
【コラム】荒れたる都 三浦佑之
承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知
廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和
五山文学における廃墟の表象 堀川貴司
戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久
廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵
あとがき 木下華子

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木下華子・山本聡美・渡邉裕美子 編 、勉誠社 、2024 、288p 、A5判
「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。 そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。 人々は「廃墟」に何を託したのか―。 これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。 日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。 目次 巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子 第1部 廃墟論の射程 「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子 『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則 廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二 西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝 【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲 言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑 第2部 廃墟の時空 廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫 廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子 夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子 【コラム】生きた廃墟としての朽木—風景・記憶・木の精 ハルオ・シラネ 廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美 廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人 【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿 【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹 第3部 廃墟を生きる 【コラム】荒れたる都 三浦佑之 承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知 廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和 五山文学における廃墟の表象 堀川貴司 戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久 廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵 あとがき 木下華子 お取り寄せ商品のため、お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

鏡としての日本文学 交響する中日古典(アジア遊学308)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
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張龍妹 編、勉誠社、2025、352p、A5判
日本文学を紐解くと、そこには中国文学の影響が少なからず散見される。それらを比較することは、中国古典の変容のあり方を発見することにつながり、さらに日本文学・文化の特徴を改めて見出すことになる。
お互いの国の文学を研究することで、それぞれが響きあい、自国の文学を学ぶことのみでは見いだせなかった新たな魅力、意義を知ることにつながる。
日本文学を研究する中国人研究者たち、そして長年中国で日本文学研究・教育に携わった日本人研究者たちによる古典文学の交響。
日本文学を「中国」という他者としての視座から再考し、「国文学」の本質を問い直す。
目次
[序文]鏡としての日本文学―交響する中日古典◉張龍妹
第1部 漢詩文と仮名文学
「徳」の文学と「あはれ」の文学◉張龍妹
回文和歌と「釈教歌」の水脈――「ながきよの とをのねぶりの みなめざめ」の謎を解く◉渡辺秀夫
「凌雲集序」再論――文体の視点から◉王格格
『扶桑集』部類項目再検討◉廖栄発
菅原定義勧学会詩序考◉李筱硯
『うつほ物語』俊蔭流離譚における「風」――神仙譚の視点から◉趙小菁
『源氏物語』大君物語における女性主体の叙述―「男せざりし人」型の脱構築◉馬如慧
日本史書における編年体の変容――『栄花物語』を考えるために◉彭溱
[コラム]平安文学における「身」の意識◉高木和子
第2部 説話文学と軍記物語
仏伝文学と龍の形象――『釈氏源流』を起点に◉小峯和明
仏典の「僧と美女」の物語の中日における伝播と変容◉趙季玉
説話文学に見る孔子とその弟子たち◉尤芳舟
『今昔物語集』と唐代伝奇における女盗賊の比較◉邱春泉
東アジアにおける「二十四孝」の資料整理と文字校正◉趙俊槐
『大倭二十四孝』における継母への孝行の欠如◉盧俊偉
『太平記』における中国謀士の武人化変容◉艾宇博
歴史はいかに語られるか――朝鮮軍記物における「美人殺し」逸話をめぐって◉覃思遠
[コラム]ミサキについて◉多田一臣
ほか
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張龍妹 編 、勉誠社 、2025 、352p 、A5判
日本文学を紐解くと、そこには中国文学の影響が少なからず散見される。それらを比較することは、中国古典の変容のあり方を発見することにつながり、さらに日本文学・文化の特徴を改めて見出すことになる。 お互いの国の文学を研究することで、それぞれが響きあい、自国の文学を学ぶことのみでは見いだせなかった新たな魅力、意義を知ることにつながる。 日本文学を研究する中国人研究者たち、そして長年中国で日本文学研究・教育に携わった日本人研究者たちによる古典文学の交響。 日本文学を「中国」という他者としての視座から再考し、「国文学」の本質を問い直す。 目次 [序文]鏡としての日本文学―交響する中日古典◉張龍妹 第1部 漢詩文と仮名文学 「徳」の文学と「あはれ」の文学◉張龍妹 回文和歌と「釈教歌」の水脈――「ながきよの とをのねぶりの みなめざめ」の謎を解く◉渡辺秀夫 「凌雲集序」再論――文体の視点から◉王格格 『扶桑集』部類項目再検討◉廖栄発 菅原定義勧学会詩序考◉李筱硯 『うつほ物語』俊蔭流離譚における「風」――神仙譚の視点から◉趙小菁 『源氏物語』大君物語における女性主体の叙述―「男せざりし人」型の脱構築◉馬如慧 日本史書における編年体の変容――『栄花物語』を考えるために◉彭溱 [コラム]平安文学における「身」の意識◉高木和子 第2部 説話文学と軍記物語 仏伝文学と龍の形象――『釈氏源流』を起点に◉小峯和明 仏典の「僧と美女」の物語の中日における伝播と変容◉趙季玉 説話文学に見る孔子とその弟子たち◉尤芳舟 『今昔物語集』と唐代伝奇における女盗賊の比較◉邱春泉 東アジアにおける「二十四孝」の資料整理と文字校正◉趙俊槐 『大倭二十四孝』における継母への孝行の欠如◉盧俊偉 『太平記』における中国謀士の武人化変容◉艾宇博 歴史はいかに語られるか――朝鮮軍記物における「美人殺し」逸話をめぐって◉覃思遠 [コラム]ミサキについて◉多田一臣 ほか

中世日本の茶と文化ー生産・流通・消費をとおして(アジア遊学252)

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5,940
永井晋 編、勉誠出版、2020年9月、240p、A5判
日本の中世社会において、「茶」はどのように生産され、流通したのか。また茶・喫茶にかかわる儀礼や文化はどのように受容され、展開したのか。
称名寺に伝来した平安時代から室町時代までの茶に関する文献史料、各地に残された美術工芸品や考古資料などの諸資料を丹念に紐解き、また、考古学・農業学・気候史・技術史・遺伝子学など様々な分野の視点なども交え、「茶の湯」・「茶道」成立以前の「中世の茶」をとらえ直す。

目次

序文 鎌倉・室町前期における茶の研究 永井晋

第一部 称名寺伝来資料に残る茶の世界
国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」の茶関係資料 山地純
『金沢文庫古文書』が示す鎌倉・房総の茶 永井晋
「称名寺聖教」に見える「茶」と「荼」 張名揚
コラム◎中世都市鎌倉と喫茶文化 大澤泉

第二部 中世における茶の生産と道具
中世前期の茶の受容 福島金治
抹茶の変容 -中世の気候変動と覆い下茶園の成立- 沢村信一
中世前期の茶臼 桐山秀穂
建盞と天目―茶器の種類と名称 岩田澄子

第三部 中世仏教と茶
栂尾茶・醍醐茶の評判―十四世紀高山寺の喫茶文化 芳澤元
東アジア仏教文化と中世信濃の喫茶― 王禎『農書』の茗煎・末茶・蠟茶に基づく考察
祢津宗伸
薬としての茶―栄西・性全・忍性・叡尊 岩間眞知子
コラム◎中世鎌倉の喫茶―建長寺境内の発掘調査成果から 宮田眞
コラム◎仏教美術と茶―羅漢図に見る喫茶文化 米沢玲

第四部 地方の茶
中世武蔵国の慈光茶―銘柄の形成とその風味 小田部家秀
出土遺物からみた中世寺院と茶―伊豆国円成寺跡の出土遺物から 池谷初恵
コラム◎称名寺領下総国下河辺庄赤岩郷周辺に残る在来 佐々木清匡
コラム◎史跡河越館跡から出土した喫茶関連資料 平野寛之

第五部 室町時代の茶
室町社会における巡事と茶寄合 白川宗源
コラム◎花はさかりに、月はくまなきのみ見るものかは 橋本雄

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永井晋 編 、勉誠出版 、2020年9月 、240p 、A5判
日本の中世社会において、「茶」はどのように生産され、流通したのか。また茶・喫茶にかかわる儀礼や文化はどのように受容され、展開したのか。 称名寺に伝来した平安時代から室町時代までの茶に関する文献史料、各地に残された美術工芸品や考古資料などの諸資料を丹念に紐解き、また、考古学・農業学・気候史・技術史・遺伝子学など様々な分野の視点なども交え、「茶の湯」・「茶道」成立以前の「中世の茶」をとらえ直す。 目次 序文 鎌倉・室町前期における茶の研究 永井晋 第一部 称名寺伝来資料に残る茶の世界 国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」の茶関係資料 山地純 『金沢文庫古文書』が示す鎌倉・房総の茶 永井晋 「称名寺聖教」に見える「茶」と「荼」 張名揚 コラム◎中世都市鎌倉と喫茶文化 大澤泉 第二部 中世における茶の生産と道具 中世前期の茶の受容 福島金治 抹茶の変容 -中世の気候変動と覆い下茶園の成立- 沢村信一 中世前期の茶臼 桐山秀穂 建盞と天目―茶器の種類と名称 岩田澄子 第三部 中世仏教と茶 栂尾茶・醍醐茶の評判―十四世紀高山寺の喫茶文化 芳澤元 東アジア仏教文化と中世信濃の喫茶― 王禎『農書』の茗煎・末茶・蠟茶に基づく考察 祢津宗伸 薬としての茶―栄西・性全・忍性・叡尊 岩間眞知子 コラム◎中世鎌倉の喫茶―建長寺境内の発掘調査成果から 宮田眞 コラム◎仏教美術と茶―羅漢図に見る喫茶文化 米沢玲 第四部 地方の茶 中世武蔵国の慈光茶―銘柄の形成とその風味 小田部家秀 出土遺物からみた中世寺院と茶―伊豆国円成寺跡の出土遺物から 池谷初恵 コラム◎称名寺領下総国下河辺庄赤岩郷周辺に残る在来 佐々木清匡 コラム◎史跡河越館跡から出土した喫茶関連資料 平野寛之 第五部 室町時代の茶 室町社会における巡事と茶寄合 白川宗源 コラム◎花はさかりに、月はくまなきのみ見るものかは 橋本雄 納入までに3週間ほどかかります。

移動するメディアとプロパガンダー日中戦争期から戦後にかけての大衆芸術(アジア遊学247)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
西村正男・星野幸代 編、勉誠出版、2020年4月、224p
戦中から戦後にかけて、映画、音楽、漫画、舞踊といったヴィジュアル的で、パフォーマンス性の高い芸術は、作り手や演者が媒体(メディア)として移動するために、政治的・文化的なプロパガンダとして効果的であった。
こうした芸術の担い手たちは、いかなる動機で、あるいは誰との関係によってどこへ移動したのか。また何を移動させ、その効果はどうであったか。さらに彼ら・彼女らはどのような運命をたどったのか。
本書は「プロパガンダ芸術=移動するメディア」と、それを担った個人の思惑や彼らを動かした歴史・社会的な動態との関連を、さまざまな人間模様を通して活写する。

目次

カラー口絵
地図
目次

はじめに 「日中戦争下の芸術家群像」から移動する身体芸術プロパガンダ研究へ 星野幸代

序論 抗日期の文化人たち 阿部幸夫

第一部 映画製作―投影された隠し画
「狂乱」と「新生」―娯楽映画から灰色上海まで 王騰飛(訳:榊原真理子)
『狼火は上海に揚る』から『春江遺恨』へ 邵迎建
日本占領下における華北映画について―華北電影股份有限公司の文化映画・ニュース映画を中心に 張新民
小型映写機という戦争プロパガンダ装置 楊韜

第二部 身体芸術プロパガンダ―横溢する美
プロパガンダと装飾芸術―張光宇『西遊漫記』をめぐって 城山拓也
音楽プロパガンダにおける「差異」と「擬態」―戦時下日本の「満支」をめぐる欲望 葛西周
南方「皇軍」慰問―芸能人(アーティスト)という身体メディア 星野幸代

第三部 日中ポピュラー文化の戦後への延伸
戦後日本における中国古典の映画化―日本・大陸・香港・東南アジアに跨る大衆文化の記憶 晏妮
戦後における李香蘭と二人の後継者―胡美芳と葛蘭 西村正男
中国語映画の「戦後」―女優李麗華とその主演作品を中心に 韓燕麗

付録 用語集

あとがき 西村正男

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西村正男・星野幸代 編 、勉誠出版 、2020年4月 、224p
戦中から戦後にかけて、映画、音楽、漫画、舞踊といったヴィジュアル的で、パフォーマンス性の高い芸術は、作り手や演者が媒体(メディア)として移動するために、政治的・文化的なプロパガンダとして効果的であった。 こうした芸術の担い手たちは、いかなる動機で、あるいは誰との関係によってどこへ移動したのか。また何を移動させ、その効果はどうであったか。さらに彼ら・彼女らはどのような運命をたどったのか。 本書は「プロパガンダ芸術=移動するメディア」と、それを担った個人の思惑や彼らを動かした歴史・社会的な動態との関連を、さまざまな人間模様を通して活写する。 目次 カラー口絵 地図 目次 はじめに 「日中戦争下の芸術家群像」から移動する身体芸術プロパガンダ研究へ 星野幸代 序論 抗日期の文化人たち 阿部幸夫 第一部 映画製作―投影された隠し画 「狂乱」と「新生」―娯楽映画から灰色上海まで 王騰飛(訳:榊原真理子) 『狼火は上海に揚る』から『春江遺恨』へ 邵迎建 日本占領下における華北映画について―華北電影股份有限公司の文化映画・ニュース映画を中心に 張新民 小型映写機という戦争プロパガンダ装置 楊韜 第二部 身体芸術プロパガンダ―横溢する美 プロパガンダと装飾芸術―張光宇『西遊漫記』をめぐって 城山拓也 音楽プロパガンダにおける「差異」と「擬態」―戦時下日本の「満支」をめぐる欲望 葛西周 南方「皇軍」慰問―芸能人(アーティスト)という身体メディア 星野幸代 第三部 日中ポピュラー文化の戦後への延伸 戦後日本における中国古典の映画化―日本・大陸・香港・東南アジアに跨る大衆文化の記憶 晏妮 戦後における李香蘭と二人の後継者―胡美芳と葛蘭 西村正男 中国語映画の「戦後」―女優李麗華とその主演作品を中心に 韓燕麗 付録 用語集 あとがき 西村正男 納入までに3週間ほどかかります。

アヘンからよむアジア史(アジア遊学260)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
内田知行・権寧俊 編、勉誠出版、2021年9月、256 頁、A5
嗜好品・薬剤・媚薬として古くから人々に摂取されてきたアヘンは、 主要財源として、東インド会社の世界進出を支え、戦前戦中は日本の統治者を魅了した。
アヘンはいかにしてアジア諸国を蹂躙したのか?
植民地統治の影に隠された二律背反の国家戦略とは?
複雑な交易ネットワークと官僚、商人、兵士、民間人による生産・流通・消費の実態を示し、 また、現代にもつながるアヘン中毒、密輸入、腐敗政治といった負の側面にも着目しながら、植民地統治と近代的な経済発展の過程を通史的に描き出す

目次

まえがき 内田知行

Ⅰ アヘンをめぐる近代アジアと西洋
アヘンをめぐるアジア三角貿易とアヘン戦争 権寧俊
オランダ領東インドとイギリス領マラヤにおけるアヘン問題 大久保翔平
【コラム】十八世紀以前のアジアにおけるアヘン 大久保翔平
フランス領インドシナのアヘン 関本紀子
【コラム】イギリス領インドとアヘン 杉本浄

Ⅱ 日本植民地・占領地のアヘン政策
植民地台湾のアヘンと国際アヘン問題 崔学松
植民地朝鮮におけるアヘン政策 権寧俊
関東州及び満洲国のアヘン政策 朴敬玉
蒙彊政権のアヘン 堀井弘一郎
【コラム】「満蒙」、「蒙疆」とはどこか? 堀井弘一郎
【コラム】東亜同文書院生の大旅行誌―一〇〇年前の学生フィールドワーク 関本紀子
裁かれた日本のアヘン・麻薬政策 小林元裕

Ⅲ 現代の薬物問題
現代日本の薬物問題 真殿仁美
【コラム】多様な視点が求められる日本の薬物防止教育 真殿仁美
中華人民共和国の薬物問題—国際社会における薬物を取り巻く動きが変化するなかで 真殿仁美
【コラム】ネットワーク化する中国の薬物犯罪組織—対岸の火事ではない 真殿仁美
【コラム】韓国芸能界の大麻問題 権寧俊 
【コラム】ベトナムの薬物汚染事情 関本紀子
現アフガニスタンのアヘン問題 内田知行
なぜ自然保護区は麻薬取引を助長するのか―中米コスタリカの事例から 武田淳

あとがき 内田知行
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内田知行・権寧俊 編 、勉誠出版 、2021年9月 、256 頁 、A5
嗜好品・薬剤・媚薬として古くから人々に摂取されてきたアヘンは、 主要財源として、東インド会社の世界進出を支え、戦前戦中は日本の統治者を魅了した。 アヘンはいかにしてアジア諸国を蹂躙したのか? 植民地統治の影に隠された二律背反の国家戦略とは? 複雑な交易ネットワークと官僚、商人、兵士、民間人による生産・流通・消費の実態を示し、 また、現代にもつながるアヘン中毒、密輸入、腐敗政治といった負の側面にも着目しながら、植民地統治と近代的な経済発展の過程を通史的に描き出す 目次 まえがき 内田知行 Ⅰ アヘンをめぐる近代アジアと西洋 アヘンをめぐるアジア三角貿易とアヘン戦争 権寧俊 オランダ領東インドとイギリス領マラヤにおけるアヘン問題 大久保翔平 【コラム】十八世紀以前のアジアにおけるアヘン 大久保翔平 フランス領インドシナのアヘン 関本紀子 【コラム】イギリス領インドとアヘン 杉本浄 Ⅱ 日本植民地・占領地のアヘン政策 植民地台湾のアヘンと国際アヘン問題 崔学松 植民地朝鮮におけるアヘン政策 権寧俊 関東州及び満洲国のアヘン政策 朴敬玉 蒙彊政権のアヘン 堀井弘一郎 【コラム】「満蒙」、「蒙疆」とはどこか? 堀井弘一郎 【コラム】東亜同文書院生の大旅行誌―一〇〇年前の学生フィールドワーク 関本紀子 裁かれた日本のアヘン・麻薬政策 小林元裕 Ⅲ 現代の薬物問題 現代日本の薬物問題 真殿仁美 【コラム】多様な視点が求められる日本の薬物防止教育 真殿仁美 中華人民共和国の薬物問題—国際社会における薬物を取り巻く動きが変化するなかで 真殿仁美 【コラム】ネットワーク化する中国の薬物犯罪組織—対岸の火事ではない 真殿仁美 【コラム】韓国芸能界の大麻問題 権寧俊  【コラム】ベトナムの薬物汚染事情 関本紀子 現アフガニスタンのアヘン問題 内田知行 なぜ自然保護区は麻薬取引を助長するのか―中米コスタリカの事例から 武田淳 あとがき 内田知行

東アジアの「孝」の文化史 前近代の人びとを支えた価値観を読み解く(アジア遊学288)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
雋雪艶・黒田彰 編、勉誠出版、2023年10月、336p、A5判
中国をはじめとする東アジアの文明の歴史において重要な役割を果たし、かつては東アジアの人々にとって最も重要な価値観、行動規範であった、「孝」という思想と文化。
東アジア各国において伝承された「孝」は、歴史や文化的背景によって異なり、様々な形で表象されてきた。考古学の文物や文献および敦煌の文書などの重要な一次資料にはどのような形で残されてきたのか。
孝の文化は仏教とどのように融合して、変化したのか。
また、日本の説話、和歌、謡曲、絵画などではどのように表現されてきたのか。
社会史、思想史、文学史、美術史など多領域に散見される「孝」という文化が、長い歴史の中で果たしてきた役割を客観的に認識し、学際的な視点から考察する。

目次
序 雋雪艶
序文 黒田彰
一、孝子伝と孝子伝図
中国の考古資料に見る孝子伝図の伝統 趙超
舜の物語攷―孝子伝から二十四孝へ 黒田彰
伝賀知章草書『孝経』と唐宋時代『孝経』テクストの変遷 顧永新(翻訳:陳佑真)
曹操高陵画像石の基礎的研究 孫彬
原谷故事の成立 劉新萍
二、仏教に浸透する孝文化
報恩と孝養 三角洋一
〈仏伝文学〉と孝養 小峯和明
孝養説話の生成―日本説話文芸における『冥報記』孝養説話 李銘敬
説草における孝養の言説 高陽
元政上人の孝養観と儒仏一致思想―『扶桑隠逸伝』における孝行言説を中心に 陸晩霞
韓国にみる〈孝の文芸〉―善友太子譚の受容と変移 金英順
平安時代における仏教と孝思想―菅原文時「為謙徳公報恩修善願文」を読む 吉原浩人
三、孝文化としての日本文学
漢語「人子」と和語「人(ひと)の子(こ)」―古代日本における〈孝〉に関わる漢語の享受をめぐって 三木雅博
浦島子伝と『董永変文』の間―奈良時代の浦島子伝を中心に 項青
『蒙求和歌』における「孝」の受容 徐夢周
謡曲における「孝」 ワトソン・マイケル
『孝経和歌』に見る日本における孝文化受容の多様性 隽雪艶
和漢聯句に見える「孝」の題材 楊昆鵬
橋本関雪「木蘭」から見る「孝女」木蘭像の変容 劉妍
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3,520
雋雪艶・黒田彰 編 、勉誠出版 、2023年10月 、336p 、A5判
中国をはじめとする東アジアの文明の歴史において重要な役割を果たし、かつては東アジアの人々にとって最も重要な価値観、行動規範であった、「孝」という思想と文化。 東アジア各国において伝承された「孝」は、歴史や文化的背景によって異なり、様々な形で表象されてきた。考古学の文物や文献および敦煌の文書などの重要な一次資料にはどのような形で残されてきたのか。 孝の文化は仏教とどのように融合して、変化したのか。 また、日本の説話、和歌、謡曲、絵画などではどのように表現されてきたのか。 社会史、思想史、文学史、美術史など多領域に散見される「孝」という文化が、長い歴史の中で果たしてきた役割を客観的に認識し、学際的な視点から考察する。 目次 序 雋雪艶 序文 黒田彰 一、孝子伝と孝子伝図 中国の考古資料に見る孝子伝図の伝統 趙超 舜の物語攷―孝子伝から二十四孝へ 黒田彰 伝賀知章草書『孝経』と唐宋時代『孝経』テクストの変遷 顧永新(翻訳:陳佑真) 曹操高陵画像石の基礎的研究 孫彬 原谷故事の成立 劉新萍 二、仏教に浸透する孝文化 報恩と孝養 三角洋一 〈仏伝文学〉と孝養 小峯和明 孝養説話の生成―日本説話文芸における『冥報記』孝養説話 李銘敬 説草における孝養の言説 高陽 元政上人の孝養観と儒仏一致思想―『扶桑隠逸伝』における孝行言説を中心に 陸晩霞 韓国にみる〈孝の文芸〉―善友太子譚の受容と変移 金英順 平安時代における仏教と孝思想―菅原文時「為謙徳公報恩修善願文」を読む 吉原浩人 三、孝文化としての日本文学 漢語「人子」と和語「人(ひと)の子(こ)」―古代日本における〈孝〉に関わる漢語の享受をめぐって 三木雅博 浦島子伝と『董永変文』の間―奈良時代の浦島子伝を中心に 項青 『蒙求和歌』における「孝」の受容 徐夢周 謡曲における「孝」 ワトソン・マイケル 『孝経和歌』に見る日本における孝文化受容の多様性 隽雪艶 和漢聯句に見える「孝」の題材 楊昆鵬 橋本関雪「木蘭」から見る「孝女」木蘭像の変容 劉妍

瓦から探る中世寺院(アジア遊学303)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
中世瓦研究会 編、勉誠社、2025、272p、A5判
考古学における瓦研究の歴史は古く、日本への仏教伝来にともなって飛鳥時代に建立された寺院で使用された瓦の研究に始まり、奈良時代の諸国国分寺や官衙の造営に使われた瓦などについての豊富な研究が蓄積されている。
いわゆる歴史考古学において、瓦研究は土器の研究とならんで主要な研究分野として発展してきた。
源頼朝が鎌倉時代初期に政権を築いた鎌倉の地に建立した永福寺の瓦を中心に、その形式・文様などから、生産・流通までを検証。
考古学、美術史、文献史学など関連諸学からアプローチを集結し、瓦から見える「モノ」と「ヒト」の関わりを解明する。
目次
[序文] 中世寺院の造営と信仰をめぐる諸研究 小林康幸
[総説]中世瓦を読み解く―永福寺式軒瓦を事例として 小林康幸
第1部 永福寺式軒瓦の成立と展開
院政期尾張における瓦生産―八事裏山窯を中心に 尾野善裕
相模の尾張産瓦について 髙橋 香
伊豆・願成就院跡と周辺遺跡の中世瓦―北条氏本拠地の様相 池谷初恵
武蔵の永福寺式瓦―軒瓦と平・丸瓦などから 石川安司
常陸の永福寺式軒瓦とその周辺 比毛君男
第2部 武士の寺院造営と信仰
三浦氏関連中世寺院の考古学的考察 大澤伸啓
武士本拠の仏像造立―威信財としての仏像とその機能 渡邊浩貴
武士の経塚造営 水口由紀子
横須賀・満願寺の仏像と三浦一族―寺院創建と本尊の造立 大澤慶子
中世武蔵武士と墳墓 落合義明
【コラム】学芸員と特別展―神奈川県立歴史博物館 特別展「永福寺と鎌倉御家人」顛末記
渡邊浩貴
第3部 深化する中世瓦の研究
源姓足利氏の造寺活動と瓦 足立佳代
満願寺遺跡と薬王寺遺跡―三浦一族ゆかりの寺院と瓦 中三川 昇
【コラム】永福寺―瓦の生産地はどこか 菊川泉
屋根瓦からみえる永福寺の姿 芦田淳一
【コラム】土器研究からみた中世瓦 押木弘己
中三川昇さんの逝去を悼む 小林康幸
あとがき 小林康幸
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中世瓦研究会 編 、勉誠社 、2025 、272p 、A5判
考古学における瓦研究の歴史は古く、日本への仏教伝来にともなって飛鳥時代に建立された寺院で使用された瓦の研究に始まり、奈良時代の諸国国分寺や官衙の造営に使われた瓦などについての豊富な研究が蓄積されている。 いわゆる歴史考古学において、瓦研究は土器の研究とならんで主要な研究分野として発展してきた。 源頼朝が鎌倉時代初期に政権を築いた鎌倉の地に建立した永福寺の瓦を中心に、その形式・文様などから、生産・流通までを検証。 考古学、美術史、文献史学など関連諸学からアプローチを集結し、瓦から見える「モノ」と「ヒト」の関わりを解明する。 目次 [序文] 中世寺院の造営と信仰をめぐる諸研究 小林康幸 [総説]中世瓦を読み解く―永福寺式軒瓦を事例として 小林康幸 第1部 永福寺式軒瓦の成立と展開 院政期尾張における瓦生産―八事裏山窯を中心に 尾野善裕 相模の尾張産瓦について 髙橋 香 伊豆・願成就院跡と周辺遺跡の中世瓦―北条氏本拠地の様相 池谷初恵 武蔵の永福寺式瓦―軒瓦と平・丸瓦などから 石川安司 常陸の永福寺式軒瓦とその周辺 比毛君男 第2部 武士の寺院造営と信仰 三浦氏関連中世寺院の考古学的考察 大澤伸啓 武士本拠の仏像造立―威信財としての仏像とその機能 渡邊浩貴 武士の経塚造営 水口由紀子 横須賀・満願寺の仏像と三浦一族―寺院創建と本尊の造立 大澤慶子 中世武蔵武士と墳墓 落合義明 【コラム】学芸員と特別展―神奈川県立歴史博物館 特別展「永福寺と鎌倉御家人」顛末記 渡邊浩貴 第3部 深化する中世瓦の研究 源姓足利氏の造寺活動と瓦 足立佳代 満願寺遺跡と薬王寺遺跡―三浦一族ゆかりの寺院と瓦 中三川 昇 【コラム】永福寺―瓦の生産地はどこか 菊川泉 屋根瓦からみえる永福寺の姿 芦田淳一 【コラム】土器研究からみた中世瓦 押木弘己 中三川昇さんの逝去を悼む 小林康幸 あとがき 小林康幸

室町前期の文化・社会・宗教 『三国伝記』を読みとく(アジア遊学263)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
小助川元太 他 編集、勉誠出版、2021年11月、240 頁、A5
『三国伝記』とは何だったのか―
室町時代に成立した、インド・中国・日本の三国にわたる説話集である『三国伝記』。
この作品が生まれた室町前期、とくに応永・永享期という北山文化と東山文化の狭間の時代の文化的状況はどのようなものだったのか。
作品としての『三国伝記』を再評価し、同時に、周辺作品や同時代資料から窺えるこの時代の人々の国際感覚や、彼らの置かれていた宗教的環境、社会的状況や文化的状況などを照らし出し、『三国伝記』という作品が生まれた室町前期という時代を捉え直す。

目次

[序言]本書の見取り図―『三国伝記』から読み解く時代と作品 小助川元太

Ⅰ 『三国伝記』から見る室町前期
『三国伝記』に見る室町前期の唐招提寺縁起 橋本正俊
夢窓派の応永期 川本慎自
【コラム】足利直冬の上洛・没落と石塔・桃井・山名・斯波―『三国伝記』が描いたもの・描かなかったもの 谷口雄太
【コラム】六角満高の近江国支配 新谷和之

Ⅱ 『三国伝記』の宗教的環境
『三国伝記』生成の前夜―琵琶湖東の宗教的環境の一端〈倍山と常陸・出羽・濃尾〉 牧野和夫
『三国伝記』巻第十二「仏舎利勝利事」と『釈尊御舎利儀記』 高橋悠介
『三国伝記』における「霊地」考 柏原康人
【コラム】室町殿の外出と寺院 細川武稔

Ⅲ 『三国伝記』という「作品」を読みなおす
〝三国伝記〞という編述 竹村信治
『三国伝記』と禅律僧―「行」を志向する説話集 小林直樹
三国伝記と韓朋賦―変文と説話㈢ 黒田彰
【コラム】連環する中世 鈴木元
【コラム】馬鳴・龍樹をめぐる因縁とその諸相―『三国伝記』巻一第七を端緒として 本井牧子

Ⅳ 『三国伝記』とその周辺
『三国伝記』における韓湘説話の主題 三田明弘
『壒嚢鈔』と『三国伝記』―斑足王説話の比較を中心に 小助川元太
素材としての説話―『三国伝記』と『沙石集』 加美甲多
【コラム】『三国伝記』が伝える室町期の三国志受容 田中尚子
【コラム】室町時代における『太平記』の享受―『応仁記』を中心に 小秋元段

納入までに3週間ほどかかります。
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3,080
小助川元太 他 編集 、勉誠出版 、2021年11月 、240 頁 、A5
『三国伝記』とは何だったのか― 室町時代に成立した、インド・中国・日本の三国にわたる説話集である『三国伝記』。 この作品が生まれた室町前期、とくに応永・永享期という北山文化と東山文化の狭間の時代の文化的状況はどのようなものだったのか。 作品としての『三国伝記』を再評価し、同時に、周辺作品や同時代資料から窺えるこの時代の人々の国際感覚や、彼らの置かれていた宗教的環境、社会的状況や文化的状況などを照らし出し、『三国伝記』という作品が生まれた室町前期という時代を捉え直す。 目次 [序言]本書の見取り図―『三国伝記』から読み解く時代と作品 小助川元太 Ⅰ 『三国伝記』から見る室町前期 『三国伝記』に見る室町前期の唐招提寺縁起 橋本正俊 夢窓派の応永期 川本慎自 【コラム】足利直冬の上洛・没落と石塔・桃井・山名・斯波―『三国伝記』が描いたもの・描かなかったもの 谷口雄太 【コラム】六角満高の近江国支配 新谷和之 Ⅱ 『三国伝記』の宗教的環境 『三国伝記』生成の前夜―琵琶湖東の宗教的環境の一端〈倍山と常陸・出羽・濃尾〉 牧野和夫 『三国伝記』巻第十二「仏舎利勝利事」と『釈尊御舎利儀記』 高橋悠介 『三国伝記』における「霊地」考 柏原康人 【コラム】室町殿の外出と寺院 細川武稔 Ⅲ 『三国伝記』という「作品」を読みなおす 〝三国伝記〞という編述 竹村信治 『三国伝記』と禅律僧―「行」を志向する説話集 小林直樹 三国伝記と韓朋賦―変文と説話㈢ 黒田彰 【コラム】連環する中世 鈴木元 【コラム】馬鳴・龍樹をめぐる因縁とその諸相―『三国伝記』巻一第七を端緒として 本井牧子 Ⅳ 『三国伝記』とその周辺 『三国伝記』における韓湘説話の主題 三田明弘 『壒嚢鈔』と『三国伝記』―斑足王説話の比較を中心に 小助川元太 素材としての説話―『三国伝記』と『沙石集』 加美甲多 【コラム】『三国伝記』が伝える室町期の三国志受容 田中尚子 【コラム】室町時代における『太平記』の享受―『応仁記』を中心に 小秋元段 納入までに3週間ほどかかります。

中国学術の東アジア伝播と古代日本(アジア遊学242)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,960
榎本淳一・吉永匡史・河内春人 編、勉誠出版、2020年1月、240p、21cm
「東アジア文化圏」の実態解明のために―
学術(学問・芸術・技術)は、文化のみならず、その時代の社会、支配のあり方を規定する力を持つ。
その動向・内実を知ることは、それぞれの時代・地域の歴史の本質に迫るための重要な視点である。
なぜ、東アジア地域のみが長らく中国文化を共有し続けたのか、中国文化を共有することにどのような歴史的意義があったのか。
中国大陸に淵源をもつ学術が周辺諸地域に広がり、根付いていった諸相をたどり、
東アジア文化圏の形成・展開の実態を明らかにする。

目次

序言 榎本淳一

Ⅰ 中国における学術の形成と展開
 佚名『漢官』の史料的性格
  ―漢代官制関係史料に関する一考察 楯身智志
 前四史からうかがえる正統観念としての儒教と「皇帝支配」
  ―所謂外戚恩沢と外戚政治についての学術的背景とその東アジア世界への影響 塚本剛
 王倹の学術 洲脇武志
 魏収『魏書』の時代認識 梶山智史
 『帝王略論』と唐初の政治状況 会田大輔
 唐の礼官と礼学 江川式部
 劉知幾『史通』における五胡十六国関連史料批評
  ―魏収『魏書』と崔鴻『十六国春秋』を中心に 河内桂

Ⅱ 中国学術の東アジアへの伝播
 六世紀新羅における識字の広がり 橋本繁
 古代東アジア世界における貨幣論の伝播 柿沼陽平
 九条家旧蔵鈔本『後漢書』断簡と原本の日本将来について
  ―李賢『後漢書注』の禁忌と解禁から見る 小林岳
 古代東アジアにおける兵書の伝播―日本への舶来を中心として 吉永匡史
 陸善経の著作とその日本伝来 榎本淳一

Ⅲ 日本における中国学術の受容と展開
 『日本書紀』は『三国志』を見たか 河内春人
 日本古代における女性の漢籍習得 野田有紀子
 大学寮・紀伝道の学問とその故実について
  ―東坊城和長『桂蘂記』『桂林遺芳抄』を巡って 濱田寛
 平安期における中国古典籍の摂取と利用
  ―空海撰『秘蔵宝鑰』および藤原敦光撰『秘蔵宝鑰鈔』を例に 河野貴美子

あとがき 吉永匡史・河内春人
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榎本淳一・吉永匡史・河内春人 編 、勉誠出版 、2020年1月 、240p 、21cm
「東アジア文化圏」の実態解明のために― 学術(学問・芸術・技術)は、文化のみならず、その時代の社会、支配のあり方を規定する力を持つ。 その動向・内実を知ることは、それぞれの時代・地域の歴史の本質に迫るための重要な視点である。 なぜ、東アジア地域のみが長らく中国文化を共有し続けたのか、中国文化を共有することにどのような歴史的意義があったのか。 中国大陸に淵源をもつ学術が周辺諸地域に広がり、根付いていった諸相をたどり、 東アジア文化圏の形成・展開の実態を明らかにする。 目次 序言 榎本淳一 Ⅰ 中国における学術の形成と展開  佚名『漢官』の史料的性格   ―漢代官制関係史料に関する一考察 楯身智志  前四史からうかがえる正統観念としての儒教と「皇帝支配」   ―所謂外戚恩沢と外戚政治についての学術的背景とその東アジア世界への影響 塚本剛  王倹の学術 洲脇武志  魏収『魏書』の時代認識 梶山智史  『帝王略論』と唐初の政治状況 会田大輔  唐の礼官と礼学 江川式部  劉知幾『史通』における五胡十六国関連史料批評   ―魏収『魏書』と崔鴻『十六国春秋』を中心に 河内桂 Ⅱ 中国学術の東アジアへの伝播  六世紀新羅における識字の広がり 橋本繁  古代東アジア世界における貨幣論の伝播 柿沼陽平  九条家旧蔵鈔本『後漢書』断簡と原本の日本将来について   ―李賢『後漢書注』の禁忌と解禁から見る 小林岳  古代東アジアにおける兵書の伝播―日本への舶来を中心として 吉永匡史  陸善経の著作とその日本伝来 榎本淳一 Ⅲ 日本における中国学術の受容と展開  『日本書紀』は『三国志』を見たか 河内春人  日本古代における女性の漢籍習得 野田有紀子  大学寮・紀伝道の学問とその故実について   ―東坊城和長『桂蘂記』『桂林遺芳抄』を巡って 濱田寛  平安期における中国古典籍の摂取と利用   ―空海撰『秘蔵宝鑰』および藤原敦光撰『秘蔵宝鑰鈔』を例に 河野貴美子 あとがき 吉永匡史・河内春人

資料論がひらく軍記・合戦図の世界ー理文融合型資料論と史学・文学の交差(アジア遊学 262)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
井上泰至 編、勉誠出版、2021年10月、236 頁、A5
文学・歴史に関する資料の研究は、近年進展が著しい理工学の研究方法を導入して、大きな変化の節目を迎えつつある。
そこには文学・史学で個別に蓄積してきた資料への知見の垣根を超える新地平が広がっている。
電子顕微鏡調査、クラスター分析などの理工学的手法を利用した研究、文学・史学・美学の枠組みを飛び越える新たな資料論など、諸学の交差領域である合戦図・軍記を中心に、最先端の研究状況とこれからの課題を指し示す画期的成果。

目次

カラー口絵

序文 井上泰至

Ⅰ 理文融合型資料論の実践
コディコロジー(文理融合型綜合典籍学)の実践(基調講演) 石塚晴通
 ◎コメント:佐々木孝浩
『聚楽行幸記』の写本学 竹内洪介
 ◎コメント:佐々木孝浩・堀新
豊臣秀吉冊封関連史料に紙質から迫る―三通の明国兵部箚付原本の検討 須田牧子
 ◎コメント:佐々木孝浩・堀新
計量テキスト分析を用いた戦国軍記の分類 山本洋
 ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志
デジタル技術による合戦図屏風の再生―「大坂冬の陣図屏風 模本」のデジタル想定復元について 薄田大輔
 ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志・黒田智
草双紙における上紙摺の意義 佐藤悟
近世彩色絵画資料における色材の分析 日比谷孟俊・大和あすか

Ⅱ 史学と文学研究の交差―一七世紀の軍記と関連資料への視座
山内首藤氏の「討死」と『平治物語』『平治物語絵巻』『平治合戦図屏風』 川合康
天正十六年『聚楽行幸記』の成立について 遠藤珠紀
古活字版『帝鑑図説』再考―『帝鑑図説』は本当に〈秀頼版〉か 高木浩明
甫庵『信長記』とその周辺―『太平記秘伝理尽鈔』との関わり 湯浅佳子
『慶長治乱記』にみる関ケ原合戦軍記の展開 林晃弘

Ⅲ 兵学と有職学―一九世紀の軍記と関連資料の展開
田安宗武の武家故実研究―『軍器摘要抄』をめぐって 高松亮太
旧海軍兵学校蔵鷲見文庫『兵家系図』をめぐって 井上泰至

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3,520
井上泰至 編 、勉誠出版 、2021年10月 、236 頁 、A5
文学・歴史に関する資料の研究は、近年進展が著しい理工学の研究方法を導入して、大きな変化の節目を迎えつつある。 そこには文学・史学で個別に蓄積してきた資料への知見の垣根を超える新地平が広がっている。 電子顕微鏡調査、クラスター分析などの理工学的手法を利用した研究、文学・史学・美学の枠組みを飛び越える新たな資料論など、諸学の交差領域である合戦図・軍記を中心に、最先端の研究状況とこれからの課題を指し示す画期的成果。 目次 カラー口絵 序文 井上泰至 Ⅰ 理文融合型資料論の実践 コディコロジー(文理融合型綜合典籍学)の実践(基調講演) 石塚晴通  ◎コメント:佐々木孝浩 『聚楽行幸記』の写本学 竹内洪介  ◎コメント:佐々木孝浩・堀新 豊臣秀吉冊封関連史料に紙質から迫る―三通の明国兵部箚付原本の検討 須田牧子  ◎コメント:佐々木孝浩・堀新 計量テキスト分析を用いた戦国軍記の分類 山本洋  ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志 デジタル技術による合戦図屏風の再生―「大坂冬の陣図屏風 模本」のデジタル想定復元について 薄田大輔  ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志・黒田智 草双紙における上紙摺の意義 佐藤悟 近世彩色絵画資料における色材の分析 日比谷孟俊・大和あすか Ⅱ 史学と文学研究の交差―一七世紀の軍記と関連資料への視座 山内首藤氏の「討死」と『平治物語』『平治物語絵巻』『平治合戦図屏風』 川合康 天正十六年『聚楽行幸記』の成立について 遠藤珠紀 古活字版『帝鑑図説』再考―『帝鑑図説』は本当に〈秀頼版〉か 高木浩明 甫庵『信長記』とその周辺―『太平記秘伝理尽鈔』との関わり 湯浅佳子 『慶長治乱記』にみる関ケ原合戦軍記の展開 林晃弘 Ⅲ 兵学と有職学―一九世紀の軍記と関連資料の展開 田安宗武の武家故実研究―『軍器摘要抄』をめぐって 高松亮太 旧海軍兵学校蔵鷲見文庫『兵家系図』をめぐって 井上泰至 納入までに3週間ほどかかります。

中国の娯楽とジェンダー: 女が変える/女が変わる (アジア遊学 267)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
中国ジェンダー研究会 編、勉誠出版、2022年3月、240 頁、A5判
小口に汚れ
20世紀前半、上海を中心に多彩な娯楽が花開く。この地で女性が舞台やスクリーンに登場し、大衆を魅了する「女性による娯楽」が隆盛した。それは次第に日本や世界へと伝播していく。
女性たちはどのように娯楽を変え、また女性たち自身は娯楽を通してどう変わったのか。
映画、ラジオ、有線放送、新聞・雑誌、演劇、ダンス、スポーツ、旅行など様々な娯楽のフィルターを通してその諸相を明らかにする。
ジェンダー論、女性史をはじめ、文学、歴史学、比較文化史、映画史、舞踏史、演劇学、音楽学など多角的視角から、複数言語史料を用いて娯楽を掘り起こし、中国研究ひいては従来の大衆娯楽研究や盛り場研究の再構築をめざす意欲的な一冊。

<目次>

はじめに―中国の娯楽とジェンダーへの招待 大濱慶子

Ⅰ 発信・享受する娯楽
男装するモダンガール―映画『化身姑娘』シリーズと女性観客 菅原慶乃
女性冒険家とラジオ放送―上海フランス租界のクロード・リヴィエール 井口淳子
上海租界のフランス語新聞が報じた中国映画とスターたち 趙怡
『今代婦女』―中国初の女性向けグラフ誌 江上幸子
つながる女性たち―戦時期『上海婦女』を中心に 須藤瑞代
東北農村の「小喇叭」―有線放送と私的空間の集団化 横山政子

Ⅱ 演じる娯楽  
上海の少女レビュー・ビジネスの隆盛と衰退―〈見られる〉性(ルビ:ジェンダー)と身体表現 星野幸代
上海の白系ロシア人詩人・ダンサー、ラリーサ・アンデルセンの半生 須佐多恵
姉妹の越劇―姚水娟・袁雪芬・尹桂芳の時代 中山文
晋劇史上初の「女老生」―丁果仙の形象とその影響 陳鳳

Ⅲ 体験する娯楽
近代中国における女子スポーツの娯楽化 游鑑明(天神裕子訳)
女子学生の団体旅行―占領下北京における日本見学旅行記を中心として 杉本史子
戦後再生される社交ダンス―労働者の娯楽へ、〈平等〉の身体化の日中比較 大濱慶子
中国農村におけるキリスト教とジェンダー―「娯楽」と規制のあいだで 石川照子
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
中国ジェンダー研究会 編 、勉誠出版 、2022年3月 、240 頁 、A5判
小口に汚れ 20世紀前半、上海を中心に多彩な娯楽が花開く。この地で女性が舞台やスクリーンに登場し、大衆を魅了する「女性による娯楽」が隆盛した。それは次第に日本や世界へと伝播していく。 女性たちはどのように娯楽を変え、また女性たち自身は娯楽を通してどう変わったのか。 映画、ラジオ、有線放送、新聞・雑誌、演劇、ダンス、スポーツ、旅行など様々な娯楽のフィルターを通してその諸相を明らかにする。 ジェンダー論、女性史をはじめ、文学、歴史学、比較文化史、映画史、舞踏史、演劇学、音楽学など多角的視角から、複数言語史料を用いて娯楽を掘り起こし、中国研究ひいては従来の大衆娯楽研究や盛り場研究の再構築をめざす意欲的な一冊。 <目次> はじめに―中国の娯楽とジェンダーへの招待 大濱慶子 Ⅰ 発信・享受する娯楽 男装するモダンガール―映画『化身姑娘』シリーズと女性観客 菅原慶乃 女性冒険家とラジオ放送―上海フランス租界のクロード・リヴィエール 井口淳子 上海租界のフランス語新聞が報じた中国映画とスターたち 趙怡 『今代婦女』―中国初の女性向けグラフ誌 江上幸子 つながる女性たち―戦時期『上海婦女』を中心に 須藤瑞代 東北農村の「小喇叭」―有線放送と私的空間の集団化 横山政子 Ⅱ 演じる娯楽   上海の少女レビュー・ビジネスの隆盛と衰退―〈見られる〉性(ルビ:ジェンダー)と身体表現 星野幸代 上海の白系ロシア人詩人・ダンサー、ラリーサ・アンデルセンの半生 須佐多恵 姉妹の越劇―姚水娟・袁雪芬・尹桂芳の時代 中山文 晋劇史上初の「女老生」―丁果仙の形象とその影響 陳鳳 Ⅲ 体験する娯楽 近代中国における女子スポーツの娯楽化 游鑑明(天神裕子訳) 女子学生の団体旅行―占領下北京における日本見学旅行記を中心として 杉本史子 戦後再生される社交ダンス―労働者の娯楽へ、〈平等〉の身体化の日中比較 大濱慶子 中国農村におけるキリスト教とジェンダー―「娯楽」と規制のあいだで 石川照子

対馬の渡来版経 護り伝える東アジアの至宝(アジア遊学 272)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
横内裕人 編、勉誠出版、2022年8月、296 頁、A5判・並製
国境の島、対馬。朝鮮半島まで約五十キロの位置にあるこの島は、古来、日本にとって外来文化受容の最前線基地として重要な役割を担ってきた。
島内には、朝鮮半島由来の文物が数多く伝来し、その交流の歴史を物語る遺品として大切に護られている。
そのひとつが朝鮮半島から伝わった版経と呼ばれる印刷された仏教経典の数々であり、世界的にみても現存まれな遺品が数多く残されている。
十年に及ぶ総合調査により見えてきた対馬伝来の版経に関する新知見を多数の図版とともに余すところなく提示。
東アジア文化交流の至宝である対馬の版経を未来に伝える一里塚となる画期的な書。
掲載図版100点超!

目次

カラー口絵

序言 横内裕人
総論 対馬に残る渡来経巻の世界 横内裕人

1 対馬渡来版経のすべて
長松寺所蔵 高麗版初雕本『大般若経』 横内裕人
金剛院所蔵 高麗版再雕本『大般若経』 馬場久幸
多久頭魂神社所蔵 高麗版再雕本大蔵経 馬場久幸
西福寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 横内裕人
妙光寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 瓜生翠
高野山金剛峯寺所蔵 高麗版大蔵経 須田牧子
武田科学振興財団杏雨書屋所蔵 磧砂版大蔵経 須田牧子
東泉寺所蔵 元官版『大方広仏華厳経』 梶浦晋
【コラム】経典の調査方法 松浦晃佑
【コラム】「高麗版」のふるさと 馬場久幸

2 対馬渡来経巻を掘り下げる
対馬宗氏の経典施入とその政治的意義 荒木和憲
対馬藩と寺社の宝物―経典を中心に 一瀬智
高麗版再雕本大蔵経の料紙について 富田正弘
高麗版再雕本大蔵経に見える墨書の検討 馬場久幸
多久頭魂神社所蔵高麗版大蔵経の渡来年代について 須田牧子
萬松院所蔵の朝鮮版経典 瓜生翠
朝鮮・世祖による仏典整理・編纂・刊行事業とその顛末―仏典諺解文献の言語への検討を通して 杉山豐
妙光寺・普寧寺蔵大般若経の経箱 松浦晃佑
対馬版経の調査・研究と今後の保管・管理―平成の対馬版経調査に参加して 山口華代
【コラム】長崎県対馬歴史研究センターの開所と今後の役割 丸山大輝
【博物館紹介】対馬の新拠点、対馬博物館 成富なつみ
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3,520
横内裕人 編 、勉誠出版 、2022年8月 、296 頁 、A5判・並製
国境の島、対馬。朝鮮半島まで約五十キロの位置にあるこの島は、古来、日本にとって外来文化受容の最前線基地として重要な役割を担ってきた。 島内には、朝鮮半島由来の文物が数多く伝来し、その交流の歴史を物語る遺品として大切に護られている。 そのひとつが朝鮮半島から伝わった版経と呼ばれる印刷された仏教経典の数々であり、世界的にみても現存まれな遺品が数多く残されている。 十年に及ぶ総合調査により見えてきた対馬伝来の版経に関する新知見を多数の図版とともに余すところなく提示。 東アジア文化交流の至宝である対馬の版経を未来に伝える一里塚となる画期的な書。 掲載図版100点超! 目次 カラー口絵 序言 横内裕人 総論 対馬に残る渡来経巻の世界 横内裕人 1 対馬渡来版経のすべて 長松寺所蔵 高麗版初雕本『大般若経』 横内裕人 金剛院所蔵 高麗版再雕本『大般若経』 馬場久幸 多久頭魂神社所蔵 高麗版再雕本大蔵経 馬場久幸 西福寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 横内裕人 妙光寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 瓜生翠 高野山金剛峯寺所蔵 高麗版大蔵経 須田牧子 武田科学振興財団杏雨書屋所蔵 磧砂版大蔵経 須田牧子 東泉寺所蔵 元官版『大方広仏華厳経』 梶浦晋 【コラム】経典の調査方法 松浦晃佑 【コラム】「高麗版」のふるさと 馬場久幸 2 対馬渡来経巻を掘り下げる 対馬宗氏の経典施入とその政治的意義 荒木和憲 対馬藩と寺社の宝物―経典を中心に 一瀬智 高麗版再雕本大蔵経の料紙について 富田正弘 高麗版再雕本大蔵経に見える墨書の検討 馬場久幸 多久頭魂神社所蔵高麗版大蔵経の渡来年代について 須田牧子 萬松院所蔵の朝鮮版経典 瓜生翠 朝鮮・世祖による仏典整理・編纂・刊行事業とその顛末―仏典諺解文献の言語への検討を通して 杉山豐 妙光寺・普寧寺蔵大般若経の経箱 松浦晃佑 対馬版経の調査・研究と今後の保管・管理―平成の対馬版経調査に参加して 山口華代 【コラム】長崎県対馬歴史研究センターの開所と今後の役割 丸山大輝 【博物館紹介】対馬の新拠点、対馬博物館 成富なつみ

呪術と学術の東アジア: 陰陽道研究の継承と展望 (アジア遊学 278)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
陰陽道史研究の会 編、勉誠出版、2022年12月、272 頁、A5判
災いや病の原因を探り、まじないや呪術で不祥を避ける......生きる上での普遍的な課題に対する知恵であり、人々の生活に密接に関わる文化であった陰陽道。
朝廷や幕府など各時代の権力者と密接に結び付きつつも、地方や民衆間にも広く伝播し、日本文化史に大きな影響を与えた陰陽道はどのように発展していったのか。
呪術として、学術として、また東アジアにおける位置付けなど、多角的な視点により、深化、活性化していく陰陽道史研究の動向を追う。

<目次>

はじめに 陰陽道史研究の会
【序論】陰陽道研究の展望―その性格と概念をめぐって
【総論】中世仮名暦と『簠簋内伝』―陰陽道概念の近世的展開によせて

Ⅰ 呪術としての陰陽道
陰陽道の呪術と民俗信仰との繋がり―まじない呪盤書をもとに
『簠簋内伝』と祇園社―その関係性と影響について
五山文学にみる賀茂氏と泰山府君
中世における陰陽道祭祀の展開―雷公祭・風伯祭を事例に
陰陽道の神々と呪術―変貌する「土公神」をもとめて
【コラム】備後地方の晴明伝説と〝末裔〟たち
【コラム】和泉地方のまじない資料と信仰
【コラム】いざなぎ流・病人祈禱の呪術
Ⅱ 学術としての陰陽道
陰陽師による天文道・暦道の兼帯について
平安時代の陰陽師説話――『今昔物語集』の晴明のまじないの前後
近世前期の占いの「学術」の一側面―『簠簋』の解説書を中心に
江戸時代の陰陽道認識と陰陽師―呪術書と重宝記―
【コラム】古代の東国における陰陽師
【コラム】中世日本の陰陽道と地震
【コラム】「相地」における知の更新――「四神相応」言説を通して
【コラム】暦注の「正しさ」をめぐって――『簠簋内伝』へのまなざし
【コラム】日蝕予報と暦家
【コラム】近世の反閇儀礼

Ⅲ 東アジアという視点
「東アジアという視点」から考える陰陽道
唐の李淳風の『乙巳占』
『礼緯含文嘉』の諸伝本と近世における天文五行占書の流布
中国現存最古の伝世択日書『弾冠必用集』について
陰陽道の独自性と東アジア性―「陰陽師」と「陰陽生」の比較を中心として
【コラム】「歩天歌」と中国・朝鮮・日本
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,300
陰陽道史研究の会 編 、勉誠出版 、2022年12月 、272 頁 、A5判
災いや病の原因を探り、まじないや呪術で不祥を避ける......生きる上での普遍的な課題に対する知恵であり、人々の生活に密接に関わる文化であった陰陽道。 朝廷や幕府など各時代の権力者と密接に結び付きつつも、地方や民衆間にも広く伝播し、日本文化史に大きな影響を与えた陰陽道はどのように発展していったのか。 呪術として、学術として、また東アジアにおける位置付けなど、多角的な視点により、深化、活性化していく陰陽道史研究の動向を追う。 <目次> はじめに 陰陽道史研究の会 【序論】陰陽道研究の展望―その性格と概念をめぐって 【総論】中世仮名暦と『簠簋内伝』―陰陽道概念の近世的展開によせて Ⅰ 呪術としての陰陽道 陰陽道の呪術と民俗信仰との繋がり―まじない呪盤書をもとに 『簠簋内伝』と祇園社―その関係性と影響について 五山文学にみる賀茂氏と泰山府君 中世における陰陽道祭祀の展開―雷公祭・風伯祭を事例に 陰陽道の神々と呪術―変貌する「土公神」をもとめて 【コラム】備後地方の晴明伝説と〝末裔〟たち 【コラム】和泉地方のまじない資料と信仰 【コラム】いざなぎ流・病人祈禱の呪術 Ⅱ 学術としての陰陽道 陰陽師による天文道・暦道の兼帯について 平安時代の陰陽師説話――『今昔物語集』の晴明のまじないの前後 近世前期の占いの「学術」の一側面―『簠簋』の解説書を中心に 江戸時代の陰陽道認識と陰陽師―呪術書と重宝記― 【コラム】古代の東国における陰陽師 【コラム】中世日本の陰陽道と地震 【コラム】「相地」における知の更新――「四神相応」言説を通して 【コラム】暦注の「正しさ」をめぐって――『簠簋内伝』へのまなざし 【コラム】日蝕予報と暦家 【コラム】近世の反閇儀礼 Ⅲ 東アジアという視点 「東アジアという視点」から考える陰陽道 唐の李淳風の『乙巳占』 『礼緯含文嘉』の諸伝本と近世における天文五行占書の流布 中国現存最古の伝世択日書『弾冠必用集』について 陰陽道の独自性と東アジア性―「陰陽師」と「陰陽生」の比較を中心として 【コラム】「歩天歌」と中国・朝鮮・日本

中国古典小説研究の未来 21世紀への回顧と展望(アジア遊学218)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
1,980
中国古典小説研究会 編集、勉誠出版、2018、201p、A5判
カバーに汚れ
日中両国を代表する研究者による、世代と国境を超えた論考から、1980年代以降の研究を回顧。文化大革命を経て、中国国内外で変化が訪れた古典小説研究のこれまでの成果と、現在直面する問題点を明らかにし、未来への展望を切り開く!
目次
はじめに
中国古典小説研究三十年の回顧―次世代の研究者への伝言 鈴木陽一

Ⅰ 中国古典小説研究三十年の回顧
中国古典小説研究会誕生のころ
 ―あわせて「中国古典小説研究動態」刊行会について 大塚秀高
過去三十年における中国大陸の古典小説研究 黄霖(樊可人・訳)
近三十年間の中国古典小説研究における視野の広がりについて 孫遜(中塚亮・訳)

Ⅱ それぞれの視点からの回顧
中国古典小説研究の三十年 大木康
小説と戯曲 岡崎由美
『花関索伝』の思い出 金文京
中国俗文学の文献整理研究の回顧と展望 黄仕忠(西川芳樹・訳)
中国古典小説三十年の回顧についての解説と評論 廖可斌(玉置奈保子・訳)

Ⅲ 中国古典小説研究の最前線
過去三十年の中国小説テキストおよび論文研究の大勢と動向 李桂奎(藤田優子・訳)
中国における東アジア漢文小説の整理研究の現状とその学術的意義を論じる 趙維国(千賀由佳・訳)
たどりつき難き原テキスト―六朝志怪研究の現状と課題 佐野誠子
「息庵居士」と『艶異編』編者考 許建平(大賀晶子・訳)
虎林容与堂の小説・戯曲刊本とその覆刻本について 上原究一
未婚女性の私通―凌濛初「二拍」を中心に 笠見弥生
明代文学の主導的文体の再確認 陳文新(柴崎公美子・訳)
『紅楼夢』版本全篇の完成について 王三慶(伴俊典・訳)
関羽の武功とその描写 後藤裕也
『何典』研究の回顧と展望 周力
宣教師の漢文小説について―研究の現状と展望 宋莉華(後藤裕也・訳)
林語堂による英訳「鶯鶯傳」について 上原徳子

Ⅳ 中国古典小説研究の未来に向けて
中国古典小説研究三十年の回顧と展望 金健人(松浦智子・訳)
なぜ「中国古典小説」を研究するのか?―結びにかえて 竹内真彦
大会発表の総括及び中国古典小説研究の展望 楼含松(西川芳樹・訳)
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
1,980
中国古典小説研究会 編集 、勉誠出版 、2018 、201p 、A5判
カバーに汚れ 日中両国を代表する研究者による、世代と国境を超えた論考から、1980年代以降の研究を回顧。文化大革命を経て、中国国内外で変化が訪れた古典小説研究のこれまでの成果と、現在直面する問題点を明らかにし、未来への展望を切り開く! 目次 はじめに 中国古典小説研究三十年の回顧―次世代の研究者への伝言 鈴木陽一 Ⅰ 中国古典小説研究三十年の回顧 中国古典小説研究会誕生のころ  ―あわせて「中国古典小説研究動態」刊行会について 大塚秀高 過去三十年における中国大陸の古典小説研究 黄霖(樊可人・訳) 近三十年間の中国古典小説研究における視野の広がりについて 孫遜(中塚亮・訳) Ⅱ それぞれの視点からの回顧 中国古典小説研究の三十年 大木康 小説と戯曲 岡崎由美 『花関索伝』の思い出 金文京 中国俗文学の文献整理研究の回顧と展望 黄仕忠(西川芳樹・訳) 中国古典小説三十年の回顧についての解説と評論 廖可斌(玉置奈保子・訳) Ⅲ 中国古典小説研究の最前線 過去三十年の中国小説テキストおよび論文研究の大勢と動向 李桂奎(藤田優子・訳) 中国における東アジア漢文小説の整理研究の現状とその学術的意義を論じる 趙維国(千賀由佳・訳) たどりつき難き原テキスト―六朝志怪研究の現状と課題 佐野誠子 「息庵居士」と『艶異編』編者考 許建平(大賀晶子・訳) 虎林容与堂の小説・戯曲刊本とその覆刻本について 上原究一 未婚女性の私通―凌濛初「二拍」を中心に 笠見弥生 明代文学の主導的文体の再確認 陳文新(柴崎公美子・訳) 『紅楼夢』版本全篇の完成について 王三慶(伴俊典・訳) 関羽の武功とその描写 後藤裕也 『何典』研究の回顧と展望 周力 宣教師の漢文小説について―研究の現状と展望 宋莉華(後藤裕也・訳) 林語堂による英訳「鶯鶯傳」について 上原徳子 Ⅳ 中国古典小説研究の未来に向けて 中国古典小説研究三十年の回顧と展望 金健人(松浦智子・訳) なぜ「中国古典小説」を研究するのか?―結びにかえて 竹内真彦 大会発表の総括及び中国古典小説研究の展望 楼含松(西川芳樹・訳)

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