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007公開60年 - ハリウッド、洋画の世界
特集366 007公開60年 - ハリウッド、洋画の世界(2022年9月20日〜2022年10月3日 ホーム掲載)
1962年10月5日、「007/ドクター・ノオ(Dr.No)」(007は殺しの番号)がイギリスで公開。映画のジェームズ・ボンドシリーズは、2021年公開の「ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time to Die)」で25作目。原作者のイアン・フレミングは第二次世界大戦中、海軍情報部とMI6で特別工作に携わっており、この経験を活かして書いたと言われる。ジェームズ・ボンドは英国秘密情報部のエージェントで、12の小説と2つの短編小説集に登場している。初作品は「カジノロワイヤル」(1953年)。60年ころプロデューサーのアルバート・R・ブロッコリは交渉を求めたが、ハリー・サルツマンが一足先に映像権を手に入れていた。しかし金策に尽きていて、二人は手を組むこととなる。イーオン・プロを設立後、UAの出資が決定。当初の企画「サンダーボール作戦」は、権利関係や予算の都合で却下。「ドクター・ノオ」が第1作となった。監督は戦時中諜報活動に従事していたこともあり、テレンス・ヤングが選ばれた。100万ドルという低予算であったが、5900万ドルの大ヒットとなった。
書籍一覧
007/イアン・フレミング関連 ハヤカワ・ライブラリ5冊揃
(イァン・フレミング、キングズリイ・エイミス他)
ハマーフィルムホラー&ファンタスティック映画大全
(梶原和男 編著)
危機一発スパイ映画読本 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝
(中野貴雄, 別冊映画秘宝編集部 編)
映画の必修科目01 仰天カルト・ムービー100 洋泉社mook 映画秘宝ex