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自民党総裁選、東京都知事選 - 選挙の年、民主政治
特集438 自民党総裁選、東京都知事選 - 選挙の年、民主政治(2024年8月13日〜2024年9月2日 ホーム掲載)
本年7月、東京都知事選。東京都の人口は約1,400万人、そのうち有権者は約1,150万人で、直接選挙で選ばれる。今回、小池知事の都政運営への評価が最大の争点で、再選不利なムードもあったか、立候補は過去最多の56人。都知事は予算配分や執行など経営に直接深く関与し、条令案の提出なども行うことから、大統領制にも似た大きな権限を持つといわれる。財政的にも、令和6年度の都の予算は約16兆5千億円で、令和3年度の都内総生産は約113兆円。当時のドル円レートで世界の国のGDPで比較すると、インドネシアや、オランダに匹敵する。戦後約80年で小池知事が9人目と、歴任知事は意外と少ない。9月、自民党総裁選。投票は、1人1票を持つ国会議員票と、党員票の合計数で争う。総裁選当時、自民党所属の国会議員は368人。党員票は同数と換算し、全国集計した得票数により「ドント方式」で各候補に配分。国会議員票と合計して有効過半数を獲得した候補が選出される。1回目の投票で過半数候補がいない場合、上位2人による決選投票となる。今回決選投票では、国会議員票は368票、党員票は都道府県の47票で、党員票を都道府県ごとに得票が多かった方が1票を獲得。合計415票で争われた。
書籍一覧
各國ノ政黨 大正12年・昭和2年版 全4冊 (第1分冊・第2分冊・追録) 【日本立法資料全集別巻1145-1148】
(外務省欧米局)