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学研80年 - 学習、学生のための古本
特集509 学研80年 - 学習、学生のための古本(2026年4月30日〜2026年5月13日 ホーム掲載)
1946(昭和21)年4月1日、学習研究社(現学研ホールディングス)創業。戦後の混乱期に「日本の再建は教育のほかにない」という強い信念のもと、五味真一郎によって創立された。教育・出版界の巨人として、常に子供たちの好奇心に寄り添い続けてきたその歩みは、日本の教育史そのものである。その代名詞ともいえる「科学」と「学習」は、最盛期には両誌合わせて月間670万部にも上る。毎号付録として付いてくる「観察・実験キット」は、顕微鏡やラジオ、日光写真などが懐かしい。自らの手で動かし、体験させる付録の数々は、多くの子供たちの心を捉え、後の日本の科学技術を支える人材を育成する原動力となったといっても、過言ではないだろう。さらに、科学への興味をより深いものにしたのが「学研電子ブロック」である。これは回路が組み込まれた透明なブロックを並べるだけで、半田ごてを使わずにラジオやワイヤレスマイクを組み立てられる画期的な玩具であった。1970年代に大ヒットした「EXシリーズ」は、電子回路の仕組みを視覚的・直感的に理解できる名作として語り継がれている。2000年代の復刻時にも大きな話題を呼び、かつての少年たちと現代の子供たちが共に「発明」を愉しむ姿は、学研の教育精神の象徴といえる。古本として流通する一冊一冊の学習書や雑誌は、時代を超えて「学ぶ喜び」を伝え続ける貴重な文化資産ともいえる。
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