田中於莵弥 著、春秋社、1974年第1刷、343p、23cm
1974年第1刷。カバー欠。
全体的に経年によるヤケがあります。表紙の一部に退色や薄い汚れ・ややスレ・角に小傷み、裁断面の一部にシミ、本文数枚の綴じ付近に小汚れがあります。それ以外は特に問題はありません。
●内容説明
幻の名著『印度さらさ』を中心に、インド文学の香り高い優美な論考と、サンスクリット詩の流麗な訳詩集とを収める珠玉のインド・アンソロジー。
●目次
・歴史篇(天竺名義考;度羅楽;林邑僧仏哲について)
・文学篇(ラーマーヤナとマハーバーラタ;インドの説話;説話の流伝—エジプトから日本へ;インド説話の流伝に関する私見;『鸚鵡七十話』とその宗教的背景;『鸚鵡七十話』の社会的背景—中世インドにおけるカーストの実態について;ギータゴーヴィンダ;トリ・ヴァリーについて;毬戯術について;天女うるわしい;盗賊指南書;提婆達多;リトゥについて;魚の哄笑)
・雑篇(インド教の改革運動;タゴールの再認識;タゴールとインド古典)
・訳詩篇(詩集季節のめぐり;詩集雲の使い;アンソロジー)
●田中 於莵弥 (田中 於兎彌、たなか おとや、1903-1989)
インド学・インド文学者。
インド学者 辻直四郎の門下生の一人で、中央大学教授などを務め、古代から中世インド文学、インド神話に関する著書が多数あります。東方学術特別顕彰を受賞。
著書に『印度さらさ』『インドの文学』『ジャータカ物語』『インド説話集』など。
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