(明)智旭撰;楊之峰点校、中華書局、2015年3月、931p+60p、A5平装本
閱藏知津 上、下 /中國佛教典籍選刊
阅藏知津(全二册)中国佛教典籍选刊
(明)智旭撰 杨之峰点校 中华书局
『閲蔵知津』は、明代の高僧・智旭(1599~1655年)の撰で全48巻。大蔵経に収録されている仏教経籍1700部以上を「経蔵」「律蔵」「論蔵」「雑蔵」の4部分に分け、著録、解題をまとめている。本書は、唐代・智昇撰『開元釈教録』以降の仏典編目分類法を改め、さらに詳細な分類体系を確立している。また『開元釈教録』の単訳本・重訳本それぞれの排列方式を改め両者を1カ所にまとめ、さらに既存の解題目録である単部解題のやり方を改め、重訳本にも題解を施している。本書はその後の大蔵経に関する仏教経籍の編纂に大きな影響を及ぼしており、仏教目録学史において、その学術的価値は極めて高い。
明代高僧智旭(1599~1655)撰。本书四十八卷,把全藏分为经藏、律藏、论藏、杂藏四个部分,共著录、讲解了佛教经籍1700多部。本书首次改变了自唐代智升所撰《开元释教录》以来的佛典编目分类方法,建立更加详备的分类体系;改变《开元释教录》单译本、重译本各自排列的编排方式,合单本、重本于一处,使一经不再分散各处;改变以往解题目录单部解题的做法,对重译本分组做题解。本书对于后来大藏经类的编辑发生了相当的影响,在佛教目录学史上,占有极重要的学术地位,是一部仅次于《开元释教录》的佛经目录经典。