東京藝術大学100周年記念展 : 新学制から今日まで-歴代教官の美の精華

￥1,200

• 著者 日本経済新聞社 編
• 出版社 日本経済新聞社
• 刊行年 1987
• サイズ 24×26cm
• 解説 日本画
  小林古径
  安田彦
  前田青邨
  奥村土牛
  太田聽雨
  中島清之
  山本丘人
  岩橋英遠
  田中青坪
  羽石光志
  吉岡堅二
  須田珙中
  吉田善彦
  工藤甲人
  
  ごあいさつ
  昭和六十二年十月
  このたび東京都台東区と日本経済新聞社は、東京藝術大学が創立百周年を迎えたのを機会に「東京
  藝術大学100周年記念展」を開催いたします。
  東京藝術大学は、明治二十年の東京美術学校創立以来、この百年間に数多くの優れた芸術家を世に
  送り出し、日本の美術界に大きな影響をおよぼしてきました。
  この展覧会は、東京美術学校が昭和二十四年の学制改革によって、東京藝術大学と改称されてから
  今日に至る間、美術学部の教官を務め退官された日本画、油画、彫刻、工芸歴代の先生方六十二名の
  作品百三十五点を展観するものです。
  出品作品は、現存作家は自選の自信作、物故作家は愛弟子の推奨する代表作が揃い、現代日本美術
  の精華を一堂に見られる展観となったことは、主催者として大きな喜びであります。と同時に、これ
  らの作品は、後進の育成に大きく貢献された先生方の情熱と業績の高さを物語るものと存じます。
  本展開催にあたり、全面的にご協力、ご指導くださった東京藝術大学、多数の作品を貸与いただい
  た東京国立近代美術館はもとより、作品の選定、出品等に多大なお力添えをいただいた作家、ご遺
  族、所蔵家の方々等関係者各位に深く感謝申しあげます。
  台東区
  日本経済新聞社
  ほぼ良好