文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

古書を探す

「 勉誠」の検索結果
7,339件

コレクションとアーカイヴ : 東アジア美術研究の可能性

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
板倉聖哲・塚本麿充 編、勉誠出版、2022年1月、520p、A5判上製
世界中に散在する東アジアの美術作品を体系的に捉えるためには、画像はもとより、その所在情報、そして、その作品を含むコレクションの来歴などを、アーカイヴとして整備し、研究のプラットフォームを作り上げていくことが不可欠である。
半世紀に及ぶ継続事業を経て、近年三編の完結を見た『中国絵画総合図録』は、その先駆的な営為として特筆すべきものである。
アーカイヴ構築のために先人はどのように考え、行動してきたのか。これからのデジタル・アーカイヴの時代にどのように対応し、展開していくのか。
東アジア美術研究を領導する豪華執筆陣による論考を収載、コレクションとアーカイヴの連環がもたらす最先端の研究視角を鮮やかに提示する。

目次

はじめに 板倉聖哲

Ⅰ 東アジア美術研究・過去から未来へ―コレクションとアーカイヴ
東洋文化研究所東アジア美術研究室 半世紀の歩み―『中国絵画総合図録』三編完結まで 板倉聖哲
附 参考資料 歴代教授履歴業績
正倉院宝物と中国の死後世界 ユキオ・リピット/呂晨晨
唐絵研究の可能性―半島由来絵画を中心に 井手誠之輔
二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展 石守謙(飛田優樹訳)

Ⅱ 東アジア美術研究の現在
受戒と仏像 長岡龍作
唐宋画牛考 竹浪遠
宋帝后画像について―東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性 陳韻如(前田佳那訳)
後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 増記隆介
浄土五祖像の成立をめぐって 朝賀浩
惟肖得巌賛李白観瀑図試論―馬遠派観瀑図の受容 救仁郷秀明
洞天福地への旅―明代蘇州における旅行絵画の一側面 植松瑞希
東アジア絵画史の視点から考える花鳥画研究―呂紀と沈銓・南蘋派を例に 黄立芸(植松瑞希訳)
アーカイヴとしての狩野派模本 田沢裕賀
中国近代と仏教絵画―金石から人物表現、アジア認識へ 塚本麿充
「旧王孫」が紡いだ詩画の縁―溥儒と須磨弥吉郎、そして伊藤紫虹の「合作」について 呉孟晋

おわりに 塚本麿充
執筆者一覧

東亞美術研究的可能性―收藏與圖像檔案庫 中文摘要

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
9,900
板倉聖哲・塚本麿充 編 、勉誠出版 、2022年1月 、520p 、A5判上製
世界中に散在する東アジアの美術作品を体系的に捉えるためには、画像はもとより、その所在情報、そして、その作品を含むコレクションの来歴などを、アーカイヴとして整備し、研究のプラットフォームを作り上げていくことが不可欠である。 半世紀に及ぶ継続事業を経て、近年三編の完結を見た『中国絵画総合図録』は、その先駆的な営為として特筆すべきものである。 アーカイヴ構築のために先人はどのように考え、行動してきたのか。これからのデジタル・アーカイヴの時代にどのように対応し、展開していくのか。 東アジア美術研究を領導する豪華執筆陣による論考を収載、コレクションとアーカイヴの連環がもたらす最先端の研究視角を鮮やかに提示する。 目次 はじめに 板倉聖哲 Ⅰ 東アジア美術研究・過去から未来へ―コレクションとアーカイヴ 東洋文化研究所東アジア美術研究室 半世紀の歩み―『中国絵画総合図録』三編完結まで 板倉聖哲 附 参考資料 歴代教授履歴業績 正倉院宝物と中国の死後世界 ユキオ・リピット/呂晨晨 唐絵研究の可能性―半島由来絵画を中心に 井手誠之輔 二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展 石守謙(飛田優樹訳) Ⅱ 東アジア美術研究の現在 受戒と仏像 長岡龍作 唐宋画牛考 竹浪遠 宋帝后画像について―東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性 陳韻如(前田佳那訳) 後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 増記隆介 浄土五祖像の成立をめぐって 朝賀浩 惟肖得巌賛李白観瀑図試論―馬遠派観瀑図の受容 救仁郷秀明 洞天福地への旅―明代蘇州における旅行絵画の一側面 植松瑞希 東アジア絵画史の視点から考える花鳥画研究―呂紀と沈銓・南蘋派を例に 黄立芸(植松瑞希訳) アーカイヴとしての狩野派模本 田沢裕賀 中国近代と仏教絵画―金石から人物表現、アジア認識へ 塚本麿充 「旧王孫」が紡いだ詩画の縁―溥儒と須磨弥吉郎、そして伊藤紫虹の「合作」について 呉孟晋 おわりに 塚本麿充 執筆者一覧 東亞美術研究的可能性―收藏與圖像檔案庫 中文摘要 納入までに3週間ほどかかります。

大正大礼記録 絵図・写真資料集

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
138,600
所功 編、勉誠出版、2019年8月、1410 頁、PDF
図版点数1300点超! 近代日本における美術・工芸の粋を結集した天皇の即位儀礼・大嘗祭の精華を伝える貴重資料。
【本書の特色】
永く部外秘扱いとされてきた大正7年(1918)完成の『(大正)大礼記録』に収載される図版資料を網羅的に集成。本図版資料の公刊は史上初。
日本の美術・技術の粋を注力し、明治勅定の「皇室典範」と「登極令」に基づき、初めて実施された近代的な大礼(即位礼・大嘗祭)の全容をビジュアルに理解できる。有職故実はもとより、美術・工芸・法制史など、多様な分野に益するにちがいない。
令和元年(2019)5月の新天皇即位にともなう10月の即位礼と11月の大嘗祭のあり方を考えるためにも必須の資料。
高解像度の画像データにより提供するため、座右で拡大して細部の表現などを確認することが出来る。
絵図・調度品付図・写真帳からすべてを収録。御裂地・本文編の図版は、貴重資料を選出し収録した。
天皇祭祀・儀礼に精通する所功博士(京都産業大学名誉教授・モラロジー研究所研究主幹)による詳細な解説「大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂」を付載した。

◎写真帖
即位礼と大嘗祭の全容を撮影した466点の写真全点を収載。
[主な収録内容]
宮城前、名古屋離宮、二条離宮などから、高御座の御椅子、賢所の御羽車、悠紀地方の風俗舞、萬歳楽まで、大正大礼記録の全容を収録。

◎大礼調度品絵図
大礼で使用された儀礼品の絵画453点を全点収載。
[主な収録内容]
皇族の御束帯・衣冠30点、勅任官の束帯・衣冠17点、皇后宮の御服20点など。

◎大礼調度品付図
美麗な大判の彩色画245点を全点収載。
[主な収録内容]
「霊鵄形大飾旛・霊鵄」(実物大)「紫宸殿平面・御庭道及び壁代・帽額・簾・軟障・幌」「頭八咫烏形大飾旛・頭八咫烏」(実物大)など。

◎裂地帖
皇族の装束の布地36点を選出して収載。
[主な収録内容]
高御座=御棟の張地 赤地窠紋錦、天皇御束帯など36点。
本文篇図版=即位礼記念章、大礼 日割手帳、春興殿[立面図]、御羽車の解造見取図など。

解説 大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂  所功
近現代大礼関係の参考文献(抄)

※HDD販売。
※お手元に届くまで3週間ほどお時間をいただきます。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
138,600
所功 編 、勉誠出版 、2019年8月 、1410 頁 、PDF
図版点数1300点超! 近代日本における美術・工芸の粋を結集した天皇の即位儀礼・大嘗祭の精華を伝える貴重資料。 【本書の特色】 永く部外秘扱いとされてきた大正7年(1918)完成の『(大正)大礼記録』に収載される図版資料を網羅的に集成。本図版資料の公刊は史上初。 日本の美術・技術の粋を注力し、明治勅定の「皇室典範」と「登極令」に基づき、初めて実施された近代的な大礼(即位礼・大嘗祭)の全容をビジュアルに理解できる。有職故実はもとより、美術・工芸・法制史など、多様な分野に益するにちがいない。 令和元年(2019)5月の新天皇即位にともなう10月の即位礼と11月の大嘗祭のあり方を考えるためにも必須の資料。 高解像度の画像データにより提供するため、座右で拡大して細部の表現などを確認することが出来る。 絵図・調度品付図・写真帳からすべてを収録。御裂地・本文編の図版は、貴重資料を選出し収録した。 天皇祭祀・儀礼に精通する所功博士(京都産業大学名誉教授・モラロジー研究所研究主幹)による詳細な解説「大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂」を付載した。 ◎写真帖 即位礼と大嘗祭の全容を撮影した466点の写真全点を収載。 [主な収録内容] 宮城前、名古屋離宮、二条離宮などから、高御座の御椅子、賢所の御羽車、悠紀地方の風俗舞、萬歳楽まで、大正大礼記録の全容を収録。 ◎大礼調度品絵図 大礼で使用された儀礼品の絵画453点を全点収載。 [主な収録内容] 皇族の御束帯・衣冠30点、勅任官の束帯・衣冠17点、皇后宮の御服20点など。 ◎大礼調度品付図 美麗な大判の彩色画245点を全点収載。 [主な収録内容] 「霊鵄形大飾旛・霊鵄」(実物大)「紫宸殿平面・御庭道及び壁代・帽額・簾・軟障・幌」「頭八咫烏形大飾旛・頭八咫烏」(実物大)など。 ◎裂地帖 皇族の装束の布地36点を選出して収載。 [主な収録内容] 高御座=御棟の張地 赤地窠紋錦、天皇御束帯など36点。 本文篇図版=即位礼記念章、大礼 日割手帳、春興殿[立面図]、御羽車の解造見取図など。 解説 大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂  所功 近現代大礼関係の参考文献(抄) ※HDD販売。 ※お手元に届くまで3週間ほどお時間をいただきます。

中国古典小説研究の未来 21世紀への回顧と展望(アジア遊学218)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
1,980
中国古典小説研究会 編集、勉誠出版、2018、201p、A5判
カバーに汚れ
日中両国を代表する研究者による、世代と国境を超えた論考から、1980年代以降の研究を回顧。文化大革命を経て、中国国内外で変化が訪れた古典小説研究のこれまでの成果と、現在直面する問題点を明らかにし、未来への展望を切り開く!
目次
はじめに
中国古典小説研究三十年の回顧―次世代の研究者への伝言 鈴木陽一

Ⅰ 中国古典小説研究三十年の回顧
中国古典小説研究会誕生のころ
 ―あわせて「中国古典小説研究動態」刊行会について 大塚秀高
過去三十年における中国大陸の古典小説研究 黄霖(樊可人・訳)
近三十年間の中国古典小説研究における視野の広がりについて 孫遜(中塚亮・訳)

Ⅱ それぞれの視点からの回顧
中国古典小説研究の三十年 大木康
小説と戯曲 岡崎由美
『花関索伝』の思い出 金文京
中国俗文学の文献整理研究の回顧と展望 黄仕忠(西川芳樹・訳)
中国古典小説三十年の回顧についての解説と評論 廖可斌(玉置奈保子・訳)

Ⅲ 中国古典小説研究の最前線
過去三十年の中国小説テキストおよび論文研究の大勢と動向 李桂奎(藤田優子・訳)
中国における東アジア漢文小説の整理研究の現状とその学術的意義を論じる 趙維国(千賀由佳・訳)
たどりつき難き原テキスト―六朝志怪研究の現状と課題 佐野誠子
「息庵居士」と『艶異編』編者考 許建平(大賀晶子・訳)
虎林容与堂の小説・戯曲刊本とその覆刻本について 上原究一
未婚女性の私通―凌濛初「二拍」を中心に 笠見弥生
明代文学の主導的文体の再確認 陳文新(柴崎公美子・訳)
『紅楼夢』版本全篇の完成について 王三慶(伴俊典・訳)
関羽の武功とその描写 後藤裕也
『何典』研究の回顧と展望 周力
宣教師の漢文小説について―研究の現状と展望 宋莉華(後藤裕也・訳)
林語堂による英訳「鶯鶯傳」について 上原徳子

Ⅳ 中国古典小説研究の未来に向けて
中国古典小説研究三十年の回顧と展望 金健人(松浦智子・訳)
なぜ「中国古典小説」を研究するのか?―結びにかえて 竹内真彦
大会発表の総括及び中国古典小説研究の展望 楼含松(西川芳樹・訳)
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
1,980
中国古典小説研究会 編集 、勉誠出版 、2018 、201p 、A5判
カバーに汚れ 日中両国を代表する研究者による、世代と国境を超えた論考から、1980年代以降の研究を回顧。文化大革命を経て、中国国内外で変化が訪れた古典小説研究のこれまでの成果と、現在直面する問題点を明らかにし、未来への展望を切り開く! 目次 はじめに 中国古典小説研究三十年の回顧―次世代の研究者への伝言 鈴木陽一 Ⅰ 中国古典小説研究三十年の回顧 中国古典小説研究会誕生のころ  ―あわせて「中国古典小説研究動態」刊行会について 大塚秀高 過去三十年における中国大陸の古典小説研究 黄霖(樊可人・訳) 近三十年間の中国古典小説研究における視野の広がりについて 孫遜(中塚亮・訳) Ⅱ それぞれの視点からの回顧 中国古典小説研究の三十年 大木康 小説と戯曲 岡崎由美 『花関索伝』の思い出 金文京 中国俗文学の文献整理研究の回顧と展望 黄仕忠(西川芳樹・訳) 中国古典小説三十年の回顧についての解説と評論 廖可斌(玉置奈保子・訳) Ⅲ 中国古典小説研究の最前線 過去三十年の中国小説テキストおよび論文研究の大勢と動向 李桂奎(藤田優子・訳) 中国における東アジア漢文小説の整理研究の現状とその学術的意義を論じる 趙維国(千賀由佳・訳) たどりつき難き原テキスト―六朝志怪研究の現状と課題 佐野誠子 「息庵居士」と『艶異編』編者考 許建平(大賀晶子・訳) 虎林容与堂の小説・戯曲刊本とその覆刻本について 上原究一 未婚女性の私通―凌濛初「二拍」を中心に 笠見弥生 明代文学の主導的文体の再確認 陳文新(柴崎公美子・訳) 『紅楼夢』版本全篇の完成について 王三慶(伴俊典・訳) 関羽の武功とその描写 後藤裕也 『何典』研究の回顧と展望 周力 宣教師の漢文小説について―研究の現状と展望 宋莉華(後藤裕也・訳) 林語堂による英訳「鶯鶯傳」について 上原徳子 Ⅳ 中国古典小説研究の未来に向けて 中国古典小説研究三十年の回顧と展望 金健人(松浦智子・訳) なぜ「中国古典小説」を研究するのか?―結びにかえて 竹内真彦 大会発表の総括及び中国古典小説研究の展望 楼含松(西川芳樹・訳)

和漢のコードと自然表象 十六、七世紀の日本を中心に(アジア遊学246)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
島尾新・宇野瑞木・亀田和子 編、勉誠出版、2020年4月、272p、A5判
前近代の日本において、和漢の文化体系は、各時代ごとの変容・刷新を経つつも、思考・感性の基盤として通奏低音のごとく響き続けた。
特に漢文化は先例としての規範性から大きな影響を有し、和文化のなかで融合・内在化・再解釈されていった。
それは、人びとが、自らを取りまく環境、自然をどのように感じ、捉え、表象したのか、ということにも強く作用した。
列島における社会構造的・環境的転換期である十六~七世紀に着目し、文学、美術、芸能、歴史学等、分野横断的な視角から、自然と人との関係を問い直す。

目次

序 島尾新
総論 宇野瑞木

◉ Ⅰ 「内在化」のかたち
室町時代における「漢」の「自然表象」 島尾新
二十四孝図と四季表象―大舜図の「耕春」を中心に 宇野瑞木
日光東照宮の人物彫刻と中国故事 入口敦志
「環境」としての中国絵画コレクション―「夏秋冬山水図」(金地院、久遠寺)におけるテキストの不在と自然観の相互作用
塚本麿充
江戸狩野派における雪舟山水画様式の伝播―狩野探幽「雪舟山水図巻」について 野田麻美
四天王寺絵堂《聖徳太子絵伝》の画中に潜む曲水宴図 亀田和子
モノと知識の集散―十六世紀から十七世紀へ 堀川貴司

◉Ⅱ コード化された自然
「九相詩絵巻」の自然表象―死体をめぐる漢詩と和歌 山本聡美
『源氏物語』幻巻の四季と浦島伝説―亀比売としての紫の上 永井久美子
名所としての「都」―歌枕の再編と絵画化をめぐって 井戸美里
十七世紀の語り物にみえる自然表象―道行とその絵画を手がかり 粂汐里
寛政期の京都近郊臥遊 マシュー・マッケルウェイ

◉Ⅲ 人ならざるものとの交感
人ならざるものとの交感 黒田智
金春禅竹と自然表象 高橋悠介
「人臭い」話  資料稿―『天稚彦草子』の解析に向けて 徳田和夫
お伽草子擬人物における異類と人間との関係性―相互不干渉の不文律をめぐって 伊藤慎吾
室町物語と玄宗皇帝絵―『付喪神絵巻』を起点として  齋藤真麻理
エコクリティシズムと日本古典文学研究のあいだ―石牟礼道子の〈かたり〉から 山田悠介
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
島尾新・宇野瑞木・亀田和子 編 、勉誠出版 、2020年4月 、272p 、A5判
前近代の日本において、和漢の文化体系は、各時代ごとの変容・刷新を経つつも、思考・感性の基盤として通奏低音のごとく響き続けた。 特に漢文化は先例としての規範性から大きな影響を有し、和文化のなかで融合・内在化・再解釈されていった。 それは、人びとが、自らを取りまく環境、自然をどのように感じ、捉え、表象したのか、ということにも強く作用した。 列島における社会構造的・環境的転換期である十六~七世紀に着目し、文学、美術、芸能、歴史学等、分野横断的な視角から、自然と人との関係を問い直す。 目次 序 島尾新 総論 宇野瑞木 ◉ Ⅰ 「内在化」のかたち 室町時代における「漢」の「自然表象」 島尾新 二十四孝図と四季表象―大舜図の「耕春」を中心に 宇野瑞木 日光東照宮の人物彫刻と中国故事 入口敦志 「環境」としての中国絵画コレクション―「夏秋冬山水図」(金地院、久遠寺)におけるテキストの不在と自然観の相互作用 塚本麿充 江戸狩野派における雪舟山水画様式の伝播―狩野探幽「雪舟山水図巻」について 野田麻美 四天王寺絵堂《聖徳太子絵伝》の画中に潜む曲水宴図 亀田和子 モノと知識の集散―十六世紀から十七世紀へ 堀川貴司 ◉Ⅱ コード化された自然 「九相詩絵巻」の自然表象―死体をめぐる漢詩と和歌 山本聡美 『源氏物語』幻巻の四季と浦島伝説―亀比売としての紫の上 永井久美子 名所としての「都」―歌枕の再編と絵画化をめぐって 井戸美里 十七世紀の語り物にみえる自然表象―道行とその絵画を手がかり 粂汐里 寛政期の京都近郊臥遊 マシュー・マッケルウェイ ◉Ⅲ 人ならざるものとの交感 人ならざるものとの交感 黒田智 金春禅竹と自然表象 高橋悠介 「人臭い」話  資料稿―『天稚彦草子』の解析に向けて 徳田和夫 お伽草子擬人物における異類と人間との関係性―相互不干渉の不文律をめぐって 伊藤慎吾 室町物語と玄宗皇帝絵―『付喪神絵巻』を起点として  齋藤真麻理 エコクリティシズムと日本古典文学研究のあいだ―石牟礼道子の〈かたり〉から 山田悠介

元朝の歴史ーモンゴル帝国期の東ユーラシア(アジア遊学256)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,400
櫻井智美・飯山知保・森田憲司・渡辺健哉 編、勉誠出版、2021年6月、322 頁
版元品切れ。
1206年、チンギス・カンの即位により成立した大モンゴル国は、その後継者たちにより、ユーラシア大陸全土へその版図を広げていった。その後、皇位争いに勝利し、国号を「大元」と改めた世祖クビライが1279年に南宋を攻略したことにより、中国史に新たな統一王朝の名を刻むこととなる―元朝である。
中国史における「元朝」とはいかなる存在であったのか―。
冷戦終結に伴う史料環境・研究環境の変化により、長足の進展をなしてきたモンゴル帝国史・元朝史研究の成果を受け、元代の政治・制度、社会・宗教、文化の展開の諸相、国際関係などを多面的に考察。さらには元朝をめぐる学問史を検討することにより、新たな元朝史研究の起点を示す。

目次

カラー口絵……『書史会要』(台湾国家図書館蔵洪武九年刊本)ほか
序言
導論―クビライ登極以前のモンゴル帝国の歴史
元朝皇帝系図
本書所載論考関係年表
元朝皇帝一覧

Ⅰ 元代の政治・制度
元代「四階級制」説のその後―「モンゴル人第一主義」と色目人をめぐって
ジャムチを使う人たち―元朝交通制度の一断面
元代の三都(大都・上都・中都)とその管理
江南の監察官制と元初の推挙システム
【コラム】2本
元末順帝朝の政局―後至元年間バヤン執政期を中心に

Ⅱ 元代の社会・宗教
元代の水運と海運―華北と江南はいかにして結びつけられたか
モンゴル朝における道仏論争について
―『至元辯偽録』に見える禅宗の全真教理解
元版大蔵経の刊行と東アジア
【コラム】2本
回顧されるモンゴル時代―陝西省大荔県拝氏とその祖先顕彰

Ⅲ 伝統文化とその展開
「知」の混一と出版事業
白樸の生涯と文学
「元代文学」を見つめるまなざし
景徳鎮青花瓷器の登場―その生産と流通

Ⅳ 元朝をめぐる国際関係
『朴通事』から広がる世界
日元間の戦争と交易
日元間の僧侶の往来規模
モンゴル帝国と北の海の世界
元と南方世界

Ⅴ 研究の進展の中で
書き換えられた世界史教科書―モンゴル=元朝史研究進展の所産
史料の刊行から見た二十世紀末日本の元朝史研究
【コラム】3本
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
4,400
櫻井智美・飯山知保・森田憲司・渡辺健哉 編 、勉誠出版 、2021年6月 、322 頁
版元品切れ。 1206年、チンギス・カンの即位により成立した大モンゴル国は、その後継者たちにより、ユーラシア大陸全土へその版図を広げていった。その後、皇位争いに勝利し、国号を「大元」と改めた世祖クビライが1279年に南宋を攻略したことにより、中国史に新たな統一王朝の名を刻むこととなる―元朝である。 中国史における「元朝」とはいかなる存在であったのか―。 冷戦終結に伴う史料環境・研究環境の変化により、長足の進展をなしてきたモンゴル帝国史・元朝史研究の成果を受け、元代の政治・制度、社会・宗教、文化の展開の諸相、国際関係などを多面的に考察。さらには元朝をめぐる学問史を検討することにより、新たな元朝史研究の起点を示す。 目次 カラー口絵……『書史会要』(台湾国家図書館蔵洪武九年刊本)ほか 序言 導論―クビライ登極以前のモンゴル帝国の歴史 元朝皇帝系図 本書所載論考関係年表 元朝皇帝一覧 Ⅰ 元代の政治・制度 元代「四階級制」説のその後―「モンゴル人第一主義」と色目人をめぐって ジャムチを使う人たち―元朝交通制度の一断面 元代の三都(大都・上都・中都)とその管理 江南の監察官制と元初の推挙システム 【コラム】2本 元末順帝朝の政局―後至元年間バヤン執政期を中心に Ⅱ 元代の社会・宗教 元代の水運と海運―華北と江南はいかにして結びつけられたか モンゴル朝における道仏論争について ―『至元辯偽録』に見える禅宗の全真教理解 元版大蔵経の刊行と東アジア 【コラム】2本 回顧されるモンゴル時代―陝西省大荔県拝氏とその祖先顕彰 Ⅲ 伝統文化とその展開 「知」の混一と出版事業 白樸の生涯と文学 「元代文学」を見つめるまなざし 景徳鎮青花瓷器の登場―その生産と流通 Ⅳ 元朝をめぐる国際関係 『朴通事』から広がる世界 日元間の戦争と交易 日元間の僧侶の往来規模 モンゴル帝国と北の海の世界 元と南方世界 Ⅴ 研究の進展の中で 書き換えられた世界史教科書―モンゴル=元朝史研究進展の所産 史料の刊行から見た二十世紀末日本の元朝史研究 【コラム】3本

アジアの出産とテクノロジー リプロダクションの最前線(アジア遊学268)  

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
白井千晶 編、勉誠出版、2022年3月、256p、A5判
現在、アジアの様々な地域の出産において、「生命を救うため」ではなく、「生命を選ぶため」に、生殖技術、出生前検査、人工妊娠中絶などのテクノロジーが用いられている。そして、代理出産や卵子提供といった生殖ツーリズムが巨大でグローバルなマーケットになっている。その問題点や課題は何か。
また、出産をめぐるシステム、マタニティ政策は、国・地域、法制度・宗教、歴史・文化によってどのような差異・共通点をもつのか。
テクノロジーの利用から産後の養生の現在まで、変容するアジアの出産の最前線を捉える。

目次

Ⅰ テクノロジ―出生前検査・生殖技術・人工妊娠中絶
アジアにおける出生前検査と障害観―ベトナム、ミャンマー、フィリピン調査から 白井千晶
生命リスク回避の「テクノロジー」と優生願望―中国・台湾の出生前検査を事例に 姚毅
[コラム]韓国における出生前検査 洪賢秀
アジアの不妊への対処と非血縁的親子関係―ベトナム、ミャンマー、フィリピンの第三者が関わる生殖医療と養子縁組に関するインタビューより 白井千晶
[コラム]宗教の違いは「自然」か?―インドにおける配偶子ドナーの選定 松尾瑞穂
[コラム]タイ人女性にとっての産むこと・産まないこと 嶋澤恭子
[コラム]家族計画の優等生―インドネシア 松岡悦子
南アジア地域における中絶と日常的倫理―法・生命観・実践 松尾瑞穂
[コラム]韓国社会における妊娠・出産をめぐる変化―堕胎罪の議論からのぞく 洪賢秀
[コラム]仏教国ブータンにおける人工妊娠中絶 幅崎麻紀子

Ⅱ マタニティ政策―母子保健・妊娠・出産・育児
出産環境を選ぶということ―日本 田間泰子
アジアの少子社会・日本と男性の産育参加 澤田佳世
ネパールにおけるリプロダクション政策と母性観の変容 幅崎麻紀子
[コラム]一人っ子政策終了後の中国 小浜正子
[コラム]台湾の助産師(士) 姚毅
インドネシアの三十年間のマタニティ政策をふりかえって―ドゥクンとビダンの一九八九年〜二〇一九年 松岡悦子
[コラム]韓国の出産と産後調理院 松岡悦子
[コラム]ラオスにおける産後女性の慣習―ユーファイを巡って 嶋澤恭子

おわりに―アジアにおける出生システム 白井千晶
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
白井千晶 編 、勉誠出版 、2022年3月 、256p 、A5判
現在、アジアの様々な地域の出産において、「生命を救うため」ではなく、「生命を選ぶため」に、生殖技術、出生前検査、人工妊娠中絶などのテクノロジーが用いられている。そして、代理出産や卵子提供といった生殖ツーリズムが巨大でグローバルなマーケットになっている。その問題点や課題は何か。 また、出産をめぐるシステム、マタニティ政策は、国・地域、法制度・宗教、歴史・文化によってどのような差異・共通点をもつのか。 テクノロジーの利用から産後の養生の現在まで、変容するアジアの出産の最前線を捉える。 目次 Ⅰ テクノロジ―出生前検査・生殖技術・人工妊娠中絶 アジアにおける出生前検査と障害観―ベトナム、ミャンマー、フィリピン調査から 白井千晶 生命リスク回避の「テクノロジー」と優生願望―中国・台湾の出生前検査を事例に 姚毅 [コラム]韓国における出生前検査 洪賢秀 アジアの不妊への対処と非血縁的親子関係―ベトナム、ミャンマー、フィリピンの第三者が関わる生殖医療と養子縁組に関するインタビューより 白井千晶 [コラム]宗教の違いは「自然」か?―インドにおける配偶子ドナーの選定 松尾瑞穂 [コラム]タイ人女性にとっての産むこと・産まないこと 嶋澤恭子 [コラム]家族計画の優等生―インドネシア 松岡悦子 南アジア地域における中絶と日常的倫理―法・生命観・実践 松尾瑞穂 [コラム]韓国社会における妊娠・出産をめぐる変化―堕胎罪の議論からのぞく 洪賢秀 [コラム]仏教国ブータンにおける人工妊娠中絶 幅崎麻紀子 Ⅱ マタニティ政策―母子保健・妊娠・出産・育児 出産環境を選ぶということ―日本 田間泰子 アジアの少子社会・日本と男性の産育参加 澤田佳世 ネパールにおけるリプロダクション政策と母性観の変容 幅崎麻紀子 [コラム]一人っ子政策終了後の中国 小浜正子 [コラム]台湾の助産師(士) 姚毅 インドネシアの三十年間のマタニティ政策をふりかえって―ドゥクンとビダンの一九八九年〜二〇一九年 松岡悦子 [コラム]韓国の出産と産後調理院 松岡悦子 [コラム]ラオスにおける産後女性の慣習―ユーファイを巡って 嶋澤恭子 おわりに―アジアにおける出生システム 白井千晶

日韓漢文訓読研究 オンデマンド版

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
藤本幸夫 編、勉誠出版、2022年11月、584 頁
中国周辺に位置した朝鮮半島諸国や日本では、文字・典籍を受容するに際し、そこに記された漢字・漢文を自国語のシステムに置き換えて読解する方法が構築されていった。
その痕跡は、典籍類や木簡などに墨書されたもののみならず、近年日韓において研究の進展を見せる角筆資料にも残り、異言語受容の実態をいまに伝えている。
角筆資料の発見により明らかになりつつある朝鮮半島における漢文訓読のあり方やその日本への影響の可能性、漢字・漢文受容によってもたらされた各国の言語文化における言語的・思想的展開について、日韓の最先端の研究者を集め論究、東アジアにおける漢字・漢文理解の方法と思想を探る。

<目次>

まえがき 藤本幸夫

第一部 東アジア漢字・漢文文化圏と訓読
日韓の漢文訓読(釈読)の歴史―その言語観と世界観― 金文京
日本の訓点・訓読の源と古代韓国語との関係 小林芳規
韓国の借字表記法の発達と日本の訓点の起源について 南豊鉉
日本所在の八・九世紀の『華厳経』とその注釈書の加点(再考) 小林芳規
日本における十世紀加点の漢籍訓点資料の位置 小助川貞次
古代日本語の書記方法における漢字の音よみ訓よみ用法の「精錬」度 犬飼隆
日本古代における歌の表記―木簡と正倉院文書を素材として― 栄原永遠男
宋版一切経に書き入れられた中国の角筆点―醍醐寺蔵本を基に東アジア経典読誦法を探る― 小林芳規
ウイグル漢字音と漢文訓読 庄垣内正弘

第二部 韓国における漢文訓読の展開と諸相
韓国の口訣資料および口訣研究の現況について 附研究文献目録 呉美寧
朝鮮吏文の形成と吏読―口訣の起源を摸索しながら― 鄭光
木簡に見られる古代韓国語表記法―吏読の発達史を中心に― 金永旭・著/伊藤貴祥・訳
百済の文字生活 鄭在永
韓国釈読口訣に関する綜合的考察 張允煕
周本『華厳経』点吐口訣解読の成果と課題 朴鎮浩・著/河崎啓剛・訳
角筆口訣の解読方法と実際 李丞宰・著/伊藤貴祥・訳
韓国の漢文訓読に使われた符号について 張景俊・著/文玄洙・訳
東洋文庫所蔵『牧牛子修心訣』に就いて 藤本幸夫

あとがき 藤本幸夫

執筆者一覧

納期まで、3週間かかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求
12,100
藤本幸夫 編 、勉誠出版 、2022年11月 、584 頁
中国周辺に位置した朝鮮半島諸国や日本では、文字・典籍を受容するに際し、そこに記された漢字・漢文を自国語のシステムに置き換えて読解する方法が構築されていった。 その痕跡は、典籍類や木簡などに墨書されたもののみならず、近年日韓において研究の進展を見せる角筆資料にも残り、異言語受容の実態をいまに伝えている。 角筆資料の発見により明らかになりつつある朝鮮半島における漢文訓読のあり方やその日本への影響の可能性、漢字・漢文受容によってもたらされた各国の言語文化における言語的・思想的展開について、日韓の最先端の研究者を集め論究、東アジアにおける漢字・漢文理解の方法と思想を探る。 <目次> まえがき 藤本幸夫 第一部 東アジア漢字・漢文文化圏と訓読 日韓の漢文訓読(釈読)の歴史―その言語観と世界観― 金文京 日本の訓点・訓読の源と古代韓国語との関係 小林芳規 韓国の借字表記法の発達と日本の訓点の起源について 南豊鉉 日本所在の八・九世紀の『華厳経』とその注釈書の加点(再考) 小林芳規 日本における十世紀加点の漢籍訓点資料の位置 小助川貞次 古代日本語の書記方法における漢字の音よみ訓よみ用法の「精錬」度 犬飼隆 日本古代における歌の表記―木簡と正倉院文書を素材として― 栄原永遠男 宋版一切経に書き入れられた中国の角筆点―醍醐寺蔵本を基に東アジア経典読誦法を探る― 小林芳規 ウイグル漢字音と漢文訓読 庄垣内正弘 第二部 韓国における漢文訓読の展開と諸相 韓国の口訣資料および口訣研究の現況について 附研究文献目録 呉美寧 朝鮮吏文の形成と吏読―口訣の起源を摸索しながら― 鄭光 木簡に見られる古代韓国語表記法―吏読の発達史を中心に― 金永旭・著/伊藤貴祥・訳 百済の文字生活 鄭在永 韓国釈読口訣に関する綜合的考察 張允煕 周本『華厳経』点吐口訣解読の成果と課題 朴鎮浩・著/河崎啓剛・訳 角筆口訣の解読方法と実際 李丞宰・著/伊藤貴祥・訳 韓国の漢文訓読に使われた符号について 張景俊・著/文玄洙・訳 東洋文庫所蔵『牧牛子修心訣』に就いて 藤本幸夫 あとがき 藤本幸夫 執筆者一覧 納期まで、3週間かかります。

海と陸のはざま アジア・太平洋の干潟文化を探る(アジア遊学310)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
秋道 智彌 辻 貴志編、勉誠社、2025、312p、A5判
干潟文化を東アジア、東南アジア、オセアニアの比較事例からひもとき、干潟文化を具体的かつ多面的な次元で考究。考古学、人類学、地域研究、民俗学、地理学、環境社会学などの多様な側面から、「干潟文化」に総合的にアプローチする。
人類が平等かつ心豊かに生きるためのヒントを秘めている干潟。
人類と生き物にとっての干潟の意義について地球規模の視座から理解を促す。
目次
第1部 干潟の歴史と文化(ベトナムの干潟漁からみる、二〇〇年のマングローブと干潟のつながり(鈴木伸二)
パプアニューギニアの干潟貝類と貝貨(門馬一平)
先史琉球列島の貝類を運ぶネットワーク(山野ケン陽次郎)
COLUMN 干潟のにぎわい―漂海民モーケンの女性たち(宮澤京子)
観光化に揺れる干潟―フィリピン・ボホール州パングラオ島の事例・シンチア・ネリ・ザヤス(翻訳・辻貴志))
第2部 干潟の漁撈文化(川がつなぐ陸と干潟(藤村美穂)
魚垣が繋ぐ命―琉球列島の伝統漁法と生物文化多様性(上村真仁)
COLUMN 旧児島湾の干拓の進展と樫木網漁の変遷(真鍋篤行)
COLUMN 干潟の伝統漁具「石干見」(田和正孝)
韓国の干潟と漁撈(李恵燕)
台湾における石滬研究の現在(田和正孝)
干潟における生物採捕のわざ―フィリピン・パラワン島南部の先住民モルボッグの事例(辻貴志))
第3部 干潟の生き物と食(富山湾沿岸の縄文時代の干潟と食からみた小竹貝塚の人と水辺の関わり(納屋内高史)
COLUMN 肥料としての干潟の生き物・貝〈イボキサゴ〉―東京内湾の事例から(秋山笑子)
近代日本の干潟にみる多様な漁業と食(秋道智彌)
とって・食べる―おやつもおかずとりも金儲けも(野中健一)
COLUMN イオウを味わう―西太平洋地域におけるマングローブ泥干潟のツキガイ利用(池口明子))
第4部 干潟の保全と未来(社会的エコトーンとしてのマングローブ干潟―インドネシア南スラウェシ州の調査から(田中耕司)
干潟の生物資源と環境保全(石川智士)
COLUMN アジアの干潟の絶滅危惧種カブトガニ―日本の教訓(清野聡子)
和白干潟の自然と保全活動について(山本廣子)
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,850
秋道 智彌 辻 貴志編 、勉誠社 、2025 、312p 、A5判
干潟文化を東アジア、東南アジア、オセアニアの比較事例からひもとき、干潟文化を具体的かつ多面的な次元で考究。考古学、人類学、地域研究、民俗学、地理学、環境社会学などの多様な側面から、「干潟文化」に総合的にアプローチする。 人類が平等かつ心豊かに生きるためのヒントを秘めている干潟。 人類と生き物にとっての干潟の意義について地球規模の視座から理解を促す。 目次 第1部 干潟の歴史と文化(ベトナムの干潟漁からみる、二〇〇年のマングローブと干潟のつながり(鈴木伸二) パプアニューギニアの干潟貝類と貝貨(門馬一平) 先史琉球列島の貝類を運ぶネットワーク(山野ケン陽次郎) COLUMN 干潟のにぎわい―漂海民モーケンの女性たち(宮澤京子) 観光化に揺れる干潟―フィリピン・ボホール州パングラオ島の事例・シンチア・ネリ・ザヤス(翻訳・辻貴志)) 第2部 干潟の漁撈文化(川がつなぐ陸と干潟(藤村美穂) 魚垣が繋ぐ命―琉球列島の伝統漁法と生物文化多様性(上村真仁) COLUMN 旧児島湾の干拓の進展と樫木網漁の変遷(真鍋篤行) COLUMN 干潟の伝統漁具「石干見」(田和正孝) 韓国の干潟と漁撈(李恵燕) 台湾における石滬研究の現在(田和正孝) 干潟における生物採捕のわざ―フィリピン・パラワン島南部の先住民モルボッグの事例(辻貴志)) 第3部 干潟の生き物と食(富山湾沿岸の縄文時代の干潟と食からみた小竹貝塚の人と水辺の関わり(納屋内高史) COLUMN 肥料としての干潟の生き物・貝〈イボキサゴ〉―東京内湾の事例から(秋山笑子) 近代日本の干潟にみる多様な漁業と食(秋道智彌) とって・食べる―おやつもおかずとりも金儲けも(野中健一) COLUMN イオウを味わう―西太平洋地域におけるマングローブ泥干潟のツキガイ利用(池口明子)) 第4部 干潟の保全と未来(社会的エコトーンとしてのマングローブ干潟―インドネシア南スラウェシ州の調査から(田中耕司) 干潟の生物資源と環境保全(石川智士) COLUMN アジアの干潟の絶滅危惧種カブトガニ―日本の教訓(清野聡子) 和白干潟の自然と保全活動について(山本廣子)

日本全国神話・伝説の旅

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
吉元 昭治(著)、勉誠出版、2008年12月、1264p、菊判上製
洋の東西を問わず、人びとは生老病死の苦しみの克服を願い、そして、そこに医学の発達をみた。
日本のあけぼの飛鳥・宇陀から渡来人の足跡まで、日本人のルーツを今に伝える800以上の伝承地を、1,200超の豊富な写真資料とともにフルカラーで紹介。
あなたの近くの伝承地がわかる、画期的な神話伝説事典。

口 絵
はじめに

序 章 神と仏の祈りの流れ

◎第一部 日本の神話、歴史伝承
神統譜|日本神話のはじまり
伊邪那岐命、伊邪那美命と黄泉の国
月読命
猿田彦
『出雲風土気』より
素戔嗚尊と蘇民將来
大国主命と少彦名命
海幸彦 山幸彦
女神
田道間守
神武天皇
日本武尊
熊襲と隼人
神功皇后と武内宿
継体(體)天皇と磐井の乱
柿本人麻呂、大伴家持と物部氏
聖徳太子
和気清麻呂
太安万侶(麻呂)
坂上田村麻呂
紫式部と小野篁
壬申の乱と宮滝
飛鳥と宇陀
役行者
両槻宮
相撲

◎第二部 日本と中国
邪馬台国と卑弥呼/徐福/楊貴妃/蒙古襲来(元寇)

◎第三部 中国の神々
神農/黄帝/孔子/媽/関羽

◎第四部 日本と朝鮮
王仁/日羅/鬼室集斯/渡来人のあとを訪ねて

◎第五部 いろいろな昔話
浦島太郎/羽衣伝説/桃太郎伝説/鬼伝説/俵藤太/酒の神/かぐや姫伝説/養老の滝伝説/久米仙人

◎第六部 信仰のいろいろ
御霊信仰/烏と熊野信仰/庚申信仰/妙見信仰と鎮宅霊符神/八幡信仰/天神信仰/泰山府君/安倍晴明/鬼門と猿/信貴山と信貴山縁起/稲荷信仰/地蔵信仰/水天宮/鬼子母子/天狗/狸

◎第七部 仏僧と伝承
法道と一乗寺、利天上寺/神呪寺(甲山大師)/元三大師/白隠と白幽/沢庵

◎第八部 女人哀史
弟橘比売/稚媛/赤猪子/甘美媛と大葉子/松浦佐用姫/菟原処女/桜児/真間手児奈/女の物語/中将姫/八百比丘尼/安珍清姫/傾城墓/お玉ヶ池/鉄輪の伝説/橋姫伝説/浮布の池/紅葉伝説

◎第九部 沖縄の伝承
御嶽と天女・昇天伝説/神の島/世界遺産の城と旧跡/沖縄の民俗文化/シーサー/石敢當

◎第十部 その他の伝承
霊芝/勾玉と鏡/朱・水銀/石の遺物/神籠石/大きな遺跡

本書掲載史跡一覧

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
9,900
吉元 昭治(著) 、勉誠出版 、2008年12月 、1264p 、菊判上製
洋の東西を問わず、人びとは生老病死の苦しみの克服を願い、そして、そこに医学の発達をみた。 日本のあけぼの飛鳥・宇陀から渡来人の足跡まで、日本人のルーツを今に伝える800以上の伝承地を、1,200超の豊富な写真資料とともにフルカラーで紹介。 あなたの近くの伝承地がわかる、画期的な神話伝説事典。 口 絵 はじめに 序 章 神と仏の祈りの流れ ◎第一部 日本の神話、歴史伝承 神統譜|日本神話のはじまり 伊邪那岐命、伊邪那美命と黄泉の国 月読命 猿田彦 『出雲風土気』より 素戔嗚尊と蘇民將来 大国主命と少彦名命 海幸彦 山幸彦 女神 田道間守 神武天皇 日本武尊 熊襲と隼人 神功皇后と武内宿 継体(體)天皇と磐井の乱 柿本人麻呂、大伴家持と物部氏 聖徳太子 和気清麻呂 太安万侶(麻呂) 坂上田村麻呂 紫式部と小野篁 壬申の乱と宮滝 飛鳥と宇陀 役行者 両槻宮 相撲 ◎第二部 日本と中国 邪馬台国と卑弥呼/徐福/楊貴妃/蒙古襲来(元寇) ◎第三部 中国の神々 神農/黄帝/孔子/媽/関羽 ◎第四部 日本と朝鮮 王仁/日羅/鬼室集斯/渡来人のあとを訪ねて ◎第五部 いろいろな昔話 浦島太郎/羽衣伝説/桃太郎伝説/鬼伝説/俵藤太/酒の神/かぐや姫伝説/養老の滝伝説/久米仙人 ◎第六部 信仰のいろいろ 御霊信仰/烏と熊野信仰/庚申信仰/妙見信仰と鎮宅霊符神/八幡信仰/天神信仰/泰山府君/安倍晴明/鬼門と猿/信貴山と信貴山縁起/稲荷信仰/地蔵信仰/水天宮/鬼子母子/天狗/狸 ◎第七部 仏僧と伝承 法道と一乗寺、利天上寺/神呪寺(甲山大師)/元三大師/白隠と白幽/沢庵 ◎第八部 女人哀史 弟橘比売/稚媛/赤猪子/甘美媛と大葉子/松浦佐用姫/菟原処女/桜児/真間手児奈/女の物語/中将姫/八百比丘尼/安珍清姫/傾城墓/お玉ヶ池/鉄輪の伝説/橋姫伝説/浮布の池/紅葉伝説 ◎第九部 沖縄の伝承 御嶽と天女・昇天伝説/神の島/世界遺産の城と旧跡/沖縄の民俗文化/シーサー/石敢當 ◎第十部 その他の伝承 霊芝/勾玉と鏡/朱・水銀/石の遺物/神籠石/大きな遺跡 本書掲載史跡一覧 納入までに3週間ほどかかります。

書籍文化史料論

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
鈴木俊幸 著、勉誠社、2019年5月、480p、A5判上製
断片から浮かび上がる、書籍をめぐる人びとの営み

書籍の享受に関わる一次史料は思いのほか少ない。
その文化・歴史を描き出すためには、書籍そのもののみならず、そこに残された書き入れや、周辺にある断片化された資料へも目を向ける必要がある。
チラシやハガキ、書籍におされたハンコ、そして版権や価格、貸借に関する文書の断片など、これまで真正面から取り扱われることのなかった人々の営為の痕跡から、日本の書籍文化の展開を鮮やかに浮かび上がらせる。
書物文化史研究の第一人者による待望の史料論。

京都書林仲間の実態を伝える新出史料全篇の翻刻・影印を収載!

目次

はじめに

第1部 史料が照らす世界
1 京都書林仲間記録『重板類板出入済帳』-安永二年~安永六年
2 書籍の流通と売価ー江戸暦を史料として
3 役人附雑考
4 五車楼藤井孫兵衛宛頼支峯書簡からうかがえる二、三のこと
5 葉書という社会資本、あるいは書籍流通史料としての葉書
6 袋屋東生亀次郎と上方書商との交易ー書籍輸送の実際
7 「信州西筑摩郡上松村字寝覚浦島旧跡臨川寺図」出版の顛末)

第2部 書籍文化史料片々
1 書籍の価格ー岡田屋嘉七の請取と通帳
2 石見国医師の読書生活ー『松峯筆記』の「書物見聞覚帳」
3 草紙類の流通と広告ー甲府二文字屋藤右衛門引札
4 信州松本の貸本商売ー穀屋儀七貸本広告と貸本印
5 普通の人々の普通の読書ー貸本屋の営業文書片々
6 須原屋茂兵衛の薬商売ー引札と広告葉書
7 京都の絵草紙屋紙藤(綾喜)-引札と紙看板
8 古書漁りの余得ー『官版単語篇』領収書と上野尚志書状
9 近代教育草創期の書籍流通ー信濃国伊那郡洗心(小川)学校文書より
10 書籍流通拠点の生成と水運ー下総正文堂利兵衛の引札
11 葉書が語る明治の書籍流通ー岡田為助宛三木佐助葉書
12 明治期予約出版の足取りー鳳文館の葉書と広告
13 陸前古川における新聞・雑誌・書籍の流通ー領収証の束から浮かび上がるもの
14 彫工たちの明治ー葉書に見える仕事の実際
15 明治の製本師ー製本印という史料

おわりに
索 引

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
10,450
鈴木俊幸 著 、勉誠社 、2019年5月 、480p 、A5判上製
断片から浮かび上がる、書籍をめぐる人びとの営み 書籍の享受に関わる一次史料は思いのほか少ない。 その文化・歴史を描き出すためには、書籍そのもののみならず、そこに残された書き入れや、周辺にある断片化された資料へも目を向ける必要がある。 チラシやハガキ、書籍におされたハンコ、そして版権や価格、貸借に関する文書の断片など、これまで真正面から取り扱われることのなかった人々の営為の痕跡から、日本の書籍文化の展開を鮮やかに浮かび上がらせる。 書物文化史研究の第一人者による待望の史料論。 京都書林仲間の実態を伝える新出史料全篇の翻刻・影印を収載! 目次 はじめに 第1部 史料が照らす世界 1 京都書林仲間記録『重板類板出入済帳』-安永二年~安永六年 2 書籍の流通と売価ー江戸暦を史料として 3 役人附雑考 4 五車楼藤井孫兵衛宛頼支峯書簡からうかがえる二、三のこと 5 葉書という社会資本、あるいは書籍流通史料としての葉書 6 袋屋東生亀次郎と上方書商との交易ー書籍輸送の実際 7 「信州西筑摩郡上松村字寝覚浦島旧跡臨川寺図」出版の顛末) 第2部 書籍文化史料片々 1 書籍の価格ー岡田屋嘉七の請取と通帳 2 石見国医師の読書生活ー『松峯筆記』の「書物見聞覚帳」 3 草紙類の流通と広告ー甲府二文字屋藤右衛門引札 4 信州松本の貸本商売ー穀屋儀七貸本広告と貸本印 5 普通の人々の普通の読書ー貸本屋の営業文書片々 6 須原屋茂兵衛の薬商売ー引札と広告葉書 7 京都の絵草紙屋紙藤(綾喜)-引札と紙看板 8 古書漁りの余得ー『官版単語篇』領収書と上野尚志書状 9 近代教育草創期の書籍流通ー信濃国伊那郡洗心(小川)学校文書より 10 書籍流通拠点の生成と水運ー下総正文堂利兵衛の引札 11 葉書が語る明治の書籍流通ー岡田為助宛三木佐助葉書 12 明治期予約出版の足取りー鳳文館の葉書と広告 13 陸前古川における新聞・雑誌・書籍の流通ー領収証の束から浮かび上がるもの 14 彫工たちの明治ー葉書に見える仕事の実際 15 明治の製本師ー製本印という史料 おわりに 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

醍醐寺の法流と史料 (日本女子大学叢書27)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800 (送料:¥300~)
佐藤亜莉華 著、勉誠社、2025年7月、376p、A5判上製
納入までに3週間ほどかかります。
醍醐寺はいかにして組織と文物を守り伝えてきたのか―
密教における秘法の相承により形成される「法流」に着目。
それを縦軸に、法流の存続に関わる諸問題に対応すべく寺院社会内部、さらには世俗権力との間で行われた折衝の諸相、また、聖教をはじめとする寺院史料群の生成・活用・相承について検討することで、中世・近世を通じた醍醐寺の変容を明らかにする意欲作。

序章

第Ⅰ部 中世における醍醐三流
第一章 三宝院門跡満済と報恩院隆源―法流相承をめぐって―
 第一節 満済による三宝院流憲深方の相承
 第二節 満済の聖教収集 
 第三節 大智院管領をめぐる満済と隆源
第二章 南北朝期から室町前期における理性院流内の対立
 第一節 南北朝期の理性院院主と嫡流の相承
 第二節 太元帥法別当職をめぐる対立
 第三節 理性院流嫡流と理性院門徒
第三章 金剛王院流の醍醐寺座主輩出と世俗権力
 第一節 金剛王院流初の座主賢海
 第二節 金剛王院実賢・勝尊による座主職の相承
 第三節 金剛王院流による醍醐寺座主の再輩出
第四章 醍醐寺僧と根来寺僧の交流とその変容
 第一節 鎌倉期から室町前期における醍醐寺僧と根来寺僧の交流
 第二節 義堯期における醍醐寺と根来寺
 第三節 近世初頭における醍醐寺僧と根来寺僧の関係

第Ⅱ部 三宝院門跡の変容と実態
第一章 中世・近世醍醐寺にみる「門跡」と諸階層
 第一節 門跡の出自と寺格
 第二節 中世にみる寺院組織の変容
 第三節 近世にみる「出世」の活躍
第二章 醍醐寺の寺内統制と「出世」  
 第一節 中世における寺内統制の変化
 第二節 近世醍醐寺の組織と寺内統制
 第三節 近世醍醐寺山上・山下にみる「出世」の役割
第三章 近世三宝院門跡と「法流預」
 第一節 江戸時代の歴代三宝院門跡
 第二節 三宝院門跡の格式と「法流預」
 第三節 「法流預」による三宝院流相承

第Ⅲ部 寺院史料からみる法流相承
第一章 醍醐寺における法流相承と文書・聖教の生成―報恩院隆源を通して―
 第一節 『醍醐寺新要録』の成立
 第二節 『醍醐寺新要録』に引用された既存の編纂記録
 第三節 『醍醐寺新要録』編纂に活用された先師記
終 章
あとがき
単品スピード注文
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
8,800 (送料:¥300~)
佐藤亜莉華 著 、勉誠社 、2025年7月 、376p 、A5判上製
納入までに3週間ほどかかります。 醍醐寺はいかにして組織と文物を守り伝えてきたのか― 密教における秘法の相承により形成される「法流」に着目。 それを縦軸に、法流の存続に関わる諸問題に対応すべく寺院社会内部、さらには世俗権力との間で行われた折衝の諸相、また、聖教をはじめとする寺院史料群の生成・活用・相承について検討することで、中世・近世を通じた醍醐寺の変容を明らかにする意欲作。 序章 第Ⅰ部 中世における醍醐三流 第一章 三宝院門跡満済と報恩院隆源―法流相承をめぐって―  第一節 満済による三宝院流憲深方の相承  第二節 満済の聖教収集   第三節 大智院管領をめぐる満済と隆源 第二章 南北朝期から室町前期における理性院流内の対立  第一節 南北朝期の理性院院主と嫡流の相承  第二節 太元帥法別当職をめぐる対立  第三節 理性院流嫡流と理性院門徒 第三章 金剛王院流の醍醐寺座主輩出と世俗権力  第一節 金剛王院流初の座主賢海  第二節 金剛王院実賢・勝尊による座主職の相承  第三節 金剛王院流による醍醐寺座主の再輩出 第四章 醍醐寺僧と根来寺僧の交流とその変容  第一節 鎌倉期から室町前期における醍醐寺僧と根来寺僧の交流  第二節 義堯期における醍醐寺と根来寺  第三節 近世初頭における醍醐寺僧と根来寺僧の関係 第Ⅱ部 三宝院門跡の変容と実態 第一章 中世・近世醍醐寺にみる「門跡」と諸階層  第一節 門跡の出自と寺格  第二節 中世にみる寺院組織の変容  第三節 近世にみる「出世」の活躍 第二章 醍醐寺の寺内統制と「出世」    第一節 中世における寺内統制の変化  第二節 近世醍醐寺の組織と寺内統制  第三節 近世醍醐寺山上・山下にみる「出世」の役割 第三章 近世三宝院門跡と「法流預」  第一節 江戸時代の歴代三宝院門跡  第二節 三宝院門跡の格式と「法流預」  第三節 「法流預」による三宝院流相承 第Ⅲ部 寺院史料からみる法流相承 第一章 醍醐寺における法流相承と文書・聖教の生成―報恩院隆源を通して―  第一節 『醍醐寺新要録』の成立  第二節 『醍醐寺新要録』に引用された既存の編纂記録  第三節 『醍醐寺新要録』編纂に活用された先師記 終 章 あとがき
  • 単品スピード注文

六朝文化と日本ー謝霊運という視座から(アジア遊学240)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
蒋義喬 編著、勉誠出版、2019年12月、224p、21cm
中国・六朝時代に生き、山水文学の祖であるとともに、儒・道・仏に通じた博学多才の詩人として知られる謝霊運。
その詩文は後世の文人たちに大きな影響を与え、学識と矛盾に満ちた数奇な人生とが相俟って、その人物像についても、中国史上他に類を見ない独自のイメージを形成している。
本書は思想的な背景となった六朝期の仏教や道教にも目を向けつつ、日本文学における謝霊運受容の軌跡を追い、六朝文化の日本における受容のあり方を体系的に検討する。
謝霊運を日本文学・中日比較文学研究としてとりあげる初めての試み。

目次

序言 蒋義喬

Ⅰ 研究方法・文献
謝霊運をどう読むか―中国中世文学研究に対する一つの批判的考察 林暁光
謝霊運作品の編年と注釈について 呉冠文(訳・黄昱)

Ⅱ 思想・宗教―背景としての六朝文化
[コラム]謝霊運と南朝仏教 船山徹
洞天思想と謝霊運 土屋昌明
謝霊運「発帰瀬三瀑布望両渓」詩における「同枝條」について 李静(訳・黄昱)

Ⅲ 自然・山水・隠逸―古代日本の受容
日本の律令官人たちは自然を発見したか 高松寿夫
古代日本の吏隠と謝霊運 山田尚子
平安初期君臣唱和詩群における「山水」表現と謝霊運 蒋義喬

Ⅳ 場・美意識との関わり
平安朝詩文における謝霊運の受容 後藤昭雄
平安時代の詩宴に果たした謝霊運の役割 佐藤道生

Ⅴ 説話・注釈
慧遠・謝霊運の位置付け― 源隆国『安養集』の戦略をめぐって 荒木浩
[コラム]日本における謝霊運「述祖徳詩」の受容についての覚え書き 黄昱
『蒙求』「霊運曲笠」をめぐって
 ―日本中近世の抄物、注釈を通してみる謝霊運故事の展開とその意義 河野貴美子

Ⅵ 禅林における展開
日本中世禅林における謝霊運受容 堀川貴司
山居詩の源を辿る―貫休と絶海中津の謝霊運受容を中心に 高兵兵
五山の中の「登池上楼」詩―「春草」か、「芳草」か 岩山泰三

Ⅶ 近世・近代における展開
俳諧における「謝霊運」 深沢眞二・深沢了子
江戸前期文壇の謝霊運受容―林羅山と石川丈山を中心に 陳可冉
[コラム]謝霊運「東陽渓中贈答」と近世・近代日本の漢詩人 合山林太郎

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
蒋義喬 編著 、勉誠出版 、2019年12月 、224p 、21cm
中国・六朝時代に生き、山水文学の祖であるとともに、儒・道・仏に通じた博学多才の詩人として知られる謝霊運。 その詩文は後世の文人たちに大きな影響を与え、学識と矛盾に満ちた数奇な人生とが相俟って、その人物像についても、中国史上他に類を見ない独自のイメージを形成している。 本書は思想的な背景となった六朝期の仏教や道教にも目を向けつつ、日本文学における謝霊運受容の軌跡を追い、六朝文化の日本における受容のあり方を体系的に検討する。 謝霊運を日本文学・中日比較文学研究としてとりあげる初めての試み。 目次 序言 蒋義喬 Ⅰ 研究方法・文献 謝霊運をどう読むか―中国中世文学研究に対する一つの批判的考察 林暁光 謝霊運作品の編年と注釈について 呉冠文(訳・黄昱) Ⅱ 思想・宗教―背景としての六朝文化 [コラム]謝霊運と南朝仏教 船山徹 洞天思想と謝霊運 土屋昌明 謝霊運「発帰瀬三瀑布望両渓」詩における「同枝條」について 李静(訳・黄昱) Ⅲ 自然・山水・隠逸―古代日本の受容 日本の律令官人たちは自然を発見したか 高松寿夫 古代日本の吏隠と謝霊運 山田尚子 平安初期君臣唱和詩群における「山水」表現と謝霊運 蒋義喬 Ⅳ 場・美意識との関わり 平安朝詩文における謝霊運の受容 後藤昭雄 平安時代の詩宴に果たした謝霊運の役割 佐藤道生 Ⅴ 説話・注釈 慧遠・謝霊運の位置付け― 源隆国『安養集』の戦略をめぐって 荒木浩 [コラム]日本における謝霊運「述祖徳詩」の受容についての覚え書き 黄昱 『蒙求』「霊運曲笠」をめぐって  ―日本中近世の抄物、注釈を通してみる謝霊運故事の展開とその意義 河野貴美子 Ⅵ 禅林における展開 日本中世禅林における謝霊運受容 堀川貴司 山居詩の源を辿る―貫休と絶海中津の謝霊運受容を中心に 高兵兵 五山の中の「登池上楼」詩―「春草」か、「芳草」か 岩山泰三 Ⅶ 近世・近代における展開 俳諧における「謝霊運」 深沢眞二・深沢了子 江戸前期文壇の謝霊運受容―林羅山と石川丈山を中心に 陳可冉 [コラム]謝霊運「東陽渓中贈答」と近世・近代日本の漢詩人 合山林太郎 納入までに3週間ほどかかります。

蘇州版画 東アジア印刷芸術の革新と東西交流(アジア遊学295)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
青木隆幸・板倉聖哲・小林宏光 編、勉誠社、2024、320p、A5判
芸術文化の古い歴史を持ち、経済的繁栄をきわめていた17、18世紀の中国・蘇州市に生まれた「蘇州版画」。
吉祥的な画題のみならず、教訓、歴史故事、名所旧跡、通俗文学や詩の絵解きなどさまざまな題材をとり上げ、当時の都市のにぎわい、市民の暮らしぶりを大きな画面に描き伝える貴重な視覚資料でもある。
技法も多彩で、濃淡の墨摺にはじまり、複数色の色刷り、さらに手彩色によって色数を増やし、また、舶載された西洋銅版画などの陰影法や透視図法も積極的に応用する。
これらの蘇州版画は、江戸時代には長崎に大量にもたらされ、ヨーロッパにも輸出されて宮殿の室内を飾り、美術工芸品への応用が注目されてきた。
近年新たな発見や蒐集が進み、内外で学際的な関心の対象として注目を集めている蘇州版画。
中国版画史を突出して彩るその歴史と世界的広がりを、国内外の第一線の論者が多数の図版を交えて明らかにする貴重な一書。
目次
カラー口絵
はじめに 小林宏光
Ⅰ 蘇州版画の前史と展開
北宋時代の一枚摺と版画による複製のはじまり 小林宏光
十八世紀蘇州版画にみる国際性 青木隆幸
蘇州と杭州、都市図の展開から見た蘇州版画 板倉聖哲
中国版画の末裔としての民国期ポスター―伝統の継承と変化を中心として 田島奈都子
蘇州版画の素材に関する科学的調査報告 半田昌規
Ⅱ 物語と蘇州版画
物語と蘇州版画 大木康
将軍から聖帝へ―関羽像の変遷と三尊形式版画の成立 小林宏光
人中の呂布と錦の馬超―『三国志演義』のイケメン枠 上原究一
蘇州版画と楊家将―物語と祈りの絵図 松浦智子
Ⅲ ヨーロッパに収蔵される蘇州版画
文化の一形態としての技法―蘇州版画に「西洋」を創る 賴毓芝(翻訳:田中伝) 
十八世紀一枚摺版画の図像(花器、書斎道具、花果)の展開と、その起源となる絵画 アン・ファラー(翻訳:都甲さやか)
西洋宮殿と蘇州版画    ルーシー・オリボバ(翻訳:中塚亮)
レイカム(Leykam Zimmer)の間の中国版画 李嘯非(翻訳:張天石)
十八世紀欧州にわたった「泰西の筆法に倣った」蘇州版画について 王小明(翻訳:中塚亮)
編集後記 青木隆幸


納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
青木隆幸・板倉聖哲・小林宏光 編 、勉誠社 、2024 、320p 、A5判
芸術文化の古い歴史を持ち、経済的繁栄をきわめていた17、18世紀の中国・蘇州市に生まれた「蘇州版画」。 吉祥的な画題のみならず、教訓、歴史故事、名所旧跡、通俗文学や詩の絵解きなどさまざまな題材をとり上げ、当時の都市のにぎわい、市民の暮らしぶりを大きな画面に描き伝える貴重な視覚資料でもある。 技法も多彩で、濃淡の墨摺にはじまり、複数色の色刷り、さらに手彩色によって色数を増やし、また、舶載された西洋銅版画などの陰影法や透視図法も積極的に応用する。 これらの蘇州版画は、江戸時代には長崎に大量にもたらされ、ヨーロッパにも輸出されて宮殿の室内を飾り、美術工芸品への応用が注目されてきた。 近年新たな発見や蒐集が進み、内外で学際的な関心の対象として注目を集めている蘇州版画。 中国版画史を突出して彩るその歴史と世界的広がりを、国内外の第一線の論者が多数の図版を交えて明らかにする貴重な一書。 目次 カラー口絵 はじめに 小林宏光 Ⅰ 蘇州版画の前史と展開 北宋時代の一枚摺と版画による複製のはじまり 小林宏光 十八世紀蘇州版画にみる国際性 青木隆幸 蘇州と杭州、都市図の展開から見た蘇州版画 板倉聖哲 中国版画の末裔としての民国期ポスター―伝統の継承と変化を中心として 田島奈都子 蘇州版画の素材に関する科学的調査報告 半田昌規 Ⅱ 物語と蘇州版画 物語と蘇州版画 大木康 将軍から聖帝へ―関羽像の変遷と三尊形式版画の成立 小林宏光 人中の呂布と錦の馬超―『三国志演義』のイケメン枠 上原究一 蘇州版画と楊家将―物語と祈りの絵図 松浦智子 Ⅲ ヨーロッパに収蔵される蘇州版画 文化の一形態としての技法―蘇州版画に「西洋」を創る 賴毓芝(翻訳:田中伝)  十八世紀一枚摺版画の図像(花器、書斎道具、花果)の展開と、その起源となる絵画 アン・ファラー(翻訳:都甲さやか) 西洋宮殿と蘇州版画    ルーシー・オリボバ(翻訳:中塚亮) レイカム(Leykam Zimmer)の間の中国版画 李嘯非(翻訳:張天石) 十八世紀欧州にわたった「泰西の筆法に倣った」蘇州版画について 王小明(翻訳:中塚亮) 編集後記 青木隆幸 納入までに3週間ほどかかります。

上海フランス租界への招待ー日仏中三か国の文化交流(アジア遊学279)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
榎本泰子・森本頼子・藤野志織 編、勉誠社、2023年1月、304 頁
19世紀半ばから第二次世界大戦が終結するまでの約100年間、フランスの交易拠点として発展した「上海フランス租界」。この地にはフランス人のほか、革命を逃れてきた白系ロシア人、富裕層・知識層の中国人など、さまざまな国籍の人々が暮らし、豊かな文化・芸術が花開いた。「東洋のパリ」は、世界の人々を引きつけるとともに、中国や日本の文化を欧州に伝える役割も果たすようになる。上海フランス租界をフランス・中国・日本の三か国を結ぶ場と捉え、具体的な人物・事象を掘り下げることで、人々の暮らしから文化・芸術、政策・外交までを多角的に考察する。音楽、美術、文学、教育、メディアなどの幅広い視点から、フランス語新聞や未公刊資料などを多く用いて実証的に明らかにする、日本では初めての書。上海史、アジア近代史、日仏関係史、比較文学・比較文化、ポストコロニアル研究、グローバル文化史に一石を投じる意欲作。

目次

はじめに 上海フランス租界への招待

「東洋のパリ」上海フランス租界地図

第Ⅰ部 上海で花開いたフランス文化
フランス租界を芸術の都に  
上海のフランス語ラジオ放送(FFZ)と音楽
一九三〇年代フランスのラジオで放送された芸術音楽
文化政策としてのフランス音楽
グロボワ音楽評論抄
【コラム】グロボワをもとめて
【コラム】私がグロボワに「触れる」まで

第Ⅱ部 異文化交流の舞台としての上海
上海租界のフランス語新聞Le Journal de Shanghai (1927-1945)
上海で育まれた友情
上海アートクラブとアンドレ・クロドの仲間たち
黒石公寓(ブラックストーン・アパートメント)をめぐる物語
オーロラ大学におけるフランス語教育と新文学の人材育成
【コラム】私がグロボワに「触れる」まで
【コラム】上海フランス租界の光と影

第Ⅲ部 欧州と極東を結ぶイマージュ
文明か国家か
在外教育・文化機関におけるフランス語蔵書の意味を考える
パリ・上海・東京、三都をつないだフランス語図書
芥川龍之介と「彼」の上海の夜

上海フランス租界関連年表

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
榎本泰子・森本頼子・藤野志織 編 、勉誠社 、2023年1月 、304 頁
19世紀半ばから第二次世界大戦が終結するまでの約100年間、フランスの交易拠点として発展した「上海フランス租界」。この地にはフランス人のほか、革命を逃れてきた白系ロシア人、富裕層・知識層の中国人など、さまざまな国籍の人々が暮らし、豊かな文化・芸術が花開いた。「東洋のパリ」は、世界の人々を引きつけるとともに、中国や日本の文化を欧州に伝える役割も果たすようになる。上海フランス租界をフランス・中国・日本の三か国を結ぶ場と捉え、具体的な人物・事象を掘り下げることで、人々の暮らしから文化・芸術、政策・外交までを多角的に考察する。音楽、美術、文学、教育、メディアなどの幅広い視点から、フランス語新聞や未公刊資料などを多く用いて実証的に明らかにする、日本では初めての書。上海史、アジア近代史、日仏関係史、比較文学・比較文化、ポストコロニアル研究、グローバル文化史に一石を投じる意欲作。 目次 はじめに 上海フランス租界への招待 「東洋のパリ」上海フランス租界地図 第Ⅰ部 上海で花開いたフランス文化 フランス租界を芸術の都に   上海のフランス語ラジオ放送(FFZ)と音楽 一九三〇年代フランスのラジオで放送された芸術音楽 文化政策としてのフランス音楽 グロボワ音楽評論抄 【コラム】グロボワをもとめて 【コラム】私がグロボワに「触れる」まで 第Ⅱ部 異文化交流の舞台としての上海 上海租界のフランス語新聞Le Journal de Shanghai (1927-1945) 上海で育まれた友情 上海アートクラブとアンドレ・クロドの仲間たち 黒石公寓(ブラックストーン・アパートメント)をめぐる物語 オーロラ大学におけるフランス語教育と新文学の人材育成 【コラム】私がグロボワに「触れる」まで 【コラム】上海フランス租界の光と影 第Ⅲ部 欧州と極東を結ぶイマージュ 文明か国家か 在外教育・文化機関におけるフランス語蔵書の意味を考える パリ・上海・東京、三都をつないだフランス語図書 芥川龍之介と「彼」の上海の夜 上海フランス租界関連年表 納入までに3週間ほどかかります。

儒教思想と絵画 東アジアの勧戒画(アジア遊学271)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
水野裕史、勉誠出版、2022年6月、312p、A5判
古来、絵画は、ひとつ鑑賞の目的のみならず、そこに描かれた題材や物語から、あるべき生き方、倣うべき考え方を学び、自らを顧みるための装置として存在していた。
特に東アジアにおいては、中国を淵源とする儒教思想に基づき、善行を勧め、悪行を戒めるために描かれた『勧戒画(かんかいが)』がひろく作成され、それらは、いまなお各地に多種多様な作品として伝存している。
古代から近代における『勧戒画』の諸相を多角的に考察、作品が生まれ、受容された時代の思想・文化を捉えなおすとともに、時代を超えて、見る者の「鑑」となる美術作品の力を再認識する刺激的な一冊。
掲載図版150点超!

カラー口絵
序文 水野裕史
総説―勧戒画の系譜 水野裕史

1部 勧戒画の成立
勧戒のシンボル―礼拝空間における孔子祭祀のあり方 守屋正彦
漢代画像石にみる儒教的モチーフ―墓域という空間におけるその機能 楢山満照
女史箴図が語るもの 森橋なつみ
大英博物館所蔵の報恩経変相Stein Painting 12の図像に関する一考察 勝木言一郎
元三大師御籤本と儒教思想―「貴人」像の考察 日高衣紅

2部 勧戒画の題材
玄宗皇帝絵にみる勧戒性―長恨歌絵を中心に 鷲頭桂
王昭君図―勧戒画への発展 中村玲
耕織図の受容と展開―足利将軍家の梁楷の画巻を中心に 畑靖紀
二十四孝図―元覚図の「棄老」と「諫め」をめぐって 宇野瑞木
仏儒道三教一致思想の絵画―三聖図・三笑図・三酸図をめぐって 高橋真作
コラム 当麻曼荼羅九品往生図に認められる鑑戒画的図様 北澤菜月
コラム 中庸の美―欹器図 水野裕史
コラム 求められた婦女像 寺田早苗

3部 帝王学の書と絵―帝鑑図
万暦帝、張居正と『帝鑑図説』 林麗江(尾川明穂訳)
「帝鑑図」の変遷―青蓮院・名古屋城・熊本城の障壁画と仙台藩の事例から 薬師寺君子
フランス革命前夜ヨーロッパにおける『帝鑑図説』受容について 井川義次
帝鑑図と徳川将軍 松島仁

4部 勧戒画を使った人と空間
宋代皇帝と勧戒の空間―「無逸図」と「山水図」 塚本麿充
「荘厳」する瑞獣―将軍家光の先祖祭祀における勧戒画 山澤学
日本の文人画と勧戒(鑑戒)思想 杉本欣久
岡倉覚三(天心)の儒教美術観 林みちこ

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
水野裕史 、勉誠出版 、2022年6月 、312p 、A5判
古来、絵画は、ひとつ鑑賞の目的のみならず、そこに描かれた題材や物語から、あるべき生き方、倣うべき考え方を学び、自らを顧みるための装置として存在していた。 特に東アジアにおいては、中国を淵源とする儒教思想に基づき、善行を勧め、悪行を戒めるために描かれた『勧戒画(かんかいが)』がひろく作成され、それらは、いまなお各地に多種多様な作品として伝存している。 古代から近代における『勧戒画』の諸相を多角的に考察、作品が生まれ、受容された時代の思想・文化を捉えなおすとともに、時代を超えて、見る者の「鑑」となる美術作品の力を再認識する刺激的な一冊。 掲載図版150点超! カラー口絵 序文 水野裕史 総説―勧戒画の系譜 水野裕史 1部 勧戒画の成立 勧戒のシンボル―礼拝空間における孔子祭祀のあり方 守屋正彦 漢代画像石にみる儒教的モチーフ―墓域という空間におけるその機能 楢山満照 女史箴図が語るもの 森橋なつみ 大英博物館所蔵の報恩経変相Stein Painting 12の図像に関する一考察 勝木言一郎 元三大師御籤本と儒教思想―「貴人」像の考察 日高衣紅 2部 勧戒画の題材 玄宗皇帝絵にみる勧戒性―長恨歌絵を中心に 鷲頭桂 王昭君図―勧戒画への発展 中村玲 耕織図の受容と展開―足利将軍家の梁楷の画巻を中心に 畑靖紀 二十四孝図―元覚図の「棄老」と「諫め」をめぐって 宇野瑞木 仏儒道三教一致思想の絵画―三聖図・三笑図・三酸図をめぐって 高橋真作 コラム 当麻曼荼羅九品往生図に認められる鑑戒画的図様 北澤菜月 コラム 中庸の美―欹器図 水野裕史 コラム 求められた婦女像 寺田早苗 3部 帝王学の書と絵―帝鑑図 万暦帝、張居正と『帝鑑図説』 林麗江(尾川明穂訳) 「帝鑑図」の変遷―青蓮院・名古屋城・熊本城の障壁画と仙台藩の事例から 薬師寺君子 フランス革命前夜ヨーロッパにおける『帝鑑図説』受容について 井川義次 帝鑑図と徳川将軍 松島仁 4部 勧戒画を使った人と空間 宋代皇帝と勧戒の空間―「無逸図」と「山水図」 塚本麿充 「荘厳」する瑞獣―将軍家光の先祖祭祀における勧戒画 山澤学 日本の文人画と勧戒(鑑戒)思想 杉本欣久 岡倉覚三(天心)の儒教美術観 林みちこ 納入までに3週間ほどかかります。

中国の都市の歴史的記憶 一九世紀後半~二〇世紀前半の日本語表象

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,480
和田博文・王志松・高潔 編、勉誠出版、2022、384p、A5判
近代日本の中国体験の研究はこれまで、戦争(上海事変・日中戦争)や事件、特定の都市(上海・大連)などを切り口として行われてきた。しかし中国の主要都市には、日本人が継続的に在住し、また仕事や観光で訪れている。それらの人々が執筆した、書籍や雑誌掲載記事は数多く存在する。
19世紀後半から20世紀前半にかけて、日本人は中国の都市やエリアでどのような異文化体験を積み重ね、自己や他者と向き合ってきたのか。
日中共同研究により、日本語表象に映し出された中国の都市を多角的に検討し、近代日本の中国体験の全体像を浮き彫りにする。

目次

はじめに 和田博文

Ⅰ 日本近代の中国イメージの形成
 日本人の中国都市体験 1894-1945 和田博文
 座談会 中国の都市の記憶 和田博文・李征・王志松・高潔

Ⅱ 日本語のレンズが捉えた中国北部
 日本語表象と「北支」の地政学 王志松
 旅順―帝国の〈聖地〉 木田隆文
 大連―内側から捉えられた植民地都市の諸相 単援朝
 長春(新京)―満鉄調査部事件と石堂清倫 竹内栄美子
 ハルビン―「遠東のモスクワ」 祝然
 天津―谷崎潤一郎、芥川龍之介の「支那趣味」と天津旅行 李煒
 北京―歴史の証言者としての街 島村輝
 青島―翻訳都市、須賀敦子の青島 山﨑眞紀子

Ⅲ 日本語のレンズが捉えた中国中部
 日本語表象と「中支」の地政学 横路啓子
 上海―俳句に謳われた異文化 和田桂子
 蘇州―「楓橋夜泊」を底流とした詩・水・夜の都市表象 楊柳岸
 杭州―ミステリーとロマンスと 五味渕典嗣
 南京―近代旅行記に見えた南京城 梅定娥
 武漢―内田佐和吉がいた漢口租界 藥師寺美穂
 重慶―重慶旅行記における都市風景と歴史記憶 楊偉

Ⅳ 日本語のレンズが捉えた中国南部
 日本語表象と「南支」の地政学 高潔
 厦門―はてしない路地の町 河野龍也
 香港―東洋と西洋の交差する場所 大原祐治
 広州―真杉静枝の広州訪問とその叙述の表裏 鄒双双

主要参考文献
日本人の中国都市体験 関連年表(一八九四~一九四五)(和田博文編)
あとがき
執筆者紹介
人名索引

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
7,480
和田博文・王志松・高潔 編 、勉誠出版 、2022 、384p 、A5判
近代日本の中国体験の研究はこれまで、戦争(上海事変・日中戦争)や事件、特定の都市(上海・大連)などを切り口として行われてきた。しかし中国の主要都市には、日本人が継続的に在住し、また仕事や観光で訪れている。それらの人々が執筆した、書籍や雑誌掲載記事は数多く存在する。 19世紀後半から20世紀前半にかけて、日本人は中国の都市やエリアでどのような異文化体験を積み重ね、自己や他者と向き合ってきたのか。 日中共同研究により、日本語表象に映し出された中国の都市を多角的に検討し、近代日本の中国体験の全体像を浮き彫りにする。 目次 はじめに 和田博文 Ⅰ 日本近代の中国イメージの形成  日本人の中国都市体験 1894-1945 和田博文  座談会 中国の都市の記憶 和田博文・李征・王志松・高潔 Ⅱ 日本語のレンズが捉えた中国北部  日本語表象と「北支」の地政学 王志松  旅順―帝国の〈聖地〉 木田隆文  大連―内側から捉えられた植民地都市の諸相 単援朝  長春(新京)―満鉄調査部事件と石堂清倫 竹内栄美子  ハルビン―「遠東のモスクワ」 祝然  天津―谷崎潤一郎、芥川龍之介の「支那趣味」と天津旅行 李煒  北京―歴史の証言者としての街 島村輝  青島―翻訳都市、須賀敦子の青島 山﨑眞紀子 Ⅲ 日本語のレンズが捉えた中国中部  日本語表象と「中支」の地政学 横路啓子  上海―俳句に謳われた異文化 和田桂子  蘇州―「楓橋夜泊」を底流とした詩・水・夜の都市表象 楊柳岸  杭州―ミステリーとロマンスと 五味渕典嗣  南京―近代旅行記に見えた南京城 梅定娥  武漢―内田佐和吉がいた漢口租界 藥師寺美穂  重慶―重慶旅行記における都市風景と歴史記憶 楊偉 Ⅳ 日本語のレンズが捉えた中国南部  日本語表象と「南支」の地政学 高潔  厦門―はてしない路地の町 河野龍也  香港―東洋と西洋の交差する場所 大原祐治  広州―真杉静枝の広州訪問とその叙述の表裏 鄒双双 主要参考文献 日本人の中国都市体験 関連年表(一八九四~一九四五)(和田博文編) あとがき 執筆者紹介 人名索引 納入までに3週間ほどかかります。

論究日本近代語 第2集

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
15,620
日本近代語研究会 編、勉誠社、2022年3月、368p、A5判・上製
広義の日本近代語における歴史と構造を、文字、文法、語彙といった日本語学の観点から詳細に分析した、日本文学、日本史学、日本語教育学、表現論などの分野にも資する論文集。

目次

英文タイトル

キリシタン版『サントスの御作業』の「言葉の和らげ」の編纂背景について
―巻1・巻2間の偏りに注目して 中野遙
用例翻訳の疎密に見るキリシタン日本語文典の性格 黒川茉莉
『虎明本狂言』と『狂言六義』における行為要求表現の対照 八坂尚美
格助詞「ガ」の用法拡大の様相―17世紀から明治大正期にかけて 山田昌裕
メテとユンデの語誌―ミギノテ・ヒダリノテ・周辺語との関わりを中心に 木川あづさ
『波留麻和解』に含まれる出現時期の早い訳語 櫻井豪人
外国資料に見える日本語―『ドゥーフ・ハルマ』の「鬮入ルヽ」について 浅野敏彦『英和対訳袖珍辞書』における宋朝体の漢字の考察 三好彰

聖書翻訳におけるヘブライ語動詞連鎖の訳出―「明治元訳」を中心に 遠藤佳那子・髙橋洋成
『佳人之奇遇』の語彙 田貝和子
稿本『言海』にみられる同音異義語の扱い 小野春菜
『新式いろは節用辞典』の「漢名」 今野真二
犬養毅の読み方をめぐる『痴遊雑誌』誌上の論争について―つよし・つよき・キ・たけし・たけき・しのぶ 三浦直人
明治大正期『読売新聞』における「タ」の推移―文章の種類の違いという観点から ヤロシュ島田むつみ
近代日本語の省略型行為要求表現の調査 陳慧玲
近現代における副詞の仮名表記化 髙橋雄太
近代女性書簡文口語体化の契機と過程 茗荷円
〈付帯状況〉を表す「形容詞+まま」の史的展開 菊池そのみ
丁寧体過去形式「~ましたです」の動向―「国会会議録検索システム」を例として 神作晋一
日本語学習者と母語話者における補助動詞「てもらう/ていただく」の使用実態 木下謙朗

否定程度副詞の成立―「1ミリも~ない」を事例として 櫛橋比早子
自動詞・受身・可能・自発―自動詞的表現のパラディグマティックな体系 志波彩子
近代語と近世語の境目、近代語と現代語の境目―漢字政策を軸として 小野正弘

索引
執筆者一覧
編集後記 編集委員会

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
15,620
日本近代語研究会 編 、勉誠社 、2022年3月 、368p 、A5判・上製
広義の日本近代語における歴史と構造を、文字、文法、語彙といった日本語学の観点から詳細に分析した、日本文学、日本史学、日本語教育学、表現論などの分野にも資する論文集。 目次 英文タイトル キリシタン版『サントスの御作業』の「言葉の和らげ」の編纂背景について ―巻1・巻2間の偏りに注目して 中野遙 用例翻訳の疎密に見るキリシタン日本語文典の性格 黒川茉莉 『虎明本狂言』と『狂言六義』における行為要求表現の対照 八坂尚美 格助詞「ガ」の用法拡大の様相―17世紀から明治大正期にかけて 山田昌裕 メテとユンデの語誌―ミギノテ・ヒダリノテ・周辺語との関わりを中心に 木川あづさ 『波留麻和解』に含まれる出現時期の早い訳語 櫻井豪人 外国資料に見える日本語―『ドゥーフ・ハルマ』の「鬮入ルヽ」について 浅野敏彦『英和対訳袖珍辞書』における宋朝体の漢字の考察 三好彰 聖書翻訳におけるヘブライ語動詞連鎖の訳出―「明治元訳」を中心に 遠藤佳那子・髙橋洋成 『佳人之奇遇』の語彙 田貝和子 稿本『言海』にみられる同音異義語の扱い 小野春菜 『新式いろは節用辞典』の「漢名」 今野真二 犬養毅の読み方をめぐる『痴遊雑誌』誌上の論争について―つよし・つよき・キ・たけし・たけき・しのぶ 三浦直人 明治大正期『読売新聞』における「タ」の推移―文章の種類の違いという観点から ヤロシュ島田むつみ 近代日本語の省略型行為要求表現の調査 陳慧玲 近現代における副詞の仮名表記化 髙橋雄太 近代女性書簡文口語体化の契機と過程 茗荷円 〈付帯状況〉を表す「形容詞+まま」の史的展開 菊池そのみ 丁寧体過去形式「~ましたです」の動向―「国会会議録検索システム」を例として 神作晋一 日本語学習者と母語話者における補助動詞「てもらう/ていただく」の使用実態 木下謙朗 否定程度副詞の成立―「1ミリも~ない」を事例として 櫛橋比早子 自動詞・受身・可能・自発―自動詞的表現のパラディグマティックな体系 志波彩子 近代語と近世語の境目、近代語と現代語の境目―漢字政策を軸として 小野正弘 索引 執筆者一覧 編集後記 編集委員会 納入までに3週間ほどかかります。

増補改訂版 室町時代の将軍家と天皇家

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,350
石原比伊呂、勉誠社、2024年5月、560p、A5判
室町期の公武関係はいかにして成立、展開し、終焉にいたったのか。
尊氏から義政までの足利家歴代将軍たちの朝廷儀礼における行動の分析。将軍家が「公家化」し、自らを北朝天皇家の「輔弼役(執事)」と位置づけ、強力な一体化を築き上げた実態を明らかにする。また、将軍家が天皇家をサポートし、その権威を保障する体制が室町時代の将軍家と天皇家の基本構造であることを提示する。
武家の長(足利将軍家家長)と公家の長(北朝天皇家)との関係の展開と基本構造を検討した画期的成果。
公武関係をはじめ義満~義教期における足利将軍家の実態の具体像および、足利家と天皇家の一体化の過程を再検討した補論6本を新たに加え、最新の研究成果をふまえて加筆・修正した待望の増補改訂版。

※本書は2015年10月に刊行した『室町時代の将軍家と天皇家』(ISBN:978-4-585-22129-6)の増補改訂版です。

目次

序章 研究史の整理と本書の視角

第一部 南北朝期の足利将軍家と北朝天皇家
第一章 足利尊氏・直義兄弟と北朝天皇家
第二章 義詮期における足利将軍家の変質
第三章 足利義満の対朝廷政策―「王権簒奪計画説」の再検討

第二部 室町幕府最盛期の足利将軍家と北朝天皇家
第四章 准摂関家としての足利将軍家―義持と大嘗会との関わりから
第五章 足利義持と後小松「王家」
補論一 『大嘗会仮名記』の作者に関する覚え書き
補論二 義満生前の足利義持
第六章 足利義教と義満・義持―朝廷行事における行動の分析から
第七章 足利義教と北朝天皇家
補論三 将軍空位期の室町幕府と公家社会―義円と「条々」―
補論四 足利義教の初政
補論五 足利将軍家の規範先例―「義満型」と「義持型」なる二類型―

第三部 将軍-天皇関係の本質と帰結
第八章 室町殿行幸に見る足利義教の位置づけ
第九章 貢馬御覧に見る室町時代の公武関係
第十章 義政期の将軍家と天皇家

終章 室町期公武関係の展開と構造―本書の結論
補論六 足利家と天皇家の一体化は、どのように進行したのか?

あとがき
増補改訂版あとがき
初出一覧
索 引

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
9,350
石原比伊呂 、勉誠社 、2024年5月 、560p 、A5判
室町期の公武関係はいかにして成立、展開し、終焉にいたったのか。 尊氏から義政までの足利家歴代将軍たちの朝廷儀礼における行動の分析。将軍家が「公家化」し、自らを北朝天皇家の「輔弼役(執事)」と位置づけ、強力な一体化を築き上げた実態を明らかにする。また、将軍家が天皇家をサポートし、その権威を保障する体制が室町時代の将軍家と天皇家の基本構造であることを提示する。 武家の長(足利将軍家家長)と公家の長(北朝天皇家)との関係の展開と基本構造を検討した画期的成果。 公武関係をはじめ義満~義教期における足利将軍家の実態の具体像および、足利家と天皇家の一体化の過程を再検討した補論6本を新たに加え、最新の研究成果をふまえて加筆・修正した待望の増補改訂版。 ※本書は2015年10月に刊行した『室町時代の将軍家と天皇家』(ISBN:978-4-585-22129-6)の増補改訂版です。 目次 序章 研究史の整理と本書の視角 第一部 南北朝期の足利将軍家と北朝天皇家 第一章 足利尊氏・直義兄弟と北朝天皇家 第二章 義詮期における足利将軍家の変質 第三章 足利義満の対朝廷政策―「王権簒奪計画説」の再検討 第二部 室町幕府最盛期の足利将軍家と北朝天皇家 第四章 准摂関家としての足利将軍家―義持と大嘗会との関わりから 第五章 足利義持と後小松「王家」 補論一 『大嘗会仮名記』の作者に関する覚え書き 補論二 義満生前の足利義持 第六章 足利義教と義満・義持―朝廷行事における行動の分析から 第七章 足利義教と北朝天皇家 補論三 将軍空位期の室町幕府と公家社会―義円と「条々」― 補論四 足利義教の初政 補論五 足利将軍家の規範先例―「義満型」と「義持型」なる二類型― 第三部 将軍-天皇関係の本質と帰結 第八章 室町殿行幸に見る足利義教の位置づけ 第九章 貢馬御覧に見る室町時代の公武関係 第十章 義政期の将軍家と天皇家 終章 室町期公武関係の展開と構造―本書の結論 補論六 足利家と天皇家の一体化は、どのように進行したのか? あとがき 増補改訂版あとがき 初出一覧 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

上海の戦後 : 人びとの模索・越境・記憶(アジア遊学236)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
髙綱博文・木田隆文・堀井弘一郎 編、勉誠出版、2019年8月、244p、21cm
終戦から中華人民共和国成立にいたる上海の〈戦後〉を、その時代を体験した人びとの〈模索〉、〈越境〉、〈記憶〉という切り口から描き、戦後上海の多様性に注目した新たな歴史像を提示する。
〈模索〉対日協力者の足跡・資本家の苦悩と選択・民衆の苦難など、中国の人びとが激動期をいかに生き抜いてきたか。
〈越境〉亡命ユダヤ人・租界のフランス文化人・上海に残留した「留用」日本人など、「国際都市」上海における外国人の軌跡を描く。
〈記憶〉戦前・敗戦期の上海体験をテーマとした堀田善衞・武田泰淳・村上春樹らの作品を素材に、戦後における日本人の上海記憶のあり方を考える。
目次
はじめに―戦後上海への招待
第Ⅰ部 人びとの〈模索〉
対日協力者の戦後―日本亡命者盛毓度と留園
過去を背負って生きる―二人の「文化漢奸」
民族資本家の一九四九年―劉鴻生一族の選択
戦後の上海インフレーション
物価の高騰と内戦―民衆の苦難と不安の日々
一九四六~一九四九年の上海話劇
上海のキリスト教―戦後・建国後・現在
コラム 夢見る上海、さらにカラフルに
インタビュー 上海総領事を勤めて
第Ⅱ部 〈越境〉の軌跡
戦後上海の欧米人社会―一九四六年の英字紙紙面から
上海ユダヤ人の戦後―「待合室」上海から、「目的地」アメリカへ
上海から京都へ―「高博愛」(Charles Grosbois)の戦後
戦後上海に残留する日本人(一九四六~一九四九)
共産党政権下、上海で「留用」された人びと
戦後上海の朝鮮人
コラム 海と言語を跨いだ朱實老師―建国前日の天津上陸
インタビュー 中国に最先端のオフィスビルを造る
第Ⅲ部 〈記憶〉の再編
堀田善衞と敗戦期上海日本文化人の「中国」表現―日記・雑誌・作品
堀田善衞をめぐる敗戦前後の上海人脈
上海ノスタルジーのゆらぎ―武田泰淳『上海の蛍』における回想の方法
二つの祖国―生島治郎の上海ものをめぐって
村上春樹が描く上海―『トニー滝谷』における父子の傷
桑島恕一軍医大尉の「正体」―一九四六年米軍上海軍事法廷の一案件
小泉譲の〈上海追懐もの〉六作品を読む―見果てぬ夢の街、上海
終戦後上海の国民党系雑誌に見る日本
コラム 「凍結」された街並みと摩天楼
インタビュー 上海漫画『星間ブリッジ』を描いて
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
髙綱博文・木田隆文・堀井弘一郎 編 、勉誠出版 、2019年8月 、244p 、21cm
終戦から中華人民共和国成立にいたる上海の〈戦後〉を、その時代を体験した人びとの〈模索〉、〈越境〉、〈記憶〉という切り口から描き、戦後上海の多様性に注目した新たな歴史像を提示する。 〈模索〉対日協力者の足跡・資本家の苦悩と選択・民衆の苦難など、中国の人びとが激動期をいかに生き抜いてきたか。 〈越境〉亡命ユダヤ人・租界のフランス文化人・上海に残留した「留用」日本人など、「国際都市」上海における外国人の軌跡を描く。 〈記憶〉戦前・敗戦期の上海体験をテーマとした堀田善衞・武田泰淳・村上春樹らの作品を素材に、戦後における日本人の上海記憶のあり方を考える。 目次 はじめに―戦後上海への招待 第Ⅰ部 人びとの〈模索〉 対日協力者の戦後―日本亡命者盛毓度と留園 過去を背負って生きる―二人の「文化漢奸」 民族資本家の一九四九年―劉鴻生一族の選択 戦後の上海インフレーション 物価の高騰と内戦―民衆の苦難と不安の日々 一九四六~一九四九年の上海話劇 上海のキリスト教―戦後・建国後・現在 コラム 夢見る上海、さらにカラフルに インタビュー 上海総領事を勤めて 第Ⅱ部 〈越境〉の軌跡 戦後上海の欧米人社会―一九四六年の英字紙紙面から 上海ユダヤ人の戦後―「待合室」上海から、「目的地」アメリカへ 上海から京都へ―「高博愛」(Charles Grosbois)の戦後 戦後上海に残留する日本人(一九四六~一九四九) 共産党政権下、上海で「留用」された人びと 戦後上海の朝鮮人 コラム 海と言語を跨いだ朱實老師―建国前日の天津上陸 インタビュー 中国に最先端のオフィスビルを造る 第Ⅲ部 〈記憶〉の再編 堀田善衞と敗戦期上海日本文化人の「中国」表現―日記・雑誌・作品 堀田善衞をめぐる敗戦前後の上海人脈 上海ノスタルジーのゆらぎ―武田泰淳『上海の蛍』における回想の方法 二つの祖国―生島治郎の上海ものをめぐって 村上春樹が描く上海―『トニー滝谷』における父子の傷 桑島恕一軍医大尉の「正体」―一九四六年米軍上海軍事法廷の一案件 小泉譲の〈上海追懐もの〉六作品を読む―見果てぬ夢の街、上海 終戦後上海の国民党系雑誌に見る日本 コラム 「凍結」された街並みと摩天楼 インタビュー 上海漫画『星間ブリッジ』を描いて

彷徨する宗教性と国民諸文化 近代化する日独社会における神話・宗教の諸相(アジア遊学293)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
前田良三 編、勉誠出版、2024、256p、A5判
一八七〇年代から第二次世界大戦前までの日本とドイツにおいて、宗教性が政治や学問など宗教の外部の「世俗的」諸分野へといかにして「転位・流出」していったのか。
その諸相を照射し、「宗教」と「世俗」の二分法という既存の思考機制そのものを批判的に問い直す。
「彷徨する宗教性」という視角より捉えた「近代化」の姿とは?
目次
はじめに 「彷徨する宗教性」と日独の近代 前田良三
第一部 近代日本──神話・宗教と国民文化
「第一部 近代日本―神話・宗教と国民文化」解題 前田良三
日本国家のための儒学的建国神話―呉泰伯説話◎ダーヴィッド・ヴァイス(翻訳:前田良三)
神道とは宗教なのか?―「Ostasien-Mission(東アジアミッション)」(OAM)の報告における国家神道◎クラウス・アントーニ
国民の人格としての生きる過去―昭和初期フェルキッシュ・ナショナリズムにおける『神皇正統記』とヘルマン・ボーネルによる『第三帝国』との比較◎ミヒャエル・ヴァフトゥカ(翻訳:馬場大介)
戦間期における宗教的保守主義と国家主義―ルドルフ・オットーと鈴木大拙の事例を手掛かりに◎チェ・ジョンファ(翻訳:小平健太)
ゲーテを日本人にする―ドイツ文学者木村謹治のゲーテ研究と宗教性◎前田良三
第二部 近代ドイツ──民族主義宗教運動と教会
「第二部 近代ドイツ―民族主義宗教運動と教会」解題◎前田良三
ナザレ派という芸術運動―十九世紀における芸術および社会の刷新理念としての「心、魂、感覚」◎カーリン・モーザー=フォン=フィルゼック(翻訳:斉藤萌)
「悪魔憑き」か「精神疾患」か?―一九〇〇年前後の心的生活をめぐるプロテスタントの牧会と精神病学との論争◎ビルギット・ヴァイエル(翻訳:二藤拓人)
近代ドイツにおける宗教知の生産と普及―ドイツ民族主義宗教運動における「ナザレのイエス」表象を巡って◎久保田浩
自然と救済をめぐる闘争―クルト・レーゼとドイツ民族主義宗教運動◎深澤英隆
フェルキッシュ・ルーン学の生成と展開―アリオゾフィー、グイド・リスト、『ルーンの秘密』◎小澤 実
ヴィリバルト・ヘンチェルと民族主義的宗教(völkische Religion)◎齋藤正樹
あとがき◎前田良三

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,300
前田良三 編 、勉誠出版 、2024 、256p 、A5判
一八七〇年代から第二次世界大戦前までの日本とドイツにおいて、宗教性が政治や学問など宗教の外部の「世俗的」諸分野へといかにして「転位・流出」していったのか。 その諸相を照射し、「宗教」と「世俗」の二分法という既存の思考機制そのものを批判的に問い直す。 「彷徨する宗教性」という視角より捉えた「近代化」の姿とは? 目次 はじめに 「彷徨する宗教性」と日独の近代 前田良三 第一部 近代日本──神話・宗教と国民文化 「第一部 近代日本―神話・宗教と国民文化」解題 前田良三 日本国家のための儒学的建国神話―呉泰伯説話◎ダーヴィッド・ヴァイス(翻訳:前田良三) 神道とは宗教なのか?―「Ostasien-Mission(東アジアミッション)」(OAM)の報告における国家神道◎クラウス・アントーニ 国民の人格としての生きる過去―昭和初期フェルキッシュ・ナショナリズムにおける『神皇正統記』とヘルマン・ボーネルによる『第三帝国』との比較◎ミヒャエル・ヴァフトゥカ(翻訳:馬場大介) 戦間期における宗教的保守主義と国家主義―ルドルフ・オットーと鈴木大拙の事例を手掛かりに◎チェ・ジョンファ(翻訳:小平健太) ゲーテを日本人にする―ドイツ文学者木村謹治のゲーテ研究と宗教性◎前田良三 第二部 近代ドイツ──民族主義宗教運動と教会 「第二部 近代ドイツ―民族主義宗教運動と教会」解題◎前田良三 ナザレ派という芸術運動―十九世紀における芸術および社会の刷新理念としての「心、魂、感覚」◎カーリン・モーザー=フォン=フィルゼック(翻訳:斉藤萌) 「悪魔憑き」か「精神疾患」か?―一九〇〇年前後の心的生活をめぐるプロテスタントの牧会と精神病学との論争◎ビルギット・ヴァイエル(翻訳:二藤拓人) 近代ドイツにおける宗教知の生産と普及―ドイツ民族主義宗教運動における「ナザレのイエス」表象を巡って◎久保田浩 自然と救済をめぐる闘争―クルト・レーゼとドイツ民族主義宗教運動◎深澤英隆 フェルキッシュ・ルーン学の生成と展開―アリオゾフィー、グイド・リスト、『ルーンの秘密』◎小澤 実 ヴィリバルト・ヘンチェルと民族主義的宗教(völkische Religion)◎齋藤正樹 あとがき◎前田良三 納入までに3週間ほどかかります。

新編小学修身用書 巻之3 復刻版

(有) 舒文堂河島書店
 熊本県熊本市中央区上通町
880 (送料:¥190~)
廣池千九郎 著 ; モラロジー研究所 編集、モラロジー研究所 廣池学園事業部、平26、215p、21・・・
カバー 帯 開き跡 わずか歪み 小口少汚れ
火曜日定休  【10,000円以上・送料無料】  *代引・海外注文は対象外です
単品スピード注文
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き可 公費可 海外発送可 適格請求

新編小学修身用書 巻之3 復刻版

880 (送料:¥190~)
廣池千九郎 著 ; モラロジー研究所 編集 、モラロジー研究所 廣池学園事業部 、平26 、215p 、21cm 、1冊
カバー 帯 開き跡 わずか歪み 小口少汚れ
  • 単品スピード注文

日本中世の宗教世界

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,350
阿部泰郎 監修/佐藤愛弓・牧野淳司 編、勉誠社、2025年5月、584p、A5判
現代の我々の想像を遙かに超えて、中世の日本は、宗教的なものに満ちた世界であった。
それは、単に神仏への信仰という観念的なことでなく、何らか〈聖なるもの〉の存在や働きを、日常に身体感覚を通じて直接に受けとめたり、反対に人から何者かへ訴え、働きかけるダイナミックな〈冥と顕〉の相互の交信が、絶えず繰り広げられていた世界だったのである―。
各地に伝存する多種多様な寺院資料を紐解き、また、文学・絵画・建造物・芸能といった諸メディアとの連環をとらえ、中世日本における豊饒な宗教的世界観を立体的かつ通史的に描き出す必読の書。
学界を領導する十八名の研究者による最先端の研究状況をまとめて一冊で知ることの出来る中世日本の社会・思想・文化を考えるための充実のレファレンスツール!

目次

序論 本書の構成とみどころ

第Ⅰ部 中世宗教テクストの生成
一 思想―日本中世をどう見るか
思想史の中世
神祇の歴史から考える中世前期における神と仏の関係性
二 法会―宗教の社会的・歴史的意義
歴史学から仏教儀礼を読み解く―法会・修法のかたちとその変遷を考える
法会の場―内論義の会場をめぐって
三 僧侶―時代・社会とどう向き合うか
中世日本の表現主体が創出する宗教世界―貞慶と慈円の楕円宗教空間
目を閉じて坐禅をした明恵上人
東大寺宗性の境涯と宗教テクスト―交衆・遁世と聖教撰述
四 文庫―聖教の集積と伝来
秘匿と流伝の法流形成―鎌倉時代勧修寺流の展開について
称名寺聖教の形成と釼阿
大須文庫の生成―真福寺創建期歴代の活動とその周辺

第Ⅱ部 よみがえる中世の宗教世界
一 宗教空間の創出
大峯信仰史の創出―「大菩提山仏生土要事」をめぐって
中世宗教空間を創りだす宣陽門院―その宗教的主体性を中心に
二 神と仏の姿
受肉するカミ―垂迹信仰と生身信仰の接合
観音・媽祖・マリア―日中欧の交流と女神のメタモルフォーシス
三 文芸への広がり
西行和歌と神仏習合儀礼―伊勢神宮詠「深く入りて」をめぐって
六道釈と『平家物語』「祇園精舎」
四 絵画への広がり
愛執の図像学―中世説話画に描かれた愛と発心
「真宗系」・「南都系」聖徳太子絵伝の再検討

刊行にあたって
編集後記
執筆者紹介

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
9,350
阿部泰郎 監修/佐藤愛弓・牧野淳司 編 、勉誠社 、2025年5月 、584p 、A5判
現代の我々の想像を遙かに超えて、中世の日本は、宗教的なものに満ちた世界であった。 それは、単に神仏への信仰という観念的なことでなく、何らか〈聖なるもの〉の存在や働きを、日常に身体感覚を通じて直接に受けとめたり、反対に人から何者かへ訴え、働きかけるダイナミックな〈冥と顕〉の相互の交信が、絶えず繰り広げられていた世界だったのである―。 各地に伝存する多種多様な寺院資料を紐解き、また、文学・絵画・建造物・芸能といった諸メディアとの連環をとらえ、中世日本における豊饒な宗教的世界観を立体的かつ通史的に描き出す必読の書。 学界を領導する十八名の研究者による最先端の研究状況をまとめて一冊で知ることの出来る中世日本の社会・思想・文化を考えるための充実のレファレンスツール! 目次 序論 本書の構成とみどころ 第Ⅰ部 中世宗教テクストの生成 一 思想―日本中世をどう見るか 思想史の中世 神祇の歴史から考える中世前期における神と仏の関係性 二 法会―宗教の社会的・歴史的意義 歴史学から仏教儀礼を読み解く―法会・修法のかたちとその変遷を考える 法会の場―内論義の会場をめぐって 三 僧侶―時代・社会とどう向き合うか 中世日本の表現主体が創出する宗教世界―貞慶と慈円の楕円宗教空間 目を閉じて坐禅をした明恵上人 東大寺宗性の境涯と宗教テクスト―交衆・遁世と聖教撰述 四 文庫―聖教の集積と伝来 秘匿と流伝の法流形成―鎌倉時代勧修寺流の展開について 称名寺聖教の形成と釼阿 大須文庫の生成―真福寺創建期歴代の活動とその周辺 第Ⅱ部 よみがえる中世の宗教世界 一 宗教空間の創出 大峯信仰史の創出―「大菩提山仏生土要事」をめぐって 中世宗教空間を創りだす宣陽門院―その宗教的主体性を中心に 二 神と仏の姿 受肉するカミ―垂迹信仰と生身信仰の接合 観音・媽祖・マリア―日中欧の交流と女神のメタモルフォーシス 三 文芸への広がり 西行和歌と神仏習合儀礼―伊勢神宮詠「深く入りて」をめぐって 六道釈と『平家物語』「祇園精舎」 四 絵画への広がり 愛執の図像学―中世説話画に描かれた愛と発心 「真宗系」・「南都系」聖徳太子絵伝の再検討 刊行にあたって 編集後記 執筆者紹介 納入までに3週間ほどかかります。

アク・ベシム遺跡を掘る よみがえるシルクロードの交易都市(アジア遊学 302)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
山内和也・齊藤茂雄 編、勉誠社、2025年4月、292 頁、A5判・並製
東西文化の接触点

中央アジアのキルギス共和国にあるアク・ ベシム遺跡。この遺跡は、5~11世紀頃にスイヤブ(砕葉・素葉とも)と呼ばれた古代都市の遺跡である。スイヤブはシルクロード交易の民ソグド人によって形成され、草原の遊牧勢力や中国王朝の唐、さらにはイスラームのカラハン朝が拠点とした多文化融合の国際交易都市であった。
都市はいかにして造られ、展開したのか。
東西の人びとはここでどのように暮らし、交流していたのか。
最新の発掘調査と、文献史学・美術史学・地理学・民俗学等、関係分野の知見から、都市スイヤブとその周辺世界の歴史を明らかにする。

目次

カラー口絵

序文 山内和也
総論 アク・ベシム遺跡(スイヤブ)とは 山内和也・齊藤茂雄

Ⅰ 歴史的背景
チュー川流域東部の地形と遺跡の分布特性―ジオアーケオロジーの視点で 佐藤剛
砕葉川のトルコ系遊牧民─西突厥・十姓を中心に 齊藤茂雄
玄奘が見たスイヤブ 山内和也

Ⅱ 発掘調査
ソグド人の街の発掘 櫛原功一
唐代砕葉鎮城(AKB-15)を掘る 平野修
【コラム】アク・ベシム遺跡出土の瓦 櫛原功一
アク・ベシム遺跡とその周辺の仏教寺院 岩井俊平
アク・ベシム遺跡発見の唐代花柄石敷とその性格 向井佑介
家畜利用からみたアク・ベシム遺跡 植月学
植物遺存体からわかる当時の暮らし 赤司千恵・中山誠二 
【コラム】空中写真でアク・ベシムを探る 望月秀和

Ⅲ 出土遺物・文化
チュー川流域出土の初唐様式仏教彫塑 森美智代 
チュー川流域出土漢文史料の書風分析―砕葉鎮城に到達した文字 福井淳哉
【コラム】アク・ベシム遺跡出土の「杜懐寶碑」について 齊藤茂雄
アク・ベシム遺跡出土の亀符と則天武后 柿沼陽平
アク・ベシム遺跡出土のコイン―文献学・歴史学と分析科学の接点 吉田豊・藤澤明 
セミレチエのソグド人キリスト教徒が制作したとされる銀器について 影山悦子 
物質文化資料からみた天山地域の遊牧民―シャムシの遺宝を中心に 大谷育恵
キルギスにおける伝統医療とシャーマン 藤崎竜一・高柳妙子・池田直人
【コラム】アク・ベシム遺跡を活用した観光開発 榊原洋司
【コラム】ファインダーから見たキルギス 福田大輔

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
山内和也・齊藤茂雄 編 、勉誠社 、2025年4月 、292 頁 、A5判・並製
東西文化の接触点 中央アジアのキルギス共和国にあるアク・ ベシム遺跡。この遺跡は、5~11世紀頃にスイヤブ(砕葉・素葉とも)と呼ばれた古代都市の遺跡である。スイヤブはシルクロード交易の民ソグド人によって形成され、草原の遊牧勢力や中国王朝の唐、さらにはイスラームのカラハン朝が拠点とした多文化融合の国際交易都市であった。 都市はいかにして造られ、展開したのか。 東西の人びとはここでどのように暮らし、交流していたのか。 最新の発掘調査と、文献史学・美術史学・地理学・民俗学等、関係分野の知見から、都市スイヤブとその周辺世界の歴史を明らかにする。 目次 カラー口絵 序文 山内和也 総論 アク・ベシム遺跡(スイヤブ)とは 山内和也・齊藤茂雄 Ⅰ 歴史的背景 チュー川流域東部の地形と遺跡の分布特性―ジオアーケオロジーの視点で 佐藤剛 砕葉川のトルコ系遊牧民─西突厥・十姓を中心に 齊藤茂雄 玄奘が見たスイヤブ 山内和也 Ⅱ 発掘調査 ソグド人の街の発掘 櫛原功一 唐代砕葉鎮城(AKB-15)を掘る 平野修 【コラム】アク・ベシム遺跡出土の瓦 櫛原功一 アク・ベシム遺跡とその周辺の仏教寺院 岩井俊平 アク・ベシム遺跡発見の唐代花柄石敷とその性格 向井佑介 家畜利用からみたアク・ベシム遺跡 植月学 植物遺存体からわかる当時の暮らし 赤司千恵・中山誠二  【コラム】空中写真でアク・ベシムを探る 望月秀和 Ⅲ 出土遺物・文化 チュー川流域出土の初唐様式仏教彫塑 森美智代  チュー川流域出土漢文史料の書風分析―砕葉鎮城に到達した文字 福井淳哉 【コラム】アク・ベシム遺跡出土の「杜懐寶碑」について 齊藤茂雄 アク・ベシム遺跡出土の亀符と則天武后 柿沼陽平 アク・ベシム遺跡出土のコイン―文献学・歴史学と分析科学の接点 吉田豊・藤澤明  セミレチエのソグド人キリスト教徒が制作したとされる銀器について 影山悦子  物質文化資料からみた天山地域の遊牧民―シャムシの遺宝を中心に 大谷育恵 キルギスにおける伝統医療とシャーマン 藤崎竜一・高柳妙子・池田直人 【コラム】アク・ベシム遺跡を活用した観光開発 榊原洋司 【コラム】ファインダーから見たキルギス 福田大輔 納入までに3週間ほどかかります。

ことば・ほとけ・図像の交響 法会・儀礼とアーカイヴ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,650 (送料:¥300~)
近本謙介 編、勉誠社、2022年3月、544p、B5判・上製
人びとの祈りのかたちを表す法会や儀礼は、ことば・ほとけ・図像が統合的に機能する空間のうちに執行されてきた。
唱導や文芸のことば、仏像彫刻やそれを荘厳する寺院空間、図像や絵画、さらには宗教空間で執り行われる法会・儀礼の次第や所作、それらを支える教理・教学―諸種の要素の響き合いにより営まれた法会・儀礼の実際を、寺院に伝持されてきたアーカイヴを紐解くことで明らかにする。
領域横断的・複合的な議論と方法論を示す四部二十三編の論考が奏でる法会・儀礼学の新機軸。
カラー口絵
緒言
第一部 ことばの響き
中世日本の唱導におけるほとけとことば―説経師の宗教テクスト・アーカイヴス
信貴山と中世聖徳太子伝
河内源氏の供養と鎌倉幕府の成立―安居院流唱導の表白を題材として
アーカイヴとしての『扶桑略記』
蒙書『上大人』・『上士由山水』と禅師語録における運用について
『維摩経』をめぐる法会・文芸・芸能―『春日権現験記絵』を視座として
第二部 ほとけの響き
浄土寺浄土堂の造形と思想
宣陽門院の宗教空間におけるほとけとことば―東寺西院御影堂の中世的発展と貞慶の『舎利講式』をめぐって
儀礼空間に託された信仰のかたち―高野山大伝法院本堂を中心として
コラム:『華厳経』を見ること、聞くこと、飲み込むこと―論義における中世僧侶の教理意識とその周辺
北条時頼の臨終儀礼再考―俊芿・泉涌寺僧請来の宋代仏教儀礼・作法の視点から
通受の背景
第三部 図像の響き
古代・中世仏教儀礼における造形の役割―行儀・図像・テクスト
新出の列女伝図、列士伝図について―楚平伯嬴図、聶政図の断片
十王信仰初期の変容と唱導
神奈川県小田原市総世寺所蔵の十王二使者図について
立川流『阿字観』とその伝本―仁和寺蔵『五智蔵秘抄』の後半部を伝える聖教をめぐって
文観房弘真が織りなしたテクストの地平―『御遺告七箇大事』と「三尊合行法」
称名寺素睿本神祇書一結と神道灌頂
第四部 アーカイヴとの共鳴
鎮護国家の仏教と列島の景観―仏法・王法相依の儀礼と地域統治
民俗社会の信仰と知識―奥三河宗教文献研究の現在
コラム:「男ノ心」は何と同じか―九華山地蔵寺所蔵文献から
史料紹介:壬辰請援第一陣の記録―柳夢鼎の燕行録『壬辰赴京日記』
あとがき

納入までに3週間ほどかかります。
単品スピード注文
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
12,650 (送料:¥300~)
近本謙介 編 、勉誠社 、2022年3月 、544p 、B5判・上製
人びとの祈りのかたちを表す法会や儀礼は、ことば・ほとけ・図像が統合的に機能する空間のうちに執行されてきた。 唱導や文芸のことば、仏像彫刻やそれを荘厳する寺院空間、図像や絵画、さらには宗教空間で執り行われる法会・儀礼の次第や所作、それらを支える教理・教学―諸種の要素の響き合いにより営まれた法会・儀礼の実際を、寺院に伝持されてきたアーカイヴを紐解くことで明らかにする。 領域横断的・複合的な議論と方法論を示す四部二十三編の論考が奏でる法会・儀礼学の新機軸。 カラー口絵 緒言 第一部 ことばの響き 中世日本の唱導におけるほとけとことば―説経師の宗教テクスト・アーカイヴス 信貴山と中世聖徳太子伝 河内源氏の供養と鎌倉幕府の成立―安居院流唱導の表白を題材として アーカイヴとしての『扶桑略記』 蒙書『上大人』・『上士由山水』と禅師語録における運用について 『維摩経』をめぐる法会・文芸・芸能―『春日権現験記絵』を視座として 第二部 ほとけの響き 浄土寺浄土堂の造形と思想 宣陽門院の宗教空間におけるほとけとことば―東寺西院御影堂の中世的発展と貞慶の『舎利講式』をめぐって 儀礼空間に託された信仰のかたち―高野山大伝法院本堂を中心として コラム:『華厳経』を見ること、聞くこと、飲み込むこと―論義における中世僧侶の教理意識とその周辺 北条時頼の臨終儀礼再考―俊芿・泉涌寺僧請来の宋代仏教儀礼・作法の視点から 通受の背景 第三部 図像の響き 古代・中世仏教儀礼における造形の役割―行儀・図像・テクスト 新出の列女伝図、列士伝図について―楚平伯嬴図、聶政図の断片 十王信仰初期の変容と唱導 神奈川県小田原市総世寺所蔵の十王二使者図について 立川流『阿字観』とその伝本―仁和寺蔵『五智蔵秘抄』の後半部を伝える聖教をめぐって 文観房弘真が織りなしたテクストの地平―『御遺告七箇大事』と「三尊合行法」 称名寺素睿本神祇書一結と神道灌頂 第四部 アーカイヴとの共鳴 鎮護国家の仏教と列島の景観―仏法・王法相依の儀礼と地域統治 民俗社会の信仰と知識―奥三河宗教文献研究の現在 コラム:「男ノ心」は何と同じか―九華山地蔵寺所蔵文献から 史料紹介:壬辰請援第一陣の記録―柳夢鼎の燕行録『壬辰赴京日記』 あとがき 納入までに3週間ほどかかります。
  • 単品スピード注文

女性の力から歴史をみる 柳田国男「妹の力」論の射程(アジア遊学290)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
永池健二 編、勉誠社、2023、280p、A5判
女性の霊的な力や心的な影響力の意義を論じた柳田国男の「妹の力」論。この思想は戦前戦後の民俗学の主要なテーマの一つとして展開されてきたが、近年、女性史・女性学研究の立場からさまざまな批判が繰り返されている。家庭内での女性の大きな役割や、その前提となる女性の男性に対する霊的優位性を否定し、「妹の力」の歴史的存在そのものをも認めまいとする主張もある。しかし、必ずしも柳田の主張が正しく理解されてきたとはいいがたい。
柳田は「妹の力」にどのような意図や主張を込めたのだろうか。
改めて時代状況のなかに置き直して考察するとともに、沖縄の「オナリ神」信仰や女性祭司と巫女、遊女、長崎のかくれキリシタン、中国古代の敦煌など、時代地域を異にする女性たちが担った独自の信仰の事例を多数提示し、女性の霊的な優位性を再検証する。
「妹の力」を男女の関係や現代社会のあり方を捉えなおす視座として提示するとともに、個人的な生にとって意義のある歴史の構築を目指した柳田国男の民俗学を問い直す画期的成果。
序言 いま、なぜ「妹の力」なのか 永池健二
総論「妹の力」の現代的意義を問う 永池健二
第Ⅰ部 「妹の力」とその時代―大正末年から昭和初年へ
「妹の力」の政治学―柳田国男の女性参政論をめぐって 影山正美
柳田国男の女性史研究と「生活改善(運動)」への批判をめぐって 吉村風
第Ⅱ部 霊的力を担う女たち―オナリ神・巫女・遊女
馬淵東一のオナリ神研究―オナリ神と二つの出会い 澤井真代
折口信夫の琉球巫女論 伊藤好英
地名「白拍子」は何を意味するか―中世の女性伝説から『妹の力』を考える 内藤浩誉
第Ⅲ部 生活と信仰―地域に生きる「妹の力」
くまのの山ハた可きともをしわけ―若狭・内外海半島の巫女制と祭文 金田久璋
長崎のかくれキリシタンのマリア信仰 松尾恒一
敦煌文献より見る九、十世紀中国の女性と信仰 荒見泰史
第Ⅳ部 女の〈生〉と「妹の力」――生活から歴史を眼差す
江馬三枝子―「主義者」から民俗学へ 杉本仁
「妹の力」から女のための民俗学へ―瀬川清子の関心をめぐる一考察 加藤秀雄
「女坑夫」からの聞き書き―問い直す女の力 川松あかり
高取正男における宗教と女性 黛友明
「妹の力」をめぐるミニ・シンポジウムの歩み


納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,300
永池健二 編 、勉誠社 、2023 、280p 、A5判
女性の霊的な力や心的な影響力の意義を論じた柳田国男の「妹の力」論。この思想は戦前戦後の民俗学の主要なテーマの一つとして展開されてきたが、近年、女性史・女性学研究の立場からさまざまな批判が繰り返されている。家庭内での女性の大きな役割や、その前提となる女性の男性に対する霊的優位性を否定し、「妹の力」の歴史的存在そのものをも認めまいとする主張もある。しかし、必ずしも柳田の主張が正しく理解されてきたとはいいがたい。 柳田は「妹の力」にどのような意図や主張を込めたのだろうか。 改めて時代状況のなかに置き直して考察するとともに、沖縄の「オナリ神」信仰や女性祭司と巫女、遊女、長崎のかくれキリシタン、中国古代の敦煌など、時代地域を異にする女性たちが担った独自の信仰の事例を多数提示し、女性の霊的な優位性を再検証する。 「妹の力」を男女の関係や現代社会のあり方を捉えなおす視座として提示するとともに、個人的な生にとって意義のある歴史の構築を目指した柳田国男の民俗学を問い直す画期的成果。 序言 いま、なぜ「妹の力」なのか 永池健二 総論「妹の力」の現代的意義を問う 永池健二 第Ⅰ部 「妹の力」とその時代―大正末年から昭和初年へ 「妹の力」の政治学―柳田国男の女性参政論をめぐって 影山正美 柳田国男の女性史研究と「生活改善(運動)」への批判をめぐって 吉村風 第Ⅱ部 霊的力を担う女たち―オナリ神・巫女・遊女 馬淵東一のオナリ神研究―オナリ神と二つの出会い 澤井真代 折口信夫の琉球巫女論 伊藤好英 地名「白拍子」は何を意味するか―中世の女性伝説から『妹の力』を考える 内藤浩誉 第Ⅲ部 生活と信仰―地域に生きる「妹の力」 くまのの山ハた可きともをしわけ―若狭・内外海半島の巫女制と祭文 金田久璋 長崎のかくれキリシタンのマリア信仰 松尾恒一 敦煌文献より見る九、十世紀中国の女性と信仰 荒見泰史 第Ⅳ部 女の〈生〉と「妹の力」――生活から歴史を眼差す 江馬三枝子―「主義者」から民俗学へ 杉本仁 「妹の力」から女のための民俗学へ―瀬川清子の関心をめぐる一考察 加藤秀雄 「女坑夫」からの聞き書き―問い直す女の力 川松あかり 高取正男における宗教と女性 黛友明 「妹の力」をめぐるミニ・シンポジウムの歩み 納入までに3週間ほどかかります。

菜の花と人間の文化史 : アブラナ科植物の栽培・利用と食文化(アジア遊学235)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
武田和哉・渡辺正夫 編、勉誠出版、2019年7月、240p、21cm
アブラナ科植物は、アジアの米主食文化の中では重要な副食食材である。
ハクサイ・カブ、ダイコン、キャベツ・ブロッコリー、カラシナ、ワサビ等が該当し、これらは大変なじみ深い存在である。
また、日本では歴史的に見て、搾油用の作物として重視されていた時期があり、さらに近年の低炭素社会実現に向けて環境意識の高まりの中で再評価されつつある。
こうしたアブラナ科植物の品種や生殖上の特質、ならびに伝播・栽培や食文化、社会との接点等に関する諸問題について、農学系と人文学系の研究者がそれぞれの専門研究視点から意欲的に取り組んだ学融合的研究成果。

目次

カラー口絵

総論
アブラナ科植物の現在―今、なぜアブラナ科植物なのか―

Ⅰ アブラナ科植物とはなにか
アブラナ科植物と人間文化―日本社会を中心に
アブラナ科植物について
植物の生殖の仕組みとアブラナ科植物の自家不和合性
コラム1 バイオインフォマティクスとはなにか

Ⅱ アジアにおけるアブラナ科作物と人間社会
アブラナ科栽培植物の伝播と呼称
中国におけるアブラナ科植物の栽培とその歴史
パーリ仏典にみられるカラシナの諸相
アブラナ科作物とイネとの出会い
コラム2 栽培と食文化がつなぐ東アジア
コラム3 植えて・収穫して・食べる―中国史の中のアブラナ科植物―

Ⅲ 日本におけるアブラナ科作物と人間社会
日本国内遺跡出土資料からみたアブラナ科植物栽培の痕跡
日本古代のアブラナ科植物
日本中世におけるアブラナ科作物と仏教文化
最新の育種学研究から見たアブラナ科植物の諸相―江戸時代のアブラナ科野菜の品種改良―
コラム4 奈良・平安時代のワサビとカラシ
コラム5 ノザワナの誕生
コラム6 近世から現代に至るまでの日本社会におけるナタネ作付と製油業の展開の諸相

Ⅳ アブラナ科作物と人間社会の現状と将来展望  
学校教育現場での取り組み―今、なぜ、植物を用いたアウトリーチ活動が重要なのか―
植物文化学の先学者たちの足跡と今後の展望―領域融合型研究の課題点と可能性― 
コラム7 アブラナ科植物遺伝資源に関わる海外学術調査研究―名古屋議定書の発効で遺伝資源の海外学術調査研究は何が変わるか―

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
武田和哉・渡辺正夫 編 、勉誠出版 、2019年7月 、240p 、21cm
アブラナ科植物は、アジアの米主食文化の中では重要な副食食材である。 ハクサイ・カブ、ダイコン、キャベツ・ブロッコリー、カラシナ、ワサビ等が該当し、これらは大変なじみ深い存在である。 また、日本では歴史的に見て、搾油用の作物として重視されていた時期があり、さらに近年の低炭素社会実現に向けて環境意識の高まりの中で再評価されつつある。 こうしたアブラナ科植物の品種や生殖上の特質、ならびに伝播・栽培や食文化、社会との接点等に関する諸問題について、農学系と人文学系の研究者がそれぞれの専門研究視点から意欲的に取り組んだ学融合的研究成果。 目次 カラー口絵 総論 アブラナ科植物の現在―今、なぜアブラナ科植物なのか― Ⅰ アブラナ科植物とはなにか アブラナ科植物と人間文化―日本社会を中心に アブラナ科植物について 植物の生殖の仕組みとアブラナ科植物の自家不和合性 コラム1 バイオインフォマティクスとはなにか Ⅱ アジアにおけるアブラナ科作物と人間社会 アブラナ科栽培植物の伝播と呼称 中国におけるアブラナ科植物の栽培とその歴史 パーリ仏典にみられるカラシナの諸相 アブラナ科作物とイネとの出会い コラム2 栽培と食文化がつなぐ東アジア コラム3 植えて・収穫して・食べる―中国史の中のアブラナ科植物― Ⅲ 日本におけるアブラナ科作物と人間社会 日本国内遺跡出土資料からみたアブラナ科植物栽培の痕跡 日本古代のアブラナ科植物 日本中世におけるアブラナ科作物と仏教文化 最新の育種学研究から見たアブラナ科植物の諸相―江戸時代のアブラナ科野菜の品種改良― コラム4 奈良・平安時代のワサビとカラシ コラム5 ノザワナの誕生 コラム6 近世から現代に至るまでの日本社会におけるナタネ作付と製油業の展開の諸相 Ⅳ アブラナ科作物と人間社会の現状と将来展望   学校教育現場での取り組み―今、なぜ、植物を用いたアウトリーチ活動が重要なのか― 植物文化学の先学者たちの足跡と今後の展望―領域融合型研究の課題点と可能性―  コラム7 アブラナ科植物遺伝資源に関わる海外学術調査研究―名古屋議定書の発効で遺伝資源の海外学術調査研究は何が変わるか― 納入までに3週間ほどかかります。

東アジアにおける知の往還(アジア遊学255)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館・高麗大学校グローバル日本研究院 共編、勉誠・・・
気候危機にパンデミック、市民間の分断…生命をも脅かす大きな困難が次々に起こる現代、我々はいかにして大量の情報を「個」として的確に受け止め、判断の材料に変換できるのか。
そのための「知」を下支えするものの根拠を豊富な文献に求め、歴史的経験を留めた表現の集合体から照射することで新規の問いかけに繋げる。
第一章「書物と文化」では、文字・絵画・書形が形づくる日本・韓国の書物文化の諸相に着目する。第二章「記録と記憶」では、災難文学および「記録」と文学的言説の往還に目を向け、第三章「都市という舞台」では「江戸」「京城」「パリ」の三都市を舞台に展開された歴史的・文学的営為に着目し、新たな研究への展望が示される。
文学史、美術史、思想史、歴史学、アーカイブズ学など、多面的な視角から、東アジアにおける知の往還を描き出す。

目次


刊行によせて ロバート キャンベル
刊行によせて 鄭炳浩
本書の企画と構成 齋藤真麻理・金秀美

Ⅰ 書物と文化
『栄花物語』と朝鮮王朝の宮廷文学―『閑中録』との比較を中心として 桜井宏徳遺稿集の季節―二十世紀前半の日本の言説編制
近代日本の元寇図と『蒙古襲来絵詞』
〈コラム〉絵画と文字の表現コード―『源氏物語絵巻』を読み解く
〈コラム〉奈良絵本と『徒然草』―ジャンルを往還するメディア
〈コラム〉正方形の本をめぐって

Ⅱ 記録と記憶
日本と韓国の災難文学と記憶―セウォル号沈没事件と東日本大震災の災難詩を中心として
近代福島県富岡町小良ヶ浜の文書管理―複合災害・縁故地・区有文書
〈コラム〉『三国遺事』を巡るいくつかの知見について
言語と減刑―森鷗外『高瀬舟』において
〈コラム〉在日朝鮮人「帰国事業」の記録と記憶の文学

Ⅲ 都市という舞台
江戸における巨大寺院の復興と講中―築地本願寺の場合
日本の伝統詩歌に描かれた大都京城の風土
〈コラム〉『京城日報』と近代都市京城の表象―横光利一の満鉄招請文学講演旅行と「天使」を中心に
パリが主人公―レティフとメルシエの作品とパリの文学的神話の誕生
〈コラム〉日韓の西洋探偵小説における都市表象―エミール・ガボリオの『ルルージュ事件』を中心に

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館・高麗大学校グローバル日本研究院 共編 、勉誠出版 、2021年3月 、200 頁
気候危機にパンデミック、市民間の分断…生命をも脅かす大きな困難が次々に起こる現代、我々はいかにして大量の情報を「個」として的確に受け止め、判断の材料に変換できるのか。 そのための「知」を下支えするものの根拠を豊富な文献に求め、歴史的経験を留めた表現の集合体から照射することで新規の問いかけに繋げる。 第一章「書物と文化」では、文字・絵画・書形が形づくる日本・韓国の書物文化の諸相に着目する。第二章「記録と記憶」では、災難文学および「記録」と文学的言説の往還に目を向け、第三章「都市という舞台」では「江戸」「京城」「パリ」の三都市を舞台に展開された歴史的・文学的営為に着目し、新たな研究への展望が示される。 文学史、美術史、思想史、歴史学、アーカイブズ学など、多面的な視角から、東アジアにおける知の往還を描き出す。 目次 序 刊行によせて ロバート キャンベル 刊行によせて 鄭炳浩 本書の企画と構成 齋藤真麻理・金秀美 Ⅰ 書物と文化 『栄花物語』と朝鮮王朝の宮廷文学―『閑中録』との比較を中心として 桜井宏徳遺稿集の季節―二十世紀前半の日本の言説編制 近代日本の元寇図と『蒙古襲来絵詞』 〈コラム〉絵画と文字の表現コード―『源氏物語絵巻』を読み解く 〈コラム〉奈良絵本と『徒然草』―ジャンルを往還するメディア 〈コラム〉正方形の本をめぐって Ⅱ 記録と記憶 日本と韓国の災難文学と記憶―セウォル号沈没事件と東日本大震災の災難詩を中心として 近代福島県富岡町小良ヶ浜の文書管理―複合災害・縁故地・区有文書 〈コラム〉『三国遺事』を巡るいくつかの知見について 言語と減刑―森鷗外『高瀬舟』において 〈コラム〉在日朝鮮人「帰国事業」の記録と記憶の文学 Ⅲ 都市という舞台 江戸における巨大寺院の復興と講中―築地本願寺の場合 日本の伝統詩歌に描かれた大都京城の風土 〈コラム〉『京城日報』と近代都市京城の表象―横光利一の満鉄招請文学講演旅行と「天使」を中心に パリが主人公―レティフとメルシエの作品とパリの文学的神話の誕生 〈コラム〉日韓の西洋探偵小説における都市表象―エミール・ガボリオの『ルルージュ事件』を中心に 納入までに3週間ほどかかります。

ポストコロナ時代の東アジアー新しい世界の国家・宗教・日常 (アジア遊学253)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
玄武岩・藤野陽平 編、勉誠出版 (発売)、2020年10月、272 頁、21cm
新型コロナウイルスのパンデミックはかつてない社会的混乱を招いている。
日本・台湾・韓国・中国・香港はこの危機にどう対応したのか。
都市封鎖や各種の自粛措置、メディア戦略、「新しい生活様式」等の各国の政策から、疫病除けの妖怪「アマビエ」の流行、各国の宗教対策まで、メディア・社会・宗教など多様な視点から比較検証。
国家と市民社会の関係、社会のゆがみを浮き彫りにし、国境を越えた連帯と共感の必要性を問い直す。

目次

序言 境界を越えた「連帯」のコミュニケーションへ―ポストコロナ時代の東アジア

Ⅰ ポストコロナ時代の政治とコミュニケーション
日本における新型コロナウイルス感染症とマスメディア報道
新型コロナ対策優等生台湾の初動体制―開いたものと閉じたもの
開放性・透明性・民主的参加に基づく先制的対応が功を奏して
中国:情報隠蔽から情報公開へ―ソーシャルメディアの活躍と独自な国民世論の形成
中国における既存メディアとソーシャルメディ共存時代の考察
香港における新型コロナについての一考察―市民社会の力
東アジアの新型コロナウィルス感染封じ込めにみる検討課題
【コラム】朝鮮民主主義人民共和国における新型コロナ感染症対策

Ⅱ 新型コロナウイルスと変容する社会
百年前のマスク―「スペイン風邪」瞥見
「自粛」する日本社会―三十四年分の新聞記事を数えてみる
COVID-19影響下のリモートワークで派生した組織コミュニケーション課題―特に「身体性問題」(DX/RWの穽陥)を超える為に
台湾山地先住民の村における新型コロナウイルス感染症のインパクト
「距離」と性的マイノリティ―韓国のナイトクラブにおける集団感染から
韓国におけるコロナ対策と(非)可視化される人々―在外同胞・移住民を中心に
ジャーナリズム研究者が見たサイバー空間上のアンチ・コロナ運動

Ⅲ コロナ時代にみる東アジアの信仰の姿
祭礼の中止、妖怪の流行―「疫病除け」を手掛かりに
疫病と民間信仰―祭礼・アマビエ・鼠塚
コロナ問題と現代宗教
疫病と台湾の民間信仰
感染症のパンデミックと分断の可視化―コロナテスト中の韓国社会と宗教を問う
【コラム】香港におけるコロナと宗教

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
玄武岩・藤野陽平 編 、勉誠出版 (発売) 、2020年10月 、272 頁 、21cm
新型コロナウイルスのパンデミックはかつてない社会的混乱を招いている。 日本・台湾・韓国・中国・香港はこの危機にどう対応したのか。 都市封鎖や各種の自粛措置、メディア戦略、「新しい生活様式」等の各国の政策から、疫病除けの妖怪「アマビエ」の流行、各国の宗教対策まで、メディア・社会・宗教など多様な視点から比較検証。 国家と市民社会の関係、社会のゆがみを浮き彫りにし、国境を越えた連帯と共感の必要性を問い直す。 目次 序言 境界を越えた「連帯」のコミュニケーションへ―ポストコロナ時代の東アジア Ⅰ ポストコロナ時代の政治とコミュニケーション 日本における新型コロナウイルス感染症とマスメディア報道 新型コロナ対策優等生台湾の初動体制―開いたものと閉じたもの 開放性・透明性・民主的参加に基づく先制的対応が功を奏して 中国:情報隠蔽から情報公開へ―ソーシャルメディアの活躍と独自な国民世論の形成 中国における既存メディアとソーシャルメディ共存時代の考察 香港における新型コロナについての一考察―市民社会の力 東アジアの新型コロナウィルス感染封じ込めにみる検討課題 【コラム】朝鮮民主主義人民共和国における新型コロナ感染症対策 Ⅱ 新型コロナウイルスと変容する社会 百年前のマスク―「スペイン風邪」瞥見 「自粛」する日本社会―三十四年分の新聞記事を数えてみる COVID-19影響下のリモートワークで派生した組織コミュニケーション課題―特に「身体性問題」(DX/RWの穽陥)を超える為に 台湾山地先住民の村における新型コロナウイルス感染症のインパクト 「距離」と性的マイノリティ―韓国のナイトクラブにおける集団感染から 韓国におけるコロナ対策と(非)可視化される人々―在外同胞・移住民を中心に ジャーナリズム研究者が見たサイバー空間上のアンチ・コロナ運動 Ⅲ コロナ時代にみる東アジアの信仰の姿 祭礼の中止、妖怪の流行―「疫病除け」を手掛かりに 疫病と民間信仰―祭礼・アマビエ・鼠塚 コロナ問題と現代宗教 疫病と台湾の民間信仰 感染症のパンデミックと分断の可視化―コロナテスト中の韓国社会と宗教を問う 【コラム】香港におけるコロナと宗教 納入までに3週間ほどかかります。

史料が語る東インド航路ー移動がうみだす接触領域(アジア遊学258)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
水井万里子・大澤広晃・杉浦未樹・吉田信・伏見岳志 編、勉誠出版、2021年7月、240 頁
15世紀末から開拓され、ヨーロッパがアジアと出会った海上路、東インド航路。この航路は、大西洋を南下して、喜望峰を越え、アジア各地へと至る長距離ルートであった。以降、スエズ運河開通によりルートや移動手段が多様化するまで、多くの人やモノがこの航路を往来し、多数の記録簿や報告書、書簡、日記などの史料群が残された。
このような史料の書き手であった移動者であるヨーロッパ人と移動先のローカルな人々との関係は、航路上にあった「接触領域=コンタクト・ゾーン」の中で取り結ばれ、記録された。航路の変遷をたどり、そこに残された史料から、現地の人々の営みや関係性、特に奴隷や移動労働者といった可視化されにくい人々の輪郭を探る。

目次

はじめに

第一部 長距離航路からみる世界
東インド航路のなかのアフリカ
ケープ・ルートの多様化とオランダ東インド会社のケープ居留地建設
近代中国学の誕生とロバート・モリソン
植民地をつなぎなおす―スペインとポルトガルの帝国再編
スペインとキューバ、アフリカをつなぐ非合法奴隷貿易のネットワーク

第二部 史料が描く接触領域としての島々
文書館史料を通じて人と出会う―マダガスカル史研究史料としてのオランダ東インド会社文書
十八世紀末から十九世紀初頭のセント・ヘレナ島における移動と接触―イギリス東インド会社関連史料から

第三部 史料のなかのケープ植民地
豊富なデータが開く歴史―ケープ植民地の統計史料
英領ケープ植民地における陸軍と関連史料 一七九五〜一八二〇年
十八〜十九世紀前半の南部アフリカにおけるイギリス系プロテスタント宣教団―移動史料研究の前提として
十九世紀前半の南部アフリカにおけるウェスリアン・メソディスト宣教団―史料の特徴とそのナラティヴ

第四部 変貌する東インド航路と帝国
ポスターのなかのアフリカの「自然」―イギリス帝国通商局によるプロパガンダの環境史的考察
オランダ領東インドにおける旅券制度の展開―植民地パスポートの様式と機能をめぐって
十九〜二十世紀におけるフランス植民地帝国間の移動―マルセイユ―サイゴン定期便
【コラム】旅券のスタンプから再現する植民地と本国の移動

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
水井万里子・大澤広晃・杉浦未樹・吉田信・伏見岳志 編 、勉誠出版 、2021年7月 、240 頁
15世紀末から開拓され、ヨーロッパがアジアと出会った海上路、東インド航路。この航路は、大西洋を南下して、喜望峰を越え、アジア各地へと至る長距離ルートであった。以降、スエズ運河開通によりルートや移動手段が多様化するまで、多くの人やモノがこの航路を往来し、多数の記録簿や報告書、書簡、日記などの史料群が残された。 このような史料の書き手であった移動者であるヨーロッパ人と移動先のローカルな人々との関係は、航路上にあった「接触領域=コンタクト・ゾーン」の中で取り結ばれ、記録された。航路の変遷をたどり、そこに残された史料から、現地の人々の営みや関係性、特に奴隷や移動労働者といった可視化されにくい人々の輪郭を探る。 目次 はじめに 第一部 長距離航路からみる世界 東インド航路のなかのアフリカ ケープ・ルートの多様化とオランダ東インド会社のケープ居留地建設 近代中国学の誕生とロバート・モリソン 植民地をつなぎなおす―スペインとポルトガルの帝国再編 スペインとキューバ、アフリカをつなぐ非合法奴隷貿易のネットワーク 第二部 史料が描く接触領域としての島々 文書館史料を通じて人と出会う―マダガスカル史研究史料としてのオランダ東インド会社文書 十八世紀末から十九世紀初頭のセント・ヘレナ島における移動と接触―イギリス東インド会社関連史料から 第三部 史料のなかのケープ植民地 豊富なデータが開く歴史―ケープ植民地の統計史料 英領ケープ植民地における陸軍と関連史料 一七九五〜一八二〇年 十八〜十九世紀前半の南部アフリカにおけるイギリス系プロテスタント宣教団―移動史料研究の前提として 十九世紀前半の南部アフリカにおけるウェスリアン・メソディスト宣教団―史料の特徴とそのナラティヴ 第四部 変貌する東インド航路と帝国 ポスターのなかのアフリカの「自然」―イギリス帝国通商局によるプロパガンダの環境史的考察 オランダ領東インドにおける旅券制度の展開―植民地パスポートの様式と機能をめぐって 十九〜二十世紀におけるフランス植民地帝国間の移動―マルセイユ―サイゴン定期便 【コラム】旅券のスタンプから再現する植民地と本国の移動 納入までに3週間ほどかかります。

戒厳令下の台湾文学 本省籍知識人のアイデンティティと日本 アジア遊学314

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
工藤貴正編、勉誠社、2026、304p、A5判
945年の日本の敗戦後、中国国民党が台湾の統治を開始すると、日本統治時代から台湾で暮らしてきた人々(本省人)と、戦勝者意識を懐いて戦後に中国大陸から渡ってきた国民党の官僚や軍人ら(外省人)との間に、深刻な対立「省籍矛盾」が生じた。この対立は国民党による市民への大規模な武力弾圧事(二・二八事件)へと発展し、その後、長きにわたる「沈黙」の時代、すなわち戒厳令下へと至ることになった。
この戒厳令下(1949~1987)において、日本統治を経験した本省籍知識人は、いかにして日本との関係を保ちながら、自己のアイデンティティを構築したのか。また、日本文学の翻訳書はどのように台湾社会に浸透し、翻訳書が描く日本人及び日本社会はどのように受けとめられたのか。
日本語を使用して創作をした世代、日本語の教養をベースにしつつ中国語で創作活動をした世代、中国語を自由に操って創作した世代という三世代の作家の具体例を挙げながら、彼らのアイデンティティを探る。さらに「翻訳文学」を通じた台湾と日本の精神的な交流や、言語教育の実態、戦後台湾における本省人と外省人の対立の根源にあった「省籍矛盾」の根源を明らかにする。
目次
はじめに  工藤貴正
序論 台湾省編訳館館長・許寿裳の日本批判と「省籍矛盾」の一端  工藤貴正
Ⅰ 戒厳令下における日本人の台湾留学、台湾人の日本留学
戒厳令下を生き抜く台湾作家群像――陳映真から黄霊芝まで  岡﨑郁子
苦悩する日本滞在の記  張良澤
台湾詩人陳明台の愛と葛藤――日台歴史の深淵  菊池一隆
Ⅱ 日本統治期を生きた台湾知識人のアイデンティティ
『台湾文芸』と台湾文学史観の形成   澤井律之
戦後日本における呉濁流文学の出版と普及に見る文化政治―「無花果」を例として  王惠珍
巫永福のアイデンティティの変化―文化的・政治的アイデンティティの「板返」運動 謝惠貞
作家李喬による日本、台湾、中国をめぐる文化的言説  張修愼
遅れて日本に来た台湾留学生・葉笛―「詩的純文学」世界と「文化変容」の台湾文化  工藤貴正
Ⅲ 戒厳令下における翻訳日本文学と台湾旅行および教育を巡って
戦後台湾・戒厳令期(一九四九~一九八七)における日本文学の翻訳状況と傾向  廖秀娟
松本清張と台湾推理小説  賴松輝(榊原真理子訳)
ほか
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求
3,850
工藤貴正編 、勉誠社 、2026 、304p 、A5判
945年の日本の敗戦後、中国国民党が台湾の統治を開始すると、日本統治時代から台湾で暮らしてきた人々(本省人)と、戦勝者意識を懐いて戦後に中国大陸から渡ってきた国民党の官僚や軍人ら(外省人)との間に、深刻な対立「省籍矛盾」が生じた。この対立は国民党による市民への大規模な武力弾圧事(二・二八事件)へと発展し、その後、長きにわたる「沈黙」の時代、すなわち戒厳令下へと至ることになった。 この戒厳令下(1949~1987)において、日本統治を経験した本省籍知識人は、いかにして日本との関係を保ちながら、自己のアイデンティティを構築したのか。また、日本文学の翻訳書はどのように台湾社会に浸透し、翻訳書が描く日本人及び日本社会はどのように受けとめられたのか。 日本語を使用して創作をした世代、日本語の教養をベースにしつつ中国語で創作活動をした世代、中国語を自由に操って創作した世代という三世代の作家の具体例を挙げながら、彼らのアイデンティティを探る。さらに「翻訳文学」を通じた台湾と日本の精神的な交流や、言語教育の実態、戦後台湾における本省人と外省人の対立の根源にあった「省籍矛盾」の根源を明らかにする。 目次 はじめに  工藤貴正 序論 台湾省編訳館館長・許寿裳の日本批判と「省籍矛盾」の一端  工藤貴正 Ⅰ 戒厳令下における日本人の台湾留学、台湾人の日本留学 戒厳令下を生き抜く台湾作家群像――陳映真から黄霊芝まで  岡﨑郁子 苦悩する日本滞在の記  張良澤 台湾詩人陳明台の愛と葛藤――日台歴史の深淵  菊池一隆 Ⅱ 日本統治期を生きた台湾知識人のアイデンティティ 『台湾文芸』と台湾文学史観の形成   澤井律之 戦後日本における呉濁流文学の出版と普及に見る文化政治―「無花果」を例として  王惠珍 巫永福のアイデンティティの変化―文化的・政治的アイデンティティの「板返」運動 謝惠貞 作家李喬による日本、台湾、中国をめぐる文化的言説  張修愼 遅れて日本に来た台湾留学生・葉笛―「詩的純文学」世界と「文化変容」の台湾文化  工藤貴正 Ⅲ 戒厳令下における翻訳日本文学と台湾旅行および教育を巡って 戦後台湾・戒厳令期(一九四九~一九八七)における日本文学の翻訳状況と傾向  廖秀娟 松本清張と台湾推理小説  賴松輝(榊原真理子訳) ほか

日本人の読書 新装版 古代・中世の学問を探る

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
佐藤道生、勉誠社、2025、520p、A5判
古代・中世の日本において、書物を読み、解釈し、伝えていくことは、限られた人びとにのみ許される特権的な営みであった。
特に中国大陸ないしは朝鮮半島経由で伝えられた漢籍(漢語で書かれた書物)は、国家を支える政治や法、さらには思想や文化体系を伝える最先端のものとして重要視された。
中国の文化全般を学ぶことを目的としたこれらの学問―漢学―は、国家の制度のなかにも位置付けられ、それを担う家では、書写・刊行された諸種の漢籍を入手し、独自の学問を形成していった。
書物に残された注釈の書き入れ、来歴を伝える識語、古記録や説話に残された漢学者の逸話など、漢籍の読書の高まりをいまに伝える諸資料から古代・中世における日本人の読書の歴史を明らかにする。
目次
本 篇
第一章 古代・中世 日本人の読書
第二章 日本に現存する漢籍古写本―唐鈔本はなぜ読み継がれたのか
第三章 古代・中世 漢文訓読史
第四章 平安貴族の読書
第五章 藤原道長の漢籍蒐集
第六章 藤原兼実の読書生活―『素書』と『和漢朗詠集』
第七章 養和元年の意見封事―藤原兼実「可依変異被行攘災事」を読む
第八章 『論語疏』中国六世紀写本の出現
第九章 平安時代に於ける『文選集注』の受容
第十章 金澤文庫本『春秋経伝集解』、奥書の再検討
第十一章 室町後期に於ける『論語』伝授の様相―天文版『論語』の果たした役割
第十二章 清原家の学問と漢籍―『論語』を例として訓点と注釈書との関係を考える
第十三章 吉田家旧蔵の兵書―慶應義塾図書館蔵『七書直解』等の紹介を兼ねて
第十四章 「佐保切」追跡―大燈国師を伝称筆者とする書蹟に関する考察
第十五章 伝授と筆耕―呉三郎入道の事績
第十六章 『古文孝経』永仁五年写本の問題点
第十七章 猿投神社の漢籍古写本―『史記』『春秋経伝集解』の書写者を探る
附 篇
第十八章 『朝野群載』巻十三の問題点
第十九章 日本漢学史上の句題詩
第二十章 『本朝麗藻』所収の釈奠詩―句題詩の変型として
第二十一章 藤原有国伝の再検討
第二十二章 大江匡房と藤原基俊
第二十三章 大江匡房の著作と『新撰朗詠集』
第二十四章 平安後期の文章得業生に関する覚書
第二十五章 『玉葉』に見られる課試制度関連記事の検討
第二十六章 平安時代の詩宴に果たした謝霊運の役割
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
10,450
佐藤道生 、勉誠社 、2025 、520p 、A5判
古代・中世の日本において、書物を読み、解釈し、伝えていくことは、限られた人びとにのみ許される特権的な営みであった。 特に中国大陸ないしは朝鮮半島経由で伝えられた漢籍(漢語で書かれた書物)は、国家を支える政治や法、さらには思想や文化体系を伝える最先端のものとして重要視された。 中国の文化全般を学ぶことを目的としたこれらの学問―漢学―は、国家の制度のなかにも位置付けられ、それを担う家では、書写・刊行された諸種の漢籍を入手し、独自の学問を形成していった。 書物に残された注釈の書き入れ、来歴を伝える識語、古記録や説話に残された漢学者の逸話など、漢籍の読書の高まりをいまに伝える諸資料から古代・中世における日本人の読書の歴史を明らかにする。 目次 本 篇 第一章 古代・中世 日本人の読書 第二章 日本に現存する漢籍古写本―唐鈔本はなぜ読み継がれたのか 第三章 古代・中世 漢文訓読史 第四章 平安貴族の読書 第五章 藤原道長の漢籍蒐集 第六章 藤原兼実の読書生活―『素書』と『和漢朗詠集』 第七章 養和元年の意見封事―藤原兼実「可依変異被行攘災事」を読む 第八章 『論語疏』中国六世紀写本の出現 第九章 平安時代に於ける『文選集注』の受容 第十章 金澤文庫本『春秋経伝集解』、奥書の再検討 第十一章 室町後期に於ける『論語』伝授の様相―天文版『論語』の果たした役割 第十二章 清原家の学問と漢籍―『論語』を例として訓点と注釈書との関係を考える 第十三章 吉田家旧蔵の兵書―慶應義塾図書館蔵『七書直解』等の紹介を兼ねて 第十四章 「佐保切」追跡―大燈国師を伝称筆者とする書蹟に関する考察 第十五章 伝授と筆耕―呉三郎入道の事績 第十六章 『古文孝経』永仁五年写本の問題点 第十七章 猿投神社の漢籍古写本―『史記』『春秋経伝集解』の書写者を探る 附 篇 第十八章 『朝野群載』巻十三の問題点 第十九章 日本漢学史上の句題詩 第二十章 『本朝麗藻』所収の釈奠詩―句題詩の変型として 第二十一章 藤原有国伝の再検討 第二十二章 大江匡房と藤原基俊 第二十三章 大江匡房の著作と『新撰朗詠集』 第二十四章 平安後期の文章得業生に関する覚書 第二十五章 『玉葉』に見られる課試制度関連記事の検討 第二十六章 平安時代の詩宴に果たした謝霊運の役割

都市からひもとく西アジアー歴史・社会・文化 (アジア遊学264)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
守川知子 編、勉誠出版、2021年12月、272 頁
西アジアは古くから都市文明や都市国家の栄えた地域である。この地につくられた都市は、市壁を備え、その内側に宗教施設や市場、居住区、城塞や宮殿を築くという特徴をもつ。各都市は、周辺の農村や街道など複数のネットワークのなかに位置し、地域社会のかなめとして機能した。遠距離交易の拠点でもある都市には、イスラーム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒のほか、旅人や商人など多様な人々が暮らしていた。
東はアフガニスタンから西はエジプトまで、学術都市、商業都市、観光都市、軍営都市、要塞都市、港湾都市など、様々な顔をもつ7~19世紀の西アジアの歴史都市に焦点をあてる。文献史料・絵図・地図の読み解きから都市社会を多角的に検証し、今に受け継がれるその歴史と文化を探る。
都市社会の多様性を描き出し、新たな歴史像を提示する。

<目次>

まえがき―『都市からひもとく西アジア』に寄せて 守川知子

Ⅰ 都市をつくる―建設・形成と発展
ムスリムがはじめて建設した都市バスラ―軍営都市から経済と学術の都市へ 亀谷学
「二つの春の母」モスルの一二・一三世紀―ザンギー朝下の建設と破壊 柳谷あゆみ
スルタンとシャーの新たなギャンジャ 塩野﨑信也
[コラム・港市①]港市マスカトとポルトガル人―絵図に見る一六―一七世紀の植民都市 大矢純

Ⅱ 都市に生きる―人びとと都市社会
アレッポが「シーア派の街」であった頃 谷口淳一
ティムール朝期のヘラートにおける聖者たち 杉山雅樹
境界上の都市アインターブ―「良き泉」の町 中町信孝
[コラム・港市②]船乗りたちが集う町アデン 栗山保之

Ⅲ 都市を活かす―政治的・経済的機能
フランク人支配下の都市エルサレム―観光産業都市への発展 櫻井康人
山城から平城へ―近世クルディスタンにおける都市機能の変容 山口昭彦
スンナ派学の牙城ブハラ 木村暁
[コラム・港市③]「民族の交差点」ハイファ―近代東地中海の国際港湾都市 田中雅人

Ⅳ 大都市を彩る―三都物語
イスファハーンは世界の半分? 守川知子
ナポレオン地図から読み解くカイロ―マイノリティに注目して 深見奈緒子
ノスタルジックな近代―一九世紀イスタンブルの都市空間と都市行政 川本智史

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
守川知子 編 、勉誠出版 、2021年12月 、272 頁
西アジアは古くから都市文明や都市国家の栄えた地域である。この地につくられた都市は、市壁を備え、その内側に宗教施設や市場、居住区、城塞や宮殿を築くという特徴をもつ。各都市は、周辺の農村や街道など複数のネットワークのなかに位置し、地域社会のかなめとして機能した。遠距離交易の拠点でもある都市には、イスラーム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒のほか、旅人や商人など多様な人々が暮らしていた。 東はアフガニスタンから西はエジプトまで、学術都市、商業都市、観光都市、軍営都市、要塞都市、港湾都市など、様々な顔をもつ7~19世紀の西アジアの歴史都市に焦点をあてる。文献史料・絵図・地図の読み解きから都市社会を多角的に検証し、今に受け継がれるその歴史と文化を探る。 都市社会の多様性を描き出し、新たな歴史像を提示する。 <目次> まえがき―『都市からひもとく西アジア』に寄せて 守川知子 Ⅰ 都市をつくる―建設・形成と発展 ムスリムがはじめて建設した都市バスラ―軍営都市から経済と学術の都市へ 亀谷学 「二つの春の母」モスルの一二・一三世紀―ザンギー朝下の建設と破壊 柳谷あゆみ スルタンとシャーの新たなギャンジャ 塩野﨑信也 [コラム・港市①]港市マスカトとポルトガル人―絵図に見る一六―一七世紀の植民都市 大矢純 Ⅱ 都市に生きる―人びとと都市社会 アレッポが「シーア派の街」であった頃 谷口淳一 ティムール朝期のヘラートにおける聖者たち 杉山雅樹 境界上の都市アインターブ―「良き泉」の町 中町信孝 [コラム・港市②]船乗りたちが集う町アデン 栗山保之 Ⅲ 都市を活かす―政治的・経済的機能 フランク人支配下の都市エルサレム―観光産業都市への発展 櫻井康人 山城から平城へ―近世クルディスタンにおける都市機能の変容 山口昭彦 スンナ派学の牙城ブハラ 木村暁 [コラム・港市③]「民族の交差点」ハイファ―近代東地中海の国際港湾都市 田中雅人 Ⅳ 大都市を彩る―三都物語 イスファハーンは世界の半分? 守川知子 ナポレオン地図から読み解くカイロ―マイノリティに注目して 深見奈緒子 ノスタルジックな近代―一九世紀イスタンブルの都市空間と都市行政 川本智史 納入までに3週間ほどかかります。

洛中洛外図屛風の歴史学 歴博甲本から吉川史料館本まで

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200
大塚活美 著、勉誠社、2025、740p、A5判
洛中洛外図屛風についての既発表論文17本を最新の知見より改訂し、研究史、名称、成立背景、受容と伝来、系統分類、景観年代、金雲の形状、貼り札について考察した新稿16本を加えた、研究の集大成。室町時代後期の洛中洛外図のみならず、江戸時代前期・中期の作品も取り上げ、洛中洛外図屛風を体系的に明らかにする。関連作品を網羅した作品一覧、貼り札のある作品の文字を書き起こした貼り札一覧も収載。
歴史学、美術史、建築学、文化史など広く隣接分野に寄与する画期的成果。
目次
カラー口絵
まえがき
第一部 洛中洛外図屏風とは何か
第一章 江戸時代の洛中洛外図の研究状況
第二章 洛中洛外図の名称について
第三章 江戸時代の洛中洛外図の受容と伝来
第四章 洛中洛外図の系統分類方法―研究の視点について―
第五章 洛中洛外図の景観年代の指標について
第六章 洛中洛外図の金雲について
第七章 洛中洛外図の貼り札について
第二部 室町時代後期の洛中洛外図屏風
第一章 上杉本洛中洛外図成立の一試論―輿に乗る貴人―
第二章 洛中洛外図にみる下京の暮らし
第三章 洛中洛外図にみる京郊村落
第三部 江戸時代前期の洛中洛外図屏風(一)
第一章 江戸時代の洛中洛外図
第二章 江戸時代の洛中洛外図の主題と構図について―二条城前の行列を手掛かりに―
第三章 林原美術館本洛中洛外図の構図と主題と発注者―室町期・江戸期の洛中洛外図屛風との関係を通して―
第四章 林原美術館本洛中洛外図と同一工房の作品について
第五章 堺市博物館本系統洛中洛外図について―耕三寺博物館本の紹介を兼ねて―
第六章 林家本系統洛中洛外図について
第四部 江戸時代前期の洛中洛外図屏風(二)
第一章 舟木本洛中洛外図の構想について―「当関白」の牛車を手掛かりに―
第二章 「舟木本洛中洛外図」再考
第三章 司馬家本系統洛中洛外図について
第四章 根津美術館本洛中洛外図の特徴と制作について
第五部 江戸時代中・後期の洛中洛外図屏風
第一章 佛教大学本系統洛中洛外図について―甲群、乙群、丙群の三つの系統―
第二章 住吉具慶本洛中洛外図作品群の描写内容と特徴―江戸時代中期の洛中洛外図屛風の研究―
第三章 住吉具慶筆洛中洛外図の構想について―生類憐みとの関係―
納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
13,200
大塚活美 著 、勉誠社 、2025 、740p 、A5判
洛中洛外図屛風についての既発表論文17本を最新の知見より改訂し、研究史、名称、成立背景、受容と伝来、系統分類、景観年代、金雲の形状、貼り札について考察した新稿16本を加えた、研究の集大成。室町時代後期の洛中洛外図のみならず、江戸時代前期・中期の作品も取り上げ、洛中洛外図屛風を体系的に明らかにする。関連作品を網羅した作品一覧、貼り札のある作品の文字を書き起こした貼り札一覧も収載。 歴史学、美術史、建築学、文化史など広く隣接分野に寄与する画期的成果。 目次 カラー口絵 まえがき 第一部 洛中洛外図屏風とは何か 第一章 江戸時代の洛中洛外図の研究状況 第二章 洛中洛外図の名称について 第三章 江戸時代の洛中洛外図の受容と伝来 第四章 洛中洛外図の系統分類方法―研究の視点について― 第五章 洛中洛外図の景観年代の指標について 第六章 洛中洛外図の金雲について 第七章 洛中洛外図の貼り札について 第二部 室町時代後期の洛中洛外図屏風 第一章 上杉本洛中洛外図成立の一試論―輿に乗る貴人― 第二章 洛中洛外図にみる下京の暮らし 第三章 洛中洛外図にみる京郊村落 第三部 江戸時代前期の洛中洛外図屏風(一) 第一章 江戸時代の洛中洛外図 第二章 江戸時代の洛中洛外図の主題と構図について―二条城前の行列を手掛かりに― 第三章 林原美術館本洛中洛外図の構図と主題と発注者―室町期・江戸期の洛中洛外図屛風との関係を通して― 第四章 林原美術館本洛中洛外図と同一工房の作品について 第五章 堺市博物館本系統洛中洛外図について―耕三寺博物館本の紹介を兼ねて― 第六章 林家本系統洛中洛外図について 第四部 江戸時代前期の洛中洛外図屏風(二) 第一章 舟木本洛中洛外図の構想について―「当関白」の牛車を手掛かりに― 第二章 「舟木本洛中洛外図」再考 第三章 司馬家本系統洛中洛外図について 第四章 根津美術館本洛中洛外図の特徴と制作について 第五部 江戸時代中・後期の洛中洛外図屏風 第一章 佛教大学本系統洛中洛外図について―甲群、乙群、丙群の三つの系統― 第二章 住吉具慶本洛中洛外図作品群の描写内容と特徴―江戸時代中期の洛中洛外図屛風の研究― 第三章 住吉具慶筆洛中洛外図の構想について―生類憐みとの関係― 納入までに3週間ほどかかります。

古代東アジアの仏教と王権 王興寺から飛鳥寺へ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
鈴木靖民 編、勉誠出版、2010年3月、408p、A5判上製
東アジア文化交流の紐帯、「仏教」を再考する。
考古学・文献史学・仏教史・金工史・美術史など諸学の視点から、舎利信仰と王権の関わりや造寺、造仏の技術・文化伝習など、東アジア世界において仏教の果たした文化的・政治的重大性を明らかにする。

日本史において六世紀中葉の百済からの仏教公伝以後、史書に僧や造寺・造仏の工人の渡来が記され、寺院の造営が語られるものの、これまでそれを具体的にイメージさせる歴史素材がなかった。百済王興寺跡と舎利容器などの出土遺物はそれを飛鳥寺と結び付けてみる時、多様な解釈を可能にする格好の資料となり、やがて具体的な歴史像を浮かび上がらせてくるのである。王興寺跡の発掘成果は、陵山里寺、さらに武寧王陵などとの関連を喚び起こしたばかりでなく、その源流を中国はもとより、西域、インドにまで辿りうるユーラシア規模の時間、空間の広がりをもった史実として指し示すものとなったのである。 (「あとがき」より)

目次

Ⅰ ―王興寺と飛鳥寺
王興寺から飛鳥寺へ―飛鳥文化の形成―/鈴木靖民
古代朝鮮半島の舎利と舎利銘文―飛鳥寺再考の準備として―/新川登亀男
王興寺の建立と百済仏教―高句麗・新羅仏教との関係を中心に―/李 成市
百済泗?時代の政治と仏教―陵山里寺(陵寺)から王興寺をみる―/李 鎔賢

Ⅱ ―王興寺の舎利容器・舎利荘厳具・伽藍配置と倭国
王興寺跡と舎利容器・荘厳具の発掘調査成果/金 容民
金工史からみた百済王興寺の舎利荘厳具/李 漢祥
百済古墳の副葬品と王興寺舎利荘厳具/山本孝文
王興寺と飛鳥寺の伽藍配置・木塔心礎設置・舎利奉安形式の系譜/佐川正敏
日本古代における仏舎利の奉安―舎利容器と舎利荘厳具―/岡本敏行
日本古代の舎利容器と鎮壇具/原田一敏

Ⅲ ―中国南北朝期の舎利信仰と寺院・遺物
国王の真身舎利供養とその政治的含意/周 美
南北朝時期の国際関係と仏教/窪添慶文
南北朝寺院遺跡と出土遺物/朱 岩石

Ⅳ ―飛鳥寺建立の意義
古代文化史のなかの飛鳥寺/大橋一章
飛鳥寺建立と渡来工人・僧侶たち―倭国における技能伝習の新局面―/田中史生
飛鳥寺の塔とその思想/松木裕美
用明・崇峻期の政変と蘇我氏―飛鳥寺建立前夜の倭王権―/佐藤長門

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
9,900
鈴木靖民 編 、勉誠出版 、2010年3月 、408p 、A5判上製
東アジア文化交流の紐帯、「仏教」を再考する。 考古学・文献史学・仏教史・金工史・美術史など諸学の視点から、舎利信仰と王権の関わりや造寺、造仏の技術・文化伝習など、東アジア世界において仏教の果たした文化的・政治的重大性を明らかにする。 日本史において六世紀中葉の百済からの仏教公伝以後、史書に僧や造寺・造仏の工人の渡来が記され、寺院の造営が語られるものの、これまでそれを具体的にイメージさせる歴史素材がなかった。百済王興寺跡と舎利容器などの出土遺物はそれを飛鳥寺と結び付けてみる時、多様な解釈を可能にする格好の資料となり、やがて具体的な歴史像を浮かび上がらせてくるのである。王興寺跡の発掘成果は、陵山里寺、さらに武寧王陵などとの関連を喚び起こしたばかりでなく、その源流を中国はもとより、西域、インドにまで辿りうるユーラシア規模の時間、空間の広がりをもった史実として指し示すものとなったのである。 (「あとがき」より) 目次 Ⅰ ―王興寺と飛鳥寺 王興寺から飛鳥寺へ―飛鳥文化の形成―/鈴木靖民 古代朝鮮半島の舎利と舎利銘文―飛鳥寺再考の準備として―/新川登亀男 王興寺の建立と百済仏教―高句麗・新羅仏教との関係を中心に―/李 成市 百済泗?時代の政治と仏教―陵山里寺(陵寺)から王興寺をみる―/李 鎔賢 Ⅱ ―王興寺の舎利容器・舎利荘厳具・伽藍配置と倭国 王興寺跡と舎利容器・荘厳具の発掘調査成果/金 容民 金工史からみた百済王興寺の舎利荘厳具/李 漢祥 百済古墳の副葬品と王興寺舎利荘厳具/山本孝文 王興寺と飛鳥寺の伽藍配置・木塔心礎設置・舎利奉安形式の系譜/佐川正敏 日本古代における仏舎利の奉安―舎利容器と舎利荘厳具―/岡本敏行 日本古代の舎利容器と鎮壇具/原田一敏 Ⅲ ―中国南北朝期の舎利信仰と寺院・遺物 国王の真身舎利供養とその政治的含意/周 美 南北朝時期の国際関係と仏教/窪添慶文 南北朝寺院遺跡と出土遺物/朱 岩石 Ⅳ ―飛鳥寺建立の意義 古代文化史のなかの飛鳥寺/大橋一章 飛鳥寺建立と渡来工人・僧侶たち―倭国における技能伝習の新局面―/田中史生 飛鳥寺の塔とその思想/松木裕美 用明・崇峻期の政変と蘇我氏―飛鳥寺建立前夜の倭王権―/佐藤長門 納入までに3週間ほどかかります。

江戸庶民の読書と学び 増補改訂版

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,280
長友千代治 著、勉誠社、2025年2月、352p、A5判
教養熱(ブーム)は江戸時代にもあった!
出版文化が花開いた江戸時代、さまざまな知識が書物によって伝播していく中で、人びとのなかに「学び」への熱が高まっていった。
彼ら・彼女らはどのような知識を求め、どのような体系のなかで知を自家薬籠中のものとしていったのか。
そして、それを担う書物はどのように読者の手に伝えられたのか。
当時のベストセラーである啓蒙書や教養書、そして、版元・貸本屋の記録など、人びとの読書と学びの痕跡を残す諸資料の博捜により、日本近世における教養形成・書物流通の実情を描き出す。
2017年に刊行され好評を博した同書の増補改訂版。

はしがき
第一章 近世初頭の書物と読書瞥見
書物の探索と入手/書物書写と慶長写本/印刷本/書物の譲渡、融通、本売/虫払と目録/読書始、進講、講釈、会読
第二章 近世における出版と読書
寛永期の整版本出版/元禄期三世代目の出版/享保期より四世代目以降の出版/四民の学習
第三章 近世庶民の学問とは何か
はじめに/学習・学問の普及/学習・学問をする理由は何か/学習・学問の究極の目標は何か/原則的な教科課程/庶民の自学自習の教科課程/教材は出版本屋の製作本/学習の成果は/裏返しの茶化し
第四章 江戸初心者の勉学
学門入学吉日/学文十徳/手習教訓書/躾方教訓書/入学文章/京学/七夕の文事/小児、娘子の教育/早学問/算は渡世の第一/相手尊重の教え/手習子風情/一代の総論
第五章 日常生活の中の文事
手習い子/読書を楽しむ/文字を書く知恵/墨・筆・硯・紙/経師屋・哥書絵双子・書林物之本屋・唐本屋・浄瑠璃草紙屋・板木屋/生活の中の本
第六章 江戸美人の読書
読書は知的美人の象徴/遊女の読書/知識を身に付け楽しむ読書/町娘の読書/人気作者の本の読書
第七章 再説・浄瑠璃本の需要と供給
町浄瑠璃の繁昌/稽古本/正本の性格/浄瑠璃本屋/五行、六行本/浄瑠璃本の見料
第八章 食事作法
食礼/『諸礼筆記』の「飲食」記事/食事作法図
第九章 貸本屋略史
商業本屋の開始/行商本屋/貸物屋、貸本屋
第十章 名古屋の貸本屋大惣
名古屋の本屋と大惣の位置/大惣略年表/大惣の文壇、利用者/近代の大惣本研究/現在の大惣研究/終わりに
あとがきに代えて
初出一覧
索引

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
5,280
長友千代治 著 、勉誠社 、2025年2月 、352p 、A5判
教養熱(ブーム)は江戸時代にもあった! 出版文化が花開いた江戸時代、さまざまな知識が書物によって伝播していく中で、人びとのなかに「学び」への熱が高まっていった。 彼ら・彼女らはどのような知識を求め、どのような体系のなかで知を自家薬籠中のものとしていったのか。 そして、それを担う書物はどのように読者の手に伝えられたのか。 当時のベストセラーである啓蒙書や教養書、そして、版元・貸本屋の記録など、人びとの読書と学びの痕跡を残す諸資料の博捜により、日本近世における教養形成・書物流通の実情を描き出す。 2017年に刊行され好評を博した同書の増補改訂版。 はしがき 第一章 近世初頭の書物と読書瞥見 書物の探索と入手/書物書写と慶長写本/印刷本/書物の譲渡、融通、本売/虫払と目録/読書始、進講、講釈、会読 第二章 近世における出版と読書 寛永期の整版本出版/元禄期三世代目の出版/享保期より四世代目以降の出版/四民の学習 第三章 近世庶民の学問とは何か はじめに/学習・学問の普及/学習・学問をする理由は何か/学習・学問の究極の目標は何か/原則的な教科課程/庶民の自学自習の教科課程/教材は出版本屋の製作本/学習の成果は/裏返しの茶化し 第四章 江戸初心者の勉学 学門入学吉日/学文十徳/手習教訓書/躾方教訓書/入学文章/京学/七夕の文事/小児、娘子の教育/早学問/算は渡世の第一/相手尊重の教え/手習子風情/一代の総論 第五章 日常生活の中の文事 手習い子/読書を楽しむ/文字を書く知恵/墨・筆・硯・紙/経師屋・哥書絵双子・書林物之本屋・唐本屋・浄瑠璃草紙屋・板木屋/生活の中の本 第六章 江戸美人の読書 読書は知的美人の象徴/遊女の読書/知識を身に付け楽しむ読書/町娘の読書/人気作者の本の読書 第七章 再説・浄瑠璃本の需要と供給 町浄瑠璃の繁昌/稽古本/正本の性格/浄瑠璃本屋/五行、六行本/浄瑠璃本の見料 第八章 食事作法 食礼/『諸礼筆記』の「飲食」記事/食事作法図 第九章 貸本屋略史 商業本屋の開始/行商本屋/貸物屋、貸本屋 第十章 名古屋の貸本屋大惣 名古屋の本屋と大惣の位置/大惣略年表/大惣の文壇、利用者/近代の大惣本研究/現在の大惣研究/終わりに あとがきに代えて 初出一覧 索引 納入までに3週間ほどかかります。

大日本帝国期の建築物が語る近代史ー過去・現在・未来 (アジア遊学266)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
上水流久彦 編、勉誠出版、2022年2月、224 頁
これまで「負の遺産」とされる傾向にあった大日本帝国期の建築物は、近年一部の地域ではカフェやホテルに変貌し、なかには歴史遺産に認定されたものもある。
こうした変化は何を意味しているのか。そもそも、これらの建築物はなぜ、どのように建てられ、帝国崩壊後はいかなる歴史を歩んできたのか。また、現在は現地でどのように位置づけられているのか。
建築時の状況、植民地支配に果たした役割、保存や破壊をめぐる政治、歴史遺産への認定、現在の活用実態など、植民地建築をめぐる多様な問題を、文化人類学、建築学、観光学、建築史、思想史、メディア学など多角的視点からよみとく。
歴史的建築物を過去の遺物としてではなく、ひとびとの価値観や歴史認識を映し出す鏡としてとらえ、旧植民地への理解や今日のアジアと日本の問題を考える手がかりを示す。

<目次>

序言 大日本帝国期の建築物が語る近代史―過去・現在・未来

Ⅰ 大日本帝国期の建築物を俯瞰する
東アジアにおける日本の支配と建築
大日本帝国と海外神社の創建
旧植民地の建築物の現在―多元的価値観の表象

Ⅱ 大日本帝国に建築物を刻む
帝国が残した国立博物館と戦後の社会
帝国日本の南北に建設された製糖工場と社宅街
開拓と宣教のせめぎ合い―北海道のキリスト教建築にみるまなざしのポリティクス
樺太期の「産業」の遺構は何を伝えるのか

Ⅲ 大日本帝国期の建築物を利活用する
「満洲」日本統治期の建造物の今―満洲映画に映された中国東北地方の建造物を中心に
監獄博物館とノスタルジア―ダークツーリズムを暗くするもの、明るくするもの
紅楼の現在―台湾社会の写し鏡の場としての歴史遺産
「日本」と「近代」を観光化すること―韓国・九龍浦の事例から
帝国医療の想起と忘却―旧南洋群島の病院建築物から
台湾東部における神のいない「神社」
東アジアにおける建築系産業遺産の保存と活用

Ⅳ 大日本帝国期の建築物を保存する/破壊する
市庁舎は誰のもの?―国登録有形文化財・大牟田市庁舎をめぐる事例より
沖縄の近代の語られ方―沖縄戦で消えた建築物
台湾の日式建築を残す人びと―何を想い、いかにたたかったのか
近代化と戦災の記憶を残す―旧広島陸軍被服支廠をめぐって

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
上水流久彦 編 、勉誠出版 、2022年2月 、224 頁
これまで「負の遺産」とされる傾向にあった大日本帝国期の建築物は、近年一部の地域ではカフェやホテルに変貌し、なかには歴史遺産に認定されたものもある。 こうした変化は何を意味しているのか。そもそも、これらの建築物はなぜ、どのように建てられ、帝国崩壊後はいかなる歴史を歩んできたのか。また、現在は現地でどのように位置づけられているのか。 建築時の状況、植民地支配に果たした役割、保存や破壊をめぐる政治、歴史遺産への認定、現在の活用実態など、植民地建築をめぐる多様な問題を、文化人類学、建築学、観光学、建築史、思想史、メディア学など多角的視点からよみとく。 歴史的建築物を過去の遺物としてではなく、ひとびとの価値観や歴史認識を映し出す鏡としてとらえ、旧植民地への理解や今日のアジアと日本の問題を考える手がかりを示す。 <目次> 序言 大日本帝国期の建築物が語る近代史―過去・現在・未来 Ⅰ 大日本帝国期の建築物を俯瞰する 東アジアにおける日本の支配と建築 大日本帝国と海外神社の創建 旧植民地の建築物の現在―多元的価値観の表象 Ⅱ 大日本帝国に建築物を刻む 帝国が残した国立博物館と戦後の社会 帝国日本の南北に建設された製糖工場と社宅街 開拓と宣教のせめぎ合い―北海道のキリスト教建築にみるまなざしのポリティクス 樺太期の「産業」の遺構は何を伝えるのか Ⅲ 大日本帝国期の建築物を利活用する 「満洲」日本統治期の建造物の今―満洲映画に映された中国東北地方の建造物を中心に 監獄博物館とノスタルジア―ダークツーリズムを暗くするもの、明るくするもの 紅楼の現在―台湾社会の写し鏡の場としての歴史遺産 「日本」と「近代」を観光化すること―韓国・九龍浦の事例から 帝国医療の想起と忘却―旧南洋群島の病院建築物から 台湾東部における神のいない「神社」 東アジアにおける建築系産業遺産の保存と活用 Ⅳ 大日本帝国期の建築物を保存する/破壊する 市庁舎は誰のもの?―国登録有形文化財・大牟田市庁舎をめぐる事例より 沖縄の近代の語られ方―沖縄戦で消えた建築物 台湾の日式建築を残す人びと―何を想い、いかにたたかったのか 近代化と戦災の記憶を残す―旧広島陸軍被服支廠をめぐって 納入までに3週間ほどかかります。

彰義隊士の手紙 : 続『新彰義隊戦史』

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
19,800
大藏八郞、勉誠社、2024年3月、992p、B5判
秘蔵されてきた丸毛利恒、阿部弘臧、本多晋ら旧彰義隊幹部たちを含む100名の膨大な肉筆書簡を発掘。それらの原文を複写し、翻刻、現代語訳、解説を付した、『新彰義隊戦史』(2020年)の続編、ここに刊行!
正続併せた人物索引を付して彰義隊と明治維新の真実を伝える永久版!

目次

序 柳原三佳
序 土田健次郎
はじめに―解題として

本編 彰義隊士の手紙
はしがき
青山長祇/赤松範一/麻生三郎/足立信順/阿部弘臧/天野八郎/荒木三雄/池辺義象/石井省一郎/石神義順/井上言信/岩橋章山/江川英武/江藤新平/榎本重次郎/榎本武揚/大井田啓次郎/大井上輝前/大蔵将英/太田時敏/大竹昌臧/大塚賀久治/大塚光治/大鳥圭介/大谷内竜五郎/小川志賀子/沖荘蔵/尾佐竹猛/織田信時/小野保/片上楽天/加部清三郎/川上四郎兵衛/川村敬三/菊間威/栗原勘次郎/小島安静/小杉椙邨/後藤鉄郎/小林一知/小宮山基綱/近藤勇/相良五郎/佐久間貞一/佐々木義路/笹間洗耳/沢艦之丞/史談会/渋沢栄一/渋沢喜作/渋沢平九郎/島田三郎/清水谷慶順/彰義会/鈴木香梅子/鈴木時敏/須藤直宗/須永伝蔵/曽我祐準/高松凌雲/滝村矩道/田辺太一/土田道一/寺沢正明/寺島秋介/寺田光満/伝通院幹事/土井尭春/土肥八十三郎/戸川残花/永井岩之丞/中島鍋次郎/中島与曽八/中牟田倉之助/浪上義三郎/西村賢八郎/野見鍉次郎/土方歳三/穂積保蔵/本多晋/前野利正/町野五八/間宮魁/真山青果/丸毛利恒/三上参次/三淵忠彦/宮本小一/無能寺執事/村上正局/最上良平/本山漸/森鴎外/森川金蔵/森林助/安広伴一郎/山田武八郎/山田昌邦/若田栄吉/渡辺清

付録一 彰義隊の詩文
はしがき
浅田惟常/大鳥圭介/木村喜毅/栗本鋤雲/清水谷慶順/杉浦梅潭/鈴木重嶺/関口隆正/田辺太一/永井尚志/中村正直/南摩網紀/福田堯穎/本多晋/丸毛利恒/宮本小一/依田百川

付録二 彰義隊の小説
はしがき
「彰義隊胸算用(司馬遼太郎)」批判
「儭之丞物語(大藏八郞)」

おわりに―本書の総括として
総主要人名索引(『新彰義隊戦史』・『彰義隊士の手紙』)

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
19,800
大藏八郞 、勉誠社 、2024年3月 、992p 、B5判
秘蔵されてきた丸毛利恒、阿部弘臧、本多晋ら旧彰義隊幹部たちを含む100名の膨大な肉筆書簡を発掘。それらの原文を複写し、翻刻、現代語訳、解説を付した、『新彰義隊戦史』(2020年)の続編、ここに刊行! 正続併せた人物索引を付して彰義隊と明治維新の真実を伝える永久版! 目次 序 柳原三佳 序 土田健次郎 はじめに―解題として 本編 彰義隊士の手紙 はしがき 青山長祇/赤松範一/麻生三郎/足立信順/阿部弘臧/天野八郎/荒木三雄/池辺義象/石井省一郎/石神義順/井上言信/岩橋章山/江川英武/江藤新平/榎本重次郎/榎本武揚/大井田啓次郎/大井上輝前/大蔵将英/太田時敏/大竹昌臧/大塚賀久治/大塚光治/大鳥圭介/大谷内竜五郎/小川志賀子/沖荘蔵/尾佐竹猛/織田信時/小野保/片上楽天/加部清三郎/川上四郎兵衛/川村敬三/菊間威/栗原勘次郎/小島安静/小杉椙邨/後藤鉄郎/小林一知/小宮山基綱/近藤勇/相良五郎/佐久間貞一/佐々木義路/笹間洗耳/沢艦之丞/史談会/渋沢栄一/渋沢喜作/渋沢平九郎/島田三郎/清水谷慶順/彰義会/鈴木香梅子/鈴木時敏/須藤直宗/須永伝蔵/曽我祐準/高松凌雲/滝村矩道/田辺太一/土田道一/寺沢正明/寺島秋介/寺田光満/伝通院幹事/土井尭春/土肥八十三郎/戸川残花/永井岩之丞/中島鍋次郎/中島与曽八/中牟田倉之助/浪上義三郎/西村賢八郎/野見鍉次郎/土方歳三/穂積保蔵/本多晋/前野利正/町野五八/間宮魁/真山青果/丸毛利恒/三上参次/三淵忠彦/宮本小一/無能寺執事/村上正局/最上良平/本山漸/森鴎外/森川金蔵/森林助/安広伴一郎/山田武八郎/山田昌邦/若田栄吉/渡辺清 付録一 彰義隊の詩文 はしがき 浅田惟常/大鳥圭介/木村喜毅/栗本鋤雲/清水谷慶順/杉浦梅潭/鈴木重嶺/関口隆正/田辺太一/永井尚志/中村正直/南摩網紀/福田堯穎/本多晋/丸毛利恒/宮本小一/依田百川 付録二 彰義隊の小説 はしがき 「彰義隊胸算用(司馬遼太郎)」批判 「儭之丞物語(大藏八郞)」 おわりに―本書の総括として 総主要人名索引(『新彰義隊戦史』・『彰義隊士の手紙』) 納入までに3週間ほどかかります。

書物のなかの近世国家 東アジア「一統志」の時代(アジア遊学259)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
小二田章・高井康典行・吉野正史 編、勉誠出版、2021年8月、288 頁、A5判
中国王朝が自らの領域の全体を明示すべく、各地域の歴史とデータを集積し作り上げた総合的書物「一統志」。
元・明・清において編まれたこれらの書籍は、東アジア諸国や欧州へも伝播し、近代の地誌・歴史編纂にも影響を与えるものであった。
近代的領域認識の萌芽を体現するこれらの編纂物は、いかなる時代状況において作られたものであったのか。
編纂前史から、王朝三代にわたり編纂されたそれぞれの「一統志」のあり方、周辺諸国や後代に与えた影響をも考察し、「一統志の時代」を浮かび上がらせる。

目次

序言―「一統志」の「時代」を語るために
1 一統志以前
李吉甫の描く「一統」―『元和郡県図志』とその疆域
宋朝総志編纂考―総志から方志へ
2 大元一統志
元代における遼金代東北地域に対する地理認識の地域差―『大元一統志』『遼史』『金史』『大元混一方輿勝覧』の地理記述の比較から
中国史上の「大一統」と『大元大一統志』
『大元一統志』における路に関する記載について―『大元一統志』輯本の理解のために
 コラム◉宋元時代の道教と地誌―茅山の事例を中心に
3 大明一統志
明代景泰―天順期の政局と一統志
『大明一統志』人物伝とは―『遼東志』との関係をめぐって
『大明一統志』に関するいくつかの問題について
 コラム◉元・明一統志の非中華世界へのまなざし
4 大清一統志
明清期個人編全国志初探―大明から大清への「一統志」の道
北辺からみる『大清一統志』
 コラム◉ヨーロッパに伝えられた中国の地理情報―『皇輿全覧図』の製作と宣教師の記録
5 東アジアの一統志
中井竹山の名分論について―他学派批判との関連を中心に
「津軽一統志」の編纂と弘前藩
「文芸」の地誌から「口承」の地誌へ―『信達風土雑記』と『信達一統志』
朝鮮近世の地理誌は誰のものだったのか
朝鮮燕行使の『大明一統志』輸入について
周縁から見た一統志―南の小中華と『大南一統志』
6 一統志のかなた
古典期(十~十三世紀)イスラーム世界における地方史誌―ウラマーの地方観と知的実践
小国が自ら国境線を引くとき―デンマークの国境設定一〇〇周年に寄せて
 コラム◉清末民国期の地方史編纂─地域と宗族を記録すること
日本近世地誌の編纂と地名記載
編集後記

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,300
小二田章・高井康典行・吉野正史 編 、勉誠出版 、2021年8月 、288 頁 、A5判
中国王朝が自らの領域の全体を明示すべく、各地域の歴史とデータを集積し作り上げた総合的書物「一統志」。 元・明・清において編まれたこれらの書籍は、東アジア諸国や欧州へも伝播し、近代の地誌・歴史編纂にも影響を与えるものであった。 近代的領域認識の萌芽を体現するこれらの編纂物は、いかなる時代状況において作られたものであったのか。 編纂前史から、王朝三代にわたり編纂されたそれぞれの「一統志」のあり方、周辺諸国や後代に与えた影響をも考察し、「一統志の時代」を浮かび上がらせる。 目次 序言―「一統志」の「時代」を語るために 1 一統志以前 李吉甫の描く「一統」―『元和郡県図志』とその疆域 宋朝総志編纂考―総志から方志へ 2 大元一統志 元代における遼金代東北地域に対する地理認識の地域差―『大元一統志』『遼史』『金史』『大元混一方輿勝覧』の地理記述の比較から 中国史上の「大一統」と『大元大一統志』 『大元一統志』における路に関する記載について―『大元一統志』輯本の理解のために  コラム◉宋元時代の道教と地誌―茅山の事例を中心に 3 大明一統志 明代景泰―天順期の政局と一統志 『大明一統志』人物伝とは―『遼東志』との関係をめぐって 『大明一統志』に関するいくつかの問題について  コラム◉元・明一統志の非中華世界へのまなざし 4 大清一統志 明清期個人編全国志初探―大明から大清への「一統志」の道 北辺からみる『大清一統志』  コラム◉ヨーロッパに伝えられた中国の地理情報―『皇輿全覧図』の製作と宣教師の記録 5 東アジアの一統志 中井竹山の名分論について―他学派批判との関連を中心に 「津軽一統志」の編纂と弘前藩 「文芸」の地誌から「口承」の地誌へ―『信達風土雑記』と『信達一統志』 朝鮮近世の地理誌は誰のものだったのか 朝鮮燕行使の『大明一統志』輸入について 周縁から見た一統志―南の小中華と『大南一統志』 6 一統志のかなた 古典期(十~十三世紀)イスラーム世界における地方史誌―ウラマーの地方観と知的実践 小国が自ら国境線を引くとき―デンマークの国境設定一〇〇周年に寄せて  コラム◉清末民国期の地方史編纂─地域と宗族を記録すること 日本近世地誌の編纂と地名記載 編集後記 納入までに3週間ほどかかります。

福岡県文学事典

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
14,080
志村有弘 編、勉誠社、2010年3月、800p、菊判・上製
福岡県ゆかりの文人、作品、雑誌、思想を網羅!文学研究者、郷土史家、雑誌同人、必備の大事典、遂に刊行!
五木寛之「青春の門」、岩下俊作「無法松の一生」、火野葦平「花と龍」、松本清張「或る『小倉日記』伝」……。多くの名作を生み出した福岡の文学的土壌をあますところなく集成した大事典。

目次

§歴史・伝説・環境
五木寛之の『青春の門』/大宰府と近代文学/苅萱道心と石童丸の物語/文永・弘安の役を描いた近代文学/「九州千一夜」のこと/九州戦国武将を描いた近代文学/黒田騒動を描いた近代文学/博多の豪商を描いた近代文学/森鴎外と小倉/福岡県の俳人たち/火野葦平の芥川賞受賞/火野葦平と河童小説/長谷健の芥川賞受賞/松本清張の芥川賞受賞/岩下俊作と「無法松の一生」/戦時下の九州人作家/「九州文学」創刊前後/「こをろ」の作家たち/福岡県の詩人たち/岩下俊作道場の人たち/芥川・直木賞と福岡県/福岡県の演劇活動/福岡県の芸能人/福岡県の文学館/福岡の漫画作家/八幡製鉄と文学/石川淳と福岡……

§同人誌・文芸誌
天の川/異神/エニグマ/海峡派/嘉麻の里/文学会議/九州芸術/九州作家/九州文学/たむたむ/とらんしつと/午前/九州人/砂漠/パルナシウス/べにうし/倭冦船/九州演劇/黄金部落……

§福岡の作家
青木繁/青柳喜兵衛/赤川次郎/秋山清/秋山六郎兵衛/麻生久/阿南哲朗/我孫子毅/安西均/池田岬/石井南橋/石橋忍月/石山滋夫/泉甲二/磯野徳三郎/五木寛之/伊藤野枝/井上哲次郎/伊馬春部/岩井護/岩田礼/上野虎雄/牛島春子/内田博/宇野浩二/梅崎春生/梅崎光生/浦瀬白雨/永来重明/江崎誠致/海老名弾正/大石千代子/大井広介/大隈俊雄/大坪草二郎/大西巨人/緒方隆士/岡松和夫/小川素光/小倉龍男/海賀変哲/柿添元/鹿児島寿蔵/鹿児島やすほ/加藤介春/各務章/加藤時次郎/加藤道夫/川上音二郎/河北倫明/河原重巳/北原白秋/久保猪之吉/久保より江/暮安翠/黒田静男/黒田達也/河野正彦/神崎武雄/神崎縷々/神沢利子/菊池剣/岸田日出刀/北川晃二/北原鉄雄/清原枴童/国崎望久太郎/黒田静男/古賀龍視/古賀剛/古賀春江/小堺昭三/小島直記/後藤明生/小堀甚二/小宮豊隆/佐伯泰英/堺利彦/坂本繁二郎/佐木隆三/佐藤志満/佐藤虎男……

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
14,080
志村有弘 編 、勉誠社 、2010年3月 、800p 、菊判・上製
福岡県ゆかりの文人、作品、雑誌、思想を網羅!文学研究者、郷土史家、雑誌同人、必備の大事典、遂に刊行! 五木寛之「青春の門」、岩下俊作「無法松の一生」、火野葦平「花と龍」、松本清張「或る『小倉日記』伝」……。多くの名作を生み出した福岡の文学的土壌をあますところなく集成した大事典。 目次 §歴史・伝説・環境 五木寛之の『青春の門』/大宰府と近代文学/苅萱道心と石童丸の物語/文永・弘安の役を描いた近代文学/「九州千一夜」のこと/九州戦国武将を描いた近代文学/黒田騒動を描いた近代文学/博多の豪商を描いた近代文学/森鴎外と小倉/福岡県の俳人たち/火野葦平の芥川賞受賞/火野葦平と河童小説/長谷健の芥川賞受賞/松本清張の芥川賞受賞/岩下俊作と「無法松の一生」/戦時下の九州人作家/「九州文学」創刊前後/「こをろ」の作家たち/福岡県の詩人たち/岩下俊作道場の人たち/芥川・直木賞と福岡県/福岡県の演劇活動/福岡県の芸能人/福岡県の文学館/福岡の漫画作家/八幡製鉄と文学/石川淳と福岡…… §同人誌・文芸誌 天の川/異神/エニグマ/海峡派/嘉麻の里/文学会議/九州芸術/九州作家/九州文学/たむたむ/とらんしつと/午前/九州人/砂漠/パルナシウス/べにうし/倭冦船/九州演劇/黄金部落…… §福岡の作家 青木繁/青柳喜兵衛/赤川次郎/秋山清/秋山六郎兵衛/麻生久/阿南哲朗/我孫子毅/安西均/池田岬/石井南橋/石橋忍月/石山滋夫/泉甲二/磯野徳三郎/五木寛之/伊藤野枝/井上哲次郎/伊馬春部/岩井護/岩田礼/上野虎雄/牛島春子/内田博/宇野浩二/梅崎春生/梅崎光生/浦瀬白雨/永来重明/江崎誠致/海老名弾正/大石千代子/大井広介/大隈俊雄/大坪草二郎/大西巨人/緒方隆士/岡松和夫/小川素光/小倉龍男/海賀変哲/柿添元/鹿児島寿蔵/鹿児島やすほ/加藤介春/各務章/加藤時次郎/加藤道夫/川上音二郎/河北倫明/河原重巳/北原白秋/久保猪之吉/久保より江/暮安翠/黒田静男/黒田達也/河野正彦/神崎武雄/神崎縷々/神沢利子/菊池剣/岸田日出刀/北川晃二/北原鉄雄/清原枴童/国崎望久太郎/黒田静男/古賀龍視/古賀剛/古賀春江/小堺昭三/小島直記/後藤明生/小堀甚二/小宮豊隆/佐伯泰英/堺利彦/坂本繁二郎/佐木隆三/佐藤志満/佐藤虎男…… 納入までに3週間ほどかかります。

<<前へ 144 145 146 147

お探しの古書は見つかりましたか?

在庫検索から見つからなかった場合は、書誌(カタログ)からも検索できます。
お探しの古書が登録されていれば、在庫が無い本や条件に合わない本についても、こちらからリクエストを行うことができます。
書誌(カタログ)から探す

卒業、新入学、新入社 - 新生活のスタート

東日本大震災15年 - 災害、防災