文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大

古書を探す

「 勉誠」の検索結果
7,340件

古代・中世の境界意識と文化交流

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
竹田和夫 編、勉誠出版、2011年6月、368 頁、A5判上製
日本の東西南北の境界を歴史学・考古学・文化財学の視点から再検証
日本列島の四至(東西南北の境界)は古代の延喜式を始め、中世の文書や物語に散見される。東の境界は陸奥・蝦夷が島、西は九州・鬼界島、南は土佐・熊野、そして北辺は佐渡とされている。これは現代の東西南北の地理感覚とは異なり古代中世特有の感覚であると考えられる。本書では、日本列島の境界の意識と有形・無形の文化の痕跡を明らかにする。

<目次>

序文 古代・中世の国家領域と交流 竹田和夫
第1部 日本の境界文化を俯瞰する
 (1) 考古学・歴史学から見た境界
   古代北辺における城と軍事 坂井秀弥
   北辺をこえた女真人 川崎保
   日本古代の境界認識と文字資料 中林隆之
   古代日本の境界意識と信仰
   ―古代北方地域の事例を中心に― 三上喜孝
   LequiosのなかのIapam―境界の琉球、中心の琉球― 村井章介 
   アジアから見た日本の境界 関周一
   中世都市の境界 高橋慎一朗
   境界にのぞむ城郭 萩原三雄
   境界へ向かう土器―手づくねかわらけ― 八重樫忠郎
 (2) 現代の習俗・信仰から境界文化を遡る
   羽黒権現本地仏成立考
   ―北辺における本地仏設定の一様相として―
    長坂一郎
  境界の魔除け 飯島康夫
  漁労習俗から見た列島の境界 池田哲夫
第2部 古代・中世の「東」「西」「南」「北」を探る
 (1) 北の境界
  「北辺」の境界佐渡について―文献・考古・民俗学の視点から― 竹田和夫
   北辺にとどまるモノと越境するモノ 水澤幸一
 (2) 東の境界
   仏教の北漸と境界観念の形成 菅野成寛
 (3) 南の境界
   境界・周縁としての熊野 伊藤裕偉
   文献から見た境界としての熊野・土佐 綿貫友子
 (4) 西の境界
  「西」の境界、西北九州の遺構と遺物 大庭康時
   古代・中世のリュウキュウ・キカイガシマ 永山修一
   日本と中国の〈境界〉―日明関係を中心に― 橋本雄
   境界への逃亡 柳原敏昭

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
8,800
竹田和夫 編 、勉誠出版 、2011年6月 、368 頁 、A5判上製
日本の東西南北の境界を歴史学・考古学・文化財学の視点から再検証 日本列島の四至(東西南北の境界)は古代の延喜式を始め、中世の文書や物語に散見される。東の境界は陸奥・蝦夷が島、西は九州・鬼界島、南は土佐・熊野、そして北辺は佐渡とされている。これは現代の東西南北の地理感覚とは異なり古代中世特有の感覚であると考えられる。本書では、日本列島の境界の意識と有形・無形の文化の痕跡を明らかにする。 <目次> 序文 古代・中世の国家領域と交流 竹田和夫 第1部 日本の境界文化を俯瞰する  (1) 考古学・歴史学から見た境界    古代北辺における城と軍事 坂井秀弥    北辺をこえた女真人 川崎保    日本古代の境界認識と文字資料 中林隆之    古代日本の境界意識と信仰    ―古代北方地域の事例を中心に― 三上喜孝    LequiosのなかのIapam―境界の琉球、中心の琉球― 村井章介     アジアから見た日本の境界 関周一    中世都市の境界 高橋慎一朗    境界にのぞむ城郭 萩原三雄    境界へ向かう土器―手づくねかわらけ― 八重樫忠郎  (2) 現代の習俗・信仰から境界文化を遡る    羽黒権現本地仏成立考    ―北辺における本地仏設定の一様相として―     長坂一郎   境界の魔除け 飯島康夫   漁労習俗から見た列島の境界 池田哲夫 第2部 古代・中世の「東」「西」「南」「北」を探る  (1) 北の境界   「北辺」の境界佐渡について―文献・考古・民俗学の視点から― 竹田和夫    北辺にとどまるモノと越境するモノ 水澤幸一  (2) 東の境界    仏教の北漸と境界観念の形成 菅野成寛  (3) 南の境界    境界・周縁としての熊野 伊藤裕偉    文献から見た境界としての熊野・土佐 綿貫友子  (4) 西の境界   「西」の境界、西北九州の遺構と遺物 大庭康時    古代・中世のリュウキュウ・キカイガシマ 永山修一    日本と中国の〈境界〉―日明関係を中心に― 橋本雄    境界への逃亡 柳原敏昭 納入までに3週間ほどかかります。

増補改訂版 明恵上人夢記 訳注

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
奥田勲・平野多恵・前川健一 編、勉誠社、2024年11月、584p、A5判上製
八〇〇年前の夢の記録。鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。高山寺以外の各所に分散所蔵されており、全体を見渡しての研究が困難であった明恵上人の山外本「夢記」をはじめて網羅的に収集。それらの影印・解題・目録及び夢記一点ごとの翻刻・訓読・現代語訳・考察を収載した、明恵上人夢記研究における画期的な基礎文献。二〇一五年に刊行後、早々に品切となった同書を増補改訂。新出の夢記四点を含む増補改訂を施した決定版!

目次

口絵

増補改訂版の刊行に寄せて
緒言

凡例

Ⅰ 影印
(1)1―10 建永二年、承元三年、建暦元年夢記第四紙・第五紙紙背(京都国立博物館蔵)
(2)1―14 建暦三年二月二十九日夢記(法楽寺蔵)
(3)2―1 某年正月七日より三十日夢記(香雪美術館蔵)
(4)2―2 某年某月、二月夢記(陽明文庫蔵)
(5)2―12 某年八月夢記(個人蔵)
(6)2―15 某年十一月二日夢記(個人蔵)
(7)2―15 某年十一月二日夢記紙背
(8)2―17 某年十二月十五日夢記(五島美術館蔵)
(9)2―19 某年十二月二十九日夢記(石水博物館蔵1号手鑑)
(10)2―20 某年三月十八日、去年冬比夢記(青井義夫氏蔵)
(11)2―23 某年三月五日夢記(和歌山県立博物館蔵)
(12)3―17 某年月十二三日夢記(植松明子氏蔵)
(13)4―15 夢記(同後夜)(大垣博氏蔵)

Ⅱ 解題
 一 「明恵上人夢記」について
 二 山外本「夢記」解説

Ⅲ 目録
 凡 例
 第1部(年の記載のあるもの)
 第2部(月日の記載のみのもの)
 第3部(日の記載のみのもの)
 第4部(年月日の記載を欠くもの)

Ⅳ 訳注
 凡 例
 第1部(1~21)
 第2部(1~24)
 第3部(1~18)
 第4部(1~15)

Ⅴ 資料
 1 夢記年表
 2 明恵略年表
 3 参考文献一覧
 4 事項索引
 5 人名一覧
あとがき

謝辞

執筆者一覧

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
8,800
奥田勲・平野多恵・前川健一 編 、勉誠社 、2024年11月 、584p 、A5判上製
八〇〇年前の夢の記録。鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。高山寺以外の各所に分散所蔵されており、全体を見渡しての研究が困難であった明恵上人の山外本「夢記」をはじめて網羅的に収集。それらの影印・解題・目録及び夢記一点ごとの翻刻・訓読・現代語訳・考察を収載した、明恵上人夢記研究における画期的な基礎文献。二〇一五年に刊行後、早々に品切となった同書を増補改訂。新出の夢記四点を含む増補改訂を施した決定版! 目次 口絵 増補改訂版の刊行に寄せて 緒言 凡例 Ⅰ 影印 (1)1―10 建永二年、承元三年、建暦元年夢記第四紙・第五紙紙背(京都国立博物館蔵) (2)1―14 建暦三年二月二十九日夢記(法楽寺蔵) (3)2―1 某年正月七日より三十日夢記(香雪美術館蔵) (4)2―2 某年某月、二月夢記(陽明文庫蔵) (5)2―12 某年八月夢記(個人蔵) (6)2―15 某年十一月二日夢記(個人蔵) (7)2―15 某年十一月二日夢記紙背 (8)2―17 某年十二月十五日夢記(五島美術館蔵) (9)2―19 某年十二月二十九日夢記(石水博物館蔵1号手鑑) (10)2―20 某年三月十八日、去年冬比夢記(青井義夫氏蔵) (11)2―23 某年三月五日夢記(和歌山県立博物館蔵) (12)3―17 某年月十二三日夢記(植松明子氏蔵) (13)4―15 夢記(同後夜)(大垣博氏蔵) Ⅱ 解題  一 「明恵上人夢記」について  二 山外本「夢記」解説 Ⅲ 目録  凡 例  第1部(年の記載のあるもの)  第2部(月日の記載のみのもの)  第3部(日の記載のみのもの)  第4部(年月日の記載を欠くもの) Ⅳ 訳注  凡 例  第1部(1~21)  第2部(1~24)  第3部(1~18)  第4部(1~15) Ⅴ 資料  1 夢記年表  2 明恵略年表  3 参考文献一覧  4 事項索引  5 人名一覧 あとがき 謝辞 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

酔いの文化史ー儀礼から病まで(アジア遊学250)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,620
伊藤信博 編、勉誠出版、2020年8月、256p、A5判
日本酒やワインは、どのように生み出され、人々の生活に息づいてきたのか。
飲む行為と宗教や儀礼とはどのように結びついているのか。
醸造や酒宴の歴史から、食文化とのかかわり、文学・絵画における表象、アルコール依存症など現代的な問題まで、宗教的・社会的機能をもつ飲酒文化について、文学史・美術史・歴史学・食文化史など様々な分野から切り込む。

目次

序言―東西の飲酒文化を考える 伊藤信博

Ⅰ 酔いと宗教
無明の酒に酔う―〈酔い〉の表現史  小峯和明 
髑髏盃をめぐって―織田信長を端緒に  目黒将史
僧坊酒宴再考  芳澤元 
酒と仏教―酒の仏は「酔い酔い酔い酔い、酔いやな」 石井公成
【コラム】 人類最初の酔っぱらいとしてのノア  木俣元一

Ⅱ 飲酒とその表象
平安貴族の「酔い」と「まつりごと」  高橋亨 
平安後期における香薬の「酔い」―『香要抄』を中心に  アンドリュー・マッカンバー
破戒と陶酔―中世絵画に見る  山本聡美 
黄表紙に擬人化される酒  畑有紀 
中世文学のなかの居酒屋と放蕩息子―クリシェか現実か  前野みち子

Ⅲ 飲酒と環境
米と酒そしてその周辺―環境の視座から  伊藤信博・伊藤彰敏
椒芽田楽の洒落本から見るお酒と酔い  ミギー・ディラン 
飲料の製造、飲み方と文化―例外としての日本酒?  ボーメール・ニコラ
アンシャンレジーム期のフランスにおける酔いに対する寛容  マチュー・ルクートル(棚橋美知子 訳)
酔う女―徳田秋聲『新世帯』と明治期の飲酒文化  安井海洋 
【コラム】 日本酒と肴―海辺の村で呑み始め  小川雅魚 

Ⅳ 飲酒と病
【コラム】 フランスにおけるアルコール中毒対策の政策的曖昧さ  ジャン=ロベール・ピット(棚橋美知子 訳)
【コラム】 飲酒と体内器官の関係  トマ・ロラン(棚橋美知子 訳)
【コラム】 アルコール飲料製造における生物学的プロセス  アンドレス・マツラナ(棚橋美知子 訳)

翻訳を終えて 棚橋美知子
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
4,620
伊藤信博 編 、勉誠出版 、2020年8月 、256p 、A5判
日本酒やワインは、どのように生み出され、人々の生活に息づいてきたのか。 飲む行為と宗教や儀礼とはどのように結びついているのか。 醸造や酒宴の歴史から、食文化とのかかわり、文学・絵画における表象、アルコール依存症など現代的な問題まで、宗教的・社会的機能をもつ飲酒文化について、文学史・美術史・歴史学・食文化史など様々な分野から切り込む。 目次 序言―東西の飲酒文化を考える 伊藤信博 Ⅰ 酔いと宗教 無明の酒に酔う―〈酔い〉の表現史  小峯和明  髑髏盃をめぐって―織田信長を端緒に  目黒将史 僧坊酒宴再考  芳澤元  酒と仏教―酒の仏は「酔い酔い酔い酔い、酔いやな」 石井公成 【コラム】 人類最初の酔っぱらいとしてのノア  木俣元一 Ⅱ 飲酒とその表象 平安貴族の「酔い」と「まつりごと」  高橋亨  平安後期における香薬の「酔い」―『香要抄』を中心に  アンドリュー・マッカンバー 破戒と陶酔―中世絵画に見る  山本聡美  黄表紙に擬人化される酒  畑有紀  中世文学のなかの居酒屋と放蕩息子―クリシェか現実か  前野みち子 Ⅲ 飲酒と環境 米と酒そしてその周辺―環境の視座から  伊藤信博・伊藤彰敏 椒芽田楽の洒落本から見るお酒と酔い  ミギー・ディラン  飲料の製造、飲み方と文化―例外としての日本酒?  ボーメール・ニコラ アンシャンレジーム期のフランスにおける酔いに対する寛容  マチュー・ルクートル(棚橋美知子 訳) 酔う女―徳田秋聲『新世帯』と明治期の飲酒文化  安井海洋  【コラム】 日本酒と肴―海辺の村で呑み始め  小川雅魚  Ⅳ 飲酒と病 【コラム】 フランスにおけるアルコール中毒対策の政策的曖昧さ  ジャン=ロベール・ピット(棚橋美知子 訳) 【コラム】 飲酒と体内器官の関係  トマ・ロラン(棚橋美知子 訳) 【コラム】 アルコール飲料製造における生物学的プロセス  アンドレス・マツラナ(棚橋美知子 訳) 翻訳を終えて 棚橋美知子

宗教芸能としての能楽 (アジア遊学265)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
高橋悠介 編、勉誠出版、2022年1月、280 頁
寺社文化圏や唱導との関わりの中から、多くの作品が生み出されてきた能楽。
能作品には、中世の寺社のありようや信仰、学問、宗教文化が反映されているが、その宗教的な背景は、未だ充分に明らかにされていない部分が多い。
中世日本の宗教的な知は、どのように能楽に流れ込み、作品世界を形成していったのか。
能作品や能楽論の中の仏教や神祇に関わる面を掘り下げることで、宗教芸能としての能楽について考えるとともに、能を通して、室町の宗教文化の一端を明らかにする。

<目次>

序言 高橋悠介

1、能をめぐる宗教的環境/能に描かれる宗教空間
除魔・結界の呪法と芸能―「翁」の成立環境と、その近隣 大東敬明
春日若宮と能楽―若宮臨時祭、法楽能、祈雨立願能をめぐって 天野文雄
謡曲《絵馬》管見―長禄三年伊勢斎宮の旅 芳澤元
能《巻絹》に描かれた熊野の神仏 高橋悠介

2、能作品と仏教説話/唱導/要句
韋駄天説話の源流と変容―唐宋代の諸伝承と律学受講の場を視点に 西谷功
能《安字》の説話的考察―文字を買う話と男装の論理 岩崎雅彦
能《海士》の構想 中野顕正
能《重衡》の表現と思想―「寒林に骨を打つ霊鬼は」の句をめぐって 猪瀬千尋
能における宗教関係語句一斑―《放下僧・春日龍神・楊貴妃・草子洗・三輪》について 落合博志
【コラム】「狂人走れば不狂人も走る」攷―《関寺小町》試注 佐藤嘉惟

3、能楽論・能作品と教説の間
世阿弥と如来蔵―「離見の見」の内包するもの 小川豊生
能《芭蕉》の構想と草木成仏説 髙尾祐太
《求塚》の堕地獄と論理 中嶋謙昌
【コラム】術婆伽説話の生成と展開―恋は病か、破戒か、神を招くか 平間尚子

4、謡曲注釈学の黎明期
【コラム】『江口本聞書』―初期の謡曲注釈書とその伝来 高橋悠介
吉田兼右・兼見の謡曲註釈と『謡抄』―『謡抄』前史の謡曲註釈と吉田神道 野上潤一

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,300
高橋悠介 編 、勉誠出版 、2022年1月 、280 頁
寺社文化圏や唱導との関わりの中から、多くの作品が生み出されてきた能楽。 能作品には、中世の寺社のありようや信仰、学問、宗教文化が反映されているが、その宗教的な背景は、未だ充分に明らかにされていない部分が多い。 中世日本の宗教的な知は、どのように能楽に流れ込み、作品世界を形成していったのか。 能作品や能楽論の中の仏教や神祇に関わる面を掘り下げることで、宗教芸能としての能楽について考えるとともに、能を通して、室町の宗教文化の一端を明らかにする。 <目次> 序言 高橋悠介 1、能をめぐる宗教的環境/能に描かれる宗教空間 除魔・結界の呪法と芸能―「翁」の成立環境と、その近隣 大東敬明 春日若宮と能楽―若宮臨時祭、法楽能、祈雨立願能をめぐって 天野文雄 謡曲《絵馬》管見―長禄三年伊勢斎宮の旅 芳澤元 能《巻絹》に描かれた熊野の神仏 高橋悠介 2、能作品と仏教説話/唱導/要句 韋駄天説話の源流と変容―唐宋代の諸伝承と律学受講の場を視点に 西谷功 能《安字》の説話的考察―文字を買う話と男装の論理 岩崎雅彦 能《海士》の構想 中野顕正 能《重衡》の表現と思想―「寒林に骨を打つ霊鬼は」の句をめぐって 猪瀬千尋 能における宗教関係語句一斑―《放下僧・春日龍神・楊貴妃・草子洗・三輪》について 落合博志 【コラム】「狂人走れば不狂人も走る」攷―《関寺小町》試注 佐藤嘉惟 3、能楽論・能作品と教説の間 世阿弥と如来蔵―「離見の見」の内包するもの 小川豊生 能《芭蕉》の構想と草木成仏説 髙尾祐太 《求塚》の堕地獄と論理 中嶋謙昌 【コラム】術婆伽説話の生成と展開―恋は病か、破戒か、神を招くか 平間尚子 4、謡曲注釈学の黎明期 【コラム】『江口本聞書』―初期の謡曲注釈書とその伝来 高橋悠介 吉田兼右・兼見の謡曲註釈と『謡抄』―『謡抄』前史の謡曲註釈と吉田神道 野上潤一 納入までに3週間ほどかかります。

もやもや日本近代美術 境界を揺るがす視覚イメージ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,280
増野恵子・安松みゆき・河田明久・志邨匠子・瀧井直子・奥間政作・石井香絵 編、勉誠社、2022、488・・・
「美術」と「美術以外」の間に引かれてきた境界線。
江戸と明治、伝統と西洋文化、書画骨董と調度品、東京と地方、日本と海外……。
様々な「狭間」の中に生じ、「日本近代美術史」の周辺や外部、スキマに山積されている「もやもや」している問題を探る画期的な一冊!
【図版点数200点超!】
目次
カラー口絵
まえがき 増野恵子
【序章】歴史の形成と視覚イメージ―近代土下座考 丹尾安典
第1部 それは美術なのか?
明治工芸で考えるオリジナリティをめぐる主従関係―渡辺省亭・河村蜻山・沼田一雅 岡本隆志
毛筆習字教育の存廃をめぐる諸問題 志邨匠子
近代歴史画の萌芽―国立銀行紙幣の歴史・神話イメージ 増野恵子
第2部 場はイメージとどうかかわるか?
ヒトラーへの贈り物・ヒトラーからの贈り物―いびつな美術交流の様相 安松みゆき
エト源次郎とスチュアート・キューリンをめぐって 瀧井直子
幕末明治初期京都と田村宗立考 石井香絵
絵師たちの「世代わり」―琉球処分と沖縄の絵師達 奥間政作
第3部 これも美術か?
近代木版職人列伝抄―杉崎帰四之助・木村徳太郎・吉田市松・伊上凡骨・西村熊吉・村瀬錦司・斧銀太郎・漆原木虫 岩切信一郎
絵葉書の戦争、掌上の帝国―恤兵・蒐集・記念 向後恵里子
コマ絵雑考 西山純子
命令する労働者から動員される労働者へ—プロレタリア漫画と芸術学院 喜夛孝臣
戦前 洋画壇の生活 河田明久
第4部 イメージは何をあらわしているか?
神話的記憶と歴史的記憶―広島平和記念資料館の展示について ミカエル・リュケン(坂井利佐子訳)
護れ大空! 戦時日本における国民防空の視覚表現 ジェニファー・ワイゼンフェルド(中村尚明訳)
菊花御紋考 谷田博幸
あとがき 安松みゆき・増野恵子
執筆者一覧
納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
5,280
増野恵子・安松みゆき・河田明久・志邨匠子・瀧井直子・奥間政作・石井香絵 編 、勉誠社 、2022 、488p 、A5判
「美術」と「美術以外」の間に引かれてきた境界線。 江戸と明治、伝統と西洋文化、書画骨董と調度品、東京と地方、日本と海外……。 様々な「狭間」の中に生じ、「日本近代美術史」の周辺や外部、スキマに山積されている「もやもや」している問題を探る画期的な一冊! 【図版点数200点超!】 目次 カラー口絵 まえがき 増野恵子 【序章】歴史の形成と視覚イメージ―近代土下座考 丹尾安典 第1部 それは美術なのか? 明治工芸で考えるオリジナリティをめぐる主従関係―渡辺省亭・河村蜻山・沼田一雅 岡本隆志 毛筆習字教育の存廃をめぐる諸問題 志邨匠子 近代歴史画の萌芽―国立銀行紙幣の歴史・神話イメージ 増野恵子 第2部 場はイメージとどうかかわるか? ヒトラーへの贈り物・ヒトラーからの贈り物―いびつな美術交流の様相 安松みゆき エト源次郎とスチュアート・キューリンをめぐって 瀧井直子 幕末明治初期京都と田村宗立考 石井香絵 絵師たちの「世代わり」―琉球処分と沖縄の絵師達 奥間政作 第3部 これも美術か? 近代木版職人列伝抄―杉崎帰四之助・木村徳太郎・吉田市松・伊上凡骨・西村熊吉・村瀬錦司・斧銀太郎・漆原木虫 岩切信一郎 絵葉書の戦争、掌上の帝国―恤兵・蒐集・記念 向後恵里子 コマ絵雑考 西山純子 命令する労働者から動員される労働者へ—プロレタリア漫画と芸術学院 喜夛孝臣 戦前 洋画壇の生活 河田明久 第4部 イメージは何をあらわしているか? 神話的記憶と歴史的記憶―広島平和記念資料館の展示について ミカエル・リュケン(坂井利佐子訳) 護れ大空! 戦時日本における国民防空の視覚表現 ジェニファー・ワイゼンフェルド(中村尚明訳) 菊花御紋考 谷田博幸 あとがき 安松みゆき・増野恵子 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

医学・科学・博物 東アジア古典籍の世界

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,540
陳捷 編、勉誠出版、2020年2月、456p、A5判・上製
知の沃野をひらく
東アジアの知の遺産、古典籍。なかでも医学・本草学・農学・科学に関する書物は、人びとの社会・生活に密着するものとして広く流通・展開し、大きな一群をなしている。
これまで総合的に論じられることのなかった東アジアにおける情報伝達と文化交流の世界を、地域・文理の枠を越えて考究する画期的論集。

目次

まえがき

第一部 医学
日中韓越の医書流通と医学体系の形成 真柳誠
『福田方』『悲田方』の構成と復元の可能性 浦山きか
日本における中国舌診書『敖氏傷寒金鏡録』の受容 梁嵘(黄昱訳)
東アジア伝統医学の真髄―朝鮮許浚の『東医宝鑑』 朴現圭(黄昱訳)
国立公文書館所蔵の朝鮮通信使の医学筆談 梁永宣・李敏(小野泰教訳)
崔漢綺が読んだ西洋医学書―Hobson(合信)の医書と崔漢綺の『身機践験』 金哲央
清末の漢文西洋薬学書におけるアヘンの記述について 小野泰教

第二部 科学
『新製霊台儀象志』の受容 吉田忠
テキストの鏡影―抜粋本と清初の暦算学 祝平一(高津孝訳)
18世紀朝鮮の実学者洪大容の『劉鮑問答』―西洋科学知識受容の一断面 任正爀
葛飾北斎『唐土名所之絵』と中国地図の受容 大澤顯浩

第三部 博物
経学註釈と博物学の間―江戸時代の『詩経』名物学について 陳捷
近世中国知識人の博物学の再構築―方以智『通雅』と『物理小識』を中心に 廖肇亨(千賀由佳訳)
交錯する視線―南西諸島の博物学 高津孝
青蒿と黄花蒿の名物学的研究―ラテン名比定の問題を中心に 久保輝幸

第四部 人と書物
平賀源内伝の再検討―『平賀実記』を中心に 福田安典
洋学者・柴田収蔵と江戸の本屋 平野 恵
近世後期における地方知識層の書物交流―伊藤忠岱の書写活動を中心として 清水信子
医籍専売書肆英蘭堂島村利助について 鈴木俊幸

あとがき

執筆者一覧

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
12,540
陳捷 編 、勉誠出版 、2020年2月 、456p 、A5判・上製
知の沃野をひらく 東アジアの知の遺産、古典籍。なかでも医学・本草学・農学・科学に関する書物は、人びとの社会・生活に密着するものとして広く流通・展開し、大きな一群をなしている。 これまで総合的に論じられることのなかった東アジアにおける情報伝達と文化交流の世界を、地域・文理の枠を越えて考究する画期的論集。 目次 まえがき 第一部 医学 日中韓越の医書流通と医学体系の形成 真柳誠 『福田方』『悲田方』の構成と復元の可能性 浦山きか 日本における中国舌診書『敖氏傷寒金鏡録』の受容 梁嵘(黄昱訳) 東アジア伝統医学の真髄―朝鮮許浚の『東医宝鑑』 朴現圭(黄昱訳) 国立公文書館所蔵の朝鮮通信使の医学筆談 梁永宣・李敏(小野泰教訳) 崔漢綺が読んだ西洋医学書―Hobson(合信)の医書と崔漢綺の『身機践験』 金哲央 清末の漢文西洋薬学書におけるアヘンの記述について 小野泰教 第二部 科学 『新製霊台儀象志』の受容 吉田忠 テキストの鏡影―抜粋本と清初の暦算学 祝平一(高津孝訳) 18世紀朝鮮の実学者洪大容の『劉鮑問答』―西洋科学知識受容の一断面 任正爀 葛飾北斎『唐土名所之絵』と中国地図の受容 大澤顯浩 第三部 博物 経学註釈と博物学の間―江戸時代の『詩経』名物学について 陳捷 近世中国知識人の博物学の再構築―方以智『通雅』と『物理小識』を中心に 廖肇亨(千賀由佳訳) 交錯する視線―南西諸島の博物学 高津孝 青蒿と黄花蒿の名物学的研究―ラテン名比定の問題を中心に 久保輝幸 第四部 人と書物 平賀源内伝の再検討―『平賀実記』を中心に 福田安典 洋学者・柴田収蔵と江戸の本屋 平野 恵 近世後期における地方知識層の書物交流―伊藤忠岱の書写活動を中心として 清水信子 医籍専売書肆英蘭堂島村利助について 鈴木俊幸 あとがき 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

浸透する教養 江戸の出版文化という回路

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
鈴木健一 編、勉誠社、2013、464p、A5判
発送までに3週間ほどかかります
ヒト・モノ・情報の交通網が整備され、「知」をめぐる新たな局面が形成されつつあった近世日本。出版文化の隆盛とともに、それまで権威とされてきた「教養」が、さまざまな回路を通して庶民層へと「浸透」していった。和歌・漢詩文を中心として、歴史・思想・宗教・科学といった諸分野にまたがる基礎的知識が磁場としてきわめて強力に働き、日本の文化と文学の根幹が形作られたのである。
「知」の形成と伝播は如何になされたのか。「図像化」「リストアップ」「解説」という三つの軸より、近世文学と文化の価値を捉え直す。
目次
序論 古典注釈にみる教養の浸透―季吟『湖月抄』を中心に 鈴木健一
Ⅰ教養を図像化する
古歌の図像化と画賛―藤原定家詠「駒とめて」歌を中心に― 田代一葉
立圃の俳画―教養を楽しむということ― 深沢了子
古典文学と浮世絵―国芳「百人一首之内」シリーズを例に― 藤澤茜
教養の桃源郷―見立絵本『風流准仙人』― 木越俊介
絵入り百科事典の工夫―『訓蒙図彙』と『和漢三才図会』― 勝又基
『江戸名所図会』にみる〈教養〉の伝達 壬生里巳
Ⅱ教養をリストアップする
謡講釈の世界―近世謡曲享受の一側面― 宮本圭造
林羅山『巵言抄』遡源―一体、何が「浸透」したのか― 高山大毅
俳諧の歳時記―四季の風物と暮らしの教養の集大成― 金田房子
啓蒙的医学書 吉丸雄哉
『伽婢子』の仏教説話的世界―教養としての仏教的教義の浸透― 湯浅佳子
日用と教養―「年代記」考― 鈴木俊幸
近世節用集における教養の浸透―頭書と付録を中心に― 久岡明穂
Ⅲ教養を解説する
教養と秘伝と―有賀長伯の歌学書出版をめぐって― 西田正宏
万葉歌を解説する―賀茂真淵『万葉新採百首解』をめぐって― 田中仁
教養の翻訳と伝達―漢文訓読の変遷と道春点― 斎藤文俊
『日本外史』の体裁と「源氏論賛」―歴史の図式的把握と解説― 堀口育男
教養を娯楽化する―『五節供稚童講訳』の挑戦― 津田眞弓
あとがき
執筆者一覧
奥付
納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
9,900
鈴木健一 編 、勉誠社 、2013 、464p 、A5判
発送までに3週間ほどかかります ヒト・モノ・情報の交通網が整備され、「知」をめぐる新たな局面が形成されつつあった近世日本。出版文化の隆盛とともに、それまで権威とされてきた「教養」が、さまざまな回路を通して庶民層へと「浸透」していった。和歌・漢詩文を中心として、歴史・思想・宗教・科学といった諸分野にまたがる基礎的知識が磁場としてきわめて強力に働き、日本の文化と文学の根幹が形作られたのである。 「知」の形成と伝播は如何になされたのか。「図像化」「リストアップ」「解説」という三つの軸より、近世文学と文化の価値を捉え直す。 目次 序論 古典注釈にみる教養の浸透―季吟『湖月抄』を中心に 鈴木健一 Ⅰ教養を図像化する 古歌の図像化と画賛―藤原定家詠「駒とめて」歌を中心に― 田代一葉 立圃の俳画―教養を楽しむということ― 深沢了子 古典文学と浮世絵―国芳「百人一首之内」シリーズを例に― 藤澤茜 教養の桃源郷―見立絵本『風流准仙人』― 木越俊介 絵入り百科事典の工夫―『訓蒙図彙』と『和漢三才図会』― 勝又基 『江戸名所図会』にみる〈教養〉の伝達 壬生里巳 Ⅱ教養をリストアップする 謡講釈の世界―近世謡曲享受の一側面― 宮本圭造 林羅山『巵言抄』遡源―一体、何が「浸透」したのか― 高山大毅 俳諧の歳時記―四季の風物と暮らしの教養の集大成― 金田房子 啓蒙的医学書 吉丸雄哉 『伽婢子』の仏教説話的世界―教養としての仏教的教義の浸透― 湯浅佳子 日用と教養―「年代記」考― 鈴木俊幸 近世節用集における教養の浸透―頭書と付録を中心に― 久岡明穂 Ⅲ教養を解説する 教養と秘伝と―有賀長伯の歌学書出版をめぐって― 西田正宏 万葉歌を解説する―賀茂真淵『万葉新採百首解』をめぐって― 田中仁 教養の翻訳と伝達―漢文訓読の変遷と道春点― 斎藤文俊 『日本外史』の体裁と「源氏論賛」―歴史の図式的把握と解説― 堀口育男 教養を娯楽化する―『五節供稚童講訳』の挑戦― 津田眞弓 あとがき 執筆者一覧 奥付 納入までに3週間ほどかかります。

室町時代の陰陽道と寺院社会

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
15,400
木村純子 著、勉誠出版、2012年2月、696p、A5判上製
本書は、陰陽道研究史上の重要な課題である中世陰陽道の実態について、その社会的役割と近世への連続性を念頭に置き、如何なる形で陰陽道が存続するに至ったのかを論じるものである。
古代日本において、陰陽寮は、中国から数多の知識・技能等を受容し、国家機構に組み込む過程で成立した。その後、陰陽・天文・暦の三部門を中核とし、「陰陽道」と称される日本独自の大系へと発展を遂げる。
本書では、これまで看過されてきた寺院史料や新出史料・未刊史料など、多角的な資料を積極的に活用することで、室町時代の基礎的史料を広く提供し、総合的な分析から陰陽道研究における新たな視座を提示した。

序 論
 第一節 古代中世の陰陽道と研究史概観
 第二節 陰陽道の構成要素
 第三節 本書の目的及び構成

第一部 室町時代の陰陽寮
 第一章 室町時代の陰陽寮官人
  第一節 室町時代の陰陽頭
  第二節 陰陽寮の構成要員
  第三節 陰陽寮官人の盛衰
 第二章 陰陽道家賀茂氏・安倍氏の分派
  第一節 安倍氏の分流
  第二節 賀茂氏の分流
  第三節 分派の維持と断絶
 第三章 陰陽寮官人の活動・経済基盤
  第一節 陰陽寮官人の「窮困」
  第二節 陰陽寮官人の邸宅と所領
  第三節 諸陵頭賀茂氏と諸陵領

第二部 室町時代の陰陽道
 第一章 日時勘申
  第一節 日時勘申の実態
  第二節 日時勘申の受用
  第三節 陰陽道知識の共有
 第二章 陰陽道祭
  第一節 室町時代の陰陽道祭
  第二節 陰陽道祭の盛行
  第三節 祈禱機能の分掌

第三部 陰陽道と寺院社会
 第一章 中世醍醐寺と陰陽道
  第一節 醍醐寺と陰陽師
  第二節 醍醐寺と安倍有世
  第三節 「大地震記」
 第二章 中世東寺と陰陽道
  第一節 東寺における活動
  第二節 「廿一口供僧方評定引付」にみる陰陽師
  第三節 東寺と陰陽師

 第三章 中世興福寺と幸徳井家
  第一節 中世幸徳井家
  第二節 興福寺における活動
  第三節 南都と幸徳井家

結 論
宮内庁書陵部所蔵「陰陽家系図」
 安倍氏
 賀茂氏

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
15,400
木村純子 著 、勉誠出版 、2012年2月 、696p 、A5判上製
本書は、陰陽道研究史上の重要な課題である中世陰陽道の実態について、その社会的役割と近世への連続性を念頭に置き、如何なる形で陰陽道が存続するに至ったのかを論じるものである。 古代日本において、陰陽寮は、中国から数多の知識・技能等を受容し、国家機構に組み込む過程で成立した。その後、陰陽・天文・暦の三部門を中核とし、「陰陽道」と称される日本独自の大系へと発展を遂げる。 本書では、これまで看過されてきた寺院史料や新出史料・未刊史料など、多角的な資料を積極的に活用することで、室町時代の基礎的史料を広く提供し、総合的な分析から陰陽道研究における新たな視座を提示した。 序 論  第一節 古代中世の陰陽道と研究史概観  第二節 陰陽道の構成要素  第三節 本書の目的及び構成 第一部 室町時代の陰陽寮  第一章 室町時代の陰陽寮官人   第一節 室町時代の陰陽頭   第二節 陰陽寮の構成要員   第三節 陰陽寮官人の盛衰  第二章 陰陽道家賀茂氏・安倍氏の分派   第一節 安倍氏の分流   第二節 賀茂氏の分流   第三節 分派の維持と断絶  第三章 陰陽寮官人の活動・経済基盤   第一節 陰陽寮官人の「窮困」   第二節 陰陽寮官人の邸宅と所領   第三節 諸陵頭賀茂氏と諸陵領 第二部 室町時代の陰陽道  第一章 日時勘申   第一節 日時勘申の実態   第二節 日時勘申の受用   第三節 陰陽道知識の共有  第二章 陰陽道祭   第一節 室町時代の陰陽道祭   第二節 陰陽道祭の盛行   第三節 祈禱機能の分掌 第三部 陰陽道と寺院社会  第一章 中世醍醐寺と陰陽道   第一節 醍醐寺と陰陽師   第二節 醍醐寺と安倍有世   第三節 「大地震記」  第二章 中世東寺と陰陽道   第一節 東寺における活動   第二節 「廿一口供僧方評定引付」にみる陰陽師   第三節 東寺と陰陽師  第三章 中世興福寺と幸徳井家   第一節 中世幸徳井家   第二節 興福寺における活動   第三節 南都と幸徳井家 結 論 宮内庁書陵部所蔵「陰陽家系図」  安倍氏  賀茂氏 納入までに3週間ほどかかります。

外圧の日本古代文学史(アジア遊学309)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
遠藤耕太郎・濱田寛・吉見健夫 編、勉誠社、2025年10月、256p、A5判並製
日本文学史は、外国文化の圧力―外圧―という脅威と向き合う心の葛藤の歴史である。
古代日本の人々は、文字(漢字)や仏教・中国思想の外圧、国家制度や白村江の戦いと壬申の乱といった政治的・軍事的外圧、文学作品や唐物と呼ばれる輸入品の外圧など様々なかたちで現れた外圧としての中国文化に対して、どのように葛藤し、そこから何を創造していったのか。
『万葉集』や『源氏物語』などをはじめとする和歌や散文作品、漢詩文を、奈良と平安の二つの時代に分けて取り上げ、国際環境や国際感覚の異なる時代背景のもと、中国文化と格闘し、換骨奪胎、あるいは克服、憧憬しながら、文学を創造した人々の心の様相を探る。

目次

序言 遠藤耕太郎
総論 古代前期:外圧としての漢字に向き合う 遠藤耕太郎
総論 古代後期:「外圧」から「内なる規範」への展開 濱田寛

第Ⅰ部 古代前期(奈良時代まで)
『古事記』「酒楽の歌」について―宴のうたと場 岩田久美加
唐の外圧と額田王 遠藤耕太郎 
柿本人麻呂と《外圧》 高松寿夫
山部赤人による呪性の回復 遠藤耕太郎 
『万葉集』遣唐使関連歌考―漢語漢文世界でやまとうたをよむこと 岩田久美加
和銅―神亀年間の国際環境と大伴旅人―香椎浦と松浦川にみる風流心 井実充史
七~九世紀東アジアの国際環境と日本漢詩 井実充史

第Ⅱ部 古代後期(平安時代)
『土左日記』における漢詩(からうた)の表記方法 中島輝賢
『伊勢物語』はどう人の心をかたちづくるか―外圧としての仏教を視点に 咲本英恵
『うつほ物語』の列挙表現―賦の視点から 宮谷聡美
『枕草子』と漢籍―中国文化の〈外圧〉と宮廷社会の〈内圧〉の均衡 中田幸司
『源氏物語』の音楽―紅葉賀巻にみえる「外来の音楽」の内面化の方法 岡田ひろみ
桐壺巻における長恨歌引用の意義―桐壺帝の寵愛とその典型化 吉見健夫
平安時代の漢詩文―転換期としての宇多朝とその前後 濱田寛

あとがき 吉見健夫
関連年表
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,300
遠藤耕太郎・濱田寛・吉見健夫 編 、勉誠社 、2025年10月 、256p 、A5判並製
日本文学史は、外国文化の圧力―外圧―という脅威と向き合う心の葛藤の歴史である。 古代日本の人々は、文字(漢字)や仏教・中国思想の外圧、国家制度や白村江の戦いと壬申の乱といった政治的・軍事的外圧、文学作品や唐物と呼ばれる輸入品の外圧など様々なかたちで現れた外圧としての中国文化に対して、どのように葛藤し、そこから何を創造していったのか。 『万葉集』や『源氏物語』などをはじめとする和歌や散文作品、漢詩文を、奈良と平安の二つの時代に分けて取り上げ、国際環境や国際感覚の異なる時代背景のもと、中国文化と格闘し、換骨奪胎、あるいは克服、憧憬しながら、文学を創造した人々の心の様相を探る。 目次 序言 遠藤耕太郎 総論 古代前期:外圧としての漢字に向き合う 遠藤耕太郎 総論 古代後期:「外圧」から「内なる規範」への展開 濱田寛 第Ⅰ部 古代前期(奈良時代まで) 『古事記』「酒楽の歌」について―宴のうたと場 岩田久美加 唐の外圧と額田王 遠藤耕太郎  柿本人麻呂と《外圧》 高松寿夫 山部赤人による呪性の回復 遠藤耕太郎  『万葉集』遣唐使関連歌考―漢語漢文世界でやまとうたをよむこと 岩田久美加 和銅―神亀年間の国際環境と大伴旅人―香椎浦と松浦川にみる風流心 井実充史 七~九世紀東アジアの国際環境と日本漢詩 井実充史 第Ⅱ部 古代後期(平安時代) 『土左日記』における漢詩(からうた)の表記方法 中島輝賢 『伊勢物語』はどう人の心をかたちづくるか―外圧としての仏教を視点に 咲本英恵 『うつほ物語』の列挙表現―賦の視点から 宮谷聡美 『枕草子』と漢籍―中国文化の〈外圧〉と宮廷社会の〈内圧〉の均衡 中田幸司 『源氏物語』の音楽―紅葉賀巻にみえる「外来の音楽」の内面化の方法 岡田ひろみ 桐壺巻における長恨歌引用の意義―桐壺帝の寵愛とその典型化 吉見健夫 平安時代の漢詩文―転換期としての宇多朝とその前後 濱田寛 あとがき 吉見健夫 関連年表

中世寺院の仏法と社会

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200 (送料:¥300~)
永村眞 編、勉誠社、2021年6月、640p、A5判上製
中世日本において寺院は、宗教的な施設のみならず、貴顕や武士等、様々な人々が行き交う、政治・経済・文化形成にも大きな影響を有した場であった。
しかし、諸寺院内部で伝持されてきた史料群は、その特質からアクセスが容易ではなく、編者らによる寺院史料の調査・研究の方法論の構築により、近年、大きな研究の進展を見せるようになった。
畿内近国、関東に所在する諸寺院に伝来する史料群の博捜により、寺内・寺外の僧俗の社会的かつ宗教的な関わりのなかで、「日本仏教」を形づくる多彩な仏法とその発展を実現した寺院社会の構造と思想的背景を立体的に描き出し、中世寺院の歴史的特質と展開を明らかにする貴重な成果。
中世日本を読み解くための必読の書。

目次

はしがき 永村眞

Ⅰ 醍醐寺の法流と修学
中世醍醐寺の顕・密「聖教」と法儀 永村眞
南北朝内乱と清浄光院房玄 石田浩子
南北朝期から室町前期における理性院流と太元帥法別当職の相承―理性院宗助と大覚寺證菩提院光覚の対立― 佐藤亜莉華
醍醐寺三宝院門跡満済の教学活動 姜 錫正
醍醐寺・根来寺と田舎本寺との寺僧交流―尾張国万徳寺を通して― 藤井雅子
「義演准后日記」とその紙背文書 関口真規子
修法と秘号―五大虚空蔵法を通して― 井上清子
醍醐寺所蔵「野月」と松橋流秘点 高橋恵美子

Ⅱ 寺院の法会と社会
中世南都の法華会 高山有紀
「春日権現験記絵」の編纂者 坪内綾子
中世東寺の修学活動―西院と観智院― 西弥生
十五世紀における北野社領西京と西京神人 三枝暁子
春日社神供備進と興福寺学侶 高山京子
室町将軍家の比丘尼御所と根本所領 小谷量子

Ⅲ 中世の仏法と寺院
摂関期・院政期における聖徳太子信仰と女性―四天王寺に集った女性たち― 榊原史子
鎌倉前期寺院社会の禅宗理解 矢野立子
中世「律院」と「結界」 飯田晶子
中世鑁阿寺の寺内組織 中田愛
雑賀衆の戦いと鈴木孫一 三浦早織

あとがき 藤井雅子
執筆者一覧

納入までに3週間ほどかかります。
単品スピード注文
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
13,200 (送料:¥300~)
永村眞 編 、勉誠社 、2021年6月 、640p 、A5判上製
中世日本において寺院は、宗教的な施設のみならず、貴顕や武士等、様々な人々が行き交う、政治・経済・文化形成にも大きな影響を有した場であった。 しかし、諸寺院内部で伝持されてきた史料群は、その特質からアクセスが容易ではなく、編者らによる寺院史料の調査・研究の方法論の構築により、近年、大きな研究の進展を見せるようになった。 畿内近国、関東に所在する諸寺院に伝来する史料群の博捜により、寺内・寺外の僧俗の社会的かつ宗教的な関わりのなかで、「日本仏教」を形づくる多彩な仏法とその発展を実現した寺院社会の構造と思想的背景を立体的に描き出し、中世寺院の歴史的特質と展開を明らかにする貴重な成果。 中世日本を読み解くための必読の書。 目次 はしがき 永村眞 Ⅰ 醍醐寺の法流と修学 中世醍醐寺の顕・密「聖教」と法儀 永村眞 南北朝内乱と清浄光院房玄 石田浩子 南北朝期から室町前期における理性院流と太元帥法別当職の相承―理性院宗助と大覚寺證菩提院光覚の対立― 佐藤亜莉華 醍醐寺三宝院門跡満済の教学活動 姜 錫正 醍醐寺・根来寺と田舎本寺との寺僧交流―尾張国万徳寺を通して― 藤井雅子 「義演准后日記」とその紙背文書 関口真規子 修法と秘号―五大虚空蔵法を通して― 井上清子 醍醐寺所蔵「野月」と松橋流秘点 高橋恵美子 Ⅱ 寺院の法会と社会 中世南都の法華会 高山有紀 「春日権現験記絵」の編纂者 坪内綾子 中世東寺の修学活動―西院と観智院― 西弥生 十五世紀における北野社領西京と西京神人 三枝暁子 春日社神供備進と興福寺学侶 高山京子 室町将軍家の比丘尼御所と根本所領 小谷量子 Ⅲ 中世の仏法と寺院 摂関期・院政期における聖徳太子信仰と女性―四天王寺に集った女性たち― 榊原史子 鎌倉前期寺院社会の禅宗理解 矢野立子 中世「律院」と「結界」 飯田晶子 中世鑁阿寺の寺内組織 中田愛 雑賀衆の戦いと鈴木孫一 三浦早織 あとがき 藤井雅子 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。
  • 単品スピード注文

日本書紀声点本の研究

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
15,400
鈴木豊 著、勉誠出版、2020年3月、464p、B5判・上製
『日本書紀』古写本が伝えてきたものは何か―
720 年(養老4)に正史として撰進された『日本書紀』は、天皇・文人貴族らによる講書、そしてその読み方を書き入れた写本などの形で伝えられ、古辞書・注釈書類にもその成果が取り込まれるなど、これらの学問の痕跡は古代の和訓・アクセントを今に伝える貴重な資料群である。
『日本書紀』古写本および関連資料に残された和訓・声点を網羅的に調査・検討、さらにそれらが付され伝えられていったその過程を明らかにすることにより、古代日本語の学問体系やアクセント史における新知見を提示する。

目次

はしがき
凡 例

序 論

第Ⅰ部 『日本書紀』声点本の資料価値に関する研究
第1章 『日本書紀』神代巻の声点
第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の声点について
第3章 乾元本『日本書紀』万葉仮名訓の声点
第4章 岩崎本『日本書紀』の声点
第5章 訓読漢字の声点のアクセント表示法
第6章 『日本書紀』被訓注字の声点
第7章 『古語拾遺』の声点
第8章 『日本書紀』声点本の濁音表示
第9章 『古語拾遺』声点本の濁音表示
第10章 『日本書紀』α群の万葉仮名―原音声調と日本語アクセントとの対応―

第Ⅱ部 『日本書紀』声点本の成立過程に関する研究
第1章 『弘仁私記』序の「以丹点明軽重」
第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の万葉仮名
第3章 『日本書紀』古写本中の万葉仮名表記の和訓
(付)『日本書紀』古写本中の万葉仮名訓語彙索引
第4章 『和名抄』所引『公望私記』の万葉仮名訓
第5章 延喜『公望私記』の構造
第6章 日本紀講書とアクセント

第Ⅲ部 平安時代京都アクセントに関する研究
第1章 和語声点資料の差声方式
第2章 助詞「の」のアクセント
第3章 アクセント史研究における拍内下降
第4章 平声軽点の消滅過程
第5章 アクセント体系大変化の要因
第6章 『金光明最勝王経音義』所載「以呂波」のアクセント
第7章 いろは歌の作者について―いろは48字説の検討―

結 論

参考文献
あとがき
初出一覧

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
15,400
鈴木豊 著 、勉誠出版 、2020年3月 、464p 、B5判・上製
『日本書紀』古写本が伝えてきたものは何か― 720 年(養老4)に正史として撰進された『日本書紀』は、天皇・文人貴族らによる講書、そしてその読み方を書き入れた写本などの形で伝えられ、古辞書・注釈書類にもその成果が取り込まれるなど、これらの学問の痕跡は古代の和訓・アクセントを今に伝える貴重な資料群である。 『日本書紀』古写本および関連資料に残された和訓・声点を網羅的に調査・検討、さらにそれらが付され伝えられていったその過程を明らかにすることにより、古代日本語の学問体系やアクセント史における新知見を提示する。 目次 はしがき 凡 例 序 論 第Ⅰ部 『日本書紀』声点本の資料価値に関する研究 第1章 『日本書紀』神代巻の声点 第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の声点について 第3章 乾元本『日本書紀』万葉仮名訓の声点 第4章 岩崎本『日本書紀』の声点 第5章 訓読漢字の声点のアクセント表示法 第6章 『日本書紀』被訓注字の声点 第7章 『古語拾遺』の声点 第8章 『日本書紀』声点本の濁音表示 第9章 『古語拾遺』声点本の濁音表示 第10章 『日本書紀』α群の万葉仮名―原音声調と日本語アクセントとの対応― 第Ⅱ部 『日本書紀』声点本の成立過程に関する研究 第1章 『弘仁私記』序の「以丹点明軽重」 第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の万葉仮名 第3章 『日本書紀』古写本中の万葉仮名表記の和訓 (付)『日本書紀』古写本中の万葉仮名訓語彙索引 第4章 『和名抄』所引『公望私記』の万葉仮名訓 第5章 延喜『公望私記』の構造 第6章 日本紀講書とアクセント 第Ⅲ部 平安時代京都アクセントに関する研究 第1章 和語声点資料の差声方式 第2章 助詞「の」のアクセント 第3章 アクセント史研究における拍内下降 第4章 平声軽点の消滅過程 第5章 アクセント体系大変化の要因 第6章 『金光明最勝王経音義』所載「以呂波」のアクセント 第7章 いろは歌の作者について―いろは48字説の検討― 結 論 参考文献 あとがき 初出一覧 納入までに3週間ほどかかります。

画期としての室町 政事・宗教・古典学

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
16,500
前田雅之 編、勉誠社、2018、544 p、A5判
目まぐるしい変化の中で展開した室町時代。
それは日本史上において如何なる位置と意義を有しているのか。
時代の特質である政事・宗教・古典学の有機的な関係を捉え、「室町」という時代の相貌を明らかにする。
近年大きな進展をみせる室町時代史研究を領導する、23名の豪華執筆陣により示される知の最前線。
目次
序 言 前田雅之
第一部 政事
足利将軍家における政事と文事―武家執奏・和歌・打聞 前田雅之
室町の「政事」と一揆 呉座勇一
「雑務沙汰」覚書 新田一郎
十五世紀末における摂関職就任論理の変化 石原比伊呂
一条政房の福原荘下向と大内氏の摂津侵攻―応仁の乱と西摂地域 大田壮一郎
桃源瑞仙と武家故実の周縁 川本慎自
伝えられた知識と失われた史料 遠藤珠紀
第二部 宗教
泉涌寺の「生身」羅漢―「汗」をかく羅漢伝承の背景 西谷功
足利将軍家の受衣儀礼と袈裟・掛絡 芳澤元
秘説のなかの密教と宿神―室町期「諸道」の神話化と天皇をめぐって 松本郁代
能楽に摂取された法華・阿弥陀・観音融和の偈句―「昔在霊山名法華」偈の源流と展開 高橋悠介
「性花」という思想―世阿弥・禅竹能芸論における禅の強度 小川豊生
雑纂される知識の断片―天野山金剛寺学頭乗空房朝祐筆録『合集抄』をめぐって 海野圭介
『本朝事始』再勘―重層する仮託の故実学 原克昭
第三部 古典学
兼良と尭孝―俊成・定家画賛をめぐって 小川剛生
「五音連声」の歌学史 岡﨑真紀子
壬生雅久の文事―「公家の学問と五山」補遺 堀川貴司
動かない時間―室町禅林詩学における恒常不変的なものへの(/からの)眼差し 山藤夏郎
古今注の擬漢故事・漢詩句―冷泉家流伊勢注・三流抄の影響下にある諸注の様相についての覚書  渡瀬淳子
羊と躑躅―連歌寄合追尋 鈴木元
千句連歌における「人の耳をもおどろかす」句 松本麻子
書流と証本―斯道文庫蔵「若菜」帖と三条西家本『源氏物語』をめぐって 佐々木孝浩
冷泉家時雨亭文庫蔵『河海抄』の性格―『河海抄』巻十五論の前提として 松本大
あとがき
執筆者一覧
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
16,500
前田雅之 編 、勉誠社 、2018 、544 p 、A5判
目まぐるしい変化の中で展開した室町時代。 それは日本史上において如何なる位置と意義を有しているのか。 時代の特質である政事・宗教・古典学の有機的な関係を捉え、「室町」という時代の相貌を明らかにする。 近年大きな進展をみせる室町時代史研究を領導する、23名の豪華執筆陣により示される知の最前線。 目次 序 言 前田雅之 第一部 政事 足利将軍家における政事と文事―武家執奏・和歌・打聞 前田雅之 室町の「政事」と一揆 呉座勇一 「雑務沙汰」覚書 新田一郎 十五世紀末における摂関職就任論理の変化 石原比伊呂 一条政房の福原荘下向と大内氏の摂津侵攻―応仁の乱と西摂地域 大田壮一郎 桃源瑞仙と武家故実の周縁 川本慎自 伝えられた知識と失われた史料 遠藤珠紀 第二部 宗教 泉涌寺の「生身」羅漢―「汗」をかく羅漢伝承の背景 西谷功 足利将軍家の受衣儀礼と袈裟・掛絡 芳澤元 秘説のなかの密教と宿神―室町期「諸道」の神話化と天皇をめぐって 松本郁代 能楽に摂取された法華・阿弥陀・観音融和の偈句―「昔在霊山名法華」偈の源流と展開 高橋悠介 「性花」という思想―世阿弥・禅竹能芸論における禅の強度 小川豊生 雑纂される知識の断片―天野山金剛寺学頭乗空房朝祐筆録『合集抄』をめぐって 海野圭介 『本朝事始』再勘―重層する仮託の故実学 原克昭 第三部 古典学 兼良と尭孝―俊成・定家画賛をめぐって 小川剛生 「五音連声」の歌学史 岡﨑真紀子 壬生雅久の文事―「公家の学問と五山」補遺 堀川貴司 動かない時間―室町禅林詩学における恒常不変的なものへの(/からの)眼差し 山藤夏郎 古今注の擬漢故事・漢詩句―冷泉家流伊勢注・三流抄の影響下にある諸注の様相についての覚書  渡瀬淳子 羊と躑躅―連歌寄合追尋 鈴木元 千句連歌における「人の耳をもおどろかす」句 松本麻子 書流と証本―斯道文庫蔵「若菜」帖と三条西家本『源氏物語』をめぐって 佐々木孝浩 冷泉家時雨亭文庫蔵『河海抄』の性格―『河海抄』巻十五論の前提として 松本大 あとがき 執筆者一覧

醍醐寺の仏像 第三巻 明王 (醍醐寺叢書 研究篇)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
44,000
総本山醍醐寺 監修/副島弘道 編、勉誠出版、2022年7月、432p、A4判・上製
醍醐寺に伝わる国宝・重要文化財を含む仏教彫刻の全貌を、多年にわたる調査・研究に基づく詳細な説明と、資料を超えた美しく高精細な写真によって明らかにした、美術史・仏教史における醍醐寺の仏像の集大成。
「第三巻 明王」では、17件の作品を、写真資料とともに詳説する。

【本書の特色】
・国宝・重要文化財を含む醍醐寺に所蔵される江戸時代末までに制作された仏像彫刻の全作品を収録する。
・図版篇および本文篇挿図には、すべて本書刊行のために長期間にわたって新たに撮影した高精細なカラー図版を収録。作品のもつ宗教的、学術的、美術的な価値を十分に理解できるように、学術性と芸術性の双方を兼ね備えた正面、側面、背面などの大型図版のほか、表面の彩色文様、像内の銘文、納入品など細部にわたる図版を豊富に収める(第三巻、作品17件)。
・本文篇には30年間の調査にもとづいた仏像本体、銘文、納入経巻、光背、台座など細部にわたる詳細なデータを収める。また、醍醐寺所蔵の宝物目録など関連史料を縦覧して得られた各作品の制作背景、来歴、美術史上の特色など、最新の研究成果を詳しく解説。美術史のみならず歴史学・仏教学・国文学など広く関連諸学の研究に裨益する。

1 木造不動明王坐像 霊宝館
2 木造不動明王坐像 重要文化財 霊宝館
3 木造不動明王坐像 成身院(女人堂)
4 木造不動明王及び両脇侍像 重要文化財 理性院本堂
5 木造不動明王及び童子像 三宝院弥勒堂
6 木造五大明王像 重要文化財 霊宝館(旧五大堂安置)
7 木造五大明王像 重要文化財 霊宝館
8 木造五大明王像 不動堂
9 木造金剛夜叉明王立像 霊宝館
10 木造愛染明王坐像 霊宝館
11 木造愛染明王坐像 霊宝館
12 木造大元帥明王立像 理性院本堂
13 木造明王形立像 霊宝館
14 木造矜羯羅童子及び制吒迦童子立像 真如苑
15 銅造不動明王坐像 霊宝館
16 銅造不動明王立像 成身院(女人堂)前
17 塑造不動明王頭部 霊宝館

醍醐寺とその周辺図
上、下醍醐詳細図

調査参加者

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
44,000
総本山醍醐寺 監修/副島弘道 編 、勉誠出版 、2022年7月 、432p 、A4判・上製
醍醐寺に伝わる国宝・重要文化財を含む仏教彫刻の全貌を、多年にわたる調査・研究に基づく詳細な説明と、資料を超えた美しく高精細な写真によって明らかにした、美術史・仏教史における醍醐寺の仏像の集大成。 「第三巻 明王」では、17件の作品を、写真資料とともに詳説する。 【本書の特色】 ・国宝・重要文化財を含む醍醐寺に所蔵される江戸時代末までに制作された仏像彫刻の全作品を収録する。 ・図版篇および本文篇挿図には、すべて本書刊行のために長期間にわたって新たに撮影した高精細なカラー図版を収録。作品のもつ宗教的、学術的、美術的な価値を十分に理解できるように、学術性と芸術性の双方を兼ね備えた正面、側面、背面などの大型図版のほか、表面の彩色文様、像内の銘文、納入品など細部にわたる図版を豊富に収める(第三巻、作品17件)。 ・本文篇には30年間の調査にもとづいた仏像本体、銘文、納入経巻、光背、台座など細部にわたる詳細なデータを収める。また、醍醐寺所蔵の宝物目録など関連史料を縦覧して得られた各作品の制作背景、来歴、美術史上の特色など、最新の研究成果を詳しく解説。美術史のみならず歴史学・仏教学・国文学など広く関連諸学の研究に裨益する。 1 木造不動明王坐像 霊宝館 2 木造不動明王坐像 重要文化財 霊宝館 3 木造不動明王坐像 成身院(女人堂) 4 木造不動明王及び両脇侍像 重要文化財 理性院本堂 5 木造不動明王及び童子像 三宝院弥勒堂 6 木造五大明王像 重要文化財 霊宝館(旧五大堂安置) 7 木造五大明王像 重要文化財 霊宝館 8 木造五大明王像 不動堂 9 木造金剛夜叉明王立像 霊宝館 10 木造愛染明王坐像 霊宝館 11 木造愛染明王坐像 霊宝館 12 木造大元帥明王立像 理性院本堂 13 木造明王形立像 霊宝館 14 木造矜羯羅童子及び制吒迦童子立像 真如苑 15 銅造不動明王坐像 霊宝館 16 銅造不動明王立像 成身院(女人堂)前 17 塑造不動明王頭部 霊宝館 醍醐寺とその周辺図 上、下醍醐詳細図 調査参加者 納入までに3週間ほどかかります。

この世のキワー〈自然〉の内と外(アジア遊学239)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
山中由里子・山田仁史 編、勉誠出版、2019年11月、368p、A5判
「驚異」と「怪異」に共通する「異」なるものへの視線は、自己と他者、自己と宇宙の境界認識によって形作られるものであり、自然の中での人間の立ち位置を映し出す鏡でもある。
その「驚異」と「怪異」の表象を、ユーラシア大陸の東西の伝承・史料・民族資料・美術品に探り、「自然」と「超自然」の境界領域、「この世」と「あの世」の心理的・物理的距離感、境界に立ち現れる身体・音・モノなどについて、総勢25名の豪華執筆者が学際的に考察する。

目次

口絵/関連年表
序章―自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異

Ⅰ 境―自然と超自然のはざま
自然と超自然の境界論
中国古代・中世の鬼神と自然観―「自然の怪」をめぐる社会史
怪異が生じる場―天地と怪異
百科事典と自然の分類―西洋中世を中心に
怪物の形而上学

Ⅱ 場―異界との接点
平安京と異界―怪異と驚異の出会う場所〈まち〉
驚異の場としての「聖パトリックの煉獄」
怪物たちの棲むところ―中世ヨーロッパの地図に描かれた怪物とその発生過程
妖怪としての動物
イスラーム美術における天の表象―想像界と科学の狭間の造形
歴史的パレスチナという場とジン憑き

Ⅲ 体―身体と異界  
妖怪画に描かれた身体―目の妖怪を中心に
平昌五輪に現れた人面鳥の正体は―『山海経』の異形と中華のキワ
魔女の身体、怪物の身体
中東世界の百科全書に描かれる異形の種族

Ⅳ 音―聞こえてくる異界
西洋音楽史における「異界」表現―試論的考察
カランコロン考―怪談の擬音と近代化
「耳」「声」「霊」―無意識的記憶と魂の連鎖について
釜鳴と鳴釜神事―常ならざる音の受容史
死者の「声」を「聞く」ということ―聴覚メディアとしての口寄せ巫女

Ⅴ 物―異界の物的証拠
不思議なモノの収蔵地としての寺社
寺院に伝わる怪異なモノ―仏教民俗学の視座
民間信仰を売る―トルコの邪視除け護符ナザル・ボンジュウ
異界としてのミュージアム

終章―驚異・怪異の人類史的基礎

展覧会紹介「驚異と怪異―想像界の生きものたち」
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
山中由里子・山田仁史 編 、勉誠出版 、2019年11月 、368p 、A5判
「驚異」と「怪異」に共通する「異」なるものへの視線は、自己と他者、自己と宇宙の境界認識によって形作られるものであり、自然の中での人間の立ち位置を映し出す鏡でもある。 その「驚異」と「怪異」の表象を、ユーラシア大陸の東西の伝承・史料・民族資料・美術品に探り、「自然」と「超自然」の境界領域、「この世」と「あの世」の心理的・物理的距離感、境界に立ち現れる身体・音・モノなどについて、総勢25名の豪華執筆者が学際的に考察する。 目次 口絵/関連年表 序章―自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異 Ⅰ 境―自然と超自然のはざま 自然と超自然の境界論 中国古代・中世の鬼神と自然観―「自然の怪」をめぐる社会史 怪異が生じる場―天地と怪異 百科事典と自然の分類―西洋中世を中心に 怪物の形而上学 Ⅱ 場―異界との接点 平安京と異界―怪異と驚異の出会う場所〈まち〉 驚異の場としての「聖パトリックの煉獄」 怪物たちの棲むところ―中世ヨーロッパの地図に描かれた怪物とその発生過程 妖怪としての動物 イスラーム美術における天の表象―想像界と科学の狭間の造形 歴史的パレスチナという場とジン憑き Ⅲ 体―身体と異界   妖怪画に描かれた身体―目の妖怪を中心に 平昌五輪に現れた人面鳥の正体は―『山海経』の異形と中華のキワ 魔女の身体、怪物の身体 中東世界の百科全書に描かれる異形の種族 Ⅳ 音―聞こえてくる異界 西洋音楽史における「異界」表現―試論的考察 カランコロン考―怪談の擬音と近代化 「耳」「声」「霊」―無意識的記憶と魂の連鎖について 釜鳴と鳴釜神事―常ならざる音の受容史 死者の「声」を「聞く」ということ―聴覚メディアとしての口寄せ巫女 Ⅴ 物―異界の物的証拠 不思議なモノの収蔵地としての寺社 寺院に伝わる怪異なモノ―仏教民俗学の視座 民間信仰を売る―トルコの邪視除け護符ナザル・ボンジュウ 異界としてのミュージアム 終章―驚異・怪異の人類史的基礎 展覧会紹介「驚異と怪異―想像界の生きものたち」

古典は遺産か? 日本文学におけるテクスト遺産の利用と再創造(アジア遊学 261)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,780
Edoardo GERLINI・河野貴美子 編、勉誠出版、2021年10月、240p、A5
人びとが過去から現在へと紡ぎ、伝えてきたテクスト―「古典」。
それらが今なお様々な姿で我々にその存在を伝える背景には、各時代の人びとが古典というテクストに対し営んだ試行錯誤があった。
古典を「遺産」という概念から捉えかえし、所有性、作者性、真正性の観点からテクストそのものや、それにまつわる行為や意識を歴史的に考察。
さらに、古典と社会との関係性を照らし出す「テクスト遺産」という概念のポテンシャルを、文学研究と経済学・文化交流史など諸分野の視角を重ね合わせることにより提示。
文字と書物の文化研究を新たなステージへと領導する画期的成果。

目次

序言 Edoardo GERLINI
[緒論]なぜ「テクスト遺産」か Edoardo GERLINI

Ⅰ 所有性
書物およびテクストの所有性における奥書の役割について
テクスト、パラテクスト、秘儀伝受―テクストを所有するとはどのような行為なのか?
光格天皇と本居宣長―御所伝受と出版メディアをめぐって
[コラム]テクストの蒐集、収蔵、継承と「遺産化」のこと―王羲之の書を例として

Ⅱ 作者性
物語における「作者」の発生
近世中期における「テクスト遺産」と「作者」
[コラム]「作者」はいつ成立するか―日本上代の事例から

Ⅲ 真正性
『枕草子』におけるテクストの真正性
古典的公共圏の春―西円の源氏注釈をめぐって
近世日本における『蒙求』の音声化―漢字音と連続性
[コラム]仏教経典テクストの真正性と享受者―古典文学テクストとのつながり
【特別寄稿】テクスト遺産としての古筆手鑑

Ⅳ テクスト遺産の広がり
明石における龍宮イメージの形成―テクスト遺産としての『源氏物語』と『平家物語』をつなぐ夢
[コラム]テクスト遺産としてのモニュメント―平時子の例
[コラム]テクスト遺産「運動」への期待―文化政策の視点から
[コラム]日本の文化経済政策―テクスト遺産を中心にみる現状と課題
蜘蛛の巣としての電子テクスト―その来歴と現在

テクスト遺産とは何か Edoardo GERLINI・河野貴美子
あとがき 河野貴美子
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
2,780
Edoardo GERLINI・河野貴美子 編 、勉誠出版 、2021年10月 、240p 、A5
人びとが過去から現在へと紡ぎ、伝えてきたテクスト―「古典」。 それらが今なお様々な姿で我々にその存在を伝える背景には、各時代の人びとが古典というテクストに対し営んだ試行錯誤があった。 古典を「遺産」という概念から捉えかえし、所有性、作者性、真正性の観点からテクストそのものや、それにまつわる行為や意識を歴史的に考察。 さらに、古典と社会との関係性を照らし出す「テクスト遺産」という概念のポテンシャルを、文学研究と経済学・文化交流史など諸分野の視角を重ね合わせることにより提示。 文字と書物の文化研究を新たなステージへと領導する画期的成果。 目次 序言 Edoardo GERLINI [緒論]なぜ「テクスト遺産」か Edoardo GERLINI Ⅰ 所有性 書物およびテクストの所有性における奥書の役割について テクスト、パラテクスト、秘儀伝受―テクストを所有するとはどのような行為なのか? 光格天皇と本居宣長―御所伝受と出版メディアをめぐって [コラム]テクストの蒐集、収蔵、継承と「遺産化」のこと―王羲之の書を例として Ⅱ 作者性 物語における「作者」の発生 近世中期における「テクスト遺産」と「作者」 [コラム]「作者」はいつ成立するか―日本上代の事例から Ⅲ 真正性 『枕草子』におけるテクストの真正性 古典的公共圏の春―西円の源氏注釈をめぐって 近世日本における『蒙求』の音声化―漢字音と連続性 [コラム]仏教経典テクストの真正性と享受者―古典文学テクストとのつながり 【特別寄稿】テクスト遺産としての古筆手鑑 Ⅳ テクスト遺産の広がり 明石における龍宮イメージの形成―テクスト遺産としての『源氏物語』と『平家物語』をつなぐ夢 [コラム]テクスト遺産としてのモニュメント―平時子の例 [コラム]テクスト遺産「運動」への期待―文化政策の視点から [コラム]日本の文化経済政策―テクスト遺産を中心にみる現状と課題 蜘蛛の巣としての電子テクスト―その来歴と現在 テクスト遺産とは何か Edoardo GERLINI・河野貴美子 あとがき 河野貴美子

瓦から探る中世寺院(アジア遊学303)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
中世瓦研究会 編、勉誠社、2025、272p、A5判
考古学における瓦研究の歴史は古く、日本への仏教伝来にともなって飛鳥時代に建立された寺院で使用された瓦の研究に始まり、奈良時代の諸国国分寺や官衙の造営に使われた瓦などについての豊富な研究が蓄積されている。
いわゆる歴史考古学において、瓦研究は土器の研究とならんで主要な研究分野として発展してきた。
源頼朝が鎌倉時代初期に政権を築いた鎌倉の地に建立した永福寺の瓦を中心に、その形式・文様などから、生産・流通までを検証。
考古学、美術史、文献史学など関連諸学からアプローチを集結し、瓦から見える「モノ」と「ヒト」の関わりを解明する。
目次
[序文] 中世寺院の造営と信仰をめぐる諸研究 小林康幸
[総説]中世瓦を読み解く―永福寺式軒瓦を事例として 小林康幸
第1部 永福寺式軒瓦の成立と展開
院政期尾張における瓦生産―八事裏山窯を中心に 尾野善裕
相模の尾張産瓦について 髙橋 香
伊豆・願成就院跡と周辺遺跡の中世瓦―北条氏本拠地の様相 池谷初恵
武蔵の永福寺式瓦―軒瓦と平・丸瓦などから 石川安司
常陸の永福寺式軒瓦とその周辺 比毛君男
第2部 武士の寺院造営と信仰
三浦氏関連中世寺院の考古学的考察 大澤伸啓
武士本拠の仏像造立―威信財としての仏像とその機能 渡邊浩貴
武士の経塚造営 水口由紀子
横須賀・満願寺の仏像と三浦一族―寺院創建と本尊の造立 大澤慶子
中世武蔵武士と墳墓 落合義明
【コラム】学芸員と特別展―神奈川県立歴史博物館 特別展「永福寺と鎌倉御家人」顛末記
渡邊浩貴
第3部 深化する中世瓦の研究
源姓足利氏の造寺活動と瓦 足立佳代
満願寺遺跡と薬王寺遺跡―三浦一族ゆかりの寺院と瓦 中三川 昇
【コラム】永福寺―瓦の生産地はどこか 菊川泉
屋根瓦からみえる永福寺の姿 芦田淳一
【コラム】土器研究からみた中世瓦 押木弘己
中三川昇さんの逝去を悼む 小林康幸
あとがき 小林康幸
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,300
中世瓦研究会 編 、勉誠社 、2025 、272p 、A5判
考古学における瓦研究の歴史は古く、日本への仏教伝来にともなって飛鳥時代に建立された寺院で使用された瓦の研究に始まり、奈良時代の諸国国分寺や官衙の造営に使われた瓦などについての豊富な研究が蓄積されている。 いわゆる歴史考古学において、瓦研究は土器の研究とならんで主要な研究分野として発展してきた。 源頼朝が鎌倉時代初期に政権を築いた鎌倉の地に建立した永福寺の瓦を中心に、その形式・文様などから、生産・流通までを検証。 考古学、美術史、文献史学など関連諸学からアプローチを集結し、瓦から見える「モノ」と「ヒト」の関わりを解明する。 目次 [序文] 中世寺院の造営と信仰をめぐる諸研究 小林康幸 [総説]中世瓦を読み解く―永福寺式軒瓦を事例として 小林康幸 第1部 永福寺式軒瓦の成立と展開 院政期尾張における瓦生産―八事裏山窯を中心に 尾野善裕 相模の尾張産瓦について 髙橋 香 伊豆・願成就院跡と周辺遺跡の中世瓦―北条氏本拠地の様相 池谷初恵 武蔵の永福寺式瓦―軒瓦と平・丸瓦などから 石川安司 常陸の永福寺式軒瓦とその周辺 比毛君男 第2部 武士の寺院造営と信仰 三浦氏関連中世寺院の考古学的考察 大澤伸啓 武士本拠の仏像造立―威信財としての仏像とその機能 渡邊浩貴 武士の経塚造営 水口由紀子 横須賀・満願寺の仏像と三浦一族―寺院創建と本尊の造立 大澤慶子 中世武蔵武士と墳墓 落合義明 【コラム】学芸員と特別展―神奈川県立歴史博物館 特別展「永福寺と鎌倉御家人」顛末記 渡邊浩貴 第3部 深化する中世瓦の研究 源姓足利氏の造寺活動と瓦 足立佳代 満願寺遺跡と薬王寺遺跡―三浦一族ゆかりの寺院と瓦 中三川 昇 【コラム】永福寺―瓦の生産地はどこか 菊川泉 屋根瓦からみえる永福寺の姿 芦田淳一 【コラム】土器研究からみた中世瓦 押木弘己 中三川昇さんの逝去を悼む 小林康幸 あとがき 小林康幸

東アジアの王宮・王都と仏教

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
堀裕・三上喜孝・吉田歓 編、勉誠社、2023年10月
前近代東アジアにおける王宮・王都は、豊かな交流のあり様を示す多くの共通性がみられる一方、時期や地域によって注目すべき大きな相違が存在する。
これまで考古学や文献史学により、その諸相が明らかになってきてはいるが、宗教行事に関する比較研究は一部の行事を除けば立ち遅れている。
六世紀から十一世紀にかけての東アジアにおける王宮と王都の比較宗教史研究を通して、東アジア世界における、それぞれの「王権」の特色を示すことで、今後の研究を牽引する画期的な一書。

目次

はじめに 堀 裕

第一部 東アジア比較史のなかの倭・日本
東アジアの王宮正殿仏事と正統性 堀 裕
古代中国の都城と社 吉田 歓
宮都における盂蘭盆会の日中比較 内田敦士
考古学から見た古代東アジアの鎮護国家政策の展開と意義 佐川正敏
日本古代の仏都と仏都圏 吉川真司

第二部 百済・新羅と東アジアの王宮仏事
百済・新羅の王宮と寺院 李炳鎬(金玄耿訳)
観音信仰、百済から日本へ―『観世音応験記』を出発点として 三上喜孝
東アジア王宮内仏教施設の比較研究―南朝・百済・倭を中心に 堀 裕
七世紀における倭国の苑地と東アジア―須弥山・呉橋・猿石の思想的背景 仁藤敦史
新羅の月池宮と拝仏・祭祀 田中俊明
新羅東宮の性格に関する一考察 金銀貞
新羅四天王寺の緑釉遺物と「琉璃水波形塼」 金銀貞(金東河訳)

第三部 「宗教の時代」のおわりと東部ユーラシアの王宮仏事
「天書」と「舎利」―宋代宮廷美術における宗教文物の否定性と意味の変遷 塚本麿充
高麗王室の祖先崇拝と仏教・儒教―真殿寺院・景霊殿と御容に関する考察を中心に 豊島悠果
盧舎那仏と栴檀釈迦瑞像―北宋・遼と日本の仏身論をめぐって 長岡龍作
契丹の都城・宮廷と仏教 藤原崇人
元の大都における宗教行事をめぐる基礎的考察 渡辺健哉

あとがき 三上喜孝・吉田 歓
執筆者紹介

お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求
12,100
堀裕・三上喜孝・吉田歓 編 、勉誠社 、2023年10月
前近代東アジアにおける王宮・王都は、豊かな交流のあり様を示す多くの共通性がみられる一方、時期や地域によって注目すべき大きな相違が存在する。 これまで考古学や文献史学により、その諸相が明らかになってきてはいるが、宗教行事に関する比較研究は一部の行事を除けば立ち遅れている。 六世紀から十一世紀にかけての東アジアにおける王宮と王都の比較宗教史研究を通して、東アジア世界における、それぞれの「王権」の特色を示すことで、今後の研究を牽引する画期的な一書。 目次 はじめに 堀 裕 第一部 東アジア比較史のなかの倭・日本 東アジアの王宮正殿仏事と正統性 堀 裕 古代中国の都城と社 吉田 歓 宮都における盂蘭盆会の日中比較 内田敦士 考古学から見た古代東アジアの鎮護国家政策の展開と意義 佐川正敏 日本古代の仏都と仏都圏 吉川真司 第二部 百済・新羅と東アジアの王宮仏事 百済・新羅の王宮と寺院 李炳鎬(金玄耿訳) 観音信仰、百済から日本へ―『観世音応験記』を出発点として 三上喜孝 東アジア王宮内仏教施設の比較研究―南朝・百済・倭を中心に 堀 裕 七世紀における倭国の苑地と東アジア―須弥山・呉橋・猿石の思想的背景 仁藤敦史 新羅の月池宮と拝仏・祭祀 田中俊明 新羅東宮の性格に関する一考察 金銀貞 新羅四天王寺の緑釉遺物と「琉璃水波形塼」 金銀貞(金東河訳) 第三部 「宗教の時代」のおわりと東部ユーラシアの王宮仏事 「天書」と「舎利」―宋代宮廷美術における宗教文物の否定性と意味の変遷 塚本麿充 高麗王室の祖先崇拝と仏教・儒教―真殿寺院・景霊殿と御容に関する考察を中心に 豊島悠果 盧舎那仏と栴檀釈迦瑞像―北宋・遼と日本の仏身論をめぐって 長岡龍作 契丹の都城・宮廷と仏教 藤原崇人 元の大都における宗教行事をめぐる基礎的考察 渡辺健哉 あとがき 三上喜孝・吉田 歓 執筆者紹介 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

和様と唐様の建築史学史

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,690
野村俊一 編著、勉誠社、2025、544p、A5判
発送までに3週間ほどかかります。
「和様」「大仏様」「禅宗様」――中世日本建築を理解するうえで自明とされてきた様式概念だ。しかしその枠組みは、数多の建築がもつ固有の歴史や多層的な意味を、はたして十全に捉えきれているだろうか。そもそも「和様」とは何か。「禅宗様」という言葉が取りこぼすものは何か。
本書は、建築史学の根幹をなすこの問いへ、多角的かつ学際的な視点から肉薄する。第一部では、曖昧さのなかにあった「和様」の系譜を丹念に辿り、その全体像を再編する。第二部では、固定観念と化した「禅宗様」を解きほぐし、その内部に潜む「唐様」の痕跡を探る。二つの討議を中心に、多彩な論考と視点が思考の固定化を打ち破り、新たな研究の地平を切り拓く。日本建築史の現在地を俯瞰し、未来を展望する最前線。
目次
序言
第一部 和様の系譜学――変容を辿り再編する
《討議》
〈和様〉建築の再検討 黒田龍二・冨島義幸・野村俊一・箱崎和久・溝口正人
《論考》
和様の源流と系譜 箱崎和久
宮殿・住宅建築における「和様」と折衷 溝口正人
平安時代の建築様式の再考――鳳凰堂は和様か 冨島義幸
神社本殿形式の分類と変遷 黒田龍二
《視点》
諸種の「和様」と日本建築史 野村俊一・和様建築史研究会
第二部 禅宗様をほどく――唐様の痕跡を探る
《討議》
中世建築様式を問い直す――「禅宗様」を中心に
上野勝久・奥健夫・永村眞・野村俊一・藤井恵介・光井渉
《論考》
建築史における技術と様式――様式折衷の記述方法 藤井恵介
日本彫刻史の様式概念――「写実主義」「宋風」および「和様」について 奥健夫
寺院建築における様式概念の生成 光井渉
中世寺院建築の意匠とその流通をめぐって――詰組・台輪・東アジア 野村俊一
中世鑁阿寺における堂宇と法会 永村眞
鑁阿寺本堂を通してみた様式の理解 上野勝久
《視点》
中世禅僧と造営・土木知識 川本慎自
定光寺本堂の昭和修理に示された「唐様」概念――様式概念と文化財修理の相互補完関係について 青柳憲昌
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
8,690
野村俊一 編著 、勉誠社 、2025 、544p 、A5判
発送までに3週間ほどかかります。 「和様」「大仏様」「禅宗様」――中世日本建築を理解するうえで自明とされてきた様式概念だ。しかしその枠組みは、数多の建築がもつ固有の歴史や多層的な意味を、はたして十全に捉えきれているだろうか。そもそも「和様」とは何か。「禅宗様」という言葉が取りこぼすものは何か。 本書は、建築史学の根幹をなすこの問いへ、多角的かつ学際的な視点から肉薄する。第一部では、曖昧さのなかにあった「和様」の系譜を丹念に辿り、その全体像を再編する。第二部では、固定観念と化した「禅宗様」を解きほぐし、その内部に潜む「唐様」の痕跡を探る。二つの討議を中心に、多彩な論考と視点が思考の固定化を打ち破り、新たな研究の地平を切り拓く。日本建築史の現在地を俯瞰し、未来を展望する最前線。 目次 序言 第一部 和様の系譜学――変容を辿り再編する 《討議》 〈和様〉建築の再検討 黒田龍二・冨島義幸・野村俊一・箱崎和久・溝口正人 《論考》 和様の源流と系譜 箱崎和久 宮殿・住宅建築における「和様」と折衷 溝口正人 平安時代の建築様式の再考――鳳凰堂は和様か 冨島義幸 神社本殿形式の分類と変遷 黒田龍二 《視点》 諸種の「和様」と日本建築史 野村俊一・和様建築史研究会 第二部 禅宗様をほどく――唐様の痕跡を探る 《討議》 中世建築様式を問い直す――「禅宗様」を中心に 上野勝久・奥健夫・永村眞・野村俊一・藤井恵介・光井渉 《論考》 建築史における技術と様式――様式折衷の記述方法 藤井恵介 日本彫刻史の様式概念――「写実主義」「宋風」および「和様」について 奥健夫 寺院建築における様式概念の生成 光井渉 中世寺院建築の意匠とその流通をめぐって――詰組・台輪・東アジア 野村俊一 中世鑁阿寺における堂宇と法会 永村眞 鑁阿寺本堂を通してみた様式の理解 上野勝久 《視点》 中世禅僧と造営・土木知識 川本慎自 定光寺本堂の昭和修理に示された「唐様」概念――様式概念と文化財修理の相互補完関係について 青柳憲昌

「唐物」とは何か: 舶載品をめぐる文化形成と交流 (アジア遊学 275)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,950
河添房江・皆川雅樹 編、勉誠出版、2022年10月、296 頁
奈良から平安、中世や近世にかけて受容されてきた舶載品である「唐物」。その研究は歴史学、美術史、日本文学など、これまで様々な分野で進展してきた。しかし、その内容は多種多様にわたり、共通の理解が異なる分野で必ずしも共有されてきたとはいいがたい。
そこで2011年に刊行された『唐物と東アジア』(アジア遊学)の第二弾として、対象地域・時代を広げ、改めて「唐物」の概念の成立や展開、その歴史的・ 文化史的な意義を多角的な視点から再検証する。
唐物の受容や海外交流に関する研究の現状と課題を提示し、唐物研究の新たなステージを拓く画期的な成果。

<目次>

[序言]「唐物」の文化史的意義を問い直す
[総論]人・モノ・情報の移動・交流からみた「日本文化」―「唐物」と「国風文化」をめぐる研究の狭間から考える

Ⅰ 唐物の成立と展開
「唐物」の成立
考古学からみた古代から中世の唐物交易の変遷
鎌倉時代の唐物と文化伝播
[コラム]鎌倉の「唐物」─金沢北条氏ゆかりの称名寺伝来品
室町時代政治史からみた唐物
室町仏教と唐物
[コラム]能・狂言と唐物―日明貿易と応永の外寇のはざま
[コラム]唐物としての銭貨
[コラム]「青花」の受容、「染付」の展開―日本中近世陶磁史からみた唐物
海渡る「唐物」―九〜十三世紀中国より見た
高麗・朝鮮王朝との交流と唐物
[コラム]北方・南方文化と唐物
[コラム]ふたつの「ういろう」―ポスト・モンゴルの海域交流が創った「唐物」
[コラム]世界のなかの「唐物」現象―「唐物」価値の源泉を求めて

Ⅱ 日本文化のなかの唐物
金属工芸からみた「唐物」
平安漢文学からみた唐物―文具を中心として
[コラム]薫物と唐物
[コラム]日本文学と鸚鵡―歌論用語「鸚鵡返し」をめぐって
泉涌寺における唐物の受容
〈唐物〉としての「方丈草庵」―維摩詰・王玄策から鴨長明へ
唐物としての書と書物―無学祖元を例に
二つの牧谿伝承作―円覚寺蔵「白衣観音図」と建長寺蔵「猿猴図」をめぐって
[コラム]花道史における中国瓶花と唐物
[コラム]近世の文人と唐物
[コラム]近代文化と「唐物」
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
4,950
河添房江・皆川雅樹 編 、勉誠出版 、2022年10月 、296 頁
奈良から平安、中世や近世にかけて受容されてきた舶載品である「唐物」。その研究は歴史学、美術史、日本文学など、これまで様々な分野で進展してきた。しかし、その内容は多種多様にわたり、共通の理解が異なる分野で必ずしも共有されてきたとはいいがたい。 そこで2011年に刊行された『唐物と東アジア』(アジア遊学)の第二弾として、対象地域・時代を広げ、改めて「唐物」の概念の成立や展開、その歴史的・ 文化史的な意義を多角的な視点から再検証する。 唐物の受容や海外交流に関する研究の現状と課題を提示し、唐物研究の新たなステージを拓く画期的な成果。 <目次> [序言]「唐物」の文化史的意義を問い直す [総論]人・モノ・情報の移動・交流からみた「日本文化」―「唐物」と「国風文化」をめぐる研究の狭間から考える Ⅰ 唐物の成立と展開 「唐物」の成立 考古学からみた古代から中世の唐物交易の変遷 鎌倉時代の唐物と文化伝播 [コラム]鎌倉の「唐物」─金沢北条氏ゆかりの称名寺伝来品 室町時代政治史からみた唐物 室町仏教と唐物 [コラム]能・狂言と唐物―日明貿易と応永の外寇のはざま [コラム]唐物としての銭貨 [コラム]「青花」の受容、「染付」の展開―日本中近世陶磁史からみた唐物 海渡る「唐物」―九〜十三世紀中国より見た 高麗・朝鮮王朝との交流と唐物 [コラム]北方・南方文化と唐物 [コラム]ふたつの「ういろう」―ポスト・モンゴルの海域交流が創った「唐物」 [コラム]世界のなかの「唐物」現象―「唐物」価値の源泉を求めて Ⅱ 日本文化のなかの唐物 金属工芸からみた「唐物」 平安漢文学からみた唐物―文具を中心として [コラム]薫物と唐物 [コラム]日本文学と鸚鵡―歌論用語「鸚鵡返し」をめぐって 泉涌寺における唐物の受容 〈唐物〉としての「方丈草庵」―維摩詰・王玄策から鴨長明へ 唐物としての書と書物―無学祖元を例に 二つの牧谿伝承作―円覚寺蔵「白衣観音図」と建長寺蔵「猿猴図」をめぐって [コラム]花道史における中国瓶花と唐物 [コラム]近世の文人と唐物 [コラム]近代文化と「唐物」

社寺建築を知るための用語集 日本の歴史的建築を考える

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,180 (送料:¥300~)
濵島正士 著/文化財建造物保存技術協会 編集協力、勉誠社、2025年6月、204p、B5判並製
日本の社寺建築は一三〇〇年の歴史を持ち、各時代に建てられた様々な建造物が数多く残されている。
それらは建てられた時代や所在する地域の特徴を示しており、日本の歴史・文化を知るための重要な資料となっている。
しかし、これらの木造建築に関わる用語は、単にその数が極めて多いだけではなく、時代や建造物の種類によって名称・解釈が異なることもあり、研究者ですらとまどう場面も少なくない。
伝統的な木造建築の歴史研究および文化財建造物の保存修理を長年リードしてきた著者が、日本建築の歴史を考えるうえで重要な用語を豊富な図版資料と共に解説。

カラー口絵
はじめに

第一章 仏堂
一 金堂、中堂、仏殿、大雄宝殿、本堂
二 母屋(身舎)と庇(廂)の構成

第二章 寺院の礼拝空間
一 双堂と細殿
二 礼堂・礼堂造と孫庇

第三章 神社建築
一 本殿、神殿、宝殿、御殿、正殿
二 幣殿と拝殿・礼殿、長床
三 祝詞舎と祭文殿
四 舞殿と神楽殿
五 仮殿、権殿、移殿、頓宮
六 本殿形式の名称
七 複合社殿の形式と名称

第四章 屋根の基本形式
一 アヅマヤとマヤ
二 アヅマヤとマヤ 江戸時代の解釈
三 宝形造その他の形式

第五章 門
一 二重門と楼門
二 八脚門・四脚門と棟門
三 薬医門と高麗門
四 冠木門と釘貫門
五 唐門
六 鳥居と門

第六章 塔
一 塔、塔婆、卒塔(都)婆、雁塔
二 浮図、制底、制多、支提、阿良良支
三 多重塔、檐塔、宝塔、多宝塔、毘盧遮(舎)那塔、瑜祇塔、頭塔
四 相輪、露盤、九輪・空輪、相輪橖
五 心柱・真柱・身柱・擦・刹、左義長柱
六 水輪柱

第七章 基礎・軸部
一 基礎、基壇、亀腹、地業
二 軸部

第八章 組物
一 組物とは
二 形式と構成
三 様式による構成の違い
四 中備
五 組物に関する用語の意味と出典
六 組物における梁・桁の組み方

第九章 軒、架構、天井
一 軒
二 架構と天井

第十章 小屋組と野地
一 和小屋の基本的手法 折置と京呂
二 小屋組の発達
三 小屋組の形式
四 小屋組に関わる部材の名称

第十一章 妻飾
一 妻壁の架構
二 破風
三 懸魚

あとがき

納入までに3週間ほどかかります。
単品スピード注文
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
4,180 (送料:¥300~)
濵島正士 著/文化財建造物保存技術協会 編集協力 、勉誠社 、2025年6月 、204p 、B5判並製
日本の社寺建築は一三〇〇年の歴史を持ち、各時代に建てられた様々な建造物が数多く残されている。 それらは建てられた時代や所在する地域の特徴を示しており、日本の歴史・文化を知るための重要な資料となっている。 しかし、これらの木造建築に関わる用語は、単にその数が極めて多いだけではなく、時代や建造物の種類によって名称・解釈が異なることもあり、研究者ですらとまどう場面も少なくない。 伝統的な木造建築の歴史研究および文化財建造物の保存修理を長年リードしてきた著者が、日本建築の歴史を考えるうえで重要な用語を豊富な図版資料と共に解説。 カラー口絵 はじめに 第一章 仏堂 一 金堂、中堂、仏殿、大雄宝殿、本堂 二 母屋(身舎)と庇(廂)の構成 第二章 寺院の礼拝空間 一 双堂と細殿 二 礼堂・礼堂造と孫庇 第三章 神社建築 一 本殿、神殿、宝殿、御殿、正殿 二 幣殿と拝殿・礼殿、長床 三 祝詞舎と祭文殿 四 舞殿と神楽殿 五 仮殿、権殿、移殿、頓宮 六 本殿形式の名称 七 複合社殿の形式と名称 第四章 屋根の基本形式 一 アヅマヤとマヤ 二 アヅマヤとマヤ 江戸時代の解釈 三 宝形造その他の形式 第五章 門 一 二重門と楼門 二 八脚門・四脚門と棟門 三 薬医門と高麗門 四 冠木門と釘貫門 五 唐門 六 鳥居と門 第六章 塔 一 塔、塔婆、卒塔(都)婆、雁塔 二 浮図、制底、制多、支提、阿良良支 三 多重塔、檐塔、宝塔、多宝塔、毘盧遮(舎)那塔、瑜祇塔、頭塔 四 相輪、露盤、九輪・空輪、相輪橖 五 心柱・真柱・身柱・擦・刹、左義長柱 六 水輪柱 第七章 基礎・軸部 一 基礎、基壇、亀腹、地業 二 軸部 第八章 組物 一 組物とは 二 形式と構成 三 様式による構成の違い 四 中備 五 組物に関する用語の意味と出典 六 組物における梁・桁の組み方 第九章 軒、架構、天井 一 軒 二 架構と天井 第十章 小屋組と野地 一 和小屋の基本的手法 折置と京呂 二 小屋組の発達 三 小屋組の形式 四 小屋組に関わる部材の名称 第十一章 妻飾 一 妻壁の架構 二 破風 三 懸魚 あとがき 納入までに3週間ほどかかります。
  • 単品スピード注文

室町前期の文化・社会・宗教 『三国伝記』を読みとく(アジア遊学263)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
小助川元太 他 編集、勉誠出版、2021年11月、240 頁、A5
『三国伝記』とは何だったのか―
室町時代に成立した、インド・中国・日本の三国にわたる説話集である『三国伝記』。
この作品が生まれた室町前期、とくに応永・永享期という北山文化と東山文化の狭間の時代の文化的状況はどのようなものだったのか。
作品としての『三国伝記』を再評価し、同時に、周辺作品や同時代資料から窺えるこの時代の人々の国際感覚や、彼らの置かれていた宗教的環境、社会的状況や文化的状況などを照らし出し、『三国伝記』という作品が生まれた室町前期という時代を捉え直す。

目次

[序言]本書の見取り図―『三国伝記』から読み解く時代と作品 小助川元太

Ⅰ 『三国伝記』から見る室町前期
『三国伝記』に見る室町前期の唐招提寺縁起 橋本正俊
夢窓派の応永期 川本慎自
【コラム】足利直冬の上洛・没落と石塔・桃井・山名・斯波―『三国伝記』が描いたもの・描かなかったもの 谷口雄太
【コラム】六角満高の近江国支配 新谷和之

Ⅱ 『三国伝記』の宗教的環境
『三国伝記』生成の前夜―琵琶湖東の宗教的環境の一端〈倍山と常陸・出羽・濃尾〉 牧野和夫
『三国伝記』巻第十二「仏舎利勝利事」と『釈尊御舎利儀記』 高橋悠介
『三国伝記』における「霊地」考 柏原康人
【コラム】室町殿の外出と寺院 細川武稔

Ⅲ 『三国伝記』という「作品」を読みなおす
〝三国伝記〞という編述 竹村信治
『三国伝記』と禅律僧―「行」を志向する説話集 小林直樹
三国伝記と韓朋賦―変文と説話㈢ 黒田彰
【コラム】連環する中世 鈴木元
【コラム】馬鳴・龍樹をめぐる因縁とその諸相―『三国伝記』巻一第七を端緒として 本井牧子

Ⅳ 『三国伝記』とその周辺
『三国伝記』における韓湘説話の主題 三田明弘
『壒嚢鈔』と『三国伝記』―斑足王説話の比較を中心に 小助川元太
素材としての説話―『三国伝記』と『沙石集』 加美甲多
【コラム】『三国伝記』が伝える室町期の三国志受容 田中尚子
【コラム】室町時代における『太平記』の享受―『応仁記』を中心に 小秋元段

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
小助川元太 他 編集 、勉誠出版 、2021年11月 、240 頁 、A5
『三国伝記』とは何だったのか― 室町時代に成立した、インド・中国・日本の三国にわたる説話集である『三国伝記』。 この作品が生まれた室町前期、とくに応永・永享期という北山文化と東山文化の狭間の時代の文化的状況はどのようなものだったのか。 作品としての『三国伝記』を再評価し、同時に、周辺作品や同時代資料から窺えるこの時代の人々の国際感覚や、彼らの置かれていた宗教的環境、社会的状況や文化的状況などを照らし出し、『三国伝記』という作品が生まれた室町前期という時代を捉え直す。 目次 [序言]本書の見取り図―『三国伝記』から読み解く時代と作品 小助川元太 Ⅰ 『三国伝記』から見る室町前期 『三国伝記』に見る室町前期の唐招提寺縁起 橋本正俊 夢窓派の応永期 川本慎自 【コラム】足利直冬の上洛・没落と石塔・桃井・山名・斯波―『三国伝記』が描いたもの・描かなかったもの 谷口雄太 【コラム】六角満高の近江国支配 新谷和之 Ⅱ 『三国伝記』の宗教的環境 『三国伝記』生成の前夜―琵琶湖東の宗教的環境の一端〈倍山と常陸・出羽・濃尾〉 牧野和夫 『三国伝記』巻第十二「仏舎利勝利事」と『釈尊御舎利儀記』 高橋悠介 『三国伝記』における「霊地」考 柏原康人 【コラム】室町殿の外出と寺院 細川武稔 Ⅲ 『三国伝記』という「作品」を読みなおす 〝三国伝記〞という編述 竹村信治 『三国伝記』と禅律僧―「行」を志向する説話集 小林直樹 三国伝記と韓朋賦―変文と説話㈢ 黒田彰 【コラム】連環する中世 鈴木元 【コラム】馬鳴・龍樹をめぐる因縁とその諸相―『三国伝記』巻一第七を端緒として 本井牧子 Ⅳ 『三国伝記』とその周辺 『三国伝記』における韓湘説話の主題 三田明弘 『壒嚢鈔』と『三国伝記』―斑足王説話の比較を中心に 小助川元太 素材としての説話―『三国伝記』と『沙石集』 加美甲多 【コラム】『三国伝記』が伝える室町期の三国志受容 田中尚子 【コラム】室町時代における『太平記』の享受―『応仁記』を中心に 小秋元段 納入までに3週間ほどかかります。

日本中世史論集

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200
森茂暁、勉誠、2024年9月、688p、A5判・上製
鎌倉時代から南北朝期、さらには室町時代にいたる日本中世の政治と文化の諸相を、新史料を含む多様な史料を駆使し考究。中世史を考えるうえでの基盤を提示する。
長年、日本中世史研究を領導してきた著者による待望の一冊!

目次

序 言

第一部 鎌倉時代・建武新政期
第一章 文保の和談の経緯とその政治的背景―新出史料の紹介をかねて―
第二章 鎌倉末期・建武新政期の長門国分寺
第三章 建武政権下の長門国の知行国主について
第四章 建武政権と九州
付   山科家関係文書の紹介―「内蔵寮領等目録」・「御厨子所関係文書」―
  一 宮内庁書陵部所蔵「内蔵寮領等目録」
  二 国立歴史民俗博物館所蔵「御厨子所関係文書」

第二部 南北朝時代
第一章 法勝寺領美濃国船木荘只越郷をめぐる惣庶の対立と南北朝の争乱
第二章 足利尊氏発給文書の研究―室町将軍発給文書体系の成立―
第三章 足利直義発給文書の研究―いわゆる「二頭政治」の構造―
第四章 中院通冬とその時代―南北朝動乱に翻弄された一北朝公家―
付一  周防国分寺の中世文書―鎌倉時代・南北朝時代―
付二  南北朝期の近衛家門について

第三部 室町時代
第一章 室町幕府管領斯波義将についての二、三の論点
第二章 斯波義将の特異な文書―前管領が出した御判御教書―
第三章 赤松満政小考―足利義教政権の一特質―
第四章 室町前期の国家祈禱と幕府財政―伊勢貞国・赤松満政のかかわり―
第五章 黒衣宰相がリードした室町政治―『満済准后日記』―

第四部 周防大内氏の精神世界
第一章 周防大内氏の渡来伝承について―「鹿苑院西国下向記」を素材にして―
第二章 大内氏の興隆と祖先神話(講演録)
第三章 大内氏と陰陽道―大内政弘と賀茂在宗との関係を中心に―
第四章 周防国氷上山興隆寺修二月会についての一考察―修二月会頭役差定状を素材として―
付一  大内政弘の精神世界
付二  大内氏にかかる山口県外史料二題

あとがき
初出一覧
索引(人名/地名・荘園名/寺社名/史料名・書名/事項)

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
13,200
森茂暁 、勉誠 、2024年9月 、688p 、A5判・上製
鎌倉時代から南北朝期、さらには室町時代にいたる日本中世の政治と文化の諸相を、新史料を含む多様な史料を駆使し考究。中世史を考えるうえでの基盤を提示する。 長年、日本中世史研究を領導してきた著者による待望の一冊! 目次 序 言 第一部 鎌倉時代・建武新政期 第一章 文保の和談の経緯とその政治的背景―新出史料の紹介をかねて― 第二章 鎌倉末期・建武新政期の長門国分寺 第三章 建武政権下の長門国の知行国主について 第四章 建武政権と九州 付   山科家関係文書の紹介―「内蔵寮領等目録」・「御厨子所関係文書」―   一 宮内庁書陵部所蔵「内蔵寮領等目録」   二 国立歴史民俗博物館所蔵「御厨子所関係文書」 第二部 南北朝時代 第一章 法勝寺領美濃国船木荘只越郷をめぐる惣庶の対立と南北朝の争乱 第二章 足利尊氏発給文書の研究―室町将軍発給文書体系の成立― 第三章 足利直義発給文書の研究―いわゆる「二頭政治」の構造― 第四章 中院通冬とその時代―南北朝動乱に翻弄された一北朝公家― 付一  周防国分寺の中世文書―鎌倉時代・南北朝時代― 付二  南北朝期の近衛家門について 第三部 室町時代 第一章 室町幕府管領斯波義将についての二、三の論点 第二章 斯波義将の特異な文書―前管領が出した御判御教書― 第三章 赤松満政小考―足利義教政権の一特質― 第四章 室町前期の国家祈禱と幕府財政―伊勢貞国・赤松満政のかかわり― 第五章 黒衣宰相がリードした室町政治―『満済准后日記』― 第四部 周防大内氏の精神世界 第一章 周防大内氏の渡来伝承について―「鹿苑院西国下向記」を素材にして― 第二章 大内氏の興隆と祖先神話(講演録) 第三章 大内氏と陰陽道―大内政弘と賀茂在宗との関係を中心に― 第四章 周防国氷上山興隆寺修二月会についての一考察―修二月会頭役差定状を素材として― 付一  大内政弘の精神世界 付二  大内氏にかかる山口県外史料二題 あとがき 初出一覧 索引(人名/地名・荘園名/寺社名/史料名・書名/事項) 納入までに3週間ほどかかります。

中国学術の東アジア伝播と古代日本(アジア遊学242)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,960
榎本淳一・吉永匡史・河内春人 編、勉誠出版、2020年1月、240p、21cm
「東アジア文化圏」の実態解明のために―
学術(学問・芸術・技術)は、文化のみならず、その時代の社会、支配のあり方を規定する力を持つ。
その動向・内実を知ることは、それぞれの時代・地域の歴史の本質に迫るための重要な視点である。
なぜ、東アジア地域のみが長らく中国文化を共有し続けたのか、中国文化を共有することにどのような歴史的意義があったのか。
中国大陸に淵源をもつ学術が周辺諸地域に広がり、根付いていった諸相をたどり、
東アジア文化圏の形成・展開の実態を明らかにする。

目次

序言 榎本淳一

Ⅰ 中国における学術の形成と展開
 佚名『漢官』の史料的性格
  ―漢代官制関係史料に関する一考察 楯身智志
 前四史からうかがえる正統観念としての儒教と「皇帝支配」
  ―所謂外戚恩沢と外戚政治についての学術的背景とその東アジア世界への影響 塚本剛
 王倹の学術 洲脇武志
 魏収『魏書』の時代認識 梶山智史
 『帝王略論』と唐初の政治状況 会田大輔
 唐の礼官と礼学 江川式部
 劉知幾『史通』における五胡十六国関連史料批評
  ―魏収『魏書』と崔鴻『十六国春秋』を中心に 河内桂

Ⅱ 中国学術の東アジアへの伝播
 六世紀新羅における識字の広がり 橋本繁
 古代東アジア世界における貨幣論の伝播 柿沼陽平
 九条家旧蔵鈔本『後漢書』断簡と原本の日本将来について
  ―李賢『後漢書注』の禁忌と解禁から見る 小林岳
 古代東アジアにおける兵書の伝播―日本への舶来を中心として 吉永匡史
 陸善経の著作とその日本伝来 榎本淳一

Ⅲ 日本における中国学術の受容と展開
 『日本書紀』は『三国志』を見たか 河内春人
 日本古代における女性の漢籍習得 野田有紀子
 大学寮・紀伝道の学問とその故実について
  ―東坊城和長『桂蘂記』『桂林遺芳抄』を巡って 濱田寛
 平安期における中国古典籍の摂取と利用
  ―空海撰『秘蔵宝鑰』および藤原敦光撰『秘蔵宝鑰鈔』を例に 河野貴美子

あとがき 吉永匡史・河内春人
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,960
榎本淳一・吉永匡史・河内春人 編 、勉誠出版 、2020年1月 、240p 、21cm
「東アジア文化圏」の実態解明のために― 学術(学問・芸術・技術)は、文化のみならず、その時代の社会、支配のあり方を規定する力を持つ。 その動向・内実を知ることは、それぞれの時代・地域の歴史の本質に迫るための重要な視点である。 なぜ、東アジア地域のみが長らく中国文化を共有し続けたのか、中国文化を共有することにどのような歴史的意義があったのか。 中国大陸に淵源をもつ学術が周辺諸地域に広がり、根付いていった諸相をたどり、 東アジア文化圏の形成・展開の実態を明らかにする。 目次 序言 榎本淳一 Ⅰ 中国における学術の形成と展開  佚名『漢官』の史料的性格   ―漢代官制関係史料に関する一考察 楯身智志  前四史からうかがえる正統観念としての儒教と「皇帝支配」   ―所謂外戚恩沢と外戚政治についての学術的背景とその東アジア世界への影響 塚本剛  王倹の学術 洲脇武志  魏収『魏書』の時代認識 梶山智史  『帝王略論』と唐初の政治状況 会田大輔  唐の礼官と礼学 江川式部  劉知幾『史通』における五胡十六国関連史料批評   ―魏収『魏書』と崔鴻『十六国春秋』を中心に 河内桂 Ⅱ 中国学術の東アジアへの伝播  六世紀新羅における識字の広がり 橋本繁  古代東アジア世界における貨幣論の伝播 柿沼陽平  九条家旧蔵鈔本『後漢書』断簡と原本の日本将来について   ―李賢『後漢書注』の禁忌と解禁から見る 小林岳  古代東アジアにおける兵書の伝播―日本への舶来を中心として 吉永匡史  陸善経の著作とその日本伝来 榎本淳一 Ⅲ 日本における中国学術の受容と展開  『日本書紀』は『三国志』を見たか 河内春人  日本古代における女性の漢籍習得 野田有紀子  大学寮・紀伝道の学問とその故実について   ―東坊城和長『桂蘂記』『桂林遺芳抄』を巡って 濱田寛  平安期における中国古典籍の摂取と利用   ―空海撰『秘蔵宝鑰』および藤原敦光撰『秘蔵宝鑰鈔』を例に 河野貴美子 あとがき 吉永匡史・河内春人

資料論がひらく軍記・合戦図の世界ー理文融合型資料論と史学・文学の交差(アジア遊学 262)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
井上泰至 編、勉誠出版、2021年10月、236 頁、A5
文学・歴史に関する資料の研究は、近年進展が著しい理工学の研究方法を導入して、大きな変化の節目を迎えつつある。
そこには文学・史学で個別に蓄積してきた資料への知見の垣根を超える新地平が広がっている。
電子顕微鏡調査、クラスター分析などの理工学的手法を利用した研究、文学・史学・美学の枠組みを飛び越える新たな資料論など、諸学の交差領域である合戦図・軍記を中心に、最先端の研究状況とこれからの課題を指し示す画期的成果。

目次

カラー口絵

序文 井上泰至

Ⅰ 理文融合型資料論の実践
コディコロジー(文理融合型綜合典籍学)の実践(基調講演) 石塚晴通
 ◎コメント:佐々木孝浩
『聚楽行幸記』の写本学 竹内洪介
 ◎コメント:佐々木孝浩・堀新
豊臣秀吉冊封関連史料に紙質から迫る―三通の明国兵部箚付原本の検討 須田牧子
 ◎コメント:佐々木孝浩・堀新
計量テキスト分析を用いた戦国軍記の分類 山本洋
 ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志
デジタル技術による合戦図屏風の再生―「大坂冬の陣図屏風 模本」のデジタル想定復元について 薄田大輔
 ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志・黒田智
草双紙における上紙摺の意義 佐藤悟
近世彩色絵画資料における色材の分析 日比谷孟俊・大和あすか

Ⅱ 史学と文学研究の交差―一七世紀の軍記と関連資料への視座
山内首藤氏の「討死」と『平治物語』『平治物語絵巻』『平治合戦図屏風』 川合康
天正十六年『聚楽行幸記』の成立について 遠藤珠紀
古活字版『帝鑑図説』再考―『帝鑑図説』は本当に〈秀頼版〉か 高木浩明
甫庵『信長記』とその周辺―『太平記秘伝理尽鈔』との関わり 湯浅佳子
『慶長治乱記』にみる関ケ原合戦軍記の展開 林晃弘

Ⅲ 兵学と有職学―一九世紀の軍記と関連資料の展開
田安宗武の武家故実研究―『軍器摘要抄』をめぐって 高松亮太
旧海軍兵学校蔵鷲見文庫『兵家系図』をめぐって 井上泰至

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
井上泰至 編 、勉誠出版 、2021年10月 、236 頁 、A5
文学・歴史に関する資料の研究は、近年進展が著しい理工学の研究方法を導入して、大きな変化の節目を迎えつつある。 そこには文学・史学で個別に蓄積してきた資料への知見の垣根を超える新地平が広がっている。 電子顕微鏡調査、クラスター分析などの理工学的手法を利用した研究、文学・史学・美学の枠組みを飛び越える新たな資料論など、諸学の交差領域である合戦図・軍記を中心に、最先端の研究状況とこれからの課題を指し示す画期的成果。 目次 カラー口絵 序文 井上泰至 Ⅰ 理文融合型資料論の実践 コディコロジー(文理融合型綜合典籍学)の実践(基調講演) 石塚晴通  ◎コメント:佐々木孝浩 『聚楽行幸記』の写本学 竹内洪介  ◎コメント:佐々木孝浩・堀新 豊臣秀吉冊封関連史料に紙質から迫る―三通の明国兵部箚付原本の検討 須田牧子  ◎コメント:佐々木孝浩・堀新 計量テキスト分析を用いた戦国軍記の分類 山本洋  ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志 デジタル技術による合戦図屏風の再生―「大坂冬の陣図屏風 模本」のデジタル想定復元について 薄田大輔  ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志・黒田智 草双紙における上紙摺の意義 佐藤悟 近世彩色絵画資料における色材の分析 日比谷孟俊・大和あすか Ⅱ 史学と文学研究の交差―一七世紀の軍記と関連資料への視座 山内首藤氏の「討死」と『平治物語』『平治物語絵巻』『平治合戦図屏風』 川合康 天正十六年『聚楽行幸記』の成立について 遠藤珠紀 古活字版『帝鑑図説』再考―『帝鑑図説』は本当に〈秀頼版〉か 高木浩明 甫庵『信長記』とその周辺―『太平記秘伝理尽鈔』との関わり 湯浅佳子 『慶長治乱記』にみる関ケ原合戦軍記の展開 林晃弘 Ⅲ 兵学と有職学―一九世紀の軍記と関連資料の展開 田安宗武の武家故実研究―『軍器摘要抄』をめぐって 高松亮太 旧海軍兵学校蔵鷲見文庫『兵家系図』をめぐって 井上泰至 納入までに3週間ほどかかります。

中国の娯楽とジェンダー: 女が変える/女が変わる (アジア遊学 267)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
中国ジェンダー研究会 編、勉誠出版、2022年3月、240 頁、A5判
小口に汚れ
20世紀前半、上海を中心に多彩な娯楽が花開く。この地で女性が舞台やスクリーンに登場し、大衆を魅了する「女性による娯楽」が隆盛した。それは次第に日本や世界へと伝播していく。
女性たちはどのように娯楽を変え、また女性たち自身は娯楽を通してどう変わったのか。
映画、ラジオ、有線放送、新聞・雑誌、演劇、ダンス、スポーツ、旅行など様々な娯楽のフィルターを通してその諸相を明らかにする。
ジェンダー論、女性史をはじめ、文学、歴史学、比較文化史、映画史、舞踏史、演劇学、音楽学など多角的視角から、複数言語史料を用いて娯楽を掘り起こし、中国研究ひいては従来の大衆娯楽研究や盛り場研究の再構築をめざす意欲的な一冊。

<目次>

はじめに―中国の娯楽とジェンダーへの招待 大濱慶子

Ⅰ 発信・享受する娯楽
男装するモダンガール―映画『化身姑娘』シリーズと女性観客 菅原慶乃
女性冒険家とラジオ放送―上海フランス租界のクロード・リヴィエール 井口淳子
上海租界のフランス語新聞が報じた中国映画とスターたち 趙怡
『今代婦女』―中国初の女性向けグラフ誌 江上幸子
つながる女性たち―戦時期『上海婦女』を中心に 須藤瑞代
東北農村の「小喇叭」―有線放送と私的空間の集団化 横山政子

Ⅱ 演じる娯楽  
上海の少女レビュー・ビジネスの隆盛と衰退―〈見られる〉性(ルビ:ジェンダー)と身体表現 星野幸代
上海の白系ロシア人詩人・ダンサー、ラリーサ・アンデルセンの半生 須佐多恵
姉妹の越劇―姚水娟・袁雪芬・尹桂芳の時代 中山文
晋劇史上初の「女老生」―丁果仙の形象とその影響 陳鳳

Ⅲ 体験する娯楽
近代中国における女子スポーツの娯楽化 游鑑明(天神裕子訳)
女子学生の団体旅行―占領下北京における日本見学旅行記を中心として 杉本史子
戦後再生される社交ダンス―労働者の娯楽へ、〈平等〉の身体化の日中比較 大濱慶子
中国農村におけるキリスト教とジェンダー―「娯楽」と規制のあいだで 石川照子
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
中国ジェンダー研究会 編 、勉誠出版 、2022年3月 、240 頁 、A5判
小口に汚れ 20世紀前半、上海を中心に多彩な娯楽が花開く。この地で女性が舞台やスクリーンに登場し、大衆を魅了する「女性による娯楽」が隆盛した。それは次第に日本や世界へと伝播していく。 女性たちはどのように娯楽を変え、また女性たち自身は娯楽を通してどう変わったのか。 映画、ラジオ、有線放送、新聞・雑誌、演劇、ダンス、スポーツ、旅行など様々な娯楽のフィルターを通してその諸相を明らかにする。 ジェンダー論、女性史をはじめ、文学、歴史学、比較文化史、映画史、舞踏史、演劇学、音楽学など多角的視角から、複数言語史料を用いて娯楽を掘り起こし、中国研究ひいては従来の大衆娯楽研究や盛り場研究の再構築をめざす意欲的な一冊。 <目次> はじめに―中国の娯楽とジェンダーへの招待 大濱慶子 Ⅰ 発信・享受する娯楽 男装するモダンガール―映画『化身姑娘』シリーズと女性観客 菅原慶乃 女性冒険家とラジオ放送―上海フランス租界のクロード・リヴィエール 井口淳子 上海租界のフランス語新聞が報じた中国映画とスターたち 趙怡 『今代婦女』―中国初の女性向けグラフ誌 江上幸子 つながる女性たち―戦時期『上海婦女』を中心に 須藤瑞代 東北農村の「小喇叭」―有線放送と私的空間の集団化 横山政子 Ⅱ 演じる娯楽   上海の少女レビュー・ビジネスの隆盛と衰退―〈見られる〉性(ルビ:ジェンダー)と身体表現 星野幸代 上海の白系ロシア人詩人・ダンサー、ラリーサ・アンデルセンの半生 須佐多恵 姉妹の越劇―姚水娟・袁雪芬・尹桂芳の時代 中山文 晋劇史上初の「女老生」―丁果仙の形象とその影響 陳鳳 Ⅲ 体験する娯楽 近代中国における女子スポーツの娯楽化 游鑑明(天神裕子訳) 女子学生の団体旅行―占領下北京における日本見学旅行記を中心として 杉本史子 戦後再生される社交ダンス―労働者の娯楽へ、〈平等〉の身体化の日中比較 大濱慶子 中国農村におけるキリスト教とジェンダー―「娯楽」と規制のあいだで 石川照子

増補校訂 標準日本口語法

古本トロワ
 東京都大田区中馬込
3,800 (送料:¥600~)
松下大三郎:著 徳田政信:編、勉誠社、昭和52
〇全国送料一律520円(レターパックプラス使用)
昭和52年増補校訂版初版。函有。函全体にヤケ、スレ、軽い汚れ、背部分上部にイタミ有。ページ三方に軽いヤケ、汚れ有。本文部分の状態は良好ですが、中古品である旨ご了承の上お買い上げ下さい。
・領収書が必要な場合は、ご注文時にお知らせ下さい。その際、宛名、但し書きの内容についても併せてお知らせ下さい。 ・公費購入の際は別途ご連絡下さい。必要書類、宛名ほか書面詳細をお知らせください。 尚、公費購入については\3,000以上のお買い上げにてお願い致します。
単品スピード注文
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可

増補校訂 標準日本口語法

3,800 (送料:¥600~)
松下大三郎:著 徳田政信:編 、勉誠社 、昭和52
〇全国送料一律520円(レターパックプラス使用) 昭和52年増補校訂版初版。函有。函全体にヤケ、スレ、軽い汚れ、背部分上部にイタミ有。ページ三方に軽いヤケ、汚れ有。本文部分の状態は良好ですが、中古品である旨ご了承の上お買い上げ下さい。
  • 単品スピード注文

アジア遊学213 魏晋南北朝史のいま

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200
窪園慶文編ほか、勉誠出版、2017年8月、304p、A5判
経年劣化、天地などに汚れあり、マーカー線引き有り
お届けまで3週間ほどかかります。

魏晋南北朝時代は秦漢統一帝国と隋唐統一帝国の中間に位置する。
政治的に複数の政権が並立する分裂の時代ではあるが、そこには新しい動きが様々な点で生まれ、成長して行き、隋唐時代に繋がって行く。
それら新しい動きを「政治・人物」、「思想・文化」、「国都・都城」、「出土資料」の4つの側面から捉え、魏晋南北朝史研究の「いま」を分かりやすく解説し、非統一時代に生きた人々・物事の足跡を浮かび上がらせる。

総論―魏晋南北朝史のいま 窪添慶文
Ⅰ 政治・人物
 曹丕―三分された日輪の時代 田中靖彦
 晋恵帝賈皇后の実像 小池直子
 赫連勃勃―「五胡十六国」史への省察を起点として 徐冲(板橋暁子・訳)
 陳の武帝とその時代 岡部毅史
 李沖 松下憲一
 北周武帝の華北統一 会田大輔
 それぞれの「正義」 堀内淳一

Ⅱ 思想・文化
 魏晋期の儒教 古勝隆一
 南北朝の雅楽整備における『周礼』の新解釈について 戸川貴行
 南朝社会と仏教―王法と仏法の関係 倉本尚徳
 北朝期における「邑義」の諸相―国境地域における仏教と人々 北村一仁
 山中道館の興起 魏斌(田熊敬之・訳)
 史部の成立 永田拓治
 書法史における刻法・刻派という新たな視座―北魏墓誌を中心に 澤田雅弘

Ⅲ 国都・都城
 鄴城に見る都城制の転換 佐川英治
 建康とその都市空間 小尾孝夫
 魏晋南北朝の長安 内田昌功
 北魏人のみた平城 岡田和一郎
 北魏洛陽城―住民はいかに統治され、居住したか 角山典幸
 統万城 市来弘志
 「蜀都」とその社会―成都 二二一―三四七年 新津健一郎
 辺境都市から王都へ―後漢から五涼時代にかける姑臧城の変遷 陳力

Ⅳ 出土資料から見た新しい世界
 竹簡の製作と使用―長沙走馬楼三国呉簡の整理作業で得た知見から 金平(石原遼平・訳)
 走馬楼呉簡からみる三国呉の郷村把握システム 安部聡一郎
 呉簡吏民簿と家族・女性 鷲尾祐子
 魏晋時代の壁画 三崎良章
 北朝の墓誌文化 梶山智史
 北魏後期の門閥制 窪添慶文
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
13,200
窪園慶文編ほか 、勉誠出版 、2017年8月 、304p 、A5判
経年劣化、天地などに汚れあり、マーカー線引き有り お届けまで3週間ほどかかります。 魏晋南北朝時代は秦漢統一帝国と隋唐統一帝国の中間に位置する。 政治的に複数の政権が並立する分裂の時代ではあるが、そこには新しい動きが様々な点で生まれ、成長して行き、隋唐時代に繋がって行く。 それら新しい動きを「政治・人物」、「思想・文化」、「国都・都城」、「出土資料」の4つの側面から捉え、魏晋南北朝史研究の「いま」を分かりやすく解説し、非統一時代に生きた人々・物事の足跡を浮かび上がらせる。 総論―魏晋南北朝史のいま 窪添慶文 Ⅰ 政治・人物  曹丕―三分された日輪の時代 田中靖彦  晋恵帝賈皇后の実像 小池直子  赫連勃勃―「五胡十六国」史への省察を起点として 徐冲(板橋暁子・訳)  陳の武帝とその時代 岡部毅史  李沖 松下憲一  北周武帝の華北統一 会田大輔  それぞれの「正義」 堀内淳一 Ⅱ 思想・文化  魏晋期の儒教 古勝隆一  南北朝の雅楽整備における『周礼』の新解釈について 戸川貴行  南朝社会と仏教―王法と仏法の関係 倉本尚徳  北朝期における「邑義」の諸相―国境地域における仏教と人々 北村一仁  山中道館の興起 魏斌(田熊敬之・訳)  史部の成立 永田拓治  書法史における刻法・刻派という新たな視座―北魏墓誌を中心に 澤田雅弘 Ⅲ 国都・都城  鄴城に見る都城制の転換 佐川英治  建康とその都市空間 小尾孝夫  魏晋南北朝の長安 内田昌功  北魏人のみた平城 岡田和一郎  北魏洛陽城―住民はいかに統治され、居住したか 角山典幸  統万城 市来弘志  「蜀都」とその社会―成都 二二一―三四七年 新津健一郎  辺境都市から王都へ―後漢から五涼時代にかける姑臧城の変遷 陳力 Ⅳ 出土資料から見た新しい世界  竹簡の製作と使用―長沙走馬楼三国呉簡の整理作業で得た知見から 金平(石原遼平・訳)  走馬楼呉簡からみる三国呉の郷村把握システム 安部聡一郎  呉簡吏民簿と家族・女性 鷲尾祐子  魏晋時代の壁画 三崎良章  北朝の墓誌文化 梶山智史  北魏後期の門閥制 窪添慶文

近代日本の中国学 その光と影(アジア遊学299)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
朱琳・渡辺健哉 編著、勉誠社、2024年11月、384p、A5判
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。

目次
序文 近代日本の中国学―その光と影 朱 琳
総論
「中国知」と「シナ通」 山室信一
近代日本の中国学の系譜 小野寺史郎
第Ⅰ部 「東洋史」と「支那学」の確立
那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に 黄 東 蘭
白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 吉澤誠一郎
服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影 水野博太
矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家 久保 亨
『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄 中野目 徹
第Ⅱ部 中国研究に新風を吹き込む
青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者 辜 承 堯
宮崎市定と軍隊 井上文則
吉川幸次郎と石川淳との交遊 池澤一郎
今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究 稲森雅子
第Ⅲ部 日中書画交流
富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々 戦 暁 梅
近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって 呉 孟晋
河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者 下田章平
瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団 塚本麿充
第Ⅳ部 アジア踏査
関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果 渡辺健哉
鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 吉開将人
大谷光瑞の光と影 柴田幹夫
日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」 広中一成
第Ⅴ部 ジャーナリストの目に映った中国
在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一 森平崇文
橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 谷 雪 妮
太田宇之助と尾崎秀実―一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識 島田大輔

お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求
3,850
朱琳・渡辺健哉 編著 、勉誠社 、2024年11月 、384p 、A5判
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。 目次 序文 近代日本の中国学―その光と影 朱 琳 総論 「中国知」と「シナ通」 山室信一 近代日本の中国学の系譜 小野寺史郎 第Ⅰ部 「東洋史」と「支那学」の確立 那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に 黄 東 蘭 白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 吉澤誠一郎 服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影 水野博太 矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家 久保 亨 『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄 中野目 徹 第Ⅱ部 中国研究に新風を吹き込む 青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者 辜 承 堯 宮崎市定と軍隊 井上文則 吉川幸次郎と石川淳との交遊 池澤一郎 今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究 稲森雅子 第Ⅲ部 日中書画交流 富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々 戦 暁 梅 近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって 呉 孟晋 河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者 下田章平 瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団 塚本麿充 第Ⅳ部 アジア踏査 関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果 渡辺健哉 鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 吉開将人 大谷光瑞の光と影 柴田幹夫 日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」 広中一成 第Ⅴ部 ジャーナリストの目に映った中国 在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一 森平崇文 橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 谷 雪 妮 太田宇之助と尾崎秀実―一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識 島田大輔 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

金・女真の歴史とユーラシア東方(アジア遊学233)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
古松崇志・臼杵勲・藤原崇人・武田和哉 編、勉誠出版、2019年5月、336p、21cm
お届けまで1~2週間ほどお時間を頂戴いたします。

12世紀前半に北東アジアより勃興、契丹(遼)・北宋を滅ぼし、広くユーラシア東方に100年にわたる覇をとなえた金国(金朝)。
その建国の中枢を担った北東アジアのツングース系部族集団である女真は、のちの大清国(清朝)を建国したマンジュ人のルーツとしても知られ、世界史を考えるうえで、金・女真は、避けては通れない大きな存在である。
近年深化を遂げるユーラシア東方史の研究の最先端より、「政治・制度・国際関係」「社会・文化・言語」「遺跡と文物」、そして「女真から満洲への展開」という四つの視角から金・女真の歴史的位置づけを明らかにする。

目次

序言
関係年表
金朝皇帝系図・金朝皇帝一覧

第Ⅰ部◎金代の政治・制度・国際関係
 金国(女真)の興亡とユーラシア東方情勢
 契丹遼の東北経略と「移動宮廷(行朝)」
  ―勃興期の女真をめぐる東部ユーラシア状勢の一断面
 コラム◎「刀伊襲来」事件と東アジア
 女真と胡里改―鉄加工技術に見る完顔部と非女真系集団との関係
 女真族の部族社会と金朝官制の歴史的変遷
 コラム◎猛安・謀克について
 コラム◎金代の契丹人と奚人
 十五年も待っていたのだ!―南宋孝宗内禅と対金関係
 コラム◎金朝と高麗

第Ⅱ部◎金代の社会・文化・言語
 女真皇帝と華北社会―郊祀覃官からみた金代「皇帝」像
 コラム◎元好問―金代文学の集大成者
 金代の仏教
 コラム◎金代燕京の仏教遺跡探訪記
 金代の道教―「新道教」を越えて
 女真語と女真文字
 コラム◎女真館訳語

第Ⅲ部◎金代の遺跡と文物
 金上京の考古学研究
 コラム◎金の中都
 金代の城郭都市
 コラム◎ロシア沿海地方の女真遺跡
 コラム◎金代の界壕―長城
 金代の在地土器と遺跡の諸相
 金代の陶磁器生産と流通
 金代の金属遺物―銅鏡と官印について

第Ⅳ部◎女真から満洲へ
 元・明時代の女真(直)とアムール河流域
 ジュシェンからマンジュへ―明代のマンチュリアと後金国の興起
 コラム◎マンジュ語『金史』の編纂―大金国の記憶とダイチン=グルン
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求
3,520
古松崇志・臼杵勲・藤原崇人・武田和哉 編 、勉誠出版 、2019年5月 、336p 、21cm
お届けまで1~2週間ほどお時間を頂戴いたします。 12世紀前半に北東アジアより勃興、契丹(遼)・北宋を滅ぼし、広くユーラシア東方に100年にわたる覇をとなえた金国(金朝)。 その建国の中枢を担った北東アジアのツングース系部族集団である女真は、のちの大清国(清朝)を建国したマンジュ人のルーツとしても知られ、世界史を考えるうえで、金・女真は、避けては通れない大きな存在である。 近年深化を遂げるユーラシア東方史の研究の最先端より、「政治・制度・国際関係」「社会・文化・言語」「遺跡と文物」、そして「女真から満洲への展開」という四つの視角から金・女真の歴史的位置づけを明らかにする。 目次 序言 関係年表 金朝皇帝系図・金朝皇帝一覧 第Ⅰ部◎金代の政治・制度・国際関係  金国(女真)の興亡とユーラシア東方情勢  契丹遼の東北経略と「移動宮廷(行朝)」   ―勃興期の女真をめぐる東部ユーラシア状勢の一断面  コラム◎「刀伊襲来」事件と東アジア  女真と胡里改―鉄加工技術に見る完顔部と非女真系集団との関係  女真族の部族社会と金朝官制の歴史的変遷  コラム◎猛安・謀克について  コラム◎金代の契丹人と奚人  十五年も待っていたのだ!―南宋孝宗内禅と対金関係  コラム◎金朝と高麗 第Ⅱ部◎金代の社会・文化・言語  女真皇帝と華北社会―郊祀覃官からみた金代「皇帝」像  コラム◎元好問―金代文学の集大成者  金代の仏教  コラム◎金代燕京の仏教遺跡探訪記  金代の道教―「新道教」を越えて  女真語と女真文字  コラム◎女真館訳語 第Ⅲ部◎金代の遺跡と文物  金上京の考古学研究  コラム◎金の中都  金代の城郭都市  コラム◎ロシア沿海地方の女真遺跡  コラム◎金代の界壕―長城  金代の在地土器と遺跡の諸相  金代の陶磁器生産と流通  金代の金属遺物―銅鏡と官印について 第Ⅳ部◎女真から満洲へ  元・明時代の女真(直)とアムール河流域  ジュシェンからマンジュへ―明代のマンチュリアと後金国の興起  コラム◎マンジュ語『金史』の編纂―大金国の記憶とダイチン=グルン

日本の中世貨幣と東アジア(アジア遊学273)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
中島圭一 編、勉誠社、2022年9月、336 頁
モノの流通、経済の発展において要となる貨幣。
古来、その発行は、国家形成における重要なタームの一つであるが、中世日本においては、朝廷や幕府など公権力による貨幣発行はなされず、唐・宋・元・明などの中国歴代王朝により作られた銭が大量に流入し、さらには朝鮮半島の高麗・朝鮮やベトナムなど周辺諸国のものも加わり、それらの渡来銭を用いた貨幣流通が本格化する状況が現れることとなった。
公権力による裏付け・保証のない渡来銭が如何に国内通貨となり得たのか。
遠隔地決済を可能とする為替制度は、どのような信用基盤の上に成り立っていたのか。
そして、数百年間続いた渡来銭を基盤とする貨幣流通の状況に終止符をうった要因は何なのか。
貨幣というものの性質を考えるうえで興味深い問題を多数孕む日本の中世貨幣を、文献・考古資料を博捜し、東アジア的視点からも捉えなおす画期的成果。

目次

序言 中島圭一

第一部 中世貨幣の成立と展開
渡来銭流通の開始と確立をめぐって 中島圭一
中世手形の信用とその決済システムについて 伊藤啓介
割符のしくみの応用技術 井上正夫
中世日本に銭は足りていたか 高木久史

第二部 貨幣をめぐる明と日本
永樂通寳日本流入経路の検討―東南アジア経路説の提唱 古澤義久
永楽銭の流通 川戸貴史
中世後期日本の貨幣流通と東アジア 大田由紀夫
撰銭と東アジア銭貨流通 中島楽章

第三部 出土銭からみた貨幣流通
個別出土銭からみた銭貨流通の地域差―東国を中心に 石神裕之
出土銭貨研究の諸相―近年の動向から 櫻木晋一
琉球列島の出土銭貨 宮城弘樹
東ユーラシアの銭貨流通モデル 三宅俊彦

第四部 中世から近世へ
南京銭と鍛(ちゃん)再考 本多博之
織田信長の撰銭令をめぐって 平井上総
十六~十七世紀伊勢神宮地域をめぐる信用と金融の実像 千枝大志

年号対照表

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
中島圭一 編 、勉誠社 、2022年9月 、336 頁
モノの流通、経済の発展において要となる貨幣。 古来、その発行は、国家形成における重要なタームの一つであるが、中世日本においては、朝廷や幕府など公権力による貨幣発行はなされず、唐・宋・元・明などの中国歴代王朝により作られた銭が大量に流入し、さらには朝鮮半島の高麗・朝鮮やベトナムなど周辺諸国のものも加わり、それらの渡来銭を用いた貨幣流通が本格化する状況が現れることとなった。 公権力による裏付け・保証のない渡来銭が如何に国内通貨となり得たのか。 遠隔地決済を可能とする為替制度は、どのような信用基盤の上に成り立っていたのか。 そして、数百年間続いた渡来銭を基盤とする貨幣流通の状況に終止符をうった要因は何なのか。 貨幣というものの性質を考えるうえで興味深い問題を多数孕む日本の中世貨幣を、文献・考古資料を博捜し、東アジア的視点からも捉えなおす画期的成果。 目次 序言 中島圭一 第一部 中世貨幣の成立と展開 渡来銭流通の開始と確立をめぐって 中島圭一 中世手形の信用とその決済システムについて 伊藤啓介 割符のしくみの応用技術 井上正夫 中世日本に銭は足りていたか 高木久史 第二部 貨幣をめぐる明と日本 永樂通寳日本流入経路の検討―東南アジア経路説の提唱 古澤義久 永楽銭の流通 川戸貴史 中世後期日本の貨幣流通と東アジア 大田由紀夫 撰銭と東アジア銭貨流通 中島楽章 第三部 出土銭からみた貨幣流通 個別出土銭からみた銭貨流通の地域差―東国を中心に 石神裕之 出土銭貨研究の諸相―近年の動向から 櫻木晋一 琉球列島の出土銭貨 宮城弘樹 東ユーラシアの銭貨流通モデル 三宅俊彦 第四部 中世から近世へ 南京銭と鍛(ちゃん)再考 本多博之 織田信長の撰銭令をめぐって 平井上総 十六~十七世紀伊勢神宮地域をめぐる信用と金融の実像 千枝大志 年号対照表 納入までに3週間ほどかかります。

廃墟の文化史 アジア遊学297

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
木下華子・山本聡美・渡邉裕美子 編、勉誠社、2024、288p、A5判
「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。
そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。
人々は「廃墟」に何を託したのか―。
これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。
日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。
目次
巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子
第1部 廃墟論の射程
「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子
『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則
廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二
西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝
【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲
言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑
第2部 廃墟の時空
廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫
廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子
夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子
【コラム】生きた廃墟としての朽木—風景・記憶・木の精 ハルオ・シラネ
廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美
廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人
【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿
【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹
第3部 廃墟を生きる
【コラム】荒れたる都 三浦佑之
承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知
廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和
五山文学における廃墟の表象 堀川貴司
戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久
廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵
あとがき 木下華子

お取り寄せ商品のため、お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
木下華子・山本聡美・渡邉裕美子 編 、勉誠社 、2024 、288p 、A5判
「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。 そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。 人々は「廃墟」に何を託したのか―。 これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。 日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。 目次 巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子 第1部 廃墟論の射程 「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子 『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則 廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二 西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝 【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲 言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑 第2部 廃墟の時空 廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫 廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子 夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子 【コラム】生きた廃墟としての朽木—風景・記憶・木の精 ハルオ・シラネ 廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美 廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人 【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿 【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹 第3部 廃墟を生きる 【コラム】荒れたる都 三浦佑之 承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知 廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和 五山文学における廃墟の表象 堀川貴司 戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久 廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵 あとがき 木下華子 お取り寄せ商品のため、お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

鏡としての日本文学 交響する中日古典(アジア遊学308)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
張龍妹 編、勉誠社、2025、352p、A5判
日本文学を紐解くと、そこには中国文学の影響が少なからず散見される。それらを比較することは、中国古典の変容のあり方を発見することにつながり、さらに日本文学・文化の特徴を改めて見出すことになる。
お互いの国の文学を研究することで、それぞれが響きあい、自国の文学を学ぶことのみでは見いだせなかった新たな魅力、意義を知ることにつながる。
日本文学を研究する中国人研究者たち、そして長年中国で日本文学研究・教育に携わった日本人研究者たちによる古典文学の交響。
日本文学を「中国」という他者としての視座から再考し、「国文学」の本質を問い直す。
目次
[序文]鏡としての日本文学―交響する中日古典◉張龍妹
第1部 漢詩文と仮名文学
「徳」の文学と「あはれ」の文学◉張龍妹
回文和歌と「釈教歌」の水脈――「ながきよの とをのねぶりの みなめざめ」の謎を解く◉渡辺秀夫
「凌雲集序」再論――文体の視点から◉王格格
『扶桑集』部類項目再検討◉廖栄発
菅原定義勧学会詩序考◉李筱硯
『うつほ物語』俊蔭流離譚における「風」――神仙譚の視点から◉趙小菁
『源氏物語』大君物語における女性主体の叙述―「男せざりし人」型の脱構築◉馬如慧
日本史書における編年体の変容――『栄花物語』を考えるために◉彭溱
[コラム]平安文学における「身」の意識◉高木和子
第2部 説話文学と軍記物語
仏伝文学と龍の形象――『釈氏源流』を起点に◉小峯和明
仏典の「僧と美女」の物語の中日における伝播と変容◉趙季玉
説話文学に見る孔子とその弟子たち◉尤芳舟
『今昔物語集』と唐代伝奇における女盗賊の比較◉邱春泉
東アジアにおける「二十四孝」の資料整理と文字校正◉趙俊槐
『大倭二十四孝』における継母への孝行の欠如◉盧俊偉
『太平記』における中国謀士の武人化変容◉艾宇博
歴史はいかに語られるか――朝鮮軍記物における「美人殺し」逸話をめぐって◉覃思遠
[コラム]ミサキについて◉多田一臣
ほか
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
張龍妹 編 、勉誠社 、2025 、352p 、A5判
日本文学を紐解くと、そこには中国文学の影響が少なからず散見される。それらを比較することは、中国古典の変容のあり方を発見することにつながり、さらに日本文学・文化の特徴を改めて見出すことになる。 お互いの国の文学を研究することで、それぞれが響きあい、自国の文学を学ぶことのみでは見いだせなかった新たな魅力、意義を知ることにつながる。 日本文学を研究する中国人研究者たち、そして長年中国で日本文学研究・教育に携わった日本人研究者たちによる古典文学の交響。 日本文学を「中国」という他者としての視座から再考し、「国文学」の本質を問い直す。 目次 [序文]鏡としての日本文学―交響する中日古典◉張龍妹 第1部 漢詩文と仮名文学 「徳」の文学と「あはれ」の文学◉張龍妹 回文和歌と「釈教歌」の水脈――「ながきよの とをのねぶりの みなめざめ」の謎を解く◉渡辺秀夫 「凌雲集序」再論――文体の視点から◉王格格 『扶桑集』部類項目再検討◉廖栄発 菅原定義勧学会詩序考◉李筱硯 『うつほ物語』俊蔭流離譚における「風」――神仙譚の視点から◉趙小菁 『源氏物語』大君物語における女性主体の叙述―「男せざりし人」型の脱構築◉馬如慧 日本史書における編年体の変容――『栄花物語』を考えるために◉彭溱 [コラム]平安文学における「身」の意識◉高木和子 第2部 説話文学と軍記物語 仏伝文学と龍の形象――『釈氏源流』を起点に◉小峯和明 仏典の「僧と美女」の物語の中日における伝播と変容◉趙季玉 説話文学に見る孔子とその弟子たち◉尤芳舟 『今昔物語集』と唐代伝奇における女盗賊の比較◉邱春泉 東アジアにおける「二十四孝」の資料整理と文字校正◉趙俊槐 『大倭二十四孝』における継母への孝行の欠如◉盧俊偉 『太平記』における中国謀士の武人化変容◉艾宇博 歴史はいかに語られるか――朝鮮軍記物における「美人殺し」逸話をめぐって◉覃思遠 [コラム]ミサキについて◉多田一臣 ほか

コレクションと歴史意識 十九世紀日本のメディア受容と「好古家」のまなざし

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
11,000 (送料:¥300~)
古畑侑亮 著、勉誠社、2024年2月、408p、A5判上製
ヒト・モノ・情報の流通が成熟していった十八世紀半ば、それらをひたすらに集め、記録し、事物の起源・沿革に想いを馳せる人々が各地に現れてきた――古いものに強いこだわりをもった彼らは、「好古家」と呼ばれるようになる。
「好古家」たちは、明治の世を迎えてからも古いものへの関心を失うことはなかった。
前時代の学者に憧れ、それまでの学問蓄積やネットワークを引き継ぎつつ、 新しい学知やメディアをも使いこなすことで知識を深め、「江湖」に同好の士を求めていったのである。
ときに新聞・雑誌に載って共有・発信されたその営為の痕は、 いまも刊行物やコレクションとして遺され、歴史学をはじめとした人文学研究の基盤となっている。
幕末・明治という転換の時代を生きた一人の「好古家」に視座を置き、彼が遺した書簡や紀行文、 編纂物を手がかりとしてそのコレクションを紐解く。
そこから見えてくるのは、蒐集活動の実態と古いものへ注がれた熱いまなざしである。
大学という制度や学知が確立する以前の在野における歴史研究の実相とアカデミズムへの継承を描き出す画期的著作。

目次

 序章 「好古家」のコレクションに歴史意識を探る

第一部 「好古家」の蒐集活動と近代メディア受容
 第一章 随筆による知識の蒐集と活用
 第二章 新聞・雑誌の購読と読者共同体
 第三章 随筆からみえる歴史意識
 第四章 新井白石著作の蒐集と予約出版

第二部 「好古家」のまなざしと歴史意識
 第五章 考古学的知識の受容と遺跡・遺物へのまなざし
 第六章 旅先でのまなざしと歴史意識
 第七章 旧旗本領における交友と同時代認識
 第八章 小田原衆所領役帳をめぐる交友と歴史研究

 終章 「好古家」のコレクションからみえる十九世紀の歴史意識

あとがき
初出一覧
巻末付表【1―1 『不如学斎叢書』『叢書』項目・出典一覧】
索引

納入までに3週間ほどかかります。
単品スピード注文
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
11,000 (送料:¥300~)
古畑侑亮 著 、勉誠社 、2024年2月 、408p 、A5判上製
ヒト・モノ・情報の流通が成熟していった十八世紀半ば、それらをひたすらに集め、記録し、事物の起源・沿革に想いを馳せる人々が各地に現れてきた――古いものに強いこだわりをもった彼らは、「好古家」と呼ばれるようになる。 「好古家」たちは、明治の世を迎えてからも古いものへの関心を失うことはなかった。 前時代の学者に憧れ、それまでの学問蓄積やネットワークを引き継ぎつつ、 新しい学知やメディアをも使いこなすことで知識を深め、「江湖」に同好の士を求めていったのである。 ときに新聞・雑誌に載って共有・発信されたその営為の痕は、 いまも刊行物やコレクションとして遺され、歴史学をはじめとした人文学研究の基盤となっている。 幕末・明治という転換の時代を生きた一人の「好古家」に視座を置き、彼が遺した書簡や紀行文、 編纂物を手がかりとしてそのコレクションを紐解く。 そこから見えてくるのは、蒐集活動の実態と古いものへ注がれた熱いまなざしである。 大学という制度や学知が確立する以前の在野における歴史研究の実相とアカデミズムへの継承を描き出す画期的著作。 目次  序章 「好古家」のコレクションに歴史意識を探る 第一部 「好古家」の蒐集活動と近代メディア受容  第一章 随筆による知識の蒐集と活用  第二章 新聞・雑誌の購読と読者共同体  第三章 随筆からみえる歴史意識  第四章 新井白石著作の蒐集と予約出版 第二部 「好古家」のまなざしと歴史意識  第五章 考古学的知識の受容と遺跡・遺物へのまなざし  第六章 旅先でのまなざしと歴史意識  第七章 旧旗本領における交友と同時代認識  第八章 小田原衆所領役帳をめぐる交友と歴史研究  終章 「好古家」のコレクションからみえる十九世紀の歴史意識 あとがき 初出一覧 巻末付表【1―1 『不如学斎叢書』『叢書』項目・出典一覧】 索引 納入までに3週間ほどかかります。
  • 単品スピード注文

古代日本の東アジア交流史

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
鈴木靖民 著、勉誠社、2016年11月、456p、A5判上製
「交流」への視角が世界の構造を明らかにする
ヒト・モノ・文化の移動は、政治・経済・外交とも密接にかかわり、国家・社会を展開させる大きな原動力であった。
その痕跡は文献史料のみならず、さまざまなモノ史料に刻まれ、いまにその歴史を伝えている。
学問分野にとらわれることなく諸資料を博捜することにより、1世紀の弥生時代後期から中世成立期に及ぶ異文化交流の実態を浮かび上がらせ、東アジア、さらにそれを取り巻く地域へと重層的につながりあう国家・社会の様相をダイナミックに捉える画期的成果。

目次

はじめに

Ⅰ 弥生・古墳時代の東アジア交流
1 島根県田和山遺跡と東アジア―環濠集落・特殊建物・硯
2 毛野の古墳人と古代日本

Ⅱ 飛鳥時代の東アジア交流
1 百済・王興寺と飛鳥寺の創建
2 難波宮木簡と「秦人凡国評」「王母」の解釈
3 百済救援の役後の百済使・高句麗使
4 天智四年の遣唐使守君大石と守君氏
5 唐の百済移民、陳法子と日本の古代

Ⅲ 東アジアのなかの古代日本の文化形成
1 東アジアのなかの飛鳥・藤原京の時代―文化形成を中心として
2 出雲大社の創建と新羅
3 平城京・藤原京の新羅文化と新羅人
4 古代日本の渡来人と技術移転―製鉄・文字文化を中心として
5 天平文化の背景─唐・新羅・渤海との交流

Ⅳ 古代日本の信仰と東アジア
1 東アジアのなかの古代日本の神信仰と仏教
2 円仁に関する新資料の出現―法王寺釈迦舎利蔵誌
3 入唐僧円仁と法王寺の石刻
4 敦賀・松原客館と東アジア交流
5 青森市新田遺跡の祭祀と建長寺の神祇祭祀
6 東部ユーラシア世界と東アジア世界―構造と展開

終 章 東アジア交流史と東アジア世界・東部ユーラシア世界
一 古代日本の東アジア交流史
二 東アジア世界論と東部ユーラシア世界論
三 東部ユーラシアの構造と展開
四 東部ユーラシア世界論の広がりと古代日本

おわりに

索 引

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
8,800
鈴木靖民 著 、勉誠社 、2016年11月 、456p 、A5判上製
「交流」への視角が世界の構造を明らかにする ヒト・モノ・文化の移動は、政治・経済・外交とも密接にかかわり、国家・社会を展開させる大きな原動力であった。 その痕跡は文献史料のみならず、さまざまなモノ史料に刻まれ、いまにその歴史を伝えている。 学問分野にとらわれることなく諸資料を博捜することにより、1世紀の弥生時代後期から中世成立期に及ぶ異文化交流の実態を浮かび上がらせ、東アジア、さらにそれを取り巻く地域へと重層的につながりあう国家・社会の様相をダイナミックに捉える画期的成果。 目次 はじめに Ⅰ 弥生・古墳時代の東アジア交流 1 島根県田和山遺跡と東アジア―環濠集落・特殊建物・硯 2 毛野の古墳人と古代日本 Ⅱ 飛鳥時代の東アジア交流 1 百済・王興寺と飛鳥寺の創建 2 難波宮木簡と「秦人凡国評」「王母」の解釈 3 百済救援の役後の百済使・高句麗使 4 天智四年の遣唐使守君大石と守君氏 5 唐の百済移民、陳法子と日本の古代 Ⅲ 東アジアのなかの古代日本の文化形成 1 東アジアのなかの飛鳥・藤原京の時代―文化形成を中心として 2 出雲大社の創建と新羅 3 平城京・藤原京の新羅文化と新羅人 4 古代日本の渡来人と技術移転―製鉄・文字文化を中心として 5 天平文化の背景─唐・新羅・渤海との交流 Ⅳ 古代日本の信仰と東アジア 1 東アジアのなかの古代日本の神信仰と仏教 2 円仁に関する新資料の出現―法王寺釈迦舎利蔵誌 3 入唐僧円仁と法王寺の石刻 4 敦賀・松原客館と東アジア交流 5 青森市新田遺跡の祭祀と建長寺の神祇祭祀 6 東部ユーラシア世界と東アジア世界―構造と展開 終 章 東アジア交流史と東アジア世界・東部ユーラシア世界 一 古代日本の東アジア交流史 二 東アジア世界論と東部ユーラシア世界論 三 東部ユーラシアの構造と展開 四 東部ユーラシア世界論の広がりと古代日本 おわりに 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

中世日本の茶と文化ー生産・流通・消費をとおして(アジア遊学252)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,940
永井晋 編、勉誠出版、2020年9月、240p、A5判
日本の中世社会において、「茶」はどのように生産され、流通したのか。また茶・喫茶にかかわる儀礼や文化はどのように受容され、展開したのか。
称名寺に伝来した平安時代から室町時代までの茶に関する文献史料、各地に残された美術工芸品や考古資料などの諸資料を丹念に紐解き、また、考古学・農業学・気候史・技術史・遺伝子学など様々な分野の視点なども交え、「茶の湯」・「茶道」成立以前の「中世の茶」をとらえ直す。

目次

序文 鎌倉・室町前期における茶の研究 永井晋

第一部 称名寺伝来資料に残る茶の世界
国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」の茶関係資料 山地純
『金沢文庫古文書』が示す鎌倉・房総の茶 永井晋
「称名寺聖教」に見える「茶」と「荼」 張名揚
コラム◎中世都市鎌倉と喫茶文化 大澤泉

第二部 中世における茶の生産と道具
中世前期の茶の受容 福島金治
抹茶の変容 -中世の気候変動と覆い下茶園の成立- 沢村信一
中世前期の茶臼 桐山秀穂
建盞と天目―茶器の種類と名称 岩田澄子

第三部 中世仏教と茶
栂尾茶・醍醐茶の評判―十四世紀高山寺の喫茶文化 芳澤元
東アジア仏教文化と中世信濃の喫茶― 王禎『農書』の茗煎・末茶・蠟茶に基づく考察
祢津宗伸
薬としての茶―栄西・性全・忍性・叡尊 岩間眞知子
コラム◎中世鎌倉の喫茶―建長寺境内の発掘調査成果から 宮田眞
コラム◎仏教美術と茶―羅漢図に見る喫茶文化 米沢玲

第四部 地方の茶
中世武蔵国の慈光茶―銘柄の形成とその風味 小田部家秀
出土遺物からみた中世寺院と茶―伊豆国円成寺跡の出土遺物から 池谷初恵
コラム◎称名寺領下総国下河辺庄赤岩郷周辺に残る在来 佐々木清匡
コラム◎史跡河越館跡から出土した喫茶関連資料 平野寛之

第五部 室町時代の茶
室町社会における巡事と茶寄合 白川宗源
コラム◎花はさかりに、月はくまなきのみ見るものかは 橋本雄

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
5,940
永井晋 編 、勉誠出版 、2020年9月 、240p 、A5判
日本の中世社会において、「茶」はどのように生産され、流通したのか。また茶・喫茶にかかわる儀礼や文化はどのように受容され、展開したのか。 称名寺に伝来した平安時代から室町時代までの茶に関する文献史料、各地に残された美術工芸品や考古資料などの諸資料を丹念に紐解き、また、考古学・農業学・気候史・技術史・遺伝子学など様々な分野の視点なども交え、「茶の湯」・「茶道」成立以前の「中世の茶」をとらえ直す。 目次 序文 鎌倉・室町前期における茶の研究 永井晋 第一部 称名寺伝来資料に残る茶の世界 国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」の茶関係資料 山地純 『金沢文庫古文書』が示す鎌倉・房総の茶 永井晋 「称名寺聖教」に見える「茶」と「荼」 張名揚 コラム◎中世都市鎌倉と喫茶文化 大澤泉 第二部 中世における茶の生産と道具 中世前期の茶の受容 福島金治 抹茶の変容 -中世の気候変動と覆い下茶園の成立- 沢村信一 中世前期の茶臼 桐山秀穂 建盞と天目―茶器の種類と名称 岩田澄子 第三部 中世仏教と茶 栂尾茶・醍醐茶の評判―十四世紀高山寺の喫茶文化 芳澤元 東アジア仏教文化と中世信濃の喫茶― 王禎『農書』の茗煎・末茶・蠟茶に基づく考察 祢津宗伸 薬としての茶―栄西・性全・忍性・叡尊 岩間眞知子 コラム◎中世鎌倉の喫茶―建長寺境内の発掘調査成果から 宮田眞 コラム◎仏教美術と茶―羅漢図に見る喫茶文化 米沢玲 第四部 地方の茶 中世武蔵国の慈光茶―銘柄の形成とその風味 小田部家秀 出土遺物からみた中世寺院と茶―伊豆国円成寺跡の出土遺物から 池谷初恵 コラム◎称名寺領下総国下河辺庄赤岩郷周辺に残る在来 佐々木清匡 コラム◎史跡河越館跡から出土した喫茶関連資料 平野寛之 第五部 室町時代の茶 室町社会における巡事と茶寄合 白川宗源 コラム◎花はさかりに、月はくまなきのみ見るものかは 橋本雄 納入までに3週間ほどかかります。

大東急記念文庫所蔵 『芥子園画伝 初集 二集 三集』

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
145,200
大東急記念文庫 編、勉誠社、2009年10月、1328p、菊倍判・上製
【大東急記念文庫創立六十周年記念出版】

東アジア絵画史を画した多色刷り画譜の全貌!!
絵画制作の実践と理論の両面で計り知れない影響を与えた大ベストセラーの最善本を最先端の論考をそえて原寸原色で再現

●『芥子園画伝』について
・中国清初の画家王概、王蓍、王(自+木)兄弟の編纂した画譜で、「初集」山水樹石譜(五冊)、「二集」蘭竹梅菊譜(四冊)、「三集」草虫花卉、(令+羽)毛花卉譜(四冊)全十三冊の構成。
・山水・花卉・花鳥など各画題の代表的な実作例を豊富に示したこと、明末に完成した多色刷り技法を駆使し、作品の完成度が極めて高かったことなど相俟って鑑賞用としても絶賛を博し、文人や職業画家のみならず、愛書家たちの垂涎の的となった絵画教本。
・日本でも和刻本が次々と出版されるなど、出版文化や画壇に多大な影響を与えたばかりでなく、徳川吉宗、荻生徂徠など為政者や思想家にまで及んでいる。近世文芸、東アジア文化交流史の視点からも解明が待たれる好資料である。

●本書の特色
・近代中国の著名な蔵書家で刻書家でもあった陶湘旧蔵であり、「初集」「二集」「三集」完好の初期精選本『芥子園画伝』の全丁を原寸カラー版で影印。歴史的・学術的価値を有する稀覯書を心ゆくまで閲覧できる。
・高精細の製版・印刷技術をもって、原本を忠実に再現。
・大東急記念文庫本の伝来、『芥子園画伝』の美術史における位置づけ、中国・日本の絵画や出版文化に与えた影響などについての最先端の論考を収録。

【目次】

大東急記念文庫の六十年と『芥子園画伝』  財団法人大東急記念文庫

芥子園画伝 初集 巻一
         巻二
         巻三
         巻四
         巻五
芥子園画伝 二集 蘭譜
         竹譜
         梅譜
         菊譜
芥子園画伝 三集 草虫花卉譜
         上冊
         下冊
         (令+羽)毛花卉譜
         上冊
         下冊
解題 
 中国画譜の集大成―『芥子園画伝』初集・二集・三集の全貌―/小林宏光 
 『芥子園画伝』―迷宮と伝説と―/岡崎久司
 石濤と『芥子園画伝』/西上 実

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
145,200
大東急記念文庫 編 、勉誠社 、2009年10月 、1328p 、菊倍判・上製
【大東急記念文庫創立六十周年記念出版】 東アジア絵画史を画した多色刷り画譜の全貌!! 絵画制作の実践と理論の両面で計り知れない影響を与えた大ベストセラーの最善本を最先端の論考をそえて原寸原色で再現 ●『芥子園画伝』について ・中国清初の画家王概、王蓍、王(自+木)兄弟の編纂した画譜で、「初集」山水樹石譜(五冊)、「二集」蘭竹梅菊譜(四冊)、「三集」草虫花卉、(令+羽)毛花卉譜(四冊)全十三冊の構成。 ・山水・花卉・花鳥など各画題の代表的な実作例を豊富に示したこと、明末に完成した多色刷り技法を駆使し、作品の完成度が極めて高かったことなど相俟って鑑賞用としても絶賛を博し、文人や職業画家のみならず、愛書家たちの垂涎の的となった絵画教本。 ・日本でも和刻本が次々と出版されるなど、出版文化や画壇に多大な影響を与えたばかりでなく、徳川吉宗、荻生徂徠など為政者や思想家にまで及んでいる。近世文芸、東アジア文化交流史の視点からも解明が待たれる好資料である。 ●本書の特色 ・近代中国の著名な蔵書家で刻書家でもあった陶湘旧蔵であり、「初集」「二集」「三集」完好の初期精選本『芥子園画伝』の全丁を原寸カラー版で影印。歴史的・学術的価値を有する稀覯書を心ゆくまで閲覧できる。 ・高精細の製版・印刷技術をもって、原本を忠実に再現。 ・大東急記念文庫本の伝来、『芥子園画伝』の美術史における位置づけ、中国・日本の絵画や出版文化に与えた影響などについての最先端の論考を収録。 【目次】 大東急記念文庫の六十年と『芥子園画伝』  財団法人大東急記念文庫 芥子園画伝 初集 巻一          巻二          巻三          巻四          巻五 芥子園画伝 二集 蘭譜          竹譜          梅譜          菊譜 芥子園画伝 三集 草虫花卉譜          上冊          下冊          (令+羽)毛花卉譜          上冊          下冊 解題   中国画譜の集大成―『芥子園画伝』初集・二集・三集の全貌―/小林宏光   『芥子園画伝』―迷宮と伝説と―/岡崎久司  石濤と『芥子園画伝』/西上 実 納入までに3週間ほどかかります。

移動するメディアとプロパガンダー日中戦争期から戦後にかけての大衆芸術(アジア遊学247)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
西村正男・星野幸代 編、勉誠出版、2020年4月、224p
戦中から戦後にかけて、映画、音楽、漫画、舞踊といったヴィジュアル的で、パフォーマンス性の高い芸術は、作り手や演者が媒体(メディア)として移動するために、政治的・文化的なプロパガンダとして効果的であった。
こうした芸術の担い手たちは、いかなる動機で、あるいは誰との関係によってどこへ移動したのか。また何を移動させ、その効果はどうであったか。さらに彼ら・彼女らはどのような運命をたどったのか。
本書は「プロパガンダ芸術=移動するメディア」と、それを担った個人の思惑や彼らを動かした歴史・社会的な動態との関連を、さまざまな人間模様を通して活写する。

目次

カラー口絵
地図
目次

はじめに 「日中戦争下の芸術家群像」から移動する身体芸術プロパガンダ研究へ 星野幸代

序論 抗日期の文化人たち 阿部幸夫

第一部 映画製作―投影された隠し画
「狂乱」と「新生」―娯楽映画から灰色上海まで 王騰飛(訳:榊原真理子)
『狼火は上海に揚る』から『春江遺恨』へ 邵迎建
日本占領下における華北映画について―華北電影股份有限公司の文化映画・ニュース映画を中心に 張新民
小型映写機という戦争プロパガンダ装置 楊韜

第二部 身体芸術プロパガンダ―横溢する美
プロパガンダと装飾芸術―張光宇『西遊漫記』をめぐって 城山拓也
音楽プロパガンダにおける「差異」と「擬態」―戦時下日本の「満支」をめぐる欲望 葛西周
南方「皇軍」慰問―芸能人(アーティスト)という身体メディア 星野幸代

第三部 日中ポピュラー文化の戦後への延伸
戦後日本における中国古典の映画化―日本・大陸・香港・東南アジアに跨る大衆文化の記憶 晏妮
戦後における李香蘭と二人の後継者―胡美芳と葛蘭 西村正男
中国語映画の「戦後」―女優李麗華とその主演作品を中心に 韓燕麗

付録 用語集

あとがき 西村正男

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
西村正男・星野幸代 編 、勉誠出版 、2020年4月 、224p
戦中から戦後にかけて、映画、音楽、漫画、舞踊といったヴィジュアル的で、パフォーマンス性の高い芸術は、作り手や演者が媒体(メディア)として移動するために、政治的・文化的なプロパガンダとして効果的であった。 こうした芸術の担い手たちは、いかなる動機で、あるいは誰との関係によってどこへ移動したのか。また何を移動させ、その効果はどうであったか。さらに彼ら・彼女らはどのような運命をたどったのか。 本書は「プロパガンダ芸術=移動するメディア」と、それを担った個人の思惑や彼らを動かした歴史・社会的な動態との関連を、さまざまな人間模様を通して活写する。 目次 カラー口絵 地図 目次 はじめに 「日中戦争下の芸術家群像」から移動する身体芸術プロパガンダ研究へ 星野幸代 序論 抗日期の文化人たち 阿部幸夫 第一部 映画製作―投影された隠し画 「狂乱」と「新生」―娯楽映画から灰色上海まで 王騰飛(訳:榊原真理子) 『狼火は上海に揚る』から『春江遺恨』へ 邵迎建 日本占領下における華北映画について―華北電影股份有限公司の文化映画・ニュース映画を中心に 張新民 小型映写機という戦争プロパガンダ装置 楊韜 第二部 身体芸術プロパガンダ―横溢する美 プロパガンダと装飾芸術―張光宇『西遊漫記』をめぐって 城山拓也 音楽プロパガンダにおける「差異」と「擬態」―戦時下日本の「満支」をめぐる欲望 葛西周 南方「皇軍」慰問―芸能人(アーティスト)という身体メディア 星野幸代 第三部 日中ポピュラー文化の戦後への延伸 戦後日本における中国古典の映画化―日本・大陸・香港・東南アジアに跨る大衆文化の記憶 晏妮 戦後における李香蘭と二人の後継者―胡美芳と葛蘭 西村正男 中国語映画の「戦後」―女優李麗華とその主演作品を中心に 韓燕麗 付録 用語集 あとがき 西村正男 納入までに3週間ほどかかります。

小泉八雲と神々の世界/ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化 (平川祐弘決定版著作集 12)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
石川一 著、勉誠出版、2018年10月、776p、A5判・上製
植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈したハーンは米英で黙殺された。
戦後の東大英文科の秀才も、米英本国でのハーン低評価を当然視し、彼の文章の何が貴重なのかわからずにいた。
灯台もと暗しとはこの事か。

フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。
和辻哲郎文化賞受賞。

<小泉八雲と神々の世界>
まえがき
第一章 小泉八雲と神々の世界
第二章 小泉八雲と母性への回帰
第三章 日本の女とアメリカの女
第四章 ハーンのロンドン体験
第五章 ハーンとケーベルの奇妙な関係
第六章 文学と国際世論
第七章 ハーンの「祖国への回帰」
あとがき
人間を東西の歴史と文化全体から捉えようとした傑作 遠田勝

<ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化>
まえがき
第Ⅰ部 植民地化・キリスト教化・文明開化
第Ⅱ部 語り続ける母
第Ⅲ部 比較の有効性について―方法論的反省

あとがき―植民地主義以後の視点から
年譜と主要作品
附録 ユーマ Youma
異文化接触を読み解くキーパーソンとして―豊子愷とハーン 西槇偉
グラン・メートル平川祐弘教授との出会い ルイ=ソロ・マルティネル
あとがき―ハーン研究と和辻賞のこと 平川祐弘
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)関係索引

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
10,450
石川一 著 、勉誠出版 、2018年10月 、776p 、A5判・上製
植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈したハーンは米英で黙殺された。 戦後の東大英文科の秀才も、米英本国でのハーン低評価を当然視し、彼の文章の何が貴重なのかわからずにいた。 灯台もと暗しとはこの事か。 フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。 和辻哲郎文化賞受賞。 <小泉八雲と神々の世界> まえがき 第一章 小泉八雲と神々の世界 第二章 小泉八雲と母性への回帰 第三章 日本の女とアメリカの女 第四章 ハーンのロンドン体験 第五章 ハーンとケーベルの奇妙な関係 第六章 文学と国際世論 第七章 ハーンの「祖国への回帰」 あとがき 人間を東西の歴史と文化全体から捉えようとした傑作 遠田勝 <ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化> まえがき 第Ⅰ部 植民地化・キリスト教化・文明開化 第Ⅱ部 語り続ける母 第Ⅲ部 比較の有効性について―方法論的反省 註 あとがき―植民地主義以後の視点から 年譜と主要作品 附録 ユーマ Youma 異文化接触を読み解くキーパーソンとして―豊子愷とハーン 西槇偉 グラン・メートル平川祐弘教授との出会い ルイ=ソロ・マルティネル あとがき―ハーン研究と和辻賞のこと 平川祐弘 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)関係索引 納入までに3週間ほどかかります。

アヘンからよむアジア史(アジア遊学260)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
内田知行・権寧俊 編、勉誠出版、2021年9月、256 頁、A5
嗜好品・薬剤・媚薬として古くから人々に摂取されてきたアヘンは、 主要財源として、東インド会社の世界進出を支え、戦前戦中は日本の統治者を魅了した。
アヘンはいかにしてアジア諸国を蹂躙したのか?
植民地統治の影に隠された二律背反の国家戦略とは?
複雑な交易ネットワークと官僚、商人、兵士、民間人による生産・流通・消費の実態を示し、 また、現代にもつながるアヘン中毒、密輸入、腐敗政治といった負の側面にも着目しながら、植民地統治と近代的な経済発展の過程を通史的に描き出す

目次

まえがき 内田知行

Ⅰ アヘンをめぐる近代アジアと西洋
アヘンをめぐるアジア三角貿易とアヘン戦争 権寧俊
オランダ領東インドとイギリス領マラヤにおけるアヘン問題 大久保翔平
【コラム】十八世紀以前のアジアにおけるアヘン 大久保翔平
フランス領インドシナのアヘン 関本紀子
【コラム】イギリス領インドとアヘン 杉本浄

Ⅱ 日本植民地・占領地のアヘン政策
植民地台湾のアヘンと国際アヘン問題 崔学松
植民地朝鮮におけるアヘン政策 権寧俊
関東州及び満洲国のアヘン政策 朴敬玉
蒙彊政権のアヘン 堀井弘一郎
【コラム】「満蒙」、「蒙疆」とはどこか? 堀井弘一郎
【コラム】東亜同文書院生の大旅行誌―一〇〇年前の学生フィールドワーク 関本紀子
裁かれた日本のアヘン・麻薬政策 小林元裕

Ⅲ 現代の薬物問題
現代日本の薬物問題 真殿仁美
【コラム】多様な視点が求められる日本の薬物防止教育 真殿仁美
中華人民共和国の薬物問題—国際社会における薬物を取り巻く動きが変化するなかで 真殿仁美
【コラム】ネットワーク化する中国の薬物犯罪組織—対岸の火事ではない 真殿仁美
【コラム】韓国芸能界の大麻問題 権寧俊 
【コラム】ベトナムの薬物汚染事情 関本紀子
現アフガニスタンのアヘン問題 内田知行
なぜ自然保護区は麻薬取引を助長するのか―中米コスタリカの事例から 武田淳

あとがき 内田知行
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
内田知行・権寧俊 編 、勉誠出版 、2021年9月 、256 頁 、A5
嗜好品・薬剤・媚薬として古くから人々に摂取されてきたアヘンは、 主要財源として、東インド会社の世界進出を支え、戦前戦中は日本の統治者を魅了した。 アヘンはいかにしてアジア諸国を蹂躙したのか? 植民地統治の影に隠された二律背反の国家戦略とは? 複雑な交易ネットワークと官僚、商人、兵士、民間人による生産・流通・消費の実態を示し、 また、現代にもつながるアヘン中毒、密輸入、腐敗政治といった負の側面にも着目しながら、植民地統治と近代的な経済発展の過程を通史的に描き出す 目次 まえがき 内田知行 Ⅰ アヘンをめぐる近代アジアと西洋 アヘンをめぐるアジア三角貿易とアヘン戦争 権寧俊 オランダ領東インドとイギリス領マラヤにおけるアヘン問題 大久保翔平 【コラム】十八世紀以前のアジアにおけるアヘン 大久保翔平 フランス領インドシナのアヘン 関本紀子 【コラム】イギリス領インドとアヘン 杉本浄 Ⅱ 日本植民地・占領地のアヘン政策 植民地台湾のアヘンと国際アヘン問題 崔学松 植民地朝鮮におけるアヘン政策 権寧俊 関東州及び満洲国のアヘン政策 朴敬玉 蒙彊政権のアヘン 堀井弘一郎 【コラム】「満蒙」、「蒙疆」とはどこか? 堀井弘一郎 【コラム】東亜同文書院生の大旅行誌―一〇〇年前の学生フィールドワーク 関本紀子 裁かれた日本のアヘン・麻薬政策 小林元裕 Ⅲ 現代の薬物問題 現代日本の薬物問題 真殿仁美 【コラム】多様な視点が求められる日本の薬物防止教育 真殿仁美 中華人民共和国の薬物問題—国際社会における薬物を取り巻く動きが変化するなかで 真殿仁美 【コラム】ネットワーク化する中国の薬物犯罪組織—対岸の火事ではない 真殿仁美 【コラム】韓国芸能界の大麻問題 権寧俊  【コラム】ベトナムの薬物汚染事情 関本紀子 現アフガニスタンのアヘン問題 内田知行 なぜ自然保護区は麻薬取引を助長するのか―中米コスタリカの事例から 武田淳 あとがき 内田知行

東アジアの「孝」の文化史 前近代の人びとを支えた価値観を読み解く(アジア遊学288)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
雋雪艶・黒田彰 編、勉誠出版、2023年10月、336p、A5判
中国をはじめとする東アジアの文明の歴史において重要な役割を果たし、かつては東アジアの人々にとって最も重要な価値観、行動規範であった、「孝」という思想と文化。
東アジア各国において伝承された「孝」は、歴史や文化的背景によって異なり、様々な形で表象されてきた。考古学の文物や文献および敦煌の文書などの重要な一次資料にはどのような形で残されてきたのか。
孝の文化は仏教とどのように融合して、変化したのか。
また、日本の説話、和歌、謡曲、絵画などではどのように表現されてきたのか。
社会史、思想史、文学史、美術史など多領域に散見される「孝」という文化が、長い歴史の中で果たしてきた役割を客観的に認識し、学際的な視点から考察する。

目次
序 雋雪艶
序文 黒田彰
一、孝子伝と孝子伝図
中国の考古資料に見る孝子伝図の伝統 趙超
舜の物語攷―孝子伝から二十四孝へ 黒田彰
伝賀知章草書『孝経』と唐宋時代『孝経』テクストの変遷 顧永新(翻訳:陳佑真)
曹操高陵画像石の基礎的研究 孫彬
原谷故事の成立 劉新萍
二、仏教に浸透する孝文化
報恩と孝養 三角洋一
〈仏伝文学〉と孝養 小峯和明
孝養説話の生成―日本説話文芸における『冥報記』孝養説話 李銘敬
説草における孝養の言説 高陽
元政上人の孝養観と儒仏一致思想―『扶桑隠逸伝』における孝行言説を中心に 陸晩霞
韓国にみる〈孝の文芸〉―善友太子譚の受容と変移 金英順
平安時代における仏教と孝思想―菅原文時「為謙徳公報恩修善願文」を読む 吉原浩人
三、孝文化としての日本文学
漢語「人子」と和語「人(ひと)の子(こ)」―古代日本における〈孝〉に関わる漢語の享受をめぐって 三木雅博
浦島子伝と『董永変文』の間―奈良時代の浦島子伝を中心に 項青
『蒙求和歌』における「孝」の受容 徐夢周
謡曲における「孝」 ワトソン・マイケル
『孝経和歌』に見る日本における孝文化受容の多様性 隽雪艶
和漢聯句に見える「孝」の題材 楊昆鵬
橋本関雪「木蘭」から見る「孝女」木蘭像の変容 劉妍
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
雋雪艶・黒田彰 編 、勉誠出版 、2023年10月 、336p 、A5判
中国をはじめとする東アジアの文明の歴史において重要な役割を果たし、かつては東アジアの人々にとって最も重要な価値観、行動規範であった、「孝」という思想と文化。 東アジア各国において伝承された「孝」は、歴史や文化的背景によって異なり、様々な形で表象されてきた。考古学の文物や文献および敦煌の文書などの重要な一次資料にはどのような形で残されてきたのか。 孝の文化は仏教とどのように融合して、変化したのか。 また、日本の説話、和歌、謡曲、絵画などではどのように表現されてきたのか。 社会史、思想史、文学史、美術史など多領域に散見される「孝」という文化が、長い歴史の中で果たしてきた役割を客観的に認識し、学際的な視点から考察する。 目次 序 雋雪艶 序文 黒田彰 一、孝子伝と孝子伝図 中国の考古資料に見る孝子伝図の伝統 趙超 舜の物語攷―孝子伝から二十四孝へ 黒田彰 伝賀知章草書『孝経』と唐宋時代『孝経』テクストの変遷 顧永新(翻訳:陳佑真) 曹操高陵画像石の基礎的研究 孫彬 原谷故事の成立 劉新萍 二、仏教に浸透する孝文化 報恩と孝養 三角洋一 〈仏伝文学〉と孝養 小峯和明 孝養説話の生成―日本説話文芸における『冥報記』孝養説話 李銘敬 説草における孝養の言説 高陽 元政上人の孝養観と儒仏一致思想―『扶桑隠逸伝』における孝行言説を中心に 陸晩霞 韓国にみる〈孝の文芸〉―善友太子譚の受容と変移 金英順 平安時代における仏教と孝思想―菅原文時「為謙徳公報恩修善願文」を読む 吉原浩人 三、孝文化としての日本文学 漢語「人子」と和語「人(ひと)の子(こ)」―古代日本における〈孝〉に関わる漢語の享受をめぐって 三木雅博 浦島子伝と『董永変文』の間―奈良時代の浦島子伝を中心に 項青 『蒙求和歌』における「孝」の受容 徐夢周 謡曲における「孝」 ワトソン・マイケル 『孝経和歌』に見る日本における孝文化受容の多様性 隽雪艶 和漢聯句に見える「孝」の題材 楊昆鵬 橋本関雪「木蘭」から見る「孝女」木蘭像の変容 劉妍

日本近世史入門 ようこそ研究の世界へ!

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,180
上野大輔・清水光明・三ツ松誠・吉村雅美 編、勉誠社、2024年2月、432p、A5判・並製
現代を生きる私たちから少し遠いが、遠すぎない時代―近世。
近世の人々の息遣いを伝える史料はそこかしこに残されており、幕藩権力・朝廷から民衆までの様々な視点、政治・経済・対外関係・宗教・思想・ジェンダー・環境といった様々な関心からアプローチすることが可能である。
新たな出会いの宝庫である日本近世史(織豊期・江戸時代)の魅力を伝えるために、各研究テーマの来歴や現状のみならず、論文執筆のノウハウ、研究上の暗黙知、さらには秘伝(?)までを余すところなく紹介。
残された史料と対話し、時代をこえて多様な生き方や考え方に向き合うための方法論を伝授する。
近世への扉を開くカギはここに用意されている!

目次

まえがき 清水光明

Ⅰ 近世史への招待
近世史研究事始め
コラム 日本近世史を社会に活かすには

Ⅱ 近世史の論点
時代区分論―「近世」という言葉をめぐってどんな議論が繰り広げられてきたのか
織豊政権論―国家と社会の統合
幕藩制の確立―近世前期の政治史を考える
幕府機構論―江戸幕府のしくみと政治のあり方を考える
幕藩政改革―近世の政治・社会を読み解く
幕藩制の展開―近世後期の政治史を考える
近世の天皇・朝廷―近世日本のなかでの位置づけ
対外関係―近世日本の「内」と「外」
身分制社会論―現代とは異なる社会をとらえる
コラム 近世史を学ぶことの現代的意味
在地社会―地域の歴史から広がる論点
コラム 地域史の研究課題を深めるために
都市社会―近世における都市のプレゼンス
商人・交通・産業―資本主義とは異なる経済社会の姿
貨幣・金融―お金のやりとりに見る近世社会の特質
朝幕財政論―「お金」から考える幕府と天皇・朝廷
藩財政論―多様な藩財政像を描き出す
宗教と社会―近世人と宗教の関係を体系的に理解する
生活と文化―今と自分を見つめ直したいあなたに
思想史―日本史にとっての江戸時代の思想
幕末・維新―広い視野で明治維新をとらえる
コラム 世界に開かれた日本史学へ

付録 工具書・史料集等の案内
執筆者紹介
あとがき 三ツ松誠
研究用語索引

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
4,180
上野大輔・清水光明・三ツ松誠・吉村雅美 編 、勉誠社 、2024年2月 、432p 、A5判・並製
現代を生きる私たちから少し遠いが、遠すぎない時代―近世。 近世の人々の息遣いを伝える史料はそこかしこに残されており、幕藩権力・朝廷から民衆までの様々な視点、政治・経済・対外関係・宗教・思想・ジェンダー・環境といった様々な関心からアプローチすることが可能である。 新たな出会いの宝庫である日本近世史(織豊期・江戸時代)の魅力を伝えるために、各研究テーマの来歴や現状のみならず、論文執筆のノウハウ、研究上の暗黙知、さらには秘伝(?)までを余すところなく紹介。 残された史料と対話し、時代をこえて多様な生き方や考え方に向き合うための方法論を伝授する。 近世への扉を開くカギはここに用意されている! 目次 まえがき 清水光明 Ⅰ 近世史への招待 近世史研究事始め コラム 日本近世史を社会に活かすには Ⅱ 近世史の論点 時代区分論―「近世」という言葉をめぐってどんな議論が繰り広げられてきたのか 織豊政権論―国家と社会の統合 幕藩制の確立―近世前期の政治史を考える 幕府機構論―江戸幕府のしくみと政治のあり方を考える 幕藩政改革―近世の政治・社会を読み解く 幕藩制の展開―近世後期の政治史を考える 近世の天皇・朝廷―近世日本のなかでの位置づけ 対外関係―近世日本の「内」と「外」 身分制社会論―現代とは異なる社会をとらえる コラム 近世史を学ぶことの現代的意味 在地社会―地域の歴史から広がる論点 コラム 地域史の研究課題を深めるために 都市社会―近世における都市のプレゼンス 商人・交通・産業―資本主義とは異なる経済社会の姿 貨幣・金融―お金のやりとりに見る近世社会の特質 朝幕財政論―「お金」から考える幕府と天皇・朝廷 藩財政論―多様な藩財政像を描き出す 宗教と社会―近世人と宗教の関係を体系的に理解する 生活と文化―今と自分を見つめ直したいあなたに 思想史―日本史にとっての江戸時代の思想 幕末・維新―広い視野で明治維新をとらえる コラム 世界に開かれた日本史学へ 付録 工具書・史料集等の案内 執筆者紹介 あとがき 三ツ松誠 研究用語索引 納入までに3週間ほどかかります。

対馬の渡来版経 護り伝える東アジアの至宝(アジア遊学 272)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
横内裕人 編、勉誠出版、2022年8月、296 頁、A5判・並製
国境の島、対馬。朝鮮半島まで約五十キロの位置にあるこの島は、古来、日本にとって外来文化受容の最前線基地として重要な役割を担ってきた。
島内には、朝鮮半島由来の文物が数多く伝来し、その交流の歴史を物語る遺品として大切に護られている。
そのひとつが朝鮮半島から伝わった版経と呼ばれる印刷された仏教経典の数々であり、世界的にみても現存まれな遺品が数多く残されている。
十年に及ぶ総合調査により見えてきた対馬伝来の版経に関する新知見を多数の図版とともに余すところなく提示。
東アジア文化交流の至宝である対馬の版経を未来に伝える一里塚となる画期的な書。
掲載図版100点超!

目次

カラー口絵

序言 横内裕人
総論 対馬に残る渡来経巻の世界 横内裕人

1 対馬渡来版経のすべて
長松寺所蔵 高麗版初雕本『大般若経』 横内裕人
金剛院所蔵 高麗版再雕本『大般若経』 馬場久幸
多久頭魂神社所蔵 高麗版再雕本大蔵経 馬場久幸
西福寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 横内裕人
妙光寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 瓜生翠
高野山金剛峯寺所蔵 高麗版大蔵経 須田牧子
武田科学振興財団杏雨書屋所蔵 磧砂版大蔵経 須田牧子
東泉寺所蔵 元官版『大方広仏華厳経』 梶浦晋
【コラム】経典の調査方法 松浦晃佑
【コラム】「高麗版」のふるさと 馬場久幸

2 対馬渡来経巻を掘り下げる
対馬宗氏の経典施入とその政治的意義 荒木和憲
対馬藩と寺社の宝物―経典を中心に 一瀬智
高麗版再雕本大蔵経の料紙について 富田正弘
高麗版再雕本大蔵経に見える墨書の検討 馬場久幸
多久頭魂神社所蔵高麗版大蔵経の渡来年代について 須田牧子
萬松院所蔵の朝鮮版経典 瓜生翠
朝鮮・世祖による仏典整理・編纂・刊行事業とその顛末―仏典諺解文献の言語への検討を通して 杉山豐
妙光寺・普寧寺蔵大般若経の経箱 松浦晃佑
対馬版経の調査・研究と今後の保管・管理―平成の対馬版経調査に参加して 山口華代
【コラム】長崎県対馬歴史研究センターの開所と今後の役割 丸山大輝
【博物館紹介】対馬の新拠点、対馬博物館 成富なつみ
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,520
横内裕人 編 、勉誠出版 、2022年8月 、296 頁 、A5判・並製
国境の島、対馬。朝鮮半島まで約五十キロの位置にあるこの島は、古来、日本にとって外来文化受容の最前線基地として重要な役割を担ってきた。 島内には、朝鮮半島由来の文物が数多く伝来し、その交流の歴史を物語る遺品として大切に護られている。 そのひとつが朝鮮半島から伝わった版経と呼ばれる印刷された仏教経典の数々であり、世界的にみても現存まれな遺品が数多く残されている。 十年に及ぶ総合調査により見えてきた対馬伝来の版経に関する新知見を多数の図版とともに余すところなく提示。 東アジア文化交流の至宝である対馬の版経を未来に伝える一里塚となる画期的な書。 掲載図版100点超! 目次 カラー口絵 序言 横内裕人 総論 対馬に残る渡来経巻の世界 横内裕人 1 対馬渡来版経のすべて 長松寺所蔵 高麗版初雕本『大般若経』 横内裕人 金剛院所蔵 高麗版再雕本『大般若経』 馬場久幸 多久頭魂神社所蔵 高麗版再雕本大蔵経 馬場久幸 西福寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 横内裕人 妙光寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 瓜生翠 高野山金剛峯寺所蔵 高麗版大蔵経 須田牧子 武田科学振興財団杏雨書屋所蔵 磧砂版大蔵経 須田牧子 東泉寺所蔵 元官版『大方広仏華厳経』 梶浦晋 【コラム】経典の調査方法 松浦晃佑 【コラム】「高麗版」のふるさと 馬場久幸 2 対馬渡来経巻を掘り下げる 対馬宗氏の経典施入とその政治的意義 荒木和憲 対馬藩と寺社の宝物―経典を中心に 一瀬智 高麗版再雕本大蔵経の料紙について 富田正弘 高麗版再雕本大蔵経に見える墨書の検討 馬場久幸 多久頭魂神社所蔵高麗版大蔵経の渡来年代について 須田牧子 萬松院所蔵の朝鮮版経典 瓜生翠 朝鮮・世祖による仏典整理・編纂・刊行事業とその顛末―仏典諺解文献の言語への検討を通して 杉山豐 妙光寺・普寧寺蔵大般若経の経箱 松浦晃佑 対馬版経の調査・研究と今後の保管・管理―平成の対馬版経調査に参加して 山口華代 【コラム】長崎県対馬歴史研究センターの開所と今後の役割 丸山大輝 【博物館紹介】対馬の新拠点、対馬博物館 成富なつみ

宋代士大夫官僚の基層社会と構造

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
伊原弘 著、勉誠社、2025、584p、A5判
宋代の士大夫官僚は地方社会より出現し、都市に住んで郷村社会を支配した。
科挙によって採用され、帝国の忠実な官僚となった彼らが基盤とした郷村はどのような構造をなしていたのか。そしてそこにおける彼らの地位はどのようなものだったのか―。
祭りや行事の寄進者名や寄金高、石刻史料にのこる道路工事への出資者名、地名にのこる著名人の名前などを手がかりに、宋代の地域指導者の存在やその社会の構成を探る。
目次
前言
第一部 宋代士大夫官僚の世界
一 宋代官僚の婚姻の意味について―士大夫官僚の形成と変質
二 宋代明州における官戸の婚姻関係
三 宋代婺州における官戸の婚姻関係
四 南宋四川における定居士人―成都府路・梓州路を中心として
五 宋代浙西における都市と士大夫―宋平江図坊名考
六 宋代の浙西における都市士大夫
七 中国宋代の都市とエリート―常州の発展とその限界
八 中国知識人の基層社会―宋代温州永嘉学派を例として
九 地方都市を囲む地域社会―南宋時代の台州を事例に
一○ 碑石史料から読み取る宋代江南の社会と生活
一一 宋代中国の都市と知識人―比較史の立場から
第二部 南宋政権下の四川
一 南宋四川における呉氏の勢力―呉曦の乱前史
二 南宋四川における吳曦の乱後の政治動向
三 南宋総領所の任用官―『開禧用兵』前後の四川を中心に
四 専制国家と地域
第三部 余録
◎知識人としての宋代士大夫官僚
一 知識人論への提言―「宋代史研究者からみた中国史研究の課題」の総括にむけて
二 知識人論展開への共通知識のために
三 宋代の士大夫覚え書―あらたな問題の展開のために
◎都市と組織
一 宋代の都市管理者達―序章として
二 中国庶民教育研究のための序章―特に宋代を中心にして
三 宋代都市における社会救済事業―宋公共墓地出土の磚文を事例に
四 東南アジアにおける中国人街の形成と中国の都市―チャイナ・タウン研究試論
五 中国の浮梁―日本の舟橋との関連において
六 宋代の道路建設と寄進額―寧波発見の博多在住宋人の磚文に関して
七 宋代社会と銭―庶民の資産力をめぐって
八 『宋會要』研究の現状と展望
むすび
後記
索引
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
12,100
伊原弘 著 、勉誠社 、2025 、584p 、A5判
宋代の士大夫官僚は地方社会より出現し、都市に住んで郷村社会を支配した。 科挙によって採用され、帝国の忠実な官僚となった彼らが基盤とした郷村はどのような構造をなしていたのか。そしてそこにおける彼らの地位はどのようなものだったのか―。 祭りや行事の寄進者名や寄金高、石刻史料にのこる道路工事への出資者名、地名にのこる著名人の名前などを手がかりに、宋代の地域指導者の存在やその社会の構成を探る。 目次 前言 第一部 宋代士大夫官僚の世界 一 宋代官僚の婚姻の意味について―士大夫官僚の形成と変質 二 宋代明州における官戸の婚姻関係 三 宋代婺州における官戸の婚姻関係 四 南宋四川における定居士人―成都府路・梓州路を中心として 五 宋代浙西における都市と士大夫―宋平江図坊名考 六 宋代の浙西における都市士大夫 七 中国宋代の都市とエリート―常州の発展とその限界 八 中国知識人の基層社会―宋代温州永嘉学派を例として 九 地方都市を囲む地域社会―南宋時代の台州を事例に 一○ 碑石史料から読み取る宋代江南の社会と生活 一一 宋代中国の都市と知識人―比較史の立場から 第二部 南宋政権下の四川 一 南宋四川における呉氏の勢力―呉曦の乱前史 二 南宋四川における吳曦の乱後の政治動向 三 南宋総領所の任用官―『開禧用兵』前後の四川を中心に 四 専制国家と地域 第三部 余録 ◎知識人としての宋代士大夫官僚 一 知識人論への提言―「宋代史研究者からみた中国史研究の課題」の総括にむけて 二 知識人論展開への共通知識のために 三 宋代の士大夫覚え書―あらたな問題の展開のために ◎都市と組織 一 宋代の都市管理者達―序章として 二 中国庶民教育研究のための序章―特に宋代を中心にして 三 宋代都市における社会救済事業―宋公共墓地出土の磚文を事例に 四 東南アジアにおける中国人街の形成と中国の都市―チャイナ・タウン研究試論 五 中国の浮梁―日本の舟橋との関連において 六 宋代の道路建設と寄進額―寧波発見の博多在住宋人の磚文に関して 七 宋代社会と銭―庶民の資産力をめぐって 八 『宋會要』研究の現状と展望 むすび 後記 索引

コレクションとアーカイヴ : 東アジア美術研究の可能性

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
板倉聖哲・塚本麿充 編、勉誠出版、2022年1月、520p、A5判上製
世界中に散在する東アジアの美術作品を体系的に捉えるためには、画像はもとより、その所在情報、そして、その作品を含むコレクションの来歴などを、アーカイヴとして整備し、研究のプラットフォームを作り上げていくことが不可欠である。
半世紀に及ぶ継続事業を経て、近年三編の完結を見た『中国絵画総合図録』は、その先駆的な営為として特筆すべきものである。
アーカイヴ構築のために先人はどのように考え、行動してきたのか。これからのデジタル・アーカイヴの時代にどのように対応し、展開していくのか。
東アジア美術研究を領導する豪華執筆陣による論考を収載、コレクションとアーカイヴの連環がもたらす最先端の研究視角を鮮やかに提示する。

目次

はじめに 板倉聖哲

Ⅰ 東アジア美術研究・過去から未来へ―コレクションとアーカイヴ
東洋文化研究所東アジア美術研究室 半世紀の歩み―『中国絵画総合図録』三編完結まで 板倉聖哲
附 参考資料 歴代教授履歴業績
正倉院宝物と中国の死後世界 ユキオ・リピット/呂晨晨
唐絵研究の可能性―半島由来絵画を中心に 井手誠之輔
二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展 石守謙(飛田優樹訳)

Ⅱ 東アジア美術研究の現在
受戒と仏像 長岡龍作
唐宋画牛考 竹浪遠
宋帝后画像について―東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性 陳韻如(前田佳那訳)
後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 増記隆介
浄土五祖像の成立をめぐって 朝賀浩
惟肖得巌賛李白観瀑図試論―馬遠派観瀑図の受容 救仁郷秀明
洞天福地への旅―明代蘇州における旅行絵画の一側面 植松瑞希
東アジア絵画史の視点から考える花鳥画研究―呂紀と沈銓・南蘋派を例に 黄立芸(植松瑞希訳)
アーカイヴとしての狩野派模本 田沢裕賀
中国近代と仏教絵画―金石から人物表現、アジア認識へ 塚本麿充
「旧王孫」が紡いだ詩画の縁―溥儒と須磨弥吉郎、そして伊藤紫虹の「合作」について 呉孟晋

おわりに 塚本麿充
執筆者一覧

東亞美術研究的可能性―收藏與圖像檔案庫 中文摘要

納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
9,900
板倉聖哲・塚本麿充 編 、勉誠出版 、2022年1月 、520p 、A5判上製
世界中に散在する東アジアの美術作品を体系的に捉えるためには、画像はもとより、その所在情報、そして、その作品を含むコレクションの来歴などを、アーカイヴとして整備し、研究のプラットフォームを作り上げていくことが不可欠である。 半世紀に及ぶ継続事業を経て、近年三編の完結を見た『中国絵画総合図録』は、その先駆的な営為として特筆すべきものである。 アーカイヴ構築のために先人はどのように考え、行動してきたのか。これからのデジタル・アーカイヴの時代にどのように対応し、展開していくのか。 東アジア美術研究を領導する豪華執筆陣による論考を収載、コレクションとアーカイヴの連環がもたらす最先端の研究視角を鮮やかに提示する。 目次 はじめに 板倉聖哲 Ⅰ 東アジア美術研究・過去から未来へ―コレクションとアーカイヴ 東洋文化研究所東アジア美術研究室 半世紀の歩み―『中国絵画総合図録』三編完結まで 板倉聖哲 附 参考資料 歴代教授履歴業績 正倉院宝物と中国の死後世界 ユキオ・リピット/呂晨晨 唐絵研究の可能性―半島由来絵画を中心に 井手誠之輔 二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展 石守謙(飛田優樹訳) Ⅱ 東アジア美術研究の現在 受戒と仏像 長岡龍作 唐宋画牛考 竹浪遠 宋帝后画像について―東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性 陳韻如(前田佳那訳) 後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 増記隆介 浄土五祖像の成立をめぐって 朝賀浩 惟肖得巌賛李白観瀑図試論―馬遠派観瀑図の受容 救仁郷秀明 洞天福地への旅―明代蘇州における旅行絵画の一側面 植松瑞希 東アジア絵画史の視点から考える花鳥画研究―呂紀と沈銓・南蘋派を例に 黄立芸(植松瑞希訳) アーカイヴとしての狩野派模本 田沢裕賀 中国近代と仏教絵画―金石から人物表現、アジア認識へ 塚本麿充 「旧王孫」が紡いだ詩画の縁―溥儒と須磨弥吉郎、そして伊藤紫虹の「合作」について 呉孟晋 おわりに 塚本麿充 執筆者一覧 東亞美術研究的可能性―收藏與圖像檔案庫 中文摘要 納入までに3週間ほどかかります。

大正大礼記録 絵図・写真資料集

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
138,600
所功 編、勉誠出版、2019年8月、1410 頁、PDF
図版点数1300点超! 近代日本における美術・工芸の粋を結集した天皇の即位儀礼・大嘗祭の精華を伝える貴重資料。
【本書の特色】
永く部外秘扱いとされてきた大正7年(1918)完成の『(大正)大礼記録』に収載される図版資料を網羅的に集成。本図版資料の公刊は史上初。
日本の美術・技術の粋を注力し、明治勅定の「皇室典範」と「登極令」に基づき、初めて実施された近代的な大礼(即位礼・大嘗祭)の全容をビジュアルに理解できる。有職故実はもとより、美術・工芸・法制史など、多様な分野に益するにちがいない。
令和元年(2019)5月の新天皇即位にともなう10月の即位礼と11月の大嘗祭のあり方を考えるためにも必須の資料。
高解像度の画像データにより提供するため、座右で拡大して細部の表現などを確認することが出来る。
絵図・調度品付図・写真帳からすべてを収録。御裂地・本文編の図版は、貴重資料を選出し収録した。
天皇祭祀・儀礼に精通する所功博士(京都産業大学名誉教授・モラロジー研究所研究主幹)による詳細な解説「大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂」を付載した。

◎写真帖
即位礼と大嘗祭の全容を撮影した466点の写真全点を収載。
[主な収録内容]
宮城前、名古屋離宮、二条離宮などから、高御座の御椅子、賢所の御羽車、悠紀地方の風俗舞、萬歳楽まで、大正大礼記録の全容を収録。

◎大礼調度品絵図
大礼で使用された儀礼品の絵画453点を全点収載。
[主な収録内容]
皇族の御束帯・衣冠30点、勅任官の束帯・衣冠17点、皇后宮の御服20点など。

◎大礼調度品付図
美麗な大判の彩色画245点を全点収載。
[主な収録内容]
「霊鵄形大飾旛・霊鵄」(実物大)「紫宸殿平面・御庭道及び壁代・帽額・簾・軟障・幌」「頭八咫烏形大飾旛・頭八咫烏」(実物大)など。

◎裂地帖
皇族の装束の布地36点を選出して収載。
[主な収録内容]
高御座=御棟の張地 赤地窠紋錦、天皇御束帯など36点。
本文篇図版=即位礼記念章、大礼 日割手帳、春興殿[立面図]、御羽車の解造見取図など。

解説 大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂  所功
近現代大礼関係の参考文献(抄)

※HDD販売。
※お手元に届くまで3週間ほどお時間をいただきます。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
138,600
所功 編 、勉誠出版 、2019年8月 、1410 頁 、PDF
図版点数1300点超! 近代日本における美術・工芸の粋を結集した天皇の即位儀礼・大嘗祭の精華を伝える貴重資料。 【本書の特色】 永く部外秘扱いとされてきた大正7年(1918)完成の『(大正)大礼記録』に収載される図版資料を網羅的に集成。本図版資料の公刊は史上初。 日本の美術・技術の粋を注力し、明治勅定の「皇室典範」と「登極令」に基づき、初めて実施された近代的な大礼(即位礼・大嘗祭)の全容をビジュアルに理解できる。有職故実はもとより、美術・工芸・法制史など、多様な分野に益するにちがいない。 令和元年(2019)5月の新天皇即位にともなう10月の即位礼と11月の大嘗祭のあり方を考えるためにも必須の資料。 高解像度の画像データにより提供するため、座右で拡大して細部の表現などを確認することが出来る。 絵図・調度品付図・写真帳からすべてを収録。御裂地・本文編の図版は、貴重資料を選出し収録した。 天皇祭祀・儀礼に精通する所功博士(京都産業大学名誉教授・モラロジー研究所研究主幹)による詳細な解説「大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂」を付載した。 ◎写真帖 即位礼と大嘗祭の全容を撮影した466点の写真全点を収載。 [主な収録内容] 宮城前、名古屋離宮、二条離宮などから、高御座の御椅子、賢所の御羽車、悠紀地方の風俗舞、萬歳楽まで、大正大礼記録の全容を収録。 ◎大礼調度品絵図 大礼で使用された儀礼品の絵画453点を全点収載。 [主な収録内容] 皇族の御束帯・衣冠30点、勅任官の束帯・衣冠17点、皇后宮の御服20点など。 ◎大礼調度品付図 美麗な大判の彩色画245点を全点収載。 [主な収録内容] 「霊鵄形大飾旛・霊鵄」(実物大)「紫宸殿平面・御庭道及び壁代・帽額・簾・軟障・幌」「頭八咫烏形大飾旛・頭八咫烏」(実物大)など。 ◎裂地帖 皇族の装束の布地36点を選出して収載。 [主な収録内容] 高御座=御棟の張地 赤地窠紋錦、天皇御束帯など36点。 本文篇図版=即位礼記念章、大礼 日割手帳、春興殿[立面図]、御羽車の解造見取図など。 解説 大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂  所功 近現代大礼関係の参考文献(抄) ※HDD販売。 ※お手元に届くまで3週間ほどお時間をいただきます。

中国古典小説研究の未来 21世紀への回顧と展望(アジア遊学218)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
1,980
中国古典小説研究会 編集、勉誠出版、2018、201p、A5判
カバーに汚れ
日中両国を代表する研究者による、世代と国境を超えた論考から、1980年代以降の研究を回顧。文化大革命を経て、中国国内外で変化が訪れた古典小説研究のこれまでの成果と、現在直面する問題点を明らかにし、未来への展望を切り開く!
目次
はじめに
中国古典小説研究三十年の回顧―次世代の研究者への伝言 鈴木陽一

Ⅰ 中国古典小説研究三十年の回顧
中国古典小説研究会誕生のころ
 ―あわせて「中国古典小説研究動態」刊行会について 大塚秀高
過去三十年における中国大陸の古典小説研究 黄霖(樊可人・訳)
近三十年間の中国古典小説研究における視野の広がりについて 孫遜(中塚亮・訳)

Ⅱ それぞれの視点からの回顧
中国古典小説研究の三十年 大木康
小説と戯曲 岡崎由美
『花関索伝』の思い出 金文京
中国俗文学の文献整理研究の回顧と展望 黄仕忠(西川芳樹・訳)
中国古典小説三十年の回顧についての解説と評論 廖可斌(玉置奈保子・訳)

Ⅲ 中国古典小説研究の最前線
過去三十年の中国小説テキストおよび論文研究の大勢と動向 李桂奎(藤田優子・訳)
中国における東アジア漢文小説の整理研究の現状とその学術的意義を論じる 趙維国(千賀由佳・訳)
たどりつき難き原テキスト―六朝志怪研究の現状と課題 佐野誠子
「息庵居士」と『艶異編』編者考 許建平(大賀晶子・訳)
虎林容与堂の小説・戯曲刊本とその覆刻本について 上原究一
未婚女性の私通―凌濛初「二拍」を中心に 笠見弥生
明代文学の主導的文体の再確認 陳文新(柴崎公美子・訳)
『紅楼夢』版本全篇の完成について 王三慶(伴俊典・訳)
関羽の武功とその描写 後藤裕也
『何典』研究の回顧と展望 周力
宣教師の漢文小説について―研究の現状と展望 宋莉華(後藤裕也・訳)
林語堂による英訳「鶯鶯傳」について 上原徳子

Ⅳ 中国古典小説研究の未来に向けて
中国古典小説研究三十年の回顧と展望 金健人(松浦智子・訳)
なぜ「中国古典小説」を研究するのか?―結びにかえて 竹内真彦
大会発表の総括及び中国古典小説研究の展望 楼含松(西川芳樹・訳)
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
1,980
中国古典小説研究会 編集 、勉誠出版 、2018 、201p 、A5判
カバーに汚れ 日中両国を代表する研究者による、世代と国境を超えた論考から、1980年代以降の研究を回顧。文化大革命を経て、中国国内外で変化が訪れた古典小説研究のこれまでの成果と、現在直面する問題点を明らかにし、未来への展望を切り開く! 目次 はじめに 中国古典小説研究三十年の回顧―次世代の研究者への伝言 鈴木陽一 Ⅰ 中国古典小説研究三十年の回顧 中国古典小説研究会誕生のころ  ―あわせて「中国古典小説研究動態」刊行会について 大塚秀高 過去三十年における中国大陸の古典小説研究 黄霖(樊可人・訳) 近三十年間の中国古典小説研究における視野の広がりについて 孫遜(中塚亮・訳) Ⅱ それぞれの視点からの回顧 中国古典小説研究の三十年 大木康 小説と戯曲 岡崎由美 『花関索伝』の思い出 金文京 中国俗文学の文献整理研究の回顧と展望 黄仕忠(西川芳樹・訳) 中国古典小説三十年の回顧についての解説と評論 廖可斌(玉置奈保子・訳) Ⅲ 中国古典小説研究の最前線 過去三十年の中国小説テキストおよび論文研究の大勢と動向 李桂奎(藤田優子・訳) 中国における東アジア漢文小説の整理研究の現状とその学術的意義を論じる 趙維国(千賀由佳・訳) たどりつき難き原テキスト―六朝志怪研究の現状と課題 佐野誠子 「息庵居士」と『艶異編』編者考 許建平(大賀晶子・訳) 虎林容与堂の小説・戯曲刊本とその覆刻本について 上原究一 未婚女性の私通―凌濛初「二拍」を中心に 笠見弥生 明代文学の主導的文体の再確認 陳文新(柴崎公美子・訳) 『紅楼夢』版本全篇の完成について 王三慶(伴俊典・訳) 関羽の武功とその描写 後藤裕也 『何典』研究の回顧と展望 周力 宣教師の漢文小説について―研究の現状と展望 宋莉華(後藤裕也・訳) 林語堂による英訳「鶯鶯傳」について 上原徳子 Ⅳ 中国古典小説研究の未来に向けて 中国古典小説研究三十年の回顧と展望 金健人(松浦智子・訳) なぜ「中国古典小説」を研究するのか?―結びにかえて 竹内真彦 大会発表の総括及び中国古典小説研究の展望 楼含松(西川芳樹・訳)

和漢のコードと自然表象 十六、七世紀の日本を中心に(アジア遊学246)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
島尾新・宇野瑞木・亀田和子 編、勉誠出版、2020年4月、272p、A5判
前近代の日本において、和漢の文化体系は、各時代ごとの変容・刷新を経つつも、思考・感性の基盤として通奏低音のごとく響き続けた。
特に漢文化は先例としての規範性から大きな影響を有し、和文化のなかで融合・内在化・再解釈されていった。
それは、人びとが、自らを取りまく環境、自然をどのように感じ、捉え、表象したのか、ということにも強く作用した。
列島における社会構造的・環境的転換期である十六~七世紀に着目し、文学、美術、芸能、歴史学等、分野横断的な視角から、自然と人との関係を問い直す。

目次

序 島尾新
総論 宇野瑞木

◉ Ⅰ 「内在化」のかたち
室町時代における「漢」の「自然表象」 島尾新
二十四孝図と四季表象―大舜図の「耕春」を中心に 宇野瑞木
日光東照宮の人物彫刻と中国故事 入口敦志
「環境」としての中国絵画コレクション―「夏秋冬山水図」(金地院、久遠寺)におけるテキストの不在と自然観の相互作用
塚本麿充
江戸狩野派における雪舟山水画様式の伝播―狩野探幽「雪舟山水図巻」について 野田麻美
四天王寺絵堂《聖徳太子絵伝》の画中に潜む曲水宴図 亀田和子
モノと知識の集散―十六世紀から十七世紀へ 堀川貴司

◉Ⅱ コード化された自然
「九相詩絵巻」の自然表象―死体をめぐる漢詩と和歌 山本聡美
『源氏物語』幻巻の四季と浦島伝説―亀比売としての紫の上 永井久美子
名所としての「都」―歌枕の再編と絵画化をめぐって 井戸美里
十七世紀の語り物にみえる自然表象―道行とその絵画を手がかり 粂汐里
寛政期の京都近郊臥遊 マシュー・マッケルウェイ

◉Ⅲ 人ならざるものとの交感
人ならざるものとの交感 黒田智
金春禅竹と自然表象 高橋悠介
「人臭い」話  資料稿―『天稚彦草子』の解析に向けて 徳田和夫
お伽草子擬人物における異類と人間との関係性―相互不干渉の不文律をめぐって 伊藤慎吾
室町物語と玄宗皇帝絵―『付喪神絵巻』を起点として  齋藤真麻理
エコクリティシズムと日本古典文学研究のあいだ―石牟礼道子の〈かたり〉から 山田悠介
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
島尾新・宇野瑞木・亀田和子 編 、勉誠出版 、2020年4月 、272p 、A5判
前近代の日本において、和漢の文化体系は、各時代ごとの変容・刷新を経つつも、思考・感性の基盤として通奏低音のごとく響き続けた。 特に漢文化は先例としての規範性から大きな影響を有し、和文化のなかで融合・内在化・再解釈されていった。 それは、人びとが、自らを取りまく環境、自然をどのように感じ、捉え、表象したのか、ということにも強く作用した。 列島における社会構造的・環境的転換期である十六~七世紀に着目し、文学、美術、芸能、歴史学等、分野横断的な視角から、自然と人との関係を問い直す。 目次 序 島尾新 総論 宇野瑞木 ◉ Ⅰ 「内在化」のかたち 室町時代における「漢」の「自然表象」 島尾新 二十四孝図と四季表象―大舜図の「耕春」を中心に 宇野瑞木 日光東照宮の人物彫刻と中国故事 入口敦志 「環境」としての中国絵画コレクション―「夏秋冬山水図」(金地院、久遠寺)におけるテキストの不在と自然観の相互作用 塚本麿充 江戸狩野派における雪舟山水画様式の伝播―狩野探幽「雪舟山水図巻」について 野田麻美 四天王寺絵堂《聖徳太子絵伝》の画中に潜む曲水宴図 亀田和子 モノと知識の集散―十六世紀から十七世紀へ 堀川貴司 ◉Ⅱ コード化された自然 「九相詩絵巻」の自然表象―死体をめぐる漢詩と和歌 山本聡美 『源氏物語』幻巻の四季と浦島伝説―亀比売としての紫の上 永井久美子 名所としての「都」―歌枕の再編と絵画化をめぐって 井戸美里 十七世紀の語り物にみえる自然表象―道行とその絵画を手がかり 粂汐里 寛政期の京都近郊臥遊 マシュー・マッケルウェイ ◉Ⅲ 人ならざるものとの交感 人ならざるものとの交感 黒田智 金春禅竹と自然表象 高橋悠介 「人臭い」話  資料稿―『天稚彦草子』の解析に向けて 徳田和夫 お伽草子擬人物における異類と人間との関係性―相互不干渉の不文律をめぐって 伊藤慎吾 室町物語と玄宗皇帝絵―『付喪神絵巻』を起点として  齋藤真麻理 エコクリティシズムと日本古典文学研究のあいだ―石牟礼道子の〈かたり〉から 山田悠介

元朝の歴史ーモンゴル帝国期の東ユーラシア(アジア遊学256)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,400
櫻井智美・飯山知保・森田憲司・渡辺健哉 編、勉誠出版、2021年6月、322 頁
版元品切れ。
1206年、チンギス・カンの即位により成立した大モンゴル国は、その後継者たちにより、ユーラシア大陸全土へその版図を広げていった。その後、皇位争いに勝利し、国号を「大元」と改めた世祖クビライが1279年に南宋を攻略したことにより、中国史に新たな統一王朝の名を刻むこととなる―元朝である。
中国史における「元朝」とはいかなる存在であったのか―。
冷戦終結に伴う史料環境・研究環境の変化により、長足の進展をなしてきたモンゴル帝国史・元朝史研究の成果を受け、元代の政治・制度、社会・宗教、文化の展開の諸相、国際関係などを多面的に考察。さらには元朝をめぐる学問史を検討することにより、新たな元朝史研究の起点を示す。

目次

カラー口絵……『書史会要』(台湾国家図書館蔵洪武九年刊本)ほか
序言
導論―クビライ登極以前のモンゴル帝国の歴史
元朝皇帝系図
本書所載論考関係年表
元朝皇帝一覧

Ⅰ 元代の政治・制度
元代「四階級制」説のその後―「モンゴル人第一主義」と色目人をめぐって
ジャムチを使う人たち―元朝交通制度の一断面
元代の三都(大都・上都・中都)とその管理
江南の監察官制と元初の推挙システム
【コラム】2本
元末順帝朝の政局―後至元年間バヤン執政期を中心に

Ⅱ 元代の社会・宗教
元代の水運と海運―華北と江南はいかにして結びつけられたか
モンゴル朝における道仏論争について
―『至元辯偽録』に見える禅宗の全真教理解
元版大蔵経の刊行と東アジア
【コラム】2本
回顧されるモンゴル時代―陝西省大荔県拝氏とその祖先顕彰

Ⅲ 伝統文化とその展開
「知」の混一と出版事業
白樸の生涯と文学
「元代文学」を見つめるまなざし
景徳鎮青花瓷器の登場―その生産と流通

Ⅳ 元朝をめぐる国際関係
『朴通事』から広がる世界
日元間の戦争と交易
日元間の僧侶の往来規模
モンゴル帝国と北の海の世界
元と南方世界

Ⅴ 研究の進展の中で
書き換えられた世界史教科書―モンゴル=元朝史研究進展の所産
史料の刊行から見た二十世紀末日本の元朝史研究
【コラム】3本
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
4,400
櫻井智美・飯山知保・森田憲司・渡辺健哉 編 、勉誠出版 、2021年6月 、322 頁
版元品切れ。 1206年、チンギス・カンの即位により成立した大モンゴル国は、その後継者たちにより、ユーラシア大陸全土へその版図を広げていった。その後、皇位争いに勝利し、国号を「大元」と改めた世祖クビライが1279年に南宋を攻略したことにより、中国史に新たな統一王朝の名を刻むこととなる―元朝である。 中国史における「元朝」とはいかなる存在であったのか―。 冷戦終結に伴う史料環境・研究環境の変化により、長足の進展をなしてきたモンゴル帝国史・元朝史研究の成果を受け、元代の政治・制度、社会・宗教、文化の展開の諸相、国際関係などを多面的に考察。さらには元朝をめぐる学問史を検討することにより、新たな元朝史研究の起点を示す。 目次 カラー口絵……『書史会要』(台湾国家図書館蔵洪武九年刊本)ほか 序言 導論―クビライ登極以前のモンゴル帝国の歴史 元朝皇帝系図 本書所載論考関係年表 元朝皇帝一覧 Ⅰ 元代の政治・制度 元代「四階級制」説のその後―「モンゴル人第一主義」と色目人をめぐって ジャムチを使う人たち―元朝交通制度の一断面 元代の三都(大都・上都・中都)とその管理 江南の監察官制と元初の推挙システム 【コラム】2本 元末順帝朝の政局―後至元年間バヤン執政期を中心に Ⅱ 元代の社会・宗教 元代の水運と海運―華北と江南はいかにして結びつけられたか モンゴル朝における道仏論争について ―『至元辯偽録』に見える禅宗の全真教理解 元版大蔵経の刊行と東アジア 【コラム】2本 回顧されるモンゴル時代―陝西省大荔県拝氏とその祖先顕彰 Ⅲ 伝統文化とその展開 「知」の混一と出版事業 白樸の生涯と文学 「元代文学」を見つめるまなざし 景徳鎮青花瓷器の登場―その生産と流通 Ⅳ 元朝をめぐる国際関係 『朴通事』から広がる世界 日元間の戦争と交易 日元間の僧侶の往来規模 モンゴル帝国と北の海の世界 元と南方世界 Ⅴ 研究の進展の中で 書き換えられた世界史教科書―モンゴル=元朝史研究進展の所産 史料の刊行から見た二十世紀末日本の元朝史研究 【コラム】3本

アジアの出産とテクノロジー リプロダクションの最前線(アジア遊学268)  

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
白井千晶 編、勉誠出版、2022年3月、256p、A5判
現在、アジアの様々な地域の出産において、「生命を救うため」ではなく、「生命を選ぶため」に、生殖技術、出生前検査、人工妊娠中絶などのテクノロジーが用いられている。そして、代理出産や卵子提供といった生殖ツーリズムが巨大でグローバルなマーケットになっている。その問題点や課題は何か。
また、出産をめぐるシステム、マタニティ政策は、国・地域、法制度・宗教、歴史・文化によってどのような差異・共通点をもつのか。
テクノロジーの利用から産後の養生の現在まで、変容するアジアの出産の最前線を捉える。

目次

Ⅰ テクノロジ―出生前検査・生殖技術・人工妊娠中絶
アジアにおける出生前検査と障害観―ベトナム、ミャンマー、フィリピン調査から 白井千晶
生命リスク回避の「テクノロジー」と優生願望―中国・台湾の出生前検査を事例に 姚毅
[コラム]韓国における出生前検査 洪賢秀
アジアの不妊への対処と非血縁的親子関係―ベトナム、ミャンマー、フィリピンの第三者が関わる生殖医療と養子縁組に関するインタビューより 白井千晶
[コラム]宗教の違いは「自然」か?―インドにおける配偶子ドナーの選定 松尾瑞穂
[コラム]タイ人女性にとっての産むこと・産まないこと 嶋澤恭子
[コラム]家族計画の優等生―インドネシア 松岡悦子
南アジア地域における中絶と日常的倫理―法・生命観・実践 松尾瑞穂
[コラム]韓国社会における妊娠・出産をめぐる変化―堕胎罪の議論からのぞく 洪賢秀
[コラム]仏教国ブータンにおける人工妊娠中絶 幅崎麻紀子

Ⅱ マタニティ政策―母子保健・妊娠・出産・育児
出産環境を選ぶということ―日本 田間泰子
アジアの少子社会・日本と男性の産育参加 澤田佳世
ネパールにおけるリプロダクション政策と母性観の変容 幅崎麻紀子
[コラム]一人っ子政策終了後の中国 小浜正子
[コラム]台湾の助産師(士) 姚毅
インドネシアの三十年間のマタニティ政策をふりかえって―ドゥクンとビダンの一九八九年〜二〇一九年 松岡悦子
[コラム]韓国の出産と産後調理院 松岡悦子
[コラム]ラオスにおける産後女性の慣習―ユーファイを巡って 嶋澤恭子

おわりに―アジアにおける出生システム 白井千晶
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
白井千晶 編 、勉誠出版 、2022年3月 、256p 、A5判
現在、アジアの様々な地域の出産において、「生命を救うため」ではなく、「生命を選ぶため」に、生殖技術、出生前検査、人工妊娠中絶などのテクノロジーが用いられている。そして、代理出産や卵子提供といった生殖ツーリズムが巨大でグローバルなマーケットになっている。その問題点や課題は何か。 また、出産をめぐるシステム、マタニティ政策は、国・地域、法制度・宗教、歴史・文化によってどのような差異・共通点をもつのか。 テクノロジーの利用から産後の養生の現在まで、変容するアジアの出産の最前線を捉える。 目次 Ⅰ テクノロジ―出生前検査・生殖技術・人工妊娠中絶 アジアにおける出生前検査と障害観―ベトナム、ミャンマー、フィリピン調査から 白井千晶 生命リスク回避の「テクノロジー」と優生願望―中国・台湾の出生前検査を事例に 姚毅 [コラム]韓国における出生前検査 洪賢秀 アジアの不妊への対処と非血縁的親子関係―ベトナム、ミャンマー、フィリピンの第三者が関わる生殖医療と養子縁組に関するインタビューより 白井千晶 [コラム]宗教の違いは「自然」か?―インドにおける配偶子ドナーの選定 松尾瑞穂 [コラム]タイ人女性にとっての産むこと・産まないこと 嶋澤恭子 [コラム]家族計画の優等生―インドネシア 松岡悦子 南アジア地域における中絶と日常的倫理―法・生命観・実践 松尾瑞穂 [コラム]韓国社会における妊娠・出産をめぐる変化―堕胎罪の議論からのぞく 洪賢秀 [コラム]仏教国ブータンにおける人工妊娠中絶 幅崎麻紀子 Ⅱ マタニティ政策―母子保健・妊娠・出産・育児 出産環境を選ぶということ―日本 田間泰子 アジアの少子社会・日本と男性の産育参加 澤田佳世 ネパールにおけるリプロダクション政策と母性観の変容 幅崎麻紀子 [コラム]一人っ子政策終了後の中国 小浜正子 [コラム]台湾の助産師(士) 姚毅 インドネシアの三十年間のマタニティ政策をふりかえって―ドゥクンとビダンの一九八九年〜二〇一九年 松岡悦子 [コラム]韓国の出産と産後調理院 松岡悦子 [コラム]ラオスにおける産後女性の慣習―ユーファイを巡って 嶋澤恭子 おわりに―アジアにおける出生システム 白井千晶

日韓漢文訓読研究 オンデマンド版

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
藤本幸夫 編、勉誠出版、2022年11月、584 頁
中国周辺に位置した朝鮮半島諸国や日本では、文字・典籍を受容するに際し、そこに記された漢字・漢文を自国語のシステムに置き換えて読解する方法が構築されていった。
その痕跡は、典籍類や木簡などに墨書されたもののみならず、近年日韓において研究の進展を見せる角筆資料にも残り、異言語受容の実態をいまに伝えている。
角筆資料の発見により明らかになりつつある朝鮮半島における漢文訓読のあり方やその日本への影響の可能性、漢字・漢文受容によってもたらされた各国の言語文化における言語的・思想的展開について、日韓の最先端の研究者を集め論究、東アジアにおける漢字・漢文理解の方法と思想を探る。

<目次>

まえがき 藤本幸夫

第一部 東アジア漢字・漢文文化圏と訓読
日韓の漢文訓読(釈読)の歴史―その言語観と世界観― 金文京
日本の訓点・訓読の源と古代韓国語との関係 小林芳規
韓国の借字表記法の発達と日本の訓点の起源について 南豊鉉
日本所在の八・九世紀の『華厳経』とその注釈書の加点(再考) 小林芳規
日本における十世紀加点の漢籍訓点資料の位置 小助川貞次
古代日本語の書記方法における漢字の音よみ訓よみ用法の「精錬」度 犬飼隆
日本古代における歌の表記―木簡と正倉院文書を素材として― 栄原永遠男
宋版一切経に書き入れられた中国の角筆点―醍醐寺蔵本を基に東アジア経典読誦法を探る― 小林芳規
ウイグル漢字音と漢文訓読 庄垣内正弘

第二部 韓国における漢文訓読の展開と諸相
韓国の口訣資料および口訣研究の現況について 附研究文献目録 呉美寧
朝鮮吏文の形成と吏読―口訣の起源を摸索しながら― 鄭光
木簡に見られる古代韓国語表記法―吏読の発達史を中心に― 金永旭・著/伊藤貴祥・訳
百済の文字生活 鄭在永
韓国釈読口訣に関する綜合的考察 張允煕
周本『華厳経』点吐口訣解読の成果と課題 朴鎮浩・著/河崎啓剛・訳
角筆口訣の解読方法と実際 李丞宰・著/伊藤貴祥・訳
韓国の漢文訓読に使われた符号について 張景俊・著/文玄洙・訳
東洋文庫所蔵『牧牛子修心訣』に就いて 藤本幸夫

あとがき 藤本幸夫

執筆者一覧

納期まで、3週間かかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求
12,100
藤本幸夫 編 、勉誠出版 、2022年11月 、584 頁
中国周辺に位置した朝鮮半島諸国や日本では、文字・典籍を受容するに際し、そこに記された漢字・漢文を自国語のシステムに置き換えて読解する方法が構築されていった。 その痕跡は、典籍類や木簡などに墨書されたもののみならず、近年日韓において研究の進展を見せる角筆資料にも残り、異言語受容の実態をいまに伝えている。 角筆資料の発見により明らかになりつつある朝鮮半島における漢文訓読のあり方やその日本への影響の可能性、漢字・漢文受容によってもたらされた各国の言語文化における言語的・思想的展開について、日韓の最先端の研究者を集め論究、東アジアにおける漢字・漢文理解の方法と思想を探る。 <目次> まえがき 藤本幸夫 第一部 東アジア漢字・漢文文化圏と訓読 日韓の漢文訓読(釈読)の歴史―その言語観と世界観― 金文京 日本の訓点・訓読の源と古代韓国語との関係 小林芳規 韓国の借字表記法の発達と日本の訓点の起源について 南豊鉉 日本所在の八・九世紀の『華厳経』とその注釈書の加点(再考) 小林芳規 日本における十世紀加点の漢籍訓点資料の位置 小助川貞次 古代日本語の書記方法における漢字の音よみ訓よみ用法の「精錬」度 犬飼隆 日本古代における歌の表記―木簡と正倉院文書を素材として― 栄原永遠男 宋版一切経に書き入れられた中国の角筆点―醍醐寺蔵本を基に東アジア経典読誦法を探る― 小林芳規 ウイグル漢字音と漢文訓読 庄垣内正弘 第二部 韓国における漢文訓読の展開と諸相 韓国の口訣資料および口訣研究の現況について 附研究文献目録 呉美寧 朝鮮吏文の形成と吏読―口訣の起源を摸索しながら― 鄭光 木簡に見られる古代韓国語表記法―吏読の発達史を中心に― 金永旭・著/伊藤貴祥・訳 百済の文字生活 鄭在永 韓国釈読口訣に関する綜合的考察 張允煕 周本『華厳経』点吐口訣解読の成果と課題 朴鎮浩・著/河崎啓剛・訳 角筆口訣の解読方法と実際 李丞宰・著/伊藤貴祥・訳 韓国の漢文訓読に使われた符号について 張景俊・著/文玄洙・訳 東洋文庫所蔵『牧牛子修心訣』に就いて 藤本幸夫 あとがき 藤本幸夫 執筆者一覧 納期まで、3週間かかります。

<<前へ 143 144 145 146 147 次へ>>

お探しの古書は見つかりましたか?

在庫検索から見つからなかった場合は、書誌(カタログ)からも検索できます。
お探しの古書が登録されていれば、在庫が無い本や条件に合わない本についても、こちらからリクエストを行うことができます。
書誌(カタログ)から探す

卒業、新入学、新入社 - 新生活のスタート

造
¥2,200

東日本大震災15年 - 災害、防災