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アジア遊学 76 特集 アジア〈日本・日系〉ラテンアメリカ 日系社会の経験から学ぶ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,970
編集部 編、勉誠出版、2005年6月、232p、A5判
版元品切れ。
目次

序言/柳田利夫
●アジアとラテンアメリカ
プランテーション農業とヒトの移動/三田千代子
ラテンアメリカにおけるアジア移民/国本伊代
アジアとラテンアメリカの政治・外交―接近する地域、多元化する関係/岸川 毅
経済関係、新たなステージへ/堀坂浩太郎
日本におけるラテンアメリカ音楽受容史/西村秀人
「アニメ」「マンガ」とラテンアメリカ―ペルーの事例を中心に/赤木妙子

●日系社会の経験
ブラジル沖縄系人の祖先崇拝の実践―彼らとブラジル・沖縄・日本との関係の変化に注目して/森 幸一
日系人からの脱皮―新しいアイデンティティとしてのニッケイ/小嶋 茂
「在日」の闘い方―コリアンとブラジル人の接点と相違点/アンジェロ・イシ
ペルーにおける日系社会の形成と中国人移民/柳田利夫
ペルーにおける日系人の政治への進出/村上勇介
料理にみるアジアとラテンアメリカのコラボレーション―クリオーリョ料理・チーファ・ニッケイ料理/山脇千賀子
アルゼンチンにおけるアジア系の諸コミュニティ/アドリアナ・シマブクロ/モニカ・ヒガ
対蹠地を行き交う人々―アルゼンチンから日本への「出稼ぎ」ブームからほぼ一世代/比嘉マルセーロ

●コラム
食卓から見える日智関係―チリ産食料品の日本進出を考える/村瀬幸代
中国熱/アンドレス・アサト
パリ万博機関紙にたどる、メキシコと日本の「西洋化」/南 映子
与那城ジョージ―日本サッカーを変えた男/奥村真人
ボリビアにおける日系社会―農業生産を通じて/山口尚孝
納入までに3週間ほどかかります。
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2,970
編集部 編 、勉誠出版 、2005年6月 、232p 、A5判
版元品切れ。 目次 序言/柳田利夫 ●アジアとラテンアメリカ プランテーション農業とヒトの移動/三田千代子 ラテンアメリカにおけるアジア移民/国本伊代 アジアとラテンアメリカの政治・外交―接近する地域、多元化する関係/岸川 毅 経済関係、新たなステージへ/堀坂浩太郎 日本におけるラテンアメリカ音楽受容史/西村秀人 「アニメ」「マンガ」とラテンアメリカ―ペルーの事例を中心に/赤木妙子 ●日系社会の経験 ブラジル沖縄系人の祖先崇拝の実践―彼らとブラジル・沖縄・日本との関係の変化に注目して/森 幸一 日系人からの脱皮―新しいアイデンティティとしてのニッケイ/小嶋 茂 「在日」の闘い方―コリアンとブラジル人の接点と相違点/アンジェロ・イシ ペルーにおける日系社会の形成と中国人移民/柳田利夫 ペルーにおける日系人の政治への進出/村上勇介 料理にみるアジアとラテンアメリカのコラボレーション―クリオーリョ料理・チーファ・ニッケイ料理/山脇千賀子 アルゼンチンにおけるアジア系の諸コミュニティ/アドリアナ・シマブクロ/モニカ・ヒガ 対蹠地を行き交う人々―アルゼンチンから日本への「出稼ぎ」ブームからほぼ一世代/比嘉マルセーロ ●コラム 食卓から見える日智関係―チリ産食料品の日本進出を考える/村瀬幸代 中国熱/アンドレス・アサト パリ万博機関紙にたどる、メキシコと日本の「西洋化」/南 映子 与那城ジョージ―日本サッカーを変えた男/奥村真人 ボリビアにおける日系社会―農業生産を通じて/山口尚孝 納入までに3週間ほどかかります。

仏典を通して見る日本文化 奈良・平安期における仏教の受容・融合・展開(アジア遊学322)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
冨樫 進編、勉誠社、2026、288p、A5判
奈良時代から平安時代中期に撰述された仏典注釈や論書・説話集などの文献資料。
もともとはインドの言語(梵字・悉曇)で記されたこれらの資料はどのように漢語や和語に翻訳され、どのように、日本文化に受容されていったのか。
『万葉集』『日本霊異記』はもとより、記紀・神話・平安期の漢詩文や女流文学、近代の哲学者・和辻哲郎まで幅広い視点から、仏典注釈から発信された知識が日本文学・思想・文化へ与えた影響を解明する。
目次
はじめに 冨樫進
巨大仏と神話的思考 序説 津田博幸
〈カギ穴抜け〉モチーフから『古事記』三輪山伝説を読む 佐藤陽
『日本書紀』のなかの仏教伝来――疫病の流行に注目して 吉原美響
【研究ノート】ヒルコはなぜ〈邪悪〉な存在として描かれるのか――古代仏教との関わりから 稲生知子
万葉歌と仏教――「願」を詠むことについて 保坂秀子
大伴家持の祈雨歌と仏教思想の接点―「わたつみの沖つ宮辺」をめぐって 鈴木道代
『日本霊異記』上巻第二十五縁における大神高市万侶(大三輪高市麻呂)説話の特質 大塚千紗子
吉祥天女像が喚起する天平人の〈信〉――和辻哲郎『古寺巡礼』における『日本霊異記』理解が意味するもの 冨樫進
【研究ノート】『日本霊異記』に記される称徳女帝のすがた――『続日本紀』が伝えないもの 大熊かのこ
古代日本の神仏習合思想――〈神身離脱〉と〈護法善神〉 山口敦史
『梵網経』注釈書における孝について 小泉礼子
日本国で仏典を注釈すること――善珠『梵網経略抄』を例に 渡部亮一
諸国仏名懺悔会と菅原道真「懺悔会作」 奥田和広
【研究ノート】「経を誦ず」「念誦」する源氏――須磨・明石巻に見る源氏の祈り 加藤希
女たちの戒律――『狭衣物語』と『梵網経』 本橋裕美
月は何をあらわすか―浄土・仏・衆生 尾留川方孝
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3,520
冨樫 進編 、勉誠社 、2026 、288p 、A5判
奈良時代から平安時代中期に撰述された仏典注釈や論書・説話集などの文献資料。 もともとはインドの言語(梵字・悉曇)で記されたこれらの資料はどのように漢語や和語に翻訳され、どのように、日本文化に受容されていったのか。 『万葉集』『日本霊異記』はもとより、記紀・神話・平安期の漢詩文や女流文学、近代の哲学者・和辻哲郎まで幅広い視点から、仏典注釈から発信された知識が日本文学・思想・文化へ与えた影響を解明する。 目次 はじめに 冨樫進 巨大仏と神話的思考 序説 津田博幸 〈カギ穴抜け〉モチーフから『古事記』三輪山伝説を読む 佐藤陽 『日本書紀』のなかの仏教伝来――疫病の流行に注目して 吉原美響 【研究ノート】ヒルコはなぜ〈邪悪〉な存在として描かれるのか――古代仏教との関わりから 稲生知子 万葉歌と仏教――「願」を詠むことについて 保坂秀子 大伴家持の祈雨歌と仏教思想の接点―「わたつみの沖つ宮辺」をめぐって 鈴木道代 『日本霊異記』上巻第二十五縁における大神高市万侶(大三輪高市麻呂)説話の特質 大塚千紗子 吉祥天女像が喚起する天平人の〈信〉――和辻哲郎『古寺巡礼』における『日本霊異記』理解が意味するもの 冨樫進 【研究ノート】『日本霊異記』に記される称徳女帝のすがた――『続日本紀』が伝えないもの 大熊かのこ 古代日本の神仏習合思想――〈神身離脱〉と〈護法善神〉 山口敦史 『梵網経』注釈書における孝について 小泉礼子 日本国で仏典を注釈すること――善珠『梵網経略抄』を例に 渡部亮一 諸国仏名懺悔会と菅原道真「懺悔会作」 奥田和広 【研究ノート】「経を誦ず」「念誦」する源氏――須磨・明石巻に見る源氏の祈り 加藤希 女たちの戒律――『狭衣物語』と『梵網経』 本橋裕美 月は何をあらわすか―浄土・仏・衆生 尾留川方孝

国策紙芝居からみる日本の戦争Ⅱ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
11,000
神奈川大学非文字資料研究センター「戦時下国策紙芝居と大衆メディアの研究」班 編著、勉誠社、2026年・・・
納入までに3週間ほどかかります。


『桃太郎』や『花咲かじいさん』といったなじみのある昔話や民話を改変し、戦争における日本の正統性を子ども達に植え付け、戦意発揚を目的として作成された「国策紙芝居」。
1930年代後半から日本教育紙芝居協会を中心に作成され配布された国策紙芝居は、当時、1000種類ほど作られたというが、その全体像はいまだ不明な点が多く残されている。
本書は、2018年に刊行した『国策紙芝居からみる日本の戦争』未収録の、国内外に保存されている国策紙芝居287点を、あらすじとともに、フルカラーで紹介。
紙芝居にかかわった人物の経験に深く潜り込みながら、その思想や意識のありようを描き、また、植民地や戦場、銃後の経験のなかで紙芝居という文化がどのように意識化されたかを考察する論考を収録。
国策紙芝居を通して、当時の戦争に対する見方や、日本を取り巻いていた状況を知ることのできる一冊。
目次
まえがき 新垣夢乃

Ⅰ 解題篇
凡例・紙芝居解題リスト
解題

Ⅱ 論考篇
総論 戦時紙芝居(いわゆる「国策紙芝居」)研究の成果と課題 大串潤児
国策紙芝居にみる〈美談〉と心の戦争 原田広
紙芝居を創る人びと――戦時紙芝居論Ⅱ 大串潤児
戦時下の紙芝居は労働者をどのように描いたか――『ひるがへる日章旗:産報画劇』における鉱山労働者の描写を事例に 松本和樹
二流の悲哀、あるいは現実から目を背けた紙芝居――戦時下における松永健哉の足跡から 鈴木一史
山口正明の紙芝居教育について――教育における「感激」の戦中と戦後 新垣夢乃
画家宮田弥太郎が描いた「華麗島」 邱昱翔

Ⅲ データ篇
戦時下紙芝居全国調査【補訂版】について
戦時下紙芝居全国調査【補訂版】データ篇

執筆者一覧
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求
11,000
神奈川大学非文字資料研究センター「戦時下国策紙芝居と大衆メディアの研究」班 編著 、勉誠社 、2026年3月 、480p 、A4判
納入までに3週間ほどかかります。 『桃太郎』や『花咲かじいさん』といったなじみのある昔話や民話を改変し、戦争における日本の正統性を子ども達に植え付け、戦意発揚を目的として作成された「国策紙芝居」。 1930年代後半から日本教育紙芝居協会を中心に作成され配布された国策紙芝居は、当時、1000種類ほど作られたというが、その全体像はいまだ不明な点が多く残されている。 本書は、2018年に刊行した『国策紙芝居からみる日本の戦争』未収録の、国内外に保存されている国策紙芝居287点を、あらすじとともに、フルカラーで紹介。 紙芝居にかかわった人物の経験に深く潜り込みながら、その思想や意識のありようを描き、また、植民地や戦場、銃後の経験のなかで紙芝居という文化がどのように意識化されたかを考察する論考を収録。 国策紙芝居を通して、当時の戦争に対する見方や、日本を取り巻いていた状況を知ることのできる一冊。 目次 まえがき 新垣夢乃 Ⅰ 解題篇 凡例・紙芝居解題リスト 解題 Ⅱ 論考篇 総論 戦時紙芝居(いわゆる「国策紙芝居」)研究の成果と課題 大串潤児 国策紙芝居にみる〈美談〉と心の戦争 原田広 紙芝居を創る人びと――戦時紙芝居論Ⅱ 大串潤児 戦時下の紙芝居は労働者をどのように描いたか――『ひるがへる日章旗:産報画劇』における鉱山労働者の描写を事例に 松本和樹 二流の悲哀、あるいは現実から目を背けた紙芝居――戦時下における松永健哉の足跡から 鈴木一史 山口正明の紙芝居教育について――教育における「感激」の戦中と戦後 新垣夢乃 画家宮田弥太郎が描いた「華麗島」 邱昱翔 Ⅲ データ篇 戦時下紙芝居全国調査【補訂版】について 戦時下紙芝居全国調査【補訂版】データ篇 執筆者一覧

世界女帝事典

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,940
義江明子・氣賀澤保規・井野瀬久美惠 編、勉誠社、2026年6月、368p、A5判・並製
古今東西の女性執政者を網羅!
古代から現代まで、世界史上に現れた女帝や女王、摂政、母后などの女性執政者や小国の領主約150名を19地域に分けて紹介し、各時代・地域の第一人者がその事蹟・意義を詳細に解説。
さらに人物を生み出した地域的、時代的な特質や背景を解説した地域概説、
日本・アジア・ヨーロッパを中心とした地域を比較検討した総論も収録。
カラー口絵や系図、現代の女性政治家・神話伝承・モノや表象(銅像、絵画、映画など)に関する多彩なコラムのほか、巻末に女帝の在位期間と世界の動きを比較できる年表、人名索引を収載した、女帝にまつわる本邦初の事典。

◆日本:双系社会の長老女性、父系の「家」の後家
◆中国
中国前半史(上古~九世紀):中国女性執政者と男系血統主義
中国後半史(十世紀~現代):女帝の出現を阻むもの
◆朝鮮:男系双系のはざまで
◆東南アジア:双系制社会と女性支配者
◆南アジア:南アジアの王権と女性
◆中央アジア・西アジア:イスラーム世界の女性観と草原の慣習
◆古代地中海世界・マケドニア・ビザンツ:市民共同体国家から帝国へ
◆ポーランド・ハンガリー・ロシア:例外としての「女帝の世紀」
◆ドイツ・オーストリア:権力分散型君主国家の家門と女性
◆ベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ):大国の狭間に立つ女性君主たち
◆北欧:王国の系譜と女王
◆フランス:政治の表舞台に立つ王の妻、王の母
◆イタリア:諸権力の狭間に生まれた女性執政者のトポス
◆イベリア半島:同君連合を出発点とする国家統合
◆イギリス(イングランド・スコットランド):「議会の中の君主」への道
◆アフリカ:権力構造とジェンダー認識―史実と伝承の間を読む
◆北米:北米先住民の女性長老たち
◆メキシコ・中米・南米:マヤ文明の女性支配者
◆オセアニア:欧米との接触のなかで―ポリネシアを中心に

納入までに3週間ほどかかります。
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5,940
義江明子・氣賀澤保規・井野瀬久美惠 編 、勉誠社 、2026年6月 、368p 、A5判・並製
古今東西の女性執政者を網羅! 古代から現代まで、世界史上に現れた女帝や女王、摂政、母后などの女性執政者や小国の領主約150名を19地域に分けて紹介し、各時代・地域の第一人者がその事蹟・意義を詳細に解説。 さらに人物を生み出した地域的、時代的な特質や背景を解説した地域概説、 日本・アジア・ヨーロッパを中心とした地域を比較検討した総論も収録。 カラー口絵や系図、現代の女性政治家・神話伝承・モノや表象(銅像、絵画、映画など)に関する多彩なコラムのほか、巻末に女帝の在位期間と世界の動きを比較できる年表、人名索引を収載した、女帝にまつわる本邦初の事典。 ◆日本:双系社会の長老女性、父系の「家」の後家 ◆中国 中国前半史(上古~九世紀):中国女性執政者と男系血統主義 中国後半史(十世紀~現代):女帝の出現を阻むもの ◆朝鮮:男系双系のはざまで ◆東南アジア:双系制社会と女性支配者 ◆南アジア:南アジアの王権と女性 ◆中央アジア・西アジア:イスラーム世界の女性観と草原の慣習 ◆古代地中海世界・マケドニア・ビザンツ:市民共同体国家から帝国へ ◆ポーランド・ハンガリー・ロシア:例外としての「女帝の世紀」 ◆ドイツ・オーストリア:権力分散型君主国家の家門と女性 ◆ベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ):大国の狭間に立つ女性君主たち ◆北欧:王国の系譜と女王 ◆フランス:政治の表舞台に立つ王の妻、王の母 ◆イタリア:諸権力の狭間に生まれた女性執政者のトポス ◆イベリア半島:同君連合を出発点とする国家統合 ◆イギリス(イングランド・スコットランド):「議会の中の君主」への道 ◆アフリカ:権力構造とジェンダー認識―史実と伝承の間を読む ◆北米:北米先住民の女性長老たち ◆メキシコ・中米・南米:マヤ文明の女性支配者 ◆オセアニア:欧米との接触のなかで―ポリネシアを中心に 納入までに3週間ほどかかります。

書物の時代の宗教  日本近世における神と仏の変遷(アジア遊学287)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
岸本覚 曽根原理 編、勉誠出版、2023、256p、A5判
アジア遊学287
日本近世の宗教は、出版文化の発達により大きな転換を迎える。
中世までの写本の時代と異なり、木版・整版による出版が商業的に発達し、明治以降の洋式活字出版の時代とも異なる、一つの時代が形成されたのである。
そのような流れの中で、仏神のイメージや宗教環境はどのように変化したのか。
民間のカミ、為政者たちが崇める仏神、そして東照宮を頂点とする国家の宗教体系は、近世社会とどのような関わりを持ったのか。
書物との関係を射程に入れて、社会情勢や文化現象の中で揺れ動く宗教の姿を読み解く。
序文 岸本覚・曽根原理
Ⅰ 近世の書物と宗教文化
近世人の死と葬礼についての覚書 横田冬彦
森尚謙著『護法資治論』について W. J. ボート
六如慈周と近世天台宗教団 曽根原理
〔コラム〕おみくじと御籤本 若尾政希
Ⅱ 『大成経』と秘伝の世界
禅僧たちの『大成経』受容 佐藤俊晃
『大成経』の灌伝書・秘伝書の構造とその背景―潮音道海から、依田貞鎮(徧無為)・平繁仲を経て、東嶺円慈への灌伝伝受の過程に M. M. E. バウンステルス
増穂残口と『先代旧事本紀大成経』 湯浅佳子
〔コラム〕『大成経』研究のすゝめ W. J. ボート
Ⅲ カミとホトケの系譜
東照大権現の性格―「久能山東照宮御奇瑞覚書」を事例として 山澤学
修正会の乱声と鬼走り―大和と伊賀のダダをめぐって 福原敏男
人を神に祀る神社の起源―香椎宮を中心として 佐藤眞人
〔コラム〕東照大権現の本地 中川仁喜
Ⅳ 近世社会と宗教儀礼
「宗門檀那請合之掟」の流布と併載記事 朴澤直秀
因伯神職による神葬祭〈諸国類例書〉の作成と江戸調査 岸本覚
孝明天皇の「祈り」と尊王攘夷思想 大川真
〔コラム〕二つの神格化 曽根原理

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3,080
岸本覚 曽根原理 編 、勉誠出版 、2023 、256p 、A5判
アジア遊学287 日本近世の宗教は、出版文化の発達により大きな転換を迎える。 中世までの写本の時代と異なり、木版・整版による出版が商業的に発達し、明治以降の洋式活字出版の時代とも異なる、一つの時代が形成されたのである。 そのような流れの中で、仏神のイメージや宗教環境はどのように変化したのか。 民間のカミ、為政者たちが崇める仏神、そして東照宮を頂点とする国家の宗教体系は、近世社会とどのような関わりを持ったのか。 書物との関係を射程に入れて、社会情勢や文化現象の中で揺れ動く宗教の姿を読み解く。 序文 岸本覚・曽根原理 Ⅰ 近世の書物と宗教文化 近世人の死と葬礼についての覚書 横田冬彦 森尚謙著『護法資治論』について W. J. ボート 六如慈周と近世天台宗教団 曽根原理 〔コラム〕おみくじと御籤本 若尾政希 Ⅱ 『大成経』と秘伝の世界 禅僧たちの『大成経』受容 佐藤俊晃 『大成経』の灌伝書・秘伝書の構造とその背景―潮音道海から、依田貞鎮(徧無為)・平繁仲を経て、東嶺円慈への灌伝伝受の過程に M. M. E. バウンステルス 増穂残口と『先代旧事本紀大成経』 湯浅佳子 〔コラム〕『大成経』研究のすゝめ W. J. ボート Ⅲ カミとホトケの系譜 東照大権現の性格―「久能山東照宮御奇瑞覚書」を事例として 山澤学 修正会の乱声と鬼走り―大和と伊賀のダダをめぐって 福原敏男 人を神に祀る神社の起源―香椎宮を中心として 佐藤眞人 〔コラム〕東照大権現の本地 中川仁喜 Ⅳ 近世社会と宗教儀礼 「宗門檀那請合之掟」の流布と併載記事 朴澤直秀 因伯神職による神葬祭〈諸国類例書〉の作成と江戸調査 岸本覚 孝明天皇の「祈り」と尊王攘夷思想 大川真 〔コラム〕二つの神格化 曽根原理 納入までに3週間ほどかかります。

聖徳太子信仰とは何か

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,180
榊原史子 著、勉誠社、2021年12月、280p、四六判
日本文化に多大な影響を与えた信仰の全貌をわかりやすく解説!
聖徳太子に帰依し、礼拝し、供養する信仰―聖徳太子信仰。
太子への思いは絵画や彫像に表現され、太子の威徳が記された伝記も数多く書かれてきた。
また、その信仰は今に受け継がれ、法隆寺や四天王寺など太子が建立したとされる寺院が各地に存在し、大工・左官・鍛冶などの職人たちによる聖徳太子像参拝(太子講)が行われている。
史資料をひもとき、信仰の発生と発展、伝説・伝承、関連人物、文学・美術作品などを解説。あわせてゆかりの寺院・神社、史跡を紹介する。
聖徳太子没後1400年御遠忌記念出版。

目次

はじめに

第一章 聖徳太子信仰の成立
一 聖徳太子の事績
二 聖徳太子の伝説
三 聖徳太子についての研究
四 「聖徳太子」の誕生
五 聖徳太子伝と信仰の発生
六 聖から救世観音菩薩へ

第二章 聖徳太子信仰の霊場
一 法隆寺
二 四天王寺

第三章 法隆寺と四天王寺の対抗意識―聖徳太子信仰の中心地をめぐって
一 「四節文」と『四天王寺縁起』
二 原行本『聖徳太子伝暦』と「四節文」
三法隆寺の整備事業と「聖徳太子未来記」の出現、そして『天王寺秘決』と『太子伝古今目録抄』

第四章 霊場の増加
一 聖徳太子が創建したとされる寺院
二 聖徳太子に関係する神社、仏堂

第五章 太子への思い
一 初期の信仰
二 平安時代の学者と貴族
三 秦氏、惟宗氏
四 四天王寺の参拝者たち
五 鎌倉時代の武家
六 僧侶たちの聖徳太子信仰

第六章 平安時代の文学作品における聖徳太子―女性と聖徳太子信仰
一 『三宝絵』
二 『源氏物語』

第七章 聖徳太子信仰の美術
一 聖徳太子絵伝
二 聖徳太子像

第八章 太子講
一 太子講とは
二 太子講の事例
三 大工さんの日

第九章 文化の創始者聖徳太子
一 建築技術
二 華道
三 製紙技術
四 香
五 伎楽

おわりに
参考文献

納入までに3週間ほどかかります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
4,180
榊原史子 著 、勉誠社 、2021年12月 、280p 、四六判
日本文化に多大な影響を与えた信仰の全貌をわかりやすく解説! 聖徳太子に帰依し、礼拝し、供養する信仰―聖徳太子信仰。 太子への思いは絵画や彫像に表現され、太子の威徳が記された伝記も数多く書かれてきた。 また、その信仰は今に受け継がれ、法隆寺や四天王寺など太子が建立したとされる寺院が各地に存在し、大工・左官・鍛冶などの職人たちによる聖徳太子像参拝(太子講)が行われている。 史資料をひもとき、信仰の発生と発展、伝説・伝承、関連人物、文学・美術作品などを解説。あわせてゆかりの寺院・神社、史跡を紹介する。 聖徳太子没後1400年御遠忌記念出版。 目次 はじめに 第一章 聖徳太子信仰の成立 一 聖徳太子の事績 二 聖徳太子の伝説 三 聖徳太子についての研究 四 「聖徳太子」の誕生 五 聖徳太子伝と信仰の発生 六 聖から救世観音菩薩へ 第二章 聖徳太子信仰の霊場 一 法隆寺 二 四天王寺 第三章 法隆寺と四天王寺の対抗意識―聖徳太子信仰の中心地をめぐって 一 「四節文」と『四天王寺縁起』 二 原行本『聖徳太子伝暦』と「四節文」 三法隆寺の整備事業と「聖徳太子未来記」の出現、そして『天王寺秘決』と『太子伝古今目録抄』 第四章 霊場の増加 一 聖徳太子が創建したとされる寺院 二 聖徳太子に関係する神社、仏堂 第五章 太子への思い 一 初期の信仰 二 平安時代の学者と貴族 三 秦氏、惟宗氏 四 四天王寺の参拝者たち 五 鎌倉時代の武家 六 僧侶たちの聖徳太子信仰 第六章 平安時代の文学作品における聖徳太子―女性と聖徳太子信仰 一 『三宝絵』 二 『源氏物語』 第七章 聖徳太子信仰の美術 一 聖徳太子絵伝 二 聖徳太子像 第八章 太子講 一 太子講とは 二 太子講の事例 三 大工さんの日 第九章 文化の創始者聖徳太子 一 建築技術 二 華道 三 製紙技術 四 香 五 伎楽 おわりに 参考文献 納入までに3週間ほどかかります。

古代・中世の境界意識と文化交流

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
竹田和夫 編、勉誠出版、2011年6月、368 頁、A5判上製
日本の東西南北の境界を歴史学・考古学・文化財学の視点から再検証
日本列島の四至(東西南北の境界)は古代の延喜式を始め、中世の文書や物語に散見される。東の境界は陸奥・蝦夷が島、西は九州・鬼界島、南は土佐・熊野、そして北辺は佐渡とされている。これは現代の東西南北の地理感覚とは異なり古代中世特有の感覚であると考えられる。本書では、日本列島の境界の意識と有形・無形の文化の痕跡を明らかにする。

<目次>

序文 古代・中世の国家領域と交流 竹田和夫
第1部 日本の境界文化を俯瞰する
 (1) 考古学・歴史学から見た境界
   古代北辺における城と軍事 坂井秀弥
   北辺をこえた女真人 川崎保
   日本古代の境界認識と文字資料 中林隆之
   古代日本の境界意識と信仰
   ―古代北方地域の事例を中心に― 三上喜孝
   LequiosのなかのIapam―境界の琉球、中心の琉球― 村井章介 
   アジアから見た日本の境界 関周一
   中世都市の境界 高橋慎一朗
   境界にのぞむ城郭 萩原三雄
   境界へ向かう土器―手づくねかわらけ― 八重樫忠郎
 (2) 現代の習俗・信仰から境界文化を遡る
   羽黒権現本地仏成立考
   ―北辺における本地仏設定の一様相として―
    長坂一郎
  境界の魔除け 飯島康夫
  漁労習俗から見た列島の境界 池田哲夫
第2部 古代・中世の「東」「西」「南」「北」を探る
 (1) 北の境界
  「北辺」の境界佐渡について―文献・考古・民俗学の視点から― 竹田和夫
   北辺にとどまるモノと越境するモノ 水澤幸一
 (2) 東の境界
   仏教の北漸と境界観念の形成 菅野成寛
 (3) 南の境界
   境界・周縁としての熊野 伊藤裕偉
   文献から見た境界としての熊野・土佐 綿貫友子
 (4) 西の境界
  「西」の境界、西北九州の遺構と遺物 大庭康時
   古代・中世のリュウキュウ・キカイガシマ 永山修一
   日本と中国の〈境界〉―日明関係を中心に― 橋本雄
   境界への逃亡 柳原敏昭

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竹田和夫 編 、勉誠出版 、2011年6月 、368 頁 、A5判上製
日本の東西南北の境界を歴史学・考古学・文化財学の視点から再検証 日本列島の四至(東西南北の境界)は古代の延喜式を始め、中世の文書や物語に散見される。東の境界は陸奥・蝦夷が島、西は九州・鬼界島、南は土佐・熊野、そして北辺は佐渡とされている。これは現代の東西南北の地理感覚とは異なり古代中世特有の感覚であると考えられる。本書では、日本列島の境界の意識と有形・無形の文化の痕跡を明らかにする。 <目次> 序文 古代・中世の国家領域と交流 竹田和夫 第1部 日本の境界文化を俯瞰する  (1) 考古学・歴史学から見た境界    古代北辺における城と軍事 坂井秀弥    北辺をこえた女真人 川崎保    日本古代の境界認識と文字資料 中林隆之    古代日本の境界意識と信仰    ―古代北方地域の事例を中心に― 三上喜孝    LequiosのなかのIapam―境界の琉球、中心の琉球― 村井章介     アジアから見た日本の境界 関周一    中世都市の境界 高橋慎一朗    境界にのぞむ城郭 萩原三雄    境界へ向かう土器―手づくねかわらけ― 八重樫忠郎  (2) 現代の習俗・信仰から境界文化を遡る    羽黒権現本地仏成立考    ―北辺における本地仏設定の一様相として―     長坂一郎   境界の魔除け 飯島康夫   漁労習俗から見た列島の境界 池田哲夫 第2部 古代・中世の「東」「西」「南」「北」を探る  (1) 北の境界   「北辺」の境界佐渡について―文献・考古・民俗学の視点から― 竹田和夫    北辺にとどまるモノと越境するモノ 水澤幸一  (2) 東の境界    仏教の北漸と境界観念の形成 菅野成寛  (3) 南の境界    境界・周縁としての熊野 伊藤裕偉    文献から見た境界としての熊野・土佐 綿貫友子  (4) 西の境界   「西」の境界、西北九州の遺構と遺物 大庭康時    古代・中世のリュウキュウ・キカイガシマ 永山修一    日本と中国の〈境界〉―日明関係を中心に― 橋本雄    境界への逃亡 柳原敏昭 納入までに3週間ほどかかります。

増補改訂版 明恵上人夢記 訳注

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
奥田勲・平野多恵・前川健一 編、勉誠社、2024年11月、584p、A5判上製
八〇〇年前の夢の記録。鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。高山寺以外の各所に分散所蔵されており、全体を見渡しての研究が困難であった明恵上人の山外本「夢記」をはじめて網羅的に収集。それらの影印・解題・目録及び夢記一点ごとの翻刻・訓読・現代語訳・考察を収載した、明恵上人夢記研究における画期的な基礎文献。二〇一五年に刊行後、早々に品切となった同書を増補改訂。新出の夢記四点を含む増補改訂を施した決定版!

目次

口絵

増補改訂版の刊行に寄せて
緒言

凡例

Ⅰ 影印
(1)1―10 建永二年、承元三年、建暦元年夢記第四紙・第五紙紙背(京都国立博物館蔵)
(2)1―14 建暦三年二月二十九日夢記(法楽寺蔵)
(3)2―1 某年正月七日より三十日夢記(香雪美術館蔵)
(4)2―2 某年某月、二月夢記(陽明文庫蔵)
(5)2―12 某年八月夢記(個人蔵)
(6)2―15 某年十一月二日夢記(個人蔵)
(7)2―15 某年十一月二日夢記紙背
(8)2―17 某年十二月十五日夢記(五島美術館蔵)
(9)2―19 某年十二月二十九日夢記(石水博物館蔵1号手鑑)
(10)2―20 某年三月十八日、去年冬比夢記(青井義夫氏蔵)
(11)2―23 某年三月五日夢記(和歌山県立博物館蔵)
(12)3―17 某年月十二三日夢記(植松明子氏蔵)
(13)4―15 夢記(同後夜)(大垣博氏蔵)

Ⅱ 解題
 一 「明恵上人夢記」について
 二 山外本「夢記」解説

Ⅲ 目録
 凡 例
 第1部(年の記載のあるもの)
 第2部(月日の記載のみのもの)
 第3部(日の記載のみのもの)
 第4部(年月日の記載を欠くもの)

Ⅳ 訳注
 凡 例
 第1部(1~21)
 第2部(1~24)
 第3部(1~18)
 第4部(1~15)

Ⅴ 資料
 1 夢記年表
 2 明恵略年表
 3 参考文献一覧
 4 事項索引
 5 人名一覧
あとがき

謝辞

執筆者一覧

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奥田勲・平野多恵・前川健一 編 、勉誠社 、2024年11月 、584p 、A5判上製
八〇〇年前の夢の記録。鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。高山寺以外の各所に分散所蔵されており、全体を見渡しての研究が困難であった明恵上人の山外本「夢記」をはじめて網羅的に収集。それらの影印・解題・目録及び夢記一点ごとの翻刻・訓読・現代語訳・考察を収載した、明恵上人夢記研究における画期的な基礎文献。二〇一五年に刊行後、早々に品切となった同書を増補改訂。新出の夢記四点を含む増補改訂を施した決定版! 目次 口絵 増補改訂版の刊行に寄せて 緒言 凡例 Ⅰ 影印 (1)1―10 建永二年、承元三年、建暦元年夢記第四紙・第五紙紙背(京都国立博物館蔵) (2)1―14 建暦三年二月二十九日夢記(法楽寺蔵) (3)2―1 某年正月七日より三十日夢記(香雪美術館蔵) (4)2―2 某年某月、二月夢記(陽明文庫蔵) (5)2―12 某年八月夢記(個人蔵) (6)2―15 某年十一月二日夢記(個人蔵) (7)2―15 某年十一月二日夢記紙背 (8)2―17 某年十二月十五日夢記(五島美術館蔵) (9)2―19 某年十二月二十九日夢記(石水博物館蔵1号手鑑) (10)2―20 某年三月十八日、去年冬比夢記(青井義夫氏蔵) (11)2―23 某年三月五日夢記(和歌山県立博物館蔵) (12)3―17 某年月十二三日夢記(植松明子氏蔵) (13)4―15 夢記(同後夜)(大垣博氏蔵) Ⅱ 解題  一 「明恵上人夢記」について  二 山外本「夢記」解説 Ⅲ 目録  凡 例  第1部(年の記載のあるもの)  第2部(月日の記載のみのもの)  第3部(日の記載のみのもの)  第4部(年月日の記載を欠くもの) Ⅳ 訳注  凡 例  第1部(1~21)  第2部(1~24)  第3部(1~18)  第4部(1~15) Ⅴ 資料  1 夢記年表  2 明恵略年表  3 参考文献一覧  4 事項索引  5 人名一覧 あとがき 謝辞 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

宗教芸能としての能楽 (アジア遊学265)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
高橋悠介 編、勉誠出版、2022年1月、280 頁
寺社文化圏や唱導との関わりの中から、多くの作品が生み出されてきた能楽。
能作品には、中世の寺社のありようや信仰、学問、宗教文化が反映されているが、その宗教的な背景は、未だ充分に明らかにされていない部分が多い。
中世日本の宗教的な知は、どのように能楽に流れ込み、作品世界を形成していったのか。
能作品や能楽論の中の仏教や神祇に関わる面を掘り下げることで、宗教芸能としての能楽について考えるとともに、能を通して、室町の宗教文化の一端を明らかにする。

<目次>

序言 高橋悠介

1、能をめぐる宗教的環境/能に描かれる宗教空間
除魔・結界の呪法と芸能―「翁」の成立環境と、その近隣 大東敬明
春日若宮と能楽―若宮臨時祭、法楽能、祈雨立願能をめぐって 天野文雄
謡曲《絵馬》管見―長禄三年伊勢斎宮の旅 芳澤元
能《巻絹》に描かれた熊野の神仏 高橋悠介

2、能作品と仏教説話/唱導/要句
韋駄天説話の源流と変容―唐宋代の諸伝承と律学受講の場を視点に 西谷功
能《安字》の説話的考察―文字を買う話と男装の論理 岩崎雅彦
能《海士》の構想 中野顕正
能《重衡》の表現と思想―「寒林に骨を打つ霊鬼は」の句をめぐって 猪瀬千尋
能における宗教関係語句一斑―《放下僧・春日龍神・楊貴妃・草子洗・三輪》について 落合博志
【コラム】「狂人走れば不狂人も走る」攷―《関寺小町》試注 佐藤嘉惟

3、能楽論・能作品と教説の間
世阿弥と如来蔵―「離見の見」の内包するもの 小川豊生
能《芭蕉》の構想と草木成仏説 髙尾祐太
《求塚》の堕地獄と論理 中嶋謙昌
【コラム】術婆伽説話の生成と展開―恋は病か、破戒か、神を招くか 平間尚子

4、謡曲注釈学の黎明期
【コラム】『江口本聞書』―初期の謡曲注釈書とその伝来 高橋悠介
吉田兼右・兼見の謡曲註釈と『謡抄』―『謡抄』前史の謡曲註釈と吉田神道 野上潤一

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高橋悠介 編 、勉誠出版 、2022年1月 、280 頁
寺社文化圏や唱導との関わりの中から、多くの作品が生み出されてきた能楽。 能作品には、中世の寺社のありようや信仰、学問、宗教文化が反映されているが、その宗教的な背景は、未だ充分に明らかにされていない部分が多い。 中世日本の宗教的な知は、どのように能楽に流れ込み、作品世界を形成していったのか。 能作品や能楽論の中の仏教や神祇に関わる面を掘り下げることで、宗教芸能としての能楽について考えるとともに、能を通して、室町の宗教文化の一端を明らかにする。 <目次> 序言 高橋悠介 1、能をめぐる宗教的環境/能に描かれる宗教空間 除魔・結界の呪法と芸能―「翁」の成立環境と、その近隣 大東敬明 春日若宮と能楽―若宮臨時祭、法楽能、祈雨立願能をめぐって 天野文雄 謡曲《絵馬》管見―長禄三年伊勢斎宮の旅 芳澤元 能《巻絹》に描かれた熊野の神仏 高橋悠介 2、能作品と仏教説話/唱導/要句 韋駄天説話の源流と変容―唐宋代の諸伝承と律学受講の場を視点に 西谷功 能《安字》の説話的考察―文字を買う話と男装の論理 岩崎雅彦 能《海士》の構想 中野顕正 能《重衡》の表現と思想―「寒林に骨を打つ霊鬼は」の句をめぐって 猪瀬千尋 能における宗教関係語句一斑―《放下僧・春日龍神・楊貴妃・草子洗・三輪》について 落合博志 【コラム】「狂人走れば不狂人も走る」攷―《関寺小町》試注 佐藤嘉惟 3、能楽論・能作品と教説の間 世阿弥と如来蔵―「離見の見」の内包するもの 小川豊生 能《芭蕉》の構想と草木成仏説 髙尾祐太 《求塚》の堕地獄と論理 中嶋謙昌 【コラム】術婆伽説話の生成と展開―恋は病か、破戒か、神を招くか 平間尚子 4、謡曲注釈学の黎明期 【コラム】『江口本聞書』―初期の謡曲注釈書とその伝来 高橋悠介 吉田兼右・兼見の謡曲註釈と『謡抄』―『謡抄』前史の謡曲註釈と吉田神道 野上潤一 納入までに3週間ほどかかります。

平安朝詩文論集

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200
後藤昭雄 著、勉誠社、2024年9月、536p、A5判上製
平安朝において漢詩文は、学問の中心として大きな位置を占めていた。
国家儀礼はもとより、官吏登用試験、公的な宴の場や歴史書編纂、さらには宗教の場などにおいても、漢学の素養の有無がそこに関わる人物の評価に大きく関わるものであった。
平安朝の文人たちが残した漢文資料の一文字一文字と真摯に向き合い、内容を読解。
彼らの学問環境、史的位置づけと重ね合わせることで、平安朝の漢詩文をめぐる歴史的状況を明らかにする。
長年に亙って平安朝の漢文学研究に携わってきた著者の最新論文集。

目次

はじめに

一 文学史研究
1 平安朝における『孝経』の受容
2 平安朝人は『後漢書』をいかに読んだか―吉川忠夫訓注『後漢書』第一冊を読んで
3 中国へ伝えられた日本人の著作―淡海三船の『大乗起信論注』
4 淡海三船「南山の智上人に贈る」詩について
5 「銅雀台」―勅撰三集の楽府と艶情
6 嵯峨朝における「新楽府」受容について
7 日唐間における経典の往還―『千手儀軌』の伝流
8 仁明朝の宮廷文学と東アジア
9 桜の文学小史
10 菅原是善の願文と王勃の文章
11 延喜二十二年大宰府返牒考
12 『言泉集』所引の平安中期願文資料
13 尚歯会と書と絵
14 平安朝における白居易「劉白唱和集解」の受容
15 大江匡衡と『文選』
16 呉越と平安朝の漢学
17 『本朝文粋』の文人―上位入集者とその作品
18 『本朝文粋』の一首の詩序と『明衡往来』の一通の書状
19 白居易「諭友詩」の本文―我が国に残る古写本

二 文人伝研究
20 『経国集』の作者序論
21 空海の周辺―勅撰詩集作者との交渉
22 勅撰三集の詩と歴史学
23 『扶桑集』の詩人
24 文人たちの交友―藤原行成を軸として
25 源為憲と藤原有国の交渉について
26 創り出された平安朝詩人―『本朝一人一首』の過誤

【付載】
27 史料所載平安朝詩詩題索引

あとがき
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後藤昭雄 著 、勉誠社 、2024年9月 、536p 、A5判上製
平安朝において漢詩文は、学問の中心として大きな位置を占めていた。 国家儀礼はもとより、官吏登用試験、公的な宴の場や歴史書編纂、さらには宗教の場などにおいても、漢学の素養の有無がそこに関わる人物の評価に大きく関わるものであった。 平安朝の文人たちが残した漢文資料の一文字一文字と真摯に向き合い、内容を読解。 彼らの学問環境、史的位置づけと重ね合わせることで、平安朝の漢詩文をめぐる歴史的状況を明らかにする。 長年に亙って平安朝の漢文学研究に携わってきた著者の最新論文集。 目次 はじめに 一 文学史研究 1 平安朝における『孝経』の受容 2 平安朝人は『後漢書』をいかに読んだか―吉川忠夫訓注『後漢書』第一冊を読んで 3 中国へ伝えられた日本人の著作―淡海三船の『大乗起信論注』 4 淡海三船「南山の智上人に贈る」詩について 5 「銅雀台」―勅撰三集の楽府と艶情 6 嵯峨朝における「新楽府」受容について 7 日唐間における経典の往還―『千手儀軌』の伝流 8 仁明朝の宮廷文学と東アジア 9 桜の文学小史 10 菅原是善の願文と王勃の文章 11 延喜二十二年大宰府返牒考 12 『言泉集』所引の平安中期願文資料 13 尚歯会と書と絵 14 平安朝における白居易「劉白唱和集解」の受容 15 大江匡衡と『文選』 16 呉越と平安朝の漢学 17 『本朝文粋』の文人―上位入集者とその作品 18 『本朝文粋』の一首の詩序と『明衡往来』の一通の書状 19 白居易「諭友詩」の本文―我が国に残る古写本 二 文人伝研究 20 『経国集』の作者序論 21 空海の周辺―勅撰詩集作者との交渉 22 勅撰三集の詩と歴史学 23 『扶桑集』の詩人 24 文人たちの交友―藤原行成を軸として 25 源為憲と藤原有国の交渉について 26 創り出された平安朝詩人―『本朝一人一首』の過誤 【付載】 27 史料所載平安朝詩詩題索引 あとがき 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

もやもや日本近代美術 境界を揺るがす視覚イメージ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,280
増野恵子・安松みゆき・河田明久・志邨匠子・瀧井直子・奥間政作・石井香絵 編、勉誠社、2022、488・・・
「美術」と「美術以外」の間に引かれてきた境界線。
江戸と明治、伝統と西洋文化、書画骨董と調度品、東京と地方、日本と海外……。
様々な「狭間」の中に生じ、「日本近代美術史」の周辺や外部、スキマに山積されている「もやもや」している問題を探る画期的な一冊!
【図版点数200点超!】
目次
カラー口絵
まえがき 増野恵子
【序章】歴史の形成と視覚イメージ―近代土下座考 丹尾安典
第1部 それは美術なのか?
明治工芸で考えるオリジナリティをめぐる主従関係―渡辺省亭・河村蜻山・沼田一雅 岡本隆志
毛筆習字教育の存廃をめぐる諸問題 志邨匠子
近代歴史画の萌芽―国立銀行紙幣の歴史・神話イメージ 増野恵子
第2部 場はイメージとどうかかわるか?
ヒトラーへの贈り物・ヒトラーからの贈り物―いびつな美術交流の様相 安松みゆき
エト源次郎とスチュアート・キューリンをめぐって 瀧井直子
幕末明治初期京都と田村宗立考 石井香絵
絵師たちの「世代わり」―琉球処分と沖縄の絵師達 奥間政作
第3部 これも美術か?
近代木版職人列伝抄―杉崎帰四之助・木村徳太郎・吉田市松・伊上凡骨・西村熊吉・村瀬錦司・斧銀太郎・漆原木虫 岩切信一郎
絵葉書の戦争、掌上の帝国―恤兵・蒐集・記念 向後恵里子
コマ絵雑考 西山純子
命令する労働者から動員される労働者へ—プロレタリア漫画と芸術学院 喜夛孝臣
戦前 洋画壇の生活 河田明久
第4部 イメージは何をあらわしているか?
神話的記憶と歴史的記憶―広島平和記念資料館の展示について ミカエル・リュケン(坂井利佐子訳)
護れ大空! 戦時日本における国民防空の視覚表現 ジェニファー・ワイゼンフェルド(中村尚明訳)
菊花御紋考 谷田博幸
あとがき 安松みゆき・増野恵子
執筆者一覧


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増野恵子・安松みゆき・河田明久・志邨匠子・瀧井直子・奥間政作・石井香絵 編 、勉誠社 、2022 、488p 、A5判
「美術」と「美術以外」の間に引かれてきた境界線。 江戸と明治、伝統と西洋文化、書画骨董と調度品、東京と地方、日本と海外……。 様々な「狭間」の中に生じ、「日本近代美術史」の周辺や外部、スキマに山積されている「もやもや」している問題を探る画期的な一冊! 【図版点数200点超!】 目次 カラー口絵 まえがき 増野恵子 【序章】歴史の形成と視覚イメージ―近代土下座考 丹尾安典 第1部 それは美術なのか? 明治工芸で考えるオリジナリティをめぐる主従関係―渡辺省亭・河村蜻山・沼田一雅 岡本隆志 毛筆習字教育の存廃をめぐる諸問題 志邨匠子 近代歴史画の萌芽―国立銀行紙幣の歴史・神話イメージ 増野恵子 第2部 場はイメージとどうかかわるか? ヒトラーへの贈り物・ヒトラーからの贈り物―いびつな美術交流の様相 安松みゆき エト源次郎とスチュアート・キューリンをめぐって 瀧井直子 幕末明治初期京都と田村宗立考 石井香絵 絵師たちの「世代わり」―琉球処分と沖縄の絵師達 奥間政作 第3部 これも美術か? 近代木版職人列伝抄―杉崎帰四之助・木村徳太郎・吉田市松・伊上凡骨・西村熊吉・村瀬錦司・斧銀太郎・漆原木虫 岩切信一郎 絵葉書の戦争、掌上の帝国―恤兵・蒐集・記念 向後恵里子 コマ絵雑考 西山純子 命令する労働者から動員される労働者へ—プロレタリア漫画と芸術学院 喜夛孝臣 戦前 洋画壇の生活 河田明久 第4部 イメージは何をあらわしているか? 神話的記憶と歴史的記憶―広島平和記念資料館の展示について ミカエル・リュケン(坂井利佐子訳) 護れ大空! 戦時日本における国民防空の視覚表現 ジェニファー・ワイゼンフェルド(中村尚明訳) 菊花御紋考 谷田博幸 あとがき 安松みゆき・増野恵子 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

アジア遊学84 特集 アジアのスピリチュアリティ 精神的基層を求めて

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
アジア遊学編集部 編、勉誠出版、2006年02月、256p、A5判
版元品切れ。
序言/樫尾直樹

◎いまなぜアジア的霊性なのか?
現代アジアの霊性文化/樫尾直樹
ユーロアジア/松枝 到
死生学とスピリチュアリティ/島薗 進

◎自己変容と社会変動
沖縄のスピリチュアリティ/塩月亮子
現代韓国社会におけるウェルビーングとヨガ・ブーム/佐々充昭
台湾のキリスト教にみるスピリットとスピリチュアリティ/藤野陽平
近代上海のスピリチュアリズム/志賀市子
コラム:マレーシア華僑の九皇大帝信仰/宮田義矢

◎救い・ケアの核としてのスピリチュアリティ
ご利益とスピリチュアリティ/川端 亮
霊性と資格─日本におけるスピリチュアルケア・ワーカー養成をめぐって/弓山達也
医療看護および社会福祉の文脈におけるスピリチュアルケア/古澤有峰
精霊の入る口―ラダックの巫者儀礼にみる憑霊と吸い出し/宮坂 清
コラム:寺院と檀家の新たなつながり/江島尚俊

◎新たな絆の気づき
現代社会が必要とする日本的スピリチュアル教育/カール・ベッカー
現代ヨーガとスピリチュアリティ/伊藤雅之
ボランティア、利他主義、絆の気づき/稲場圭信
掃除の哲学―日本人経営者のスピリチュアリティ/村山元理
コラム:インターネットを介した「ツナガリ」/関口和真

◎人生物語をつむぐ
現代の四国遍路におけるスピリチュアリティ/河野昌広
スピリチュアリティの位相に関する覚書―タイを通して見た眺め/矢野秀武
スピリチュアルな問い―『黄泉がえり』から/秋庭 裕
コラム:日本における日韓のキリスト教のスピリチュアリティに関する宗教社会学的考察―ジンメル宗教論の視点から/赤田達也
ほか
納入までに3週間ほどかかります。
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アジア遊学編集部 編 、勉誠出版 、2006年02月 、256p 、A5判
版元品切れ。 序言/樫尾直樹 ◎いまなぜアジア的霊性なのか? 現代アジアの霊性文化/樫尾直樹 ユーロアジア/松枝 到 死生学とスピリチュアリティ/島薗 進 ◎自己変容と社会変動 沖縄のスピリチュアリティ/塩月亮子 現代韓国社会におけるウェルビーングとヨガ・ブーム/佐々充昭 台湾のキリスト教にみるスピリットとスピリチュアリティ/藤野陽平 近代上海のスピリチュアリズム/志賀市子 コラム:マレーシア華僑の九皇大帝信仰/宮田義矢 ◎救い・ケアの核としてのスピリチュアリティ ご利益とスピリチュアリティ/川端 亮 霊性と資格─日本におけるスピリチュアルケア・ワーカー養成をめぐって/弓山達也 医療看護および社会福祉の文脈におけるスピリチュアルケア/古澤有峰 精霊の入る口―ラダックの巫者儀礼にみる憑霊と吸い出し/宮坂 清 コラム:寺院と檀家の新たなつながり/江島尚俊 ◎新たな絆の気づき 現代社会が必要とする日本的スピリチュアル教育/カール・ベッカー 現代ヨーガとスピリチュアリティ/伊藤雅之 ボランティア、利他主義、絆の気づき/稲場圭信 掃除の哲学―日本人経営者のスピリチュアリティ/村山元理 コラム:インターネットを介した「ツナガリ」/関口和真 ◎人生物語をつむぐ 現代の四国遍路におけるスピリチュアリティ/河野昌広 スピリチュアリティの位相に関する覚書―タイを通して見た眺め/矢野秀武 スピリチュアルな問い―『黄泉がえり』から/秋庭 裕 コラム:日本における日韓のキリスト教のスピリチュアリティに関する宗教社会学的考察―ジンメル宗教論の視点から/赤田達也 ほか 納入までに3週間ほどかかります。

日本文学のなかの〈中国〉(アジア遊学197)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
李銘敬・小峯和明 編、勉誠社、2016、304p、A5判
納入までに3週間ほどかかります。
日本の様々な物語・説話を読み解いていくと、〈中国〉という滔々たる水脈に行き当たる。
その源流を探ることで、日本の古典から近現代文学にまで通底する思潮が見えてくるのではないか。
本書では従来の和漢比較文学研究にとどまらず、宗教儀礼や絵画など多面的なメディアや和漢の言語認識の研究から、漢字漢文文化が日本ひいては東アジア全域の文化形成に果たした役割を明らかにする。
目次
序言 中国・日本文学研究の現在に寄せて 李銘敬・小峯和明
Ⅰ 日本文学と中国文学のあいだ
巻頭エッセイ◎日本文学のなかの〈中国〉―人民大学の窓から 小峯和明
『今昔物語集』の宋代序説 荒木浩
かいまみの文学史―平安物語と唐代伝奇のあいだ 李宇玲
『浜松中納言物語』における「唐土」―知識(knowledge)と想像(imagine)のあいだ 丁莉
樹上法師像の系譜―鳥窠禅師伝から『徒然草』へ 陸晩霞
Ⅱ 和漢比較研究の現在
『杜家立成』における俗字の世界とその影響 馬駿
対策文における儒教的な宇宙観―桓武天皇の治世との関わりから 尤海燕
七夕歌の発生―人麻呂歌集七夕歌の再考 何衛紅
『源氏物語』松風巻の明石君と七夕伝説再考 於国瑛
『源氏物語』写本の伝承と「列帖装」―書誌学の視点から考える 唐暁可
『蒙求和歌』の増補について 趙力偉
コラム◎嫡母と継母―日本の「まま子」譚を考えるために 張龍妹
Ⅲ 東アジアの文学圏
日本古代僧侶の祈雨と長安青龍寺―円珍「青龍寺降雨説話」の成立背景を考える 高兵兵
長安・大興善寺という磁場―日本僧と新羅僧たちの長安・異文化交流の文学史をめざして 小峯和明
『大唐西域記』と金沢文庫保管の説草『西域記伝抄』 高陽
『三国伝記』における『三宝感応要略録』の出典研究をめぐって 李銘敬
虎関師錬の『済北詩話』について 胡 照汀
コラム◎『源氏物語』古注釈書が引く漢籍由来の金言成句 河野貴美子
ほか
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3,080
李銘敬・小峯和明 編 、勉誠社 、2016 、304p 、A5判
納入までに3週間ほどかかります。 日本の様々な物語・説話を読み解いていくと、〈中国〉という滔々たる水脈に行き当たる。 その源流を探ることで、日本の古典から近現代文学にまで通底する思潮が見えてくるのではないか。 本書では従来の和漢比較文学研究にとどまらず、宗教儀礼や絵画など多面的なメディアや和漢の言語認識の研究から、漢字漢文文化が日本ひいては東アジア全域の文化形成に果たした役割を明らかにする。 目次 序言 中国・日本文学研究の現在に寄せて 李銘敬・小峯和明 Ⅰ 日本文学と中国文学のあいだ 巻頭エッセイ◎日本文学のなかの〈中国〉―人民大学の窓から 小峯和明 『今昔物語集』の宋代序説 荒木浩 かいまみの文学史―平安物語と唐代伝奇のあいだ 李宇玲 『浜松中納言物語』における「唐土」―知識(knowledge)と想像(imagine)のあいだ 丁莉 樹上法師像の系譜―鳥窠禅師伝から『徒然草』へ 陸晩霞 Ⅱ 和漢比較研究の現在 『杜家立成』における俗字の世界とその影響 馬駿 対策文における儒教的な宇宙観―桓武天皇の治世との関わりから 尤海燕 七夕歌の発生―人麻呂歌集七夕歌の再考 何衛紅 『源氏物語』松風巻の明石君と七夕伝説再考 於国瑛 『源氏物語』写本の伝承と「列帖装」―書誌学の視点から考える 唐暁可 『蒙求和歌』の増補について 趙力偉 コラム◎嫡母と継母―日本の「まま子」譚を考えるために 張龍妹 Ⅲ 東アジアの文学圏 日本古代僧侶の祈雨と長安青龍寺―円珍「青龍寺降雨説話」の成立背景を考える 高兵兵 長安・大興善寺という磁場―日本僧と新羅僧たちの長安・異文化交流の文学史をめざして 小峯和明 『大唐西域記』と金沢文庫保管の説草『西域記伝抄』 高陽 『三国伝記』における『三宝感応要略録』の出典研究をめぐって 李銘敬 虎関師錬の『済北詩話』について 胡 照汀 コラム◎『源氏物語』古注釈書が引く漢籍由来の金言成句 河野貴美子 ほか

アジアのなかの博多湾と箱崎(アジア遊学224)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,400
九州史学研究会 編、勉誠出版、2018、217p、A5判
版元品切れ。カバーに汚れ。
近世では日本全国を舞台に活躍した廻船の母港として、また、近現代は九州帝国大学を擁する学問の地として、ひと・モノ・情報が行き交った博多湾沿岸一帯は、時代に応じてその相貌をさまざまに変化させてきた。
宗教都市、港町、漁村、宿場町、大学町といった多面的・重層的な都市である「箱崎」を中心に、日本およびアジアの結節点である博多湾およびその沿岸地域の歴史的展開と特質を探る。
目次
序言 伊藤幸司・日比野利信
Ⅰ 古代・中世 アジアにひらかれた博多湾の都市
考古学からみた箱崎 中尾祐太
古代の箱崎と大宰府 重松敏彦
中世の箱崎と東アジア 伊藤幸司
筥崎宮と荘園制 貴田潔
コラム 箱崎の仏教彫刻 末吉武史
コラム 箱崎の元寇防塁 佐伯弘次
コラム 箱崎の板碑 山本隆一朗
コラム 箱崎の芸能 稲田秀雄
コラム 箱崎松原と神木の松 林文理
コラム 秀吉の箱崎滞陣と途絶した博多築城 中野等
Ⅱ 近世 城下町福岡の誕生と都市箱崎の再編
近世の箱崎浦と博多湾 梶嶋政司
箱崎宿と箱崎御茶屋 有田和樹
近世の筥崎宮―社家と社僧の《攻防》史 藤井祐介
描かれた箱崎とその景観 水野哲雄
コラム 箱崎における宮廷文化の伝播について―「箱崎八幡宮縁起」を例に 下原美保
Ⅲ 近現代 近代都市福岡の形成と帝国大学
福岡市の都市発展と博多湾・箱崎 日比野利信
九州帝国大学と箱崎 藤岡健太郎
箱崎に学んだ留学生の戦前・戦中・戦後―林学者・玄信圭の足跡を辿る 永島広紀
コラム 箱崎松原と近代文学―久保猪之吉と文学サロン、その広がり 赤司友徳
コラム 箱崎の職人 井手麻衣子
コラム 学生生活と箱崎 伊東かおり/ハナ・シェパード
コラム 箱崎の建造物 比佐陽一郎
コラム 箱崎の民俗 松村利規
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4,400
九州史学研究会 編 、勉誠出版 、2018 、217p 、A5判
版元品切れ。カバーに汚れ。 近世では日本全国を舞台に活躍した廻船の母港として、また、近現代は九州帝国大学を擁する学問の地として、ひと・モノ・情報が行き交った博多湾沿岸一帯は、時代に応じてその相貌をさまざまに変化させてきた。 宗教都市、港町、漁村、宿場町、大学町といった多面的・重層的な都市である「箱崎」を中心に、日本およびアジアの結節点である博多湾およびその沿岸地域の歴史的展開と特質を探る。 目次 序言 伊藤幸司・日比野利信 Ⅰ 古代・中世 アジアにひらかれた博多湾の都市 考古学からみた箱崎 中尾祐太 古代の箱崎と大宰府 重松敏彦 中世の箱崎と東アジア 伊藤幸司 筥崎宮と荘園制 貴田潔 コラム 箱崎の仏教彫刻 末吉武史 コラム 箱崎の元寇防塁 佐伯弘次 コラム 箱崎の板碑 山本隆一朗 コラム 箱崎の芸能 稲田秀雄 コラム 箱崎松原と神木の松 林文理 コラム 秀吉の箱崎滞陣と途絶した博多築城 中野等 Ⅱ 近世 城下町福岡の誕生と都市箱崎の再編 近世の箱崎浦と博多湾 梶嶋政司 箱崎宿と箱崎御茶屋 有田和樹 近世の筥崎宮―社家と社僧の《攻防》史 藤井祐介 描かれた箱崎とその景観 水野哲雄 コラム 箱崎における宮廷文化の伝播について―「箱崎八幡宮縁起」を例に 下原美保 Ⅲ 近現代 近代都市福岡の形成と帝国大学 福岡市の都市発展と博多湾・箱崎 日比野利信 九州帝国大学と箱崎 藤岡健太郎 箱崎に学んだ留学生の戦前・戦中・戦後―林学者・玄信圭の足跡を辿る 永島広紀 コラム 箱崎松原と近代文学―久保猪之吉と文学サロン、その広がり 赤司友徳 コラム 箱崎の職人 井手麻衣子 コラム 学生生活と箱崎 伊東かおり/ハナ・シェパード コラム 箱崎の建造物 比佐陽一郎 コラム 箱崎の民俗 松村利規

東アジア世界の民俗 変容する社会・生活・文化(アジア遊学215)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
松尾恒一 編、勉誠社、2017、272p、A5判
表紙に汚れあり。
変容し続ける現代社会を、民俗学・文化人類学はどのように捉えることができるのか。
文化の伝承は、どのように記録・記憶・保存され、未来に向かうのか。
都市化の拡大や、民俗・民族文化の継承、発展、人と人のつながりの変化など、
諸地域の社会と生活、文化を取り上げ、グローバル化が拡大する東アジアの現在を見つめなおす。
目次
序 民俗から考える東アジア世界の現在―資源化、人の移動、災害 松尾恒一
Ⅰ 日常としての都市の生活を考える
生活革命、ノスタルジアと中国民俗学 周星(翻訳:梁青/補訂:松尾恒一)
科学技術世界のなかの生活文化―日中民俗学の狭間で考える 田村和彦
Ⅱ 文化が遺産になるとき―記録と記憶、そのゆくえ
国家政策と民族文化―トン族の風雨橋を中心に 兼重努
台湾における民俗文化の文化財化をめぐる動向 林承緯
「奇異」な民俗の追求 ―エスニック・ツーリズムのジレンマ 徐贛麗(翻訳:馬場彩加)
観光文脈における民俗宗教―雲南省麗江ナシ族 トンパ教の宗教から民俗活動への展開を事例として 宗暁蓮
琉球・中国の交流と龍舟競渡―現代社会と民俗文化 松尾恒一
コラム 祠堂と宗族の近代―中国広東省東莞の祠堂を例として 賈静波(翻訳:阮将軍/補訂:松尾恒一)
Ⅲ 越境するつながりと断絶―復活と再編
“記憶の場”としての族譜とその民俗的価値 王霄冰(翻訳:中村貴)
「つながり」を創る沖縄の系譜 小熊誠
中国人新移民と宗族 張玉玲
水上から陸上へ―太湖における漁民の社会組織の変容 胡艶紅
「災害復興」過程における国家権力と地域社会―災害記憶を中心として 王暁葵(翻訳:中村貴)
コラム “内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践 中村貴
ほか
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3,080
松尾恒一 編 、勉誠社 、2017 、272p 、A5判
表紙に汚れあり。 変容し続ける現代社会を、民俗学・文化人類学はどのように捉えることができるのか。 文化の伝承は、どのように記録・記憶・保存され、未来に向かうのか。 都市化の拡大や、民俗・民族文化の継承、発展、人と人のつながりの変化など、 諸地域の社会と生活、文化を取り上げ、グローバル化が拡大する東アジアの現在を見つめなおす。 目次 序 民俗から考える東アジア世界の現在―資源化、人の移動、災害 松尾恒一 Ⅰ 日常としての都市の生活を考える 生活革命、ノスタルジアと中国民俗学 周星(翻訳:梁青/補訂:松尾恒一) 科学技術世界のなかの生活文化―日中民俗学の狭間で考える 田村和彦 Ⅱ 文化が遺産になるとき―記録と記憶、そのゆくえ 国家政策と民族文化―トン族の風雨橋を中心に 兼重努 台湾における民俗文化の文化財化をめぐる動向 林承緯 「奇異」な民俗の追求 ―エスニック・ツーリズムのジレンマ 徐贛麗(翻訳:馬場彩加) 観光文脈における民俗宗教―雲南省麗江ナシ族 トンパ教の宗教から民俗活動への展開を事例として 宗暁蓮 琉球・中国の交流と龍舟競渡―現代社会と民俗文化 松尾恒一 コラム 祠堂と宗族の近代―中国広東省東莞の祠堂を例として 賈静波(翻訳:阮将軍/補訂:松尾恒一) Ⅲ 越境するつながりと断絶―復活と再編 “記憶の場”としての族譜とその民俗的価値 王霄冰(翻訳:中村貴) 「つながり」を創る沖縄の系譜 小熊誠 中国人新移民と宗族 張玉玲 水上から陸上へ―太湖における漁民の社会組織の変容 胡艶紅 「災害復興」過程における国家権力と地域社会―災害記憶を中心として 王暁葵(翻訳:中村貴) コラム “内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践 中村貴 ほか

五代十国 - 乱世のむこうの「治」(アジア遊学291)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
山根直生 編、勉誠社、2023年12月、312 頁、A5判
五つの王朝が交代を繰り返した華北、十の王国によって分割された江南ー「五代十国」の時代は、中国史上にしばしばあらわれる「乱世」「分裂割拠」のくりかえしとして、いわゆる「唐宋変革期」における取るに足りない過渡期と見なされてきた。
しかし、我々は宋王朝を正統とするために打ち出されたこの「五代十国」の概念にとらわれ過ぎてしまっていたのではないか?
同時期の各政権・各地方を仔細に検討してみると、新時代に対応しようとする各々の模索のあり方が浮かびあがってくる。
従来「乱」や「離」としてばかり取り上げられてきた五代十国それぞれの「治」を先入観無く見つめることで、十世紀前後を跨ぐ中国史の大きな展開を明らかにする。

目次

序論 山根直生

1 五代
後梁―「賢女」の諜報網 山根直生
燕・趙両政権と仏教・道教 新見まどか
後唐・後晋―沙陀突厥系王朝のはじまり 森部豊
契丹国(遼)―華北王朝か、東ユーラシア帝国か 森部豊
後漢と北漢―冊封される皇帝 毛利英介
急造された「都城」開封―後周の太祖郭威・世宗柴栄とその時代 久保田和男
宋太祖朝―「六代目」王朝の君主 藤本猛
〔コラム〕宋太祖千里送京娘―真実と虚構が交錯した英雄の旅路 謝金魚(翻訳:山根直生)

2 十国
「正統王朝」としての南唐 久保田和男
留学僧と仏教事業から見た末期呉越 榎本渉
〔コラム〕『体源抄』にみえる博多「唐坊」説話 山内晋次
〔コラム〕五代の出版 高津孝
王閩政権およびその統治下の閩西北地方豪族 呉修安(翻訳:山口智哉)
楚の「経済発展」再考 樋口能成
正統の追及―前後蜀の建国への道 許凱翔(翻訳:前田佳那)
南漢―「宦官王国」の実像 猪原達生
〔コラム〕万事休す―荊南節度使高氏の苦悩 山崎覚士
「十国」としての北部ベトナム 遠藤総史
定難軍節度使から西夏へ―唐宋変革期のタングート 伊藤一馬
〔コラム〕五代武人の「文」 柳立言(翻訳:高津孝)
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3,520
山根直生 編 、勉誠社 、2023年12月 、312 頁 、A5判
五つの王朝が交代を繰り返した華北、十の王国によって分割された江南ー「五代十国」の時代は、中国史上にしばしばあらわれる「乱世」「分裂割拠」のくりかえしとして、いわゆる「唐宋変革期」における取るに足りない過渡期と見なされてきた。 しかし、我々は宋王朝を正統とするために打ち出されたこの「五代十国」の概念にとらわれ過ぎてしまっていたのではないか? 同時期の各政権・各地方を仔細に検討してみると、新時代に対応しようとする各々の模索のあり方が浮かびあがってくる。 従来「乱」や「離」としてばかり取り上げられてきた五代十国それぞれの「治」を先入観無く見つめることで、十世紀前後を跨ぐ中国史の大きな展開を明らかにする。 目次 序論 山根直生 1 五代 後梁―「賢女」の諜報網 山根直生 燕・趙両政権と仏教・道教 新見まどか 後唐・後晋―沙陀突厥系王朝のはじまり 森部豊 契丹国(遼)―華北王朝か、東ユーラシア帝国か 森部豊 後漢と北漢―冊封される皇帝 毛利英介 急造された「都城」開封―後周の太祖郭威・世宗柴栄とその時代 久保田和男 宋太祖朝―「六代目」王朝の君主 藤本猛 〔コラム〕宋太祖千里送京娘―真実と虚構が交錯した英雄の旅路 謝金魚(翻訳:山根直生) 2 十国 「正統王朝」としての南唐 久保田和男 留学僧と仏教事業から見た末期呉越 榎本渉 〔コラム〕『体源抄』にみえる博多「唐坊」説話 山内晋次 〔コラム〕五代の出版 高津孝 王閩政権およびその統治下の閩西北地方豪族 呉修安(翻訳:山口智哉) 楚の「経済発展」再考 樋口能成 正統の追及―前後蜀の建国への道 許凱翔(翻訳:前田佳那) 南漢―「宦官王国」の実像 猪原達生 〔コラム〕万事休す―荊南節度使高氏の苦悩 山崎覚士 「十国」としての北部ベトナム 遠藤総史 定難軍節度使から西夏へ―唐宋変革期のタングート 伊藤一馬 〔コラム〕五代武人の「文」 柳立言(翻訳:高津孝)

近世大名墓の考古学―東アジア文化圏における思想と祭祀

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,540
松原典明 編、勉誠出版、2020年6月、336p、A5判・上製
為政者の思考・観念を「墓」に探る
列島各地に残された近世大名家の墓所は、幕藩体制の社会構造、地域の政治・経済・文化・信仰についての歴史的背景を解明するための極めて重要な歴史資料である。
そして、その墓所造営や葬送儀礼、祖先祭祀には、東アジア文化圏に共通項として存在した儒教受容や礼学の実態が顕現している。
近年、調査・研究の進む大名家墓所を、考古学そして文献学の知見より多角的に検討し、近世武家社会における為政者の思想とその実践の諸相を明らかにする。

図版掲載点数約400点!

目 次

はじめに 松原典明

総論 近世大名家墓所調査の意義 坂詰秀一

Ⅰ 近世大名葬制の思惟と実践
会津藩の思想と儒教・神道の実践 近藤真佐夫
彦根藩井伊家の墓所造営と変遷―清凉寺墓所の再検討 下高大輔
岡山藩の儒教受容とその本末―儒教の墓を中心にして 北脇義友
日出藩木下家の宗教思想と祭祀―神道・儒教受容の足跡と先祖祭祀の諸相 中尾征司
岡藩中川家の思想と実践―儒教受容とその展開 豊田徹士
近世後期の豊後日田における葬礼の実践について―廣瀬淡窓・咸宜園とその周辺 吉田博嗣
薩摩藩島津家の墓所造営と宗教 藤井大祐
近世大名墓墓誌の存否について 石田肇


Ⅱ 東アジア文化圏の思想受容と祭祀
黄檗文化の受容とその実践―歴住と帰依大名の墓から 松原典明
黄檗宗の展開と近世大名の帰依 田中智誠
近世大名家における釈奠楽と礼楽の受容と変容―尾張藩徳川義直と姫路藩雅楽頭酒井忠道を事例として 楊桂香
コラム◉大名庭園に写された西湖堤 田中昭三
長崎唐通事の墓制とその起源 田中裕介
沖縄における儒教の実践 仁王浩司
朝鮮王朝の碑の文化と社会 篠原啓方

執筆者一覧

納入までに3週間ほどかかります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
12,540
松原典明 編 、勉誠出版 、2020年6月 、336p 、A5判・上製
為政者の思考・観念を「墓」に探る 列島各地に残された近世大名家の墓所は、幕藩体制の社会構造、地域の政治・経済・文化・信仰についての歴史的背景を解明するための極めて重要な歴史資料である。 そして、その墓所造営や葬送儀礼、祖先祭祀には、東アジア文化圏に共通項として存在した儒教受容や礼学の実態が顕現している。 近年、調査・研究の進む大名家墓所を、考古学そして文献学の知見より多角的に検討し、近世武家社会における為政者の思想とその実践の諸相を明らかにする。 図版掲載点数約400点! 目 次 はじめに 松原典明 総論 近世大名家墓所調査の意義 坂詰秀一 Ⅰ 近世大名葬制の思惟と実践 会津藩の思想と儒教・神道の実践 近藤真佐夫 彦根藩井伊家の墓所造営と変遷―清凉寺墓所の再検討 下高大輔 岡山藩の儒教受容とその本末―儒教の墓を中心にして 北脇義友 日出藩木下家の宗教思想と祭祀―神道・儒教受容の足跡と先祖祭祀の諸相 中尾征司 岡藩中川家の思想と実践―儒教受容とその展開 豊田徹士 近世後期の豊後日田における葬礼の実践について―廣瀬淡窓・咸宜園とその周辺 吉田博嗣 薩摩藩島津家の墓所造営と宗教 藤井大祐 近世大名墓墓誌の存否について 石田肇 Ⅱ 東アジア文化圏の思想受容と祭祀 黄檗文化の受容とその実践―歴住と帰依大名の墓から 松原典明 黄檗宗の展開と近世大名の帰依 田中智誠 近世大名家における釈奠楽と礼楽の受容と変容―尾張藩徳川義直と姫路藩雅楽頭酒井忠道を事例として 楊桂香 コラム◉大名庭園に写された西湖堤 田中昭三 長崎唐通事の墓制とその起源 田中裕介 沖縄における儒教の実践 仁王浩司 朝鮮王朝の碑の文化と社会 篠原啓方 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

新羅中古期の史的研究

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
武田幸男 著、勉誠出版、2020年7月、568p、A5判・上製
古代東アジアにおける国際関係を考える上で、朝鮮半島に展開した各国の動向は見過ごすことの出来ない大きなテーマである。
ただし、残存史料が断片的であるなど困難も多く、その研究構築は容易ではない。
本書は、日本とも関連の深い、朝鮮半島の古代史で主導的役割を担った新羅について、とくに飛躍的な発展を見せた新羅中古期(五一四~六五四年)を中心に考究。
近年、陸続と発見された各種の新羅碑文を諸史料とともに精緻に読み込むことにより、当時の激動する東アジアの国際関係における、新羅の史的実態とその展開過程を明らかにする。
金石文・文献史料双方に精通し、朝鮮古代史の先達として活躍する泰斗による待望の一書。

序 言
目 次

第一編 新羅官位制の研究
 第一章 新羅・法興王代の律令と衣冠制
 第二章 金石文資料からみた新羅官位制
 第三章 新羅官位制の成立
 第四章 新羅官位制の成立に関する覚書

第二編 新羅「教事碑」の研究
 第一章 浦項・中城里碑の研究
 第二章 迎日・冷水里碑の立碑年次と「王教」主体
 第三章 蔚珍・鳳坪碑の「教事」主体と刑罰「執行」
 第四章 真興王代における新羅の赤城経営
 第五章 丹陽・赤城碑の「教事」主体と「教事」内容

第三編 蔚州書石の研究
 第一章 顔のない人物像の彼方―古代の環日本海路に連なって―
 第二章 「乙巳年原銘」と「己未年追銘」の研究―蔚州書石谷における新羅・葛文王一族―
 第三章 蔚州書石「癸巳六月廿二日銘」の研究―新羅・沙喙部集団の書石谷行―

第四編 新羅支配体制の研究
 第一章 新羅六部とその展開
 第二章 新羅の法幢軍団とその展開
 第三章 新羅の二人派遣官と外司正―新羅地方検察官の系譜―
 第四章 私の新羅史探求の旅―新羅の国号・王号・王権とタロの系譜―

あとがき
索 引

納入までに3週間ほどかかります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
12,100
武田幸男 著 、勉誠出版 、2020年7月 、568p 、A5判・上製
古代東アジアにおける国際関係を考える上で、朝鮮半島に展開した各国の動向は見過ごすことの出来ない大きなテーマである。 ただし、残存史料が断片的であるなど困難も多く、その研究構築は容易ではない。 本書は、日本とも関連の深い、朝鮮半島の古代史で主導的役割を担った新羅について、とくに飛躍的な発展を見せた新羅中古期(五一四~六五四年)を中心に考究。 近年、陸続と発見された各種の新羅碑文を諸史料とともに精緻に読み込むことにより、当時の激動する東アジアの国際関係における、新羅の史的実態とその展開過程を明らかにする。 金石文・文献史料双方に精通し、朝鮮古代史の先達として活躍する泰斗による待望の一書。 序 言 目 次 第一編 新羅官位制の研究  第一章 新羅・法興王代の律令と衣冠制  第二章 金石文資料からみた新羅官位制  第三章 新羅官位制の成立  第四章 新羅官位制の成立に関する覚書 第二編 新羅「教事碑」の研究  第一章 浦項・中城里碑の研究  第二章 迎日・冷水里碑の立碑年次と「王教」主体  第三章 蔚珍・鳳坪碑の「教事」主体と刑罰「執行」  第四章 真興王代における新羅の赤城経営  第五章 丹陽・赤城碑の「教事」主体と「教事」内容 第三編 蔚州書石の研究  第一章 顔のない人物像の彼方―古代の環日本海路に連なって―  第二章 「乙巳年原銘」と「己未年追銘」の研究―蔚州書石谷における新羅・葛文王一族―  第三章 蔚州書石「癸巳六月廿二日銘」の研究―新羅・沙喙部集団の書石谷行― 第四編 新羅支配体制の研究  第一章 新羅六部とその展開  第二章 新羅の法幢軍団とその展開  第三章 新羅の二人派遣官と外司正―新羅地方検察官の系譜―  第四章 私の新羅史探求の旅―新羅の国号・王号・王権とタロの系譜― あとがき 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

日本中世の課税制度ー段銭の成立と展開(アジア遊学270)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
志賀節子・三枝暁子 編、勉誠出版、2022年5月、224 頁、A5判
段銭(反銭)は、田一反毎に一定額の銭を一律に賦課した中世特有の税制である。
朝廷・幕府の行う国家的行事や、寺社の造営・修造などを名目として臨時に賦課徴収された。
その実態は時期により変容しており、室町幕府をはじめ守護や寺社など、様々な賦課主体が、どのように段銭を徴収していたのかについては、これまで十分には検討されていない。
国家中枢から在地社会に至るまでの諸階層が、深く関与していた段銭徴収の実態を探ることで、日本中世の収取構造、さらには税制を通じた支配秩序の形成過程を明らかにする。

目次

序章
論集の刊行意図と本書の構成 志賀節子
段銭研究の現状と課題 高木純一

Ⅰ  室町幕府段銭収取制度の成立と展開
平安・鎌倉期の段米・段銭―一国平均役との関係を中心に 永松圭子
足利義満政権下での官庁段銭について 辰田芳雄 
康正二年造内裏段銭の収納機関―国立国会図書館本「造内裏段銭并国役引付」の検討から 永山愛
室町幕府将軍直臣編成の展開と京済・守護不入特権 松井直人
室町期京都における地口銭賦課体制の成立過程 長崎健吾 

Ⅱ 荘園領主段銭の諸様相
戦国期北野社の領主段銭 三枝暁子
戦国期賀茂別雷神社の収取制度と段銭 志賀節子
[史料紹介]戦国時代の調符・段銭請取状の料紙 石川美咲

Ⅲ 守護・戦国大名段銭の変容過程
天文七年の山城下郡段銭と三好政長 馬部隆弘
十五世紀後半における備後守護山名氏の段銭収取と国人 伊藤大貴
戦国大名毛利氏による備中一宮社領への段銭賦課 吉永隆記
大内氏分国における段銭収取システムと知行制 川岡勉

終章 
段銭研究の可能性―成果と課題 三枝暁子

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3,080
志賀節子・三枝暁子 編 、勉誠出版 、2022年5月 、224 頁 、A5判
段銭(反銭)は、田一反毎に一定額の銭を一律に賦課した中世特有の税制である。 朝廷・幕府の行う国家的行事や、寺社の造営・修造などを名目として臨時に賦課徴収された。 その実態は時期により変容しており、室町幕府をはじめ守護や寺社など、様々な賦課主体が、どのように段銭を徴収していたのかについては、これまで十分には検討されていない。 国家中枢から在地社会に至るまでの諸階層が、深く関与していた段銭徴収の実態を探ることで、日本中世の収取構造、さらには税制を通じた支配秩序の形成過程を明らかにする。 目次 序章 論集の刊行意図と本書の構成 志賀節子 段銭研究の現状と課題 高木純一 Ⅰ  室町幕府段銭収取制度の成立と展開 平安・鎌倉期の段米・段銭―一国平均役との関係を中心に 永松圭子 足利義満政権下での官庁段銭について 辰田芳雄  康正二年造内裏段銭の収納機関―国立国会図書館本「造内裏段銭并国役引付」の検討から 永山愛 室町幕府将軍直臣編成の展開と京済・守護不入特権 松井直人 室町期京都における地口銭賦課体制の成立過程 長崎健吾  Ⅱ 荘園領主段銭の諸様相 戦国期北野社の領主段銭 三枝暁子 戦国期賀茂別雷神社の収取制度と段銭 志賀節子 [史料紹介]戦国時代の調符・段銭請取状の料紙 石川美咲 Ⅲ 守護・戦国大名段銭の変容過程 天文七年の山城下郡段銭と三好政長 馬部隆弘 十五世紀後半における備後守護山名氏の段銭収取と国人 伊藤大貴 戦国大名毛利氏による備中一宮社領への段銭賦課 吉永隆記 大内氏分国における段銭収取システムと知行制 川岡勉 終章  段銭研究の可能性―成果と課題 三枝暁子 納入までに3週間ほどかかります。

医学・科学・博物 東アジア古典籍の世界

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200
陳捷 編、勉誠出版、2020年2月、456p、A5判・上製
知の沃野をひらく
東アジアの知の遺産、古典籍。なかでも医学・本草学・農学・科学に関する書物は、人びとの社会・生活に密着するものとして広く流通・展開し、大きな一群をなしている。
これまで総合的に論じられることのなかった東アジアにおける情報伝達と文化交流の世界を、地域・文理の枠を越えて考究する画期的論集。

目次

まえがき

第一部 医学
日中韓越の医書流通と医学体系の形成 真柳誠
『福田方』『悲田方』の構成と復元の可能性 浦山きか
日本における中国舌診書『敖氏傷寒金鏡録』の受容 梁嵘(黄昱訳)
東アジア伝統医学の真髄―朝鮮許浚の『東医宝鑑』 朴現圭(黄昱訳)
国立公文書館所蔵の朝鮮通信使の医学筆談 梁永宣・李敏(小野泰教訳)
崔漢綺が読んだ西洋医学書―Hobson(合信)の医書と崔漢綺の『身機践験』 金哲央
清末の漢文西洋薬学書におけるアヘンの記述について 小野泰教

第二部 科学
『新製霊台儀象志』の受容 吉田忠
テキストの鏡影―抜粋本と清初の暦算学 祝平一(高津孝訳)
18世紀朝鮮の実学者洪大容の『劉鮑問答』―西洋科学知識受容の一断面 任正爀
葛飾北斎『唐土名所之絵』と中国地図の受容 大澤顯浩

第三部 博物
経学註釈と博物学の間―江戸時代の『詩経』名物学について 陳捷
近世中国知識人の博物学の再構築―方以智『通雅』と『物理小識』を中心に 廖肇亨(千賀由佳訳)
交錯する視線―南西諸島の博物学 高津孝
青蒿と黄花蒿の名物学的研究―ラテン名比定の問題を中心に 久保輝幸

第四部 人と書物
平賀源内伝の再検討―『平賀実記』を中心に 福田安典
洋学者・柴田収蔵と江戸の本屋 平野 恵
近世後期における地方知識層の書物交流―伊藤忠岱の書写活動を中心として 清水信子
医籍専売書肆英蘭堂島村利助について 鈴木俊幸

あとがき

執筆者一覧

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13,200
陳捷 編 、勉誠出版 、2020年2月 、456p 、A5判・上製
知の沃野をひらく 東アジアの知の遺産、古典籍。なかでも医学・本草学・農学・科学に関する書物は、人びとの社会・生活に密着するものとして広く流通・展開し、大きな一群をなしている。 これまで総合的に論じられることのなかった東アジアにおける情報伝達と文化交流の世界を、地域・文理の枠を越えて考究する画期的論集。 目次 まえがき 第一部 医学 日中韓越の医書流通と医学体系の形成 真柳誠 『福田方』『悲田方』の構成と復元の可能性 浦山きか 日本における中国舌診書『敖氏傷寒金鏡録』の受容 梁嵘(黄昱訳) 東アジア伝統医学の真髄―朝鮮許浚の『東医宝鑑』 朴現圭(黄昱訳) 国立公文書館所蔵の朝鮮通信使の医学筆談 梁永宣・李敏(小野泰教訳) 崔漢綺が読んだ西洋医学書―Hobson(合信)の医書と崔漢綺の『身機践験』 金哲央 清末の漢文西洋薬学書におけるアヘンの記述について 小野泰教 第二部 科学 『新製霊台儀象志』の受容 吉田忠 テキストの鏡影―抜粋本と清初の暦算学 祝平一(高津孝訳) 18世紀朝鮮の実学者洪大容の『劉鮑問答』―西洋科学知識受容の一断面 任正爀 葛飾北斎『唐土名所之絵』と中国地図の受容 大澤顯浩 第三部 博物 経学註釈と博物学の間―江戸時代の『詩経』名物学について 陳捷 近世中国知識人の博物学の再構築―方以智『通雅』と『物理小識』を中心に 廖肇亨(千賀由佳訳) 交錯する視線―南西諸島の博物学 高津孝 青蒿と黄花蒿の名物学的研究―ラテン名比定の問題を中心に 久保輝幸 第四部 人と書物 平賀源内伝の再検討―『平賀実記』を中心に 福田安典 洋学者・柴田収蔵と江戸の本屋 平野 恵 近世後期における地方知識層の書物交流―伊藤忠岱の書写活動を中心として 清水信子 医籍専売書肆英蘭堂島村利助について 鈴木俊幸 あとがき 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

看聞日記とその時代 好奇心旺盛な皇族・伏見宮貞成が語る中世社会

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,920
薗部寿樹 著、勉誠社、2024年10月、344p、46判
室町時代史研究における第一級史料『看聞日記』。
その日記には貧乏な皇族・伏見宮貞成が京都近郊の村落・伏見に移り住んで見聞きした中世社会のありようが事細かに記録されている。
将軍足利義教が暗殺された嘉吉の乱の内幕、僧侶の犯罪、猿楽の鑑賞や酒宴、怪異や怨霊と陰陽師の活躍など―。
33年分の日記のなかから、政治・思想・社会・文化・習俗に関する興味深いエピソードを選出。
読みやすい現代語訳とわかりやすい解説で楽しむ一冊。
目次
はじめに
[解説]伏見宮貞成と『看聞日記』
現代語・抄訳で楽しむ『看聞日記』
一 中世の領主
(1)内裏の防火と称光天皇
(2)栄仁親王の死
(3)栄仁親王の火葬と治仁王の人魂
(4)足利義嗣の末路と白虹
(5)治仁王の急死
(6)宇治川の船遊び
(7)石帯「金青玉」
(8)貴族が経営する旅館
(9)新内侍懐妊疑惑とその顛末
(10)斯波義教の死
(11)宮家の女性たちの呼び名を改める
(12)十四歳新参の侍女
(13)後小松上皇次男・小川宮の酒乱騒動
(14)青蓮院主(のちの足利義教)と摂津猿楽の恵波
(15)伏見宮家女房の逃亡
(16)貞成、九条満教関白に伏見荘内の石橋を贈与する
(17)中世の領主と男色
(18)若き日の貞成の祈願
(19)下馬しない土民
(20)天狗になった天皇
(21)上皇御所女房・女官の密通と後小松上皇の大法
(22)室町将軍の「あれ」
(23)美物の鮒鮨の荒巻・鮎鮨・酒浸・貝のあわ・さいり、そして酒樽
(24)専制君主への忖度
(25)足利義教による暗殺指令
(26)後白河法皇が夢に出た!
(27)足利義教御所内の乱れ
(28)天皇が自身の和歌に「君」と詠むべきではない
(29)大事な仕事に従事する従者は酒と素麺で主人をもてなす。主人はまた強飯と酒で従者をもてなす
(30)嘉吉の乱
(31)貞成、禁闕の変で後花園天皇と再会する
ほか
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7,920
薗部寿樹 著 、勉誠社 、2024年10月 、344p 、46判
室町時代史研究における第一級史料『看聞日記』。 その日記には貧乏な皇族・伏見宮貞成が京都近郊の村落・伏見に移り住んで見聞きした中世社会のありようが事細かに記録されている。 将軍足利義教が暗殺された嘉吉の乱の内幕、僧侶の犯罪、猿楽の鑑賞や酒宴、怪異や怨霊と陰陽師の活躍など―。 33年分の日記のなかから、政治・思想・社会・文化・習俗に関する興味深いエピソードを選出。 読みやすい現代語訳とわかりやすい解説で楽しむ一冊。 目次 はじめに [解説]伏見宮貞成と『看聞日記』 現代語・抄訳で楽しむ『看聞日記』 一 中世の領主 (1)内裏の防火と称光天皇 (2)栄仁親王の死 (3)栄仁親王の火葬と治仁王の人魂 (4)足利義嗣の末路と白虹 (5)治仁王の急死 (6)宇治川の船遊び (7)石帯「金青玉」 (8)貴族が経営する旅館 (9)新内侍懐妊疑惑とその顛末 (10)斯波義教の死 (11)宮家の女性たちの呼び名を改める (12)十四歳新参の侍女 (13)後小松上皇次男・小川宮の酒乱騒動 (14)青蓮院主(のちの足利義教)と摂津猿楽の恵波 (15)伏見宮家女房の逃亡 (16)貞成、九条満教関白に伏見荘内の石橋を贈与する (17)中世の領主と男色 (18)若き日の貞成の祈願 (19)下馬しない土民 (20)天狗になった天皇 (21)上皇御所女房・女官の密通と後小松上皇の大法 (22)室町将軍の「あれ」 (23)美物の鮒鮨の荒巻・鮎鮨・酒浸・貝のあわ・さいり、そして酒樽 (24)専制君主への忖度 (25)足利義教による暗殺指令 (26)後白河法皇が夢に出た! (27)足利義教御所内の乱れ (28)天皇が自身の和歌に「君」と詠むべきではない (29)大事な仕事に従事する従者は酒と素麺で主人をもてなす。主人はまた強飯と酒で従者をもてなす (30)嘉吉の乱 (31)貞成、禁闕の変で後花園天皇と再会する ほか 納入までに3週間ほどかかります。

歴史学の見方・考え方 研究の舞台裏

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,200
高橋宏明・宮間純一 編、勉誠社、2026年3月、304p、四六判並製
我々が生きる現代へとつながる過去の出来事を検討し、世界や社会のあり方を考える学問、歴史学。
そこに携わる研究者たちは何を考え、どのように研究に取り組んでいるのか。
歴史への向き合いかた、研究の視点、隣接分野との関わりなどを、研究者それぞれのリアルな試行錯誤とともに紹介。

中央大学文学部で歴史学を探究する研究者たちによる、歴史とより深く付き合っていくための羅針盤となる一冊!

目次

はしがき◎高橋宏明・宮間純一

I 日本
第1章 縄紋時代を測る―考古学と自然科学のはざまから◎小林謙一
第2章 いにしえびとの声を聴く―京都・陽明文庫の調査から◎志村佳名子
第3章 歴史資料との出会い◎白根靖大
第4章 歩いて探る歴史学―日本中世の荘園・村落◎西川広平
第5章 私の近世村落史研究ことはじめ◎山崎 圭
第6章 私の天皇・天皇制研究―「昭和大喪」研究の途中で◎宮間純一

II 世界
第1章 シュメール語文書を読む仕事◎唐橋 文
第2章 私の朝鮮史研究と「図書」―ハンコから朝鮮王朝の外交を読み解く◎木村 拓
第3章 あるプロイセン兵士との出会い―私の近世ドイツ軍事史研究◎鈴木直志
第4章 カシュガルの歴史に関する史料を求めて―タシュケントの一写本◎新免 康
第5章 時間と空間の歴史研究◎石橋悠人
第6章 「不審者」を統治する―二〇世紀南アフリカの移民管理・警察史料から◎堀内隆行
第7章 史料を探して―近現代エジプトの有力家系の研究◎鈴木恵美
第8章 カンボジア歴史研究と「民話」―農民の精神世界を垣間見る◎高橋宏明

III 隣接分野と歴史研究
第1章 「詩人大使」の実像に迫るために―外交文書を活用したポール・クローデル研究◎学谷 亮
第2章 歴史研究とアーカイブズ◎清水善仁
第3章 図書館情報学と二つの歴史研究◎小山憲司

あとがき◎高橋宏明・宮間純一
執筆者紹介

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2,200
高橋宏明・宮間純一 編 、勉誠社 、2026年3月 、304p 、四六判並製
我々が生きる現代へとつながる過去の出来事を検討し、世界や社会のあり方を考える学問、歴史学。 そこに携わる研究者たちは何を考え、どのように研究に取り組んでいるのか。 歴史への向き合いかた、研究の視点、隣接分野との関わりなどを、研究者それぞれのリアルな試行錯誤とともに紹介。 中央大学文学部で歴史学を探究する研究者たちによる、歴史とより深く付き合っていくための羅針盤となる一冊! 目次 はしがき◎高橋宏明・宮間純一 I 日本 第1章 縄紋時代を測る―考古学と自然科学のはざまから◎小林謙一 第2章 いにしえびとの声を聴く―京都・陽明文庫の調査から◎志村佳名子 第3章 歴史資料との出会い◎白根靖大 第4章 歩いて探る歴史学―日本中世の荘園・村落◎西川広平 第5章 私の近世村落史研究ことはじめ◎山崎 圭 第6章 私の天皇・天皇制研究―「昭和大喪」研究の途中で◎宮間純一 II 世界 第1章 シュメール語文書を読む仕事◎唐橋 文 第2章 私の朝鮮史研究と「図書」―ハンコから朝鮮王朝の外交を読み解く◎木村 拓 第3章 あるプロイセン兵士との出会い―私の近世ドイツ軍事史研究◎鈴木直志 第4章 カシュガルの歴史に関する史料を求めて―タシュケントの一写本◎新免 康 第5章 時間と空間の歴史研究◎石橋悠人 第6章 「不審者」を統治する―二〇世紀南アフリカの移民管理・警察史料から◎堀内隆行 第7章 史料を探して―近現代エジプトの有力家系の研究◎鈴木恵美 第8章 カンボジア歴史研究と「民話」―農民の精神世界を垣間見る◎高橋宏明 III 隣接分野と歴史研究 第1章 「詩人大使」の実像に迫るために―外交文書を活用したポール・クローデル研究◎学谷 亮 第2章 歴史研究とアーカイブズ◎清水善仁 第3章 図書館情報学と二つの歴史研究◎小山憲司 あとがき◎高橋宏明・宮間純一 執筆者紹介 納入までに3週間ほどかかります。

天文文化学の視点 星を軸に文化を語る(アジア遊学296)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
松浦清・真貝寿明 編、勉誠社、2024、320p、A5判
お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。


目次
序 「天文文化学」という複合領域を楽しむために 松浦清
I 絵画・文学作品にみる天文文化
原在明《山上月食図》(個人蔵)の画題について 松浦清
一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって 横山恵理
「軌道」の語史―江戸時代末以降を中心に 米田達郎
[コラム] 星の美を詠む 横山恵理
[コラム]明治初頭の啓蒙書ブーム「窮理熱」と『滑稽窮理 臍の西国』 真貝寿明
II 信仰・思想にみる天文文化
銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて 西村昌能
天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台 勝俣隆
南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス― 南方曼荼羅の世界観 井村誠
[コラム]天文学者は星を知らない 真貝寿明
II 民俗にみる天文文化
奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察 澤田幸輝
[コラム]三日月の傾きと農業予測―鹿児島県与論島のマクマを事例に 澤田幸輝
天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える 北尾浩一
IV 中世以前の天体現象と天文文化
天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法 竹迫忍
惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察 作花一志
[コラム]星の数、銀河の数 真貝寿明
丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討 真貝寿明
V 近世以降の天体現象と天文文化
1861 年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に 北井礼三郎・玉澤春史・岩橋清美
日本に伝わった古世界地図と星図の系譜 真貝寿明
あとがき 天文文化学を進める上で見えてきたもの―理系出身者の視点から 真貝寿明
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3,850
松浦清・真貝寿明 編 、勉誠社 、2024 、320p 、A5判
お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。 目次 序 「天文文化学」という複合領域を楽しむために 松浦清 I 絵画・文学作品にみる天文文化 原在明《山上月食図》(個人蔵)の画題について 松浦清 一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって 横山恵理 「軌道」の語史―江戸時代末以降を中心に 米田達郎 [コラム] 星の美を詠む 横山恵理 [コラム]明治初頭の啓蒙書ブーム「窮理熱」と『滑稽窮理 臍の西国』 真貝寿明 II 信仰・思想にみる天文文化 銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて 西村昌能 天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台 勝俣隆 南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス― 南方曼荼羅の世界観 井村誠 [コラム]天文学者は星を知らない 真貝寿明 II 民俗にみる天文文化 奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察 澤田幸輝 [コラム]三日月の傾きと農業予測―鹿児島県与論島のマクマを事例に 澤田幸輝 天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える 北尾浩一 IV 中世以前の天体現象と天文文化 天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法 竹迫忍 惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察 作花一志 [コラム]星の数、銀河の数 真貝寿明 丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討 真貝寿明 V 近世以降の天体現象と天文文化 1861 年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に 北井礼三郎・玉澤春史・岩橋清美 日本に伝わった古世界地図と星図の系譜 真貝寿明 あとがき 天文文化学を進める上で見えてきたもの―理系出身者の視点から 真貝寿明

重要文化財 東福寺五百羅漢図 修理と研究

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
22,550
石川登志雄 編、勉誠出版、2023年10月、276 頁
「画聖」と称された室町期を代表する絵仏師・吉山明兆の超大作「五百羅漢図」。
大本山東福寺所蔵の47幅(45幅・附2幅)及び根津美術館所蔵の2幅についての16年の長期にわたる保存修理の成果とその下絵50幅、さらに長らく所在不明とされてきたが、近年、ロシア・エルミタージュ美術館に所蔵されていることが明らかになった第50号を大判のカラー図版により掲載。
また、調査の過程により見出された新知見、装潢修理における試行錯誤の成果を示した論考・コラム、諸種の資料も収載し、これまで全貌が未紹介であった東福寺五百羅漢図の研究に重要な材料を提供する。
日本文化史・美術史・仏教史・文化財学をはじめ諸分野に益する瞠目すべき一書!

<目次>

刊行にあたって 大本山東福寺 管長 原田融道

[図版編]
修理後写真/東福寺本・根津美術館本
第五〇号写真/エルミタージュ美術館本
修理工程写真/東福寺本・根津美術館本
五百羅漢図下絵写真/東福寺
第五〇号復元模写
五百羅漢図本紙表面書入れおよび「東福寺」印一覧

[各論編]
保存修理事業の概要
明兆筆五百羅漢図序論 綿田 稔
五百羅漢図軸木銘文にみる制作と修理の諸問題 石川登志雄
明兆筆五百羅漢図をめぐる諸問題 高橋真作
東福寺の再興と明兆 森 道彦
羅漢供祭文について 日種真子
五百羅漢図修理の特殊性 ―画期的な合同修理事業を振り返る― 岡 岩太郎

[コラム編]
1 修理前調査にみる現状と修理の要点 竹上幸宏
2 本紙表面からの補絹方法の模索 伊加田剛史
3 解体修理における肌裏紙の除去と永徳二年銘文の発見 小島知英
4 新肌裏紙の色調整について 佐味義之
5 五百羅漢図の復元模写 富澤千砂子

[資料編]
五百羅漢図軸木銘文集
五百羅漢図関係史料
五百羅漢図修理関係年表
五百羅漢図修理一覧

編集後記 石川登志雄

納期まで、3週間かかります。
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22,550
石川登志雄 編 、勉誠出版 、2023年10月 、276 頁
「画聖」と称された室町期を代表する絵仏師・吉山明兆の超大作「五百羅漢図」。 大本山東福寺所蔵の47幅(45幅・附2幅)及び根津美術館所蔵の2幅についての16年の長期にわたる保存修理の成果とその下絵50幅、さらに長らく所在不明とされてきたが、近年、ロシア・エルミタージュ美術館に所蔵されていることが明らかになった第50号を大判のカラー図版により掲載。 また、調査の過程により見出された新知見、装潢修理における試行錯誤の成果を示した論考・コラム、諸種の資料も収載し、これまで全貌が未紹介であった東福寺五百羅漢図の研究に重要な材料を提供する。 日本文化史・美術史・仏教史・文化財学をはじめ諸分野に益する瞠目すべき一書! <目次> 刊行にあたって 大本山東福寺 管長 原田融道 [図版編] 修理後写真/東福寺本・根津美術館本 第五〇号写真/エルミタージュ美術館本 修理工程写真/東福寺本・根津美術館本 五百羅漢図下絵写真/東福寺 第五〇号復元模写 五百羅漢図本紙表面書入れおよび「東福寺」印一覧 [各論編] 保存修理事業の概要 明兆筆五百羅漢図序論 綿田 稔 五百羅漢図軸木銘文にみる制作と修理の諸問題 石川登志雄 明兆筆五百羅漢図をめぐる諸問題 高橋真作 東福寺の再興と明兆 森 道彦 羅漢供祭文について 日種真子 五百羅漢図修理の特殊性 ―画期的な合同修理事業を振り返る― 岡 岩太郎 [コラム編] 1 修理前調査にみる現状と修理の要点 竹上幸宏 2 本紙表面からの補絹方法の模索 伊加田剛史 3 解体修理における肌裏紙の除去と永徳二年銘文の発見 小島知英 4 新肌裏紙の色調整について 佐味義之 5 五百羅漢図の復元模写 富澤千砂子 [資料編] 五百羅漢図軸木銘文集 五百羅漢図関係史料 五百羅漢図修理関係年表 五百羅漢図修理一覧 編集後記 石川登志雄 納期まで、3週間かかります。

菅家文草注釈 文章篇 第一冊 巻七上

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,940
文草の会 著、勉誠出版、2014年9月、368p、A5判上製
日本文化史、日本政治史に大きな影響を与えた菅原道真。その詩文集である『菅家文草』は、従来その前半の「詩」の部分のみが注釈書として公刊され、儒者の大きな仕事である作文の成果、「文」に関しては纏まった形での注釈書の公刊がなされてこなかった。
そのような状況を受け、最新の日本漢文学・和漢比較文学研究の粋を結集して、『菅家文草』文章の部の全てを注釈する。今後の研究の基盤となる決定版。
第一冊となる本書では、巻七に収載される賦・銘・賛・祭文・記・書序・議を注解する。

はじめに
凡 例
解 説  後藤昭雄

賦〈文体解説〉
1 秋湖賦 以秋水無岸為韻、二百字以上成篇。
2 未旦求衣賦一首 以秋夜思政何道済民為韻、依次用之。限三百字已上成篇。并序。
3 清風戒寒賦 以霜降之後戒為寒備為韻。
4 九日侍宴 重陽細雨賦 応製 以秋徳在陰為韻、依次用。

銘〈文体解説〉
5 元慶寺鐘銘一首 并序
6 右大臣剣銘 元慶六年九月作
7 吉祥院鐘銘 廻文 貞観十七年

賛〈文体解説〉
8-13 省試 当時瑞物賛六首 毎首十六字已上、自第一至第六。依次而賦之。貞観四年四月十四日試。五月十七日及第。
14-19 画図屏風松下道士賛六首 讃岐旅館屏風画也

祭文〈文体解説〉
20 祭連聡霊文
21 祭城山神文 為讃岐守祭之。

記〈文体解説〉
22 書斎記
23 左相撲司標所記
24 崇福寺綵錦宝幢記

書序〈文体解説〉
47 顕揚大戒論序 貞観八年、依家君教、為天台安慧座主所製。
48 洞中小集序 貞観九年、依雲林院親王命所製。
49 治要策苑序 貞観十五年、預製此序。于今不成撰集。
50 日本文徳天皇実録序 奉家君教所製也。
51 鴻臚贈答詩序 元慶七年五月、余依朝議、仮称礼部侍郎、接対蕃客。故製此詩序。

議〈文体解説〉
52 皇帝為族曾祖姑太皇大后制服并令天下素服議
53 定太政大臣職掌有無并史伝之中相当何職議

被注語索引

※25~46は第二冊(巻七下)に収載

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5,940
文草の会 著 、勉誠出版 、2014年9月 、368p 、A5判上製
日本文化史、日本政治史に大きな影響を与えた菅原道真。その詩文集である『菅家文草』は、従来その前半の「詩」の部分のみが注釈書として公刊され、儒者の大きな仕事である作文の成果、「文」に関しては纏まった形での注釈書の公刊がなされてこなかった。 そのような状況を受け、最新の日本漢文学・和漢比較文学研究の粋を結集して、『菅家文草』文章の部の全てを注釈する。今後の研究の基盤となる決定版。 第一冊となる本書では、巻七に収載される賦・銘・賛・祭文・記・書序・議を注解する。 はじめに 凡 例 解 説  後藤昭雄 賦〈文体解説〉 1 秋湖賦 以秋水無岸為韻、二百字以上成篇。 2 未旦求衣賦一首 以秋夜思政何道済民為韻、依次用之。限三百字已上成篇。并序。 3 清風戒寒賦 以霜降之後戒為寒備為韻。 4 九日侍宴 重陽細雨賦 応製 以秋徳在陰為韻、依次用。 銘〈文体解説〉 5 元慶寺鐘銘一首 并序 6 右大臣剣銘 元慶六年九月作 7 吉祥院鐘銘 廻文 貞観十七年 賛〈文体解説〉 8-13 省試 当時瑞物賛六首 毎首十六字已上、自第一至第六。依次而賦之。貞観四年四月十四日試。五月十七日及第。 14-19 画図屏風松下道士賛六首 讃岐旅館屏風画也 祭文〈文体解説〉 20 祭連聡霊文 21 祭城山神文 為讃岐守祭之。 記〈文体解説〉 22 書斎記 23 左相撲司標所記 24 崇福寺綵錦宝幢記 書序〈文体解説〉 47 顕揚大戒論序 貞観八年、依家君教、為天台安慧座主所製。 48 洞中小集序 貞観九年、依雲林院親王命所製。 49 治要策苑序 貞観十五年、預製此序。于今不成撰集。 50 日本文徳天皇実録序 奉家君教所製也。 51 鴻臚贈答詩序 元慶七年五月、余依朝議、仮称礼部侍郎、接対蕃客。故製此詩序。 議〈文体解説〉 52 皇帝為族曾祖姑太皇大后制服并令天下素服議 53 定太政大臣職掌有無并史伝之中相当何職議 被注語索引 ※25~46は第二冊(巻七下)に収載 納入までに3週間ほどかかります。

近現代日本を生きるテクスト遺産 モノ×営為×世界(アジア遊学305)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
Edoardo Gerlini 河野貴美子 編、勉誠社、2025、240p、A5判
近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。
その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。
書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。
その働きと諸相はどのように把握することができるのか。
さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。
目次
序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子
緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini
Ⅰ 「モノ」としてのテクスト遺産
明治期博物館の図書収集と管理―「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲
「古筆家」の近代―古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩
書跡文化のこれまでとこれから―テクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子
Ⅱ 営為としてのテクスト遺産
〈期待の地平〉と〈文学遺産〉―「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩
文献に記された民俗について―民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄
テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens
桜咲く束稲山―歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子
テクスト遺産としての日本漢詩―戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh
Ⅲ 日本のテクスト遺産と世界
近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則
「英語の世紀」に言葉を継承するということ―水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩

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Edoardo Gerlini 河野貴美子 編 、勉誠社 、2025 、240p 、A5判
近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。 その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。 書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。 その働きと諸相はどのように把握することができるのか。 さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。 目次 序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子 緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini Ⅰ 「モノ」としてのテクスト遺産 明治期博物館の図書収集と管理―「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲 「古筆家」の近代―古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩 書跡文化のこれまでとこれから―テクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子 Ⅱ 営為としてのテクスト遺産 〈期待の地平〉と〈文学遺産〉―「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩 文献に記された民俗について―民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄 テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens 桜咲く束稲山―歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子 テクスト遺産としての日本漢詩―戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh Ⅲ 日本のテクスト遺産と世界 近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則 「英語の世紀」に言葉を継承するということ―水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩 入荷まで2週間ほどかかります。

東アジアの結婚 文学・歴史・宗教(アジア遊学157)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
仁平道明 編、勉誠社、2012、248p、A5判
『青鞜』創刊号の「元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。」という言葉は、誇りかで高らかな宣言であると同時に、「今、女性は月である。 他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。」という、女性が置かれた現実と哀しみから発せられた嘆きの言葉でもあった。
それが典型的なかたちで現れる場である結婚について、東アジア(日本、韓国、中国、台湾)の女性の結婚を語る文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。
目次
[日本]
上代の女性の結婚と仏教―『日本霊異記』を通してみる―/河野貴美子
古代日本の婚姻形態と妻妾制の導入―居住・親族名称・呼称を中心に―/胡潔
平安時代の婚姻制度と女性/工藤重矩
平安貴族の結婚と家族/服藤早苗
中世の女性の結婚と仏教/佐藤弘夫
中世後期の結婚と家―武家の家を中心に/久留島典子
近世の結婚と女性/大藤修
[中国]
中国における古代婚姻制度と習俗/韓昇(岩田和子 訳)
『周易』の女性観・結婚観と不均衡より生じるエネルギー/張哲俊(石碩 訳)
『詩経』における女性の結婚生活/周峨(原田信 訳)
“中国式”結婚と現代の結婚生活の危機―現代中国の結婚・恋愛ドラマについての一考察―/董麗敏(依田菜津子 訳)
[韓国]
「いと浮かびたる」女の宿世―韓国の婚姻風俗の変遷と女性の生―/李美淑
閨訓書から見た朝鮮時代の既婚女性の倫理/李景河(李美淑 訳)
閨房歌辭(ギュバンガサ)から見た朝鮮時代女性の生と結婚/鄭麟淑(李美淑 訳)
韓国における家族変化と女性の独身現象/李東鈺(李美淑 訳)
[台湾]
現代台湾における女性の婚姻形態と動向/蕭英玲・利翠珊(王嘉臨・林庭禎 訳)
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仁平道明 編 、勉誠社 、2012 、248p 、A5判
『青鞜』創刊号の「元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。」という言葉は、誇りかで高らかな宣言であると同時に、「今、女性は月である。 他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。」という、女性が置かれた現実と哀しみから発せられた嘆きの言葉でもあった。 それが典型的なかたちで現れる場である結婚について、東アジア(日本、韓国、中国、台湾)の女性の結婚を語る文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。 目次 [日本] 上代の女性の結婚と仏教―『日本霊異記』を通してみる―/河野貴美子 古代日本の婚姻形態と妻妾制の導入―居住・親族名称・呼称を中心に―/胡潔 平安時代の婚姻制度と女性/工藤重矩 平安貴族の結婚と家族/服藤早苗 中世の女性の結婚と仏教/佐藤弘夫 中世後期の結婚と家―武家の家を中心に/久留島典子 近世の結婚と女性/大藤修 [中国] 中国における古代婚姻制度と習俗/韓昇(岩田和子 訳) 『周易』の女性観・結婚観と不均衡より生じるエネルギー/張哲俊(石碩 訳) 『詩経』における女性の結婚生活/周峨(原田信 訳) “中国式”結婚と現代の結婚生活の危機―現代中国の結婚・恋愛ドラマについての一考察―/董麗敏(依田菜津子 訳) [韓国] 「いと浮かびたる」女の宿世―韓国の婚姻風俗の変遷と女性の生―/李美淑 閨訓書から見た朝鮮時代の既婚女性の倫理/李景河(李美淑 訳) 閨房歌辭(ギュバンガサ)から見た朝鮮時代女性の生と結婚/鄭麟淑(李美淑 訳) 韓国における家族変化と女性の独身現象/李東鈺(李美淑 訳) [台湾] 現代台湾における女性の婚姻形態と動向/蕭英玲・利翠珊(王嘉臨・林庭禎 訳) 納入までに3週間ほどかかります。

戦国合戦図屛風の歴史学

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,405
高橋修 著、勉誠出版、2021年2月、528p、A5判・上製
豪華絢爛!細密の極致!
「戦国合戦図屛風」はなぜ作られたのか?
「川中島合戦図屛風」「長篠・長久手合戦図屛風」「関ヶ原合戦図屛風」など、主要作品20数点を、歴史学の視点から丹念に読み解き、図像的特徴や成立背景、写本の普及と合戦像の定着、後世の評価について明らかに。
長年、合戦図屛風を追究してきた著者による研究成果の集大成。

目次

カラー口絵

序論 「戦国合戦図屛風」の世界

第Ⅰ部 「川中島合戦図屛風」と甲越軍学

第一章 紀州本「川中島合戦図屛風」と紀州徳川家

第二章 軍学者宇佐美定祐について―紀州本「川中島合戦図屛風」の周辺―

第三章 甲越軍学の軌跡―山本勘助と宇佐美駿河守を生みだしたもの―

第四章 山本勘助と『甲陽軍鑑』

第五章 米沢市上杉博物館蔵「川中島合戦図屛風」―画面構成と成立背景―

第六章 ミュージアム中仙道蔵「川中島合戦図屛風」の図像的特徴と成立背景―公武協調の時代と「上杉謙信」―

第Ⅱ部 「長篠・長久手合戦図屛風」

第七章 「長篠・長久手合戦図屛風」の概要と論点

第八章 「長久手合戦図屛風」の成立と展開

第九章 「長篠合戦図屛風」を読む

第十章 尾張・紀伊両徳川家における小牧・長久手合戦の研究と顕彰
はじめに―問題の所在―

第十一章 豊田市郷土資料館蔵「長篠・長久手合戦図屛風」の図像的特徴と成立背景

第Ⅲ部 「合戦図屛風」の諸相

第十二章 「賤ヶ岳合戦図屛風」と『川角太閤記』

第十三章 「蔚山合戦図屛風」(「朝鮮軍陣図屛風」)の成立と展開

第十四章 和歌山県立博物館蔵「壬辰倭乱図屛風」について

第十五章 「関ヶ原合戦図屛風」の概要と研究の現状

第十六章 解題「長谷堂合戦図屛風」

第十七章 「湊川合戦図屛風」の世界

第十八章 「結城合戦絵詞」とは何か

補論  その他の作品の手引き

総論  総括と課題

戦国合戦図屛風所在一覧
あとがき
初出一覧
索引

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高橋修 著 、勉誠出版 、2021年2月 、528p 、A5判・上製
豪華絢爛!細密の極致! 「戦国合戦図屛風」はなぜ作られたのか? 「川中島合戦図屛風」「長篠・長久手合戦図屛風」「関ヶ原合戦図屛風」など、主要作品20数点を、歴史学の視点から丹念に読み解き、図像的特徴や成立背景、写本の普及と合戦像の定着、後世の評価について明らかに。 長年、合戦図屛風を追究してきた著者による研究成果の集大成。 目次 カラー口絵 序論 「戦国合戦図屛風」の世界 第Ⅰ部 「川中島合戦図屛風」と甲越軍学 第一章 紀州本「川中島合戦図屛風」と紀州徳川家 第二章 軍学者宇佐美定祐について―紀州本「川中島合戦図屛風」の周辺― 第三章 甲越軍学の軌跡―山本勘助と宇佐美駿河守を生みだしたもの― 第四章 山本勘助と『甲陽軍鑑』 第五章 米沢市上杉博物館蔵「川中島合戦図屛風」―画面構成と成立背景― 第六章 ミュージアム中仙道蔵「川中島合戦図屛風」の図像的特徴と成立背景―公武協調の時代と「上杉謙信」― 第Ⅱ部 「長篠・長久手合戦図屛風」 第七章 「長篠・長久手合戦図屛風」の概要と論点 第八章 「長久手合戦図屛風」の成立と展開 第九章 「長篠合戦図屛風」を読む 第十章 尾張・紀伊両徳川家における小牧・長久手合戦の研究と顕彰 はじめに―問題の所在― 第十一章 豊田市郷土資料館蔵「長篠・長久手合戦図屛風」の図像的特徴と成立背景 第Ⅲ部 「合戦図屛風」の諸相 第十二章 「賤ヶ岳合戦図屛風」と『川角太閤記』 第十三章 「蔚山合戦図屛風」(「朝鮮軍陣図屛風」)の成立と展開 第十四章 和歌山県立博物館蔵「壬辰倭乱図屛風」について 第十五章 「関ヶ原合戦図屛風」の概要と研究の現状 第十六章 解題「長谷堂合戦図屛風」 第十七章 「湊川合戦図屛風」の世界 第十八章 「結城合戦絵詞」とは何か 補論  その他の作品の手引き 総論  総括と課題 戦国合戦図屛風所在一覧 あとがき 初出一覧 索引 納入までに3週間ほどかかります。

無住道暁の拓く鎌倉時代 中世兼学僧の思想と空間(アジア遊学298)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
土屋有里子 編、勉誠社、2024、216p、A5判
『沙石集』、『雑談集』などの説話集編者として知られる無住道暁(むじゅうどうぎょう、一二二六〜一三一二。鎌倉時代後期の遁世僧)。
近年、無住の修学面に関する新資料が公になり、その研究も大きく飛躍しているが、
彼自身の人生を諸分野から概観する書籍はない。
彼はいつどこで誰に出会い、どのような教えを受け、何を選択したのか。
鎌倉時代を代表する説話集は、無住のいかなる人生を投影して作られたのか。
無住が生きた土地・場、各地での僧侶間ネットワークに着目し、宗教者としての内実を読み解くと同時に、無住をとりまく文芸活動を考察。
鎌倉幕府や北条氏にも高い関心を寄せた無住の修学・文学を、彼の人生の流れに沿ってとらえ直す。
目次
序文◆土屋有里子
第一部 修学と環境をめぐる―東国・尾張・京
常陸の宗教世界と無住◆亀山純生
無住と法身房◆土屋有里子
無住と鎌倉―鎌倉の仏教関係説話を中心に◆追塩千尋
尾張長母寺住持無住と地域の人々◆山田邦明
無住にとっての尾張―地方在住僧の帰属意識◆三好俊徳
無住と伊勢神宮―『沙石集』巻第一第一話「太神宮御事」をめぐって◆伊藤聡
円爾述『逸題無住聞書』と無住◆和田有希子
『沙石集』における解脱房貞慶の役割から聖一国師への道―無住が捉えた貞慶の伝承像とその文脈―円爾と交錯する中世仏教の展開◆阿部泰郎
第二部 無住と文芸活動―説話集編者の周辺
ふたつの鼓動―『沙石集』と『私聚百因縁集』をつなぐもの◆加美甲多
『雑談集』巻五にみえる呪願◆高橋悠介
梶原伝承と尾張万歳◆土屋有里子
無住と南宋代成立典籍・補遺◆小林直樹
無住の和歌陀羅尼観―『沙石集』諸本から変遷をたどる◆平野多恵
「無住と『法華経』、法華経読誦」◆柴佳世乃

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土屋有里子 編 、勉誠社 、2024 、216p 、A5判
『沙石集』、『雑談集』などの説話集編者として知られる無住道暁(むじゅうどうぎょう、一二二六〜一三一二。鎌倉時代後期の遁世僧)。 近年、無住の修学面に関する新資料が公になり、その研究も大きく飛躍しているが、 彼自身の人生を諸分野から概観する書籍はない。 彼はいつどこで誰に出会い、どのような教えを受け、何を選択したのか。 鎌倉時代を代表する説話集は、無住のいかなる人生を投影して作られたのか。 無住が生きた土地・場、各地での僧侶間ネットワークに着目し、宗教者としての内実を読み解くと同時に、無住をとりまく文芸活動を考察。 鎌倉幕府や北条氏にも高い関心を寄せた無住の修学・文学を、彼の人生の流れに沿ってとらえ直す。 目次 序文◆土屋有里子 第一部 修学と環境をめぐる―東国・尾張・京 常陸の宗教世界と無住◆亀山純生 無住と法身房◆土屋有里子 無住と鎌倉―鎌倉の仏教関係説話を中心に◆追塩千尋 尾張長母寺住持無住と地域の人々◆山田邦明 無住にとっての尾張―地方在住僧の帰属意識◆三好俊徳 無住と伊勢神宮―『沙石集』巻第一第一話「太神宮御事」をめぐって◆伊藤聡 円爾述『逸題無住聞書』と無住◆和田有希子 『沙石集』における解脱房貞慶の役割から聖一国師への道―無住が捉えた貞慶の伝承像とその文脈―円爾と交錯する中世仏教の展開◆阿部泰郎 第二部 無住と文芸活動―説話集編者の周辺 ふたつの鼓動―『沙石集』と『私聚百因縁集』をつなぐもの◆加美甲多 『雑談集』巻五にみえる呪願◆高橋悠介 梶原伝承と尾張万歳◆土屋有里子 無住と南宋代成立典籍・補遺◆小林直樹 無住の和歌陀羅尼観―『沙石集』諸本から変遷をたどる◆平野多恵 「無住と『法華経』、法華経読誦」◆柴佳世乃 納入までに3週間ほどかかります。

室町前期の文化・社会・宗教 『三国伝記』を読みとく(アジア遊学263)

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3,080
小助川元太 他 編集、勉誠社、2021年11月、240 頁、A5
『三国伝記』とは何だったのか―
室町時代に成立した、インド・中国・日本の三国にわたる説話集である『三国伝記』。
この作品が生まれた室町前期、とくに応永・永享期という北山文化と東山文化の狭間の時代の文化的状況はどのようなものだったのか。
作品としての『三国伝記』を再評価し、同時に、周辺作品や同時代資料から窺えるこの時代の人々の国際感覚や、彼らの置かれていた宗教的環境、社会的状況や文化的状況などを照らし出し、『三国伝記』という作品が生まれた室町前期という時代を捉え直す。

目次

[序言]本書の見取り図―『三国伝記』から読み解く時代と作品 小助川元太

Ⅰ 『三国伝記』から見る室町前期
『三国伝記』に見る室町前期の唐招提寺縁起 橋本正俊
夢窓派の応永期 川本慎自
【コラム】足利直冬の上洛・没落と石塔・桃井・山名・斯波―『三国伝記』が描いたもの・描かなかったもの 谷口雄太
【コラム】六角満高の近江国支配 新谷和之

Ⅱ 『三国伝記』の宗教的環境
『三国伝記』生成の前夜―琵琶湖東の宗教的環境の一端〈倍山と常陸・出羽・濃尾〉 牧野和夫
『三国伝記』巻第十二「仏舎利勝利事」と『釈尊御舎利儀記』 高橋悠介
『三国伝記』における「霊地」考 柏原康人
【コラム】室町殿の外出と寺院 細川武稔

Ⅲ 『三国伝記』という「作品」を読みなおす
〝三国伝記〞という編述 竹村信治
『三国伝記』と禅律僧―「行」を志向する説話集 小林直樹
三国伝記と韓朋賦―変文と説話㈢ 黒田彰
【コラム】連環する中世 鈴木元
【コラム】馬鳴・龍樹をめぐる因縁とその諸相―『三国伝記』巻一第七を端緒として 本井牧子

Ⅳ 『三国伝記』とその周辺
『三国伝記』における韓湘説話の主題 三田明弘
『壒嚢鈔』と『三国伝記』―斑足王説話の比較を中心に 小助川元太
素材としての説話―『三国伝記』と『沙石集』 加美甲多
【コラム】『三国伝記』が伝える室町期の三国志受容 田中尚子
【コラム】室町時代における『太平記』の享受―『応仁記』を中心に 小秋元段

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小助川元太 他 編集 、勉誠社 、2021年11月 、240 頁 、A5
『三国伝記』とは何だったのか― 室町時代に成立した、インド・中国・日本の三国にわたる説話集である『三国伝記』。 この作品が生まれた室町前期、とくに応永・永享期という北山文化と東山文化の狭間の時代の文化的状況はどのようなものだったのか。 作品としての『三国伝記』を再評価し、同時に、周辺作品や同時代資料から窺えるこの時代の人々の国際感覚や、彼らの置かれていた宗教的環境、社会的状況や文化的状況などを照らし出し、『三国伝記』という作品が生まれた室町前期という時代を捉え直す。 目次 [序言]本書の見取り図―『三国伝記』から読み解く時代と作品 小助川元太 Ⅰ 『三国伝記』から見る室町前期 『三国伝記』に見る室町前期の唐招提寺縁起 橋本正俊 夢窓派の応永期 川本慎自 【コラム】足利直冬の上洛・没落と石塔・桃井・山名・斯波―『三国伝記』が描いたもの・描かなかったもの 谷口雄太 【コラム】六角満高の近江国支配 新谷和之 Ⅱ 『三国伝記』の宗教的環境 『三国伝記』生成の前夜―琵琶湖東の宗教的環境の一端〈倍山と常陸・出羽・濃尾〉 牧野和夫 『三国伝記』巻第十二「仏舎利勝利事」と『釈尊御舎利儀記』 高橋悠介 『三国伝記』における「霊地」考 柏原康人 【コラム】室町殿の外出と寺院 細川武稔 Ⅲ 『三国伝記』という「作品」を読みなおす 〝三国伝記〞という編述 竹村信治 『三国伝記』と禅律僧―「行」を志向する説話集 小林直樹 三国伝記と韓朋賦―変文と説話㈢ 黒田彰 【コラム】連環する中世 鈴木元 【コラム】馬鳴・龍樹をめぐる因縁とその諸相―『三国伝記』巻一第七を端緒として 本井牧子 Ⅳ 『三国伝記』とその周辺 『三国伝記』における韓湘説話の主題 三田明弘 『壒嚢鈔』と『三国伝記』―斑足王説話の比較を中心に 小助川元太 素材としての説話―『三国伝記』と『沙石集』 加美甲多 【コラム】『三国伝記』が伝える室町期の三国志受容 田中尚子 【コラム】室町時代における『太平記』の享受―『応仁記』を中心に 小秋元段 納入までに3週間ほどかかります。

酔いの文化史ー儀礼から病まで(アジア遊学250)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,040
伊藤信博 編、勉誠出版、2020年8月、256p、A5判
お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

日本酒やワインは、どのように生み出され、人々の生活に息づいてきたのか。
飲む行為と宗教や儀礼とはどのように結びついているのか。
醸造や酒宴の歴史から、食文化とのかかわり、文学・絵画における表象、アルコール依存症など現代的な問題まで、宗教的・社会的機能をもつ飲酒文化について、文学史・美術史・歴史学・食文化史など様々な分野から切り込む。

目次

序言―東西の飲酒文化を考える 伊藤信博

Ⅰ 酔いと宗教
無明の酒に酔う―〈酔い〉の表現史  小峯和明 
髑髏盃をめぐって―織田信長を端緒に  目黒将史
僧坊酒宴再考  芳澤元 
酒と仏教―酒の仏は「酔い酔い酔い酔い、酔いやな」 石井公成
【コラム】 人類最初の酔っぱらいとしてのノア  木俣元一

Ⅱ 飲酒とその表象
平安貴族の「酔い」と「まつりごと」  高橋亨 
平安後期における香薬の「酔い」―『香要抄』を中心に  アンドリュー・マッカンバー
破戒と陶酔―中世絵画に見る  山本聡美 
黄表紙に擬人化される酒  畑有紀 
中世文学のなかの居酒屋と放蕩息子―クリシェか現実か  前野みち子

Ⅲ 飲酒と環境
米と酒そしてその周辺―環境の視座から  伊藤信博・伊藤彰敏
椒芽田楽の洒落本から見るお酒と酔い  ミギー・ディラン 
飲料の製造、飲み方と文化―例外としての日本酒?  ボーメール・ニコラ
アンシャンレジーム期のフランスにおける酔いに対する寛容  マチュー・ルクートル(棚橋美知子 訳)
酔う女―徳田秋聲『新世帯』と明治期の飲酒文化  安井海洋 
【コラム】 日本酒と肴―海辺の村で呑み始め  小川雅魚 

Ⅳ 飲酒と病
【コラム】 フランスにおけるアルコール中毒対策の政策的曖昧さ  ジャン=ロベール・ピット(棚橋美知子 訳)
【コラム】 飲酒と体内器官の関係  トマ・ロラン(棚橋美知子 訳)
【コラム】 アルコール飲料製造における生物学的プロセス  アンドレス・マツラナ(棚橋美知子 訳)

翻訳を終えて 棚橋美知子
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7,040
伊藤信博 編 、勉誠出版 、2020年8月 、256p 、A5判
お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。 日本酒やワインは、どのように生み出され、人々の生活に息づいてきたのか。 飲む行為と宗教や儀礼とはどのように結びついているのか。 醸造や酒宴の歴史から、食文化とのかかわり、文学・絵画における表象、アルコール依存症など現代的な問題まで、宗教的・社会的機能をもつ飲酒文化について、文学史・美術史・歴史学・食文化史など様々な分野から切り込む。 目次 序言―東西の飲酒文化を考える 伊藤信博 Ⅰ 酔いと宗教 無明の酒に酔う―〈酔い〉の表現史  小峯和明  髑髏盃をめぐって―織田信長を端緒に  目黒将史 僧坊酒宴再考  芳澤元  酒と仏教―酒の仏は「酔い酔い酔い酔い、酔いやな」 石井公成 【コラム】 人類最初の酔っぱらいとしてのノア  木俣元一 Ⅱ 飲酒とその表象 平安貴族の「酔い」と「まつりごと」  高橋亨  平安後期における香薬の「酔い」―『香要抄』を中心に  アンドリュー・マッカンバー 破戒と陶酔―中世絵画に見る  山本聡美  黄表紙に擬人化される酒  畑有紀  中世文学のなかの居酒屋と放蕩息子―クリシェか現実か  前野みち子 Ⅲ 飲酒と環境 米と酒そしてその周辺―環境の視座から  伊藤信博・伊藤彰敏 椒芽田楽の洒落本から見るお酒と酔い  ミギー・ディラン  飲料の製造、飲み方と文化―例外としての日本酒?  ボーメール・ニコラ アンシャンレジーム期のフランスにおける酔いに対する寛容  マチュー・ルクートル(棚橋美知子 訳) 酔う女―徳田秋聲『新世帯』と明治期の飲酒文化  安井海洋  【コラム】 日本酒と肴―海辺の村で呑み始め  小川雅魚  Ⅳ 飲酒と病 【コラム】 フランスにおけるアルコール中毒対策の政策的曖昧さ  ジャン=ロベール・ピット(棚橋美知子 訳) 【コラム】 飲酒と体内器官の関係  トマ・ロラン(棚橋美知子 訳) 【コラム】 アルコール飲料製造における生物学的プロセス  アンドレス・マツラナ(棚橋美知子 訳) 翻訳を終えて 棚橋美知子

梁職貢図と東部ユーラシア世界

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,350
鈴木靖民・金子修一 編、勉誠社、2014年5月、562p、A5判上製
東アジア世界から東部ユーラシア世界へ
中国南朝・梁の蕭繹により作成された「梁職貢図」。
そこに描かれた諸国・諸地域の使節図・題記は、6世紀における梁を中心とした国際秩序・文化的状況を鮮やかに伝える貴重資料である。
近年、従来佚損していた倭国条の後半、そして新羅・高句麗や西域諸国の条を補う新資料「清張庚諸番職貢図巻」が見出され、「梁職貢図」をめぐる研究状況は新たなステージを迎えることなった。
本書では、「梁職貢図」の新出題記、そして従来の諸本の多角的検証により、その史料的位置付けを明らかにし、
中心・周縁・辺縁の諸関係より構成される東部ユーラシアの世界構造を立体的に描き出す。

目次

口絵
まえがき 金子修一
「清張庚諸番職貢図巻」

第一部 東部ユーラシア世界の構造
東部ユーラシア世界史と東アジア世界史―梁の国際関係・国際秩序・国際意識を中心として― 鈴木靖民
梁職貢図と西域諸国―新出清張庚模本「諸番職貢図巻」がもたらす問題― 王素(菊地大・速水大 訳)
梁への道―「職貢図」とユーラシア交通― 石見清裕
「梁職貢図」の国名記載順 中村和樹
南朝梁の外交とその特質 金子ひろみ
「梁職貢図」と『梁書』諸夷伝の上表文―仏教東伝の準備的考察― 新川登亀男

第二部 テキストとしての職貢図
「梁職貢図」流伝と模本 尹龍九(近藤剛・訳)
台湾故宮博物院所蔵「南唐顧徳謙模梁元帝蕃客入朝図」について 深津行徳
「梁職貢図」逸文の集成と略解 澤本光弘・植田喜兵成智
木下杢太郎と芥川龍之介が見た北京の職貢図 片山章雄

第三部 梁と「蕃夷」の国際関係
(a) 魏晋南北朝の国際関係
中国における倭人情報―「梁職貢図」の前後― 河内春人
孫呉・東晋と東南アジア諸国 菊地大
倭の五王の冊封と劉宋遣使―倭王武を中心に― 廣瀬憲雄
「梁職貢図」と東南アジア国書 河上麻由子

(b) 朝鮮・北朝の国際関係
「梁職貢図」高句麗・百済・新羅の題記について 李成市
新出「梁職貢図」題記逸文の朝鮮関係記事二、三をめぐって 赤羽目匡由
「魯国」か「虜国」か 堀内淳一
北朝の国書 金子修一

あとがき 鈴木靖民
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9,350
鈴木靖民・金子修一 編 、勉誠社 、2014年5月 、562p 、A5判上製
東アジア世界から東部ユーラシア世界へ 中国南朝・梁の蕭繹により作成された「梁職貢図」。 そこに描かれた諸国・諸地域の使節図・題記は、6世紀における梁を中心とした国際秩序・文化的状況を鮮やかに伝える貴重資料である。 近年、従来佚損していた倭国条の後半、そして新羅・高句麗や西域諸国の条を補う新資料「清張庚諸番職貢図巻」が見出され、「梁職貢図」をめぐる研究状況は新たなステージを迎えることなった。 本書では、「梁職貢図」の新出題記、そして従来の諸本の多角的検証により、その史料的位置付けを明らかにし、 中心・周縁・辺縁の諸関係より構成される東部ユーラシアの世界構造を立体的に描き出す。 目次 口絵 まえがき 金子修一 「清張庚諸番職貢図巻」 第一部 東部ユーラシア世界の構造 東部ユーラシア世界史と東アジア世界史―梁の国際関係・国際秩序・国際意識を中心として― 鈴木靖民 梁職貢図と西域諸国―新出清張庚模本「諸番職貢図巻」がもたらす問題― 王素(菊地大・速水大 訳) 梁への道―「職貢図」とユーラシア交通― 石見清裕 「梁職貢図」の国名記載順 中村和樹 南朝梁の外交とその特質 金子ひろみ 「梁職貢図」と『梁書』諸夷伝の上表文―仏教東伝の準備的考察― 新川登亀男 第二部 テキストとしての職貢図 「梁職貢図」流伝と模本 尹龍九(近藤剛・訳) 台湾故宮博物院所蔵「南唐顧徳謙模梁元帝蕃客入朝図」について 深津行徳 「梁職貢図」逸文の集成と略解 澤本光弘・植田喜兵成智 木下杢太郎と芥川龍之介が見た北京の職貢図 片山章雄 第三部 梁と「蕃夷」の国際関係 (a) 魏晋南北朝の国際関係 中国における倭人情報―「梁職貢図」の前後― 河内春人 孫呉・東晋と東南アジア諸国 菊地大 倭の五王の冊封と劉宋遣使―倭王武を中心に― 廣瀬憲雄 「梁職貢図」と東南アジア国書 河上麻由子 (b) 朝鮮・北朝の国際関係 「梁職貢図」高句麗・百済・新羅の題記について 李成市 新出「梁職貢図」題記逸文の朝鮮関係記事二、三をめぐって 赤羽目匡由 「魯国」か「虜国」か 堀内淳一 北朝の国書 金子修一 あとがき 鈴木靖民

雑司ヶ谷鬼子母神堂開堂三百五十年・重要文化財指定記念 雑司ヶ谷鬼子母神堂

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
27,500
威光山法明寺 近江正典 編、勉誠社、2016年11月、328p、菊倍判・上製
寛文6年(1666)、雑司が谷の地にて開堂され、今なお往時の姿をとどめる鬼子母神堂。
江戸時代以来の人びとの信仰の中で守られ、伝えられてきたこの歴史的建造物は、2016年、国の重要文化財に指定された。
鬼子母神堂はいかなる文化と歴史を育んできたのか。
建築・彫刻・絵画・絵馬など200点を越えるカラー図版と解説、15本の斯界からの論文を収載し、その全てを明らかにする。

目次

鬼子母神堂開堂三百五十年記念誌発刊の辞 威光山法明寺住職 近江正典
開堂三百五十年を迎えて 威光山法明寺院首 近江正隆
鬼子母神堂開堂三百五十年記念誌発刊に寄せて 豊島区長 高野之夫
雑司ヶ谷鬼子母神堂開堂三百五十年と国重要文化財指定の慶事に際して
豊島区教育委員会教育長 三田一則
重要文化財指定指定書

図版篇
凡例
堂宇
彫刻
工芸品(法具など)
絵画・奉納額

解説篇
堂宇図版解説 小林直弘
法明寺鬼子母神堂彫刻目録 久保田綾
法明寺鬼子母神堂工芸品(法具など)目録 久保田綾・菱沼沙織
絵画・奉納額解説 梅沢恵
論考篇
法明寺と鬼子母神堂 近江正典
雑司ヶ谷鬼子母神における庶民信仰の確立 近江美佳
鬼子母神堂と法華信仰 永村眞
雑司ヶ谷鬼子母神堂の建築について  上野勝久
鬼子母神堂の成立と発展 國分眞史
自昌院の生涯にみる鬼子母神堂建立の意義 佐藤妙晃
地誌に見る鬼子母神堂参詣 小谷量子
法明寺鬼子母神堂の彫刻と工芸品 副島弘道
【コラム】天正三年銘鬼子母神立像について 向坂卓也
法明寺鬼子母神堂の奉納絵馬 梅沢恵
鬼子母神堂所蔵鳥山石燕筆大森彦七図絵馬 梅沢恵
【コラム】狩野洞白愛信筆鶴図絵馬について 柏崎諒
【コラム】鬼子母神堂本殿旧障壁画 由良濯
御会式と練供養 安藤昌就
御会式の今 近江正栄
鬼子母神堂関連年表

雑司ヶ谷鬼子母神堂開堂三百五十年・重要文化財指定記念誌制作日程
雑司ヶ谷鬼子母神堂開堂三百五十年・重要文化財指定記念誌刊行会名簿
編集後記

納入までに3週間ほどかかります。
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威光山法明寺 近江正典 編 、勉誠社 、2016年11月 、328p 、菊倍判・上製
寛文6年(1666)、雑司が谷の地にて開堂され、今なお往時の姿をとどめる鬼子母神堂。 江戸時代以来の人びとの信仰の中で守られ、伝えられてきたこの歴史的建造物は、2016年、国の重要文化財に指定された。 鬼子母神堂はいかなる文化と歴史を育んできたのか。 建築・彫刻・絵画・絵馬など200点を越えるカラー図版と解説、15本の斯界からの論文を収載し、その全てを明らかにする。 目次 鬼子母神堂開堂三百五十年記念誌発刊の辞 威光山法明寺住職 近江正典 開堂三百五十年を迎えて 威光山法明寺院首 近江正隆 鬼子母神堂開堂三百五十年記念誌発刊に寄せて 豊島区長 高野之夫 雑司ヶ谷鬼子母神堂開堂三百五十年と国重要文化財指定の慶事に際して 豊島区教育委員会教育長 三田一則 重要文化財指定指定書 図版篇 凡例 堂宇 彫刻 工芸品(法具など) 絵画・奉納額 解説篇 堂宇図版解説 小林直弘 法明寺鬼子母神堂彫刻目録 久保田綾 法明寺鬼子母神堂工芸品(法具など)目録 久保田綾・菱沼沙織 絵画・奉納額解説 梅沢恵 論考篇 法明寺と鬼子母神堂 近江正典 雑司ヶ谷鬼子母神における庶民信仰の確立 近江美佳 鬼子母神堂と法華信仰 永村眞 雑司ヶ谷鬼子母神堂の建築について  上野勝久 鬼子母神堂の成立と発展 國分眞史 自昌院の生涯にみる鬼子母神堂建立の意義 佐藤妙晃 地誌に見る鬼子母神堂参詣 小谷量子 法明寺鬼子母神堂の彫刻と工芸品 副島弘道 【コラム】天正三年銘鬼子母神立像について 向坂卓也 法明寺鬼子母神堂の奉納絵馬 梅沢恵 鬼子母神堂所蔵鳥山石燕筆大森彦七図絵馬 梅沢恵 【コラム】狩野洞白愛信筆鶴図絵馬について 柏崎諒 【コラム】鬼子母神堂本殿旧障壁画 由良濯 御会式と練供養 安藤昌就 御会式の今 近江正栄 鬼子母神堂関連年表 雑司ヶ谷鬼子母神堂開堂三百五十年・重要文化財指定記念誌制作日程 雑司ヶ谷鬼子母神堂開堂三百五十年・重要文化財指定記念誌刊行会名簿 編集後記 納入までに3週間ほどかかります。

東アジアの王宮・王都と仏教

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
堀裕・三上喜孝・吉田歓 編、勉誠社、2023年10月
前近代東アジアにおける王宮・王都は、豊かな交流のあり様を示す多くの共通性がみられる一方、時期や地域によって注目すべき大きな相違が存在する。
これまで考古学や文献史学により、その諸相が明らかになってきてはいるが、宗教行事に関する比較研究は一部の行事を除けば立ち遅れている。
六世紀から十一世紀にかけての東アジアにおける王宮と王都の比較宗教史研究を通して、東アジア世界における、それぞれの「王権」の特色を示すことで、今後の研究を牽引する画期的な一書。

目次

はじめに 堀 裕

第一部 東アジア比較史のなかの倭・日本
東アジアの王宮正殿仏事と正統性 堀 裕
古代中国の都城と社 吉田 歓
宮都における盂蘭盆会の日中比較 内田敦士
考古学から見た古代東アジアの鎮護国家政策の展開と意義 佐川正敏
日本古代の仏都と仏都圏 吉川真司

第二部 百済・新羅と東アジアの王宮仏事
百済・新羅の王宮と寺院 李炳鎬(金玄耿訳)
観音信仰、百済から日本へ―『観世音応験記』を出発点として 三上喜孝
東アジア王宮内仏教施設の比較研究―南朝・百済・倭を中心に 堀 裕
七世紀における倭国の苑地と東アジア―須弥山・呉橋・猿石の思想的背景 仁藤敦史
新羅の月池宮と拝仏・祭祀 田中俊明
新羅東宮の性格に関する一考察 金銀貞
新羅四天王寺の緑釉遺物と「琉璃水波形塼」 金銀貞(金東河訳)

第三部 「宗教の時代」のおわりと東部ユーラシアの王宮仏事
「天書」と「舎利」―宋代宮廷美術における宗教文物の否定性と意味の変遷 塚本麿充
高麗王室の祖先崇拝と仏教・儒教―真殿寺院・景霊殿と御容に関する考察を中心に 豊島悠果
盧舎那仏と栴檀釈迦瑞像―北宋・遼と日本の仏身論をめぐって 長岡龍作
契丹の都城・宮廷と仏教 藤原崇人
元の大都における宗教行事をめぐる基礎的考察 渡辺健哉

あとがき 三上喜孝・吉田 歓
執筆者紹介

お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
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12,100
堀裕・三上喜孝・吉田歓 編 、勉誠社 、2023年10月
前近代東アジアにおける王宮・王都は、豊かな交流のあり様を示す多くの共通性がみられる一方、時期や地域によって注目すべき大きな相違が存在する。 これまで考古学や文献史学により、その諸相が明らかになってきてはいるが、宗教行事に関する比較研究は一部の行事を除けば立ち遅れている。 六世紀から十一世紀にかけての東アジアにおける王宮と王都の比較宗教史研究を通して、東アジア世界における、それぞれの「王権」の特色を示すことで、今後の研究を牽引する画期的な一書。 目次 はじめに 堀 裕 第一部 東アジア比較史のなかの倭・日本 東アジアの王宮正殿仏事と正統性 堀 裕 古代中国の都城と社 吉田 歓 宮都における盂蘭盆会の日中比較 内田敦士 考古学から見た古代東アジアの鎮護国家政策の展開と意義 佐川正敏 日本古代の仏都と仏都圏 吉川真司 第二部 百済・新羅と東アジアの王宮仏事 百済・新羅の王宮と寺院 李炳鎬(金玄耿訳) 観音信仰、百済から日本へ―『観世音応験記』を出発点として 三上喜孝 東アジア王宮内仏教施設の比較研究―南朝・百済・倭を中心に 堀 裕 七世紀における倭国の苑地と東アジア―須弥山・呉橋・猿石の思想的背景 仁藤敦史 新羅の月池宮と拝仏・祭祀 田中俊明 新羅東宮の性格に関する一考察 金銀貞 新羅四天王寺の緑釉遺物と「琉璃水波形塼」 金銀貞(金東河訳) 第三部 「宗教の時代」のおわりと東部ユーラシアの王宮仏事 「天書」と「舎利」―宋代宮廷美術における宗教文物の否定性と意味の変遷 塚本麿充 高麗王室の祖先崇拝と仏教・儒教―真殿寺院・景霊殿と御容に関する考察を中心に 豊島悠果 盧舎那仏と栴檀釈迦瑞像―北宋・遼と日本の仏身論をめぐって 長岡龍作 契丹の都城・宮廷と仏教 藤原崇人 元の大都における宗教行事をめぐる基礎的考察 渡辺健哉 あとがき 三上喜孝・吉田 歓 執筆者紹介 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

帝国劇場 洋楽・洋舞興行と日本の近代化(アジア遊学321)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
森本頼子・井口淳子・大西由紀 編著、勉誠社、2026年7月、248p、A5判
1911(明治44)年に、東京・丸の内に開場した日本初の本格的な洋式大劇場・帝国劇場。「今日は帝劇、明日は三越」という広告のキャッチフレーズが流行語になるほどに、この劇場は大正期の都市生活を象徴する存在であり、近代日本の演劇・エンターテインメントの聖地として輝きを放ち続けてきた。
初代支配人・山本久三郎の貴重な新出資料をひもとき、明治から昭和初期にいたる劇場経営の実態、建築の変化、女優の養成、消費・文化活動の実態など、多角的視点から考察。
帝国劇場が、歌舞伎を中心とした伝統芸能から新劇、洋楽、オペラ、ダンス、バレエ、ミュージカルへと興行の幅を広げ、洋楽・洋舞上演の一大メッカに変貌していく過程を明らかにし、知られざる大正、昭和前期の歴史を鮮やかに描き出す。
目次
はじめに―近代を背負った劇場、挑戦の日々が今、明らかに 井口淳子
第Ⅰ部 帝国劇場の幕開け
帝劇名物「女優劇」の展開と世界の興行の潮流 大西由紀
日本がバレエと出会ったころ―帝劇と外国人舞踊教師による洋舞上演の試み 山田小夜歌
日本劇場史における帝国劇場と有楽座―近代化された劇場芸術環境 永井聡子
第Ⅱ部 洋楽・洋舞の殿堂へ
プロコフィエフの帝劇公演―ミローヴィチとピアストロの贈り物 菊間史織
一九二〇年代に来日した外国人音楽家たち―F・クライスラーの帝劇公演を中心に 越懸澤麻衣
帝国劇場を訪れた海外の舞踊家たち―「露國舞踊」(一九一六)と「アンナ・パブロワ夫人舞踊団公演」(一九二二)を中心に 平野恵美子
山本久三郎による海外オペラ団の招聘事業―ロシアでの観劇体験から、帝劇の洋楽運動へ 森本頼子
第Ⅲ部 帝劇とその時代
劇場が育てた女性オーケストラ―帝劇女子洋楽部から帝国女子管弦楽団へ 田口裕介
アジアの中の帝国劇場―興行主の見果てぬ夢 井口淳子
あとがき 森本頼子
初期帝国劇場 洋楽・洋舞関連年表
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森本頼子・井口淳子・大西由紀 編著 、勉誠社 、2026年7月 、248p 、A5判
1911(明治44)年に、東京・丸の内に開場した日本初の本格的な洋式大劇場・帝国劇場。「今日は帝劇、明日は三越」という広告のキャッチフレーズが流行語になるほどに、この劇場は大正期の都市生活を象徴する存在であり、近代日本の演劇・エンターテインメントの聖地として輝きを放ち続けてきた。 初代支配人・山本久三郎の貴重な新出資料をひもとき、明治から昭和初期にいたる劇場経営の実態、建築の変化、女優の養成、消費・文化活動の実態など、多角的視点から考察。 帝国劇場が、歌舞伎を中心とした伝統芸能から新劇、洋楽、オペラ、ダンス、バレエ、ミュージカルへと興行の幅を広げ、洋楽・洋舞上演の一大メッカに変貌していく過程を明らかにし、知られざる大正、昭和前期の歴史を鮮やかに描き出す。 目次 はじめに―近代を背負った劇場、挑戦の日々が今、明らかに 井口淳子 第Ⅰ部 帝国劇場の幕開け 帝劇名物「女優劇」の展開と世界の興行の潮流 大西由紀 日本がバレエと出会ったころ―帝劇と外国人舞踊教師による洋舞上演の試み 山田小夜歌 日本劇場史における帝国劇場と有楽座―近代化された劇場芸術環境 永井聡子 第Ⅱ部 洋楽・洋舞の殿堂へ プロコフィエフの帝劇公演―ミローヴィチとピアストロの贈り物 菊間史織 一九二〇年代に来日した外国人音楽家たち―F・クライスラーの帝劇公演を中心に 越懸澤麻衣 帝国劇場を訪れた海外の舞踊家たち―「露國舞踊」(一九一六)と「アンナ・パブロワ夫人舞踊団公演」(一九二二)を中心に 平野恵美子 山本久三郎による海外オペラ団の招聘事業―ロシアでの観劇体験から、帝劇の洋楽運動へ 森本頼子 第Ⅲ部 帝劇とその時代 劇場が育てた女性オーケストラ―帝劇女子洋楽部から帝国女子管弦楽団へ 田口裕介 アジアの中の帝国劇場―興行主の見果てぬ夢 井口淳子 あとがき 森本頼子 初期帝国劇場 洋楽・洋舞関連年表

近代日本の中国学 その光と影(アジア遊学299)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
朱琳・渡辺健哉 編著、勉誠社、2024年11月、384p、A5判
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。

目次
序文 近代日本の中国学―その光と影 朱 琳
総論
「中国知」と「シナ通」 山室信一
近代日本の中国学の系譜 小野寺史郎
第Ⅰ部 「東洋史」と「支那学」の確立
那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に 黄 東 蘭
白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 吉澤誠一郎
服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影 水野博太
矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家 久保 亨
『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄 中野目 徹
第Ⅱ部 中国研究に新風を吹き込む
青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者 辜 承 堯
宮崎市定と軍隊 井上文則
吉川幸次郎と石川淳との交遊 池澤一郎
今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究 稲森雅子
第Ⅲ部 日中書画交流
富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々 戦 暁 梅
近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって 呉 孟晋
河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者 下田章平
瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団 塚本麿充
第Ⅳ部 アジア踏査
関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果 渡辺健哉
鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 吉開将人
大谷光瑞の光と影 柴田幹夫
日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」 広中一成
第Ⅴ部 ジャーナリストの目に映った中国
在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一 森平崇文
橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 谷 雪 妮
太田宇之助と尾崎秀実―一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識 島田大輔
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朱琳・渡辺健哉 編著 、勉誠社 、2024年11月 、384p 、A5判
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。 目次 序文 近代日本の中国学―その光と影 朱 琳 総論 「中国知」と「シナ通」 山室信一 近代日本の中国学の系譜 小野寺史郎 第Ⅰ部 「東洋史」と「支那学」の確立 那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に 黄 東 蘭 白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 吉澤誠一郎 服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影 水野博太 矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家 久保 亨 『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄 中野目 徹 第Ⅱ部 中国研究に新風を吹き込む 青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者 辜 承 堯 宮崎市定と軍隊 井上文則 吉川幸次郎と石川淳との交遊 池澤一郎 今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究 稲森雅子 第Ⅲ部 日中書画交流 富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々 戦 暁 梅 近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって 呉 孟晋 河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者 下田章平 瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団 塚本麿充 第Ⅳ部 アジア踏査 関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果 渡辺健哉 鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 吉開将人 大谷光瑞の光と影 柴田幹夫 日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」 広中一成 第Ⅴ部 ジャーナリストの目に映った中国 在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一 森平崇文 橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 谷 雪 妮 太田宇之助と尾崎秀実―一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識 島田大輔

日本書紀声点本の研究

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
15,400
鈴木豊 著、勉誠出版、2020年3月、464p、B5判・上製
『日本書紀』古写本が伝えてきたものは何か―
720 年(養老4)に正史として撰進された『日本書紀』は、天皇・文人貴族らによる講書、そしてその読み方を書き入れた写本などの形で伝えられ、古辞書・注釈書類にもその成果が取り込まれるなど、これらの学問の痕跡は古代の和訓・アクセントを今に伝える貴重な資料群である。
『日本書紀』古写本および関連資料に残された和訓・声点を網羅的に調査・検討、さらにそれらが付され伝えられていったその過程を明らかにすることにより、古代日本語の学問体系やアクセント史における新知見を提示する。

目次

はしがき
凡 例

序 論

第Ⅰ部 『日本書紀』声点本の資料価値に関する研究
第1章 『日本書紀』神代巻の声点
第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の声点について
第3章 乾元本『日本書紀』万葉仮名訓の声点
第4章 岩崎本『日本書紀』の声点
第5章 訓読漢字の声点のアクセント表示法
第6章 『日本書紀』被訓注字の声点
第7章 『古語拾遺』の声点
第8章 『日本書紀』声点本の濁音表示
第9章 『古語拾遺』声点本の濁音表示
第10章 『日本書紀』α群の万葉仮名―原音声調と日本語アクセントとの対応―

第Ⅱ部 『日本書紀』声点本の成立過程に関する研究
第1章 『弘仁私記』序の「以丹点明軽重」
第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の万葉仮名
第3章 『日本書紀』古写本中の万葉仮名表記の和訓
(付)『日本書紀』古写本中の万葉仮名訓語彙索引
第4章 『和名抄』所引『公望私記』の万葉仮名訓
第5章 延喜『公望私記』の構造
第6章 日本紀講書とアクセント

第Ⅲ部 平安時代京都アクセントに関する研究
第1章 和語声点資料の差声方式
第2章 助詞「の」のアクセント
第3章 アクセント史研究における拍内下降
第4章 平声軽点の消滅過程
第5章 アクセント体系大変化の要因
第6章 『金光明最勝王経音義』所載「以呂波」のアクセント
第7章 いろは歌の作者について―いろは48字説の検討―

結 論

参考文献
あとがき
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鈴木豊 著 、勉誠出版 、2020年3月 、464p 、B5判・上製
『日本書紀』古写本が伝えてきたものは何か― 720 年(養老4)に正史として撰進された『日本書紀』は、天皇・文人貴族らによる講書、そしてその読み方を書き入れた写本などの形で伝えられ、古辞書・注釈書類にもその成果が取り込まれるなど、これらの学問の痕跡は古代の和訓・アクセントを今に伝える貴重な資料群である。 『日本書紀』古写本および関連資料に残された和訓・声点を網羅的に調査・検討、さらにそれらが付され伝えられていったその過程を明らかにすることにより、古代日本語の学問体系やアクセント史における新知見を提示する。 目次 はしがき 凡 例 序 論 第Ⅰ部 『日本書紀』声点本の資料価値に関する研究 第1章 『日本書紀』神代巻の声点 第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の声点について 第3章 乾元本『日本書紀』万葉仮名訓の声点 第4章 岩崎本『日本書紀』の声点 第5章 訓読漢字の声点のアクセント表示法 第6章 『日本書紀』被訓注字の声点 第7章 『古語拾遺』の声点 第8章 『日本書紀』声点本の濁音表示 第9章 『古語拾遺』声点本の濁音表示 第10章 『日本書紀』α群の万葉仮名―原音声調と日本語アクセントとの対応― 第Ⅱ部 『日本書紀』声点本の成立過程に関する研究 第1章 『弘仁私記』序の「以丹点明軽重」 第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の万葉仮名 第3章 『日本書紀』古写本中の万葉仮名表記の和訓 (付)『日本書紀』古写本中の万葉仮名訓語彙索引 第4章 『和名抄』所引『公望私記』の万葉仮名訓 第5章 延喜『公望私記』の構造 第6章 日本紀講書とアクセント 第Ⅲ部 平安時代京都アクセントに関する研究 第1章 和語声点資料の差声方式 第2章 助詞「の」のアクセント 第3章 アクセント史研究における拍内下降 第4章 平声軽点の消滅過程 第5章 アクセント体系大変化の要因 第6章 『金光明最勝王経音義』所載「以呂波」のアクセント 第7章 いろは歌の作者について―いろは48字説の検討― 結 論 参考文献 あとがき 初出一覧 納入までに3週間ほどかかります。

アジア遊学213 魏晋南北朝史のいま

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200
窪園慶文編ほか、勉誠出版、2017年8月、304p、A5判
経年劣化、天地などに汚れあり、マーカー線引き有り
お届けまで3週間ほどかかります。

魏晋南北朝時代は秦漢統一帝国と隋唐統一帝国の中間に位置する。
政治的に複数の政権が並立する分裂の時代ではあるが、そこには新しい動きが様々な点で生まれ、成長して行き、隋唐時代に繋がって行く。
それら新しい動きを「政治・人物」、「思想・文化」、「国都・都城」、「出土資料」の4つの側面から捉え、魏晋南北朝史研究の「いま」を分かりやすく解説し、非統一時代に生きた人々・物事の足跡を浮かび上がらせる。

総論―魏晋南北朝史のいま 窪添慶文
Ⅰ 政治・人物
 曹丕―三分された日輪の時代 田中靖彦
 晋恵帝賈皇后の実像 小池直子
 赫連勃勃―「五胡十六国」史への省察を起点として 徐冲(板橋暁子・訳)
 陳の武帝とその時代 岡部毅史
 李沖 松下憲一
 北周武帝の華北統一 会田大輔
 それぞれの「正義」 堀内淳一

Ⅱ 思想・文化
 魏晋期の儒教 古勝隆一
 南北朝の雅楽整備における『周礼』の新解釈について 戸川貴行
 南朝社会と仏教―王法と仏法の関係 倉本尚徳
 北朝期における「邑義」の諸相―国境地域における仏教と人々 北村一仁
 山中道館の興起 魏斌(田熊敬之・訳)
 史部の成立 永田拓治
 書法史における刻法・刻派という新たな視座―北魏墓誌を中心に 澤田雅弘

Ⅲ 国都・都城
 鄴城に見る都城制の転換 佐川英治
 建康とその都市空間 小尾孝夫
 魏晋南北朝の長安 内田昌功
 北魏人のみた平城 岡田和一郎
 北魏洛陽城―住民はいかに統治され、居住したか 角山典幸
 統万城 市来弘志
 「蜀都」とその社会―成都 二二一―三四七年 新津健一郎
 辺境都市から王都へ―後漢から五涼時代にかける姑臧城の変遷 陳力

Ⅳ 出土資料から見た新しい世界
 竹簡の製作と使用―長沙走馬楼三国呉簡の整理作業で得た知見から 金平(石原遼平・訳)
 走馬楼呉簡からみる三国呉の郷村把握システム 安部聡一郎
 呉簡吏民簿と家族・女性 鷲尾祐子
 魏晋時代の壁画 三崎良章
 北朝の墓誌文化 梶山智史
 北魏後期の門閥制 窪添慶文
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13,200
窪園慶文編ほか 、勉誠出版 、2017年8月 、304p 、A5判
経年劣化、天地などに汚れあり、マーカー線引き有り お届けまで3週間ほどかかります。 魏晋南北朝時代は秦漢統一帝国と隋唐統一帝国の中間に位置する。 政治的に複数の政権が並立する分裂の時代ではあるが、そこには新しい動きが様々な点で生まれ、成長して行き、隋唐時代に繋がって行く。 それら新しい動きを「政治・人物」、「思想・文化」、「国都・都城」、「出土資料」の4つの側面から捉え、魏晋南北朝史研究の「いま」を分かりやすく解説し、非統一時代に生きた人々・物事の足跡を浮かび上がらせる。 総論―魏晋南北朝史のいま 窪添慶文 Ⅰ 政治・人物  曹丕―三分された日輪の時代 田中靖彦  晋恵帝賈皇后の実像 小池直子  赫連勃勃―「五胡十六国」史への省察を起点として 徐冲(板橋暁子・訳)  陳の武帝とその時代 岡部毅史  李沖 松下憲一  北周武帝の華北統一 会田大輔  それぞれの「正義」 堀内淳一 Ⅱ 思想・文化  魏晋期の儒教 古勝隆一  南北朝の雅楽整備における『周礼』の新解釈について 戸川貴行  南朝社会と仏教―王法と仏法の関係 倉本尚徳  北朝期における「邑義」の諸相―国境地域における仏教と人々 北村一仁  山中道館の興起 魏斌(田熊敬之・訳)  史部の成立 永田拓治  書法史における刻法・刻派という新たな視座―北魏墓誌を中心に 澤田雅弘 Ⅲ 国都・都城  鄴城に見る都城制の転換 佐川英治  建康とその都市空間 小尾孝夫  魏晋南北朝の長安 内田昌功  北魏人のみた平城 岡田和一郎  北魏洛陽城―住民はいかに統治され、居住したか 角山典幸  統万城 市来弘志  「蜀都」とその社会―成都 二二一―三四七年 新津健一郎  辺境都市から王都へ―後漢から五涼時代にかける姑臧城の変遷 陳力 Ⅳ 出土資料から見た新しい世界  竹簡の製作と使用―長沙走馬楼三国呉簡の整理作業で得た知見から 金平(石原遼平・訳)  走馬楼呉簡からみる三国呉の郷村把握システム 安部聡一郎  呉簡吏民簿と家族・女性 鷲尾祐子  魏晋時代の壁画 三崎良章  北朝の墓誌文化 梶山智史  北魏後期の門閥制 窪添慶文

金・女真の歴史とユーラシア東方(アジア遊学233)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
古松崇志・臼杵勲・藤原崇人・武田和哉 編、勉誠出版、2019年5月、336p、21cm
お届けまで1~2週間ほどお時間を頂戴いたします。

12世紀前半に北東アジアより勃興、契丹(遼)・北宋を滅ぼし、広くユーラシア東方に100年にわたる覇をとなえた金国(金朝)。
その建国の中枢を担った北東アジアのツングース系部族集団である女真は、のちの大清国(清朝)を建国したマンジュ人のルーツとしても知られ、世界史を考えるうえで、金・女真は、避けては通れない大きな存在である。
近年深化を遂げるユーラシア東方史の研究の最先端より、「政治・制度・国際関係」「社会・文化・言語」「遺跡と文物」、そして「女真から満洲への展開」という四つの視角から金・女真の歴史的位置づけを明らかにする。

目次

序言
関係年表
金朝皇帝系図・金朝皇帝一覧

第Ⅰ部◎金代の政治・制度・国際関係
 金国(女真)の興亡とユーラシア東方情勢
 契丹遼の東北経略と「移動宮廷(行朝)」
  ―勃興期の女真をめぐる東部ユーラシア状勢の一断面
 コラム◎「刀伊襲来」事件と東アジア
 女真と胡里改―鉄加工技術に見る完顔部と非女真系集団との関係
 女真族の部族社会と金朝官制の歴史的変遷
 コラム◎猛安・謀克について
 コラム◎金代の契丹人と奚人
 十五年も待っていたのだ!―南宋孝宗内禅と対金関係
 コラム◎金朝と高麗

第Ⅱ部◎金代の社会・文化・言語
 女真皇帝と華北社会―郊祀覃官からみた金代「皇帝」像
 コラム◎元好問―金代文学の集大成者
 金代の仏教
 コラム◎金代燕京の仏教遺跡探訪記
 金代の道教―「新道教」を越えて
 女真語と女真文字
 コラム◎女真館訳語

第Ⅲ部◎金代の遺跡と文物
 金上京の考古学研究
 コラム◎金の中都
 金代の城郭都市
 コラム◎ロシア沿海地方の女真遺跡
 コラム◎金代の界壕―長城
 金代の在地土器と遺跡の諸相
 金代の陶磁器生産と流通
 金代の金属遺物―銅鏡と官印について

第Ⅳ部◎女真から満洲へ
 元・明時代の女真(直)とアムール河流域
 ジュシェンからマンジュへ―明代のマンチュリアと後金国の興起
 コラム◎マンジュ語『金史』の編纂―大金国の記憶とダイチン=グルン
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古松崇志・臼杵勲・藤原崇人・武田和哉 編 、勉誠出版 、2019年5月 、336p 、21cm
お届けまで1~2週間ほどお時間を頂戴いたします。 12世紀前半に北東アジアより勃興、契丹(遼)・北宋を滅ぼし、広くユーラシア東方に100年にわたる覇をとなえた金国(金朝)。 その建国の中枢を担った北東アジアのツングース系部族集団である女真は、のちの大清国(清朝)を建国したマンジュ人のルーツとしても知られ、世界史を考えるうえで、金・女真は、避けては通れない大きな存在である。 近年深化を遂げるユーラシア東方史の研究の最先端より、「政治・制度・国際関係」「社会・文化・言語」「遺跡と文物」、そして「女真から満洲への展開」という四つの視角から金・女真の歴史的位置づけを明らかにする。 目次 序言 関係年表 金朝皇帝系図・金朝皇帝一覧 第Ⅰ部◎金代の政治・制度・国際関係  金国(女真)の興亡とユーラシア東方情勢  契丹遼の東北経略と「移動宮廷(行朝)」   ―勃興期の女真をめぐる東部ユーラシア状勢の一断面  コラム◎「刀伊襲来」事件と東アジア  女真と胡里改―鉄加工技術に見る完顔部と非女真系集団との関係  女真族の部族社会と金朝官制の歴史的変遷  コラム◎猛安・謀克について  コラム◎金代の契丹人と奚人  十五年も待っていたのだ!―南宋孝宗内禅と対金関係  コラム◎金朝と高麗 第Ⅱ部◎金代の社会・文化・言語  女真皇帝と華北社会―郊祀覃官からみた金代「皇帝」像  コラム◎元好問―金代文学の集大成者  金代の仏教  コラム◎金代燕京の仏教遺跡探訪記  金代の道教―「新道教」を越えて  女真語と女真文字  コラム◎女真館訳語 第Ⅲ部◎金代の遺跡と文物  金上京の考古学研究  コラム◎金の中都  金代の城郭都市  コラム◎ロシア沿海地方の女真遺跡  コラム◎金代の界壕―長城  金代の在地土器と遺跡の諸相  金代の陶磁器生産と流通  金代の金属遺物―銅鏡と官印について 第Ⅳ部◎女真から満洲へ  元・明時代の女真(直)とアムール河流域  ジュシェンからマンジュへ―明代のマンチュリアと後金国の興起  コラム◎マンジュ語『金史』の編纂―大金国の記憶とダイチン=グルン

日本の中世貨幣と東アジア(アジア遊学273)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
中島圭一 編、勉誠社、2022年9月、336 頁
モノの流通、経済の発展において要となる貨幣。
古来、その発行は、国家形成における重要なタームの一つであるが、中世日本においては、朝廷や幕府など公権力による貨幣発行はなされず、唐・宋・元・明などの中国歴代王朝により作られた銭が大量に流入し、さらには朝鮮半島の高麗・朝鮮やベトナムなど周辺諸国のものも加わり、それらの渡来銭を用いた貨幣流通が本格化する状況が現れることとなった。
公権力による裏付け・保証のない渡来銭が如何に国内通貨となり得たのか。
遠隔地決済を可能とする為替制度は、どのような信用基盤の上に成り立っていたのか。
そして、数百年間続いた渡来銭を基盤とする貨幣流通の状況に終止符をうった要因は何なのか。
貨幣というものの性質を考えるうえで興味深い問題を多数孕む日本の中世貨幣を、文献・考古資料を博捜し、東アジア的視点からも捉えなおす画期的成果。

目次

序言 中島圭一

第一部 中世貨幣の成立と展開
渡来銭流通の開始と確立をめぐって 中島圭一
中世手形の信用とその決済システムについて 伊藤啓介
割符のしくみの応用技術 井上正夫
中世日本に銭は足りていたか 高木久史

第二部 貨幣をめぐる明と日本
永樂通寳日本流入経路の検討―東南アジア経路説の提唱 古澤義久
永楽銭の流通 川戸貴史
中世後期日本の貨幣流通と東アジア 大田由紀夫
撰銭と東アジア銭貨流通 中島楽章

第三部 出土銭からみた貨幣流通
個別出土銭からみた銭貨流通の地域差―東国を中心に 石神裕之
出土銭貨研究の諸相―近年の動向から 櫻木晋一
琉球列島の出土銭貨 宮城弘樹
東ユーラシアの銭貨流通モデル 三宅俊彦

第四部 中世から近世へ
南京銭と鍛(ちゃん)再考 本多博之
織田信長の撰銭令をめぐって 平井上総
十六~十七世紀伊勢神宮地域をめぐる信用と金融の実像 千枝大志

年号対照表

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中島圭一 編 、勉誠社 、2022年9月 、336 頁
モノの流通、経済の発展において要となる貨幣。 古来、その発行は、国家形成における重要なタームの一つであるが、中世日本においては、朝廷や幕府など公権力による貨幣発行はなされず、唐・宋・元・明などの中国歴代王朝により作られた銭が大量に流入し、さらには朝鮮半島の高麗・朝鮮やベトナムなど周辺諸国のものも加わり、それらの渡来銭を用いた貨幣流通が本格化する状況が現れることとなった。 公権力による裏付け・保証のない渡来銭が如何に国内通貨となり得たのか。 遠隔地決済を可能とする為替制度は、どのような信用基盤の上に成り立っていたのか。 そして、数百年間続いた渡来銭を基盤とする貨幣流通の状況に終止符をうった要因は何なのか。 貨幣というものの性質を考えるうえで興味深い問題を多数孕む日本の中世貨幣を、文献・考古資料を博捜し、東アジア的視点からも捉えなおす画期的成果。 目次 序言 中島圭一 第一部 中世貨幣の成立と展開 渡来銭流通の開始と確立をめぐって 中島圭一 中世手形の信用とその決済システムについて 伊藤啓介 割符のしくみの応用技術 井上正夫 中世日本に銭は足りていたか 高木久史 第二部 貨幣をめぐる明と日本 永樂通寳日本流入経路の検討―東南アジア経路説の提唱 古澤義久 永楽銭の流通 川戸貴史 中世後期日本の貨幣流通と東アジア 大田由紀夫 撰銭と東アジア銭貨流通 中島楽章 第三部 出土銭からみた貨幣流通 個別出土銭からみた銭貨流通の地域差―東国を中心に 石神裕之 出土銭貨研究の諸相―近年の動向から 櫻木晋一 琉球列島の出土銭貨 宮城弘樹 東ユーラシアの銭貨流通モデル 三宅俊彦 第四部 中世から近世へ 南京銭と鍛(ちゃん)再考 本多博之 織田信長の撰銭令をめぐって 平井上総 十六~十七世紀伊勢神宮地域をめぐる信用と金融の実像 千枝大志 年号対照表 納入までに3週間ほどかかります。

廃墟の文化史 アジア遊学297

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
木下華子・山本聡美・渡邉裕美子 編、勉誠社、2024、288p、A5判
「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。
そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。
人々は「廃墟」に何を託したのか―。
これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。
日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。
目次
巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子
第1部 廃墟論の射程
「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子
『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則
廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二
西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝
【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲
言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑
第2部 廃墟の時空
廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫
廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子
夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子
【コラム】生きた廃墟としての朽木—風景・記憶・木の精 ハルオ・シラネ
廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美
廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人
【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿
【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹
第3部 廃墟を生きる
【コラム】荒れたる都 三浦佑之
承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知
廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和
五山文学における廃墟の表象 堀川貴司
戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久
廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵
あとがき 木下華子

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木下華子・山本聡美・渡邉裕美子 編 、勉誠社 、2024 、288p 、A5判
「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。 そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。 人々は「廃墟」に何を託したのか―。 これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。 日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。 目次 巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子 第1部 廃墟論の射程 「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子 『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則 廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二 西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝 【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲 言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑 第2部 廃墟の時空 廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫 廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子 夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子 【コラム】生きた廃墟としての朽木—風景・記憶・木の精 ハルオ・シラネ 廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美 廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人 【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿 【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹 第3部 廃墟を生きる 【コラム】荒れたる都 三浦佑之 承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知 廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和 五山文学における廃墟の表象 堀川貴司 戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久 廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵 あとがき 木下華子 お取り寄せ商品のため、お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

鏡としての日本文学 交響する中日古典(アジア遊学308)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
張龍妹 編、勉誠社、2025、352p、A5判
日本文学を紐解くと、そこには中国文学の影響が少なからず散見される。それらを比較することは、中国古典の変容のあり方を発見することにつながり、さらに日本文学・文化の特徴を改めて見出すことになる。
お互いの国の文学を研究することで、それぞれが響きあい、自国の文学を学ぶことのみでは見いだせなかった新たな魅力、意義を知ることにつながる。
日本文学を研究する中国人研究者たち、そして長年中国で日本文学研究・教育に携わった日本人研究者たちによる古典文学の交響。
日本文学を「中国」という他者としての視座から再考し、「国文学」の本質を問い直す。
目次
[序文]鏡としての日本文学―交響する中日古典◉張龍妹
第1部 漢詩文と仮名文学
「徳」の文学と「あはれ」の文学◉張龍妹
回文和歌と「釈教歌」の水脈――「ながきよの とをのねぶりの みなめざめ」の謎を解く◉渡辺秀夫
「凌雲集序」再論――文体の視点から◉王格格
『扶桑集』部類項目再検討◉廖栄発
菅原定義勧学会詩序考◉李筱硯
『うつほ物語』俊蔭流離譚における「風」――神仙譚の視点から◉趙小菁
『源氏物語』大君物語における女性主体の叙述―「男せざりし人」型の脱構築◉馬如慧
日本史書における編年体の変容――『栄花物語』を考えるために◉彭溱
[コラム]平安文学における「身」の意識◉高木和子
第2部 説話文学と軍記物語
仏伝文学と龍の形象――『釈氏源流』を起点に◉小峯和明
仏典の「僧と美女」の物語の中日における伝播と変容◉趙季玉
説話文学に見る孔子とその弟子たち◉尤芳舟
『今昔物語集』と唐代伝奇における女盗賊の比較◉邱春泉
東アジアにおける「二十四孝」の資料整理と文字校正◉趙俊槐
『大倭二十四孝』における継母への孝行の欠如◉盧俊偉
『太平記』における中国謀士の武人化変容◉艾宇博
歴史はいかに語られるか――朝鮮軍記物における「美人殺し」逸話をめぐって◉覃思遠
[コラム]ミサキについて◉多田一臣
ほか
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3,520
張龍妹 編 、勉誠社 、2025 、352p 、A5判
日本文学を紐解くと、そこには中国文学の影響が少なからず散見される。それらを比較することは、中国古典の変容のあり方を発見することにつながり、さらに日本文学・文化の特徴を改めて見出すことになる。 お互いの国の文学を研究することで、それぞれが響きあい、自国の文学を学ぶことのみでは見いだせなかった新たな魅力、意義を知ることにつながる。 日本文学を研究する中国人研究者たち、そして長年中国で日本文学研究・教育に携わった日本人研究者たちによる古典文学の交響。 日本文学を「中国」という他者としての視座から再考し、「国文学」の本質を問い直す。 目次 [序文]鏡としての日本文学―交響する中日古典◉張龍妹 第1部 漢詩文と仮名文学 「徳」の文学と「あはれ」の文学◉張龍妹 回文和歌と「釈教歌」の水脈――「ながきよの とをのねぶりの みなめざめ」の謎を解く◉渡辺秀夫 「凌雲集序」再論――文体の視点から◉王格格 『扶桑集』部類項目再検討◉廖栄発 菅原定義勧学会詩序考◉李筱硯 『うつほ物語』俊蔭流離譚における「風」――神仙譚の視点から◉趙小菁 『源氏物語』大君物語における女性主体の叙述―「男せざりし人」型の脱構築◉馬如慧 日本史書における編年体の変容――『栄花物語』を考えるために◉彭溱 [コラム]平安文学における「身」の意識◉高木和子 第2部 説話文学と軍記物語 仏伝文学と龍の形象――『釈氏源流』を起点に◉小峯和明 仏典の「僧と美女」の物語の中日における伝播と変容◉趙季玉 説話文学に見る孔子とその弟子たち◉尤芳舟 『今昔物語集』と唐代伝奇における女盗賊の比較◉邱春泉 東アジアにおける「二十四孝」の資料整理と文字校正◉趙俊槐 『大倭二十四孝』における継母への孝行の欠如◉盧俊偉 『太平記』における中国謀士の武人化変容◉艾宇博 歴史はいかに語られるか――朝鮮軍記物における「美人殺し」逸話をめぐって◉覃思遠 [コラム]ミサキについて◉多田一臣 ほか

古代日本の東アジア交流史

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
鈴木靖民 著、勉誠社、2016年11月、456p、A5判上製
「交流」への視角が世界の構造を明らかにする
ヒト・モノ・文化の移動は、政治・経済・外交とも密接にかかわり、国家・社会を展開させる大きな原動力であった。
その痕跡は文献史料のみならず、さまざまなモノ史料に刻まれ、いまにその歴史を伝えている。
学問分野にとらわれることなく諸資料を博捜することにより、1世紀の弥生時代後期から中世成立期に及ぶ異文化交流の実態を浮かび上がらせ、東アジア、さらにそれを取り巻く地域へと重層的につながりあう国家・社会の様相をダイナミックに捉える画期的成果。

目次

はじめに

Ⅰ 弥生・古墳時代の東アジア交流
1 島根県田和山遺跡と東アジア―環濠集落・特殊建物・硯
2 毛野の古墳人と古代日本

Ⅱ 飛鳥時代の東アジア交流
1 百済・王興寺と飛鳥寺の創建
2 難波宮木簡と「秦人凡国評」「王母」の解釈
3 百済救援の役後の百済使・高句麗使
4 天智四年の遣唐使守君大石と守君氏
5 唐の百済移民、陳法子と日本の古代

Ⅲ 東アジアのなかの古代日本の文化形成
1 東アジアのなかの飛鳥・藤原京の時代―文化形成を中心として
2 出雲大社の創建と新羅
3 平城京・藤原京の新羅文化と新羅人
4 古代日本の渡来人と技術移転―製鉄・文字文化を中心として
5 天平文化の背景─唐・新羅・渤海との交流

Ⅳ 古代日本の信仰と東アジア
1 東アジアのなかの古代日本の神信仰と仏教
2 円仁に関する新資料の出現―法王寺釈迦舎利蔵誌
3 入唐僧円仁と法王寺の石刻
4 敦賀・松原客館と東アジア交流
5 青森市新田遺跡の祭祀と建長寺の神祇祭祀
6 東部ユーラシア世界と東アジア世界―構造と展開

終 章 東アジア交流史と東アジア世界・東部ユーラシア世界
一 古代日本の東アジア交流史
二 東アジア世界論と東部ユーラシア世界論
三 東部ユーラシアの構造と展開
四 東部ユーラシア世界論の広がりと古代日本

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鈴木靖民 著 、勉誠社 、2016年11月 、456p 、A5判上製
「交流」への視角が世界の構造を明らかにする ヒト・モノ・文化の移動は、政治・経済・外交とも密接にかかわり、国家・社会を展開させる大きな原動力であった。 その痕跡は文献史料のみならず、さまざまなモノ史料に刻まれ、いまにその歴史を伝えている。 学問分野にとらわれることなく諸資料を博捜することにより、1世紀の弥生時代後期から中世成立期に及ぶ異文化交流の実態を浮かび上がらせ、東アジア、さらにそれを取り巻く地域へと重層的につながりあう国家・社会の様相をダイナミックに捉える画期的成果。 目次 はじめに Ⅰ 弥生・古墳時代の東アジア交流 1 島根県田和山遺跡と東アジア―環濠集落・特殊建物・硯 2 毛野の古墳人と古代日本 Ⅱ 飛鳥時代の東アジア交流 1 百済・王興寺と飛鳥寺の創建 2 難波宮木簡と「秦人凡国評」「王母」の解釈 3 百済救援の役後の百済使・高句麗使 4 天智四年の遣唐使守君大石と守君氏 5 唐の百済移民、陳法子と日本の古代 Ⅲ 東アジアのなかの古代日本の文化形成 1 東アジアのなかの飛鳥・藤原京の時代―文化形成を中心として 2 出雲大社の創建と新羅 3 平城京・藤原京の新羅文化と新羅人 4 古代日本の渡来人と技術移転―製鉄・文字文化を中心として 5 天平文化の背景─唐・新羅・渤海との交流 Ⅳ 古代日本の信仰と東アジア 1 東アジアのなかの古代日本の神信仰と仏教 2 円仁に関する新資料の出現―法王寺釈迦舎利蔵誌 3 入唐僧円仁と法王寺の石刻 4 敦賀・松原客館と東アジア交流 5 青森市新田遺跡の祭祀と建長寺の神祇祭祀 6 東部ユーラシア世界と東アジア世界―構造と展開 終 章 東アジア交流史と東アジア世界・東部ユーラシア世界 一 古代日本の東アジア交流史 二 東アジア世界論と東部ユーラシア世界論 三 東部ユーラシアの構造と展開 四 東部ユーラシア世界論の広がりと古代日本 おわりに 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

中世日本の茶と文化ー生産・流通・消費をとおして(アジア遊学252)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,940
永井晋 編、勉誠出版、2020年9月、240p、A5判
日本の中世社会において、「茶」はどのように生産され、流通したのか。また茶・喫茶にかかわる儀礼や文化はどのように受容され、展開したのか。
称名寺に伝来した平安時代から室町時代までの茶に関する文献史料、各地に残された美術工芸品や考古資料などの諸資料を丹念に紐解き、また、考古学・農業学・気候史・技術史・遺伝子学など様々な分野の視点なども交え、「茶の湯」・「茶道」成立以前の「中世の茶」をとらえ直す。

目次

序文 鎌倉・室町前期における茶の研究 永井晋

第一部 称名寺伝来資料に残る茶の世界
国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」の茶関係資料 山地純
『金沢文庫古文書』が示す鎌倉・房総の茶 永井晋
「称名寺聖教」に見える「茶」と「荼」 張名揚
コラム◎中世都市鎌倉と喫茶文化 大澤泉

第二部 中世における茶の生産と道具
中世前期の茶の受容 福島金治
抹茶の変容 -中世の気候変動と覆い下茶園の成立- 沢村信一
中世前期の茶臼 桐山秀穂
建盞と天目―茶器の種類と名称 岩田澄子

第三部 中世仏教と茶
栂尾茶・醍醐茶の評判―十四世紀高山寺の喫茶文化 芳澤元
東アジア仏教文化と中世信濃の喫茶― 王禎『農書』の茗煎・末茶・蠟茶に基づく考察
祢津宗伸
薬としての茶―栄西・性全・忍性・叡尊 岩間眞知子
コラム◎中世鎌倉の喫茶―建長寺境内の発掘調査成果から 宮田眞
コラム◎仏教美術と茶―羅漢図に見る喫茶文化 米沢玲

第四部 地方の茶
中世武蔵国の慈光茶―銘柄の形成とその風味 小田部家秀
出土遺物からみた中世寺院と茶―伊豆国円成寺跡の出土遺物から 池谷初恵
コラム◎称名寺領下総国下河辺庄赤岩郷周辺に残る在来 佐々木清匡
コラム◎史跡河越館跡から出土した喫茶関連資料 平野寛之

第五部 室町時代の茶
室町社会における巡事と茶寄合 白川宗源
コラム◎花はさかりに、月はくまなきのみ見るものかは 橋本雄

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永井晋 編 、勉誠出版 、2020年9月 、240p 、A5判
日本の中世社会において、「茶」はどのように生産され、流通したのか。また茶・喫茶にかかわる儀礼や文化はどのように受容され、展開したのか。 称名寺に伝来した平安時代から室町時代までの茶に関する文献史料、各地に残された美術工芸品や考古資料などの諸資料を丹念に紐解き、また、考古学・農業学・気候史・技術史・遺伝子学など様々な分野の視点なども交え、「茶の湯」・「茶道」成立以前の「中世の茶」をとらえ直す。 目次 序文 鎌倉・室町前期における茶の研究 永井晋 第一部 称名寺伝来資料に残る茶の世界 国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」の茶関係資料 山地純 『金沢文庫古文書』が示す鎌倉・房総の茶 永井晋 「称名寺聖教」に見える「茶」と「荼」 張名揚 コラム◎中世都市鎌倉と喫茶文化 大澤泉 第二部 中世における茶の生産と道具 中世前期の茶の受容 福島金治 抹茶の変容 -中世の気候変動と覆い下茶園の成立- 沢村信一 中世前期の茶臼 桐山秀穂 建盞と天目―茶器の種類と名称 岩田澄子 第三部 中世仏教と茶 栂尾茶・醍醐茶の評判―十四世紀高山寺の喫茶文化 芳澤元 東アジア仏教文化と中世信濃の喫茶― 王禎『農書』の茗煎・末茶・蠟茶に基づく考察 祢津宗伸 薬としての茶―栄西・性全・忍性・叡尊 岩間眞知子 コラム◎中世鎌倉の喫茶―建長寺境内の発掘調査成果から 宮田眞 コラム◎仏教美術と茶―羅漢図に見る喫茶文化 米沢玲 第四部 地方の茶 中世武蔵国の慈光茶―銘柄の形成とその風味 小田部家秀 出土遺物からみた中世寺院と茶―伊豆国円成寺跡の出土遺物から 池谷初恵 コラム◎称名寺領下総国下河辺庄赤岩郷周辺に残る在来 佐々木清匡 コラム◎史跡河越館跡から出土した喫茶関連資料 平野寛之 第五部 室町時代の茶 室町社会における巡事と茶寄合 白川宗源 コラム◎花はさかりに、月はくまなきのみ見るものかは 橋本雄 納入までに3週間ほどかかります。

大東急記念文庫所蔵 『芥子園画伝 初集 二集 三集』

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
145,200
大東急記念文庫 編、勉誠社、2009年10月、1328p、菊倍判・上製
【大東急記念文庫創立六十周年記念出版】

東アジア絵画史を画した多色刷り画譜の全貌!!
絵画制作の実践と理論の両面で計り知れない影響を与えた大ベストセラーの最善本を最先端の論考をそえて原寸原色で再現

●『芥子園画伝』について
・中国清初の画家王概、王蓍、王(自+木)兄弟の編纂した画譜で、「初集」山水樹石譜(五冊)、「二集」蘭竹梅菊譜(四冊)、「三集」草虫花卉、(令+羽)毛花卉譜(四冊)全十三冊の構成。
・山水・花卉・花鳥など各画題の代表的な実作例を豊富に示したこと、明末に完成した多色刷り技法を駆使し、作品の完成度が極めて高かったことなど相俟って鑑賞用としても絶賛を博し、文人や職業画家のみならず、愛書家たちの垂涎の的となった絵画教本。
・日本でも和刻本が次々と出版されるなど、出版文化や画壇に多大な影響を与えたばかりでなく、徳川吉宗、荻生徂徠など為政者や思想家にまで及んでいる。近世文芸、東アジア文化交流史の視点からも解明が待たれる好資料である。

●本書の特色
・近代中国の著名な蔵書家で刻書家でもあった陶湘旧蔵であり、「初集」「二集」「三集」完好の初期精選本『芥子園画伝』の全丁を原寸カラー版で影印。歴史的・学術的価値を有する稀覯書を心ゆくまで閲覧できる。
・高精細の製版・印刷技術をもって、原本を忠実に再現。
・大東急記念文庫本の伝来、『芥子園画伝』の美術史における位置づけ、中国・日本の絵画や出版文化に与えた影響などについての最先端の論考を収録。

【目次】

大東急記念文庫の六十年と『芥子園画伝』  財団法人大東急記念文庫

芥子園画伝 初集 巻一
         巻二
         巻三
         巻四
         巻五
芥子園画伝 二集 蘭譜
         竹譜
         梅譜
         菊譜
芥子園画伝 三集 草虫花卉譜
         上冊
         下冊
         (令+羽)毛花卉譜
         上冊
         下冊
解題 
 中国画譜の集大成―『芥子園画伝』初集・二集・三集の全貌―/小林宏光 
 『芥子園画伝』―迷宮と伝説と―/岡崎久司
 石濤と『芥子園画伝』/西上 実

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145,200
大東急記念文庫 編 、勉誠社 、2009年10月 、1328p 、菊倍判・上製
【大東急記念文庫創立六十周年記念出版】 東アジア絵画史を画した多色刷り画譜の全貌!! 絵画制作の実践と理論の両面で計り知れない影響を与えた大ベストセラーの最善本を最先端の論考をそえて原寸原色で再現 ●『芥子園画伝』について ・中国清初の画家王概、王蓍、王(自+木)兄弟の編纂した画譜で、「初集」山水樹石譜(五冊)、「二集」蘭竹梅菊譜(四冊)、「三集」草虫花卉、(令+羽)毛花卉譜(四冊)全十三冊の構成。 ・山水・花卉・花鳥など各画題の代表的な実作例を豊富に示したこと、明末に完成した多色刷り技法を駆使し、作品の完成度が極めて高かったことなど相俟って鑑賞用としても絶賛を博し、文人や職業画家のみならず、愛書家たちの垂涎の的となった絵画教本。 ・日本でも和刻本が次々と出版されるなど、出版文化や画壇に多大な影響を与えたばかりでなく、徳川吉宗、荻生徂徠など為政者や思想家にまで及んでいる。近世文芸、東アジア文化交流史の視点からも解明が待たれる好資料である。 ●本書の特色 ・近代中国の著名な蔵書家で刻書家でもあった陶湘旧蔵であり、「初集」「二集」「三集」完好の初期精選本『芥子園画伝』の全丁を原寸カラー版で影印。歴史的・学術的価値を有する稀覯書を心ゆくまで閲覧できる。 ・高精細の製版・印刷技術をもって、原本を忠実に再現。 ・大東急記念文庫本の伝来、『芥子園画伝』の美術史における位置づけ、中国・日本の絵画や出版文化に与えた影響などについての最先端の論考を収録。 【目次】 大東急記念文庫の六十年と『芥子園画伝』  財団法人大東急記念文庫 芥子園画伝 初集 巻一          巻二          巻三          巻四          巻五 芥子園画伝 二集 蘭譜          竹譜          梅譜          菊譜 芥子園画伝 三集 草虫花卉譜          上冊          下冊          (令+羽)毛花卉譜          上冊          下冊 解題   中国画譜の集大成―『芥子園画伝』初集・二集・三集の全貌―/小林宏光   『芥子園画伝』―迷宮と伝説と―/岡崎久司  石濤と『芥子園画伝』/西上 実 納入までに3週間ほどかかります。

移動するメディアとプロパガンダー日中戦争期から戦後にかけての大衆芸術(アジア遊学247)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
西村正男・星野幸代 編、勉誠出版、2020年4月、224p
戦中から戦後にかけて、映画、音楽、漫画、舞踊といったヴィジュアル的で、パフォーマンス性の高い芸術は、作り手や演者が媒体(メディア)として移動するために、政治的・文化的なプロパガンダとして効果的であった。
こうした芸術の担い手たちは、いかなる動機で、あるいは誰との関係によってどこへ移動したのか。また何を移動させ、その効果はどうであったか。さらに彼ら・彼女らはどのような運命をたどったのか。
本書は「プロパガンダ芸術=移動するメディア」と、それを担った個人の思惑や彼らを動かした歴史・社会的な動態との関連を、さまざまな人間模様を通して活写する。

目次

カラー口絵
地図
目次

はじめに 「日中戦争下の芸術家群像」から移動する身体芸術プロパガンダ研究へ 星野幸代

序論 抗日期の文化人たち 阿部幸夫

第一部 映画製作―投影された隠し画
「狂乱」と「新生」―娯楽映画から灰色上海まで 王騰飛(訳:榊原真理子)
『狼火は上海に揚る』から『春江遺恨』へ 邵迎建
日本占領下における華北映画について―華北電影股份有限公司の文化映画・ニュース映画を中心に 張新民
小型映写機という戦争プロパガンダ装置 楊韜

第二部 身体芸術プロパガンダ―横溢する美
プロパガンダと装飾芸術―張光宇『西遊漫記』をめぐって 城山拓也
音楽プロパガンダにおける「差異」と「擬態」―戦時下日本の「満支」をめぐる欲望 葛西周
南方「皇軍」慰問―芸能人(アーティスト)という身体メディア 星野幸代

第三部 日中ポピュラー文化の戦後への延伸
戦後日本における中国古典の映画化―日本・大陸・香港・東南アジアに跨る大衆文化の記憶 晏妮
戦後における李香蘭と二人の後継者―胡美芳と葛蘭 西村正男
中国語映画の「戦後」―女優李麗華とその主演作品を中心に 韓燕麗

付録 用語集

あとがき 西村正男

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西村正男・星野幸代 編 、勉誠出版 、2020年4月 、224p
戦中から戦後にかけて、映画、音楽、漫画、舞踊といったヴィジュアル的で、パフォーマンス性の高い芸術は、作り手や演者が媒体(メディア)として移動するために、政治的・文化的なプロパガンダとして効果的であった。 こうした芸術の担い手たちは、いかなる動機で、あるいは誰との関係によってどこへ移動したのか。また何を移動させ、その効果はどうであったか。さらに彼ら・彼女らはどのような運命をたどったのか。 本書は「プロパガンダ芸術=移動するメディア」と、それを担った個人の思惑や彼らを動かした歴史・社会的な動態との関連を、さまざまな人間模様を通して活写する。 目次 カラー口絵 地図 目次 はじめに 「日中戦争下の芸術家群像」から移動する身体芸術プロパガンダ研究へ 星野幸代 序論 抗日期の文化人たち 阿部幸夫 第一部 映画製作―投影された隠し画 「狂乱」と「新生」―娯楽映画から灰色上海まで 王騰飛(訳:榊原真理子) 『狼火は上海に揚る』から『春江遺恨』へ 邵迎建 日本占領下における華北映画について―華北電影股份有限公司の文化映画・ニュース映画を中心に 張新民 小型映写機という戦争プロパガンダ装置 楊韜 第二部 身体芸術プロパガンダ―横溢する美 プロパガンダと装飾芸術―張光宇『西遊漫記』をめぐって 城山拓也 音楽プロパガンダにおける「差異」と「擬態」―戦時下日本の「満支」をめぐる欲望 葛西周 南方「皇軍」慰問―芸能人(アーティスト)という身体メディア 星野幸代 第三部 日中ポピュラー文化の戦後への延伸 戦後日本における中国古典の映画化―日本・大陸・香港・東南アジアに跨る大衆文化の記憶 晏妮 戦後における李香蘭と二人の後継者―胡美芳と葛蘭 西村正男 中国語映画の「戦後」―女優李麗華とその主演作品を中心に 韓燕麗 付録 用語集 あとがき 西村正男 納入までに3週間ほどかかります。

小泉八雲と神々の世界/ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化 (平川祐弘決定版著作集 12)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
石川一 著、勉誠出版、2018年10月、776p、A5判・上製
植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈したハーンは米英で黙殺された。
戦後の東大英文科の秀才も、米英本国でのハーン低評価を当然視し、彼の文章の何が貴重なのかわからずにいた。
灯台もと暗しとはこの事か。

フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。
和辻哲郎文化賞受賞。

<小泉八雲と神々の世界>
まえがき
第一章 小泉八雲と神々の世界
第二章 小泉八雲と母性への回帰
第三章 日本の女とアメリカの女
第四章 ハーンのロンドン体験
第五章 ハーンとケーベルの奇妙な関係
第六章 文学と国際世論
第七章 ハーンの「祖国への回帰」
あとがき
人間を東西の歴史と文化全体から捉えようとした傑作 遠田勝

<ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化>
まえがき
第Ⅰ部 植民地化・キリスト教化・文明開化
第Ⅱ部 語り続ける母
第Ⅲ部 比較の有効性について―方法論的反省

あとがき―植民地主義以後の視点から
年譜と主要作品
附録 ユーマ Youma
異文化接触を読み解くキーパーソンとして―豊子愷とハーン 西槇偉
グラン・メートル平川祐弘教授との出会い ルイ=ソロ・マルティネル
あとがき―ハーン研究と和辻賞のこと 平川祐弘
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)関係索引

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石川一 著 、勉誠出版 、2018年10月 、776p 、A5判・上製
植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈したハーンは米英で黙殺された。 戦後の東大英文科の秀才も、米英本国でのハーン低評価を当然視し、彼の文章の何が貴重なのかわからずにいた。 灯台もと暗しとはこの事か。 フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。 和辻哲郎文化賞受賞。 <小泉八雲と神々の世界> まえがき 第一章 小泉八雲と神々の世界 第二章 小泉八雲と母性への回帰 第三章 日本の女とアメリカの女 第四章 ハーンのロンドン体験 第五章 ハーンとケーベルの奇妙な関係 第六章 文学と国際世論 第七章 ハーンの「祖国への回帰」 あとがき 人間を東西の歴史と文化全体から捉えようとした傑作 遠田勝 <ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化> まえがき 第Ⅰ部 植民地化・キリスト教化・文明開化 第Ⅱ部 語り続ける母 第Ⅲ部 比較の有効性について―方法論的反省 註 あとがき―植民地主義以後の視点から 年譜と主要作品 附録 ユーマ Youma 異文化接触を読み解くキーパーソンとして―豊子愷とハーン 西槇偉 グラン・メートル平川祐弘教授との出会い ルイ=ソロ・マルティネル あとがき―ハーン研究と和辻賞のこと 平川祐弘 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)関係索引 納入までに3週間ほどかかります。

アヘンからよむアジア史(アジア遊学260)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
内田知行・権寧俊 編、勉誠出版、2021年9月、256 頁、A5
嗜好品・薬剤・媚薬として古くから人々に摂取されてきたアヘンは、 主要財源として、東インド会社の世界進出を支え、戦前戦中は日本の統治者を魅了した。
アヘンはいかにしてアジア諸国を蹂躙したのか?
植民地統治の影に隠された二律背反の国家戦略とは?
複雑な交易ネットワークと官僚、商人、兵士、民間人による生産・流通・消費の実態を示し、 また、現代にもつながるアヘン中毒、密輸入、腐敗政治といった負の側面にも着目しながら、植民地統治と近代的な経済発展の過程を通史的に描き出す

目次

まえがき 内田知行

Ⅰ アヘンをめぐる近代アジアと西洋
アヘンをめぐるアジア三角貿易とアヘン戦争 権寧俊
オランダ領東インドとイギリス領マラヤにおけるアヘン問題 大久保翔平
【コラム】十八世紀以前のアジアにおけるアヘン 大久保翔平
フランス領インドシナのアヘン 関本紀子
【コラム】イギリス領インドとアヘン 杉本浄

Ⅱ 日本植民地・占領地のアヘン政策
植民地台湾のアヘンと国際アヘン問題 崔学松
植民地朝鮮におけるアヘン政策 権寧俊
関東州及び満洲国のアヘン政策 朴敬玉
蒙彊政権のアヘン 堀井弘一郎
【コラム】「満蒙」、「蒙疆」とはどこか? 堀井弘一郎
【コラム】東亜同文書院生の大旅行誌―一〇〇年前の学生フィールドワーク 関本紀子
裁かれた日本のアヘン・麻薬政策 小林元裕

Ⅲ 現代の薬物問題
現代日本の薬物問題 真殿仁美
【コラム】多様な視点が求められる日本の薬物防止教育 真殿仁美
中華人民共和国の薬物問題—国際社会における薬物を取り巻く動きが変化するなかで 真殿仁美
【コラム】ネットワーク化する中国の薬物犯罪組織—対岸の火事ではない 真殿仁美
【コラム】韓国芸能界の大麻問題 権寧俊 
【コラム】ベトナムの薬物汚染事情 関本紀子
現アフガニスタンのアヘン問題 内田知行
なぜ自然保護区は麻薬取引を助長するのか―中米コスタリカの事例から 武田淳

あとがき 内田知行
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
3,080
内田知行・権寧俊 編 、勉誠出版 、2021年9月 、256 頁 、A5
嗜好品・薬剤・媚薬として古くから人々に摂取されてきたアヘンは、 主要財源として、東インド会社の世界進出を支え、戦前戦中は日本の統治者を魅了した。 アヘンはいかにしてアジア諸国を蹂躙したのか? 植民地統治の影に隠された二律背反の国家戦略とは? 複雑な交易ネットワークと官僚、商人、兵士、民間人による生産・流通・消費の実態を示し、 また、現代にもつながるアヘン中毒、密輸入、腐敗政治といった負の側面にも着目しながら、植民地統治と近代的な経済発展の過程を通史的に描き出す 目次 まえがき 内田知行 Ⅰ アヘンをめぐる近代アジアと西洋 アヘンをめぐるアジア三角貿易とアヘン戦争 権寧俊 オランダ領東インドとイギリス領マラヤにおけるアヘン問題 大久保翔平 【コラム】十八世紀以前のアジアにおけるアヘン 大久保翔平 フランス領インドシナのアヘン 関本紀子 【コラム】イギリス領インドとアヘン 杉本浄 Ⅱ 日本植民地・占領地のアヘン政策 植民地台湾のアヘンと国際アヘン問題 崔学松 植民地朝鮮におけるアヘン政策 権寧俊 関東州及び満洲国のアヘン政策 朴敬玉 蒙彊政権のアヘン 堀井弘一郎 【コラム】「満蒙」、「蒙疆」とはどこか? 堀井弘一郎 【コラム】東亜同文書院生の大旅行誌―一〇〇年前の学生フィールドワーク 関本紀子 裁かれた日本のアヘン・麻薬政策 小林元裕 Ⅲ 現代の薬物問題 現代日本の薬物問題 真殿仁美 【コラム】多様な視点が求められる日本の薬物防止教育 真殿仁美 中華人民共和国の薬物問題—国際社会における薬物を取り巻く動きが変化するなかで 真殿仁美 【コラム】ネットワーク化する中国の薬物犯罪組織—対岸の火事ではない 真殿仁美 【コラム】韓国芸能界の大麻問題 権寧俊  【コラム】ベトナムの薬物汚染事情 関本紀子 現アフガニスタンのアヘン問題 内田知行 なぜ自然保護区は麻薬取引を助長するのか―中米コスタリカの事例から 武田淳 あとがき 内田知行

東アジアの「孝」の文化史 前近代の人びとを支えた価値観を読み解く(アジア遊学288)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
雋雪艶・黒田彰 編、勉誠出版、2023年10月、336p、A5判
中国をはじめとする東アジアの文明の歴史において重要な役割を果たし、かつては東アジアの人々にとって最も重要な価値観、行動規範であった、「孝」という思想と文化。
東アジア各国において伝承された「孝」は、歴史や文化的背景によって異なり、様々な形で表象されてきた。考古学の文物や文献および敦煌の文書などの重要な一次資料にはどのような形で残されてきたのか。
孝の文化は仏教とどのように融合して、変化したのか。
また、日本の説話、和歌、謡曲、絵画などではどのように表現されてきたのか。
社会史、思想史、文学史、美術史など多領域に散見される「孝」という文化が、長い歴史の中で果たしてきた役割を客観的に認識し、学際的な視点から考察する。

目次
序 雋雪艶
序文 黒田彰
一、孝子伝と孝子伝図
中国の考古資料に見る孝子伝図の伝統 趙超
舜の物語攷―孝子伝から二十四孝へ 黒田彰
伝賀知章草書『孝経』と唐宋時代『孝経』テクストの変遷 顧永新(翻訳:陳佑真)
曹操高陵画像石の基礎的研究 孫彬
原谷故事の成立 劉新萍
二、仏教に浸透する孝文化
報恩と孝養 三角洋一
〈仏伝文学〉と孝養 小峯和明
孝養説話の生成―日本説話文芸における『冥報記』孝養説話 李銘敬
説草における孝養の言説 高陽
元政上人の孝養観と儒仏一致思想―『扶桑隠逸伝』における孝行言説を中心に 陸晩霞
韓国にみる〈孝の文芸〉―善友太子譚の受容と変移 金英順
平安時代における仏教と孝思想―菅原文時「為謙徳公報恩修善願文」を読む 吉原浩人
三、孝文化としての日本文学
漢語「人子」と和語「人(ひと)の子(こ)」―古代日本における〈孝〉に関わる漢語の享受をめぐって 三木雅博
浦島子伝と『董永変文』の間―奈良時代の浦島子伝を中心に 項青
『蒙求和歌』における「孝」の受容 徐夢周
謡曲における「孝」 ワトソン・マイケル
『孝経和歌』に見る日本における孝文化受容の多様性 隽雪艶
和漢聯句に見える「孝」の題材 楊昆鵬
橋本関雪「木蘭」から見る「孝女」木蘭像の変容 劉妍
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雋雪艶・黒田彰 編 、勉誠出版 、2023年10月 、336p 、A5判
中国をはじめとする東アジアの文明の歴史において重要な役割を果たし、かつては東アジアの人々にとって最も重要な価値観、行動規範であった、「孝」という思想と文化。 東アジア各国において伝承された「孝」は、歴史や文化的背景によって異なり、様々な形で表象されてきた。考古学の文物や文献および敦煌の文書などの重要な一次資料にはどのような形で残されてきたのか。 孝の文化は仏教とどのように融合して、変化したのか。 また、日本の説話、和歌、謡曲、絵画などではどのように表現されてきたのか。 社会史、思想史、文学史、美術史など多領域に散見される「孝」という文化が、長い歴史の中で果たしてきた役割を客観的に認識し、学際的な視点から考察する。 目次 序 雋雪艶 序文 黒田彰 一、孝子伝と孝子伝図 中国の考古資料に見る孝子伝図の伝統 趙超 舜の物語攷―孝子伝から二十四孝へ 黒田彰 伝賀知章草書『孝経』と唐宋時代『孝経』テクストの変遷 顧永新(翻訳:陳佑真) 曹操高陵画像石の基礎的研究 孫彬 原谷故事の成立 劉新萍 二、仏教に浸透する孝文化 報恩と孝養 三角洋一 〈仏伝文学〉と孝養 小峯和明 孝養説話の生成―日本説話文芸における『冥報記』孝養説話 李銘敬 説草における孝養の言説 高陽 元政上人の孝養観と儒仏一致思想―『扶桑隠逸伝』における孝行言説を中心に 陸晩霞 韓国にみる〈孝の文芸〉―善友太子譚の受容と変移 金英順 平安時代における仏教と孝思想―菅原文時「為謙徳公報恩修善願文」を読む 吉原浩人 三、孝文化としての日本文学 漢語「人子」と和語「人(ひと)の子(こ)」―古代日本における〈孝〉に関わる漢語の享受をめぐって 三木雅博 浦島子伝と『董永変文』の間―奈良時代の浦島子伝を中心に 項青 『蒙求和歌』における「孝」の受容 徐夢周 謡曲における「孝」 ワトソン・マイケル 『孝経和歌』に見る日本における孝文化受容の多様性 隽雪艶 和漢聯句に見える「孝」の題材 楊昆鵬 橋本関雪「木蘭」から見る「孝女」木蘭像の変容 劉妍

資料論がひらく軍記・合戦図の世界ー理文融合型資料論と史学・文学の交差(アジア遊学 262)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
井上泰至 編、勉誠社、2021年10月、236 頁、A5
文学・歴史に関する資料の研究は、近年進展が著しい理工学の研究方法を導入して、大きな変化の節目を迎えつつある。
そこには文学・史学で個別に蓄積してきた資料への知見の垣根を超える新地平が広がっている。
電子顕微鏡調査、クラスター分析などの理工学的手法を利用した研究、文学・史学・美学の枠組みを飛び越える新たな資料論など、諸学の交差領域である合戦図・軍記を中心に、最先端の研究状況とこれからの課題を指し示す画期的成果。

目次

カラー口絵

序文 井上泰至

Ⅰ 理文融合型資料論の実践
コディコロジー(文理融合型綜合典籍学)の実践(基調講演) 石塚晴通
 ◎コメント:佐々木孝浩
『聚楽行幸記』の写本学 竹内洪介
 ◎コメント:佐々木孝浩・堀新
豊臣秀吉冊封関連史料に紙質から迫る―三通の明国兵部箚付原本の検討 須田牧子
 ◎コメント:佐々木孝浩・堀新
計量テキスト分析を用いた戦国軍記の分類 山本洋
 ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志
デジタル技術による合戦図屏風の再生―「大坂冬の陣図屏風 模本」のデジタル想定復元について 薄田大輔
 ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志・黒田智
草双紙における上紙摺の意義 佐藤悟
近世彩色絵画資料における色材の分析 日比谷孟俊・大和あすか

Ⅱ 史学と文学研究の交差―一七世紀の軍記と関連資料への視座
山内首藤氏の「討死」と『平治物語』『平治物語絵巻』『平治合戦図屏風』 川合康
天正十六年『聚楽行幸記』の成立について 遠藤珠紀
古活字版『帝鑑図説』再考―『帝鑑図説』は本当に〈秀頼版〉か 高木浩明
甫庵『信長記』とその周辺―『太平記秘伝理尽鈔』との関わり 湯浅佳子
『慶長治乱記』にみる関ケ原合戦軍記の展開 林晃弘

Ⅲ 兵学と有職学―一九世紀の軍記と関連資料の展開
田安宗武の武家故実研究―『軍器摘要抄』をめぐって 高松亮太
旧海軍兵学校蔵鷲見文庫『兵家系図』をめぐって 井上泰至

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井上泰至 編 、勉誠社 、2021年10月 、236 頁 、A5
文学・歴史に関する資料の研究は、近年進展が著しい理工学の研究方法を導入して、大きな変化の節目を迎えつつある。 そこには文学・史学で個別に蓄積してきた資料への知見の垣根を超える新地平が広がっている。 電子顕微鏡調査、クラスター分析などの理工学的手法を利用した研究、文学・史学・美学の枠組みを飛び越える新たな資料論など、諸学の交差領域である合戦図・軍記を中心に、最先端の研究状況とこれからの課題を指し示す画期的成果。 目次 カラー口絵 序文 井上泰至 Ⅰ 理文融合型資料論の実践 コディコロジー(文理融合型綜合典籍学)の実践(基調講演) 石塚晴通  ◎コメント:佐々木孝浩 『聚楽行幸記』の写本学 竹内洪介  ◎コメント:佐々木孝浩・堀新 豊臣秀吉冊封関連史料に紙質から迫る―三通の明国兵部箚付原本の検討 須田牧子  ◎コメント:佐々木孝浩・堀新 計量テキスト分析を用いた戦国軍記の分類 山本洋  ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志 デジタル技術による合戦図屏風の再生―「大坂冬の陣図屏風 模本」のデジタル想定復元について 薄田大輔  ◎コメント:湯浅佳子・入口敦志・黒田智 草双紙における上紙摺の意義 佐藤悟 近世彩色絵画資料における色材の分析 日比谷孟俊・大和あすか Ⅱ 史学と文学研究の交差―一七世紀の軍記と関連資料への視座 山内首藤氏の「討死」と『平治物語』『平治物語絵巻』『平治合戦図屏風』 川合康 天正十六年『聚楽行幸記』の成立について 遠藤珠紀 古活字版『帝鑑図説』再考―『帝鑑図説』は本当に〈秀頼版〉か 高木浩明 甫庵『信長記』とその周辺―『太平記秘伝理尽鈔』との関わり 湯浅佳子 『慶長治乱記』にみる関ケ原合戦軍記の展開 林晃弘 Ⅲ 兵学と有職学―一九世紀の軍記と関連資料の展開 田安宗武の武家故実研究―『軍器摘要抄』をめぐって 高松亮太 旧海軍兵学校蔵鷲見文庫『兵家系図』をめぐって 井上泰至 納入までに3週間ほどかかります。

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