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3,286件

中世日本の茶と文化ー生産・流通・消費をとおして(アジア遊学252)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,940
永井晋 編、勉誠出版、2020年9月、240p、A5判
日本の中世社会において、「茶」はどのように生産され、流通したのか。また茶・喫茶にかかわる儀礼や文化はどのように受容され、展開したのか。
称名寺に伝来した平安時代から室町時代までの茶に関する文献史料、各地に残された美術工芸品や考古資料などの諸資料を丹念に紐解き、また、考古学・農業学・気候史・技術史・遺伝子学など様々な分野の視点なども交え、「茶の湯」・「茶道」成立以前の「中世の茶」をとらえ直す。

目次

序文 鎌倉・室町前期における茶の研究 永井晋

第一部 称名寺伝来資料に残る茶の世界
国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」の茶関係資料 山地純
『金沢文庫古文書』が示す鎌倉・房総の茶 永井晋
「称名寺聖教」に見える「茶」と「荼」 張名揚
コラム◎中世都市鎌倉と喫茶文化 大澤泉

第二部 中世における茶の生産と道具
中世前期の茶の受容 福島金治
抹茶の変容 -中世の気候変動と覆い下茶園の成立- 沢村信一
中世前期の茶臼 桐山秀穂
建盞と天目―茶器の種類と名称 岩田澄子

第三部 中世仏教と茶
栂尾茶・醍醐茶の評判―十四世紀高山寺の喫茶文化 芳澤元
東アジア仏教文化と中世信濃の喫茶― 王禎『農書』の茗煎・末茶・蠟茶に基づく考察
祢津宗伸
薬としての茶―栄西・性全・忍性・叡尊 岩間眞知子
コラム◎中世鎌倉の喫茶―建長寺境内の発掘調査成果から 宮田眞
コラム◎仏教美術と茶―羅漢図に見る喫茶文化 米沢玲

第四部 地方の茶
中世武蔵国の慈光茶―銘柄の形成とその風味 小田部家秀
出土遺物からみた中世寺院と茶―伊豆国円成寺跡の出土遺物から 池谷初恵
コラム◎称名寺領下総国下河辺庄赤岩郷周辺に残る在来 佐々木清匡
コラム◎史跡河越館跡から出土した喫茶関連資料 平野寛之

第五部 室町時代の茶
室町社会における巡事と茶寄合 白川宗源
コラム◎花はさかりに、月はくまなきのみ見るものかは 橋本雄

納入までに3週間ほどかかります。
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5,940
永井晋 編 、勉誠出版 、2020年9月 、240p 、A5判
日本の中世社会において、「茶」はどのように生産され、流通したのか。また茶・喫茶にかかわる儀礼や文化はどのように受容され、展開したのか。 称名寺に伝来した平安時代から室町時代までの茶に関する文献史料、各地に残された美術工芸品や考古資料などの諸資料を丹念に紐解き、また、考古学・農業学・気候史・技術史・遺伝子学など様々な分野の視点なども交え、「茶の湯」・「茶道」成立以前の「中世の茶」をとらえ直す。 目次 序文 鎌倉・室町前期における茶の研究 永井晋 第一部 称名寺伝来資料に残る茶の世界 国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」の茶関係資料 山地純 『金沢文庫古文書』が示す鎌倉・房総の茶 永井晋 「称名寺聖教」に見える「茶」と「荼」 張名揚 コラム◎中世都市鎌倉と喫茶文化 大澤泉 第二部 中世における茶の生産と道具 中世前期の茶の受容 福島金治 抹茶の変容 -中世の気候変動と覆い下茶園の成立- 沢村信一 中世前期の茶臼 桐山秀穂 建盞と天目―茶器の種類と名称 岩田澄子 第三部 中世仏教と茶 栂尾茶・醍醐茶の評判―十四世紀高山寺の喫茶文化 芳澤元 東アジア仏教文化と中世信濃の喫茶― 王禎『農書』の茗煎・末茶・蠟茶に基づく考察 祢津宗伸 薬としての茶―栄西・性全・忍性・叡尊 岩間眞知子 コラム◎中世鎌倉の喫茶―建長寺境内の発掘調査成果から 宮田眞 コラム◎仏教美術と茶―羅漢図に見る喫茶文化 米沢玲 第四部 地方の茶 中世武蔵国の慈光茶―銘柄の形成とその風味 小田部家秀 出土遺物からみた中世寺院と茶―伊豆国円成寺跡の出土遺物から 池谷初恵 コラム◎称名寺領下総国下河辺庄赤岩郷周辺に残る在来 佐々木清匡 コラム◎史跡河越館跡から出土した喫茶関連資料 平野寛之 第五部 室町時代の茶 室町社会における巡事と茶寄合 白川宗源 コラム◎花はさかりに、月はくまなきのみ見るものかは 橋本雄 納入までに3週間ほどかかります。

移動するメディアとプロパガンダー日中戦争期から戦後にかけての大衆芸術(アジア遊学247)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
西村正男・星野幸代 編、勉誠出版、2020年4月、224p
戦中から戦後にかけて、映画、音楽、漫画、舞踊といったヴィジュアル的で、パフォーマンス性の高い芸術は、作り手や演者が媒体(メディア)として移動するために、政治的・文化的なプロパガンダとして効果的であった。
こうした芸術の担い手たちは、いかなる動機で、あるいは誰との関係によってどこへ移動したのか。また何を移動させ、その効果はどうであったか。さらに彼ら・彼女らはどのような運命をたどったのか。
本書は「プロパガンダ芸術=移動するメディア」と、それを担った個人の思惑や彼らを動かした歴史・社会的な動態との関連を、さまざまな人間模様を通して活写する。

目次

カラー口絵
地図
目次

はじめに 「日中戦争下の芸術家群像」から移動する身体芸術プロパガンダ研究へ 星野幸代

序論 抗日期の文化人たち 阿部幸夫

第一部 映画製作―投影された隠し画
「狂乱」と「新生」―娯楽映画から灰色上海まで 王騰飛(訳:榊原真理子)
『狼火は上海に揚る』から『春江遺恨』へ 邵迎建
日本占領下における華北映画について―華北電影股份有限公司の文化映画・ニュース映画を中心に 張新民
小型映写機という戦争プロパガンダ装置 楊韜

第二部 身体芸術プロパガンダ―横溢する美
プロパガンダと装飾芸術―張光宇『西遊漫記』をめぐって 城山拓也
音楽プロパガンダにおける「差異」と「擬態」―戦時下日本の「満支」をめぐる欲望 葛西周
南方「皇軍」慰問―芸能人(アーティスト)という身体メディア 星野幸代

第三部 日中ポピュラー文化の戦後への延伸
戦後日本における中国古典の映画化―日本・大陸・香港・東南アジアに跨る大衆文化の記憶 晏妮
戦後における李香蘭と二人の後継者―胡美芳と葛蘭 西村正男
中国語映画の「戦後」―女優李麗華とその主演作品を中心に 韓燕麗

付録 用語集

あとがき 西村正男

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3,080
西村正男・星野幸代 編 、勉誠出版 、2020年4月 、224p
戦中から戦後にかけて、映画、音楽、漫画、舞踊といったヴィジュアル的で、パフォーマンス性の高い芸術は、作り手や演者が媒体(メディア)として移動するために、政治的・文化的なプロパガンダとして効果的であった。 こうした芸術の担い手たちは、いかなる動機で、あるいは誰との関係によってどこへ移動したのか。また何を移動させ、その効果はどうであったか。さらに彼ら・彼女らはどのような運命をたどったのか。 本書は「プロパガンダ芸術=移動するメディア」と、それを担った個人の思惑や彼らを動かした歴史・社会的な動態との関連を、さまざまな人間模様を通して活写する。 目次 カラー口絵 地図 目次 はじめに 「日中戦争下の芸術家群像」から移動する身体芸術プロパガンダ研究へ 星野幸代 序論 抗日期の文化人たち 阿部幸夫 第一部 映画製作―投影された隠し画 「狂乱」と「新生」―娯楽映画から灰色上海まで 王騰飛(訳:榊原真理子) 『狼火は上海に揚る』から『春江遺恨』へ 邵迎建 日本占領下における華北映画について―華北電影股份有限公司の文化映画・ニュース映画を中心に 張新民 小型映写機という戦争プロパガンダ装置 楊韜 第二部 身体芸術プロパガンダ―横溢する美 プロパガンダと装飾芸術―張光宇『西遊漫記』をめぐって 城山拓也 音楽プロパガンダにおける「差異」と「擬態」―戦時下日本の「満支」をめぐる欲望 葛西周 南方「皇軍」慰問―芸能人(アーティスト)という身体メディア 星野幸代 第三部 日中ポピュラー文化の戦後への延伸 戦後日本における中国古典の映画化―日本・大陸・香港・東南アジアに跨る大衆文化の記憶 晏妮 戦後における李香蘭と二人の後継者―胡美芳と葛蘭 西村正男 中国語映画の「戦後」―女優李麗華とその主演作品を中心に 韓燕麗 付録 用語集 あとがき 西村正男 納入までに3週間ほどかかります。

小泉八雲と神々の世界/ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化 (平川祐弘決定版著作集 12)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
石川一 著、勉誠出版、2018年10月、776p、A5判・上製
植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈したハーンは米英で黙殺された。
戦後の東大英文科の秀才も、米英本国でのハーン低評価を当然視し、彼の文章の何が貴重なのかわからずにいた。
灯台もと暗しとはこの事か。

フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。
和辻哲郎文化賞受賞。

<小泉八雲と神々の世界>
まえがき
第一章 小泉八雲と神々の世界
第二章 小泉八雲と母性への回帰
第三章 日本の女とアメリカの女
第四章 ハーンのロンドン体験
第五章 ハーンとケーベルの奇妙な関係
第六章 文学と国際世論
第七章 ハーンの「祖国への回帰」
あとがき
人間を東西の歴史と文化全体から捉えようとした傑作 遠田勝

<ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化>
まえがき
第Ⅰ部 植民地化・キリスト教化・文明開化
第Ⅱ部 語り続ける母
第Ⅲ部 比較の有効性について―方法論的反省

あとがき―植民地主義以後の視点から
年譜と主要作品
附録 ユーマ Youma
異文化接触を読み解くキーパーソンとして―豊子愷とハーン 西槇偉
グラン・メートル平川祐弘教授との出会い ルイ=ソロ・マルティネル
あとがき―ハーン研究と和辻賞のこと 平川祐弘
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)関係索引

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10,450
石川一 著 、勉誠出版 、2018年10月 、776p 、A5判・上製
植民地化とはキリスト教化で、それが文明開化だと西洋人は思い込んだ。その見方に疑義を呈したハーンは米英で黙殺された。 戦後の東大英文科の秀才も、米英本国でのハーン低評価を当然視し、彼の文章の何が貴重なのかわからずにいた。 灯台もと暗しとはこの事か。 フランス領西インド諸島ではキリスト教化されたはずだったが黒人奴隷の子孫は、幽霊や怪談を信じている。クレオールの言葉を習い、それに気づいたハーンは、日本でも仏教以前や文明開化以前の大和島根に固有の神々は生きているはずだと予想して来日し、出雲でも怪談に耳をすまし日本人の霊の世界に入りこもうとした。そのハーンが描く明治日本ははたして真実か。それとも美化された幻影か。問題は、それをイリュージョンとして斥けたい、強い衝動に駆られる知識層が、日本には今もいるということではあるまいか。 和辻哲郎文化賞受賞。 <小泉八雲と神々の世界> まえがき 第一章 小泉八雲と神々の世界 第二章 小泉八雲と母性への回帰 第三章 日本の女とアメリカの女 第四章 ハーンのロンドン体験 第五章 ハーンとケーベルの奇妙な関係 第六章 文学と国際世論 第七章 ハーンの「祖国への回帰」 あとがき 人間を東西の歴史と文化全体から捉えようとした傑作 遠田勝 <ラフカディオ・ハーン―植民地化・キリスト教化・文明開化> まえがき 第Ⅰ部 植民地化・キリスト教化・文明開化 第Ⅱ部 語り続ける母 第Ⅲ部 比較の有効性について―方法論的反省 註 あとがき―植民地主義以後の視点から 年譜と主要作品 附録 ユーマ Youma 異文化接触を読み解くキーパーソンとして―豊子愷とハーン 西槇偉 グラン・メートル平川祐弘教授との出会い ルイ=ソロ・マルティネル あとがき―ハーン研究と和辻賞のこと 平川祐弘 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)関係索引 納入までに3週間ほどかかります。

アヘンからよむアジア史(アジア遊学260)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
内田知行・権寧俊 編、勉誠出版、2021年9月、256 頁、A5
嗜好品・薬剤・媚薬として古くから人々に摂取されてきたアヘンは、 主要財源として、東インド会社の世界進出を支え、戦前戦中は日本の統治者を魅了した。
アヘンはいかにしてアジア諸国を蹂躙したのか?
植民地統治の影に隠された二律背反の国家戦略とは?
複雑な交易ネットワークと官僚、商人、兵士、民間人による生産・流通・消費の実態を示し、 また、現代にもつながるアヘン中毒、密輸入、腐敗政治といった負の側面にも着目しながら、植民地統治と近代的な経済発展の過程を通史的に描き出す

目次

まえがき 内田知行

Ⅰ アヘンをめぐる近代アジアと西洋
アヘンをめぐるアジア三角貿易とアヘン戦争 権寧俊
オランダ領東インドとイギリス領マラヤにおけるアヘン問題 大久保翔平
【コラム】十八世紀以前のアジアにおけるアヘン 大久保翔平
フランス領インドシナのアヘン 関本紀子
【コラム】イギリス領インドとアヘン 杉本浄

Ⅱ 日本植民地・占領地のアヘン政策
植民地台湾のアヘンと国際アヘン問題 崔学松
植民地朝鮮におけるアヘン政策 権寧俊
関東州及び満洲国のアヘン政策 朴敬玉
蒙彊政権のアヘン 堀井弘一郎
【コラム】「満蒙」、「蒙疆」とはどこか? 堀井弘一郎
【コラム】東亜同文書院生の大旅行誌―一〇〇年前の学生フィールドワーク 関本紀子
裁かれた日本のアヘン・麻薬政策 小林元裕

Ⅲ 現代の薬物問題
現代日本の薬物問題 真殿仁美
【コラム】多様な視点が求められる日本の薬物防止教育 真殿仁美
中華人民共和国の薬物問題—国際社会における薬物を取り巻く動きが変化するなかで 真殿仁美
【コラム】ネットワーク化する中国の薬物犯罪組織—対岸の火事ではない 真殿仁美
【コラム】韓国芸能界の大麻問題 権寧俊 
【コラム】ベトナムの薬物汚染事情 関本紀子
現アフガニスタンのアヘン問題 内田知行
なぜ自然保護区は麻薬取引を助長するのか―中米コスタリカの事例から 武田淳

あとがき 内田知行
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3,080
内田知行・権寧俊 編 、勉誠出版 、2021年9月 、256 頁 、A5
嗜好品・薬剤・媚薬として古くから人々に摂取されてきたアヘンは、 主要財源として、東インド会社の世界進出を支え、戦前戦中は日本の統治者を魅了した。 アヘンはいかにしてアジア諸国を蹂躙したのか? 植民地統治の影に隠された二律背反の国家戦略とは? 複雑な交易ネットワークと官僚、商人、兵士、民間人による生産・流通・消費の実態を示し、 また、現代にもつながるアヘン中毒、密輸入、腐敗政治といった負の側面にも着目しながら、植民地統治と近代的な経済発展の過程を通史的に描き出す 目次 まえがき 内田知行 Ⅰ アヘンをめぐる近代アジアと西洋 アヘンをめぐるアジア三角貿易とアヘン戦争 権寧俊 オランダ領東インドとイギリス領マラヤにおけるアヘン問題 大久保翔平 【コラム】十八世紀以前のアジアにおけるアヘン 大久保翔平 フランス領インドシナのアヘン 関本紀子 【コラム】イギリス領インドとアヘン 杉本浄 Ⅱ 日本植民地・占領地のアヘン政策 植民地台湾のアヘンと国際アヘン問題 崔学松 植民地朝鮮におけるアヘン政策 権寧俊 関東州及び満洲国のアヘン政策 朴敬玉 蒙彊政権のアヘン 堀井弘一郎 【コラム】「満蒙」、「蒙疆」とはどこか? 堀井弘一郎 【コラム】東亜同文書院生の大旅行誌―一〇〇年前の学生フィールドワーク 関本紀子 裁かれた日本のアヘン・麻薬政策 小林元裕 Ⅲ 現代の薬物問題 現代日本の薬物問題 真殿仁美 【コラム】多様な視点が求められる日本の薬物防止教育 真殿仁美 中華人民共和国の薬物問題—国際社会における薬物を取り巻く動きが変化するなかで 真殿仁美 【コラム】ネットワーク化する中国の薬物犯罪組織—対岸の火事ではない 真殿仁美 【コラム】韓国芸能界の大麻問題 権寧俊  【コラム】ベトナムの薬物汚染事情 関本紀子 現アフガニスタンのアヘン問題 内田知行 なぜ自然保護区は麻薬取引を助長するのか―中米コスタリカの事例から 武田淳 あとがき 内田知行

東アジアの「孝」の文化史 前近代の人びとを支えた価値観を読み解く(アジア遊学288)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
雋雪艶・黒田彰 編、勉誠出版、2023年10月、336p、A5判
中国をはじめとする東アジアの文明の歴史において重要な役割を果たし、かつては東アジアの人々にとって最も重要な価値観、行動規範であった、「孝」という思想と文化。
東アジア各国において伝承された「孝」は、歴史や文化的背景によって異なり、様々な形で表象されてきた。考古学の文物や文献および敦煌の文書などの重要な一次資料にはどのような形で残されてきたのか。
孝の文化は仏教とどのように融合して、変化したのか。
また、日本の説話、和歌、謡曲、絵画などではどのように表現されてきたのか。
社会史、思想史、文学史、美術史など多領域に散見される「孝」という文化が、長い歴史の中で果たしてきた役割を客観的に認識し、学際的な視点から考察する。

目次
序 雋雪艶
序文 黒田彰
一、孝子伝と孝子伝図
中国の考古資料に見る孝子伝図の伝統 趙超
舜の物語攷―孝子伝から二十四孝へ 黒田彰
伝賀知章草書『孝経』と唐宋時代『孝経』テクストの変遷 顧永新(翻訳:陳佑真)
曹操高陵画像石の基礎的研究 孫彬
原谷故事の成立 劉新萍
二、仏教に浸透する孝文化
報恩と孝養 三角洋一
〈仏伝文学〉と孝養 小峯和明
孝養説話の生成―日本説話文芸における『冥報記』孝養説話 李銘敬
説草における孝養の言説 高陽
元政上人の孝養観と儒仏一致思想―『扶桑隠逸伝』における孝行言説を中心に 陸晩霞
韓国にみる〈孝の文芸〉―善友太子譚の受容と変移 金英順
平安時代における仏教と孝思想―菅原文時「為謙徳公報恩修善願文」を読む 吉原浩人
三、孝文化としての日本文学
漢語「人子」と和語「人(ひと)の子(こ)」―古代日本における〈孝〉に関わる漢語の享受をめぐって 三木雅博
浦島子伝と『董永変文』の間―奈良時代の浦島子伝を中心に 項青
『蒙求和歌』における「孝」の受容 徐夢周
謡曲における「孝」 ワトソン・マイケル
『孝経和歌』に見る日本における孝文化受容の多様性 隽雪艶
和漢聯句に見える「孝」の題材 楊昆鵬
橋本関雪「木蘭」から見る「孝女」木蘭像の変容 劉妍
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3,520
雋雪艶・黒田彰 編 、勉誠出版 、2023年10月 、336p 、A5判
中国をはじめとする東アジアの文明の歴史において重要な役割を果たし、かつては東アジアの人々にとって最も重要な価値観、行動規範であった、「孝」という思想と文化。 東アジア各国において伝承された「孝」は、歴史や文化的背景によって異なり、様々な形で表象されてきた。考古学の文物や文献および敦煌の文書などの重要な一次資料にはどのような形で残されてきたのか。 孝の文化は仏教とどのように融合して、変化したのか。 また、日本の説話、和歌、謡曲、絵画などではどのように表現されてきたのか。 社会史、思想史、文学史、美術史など多領域に散見される「孝」という文化が、長い歴史の中で果たしてきた役割を客観的に認識し、学際的な視点から考察する。 目次 序 雋雪艶 序文 黒田彰 一、孝子伝と孝子伝図 中国の考古資料に見る孝子伝図の伝統 趙超 舜の物語攷―孝子伝から二十四孝へ 黒田彰 伝賀知章草書『孝経』と唐宋時代『孝経』テクストの変遷 顧永新(翻訳:陳佑真) 曹操高陵画像石の基礎的研究 孫彬 原谷故事の成立 劉新萍 二、仏教に浸透する孝文化 報恩と孝養 三角洋一 〈仏伝文学〉と孝養 小峯和明 孝養説話の生成―日本説話文芸における『冥報記』孝養説話 李銘敬 説草における孝養の言説 高陽 元政上人の孝養観と儒仏一致思想―『扶桑隠逸伝』における孝行言説を中心に 陸晩霞 韓国にみる〈孝の文芸〉―善友太子譚の受容と変移 金英順 平安時代における仏教と孝思想―菅原文時「為謙徳公報恩修善願文」を読む 吉原浩人 三、孝文化としての日本文学 漢語「人子」と和語「人(ひと)の子(こ)」―古代日本における〈孝〉に関わる漢語の享受をめぐって 三木雅博 浦島子伝と『董永変文』の間―奈良時代の浦島子伝を中心に 項青 『蒙求和歌』における「孝」の受容 徐夢周 謡曲における「孝」 ワトソン・マイケル 『孝経和歌』に見る日本における孝文化受容の多様性 隽雪艶 和漢聯句に見える「孝」の題材 楊昆鵬 橋本関雪「木蘭」から見る「孝女」木蘭像の変容 劉妍

室町時代の陰陽道と寺院社会

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
15,400
木村純子 著、勉誠出版、2012年2月、696p、A5判上製
本書は、陰陽道研究史上の重要な課題である中世陰陽道の実態について、その社会的役割と近世への連続性を念頭に置き、如何なる形で陰陽道が存続するに至ったのかを論じるものである。
古代日本において、陰陽寮は、中国から数多の知識・技能等を受容し、国家機構に組み込む過程で成立した。その後、陰陽・天文・暦の三部門を中核とし、「陰陽道」と称される日本独自の大系へと発展を遂げる。
本書では、これまで看過されてきた寺院史料や新出史料・未刊史料など、多角的な資料を積極的に活用することで、室町時代の基礎的史料を広く提供し、総合的な分析から陰陽道研究における新たな視座を提示した。

序 論
 第一節 古代中世の陰陽道と研究史概観
 第二節 陰陽道の構成要素
 第三節 本書の目的及び構成

第一部 室町時代の陰陽寮
 第一章 室町時代の陰陽寮官人
  第一節 室町時代の陰陽頭
  第二節 陰陽寮の構成要員
  第三節 陰陽寮官人の盛衰
 第二章 陰陽道家賀茂氏・安倍氏の分派
  第一節 安倍氏の分流
  第二節 賀茂氏の分流
  第三節 分派の維持と断絶
 第三章 陰陽寮官人の活動・経済基盤
  第一節 陰陽寮官人の「窮困」
  第二節 陰陽寮官人の邸宅と所領
  第三節 諸陵頭賀茂氏と諸陵領

第二部 室町時代の陰陽道
 第一章 日時勘申
  第一節 日時勘申の実態
  第二節 日時勘申の受用
  第三節 陰陽道知識の共有
 第二章 陰陽道祭
  第一節 室町時代の陰陽道祭
  第二節 陰陽道祭の盛行
  第三節 祈禱機能の分掌

第三部 陰陽道と寺院社会
 第一章 中世醍醐寺と陰陽道
  第一節 醍醐寺と陰陽師
  第二節 醍醐寺と安倍有世
  第三節 「大地震記」
 第二章 中世東寺と陰陽道
  第一節 東寺における活動
  第二節 「廿一口供僧方評定引付」にみる陰陽師
  第三節 東寺と陰陽師

 第三章 中世興福寺と幸徳井家
  第一節 中世幸徳井家
  第二節 興福寺における活動
  第三節 南都と幸徳井家

結 論
宮内庁書陵部所蔵「陰陽家系図」
 安倍氏
 賀茂氏

納入までに3週間ほどかかります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
15,400
木村純子 著 、勉誠出版 、2012年2月 、696p 、A5判上製
本書は、陰陽道研究史上の重要な課題である中世陰陽道の実態について、その社会的役割と近世への連続性を念頭に置き、如何なる形で陰陽道が存続するに至ったのかを論じるものである。 古代日本において、陰陽寮は、中国から数多の知識・技能等を受容し、国家機構に組み込む過程で成立した。その後、陰陽・天文・暦の三部門を中核とし、「陰陽道」と称される日本独自の大系へと発展を遂げる。 本書では、これまで看過されてきた寺院史料や新出史料・未刊史料など、多角的な資料を積極的に活用することで、室町時代の基礎的史料を広く提供し、総合的な分析から陰陽道研究における新たな視座を提示した。 序 論  第一節 古代中世の陰陽道と研究史概観  第二節 陰陽道の構成要素  第三節 本書の目的及び構成 第一部 室町時代の陰陽寮  第一章 室町時代の陰陽寮官人   第一節 室町時代の陰陽頭   第二節 陰陽寮の構成要員   第三節 陰陽寮官人の盛衰  第二章 陰陽道家賀茂氏・安倍氏の分派   第一節 安倍氏の分流   第二節 賀茂氏の分流   第三節 分派の維持と断絶  第三章 陰陽寮官人の活動・経済基盤   第一節 陰陽寮官人の「窮困」   第二節 陰陽寮官人の邸宅と所領   第三節 諸陵頭賀茂氏と諸陵領 第二部 室町時代の陰陽道  第一章 日時勘申   第一節 日時勘申の実態   第二節 日時勘申の受用   第三節 陰陽道知識の共有  第二章 陰陽道祭   第一節 室町時代の陰陽道祭   第二節 陰陽道祭の盛行   第三節 祈禱機能の分掌 第三部 陰陽道と寺院社会  第一章 中世醍醐寺と陰陽道   第一節 醍醐寺と陰陽師   第二節 醍醐寺と安倍有世   第三節 「大地震記」  第二章 中世東寺と陰陽道   第一節 東寺における活動   第二節 「廿一口供僧方評定引付」にみる陰陽師   第三節 東寺と陰陽師  第三章 中世興福寺と幸徳井家   第一節 中世幸徳井家   第二節 興福寺における活動   第三節 南都と幸徳井家 結 論 宮内庁書陵部所蔵「陰陽家系図」  安倍氏  賀茂氏 納入までに3週間ほどかかります。

日本書紀声点本の研究

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
15,400
鈴木豊 著、勉誠出版、2020年3月、464p、B5判・上製
『日本書紀』古写本が伝えてきたものは何か―
720 年(養老4)に正史として撰進された『日本書紀』は、天皇・文人貴族らによる講書、そしてその読み方を書き入れた写本などの形で伝えられ、古辞書・注釈書類にもその成果が取り込まれるなど、これらの学問の痕跡は古代の和訓・アクセントを今に伝える貴重な資料群である。
『日本書紀』古写本および関連資料に残された和訓・声点を網羅的に調査・検討、さらにそれらが付され伝えられていったその過程を明らかにすることにより、古代日本語の学問体系やアクセント史における新知見を提示する。

目次

はしがき
凡 例

序 論

第Ⅰ部 『日本書紀』声点本の資料価値に関する研究
第1章 『日本書紀』神代巻の声点
第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の声点について
第3章 乾元本『日本書紀』万葉仮名訓の声点
第4章 岩崎本『日本書紀』の声点
第5章 訓読漢字の声点のアクセント表示法
第6章 『日本書紀』被訓注字の声点
第7章 『古語拾遺』の声点
第8章 『日本書紀』声点本の濁音表示
第9章 『古語拾遺』声点本の濁音表示
第10章 『日本書紀』α群の万葉仮名―原音声調と日本語アクセントとの対応―

第Ⅱ部 『日本書紀』声点本の成立過程に関する研究
第1章 『弘仁私記』序の「以丹点明軽重」
第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の万葉仮名
第3章 『日本書紀』古写本中の万葉仮名表記の和訓
(付)『日本書紀』古写本中の万葉仮名訓語彙索引
第4章 『和名抄』所引『公望私記』の万葉仮名訓
第5章 延喜『公望私記』の構造
第6章 日本紀講書とアクセント

第Ⅲ部 平安時代京都アクセントに関する研究
第1章 和語声点資料の差声方式
第2章 助詞「の」のアクセント
第3章 アクセント史研究における拍内下降
第4章 平声軽点の消滅過程
第5章 アクセント体系大変化の要因
第6章 『金光明最勝王経音義』所載「以呂波」のアクセント
第7章 いろは歌の作者について―いろは48字説の検討―

結 論

参考文献
あとがき
初出一覧

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15,400
鈴木豊 著 、勉誠出版 、2020年3月 、464p 、B5判・上製
『日本書紀』古写本が伝えてきたものは何か― 720 年(養老4)に正史として撰進された『日本書紀』は、天皇・文人貴族らによる講書、そしてその読み方を書き入れた写本などの形で伝えられ、古辞書・注釈書類にもその成果が取り込まれるなど、これらの学問の痕跡は古代の和訓・アクセントを今に伝える貴重な資料群である。 『日本書紀』古写本および関連資料に残された和訓・声点を網羅的に調査・検討、さらにそれらが付され伝えられていったその過程を明らかにすることにより、古代日本語の学問体系やアクセント史における新知見を提示する。 目次 はしがき 凡 例 序 論 第Ⅰ部 『日本書紀』声点本の資料価値に関する研究 第1章 『日本書紀』神代巻の声点 第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の声点について 第3章 乾元本『日本書紀』万葉仮名訓の声点 第4章 岩崎本『日本書紀』の声点 第5章 訓読漢字の声点のアクセント表示法 第6章 『日本書紀』被訓注字の声点 第7章 『古語拾遺』の声点 第8章 『日本書紀』声点本の濁音表示 第9章 『古語拾遺』声点本の濁音表示 第10章 『日本書紀』α群の万葉仮名―原音声調と日本語アクセントとの対応― 第Ⅱ部 『日本書紀』声点本の成立過程に関する研究 第1章 『弘仁私記』序の「以丹点明軽重」 第2章 乾元本紀所引『日本紀私記』の万葉仮名 第3章 『日本書紀』古写本中の万葉仮名表記の和訓 (付)『日本書紀』古写本中の万葉仮名訓語彙索引 第4章 『和名抄』所引『公望私記』の万葉仮名訓 第5章 延喜『公望私記』の構造 第6章 日本紀講書とアクセント 第Ⅲ部 平安時代京都アクセントに関する研究 第1章 和語声点資料の差声方式 第2章 助詞「の」のアクセント 第3章 アクセント史研究における拍内下降 第4章 平声軽点の消滅過程 第5章 アクセント体系大変化の要因 第6章 『金光明最勝王経音義』所載「以呂波」のアクセント 第7章 いろは歌の作者について―いろは48字説の検討― 結 論 参考文献 あとがき 初出一覧 納入までに3週間ほどかかります。

醍醐寺の仏像 第三巻 明王 (醍醐寺叢書 研究篇)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
44,000
総本山醍醐寺 監修/副島弘道 編、勉誠出版、2022年7月、432p、A4判・上製
醍醐寺に伝わる国宝・重要文化財を含む仏教彫刻の全貌を、多年にわたる調査・研究に基づく詳細な説明と、資料を超えた美しく高精細な写真によって明らかにした、美術史・仏教史における醍醐寺の仏像の集大成。
「第三巻 明王」では、17件の作品を、写真資料とともに詳説する。

【本書の特色】
・国宝・重要文化財を含む醍醐寺に所蔵される江戸時代末までに制作された仏像彫刻の全作品を収録する。
・図版篇および本文篇挿図には、すべて本書刊行のために長期間にわたって新たに撮影した高精細なカラー図版を収録。作品のもつ宗教的、学術的、美術的な価値を十分に理解できるように、学術性と芸術性の双方を兼ね備えた正面、側面、背面などの大型図版のほか、表面の彩色文様、像内の銘文、納入品など細部にわたる図版を豊富に収める(第三巻、作品17件)。
・本文篇には30年間の調査にもとづいた仏像本体、銘文、納入経巻、光背、台座など細部にわたる詳細なデータを収める。また、醍醐寺所蔵の宝物目録など関連史料を縦覧して得られた各作品の制作背景、来歴、美術史上の特色など、最新の研究成果を詳しく解説。美術史のみならず歴史学・仏教学・国文学など広く関連諸学の研究に裨益する。

1 木造不動明王坐像 霊宝館
2 木造不動明王坐像 重要文化財 霊宝館
3 木造不動明王坐像 成身院(女人堂)
4 木造不動明王及び両脇侍像 重要文化財 理性院本堂
5 木造不動明王及び童子像 三宝院弥勒堂
6 木造五大明王像 重要文化財 霊宝館(旧五大堂安置)
7 木造五大明王像 重要文化財 霊宝館
8 木造五大明王像 不動堂
9 木造金剛夜叉明王立像 霊宝館
10 木造愛染明王坐像 霊宝館
11 木造愛染明王坐像 霊宝館
12 木造大元帥明王立像 理性院本堂
13 木造明王形立像 霊宝館
14 木造矜羯羅童子及び制吒迦童子立像 真如苑
15 銅造不動明王坐像 霊宝館
16 銅造不動明王立像 成身院(女人堂)前
17 塑造不動明王頭部 霊宝館

醍醐寺とその周辺図
上、下醍醐詳細図

調査参加者

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44,000
総本山醍醐寺 監修/副島弘道 編 、勉誠出版 、2022年7月 、432p 、A4判・上製
醍醐寺に伝わる国宝・重要文化財を含む仏教彫刻の全貌を、多年にわたる調査・研究に基づく詳細な説明と、資料を超えた美しく高精細な写真によって明らかにした、美術史・仏教史における醍醐寺の仏像の集大成。 「第三巻 明王」では、17件の作品を、写真資料とともに詳説する。 【本書の特色】 ・国宝・重要文化財を含む醍醐寺に所蔵される江戸時代末までに制作された仏像彫刻の全作品を収録する。 ・図版篇および本文篇挿図には、すべて本書刊行のために長期間にわたって新たに撮影した高精細なカラー図版を収録。作品のもつ宗教的、学術的、美術的な価値を十分に理解できるように、学術性と芸術性の双方を兼ね備えた正面、側面、背面などの大型図版のほか、表面の彩色文様、像内の銘文、納入品など細部にわたる図版を豊富に収める(第三巻、作品17件)。 ・本文篇には30年間の調査にもとづいた仏像本体、銘文、納入経巻、光背、台座など細部にわたる詳細なデータを収める。また、醍醐寺所蔵の宝物目録など関連史料を縦覧して得られた各作品の制作背景、来歴、美術史上の特色など、最新の研究成果を詳しく解説。美術史のみならず歴史学・仏教学・国文学など広く関連諸学の研究に裨益する。 1 木造不動明王坐像 霊宝館 2 木造不動明王坐像 重要文化財 霊宝館 3 木造不動明王坐像 成身院(女人堂) 4 木造不動明王及び両脇侍像 重要文化財 理性院本堂 5 木造不動明王及び童子像 三宝院弥勒堂 6 木造五大明王像 重要文化財 霊宝館(旧五大堂安置) 7 木造五大明王像 重要文化財 霊宝館 8 木造五大明王像 不動堂 9 木造金剛夜叉明王立像 霊宝館 10 木造愛染明王坐像 霊宝館 11 木造愛染明王坐像 霊宝館 12 木造大元帥明王立像 理性院本堂 13 木造明王形立像 霊宝館 14 木造矜羯羅童子及び制吒迦童子立像 真如苑 15 銅造不動明王坐像 霊宝館 16 銅造不動明王立像 成身院(女人堂)前 17 塑造不動明王頭部 霊宝館 醍醐寺とその周辺図 上、下醍醐詳細図 調査参加者 納入までに3週間ほどかかります。

この世のキワー〈自然〉の内と外(アジア遊学239)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
山中由里子・山田仁史 編、勉誠出版、2019年11月、368p、A5判
「驚異」と「怪異」に共通する「異」なるものへの視線は、自己と他者、自己と宇宙の境界認識によって形作られるものであり、自然の中での人間の立ち位置を映し出す鏡でもある。
その「驚異」と「怪異」の表象を、ユーラシア大陸の東西の伝承・史料・民族資料・美術品に探り、「自然」と「超自然」の境界領域、「この世」と「あの世」の心理的・物理的距離感、境界に立ち現れる身体・音・モノなどについて、総勢25名の豪華執筆者が学際的に考察する。

目次

口絵/関連年表
序章―自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異

Ⅰ 境―自然と超自然のはざま
自然と超自然の境界論
中国古代・中世の鬼神と自然観―「自然の怪」をめぐる社会史
怪異が生じる場―天地と怪異
百科事典と自然の分類―西洋中世を中心に
怪物の形而上学

Ⅱ 場―異界との接点
平安京と異界―怪異と驚異の出会う場所〈まち〉
驚異の場としての「聖パトリックの煉獄」
怪物たちの棲むところ―中世ヨーロッパの地図に描かれた怪物とその発生過程
妖怪としての動物
イスラーム美術における天の表象―想像界と科学の狭間の造形
歴史的パレスチナという場とジン憑き

Ⅲ 体―身体と異界  
妖怪画に描かれた身体―目の妖怪を中心に
平昌五輪に現れた人面鳥の正体は―『山海経』の異形と中華のキワ
魔女の身体、怪物の身体
中東世界の百科全書に描かれる異形の種族

Ⅳ 音―聞こえてくる異界
西洋音楽史における「異界」表現―試論的考察
カランコロン考―怪談の擬音と近代化
「耳」「声」「霊」―無意識的記憶と魂の連鎖について
釜鳴と鳴釜神事―常ならざる音の受容史
死者の「声」を「聞く」ということ―聴覚メディアとしての口寄せ巫女

Ⅴ 物―異界の物的証拠
不思議なモノの収蔵地としての寺社
寺院に伝わる怪異なモノ―仏教民俗学の視座
民間信仰を売る―トルコの邪視除け護符ナザル・ボンジュウ
異界としてのミュージアム

終章―驚異・怪異の人類史的基礎

展覧会紹介「驚異と怪異―想像界の生きものたち」
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3,520
山中由里子・山田仁史 編 、勉誠出版 、2019年11月 、368p 、A5判
「驚異」と「怪異」に共通する「異」なるものへの視線は、自己と他者、自己と宇宙の境界認識によって形作られるものであり、自然の中での人間の立ち位置を映し出す鏡でもある。 その「驚異」と「怪異」の表象を、ユーラシア大陸の東西の伝承・史料・民族資料・美術品に探り、「自然」と「超自然」の境界領域、「この世」と「あの世」の心理的・物理的距離感、境界に立ち現れる身体・音・モノなどについて、総勢25名の豪華執筆者が学際的に考察する。 目次 口絵/関連年表 序章―自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異 Ⅰ 境―自然と超自然のはざま 自然と超自然の境界論 中国古代・中世の鬼神と自然観―「自然の怪」をめぐる社会史 怪異が生じる場―天地と怪異 百科事典と自然の分類―西洋中世を中心に 怪物の形而上学 Ⅱ 場―異界との接点 平安京と異界―怪異と驚異の出会う場所〈まち〉 驚異の場としての「聖パトリックの煉獄」 怪物たちの棲むところ―中世ヨーロッパの地図に描かれた怪物とその発生過程 妖怪としての動物 イスラーム美術における天の表象―想像界と科学の狭間の造形 歴史的パレスチナという場とジン憑き Ⅲ 体―身体と異界   妖怪画に描かれた身体―目の妖怪を中心に 平昌五輪に現れた人面鳥の正体は―『山海経』の異形と中華のキワ 魔女の身体、怪物の身体 中東世界の百科全書に描かれる異形の種族 Ⅳ 音―聞こえてくる異界 西洋音楽史における「異界」表現―試論的考察 カランコロン考―怪談の擬音と近代化 「耳」「声」「霊」―無意識的記憶と魂の連鎖について 釜鳴と鳴釜神事―常ならざる音の受容史 死者の「声」を「聞く」ということ―聴覚メディアとしての口寄せ巫女 Ⅴ 物―異界の物的証拠 不思議なモノの収蔵地としての寺社 寺院に伝わる怪異なモノ―仏教民俗学の視座 民間信仰を売る―トルコの邪視除け護符ナザル・ボンジュウ 異界としてのミュージアム 終章―驚異・怪異の人類史的基礎 展覧会紹介「驚異と怪異―想像界の生きものたち」

古典は遺産か? 日本文学におけるテクスト遺産の利用と再創造(アジア遊学 261)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,780
Edoardo GERLINI・河野貴美子 編、勉誠出版、2021年10月、240p、A5
人びとが過去から現在へと紡ぎ、伝えてきたテクスト―「古典」。
それらが今なお様々な姿で我々にその存在を伝える背景には、各時代の人びとが古典というテクストに対し営んだ試行錯誤があった。
古典を「遺産」という概念から捉えかえし、所有性、作者性、真正性の観点からテクストそのものや、それにまつわる行為や意識を歴史的に考察。
さらに、古典と社会との関係性を照らし出す「テクスト遺産」という概念のポテンシャルを、文学研究と経済学・文化交流史など諸分野の視角を重ね合わせることにより提示。
文字と書物の文化研究を新たなステージへと領導する画期的成果。

目次

序言 Edoardo GERLINI
[緒論]なぜ「テクスト遺産」か Edoardo GERLINI

Ⅰ 所有性
書物およびテクストの所有性における奥書の役割について
テクスト、パラテクスト、秘儀伝受―テクストを所有するとはどのような行為なのか?
光格天皇と本居宣長―御所伝受と出版メディアをめぐって
[コラム]テクストの蒐集、収蔵、継承と「遺産化」のこと―王羲之の書を例として

Ⅱ 作者性
物語における「作者」の発生
近世中期における「テクスト遺産」と「作者」
[コラム]「作者」はいつ成立するか―日本上代の事例から

Ⅲ 真正性
『枕草子』におけるテクストの真正性
古典的公共圏の春―西円の源氏注釈をめぐって
近世日本における『蒙求』の音声化―漢字音と連続性
[コラム]仏教経典テクストの真正性と享受者―古典文学テクストとのつながり
【特別寄稿】テクスト遺産としての古筆手鑑

Ⅳ テクスト遺産の広がり
明石における龍宮イメージの形成―テクスト遺産としての『源氏物語』と『平家物語』をつなぐ夢
[コラム]テクスト遺産としてのモニュメント―平時子の例
[コラム]テクスト遺産「運動」への期待―文化政策の視点から
[コラム]日本の文化経済政策―テクスト遺産を中心にみる現状と課題
蜘蛛の巣としての電子テクスト―その来歴と現在

テクスト遺産とは何か Edoardo GERLINI・河野貴美子
あとがき 河野貴美子
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2,780
Edoardo GERLINI・河野貴美子 編 、勉誠出版 、2021年10月 、240p 、A5
人びとが過去から現在へと紡ぎ、伝えてきたテクスト―「古典」。 それらが今なお様々な姿で我々にその存在を伝える背景には、各時代の人びとが古典というテクストに対し営んだ試行錯誤があった。 古典を「遺産」という概念から捉えかえし、所有性、作者性、真正性の観点からテクストそのものや、それにまつわる行為や意識を歴史的に考察。 さらに、古典と社会との関係性を照らし出す「テクスト遺産」という概念のポテンシャルを、文学研究と経済学・文化交流史など諸分野の視角を重ね合わせることにより提示。 文字と書物の文化研究を新たなステージへと領導する画期的成果。 目次 序言 Edoardo GERLINI [緒論]なぜ「テクスト遺産」か Edoardo GERLINI Ⅰ 所有性 書物およびテクストの所有性における奥書の役割について テクスト、パラテクスト、秘儀伝受―テクストを所有するとはどのような行為なのか? 光格天皇と本居宣長―御所伝受と出版メディアをめぐって [コラム]テクストの蒐集、収蔵、継承と「遺産化」のこと―王羲之の書を例として Ⅱ 作者性 物語における「作者」の発生 近世中期における「テクスト遺産」と「作者」 [コラム]「作者」はいつ成立するか―日本上代の事例から Ⅲ 真正性 『枕草子』におけるテクストの真正性 古典的公共圏の春―西円の源氏注釈をめぐって 近世日本における『蒙求』の音声化―漢字音と連続性 [コラム]仏教経典テクストの真正性と享受者―古典文学テクストとのつながり 【特別寄稿】テクスト遺産としての古筆手鑑 Ⅳ テクスト遺産の広がり 明石における龍宮イメージの形成―テクスト遺産としての『源氏物語』と『平家物語』をつなぐ夢 [コラム]テクスト遺産としてのモニュメント―平時子の例 [コラム]テクスト遺産「運動」への期待―文化政策の視点から [コラム]日本の文化経済政策―テクスト遺産を中心にみる現状と課題 蜘蛛の巣としての電子テクスト―その来歴と現在 テクスト遺産とは何か Edoardo GERLINI・河野貴美子 あとがき 河野貴美子

日韓漢文訓読研究 オンデマンド版

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
藤本幸夫 編、勉誠出版、2022年11月、584 頁
中国周辺に位置した朝鮮半島諸国や日本では、文字・典籍を受容するに際し、そこに記された漢字・漢文を自国語のシステムに置き換えて読解する方法が構築されていった。
その痕跡は、典籍類や木簡などに墨書されたもののみならず、近年日韓において研究の進展を見せる角筆資料にも残り、異言語受容の実態をいまに伝えている。
角筆資料の発見により明らかになりつつある朝鮮半島における漢文訓読のあり方やその日本への影響の可能性、漢字・漢文受容によってもたらされた各国の言語文化における言語的・思想的展開について、日韓の最先端の研究者を集め論究、東アジアにおける漢字・漢文理解の方法と思想を探る。

<目次>

まえがき 藤本幸夫

第一部 東アジア漢字・漢文文化圏と訓読
日韓の漢文訓読(釈読)の歴史―その言語観と世界観― 金文京
日本の訓点・訓読の源と古代韓国語との関係 小林芳規
韓国の借字表記法の発達と日本の訓点の起源について 南豊鉉
日本所在の八・九世紀の『華厳経』とその注釈書の加点(再考) 小林芳規
日本における十世紀加点の漢籍訓点資料の位置 小助川貞次
古代日本語の書記方法における漢字の音よみ訓よみ用法の「精錬」度 犬飼隆
日本古代における歌の表記―木簡と正倉院文書を素材として― 栄原永遠男
宋版一切経に書き入れられた中国の角筆点―醍醐寺蔵本を基に東アジア経典読誦法を探る― 小林芳規
ウイグル漢字音と漢文訓読 庄垣内正弘

第二部 韓国における漢文訓読の展開と諸相
韓国の口訣資料および口訣研究の現況について 附研究文献目録 呉美寧
朝鮮吏文の形成と吏読―口訣の起源を摸索しながら― 鄭光
木簡に見られる古代韓国語表記法―吏読の発達史を中心に― 金永旭・著/伊藤貴祥・訳
百済の文字生活 鄭在永
韓国釈読口訣に関する綜合的考察 張允煕
周本『華厳経』点吐口訣解読の成果と課題 朴鎮浩・著/河崎啓剛・訳
角筆口訣の解読方法と実際 李丞宰・著/伊藤貴祥・訳
韓国の漢文訓読に使われた符号について 張景俊・著/文玄洙・訳
東洋文庫所蔵『牧牛子修心訣』に就いて 藤本幸夫

あとがき 藤本幸夫

執筆者一覧

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藤本幸夫 編 、勉誠出版 、2022年11月 、584 頁
中国周辺に位置した朝鮮半島諸国や日本では、文字・典籍を受容するに際し、そこに記された漢字・漢文を自国語のシステムに置き換えて読解する方法が構築されていった。 その痕跡は、典籍類や木簡などに墨書されたもののみならず、近年日韓において研究の進展を見せる角筆資料にも残り、異言語受容の実態をいまに伝えている。 角筆資料の発見により明らかになりつつある朝鮮半島における漢文訓読のあり方やその日本への影響の可能性、漢字・漢文受容によってもたらされた各国の言語文化における言語的・思想的展開について、日韓の最先端の研究者を集め論究、東アジアにおける漢字・漢文理解の方法と思想を探る。 <目次> まえがき 藤本幸夫 第一部 東アジア漢字・漢文文化圏と訓読 日韓の漢文訓読(釈読)の歴史―その言語観と世界観― 金文京 日本の訓点・訓読の源と古代韓国語との関係 小林芳規 韓国の借字表記法の発達と日本の訓点の起源について 南豊鉉 日本所在の八・九世紀の『華厳経』とその注釈書の加点(再考) 小林芳規 日本における十世紀加点の漢籍訓点資料の位置 小助川貞次 古代日本語の書記方法における漢字の音よみ訓よみ用法の「精錬」度 犬飼隆 日本古代における歌の表記―木簡と正倉院文書を素材として― 栄原永遠男 宋版一切経に書き入れられた中国の角筆点―醍醐寺蔵本を基に東アジア経典読誦法を探る― 小林芳規 ウイグル漢字音と漢文訓読 庄垣内正弘 第二部 韓国における漢文訓読の展開と諸相 韓国の口訣資料および口訣研究の現況について 附研究文献目録 呉美寧 朝鮮吏文の形成と吏読―口訣の起源を摸索しながら― 鄭光 木簡に見られる古代韓国語表記法―吏読の発達史を中心に― 金永旭・著/伊藤貴祥・訳 百済の文字生活 鄭在永 韓国釈読口訣に関する綜合的考察 張允煕 周本『華厳経』点吐口訣解読の成果と課題 朴鎮浩・著/河崎啓剛・訳 角筆口訣の解読方法と実際 李丞宰・著/伊藤貴祥・訳 韓国の漢文訓読に使われた符号について 張景俊・著/文玄洙・訳 東洋文庫所蔵『牧牛子修心訣』に就いて 藤本幸夫 あとがき 藤本幸夫 執筆者一覧 納期まで、3週間かかります。

日本全国神話・伝説の旅

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
吉元 昭治(著)、勉誠出版、2008年12月、1264p、菊判上製
洋の東西を問わず、人びとは生老病死の苦しみの克服を願い、そして、そこに医学の発達をみた。
日本のあけぼの飛鳥・宇陀から渡来人の足跡まで、日本人のルーツを今に伝える800以上の伝承地を、1,200超の豊富な写真資料とともにフルカラーで紹介。
あなたの近くの伝承地がわかる、画期的な神話伝説事典。

口 絵
はじめに

序 章 神と仏の祈りの流れ

◎第一部 日本の神話、歴史伝承
神統譜|日本神話のはじまり
伊邪那岐命、伊邪那美命と黄泉の国
月読命
猿田彦
『出雲風土気』より
素戔嗚尊と蘇民將来
大国主命と少彦名命
海幸彦 山幸彦
女神
田道間守
神武天皇
日本武尊
熊襲と隼人
神功皇后と武内宿
継体(體)天皇と磐井の乱
柿本人麻呂、大伴家持と物部氏
聖徳太子
和気清麻呂
太安万侶(麻呂)
坂上田村麻呂
紫式部と小野篁
壬申の乱と宮滝
飛鳥と宇陀
役行者
両槻宮
相撲

◎第二部 日本と中国
邪馬台国と卑弥呼/徐福/楊貴妃/蒙古襲来(元寇)

◎第三部 中国の神々
神農/黄帝/孔子/媽/関羽

◎第四部 日本と朝鮮
王仁/日羅/鬼室集斯/渡来人のあとを訪ねて

◎第五部 いろいろな昔話
浦島太郎/羽衣伝説/桃太郎伝説/鬼伝説/俵藤太/酒の神/かぐや姫伝説/養老の滝伝説/久米仙人

◎第六部 信仰のいろいろ
御霊信仰/烏と熊野信仰/庚申信仰/妙見信仰と鎮宅霊符神/八幡信仰/天神信仰/泰山府君/安倍晴明/鬼門と猿/信貴山と信貴山縁起/稲荷信仰/地蔵信仰/水天宮/鬼子母子/天狗/狸

◎第七部 仏僧と伝承
法道と一乗寺、利天上寺/神呪寺(甲山大師)/元三大師/白隠と白幽/沢庵

◎第八部 女人哀史
弟橘比売/稚媛/赤猪子/甘美媛と大葉子/松浦佐用姫/菟原処女/桜児/真間手児奈/女の物語/中将姫/八百比丘尼/安珍清姫/傾城墓/お玉ヶ池/鉄輪の伝説/橋姫伝説/浮布の池/紅葉伝説

◎第九部 沖縄の伝承
御嶽と天女・昇天伝説/神の島/世界遺産の城と旧跡/沖縄の民俗文化/シーサー/石敢當

◎第十部 その他の伝承
霊芝/勾玉と鏡/朱・水銀/石の遺物/神籠石/大きな遺跡

本書掲載史跡一覧

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9,900
吉元 昭治(著) 、勉誠出版 、2008年12月 、1264p 、菊判上製
洋の東西を問わず、人びとは生老病死の苦しみの克服を願い、そして、そこに医学の発達をみた。 日本のあけぼの飛鳥・宇陀から渡来人の足跡まで、日本人のルーツを今に伝える800以上の伝承地を、1,200超の豊富な写真資料とともにフルカラーで紹介。 あなたの近くの伝承地がわかる、画期的な神話伝説事典。 口 絵 はじめに 序 章 神と仏の祈りの流れ ◎第一部 日本の神話、歴史伝承 神統譜|日本神話のはじまり 伊邪那岐命、伊邪那美命と黄泉の国 月読命 猿田彦 『出雲風土気』より 素戔嗚尊と蘇民將来 大国主命と少彦名命 海幸彦 山幸彦 女神 田道間守 神武天皇 日本武尊 熊襲と隼人 神功皇后と武内宿 継体(體)天皇と磐井の乱 柿本人麻呂、大伴家持と物部氏 聖徳太子 和気清麻呂 太安万侶(麻呂) 坂上田村麻呂 紫式部と小野篁 壬申の乱と宮滝 飛鳥と宇陀 役行者 両槻宮 相撲 ◎第二部 日本と中国 邪馬台国と卑弥呼/徐福/楊貴妃/蒙古襲来(元寇) ◎第三部 中国の神々 神農/黄帝/孔子/媽/関羽 ◎第四部 日本と朝鮮 王仁/日羅/鬼室集斯/渡来人のあとを訪ねて ◎第五部 いろいろな昔話 浦島太郎/羽衣伝説/桃太郎伝説/鬼伝説/俵藤太/酒の神/かぐや姫伝説/養老の滝伝説/久米仙人 ◎第六部 信仰のいろいろ 御霊信仰/烏と熊野信仰/庚申信仰/妙見信仰と鎮宅霊符神/八幡信仰/天神信仰/泰山府君/安倍晴明/鬼門と猿/信貴山と信貴山縁起/稲荷信仰/地蔵信仰/水天宮/鬼子母子/天狗/狸 ◎第七部 仏僧と伝承 法道と一乗寺、利天上寺/神呪寺(甲山大師)/元三大師/白隠と白幽/沢庵 ◎第八部 女人哀史 弟橘比売/稚媛/赤猪子/甘美媛と大葉子/松浦佐用姫/菟原処女/桜児/真間手児奈/女の物語/中将姫/八百比丘尼/安珍清姫/傾城墓/お玉ヶ池/鉄輪の伝説/橋姫伝説/浮布の池/紅葉伝説 ◎第九部 沖縄の伝承 御嶽と天女・昇天伝説/神の島/世界遺産の城と旧跡/沖縄の民俗文化/シーサー/石敢當 ◎第十部 その他の伝承 霊芝/勾玉と鏡/朱・水銀/石の遺物/神籠石/大きな遺跡 本書掲載史跡一覧 納入までに3週間ほどかかります。

六朝文化と日本ー謝霊運という視座から(アジア遊学240)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
蒋義喬 編著、勉誠出版、2019年12月、224p、21cm
中国・六朝時代に生き、山水文学の祖であるとともに、儒・道・仏に通じた博学多才の詩人として知られる謝霊運。
その詩文は後世の文人たちに大きな影響を与え、学識と矛盾に満ちた数奇な人生とが相俟って、その人物像についても、中国史上他に類を見ない独自のイメージを形成している。
本書は思想的な背景となった六朝期の仏教や道教にも目を向けつつ、日本文学における謝霊運受容の軌跡を追い、六朝文化の日本における受容のあり方を体系的に検討する。
謝霊運を日本文学・中日比較文学研究としてとりあげる初めての試み。

目次

序言 蒋義喬

Ⅰ 研究方法・文献
謝霊運をどう読むか―中国中世文学研究に対する一つの批判的考察 林暁光
謝霊運作品の編年と注釈について 呉冠文(訳・黄昱)

Ⅱ 思想・宗教―背景としての六朝文化
[コラム]謝霊運と南朝仏教 船山徹
洞天思想と謝霊運 土屋昌明
謝霊運「発帰瀬三瀑布望両渓」詩における「同枝條」について 李静(訳・黄昱)

Ⅲ 自然・山水・隠逸―古代日本の受容
日本の律令官人たちは自然を発見したか 高松寿夫
古代日本の吏隠と謝霊運 山田尚子
平安初期君臣唱和詩群における「山水」表現と謝霊運 蒋義喬

Ⅳ 場・美意識との関わり
平安朝詩文における謝霊運の受容 後藤昭雄
平安時代の詩宴に果たした謝霊運の役割 佐藤道生

Ⅴ 説話・注釈
慧遠・謝霊運の位置付け― 源隆国『安養集』の戦略をめぐって 荒木浩
[コラム]日本における謝霊運「述祖徳詩」の受容についての覚え書き 黄昱
『蒙求』「霊運曲笠」をめぐって
 ―日本中近世の抄物、注釈を通してみる謝霊運故事の展開とその意義 河野貴美子

Ⅵ 禅林における展開
日本中世禅林における謝霊運受容 堀川貴司
山居詩の源を辿る―貫休と絶海中津の謝霊運受容を中心に 高兵兵
五山の中の「登池上楼」詩―「春草」か、「芳草」か 岩山泰三

Ⅶ 近世・近代における展開
俳諧における「謝霊運」 深沢眞二・深沢了子
江戸前期文壇の謝霊運受容―林羅山と石川丈山を中心に 陳可冉
[コラム]謝霊運「東陽渓中贈答」と近世・近代日本の漢詩人 合山林太郎

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3,080
蒋義喬 編著 、勉誠出版 、2019年12月 、224p 、21cm
中国・六朝時代に生き、山水文学の祖であるとともに、儒・道・仏に通じた博学多才の詩人として知られる謝霊運。 その詩文は後世の文人たちに大きな影響を与え、学識と矛盾に満ちた数奇な人生とが相俟って、その人物像についても、中国史上他に類を見ない独自のイメージを形成している。 本書は思想的な背景となった六朝期の仏教や道教にも目を向けつつ、日本文学における謝霊運受容の軌跡を追い、六朝文化の日本における受容のあり方を体系的に検討する。 謝霊運を日本文学・中日比較文学研究としてとりあげる初めての試み。 目次 序言 蒋義喬 Ⅰ 研究方法・文献 謝霊運をどう読むか―中国中世文学研究に対する一つの批判的考察 林暁光 謝霊運作品の編年と注釈について 呉冠文(訳・黄昱) Ⅱ 思想・宗教―背景としての六朝文化 [コラム]謝霊運と南朝仏教 船山徹 洞天思想と謝霊運 土屋昌明 謝霊運「発帰瀬三瀑布望両渓」詩における「同枝條」について 李静(訳・黄昱) Ⅲ 自然・山水・隠逸―古代日本の受容 日本の律令官人たちは自然を発見したか 高松寿夫 古代日本の吏隠と謝霊運 山田尚子 平安初期君臣唱和詩群における「山水」表現と謝霊運 蒋義喬 Ⅳ 場・美意識との関わり 平安朝詩文における謝霊運の受容 後藤昭雄 平安時代の詩宴に果たした謝霊運の役割 佐藤道生 Ⅴ 説話・注釈 慧遠・謝霊運の位置付け― 源隆国『安養集』の戦略をめぐって 荒木浩 [コラム]日本における謝霊運「述祖徳詩」の受容についての覚え書き 黄昱 『蒙求』「霊運曲笠」をめぐって  ―日本中近世の抄物、注釈を通してみる謝霊運故事の展開とその意義 河野貴美子 Ⅵ 禅林における展開 日本中世禅林における謝霊運受容 堀川貴司 山居詩の源を辿る―貫休と絶海中津の謝霊運受容を中心に 高兵兵 五山の中の「登池上楼」詩―「春草」か、「芳草」か 岩山泰三 Ⅶ 近世・近代における展開 俳諧における「謝霊運」 深沢眞二・深沢了子 江戸前期文壇の謝霊運受容―林羅山と石川丈山を中心に 陳可冉 [コラム]謝霊運「東陽渓中贈答」と近世・近代日本の漢詩人 合山林太郎 納入までに3週間ほどかかります。

儒教思想と絵画 東アジアの勧戒画(アジア遊学271)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
水野裕史、勉誠出版、2022年6月、312p、A5判
古来、絵画は、ひとつ鑑賞の目的のみならず、そこに描かれた題材や物語から、あるべき生き方、倣うべき考え方を学び、自らを顧みるための装置として存在していた。
特に東アジアにおいては、中国を淵源とする儒教思想に基づき、善行を勧め、悪行を戒めるために描かれた『勧戒画(かんかいが)』がひろく作成され、それらは、いまなお各地に多種多様な作品として伝存している。
古代から近代における『勧戒画』の諸相を多角的に考察、作品が生まれ、受容された時代の思想・文化を捉えなおすとともに、時代を超えて、見る者の「鑑」となる美術作品の力を再認識する刺激的な一冊。
掲載図版150点超!

カラー口絵
序文 水野裕史
総説―勧戒画の系譜 水野裕史

1部 勧戒画の成立
勧戒のシンボル―礼拝空間における孔子祭祀のあり方 守屋正彦
漢代画像石にみる儒教的モチーフ―墓域という空間におけるその機能 楢山満照
女史箴図が語るもの 森橋なつみ
大英博物館所蔵の報恩経変相Stein Painting 12の図像に関する一考察 勝木言一郎
元三大師御籤本と儒教思想―「貴人」像の考察 日高衣紅

2部 勧戒画の題材
玄宗皇帝絵にみる勧戒性―長恨歌絵を中心に 鷲頭桂
王昭君図―勧戒画への発展 中村玲
耕織図の受容と展開―足利将軍家の梁楷の画巻を中心に 畑靖紀
二十四孝図―元覚図の「棄老」と「諫め」をめぐって 宇野瑞木
仏儒道三教一致思想の絵画―三聖図・三笑図・三酸図をめぐって 高橋真作
コラム 当麻曼荼羅九品往生図に認められる鑑戒画的図様 北澤菜月
コラム 中庸の美―欹器図 水野裕史
コラム 求められた婦女像 寺田早苗

3部 帝王学の書と絵―帝鑑図
万暦帝、張居正と『帝鑑図説』 林麗江(尾川明穂訳)
「帝鑑図」の変遷―青蓮院・名古屋城・熊本城の障壁画と仙台藩の事例から 薬師寺君子
フランス革命前夜ヨーロッパにおける『帝鑑図説』受容について 井川義次
帝鑑図と徳川将軍 松島仁

4部 勧戒画を使った人と空間
宋代皇帝と勧戒の空間―「無逸図」と「山水図」 塚本麿充
「荘厳」する瑞獣―将軍家光の先祖祭祀における勧戒画 山澤学
日本の文人画と勧戒(鑑戒)思想 杉本欣久
岡倉覚三(天心)の儒教美術観 林みちこ

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水野裕史 、勉誠出版 、2022年6月 、312p 、A5判
古来、絵画は、ひとつ鑑賞の目的のみならず、そこに描かれた題材や物語から、あるべき生き方、倣うべき考え方を学び、自らを顧みるための装置として存在していた。 特に東アジアにおいては、中国を淵源とする儒教思想に基づき、善行を勧め、悪行を戒めるために描かれた『勧戒画(かんかいが)』がひろく作成され、それらは、いまなお各地に多種多様な作品として伝存している。 古代から近代における『勧戒画』の諸相を多角的に考察、作品が生まれ、受容された時代の思想・文化を捉えなおすとともに、時代を超えて、見る者の「鑑」となる美術作品の力を再認識する刺激的な一冊。 掲載図版150点超! カラー口絵 序文 水野裕史 総説―勧戒画の系譜 水野裕史 1部 勧戒画の成立 勧戒のシンボル―礼拝空間における孔子祭祀のあり方 守屋正彦 漢代画像石にみる儒教的モチーフ―墓域という空間におけるその機能 楢山満照 女史箴図が語るもの 森橋なつみ 大英博物館所蔵の報恩経変相Stein Painting 12の図像に関する一考察 勝木言一郎 元三大師御籤本と儒教思想―「貴人」像の考察 日高衣紅 2部 勧戒画の題材 玄宗皇帝絵にみる勧戒性―長恨歌絵を中心に 鷲頭桂 王昭君図―勧戒画への発展 中村玲 耕織図の受容と展開―足利将軍家の梁楷の画巻を中心に 畑靖紀 二十四孝図―元覚図の「棄老」と「諫め」をめぐって 宇野瑞木 仏儒道三教一致思想の絵画―三聖図・三笑図・三酸図をめぐって 高橋真作 コラム 当麻曼荼羅九品往生図に認められる鑑戒画的図様 北澤菜月 コラム 中庸の美―欹器図 水野裕史 コラム 求められた婦女像 寺田早苗 3部 帝王学の書と絵―帝鑑図 万暦帝、張居正と『帝鑑図説』 林麗江(尾川明穂訳) 「帝鑑図」の変遷―青蓮院・名古屋城・熊本城の障壁画と仙台藩の事例から 薬師寺君子 フランス革命前夜ヨーロッパにおける『帝鑑図説』受容について 井川義次 帝鑑図と徳川将軍 松島仁 4部 勧戒画を使った人と空間 宋代皇帝と勧戒の空間―「無逸図」と「山水図」 塚本麿充 「荘厳」する瑞獣―将軍家光の先祖祭祀における勧戒画 山澤学 日本の文人画と勧戒(鑑戒)思想 杉本欣久 岡倉覚三(天心)の儒教美術観 林みちこ 納入までに3週間ほどかかります。

中国の都市の歴史的記憶 一九世紀後半~二〇世紀前半の日本語表象

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,480
和田博文・王志松・高潔 編、勉誠出版、2022、384p、A5判
近代日本の中国体験の研究はこれまで、戦争(上海事変・日中戦争)や事件、特定の都市(上海・大連)などを切り口として行われてきた。しかし中国の主要都市には、日本人が継続的に在住し、また仕事や観光で訪れている。それらの人々が執筆した、書籍や雑誌掲載記事は数多く存在する。
19世紀後半から20世紀前半にかけて、日本人は中国の都市やエリアでどのような異文化体験を積み重ね、自己や他者と向き合ってきたのか。
日中共同研究により、日本語表象に映し出された中国の都市を多角的に検討し、近代日本の中国体験の全体像を浮き彫りにする。

目次

はじめに 和田博文

Ⅰ 日本近代の中国イメージの形成
 日本人の中国都市体験 1894-1945 和田博文
 座談会 中国の都市の記憶 和田博文・李征・王志松・高潔

Ⅱ 日本語のレンズが捉えた中国北部
 日本語表象と「北支」の地政学 王志松
 旅順―帝国の〈聖地〉 木田隆文
 大連―内側から捉えられた植民地都市の諸相 単援朝
 長春(新京)―満鉄調査部事件と石堂清倫 竹内栄美子
 ハルビン―「遠東のモスクワ」 祝然
 天津―谷崎潤一郎、芥川龍之介の「支那趣味」と天津旅行 李煒
 北京―歴史の証言者としての街 島村輝
 青島―翻訳都市、須賀敦子の青島 山﨑眞紀子

Ⅲ 日本語のレンズが捉えた中国中部
 日本語表象と「中支」の地政学 横路啓子
 上海―俳句に謳われた異文化 和田桂子
 蘇州―「楓橋夜泊」を底流とした詩・水・夜の都市表象 楊柳岸
 杭州―ミステリーとロマンスと 五味渕典嗣
 南京―近代旅行記に見えた南京城 梅定娥
 武漢―内田佐和吉がいた漢口租界 藥師寺美穂
 重慶―重慶旅行記における都市風景と歴史記憶 楊偉

Ⅳ 日本語のレンズが捉えた中国南部
 日本語表象と「南支」の地政学 高潔
 厦門―はてしない路地の町 河野龍也
 香港―東洋と西洋の交差する場所 大原祐治
 広州―真杉静枝の広州訪問とその叙述の表裏 鄒双双

主要参考文献
日本人の中国都市体験 関連年表(一八九四~一九四五)(和田博文編)
あとがき
執筆者紹介
人名索引

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7,480
和田博文・王志松・高潔 編 、勉誠出版 、2022 、384p 、A5判
近代日本の中国体験の研究はこれまで、戦争(上海事変・日中戦争)や事件、特定の都市(上海・大連)などを切り口として行われてきた。しかし中国の主要都市には、日本人が継続的に在住し、また仕事や観光で訪れている。それらの人々が執筆した、書籍や雑誌掲載記事は数多く存在する。 19世紀後半から20世紀前半にかけて、日本人は中国の都市やエリアでどのような異文化体験を積み重ね、自己や他者と向き合ってきたのか。 日中共同研究により、日本語表象に映し出された中国の都市を多角的に検討し、近代日本の中国体験の全体像を浮き彫りにする。 目次 はじめに 和田博文 Ⅰ 日本近代の中国イメージの形成  日本人の中国都市体験 1894-1945 和田博文  座談会 中国の都市の記憶 和田博文・李征・王志松・高潔 Ⅱ 日本語のレンズが捉えた中国北部  日本語表象と「北支」の地政学 王志松  旅順―帝国の〈聖地〉 木田隆文  大連―内側から捉えられた植民地都市の諸相 単援朝  長春(新京)―満鉄調査部事件と石堂清倫 竹内栄美子  ハルビン―「遠東のモスクワ」 祝然  天津―谷崎潤一郎、芥川龍之介の「支那趣味」と天津旅行 李煒  北京―歴史の証言者としての街 島村輝  青島―翻訳都市、須賀敦子の青島 山﨑眞紀子 Ⅲ 日本語のレンズが捉えた中国中部  日本語表象と「中支」の地政学 横路啓子  上海―俳句に謳われた異文化 和田桂子  蘇州―「楓橋夜泊」を底流とした詩・水・夜の都市表象 楊柳岸  杭州―ミステリーとロマンスと 五味渕典嗣  南京―近代旅行記に見えた南京城 梅定娥  武漢―内田佐和吉がいた漢口租界 藥師寺美穂  重慶―重慶旅行記における都市風景と歴史記憶 楊偉 Ⅳ 日本語のレンズが捉えた中国南部  日本語表象と「南支」の地政学 高潔  厦門―はてしない路地の町 河野龍也  香港―東洋と西洋の交差する場所 大原祐治  広州―真杉静枝の広州訪問とその叙述の表裏 鄒双双 主要参考文献 日本人の中国都市体験 関連年表(一八九四~一九四五)(和田博文編) あとがき 執筆者紹介 人名索引 納入までに3週間ほどかかります。

上海の戦後 : 人びとの模索・越境・記憶(アジア遊学236)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
髙綱博文・木田隆文・堀井弘一郎 編、勉誠出版、2019年8月、244p、21cm
終戦から中華人民共和国成立にいたる上海の〈戦後〉を、その時代を体験した人びとの〈模索〉、〈越境〉、〈記憶〉という切り口から描き、戦後上海の多様性に注目した新たな歴史像を提示する。
〈模索〉対日協力者の足跡・資本家の苦悩と選択・民衆の苦難など、中国の人びとが激動期をいかに生き抜いてきたか。
〈越境〉亡命ユダヤ人・租界のフランス文化人・上海に残留した「留用」日本人など、「国際都市」上海における外国人の軌跡を描く。
〈記憶〉戦前・敗戦期の上海体験をテーマとした堀田善衞・武田泰淳・村上春樹らの作品を素材に、戦後における日本人の上海記憶のあり方を考える。
目次
はじめに―戦後上海への招待
第Ⅰ部 人びとの〈模索〉
対日協力者の戦後―日本亡命者盛毓度と留園
過去を背負って生きる―二人の「文化漢奸」
民族資本家の一九四九年―劉鴻生一族の選択
戦後の上海インフレーション
物価の高騰と内戦―民衆の苦難と不安の日々
一九四六~一九四九年の上海話劇
上海のキリスト教―戦後・建国後・現在
コラム 夢見る上海、さらにカラフルに
インタビュー 上海総領事を勤めて
第Ⅱ部 〈越境〉の軌跡
戦後上海の欧米人社会―一九四六年の英字紙紙面から
上海ユダヤ人の戦後―「待合室」上海から、「目的地」アメリカへ
上海から京都へ―「高博愛」(Charles Grosbois)の戦後
戦後上海に残留する日本人(一九四六~一九四九)
共産党政権下、上海で「留用」された人びと
戦後上海の朝鮮人
コラム 海と言語を跨いだ朱實老師―建国前日の天津上陸
インタビュー 中国に最先端のオフィスビルを造る
第Ⅲ部 〈記憶〉の再編
堀田善衞と敗戦期上海日本文化人の「中国」表現―日記・雑誌・作品
堀田善衞をめぐる敗戦前後の上海人脈
上海ノスタルジーのゆらぎ―武田泰淳『上海の蛍』における回想の方法
二つの祖国―生島治郎の上海ものをめぐって
村上春樹が描く上海―『トニー滝谷』における父子の傷
桑島恕一軍医大尉の「正体」―一九四六年米軍上海軍事法廷の一案件
小泉譲の〈上海追懐もの〉六作品を読む―見果てぬ夢の街、上海
終戦後上海の国民党系雑誌に見る日本
コラム 「凍結」された街並みと摩天楼
インタビュー 上海漫画『星間ブリッジ』を描いて
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髙綱博文・木田隆文・堀井弘一郎 編 、勉誠出版 、2019年8月 、244p 、21cm
終戦から中華人民共和国成立にいたる上海の〈戦後〉を、その時代を体験した人びとの〈模索〉、〈越境〉、〈記憶〉という切り口から描き、戦後上海の多様性に注目した新たな歴史像を提示する。 〈模索〉対日協力者の足跡・資本家の苦悩と選択・民衆の苦難など、中国の人びとが激動期をいかに生き抜いてきたか。 〈越境〉亡命ユダヤ人・租界のフランス文化人・上海に残留した「留用」日本人など、「国際都市」上海における外国人の軌跡を描く。 〈記憶〉戦前・敗戦期の上海体験をテーマとした堀田善衞・武田泰淳・村上春樹らの作品を素材に、戦後における日本人の上海記憶のあり方を考える。 目次 はじめに―戦後上海への招待 第Ⅰ部 人びとの〈模索〉 対日協力者の戦後―日本亡命者盛毓度と留園 過去を背負って生きる―二人の「文化漢奸」 民族資本家の一九四九年―劉鴻生一族の選択 戦後の上海インフレーション 物価の高騰と内戦―民衆の苦難と不安の日々 一九四六~一九四九年の上海話劇 上海のキリスト教―戦後・建国後・現在 コラム 夢見る上海、さらにカラフルに インタビュー 上海総領事を勤めて 第Ⅱ部 〈越境〉の軌跡 戦後上海の欧米人社会―一九四六年の英字紙紙面から 上海ユダヤ人の戦後―「待合室」上海から、「目的地」アメリカへ 上海から京都へ―「高博愛」(Charles Grosbois)の戦後 戦後上海に残留する日本人(一九四六~一九四九) 共産党政権下、上海で「留用」された人びと 戦後上海の朝鮮人 コラム 海と言語を跨いだ朱實老師―建国前日の天津上陸 インタビュー 中国に最先端のオフィスビルを造る 第Ⅲ部 〈記憶〉の再編 堀田善衞と敗戦期上海日本文化人の「中国」表現―日記・雑誌・作品 堀田善衞をめぐる敗戦前後の上海人脈 上海ノスタルジーのゆらぎ―武田泰淳『上海の蛍』における回想の方法 二つの祖国―生島治郎の上海ものをめぐって 村上春樹が描く上海―『トニー滝谷』における父子の傷 桑島恕一軍医大尉の「正体」―一九四六年米軍上海軍事法廷の一案件 小泉譲の〈上海追懐もの〉六作品を読む―見果てぬ夢の街、上海 終戦後上海の国民党系雑誌に見る日本 コラム 「凍結」された街並みと摩天楼 インタビュー 上海漫画『星間ブリッジ』を描いて

文章修行帖 文章構成 基礎から完成③ 〈勉誠新書10〉

夢屋
 福岡県北九州市戸畑区境川
500
樺島忠夫/監修 岩﨑夏子/著 勉誠出版 第一章:事実・状況の書き方ー事実を書く大切さ 1.事実の効果・・・
新書版 265頁 初版 カバー少スレ 三方わずかシミ有 経年並本
送料は、350円~ となります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可
500
樺島忠夫/監修 岩﨑夏子/著 勉誠出版 第一章:事実・状況の書き方ー事実を書く大切さ 1.事実の効果ー事実の表現とはどんなものか 2.なぜ事実を書くことが大切なのか 3.事実を述べる文の書き方ーより具体的・客観的に書く 4.使える情報の書き方ー5W1Hを書く 5.事実・状況を分析する書き方ーくだいて書く 第二章:意見・感想の書き方ー根拠のある意見を書く 1.読み手に受け入れられやすい違憲とはー根拠を書こう 2.事実・経験を根拠にした意見文を書こうー根拠の書き方 3.考えを報告する文を使おう 4.文末表現で書き手の意見をはっきりさせよう 第三章:短い文章を書く 1.事実+意見でこんなに多ジャンルの文章が書ける 2.何について書くか見つけようー題材探し 3.書くための材料の見つけ方ー材料集めと内容作り 4.集めた内容が文章になるまで 第四章:表現を工夫して書く(推敲のためのチェックリスト) 1.推敲のためのチェックリスト 2.意味の区切りごとに段落に分けて書いているか 3.5W1Hのはっきりした文章になっているか 4.内容をしっかりかみくだいているか 5.事実と意見の書き方に関するチェック 6.言葉遣いや文体に関するチェック 第五章:論説文を書く 1.論説文とは何かー根拠を挙げて論理的に書く 2.論証する論説文 3.反論を説き伏せる論説文 第六章:さらなる発展ーもっといろいろな文章を書く 1.「タンポポの会」の恒例行事、チャリティーコンサートを紹介する(行事・催し物を紹介する文書) 2.「おいしいお好み焼きの作り方」を書く(操作手順・作り方を説明する文章) 3.制服の見直しを提案する(現状を分析して提案する文章) 第七章:長いレポートを書く 1.ムササビの生態について調べて書く(事実・生物の調査報告) 2.恋人をどう呼ぶのか、男女の呼びかけ語に対する意識についてレポートを書く(実験・調査・観察の調査報告) 付録1.漢字・ひらがな、カタカナの使い分けー分かち書きの代わりに文字を使い分ける 付録2.仮名遣い 付録3.送り仮名の送り方 、2001 、1
新書版 265頁 初版 カバー少スレ 三方わずかシミ有 経年並本

彷徨する宗教性と国民諸文化 近代化する日独社会における神話・宗教の諸相(アジア遊学293)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
前田良三 編、勉誠出版、2024、256p、A5判
一八七〇年代から第二次世界大戦前までの日本とドイツにおいて、宗教性が政治や学問など宗教の外部の「世俗的」諸分野へといかにして「転位・流出」していったのか。
その諸相を照射し、「宗教」と「世俗」の二分法という既存の思考機制そのものを批判的に問い直す。
「彷徨する宗教性」という視角より捉えた「近代化」の姿とは?
目次
はじめに 「彷徨する宗教性」と日独の近代 前田良三
第一部 近代日本──神話・宗教と国民文化
「第一部 近代日本―神話・宗教と国民文化」解題 前田良三
日本国家のための儒学的建国神話―呉泰伯説話◎ダーヴィッド・ヴァイス(翻訳:前田良三)
神道とは宗教なのか?―「Ostasien-Mission(東アジアミッション)」(OAM)の報告における国家神道◎クラウス・アントーニ
国民の人格としての生きる過去―昭和初期フェルキッシュ・ナショナリズムにおける『神皇正統記』とヘルマン・ボーネルによる『第三帝国』との比較◎ミヒャエル・ヴァフトゥカ(翻訳:馬場大介)
戦間期における宗教的保守主義と国家主義―ルドルフ・オットーと鈴木大拙の事例を手掛かりに◎チェ・ジョンファ(翻訳:小平健太)
ゲーテを日本人にする―ドイツ文学者木村謹治のゲーテ研究と宗教性◎前田良三
第二部 近代ドイツ──民族主義宗教運動と教会
「第二部 近代ドイツ―民族主義宗教運動と教会」解題◎前田良三
ナザレ派という芸術運動―十九世紀における芸術および社会の刷新理念としての「心、魂、感覚」◎カーリン・モーザー=フォン=フィルゼック(翻訳:斉藤萌)
「悪魔憑き」か「精神疾患」か?―一九〇〇年前後の心的生活をめぐるプロテスタントの牧会と精神病学との論争◎ビルギット・ヴァイエル(翻訳:二藤拓人)
近代ドイツにおける宗教知の生産と普及―ドイツ民族主義宗教運動における「ナザレのイエス」表象を巡って◎久保田浩
自然と救済をめぐる闘争―クルト・レーゼとドイツ民族主義宗教運動◎深澤英隆
フェルキッシュ・ルーン学の生成と展開―アリオゾフィー、グイド・リスト、『ルーンの秘密』◎小澤 実
ヴィリバルト・ヘンチェルと民族主義的宗教(völkische Religion)◎齋藤正樹
あとがき◎前田良三

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3,300
前田良三 編 、勉誠出版 、2024 、256p 、A5判
一八七〇年代から第二次世界大戦前までの日本とドイツにおいて、宗教性が政治や学問など宗教の外部の「世俗的」諸分野へといかにして「転位・流出」していったのか。 その諸相を照射し、「宗教」と「世俗」の二分法という既存の思考機制そのものを批判的に問い直す。 「彷徨する宗教性」という視角より捉えた「近代化」の姿とは? 目次 はじめに 「彷徨する宗教性」と日独の近代 前田良三 第一部 近代日本──神話・宗教と国民文化 「第一部 近代日本―神話・宗教と国民文化」解題 前田良三 日本国家のための儒学的建国神話―呉泰伯説話◎ダーヴィッド・ヴァイス(翻訳:前田良三) 神道とは宗教なのか?―「Ostasien-Mission(東アジアミッション)」(OAM)の報告における国家神道◎クラウス・アントーニ 国民の人格としての生きる過去―昭和初期フェルキッシュ・ナショナリズムにおける『神皇正統記』とヘルマン・ボーネルによる『第三帝国』との比較◎ミヒャエル・ヴァフトゥカ(翻訳:馬場大介) 戦間期における宗教的保守主義と国家主義―ルドルフ・オットーと鈴木大拙の事例を手掛かりに◎チェ・ジョンファ(翻訳:小平健太) ゲーテを日本人にする―ドイツ文学者木村謹治のゲーテ研究と宗教性◎前田良三 第二部 近代ドイツ──民族主義宗教運動と教会 「第二部 近代ドイツ―民族主義宗教運動と教会」解題◎前田良三 ナザレ派という芸術運動―十九世紀における芸術および社会の刷新理念としての「心、魂、感覚」◎カーリン・モーザー=フォン=フィルゼック(翻訳:斉藤萌) 「悪魔憑き」か「精神疾患」か?―一九〇〇年前後の心的生活をめぐるプロテスタントの牧会と精神病学との論争◎ビルギット・ヴァイエル(翻訳:二藤拓人) 近代ドイツにおける宗教知の生産と普及―ドイツ民族主義宗教運動における「ナザレのイエス」表象を巡って◎久保田浩 自然と救済をめぐる闘争―クルト・レーゼとドイツ民族主義宗教運動◎深澤英隆 フェルキッシュ・ルーン学の生成と展開―アリオゾフィー、グイド・リスト、『ルーンの秘密』◎小澤 実 ヴィリバルト・ヘンチェルと民族主義的宗教(völkische Religion)◎齋藤正樹 あとがき◎前田良三 納入までに3週間ほどかかります。

呪術と学術の東アジア: 陰陽道研究の継承と展望 (アジア遊学 278)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
陰陽道史研究の会 編、勉誠出版、2022年12月、272 頁、A5判
災いや病の原因を探り、まじないや呪術で不祥を避ける......生きる上での普遍的な課題に対する知恵であり、人々の生活に密接に関わる文化であった陰陽道。
朝廷や幕府など各時代の権力者と密接に結び付きつつも、地方や民衆間にも広く伝播し、日本文化史に大きな影響を与えた陰陽道はどのように発展していったのか。
呪術として、学術として、また東アジアにおける位置付けなど、多角的な視点により、深化、活性化していく陰陽道史研究の動向を追う。

<目次>

はじめに 陰陽道史研究の会
【序論】陰陽道研究の展望―その性格と概念をめぐって
【総論】中世仮名暦と『簠簋内伝』―陰陽道概念の近世的展開によせて

Ⅰ 呪術としての陰陽道
陰陽道の呪術と民俗信仰との繋がり―まじない呪盤書をもとに
『簠簋内伝』と祇園社―その関係性と影響について
五山文学にみる賀茂氏と泰山府君
中世における陰陽道祭祀の展開―雷公祭・風伯祭を事例に
陰陽道の神々と呪術―変貌する「土公神」をもとめて
【コラム】備後地方の晴明伝説と〝末裔〟たち
【コラム】和泉地方のまじない資料と信仰
【コラム】いざなぎ流・病人祈禱の呪術
Ⅱ 学術としての陰陽道
陰陽師による天文道・暦道の兼帯について
平安時代の陰陽師説話――『今昔物語集』の晴明のまじないの前後
近世前期の占いの「学術」の一側面―『簠簋』の解説書を中心に
江戸時代の陰陽道認識と陰陽師―呪術書と重宝記―
【コラム】古代の東国における陰陽師
【コラム】中世日本の陰陽道と地震
【コラム】「相地」における知の更新――「四神相応」言説を通して
【コラム】暦注の「正しさ」をめぐって――『簠簋内伝』へのまなざし
【コラム】日蝕予報と暦家
【コラム】近世の反閇儀礼

Ⅲ 東アジアという視点
「東アジアという視点」から考える陰陽道
唐の李淳風の『乙巳占』
『礼緯含文嘉』の諸伝本と近世における天文五行占書の流布
中国現存最古の伝世択日書『弾冠必用集』について
陰陽道の独自性と東アジア性―「陰陽師」と「陰陽生」の比較を中心として
【コラム】「歩天歌」と中国・朝鮮・日本
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陰陽道史研究の会 編 、勉誠出版 、2022年12月 、272 頁 、A5判
災いや病の原因を探り、まじないや呪術で不祥を避ける......生きる上での普遍的な課題に対する知恵であり、人々の生活に密接に関わる文化であった陰陽道。 朝廷や幕府など各時代の権力者と密接に結び付きつつも、地方や民衆間にも広く伝播し、日本文化史に大きな影響を与えた陰陽道はどのように発展していったのか。 呪術として、学術として、また東アジアにおける位置付けなど、多角的な視点により、深化、活性化していく陰陽道史研究の動向を追う。 <目次> はじめに 陰陽道史研究の会 【序論】陰陽道研究の展望―その性格と概念をめぐって 【総論】中世仮名暦と『簠簋内伝』―陰陽道概念の近世的展開によせて Ⅰ 呪術としての陰陽道 陰陽道の呪術と民俗信仰との繋がり―まじない呪盤書をもとに 『簠簋内伝』と祇園社―その関係性と影響について 五山文学にみる賀茂氏と泰山府君 中世における陰陽道祭祀の展開―雷公祭・風伯祭を事例に 陰陽道の神々と呪術―変貌する「土公神」をもとめて 【コラム】備後地方の晴明伝説と〝末裔〟たち 【コラム】和泉地方のまじない資料と信仰 【コラム】いざなぎ流・病人祈禱の呪術 Ⅱ 学術としての陰陽道 陰陽師による天文道・暦道の兼帯について 平安時代の陰陽師説話――『今昔物語集』の晴明のまじないの前後 近世前期の占いの「学術」の一側面―『簠簋』の解説書を中心に 江戸時代の陰陽道認識と陰陽師―呪術書と重宝記― 【コラム】古代の東国における陰陽師 【コラム】中世日本の陰陽道と地震 【コラム】「相地」における知の更新――「四神相応」言説を通して 【コラム】暦注の「正しさ」をめぐって――『簠簋内伝』へのまなざし 【コラム】日蝕予報と暦家 【コラム】近世の反閇儀礼 Ⅲ 東アジアという視点 「東アジアという視点」から考える陰陽道 唐の李淳風の『乙巳占』 『礼緯含文嘉』の諸伝本と近世における天文五行占書の流布 中国現存最古の伝世択日書『弾冠必用集』について 陰陽道の独自性と東アジア性―「陰陽師」と「陰陽生」の比較を中心として 【コラム】「歩天歌」と中国・朝鮮・日本

前近代東アジアにおける〈術数文化〉(アジア遊学244)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,940
水口幹記 編、勉誠出版、2020年3月、312p、A5判・並製
天文学・数学・地理学など自然科学分野と、易を中心とした占術が複雑に絡み合った思想・学問である「術数」。
術数は前近代を通じて東アジアの国々に広く伝播し、それぞれの社会に深く浸透してゆくことで、それぞれの民族文化の形成にも強い影響を与えた。
本書では、幅広い文化的現象を統合する用語として〈術数文化〉というキータームを設定し、これまでの研究では看過されがちであった理論・思想以外の事象―文学・学術・建築物などへの影響や受容―を対象とし、地域への伝播・展開の様相を通時的に検討する。
中国中心の術数研究から東アジアの術数研究への展開を望む一冊。

目次

序 水口幹記
総論 〈術数文化〉という用語の可能性について 水口幹記

Ⅰ 〈術数文化〉の形成・伝播
人日と臘日―年中行事の術数学的考察 武田時昌
堪輿占考 名和敏光
味と香 清水浩子
郭璞『易洞林』と干宝『捜神記』―東晋はじめ、怪異記述のゆくえ 佐野誠子
白居易新楽府「井底引銀瓶 止淫奔也」に詠われる「瓶沈簪折」について―唐詩に垣間見える術数文化 山崎藍
引用書から見た『天地瑞祥志』の特徴―『開元占経』及び『稽瑞』所引の『漢書』注釈との比較から 洲脇武志
宋『乾象新書』始末 田中良明
獣頭の吉鳳「吉利・富貴」について―日中韓の祥瑞情報を手がかりに 松浦史子
三善清行「革命勘文」に見られる緯学思想と七〜九世紀の東アジア政治 孫英剛

Ⅱ 〈術数文化〉の伝播・展開
ベトナムにおける祥瑞文化の伝播と展開―李朝(一〇〇九〜一二二五)の霊獣世界を中心にして ファム・レ・フイ
漢喃研究院に所蔵されるベトナム漢喃堪輿(風水)資料の紹介
チン・カック・マイン/グエン・クォック・カイン
漢喃暦法の文献における二十八宿に関する概要 グエン・コン・ヴィエット
ベトナム阮朝における天文五行占の受容と禁書政策 佐々木聡
『越甸幽霊集録』における神との交流 佐野愛子
「新羅海賊」と神・仏への祈り 鄭淳一
『観象玩占』にみる東アジアの術数文化 髙橋あやの
日本古代の呪符文化 山下克明
平安時代における後産と医術/呪術 深澤瞳
江戸初期の寺社建築空間における説話画の展開―西本願寺御影堂の蟇股彫刻「二十四孝図」を中心に 宇野瑞木
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5,940
水口幹記 編 、勉誠出版 、2020年3月 、312p 、A5判・並製
天文学・数学・地理学など自然科学分野と、易を中心とした占術が複雑に絡み合った思想・学問である「術数」。 術数は前近代を通じて東アジアの国々に広く伝播し、それぞれの社会に深く浸透してゆくことで、それぞれの民族文化の形成にも強い影響を与えた。 本書では、幅広い文化的現象を統合する用語として〈術数文化〉というキータームを設定し、これまでの研究では看過されがちであった理論・思想以外の事象―文学・学術・建築物などへの影響や受容―を対象とし、地域への伝播・展開の様相を通時的に検討する。 中国中心の術数研究から東アジアの術数研究への展開を望む一冊。 目次 序 水口幹記 総論 〈術数文化〉という用語の可能性について 水口幹記 Ⅰ 〈術数文化〉の形成・伝播 人日と臘日―年中行事の術数学的考察 武田時昌 堪輿占考 名和敏光 味と香 清水浩子 郭璞『易洞林』と干宝『捜神記』―東晋はじめ、怪異記述のゆくえ 佐野誠子 白居易新楽府「井底引銀瓶 止淫奔也」に詠われる「瓶沈簪折」について―唐詩に垣間見える術数文化 山崎藍 引用書から見た『天地瑞祥志』の特徴―『開元占経』及び『稽瑞』所引の『漢書』注釈との比較から 洲脇武志 宋『乾象新書』始末 田中良明 獣頭の吉鳳「吉利・富貴」について―日中韓の祥瑞情報を手がかりに 松浦史子 三善清行「革命勘文」に見られる緯学思想と七〜九世紀の東アジア政治 孫英剛 Ⅱ 〈術数文化〉の伝播・展開 ベトナムにおける祥瑞文化の伝播と展開―李朝(一〇〇九〜一二二五)の霊獣世界を中心にして ファム・レ・フイ 漢喃研究院に所蔵されるベトナム漢喃堪輿(風水)資料の紹介 チン・カック・マイン/グエン・クォック・カイン 漢喃暦法の文献における二十八宿に関する概要 グエン・コン・ヴィエット ベトナム阮朝における天文五行占の受容と禁書政策 佐々木聡 『越甸幽霊集録』における神との交流 佐野愛子 「新羅海賊」と神・仏への祈り 鄭淳一 『観象玩占』にみる東アジアの術数文化 髙橋あやの 日本古代の呪符文化 山下克明 平安時代における後産と医術/呪術 深澤瞳 江戸初期の寺社建築空間における説話画の展開―西本願寺御影堂の蟇股彫刻「二十四孝図」を中心に 宇野瑞木

村と民衆の戦国時代史 藤木久志の歴史学(アジア遊学276)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,630
稲葉継陽・清水克行 編、勉誠出版、2022年10月、272p、A5判
「貫高制」「六斎市」「撰銭令」「石山合戦」「刀狩り」「惣無事令」「海賊取締令」……。
現在の私たちが考える戦国時代のイメージや研究の通説の根幹を、斬新な分析視角により描き出した歴史家・藤木久志(1933〜2019)。
「村と民衆」「在地法と平和」という二つの柱から、それまでの中世史・近世史像を一変させた藤木久志の研究と人物は、いかなる史学史的位置づけを有するのか―。 日本史のみならず、民俗学・環境史・文学・西洋史など、諸学との交差のなかで展開した藤木史学の軌跡を多角的に検討、藤木久志が見据えようとした歴史像とその学的視座の継承のためのバトンをつなぐ。

目次

はじめに 稲葉継陽・清水克行
藤木久志略歴・藤木久志著作一覧

第一部 村と平和―藤木史学が描き出した世界
藤木史学から今何を学ぶのか 久留島典子
一向一揆に映る民衆世界―藤木久志の一向一揆論 神田千里
ふたつの戦国時代像―藤木久志と勝俣鎭夫の学説をめぐって 清水克行
藤木久志氏の戦国大名論 池享
藤木先生との思い出と藤木城郭論の未来へ 八巻孝夫
戦国・織豊期停戦令の系譜―秀吉はどのように戦国を終わらせたのか 則竹雄一
新たな刀狩り論へ 武井弘一
藤木史学における村と平和―戦後思想との関係で 稲葉継陽

第二部 人柄と交流―同時代の証言から
インタビュー「自力の村」論の成り立ちに学んで 入間田宣夫
藤木久志先生と一緒に生きた時代 渡邊勲
「市民一揆のシンポジウム」から「領主のつとめ」論へ 木越隆三
在野の歴史愛好家のみた藤木久志先生 藤本正行
鼎談 追憶と継承―藤木史学の展開と教育 蔵持重裕・稲葉継陽・清水克行

第三部 諸分野との交差―災害史・地域調査・民俗学・文学・西洋史
藤木久志の災害史研究を考える 保立道久
藤木史学における地域調査の実践―長岡市史の事例を中心に 小熊博史
藤木久志の「自力の村」と民俗 福田アジオ
生け贄・身代わり・解死人―藤木史学についての方法的な覚書 赤坂憲雄
戦国の藤木史学を往く―文学研究の小徯から 小峯和明
『豊臣平和令』の彼方へ―西洋中・近世史学からの回顧と展望 佐藤公美

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稲葉継陽・清水克行 編 、勉誠出版 、2022年10月 、272p 、A5判
「貫高制」「六斎市」「撰銭令」「石山合戦」「刀狩り」「惣無事令」「海賊取締令」……。 現在の私たちが考える戦国時代のイメージや研究の通説の根幹を、斬新な分析視角により描き出した歴史家・藤木久志(1933〜2019)。 「村と民衆」「在地法と平和」という二つの柱から、それまでの中世史・近世史像を一変させた藤木久志の研究と人物は、いかなる史学史的位置づけを有するのか―。 日本史のみならず、民俗学・環境史・文学・西洋史など、諸学との交差のなかで展開した藤木史学の軌跡を多角的に検討、藤木久志が見据えようとした歴史像とその学的視座の継承のためのバトンをつなぐ。 目次 はじめに 稲葉継陽・清水克行 藤木久志略歴・藤木久志著作一覧 第一部 村と平和―藤木史学が描き出した世界 藤木史学から今何を学ぶのか 久留島典子 一向一揆に映る民衆世界―藤木久志の一向一揆論 神田千里 ふたつの戦国時代像―藤木久志と勝俣鎭夫の学説をめぐって 清水克行 藤木久志氏の戦国大名論 池享 藤木先生との思い出と藤木城郭論の未来へ 八巻孝夫 戦国・織豊期停戦令の系譜―秀吉はどのように戦国を終わらせたのか 則竹雄一 新たな刀狩り論へ 武井弘一 藤木史学における村と平和―戦後思想との関係で 稲葉継陽 第二部 人柄と交流―同時代の証言から インタビュー「自力の村」論の成り立ちに学んで 入間田宣夫 藤木久志先生と一緒に生きた時代 渡邊勲 「市民一揆のシンポジウム」から「領主のつとめ」論へ 木越隆三 在野の歴史愛好家のみた藤木久志先生 藤本正行 鼎談 追憶と継承―藤木史学の展開と教育 蔵持重裕・稲葉継陽・清水克行 第三部 諸分野との交差―災害史・地域調査・民俗学・文学・西洋史 藤木久志の災害史研究を考える 保立道久 藤木史学における地域調査の実践―長岡市史の事例を中心に 小熊博史 藤木久志の「自力の村」と民俗 福田アジオ 生け贄・身代わり・解死人―藤木史学についての方法的な覚書 赤坂憲雄 戦国の藤木史学を往く―文学研究の小徯から 小峯和明 『豊臣平和令』の彼方へ―西洋中・近世史学からの回顧と展望 佐藤公美 納入までに3週間ほどかかります。

対馬の渡来版経 護り伝える東アジアの至宝(アジア遊学 272)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
横内裕人 編、勉誠出版、2022年8月、296 頁、A5判・並製
国境の島、対馬。朝鮮半島まで約五十キロの位置にあるこの島は、古来、日本にとって外来文化受容の最前線基地として重要な役割を担ってきた。
島内には、朝鮮半島由来の文物が数多く伝来し、その交流の歴史を物語る遺品として大切に護られている。
そのひとつが朝鮮半島から伝わった版経と呼ばれる印刷された仏教経典の数々であり、世界的にみても現存まれな遺品が数多く残されている。
十年に及ぶ総合調査により見えてきた対馬伝来の版経に関する新知見を多数の図版とともに余すところなく提示。
東アジア文化交流の至宝である対馬の版経を未来に伝える一里塚となる画期的な書。
掲載図版100点超!

目次

カラー口絵

序言 横内裕人
総論 対馬に残る渡来経巻の世界 横内裕人

1 対馬渡来版経のすべて
長松寺所蔵 高麗版初雕本『大般若経』 横内裕人
金剛院所蔵 高麗版再雕本『大般若経』 馬場久幸
多久頭魂神社所蔵 高麗版再雕本大蔵経 馬場久幸
西福寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 横内裕人
妙光寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 瓜生翠
高野山金剛峯寺所蔵 高麗版大蔵経 須田牧子
武田科学振興財団杏雨書屋所蔵 磧砂版大蔵経 須田牧子
東泉寺所蔵 元官版『大方広仏華厳経』 梶浦晋
【コラム】経典の調査方法 松浦晃佑
【コラム】「高麗版」のふるさと 馬場久幸

2 対馬渡来経巻を掘り下げる
対馬宗氏の経典施入とその政治的意義 荒木和憲
対馬藩と寺社の宝物―経典を中心に 一瀬智
高麗版再雕本大蔵経の料紙について 富田正弘
高麗版再雕本大蔵経に見える墨書の検討 馬場久幸
多久頭魂神社所蔵高麗版大蔵経の渡来年代について 須田牧子
萬松院所蔵の朝鮮版経典 瓜生翠
朝鮮・世祖による仏典整理・編纂・刊行事業とその顛末―仏典諺解文献の言語への検討を通して 杉山豐
妙光寺・普寧寺蔵大般若経の経箱 松浦晃佑
対馬版経の調査・研究と今後の保管・管理―平成の対馬版経調査に参加して 山口華代
【コラム】長崎県対馬歴史研究センターの開所と今後の役割 丸山大輝
【博物館紹介】対馬の新拠点、対馬博物館 成富なつみ
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横内裕人 編 、勉誠出版 、2022年8月 、296 頁 、A5判・並製
国境の島、対馬。朝鮮半島まで約五十キロの位置にあるこの島は、古来、日本にとって外来文化受容の最前線基地として重要な役割を担ってきた。 島内には、朝鮮半島由来の文物が数多く伝来し、その交流の歴史を物語る遺品として大切に護られている。 そのひとつが朝鮮半島から伝わった版経と呼ばれる印刷された仏教経典の数々であり、世界的にみても現存まれな遺品が数多く残されている。 十年に及ぶ総合調査により見えてきた対馬伝来の版経に関する新知見を多数の図版とともに余すところなく提示。 東アジア文化交流の至宝である対馬の版経を未来に伝える一里塚となる画期的な書。 掲載図版100点超! 目次 カラー口絵 序言 横内裕人 総論 対馬に残る渡来経巻の世界 横内裕人 1 対馬渡来版経のすべて 長松寺所蔵 高麗版初雕本『大般若経』 横内裕人 金剛院所蔵 高麗版再雕本『大般若経』 馬場久幸 多久頭魂神社所蔵 高麗版再雕本大蔵経 馬場久幸 西福寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 横内裕人 妙光寺所蔵 元版普寧寺蔵『大般若経』 瓜生翠 高野山金剛峯寺所蔵 高麗版大蔵経 須田牧子 武田科学振興財団杏雨書屋所蔵 磧砂版大蔵経 須田牧子 東泉寺所蔵 元官版『大方広仏華厳経』 梶浦晋 【コラム】経典の調査方法 松浦晃佑 【コラム】「高麗版」のふるさと 馬場久幸 2 対馬渡来経巻を掘り下げる 対馬宗氏の経典施入とその政治的意義 荒木和憲 対馬藩と寺社の宝物―経典を中心に 一瀬智 高麗版再雕本大蔵経の料紙について 富田正弘 高麗版再雕本大蔵経に見える墨書の検討 馬場久幸 多久頭魂神社所蔵高麗版大蔵経の渡来年代について 須田牧子 萬松院所蔵の朝鮮版経典 瓜生翠 朝鮮・世祖による仏典整理・編纂・刊行事業とその顛末―仏典諺解文献の言語への検討を通して 杉山豐 妙光寺・普寧寺蔵大般若経の経箱 松浦晃佑 対馬版経の調査・研究と今後の保管・管理―平成の対馬版経調査に参加して 山口華代 【コラム】長崎県対馬歴史研究センターの開所と今後の役割 丸山大輝 【博物館紹介】対馬の新拠点、対馬博物館 成富なつみ

コレクションとアーカイヴ : 東アジア美術研究の可能性

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
板倉聖哲・塚本麿充 編、勉誠出版、2022年1月、520p、A5判上製
世界中に散在する東アジアの美術作品を体系的に捉えるためには、画像はもとより、その所在情報、そして、その作品を含むコレクションの来歴などを、アーカイヴとして整備し、研究のプラットフォームを作り上げていくことが不可欠である。
半世紀に及ぶ継続事業を経て、近年三編の完結を見た『中国絵画総合図録』は、その先駆的な営為として特筆すべきものである。
アーカイヴ構築のために先人はどのように考え、行動してきたのか。これからのデジタル・アーカイヴの時代にどのように対応し、展開していくのか。
東アジア美術研究を領導する豪華執筆陣による論考を収載、コレクションとアーカイヴの連環がもたらす最先端の研究視角を鮮やかに提示する。

目次

はじめに 板倉聖哲

Ⅰ 東アジア美術研究・過去から未来へ―コレクションとアーカイヴ
東洋文化研究所東アジア美術研究室 半世紀の歩み―『中国絵画総合図録』三編完結まで 板倉聖哲
附 参考資料 歴代教授履歴業績
正倉院宝物と中国の死後世界 ユキオ・リピット/呂晨晨
唐絵研究の可能性―半島由来絵画を中心に 井手誠之輔
二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展 石守謙(飛田優樹訳)

Ⅱ 東アジア美術研究の現在
受戒と仏像 長岡龍作
唐宋画牛考 竹浪遠
宋帝后画像について―東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性 陳韻如(前田佳那訳)
後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 増記隆介
浄土五祖像の成立をめぐって 朝賀浩
惟肖得巌賛李白観瀑図試論―馬遠派観瀑図の受容 救仁郷秀明
洞天福地への旅―明代蘇州における旅行絵画の一側面 植松瑞希
東アジア絵画史の視点から考える花鳥画研究―呂紀と沈銓・南蘋派を例に 黄立芸(植松瑞希訳)
アーカイヴとしての狩野派模本 田沢裕賀
中国近代と仏教絵画―金石から人物表現、アジア認識へ 塚本麿充
「旧王孫」が紡いだ詩画の縁―溥儒と須磨弥吉郎、そして伊藤紫虹の「合作」について 呉孟晋

おわりに 塚本麿充
執筆者一覧

東亞美術研究的可能性―收藏與圖像檔案庫 中文摘要

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9,900
板倉聖哲・塚本麿充 編 、勉誠出版 、2022年1月 、520p 、A5判上製
世界中に散在する東アジアの美術作品を体系的に捉えるためには、画像はもとより、その所在情報、そして、その作品を含むコレクションの来歴などを、アーカイヴとして整備し、研究のプラットフォームを作り上げていくことが不可欠である。 半世紀に及ぶ継続事業を経て、近年三編の完結を見た『中国絵画総合図録』は、その先駆的な営為として特筆すべきものである。 アーカイヴ構築のために先人はどのように考え、行動してきたのか。これからのデジタル・アーカイヴの時代にどのように対応し、展開していくのか。 東アジア美術研究を領導する豪華執筆陣による論考を収載、コレクションとアーカイヴの連環がもたらす最先端の研究視角を鮮やかに提示する。 目次 はじめに 板倉聖哲 Ⅰ 東アジア美術研究・過去から未来へ―コレクションとアーカイヴ 東洋文化研究所東アジア美術研究室 半世紀の歩み―『中国絵画総合図録』三編完結まで 板倉聖哲 附 参考資料 歴代教授履歴業績 正倉院宝物と中国の死後世界 ユキオ・リピット/呂晨晨 唐絵研究の可能性―半島由来絵画を中心に 井手誠之輔 二十世紀前期の文物調査と中国美術史の発展 石守謙(飛田優樹訳) Ⅱ 東アジア美術研究の現在 受戒と仏像 長岡龍作 唐宋画牛考 竹浪遠 宋帝后画像について―東アジア中世の帝王画像における宗教性と世俗性 陳韻如(前田佳那訳) 後堀河院の絵巻制作と蓮華王院宝蔵 増記隆介 浄土五祖像の成立をめぐって 朝賀浩 惟肖得巌賛李白観瀑図試論―馬遠派観瀑図の受容 救仁郷秀明 洞天福地への旅―明代蘇州における旅行絵画の一側面 植松瑞希 東アジア絵画史の視点から考える花鳥画研究―呂紀と沈銓・南蘋派を例に 黄立芸(植松瑞希訳) アーカイヴとしての狩野派模本 田沢裕賀 中国近代と仏教絵画―金石から人物表現、アジア認識へ 塚本麿充 「旧王孫」が紡いだ詩画の縁―溥儒と須磨弥吉郎、そして伊藤紫虹の「合作」について 呉孟晋 おわりに 塚本麿充 執筆者一覧 東亞美術研究的可能性―收藏與圖像檔案庫 中文摘要 納入までに3週間ほどかかります。

大正大礼記録 絵図・写真資料集

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
138,600
所功 編、勉誠出版、2019年8月、1410 頁、PDF
図版点数1300点超! 近代日本における美術・工芸の粋を結集した天皇の即位儀礼・大嘗祭の精華を伝える貴重資料。
【本書の特色】
永く部外秘扱いとされてきた大正7年(1918)完成の『(大正)大礼記録』に収載される図版資料を網羅的に集成。本図版資料の公刊は史上初。
日本の美術・技術の粋を注力し、明治勅定の「皇室典範」と「登極令」に基づき、初めて実施された近代的な大礼(即位礼・大嘗祭)の全容をビジュアルに理解できる。有職故実はもとより、美術・工芸・法制史など、多様な分野に益するにちがいない。
令和元年(2019)5月の新天皇即位にともなう10月の即位礼と11月の大嘗祭のあり方を考えるためにも必須の資料。
高解像度の画像データにより提供するため、座右で拡大して細部の表現などを確認することが出来る。
絵図・調度品付図・写真帳からすべてを収録。御裂地・本文編の図版は、貴重資料を選出し収録した。
天皇祭祀・儀礼に精通する所功博士(京都産業大学名誉教授・モラロジー研究所研究主幹)による詳細な解説「大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂」を付載した。

◎写真帖
即位礼と大嘗祭の全容を撮影した466点の写真全点を収載。
[主な収録内容]
宮城前、名古屋離宮、二条離宮などから、高御座の御椅子、賢所の御羽車、悠紀地方の風俗舞、萬歳楽まで、大正大礼記録の全容を収録。

◎大礼調度品絵図
大礼で使用された儀礼品の絵画453点を全点収載。
[主な収録内容]
皇族の御束帯・衣冠30点、勅任官の束帯・衣冠17点、皇后宮の御服20点など。

◎大礼調度品付図
美麗な大判の彩色画245点を全点収載。
[主な収録内容]
「霊鵄形大飾旛・霊鵄」(実物大)「紫宸殿平面・御庭道及び壁代・帽額・簾・軟障・幌」「頭八咫烏形大飾旛・頭八咫烏」(実物大)など。

◎裂地帖
皇族の装束の布地36点を選出して収載。
[主な収録内容]
高御座=御棟の張地 赤地窠紋錦、天皇御束帯など36点。
本文篇図版=即位礼記念章、大礼 日割手帳、春興殿[立面図]、御羽車の解造見取図など。

解説 大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂  所功
近現代大礼関係の参考文献(抄)

※HDD販売。
※お手元に届くまで3週間ほどお時間をいただきます。
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138,600
所功 編 、勉誠出版 、2019年8月 、1410 頁 、PDF
図版点数1300点超! 近代日本における美術・工芸の粋を結集した天皇の即位儀礼・大嘗祭の精華を伝える貴重資料。 【本書の特色】 永く部外秘扱いとされてきた大正7年(1918)完成の『(大正)大礼記録』に収載される図版資料を網羅的に集成。本図版資料の公刊は史上初。 日本の美術・技術の粋を注力し、明治勅定の「皇室典範」と「登極令」に基づき、初めて実施された近代的な大礼(即位礼・大嘗祭)の全容をビジュアルに理解できる。有職故実はもとより、美術・工芸・法制史など、多様な分野に益するにちがいない。 令和元年(2019)5月の新天皇即位にともなう10月の即位礼と11月の大嘗祭のあり方を考えるためにも必須の資料。 高解像度の画像データにより提供するため、座右で拡大して細部の表現などを確認することが出来る。 絵図・調度品付図・写真帳からすべてを収録。御裂地・本文編の図版は、貴重資料を選出し収録した。 天皇祭祀・儀礼に精通する所功博士(京都産業大学名誉教授・モラロジー研究所研究主幹)による詳細な解説「大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂」を付載した。 ◎写真帖 即位礼と大嘗祭の全容を撮影した466点の写真全点を収載。 [主な収録内容] 宮城前、名古屋離宮、二条離宮などから、高御座の御椅子、賢所の御羽車、悠紀地方の風俗舞、萬歳楽まで、大正大礼記録の全容を収録。 ◎大礼調度品絵図 大礼で使用された儀礼品の絵画453点を全点収載。 [主な収録内容] 皇族の御束帯・衣冠30点、勅任官の束帯・衣冠17点、皇后宮の御服20点など。 ◎大礼調度品付図 美麗な大判の彩色画245点を全点収載。 [主な収録内容] 「霊鵄形大飾旛・霊鵄」(実物大)「紫宸殿平面・御庭道及び壁代・帽額・簾・軟障・幌」「頭八咫烏形大飾旛・頭八咫烏」(実物大)など。 ◎裂地帖 皇族の装束の布地36点を選出して収載。 [主な収録内容] 高御座=御棟の張地 赤地窠紋錦、天皇御束帯など36点。 本文篇図版=即位礼記念章、大礼 日割手帳、春興殿[立面図]、御羽車の解造見取図など。 解説 大正大礼の概要と『大礼記録』の編纂  所功 近現代大礼関係の参考文献(抄) ※HDD販売。 ※お手元に届くまで3週間ほどお時間をいただきます。

中国古典小説研究の未来 21世紀への回顧と展望(アジア遊学218)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
1,980
中国古典小説研究会 編集、勉誠出版、2018、201p、A5判
カバーに汚れ
日中両国を代表する研究者による、世代と国境を超えた論考から、1980年代以降の研究を回顧。文化大革命を経て、中国国内外で変化が訪れた古典小説研究のこれまでの成果と、現在直面する問題点を明らかにし、未来への展望を切り開く!
目次
はじめに
中国古典小説研究三十年の回顧―次世代の研究者への伝言 鈴木陽一

Ⅰ 中国古典小説研究三十年の回顧
中国古典小説研究会誕生のころ
 ―あわせて「中国古典小説研究動態」刊行会について 大塚秀高
過去三十年における中国大陸の古典小説研究 黄霖(樊可人・訳)
近三十年間の中国古典小説研究における視野の広がりについて 孫遜(中塚亮・訳)

Ⅱ それぞれの視点からの回顧
中国古典小説研究の三十年 大木康
小説と戯曲 岡崎由美
『花関索伝』の思い出 金文京
中国俗文学の文献整理研究の回顧と展望 黄仕忠(西川芳樹・訳)
中国古典小説三十年の回顧についての解説と評論 廖可斌(玉置奈保子・訳)

Ⅲ 中国古典小説研究の最前線
過去三十年の中国小説テキストおよび論文研究の大勢と動向 李桂奎(藤田優子・訳)
中国における東アジア漢文小説の整理研究の現状とその学術的意義を論じる 趙維国(千賀由佳・訳)
たどりつき難き原テキスト―六朝志怪研究の現状と課題 佐野誠子
「息庵居士」と『艶異編』編者考 許建平(大賀晶子・訳)
虎林容与堂の小説・戯曲刊本とその覆刻本について 上原究一
未婚女性の私通―凌濛初「二拍」を中心に 笠見弥生
明代文学の主導的文体の再確認 陳文新(柴崎公美子・訳)
『紅楼夢』版本全篇の完成について 王三慶(伴俊典・訳)
関羽の武功とその描写 後藤裕也
『何典』研究の回顧と展望 周力
宣教師の漢文小説について―研究の現状と展望 宋莉華(後藤裕也・訳)
林語堂による英訳「鶯鶯傳」について 上原徳子

Ⅳ 中国古典小説研究の未来に向けて
中国古典小説研究三十年の回顧と展望 金健人(松浦智子・訳)
なぜ「中国古典小説」を研究するのか?―結びにかえて 竹内真彦
大会発表の総括及び中国古典小説研究の展望 楼含松(西川芳樹・訳)
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1,980
中国古典小説研究会 編集 、勉誠出版 、2018 、201p 、A5判
カバーに汚れ 日中両国を代表する研究者による、世代と国境を超えた論考から、1980年代以降の研究を回顧。文化大革命を経て、中国国内外で変化が訪れた古典小説研究のこれまでの成果と、現在直面する問題点を明らかにし、未来への展望を切り開く! 目次 はじめに 中国古典小説研究三十年の回顧―次世代の研究者への伝言 鈴木陽一 Ⅰ 中国古典小説研究三十年の回顧 中国古典小説研究会誕生のころ  ―あわせて「中国古典小説研究動態」刊行会について 大塚秀高 過去三十年における中国大陸の古典小説研究 黄霖(樊可人・訳) 近三十年間の中国古典小説研究における視野の広がりについて 孫遜(中塚亮・訳) Ⅱ それぞれの視点からの回顧 中国古典小説研究の三十年 大木康 小説と戯曲 岡崎由美 『花関索伝』の思い出 金文京 中国俗文学の文献整理研究の回顧と展望 黄仕忠(西川芳樹・訳) 中国古典小説三十年の回顧についての解説と評論 廖可斌(玉置奈保子・訳) Ⅲ 中国古典小説研究の最前線 過去三十年の中国小説テキストおよび論文研究の大勢と動向 李桂奎(藤田優子・訳) 中国における東アジア漢文小説の整理研究の現状とその学術的意義を論じる 趙維国(千賀由佳・訳) たどりつき難き原テキスト―六朝志怪研究の現状と課題 佐野誠子 「息庵居士」と『艶異編』編者考 許建平(大賀晶子・訳) 虎林容与堂の小説・戯曲刊本とその覆刻本について 上原究一 未婚女性の私通―凌濛初「二拍」を中心に 笠見弥生 明代文学の主導的文体の再確認 陳文新(柴崎公美子・訳) 『紅楼夢』版本全篇の完成について 王三慶(伴俊典・訳) 関羽の武功とその描写 後藤裕也 『何典』研究の回顧と展望 周力 宣教師の漢文小説について―研究の現状と展望 宋莉華(後藤裕也・訳) 林語堂による英訳「鶯鶯傳」について 上原徳子 Ⅳ 中国古典小説研究の未来に向けて 中国古典小説研究三十年の回顧と展望 金健人(松浦智子・訳) なぜ「中国古典小説」を研究するのか?―結びにかえて 竹内真彦 大会発表の総括及び中国古典小説研究の展望 楼含松(西川芳樹・訳)

和漢のコードと自然表象 十六、七世紀の日本を中心に(アジア遊学246)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
島尾新・宇野瑞木・亀田和子 編、勉誠出版、2020年4月、272p、A5判
前近代の日本において、和漢の文化体系は、各時代ごとの変容・刷新を経つつも、思考・感性の基盤として通奏低音のごとく響き続けた。
特に漢文化は先例としての規範性から大きな影響を有し、和文化のなかで融合・内在化・再解釈されていった。
それは、人びとが、自らを取りまく環境、自然をどのように感じ、捉え、表象したのか、ということにも強く作用した。
列島における社会構造的・環境的転換期である十六~七世紀に着目し、文学、美術、芸能、歴史学等、分野横断的な視角から、自然と人との関係を問い直す。

目次

序 島尾新
総論 宇野瑞木

◉ Ⅰ 「内在化」のかたち
室町時代における「漢」の「自然表象」 島尾新
二十四孝図と四季表象―大舜図の「耕春」を中心に 宇野瑞木
日光東照宮の人物彫刻と中国故事 入口敦志
「環境」としての中国絵画コレクション―「夏秋冬山水図」(金地院、久遠寺)におけるテキストの不在と自然観の相互作用
塚本麿充
江戸狩野派における雪舟山水画様式の伝播―狩野探幽「雪舟山水図巻」について 野田麻美
四天王寺絵堂《聖徳太子絵伝》の画中に潜む曲水宴図 亀田和子
モノと知識の集散―十六世紀から十七世紀へ 堀川貴司

◉Ⅱ コード化された自然
「九相詩絵巻」の自然表象―死体をめぐる漢詩と和歌 山本聡美
『源氏物語』幻巻の四季と浦島伝説―亀比売としての紫の上 永井久美子
名所としての「都」―歌枕の再編と絵画化をめぐって 井戸美里
十七世紀の語り物にみえる自然表象―道行とその絵画を手がかり 粂汐里
寛政期の京都近郊臥遊 マシュー・マッケルウェイ

◉Ⅲ 人ならざるものとの交感
人ならざるものとの交感 黒田智
金春禅竹と自然表象 高橋悠介
「人臭い」話  資料稿―『天稚彦草子』の解析に向けて 徳田和夫
お伽草子擬人物における異類と人間との関係性―相互不干渉の不文律をめぐって 伊藤慎吾
室町物語と玄宗皇帝絵―『付喪神絵巻』を起点として  齋藤真麻理
エコクリティシズムと日本古典文学研究のあいだ―石牟礼道子の〈かたり〉から 山田悠介
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3,080
島尾新・宇野瑞木・亀田和子 編 、勉誠出版 、2020年4月 、272p 、A5判
前近代の日本において、和漢の文化体系は、各時代ごとの変容・刷新を経つつも、思考・感性の基盤として通奏低音のごとく響き続けた。 特に漢文化は先例としての規範性から大きな影響を有し、和文化のなかで融合・内在化・再解釈されていった。 それは、人びとが、自らを取りまく環境、自然をどのように感じ、捉え、表象したのか、ということにも強く作用した。 列島における社会構造的・環境的転換期である十六~七世紀に着目し、文学、美術、芸能、歴史学等、分野横断的な視角から、自然と人との関係を問い直す。 目次 序 島尾新 総論 宇野瑞木 ◉ Ⅰ 「内在化」のかたち 室町時代における「漢」の「自然表象」 島尾新 二十四孝図と四季表象―大舜図の「耕春」を中心に 宇野瑞木 日光東照宮の人物彫刻と中国故事 入口敦志 「環境」としての中国絵画コレクション―「夏秋冬山水図」(金地院、久遠寺)におけるテキストの不在と自然観の相互作用 塚本麿充 江戸狩野派における雪舟山水画様式の伝播―狩野探幽「雪舟山水図巻」について 野田麻美 四天王寺絵堂《聖徳太子絵伝》の画中に潜む曲水宴図 亀田和子 モノと知識の集散―十六世紀から十七世紀へ 堀川貴司 ◉Ⅱ コード化された自然 「九相詩絵巻」の自然表象―死体をめぐる漢詩と和歌 山本聡美 『源氏物語』幻巻の四季と浦島伝説―亀比売としての紫の上 永井久美子 名所としての「都」―歌枕の再編と絵画化をめぐって 井戸美里 十七世紀の語り物にみえる自然表象―道行とその絵画を手がかり 粂汐里 寛政期の京都近郊臥遊 マシュー・マッケルウェイ ◉Ⅲ 人ならざるものとの交感 人ならざるものとの交感 黒田智 金春禅竹と自然表象 高橋悠介 「人臭い」話  資料稿―『天稚彦草子』の解析に向けて 徳田和夫 お伽草子擬人物における異類と人間との関係性―相互不干渉の不文律をめぐって 伊藤慎吾 室町物語と玄宗皇帝絵―『付喪神絵巻』を起点として  齋藤真麻理 エコクリティシズムと日本古典文学研究のあいだ―石牟礼道子の〈かたり〉から 山田悠介

元朝の歴史ーモンゴル帝国期の東ユーラシア(アジア遊学256)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,630
櫻井智美・飯山知保・森田憲司・渡辺健哉 編、勉誠出版、2021年6月、322 頁
1206年、チンギス・カンの即位により成立した大モンゴル国は、その後継者たちにより、ユーラシア大陸全土へその版図を広げていった。その後、皇位争いに勝利し、国号を「大元」と改めた世祖クビライが1279年に南宋を攻略したことにより、中国史に新たな統一王朝の名を刻むこととなる―元朝である。
中国史における「元朝」とはいかなる存在であったのか―。
冷戦終結に伴う史料環境・研究環境の変化により、長足の進展をなしてきたモンゴル帝国史・元朝史研究の成果を受け、元代の政治・制度、社会・宗教、文化の展開の諸相、国際関係などを多面的に考察。さらには元朝をめぐる学問史を検討することにより、新たな元朝史研究の起点を示す。

目次

カラー口絵……『書史会要』(台湾国家図書館蔵洪武九年刊本)ほか
序言
導論―クビライ登極以前のモンゴル帝国の歴史
元朝皇帝系図
本書所載論考関係年表
元朝皇帝一覧

Ⅰ 元代の政治・制度
元代「四階級制」説のその後―「モンゴル人第一主義」と色目人をめぐって
ジャムチを使う人たち―元朝交通制度の一断面
元代の三都(大都・上都・中都)とその管理
江南の監察官制と元初の推挙システム
【コラム】2本
元末順帝朝の政局―後至元年間バヤン執政期を中心に

Ⅱ 元代の社会・宗教
元代の水運と海運―華北と江南はいかにして結びつけられたか
モンゴル朝における道仏論争について
―『至元辯偽録』に見える禅宗の全真教理解
元版大蔵経の刊行と東アジア
【コラム】2本
回顧されるモンゴル時代―陝西省大荔県拝氏とその祖先顕彰

Ⅲ 伝統文化とその展開
「知」の混一と出版事業
白樸の生涯と文学
「元代文学」を見つめるまなざし
景徳鎮青花瓷器の登場―その生産と流通

Ⅳ 元朝をめぐる国際関係
『朴通事』から広がる世界
日元間の戦争と交易
日元間の僧侶の往来規模
モンゴル帝国と北の海の世界
元と南方世界

Ⅴ 研究の進展の中で
書き換えられた世界史教科書―モンゴル=元朝史研究進展の所産
史料の刊行から見た二十世紀末日本の元朝史研究
【コラム】3本
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3,630
櫻井智美・飯山知保・森田憲司・渡辺健哉 編 、勉誠出版 、2021年6月 、322 頁
1206年、チンギス・カンの即位により成立した大モンゴル国は、その後継者たちにより、ユーラシア大陸全土へその版図を広げていった。その後、皇位争いに勝利し、国号を「大元」と改めた世祖クビライが1279年に南宋を攻略したことにより、中国史に新たな統一王朝の名を刻むこととなる―元朝である。 中国史における「元朝」とはいかなる存在であったのか―。 冷戦終結に伴う史料環境・研究環境の変化により、長足の進展をなしてきたモンゴル帝国史・元朝史研究の成果を受け、元代の政治・制度、社会・宗教、文化の展開の諸相、国際関係などを多面的に考察。さらには元朝をめぐる学問史を検討することにより、新たな元朝史研究の起点を示す。 目次 カラー口絵……『書史会要』(台湾国家図書館蔵洪武九年刊本)ほか 序言 導論―クビライ登極以前のモンゴル帝国の歴史 元朝皇帝系図 本書所載論考関係年表 元朝皇帝一覧 Ⅰ 元代の政治・制度 元代「四階級制」説のその後―「モンゴル人第一主義」と色目人をめぐって ジャムチを使う人たち―元朝交通制度の一断面 元代の三都(大都・上都・中都)とその管理 江南の監察官制と元初の推挙システム 【コラム】2本 元末順帝朝の政局―後至元年間バヤン執政期を中心に Ⅱ 元代の社会・宗教 元代の水運と海運―華北と江南はいかにして結びつけられたか モンゴル朝における道仏論争について ―『至元辯偽録』に見える禅宗の全真教理解 元版大蔵経の刊行と東アジア 【コラム】2本 回顧されるモンゴル時代―陝西省大荔県拝氏とその祖先顕彰 Ⅲ 伝統文化とその展開 「知」の混一と出版事業 白樸の生涯と文学 「元代文学」を見つめるまなざし 景徳鎮青花瓷器の登場―その生産と流通 Ⅳ 元朝をめぐる国際関係 『朴通事』から広がる世界 日元間の戦争と交易 日元間の僧侶の往来規模 モンゴル帝国と北の海の世界 元と南方世界 Ⅴ 研究の進展の中で 書き換えられた世界史教科書―モンゴル=元朝史研究進展の所産 史料の刊行から見た二十世紀末日本の元朝史研究 【コラム】3本

アジアの出産とテクノロジー リプロダクションの最前線(アジア遊学268)  

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
白井千晶 編、勉誠出版、2022年3月、256p、A5判
現在、アジアの様々な地域の出産において、「生命を救うため」ではなく、「生命を選ぶため」に、生殖技術、出生前検査、人工妊娠中絶などのテクノロジーが用いられている。そして、代理出産や卵子提供といった生殖ツーリズムが巨大でグローバルなマーケットになっている。その問題点や課題は何か。
また、出産をめぐるシステム、マタニティ政策は、国・地域、法制度・宗教、歴史・文化によってどのような差異・共通点をもつのか。
テクノロジーの利用から産後の養生の現在まで、変容するアジアの出産の最前線を捉える。

目次

Ⅰ テクノロジ―出生前検査・生殖技術・人工妊娠中絶
アジアにおける出生前検査と障害観―ベトナム、ミャンマー、フィリピン調査から 白井千晶
生命リスク回避の「テクノロジー」と優生願望―中国・台湾の出生前検査を事例に 姚毅
[コラム]韓国における出生前検査 洪賢秀
アジアの不妊への対処と非血縁的親子関係―ベトナム、ミャンマー、フィリピンの第三者が関わる生殖医療と養子縁組に関するインタビューより 白井千晶
[コラム]宗教の違いは「自然」か?―インドにおける配偶子ドナーの選定 松尾瑞穂
[コラム]タイ人女性にとっての産むこと・産まないこと 嶋澤恭子
[コラム]家族計画の優等生―インドネシア 松岡悦子
南アジア地域における中絶と日常的倫理―法・生命観・実践 松尾瑞穂
[コラム]韓国社会における妊娠・出産をめぐる変化―堕胎罪の議論からのぞく 洪賢秀
[コラム]仏教国ブータンにおける人工妊娠中絶 幅崎麻紀子

Ⅱ マタニティ政策―母子保健・妊娠・出産・育児
出産環境を選ぶということ―日本 田間泰子
アジアの少子社会・日本と男性の産育参加 澤田佳世
ネパールにおけるリプロダクション政策と母性観の変容 幅崎麻紀子
[コラム]一人っ子政策終了後の中国 小浜正子
[コラム]台湾の助産師(士) 姚毅
インドネシアの三十年間のマタニティ政策をふりかえって―ドゥクンとビダンの一九八九年〜二〇一九年 松岡悦子
[コラム]韓国の出産と産後調理院 松岡悦子
[コラム]ラオスにおける産後女性の慣習―ユーファイを巡って 嶋澤恭子

おわりに―アジアにおける出生システム 白井千晶
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白井千晶 編 、勉誠出版 、2022年3月 、256p 、A5判
現在、アジアの様々な地域の出産において、「生命を救うため」ではなく、「生命を選ぶため」に、生殖技術、出生前検査、人工妊娠中絶などのテクノロジーが用いられている。そして、代理出産や卵子提供といった生殖ツーリズムが巨大でグローバルなマーケットになっている。その問題点や課題は何か。 また、出産をめぐるシステム、マタニティ政策は、国・地域、法制度・宗教、歴史・文化によってどのような差異・共通点をもつのか。 テクノロジーの利用から産後の養生の現在まで、変容するアジアの出産の最前線を捉える。 目次 Ⅰ テクノロジ―出生前検査・生殖技術・人工妊娠中絶 アジアにおける出生前検査と障害観―ベトナム、ミャンマー、フィリピン調査から 白井千晶 生命リスク回避の「テクノロジー」と優生願望―中国・台湾の出生前検査を事例に 姚毅 [コラム]韓国における出生前検査 洪賢秀 アジアの不妊への対処と非血縁的親子関係―ベトナム、ミャンマー、フィリピンの第三者が関わる生殖医療と養子縁組に関するインタビューより 白井千晶 [コラム]宗教の違いは「自然」か?―インドにおける配偶子ドナーの選定 松尾瑞穂 [コラム]タイ人女性にとっての産むこと・産まないこと 嶋澤恭子 [コラム]家族計画の優等生―インドネシア 松岡悦子 南アジア地域における中絶と日常的倫理―法・生命観・実践 松尾瑞穂 [コラム]韓国社会における妊娠・出産をめぐる変化―堕胎罪の議論からのぞく 洪賢秀 [コラム]仏教国ブータンにおける人工妊娠中絶 幅崎麻紀子 Ⅱ マタニティ政策―母子保健・妊娠・出産・育児 出産環境を選ぶということ―日本 田間泰子 アジアの少子社会・日本と男性の産育参加 澤田佳世 ネパールにおけるリプロダクション政策と母性観の変容 幅崎麻紀子 [コラム]一人っ子政策終了後の中国 小浜正子 [コラム]台湾の助産師(士) 姚毅 インドネシアの三十年間のマタニティ政策をふりかえって―ドゥクンとビダンの一九八九年〜二〇一九年 松岡悦子 [コラム]韓国の出産と産後調理院 松岡悦子 [コラム]ラオスにおける産後女性の慣習―ユーファイを巡って 嶋澤恭子 おわりに―アジアにおける出生システム 白井千晶

古代東アジアの仏教と王権 王興寺から飛鳥寺へ

中国書店
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9,900
鈴木靖民 編、勉誠出版、2010年3月、408p、A5判上製
東アジア文化交流の紐帯、「仏教」を再考する。
考古学・文献史学・仏教史・金工史・美術史など諸学の視点から、舎利信仰と王権の関わりや造寺、造仏の技術・文化伝習など、東アジア世界において仏教の果たした文化的・政治的重大性を明らかにする。

日本史において六世紀中葉の百済からの仏教公伝以後、史書に僧や造寺・造仏の工人の渡来が記され、寺院の造営が語られるものの、これまでそれを具体的にイメージさせる歴史素材がなかった。百済王興寺跡と舎利容器などの出土遺物はそれを飛鳥寺と結び付けてみる時、多様な解釈を可能にする格好の資料となり、やがて具体的な歴史像を浮かび上がらせてくるのである。王興寺跡の発掘成果は、陵山里寺、さらに武寧王陵などとの関連を喚び起こしたばかりでなく、その源流を中国はもとより、西域、インドにまで辿りうるユーラシア規模の時間、空間の広がりをもった史実として指し示すものとなったのである。 (「あとがき」より)

目次

Ⅰ ―王興寺と飛鳥寺
王興寺から飛鳥寺へ―飛鳥文化の形成―/鈴木靖民
古代朝鮮半島の舎利と舎利銘文―飛鳥寺再考の準備として―/新川登亀男
王興寺の建立と百済仏教―高句麗・新羅仏教との関係を中心に―/李 成市
百済泗?時代の政治と仏教―陵山里寺(陵寺)から王興寺をみる―/李 鎔賢

Ⅱ ―王興寺の舎利容器・舎利荘厳具・伽藍配置と倭国
王興寺跡と舎利容器・荘厳具の発掘調査成果/金 容民
金工史からみた百済王興寺の舎利荘厳具/李 漢祥
百済古墳の副葬品と王興寺舎利荘厳具/山本孝文
王興寺と飛鳥寺の伽藍配置・木塔心礎設置・舎利奉安形式の系譜/佐川正敏
日本古代における仏舎利の奉安―舎利容器と舎利荘厳具―/岡本敏行
日本古代の舎利容器と鎮壇具/原田一敏

Ⅲ ―中国南北朝期の舎利信仰と寺院・遺物
国王の真身舎利供養とその政治的含意/周 美
南北朝時期の国際関係と仏教/窪添慶文
南北朝寺院遺跡と出土遺物/朱 岩石

Ⅳ ―飛鳥寺建立の意義
古代文化史のなかの飛鳥寺/大橋一章
飛鳥寺建立と渡来工人・僧侶たち―倭国における技能伝習の新局面―/田中史生
飛鳥寺の塔とその思想/松木裕美
用明・崇峻期の政変と蘇我氏―飛鳥寺建立前夜の倭王権―/佐藤長門

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鈴木靖民 編 、勉誠出版 、2010年3月 、408p 、A5判上製
東アジア文化交流の紐帯、「仏教」を再考する。 考古学・文献史学・仏教史・金工史・美術史など諸学の視点から、舎利信仰と王権の関わりや造寺、造仏の技術・文化伝習など、東アジア世界において仏教の果たした文化的・政治的重大性を明らかにする。 日本史において六世紀中葉の百済からの仏教公伝以後、史書に僧や造寺・造仏の工人の渡来が記され、寺院の造営が語られるものの、これまでそれを具体的にイメージさせる歴史素材がなかった。百済王興寺跡と舎利容器などの出土遺物はそれを飛鳥寺と結び付けてみる時、多様な解釈を可能にする格好の資料となり、やがて具体的な歴史像を浮かび上がらせてくるのである。王興寺跡の発掘成果は、陵山里寺、さらに武寧王陵などとの関連を喚び起こしたばかりでなく、その源流を中国はもとより、西域、インドにまで辿りうるユーラシア規模の時間、空間の広がりをもった史実として指し示すものとなったのである。 (「あとがき」より) 目次 Ⅰ ―王興寺と飛鳥寺 王興寺から飛鳥寺へ―飛鳥文化の形成―/鈴木靖民 古代朝鮮半島の舎利と舎利銘文―飛鳥寺再考の準備として―/新川登亀男 王興寺の建立と百済仏教―高句麗・新羅仏教との関係を中心に―/李 成市 百済泗?時代の政治と仏教―陵山里寺(陵寺)から王興寺をみる―/李 鎔賢 Ⅱ ―王興寺の舎利容器・舎利荘厳具・伽藍配置と倭国 王興寺跡と舎利容器・荘厳具の発掘調査成果/金 容民 金工史からみた百済王興寺の舎利荘厳具/李 漢祥 百済古墳の副葬品と王興寺舎利荘厳具/山本孝文 王興寺と飛鳥寺の伽藍配置・木塔心礎設置・舎利奉安形式の系譜/佐川正敏 日本古代における仏舎利の奉安―舎利容器と舎利荘厳具―/岡本敏行 日本古代の舎利容器と鎮壇具/原田一敏 Ⅲ ―中国南北朝期の舎利信仰と寺院・遺物 国王の真身舎利供養とその政治的含意/周 美 南北朝時期の国際関係と仏教/窪添慶文 南北朝寺院遺跡と出土遺物/朱 岩石 Ⅳ ―飛鳥寺建立の意義 古代文化史のなかの飛鳥寺/大橋一章 飛鳥寺建立と渡来工人・僧侶たち―倭国における技能伝習の新局面―/田中史生 飛鳥寺の塔とその思想/松木裕美 用明・崇峻期の政変と蘇我氏―飛鳥寺建立前夜の倭王権―/佐藤長門 納入までに3週間ほどかかります。

大日本帝国期の建築物が語る近代史ー過去・現在・未来 (アジア遊学266)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
上水流久彦 編、勉誠出版、2022年2月、224 頁
これまで「負の遺産」とされる傾向にあった大日本帝国期の建築物は、近年一部の地域ではカフェやホテルに変貌し、なかには歴史遺産に認定されたものもある。
こうした変化は何を意味しているのか。そもそも、これらの建築物はなぜ、どのように建てられ、帝国崩壊後はいかなる歴史を歩んできたのか。また、現在は現地でどのように位置づけられているのか。
建築時の状況、植民地支配に果たした役割、保存や破壊をめぐる政治、歴史遺産への認定、現在の活用実態など、植民地建築をめぐる多様な問題を、文化人類学、建築学、観光学、建築史、思想史、メディア学など多角的視点からよみとく。
歴史的建築物を過去の遺物としてではなく、ひとびとの価値観や歴史認識を映し出す鏡としてとらえ、旧植民地への理解や今日のアジアと日本の問題を考える手がかりを示す。

<目次>

序言 大日本帝国期の建築物が語る近代史―過去・現在・未来

Ⅰ 大日本帝国期の建築物を俯瞰する
東アジアにおける日本の支配と建築
大日本帝国と海外神社の創建
旧植民地の建築物の現在―多元的価値観の表象

Ⅱ 大日本帝国に建築物を刻む
帝国が残した国立博物館と戦後の社会
帝国日本の南北に建設された製糖工場と社宅街
開拓と宣教のせめぎ合い―北海道のキリスト教建築にみるまなざしのポリティクス
樺太期の「産業」の遺構は何を伝えるのか

Ⅲ 大日本帝国期の建築物を利活用する
「満洲」日本統治期の建造物の今―満洲映画に映された中国東北地方の建造物を中心に
監獄博物館とノスタルジア―ダークツーリズムを暗くするもの、明るくするもの
紅楼の現在―台湾社会の写し鏡の場としての歴史遺産
「日本」と「近代」を観光化すること―韓国・九龍浦の事例から
帝国医療の想起と忘却―旧南洋群島の病院建築物から
台湾東部における神のいない「神社」
東アジアにおける建築系産業遺産の保存と活用

Ⅳ 大日本帝国期の建築物を保存する/破壊する
市庁舎は誰のもの?―国登録有形文化財・大牟田市庁舎をめぐる事例より
沖縄の近代の語られ方―沖縄戦で消えた建築物
台湾の日式建築を残す人びと―何を想い、いかにたたかったのか
近代化と戦災の記憶を残す―旧広島陸軍被服支廠をめぐって

納入までに3週間ほどかかります。
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上水流久彦 編 、勉誠出版 、2022年2月 、224 頁
これまで「負の遺産」とされる傾向にあった大日本帝国期の建築物は、近年一部の地域ではカフェやホテルに変貌し、なかには歴史遺産に認定されたものもある。 こうした変化は何を意味しているのか。そもそも、これらの建築物はなぜ、どのように建てられ、帝国崩壊後はいかなる歴史を歩んできたのか。また、現在は現地でどのように位置づけられているのか。 建築時の状況、植民地支配に果たした役割、保存や破壊をめぐる政治、歴史遺産への認定、現在の活用実態など、植民地建築をめぐる多様な問題を、文化人類学、建築学、観光学、建築史、思想史、メディア学など多角的視点からよみとく。 歴史的建築物を過去の遺物としてではなく、ひとびとの価値観や歴史認識を映し出す鏡としてとらえ、旧植民地への理解や今日のアジアと日本の問題を考える手がかりを示す。 <目次> 序言 大日本帝国期の建築物が語る近代史―過去・現在・未来 Ⅰ 大日本帝国期の建築物を俯瞰する 東アジアにおける日本の支配と建築 大日本帝国と海外神社の創建 旧植民地の建築物の現在―多元的価値観の表象 Ⅱ 大日本帝国に建築物を刻む 帝国が残した国立博物館と戦後の社会 帝国日本の南北に建設された製糖工場と社宅街 開拓と宣教のせめぎ合い―北海道のキリスト教建築にみるまなざしのポリティクス 樺太期の「産業」の遺構は何を伝えるのか Ⅲ 大日本帝国期の建築物を利活用する 「満洲」日本統治期の建造物の今―満洲映画に映された中国東北地方の建造物を中心に 監獄博物館とノスタルジア―ダークツーリズムを暗くするもの、明るくするもの 紅楼の現在―台湾社会の写し鏡の場としての歴史遺産 「日本」と「近代」を観光化すること―韓国・九龍浦の事例から 帝国医療の想起と忘却―旧南洋群島の病院建築物から 台湾東部における神のいない「神社」 東アジアにおける建築系産業遺産の保存と活用 Ⅳ 大日本帝国期の建築物を保存する/破壊する 市庁舎は誰のもの?―国登録有形文化財・大牟田市庁舎をめぐる事例より 沖縄の近代の語られ方―沖縄戦で消えた建築物 台湾の日式建築を残す人びと―何を想い、いかにたたかったのか 近代化と戦災の記憶を残す―旧広島陸軍被服支廠をめぐって 納入までに3週間ほどかかります。

書物のなかの近世国家 東アジア「一統志」の時代(アジア遊学259)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
小二田章・高井康典行・吉野正史 編、勉誠出版、2021年8月、288 頁、A5判
中国王朝が自らの領域の全体を明示すべく、各地域の歴史とデータを集積し作り上げた総合的書物「一統志」。
元・明・清において編まれたこれらの書籍は、東アジア諸国や欧州へも伝播し、近代の地誌・歴史編纂にも影響を与えるものであった。
近代的領域認識の萌芽を体現するこれらの編纂物は、いかなる時代状況において作られたものであったのか。
編纂前史から、王朝三代にわたり編纂されたそれぞれの「一統志」のあり方、周辺諸国や後代に与えた影響をも考察し、「一統志の時代」を浮かび上がらせる。

目次

序言―「一統志」の「時代」を語るために
1 一統志以前
李吉甫の描く「一統」―『元和郡県図志』とその疆域
宋朝総志編纂考―総志から方志へ
2 大元一統志
元代における遼金代東北地域に対する地理認識の地域差―『大元一統志』『遼史』『金史』『大元混一方輿勝覧』の地理記述の比較から
中国史上の「大一統」と『大元大一統志』
『大元一統志』における路に関する記載について―『大元一統志』輯本の理解のために
 コラム◉宋元時代の道教と地誌―茅山の事例を中心に
3 大明一統志
明代景泰―天順期の政局と一統志
『大明一統志』人物伝とは―『遼東志』との関係をめぐって
『大明一統志』に関するいくつかの問題について
 コラム◉元・明一統志の非中華世界へのまなざし
4 大清一統志
明清期個人編全国志初探―大明から大清への「一統志」の道
北辺からみる『大清一統志』
 コラム◉ヨーロッパに伝えられた中国の地理情報―『皇輿全覧図』の製作と宣教師の記録
5 東アジアの一統志
中井竹山の名分論について―他学派批判との関連を中心に
「津軽一統志」の編纂と弘前藩
「文芸」の地誌から「口承」の地誌へ―『信達風土雑記』と『信達一統志』
朝鮮近世の地理誌は誰のものだったのか
朝鮮燕行使の『大明一統志』輸入について
周縁から見た一統志―南の小中華と『大南一統志』
6 一統志のかなた
古典期(十~十三世紀)イスラーム世界における地方史誌―ウラマーの地方観と知的実践
小国が自ら国境線を引くとき―デンマークの国境設定一〇〇周年に寄せて
 コラム◉清末民国期の地方史編纂─地域と宗族を記録すること
日本近世地誌の編纂と地名記載
編集後記

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小二田章・高井康典行・吉野正史 編 、勉誠出版 、2021年8月 、288 頁 、A5判
中国王朝が自らの領域の全体を明示すべく、各地域の歴史とデータを集積し作り上げた総合的書物「一統志」。 元・明・清において編まれたこれらの書籍は、東アジア諸国や欧州へも伝播し、近代の地誌・歴史編纂にも影響を与えるものであった。 近代的領域認識の萌芽を体現するこれらの編纂物は、いかなる時代状況において作られたものであったのか。 編纂前史から、王朝三代にわたり編纂されたそれぞれの「一統志」のあり方、周辺諸国や後代に与えた影響をも考察し、「一統志の時代」を浮かび上がらせる。 目次 序言―「一統志」の「時代」を語るために 1 一統志以前 李吉甫の描く「一統」―『元和郡県図志』とその疆域 宋朝総志編纂考―総志から方志へ 2 大元一統志 元代における遼金代東北地域に対する地理認識の地域差―『大元一統志』『遼史』『金史』『大元混一方輿勝覧』の地理記述の比較から 中国史上の「大一統」と『大元大一統志』 『大元一統志』における路に関する記載について―『大元一統志』輯本の理解のために  コラム◉宋元時代の道教と地誌―茅山の事例を中心に 3 大明一統志 明代景泰―天順期の政局と一統志 『大明一統志』人物伝とは―『遼東志』との関係をめぐって 『大明一統志』に関するいくつかの問題について  コラム◉元・明一統志の非中華世界へのまなざし 4 大清一統志 明清期個人編全国志初探―大明から大清への「一統志」の道 北辺からみる『大清一統志』  コラム◉ヨーロッパに伝えられた中国の地理情報―『皇輿全覧図』の製作と宣教師の記録 5 東アジアの一統志 中井竹山の名分論について―他学派批判との関連を中心に 「津軽一統志」の編纂と弘前藩 「文芸」の地誌から「口承」の地誌へ―『信達風土雑記』と『信達一統志』 朝鮮近世の地理誌は誰のものだったのか 朝鮮燕行使の『大明一統志』輸入について 周縁から見た一統志―南の小中華と『大南一統志』 6 一統志のかなた 古典期(十~十三世紀)イスラーム世界における地方史誌―ウラマーの地方観と知的実践 小国が自ら国境線を引くとき―デンマークの国境設定一〇〇周年に寄せて  コラム◉清末民国期の地方史編纂─地域と宗族を記録すること 日本近世地誌の編纂と地名記載 編集後記 納入までに3週間ほどかかります。

菜の花と人間の文化史 : アブラナ科植物の栽培・利用と食文化(アジア遊学235)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
武田和哉・渡辺正夫 編、勉誠出版、2019年7月、240p、21cm
アブラナ科植物は、アジアの米主食文化の中では重要な副食食材である。
ハクサイ・カブ、ダイコン、キャベツ・ブロッコリー、カラシナ、ワサビ等が該当し、これらは大変なじみ深い存在である。
また、日本では歴史的に見て、搾油用の作物として重視されていた時期があり、さらに近年の低炭素社会実現に向けて環境意識の高まりの中で再評価されつつある。
こうしたアブラナ科植物の品種や生殖上の特質、ならびに伝播・栽培や食文化、社会との接点等に関する諸問題について、農学系と人文学系の研究者がそれぞれの専門研究視点から意欲的に取り組んだ学融合的研究成果。

目次

カラー口絵

総論
アブラナ科植物の現在―今、なぜアブラナ科植物なのか―

Ⅰ アブラナ科植物とはなにか
アブラナ科植物と人間文化―日本社会を中心に
アブラナ科植物について
植物の生殖の仕組みとアブラナ科植物の自家不和合性
コラム1 バイオインフォマティクスとはなにか

Ⅱ アジアにおけるアブラナ科作物と人間社会
アブラナ科栽培植物の伝播と呼称
中国におけるアブラナ科植物の栽培とその歴史
パーリ仏典にみられるカラシナの諸相
アブラナ科作物とイネとの出会い
コラム2 栽培と食文化がつなぐ東アジア
コラム3 植えて・収穫して・食べる―中国史の中のアブラナ科植物―

Ⅲ 日本におけるアブラナ科作物と人間社会
日本国内遺跡出土資料からみたアブラナ科植物栽培の痕跡
日本古代のアブラナ科植物
日本中世におけるアブラナ科作物と仏教文化
最新の育種学研究から見たアブラナ科植物の諸相―江戸時代のアブラナ科野菜の品種改良―
コラム4 奈良・平安時代のワサビとカラシ
コラム5 ノザワナの誕生
コラム6 近世から現代に至るまでの日本社会におけるナタネ作付と製油業の展開の諸相

Ⅳ アブラナ科作物と人間社会の現状と将来展望  
学校教育現場での取り組み―今、なぜ、植物を用いたアウトリーチ活動が重要なのか―
植物文化学の先学者たちの足跡と今後の展望―領域融合型研究の課題点と可能性― 
コラム7 アブラナ科植物遺伝資源に関わる海外学術調査研究―名古屋議定書の発効で遺伝資源の海外学術調査研究は何が変わるか―

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武田和哉・渡辺正夫 編 、勉誠出版 、2019年7月 、240p 、21cm
アブラナ科植物は、アジアの米主食文化の中では重要な副食食材である。 ハクサイ・カブ、ダイコン、キャベツ・ブロッコリー、カラシナ、ワサビ等が該当し、これらは大変なじみ深い存在である。 また、日本では歴史的に見て、搾油用の作物として重視されていた時期があり、さらに近年の低炭素社会実現に向けて環境意識の高まりの中で再評価されつつある。 こうしたアブラナ科植物の品種や生殖上の特質、ならびに伝播・栽培や食文化、社会との接点等に関する諸問題について、農学系と人文学系の研究者がそれぞれの専門研究視点から意欲的に取り組んだ学融合的研究成果。 目次 カラー口絵 総論 アブラナ科植物の現在―今、なぜアブラナ科植物なのか― Ⅰ アブラナ科植物とはなにか アブラナ科植物と人間文化―日本社会を中心に アブラナ科植物について 植物の生殖の仕組みとアブラナ科植物の自家不和合性 コラム1 バイオインフォマティクスとはなにか Ⅱ アジアにおけるアブラナ科作物と人間社会 アブラナ科栽培植物の伝播と呼称 中国におけるアブラナ科植物の栽培とその歴史 パーリ仏典にみられるカラシナの諸相 アブラナ科作物とイネとの出会い コラム2 栽培と食文化がつなぐ東アジア コラム3 植えて・収穫して・食べる―中国史の中のアブラナ科植物― Ⅲ 日本におけるアブラナ科作物と人間社会 日本国内遺跡出土資料からみたアブラナ科植物栽培の痕跡 日本古代のアブラナ科植物 日本中世におけるアブラナ科作物と仏教文化 最新の育種学研究から見たアブラナ科植物の諸相―江戸時代のアブラナ科野菜の品種改良― コラム4 奈良・平安時代のワサビとカラシ コラム5 ノザワナの誕生 コラム6 近世から現代に至るまでの日本社会におけるナタネ作付と製油業の展開の諸相 Ⅳ アブラナ科作物と人間社会の現状と将来展望   学校教育現場での取り組み―今、なぜ、植物を用いたアウトリーチ活動が重要なのか― 植物文化学の先学者たちの足跡と今後の展望―領域融合型研究の課題点と可能性―  コラム7 アブラナ科植物遺伝資源に関わる海外学術調査研究―名古屋議定書の発効で遺伝資源の海外学術調査研究は何が変わるか― 納入までに3週間ほどかかります。

東アジアにおける知の往還(アジア遊学255)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館・高麗大学校グローバル日本研究院 共編、勉誠・・・
気候危機にパンデミック、市民間の分断…生命をも脅かす大きな困難が次々に起こる現代、我々はいかにして大量の情報を「個」として的確に受け止め、判断の材料に変換できるのか。
そのための「知」を下支えするものの根拠を豊富な文献に求め、歴史的経験を留めた表現の集合体から照射することで新規の問いかけに繋げる。
第一章「書物と文化」では、文字・絵画・書形が形づくる日本・韓国の書物文化の諸相に着目する。第二章「記録と記憶」では、災難文学および「記録」と文学的言説の往還に目を向け、第三章「都市という舞台」では「江戸」「京城」「パリ」の三都市を舞台に展開された歴史的・文学的営為に着目し、新たな研究への展望が示される。
文学史、美術史、思想史、歴史学、アーカイブズ学など、多面的な視角から、東アジアにおける知の往還を描き出す。

目次


刊行によせて ロバート キャンベル
刊行によせて 鄭炳浩
本書の企画と構成 齋藤真麻理・金秀美

Ⅰ 書物と文化
『栄花物語』と朝鮮王朝の宮廷文学―『閑中録』との比較を中心として 桜井宏徳遺稿集の季節―二十世紀前半の日本の言説編制
近代日本の元寇図と『蒙古襲来絵詞』
〈コラム〉絵画と文字の表現コード―『源氏物語絵巻』を読み解く
〈コラム〉奈良絵本と『徒然草』―ジャンルを往還するメディア
〈コラム〉正方形の本をめぐって

Ⅱ 記録と記憶
日本と韓国の災難文学と記憶―セウォル号沈没事件と東日本大震災の災難詩を中心として
近代福島県富岡町小良ヶ浜の文書管理―複合災害・縁故地・区有文書
〈コラム〉『三国遺事』を巡るいくつかの知見について
言語と減刑―森鷗外『高瀬舟』において
〈コラム〉在日朝鮮人「帰国事業」の記録と記憶の文学

Ⅲ 都市という舞台
江戸における巨大寺院の復興と講中―築地本願寺の場合
日本の伝統詩歌に描かれた大都京城の風土
〈コラム〉『京城日報』と近代都市京城の表象―横光利一の満鉄招請文学講演旅行と「天使」を中心に
パリが主人公―レティフとメルシエの作品とパリの文学的神話の誕生
〈コラム〉日韓の西洋探偵小説における都市表象―エミール・ガボリオの『ルルージュ事件』を中心に

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大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館・高麗大学校グローバル日本研究院 共編 、勉誠出版 、2021年3月 、200 頁
気候危機にパンデミック、市民間の分断…生命をも脅かす大きな困難が次々に起こる現代、我々はいかにして大量の情報を「個」として的確に受け止め、判断の材料に変換できるのか。 そのための「知」を下支えするものの根拠を豊富な文献に求め、歴史的経験を留めた表現の集合体から照射することで新規の問いかけに繋げる。 第一章「書物と文化」では、文字・絵画・書形が形づくる日本・韓国の書物文化の諸相に着目する。第二章「記録と記憶」では、災難文学および「記録」と文学的言説の往還に目を向け、第三章「都市という舞台」では「江戸」「京城」「パリ」の三都市を舞台に展開された歴史的・文学的営為に着目し、新たな研究への展望が示される。 文学史、美術史、思想史、歴史学、アーカイブズ学など、多面的な視角から、東アジアにおける知の往還を描き出す。 目次 序 刊行によせて ロバート キャンベル 刊行によせて 鄭炳浩 本書の企画と構成 齋藤真麻理・金秀美 Ⅰ 書物と文化 『栄花物語』と朝鮮王朝の宮廷文学―『閑中録』との比較を中心として 桜井宏徳遺稿集の季節―二十世紀前半の日本の言説編制 近代日本の元寇図と『蒙古襲来絵詞』 〈コラム〉絵画と文字の表現コード―『源氏物語絵巻』を読み解く 〈コラム〉奈良絵本と『徒然草』―ジャンルを往還するメディア 〈コラム〉正方形の本をめぐって Ⅱ 記録と記憶 日本と韓国の災難文学と記憶―セウォル号沈没事件と東日本大震災の災難詩を中心として 近代福島県富岡町小良ヶ浜の文書管理―複合災害・縁故地・区有文書 〈コラム〉『三国遺事』を巡るいくつかの知見について 言語と減刑―森鷗外『高瀬舟』において 〈コラム〉在日朝鮮人「帰国事業」の記録と記憶の文学 Ⅲ 都市という舞台 江戸における巨大寺院の復興と講中―築地本願寺の場合 日本の伝統詩歌に描かれた大都京城の風土 〈コラム〉『京城日報』と近代都市京城の表象―横光利一の満鉄招請文学講演旅行と「天使」を中心に パリが主人公―レティフとメルシエの作品とパリの文学的神話の誕生 〈コラム〉日韓の西洋探偵小説における都市表象―エミール・ガボリオの『ルルージュ事件』を中心に 納入までに3週間ほどかかります。

ポストコロナ時代の東アジアー新しい世界の国家・宗教・日常 (アジア遊学253)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
玄武岩・藤野陽平 編、勉誠出版 (発売)、2020年10月、272 頁、21cm
新型コロナウイルスのパンデミックはかつてない社会的混乱を招いている。
日本・台湾・韓国・中国・香港はこの危機にどう対応したのか。
都市封鎖や各種の自粛措置、メディア戦略、「新しい生活様式」等の各国の政策から、疫病除けの妖怪「アマビエ」の流行、各国の宗教対策まで、メディア・社会・宗教など多様な視点から比較検証。
国家と市民社会の関係、社会のゆがみを浮き彫りにし、国境を越えた連帯と共感の必要性を問い直す。

目次

序言 境界を越えた「連帯」のコミュニケーションへ―ポストコロナ時代の東アジア

Ⅰ ポストコロナ時代の政治とコミュニケーション
日本における新型コロナウイルス感染症とマスメディア報道
新型コロナ対策優等生台湾の初動体制―開いたものと閉じたもの
開放性・透明性・民主的参加に基づく先制的対応が功を奏して
中国:情報隠蔽から情報公開へ―ソーシャルメディアの活躍と独自な国民世論の形成
中国における既存メディアとソーシャルメディ共存時代の考察
香港における新型コロナについての一考察―市民社会の力
東アジアの新型コロナウィルス感染封じ込めにみる検討課題
【コラム】朝鮮民主主義人民共和国における新型コロナ感染症対策

Ⅱ 新型コロナウイルスと変容する社会
百年前のマスク―「スペイン風邪」瞥見
「自粛」する日本社会―三十四年分の新聞記事を数えてみる
COVID-19影響下のリモートワークで派生した組織コミュニケーション課題―特に「身体性問題」(DX/RWの穽陥)を超える為に
台湾山地先住民の村における新型コロナウイルス感染症のインパクト
「距離」と性的マイノリティ―韓国のナイトクラブにおける集団感染から
韓国におけるコロナ対策と(非)可視化される人々―在外同胞・移住民を中心に
ジャーナリズム研究者が見たサイバー空間上のアンチ・コロナ運動

Ⅲ コロナ時代にみる東アジアの信仰の姿
祭礼の中止、妖怪の流行―「疫病除け」を手掛かりに
疫病と民間信仰―祭礼・アマビエ・鼠塚
コロナ問題と現代宗教
疫病と台湾の民間信仰
感染症のパンデミックと分断の可視化―コロナテスト中の韓国社会と宗教を問う
【コラム】香港におけるコロナと宗教

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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
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玄武岩・藤野陽平 編 、勉誠出版 (発売) 、2020年10月 、272 頁 、21cm
新型コロナウイルスのパンデミックはかつてない社会的混乱を招いている。 日本・台湾・韓国・中国・香港はこの危機にどう対応したのか。 都市封鎖や各種の自粛措置、メディア戦略、「新しい生活様式」等の各国の政策から、疫病除けの妖怪「アマビエ」の流行、各国の宗教対策まで、メディア・社会・宗教など多様な視点から比較検証。 国家と市民社会の関係、社会のゆがみを浮き彫りにし、国境を越えた連帯と共感の必要性を問い直す。 目次 序言 境界を越えた「連帯」のコミュニケーションへ―ポストコロナ時代の東アジア Ⅰ ポストコロナ時代の政治とコミュニケーション 日本における新型コロナウイルス感染症とマスメディア報道 新型コロナ対策優等生台湾の初動体制―開いたものと閉じたもの 開放性・透明性・民主的参加に基づく先制的対応が功を奏して 中国:情報隠蔽から情報公開へ―ソーシャルメディアの活躍と独自な国民世論の形成 中国における既存メディアとソーシャルメディ共存時代の考察 香港における新型コロナについての一考察―市民社会の力 東アジアの新型コロナウィルス感染封じ込めにみる検討課題 【コラム】朝鮮民主主義人民共和国における新型コロナ感染症対策 Ⅱ 新型コロナウイルスと変容する社会 百年前のマスク―「スペイン風邪」瞥見 「自粛」する日本社会―三十四年分の新聞記事を数えてみる COVID-19影響下のリモートワークで派生した組織コミュニケーション課題―特に「身体性問題」(DX/RWの穽陥)を超える為に 台湾山地先住民の村における新型コロナウイルス感染症のインパクト 「距離」と性的マイノリティ―韓国のナイトクラブにおける集団感染から 韓国におけるコロナ対策と(非)可視化される人々―在外同胞・移住民を中心に ジャーナリズム研究者が見たサイバー空間上のアンチ・コロナ運動 Ⅲ コロナ時代にみる東アジアの信仰の姿 祭礼の中止、妖怪の流行―「疫病除け」を手掛かりに 疫病と民間信仰―祭礼・アマビエ・鼠塚 コロナ問題と現代宗教 疫病と台湾の民間信仰 感染症のパンデミックと分断の可視化―コロナテスト中の韓国社会と宗教を問う 【コラム】香港におけるコロナと宗教 納入までに3週間ほどかかります。

史料が語る東インド航路ー移動がうみだす接触領域(アジア遊学258)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
水井万里子・大澤広晃・杉浦未樹・吉田信・伏見岳志 編、勉誠出版、2021年7月、240 頁
15世紀末から開拓され、ヨーロッパがアジアと出会った海上路、東インド航路。この航路は、大西洋を南下して、喜望峰を越え、アジア各地へと至る長距離ルートであった。以降、スエズ運河開通によりルートや移動手段が多様化するまで、多くの人やモノがこの航路を往来し、多数の記録簿や報告書、書簡、日記などの史料群が残された。
このような史料の書き手であった移動者であるヨーロッパ人と移動先のローカルな人々との関係は、航路上にあった「接触領域=コンタクト・ゾーン」の中で取り結ばれ、記録された。航路の変遷をたどり、そこに残された史料から、現地の人々の営みや関係性、特に奴隷や移動労働者といった可視化されにくい人々の輪郭を探る。

目次

はじめに

第一部 長距離航路からみる世界
東インド航路のなかのアフリカ
ケープ・ルートの多様化とオランダ東インド会社のケープ居留地建設
近代中国学の誕生とロバート・モリソン
植民地をつなぎなおす―スペインとポルトガルの帝国再編
スペインとキューバ、アフリカをつなぐ非合法奴隷貿易のネットワーク

第二部 史料が描く接触領域としての島々
文書館史料を通じて人と出会う―マダガスカル史研究史料としてのオランダ東インド会社文書
十八世紀末から十九世紀初頭のセント・ヘレナ島における移動と接触―イギリス東インド会社関連史料から

第三部 史料のなかのケープ植民地
豊富なデータが開く歴史―ケープ植民地の統計史料
英領ケープ植民地における陸軍と関連史料 一七九五〜一八二〇年
十八〜十九世紀前半の南部アフリカにおけるイギリス系プロテスタント宣教団―移動史料研究の前提として
十九世紀前半の南部アフリカにおけるウェスリアン・メソディスト宣教団―史料の特徴とそのナラティヴ

第四部 変貌する東インド航路と帝国
ポスターのなかのアフリカの「自然」―イギリス帝国通商局によるプロパガンダの環境史的考察
オランダ領東インドにおける旅券制度の展開―植民地パスポートの様式と機能をめぐって
十九〜二十世紀におけるフランス植民地帝国間の移動―マルセイユ―サイゴン定期便
【コラム】旅券のスタンプから再現する植民地と本国の移動

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水井万里子・大澤広晃・杉浦未樹・吉田信・伏見岳志 編 、勉誠出版 、2021年7月 、240 頁
15世紀末から開拓され、ヨーロッパがアジアと出会った海上路、東インド航路。この航路は、大西洋を南下して、喜望峰を越え、アジア各地へと至る長距離ルートであった。以降、スエズ運河開通によりルートや移動手段が多様化するまで、多くの人やモノがこの航路を往来し、多数の記録簿や報告書、書簡、日記などの史料群が残された。 このような史料の書き手であった移動者であるヨーロッパ人と移動先のローカルな人々との関係は、航路上にあった「接触領域=コンタクト・ゾーン」の中で取り結ばれ、記録された。航路の変遷をたどり、そこに残された史料から、現地の人々の営みや関係性、特に奴隷や移動労働者といった可視化されにくい人々の輪郭を探る。 目次 はじめに 第一部 長距離航路からみる世界 東インド航路のなかのアフリカ ケープ・ルートの多様化とオランダ東インド会社のケープ居留地建設 近代中国学の誕生とロバート・モリソン 植民地をつなぎなおす―スペインとポルトガルの帝国再編 スペインとキューバ、アフリカをつなぐ非合法奴隷貿易のネットワーク 第二部 史料が描く接触領域としての島々 文書館史料を通じて人と出会う―マダガスカル史研究史料としてのオランダ東インド会社文書 十八世紀末から十九世紀初頭のセント・ヘレナ島における移動と接触―イギリス東インド会社関連史料から 第三部 史料のなかのケープ植民地 豊富なデータが開く歴史―ケープ植民地の統計史料 英領ケープ植民地における陸軍と関連史料 一七九五〜一八二〇年 十八〜十九世紀前半の南部アフリカにおけるイギリス系プロテスタント宣教団―移動史料研究の前提として 十九世紀前半の南部アフリカにおけるウェスリアン・メソディスト宣教団―史料の特徴とそのナラティヴ 第四部 変貌する東インド航路と帝国 ポスターのなかのアフリカの「自然」―イギリス帝国通商局によるプロパガンダの環境史的考察 オランダ領東インドにおける旅券制度の展開―植民地パスポートの様式と機能をめぐって 十九〜二十世紀におけるフランス植民地帝国間の移動―マルセイユ―サイゴン定期便 【コラム】旅券のスタンプから再現する植民地と本国の移動 納入までに3週間ほどかかります。

都市からひもとく西アジアー歴史・社会・文化 (アジア遊学264)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
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守川知子 編、勉誠出版、2021年12月、272 頁
西アジアは古くから都市文明や都市国家の栄えた地域である。この地につくられた都市は、市壁を備え、その内側に宗教施設や市場、居住区、城塞や宮殿を築くという特徴をもつ。各都市は、周辺の農村や街道など複数のネットワークのなかに位置し、地域社会のかなめとして機能した。遠距離交易の拠点でもある都市には、イスラーム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒のほか、旅人や商人など多様な人々が暮らしていた。
東はアフガニスタンから西はエジプトまで、学術都市、商業都市、観光都市、軍営都市、要塞都市、港湾都市など、様々な顔をもつ7~19世紀の西アジアの歴史都市に焦点をあてる。文献史料・絵図・地図の読み解きから都市社会を多角的に検証し、今に受け継がれるその歴史と文化を探る。
都市社会の多様性を描き出し、新たな歴史像を提示する。

<目次>

まえがき―『都市からひもとく西アジア』に寄せて 守川知子

Ⅰ 都市をつくる―建設・形成と発展
ムスリムがはじめて建設した都市バスラ―軍営都市から経済と学術の都市へ 亀谷学
「二つの春の母」モスルの一二・一三世紀―ザンギー朝下の建設と破壊 柳谷あゆみ
スルタンとシャーの新たなギャンジャ 塩野﨑信也
[コラム・港市①]港市マスカトとポルトガル人―絵図に見る一六―一七世紀の植民都市 大矢純

Ⅱ 都市に生きる―人びとと都市社会
アレッポが「シーア派の街」であった頃 谷口淳一
ティムール朝期のヘラートにおける聖者たち 杉山雅樹
境界上の都市アインターブ―「良き泉」の町 中町信孝
[コラム・港市②]船乗りたちが集う町アデン 栗山保之

Ⅲ 都市を活かす―政治的・経済的機能
フランク人支配下の都市エルサレム―観光産業都市への発展 櫻井康人
山城から平城へ―近世クルディスタンにおける都市機能の変容 山口昭彦
スンナ派学の牙城ブハラ 木村暁
[コラム・港市③]「民族の交差点」ハイファ―近代東地中海の国際港湾都市 田中雅人

Ⅳ 大都市を彩る―三都物語
イスファハーンは世界の半分? 守川知子
ナポレオン地図から読み解くカイロ―マイノリティに注目して 深見奈緒子
ノスタルジックな近代―一九世紀イスタンブルの都市空間と都市行政 川本智史

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守川知子 編 、勉誠出版 、2021年12月 、272 頁
西アジアは古くから都市文明や都市国家の栄えた地域である。この地につくられた都市は、市壁を備え、その内側に宗教施設や市場、居住区、城塞や宮殿を築くという特徴をもつ。各都市は、周辺の農村や街道など複数のネットワークのなかに位置し、地域社会のかなめとして機能した。遠距離交易の拠点でもある都市には、イスラーム教徒、キリスト教徒、ユダヤ教徒のほか、旅人や商人など多様な人々が暮らしていた。 東はアフガニスタンから西はエジプトまで、学術都市、商業都市、観光都市、軍営都市、要塞都市、港湾都市など、様々な顔をもつ7~19世紀の西アジアの歴史都市に焦点をあてる。文献史料・絵図・地図の読み解きから都市社会を多角的に検証し、今に受け継がれるその歴史と文化を探る。 都市社会の多様性を描き出し、新たな歴史像を提示する。 <目次> まえがき―『都市からひもとく西アジア』に寄せて 守川知子 Ⅰ 都市をつくる―建設・形成と発展 ムスリムがはじめて建設した都市バスラ―軍営都市から経済と学術の都市へ 亀谷学 「二つの春の母」モスルの一二・一三世紀―ザンギー朝下の建設と破壊 柳谷あゆみ スルタンとシャーの新たなギャンジャ 塩野﨑信也 [コラム・港市①]港市マスカトとポルトガル人―絵図に見る一六―一七世紀の植民都市 大矢純 Ⅱ 都市に生きる―人びとと都市社会 アレッポが「シーア派の街」であった頃 谷口淳一 ティムール朝期のヘラートにおける聖者たち 杉山雅樹 境界上の都市アインターブ―「良き泉」の町 中町信孝 [コラム・港市②]船乗りたちが集う町アデン 栗山保之 Ⅲ 都市を活かす―政治的・経済的機能 フランク人支配下の都市エルサレム―観光産業都市への発展 櫻井康人 山城から平城へ―近世クルディスタンにおける都市機能の変容 山口昭彦 スンナ派学の牙城ブハラ 木村暁 [コラム・港市③]「民族の交差点」ハイファ―近代東地中海の国際港湾都市 田中雅人 Ⅳ 大都市を彩る―三都物語 イスファハーンは世界の半分? 守川知子 ナポレオン地図から読み解くカイロ―マイノリティに注目して 深見奈緒子 ノスタルジックな近代―一九世紀イスタンブルの都市空間と都市行政 川本智史 納入までに3週間ほどかかります。

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