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日本で初の「ナビ派」展について

日本で初の「ナビ派」展について

三菱一号館館長 高橋明也


去る2月4日に三菱一号館美術館で幕を開けた本展は、美術好きな人を除けば一般にはなじみの薄い19世紀末の芸術家グループ「ナビ派」を扱っている。フェルメールやゴッホ、モネやルノワール、若冲、現在進行形で言えばミュシャや草間弥生などの個展は、展覧会を開けばどっと観客が列をなすが、集客が保証されていない企画
を継続して開くのはなかなか骨が折れる。とはいえ、やるべき展覧会はしなければならない。

そうした主催者のボヤキはともかく、この運動、印象派世代から一世代遅い1860年代生まれの作家たちによって手掛けられ、ポスト印象派、世紀末芸術、アール・ヌーヴォー、象徴主義、ジャポニスムなど、1880年代以降の19世紀西洋芸術を定義するあらゆる潮流に関係づけられる。これまで比較的看過されてきたのが不思議だが、近年、パリのオルセー美術館では、印象派に続く重要性をナビ派に与え、数々のユニークな企画展を開く傍ら、購入や寄贈、遺贈などの手段で、コレクションも一気に数倍の規模まで拡大させた。

 そしてこの東京・丸の内での展覧会は、筆者がかつてオルセー美術館準備室に籍を置いていた頃からの僚友で館長のギ・コジュヴァルが、自らの専門であるナビ派の日本への紹介のために陣頭指揮で組み立ててくれた展覧会である。ナビ派の先達でもあったゴーガンを皮切りに、ボナール、ドニ、ヴュイヤール、ヴァロットンなど、日本でも個展が開かれたことのある画家たちを中心に、セリュジエ、マイヨール、ルーセル、リップル=ロナイ、ランソン、ラコンブなどの作家の作品80点あまりは、いずれもオルセー美術館の世界最大のナビ派コレクションの中でも、トップクラスの質を誇る作品である。

 ナビ派の美学の特質を一言で表すのは難しいが、優しく近づきやすい日常的な主題、マットな効果を持つ色面による装飾的構成、静かな内面性を見せる象徴主義的傾向などがあげられるだろう。昨今の若者たちの使う「カワイイ!」といった表現がぴったりな、明るく洒落た雰囲気が横溢する一方、神秘的で内的な傾向を深めるナビ派の作品は、これまでの近代美術史のパズルから抜け落ちていた大きなピースである。

西洋美術に付帯していた、壮大で高尚、権威的な目線をぐっと引下げ、動植物や人間の日常生活を画題に、幸福感に満ちた人間的な造形を実現した彼らの美学は、以後のフォーヴィスム、キュビスム、シュルレアリスムを始めとする、20世紀の美術に直接繋がっていると言ってよいだろう。おそらく当分の間、これほどのレヴェルの「ナビ派」展は、日本はおろか世界でもなかなか実現しない。是非多くの人に観ていただきたいと願う次第である。



nabi
『「オルセーのナビ派展 美の預言者たち」 三菱一号美術館
会期:2017年2月4日(土)~5月21日(日)
開館時間:10:00~18:00
(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館
http://mimt.jp/

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Title店主『本屋、はじめました』を語る

Title店主『本屋、はじめました』を語る

辻山良雄


Title開店一周年の1月10日、Title開業の経緯とその後を綴った『本屋、はじめました』を版元の苦楽堂より上梓した。苦楽堂社主の石井氏からは7月の終わりに出版の打診があったが、一周年の日に間に合わせたいと即座に考えたので、その翌日の夜から執筆に取りかかり始めた。石井氏とは旧知の間柄であったことに加え、私の生まれ故郷である神戸の出版社から自著が出るということに、何よりよろこびを感じた。

 『本屋、はじめました』は、この時代に一軒の新刊書店を、個人が作った記録である。店舗物件探しから始まり、取次との交渉、商品の選択の仕方・発注、POSレジやWEBサイト構築、店舗に併設しているカフェのメニュー作成など店を作るときに必要となってくる事項を、本の業界とは関係のないところにいる人でもわかるように丁寧に記していった。

 開業前もその後も、「いま個人で新刊書店を行うのはかなり珍しいケースだ」と言われることが多かった。しかしそのケースがないために情報量が圧倒的に不足し、最初から開業が不可能なことのように思われるという負のスパイラルが存在する。自らの記録を記すことで、新刊書店開業が決して夢物語ではなく、どういうスタイルの書店であれ、部分的にでも後に続く人(いるかは不明)の参考になればと思った。

 本の後ろに、開業前の計画書や一年後の営業成績表を掲載したのも同じ理由による。「よくこんなことまで載せましたね」と人に言われるが、載せても載せなくても自分の店の売上に影響がないのであれば、その情報をオープンにすることで少しでも新刊書店開業への迷信がなくなればよいと思った。きちんとした数字を載せることで、本が現実とリンクして、内容に深まりが出たように思う。

 1月10日から発売した本は、現在Titleだけで700冊以上販売している。本を読んで来ましたという遠方からのお客さまも多く、「本を出版するということは、こんなにも多くの人との関わりを作るのか」という驚きを、日々嬉しく感じている。店頭で本を手渡した顔を見ると、本に関わりのある仕事をしている方だけでなく、もっと広く読まれているように感じる。実際に、Title店頭で買った他業種のお客さまから「読んで元気になりました」とお声がけいただいたこともある。この本が、読んだ人の心のスイッチを押したのであれば、これにまさる喜びはない。



honya
『本屋、はじめました』 辻山良雄著
苦楽堂刊 定価:1600円+税 好評発売中!
http://kurakudo.co.jp/

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『社史の図書館と司書の物語』神奈川県立川崎図書館社史室の5年史

『社史の図書館と司書の物語』神奈川県立川崎図書館社史室の5年史について

高田高史


古書業界では馴染みのある社史も、社員や関係者への配布がほとんどの非売品なので、世間的に認知されているとは言い難い。その社史を約1万8千冊コレクションしている公共図書館があるのは意外かもしれない。くわえて、司書の仕事は外から見てわかりやすいとはいえず、その中でもかなり特殊な取り組みをしてきた。このような「社史」と「公共図書館」と「司書」が融合してどうなったか。本書は神奈川県立川崎図書館の社史室における5年間の実践を記した一冊、もちろん実話である。ニッチなテーマの集合であるが、図書館に勤めているかのような感覚で、楽しく読みすすめられるように書いた。

同業者以外の知人に感想を聞くと、大方の反応は「こんなことまで図書館員がやっているとは知らなかった」であり、私自身が数年間を振り返っても「こんなことをやるとは思わなかった」というのが本音である。

社史室の担当になって5年間、思い付いたアイデアは、小回りのよさを効かせて形にしていった。社史の面白さを伝えたいから「企業キャラクターの展示をやってみよう」、社史編纂の過程を知りたいというニーズを感じて「講演会を企画しよう」、新刊の社史だけ集めて「社史フェアを開催してみたい」といった具合である。私は現在進行形で社史室に関わっているので、回想をする立場にはない。掲載した写真などを含め、リアルな視点で図書館の様子も伝わると思う。

これらの活動を通して知り得た、社史の楽しさや使い方も紹介することができた。その会社の歴史を知るだけでなく、郷土資料として役立てる、人物を調べる、テーマを探して読み比べる、経営のヒントを探すなど、活用法は多種多様である。何冊かの社史は、会社の歴史を記すことになった社史編纂担当者の想いなどを盛り込みながら、詳しく掘り下げてみた。

図書館にせよ古書店にせよ、地味な本の代表のような社史であるが、本書を通して、社史に何が掲載されているのかなとぱらぱらめくったり、社史の魅力の引き出し方などを考えたりしていただけたら嬉しく思う。また、社史室での出来事は、ひとつの実践例として受け止め、特殊な資料をどう魅せて活用していくのかというヒントにしてみるのもおすすめである。
図書館のコレクションが、多くの個人や企業の役に立っているという確かな証を記すことができたと思う。



sisyo
『社史の図書館と司書の物語』神奈川県立川崎図書館社史室の5年史
高田高史著 柏書房刊 本体1,900円+税 好評発売中!
http://www.kashiwashobo.co.jp/book/b278814.html

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2017年2月24日 第221号

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☆INDEX☆
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1.「検閲官 ―戦前の出版検閲を担った人々の仕事と横顔」
        千代田区立千代田図書館 企画チーフ 河合郁子        
2.『アプリで学ぶくずし字 くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)の使い方』
                   飯倉洋一
3.『雲遊天下』のこと        五十嵐洋之

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━━━━━━━━━【千代田図書館企画展示】━━━━━━━━━



「検閲官-戦前の出版検閲を担った人々の仕事と横顔」

            千代田区立千代田図書館 企画チーフ
                         河合郁子


私は、千代田図書館にて、企画展示や講演会を通じたコレクション
活用を担当しています。今回は、自著ではありませんが、担当した
企画展示についてご案内します。
千代田図書館では、内務省の出版検閲に使用された検閲正本を所蔵
しており、それらを『内務省委託本』と呼んでいます。内務省委託
本や出版検閲をテーマとした企画展示を開催して、今回で4回目にな
りました。これまでの展示では、検閲正本にのこされている印やコ
メントなどから、内務省検閲の制度や検閲基準などを読み取って、
ご紹介してきましたが、今回は検閲を行ってきた「人」=「検閲官」
がテーマです。

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=3161


展示「検閲官 ―戦前の出版検閲を担った人々の仕事と横顔」
会期:2017年1月23日(月曜日)~4月22日(土曜日)
場所:千代田図書館9階 展示ウォール
主催:千代田区立千代田図書館
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20161213-19753/



━━━━━━━━━━【自著を語る 番外編】━━━━━━━━━



『アプリで学ぶくずし字 くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)の使い方』

                         飯倉洋一


くずし字を読める人を増やしたい、もっと手軽に学習できるように
したいと思い開発した、スマートフォン・タブレット用の初心者向
けのくずし字学習支援アプリ“KuLA”(Kuzushi-ji Leaning Appl
ication)をリリースしたのが2016年2月18日。それからほぼ1年を経
て本書を刊行できたことは感慨深い。“KuLA”は5万ダウンロード回
数を超え、多くのくずし字学習者に支持されている。昨年末のバー
ジョンアップの改良点のひとつとして英語版も出来、国際的くずし
字教育に、より貢献できるようになったと思う。

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=3163


『アプリで学ぶくずし字 くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)の使い方』
飯倉洋一編 笠間書院刊 定価:本体800円(税別)好評発売中!
http://kasamashoin.jp/2017/01/kula.html


━━━━━━━━━【編集長登場シリーズ(17)】━━━━━━━━

『雲遊天下』のこと

                    五十嵐洋之


『雲遊天下(うんゆうてんが)』は1994年、大阪で創刊した。
当時の編集発行人は村元武。彼が60年代半ばより大阪労音から『フ
ォークリポート』、そして『プレイガイドジャーナル』へと続く活
動(これは『プレイガイドジャーナルへの道』、『プレイガイドジ
ャーナルよ(近刊)』いずれも東方出版刊に詳しい)を通して培っ
たネットワークを活かして、70年代から何らかの表現活動をはじめ
たり、各様の生き方をしている人たちの記録や創作発表の場という
意味を持った定期刊行物だ。

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=3166


季刊雑誌『雲遊天下125 特集◎高田渡の夜』
ビレッジプレス刊 
定価500円+税 好評発売中
http://www.village-press.net/?pid=112509199



━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━━

「オルセーのナビ派展 美の預言者たち」 三菱一号美術館
会期:2017年2月4日(土)~5月21日(日)
開館時間:10:00~18:00
(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館
http://mimt.jp/


『本屋、はじめました』辻山良雄著
苦楽堂刊 定価:1600円+税 好評発売中!
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『社史の図書館と司書の物語』神奈川県立川崎図書館社史室の5年史
高田高史著
柏書房刊 本体1,900円+税 好評発売中!
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━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━

2月~3月の即売展情報

https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init

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日本の古本屋メールマガジンその221 2017.2.24

【発行】
 東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋事業部」
 東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
 URL  http://www.kosho.or.jp/

【発行者】
 広報部:小野祥之
編集長:藤原栄志郎


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2017年2月10日 第220号

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        古書市&古本まつり 第48号
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イベント情報をお送りします。お近くで開催される際は、ぜひ
お出掛けください。
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━━━━━【2月10日~3月15日までの全国即売展情報】━━━━━

https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init

吉祥寺パルコの古本市※会期が延長されました 

期間:2017/01/20~2017/03/09
場所:吉祥寺パルコ 地下1階特設会場 
   東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1
URL:http://kichijoji.parco.jp/page2/event/7930/
※2月16日(木)はパルコ休館日のためお休みです。

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イービーンズ古本まつり ※中古レコード市=同時開催(宮城県) 

期間:2017/01/25~2017/03/06
場所:イービーンズ9階(杜のイベントホール)
   仙台市青葉区中央4-1-1
URL:http://e-bf.jp/e_beans/record/index.html
※2月14日(火)入れ替えの為お休み

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有隣堂イセザキ本店チャリティーワゴンセール(神奈川県)

期間:2017/02/04~2017/02/26
場所:有隣堂伊勢佐木町本店
横浜市中区伊勢佐木町1-4-1
※雨天中止
※2月14日(火)臨時休業いたします。

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三省堂書店 池袋本店 古本まつり

期間:2017/02/07~2017/02/13
場所:西武池袋本店別館2階=特設会場(西武ギャラリー)
   東京都豊島区南池袋1-28-1
URL:https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/kakutensublist/?article_seq=190820

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第3回 古書会館de古本まつり(京都府)

期間:2017/02/10~2017/02/12
場所:京都古書会館3階
   京都市中京区高倉通夷川上る福屋町723番地
URL:http://koshoken.seesaa.net/

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我楽多市(がらくたいち)

期間:2017/02/10~2017/02/11
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22 

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杉並書友会

期間:2017/02/11~2017/02/12
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9

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有隣堂センター南駅店古書ワゴンフェア(神奈川県)

期間:2017/02/13~2017/02/22
場所:有隣堂センター南駅店/最寄駅:横浜市営地下鉄 
センター南駅(※駅構内 市営地下鉄センター南駅の
改札を出て直進、右前方。)

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第8回 水の都の古本展(大阪府)

期間:2017/02/21~2017/02/24
場所:大阪市中央公会堂 2階(第6・7・8会議室)
大阪市北区中之島1-1-27 
URL:http://osaka-koshoken.com/

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浦和宿古本いち(埼玉県)

期間:2017/02/23~2017/02/26
場所:JR浦和駅西口徒歩5分 さくら草通りマツモトキヨシ前

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ぐろりや会

期間:2017/02/24~2017/02/25
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22  

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好書会

期間:2017/02/25~2017/02/26
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9  

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有隣堂藤沢店4階古書フェア★古書まつりプレ開催(神奈川県)

期間:2017/03/02~2017/03/15
場所:有隣堂藤沢店4階ミニ催事場
藤沢市南藤沢2-1-1フジサワ名店ビル7F
URL:http://www.yurindo.co.jp/store/fujisawa/

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城南古書展

期間:2017/03/03~2017/03/04
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22  

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西部展

期間:2017/03/03~2017/03/05
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9  

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反町3月古書会館展(神奈川県)

期間:2017/03/04~2017/03/05
場所:神奈川古書会館 1階特設会場
 横浜市神奈川区反町2-16-10 
URL:http://blog.goo.ne.jp/kaikanten2007/

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東京愛書会

期間:2017/03/10~2017/03/11
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22  
URL:http://aisyokai.blog.fc2.com/

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古書愛好会

期間:2017/03/11~2017/03/12
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9   

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日本の古本屋メールマガジンその220 2017.2.10

【発行】
 東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋事業部」
 東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
 URL  http://www.kosho.or.jp/

【発行者】
 広報部:小野 祥之

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『雲遊天下』のこと

『雲遊天下』のこと

五十嵐洋之


『雲遊天下(うんゆうてんが)』は1994年、大阪で創刊した。当時の編集発行人は村元武。彼が60年代半ばより大阪労音から『フォークリポート』、そして『プレイガイドジャーナル』へと続く活動(これは『プレイガイドジャーナルへの道』、『プレイガイドジャーナルよ(近刊)』いずれも東方出版刊に詳しい)を通して培ったネットワークを活かして、70年代から何らかの表現活動をはじめたり、各様の生き方をしている人たちの記録や創作発表の場という意味を持った定期刊行物だ。

 紆余曲折を経て2007年に44号で休刊した『雲遊天下』だったが、その三年後、隔月刊のスケジュール情報誌の制作に疲れ果てたぼくが引っ張り出すこととなった。そのときぼくのまわりには、旧『雲遊天下』の執筆陣と、情報誌の制作を通じて知り合った書き手のみなさんがいた。かれらを組み合わせて、幅広い世代の執筆陣を揃えることで「むかしといまをつなげる」ことができるのではないか、と考えたときに「あ、なんとかなるかな」と、いま考えるとあまりに楽観的だがリニューアル創刊に踏み切った。45号とすると続きのものと思われてしまうかなと考え、101号からはじめることにした。

 まあ当然なんとかなるわけもなく、号を重ねるごとに問題、課題が増え、挫折や諦めもあった。そのすべてがぼく自身の未熟さと感覚の鈍さに起因していることは自分自身で一番よくわかるので、動きが固まることもしばしばだった。そんなときに声をかけてくれる書き手のみなさんの励ましや𠮟咤があったからこそ、今年の一月になんとか125号を刊行することができたわけです。

 125号の特集「高田渡の夜」には岡崎武志さんが企画するイベント「中川フォーク・ジャンボリー」の模様を掲載しています。このイベントは岡崎さんが司会、中川五郎さんをメインに毎回ゲストのミュージシャンを招いてトークとライブを行っている。「高田渡の夜」には高田渡さんのお兄さま二人、高田驍さんと高田烈さん、そしてベルウッド・レーベルを立ち上げた三浦光紀さんをお招きして、主に少年時代から青年期あたりまでの渡さんの話題で大いに盛り上がった。

 時間は通り過ぎるものではなく、積み重なっていくもの、あるいはずーっと続く一連の流れだ。なにかというと「古い」と切り捨てたり、「終わったこと」にしたり、意図的に分断したりするのは本当にもったいないことだと思う。むかしのことをきちんと記録し保存する行為は、いまを生きるための知恵を蓄えることだし、この先どう生きていくのかという問題に関して重要なヒントを探ることなんだと思う。『雲遊天下』を通じてこうした作業を続けることができたら嬉しい。



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季刊雑誌『雲遊天下125 特集◎高田渡の夜』
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千代田図書館企画展示「検閲官-戦前の出版検閲を担った人々の仕事と横顔」

>千代田図書館企画展示「検閲官-戦前の出版検閲を担った人々の仕事と横顔」2017年1月23日~4月22日

千代田区立千代田図書館 企画チーフ 河合郁子


私は、千代田図書館にて、企画展示や講演会を通じたコレクション活用を担当しています。今回は、自著ではありませんが、担当した企画展示についてご案内します。
千代田図書館では、内務省の出版検閲に使用された検閲正本を所蔵しており、それらを『内務省委託本』と呼んでいます。内務省委託本や出版検閲をテーマとした企画展示を開催して、今回で4回目になりました。これまでの展示では、検閲正本にのこされている印やコメントなどから、内務省検閲の制度や検閲基準などを読み取って、ご紹介してきましたが、今回は検閲を行ってきた「人」=「検閲官」がテーマです。

近年、出版検閲に関する研究が進み、制度としての側面は徐々に明らかになってきた一方で、個々の検閲官についての研究はほとんど報告されていません。それは、資料がそもそも少なく、また、彼らがどのような人生を送っていたのか、「出版警察報」などの内部文書からではわからないためです。今回の展示では、新発見の資料とこれまで断片的に存在していた情報をつなぎ合わせることで、検閲官の実像にせまりました。

ご覧になった方からは、「検閲官にスポットをあてた展示は初めてで、とても興味深い」「検閲=悪、と思っていましたが、一人ひとりは良識ある人だったのか・・・。左翼青年、文学青年も携わっていたと知り、今まで画一的な見方をしていたと思いました」などの声をいただいています。

展示制作の過程を少しお話しますと。このような学術的で専門性の高い展示を、区立図書館員だけでは準備できません。実は、「千代田図書館『内務省委託本』研究会」という会があり、出版史や文学の研究者に参加いただいて、継続的に調査・研究を行っているのです。そして、調査・研究の成果を企画展示や講演会などを通じて、皆様にお届けしています。この「検閲官」展示も企画の段階から、研究者と図書館の二人三脚で作られたものなのです。

また、研究会の調査・研究から明らかになった新事実について、様々な切り口から報告する「調査レポート」をこれまでに14号発行してきました。図書館内で配布しているほか、図書館ホームページからはPDFデータをダウンロードいただけますので、遠方の方もぜひご覧ください。戦前の出版検閲についての展示やレポートをきっかけに、現在も様々な国で行われている言論統制にも関心を持っていただけたら幸いです。

chiyoda
企画展示「検閲官-戦前の出版検閲を担った人々の仕事と横顔」について
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20161213-19753/

千代田図書館蔵『内務省委託本』について
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/findbook/naimusho/



naimu
企画展示
検閲官ー戦前の出版検閲を担った人々の仕事と横顔
1月23日(月)~4月22日(金)
詳細はこちら
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20161213-19753/

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kura

『アプリで学ぶくずし字 くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)の使い方』

『アプリで学ぶくずし字 くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)の使い方』

飯倉洋一


 くずし字を読める人を増やしたい、もっと手軽に学習できるようにしたいと思い開発した、スマートフォン・タブレット用の初心者向けのくずし字学習支援アプリ“KuLA”(Kuzushi-ji Leaning Application)をリリースしたのが2016年2月18日。それからほぼ1年を経て本書を刊行できたことは感慨深い。“KuLA”は5万ダウンロード回数を超え、多くのくずし字学習者に支持されている。昨年末のバージョンアップの改良点のひとつとして英語版も出来、国際的くずし字教育に、より貢献できるようになったと思う。「かわいい」「楽しい」と感想を言ってくださる方も多い本書だが、れっきとした科研(挑戦的萌芽研究)の研究成果の一部である。その正式名称は「日本の歴史的典籍に関する国際的教育プログラムの開発」。つまり学術研究を社会還元したものとお考えいただきたい。

 “KuLA”を設計・開発したのは橋本雄太さん。人文情報学という分野を専攻していて、プログラムが書けるSEであるが、くずし字もある程度読める方である。くずし字習得の過程で、どんなことに苦しむかを経験的に知っていることが、学習しやすいアプリを作ることに役立っている。文理融合を体現しているような橋本さんの存在がなければ、“KuLA”の開発は不可能だった。

また、本書12ページから15ページにかけて掲載した「アプリ収録仮名一覧」「アプリ収録漢字一覧」は、国語学を専攻する久田行雄さんをはじめとするスタッフが、江戸の版本(はんぽん)のひらがなの使用字母(じぼ)と漢字を調査し、その出現頻度をデータにとった上で、版本を読んでいくのに最低限必要な文字を厳選したものである。これによって非常に効率的にくずし字学習ができる仕組みである。収録漢字の一覧はアプリでは出来ないので、アプリと合わせて活用していただけると思う。

アプリの「よむ機能」に載せた「しん板(ぱん)なぞなぞ双六(すごろく)」は、実践練習教材だが、なぞなぞを解く楽しみもある。江戸時代のなぞ解きだけに、「心は…」と明かされる答えがピンとこないものもあろうが、アプリで解説しきれなかった。そこで本書では、それを丁寧に解説する注釈を付けた。日本近世文学を専攻する有澤知世さんの執筆である。これもアプリで勉強しながら参照していただきたいコーナーである。
本書に寄せられたエッセイの多くは、科研主催の国際シンポジウムに登壇した方の発表内容と、くずし字教育の実践報告であり、これも研究成果を反映したものである。

このように本来はおカタい内容のはずの成果報告を、楽しい本に仕立ててくれたのは、笠間書院の西内友美さん。アプリのマスコットキャラで、本書でも大活躍する「しみまる」と「しばのすけ」の生みの親でもある。スタッフのおかげで素敵な本が出来て、とても嬉しい。本書がくずし字を学ぶ皆さん、教える皆さんのお役に少しでも立てればと願っている。

●アプリのダウンロードはこちらから(無料)

■iOS版はこちら。
https://itunes.apple.com/jp/app/kuzushi-zi-xue-xi-zhi-yuanapurikula/id1076911000?l=en&mt=8
■Android版はこちら。
https://play.google.com/store/apps/details?id=yuta.hashimoto.kula



kura
『アプリで学ぶくずし字 くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)の使い方』
飯倉洋一編 笠間書院刊 定価:本体800円(税別)好評発売中!
http://kasamashoin.jp/2017/01/kula.html


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2017年1月25日 第219号

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☆INDEX☆
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1.古本屋ツアー・イン・ジャパンの2016年総決算報告
     古本屋ツアーインジャパン 小山力也
2.『貸本マンガと戦後の風景』  高野慎三
3.花森安治装釘集成       みずのわ出版代表 柳原一徳

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━━━━━━━【古本屋ツアー・イン・ジャパン】━━━━━━━



古本屋ツアー・イン・ジャパンの2016年総決算報告


                古本屋ツアーインジャパン 小山力也



2016年は、個人的なことから言えば、「古本屋ツアー・イン・京阪
神」を作るために関西を全力疾走した一年であった。熱く、楽しく、
愉快で、不安で、ギリギリで、過激で、濃密な、古本屋探訪にすべ
てを捧げた、決して忘れられない年であった。そのささやかな奮闘が、
一冊の書き下ろし新刊に形作られたのは、誠に喜ばしいことで、心
の中に古本屋ツーリストの金字塔として、一際大きく輝いている。
だが、古本屋界の動きは、そんな矮小な喜びに溺れ、ホッと一息つ
いていたのをあざ笑うかのように、強い風が吹き抜ける水面のよう
な変転を続けているのである。


続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=3130


小山力也
2008年5月からスタートした、日本全国の古本屋&古本が
売っている場所の、全調査踏破を目指す無謀なブログ『古本屋ツア
ー・イン・ジャパン』管理人。「フォニャルフ」の屋号で古本販売
に従事することも。古本屋に関する著書ばかりを出し続けており、
それらの出版社や形状は違えど、全部を並べたらいつしか“日本古
本屋大全集”となってしまうよう、秘かに画策している。最新刊は
本の雑誌社「古本屋ツアー・イン・京阪神」。

http://furuhonya-tour.seesaa.net/


━━━━━━━━━━【自著を語る(177)】━━━━━━━━━━━



『貸本マンガと戦後の風景』


                       高野慎三



貸本屋向けに限定されたマンガ単行本がいくつもの出版社から刊行
されだしたのは、一九五三年前後だった。ちょうど、朝鮮戦争が休
戦になったころであり、まだまだ戦後の混乱から抜け出せてはいな
かった。
貸本屋は江戸時代から存在したが、五〇年代後半に東京、大阪の大
都市をはじめ、全国津々浦々にまで貸本屋が波及した。

続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=3136


 『貸本マンガと戦後の風景』 高野慎三著
  論創社刊 定価:2500円+税 好評発売中
  http://ronso.co.jp/



━━━━━━━━━━【自著を語る番外編】━━━━━━━━━━

 花森安治装釘集成


                みずのわ出版代表 柳原一徳



 6年越しの懸案となっていた『花森安治装釘集成』が、難産の末、
昨年11月末にこの世に産まれ出た。10月末に校了したのだが、覚悟
していた以上に色校正に手間がかかり、下手なものを出して恥を遺
すよりマシだといって納期を遅らせることにした。奥付記載の発行日
は、日本国憲法の公布記念日11月3日のまま変更しなかった。一昨年
刊行した『書影の森―筑摩書房の装幀1940-2014』(臼田捷治編著、
10,000円+税)の発行日が5月3日憲法記念日でもあり、言論出版に
携わる者として、自公政権打倒の意思を突き付けるという意図もあ
る。日本の憲法は、一字一句たりとて変えてはならない。

続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=3132


 『花森安治装釘集成』
  唐澤平吉・南陀楼綾繁・林哲夫編 みずのわ出版刊 
  定価:8000円+税 好評発売中
  http://d.hatena.ne.jp/mizunowa/



━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━━

展示「検閲官 ―戦前の出版検閲を担った人々の仕事と横顔」
会期:2017年1月23日(月曜日)~4月22日(土曜日)
場所:千代田図書館9階 展示ウォール
主催:千代田区立千代田図書館
https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20161213-19753/


『アプリで学ぶくずし字 くずし字学習支援アプリKuLA(クーラ)の使い方』
飯倉洋一編 笠間書院刊 定価:本体800円(税別)2月中旬刊行予定
http://kasamashoin.jp/2017/01/kula.html

季刊雑誌『雲遊天下125 特集◎高田渡の夜』
ビレッジプレス刊 
定価500円+税 好評発売中
http://www.village-press.net/?pid=112509199


━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━


1月~2月の即売展情報

https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init


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日本の古本屋メールマガジンその219 2017.1.25

【発行】
 東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋事業部」
 東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
 URL  http://www.kosho.or.jp/

【発行者】
 広報部:小野祥之
編集長:藤原栄志郎


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2017年1月10日 第218号

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        古書市&古本まつり 第47号
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━━━━━【1月10日~2月15日までの全国即売展情報】━━━━━

⇒ https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init

立川フロム古書市 

期間:2017/01/05~2017/01/22
場所:立川フロム中武 3Fバッシュルーム 
   東京都立川市曙町二丁目11番2号

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有隣堂藤沢店4階古書フェア(神奈川県) 

期間:2017/01/12~2017/01/25
場所:有隣堂藤沢店4階ミニ催事場 
   神奈川県藤沢市南藤沢2-1-1フジサワ名店ビル7F
URL:http://www.yurindo.co.jp/store/fujisawa/

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第29回 古本浪漫洲 Part1

期間:2017/01/12~2017/01/15
場所:新宿サブナード2丁目広場

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東京愛書会

期間:2017/01/13~2017/01/14
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22
URL:http://aisyokai.blog.fc2.com/

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大均一祭

期間:2017/01/14~2017/01/15
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9

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第29回 古本浪漫洲 Part2

期間:2017/01/16~2017/01/19
場所:新宿サブナード2丁目広場

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第33回 銀座古書の市

期間:2017/01/18~2017/01/23
場所:松屋銀座8階イベントスクエア 中央区銀座3-6-1

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さんちか古書大即売会(兵庫県)

期間:2017/01/19~2017/01/24
場所:神戸三宮さんちか3番街 さんちか大ホール

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第29回 古本浪漫洲 Part3

期間:2017/01/20~2017/01/23
場所:新宿サブナード2丁目広場

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趣味の古書展

期間:2017/01/20~2017/01/21
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22

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吉祥寺パルコの古本市

期間:2017/01/20~2017/02/20
場所:吉祥寺パルコ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5-1

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たにまち月いち古書即売会(大阪府)

期間:2017/01/20~2017/01/22
場所:大阪古書会館 大阪市中央区粉川町4-1

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第29回 古本浪漫洲 Part4

期間:2017/01/24~2017/01/28
場所:新宿サブナード2丁目広場

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浦和宿古本いち(埼玉県)

期間:2017/01/26~2017/01/29
場所:JR浦和駅西口さくら草通り 徒歩5分マツモトキヨシ前

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和洋会古書展

期間:2017/01/27~2017/01/28
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22

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五反田遊古会

期間:2017/01/27~2017/01/28
場所:南部古書会館 品川区東五反田1-4-4 

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倉庫会(名古屋)

期間:2017/01/27~2017/01/29
場所:名古屋古書会館 名古屋市中区千代田5-1-12 
URL:http://ameblo.jp/nagoyakosyo/

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中央線古書展

期間:2017/01/28~2017/01/29
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9

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第29回 古本浪漫洲 Part5(300円均一)

期間:2017/01/29~2017/01/31
場所:新宿サブナード2丁目広場 

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BOOK & A(ブック&エー)

期間:2017/02/02~2017/02/05
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9

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書窓展(マド展)

期間:2017/02/03~2017/02/04
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22

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反町2月新春古書会館展(神奈川県)

期間:2017/02/04~2017/02/05
場所:神奈川古書会館 1階特設会場 横浜市神奈川区反町2-16-10
URL:http://blog.goo.ne.jp/kaikanten2007/

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三省堂書店 池袋本店 古本まつり

期間:2017/02/07~2017/02/13
場所:西武池袋本店別館2階=特設会場(西武ギャラリー)

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第3回古書会館de古本まつり(京都府)

期間:2017/02/10~2017/02/12
場所:京都古書会館3階 京都市中京区高倉通夷川上る福屋町723番地 

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我楽多市(がらくたいち)

期間:2017/02/10~2017/02/11
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22

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杉並書友会

期間:2017/02/11~2017/02/12
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9

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有隣堂センター南駅店古書ワゴンフェア(神奈川県)

期間:2017/02/13~2017/02/22
場所:有隣堂センター南駅店/最寄駅:横浜市営地下鉄 センター南駅
 ※駅構内 市営地下鉄センター南駅の改札を出て直進、右前方。

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日本の古本屋メールマガジンその218 2017.1.10

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 東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
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