阿部謹也 著、平凡社、1981年、223p 図、21cm、1
阿部謹也著、平凡社、1974年初版・1981年10刷、カバー・帯付き。グリムの童話で世界中に知られる「ハーメルンの笛吹き男」伝説——1284年6月26日、ドイツ北部の小都市ハーメルンで130人の子供たちが笛吹き男に連れられて失踪したと伝えられるあの事件は、果たして何だったのか。鼠捕り男のモチーフはなぜ加わったのか。失踪した子供たちはどこへ消えたのか。一橋大学教授・学長を歴任した西洋中世史学者・阿部謹也(1935〜2006年)が、伝説の謎を手がかりにヨーロッパ中世社会の「差別」の問題と人々の心的構造の核に迫った歴史学の名著。1974年に網野善彦・宮田登・塚本学・坪井洋文らとともに日本における中世史ブーム・社会史確立のきっかけとなった記念碑的作品。後に阿部史学の代表作として広く読み継がれ、1988年にちくま文庫化。本書は1974年平凡社初版から版を重ねた1981年10刷の単行本版。装丁の美しさで知られる平凡社版。カバーヤケあり、並本。
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