恋文 キュアで窓ガラスに描いた花吹雪を残し、夜明けに下駄音を響かせアイツは部屋に出ていた。 結婚10年目にして夫に家に出された歳上でしっかり者の妻の戸惑い。を機会に、彼女には初めて心を許せる女友達が出来たが…。
宵待草夜情 大正九年の東京。祭りの夜に、カフェ「入船亭」の女給・照代が殺された。 着物を血に染めて店を出てきたのは、同じ店で働く鈴子。鈴子の恋人・古宮は、彼女が殺したのかと考えるが──。 はかない男女の哀歓を描き、驚きの結末を迎える
私という名の変奏曲 長編推理小説 (Futaba novels)
変調二人羽織(ハルキ文庫れ1-3連城三紀彦傑作推理コレクション)