保阪 正康、新潮社 新潮新書、平成 17年(2005年) 9月5日 8刷、251 p、サイズ(cm)・・・
戦後六十年の間、太平洋戦争は様々に語られ、記されてきた。だが、本当にその全体像を明確に捉えたものがあったといえるだろうか―。旧日本軍の構造から説き起こし、どうして戦争を始めなければならなかったのか、引き起こした“真の黒幕”とは誰だったのか、なぜ無謀な戦いを続けざるをえなかったのか、その実態を炙り出す。単純な善悪二元論を排し、「あの戦争」を歴史の中に位置づける唯一無二の試み。 目次:第1章 旧日本軍のメカニズム(職業軍人への道;一般兵を募る「徴兵制」の仕組み ほか) / 第2章 開戦に至るまでのターニングポイント(発言せざる天皇が怒った「二・二六事件」;坂を転げ落ちるように―「真珠湾」に至るまで) / 第3章 快進撃から泥沼へ(「この戦争はなぜ続けるのか」―二つの決定的敗戦;曖昧な“真ん中”、昭和十八年) / 第4章 敗戦へ―「負け方」の研究(もはやレールに乗って走るだけ;そして天皇が動いた) / 第5章 八月十五日は「終戦記念日」ではない―戦後の日本
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