Karl Korsch(カール・コルシュ)=著、Prolit-Buchvertrieb、1972年、・・・
ペーパーバック
外装に傷み、本体三方に経年による小シミ、前付けにスタンプ押印が有ります。
●内容概要
カール・コルシュによる、未発表またはほとんど知られていない19篇の政治経済・政治理論・歴史理論に関する論考を収めたアンソロジー。
主に1918-19年のドイツ革命(第一次世界大戦末期からワイマール成立まで)とその失敗をめぐる分析で構成され、反資本主義的な視点から、革命の意義・敗因・その後の影響について論じられています。
●目次和訳
1912年
国民経済組織のための社会主義方式
1919年
社会化と労働運動
1920年
実践的社会主義
ロバート・ウィルブラントの「社会主義」
輸出入貿易の即時社会化
1921年
ドイツにおける労働者評議会 政治問題の変化
1922年
ヒューゴ・スタネスのブリュメール
死んだUSPと生きたStinnes
反批判
あらゆる種類のマルクス批評家
1923年
11月労働者政府について
1924年
ドーズとマッケナの報告書の本文
ドーズ報告書の実施と8時間労働を求める闘い
第一インターナショナルのマルクス主義
米国の金インフレ問題
1925年
ヴァルガとマルクスにおける地代理論
E.ヴァルガスの農業問題への貢献
マルクス主義科学の歴史的性格
1926年
価値の社会的現実
ドーズ計画初年度のエージェントによる報告
●著者:カール・コルシュ(Karl Korsch、1886 - 1961)
ドイツの哲学者、マルクス主義理論家。フェビアン協会会員。元ドイツ共産党員。
テューリンゲン州法務大臣を経て、共産党所属の国会議員となりましたが、ソ連を批判したことで共産党を除名され、議員を辞職。
国際主義、平和主義的な社会主義者としてソ連を批判し、反共主義者に転じた。
正統派マルクス主義への批判や哲学的解釈で知られ、その影響はベルトルト・ブレヒト, アルトゥル・ローゼンベルグらや、フランクフルト学派に受け継がれました。
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