第50回記念「明治古典会七夕古書大入札会」について
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日本で唯一の明治~昭和時代の古書オークションです。近代文学初版本・作家原稿・版画など1,200余点が出品され、どなたでも下見をし、代理入札を依頼することが出来ます。下見は、7月3日(金)10:00~18:00、4日(土)10:00~16:00東京古書会館(千代田区神田小川町3-22)で行われます。カラー図版の目録発行。 扱う範囲は広く、近代文学の原稿・書簡・初版本、美術・工芸・写真、映画・趣味、近代歴史資料・地図、錦絵・新版画、更に明治以前の古典籍、古文書、古書画、浮世絵なども含まれます。 下見をして入札したい品があったときは、懇意の「日本の古本屋」加盟店に依頼して下さい。ご自身での入札は出来ません。webで「明治古典会」を検索すると「七夕古書大入札会」出品物を見ることが出来ます。入札は5日(日)に業者間で行われ、入札依頼をされた方には個別の結果が通知されますが、全体の落札価は公表されません。 今年は50回記念ということもあり、芥川龍之介の自筆ノート・油彩画、谷崎潤一郎の『春琴抄』限定3部本、宮澤賢治草稿・資料一括、竹久夢二のスケッチ帖、芳年版画『月百姿』、明治天皇「勅旨」米欧大使岩倉具視宛など優品が集まりました。 「明治古典会」は戦後に東京の古書業者が中心となって結成された業者の市会(同業者間のオークション)ですが、年に1回一般の方も参加出来る七夕古書大入札会を催しております。石川啄木書簡、夏目漱石書簡、坂本龍馬書簡、「五箇条の御誓文」草稿など毎年優品が出ることで有名となりましたが、今年で50回を迎えることになり、今回の出品物も話題を呼んでおります。目録あるいはwebでご覧下さい。
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