鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂。その店主である篠川栞子(しのかわ しおりこ)が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく国民的大ベストセラー、三上延・著「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ。
その実写映画化となる『ビブリア古書堂の事件手帖』が11月1日(木)に公開となります。
◆シリーズ累計680万部突破!国民的大ベストセラー小説の完全映画化!
原作は「本の雑誌」40年間のベスト40【第1位】(2015年「本の雑誌」40周年企画)、年間ベストセラー文庫総合【第1位】(2012年トーハン調べ)など数々の賞を受賞し、日本中から愛される文芸ミステリー小説。2011年に三上延により「ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~」が発行されてから現在7巻のシリーズが刊行し、シリーズ累計680万部の大ベストセラー作品です。古書店を舞台にした本作の実写映画化に際し、東京都古書籍商業協同組合も制作に協力しています。
◆実力派監督のもとに、最高のキャストが集結!
さらに主題歌を担当するのは、今年デビュー40周年を迎えたサザンオールスターズ!
本作でメガホンを執るのは、真摯な目で人間に寄り添う作風で知られ、昨年『幼な子われらに生まれ』(17)で第41回モントリオール世界映画祭コンペティション部門審査員特別賞に輝いた三島有紀子監督。
自身も本好きである人間ドラマの名手が、古い本に込められた人々の思いを丹念に浮かび上がらせます。
そして極度の人見知りだが、驚くべき本の知識と優れた洞察力で古書にまつわる謎を解き明かす、若く美しいビブリア古書堂店主・篠川栞子に、実力派女優・黒木華。
そんな栞子のもとに本を持ち込み、彼女に魅せられて店を手伝うことになる五浦大輔(ごうら だいすけ)を、大ヒット作への出演が続いている野村周平が人間味豊かに演じます。
さらに、漫画専門のネット販売を行う同業者で、栞子たちに関わっていくことになる稲垣に成田凌、大輔の祖母・五浦絹子の若き日に夏帆、絹子に惹かれる小説家志望の田中嘉雄に東出昌大と、現在の日本映画界を牽引する豪華実力派キャスト陣が本作で夢の競演を果たしました。
主題歌は、今年デビュー40周年を迎えたサザンオールスターズの新曲『北鎌倉の思い出』。
桑田佳祐が作詞・作曲した楽曲を原由子の歌声が優しく包み、情緒ある【ビブリア】の世界観を表現します。
◆漱石と、太宰。2冊を結ぶ禁断の秘密とはー? その謎が解き明かされる時、本がつなぐ真実の愛に心揺さぶられる。
50年前に隠された夏目漱石「それから」のサイン本と、現代で狙われる太宰治「晩年」の希少本。この2冊を中心に本作は、ビブリア古書堂を舞台に栞子と大輔が“大切な秘密”を紐解く≪現代のパート≫と、絹子と嘉雄の“知られてはいけない恋”を描く≪過去のパート≫で構成されます。古書から読み解かれる謎の先にあるのは、本は人の思いを受け継ぎ、時間をつなぐのだ―という真実と感動。本に導かれ、《過去》と《今》が交差する極上の感動ミステリーが、ここに誕生しました。
【STORY】
鎌倉の片隅にひそやかに佇む古書店「ビブリア古書堂」。過去の出来事から本が読めなくなった五浦大輔(野村周平)がその店に現れたのには、理由があった。亡き祖母の遺品の中から出てきた、夏目漱石の「それから」に記された著者のサインの真偽を確かめるためだ。磁器のように滑らかな肌と涼やかな瞳が美しい若き店主の篠川栞子(黒木華)は極度の人見知りだったが、」ひとたび本を手にすると、その可憐な唇からとめどなく知識が溢れだす。さらに彼女は、優れた洞察力と驚くべき推理力を秘めていた。栞子はたちどころにサインの謎を解き明かし、この本には祖母が死ぬまで守った秘密が隠されていると指摘する。それが縁となって古書堂で働き始めた大輔に、栞子は太宰治の「晩年」の希少本をめぐって、謎の人物から脅迫されていると打ち明ける。力を合わせてその正体を探り始めた二人は、
やがて知るのであった。漱石と太宰の二冊の本に隠された秘密が、大輔の人生を変える一つの真実につながっていることを―。

原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
出演:黒木華 野村周平/成田凌/夏帆 東出昌大
監督:三島有紀子 脚本:渡部亮平、松井香奈
© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA
主題歌:サザンオールスターズ「北鎌倉の思い出」(タイシタレーベル/ビクターエンタテインメント)
https://biblia-movie.jp/
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