田澤晴子著、ミネルヴァ書房、2018年初版、xii, 309, 6p、22cmA5判ハードカバー
2018年初版:帯あり:定価6,600円:
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本体小口にやや汚れありますが、
書籍本文に異常ありません。
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在庫検索用ワード:本々堂人文・哲学思想関係
【概要】
「大正デモクラシー」の学問といえば
柳田民俗学がその象徴とされてきたが、
吉野作造の明治文化研究も
在野性や反権力性が論じられてきた。
本書では、吉野の「民本主義」論、
東アジア論の全体から
明治文化研究を読みなおし、
その学問の本質を明らかにする。
また柳田の思想をキリスト教精神、
アカデミズム、政治という観点から再検討し、
両者の学問に通じる第一次世界大戦のインパクト、
普遍性への希求という特徴を明らかにする。
[主な目次]
はしがき
序 章 吉野作造と柳田国男の比較研究
第I部 「大正デモクラシー」と宗教精神
第一章 吉野作造における「国体」と「神社問題」——キリスト教精神の普遍化と国家神道批判
第二章 柳田国男における民間「神道」観の成立とキリスト教——「国民倫理」形成と神社合祀政策批判
第三章 柳田国男における「固有信仰」と「世界民俗学」——キリスト教との関連から
第II部 現実の政治認識と学説
第四章 1920年代の柳田と吉野の政治思想——
「共同団結の自治」と「政治的自由」
第五章 「デモクラシー」と「生存権」——
吉野作造と福田徳三との思想的交錯
第六章 「共同団結の自治」実現への模索——
「民俗」の価値および神道政策への提言
第七章 吉野作造の「現代」政治史研究——
政治史講義を中心に
第八章 「郷土研究」とアカデミズム史学——
「神話」研究の再興及び歴史資料論
終 章 「大正デモクラシー」の学問の特徴
補 章 「新しい歴史学」と「我々の文化史学」
注/主要参考文献/あとがき項索引/人名索引
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