流亡と自存 <日本>とは何か問題の長編評論 ◆わたしが内村剛介の仕事にかんしんをもつのは、彼が穿(つらぬき)つづけているロシヤ語の世界と民俗とが、」結句億<妣>(なきはは)なる日本と、西洋成る日本との空隙を埋めるための模索に外ならないとおもえるからである。(吉本隆明) ◆孤になることを恐れ、群がることによってのスターリン批判なるものが、」つまりスタールニズムを支えてきたことである等の私的、そして吉本隆明との中国文化大革命をめぐる往復書簡などに、著者の独自のナロード観が息づいて興味深い。(朝日新聞社) ◆今様”浦島”がロシアという竜宮城の地獄を、私的完成によって再構成した報告書の趣きがある。(文芸)
中上清展 絵画から湧く光 Kiyoshi Nakagami 2冊
ART FIELD 芸術の宇宙誌 04 特集=日本の戦後美術60年
ART FIELD 芸術の宇宙誌 02 特集=映像というメディア
水本修二 Shuji Mizumoto ヒノギャラリー個展カタログ 2冊