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近世後期の大名家格と儀礼の政治史

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
11,550
篠﨑佑太、思文閣出版、2024、368p、A5判
近世後期から幕末期にかけて、「内憂外患」の政治状況下で幕藩関係はいかなる変容を遂げたのか。
本書では、大名家格のひとつである殿席と、御目見などの殿中儀礼との関係を分析することで、その実態を追究する。とくに将軍家ゆかりの諸大名が控える大廊下下之部屋に着目し、同席をめぐって行われる幕府と大名たちとの政治的駆け引き、およびその影響を検討した。
またペリー来航後、大廊下席の諸大名が政治的に急浮上していく過程や、幕府が諸大名をどのように遇したのかを、幕末期に将軍の拠点となる二条城・大坂城での殿中儀礼の具体的な様相とともに明らかにし、「衰微する御威光」の真相を探る。
目次
序 章
第一部 近世後期における大名殿席の展開
第一章 近世中期の幕藩関係と政治交渉―福井藩松平家の家格上昇運動を事例に―
第二章 十八世紀後期における大名家の家格の変化―福岡藩黒田家を事例に―
補 論 寛政期の江戸城殿中と殿席―幕府目付による「御座敷内通路」をめぐって―
第三章 文政・天保期における大名家の家格上昇と集団化―大廊下席大名を中心に―
第四章 嘉永期における御家相続と家格―川越藩松平家を事例に―
第二部 幕末期の幕府政治と大廊下席大名の政治参加
第五章 嘉永期における徳川斉昭「参与」の実態と影響
第六章 安政四年における大廊下席大名の政治動向―「同席会議」の上申書提出をめぐって―
第三部 幕末期の政治と殿中儀礼
第七章 文久の幕政改革と諸大名の政治参加―江戸城登城と「国事周旋」―
第八章 元治元年の二条城―殿中儀礼と幕府政治―
第九章 慶応期大坂城における殿中儀礼
終 章
初出一覧
あとがき
索引

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篠﨑佑太 、思文閣出版 、2024 、368p 、A5判
近世後期から幕末期にかけて、「内憂外患」の政治状況下で幕藩関係はいかなる変容を遂げたのか。 本書では、大名家格のひとつである殿席と、御目見などの殿中儀礼との関係を分析することで、その実態を追究する。とくに将軍家ゆかりの諸大名が控える大廊下下之部屋に着目し、同席をめぐって行われる幕府と大名たちとの政治的駆け引き、およびその影響を検討した。 またペリー来航後、大廊下席の諸大名が政治的に急浮上していく過程や、幕府が諸大名をどのように遇したのかを、幕末期に将軍の拠点となる二条城・大坂城での殿中儀礼の具体的な様相とともに明らかにし、「衰微する御威光」の真相を探る。 目次 序 章 第一部 近世後期における大名殿席の展開 第一章 近世中期の幕藩関係と政治交渉―福井藩松平家の家格上昇運動を事例に― 第二章 十八世紀後期における大名家の家格の変化―福岡藩黒田家を事例に― 補 論 寛政期の江戸城殿中と殿席―幕府目付による「御座敷内通路」をめぐって― 第三章 文政・天保期における大名家の家格上昇と集団化―大廊下席大名を中心に― 第四章 嘉永期における御家相続と家格―川越藩松平家を事例に― 第二部 幕末期の幕府政治と大廊下席大名の政治参加 第五章 嘉永期における徳川斉昭「参与」の実態と影響 第六章 安政四年における大廊下席大名の政治動向―「同席会議」の上申書提出をめぐって― 第三部 幕末期の政治と殿中儀礼 第七章 文久の幕政改革と諸大名の政治参加―江戸城登城と「国事周旋」― 第八章 元治元年の二条城―殿中儀礼と幕府政治― 第九章 慶応期大坂城における殿中儀礼 終 章 初出一覧 あとがき 索引 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

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