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☆INDEX☆
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『東京古書組合百年史』刊行に寄せて 小山力也
1.『出版状況クロニクルⅥ』 小田光雄
2.『日本疫病図説』 畑中章宏
3.『長澤延子全詩集』 福島泰樹
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━━━━━━━━━【『東京古書組合百年史』刊行】━━━━━━
『東京古書組合百年史』 刊行
東京都古書籍商業協同組合は、1920年1月に東京古書籍商組合とし
て創立され、2020年に創立100周年を迎えました。
100周年の記念事業の一環として 2021年8月に『東京古書組合百年史』
を刊行いたします。
本史は、昭和・平成・令和の各時代における古書市場の歴史は
もちろんのこと、当組合が経験してまいりました様々な歴史を
記録として残すことを心がけました。
ぜひ多くの皆様にご覧いただければ幸いです。
・書籍判型:A5上製本
・総 頁 数:696ページ(内、巻頭カラーページ:16ページ)
・定 価:8,000円(税込・送料込)
・申込締切:7月16日(金)17時まで
※本書は、「予約限定販売」となります。
東京古書組合百年史
http://www.kosho.ne.jp/100/index.html
━━━━━━【『東京古書組合百年史』刊行に寄せて】━━━━━
茨の道の古本屋分布図
古本屋ツアー・イン・ジャパン 小山力也
東京古書組合が百年史を編纂し始めたことは、編纂委員のひとり
である、日頃から何かとお世話になっている西荻窪の盛林堂書房さ
んから聞き及んでいた。古本屋好きのマストアイテムとして、大阪
古書籍協同組合『古本屋人生 あんなこと こんなこと』、札幌古書
籍商組合『札幌古書組合八十年史』神奈川県古書籍商業協同組合『
神奈川古書組合三十五年史』などは手に入れていたので、ついに東
京も出すのか!と楽しみにするとともに、長年東京の古本屋さんを
訪ね歩き、古本を買って来た者として、冗談めかしながらも半ば真
剣に「機会があったら何か書かせてよ」とお願いしていた。通常、
組合史は編纂委員と組合員の文章のみで綴られるものである。
続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=7035
古本屋ツアーインジャパン
http://furuhonya-tour.seesaa.net/
━━━━━━━━━━━━【自著を語る(272)】━━━━━━━━
『出版状況クロニクルⅥ』
小田光雄
『出版状況クロニクル』を書き始めたのは2007年からなので、足か
け15年を閲し、現在も書き継がれている。今回の6冊目としての『出
版状況クロニクルⅥ』は2018年から20年までの3年間をトレースして
いることになる。
このような21世紀初頭からの出版状況論を書く端緒となったのは、
1999年刊行の『出版社と書店はいかにして消えていくか』(ぱる出
版、後に論創社)であった。
続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=7030
『出版状況クロニクルⅥ』(2018年1月~2020年12月)
小田光雄著 論創社刊 定価3300円(税込)好評発売中!
https://ronso.co.jp/
━━━━━━━━━━━【自著を語る(270)】━━━━━━━━━
『日本疫病図説』
畑中章宏
いま私たちが脅威にさらされている新型ウイルスによる感染症の
ような疫病、毎年のように列島の各地で発生する水害をはじめとし
た自然災害を合わせて、ここでは「厄災(やくさい)」と呼ぶこと
にする。厄災に際して近世の人々は、まじないに頼り、さまざまな
神仏にすがった。そうして、厄災をめぐる新たな信仰や習俗が生ま
れていった。
続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=7043
『日本疫病図説』 畑中章宏 著
笠間書院刊 定価:1,600円+税 好評発売中!
http://shop.kasamashoin.jp/bd/isbn/9784305709400/
━━━━━━━━━━━【自著を語る番外編】━━━━━━━━━
『長澤延子全詩集』
福島泰樹
敗戦後の1949(昭和24年)6月、17歳の命を断った少女の詩文『友よ
私が死んだからとて』が1960年代後半の叛乱の時代に言葉を与えた。
私は一本のわかい葦だ
傷つくかわりに闘いを知ったのだ
打ちのめされるかわりに打ちのめすことを知ったのだ
雪よ 闘いの最中にこの身に吹きつけようとも
もうすでにおそい
私は限りない闘いの中に
私の墓標をみた
「墓標」と題する詩の一節だ。死の年の一月に書かれている。
この詩が書かれて19年、長澤延子の詩が、学生たちに読まれる
時を迎えたのである。
続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=7061
『長澤延子全詩集』福島泰樹編
皓星社刊 価格 9,000円(+税) 好評発売中!
http://www.libro-koseisha.co.jp/literature_criticism/9784774407364/
━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━
古本屋ツアー・イン・ジャパンの2021年上半期活動報告(仮題)
古本屋ツーリスト 小山力也
http://furuhonya-tour.seesaa.net/
『大宅壮一文庫解体新書 雑誌図書館の全貌とその研究活用』
阪本博志 編 勉誠出版 定価:3,850円 好評発売中!
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=101210
『社史・本の雑誌』 本の雑誌編集部
本の雑誌社 定価6600円(税込) 好評発売中!
https://www.webdoku.jp/kanko/page/4860114574.html
8月号 予告
『書物・印刷・本屋』藤本幸夫編
勉誠出版刊 定価:17,600円
https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=101221
━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━
6月~7月の即売展情報
※新型コロナウイルスの影響により、今後、各地で予定されている
即売展も、中止になる可能性がございます。ご確認ください。
お客様のご理解、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
⇒ https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init
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次回は2021年7月中旬頃発行です。お楽しみに!
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日本の古本屋メールマガジンその325 2021.6.25
【発行】
東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋事業部」
東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
URL http://www.kosho.or.jp/
【発行者】
広報部:志賀浩二
編集長:藤原栄志郎
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