文學界 1997年6月号 第51巻6号;〈第84回文學界新人賞発表〉「最後の息子」吉田修一/〈特別企画:村上春樹『アンダーグラウンド』を読む〉吉田司・井田真木子・後藤正治・佐野眞一・黒沼克史/酒見賢一「分解」/〈新連載小説〉古山高麗雄「フーコン戦記」/高樹のぶ子「透光の樹」/矢作俊彦「ららら科學の子」
セミの追憶 第21回川端康成文学賞受賞作 思い出の従軍慰安婦は今どうしているのか。ビルマ、中国に転戦した遠き日々。一兵卒の日常から、心に感じた人たちとその運命を描く。表題作ほか「チリ紙の住所録」「三流の貧乏」など珠玉の8篇を収録。
プレオー8の夜明け : 古山高麗雄作品選 <講談社文芸文庫> 初版1刷
プレオー8の夜明け : 古山高麗雄作品選 <講談社文芸文庫>
プレオー8の夜明け : 古山高麗雄作品選 <講談社文芸文庫> 2刷
妻の部屋 : 遺作十二篇 貴重な作家を失った。戦争の記憶を終生つむぎ、亡妻、旧友をしのびつつ、自身の年輪をここにしるす。