「チャイナウオッチ矢吹晋著作選集」の検索結果

17件

日中国交正常化50周年記念出版
情報蒐集と分析洞察力は
世界でも有数のチャイナウオッチャー
日中戦争から文化大革命
周恩来、毛沢東の死、天安門事件
激動の中国
市場経済の積極的密輸入と経済が解る朱鎔基の実務力
経済の変化から中国を見る
目次
経済改革に至る背景
　一　経済調整の背景　
　二　経済改革の方向　
　三　孫冶方の経済学　
　四　孫冶方の「スターリン経済学」批判　
　五　毛沢東の人口観
市場経済、その制度設計
　一　中央政府と地方政府　
　二　財政における中央と地方　
　三　市場経済体制の模索　
　四　市場経済圏とパワーエリート
政治改革のカベ、経済改革の加速
　改革の総設計師――猫にネズミをとらせよ　
　泣いて馬謖を斬る――政治改革のカベ　
　最後の闘争――改革の加速
中国市場経済の行方
　なぜいま朱鎔基なのか　
　副総理・経済担当（一九九一～九六年）　
　金融整頓と国有企業改革　
　嵐のなかに立つ中国経済　
　宰相・朱鎔基
ジョヴァンニ・アリギ著『北京のアダム・スミス――21世紀の諸系譜』を読む　　

日中国交正常化50周年記念出版
習近平とは何者か
彼が夢見る世界とは
社会主義をどう進化させる
特別別冊附録入り：矢吹晋著作選集完結記念インタビュー16頁　「見誤るな　直視せよ　中国の真実」
目次
習近平の「プチ毛沢東」化――集団指導制から個人独裁制への鮮やかな転換
習近平の夢
　一　習近平シルクロードの夢　
　二　「党の核心」に大化けした習近平　
　三　当面の展望
習近平二期体制の展望
中国の夢――電脳社会主義の可能性
　一　現実化する電脳社会主義――ビッグデータとデジタル・リヴァイアサン　
　二　電脳社会主義の必然性――テクノファシズムをどう防ぐか　
　三　習近平思想――電脳社会主義の舵手
習近平「一強体制」を構築した中国のゆくえ
　歴史決議の舞台裏を読む――電脳社会主義の青写真　
　日中関係を破壊し日本を滅ぼす新・暴支膺懲国会決議　
　アジア蔑視論と和魂漢才――日本文化の二つの潮流　
　中共二〇回大会の政治局人事と習近平思想
著作選集あとがき
編者あとがき
矢吹晋著作一覧　

日中国交正常化50周年記念出版
目次
日本にとっての台湾の重み――呉濁流の作品が語るもの
戴国輝との交友
チャイメリカ
序に代えて　
　一　チャイメリカと日本
　二　軍事大国中国と日本の安全保障　
　三　深まる米中対話　
　四　日本外交を憂う――日中戦略的互恵関係のために何が必要か
　五　世界恐慌下の米中経済関係　
　六　日中相互不信の原点を探る　大佛次郎論壇賞・服部龍二著『日中国交正常化』の読み方
尖閣問題の核心
　一　尖閣交渉経緯の真相――「棚上げ合意」は存在しなかったか　
　二　尖閣をめぐる日中の見解の対立点　
　三　日米安保条約は尖閣諸島を守る保証となりうるか
尖閣衝突は沖縄返還に始まる
　一　尖閣衝突は沖縄返還に始まる　
　二　占領下沖縄の残存主権とは何か――ダレス方程式の形成と展開　
　三　なぜ尖閣問題か――沖縄返還協定の米上院公聴会　
　四　沖縄国会における尖閣論議
デヴィッド・グレーバー著『負債論――貨幣と暴力の５０００年』が説くパックス・アメリカーナの崩壊
ＱＲコード・５Ｇ・量子――米中覇権の行方　

日中国交正常化50周年記念出版
情報蒐集と分析洞察力は
世界でも有数のチャイナウオッチャー
天安門事件とは一体何だったか
目次
皇帝鄧小平の老い
天安門事件の真相
第一部　天安門事件の政治的プロセス　
　一　中共中央の抗争と民主化運動　
　二　胡耀邦追悼騒動　
　三　「動乱」と「対話」　
　四　百万デモと戒厳令　
　五　趙紫陽のブレーン・トラスト　
　六　戒厳令の発布　
　七　支配体制の回復と運動の自壊　
　八　反革命暴乱の鎮圧過程　
　九　天安門事件の始末と余波　
第二部　天安門事件の軍事的プロセス　
　序　問題の所在と探究の方法　
　一　政治過程への軍隊の動員　
　二　軍隊と学生の対峙段階　
　三　「反革命暴乱」の発生　
　四　武装警察部隊の群衆排除作戦　
　五　解放軍の暴乱鎮圧作戦　
　六　西線――主力北京部隊の奮戦　
　七　東線――瀋陽部隊の苦戦　
　八　南線――済南部隊と空挺部隊の進撃　
　九　北線――二環路で待機した北京部隊　
　一〇　人民への発砲の経緯と責任　
　一一　天安門広場――六月三日深夜～四日早朝　
　一二　天安門事件における死者　
　資料および略称　
朝日新聞『社内報』の伝えた真実と『本紙』の伝えた虚報
天安門事件からソ連八月革命までの保守派vs改革派
序　保守・改革のバランサー鄧小平　
　一　天安門事件前後の保守派vs改革派の構図　
　二　天安門事件以後の秩序再編制　
　三　保守派の圧力――元老・陳雲の場合　
　四　改革派の反撃　
　五　ソ連八月革命の中国に与えた衝撃　
　結び　鄧小平路線の三大矛盾　

日中国交正常化50周年記念出版
新年号を令和と定めた政府は『万葉集』の「梅花の歌」序が典拠だと説明した。即座に『文選』と野次が飛んだ。『紫式部日記』を読むと、一条天皇后彰子に漢籍の個人教授を務めた事実が記録されている。『源氏物語』は「長恨歌」などを換骨奪胎したもので、漢籍という骨格を抜くと、日本が世界に誇るこの物語は成立しない。ここに和魂漢才を駆使した先人たちの努力の成果を読み取れる。隣の大国と一衣帯水の島国日本が二〇〇〇年にわたって独立を堅持しえた秘密はこの巧みな和魂漢才術に隠されていよう。天安門事件当時、日本政府は欧米諸国の対中制裁論を排して、日中関係の発展拡大のために知恵を絞った。日本にとって、隣国の政治・経済的安定こそが国益なのだ、と説いて経済協力を継続した。これは中国経済が市場経済へ飛躍する大きな踏み台となった。今年は不幸な日中戦争に終止符を打って国交を回復して五十年となるが、両国関係は冷え冷えしたものに一変している。一部の中国崩壊論者の願いにもかかわらず、中国はますます豊かになり国防力も増大している。ここに崩壊論に代わって脅威論が登場し、今や空前の賑わいぶりだ。私は田中角栄訪中の前後からチャイナウオッチを自らの仕事としてきたが、〈変わる中国・変わらざる中国〉を複眼で観察し直すために、旧稿を再読してみた。中国という巨龍は、観察者の思惑を遥かに超え宇宙まで飛翔する。そのとき、日本は糸の切れた凧の運命を避けるために何を選ぶべきであろうか。
目次
過渡期の中国とプロレタリア民主主義　大躍進・文化大革命に関する試論
過渡期社会論序説　中国における理論と実践
継続革命と毛沢東思想　上海コミューンの意味するもの
文化大革命
第一部　文化大革命　
　第二部　毛沢東思想の夢と現実　
　第三部　文革の推進者たち、被害者たち　
　結びに代えて　文革の亡霊
皇帝毛沢東と宰相周恩来
中国現代史再考　ロシア革命百年と文革五十年