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☆INDEX☆
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1.ABAJ(日本古書籍商協会)創立50周年記念
ABAJ(日本古書籍商協会)会長 八木 正自
2.『図書週報』復刻の意義と経緯 国立国会図書館 小林 昌樹
3.『作家の原稿料』
お茶の水女子大学文教育学部准教授 谷口 幸代
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━━━━【ABAJ(日本古書籍商協会)創立50周年記念】━━━━━
ABAJ(日本古書籍商協会)創立50周年記念
国際稀覯本フェア ―日本の古書・世界の古書―
ABAJ(日本古書籍商協会)会長 八木 正自
ABAJ(Antiquarian Booksellers Association of Japan)は、東京
オリンピックの年1964年11月に、村口四郎(村口書房)、松村龍一
(松村書店)、酒井宇吉(一誠堂書店)、纐纈宇恵雄(大屋書房)、
新田勇次(雄松堂書店)、阪倉庄三郎(京阪書房)、中尾堅一郎
(中尾松泉堂)、中尾良男(中尾書店)、藤岡健太郎(京都書院)、
新田満夫の東京・京都・大阪の有力古書業者10名によって設立され
ました。
翌年、ILAB(International League of Antiquarian Booksellers、
国際古書籍商連盟)に加盟。
このILABは、1947年にイギリス・フランス・オランダ・デンマーク
・スウェーデンの5か国の古書籍商協会によって発案され、翌年に10
か国の連盟として発足しました。その目的は、世界大戦後でもあり
ましたので、古書籍を通じた世界平和への貢献、業者同士の交流・
相互理解を深めることで、各国間のわだかまりを無くすことにあり
ました。現在では、34か国に及ぶ22協会が加盟し、約1,800社の会員
を擁して、古書籍を通じての業者・研究機関・コレクターとの国際
交流、盗難本の情報交換、4年に一度の書誌学賞の選定・授与など幅
広い活動を続けております。
続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=2028
表記の古書展示即売会が3月5日(木)~7日(土)、東京九段下・ホ
テルグランドパレス2階大宴会場ダイヤモンドルームで行われます
(入場無料)。
当日は、国内有力札幌・東京・京都・大阪・熊本の25社、世界8
か国20社の古書店が出展。この古書展は2~3年に一度催されるも
ので、歴史、文学、思想、美術などの人文系、経済、社会など社会
科学系の資料、古文書、古典籍、古地図、錦絵、書簡、原稿、中国
古刊本、洋古書など、数千円から数千万円のものが展示即売されます。
出品の一部をまとめた古書目録が発行されております。
「国際稀覯本フェア2015 日本の古書 世界の古書」
2015年3月5日(木)~7日(土)開催
会場:東京九段下ホテルグランドパレス
主催:ABAJ(日本古書籍商協会)
http://www.abaj.gr.jp/news/20141101.php
━━━━━━━━━━━【自著を語る番外編】━━━━━━━━━━
『図書週報』復刻の意義と経緯
国立国会図書館 小林 昌樹
古本ずきならば、即売会などで『古本年鑑』(1933~1937年刊)
というフシギな年鑑を目にしたことがあるだろう。古本についての
雑誌記事などが転載されていたり、古書籍商の一覧表があったり、
難読書籍や著者の一覧があったり、古書業者向けなのか、愛書家
(古本ずき)向けなのかよくわからない雑多な情報が満載されている。
これを発行したのは沼津にあった古典社という出版社で、山林地主の
息子だった渡辺太郎(1903~1995?)が経営したものだった。
続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=2033
『図書週報 昭和前期書物趣味ネットワーク誌』
金沢文圃閣刊 全巻揃予価180000円(配本毎分売可)
2月下旬発売予定
━━━━━━━━━━━【自著を語る番外編】━━━━━━━━━━
「『作家の原稿料』刊行に寄せて ―経済事情の夢と現実―」
お茶の水女子大学文教育学部准教授 谷口 幸代
「夢の印税生活」という文筆業への憧れを語る常套句があるが、
では、作家の収入は実際にはどれほどのものなのだろうか。そもそ
も作家が筆一本で生活できるようになるのはいつ頃なのだろうか。
たとえば文豪・夏目漱石は「吾輩は猫である」でいくらの原稿料を
得て、それは漱石にとって生活費だったのか、それとも副収入だっ
たのか。
続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=2037
『作家の原稿料』
浅井清・市古夏生監修/作家の原稿料刊行会編著
2015年2月25日発売予定
定価:9,720円(本体9,000円+税)
http://www.books-yagi.co.jp/pub/
━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━━
『広告写真のモダニズム 写真家・中山岩太と一九三〇年代』
松實 輝彦 著 青弓社刊
定価:3000円+税 好評発売中
http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-7370-3
『ケトル vol.23 辞書と図鑑が大好き!』
太田出版刊 定価900+税 好評発売中
http://www.ohtabooks.com/
━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━
2月~3月の即売展情報
⇒ https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init
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次回は2015年3月中旬頃発行です。お楽しみに!
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日本の古本屋メールマガジンその176 2015.2.25
【発行】
東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋事業部」
東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
URL http://www.kosho.or.jp/
【発行者】
広報部:殿木祐介
編集長:藤原栄志郎
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