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メールマガジン記事 シリーズ古本マニア採集帖

2025年11月25日 第431号

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。.☆.:* その431 11月25日号 *:.☆. 。
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1.「世界の古本街 見て歩き(3)
 ポルトガル・リスボン カルモ古書街編」
能勢 仁(ノセ事務所)
 
2.『植民地時代の古本屋たち[増補新装版]
樺太・台湾・朝鮮・満洲・中華民国--空白の庶民史』をまとめて
沖田信悦(鷹山堂)
 
3.『早く逝きし俳人たち「祈り」としての俳句』『戦争俳句と俳人たち』
『自由律俳句と詩人の俳句』三部作の執筆を終えて
                   樽見博(日本古書通信社)
 
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━━━━━━━━━━━【シリーズ古書の世界】━━━━━━━━━━
「世界の古本街 見て歩き(3)
ポルトガル・リスボン カルモ古書街編」
                      能勢 仁(ノセ事務所) 

 ポルトガルがヨーロッパの最西端にあることはご承知の通りである。
日本人は小学生の時に、社会科の授業でポルトガル人が種子島に漂流した
時に鉄砲を紹介したことを覚えている。

街は長崎に似て坂の多い街であった。違うといえば、その坂道をケーブ
ルカーであったり路面電車が縦横に走っていることである。その車両の綺
麗なこと、お洒落なことである。
観光が主要な外貨獲得なので、観光客を飽きさせない工夫であった。

リスボンの中心地に有名なカルモ教会がある。数世紀前の建物がリスボ
ンを守っている様である。この場所はカルモ坂を登らねば行けない。
勿論路面電車を使って、カルモの街についた。まわりは坂また坂である
その両側に古書街が拡がっていた。道路には手すりがあり、体力をサポー
トしてくれた。

 

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=25326

 

能勢 仁
1933年(昭和8年)千葉市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、高校教師
を経て、多田屋常務取締役、JBB取締役(平安堂FC部門)、アスキー
取締役、太洋社勤務。1996年ノセ事務所設立。主な著書に「明治・大正・
昭和の出版が歩んだ道」(出版メディアパル刊)、「本のことがわかる本
・1~3巻」(ミネルヴァ書房)、「商人の機微」(中央経済社)など30数点。

 

━━━━━━━━━━【自著を語る(349)】━━━━━━━━━━

『植民地時代の古本屋たち[増補新装版]
樺太・台湾・朝鮮・満洲・中華民国--空白の庶民史』をまとめて

沖田信悦(鷹山堂)

本書を生むきっかけは、こぼれ落ちたほんの一滴の好奇心からだった。
わが組合(千葉県古書籍商組合)の先輩が満洲で古本屋をやっていたとい
う小さな情報である。ちょうど千葉県の古本屋のことをまとめ終わるころ
だった。

諸先輩に訊ねても霧はいっこうに晴れず、自分で調べてみようという気持
ちになった。その結果、満洲にとどまらず、朝鮮、台湾、樺太へとのめり
込むこととなった。『彷書月刊』でサワリ的な文章を発表し、さらに
「外地に渡った古本屋たち」の連載を『全古書連ニュース』第385号
(2005年3月10日)から第392号(2006年5月10日)まで続けた。

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=25284

 

沖田信悦(おきた・しんえつ)
1946(昭和21)年、新潟県東蒲原郡鹿瀬町向鹿瀬の昭和電工社宅にて生ま
れる。1964年、県立津川高校(現・阿賀黎明高校)卒業。1969年、明治大
学文学部卒業。現在、船橋市の自宅でインターネット古書店・鷹山堂を経
営。POW研究会会員。1996年3月『千葉県古書籍商組合略史』、1997年10月
『 琥珀色の彼方—鹿瀬町とハーモニカ長屋』刊行。新潟県東蒲原郡郷土誌
『阿賀路』(40集~60集)に昭和電工鹿瀬工場に関する諸作品を発表。
2015年5月『出版流通メディア資料集成(三) 地域古書店年表─明治
大正昭和戦時期の本屋ダイレクトリー』を編集、金沢文圃閣から刊行。
鷹山堂:千葉県船橋市新高根3-5-5 〒274-0814

 

書名:『植民地時代の古本屋たち[増補新装版]
樺太・台湾・朝鮮・満洲・中華民国--空白の庶民史』
著者:沖田信悦
判型・ページ数:A5判・256ページ
価格:3,080円(税込)
ISBN:978-4-909281-73-9
Cコード:0000

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━━━━━━━━━━【自著を語る(350)】━━━━━━━━━━

『早く逝きし俳人たち「祈り」としての俳句』『戦争俳句と俳人たち』
『自由律俳句と詩人の俳句』三部作の執筆を終えて

樽見博(日本古書通信社)

8月20日に『早く逝きし俳人たち 「祈り」としての俳句』が完成し、
版元の文学通信から届いた。これで2014年刊行の『戦争俳句と俳人たち』
(トランスビュー)、2021年の『自由律俳句と詩人の俳句』(文学通信)
と合わせ、ずっと頭の中で考えてきた三部作が完成した。

いずれの本も、私が資料収集に有利な古書業界に身を置くことによって書
くことが出来たものであり、誰かに頼まれた訳ではないが、責任を果たす
つもりで、参加する俳句同人誌『鬣』に連載し、それに加筆する形で本に
してきたものである。

御存知の方もあるかと思うが、私が編集をして来た『日本古書通信』が本
年12月(通巻1157号)で終刊することになった。「責任を果たす」とい
う意味で、古書業界から離れる前に何とかゴール出来て良かったと思って
いる。

 

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=25054

 

書名:『早く逝きし俳人たち 「祈り」としての俳句』
著者:樽見博
発行元:文学通信
判型/ページ数:四六判/304頁
価格:2,970円(税込)
ISBN:978-4-86766-095-9
Cコード:0095

好評発売中!
https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-86766-095-9.html

 

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━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━━━

「世界の古本街 見て歩き(4)」
能勢仁(ノセ事務所)

 

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書名:『古本屋という仕事 スローリーディング宣言!』
著者:澄田喜広(古本よみた屋)
発行元:青弓社
判型/ページ数:四六判  224ページ
価格:2,420円(税込)
ISBN:978-4-7872-9281-0
Cコード:0095

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「『多摩のあゆみ』200号を記念して」(仮)
寄稿者:坂田宏之
発行元:公益財団法人 たましん地域文化財団

公益財団法人 たましん地域文化財団
https://www.tamashinhistory.org

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2025年11月~2025年12月の即売展情報
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日本の古本屋メールマガジン その431 11月25日

【発行】
東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋」事業部
東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
URL  https://www.kosho.or.jp/

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広報部・編集長:藤原栄志郎

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