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メールマガジン記事 日本の古本屋メールマガジン2019

2019年1月25日 第267号

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     。.☆.:* その267・1月25日号 *:.☆. 。
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☆INDEX☆
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1.『江戸の古本屋 近世書肆のしごと』 橋口侯之介
2.「2018年の古ツアをふり返る」
         古本屋ツアーインジャパン 小山力也
3.古本乙女の独り言①       カラサキ・アユミ
4.『紙が語る幕末出版史 『開版指針』から解き明かす』
                      白戸満喜子

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━━━━━━━━━━━【自著を語る(217)】━━━━━━━━━

『江戸の古本屋 近世書肆のしごと』

                橋口 侯之介(誠心堂書店)

 書籍は他の商品と違って消費されて無くなるものでなく、長期に
わたって保存されるところに特徴がある。それも単なる紙として残
るのでなく、内容が伝わる。そこから書物は次世代へ「伝えるべき
もの」という考えが古くからあったのだが、中世まではそれを仲介
する術が十分ではなかった。

続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=4469

『江戸の古本屋 近世書肆のしごと』 橋口侯之介 著
平凡社 本体:3,800円+税  好評発売中!
http://www.heibonsha.co.jp/book/b378065.html

━━━━━━━━━【古本屋ツアーインジャパン】━━━━━━━

古本屋ツアー・イン・ジャパンの2018年総決算報告

            古本屋ツアーインジャパン 小山力也

 2018年は、凶のおみくじを引いたところから始まった、なんだか
長い長い一年であった。しかし今この場で、これを書けているとい
うことは、どうにかこうにか乗り切ったということである。結局は
古本と古本屋さんでもりもり遊ばせてもらった感があるので(まぁ
毎年のことではあるが)、そのおかげで“凶”という悲惨な運命を、
吹き飛ばせたのではなかろう…古本バンザイ!

続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=4474

小山力也
2008年5月からスタートした、日本全国の古本屋&古本が売ってい
る場所の、全調査踏破を目指す無謀なブログ『古本屋ツアー・イン
・ジャパン』管理人。「フォニャルフ」の屋号で古本販売に従事す
ることも。古本屋に関する著書ばかりを出し続けており、それらの
出版社や形状は違えど、全部を並べたらいつしか“日本古本屋大全
集”となってしまうよう、秘かに画策している。最新刊は岡崎武志
氏との共著「青春18きっぷ古本屋への旅」(盛林堂書房)。
「本の雑誌」にて『毎日でも通いたい古本屋さん』連載中。

http://furuhonya-tour.seesaa.net/

『青春18きっぷ古本屋への旅』
著者:岡崎武志×古本屋ツアー・イン・ジャパン
発行元:盛林堂書房 価格:1,500円
http://seirindousyobou.cart.fc2.com/ca6/437/p2-r-s/

━━━━━━━━━━━【古本乙女の独り言①】━━━━━━━━

古本乙女の独り言①
これは無駄使いぢゃない、自分への投資なんだッ

                    カラサキ・アユミ

“いつまでもあると思うな親と金”ということわざは私が苦手とす
るフレーズのひとつだ。それと同時に私の心の罪悪ゾーンに潜在し
ている死なないボスキャラのようなものでもある。こんなに「仰る
とおりです。」と万人に言わしめさせるパワーを持ったフレーズは
他にあるだろうか。だからこそ私はこの一言を目にしたり聞いたり
するだけで、たちまち目に映るもの全てが灰がかった世界のように
なる。

続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=4387

カラサキ・アユミ
https://twitter.com/fuguhugu

━━━━━━━━━━━【自著を語る(218)】━━━━━━━━━

『紙が語る幕末出版史 『開版指針』から解き明かす』

                      白戸満喜子

 大学時代の恩師・内田保廣先生から「国会図書館に『開版指針』
という写本があるのだが、その本の紙が明治期かどうか確認して欲
しい」旨のメールを受け取り、早速現物を調査した。これが『開版
指針』との出逢いである。結果として料紙にパルプ原料は用いられ
ていなかった。これはつまり、明治期以降の紙とは断定できず、江
戸期写本である可能性が充分にあることを示している。神保町のラ
ンチョンで結果報告をすると「じゃあ読んでみようか」と先生がお
っしゃる。

続きはこちら
/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=4451

『紙が語る幕末出版史 『開版指針』から解き明かす』
白戸満喜子 文学通信 定価:本体9,500円(税別)好評発売中
http://bungaku-report.com/about/books.html

━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━

『図書館の日本史』新藤透 著
勉誠出版刊 定価 3,888円 (本体3,600円) 好評発売中
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100962

『日本の漫画本300年』清水勲・猪俣紀子著
ミネルヴァ書房刊 本体2800円+税 好評発売中
http://www.minervashobo.co.jp/book/b377515.html

━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━

1月~2月の即売展情報

https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init

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 次回は2019年2月中旬頃発行です。お楽しみに!
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日本の古本屋メールマガジンその267 2019.1.25

【発行】
 東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋事業部」
 東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
 URL  http://www.kosho.or.jp/

【発行者】
 広報部:二見彰
編集長:藤原栄志郎

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