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メールマガジン記事 日本の古本屋メールマガジン2022

2022年2月25日号 第341号

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     。.☆.:* その341・2月25日号 *:.☆. 。
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☆INDEX☆
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1.周縁(マージナル)、路上(オン・ザ・ロード)から生まれた本たち
                       新宿書房 村山恒夫

2.生誕120年没後30年反町茂雄文庫展を終えて
                   長岡市立中央図書館 井口麻子

3.文京区立森鴎外記念館特別展「写真の中の鴎外 人生を刻む顔」開催中
                文京区立森鴎外記念館 岩佐春奈(司書)
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━━━━━━━━━【自著を語る(287)】━━━━━━━━━━━

周縁(マージナル)、路上(オン・ザ・ロード)から生まれた本たち
                      新宿書房 村山恒夫

 『新宿書房往来記』(港の人)、私の初めての本である。昔から本
ではなく出版社(出版者)そのものが話題になるのは、誕生の発足時
か倒産時といわれてきた。途中経過の本は「創業◯◯年」に刊行され
る社史のたぐいだろう。まして編集者が自社で本を出すことはまずな
い、あるとすれば本人が死んだ後の遺稿集の場合だろう。それはまさ
に「饅頭本(まんじゅうぼん)」だ。

 この本は鎌倉の出版社「港の人」から生まれた。私は2001年から新
宿書房のHPの片隅にコラムを書いてきた。この間、途中で7年間!も
休んだこともあり、実に気の向くままに書き散らしてきた。2019年1月
からほぼ週1回アップを目指すようになり、2020年の3月から始まった
コロナ禍以降も同じペースで書いてきた。本人は〈『週刊村山タイム
ズ』の地方通信局長〉のつもりだ。取り上げるテーマは当然、新宿書
房に関連する本や亡くなった関係者の思い出話が多かった。しかし、
できるだけ新聞などに取り上げられた事象に関連する本の話を書いて
きたつもりだ。

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=8877

『新宿書房往来記』 村山恒夫 著
港の人 定価:2,800円(税別)好評発売中!
https://www.minatonohito.jp/book/401/

━━━━━━━━━【シリーズ 古書の世界】━━━━━━━━━

生誕120年没後30年反町茂雄文庫展を終えて
                長岡市立中央図書館 井口麻子

 長岡の図書館において三大恩人はと聞かれると、大正7年に互尊
文庫を開館し運営資金も含めて寄附した実業家野本恭八郎。空襲で
焼失してしまった互尊文庫の復興を願い昭和23年に再建資金を寄附
した繊維商内藤伝吉。そして昭和51年から図書館の資料の充実に
向けて、数多くの郷土資料を長岡に納めた反町茂雄氏(以下反町)
を挙げている。

 反町は新潟県長岡市出身、東京で古書肆弘文荘を営んだ。古典籍
を多く扱い古書業界の育成だけでなく、大学、図書館、研究機関の
蔵書構築に貢献した。反町が寄附した掛軸・錦絵・古文書などの資
料を中心にした反町茂雄文庫は長岡の図書館を構成する大きな核の
一つである。

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=8484

生誕120年・没後30年 反町茂雄文庫展
https://www.lib.city.nagaoka.niigata.jp/?page_id=672
※文庫展、各イベントは終了しています

●生誕120年・没後30年「反町茂雄文庫展」
 ~伝説の古典籍商がふるさと長岡に贈った郷土資料~
 https://youtu.be/X9NAY0G4PnU

●生誕120年・没後30年「反町茂雄文庫展」関連イベント
 オンライン座談会「古書肆弘文荘 反町茂雄さんの想い出」
https://youtu.be/Kt6joaq65-A

━━━━━━━━━━【プレゼント企画1】━━━━━━━━━━━

生誕120年・没後30年 反町茂雄文庫展の関連イベント
『長岡市史双書を読む会「古書肆弘文荘・反町茂雄と長岡」』で用いられた
テキスト『古書肆弘文荘・反町茂雄と長岡 『反町茂雄文庫目録』第2集(補遺)』を、
抽選で5名様にプレゼント致します。ご応募お待ちしております。

応募申込は下記ページにてお願い致します。
 締切日 2月28日(月)午前10時

https://www.kosho.ne.jp/oubo2022/0225-1.html

━━━━━━━━━【シリーズ 古書の世界】━━━━━━━━━

文京区立森鴎外記念館特別展「写真の中の鴎外 人生を刻む顔」開催中
              文京区立森鴎外記念館 岩佐春奈(司書)

 文京区立森鴎外記念館は、森鴎外生誕150年にあたる2012(平成24)年
に前身・文京区立鴎外記念本郷図書館より建物を改めて開館し、今年開館
10年を迎えます。当館が顕彰している森鴎外は、明治大正に活躍した作家
です。『舞姫』『最後の一句』など、その作品は教科書にも掲載されてい
ます。鴎外は、1862(文久2)年、現在の島根県津和野町に生まれ、1881
(明治14)年、東京大学医学部を卒業、陸軍軍医となり1916(大正5)年
まで勤めます。翌年、帝室博物館総長兼図書頭となり在職のまま、1922
(大正11)年、60歳で亡くなりました。今年生誕160年没後100年を迎えま
した。 記念年を機に、より多くの皆さまに鴎外に親しんで頂きたく大規
模な展示や講演会等の開催を予定しています。1つ目の特別展は「写真の中
の鴎外 人生を刻む顔」と題して開催中です。2022年、鴎外を様々な側面
から紹介していくにあたって、写真をとおして鴎外の顔を覚えていただき、
興味を持っていただきたいと考えました。

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=8834

文京区立森鴎外記念館
特別展「写真の中の鴎外 人生を刻む顔」
会期:2022年1月9日(日)~2022年4月17日(日)
https://moriogai-kinenkan.jp/

━━━━━━━━━━【プレゼント企画2】━━━━━━━━━━━

森鴎外記念館バッジ・シールを抽選で10名様にプレゼント致します。
ご応募お待ちしております。

応募申込は下記ページにてお願い致します。
 締切日 2月28日(月)午前10時

https://www.kosho.ne.jp/oubo2022/0225-2.html

━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━

『第一藝文社をさがして』 早田リツ子 著
夏葉社 定価:2,750円(税込)好評発売中!
http://natsuhasha.com/news/2022119/

『古本スタイル 創刊1号』 書肆よろず屋刊
販売 古書善行堂 600円(税込)好評発売中!
http://zenkohdo.shop-pro.jp/

━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━

2月~3月の即売展情報

※新型コロナウイルスの影響により、今後、各地で予定されている
即売展も、中止になる可能性がございます。ご確認ください。
お客様のご理解、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

⇒ https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init

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日本の古本屋メールマガジン その341・2月25日

【発行】
 東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋事業部」
 東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
 URL  http://www.kosho.or.jp/

【発行者】
 広報部:志賀浩二
 編集長:藤原栄志郎

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