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メールマガジン記事 日本の古本屋メールマガジン2022

2022年5月25日号 第347号

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     。.☆.:* その347・5月25日号 *:.☆. 。
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☆INDEX☆
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1.ポラン書房を撮る 映画『最終頁』について
         中村洸太(映画『最終頁』/監督・撮影・編集)

2.「無駄」を愛するあなたへ贈る本 『地下出版のメディア史』
                大尾侑子(東京経済大学准教授)

3.『近代出版史探索Ⅵ』              小田光雄

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━━━━━━━━━【自著を語る(番外編)】━━━━━━━━━━━

ポラン書房を撮る 映画『最終頁』について
         中村洸太(映画『最終頁』/監督・撮影・編集)

 「自著を語る」の番外編として、私が自主制作したドキュメンタリ
ー映画『最終頁』を紹介させていただきます。

 この映画は、古書店「ポラン書房」の閉店を描く、10分間のドキュ
メンタリーです。ポラン書房は、東京都練馬区の西武池袋線・大泉学
園駅にあった古書店で、2021年2月7日に実店舗営業を終えました(現
在はオンラインで営業中です)。映画は、店主の石田恭介さんが緊張
した面持ちで営業終了の時刻を告げる場面から始まります。そこから
数週間前に遡り、ポラン書房のこれまでの足取り、パンデミック下に
受けた影響と閉店に至るまでの経緯を辿りつつ、石田さんや客たちそ
れぞれの書棚への思いに光を当てています。

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=9425

プロフィール 
中村洸太
1998年東京生まれ。立教大学社会学部在学中に映画サークル「シネマ
トグラフ」に所属し、自主映画を制作。現在は京都大学大学院 人間・
環境学研究科 修士課程に在学し、映画学を専攻している。

映画『最終頁』(短編版・約10分) 中村洸太(監督・撮影・編集)
YouTube: https://youtu.be/L6WrpBzNu5s

━━━━━━━━━【自著を語る(291)】━━━━━━━━━━━

「無駄」を愛するあなたへ贈る本 『地下出版のメディア史』
                大尾侑子(東京経済大学准教授)

■「変態」は現代でもNG?:
 2021年10月、ニュースサイトをスクロールしていると、ある記事が
目に飛び込んできました。“サブカルチャーの聖地”、中野ブロード
ウェイの某店舗が、風営法違反の疑いで警視庁に書類送検されたとい
うのです。事件の詳細や是非はさておき、記事に添えられた写真には、
〈営業禁止区域でアダルトショップを違法営業していた法人等による
風営法違反事件 保安課・中野署〉と書かれた貼り紙のもと、「DVD」
「Blu-ray」「書籍」「ビデオテープ」「レーザーデスク」「写真集」
といった押収品が、段々のテーブルにずらりと並べられていました。
もっとも「猥せつ」らしき部分は付箋で隠され、背表紙も後ろに向け
られています。段々の机にお上品に佇むその姿は、不謹慎にも“三段
飾りの雛人形”さながらで、なんとも滑稽。

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=9409

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■【試し読み】
地下出版のメディア史 高級エロに命をかけた知識人たち(慶應義塾大学出版会note)
https://note.com/keioup/n/n8f18ade3ccca
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『地下出版のメディア史
エロ・グロ、珍書屋、教養主義』 大尾 侑子 著
慶應義塾大学出版会 定価:4,950円(税込)好評発売中!
https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766428032/

━━━━━━━━━【自著を語る(292)】━━━━━━━━━━━

『近代出版史探索Ⅵ』                小田光雄

 論創社の森下紀夫、小田嶋源両氏の全面的なバックアップを受け、
3年余の短い期間で、本探索も六巻目となった。お二人の期待に応え
るためにも、とりあえず十巻をめざし、今しばらく書き続けていくつ
もりだ。

 本探索の目的は各巻の「あとがき」で、様々に述べてきたが、一巻
で既述しておいた「新たな近代出版史の森の造形」はなされつつある
し、姿を見せ始めているといっていいだろう。ただどれだけの読者が
いるのかは定かでないし、書評もまったく出ないに等しいので、少し
ばかり残念ではある。しかしここまで刊行できたわけだから、版元だ
けでなく、書店と図書館の支援、少数ではあっても読者の存在を信じ
たい。

続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=9360

近代出版史探索Ⅵ  小田光雄 著
論創社刊  6000円+税 好評発売中!
https://ronso.co.jp/

━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━

‟ 新たな「体験」と「体感」を創造する ”

「クラシック音楽と日本の歴史」Vol. 1 – The Russian Violin & Piano Duo ~ 歴史‟ Story ”
「ミハイル・グリゴーリエフの物語」
企画・制作・主催 Alacrity Inc.
https://alacrity.jp/

詳しくは、6/24号メルマガでご紹介いたします。
どうぞ、お楽しみに!

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鶴見俊輔 生誕100年記念出版
『日本の地下水──ちいさなメディアから』     鶴見俊輔 著
2022年5月下旬刊行予定 定価2,860円(本体2,600円+税)
四六判・並製、352ページ 発行・発売・ご注文は 編集グループSURE
https://www.groupsure.net/post_item.php?type=books&page=220507chikasui

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『戦時下の少年読物』青木正美著
日本古書通信社刊 
定価1980円(税込み)好評発売中!
https://www.kosho.co.jp/kotsu/

『昭和の古本屋を生きる』青木正美著
日本古書通信社刊 
定価2860円(税込み)好評発売中!
https://www.kosho.co.jp/kotsu/

━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━

5月~6月の即売展情報

※新型コロナウイルスの影響により、今後、各地で予定されている
即売展も、中止になる可能性がございます。ご確認ください。
お客様のご理解、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init

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 次回は2022年6月中旬頃発行です。お楽しみに!
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*☆ 本を売るときは、全古書連加盟の全国の古書店に ☆*
全古書連は全国古書籍商組合連合会(2,200店加盟)の略称です

https://www.kosho.or.jp/buyer/list.php?mode=from_banner

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日本の古本屋メールマガジン その347・5月25日

【発行】
 東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋事業部」
 東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
 URL  http://www.kosho.or.jp/

【発行者】
 広報部:志賀浩二
 編集長:藤原栄志郎

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