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「歴史 知泉書館」の検索結果
117件

「ハイデガーと倫理学」

古書 本々堂
 福岡県福岡市南区大橋
2,300 (送料:¥430~)
岡田紀子 著、知泉書館、2007年初版、295p、23cmA5
著者献呈本です。カバーにやや擦れありますが、
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岡田紀子 著 、知泉書館 、2007年初版 、295p 、23cmA5
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初唐の文学思想と韻律論

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
6,820
古川末喜、知泉書館、2003、416p、A5判
納品までに2週間ほどお時間を頂きます。
618年の唐王朝創建から1世紀に亙る初唐文学の歴史的位相と多様に展開する文学的営為に迫る。
はじめに漢代から六朝への800年におよぶ唐代文学の前史に光を当て,漢代を代表する賦を新たに位置づけ,またこの時期の文学の自覚化についても資料的側面から通説を批判,書簡文学や文学機能論とともに趣味的文学観の周辺にその誕生の鍵を見る。さらに六朝期に著しく発達した中国文学独自な文体分類についても新見解を示す。
文学思想史上,国家形成期の初唐は六朝文学論の圧倒的影響を受けたにもかかわらず,いかに唐代的な萌芽を育んだのか。歴史家たちの文学論や文学史観をとおして,南朝から唐代への過渡期における国家と文学がはらむ時代の陰影を明らかにする。
律詩は中国文学の精華であり初唐に完成するが,中国古典詩の根本テーマ「なぜ五言・七言詩なのか」について,魏晋南北朝にまで視野を広げて韻律論の生成と発展を考察しつつ,中国語の等時拍的性格から古典詩の基層に流れる8音リズムに着眼,五言詩・七言詩が洗練された詩形として成熟していく過程の分析は,本書の白眉ともいうべき著者独自の貢献を示す。
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6,820
古川末喜 、知泉書館 、2003 、416p 、A5判
納品までに2週間ほどお時間を頂きます。 618年の唐王朝創建から1世紀に亙る初唐文学の歴史的位相と多様に展開する文学的営為に迫る。 はじめに漢代から六朝への800年におよぶ唐代文学の前史に光を当て,漢代を代表する賦を新たに位置づけ,またこの時期の文学の自覚化についても資料的側面から通説を批判,書簡文学や文学機能論とともに趣味的文学観の周辺にその誕生の鍵を見る。さらに六朝期に著しく発達した中国文学独自な文体分類についても新見解を示す。 文学思想史上,国家形成期の初唐は六朝文学論の圧倒的影響を受けたにもかかわらず,いかに唐代的な萌芽を育んだのか。歴史家たちの文学論や文学史観をとおして,南朝から唐代への過渡期における国家と文学がはらむ時代の陰影を明らかにする。 律詩は中国文学の精華であり初唐に完成するが,中国古典詩の根本テーマ「なぜ五言・七言詩なのか」について,魏晋南北朝にまで視野を広げて韻律論の生成と発展を考察しつつ,中国語の等時拍的性格から古典詩の基層に流れる8音リズムに着眼,五言詩・七言詩が洗練された詩形として成熟していく過程の分析は,本書の白眉ともいうべき著者独自の貢献を示す。

シリアの悲嘆―キリスト教徒虐殺事件 一八六〇年

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
15,400
若林 啓史 著、知泉書館、2019/08/30、944p、A5
1860年,オスマン帝国統治下にあったシリアの中心都市ダマスクスで発生した宗派抗争事件は,多くの犠牲者と広範囲にわたる商店や家屋,宗教施設の破壊という甚大な被害を出した。この事件は,これまで必ずしも正面から扱われてこなかったが,本書は,事件関係者の回想や記録文書など多くの一次史料を収集し,事件の政治的・外交的側面だけでなく,宗教的・社会的側面にも光を当てる意欲的な研究成果である。

中東におけるキリスト教徒共同体の歴史と性格,イスラーム支配下におけるキリスト教徒の境遇,さらにはオスマン帝国の近代化政策や,欧州列強の角逐と諸教会の関係など,広範な視点から時代背景を解説。その上で著者は,事件に直面した3人のキリスト教徒と3人のイスラーム教徒を選び,人物像や一族の歴史,事件に際してのそれぞれの思考や行動を詳細に分析し,1860年事件の多角的で包括的な解明を試みる。終わりに,事件発生後の顚末をたどり,後世に及ぼした影響をも指摘する。

付録として,未だ写本しかないアラビア語史料の中から重要な二作品を初めて校訂・翻訳し,収録する。

わが国でも知られていないこの事件の全貌を通して,現代の中東をより深く知るためにも,歴史的背景や多くの知見を提供する,示唆に富む書物である。

納入までに3週間ほどかかります。
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15,400
若林 啓史 著 、知泉書館 、2019/08/30 、944p 、A5
1860年,オスマン帝国統治下にあったシリアの中心都市ダマスクスで発生した宗派抗争事件は,多くの犠牲者と広範囲にわたる商店や家屋,宗教施設の破壊という甚大な被害を出した。この事件は,これまで必ずしも正面から扱われてこなかったが,本書は,事件関係者の回想や記録文書など多くの一次史料を収集し,事件の政治的・外交的側面だけでなく,宗教的・社会的側面にも光を当てる意欲的な研究成果である。 中東におけるキリスト教徒共同体の歴史と性格,イスラーム支配下におけるキリスト教徒の境遇,さらにはオスマン帝国の近代化政策や,欧州列強の角逐と諸教会の関係など,広範な視点から時代背景を解説。その上で著者は,事件に直面した3人のキリスト教徒と3人のイスラーム教徒を選び,人物像や一族の歴史,事件に際してのそれぞれの思考や行動を詳細に分析し,1860年事件の多角的で包括的な解明を試みる。終わりに,事件発生後の顚末をたどり,後世に及ぼした影響をも指摘する。 付録として,未だ写本しかないアラビア語史料の中から重要な二作品を初めて校訂・翻訳し,収録する。 わが国でも知られていないこの事件の全貌を通して,現代の中東をより深く知るためにも,歴史的背景や多くの知見を提供する,示唆に富む書物である。 納入までに3週間ほどかかります。

オットー朝年代記

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
メールゼブルクのティートマル 著 三佐川 亮宏 訳注、知泉書館、2021、840p、A5判
EUの歴史的原型として位置づけられる10世紀のヨーロッパ。しかしそれを今に伝える史料は乏しい。本書は,ドイツ,オットー朝期(919-1024)の四大叙述史料の一つを詳細な訳注とともに提供する。
包括的に描かれるのは,著者ティートマルが自ら管轄するメールゼブルク司教教会の歴史と,オットー朝の5代にわたる歴代国王・皇帝の歴史である。特に10世紀末オットー3世から11世紀初頭ハインリヒ2世の統治に関する記述は唯一無二の同時代史料として価値が高い。東方のスラヴ系諸民族のキリスト教化を任務として設置された司教座ゆえに,ポーランド大公ボレスワフとの15年に及ぶ戦役を詳述,またスラヴ人のアニミズム信仰や社会構成に関して克明にかつ冷静に叙述される。奇蹟,予言,幻視,悪霊,亡霊など,キリスト教と異教との間の宗教史・文化史的証言や,決闘裁判など社会制度の一端をも垣間見せる。
さらに本書は,ティートマル個人の親族や友人および自分自身の救済への願いと,後世への教訓を込めた記録でもある。折々に表明される彼の敬虔な信仰心,家族や友人への情愛,生と死に苦悶する感情の発露,そして厳しい自己批判の言葉は,千年の時空を越え今日のわれわれにも深い共感を呼び起こす。
明快な訳文と丁寧な注,解説や索引により,読者は個々にテーマを発見し,関心を深められるであろう。西洋中世史研究の基礎を築く意義深い業績である。
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12,100
メールゼブルクのティートマル 著 三佐川 亮宏 訳注 、知泉書館 、2021 、840p 、A5判
EUの歴史的原型として位置づけられる10世紀のヨーロッパ。しかしそれを今に伝える史料は乏しい。本書は,ドイツ,オットー朝期(919-1024)の四大叙述史料の一つを詳細な訳注とともに提供する。 包括的に描かれるのは,著者ティートマルが自ら管轄するメールゼブルク司教教会の歴史と,オットー朝の5代にわたる歴代国王・皇帝の歴史である。特に10世紀末オットー3世から11世紀初頭ハインリヒ2世の統治に関する記述は唯一無二の同時代史料として価値が高い。東方のスラヴ系諸民族のキリスト教化を任務として設置された司教座ゆえに,ポーランド大公ボレスワフとの15年に及ぶ戦役を詳述,またスラヴ人のアニミズム信仰や社会構成に関して克明にかつ冷静に叙述される。奇蹟,予言,幻視,悪霊,亡霊など,キリスト教と異教との間の宗教史・文化史的証言や,決闘裁判など社会制度の一端をも垣間見せる。 さらに本書は,ティートマル個人の親族や友人および自分自身の救済への願いと,後世への教訓を込めた記録でもある。折々に表明される彼の敬虔な信仰心,家族や友人への情愛,生と死に苦悶する感情の発露,そして厳しい自己批判の言葉は,千年の時空を越え今日のわれわれにも深い共感を呼び起こす。 明快な訳文と丁寧な注,解説や索引により,読者は個々にテーマを発見し,関心を深められるであろう。西洋中世史研究の基礎を築く意義深い業績である。

欧陽脩: 11世紀のユマニスト  知泉学術叢書 17

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,620
劉子健 著、小林義廣 訳、知泉書館
唐宋八大家のひとり欧陽脩(1007-72)は,今日に至るまで,古典学(経学)者,歴史家,考古学者,政治家,政治理論家,とりわけ古文の文筆家,詩人として多くの名高い業績を残してきた。
中国では唐代(618-907)の半ばから宋代(960-1279)にかけて中国史上で大きな転換期を迎える。貨幣経済の深化,交易の展開,印刷術の発達をはじめ,貴族支配から官僚統治への発展により,大きな社会的影響が波及した。それに伴い学術(経学)から文芸に至る広い分野で革新が生じ,その運動の一翼を担ったのが欧陽脩であった。科挙で活用される定型的な文体から古文の復興を主唱し,伝統的な儒学を一新して新儒学の構想を展開しつつ,新たな政治改革「慶暦の新政」を試みたが失敗し左遷された。後に宮廷に復帰し,着実な改革を生涯にわたり実践し,王安石の新法や朱熹による道学・理学への道を開いた。
本書は,戦後アメリカで活躍した代表的歴史家である著者が,欧陽脩の人生と著作活動の全体像を西洋の読者に分かりやすく提示した定評の概説書である。宋代以降,一千年の長きにわたり中国史に脈々と流れる伝統の源泉として,唐宋変革期の実相に迫る上で,本書の叙述は読者に新たな示唆を与えよう。英語から日本語に訳される詩文も相まって,傑出した文人・ユマニストの活き活きとした全貌が開かれる。

お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
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劉子健 著、小林義廣 訳 、知泉書館
唐宋八大家のひとり欧陽脩(1007-72)は,今日に至るまで,古典学(経学)者,歴史家,考古学者,政治家,政治理論家,とりわけ古文の文筆家,詩人として多くの名高い業績を残してきた。 中国では唐代(618-907)の半ばから宋代(960-1279)にかけて中国史上で大きな転換期を迎える。貨幣経済の深化,交易の展開,印刷術の発達をはじめ,貴族支配から官僚統治への発展により,大きな社会的影響が波及した。それに伴い学術(経学)から文芸に至る広い分野で革新が生じ,その運動の一翼を担ったのが欧陽脩であった。科挙で活用される定型的な文体から古文の復興を主唱し,伝統的な儒学を一新して新儒学の構想を展開しつつ,新たな政治改革「慶暦の新政」を試みたが失敗し左遷された。後に宮廷に復帰し,着実な改革を生涯にわたり実践し,王安石の新法や朱熹による道学・理学への道を開いた。 本書は,戦後アメリカで活躍した代表的歴史家である著者が,欧陽脩の人生と著作活動の全体像を西洋の読者に分かりやすく提示した定評の概説書である。宋代以降,一千年の長きにわたり中国史に脈々と流れる伝統の源泉として,唐宋変革期の実相に迫る上で,本書の叙述は読者に新たな示唆を与えよう。英語から日本語に訳される詩文も相まって,傑出した文人・ユマニストの活き活きとした全貌が開かれる。 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

書のひととき 中国書道史漫歩

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,970
辻井京雲 著、知泉書館、2025、524p、46判
かたちと意味を合わせて表現する造形芸術である書道は,どのように生まれ,移り変わり,発展してきたのか。
本書は,書道家であり研究者でもある著者が,中国学の幅広い教養を背景に,出土資料や伝世作品を取り上げて,中国書道史を軽妙な語り口で描く150の物語である。
殷時代の甲骨や青銅器に刻まれた記号から始まり,秦の始皇帝による文字統一と標準書体の制定,木簡・竹簡・帛書から画期的な紙の登場に至る用具と書体の変遷,書聖と謳われた王羲之の名品の数々,北方騎馬民族の石碑に残る漢字への憧れの痕跡など,唐代までを対象に,新たな知見を書道史に吹き込む。
大英博物館や故宮博物院など各地において出土資料の実見や簡牘資料の研究を行いつつ,時にゴビ砂漠や敦煌へ直接パジェロを飛ばし,楼蘭に想いを馳せて,著者は文字を残した人物の経歴や書かれた歴史的経緯をも俎上に載せる。手本を写した肉筆文字の様相,筆の形状までをも見すえた論述には,書家としての鑑賞眼がきらりと光る。
漢字の成り立ち,文字の歴史を繙き,人間にとり記録とは何かを問いかける,刺激に満ちた中国書道史への招待。
今では貴重となった現地調査の図版資料も多く収録する。
目次
凡例
序(辻井 樹)
第一章 先秦
第二章 秦漢
第三章 三国・晋・五胡十六国
第四章 南北朝
第五章 隋唐
解題(下田章平)
  図版出典一覧
  索引

納入までに3週間ほどかかります。
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2,970
辻井京雲 著 、知泉書館 、2025 、524p 、46判
かたちと意味を合わせて表現する造形芸術である書道は,どのように生まれ,移り変わり,発展してきたのか。 本書は,書道家であり研究者でもある著者が,中国学の幅広い教養を背景に,出土資料や伝世作品を取り上げて,中国書道史を軽妙な語り口で描く150の物語である。 殷時代の甲骨や青銅器に刻まれた記号から始まり,秦の始皇帝による文字統一と標準書体の制定,木簡・竹簡・帛書から画期的な紙の登場に至る用具と書体の変遷,書聖と謳われた王羲之の名品の数々,北方騎馬民族の石碑に残る漢字への憧れの痕跡など,唐代までを対象に,新たな知見を書道史に吹き込む。 大英博物館や故宮博物院など各地において出土資料の実見や簡牘資料の研究を行いつつ,時にゴビ砂漠や敦煌へ直接パジェロを飛ばし,楼蘭に想いを馳せて,著者は文字を残した人物の経歴や書かれた歴史的経緯をも俎上に載せる。手本を写した肉筆文字の様相,筆の形状までをも見すえた論述には,書家としての鑑賞眼がきらりと光る。 漢字の成り立ち,文字の歴史を繙き,人間にとり記録とは何かを問いかける,刺激に満ちた中国書道史への招待。 今では貴重となった現地調査の図版資料も多く収録する。 目次 凡例 序(辻井 樹) 第一章 先秦 第二章 秦漢 第三章 三国・晋・五胡十六国 第四章 南北朝 第五章 隋唐 解題(下田章平)   図版出典一覧   索引 納入までに3週間ほどかかります。

ことばが紡ぎ出されるとき 声とテクストのあいだ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
岩波 敦子 編、知泉書館、2026年02月、284p、菊判
「ことば」とは何か。「ことば」は単なる情報伝達の手段ではなく,身体に根ざし,時間の中で生成・消滅し,記憶と集団的連帯を形づくる。語られる声の刹那性と,テクストによる固定化・反復可能性との緊張関係をはらみ,我々の意識に刻まれ,魂の在り方に深く関わる。
本書は,哲学,神学,文学,歴史学,言語学,美術史など分野横断的な知を結集し,古典古代から現代に至るヨーロッパ,イスラーム,ビザンツ世界を中心に,ことばが文化の諸形態において果たしてきた創造的営為を,多角的な視座から検討する共同研究の成果である。
第Ⅰ部では,聖霊論や言語思想を通じて,声が時間的世界に刻印される在り方と,神的なものを伝達する思想的可能性を探究する。第Ⅱ部では,神の語りかけと応答をめぐる聖書解釈やイスラーム美術の銘文を扱い,神と人をつなぐメディアについて論じる。第Ⅲ部では,説教や教化文学を取り上げ,声とテクストが錯綜しながら人々を教え導く言語行為の歴史的展開を描き出す。第Ⅳ部では,儀礼や誓いにおける身体化されたことばが,社会的秩序と紐帯を現前化する力を有していたことを明らかにし,ことばの呪縛力をも考察する。
テクスト論,認識論,表象論,思想史,文化史など多元的なアプローチによる10章の論稿は,有機的に連関し,互いに響き合いながら,ことばの身体性・社会性・歴史性を解き明かしていく。言語文化研究に新たな地平を拓く,刺激に満ちた一冊である。

目次

はじめに
第Ⅰ部 声の刻印とことば
第Ⅱ部 神の語りかけとテクスト/表象
第Ⅲ部 教え導くことばとテクスト
第Ⅳ部 響き合うことばと儀礼
あとがき

納入までに3週間ほどかかります。
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3,850
岩波 敦子 編 、知泉書館 、2026年02月 、284p 、菊判
「ことば」とは何か。「ことば」は単なる情報伝達の手段ではなく,身体に根ざし,時間の中で生成・消滅し,記憶と集団的連帯を形づくる。語られる声の刹那性と,テクストによる固定化・反復可能性との緊張関係をはらみ,我々の意識に刻まれ,魂の在り方に深く関わる。 本書は,哲学,神学,文学,歴史学,言語学,美術史など分野横断的な知を結集し,古典古代から現代に至るヨーロッパ,イスラーム,ビザンツ世界を中心に,ことばが文化の諸形態において果たしてきた創造的営為を,多角的な視座から検討する共同研究の成果である。 第Ⅰ部では,聖霊論や言語思想を通じて,声が時間的世界に刻印される在り方と,神的なものを伝達する思想的可能性を探究する。第Ⅱ部では,神の語りかけと応答をめぐる聖書解釈やイスラーム美術の銘文を扱い,神と人をつなぐメディアについて論じる。第Ⅲ部では,説教や教化文学を取り上げ,声とテクストが錯綜しながら人々を教え導く言語行為の歴史的展開を描き出す。第Ⅳ部では,儀礼や誓いにおける身体化されたことばが,社会的秩序と紐帯を現前化する力を有していたことを明らかにし,ことばの呪縛力をも考察する。 テクスト論,認識論,表象論,思想史,文化史など多元的なアプローチによる10章の論稿は,有機的に連関し,互いに響き合いながら,ことばの身体性・社会性・歴史性を解き明かしていく。言語文化研究に新たな地平を拓く,刺激に満ちた一冊である。 目次 はじめに 第Ⅰ部 声の刻印とことば 第Ⅱ部 神の語りかけとテクスト/表象 第Ⅲ部 教え導くことばとテクスト 第Ⅳ部 響き合うことばと儀礼 あとがき 納入までに3週間ほどかかります。

六朝論語注釈史の研究

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,350
高橋 均、知泉書館、2022、646p、A5判
『論語』の研究、すなわち注釈は漢代から始まり、その成果は魏の何晏(190-249)『論語集解』にまとめられ、また300年後にはそれらも含め新たな研究を集約した梁の皇侃(488-545)『論語義疏』が作られた。両注釈は南宋の朱熹の新注に対し古注と呼ばれた。ところが、『論語集解』から『論語義疏』に至る六朝期は注釈書が散逸し、ほとんど研究されてこなかった。
著者は長年従事してきた皇侃『義疏』の研究成果に基づき、この300年間の論語注釈史を『義疏』の精査により明らかにする。皇侃は、何晏『集解』によりながらも、その解釈の一義性に疑問を抱き、自らの『義疏』では多義性を重んじて、『集解』以後の論語説を可能な限り網羅的に採り上げ、『集解』に基づく解釈である「本解」と、それとは異なる解釈「別解」とによって構成した。
著者は、その中から六朝時代の論語注釈家39人を選び出し,魏、晋、宋、斉、梁、および生没年不明の注釈家に分けて時代順に配列し、注釈家の履歴、その論語説の紹介と検討、さらに問題点の指摘を行う。日常的な言葉による注釈や、その語句の生まれた社会的歴史的状況を考慮して論じる注釈など、多様な注釈が列挙され分析される。最後に資料編では、各論語説の原文を整理・対校した上で掲載し、基礎資料を提供する。
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9,350
高橋 均 、知泉書館 、2022 、646p 、A5判
『論語』の研究、すなわち注釈は漢代から始まり、その成果は魏の何晏(190-249)『論語集解』にまとめられ、また300年後にはそれらも含め新たな研究を集約した梁の皇侃(488-545)『論語義疏』が作られた。両注釈は南宋の朱熹の新注に対し古注と呼ばれた。ところが、『論語集解』から『論語義疏』に至る六朝期は注釈書が散逸し、ほとんど研究されてこなかった。 著者は長年従事してきた皇侃『義疏』の研究成果に基づき、この300年間の論語注釈史を『義疏』の精査により明らかにする。皇侃は、何晏『集解』によりながらも、その解釈の一義性に疑問を抱き、自らの『義疏』では多義性を重んじて、『集解』以後の論語説を可能な限り網羅的に採り上げ、『集解』に基づく解釈である「本解」と、それとは異なる解釈「別解」とによって構成した。 著者は、その中から六朝時代の論語注釈家39人を選び出し,魏、晋、宋、斉、梁、および生没年不明の注釈家に分けて時代順に配列し、注釈家の履歴、その論語説の紹介と検討、さらに問題点の指摘を行う。日常的な言葉による注釈や、その語句の生まれた社会的歴史的状況を考慮して論じる注釈など、多様な注釈が列挙され分析される。最後に資料編では、各論語説の原文を整理・対校した上で掲載し、基礎資料を提供する。

詩人と音楽 記録された唐代の音

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,500
中 純子、知泉書館、2008、290p、A5判
本書は中唐の詩人白居易の詩と音楽の結びつきに焦点をあて,詩人が音楽をどのように詩に写し取り,それらの詩がいかに伝承され,唐代音楽史の重要な資料として後世に広く利用されたかを多様な視点から考察した本格的業績である。
詩人の音に対する鋭敏さとこだわりは,何よりも聴覚の快楽を生涯にわたり追求させることになった。若き日の長安にはじまり江州,忠州から杭州,蘇州,そして晩年を過ごした洛陽など各地でのさまざまな音との出合いをいかに詩作に盛り込み,独自の詩境を切り開いたか。
白居易は自ら七弦琴を奏で各地の音楽を楽しみ,さらに音楽に合わせて歌詞をつける填詞の先駆的な作者として活躍した。彼の作品は中国のみならず同時代の朝鮮・日本にも広く伝承されたが,作品が必ずしも正確に伝わらず,偽作が横行した。詩人は自分の詩を自ら編纂して序文を付し,幾つかの寺に保管をゆだね,作者の真意が後世に伝わることを期した。
著者は詩篇に表れる音楽がどのように音楽文化を語り,詩と音楽がいかに伝播して,歴史的資料として定着したかその実態を吟味し,全体像に迫る。

お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
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5,500
中 純子 、知泉書館 、2008 、290p 、A5判
本書は中唐の詩人白居易の詩と音楽の結びつきに焦点をあて,詩人が音楽をどのように詩に写し取り,それらの詩がいかに伝承され,唐代音楽史の重要な資料として後世に広く利用されたかを多様な視点から考察した本格的業績である。 詩人の音に対する鋭敏さとこだわりは,何よりも聴覚の快楽を生涯にわたり追求させることになった。若き日の長安にはじまり江州,忠州から杭州,蘇州,そして晩年を過ごした洛陽など各地でのさまざまな音との出合いをいかに詩作に盛り込み,独自の詩境を切り開いたか。 白居易は自ら七弦琴を奏で各地の音楽を楽しみ,さらに音楽に合わせて歌詞をつける填詞の先駆的な作者として活躍した。彼の作品は中国のみならず同時代の朝鮮・日本にも広く伝承されたが,作品が必ずしも正確に伝わらず,偽作が横行した。詩人は自分の詩を自ら編纂して序文を付し,幾つかの寺に保管をゆだね,作者の真意が後世に伝わることを期した。 著者は詩篇に表れる音楽がどのように音楽文化を語り,詩と音楽がいかに伝播して,歴史的資料として定着したかその実態を吟味し,全体像に迫る。 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

戴震と中国近代哲学 漢学から哲学へ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
7,480
石井 剛、知泉書館、2014、464p、A5判
清代考証学の集大成者戴震はカントと同じ1724年に生まれた。20世紀に入り西洋の影響を受けて中国固有の知の体系は急速に再編され,戴震は中国近代哲学の萌芽的存在として注目される。彼は経学者でとりわけ算学や音韻訓詁学に長じていた。当時は文献学的実証研究の考証学が学術史上で最も隆盛な時代であった。そこでなぜ〈戴震の哲学〉が強い影響力を持ち得たのか。そこには中国における哲学をどう理解し構想するかという実践的課題が凝縮していた。
清代末期から民国初期に〈戴震の哲学〉が中国の近代哲学を語る上で最も哲学的なテキストであり中心的トピックになったのはなぜか。さらには〈戴震の哲学〉構築のプロセスで捨象された様々な知の中にこそ,開かれた可能性の種子があったのではないか。ここに著者の主要な関心がある。
Ⅰ部では1900年前後の王国維や梁啓超の哲学観と,民族革命の理論的支柱である章炳麟と劉師培の戴震像を通して,〈戴震の哲学〉の確立以前の戴震論を考察する。
Ⅱ部では梁啓超と胡適が新文化運動を背景に確立した〈戴震の哲学〉像の特徴を分析し,同時に彼の哲学の内在的論理を抽出して,戴震の思想が西洋の影響なしにはあり得なかったことを明らかにする。
Ⅲ部では劉師培の歴史哲学構想と章炳麟の政治哲学・言語哲学が,戴震をはじめ清代漢学からの栄養により形成されたことが示される。ここに中国近代哲学の実相を解明する。
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7,480
石井 剛 、知泉書館 、2014 、464p 、A5判
清代考証学の集大成者戴震はカントと同じ1724年に生まれた。20世紀に入り西洋の影響を受けて中国固有の知の体系は急速に再編され,戴震は中国近代哲学の萌芽的存在として注目される。彼は経学者でとりわけ算学や音韻訓詁学に長じていた。当時は文献学的実証研究の考証学が学術史上で最も隆盛な時代であった。そこでなぜ〈戴震の哲学〉が強い影響力を持ち得たのか。そこには中国における哲学をどう理解し構想するかという実践的課題が凝縮していた。 清代末期から民国初期に〈戴震の哲学〉が中国の近代哲学を語る上で最も哲学的なテキストであり中心的トピックになったのはなぜか。さらには〈戴震の哲学〉構築のプロセスで捨象された様々な知の中にこそ,開かれた可能性の種子があったのではないか。ここに著者の主要な関心がある。 Ⅰ部では1900年前後の王国維や梁啓超の哲学観と,民族革命の理論的支柱である章炳麟と劉師培の戴震像を通して,〈戴震の哲学〉の確立以前の戴震論を考察する。 Ⅱ部では梁啓超と胡適が新文化運動を背景に確立した〈戴震の哲学〉像の特徴を分析し,同時に彼の哲学の内在的論理を抽出して,戴震の思想が西洋の影響なしにはあり得なかったことを明らかにする。 Ⅲ部では劉師培の歴史哲学構想と章炳麟の政治哲学・言語哲学が,戴震をはじめ清代漢学からの栄養により形成されたことが示される。ここに中国近代哲学の実相を解明する。

カンタベリーのアンセルムス 風景の中の肖像

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
リチャード・ウィリアム・サザーン(著), 矢内義顕(訳)、知泉書館、2015/03/25、776p、・・・
西ヨーロッパの形成と発展を論じた『中世の形成』,中世の教会と社会との関係を叙述した『西欧中世の社会と教会』,さらに8世紀から15世紀に至るヨーロッパのイスラム理解に関する『ヨーロッパとイスラム世界』など,ヨーロッパの中世史研究を代表するR.W.サザーン(1912-2001)が,半世紀以上にわたるアンセルムス研究を集大成した画期的作品である。
『アンセルムス伝』を執筆した弟子のエアドメルスをはじめ,祈りと瞑想の修道生活を共にした親密な友人たちに囲まれて生きたアンセルムス(1033-1109)という希有な人格の肖像を,文学的な香りを湛えて見事に描いた歴史叙述の典型的作品である。修道士,神学者,大司教としてだけではない「ひとりの人間」として彼を理解するためには,教会の政治やこの世の政治に対する態度ばかりでなく,彼の「祈?」と「瞑想」,自由と贖罪に関する正確な認識が必要となる。
著者サザーンは主要な著作のみならず多岐にわたる書簡群を考察することにより,友愛に関する彼の理想と実践,修道生活の内部あるいはその境界にいる人々との関係,そして宗教的理想への変わらぬ情熱を,11世紀の移り変わる風景の中で捉えている。時代を越えてアンセルムスと読者を結びつける必読の書。

納入までに3週間ほどかかります。
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12,100
リチャード・ウィリアム・サザーン(著), 矢内義顕(訳) 、知泉書館 、2015/03/25 、776p 、A5
西ヨーロッパの形成と発展を論じた『中世の形成』,中世の教会と社会との関係を叙述した『西欧中世の社会と教会』,さらに8世紀から15世紀に至るヨーロッパのイスラム理解に関する『ヨーロッパとイスラム世界』など,ヨーロッパの中世史研究を代表するR.W.サザーン(1912-2001)が,半世紀以上にわたるアンセルムス研究を集大成した画期的作品である。 『アンセルムス伝』を執筆した弟子のエアドメルスをはじめ,祈りと瞑想の修道生活を共にした親密な友人たちに囲まれて生きたアンセルムス(1033-1109)という希有な人格の肖像を,文学的な香りを湛えて見事に描いた歴史叙述の典型的作品である。修道士,神学者,大司教としてだけではない「ひとりの人間」として彼を理解するためには,教会の政治やこの世の政治に対する態度ばかりでなく,彼の「祈?」と「瞑想」,自由と贖罪に関する正確な認識が必要となる。 著者サザーンは主要な著作のみならず多岐にわたる書簡群を考察することにより,友愛に関する彼の理想と実践,修道生活の内部あるいはその境界にいる人々との関係,そして宗教的理想への変わらぬ情熱を,11世紀の移り変わる風景の中で捉えている。時代を越えてアンセルムスと読者を結びつける必読の書。 納入までに3週間ほどかかります。

唐代小説「板橋三娘子」考 西と東の変驢変馬譚のなかで

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,020
岡田 充博、知泉書館、2012、704p、A5判
河南省の板橋店で小さな宿屋を営む女将の三娘子は客に焼餅を食べさせ驢馬に変える妖術を使っていた。それを知った旅人が女将を騙し驢馬に変えて酷使するという唐代の怪異譚「板橋三娘子」について,その原話から成立の背景,伝播と変遷の実態を,広範な資料を渉猟し総合的に考察した画期的な業績である。
物語の原話をヨーロッパから西アジア,インドに求め,インドの古代説話にその源を見出す。それは西に伝わって『アラビアン・ナイト』へと流れ込み,東ではソグド商人の東西貿易を介して中国にもたらされた。
原話の中国への伝来と翻案による怪異譚としての成立の背景を,関連資料の収集,舞台となった土地の歴史,物語と当時の風俗との関わり,人形を用いる幻術の特異性,さらに小説としての完成度など多面的に考察するとともに,中国の変身術が古代の自然観にもとづく「気」一元論に依拠することを明らかにする。
わが国では「三娘子」がいかに受容され,翻案や類話が生み出されたかをはじめ,近世には動物から人への変身譚が顕著になるなど,中国の影響を受けつつも独自の展開が見られたことを明らかにする。
インド・中近東・中国から日本に伝わり多くの説話,小説,戯曲を生んだこの作品に対する本書の比較文学的アプローチは多くの読者にとって刺激となろう。
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9,020
岡田 充博 、知泉書館 、2012 、704p 、A5判
河南省の板橋店で小さな宿屋を営む女将の三娘子は客に焼餅を食べさせ驢馬に変える妖術を使っていた。それを知った旅人が女将を騙し驢馬に変えて酷使するという唐代の怪異譚「板橋三娘子」について,その原話から成立の背景,伝播と変遷の実態を,広範な資料を渉猟し総合的に考察した画期的な業績である。 物語の原話をヨーロッパから西アジア,インドに求め,インドの古代説話にその源を見出す。それは西に伝わって『アラビアン・ナイト』へと流れ込み,東ではソグド商人の東西貿易を介して中国にもたらされた。 原話の中国への伝来と翻案による怪異譚としての成立の背景を,関連資料の収集,舞台となった土地の歴史,物語と当時の風俗との関わり,人形を用いる幻術の特異性,さらに小説としての完成度など多面的に考察するとともに,中国の変身術が古代の自然観にもとづく「気」一元論に依拠することを明らかにする。 わが国では「三娘子」がいかに受容され,翻案や類話が生み出されたかをはじめ,近世には動物から人への変身譚が顕著になるなど,中国の影響を受けつつも独自の展開が見られたことを明らかにする。 インド・中近東・中国から日本に伝わり多くの説話,小説,戯曲を生んだこの作品に対する本書の比較文学的アプローチは多くの読者にとって刺激となろう。

デカルトの知性主義 分析的方法の精神化とその基づけ

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
6,050
小沢 明也 著、知泉書館、2025年2月、358p、菊判
デカルトは「近代哲学の父」と言われるが、それはなぜであろうか。「コギト」という近代哲学の原理を打ち立て、近代科学を産み出す幾何学的方法の発見、前時代の学を根本的に壊滅させ、物体の本質を延長とみなす機械論的科学論などがその理由である。しかし現代においてヨーロッパ哲学はデカルト哲学というアイデンティティを失い自己喪失に陥っている。本書はデカルト研究を通して再び「哲学すること」を問いかける。デカルト研究、哲学史研究を、たんなる対象研究に終わらせるのではなく、自らの「哲学の実践」とすることを示した労作。

目次

略記号
はじめに
 序章 哲学者研究の哲学

第Ⅰ部 方法
 第1章 方法の誕生――方法の新たな精神化の歴史
 第2章 数学のモデル――数学的方法と方法の精神
 第3章 推論と理性――デカルトの三段論法批判から形而上学の方法へ

第Ⅱ部 懐疑
 第4章 作者の発作ないしは方法の危機
 第5章 精神を感覚から引き離すこと――トマスの抽象とデカルトの懐疑

第Ⅲ部 コギトとエゴの存在
 第6章 『規則論』における“Ego sum”と“Ego cogito”の順序関係について
 第7章 ソクラテス的反転――ドゥビトの確実性からスムの必然性へ
 第8章 エゴの持続と観念の永続

第Ⅳ部 デカルト形而上学の構造
 第9章 方法と第一哲学――エゴの覚醒とコギトの論理構造の展開
 第10章 知性弁護論――反意志主義的解釈の試み
 第11章 デカルトの循環――失われた記憶を求めて
 終章 「欲求」(appétit)の左遷

あとがき
参考文献
人名索引
事項索引

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小沢 明也 著 、知泉書館 、2025年2月 、358p 、菊判
デカルトは「近代哲学の父」と言われるが、それはなぜであろうか。「コギト」という近代哲学の原理を打ち立て、近代科学を産み出す幾何学的方法の発見、前時代の学を根本的に壊滅させ、物体の本質を延長とみなす機械論的科学論などがその理由である。しかし現代においてヨーロッパ哲学はデカルト哲学というアイデンティティを失い自己喪失に陥っている。本書はデカルト研究を通して再び「哲学すること」を問いかける。デカルト研究、哲学史研究を、たんなる対象研究に終わらせるのではなく、自らの「哲学の実践」とすることを示した労作。 目次 略記号 はじめに  序章 哲学者研究の哲学 第Ⅰ部 方法  第1章 方法の誕生――方法の新たな精神化の歴史  第2章 数学のモデル――数学的方法と方法の精神  第3章 推論と理性――デカルトの三段論法批判から形而上学の方法へ 第Ⅱ部 懐疑  第4章 作者の発作ないしは方法の危機  第5章 精神を感覚から引き離すこと――トマスの抽象とデカルトの懐疑 第Ⅲ部 コギトとエゴの存在  第6章 『規則論』における“Ego sum”と“Ego cogito”の順序関係について  第7章 ソクラテス的反転――ドゥビトの確実性からスムの必然性へ  第8章 エゴの持続と観念の永続 第Ⅳ部 デカルト形而上学の構造  第9章 方法と第一哲学――エゴの覚醒とコギトの論理構造の展開  第10章 知性弁護論――反意志主義的解釈の試み  第11章 デカルトの循環――失われた記憶を求めて  終章 「欲求」(appétit)の左遷 あとがき 参考文献 人名索引 事項索引 納入までに3週間ほどかかります。

イギリス新教育運動の生起と展開 教師の自律性と専門職化の歴史

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
山﨑 洋子 著、知泉書館、2022/02/28、644p、菊判
イギリスの国民教育制度が成立した19世紀末から1930年代を通して展開された新教育運動では,自由,個性,創造性を包摂する宗教的・政治的・社会的カテゴリーの多様性に応じた2つの組織に多くの人々が学内外から参画し,教育の根本原理が探究された。
「子どもの自由」「教育の自由」のために教育の内容や方法の開発を担った教育者や研究者らの運動は,教師の自律性と専門職化を促した。多様な思想や社会的要請に応えた組織や制度とそれに関わる人々,さらには出版メディアの働きに賛同した世論によって教育政策や教育制度は多大な影響を受け,その運動は大きな潮流となった。
しかしこのようなほぼ50年にわたるイギリス新教育運動の全容はいまだ解明されていない。そこには多数の参画者や共鳴者の存在と複雑な事象,さらには運動が多様に展開・拡大したことにより,学校の現場で生じた混乱など,多くの要因が存在した。
著者は長年にわたり膨大な一次史料を収集・整理するとともに,日本における大正期の新教育運動に影響を与えたイギリスの研究をも視野に収めて,イギリス新教育運動の教育学的,社会的意義を解明する。複雑で多様なネットワークや特徴ある数々の改革を通史としてまとめた本書は,内外に類書のない画期的な業績である。
わが国でも教育に対する考え方やあり方の転換,そして教育と福祉の統合,専門家の間の連携などが要請されている。本書の「子ども中心の思想」や改革事例は,教育問題を考えるためにも豊かな知見を与えてくれるであろう。

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9,900
山﨑 洋子 著 、知泉書館 、2022/02/28 、644p 、菊判
イギリスの国民教育制度が成立した19世紀末から1930年代を通して展開された新教育運動では,自由,個性,創造性を包摂する宗教的・政治的・社会的カテゴリーの多様性に応じた2つの組織に多くの人々が学内外から参画し,教育の根本原理が探究された。 「子どもの自由」「教育の自由」のために教育の内容や方法の開発を担った教育者や研究者らの運動は,教師の自律性と専門職化を促した。多様な思想や社会的要請に応えた組織や制度とそれに関わる人々,さらには出版メディアの働きに賛同した世論によって教育政策や教育制度は多大な影響を受け,その運動は大きな潮流となった。 しかしこのようなほぼ50年にわたるイギリス新教育運動の全容はいまだ解明されていない。そこには多数の参画者や共鳴者の存在と複雑な事象,さらには運動が多様に展開・拡大したことにより,学校の現場で生じた混乱など,多くの要因が存在した。 著者は長年にわたり膨大な一次史料を収集・整理するとともに,日本における大正期の新教育運動に影響を与えたイギリスの研究をも視野に収めて,イギリス新教育運動の教育学的,社会的意義を解明する。複雑で多様なネットワークや特徴ある数々の改革を通史としてまとめた本書は,内外に類書のない画期的な業績である。 わが国でも教育に対する考え方やあり方の転換,そして教育と福祉の統合,専門家の間の連携などが要請されている。本書の「子ども中心の思想」や改革事例は,教育問題を考えるためにも豊かな知見を与えてくれるであろう。 納入までに3週間ほどかかります。

ヘーゲルハンドブック: 生涯・作品・学派

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
16,940
ヴァルター・イェシュケ 著/神山伸弘・久保陽一・座小田豊・島崎隆・高山守・山口誠一 監訳、知泉書館、・・・
ヘーゲル哲学の現代性とは何か? それは形而上学を批判して論理学に置き換え,「自然哲学」を構想し,人間学や法と国家の理解,また歴史の思想や芸術,宗教の哲学,そして哲学史を思想そのものの発展と見なす考え方に現れている。ヘーゲルの思想は過去のものではなく,現代思想の一つの重要な基準点である。

しかし今日の思想がヘーゲルと切り離されているのは,ヘーゲルの時代を歴史化し,19世紀半ばの「ドイツ観念論の崩壊」以来,「現代的」思想による実証主義的な簡略化と精神的な力の消滅による。思考を経験科学に限定する「現代的」なやり方にとり,精神や理性は古臭く,効用と機能への現代的関心の障害となる。だがヘーゲル哲学は,現代を理解するためだけでなく,時代を象徴する独断的な簡略化と硬直化を理解するのにも役立つ。

本書はヘーゲルの著作の発展史の概観と,ヘーゲルが提示し解決しようとした体系的な諸問題の概観を与え,最近の研究を位置づける試みである。著者は批判版ヘーゲル全集の編集を主導し,その研究はドイツ古典哲学全般に及ぶ。本書は文献学的歴史的研究の立場からテキスト・クリティーク,発展史,概念史,背景事情,影響史など最新の研究成果に基づいて,バランスの取れた斬新な解釈を展開する。確かなテキストに拠って,難解な内容を読み解くとともに,概念史から発展史,研究史に関する該博な知識を駆使,膨大な研究蓄積をも見渡して書かれた驚嘆すべき画期的な手引書である。ヘーゲル研究のみならず近代哲学の研究者にとっても本書は無視することができない基本文献となろう。

内容は生涯,作品,学派からなり,主要部である〈作品〉は,最初に記録された草稿や著作から最後の刊行物に至るまでを発展史的に叙述した前半部と,「エンツュクロペディー」の順序である論理学―自然哲学―精神哲学に従い,後期の講義において素描された「体系」を叙述した後半部より成る。また〈学派〉では1815-48年の三月革命期のヘーゲル学派の論争過程に焦点を絞って「影響の最初の決定的な局面」を考察し,その影響史の射程を定める。

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16,940
ヴァルター・イェシュケ 著/神山伸弘・久保陽一・座小田豊・島崎隆・高山守・山口誠一 監訳 、知泉書館 、2016/06/20 、750p 、B5
ヘーゲル哲学の現代性とは何か? それは形而上学を批判して論理学に置き換え,「自然哲学」を構想し,人間学や法と国家の理解,また歴史の思想や芸術,宗教の哲学,そして哲学史を思想そのものの発展と見なす考え方に現れている。ヘーゲルの思想は過去のものではなく,現代思想の一つの重要な基準点である。 しかし今日の思想がヘーゲルと切り離されているのは,ヘーゲルの時代を歴史化し,19世紀半ばの「ドイツ観念論の崩壊」以来,「現代的」思想による実証主義的な簡略化と精神的な力の消滅による。思考を経験科学に限定する「現代的」なやり方にとり,精神や理性は古臭く,効用と機能への現代的関心の障害となる。だがヘーゲル哲学は,現代を理解するためだけでなく,時代を象徴する独断的な簡略化と硬直化を理解するのにも役立つ。 本書はヘーゲルの著作の発展史の概観と,ヘーゲルが提示し解決しようとした体系的な諸問題の概観を与え,最近の研究を位置づける試みである。著者は批判版ヘーゲル全集の編集を主導し,その研究はドイツ古典哲学全般に及ぶ。本書は文献学的歴史的研究の立場からテキスト・クリティーク,発展史,概念史,背景事情,影響史など最新の研究成果に基づいて,バランスの取れた斬新な解釈を展開する。確かなテキストに拠って,難解な内容を読み解くとともに,概念史から発展史,研究史に関する該博な知識を駆使,膨大な研究蓄積をも見渡して書かれた驚嘆すべき画期的な手引書である。ヘーゲル研究のみならず近代哲学の研究者にとっても本書は無視することができない基本文献となろう。 内容は生涯,作品,学派からなり,主要部である〈作品〉は,最初に記録された草稿や著作から最後の刊行物に至るまでを発展史的に叙述した前半部と,「エンツュクロペディー」の順序である論理学―自然哲学―精神哲学に従い,後期の講義において素描された「体系」を叙述した後半部より成る。また〈学派〉では1815-48年の三月革命期のヘーゲル学派の論争過程に焦点を絞って「影響の最初の決定的な局面」を考察し,その影響史の射程を定める。 納入までに3週間ほどかかります。

東アジア祭祀芸能比較論

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
6,270
田仲 一成 著、知泉書館、2023、514p、菊判
中国、朝鮮、日本に共通にみられる神事芸能について、それぞれの歴史的な沿革と現状を略述した上で、二国間、あるいは三国間の芸能の交流/影響関係などを考察。東アジアの芸能全体の発生・展開・伝播の状況を明らかにする。
目次
前言
第1章 中国の祭祀芸能
第1節 祈福系の祭祀芸能
第2節 攘災系の祭祀芸能
第3節 鎮魂系の祭祀芸能
第4節 小結
第2章 朝鮮の祭祀芸能
第1節 祈福系の祭祀芸能
第2節 攘災系の祭祀芸能Ⅰ――宮廷儺戯・雑戯
第3節 攘災系の祭祀芸能Ⅱ
第4節 鎮魂系の祭祀芸能
第5節 小結
第3章 日本の祭祀芸能
第1節 祈福系の祭祀芸能
第2節 攘災系の祭祀芸能
第3節 鎮魂系の祭祀芸能Ⅰ
第4節 鎮魂系の祭祀芸能Ⅱ
第5節 小結
第4章 中朝祭祀芸能の比較
第1節 祈福系祭祀芸能の比較
第2節 攘災系祭祀の比較
第3節 鎮魂系祭祀芸能の比較
第4節 小結――儒教儀礼の共有
第5章 朝日祭祀芸能の比較
第1節 祈福系祭祀芸能の比較
第2節 攘災系祭祀芸能の比較
第3節 鎮魂儀礼の比較
第4節 小結――民俗の共通性
補論 朝日仮面劇をめぐる論争
第6章 中日祭祀芸能の比較
第1節 祈福系儀礼の比較
第2節 攘災系祭祀芸能の比較
第3節 鎮魂系祭祀芸能の比較
第4節 小結
第7章 三国祭祀芸能の対照
第1節 豊饒儀礼(農耕儀礼)の対照
第2節 攘災儀礼(発散儀礼)の対照
第3節 鎮魂儀礼(地獄儀礼)の対照
第4節 小結――朝鮮における演劇未発
第8章 劇文学の比較
第1節 逐疫の呪文
第2節 爛熟期の中国戯曲と日本近世戯曲の比較
第3節 西洋と東洋の劇文学の異同――悲劇の比重
第4節 総結
附録Ⅰ 黒川能歴年上演演目表(1839-2010)
附録Ⅱ 黒川狂言歴年上演演目表(1974-2010)
附録Ⅲ 大野舞台猿楽図誌(天保7年〔1841〕序刊,東洋文庫蔵)
参考文献目録
あとがき
索引
英文目次
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田仲 一成 著 、知泉書館 、2023 、514p 、菊判
中国、朝鮮、日本に共通にみられる神事芸能について、それぞれの歴史的な沿革と現状を略述した上で、二国間、あるいは三国間の芸能の交流/影響関係などを考察。東アジアの芸能全体の発生・展開・伝播の状況を明らかにする。 目次 前言 第1章 中国の祭祀芸能 第1節 祈福系の祭祀芸能 第2節 攘災系の祭祀芸能 第3節 鎮魂系の祭祀芸能 第4節 小結 第2章 朝鮮の祭祀芸能 第1節 祈福系の祭祀芸能 第2節 攘災系の祭祀芸能Ⅰ――宮廷儺戯・雑戯 第3節 攘災系の祭祀芸能Ⅱ 第4節 鎮魂系の祭祀芸能 第5節 小結 第3章 日本の祭祀芸能 第1節 祈福系の祭祀芸能 第2節 攘災系の祭祀芸能 第3節 鎮魂系の祭祀芸能Ⅰ 第4節 鎮魂系の祭祀芸能Ⅱ 第5節 小結 第4章 中朝祭祀芸能の比較 第1節 祈福系祭祀芸能の比較 第2節 攘災系祭祀の比較 第3節 鎮魂系祭祀芸能の比較 第4節 小結――儒教儀礼の共有 第5章 朝日祭祀芸能の比較 第1節 祈福系祭祀芸能の比較 第2節 攘災系祭祀芸能の比較 第3節 鎮魂儀礼の比較 第4節 小結――民俗の共通性 補論 朝日仮面劇をめぐる論争 第6章 中日祭祀芸能の比較 第1節 祈福系儀礼の比較 第2節 攘災系祭祀芸能の比較 第3節 鎮魂系祭祀芸能の比較 第4節 小結 第7章 三国祭祀芸能の対照 第1節 豊饒儀礼(農耕儀礼)の対照 第2節 攘災儀礼(発散儀礼)の対照 第3節 鎮魂儀礼(地獄儀礼)の対照 第4節 小結――朝鮮における演劇未発 第8章 劇文学の比較 第1節 逐疫の呪文 第2節 爛熟期の中国戯曲と日本近世戯曲の比較 第3節 西洋と東洋の劇文学の異同――悲劇の比重 第4節 総結 附録Ⅰ 黒川能歴年上演演目表(1839-2010) 附録Ⅱ 黒川狂言歴年上演演目表(1974-2010) 附録Ⅲ 大野舞台猿楽図誌(天保7年〔1841〕序刊,東洋文庫蔵) 参考文献目録 あとがき 索引 英文目次

古典の挑戦 第2版 古代ギリシア・ローマ研究ナビ

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5,830
葛西康徳(編), ヴァネッサ・カッツァート(編), 吉川斉(編), 末吉未来(編)、知泉書館、202・・・
21世紀の今,古代ギリシア・ローマを学ぶ意義とは何か。様々な社会的・地理的・人種的背景を持つ人々が交流した多様な古代社会,その姿を描き出した豊富な作品群。古典とは,人間と社会の困難な状況を示すことで,私たちにヒントを与えてくれる強力な〈武器〉なのである。
本書は,オックスフォード大学やケンブリッジ大学で古典学の教育を受け,国際的に第一線で活躍する研究者が,日本人の夏期短期留学生に向けて行う西洋古典学への招待である。古典の最前線の問題に,それぞれ独特の発想とナラティヴで斬り込み,聴衆を魅了する。

第1部「記憶と再現」は,古代ギリシアが影響を受け,近年進展の目覚ましい近東文学を紹介した後,ホメロス,抒情詩,悲劇,喜劇,ヘレニズム文学,ラテン詩文など基本的テーマを丁寧に説明する。セカンド・ソフィスティックの紹介は日本で初めてとなるだろう。

第2部「素材と受容」では,20世紀に急速に発展したパピルス研究や,美術,壺絵,神話,文献学など最先端の業績を踏まえて解説する。そして日本の古典劇とギリシア演劇との比較,およびイソップ寓話の受容を見ていく。

第3部「思想と人間」は,哲学,弁論術,歴史,宗教,法などヘレニズム文化の中核的テーマを説明し,ギリシア人とは何かを考える。ギリシア・ローマの法と裁判は,近代の政治・法制度を理解する上でも必須の教養である。さらには現在注目される合唱隊の紹介,および人類学の視点から古典学の再解釈を試みる。

人文学の基礎である西洋古典学の森に学習者を導く最良の道案内。好評を博した初版に,新たに7章分のテーマを大幅増補して,最新の改訂を施した充実の決定版である。

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葛西康徳(編), ヴァネッサ・カッツァート(編), 吉川斉(編), 末吉未来(編) 、知泉書館 、2025年04月 、748p 、菊判
21世紀の今,古代ギリシア・ローマを学ぶ意義とは何か。様々な社会的・地理的・人種的背景を持つ人々が交流した多様な古代社会,その姿を描き出した豊富な作品群。古典とは,人間と社会の困難な状況を示すことで,私たちにヒントを与えてくれる強力な〈武器〉なのである。 本書は,オックスフォード大学やケンブリッジ大学で古典学の教育を受け,国際的に第一線で活躍する研究者が,日本人の夏期短期留学生に向けて行う西洋古典学への招待である。古典の最前線の問題に,それぞれ独特の発想とナラティヴで斬り込み,聴衆を魅了する。 第1部「記憶と再現」は,古代ギリシアが影響を受け,近年進展の目覚ましい近東文学を紹介した後,ホメロス,抒情詩,悲劇,喜劇,ヘレニズム文学,ラテン詩文など基本的テーマを丁寧に説明する。セカンド・ソフィスティックの紹介は日本で初めてとなるだろう。 第2部「素材と受容」では,20世紀に急速に発展したパピルス研究や,美術,壺絵,神話,文献学など最先端の業績を踏まえて解説する。そして日本の古典劇とギリシア演劇との比較,およびイソップ寓話の受容を見ていく。 第3部「思想と人間」は,哲学,弁論術,歴史,宗教,法などヘレニズム文化の中核的テーマを説明し,ギリシア人とは何かを考える。ギリシア・ローマの法と裁判は,近代の政治・法制度を理解する上でも必須の教養である。さらには現在注目される合唱隊の紹介,および人類学の視点から古典学の再解釈を試みる。 人文学の基礎である西洋古典学の森に学習者を導く最良の道案内。好評を博した初版に,新たに7章分のテーマを大幅増補して,最新の改訂を施した充実の決定版である。 納入までに3週間ほどかかります。 和本

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