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。.☆.:* その421 6月25日号 *:.☆. 。
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☆INDEX☆
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1.高所綱渡り師たち 残酷のユートピアを生きる
石井達朗
2.十年間他人の書庫を片付け続けた『古本屋ツアー・イン・日下三蔵邸』
小山力也
3.幻の探偵作家を求めた果てに ――
〔没後80年記念 探偵作家・大阪圭吉展〕開催に際して
小野純一(盛林堂書房)
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━━━━━━━━━━【自著を語る(341)】━━━━━━━━━━
高所綱渡り師たち 残酷のユートピアを生きる
石井達朗
ニューヨークの世界貿易センター(World Trade Center)は計7棟の
ビルで構成されていたが、そのなかのツインタワーは110階建て、416
メートルの高さがあった。1973年にオープンしたときには世界一の
高さだった。
ツインタワーがオープンした翌年の1974年の8月、フィリップ・
プティというフランス人の綱渡り師が、2棟のビルの屋上と屋上のあいだ
42メートルにワイヤーをわたし、綱渡りを決行したのだ。命綱などはなし。
眼下の道路の通行人がアリのように見える高所で、一本のワイヤーの上を歩く。
彼のやったことはすべて違法である。この行為、どう見ても正気の沙汰とは
思えないかもしれないが、彼は数年のあいだ心に秘めてきたことを、周到な
計画のもとにやり遂げたのである。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=22288
書名:高所綱渡り師たち 残酷のユートピアを生きる
著者:石井達朗
発行元:青弓社
判型/ページ数:A5/256頁
価格:3,740円(税込)
ISBN:978-4-7872-7473-1
Cコード:0076
好評発売中!
https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787274731/
━━━━━━━━━━【自著を語る(342)】━━━━━━━━━━
十年間他人の書庫を片付け続けた『古本屋ツアー・イン・日下三蔵邸』
小山力也
ミステリ&SF評論家でアンソロジストの日下三蔵氏は、書庫に四十年以上、
本を溜めまくって生きて来た。
その書庫が、書庫と言っても一般的な一部屋ではないのだ。自宅の本来の
書庫+仕事部屋+和室+納戸+一階玄関&廊下+戸外の物置三棟、それに
加え自宅近所の中古3LDKマンションをすべて書庫として使用……と言うか、
いつしか本が溢れに溢れ、その領域を拡大し、書庫化してしまったという
のが正解であろう。
そしてその侵食書庫は、いつしか本が通路を埋め尽くし、あらゆる隙間に
本を詰め込まれ、独自のバランスを保つ本タワーがあちこちに出現し、右を
見ても左を見ても、前を見ても後ろを見ても、下を見ても上を見ても、
どこもかしこも本ばかりという“魔窟”に進化していったのである。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=22343
書名:古本屋ツアー・イン・日下三蔵邸
著者:小山力也
発行元:本の雑誌社
判型/ページ数:四六判変型並製/256頁
価格:1,980円(税込)
ISBN:978-4-86011-601-9
Cコード:0395
好評発売中!
https://www.webdoku.jp/kanko/page/9784860116019.html
━━━━━━━━━━【自著を語る(番外編)】━━━━━━━━━━
幻の探偵作家を求めた果てに ――
〔没後80年記念 探偵作家・大阪圭吉展〕開催に際して
小野純一(盛林堂書房)
大阪圭吉は、愛知県南設楽郡新城町(現・愛知県新城市)出身の探偵
作家です。本名は鈴木福太郎。1912(明治45)年3月20日に新城町の
旅館「鈴木屋」の息子として生まれました。
1932(昭和7)年に探偵作家・甲賀三郎の推薦で『新青年』に「デパートの
絞刑吏」を発表してデビュー。以後、『新青年』『ぷろふいる』などの当時
多くの探偵小説を掲載した雑誌を中心に短篇探偵小説を発表。1936(昭和
11)年には、初の単行本『死の快走船』(ぷろふいる社)を刊行しました。
1942(昭和17)年に上京して日本文学報国会に勤務。翌年、応召。満洲
からフィリピンへと転戦し、1945(昭和20)年7月20日、ルソン島で病死。
江戸川乱歩や水谷準・甲賀三郎らから今後の期待を多くされつつも戦地で
命を落とした作家でした。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=22302
━━【「没後80年記念 探偵作家・大阪圭吉展」開催のお知らせ】━━
「没後80年記念 探偵作家・大阪圭吉展」を東京古書会館2階
情報コーナーで開催いたします。※このあとに続きを入れること。
【「没後80年記念 探偵作家・大阪圭吉展」】
会期:2025年7月11日(金)~7月26日(土)
時間:10時~18時(土曜日は17時終了)
※7月13日(日)、20日(日)、21日(月・祝)は休館
時間:10時~18時(最終日のみ17時終了)
会場:東京古書会館2階展示室(千代田区神田小川町3-22)
料金:入場無料
https://www.kosho.ne.jp/?p=1562
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━━━━【「第60回 七夕古書大入札会」開催のお知らせ】━━━━━
毎年恒例、明治古典会主催「七夕古書大入札会」が開催されます。明治期
以降の文学書、文人の草稿・書簡・色紙などの肉筆もの、近代文献資料、
浮世絵、すりもの、近代美術、現代アート、古典籍、古文書、古書画、
唐本などが幅広く出品されます。入札会の前に東京古書会館で行われる下見
展観(プレビュー)は一般のお客様もご入場いただき、出品される貴重な
文化資料や美術品をお手に取ってご覧いただけます。皆さまのご来会を
お待ちしております。
〔一般公開(下見展観)〕
2025年7月4日(金)10時ー18時
2025年7月5日(日)10時ー16時
会場:東京古書会館(千代田区神田小川町3-22)
料金:入場無料
主催:明治古典会
https://www.meijikotenkai.com/2025/
※本年度の出品商品は6月25日(水)公開予定です
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━━━━━━━━━【書影から探せる書籍リスト】━━━━━━━━━
「日本の古本屋」で販売している書籍を、テーマを深掘りして書影から
探せるページをリリースしました。「日本の古本屋」には他のWebサイト
には無い書籍がたくさんあります。ぜひ気になるテーマから書籍を探して
みてください。
「日本の古本屋」書影から探せる書籍リスト
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=13964
━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━━━
書名:「刺青絵師 毛利清二-刺青部屋から覗いた日本映画秘史-」
著者:山本芳美・原田麻衣
発行元:青土社
判型/ページ数:四六判・256頁
価格:3,080円(税込)
ISBN:978-4-7917-7691-7
Cコード:0074
好評発売中!
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=4011
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(仮題)「古本屋ツアー・イン・ジャパン2025年上半期報告」
著者:古本屋ツアー・イン・ジャパン 小山力也
http://furuhonya-tour.seesaa.net/
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━━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━━
2025年6月~2025年7月の即売展情報
⇒ https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init
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次回は2025年7月中旬頃発行です。お楽しみに!
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日本の古本屋メールマガジン その421 6月25日
【発行】
東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋」事業部
東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
URL https://www.kosho.or.jp/
【発行者】
広報部・編集長:藤原栄志郎
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