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メールマガジン記事 日本の古本屋メールマガジン

2025年2月25日 第413号

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    。.☆.:* その413 2月25日号 *:.☆. 。
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☆INDEX☆
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1.ラピュタ阿佐ヶ谷で上映(3月9日~4月26日)
 「東映現代劇の名手 村山新治を再発見」
                            村山 恒夫

2.語りえぬものとしての「会社」(『会社と社会の読書会』)
                     若林恵(黒鳥社・編集者)

3.傑作、伊藤明彦著『未来からの遺言─ある被爆者体験の伝記』を復刊
                     西 浩孝(編集室 水平線)

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━━━━━━━━━━【自著を語る(番外編)】━━━━━━━━━━

ラピュタ阿佐ヶ谷で上映(3月9日~4月26日)
「東映現代劇の名手 村山新治を再発見」
                           村山 恒夫

3月9日(日)午後から、東京・阿佐ヶ谷駅近くにある名画座「ラピュタ
阿佐ヶ谷」で、ほぼ2ヶ月間の長期に渡る映画上映が始まる。映画監督・
村山新治(むらやま・しんじ1922〜2021)の名前をご存知だろうか?

今回の特集のタイトルは、「東映現代劇の名手 村山新治を再発見」。
B2判のポスターとB5判仕上がり・巻き3折り(6P)のパンフレットが
届いた。そのラピュタのパンフレットのキャッチにはこうある。

「警視庁物語」シリーズで東映現代劇に新生面を拓き、大映の増村保造、
日活の中平康らとともにニューウェーブの監督として注目された村山新治。
その後、犯罪アクション、純愛メロドラマ、名作リメイク、風俗もの、
任俠映画まで……あらゆるジャンルを手がけた〈職人監督〉に、今また
光をあてる7週間。
 
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=19765
 
 
書名:『村山新治、上野発五時三五分―――私が関わった映画、その時代』
著者:村山 新治
編集:村山 正実
発行元:新宿書房
判型/ページ数:四六判/416頁/上製
価格:4,070円(税込) 
ISBN:978-4-88008-474-9
 
好評発売中!
http://www.shinjuku-shobo.co.jp/new5-15/html/mybooks/474_Murayama.html
 
 

━━━━━━━━━━【自著を語る(番外編)】━━━━━━━━━━

語りえぬものとしての「会社」(『会社と社会の読書会』)

                      若林恵(黒鳥社・編集者)

自分が編集をしておいて言うのもなんだが、この度刊行された『会社と
社会の読書会』という本は、だいぶ変な本だと思う。

 7回ほど実施した「会社の社会史」というトークイベントのシリーズを
書籍化したものだが、ろくに会社勤めをしたことのない私(5年強の出版社
勤務以後、ほとんどフリーランス)と民俗学者の畑中章宏さんが対話の中心に
いるため、実体的な会社体験に基づかず、ある意味観念的な「会社」について
しか語られていない。トークに参加した残りの半分は、コクヨという広く
知られた大企業のメンバーで、このふたりが何とか実社会における会社体験を
担保してくれているが、その体験をもって「日本の会社体験」を遺漏なく
語れているのかと言えば、もちろんそんなわけもない。
 
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=19759
 
 
書名:『会社と社会の読書会』
著者:畑中章宏、若林恵、山下正太郎、工藤沙希
編集:コクヨ野外学習センター・WORKSIGHT
発行元:黒鳥社
判型/ページ数:A5判/224頁
価格:1,980円(税込) 

好評発売中!
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784910801018

 
━━━━━━━━━━【自著を語る(番外編)】━━━━━━━━━━

傑作、伊藤明彦著『未来からの遺言─ある被爆者体験の伝記』を復刊

                    西 浩孝(編集室 水平線)

 伊藤明彦(1936-2009)は元長崎放送記者。1960年入社、68年に
「被爆者の声」の記録・保存・放送を目的とするラジオ番組『被爆を
語る』を企画。初代担当者。

 「最後の被爆者が地上を去る日がいつかは来る。その日のために被爆者の
体験を本人自身の肉声で録音に収録して、後代へ伝承する必要があるのでは
ないか。被爆地放送関係者の歴史に対して負うた責務ではないか」という
使命感から会社に提案したものだった。

 しかし、自分で取り組めたのはわずか半年。労働組合活動が原因で担当を
外され、佐世保支局へ飛ばされた。これに納得のいかなかった伊藤は70年に
退社。単独での聞きとり録音作業を開始した。
 
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=19769
 
 
書名:『未来からの遺言 ある被爆者体験の伝記』
著者:伊藤明彦
発行元:編集室 水平線
判型/ページ数:四六判並製カバー装/356頁/上製
価格:2,420円(税込) 
 
好評発売中!
https://suiheisen2017.jp/product/3763/
 
 

━━━━━━━━━【書影から探せる書籍リスト】━━━━━━━━━

「日本の古本屋」で販売している書籍を、テーマを深掘りして書影から
探せるページをリリースしました。「日本の古本屋」には他のWebサイト
には無い書籍がたくさんあります。ぜひ気になるテーマから書籍を探して
みてください。
 
「日本の古本屋」書影から探せる書籍リスト
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=13964

━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━━━

書名:出版流通が歩んだ道--近代出版流通誕生150年の軌跡
著者:能勢仁、八木壮一、樽見博
発行元:出版メディアパル
判型/ページ数:A5判/208頁
価格:2,640円(税込) 
ISBN:978-4-902251-45-6

好評発売中!
https://www.murapal.com/sangyodoko/227-2025-02-06-07-19-53.html

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書名:蔦屋重三郎
著者:鈴木俊幸
発行元:平凡社
判型/ページ数:新書/208頁
価格:1,100円(税込)
ISBN:9784582860672
Cコード:0223 

好評発売中!
https://www.heibonsha.co.jp/book/b651740.html

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書名:砂の器 映画の魔性
著者:樋口尚文
発行元:筑摩書房
判型/ページ数:/四六判/384頁
価格:2,750円(税込)
ISBN:978-4-480-87417-7
Cコード:0074

2025年3月6日発売予定!
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480874177/

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東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
URL  https://www.kosho.or.jp/

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広報部・編集長:藤原栄志郎

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