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「勉誠社。」の検索結果
3,708件

海を渡る史書 東アジアの「通鑑」(アジア遊学198)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,200
金時徳・濱野靖一郎 編、勉誠社、2016、224p、A5判
中国宋代、司馬光により編まれた編年体の史書『資治通鑑』。
それは新たな史書の典型として、朝鮮の『東国通鑑』、日本の『本朝通鑑』など、一群の「通鑑」の名を冠する書籍を生み出すこととなった―。
2014年に韓国で再発見された『新刊東国通鑑』の板木を起点に、東アジア世界の歴史叙述に大きな影響を与えた「通鑑」の思想と展開を探る。
目次
序―板木の森を彷徨い、交流の海に至る 金時徳
新たな史書の典型―「通鑑」の誕生と継承
 『資治通鑑』の思想とその淵源 福島正
 明清に於ける「通鑑」―史書と政治 高橋亨
『東国通鑑』と朝鮮王朝―受容と展開
 朝鮮王朝における『資治通鑑』の受容とその理解 許太榕(翻訳:金時徳)
 『東国通鑑』の史論 兪英玉(翻訳:金時徳)
 朝鮮時代における『東国通鑑』の刊行と享受 白丞鎬(翻訳:金時徳)
 『東国通鑑』とその周辺―『東史綱目』 咸泳大(翻訳:金時徳)
海を渡る「通鑑」―和刻本『東国通鑑』
 朝鮮本『東国通鑑』の日本での流伝及び刊行 李裕利
 『新刊東国通鑑』板木の現状について 金時徳
 ◆コラム 長谷川好道と東国通鑑 辻大和
島国の「通鑑」-史書編纂と歴史叙述
 林家の学問と『本朝通鑑』 澤井啓一
 『本朝通鑑』の編修とその時代 藤實久美子
 琉球の編年体史書 高津孝
読みかえられる史書―歴史の「正統」と「正当化」
 水戸学と「正統」 大川 真
 崎門における歴史と政治 清水則夫
 伊藤東涯と朝鮮―その著作にみる関心の所在 阿部光麿
 徳川時代に於ける漢学者達の朝鮮観―朝鮮出兵を軸に 濱野靖一郎
 ◆コラム 『東国通鑑』をめぐる逆説―歴史の歪曲と帝国的行動の中で 井上泰至
編集後記 濱野靖一郎
納入までに3週間ほどかかります。
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2,200
金時徳・濱野靖一郎 編 、勉誠社 、2016 、224p 、A5判
中国宋代、司馬光により編まれた編年体の史書『資治通鑑』。 それは新たな史書の典型として、朝鮮の『東国通鑑』、日本の『本朝通鑑』など、一群の「通鑑」の名を冠する書籍を生み出すこととなった―。 2014年に韓国で再発見された『新刊東国通鑑』の板木を起点に、東アジア世界の歴史叙述に大きな影響を与えた「通鑑」の思想と展開を探る。 目次 序―板木の森を彷徨い、交流の海に至る 金時徳 新たな史書の典型―「通鑑」の誕生と継承  『資治通鑑』の思想とその淵源 福島正  明清に於ける「通鑑」―史書と政治 高橋亨 『東国通鑑』と朝鮮王朝―受容と展開  朝鮮王朝における『資治通鑑』の受容とその理解 許太榕(翻訳:金時徳)  『東国通鑑』の史論 兪英玉(翻訳:金時徳)  朝鮮時代における『東国通鑑』の刊行と享受 白丞鎬(翻訳:金時徳)  『東国通鑑』とその周辺―『東史綱目』 咸泳大(翻訳:金時徳) 海を渡る「通鑑」―和刻本『東国通鑑』  朝鮮本『東国通鑑』の日本での流伝及び刊行 李裕利  『新刊東国通鑑』板木の現状について 金時徳  ◆コラム 長谷川好道と東国通鑑 辻大和 島国の「通鑑」-史書編纂と歴史叙述  林家の学問と『本朝通鑑』 澤井啓一  『本朝通鑑』の編修とその時代 藤實久美子  琉球の編年体史書 高津孝 読みかえられる史書―歴史の「正統」と「正当化」  水戸学と「正統」 大川 真  崎門における歴史と政治 清水則夫  伊藤東涯と朝鮮―その著作にみる関心の所在 阿部光麿  徳川時代に於ける漢学者達の朝鮮観―朝鮮出兵を軸に 濱野靖一郎  ◆コラム 『東国通鑑』をめぐる逆説―歴史の歪曲と帝国的行動の中で 井上泰至 編集後記 濱野靖一郎 納入までに3週間ほどかかります。

朝鮮時代ソウル都市史

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,350
高東煥 著 野崎充彦・金子祐樹 訳、勉誠社、2024、456p、A5判
十五世紀より今日まで韓国の歴史の中心に位置する都市、ソウル。
移ろいゆく時代のなかで人びとの生活や文化、都市そのもののあり方は如何に変遷していったのか――。 遷都の背景にあった風水と儒教の役割と都市設計、政治的中心から商業都市へと変貌する過程で御用商人に代わり私商人らが伸長していくことで生じた市場の増大や、流浪民の集中による人口増加と都市問題の発生などの諸現象、また、徭役の金納化や請負業者の発展がもたらす行政施策の変化、都市民の出現による朝鮮後期の遊興文化の爛熟など、ソウルという都市をめぐる諸相を考察。
さらに様々な古地図にあらわれた都市空間に対する認識の時代的変容をも検討し、ソウルという時空間の複雑な展開を明らかにしたうえで、朝鮮時代史研究の新しいパラダイムと研究の方法論を提示する。
膨大な資料の分析と多角的な視点により、朝鮮後期の社会経済史研究を領導してきた著者による画期的研究成果を初邦訳。
目次
日本語版序文
はじめに
1 序論
2 朝鮮初期漢陽の形成と都市構造
3 朝鮮後期ソウルの人口趨勢
4 朝鮮後期ソウルの都市構造の変化と都市問題の発生
5 朝鮮後期ソウルの生業と都市文化
6 朝鮮後期ソウル住民の役制の変化―蔵氷役の廃止と蔵氷業への転換
7 漢城府行政編制の変化
8 朝鮮後期におけるソウルの空間構成と空間認識
9 朝鮮時代におけるソウルの市場と商業
10 一七、一八世紀のロンドンとソウルの都市構造比較
あとがき―解説に代えて 野崎充彦
索引
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9,350
高東煥 著 野崎充彦・金子祐樹 訳 、勉誠社 、2024 、456p 、A5判
十五世紀より今日まで韓国の歴史の中心に位置する都市、ソウル。 移ろいゆく時代のなかで人びとの生活や文化、都市そのもののあり方は如何に変遷していったのか――。 遷都の背景にあった風水と儒教の役割と都市設計、政治的中心から商業都市へと変貌する過程で御用商人に代わり私商人らが伸長していくことで生じた市場の増大や、流浪民の集中による人口増加と都市問題の発生などの諸現象、また、徭役の金納化や請負業者の発展がもたらす行政施策の変化、都市民の出現による朝鮮後期の遊興文化の爛熟など、ソウルという都市をめぐる諸相を考察。 さらに様々な古地図にあらわれた都市空間に対する認識の時代的変容をも検討し、ソウルという時空間の複雑な展開を明らかにしたうえで、朝鮮時代史研究の新しいパラダイムと研究の方法論を提示する。 膨大な資料の分析と多角的な視点により、朝鮮後期の社会経済史研究を領導してきた著者による画期的研究成果を初邦訳。 目次 日本語版序文 はじめに 1 序論 2 朝鮮初期漢陽の形成と都市構造 3 朝鮮後期ソウルの人口趨勢 4 朝鮮後期ソウルの都市構造の変化と都市問題の発生 5 朝鮮後期ソウルの生業と都市文化 6 朝鮮後期ソウル住民の役制の変化―蔵氷役の廃止と蔵氷業への転換 7 漢城府行政編制の変化 8 朝鮮後期におけるソウルの空間構成と空間認識 9 朝鮮時代におけるソウルの市場と商業 10 一七、一八世紀のロンドンとソウルの都市構造比較 あとがき―解説に代えて 野崎充彦 索引

聖徳太子信仰とは何か

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,180
榊原史子 著、勉誠社、2021年12月、280p、四六判
日本文化に多大な影響を与えた信仰の全貌をわかりやすく解説!
聖徳太子に帰依し、礼拝し、供養する信仰―聖徳太子信仰。
太子への思いは絵画や彫像に表現され、太子の威徳が記された伝記も数多く書かれてきた。
また、その信仰は今に受け継がれ、法隆寺や四天王寺など太子が建立したとされる寺院が各地に存在し、大工・左官・鍛冶などの職人たちによる聖徳太子像参拝(太子講)が行われている。
史資料をひもとき、信仰の発生と発展、伝説・伝承、関連人物、文学・美術作品などを解説。あわせてゆかりの寺院・神社、史跡を紹介する。
聖徳太子没後1400年御遠忌記念出版。

目次

はじめに

第一章 聖徳太子信仰の成立
一 聖徳太子の事績
二 聖徳太子の伝説
三 聖徳太子についての研究
四 「聖徳太子」の誕生
五 聖徳太子伝と信仰の発生
六 聖から救世観音菩薩へ

第二章 聖徳太子信仰の霊場
一 法隆寺
二 四天王寺

第三章 法隆寺と四天王寺の対抗意識―聖徳太子信仰の中心地をめぐって
一 「四節文」と『四天王寺縁起』
二 原行本『聖徳太子伝暦』と「四節文」
三法隆寺の整備事業と「聖徳太子未来記」の出現、そして『天王寺秘決』と『太子伝古今目録抄』

第四章 霊場の増加
一 聖徳太子が創建したとされる寺院
二 聖徳太子に関係する神社、仏堂

第五章 太子への思い
一 初期の信仰
二 平安時代の学者と貴族
三 秦氏、惟宗氏
四 四天王寺の参拝者たち
五 鎌倉時代の武家
六 僧侶たちの聖徳太子信仰

第六章 平安時代の文学作品における聖徳太子―女性と聖徳太子信仰
一 『三宝絵』
二 『源氏物語』

第七章 聖徳太子信仰の美術
一 聖徳太子絵伝
二 聖徳太子像

第八章 太子講
一 太子講とは
二 太子講の事例
三 大工さんの日

第九章 文化の創始者聖徳太子
一 建築技術
二 華道
三 製紙技術
四 香
五 伎楽

おわりに
参考文献

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4,180
榊原史子 著 、勉誠社 、2021年12月 、280p 、四六判
日本文化に多大な影響を与えた信仰の全貌をわかりやすく解説! 聖徳太子に帰依し、礼拝し、供養する信仰―聖徳太子信仰。 太子への思いは絵画や彫像に表現され、太子の威徳が記された伝記も数多く書かれてきた。 また、その信仰は今に受け継がれ、法隆寺や四天王寺など太子が建立したとされる寺院が各地に存在し、大工・左官・鍛冶などの職人たちによる聖徳太子像参拝(太子講)が行われている。 史資料をひもとき、信仰の発生と発展、伝説・伝承、関連人物、文学・美術作品などを解説。あわせてゆかりの寺院・神社、史跡を紹介する。 聖徳太子没後1400年御遠忌記念出版。 目次 はじめに 第一章 聖徳太子信仰の成立 一 聖徳太子の事績 二 聖徳太子の伝説 三 聖徳太子についての研究 四 「聖徳太子」の誕生 五 聖徳太子伝と信仰の発生 六 聖から救世観音菩薩へ 第二章 聖徳太子信仰の霊場 一 法隆寺 二 四天王寺 第三章 法隆寺と四天王寺の対抗意識―聖徳太子信仰の中心地をめぐって 一 「四節文」と『四天王寺縁起』 二 原行本『聖徳太子伝暦』と「四節文」 三法隆寺の整備事業と「聖徳太子未来記」の出現、そして『天王寺秘決』と『太子伝古今目録抄』 第四章 霊場の増加 一 聖徳太子が創建したとされる寺院 二 聖徳太子に関係する神社、仏堂 第五章 太子への思い 一 初期の信仰 二 平安時代の学者と貴族 三 秦氏、惟宗氏 四 四天王寺の参拝者たち 五 鎌倉時代の武家 六 僧侶たちの聖徳太子信仰 第六章 平安時代の文学作品における聖徳太子―女性と聖徳太子信仰 一 『三宝絵』 二 『源氏物語』 第七章 聖徳太子信仰の美術 一 聖徳太子絵伝 二 聖徳太子像 第八章 太子講 一 太子講とは 二 太子講の事例 三 大工さんの日 第九章 文化の創始者聖徳太子 一 建築技術 二 華道 三 製紙技術 四 香 五 伎楽 おわりに 参考文献 納入までに3週間ほどかかります。

日中文化研究 5 アジアの中の沖縄文化

今井書店
 福岡県北九州市八幡東区祝町
1,600 (送料:¥0~)
勉誠社、平成5、202頁、B5、1冊
全体少ヤケ・シミ
全品送料込・税込   (代金引換便・海外便は送料無料対象外)  配送方法は原則追跡番号のあるお任せになります。   We provide worldwide service.  火曜日定休   記載のない付図・附録・正誤表等の付属品が必要な方は個別にお問い合わせ下さい。 0頁は頁数の記載なしです。 領収書(pdfのみ)が必要な場合は事前にその旨をお申し出ください。 インボイス対応。
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1,600 (送料:¥0~)
、勉誠社 、平成5 、202頁 、B5 、1冊
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日中文化研究 5 アジアの中の沖縄文化

波多野書店
 東京都千代田区神田神保町
1,000
勉誠社、平5、202p、26cm、1冊
背角微潰れ 経年良好 ゆうメール(300円)で発送
<送料について>本のサイズによって、主にスマートレター(210円)、ゆうメール(300円)、レターパックライト(430円)、レターパックプラス(600円)、ゆうパック(700円【最安東京】~1690円【最高沖縄】)での発送になります。
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日中文化研究 5 アジアの中の沖縄文化

1,000
、勉誠社 、平5 、202p 、26cm 、1冊
背角微潰れ 経年良好 ゆうメール(300円)で発送

増補改訂版 明恵上人夢記 訳注

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
奥田勲・平野多恵・前川健一 編、勉誠社、2024年11月、584p、A5判上製
八〇〇年前の夢の記録。鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。高山寺以外の各所に分散所蔵されており、全体を見渡しての研究が困難であった明恵上人の山外本「夢記」をはじめて網羅的に収集。それらの影印・解題・目録及び夢記一点ごとの翻刻・訓読・現代語訳・考察を収載した、明恵上人夢記研究における画期的な基礎文献。二〇一五年に刊行後、早々に品切となった同書を増補改訂。新出の夢記四点を含む増補改訂を施した決定版!

目次

口絵

増補改訂版の刊行に寄せて
緒言

凡例

Ⅰ 影印
(1)1―10 建永二年、承元三年、建暦元年夢記第四紙・第五紙紙背(京都国立博物館蔵)
(2)1―14 建暦三年二月二十九日夢記(法楽寺蔵)
(3)2―1 某年正月七日より三十日夢記(香雪美術館蔵)
(4)2―2 某年某月、二月夢記(陽明文庫蔵)
(5)2―12 某年八月夢記(個人蔵)
(6)2―15 某年十一月二日夢記(個人蔵)
(7)2―15 某年十一月二日夢記紙背
(8)2―17 某年十二月十五日夢記(五島美術館蔵)
(9)2―19 某年十二月二十九日夢記(石水博物館蔵1号手鑑)
(10)2―20 某年三月十八日、去年冬比夢記(青井義夫氏蔵)
(11)2―23 某年三月五日夢記(和歌山県立博物館蔵)
(12)3―17 某年月十二三日夢記(植松明子氏蔵)
(13)4―15 夢記(同後夜)(大垣博氏蔵)

Ⅱ 解題
 一 「明恵上人夢記」について
 二 山外本「夢記」解説

Ⅲ 目録
 凡 例
 第1部(年の記載のあるもの)
 第2部(月日の記載のみのもの)
 第3部(日の記載のみのもの)
 第4部(年月日の記載を欠くもの)

Ⅳ 訳注
 凡 例
 第1部(1~21)
 第2部(1~24)
 第3部(1~18)
 第4部(1~15)

Ⅴ 資料
 1 夢記年表
 2 明恵略年表
 3 参考文献一覧
 4 事項索引
 5 人名一覧
あとがき

謝辞

執筆者一覧

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8,800
奥田勲・平野多恵・前川健一 編 、勉誠社 、2024年11月 、584p 、A5判上製
八〇〇年前の夢の記録。鎌倉仏教に異彩を放つ僧・明恵の精神世界を探る基礎資料。中世の歴史・信仰・美術・言語、ひいては広く日本文化を解明するための画期的成果。高山寺以外の各所に分散所蔵されており、全体を見渡しての研究が困難であった明恵上人の山外本「夢記」をはじめて網羅的に収集。それらの影印・解題・目録及び夢記一点ごとの翻刻・訓読・現代語訳・考察を収載した、明恵上人夢記研究における画期的な基礎文献。二〇一五年に刊行後、早々に品切となった同書を増補改訂。新出の夢記四点を含む増補改訂を施した決定版! 目次 口絵 増補改訂版の刊行に寄せて 緒言 凡例 Ⅰ 影印 (1)1―10 建永二年、承元三年、建暦元年夢記第四紙・第五紙紙背(京都国立博物館蔵) (2)1―14 建暦三年二月二十九日夢記(法楽寺蔵) (3)2―1 某年正月七日より三十日夢記(香雪美術館蔵) (4)2―2 某年某月、二月夢記(陽明文庫蔵) (5)2―12 某年八月夢記(個人蔵) (6)2―15 某年十一月二日夢記(個人蔵) (7)2―15 某年十一月二日夢記紙背 (8)2―17 某年十二月十五日夢記(五島美術館蔵) (9)2―19 某年十二月二十九日夢記(石水博物館蔵1号手鑑) (10)2―20 某年三月十八日、去年冬比夢記(青井義夫氏蔵) (11)2―23 某年三月五日夢記(和歌山県立博物館蔵) (12)3―17 某年月十二三日夢記(植松明子氏蔵) (13)4―15 夢記(同後夜)(大垣博氏蔵) Ⅱ 解題  一 「明恵上人夢記」について  二 山外本「夢記」解説 Ⅲ 目録  凡 例  第1部(年の記載のあるもの)  第2部(月日の記載のみのもの)  第3部(日の記載のみのもの)  第4部(年月日の記載を欠くもの) Ⅳ 訳注  凡 例  第1部(1~21)  第2部(1~24)  第3部(1~18)  第4部(1~15) Ⅴ 資料  1 夢記年表  2 明恵略年表  3 参考文献一覧  4 事項索引  5 人名一覧 あとがき 謝辞 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

もやもや日本近代美術 境界を揺るがす視覚イメージ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
5,280
増野恵子・安松みゆき・河田明久・志邨匠子・瀧井直子・奥間政作・石井香絵 編、勉誠社、2022、488・・・
「美術」と「美術以外」の間に引かれてきた境界線。
江戸と明治、伝統と西洋文化、書画骨董と調度品、東京と地方、日本と海外……。
様々な「狭間」の中に生じ、「日本近代美術史」の周辺や外部、スキマに山積されている「もやもや」している問題を探る画期的な一冊!
【図版点数200点超!】
目次
カラー口絵
まえがき 増野恵子
【序章】歴史の形成と視覚イメージ―近代土下座考 丹尾安典
第1部 それは美術なのか?
明治工芸で考えるオリジナリティをめぐる主従関係―渡辺省亭・河村蜻山・沼田一雅 岡本隆志
毛筆習字教育の存廃をめぐる諸問題 志邨匠子
近代歴史画の萌芽―国立銀行紙幣の歴史・神話イメージ 増野恵子
第2部 場はイメージとどうかかわるか?
ヒトラーへの贈り物・ヒトラーからの贈り物―いびつな美術交流の様相 安松みゆき
エト源次郎とスチュアート・キューリンをめぐって 瀧井直子
幕末明治初期京都と田村宗立考 石井香絵
絵師たちの「世代わり」―琉球処分と沖縄の絵師達 奥間政作
第3部 これも美術か?
近代木版職人列伝抄―杉崎帰四之助・木村徳太郎・吉田市松・伊上凡骨・西村熊吉・村瀬錦司・斧銀太郎・漆原木虫 岩切信一郎
絵葉書の戦争、掌上の帝国―恤兵・蒐集・記念 向後恵里子
コマ絵雑考 西山純子
命令する労働者から動員される労働者へ—プロレタリア漫画と芸術学院 喜夛孝臣
戦前 洋画壇の生活 河田明久
第4部 イメージは何をあらわしているか?
神話的記憶と歴史的記憶―広島平和記念資料館の展示について ミカエル・リュケン(坂井利佐子訳)
護れ大空! 戦時日本における国民防空の視覚表現 ジェニファー・ワイゼンフェルド(中村尚明訳)
菊花御紋考 谷田博幸
あとがき 安松みゆき・増野恵子
執筆者一覧
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増野恵子・安松みゆき・河田明久・志邨匠子・瀧井直子・奥間政作・石井香絵 編 、勉誠社 、2022 、488p 、A5判
「美術」と「美術以外」の間に引かれてきた境界線。 江戸と明治、伝統と西洋文化、書画骨董と調度品、東京と地方、日本と海外……。 様々な「狭間」の中に生じ、「日本近代美術史」の周辺や外部、スキマに山積されている「もやもや」している問題を探る画期的な一冊! 【図版点数200点超!】 目次 カラー口絵 まえがき 増野恵子 【序章】歴史の形成と視覚イメージ―近代土下座考 丹尾安典 第1部 それは美術なのか? 明治工芸で考えるオリジナリティをめぐる主従関係―渡辺省亭・河村蜻山・沼田一雅 岡本隆志 毛筆習字教育の存廃をめぐる諸問題 志邨匠子 近代歴史画の萌芽―国立銀行紙幣の歴史・神話イメージ 増野恵子 第2部 場はイメージとどうかかわるか? ヒトラーへの贈り物・ヒトラーからの贈り物―いびつな美術交流の様相 安松みゆき エト源次郎とスチュアート・キューリンをめぐって 瀧井直子 幕末明治初期京都と田村宗立考 石井香絵 絵師たちの「世代わり」―琉球処分と沖縄の絵師達 奥間政作 第3部 これも美術か? 近代木版職人列伝抄―杉崎帰四之助・木村徳太郎・吉田市松・伊上凡骨・西村熊吉・村瀬錦司・斧銀太郎・漆原木虫 岩切信一郎 絵葉書の戦争、掌上の帝国―恤兵・蒐集・記念 向後恵里子 コマ絵雑考 西山純子 命令する労働者から動員される労働者へ—プロレタリア漫画と芸術学院 喜夛孝臣 戦前 洋画壇の生活 河田明久 第4部 イメージは何をあらわしているか? 神話的記憶と歴史的記憶―広島平和記念資料館の展示について ミカエル・リュケン(坂井利佐子訳) 護れ大空! 戦時日本における国民防空の視覚表現 ジェニファー・ワイゼンフェルド(中村尚明訳) 菊花御紋考 谷田博幸 あとがき 安松みゆき・増野恵子 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

国策紙芝居からみる日本の戦争Ⅱ

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
11,000
神奈川大学非文字資料研究センター「戦時下国策紙芝居と大衆メディアの研究」班 編著、勉誠社、2026年・・・
納入までに3週間ほどかかります。
『桃太郎』や『花咲かじいさん』といったなじみのある昔話や民話を改変し、戦争における日本の正統性を子ども達に植え付け、戦意発揚を目的として作成された「国策紙芝居」。
1930年代後半から日本教育紙芝居協会を中心に作成され配布された国策紙芝居は、当時、1000種類ほど作られたというが、その全体像はいまだ不明な点が多く残されている。
本書は、2018年に刊行した『国策紙芝居からみる日本の戦争』未収録の、国内外に保存されている国策紙芝居287点を、あらすじとともに、フルカラーで紹介。
紙芝居にかかわった人物の経験に深く潜り込みながら、その思想や意識のありようを描き、また、植民地や戦場、銃後の経験のなかで紙芝居という文化がどのように意識化されたかを考察する論考を収録。
国策紙芝居を通して、当時の戦争に対する見方や、日本を取り巻いていた状況を知ることのできる一冊。
目次
まえがき 新垣夢乃

Ⅰ 解題篇
凡例・紙芝居解題リスト
解題

Ⅱ 論考篇
総論 戦時紙芝居(いわゆる「国策紙芝居」)研究の成果と課題 大串潤児
国策紙芝居にみる〈美談〉と心の戦争 原田広
紙芝居を創る人びと――戦時紙芝居論Ⅱ 大串潤児
戦時下の紙芝居は労働者をどのように描いたか――『ひるがへる日章旗:産報画劇』における鉱山労働者の描写を事例に 松本和樹
二流の悲哀、あるいは現実から目を背けた紙芝居――戦時下における松永健哉の足跡から 鈴木一史
山口正明の紙芝居教育について――教育における「感激」の戦中と戦後 新垣夢乃
画家宮田弥太郎が描いた「華麗島」 邱昱翔

Ⅲ データ篇
戦時下紙芝居全国調査【補訂版】について
戦時下紙芝居全国調査【補訂版】データ篇

執筆者一覧
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送可 適格請求
11,000
神奈川大学非文字資料研究センター「戦時下国策紙芝居と大衆メディアの研究」班 編著 、勉誠社 、2026年3月 、480p 、A4判
納入までに3週間ほどかかります。 『桃太郎』や『花咲かじいさん』といったなじみのある昔話や民話を改変し、戦争における日本の正統性を子ども達に植え付け、戦意発揚を目的として作成された「国策紙芝居」。 1930年代後半から日本教育紙芝居協会を中心に作成され配布された国策紙芝居は、当時、1000種類ほど作られたというが、その全体像はいまだ不明な点が多く残されている。 本書は、2018年に刊行した『国策紙芝居からみる日本の戦争』未収録の、国内外に保存されている国策紙芝居287点を、あらすじとともに、フルカラーで紹介。 紙芝居にかかわった人物の経験に深く潜り込みながら、その思想や意識のありようを描き、また、植民地や戦場、銃後の経験のなかで紙芝居という文化がどのように意識化されたかを考察する論考を収録。 国策紙芝居を通して、当時の戦争に対する見方や、日本を取り巻いていた状況を知ることのできる一冊。 目次 まえがき 新垣夢乃 Ⅰ 解題篇 凡例・紙芝居解題リスト 解題 Ⅱ 論考篇 総論 戦時紙芝居(いわゆる「国策紙芝居」)研究の成果と課題 大串潤児 国策紙芝居にみる〈美談〉と心の戦争 原田広 紙芝居を創る人びと――戦時紙芝居論Ⅱ 大串潤児 戦時下の紙芝居は労働者をどのように描いたか――『ひるがへる日章旗:産報画劇』における鉱山労働者の描写を事例に 松本和樹 二流の悲哀、あるいは現実から目を背けた紙芝居――戦時下における松永健哉の足跡から 鈴木一史 山口正明の紙芝居教育について――教育における「感激」の戦中と戦後 新垣夢乃 画家宮田弥太郎が描いた「華麗島」 邱昱翔 Ⅲ データ篇 戦時下紙芝居全国調査【補訂版】について 戦時下紙芝居全国調査【補訂版】データ篇 執筆者一覧

日本文学のなかの〈中国〉(アジア遊学197)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
李銘敬・小峯和明 編、勉誠社、2016、304p、A5判
納入までに3週間ほどかかります。
日本の様々な物語・説話を読み解いていくと、〈中国〉という滔々たる水脈に行き当たる。
その源流を探ることで、日本の古典から近現代文学にまで通底する思潮が見えてくるのではないか。
本書では従来の和漢比較文学研究にとどまらず、宗教儀礼や絵画など多面的なメディアや和漢の言語認識の研究から、漢字漢文文化が日本ひいては東アジア全域の文化形成に果たした役割を明らかにする。
目次
序言 中国・日本文学研究の現在に寄せて 李銘敬・小峯和明
Ⅰ 日本文学と中国文学のあいだ
巻頭エッセイ◎日本文学のなかの〈中国〉―人民大学の窓から 小峯和明
『今昔物語集』の宋代序説 荒木浩
かいまみの文学史―平安物語と唐代伝奇のあいだ 李宇玲
『浜松中納言物語』における「唐土」―知識(knowledge)と想像(imagine)のあいだ 丁莉
樹上法師像の系譜―鳥窠禅師伝から『徒然草』へ 陸晩霞
Ⅱ 和漢比較研究の現在
『杜家立成』における俗字の世界とその影響 馬駿
対策文における儒教的な宇宙観―桓武天皇の治世との関わりから 尤海燕
七夕歌の発生―人麻呂歌集七夕歌の再考 何衛紅
『源氏物語』松風巻の明石君と七夕伝説再考 於国瑛
『源氏物語』写本の伝承と「列帖装」―書誌学の視点から考える 唐暁可
『蒙求和歌』の増補について 趙力偉
コラム◎嫡母と継母―日本の「まま子」譚を考えるために 張龍妹
Ⅲ 東アジアの文学圏
日本古代僧侶の祈雨と長安青龍寺―円珍「青龍寺降雨説話」の成立背景を考える 高兵兵
長安・大興善寺という磁場―日本僧と新羅僧たちの長安・異文化交流の文学史をめざして 小峯和明
『大唐西域記』と金沢文庫保管の説草『西域記伝抄』 高陽
『三国伝記』における『三宝感応要略録』の出典研究をめぐって 李銘敬
虎関師錬の『済北詩話』について 胡 照汀
コラム◎『源氏物語』古注釈書が引く漢籍由来の金言成句 河野貴美子
ほか
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3,080
李銘敬・小峯和明 編 、勉誠社 、2016 、304p 、A5判
納入までに3週間ほどかかります。 日本の様々な物語・説話を読み解いていくと、〈中国〉という滔々たる水脈に行き当たる。 その源流を探ることで、日本の古典から近現代文学にまで通底する思潮が見えてくるのではないか。 本書では従来の和漢比較文学研究にとどまらず、宗教儀礼や絵画など多面的なメディアや和漢の言語認識の研究から、漢字漢文文化が日本ひいては東アジア全域の文化形成に果たした役割を明らかにする。 目次 序言 中国・日本文学研究の現在に寄せて 李銘敬・小峯和明 Ⅰ 日本文学と中国文学のあいだ 巻頭エッセイ◎日本文学のなかの〈中国〉―人民大学の窓から 小峯和明 『今昔物語集』の宋代序説 荒木浩 かいまみの文学史―平安物語と唐代伝奇のあいだ 李宇玲 『浜松中納言物語』における「唐土」―知識(knowledge)と想像(imagine)のあいだ 丁莉 樹上法師像の系譜―鳥窠禅師伝から『徒然草』へ 陸晩霞 Ⅱ 和漢比較研究の現在 『杜家立成』における俗字の世界とその影響 馬駿 対策文における儒教的な宇宙観―桓武天皇の治世との関わりから 尤海燕 七夕歌の発生―人麻呂歌集七夕歌の再考 何衛紅 『源氏物語』松風巻の明石君と七夕伝説再考 於国瑛 『源氏物語』写本の伝承と「列帖装」―書誌学の視点から考える 唐暁可 『蒙求和歌』の増補について 趙力偉 コラム◎嫡母と継母―日本の「まま子」譚を考えるために 張龍妹 Ⅲ 東アジアの文学圏 日本古代僧侶の祈雨と長安青龍寺―円珍「青龍寺降雨説話」の成立背景を考える 高兵兵 長安・大興善寺という磁場―日本僧と新羅僧たちの長安・異文化交流の文学史をめざして 小峯和明 『大唐西域記』と金沢文庫保管の説草『西域記伝抄』 高陽 『三国伝記』における『三宝感応要略録』の出典研究をめぐって 李銘敬 虎関師錬の『済北詩話』について 胡 照汀 コラム◎『源氏物語』古注釈書が引く漢籍由来の金言成句 河野貴美子 ほか

看聞日記とその時代 好奇心旺盛な皇族・伏見宮貞成が語る中世社会

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,620
薗部寿樹 著、勉誠社、2024、344p、46判
室町時代史研究における第一級史料『看聞日記』。
その日記には貧乏な皇族・伏見宮貞成が京都近郊の村落・伏見に移り住んで見聞きした中世社会のありようが事細かに記録されている。
将軍足利義教が暗殺された嘉吉の乱の内幕、僧侶の犯罪、猿楽の鑑賞や酒宴、怪異や怨霊と陰陽師の活躍など―。
33年分の日記のなかから、政治・思想・社会・文化・習俗に関する興味深いエピソードを選出。
読みやすい現代語訳とわかりやすい解説で楽しむ一冊。
目次
はじめに
[解説]伏見宮貞成と『看聞日記』
現代語・抄訳で楽しむ『看聞日記』
一 中世の領主
(1)内裏の防火と称光天皇
(2)栄仁親王の死
(3)栄仁親王の火葬と治仁王の人魂
(4)足利義嗣の末路と白虹
(5)治仁王の急死
(6)宇治川の船遊び
(7)石帯「金青玉」
(8)貴族が経営する旅館
(9)新内侍懐妊疑惑とその顛末
(10)斯波義教の死
(11)宮家の女性たちの呼び名を改める
(12)十四歳新参の侍女
(13)後小松上皇次男・小川宮の酒乱騒動
(14)青蓮院主(のちの足利義教)と摂津猿楽の恵波
(15)伏見宮家女房の逃亡
(16)貞成、九条満教関白に伏見荘内の石橋を贈与する
(17)中世の領主と男色
(18)若き日の貞成の祈願
(19)下馬しない土民
(20)天狗になった天皇
(21)上皇御所女房・女官の密通と後小松上皇の大法
(22)室町将軍の「あれ」
(23)美物の鮒鮨の荒巻・鮎鮨・酒浸・貝のあわ・さいり、そして酒樽
(24)専制君主への忖度
(25)足利義教による暗殺指令
(26)後白河法皇が夢に出た!
(27)足利義教御所内の乱れ
(28)天皇が自身の和歌に「君」と詠むべきではない
(29)大事な仕事に従事する従者は酒と素麺で主人をもてなす。主人はまた強飯と酒で従者をもてなす
(30)嘉吉の乱
(31)貞成、禁闕の変で後花園天皇と再会する
ほか
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薗部寿樹 著 、勉誠社 、2024 、344p 、46判
室町時代史研究における第一級史料『看聞日記』。 その日記には貧乏な皇族・伏見宮貞成が京都近郊の村落・伏見に移り住んで見聞きした中世社会のありようが事細かに記録されている。 将軍足利義教が暗殺された嘉吉の乱の内幕、僧侶の犯罪、猿楽の鑑賞や酒宴、怪異や怨霊と陰陽師の活躍など―。 33年分の日記のなかから、政治・思想・社会・文化・習俗に関する興味深いエピソードを選出。 読みやすい現代語訳とわかりやすい解説で楽しむ一冊。 目次 はじめに [解説]伏見宮貞成と『看聞日記』 現代語・抄訳で楽しむ『看聞日記』 一 中世の領主 (1)内裏の防火と称光天皇 (2)栄仁親王の死 (3)栄仁親王の火葬と治仁王の人魂 (4)足利義嗣の末路と白虹 (5)治仁王の急死 (6)宇治川の船遊び (7)石帯「金青玉」 (8)貴族が経営する旅館 (9)新内侍懐妊疑惑とその顛末 (10)斯波義教の死 (11)宮家の女性たちの呼び名を改める (12)十四歳新参の侍女 (13)後小松上皇次男・小川宮の酒乱騒動 (14)青蓮院主(のちの足利義教)と摂津猿楽の恵波 (15)伏見宮家女房の逃亡 (16)貞成、九条満教関白に伏見荘内の石橋を贈与する (17)中世の領主と男色 (18)若き日の貞成の祈願 (19)下馬しない土民 (20)天狗になった天皇 (21)上皇御所女房・女官の密通と後小松上皇の大法 (22)室町将軍の「あれ」 (23)美物の鮒鮨の荒巻・鮎鮨・酒浸・貝のあわ・さいり、そして酒樽 (24)専制君主への忖度 (25)足利義教による暗殺指令 (26)後白河法皇が夢に出た! (27)足利義教御所内の乱れ (28)天皇が自身の和歌に「君」と詠むべきではない (29)大事な仕事に従事する従者は酒と素麺で主人をもてなす。主人はまた強飯と酒で従者をもてなす (30)嘉吉の乱 (31)貞成、禁闕の変で後花園天皇と再会する ほか 納入までに3週間ほどかかります。

東アジア世界の民俗 変容する社会・生活・文化(アジア遊学215)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
松尾恒一 編、勉誠社、2017、272p、A5判
表紙に汚れあり。
変容し続ける現代社会を、民俗学・文化人類学はどのように捉えることができるのか。
文化の伝承は、どのように記録・記憶・保存され、未来に向かうのか。
都市化の拡大や、民俗・民族文化の継承、発展、人と人のつながりの変化など、
諸地域の社会と生活、文化を取り上げ、グローバル化が拡大する東アジアの現在を見つめなおす。
目次
序 民俗から考える東アジア世界の現在―資源化、人の移動、災害 松尾恒一
Ⅰ 日常としての都市の生活を考える
生活革命、ノスタルジアと中国民俗学 周星(翻訳:梁青/補訂:松尾恒一)
科学技術世界のなかの生活文化―日中民俗学の狭間で考える 田村和彦
Ⅱ 文化が遺産になるとき―記録と記憶、そのゆくえ
国家政策と民族文化―トン族の風雨橋を中心に 兼重努
台湾における民俗文化の文化財化をめぐる動向 林承緯
「奇異」な民俗の追求 ―エスニック・ツーリズムのジレンマ 徐贛麗(翻訳:馬場彩加)
観光文脈における民俗宗教―雲南省麗江ナシ族 トンパ教の宗教から民俗活動への展開を事例として 宗暁蓮
琉球・中国の交流と龍舟競渡―現代社会と民俗文化 松尾恒一
コラム 祠堂と宗族の近代―中国広東省東莞の祠堂を例として 賈静波(翻訳:阮将軍/補訂:松尾恒一)
Ⅲ 越境するつながりと断絶―復活と再編
“記憶の場”としての族譜とその民俗的価値 王霄冰(翻訳:中村貴)
「つながり」を創る沖縄の系譜 小熊誠
中国人新移民と宗族 張玉玲
水上から陸上へ―太湖における漁民の社会組織の変容 胡艶紅
「災害復興」過程における国家権力と地域社会―災害記憶を中心として 王暁葵(翻訳:中村貴)
コラム “内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践 中村貴
ほか
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3,080
松尾恒一 編 、勉誠社 、2017 、272p 、A5判
表紙に汚れあり。 変容し続ける現代社会を、民俗学・文化人類学はどのように捉えることができるのか。 文化の伝承は、どのように記録・記憶・保存され、未来に向かうのか。 都市化の拡大や、民俗・民族文化の継承、発展、人と人のつながりの変化など、 諸地域の社会と生活、文化を取り上げ、グローバル化が拡大する東アジアの現在を見つめなおす。 目次 序 民俗から考える東アジア世界の現在―資源化、人の移動、災害 松尾恒一 Ⅰ 日常としての都市の生活を考える 生活革命、ノスタルジアと中国民俗学 周星(翻訳:梁青/補訂:松尾恒一) 科学技術世界のなかの生活文化―日中民俗学の狭間で考える 田村和彦 Ⅱ 文化が遺産になるとき―記録と記憶、そのゆくえ 国家政策と民族文化―トン族の風雨橋を中心に 兼重努 台湾における民俗文化の文化財化をめぐる動向 林承緯 「奇異」な民俗の追求 ―エスニック・ツーリズムのジレンマ 徐贛麗(翻訳:馬場彩加) 観光文脈における民俗宗教―雲南省麗江ナシ族 トンパ教の宗教から民俗活動への展開を事例として 宗暁蓮 琉球・中国の交流と龍舟競渡―現代社会と民俗文化 松尾恒一 コラム 祠堂と宗族の近代―中国広東省東莞の祠堂を例として 賈静波(翻訳:阮将軍/補訂:松尾恒一) Ⅲ 越境するつながりと断絶―復活と再編 “記憶の場”としての族譜とその民俗的価値 王霄冰(翻訳:中村貴) 「つながり」を創る沖縄の系譜 小熊誠 中国人新移民と宗族 張玉玲 水上から陸上へ―太湖における漁民の社会組織の変容 胡艶紅 「災害復興」過程における国家権力と地域社会―災害記憶を中心として 王暁葵(翻訳:中村貴) コラム “内なる他者”としての上海在住日本人と彼らの日常的実践 中村貴 ほか

五代十国 - 乱世のむこうの「治」(アジア遊学291)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
山根直生 編、勉誠社、2023年12月、312 頁、A5判
五つの王朝が交代を繰り返した華北、十の王国によって分割された江南ー「五代十国」の時代は、中国史上にしばしばあらわれる「乱世」「分裂割拠」のくりかえしとして、いわゆる「唐宋変革期」における取るに足りない過渡期と見なされてきた。
しかし、我々は宋王朝を正統とするために打ち出されたこの「五代十国」の概念にとらわれ過ぎてしまっていたのではないか?
同時期の各政権・各地方を仔細に検討してみると、新時代に対応しようとする各々の模索のあり方が浮かびあがってくる。
従来「乱」や「離」としてばかり取り上げられてきた五代十国それぞれの「治」を先入観無く見つめることで、十世紀前後を跨ぐ中国史の大きな展開を明らかにする。

目次

序論 山根直生

1 五代
後梁―「賢女」の諜報網 山根直生
燕・趙両政権と仏教・道教 新見まどか
後唐・後晋―沙陀突厥系王朝のはじまり 森部豊
契丹国(遼)―華北王朝か、東ユーラシア帝国か 森部豊
後漢と北漢―冊封される皇帝 毛利英介
急造された「都城」開封―後周の太祖郭威・世宗柴栄とその時代 久保田和男
宋太祖朝―「六代目」王朝の君主 藤本猛
〔コラム〕宋太祖千里送京娘―真実と虚構が交錯した英雄の旅路 謝金魚(翻訳:山根直生)

2 十国
「正統王朝」としての南唐 久保田和男
留学僧と仏教事業から見た末期呉越 榎本渉
〔コラム〕『体源抄』にみえる博多「唐坊」説話 山内晋次
〔コラム〕五代の出版 高津孝
王閩政権およびその統治下の閩西北地方豪族 呉修安(翻訳:山口智哉)
楚の「経済発展」再考 樋口能成
正統の追及―前後蜀の建国への道 許凱翔(翻訳:前田佳那)
南漢―「宦官王国」の実像 猪原達生
〔コラム〕万事休す―荊南節度使高氏の苦悩 山崎覚士
「十国」としての北部ベトナム 遠藤総史
定難軍節度使から西夏へ―唐宋変革期のタングート 伊藤一馬
〔コラム〕五代武人の「文」 柳立言(翻訳:高津孝)
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3,520
山根直生 編 、勉誠社 、2023年12月 、312 頁 、A5判
五つの王朝が交代を繰り返した華北、十の王国によって分割された江南ー「五代十国」の時代は、中国史上にしばしばあらわれる「乱世」「分裂割拠」のくりかえしとして、いわゆる「唐宋変革期」における取るに足りない過渡期と見なされてきた。 しかし、我々は宋王朝を正統とするために打ち出されたこの「五代十国」の概念にとらわれ過ぎてしまっていたのではないか? 同時期の各政権・各地方を仔細に検討してみると、新時代に対応しようとする各々の模索のあり方が浮かびあがってくる。 従来「乱」や「離」としてばかり取り上げられてきた五代十国それぞれの「治」を先入観無く見つめることで、十世紀前後を跨ぐ中国史の大きな展開を明らかにする。 目次 序論 山根直生 1 五代 後梁―「賢女」の諜報網 山根直生 燕・趙両政権と仏教・道教 新見まどか 後唐・後晋―沙陀突厥系王朝のはじまり 森部豊 契丹国(遼)―華北王朝か、東ユーラシア帝国か 森部豊 後漢と北漢―冊封される皇帝 毛利英介 急造された「都城」開封―後周の太祖郭威・世宗柴栄とその時代 久保田和男 宋太祖朝―「六代目」王朝の君主 藤本猛 〔コラム〕宋太祖千里送京娘―真実と虚構が交錯した英雄の旅路 謝金魚(翻訳:山根直生) 2 十国 「正統王朝」としての南唐 久保田和男 留学僧と仏教事業から見た末期呉越 榎本渉 〔コラム〕『体源抄』にみえる博多「唐坊」説話 山内晋次 〔コラム〕五代の出版 高津孝 王閩政権およびその統治下の閩西北地方豪族 呉修安(翻訳:山口智哉) 楚の「経済発展」再考 樋口能成 正統の追及―前後蜀の建国への道 許凱翔(翻訳:前田佳那) 南漢―「宦官王国」の実像 猪原達生 〔コラム〕万事休す―荊南節度使高氏の苦悩 山崎覚士 「十国」としての北部ベトナム 遠藤総史 定難軍節度使から西夏へ―唐宋変革期のタングート 伊藤一馬 〔コラム〕五代武人の「文」 柳立言(翻訳:高津孝)

天文文化学の視点 星を軸に文化を語る(アジア遊学296)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
松浦清・真貝寿明 編、勉誠社、2024、320p、A5判
目次
序 「天文文化学」という複合領域を楽しむために 松浦清
I 絵画・文学作品にみる天文文化
原在明《山上月食図》(個人蔵)の画題について 松浦清
一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって 横山恵理
「軌道」の語史―江戸時代末以降を中心に 米田達郎
[コラム] 星の美を詠む 横山恵理
[コラム]明治初頭の啓蒙書ブーム「窮理熱」と『滑稽窮理 臍の西国』 真貝寿明
II 信仰・思想にみる天文文化
銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて 西村昌能
天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台 勝俣隆
南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス― 南方曼荼羅の世界観 井村誠
[コラム]天文学者は星を知らない 真貝寿明
II 民俗にみる天文文化
奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察 澤田幸輝
[コラム]三日月の傾きと農業予測―鹿児島県与論島のマクマを事例に 澤田幸輝
天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える 北尾浩一
IV 中世以前の天体現象と天文文化
天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法 竹迫忍
惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察 作花一志
[コラム]星の数、銀河の数 真貝寿明
丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討 真貝寿明
V 近世以降の天体現象と天文文化
1861 年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に 北井礼三郎・玉澤春史・岩橋清美
日本に伝わった古世界地図と星図の系譜 真貝寿明
あとがき 天文文化学を進める上で見えてきたもの―理系出身者の視点から 真貝寿明
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3,850
松浦清・真貝寿明 編 、勉誠社 、2024 、320p 、A5判
目次 序 「天文文化学」という複合領域を楽しむために 松浦清 I 絵画・文学作品にみる天文文化 原在明《山上月食図》(個人蔵)の画題について 松浦清 一条兼良がみた星空―『花鳥余情』における「彦星」「天狗星」注をめぐって 横山恵理 「軌道」の語史―江戸時代末以降を中心に 米田達郎 [コラム] 星の美を詠む 横山恵理 [コラム]明治初頭の啓蒙書ブーム「窮理熱」と『滑稽窮理 臍の西国』 真貝寿明 II 信仰・思想にみる天文文化 銅鏡の文様に見られる古代中国の宇宙観―記紀神話への受容とからめて 西村昌能 天の河の機能としての二重性―境界と通路、死と復活・生成、敵対と恋愛の舞台 勝俣隆 南方熊楠のミクロコスモスとマクロコスモス― 南方曼荼羅の世界観 井村誠 [コラム]天文学者は星を知らない 真貝寿明 II 民俗にみる天文文化 奄美与論島における十五夜の盗みの現代的変容をめぐる一考察 澤田幸輝 [コラム]三日月の傾きと農業予測―鹿児島県与論島のマクマを事例に 澤田幸輝 天文文化学から与那覇勢頭豊見親のにーりを考える 北尾浩一 IV 中世以前の天体現象と天文文化 天命思想の受容による飛鳥時代の変革―北極星による古代の正方位測量法 竹迫忍 惑星集合と中国古代王朝の開始年についての考察 作花一志 [コラム]星の数、銀河の数 真貝寿明 丹後に伝わる浦島伝説とそのタイムトラベルの検討 真貝寿明 V 近世以降の天体現象と天文文化 1861 年テバット彗星の位置測量精度―土御門家と間家の測量比較を中心に 北井礼三郎・玉澤春史・岩橋清美 日本に伝わった古世界地図と星図の系譜 真貝寿明 あとがき 天文文化学を進める上で見えてきたもの―理系出身者の視点から 真貝寿明

近現代日本を生きるテクスト遺産 モノ×営為×世界(アジア遊学305)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
Edoardo Gerlini 河野貴美子 編、勉誠社、2025、240p、A5判
近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。
その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。
書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。
その働きと諸相はどのように把握することができるのか。
さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。
目次
序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子
緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini
Ⅰ 「モノ」としてのテクスト遺産
明治期博物館の図書収集と管理―「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲
「古筆家」の近代―古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩
書跡文化のこれまでとこれから―テクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子
Ⅱ 営為としてのテクスト遺産
〈期待の地平〉と〈文学遺産〉―「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩
文献に記された民俗について―民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄
テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens
桜咲く束稲山―歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子
テクスト遺産としての日本漢詩―戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh
Ⅲ 日本のテクスト遺産と世界
近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則
「英語の世紀」に言葉を継承するということ―水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩

入荷まで2週間ほどかかります。
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3,300
Edoardo Gerlini 河野貴美子 編 、勉誠社 、2025 、240p 、A5判
近年、文化的アイデンティティを問う議論が世界的に展開している。 その議論において頻繁に活用されるのは「遺産」という概念である。 書記資料、文章、文字など、いわゆる「テクスト」という文化的生産物は、近代および現代においてどのように変容し、「遺産」となっていったのか。 その働きと諸相はどのように把握することができるのか。 さまざまに姿を変える「モノ」としてのテクストのありかた、また、それにまつわる継承・選択・改編・再生等の多様で複雑な「営為」、そして、「テクスト」を取り巻く「世界」への広がりという三つの視点を織り交ぜることで、過去から現在まで営々と積み重ねられてきた「テクスト」と人間との関係性を問い直し、人文学を起点とした新たな世界認識の可能性を示す画期的成果。 目次 序言 Edoardo Gerlini・河野貴美子 緒論 常に現在を生きるテクスト遺産 Edoardo Gerlini Ⅰ 「モノ」としてのテクスト遺産 明治期博物館の図書収集と管理―「列品」と「事務参考図書」の間 田良島哲 「古筆家」の近代―古筆文化を支えた人々 佐々木孝浩 書跡文化のこれまでとこれから―テクスト遺産の視点から考えるその意義 河野貴美子 Ⅱ 営為としてのテクスト遺産 〈期待の地平〉と〈文学遺産〉―「脱構築」に始まる長明「方丈の庵」をめぐって 荒木浩 文献に記された民俗について―民俗研究におけるテクスト遺産活用のために 加藤秀雄 テクスト遺産としての令和度大嘗会屏風・屏風歌・風俗歌 Edward Kamens 桜咲く束稲山―歌枕の誕生と変容、そして記憶の再生 渡邉裕美子 テクスト遺産としての日本漢詩―戦後漢詩専門雑誌『雅友』を中心に Matthew Fraleigh Ⅲ 日本のテクスト遺産と世界 近代国文学の示す「古典」と「世界」の文学 陣野英則 「英語の世紀」に言葉を継承するということ―水村美苗「私小説 from left to right」を手がかりとして 河野至恩 入荷まで2週間ほどかかります。

続「訓読」論 東アジア漢文世界の形成【オンデマンド版】

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
6,820
中村春作・市來津由彦・田尻祐一郎・前田勉 編、勉誠社、2024(第3刷)、482 頁
『続「訓読」論』(ISBN:978-4-585-28001-9)(2010年11月刊行)のオンデマンド版となります。

納期まで、3週間かかります。

東アジア漢文世界において漢文テキストは実際にどのような〈てだて〉で「読まれ」、そこでいったい何が生じたのか、そこから何が形成されたのか―「知」の伝播と体内化の過程を「訓読」論の視角から読み解くことで東アジア漢文世界の成立を検証する。
目次
序・「訓読」論から東アジア漢文世界の形成を考える/中村春作

Ⅰ東アジアにおける「知」の体内化と「訓読」

読誦のことば―雅言としての訓読/齋藤希史
琉球における「漢文」読み―思想史的読解の試み/中村春作
素読の教育文化―テキストの身体化/辻本雅史
明治前期の訓読体―言路洞開から公議輿論へ/前田 勉
どう訓むかという問題の難しさ/小島 毅
朝鮮半島の書記史―不可避の自己としての漢語/伊藤英人

Ⅱ近世の「知」の形成と「訓読」―経典・聖諭・土着

漢文の訓読、階層性、トポス―『春香伝』の「千字文プリ(唱)」を手掛りとして/崔 在穆
平田国学と『論語』―菊池正古『論語考』をめぐって/田尻祐一郎
満洲語思想・科学文献からみる訓読論/渡辺純成
唐通事の「官話」受容―もう一つの「訓読」/木津祐子
訓読から「辺境」を考える/澤井啓一

Ⅲ「訓読」と近代の「知」の回廊―文学・翻訳・教育

白話小説はどう読まれたか―江戸時代の音読、和訳、訓読をめぐって/川島優子
近代日本における白話小説の翻訳文体について―「三言」の事例を中心に/勝山 稔
明治・大正期の漢文教科書―洋学系教材を中心に/木村 淳
中国思想古典の文化象徴性と明治・大正・昭和―『論語』を素材に/市來津由彦

あとがき/執筆者一覧
人名索引/書名・論文名索引
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6,820
中村春作・市來津由彦・田尻祐一郎・前田勉 編 、勉誠社 、2024(第3刷) 、482 頁
『続「訓読」論』(ISBN:978-4-585-28001-9)(2010年11月刊行)のオンデマンド版となります。 納期まで、3週間かかります。 東アジア漢文世界において漢文テキストは実際にどのような〈てだて〉で「読まれ」、そこでいったい何が生じたのか、そこから何が形成されたのか―「知」の伝播と体内化の過程を「訓読」論の視角から読み解くことで東アジア漢文世界の成立を検証する。 目次 序・「訓読」論から東アジア漢文世界の形成を考える/中村春作 Ⅰ東アジアにおける「知」の体内化と「訓読」 読誦のことば―雅言としての訓読/齋藤希史 琉球における「漢文」読み―思想史的読解の試み/中村春作 素読の教育文化―テキストの身体化/辻本雅史 明治前期の訓読体―言路洞開から公議輿論へ/前田 勉 どう訓むかという問題の難しさ/小島 毅 朝鮮半島の書記史―不可避の自己としての漢語/伊藤英人 Ⅱ近世の「知」の形成と「訓読」―経典・聖諭・土着 漢文の訓読、階層性、トポス―『春香伝』の「千字文プリ(唱)」を手掛りとして/崔 在穆 平田国学と『論語』―菊池正古『論語考』をめぐって/田尻祐一郎 満洲語思想・科学文献からみる訓読論/渡辺純成 唐通事の「官話」受容―もう一つの「訓読」/木津祐子 訓読から「辺境」を考える/澤井啓一 Ⅲ「訓読」と近代の「知」の回廊―文学・翻訳・教育 白話小説はどう読まれたか―江戸時代の音読、和訳、訓読をめぐって/川島優子 近代日本における白話小説の翻訳文体について―「三言」の事例を中心に/勝山 稔 明治・大正期の漢文教科書―洋学系教材を中心に/木村 淳 中国思想古典の文化象徴性と明治・大正・昭和―『論語』を素材に/市來津由彦 あとがき/執筆者一覧 人名索引/書名・論文名索引

東アジアの結婚 文学・歴史・宗教(アジア遊学157)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
2,640
仁平道明 編、勉誠社、2012、248p、A5判
『青鞜』創刊号の「元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。」という言葉は、誇りかで高らかな宣言であると同時に、「今、女性は月である。 他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。」という、女性が置かれた現実と哀しみから発せられた嘆きの言葉でもあった。
それが典型的なかたちで現れる場である結婚について、東アジア(日本、韓国、中国、台湾)の女性の結婚を語る文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。
目次
[日本]
上代の女性の結婚と仏教―『日本霊異記』を通してみる―/河野貴美子
古代日本の婚姻形態と妻妾制の導入―居住・親族名称・呼称を中心に―/胡潔
平安時代の婚姻制度と女性/工藤重矩
平安貴族の結婚と家族/服藤早苗
中世の女性の結婚と仏教/佐藤弘夫
中世後期の結婚と家―武家の家を中心に/久留島典子
近世の結婚と女性/大藤修
[中国]
中国における古代婚姻制度と習俗/韓昇(岩田和子 訳)
『周易』の女性観・結婚観と不均衡より生じるエネルギー/張哲俊(石碩 訳)
『詩経』における女性の結婚生活/周峨(原田信 訳)
“中国式”結婚と現代の結婚生活の危機―現代中国の結婚・恋愛ドラマについての一考察―/董麗敏(依田菜津子 訳)
[韓国]
「いと浮かびたる」女の宿世―韓国の婚姻風俗の変遷と女性の生―/李美淑
閨訓書から見た朝鮮時代の既婚女性の倫理/李景河(李美淑 訳)
閨房歌辭(ギュバンガサ)から見た朝鮮時代女性の生と結婚/鄭麟淑(李美淑 訳)
韓国における家族変化と女性の独身現象/李東鈺(李美淑 訳)
[台湾]
現代台湾における女性の婚姻形態と動向/蕭英玲・利翠珊(王嘉臨・林庭禎 訳)
納入までに3週間ほどかかります。
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2,640
仁平道明 編 、勉誠社 、2012 、248p 、A5判
『青鞜』創刊号の「元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。」という言葉は、誇りかで高らかな宣言であると同時に、「今、女性は月である。 他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。」という、女性が置かれた現実と哀しみから発せられた嘆きの言葉でもあった。 それが典型的なかたちで現れる場である結婚について、東アジア(日本、韓国、中国、台湾)の女性の結婚を語る文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。 目次 [日本] 上代の女性の結婚と仏教―『日本霊異記』を通してみる―/河野貴美子 古代日本の婚姻形態と妻妾制の導入―居住・親族名称・呼称を中心に―/胡潔 平安時代の婚姻制度と女性/工藤重矩 平安貴族の結婚と家族/服藤早苗 中世の女性の結婚と仏教/佐藤弘夫 中世後期の結婚と家―武家の家を中心に/久留島典子 近世の結婚と女性/大藤修 [中国] 中国における古代婚姻制度と習俗/韓昇(岩田和子 訳) 『周易』の女性観・結婚観と不均衡より生じるエネルギー/張哲俊(石碩 訳) 『詩経』における女性の結婚生活/周峨(原田信 訳) “中国式”結婚と現代の結婚生活の危機―現代中国の結婚・恋愛ドラマについての一考察―/董麗敏(依田菜津子 訳) [韓国] 「いと浮かびたる」女の宿世―韓国の婚姻風俗の変遷と女性の生―/李美淑 閨訓書から見た朝鮮時代の既婚女性の倫理/李景河(李美淑 訳) 閨房歌辭(ギュバンガサ)から見た朝鮮時代女性の生と結婚/鄭麟淑(李美淑 訳) 韓国における家族変化と女性の独身現象/李東鈺(李美淑 訳) [台湾] 現代台湾における女性の婚姻形態と動向/蕭英玲・利翠珊(王嘉臨・林庭禎 訳) 納入までに3週間ほどかかります。

無住道暁の拓く鎌倉時代 中世兼学僧の思想と空間(アジア遊学298)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
土屋有里子 編、勉誠社、2024、216p、A5判
『沙石集』、『雑談集』などの説話集編者として知られる無住道暁(むじゅうどうぎょう、一二二六〜一三一二。鎌倉時代後期の遁世僧)。
近年、無住の修学面に関する新資料が公になり、その研究も大きく飛躍しているが、
彼自身の人生を諸分野から概観する書籍はない。
彼はいつどこで誰に出会い、どのような教えを受け、何を選択したのか。
鎌倉時代を代表する説話集は、無住のいかなる人生を投影して作られたのか。
無住が生きた土地・場、各地での僧侶間ネットワークに着目し、宗教者としての内実を読み解くと同時に、無住をとりまく文芸活動を考察。
鎌倉幕府や北条氏にも高い関心を寄せた無住の修学・文学を、彼の人生の流れに沿ってとらえ直す。
目次
序文◆土屋有里子
第一部 修学と環境をめぐる―東国・尾張・京
常陸の宗教世界と無住◆亀山純生
無住と法身房◆土屋有里子
無住と鎌倉―鎌倉の仏教関係説話を中心に◆追塩千尋
尾張長母寺住持無住と地域の人々◆山田邦明
無住にとっての尾張―地方在住僧の帰属意識◆三好俊徳
無住と伊勢神宮―『沙石集』巻第一第一話「太神宮御事」をめぐって◆伊藤聡
円爾述『逸題無住聞書』と無住◆和田有希子
『沙石集』における解脱房貞慶の役割から聖一国師への道―無住が捉えた貞慶の伝承像とその文脈―円爾と交錯する中世仏教の展開◆阿部泰郎
第二部 無住と文芸活動―説話集編者の周辺
ふたつの鼓動―『沙石集』と『私聚百因縁集』をつなぐもの◆加美甲多
『雑談集』巻五にみえる呪願◆高橋悠介
梶原伝承と尾張万歳◆土屋有里子
無住と南宋代成立典籍・補遺◆小林直樹
無住の和歌陀羅尼観―『沙石集』諸本から変遷をたどる◆平野多恵
「無住と『法華経』、法華経読誦」◆柴佳世乃

納入までに3週間ほどかかります。
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3,080
土屋有里子 編 、勉誠社 、2024 、216p 、A5判
『沙石集』、『雑談集』などの説話集編者として知られる無住道暁(むじゅうどうぎょう、一二二六〜一三一二。鎌倉時代後期の遁世僧)。 近年、無住の修学面に関する新資料が公になり、その研究も大きく飛躍しているが、 彼自身の人生を諸分野から概観する書籍はない。 彼はいつどこで誰に出会い、どのような教えを受け、何を選択したのか。 鎌倉時代を代表する説話集は、無住のいかなる人生を投影して作られたのか。 無住が生きた土地・場、各地での僧侶間ネットワークに着目し、宗教者としての内実を読み解くと同時に、無住をとりまく文芸活動を考察。 鎌倉幕府や北条氏にも高い関心を寄せた無住の修学・文学を、彼の人生の流れに沿ってとらえ直す。 目次 序文◆土屋有里子 第一部 修学と環境をめぐる―東国・尾張・京 常陸の宗教世界と無住◆亀山純生 無住と法身房◆土屋有里子 無住と鎌倉―鎌倉の仏教関係説話を中心に◆追塩千尋 尾張長母寺住持無住と地域の人々◆山田邦明 無住にとっての尾張―地方在住僧の帰属意識◆三好俊徳 無住と伊勢神宮―『沙石集』巻第一第一話「太神宮御事」をめぐって◆伊藤聡 円爾述『逸題無住聞書』と無住◆和田有希子 『沙石集』における解脱房貞慶の役割から聖一国師への道―無住が捉えた貞慶の伝承像とその文脈―円爾と交錯する中世仏教の展開◆阿部泰郎 第二部 無住と文芸活動―説話集編者の周辺 ふたつの鼓動―『沙石集』と『私聚百因縁集』をつなぐもの◆加美甲多 『雑談集』巻五にみえる呪願◆高橋悠介 梶原伝承と尾張万歳◆土屋有里子 無住と南宋代成立典籍・補遺◆小林直樹 無住の和歌陀羅尼観―『沙石集』諸本から変遷をたどる◆平野多恵 「無住と『法華経』、法華経読誦」◆柴佳世乃 納入までに3週間ほどかかります。

宋代とは何か 最前線の研究が描き出す新たな歴史像(アジア遊学277)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
平田茂樹・山口智哉・小林隆道・梅村尚樹 編、勉誠社、2022年11月、280p、A5判
発送までに3週間ほどかかります
政治・経済のみならず、文化・思想・芸術・技術等、多種多様な分野において、大きな画期となった中国宋代。
21世紀に入り、新史料の発掘や新たな史料分析の方法などが進展し、従来の宋代史像への見直しが迫られている。
歴史・文学・思想・美術など諸分野の最前線を示す22の論考より、多角的視点から宋代を捉えなおし、従来の通説とは異なる、新たな時代像を提示する必読の一書。
目次
序論 平田茂樹
【総論】宋代史はどこへ向かっているのか 平田茂樹・小林隆道・梅村尚樹
宋代皇帝一覧
第一部 政治史・制度史・都城史・法制史
北宋官制の構造と展開―「元豊官制改革」の歴史的位置づけ 宮崎聖明
北宋末~南宋の政治史―「皇帝親政」と「専権宰相」の時代 藤本猛
宋都開封からの潮流―十一から十三世紀における都城史の画期 久保田和男
南宋時代の姦通事件における立証のジレンマ 趙晶(山口智哉訳)
第二部 社会史・文化史
宋代文士の旅行観―「遠遊」と「離別」から 呉雅婷(山口智哉訳)
宋画研究の現状―意義の解析を中心として 陳 韻如(山口智哉訳)
宋代音楽史・東アジア音楽史の中の大晟楽 田中有紀
[コラム]宋代の飲食 塩 卓悟
[コラム]宋代の農業技術―水稲作を中心に 市村導人
[コラム]宋代絵画の様式・技法と材料 塚本麿充
第三部 文学・思想史・宗教史
歐陽脩書簡九十六篇の発見―新資料発見の経緯と九十六篇の特色 東英寿
「士」と「農」、「勧農」と「躬耕」―陸游とその田園詩について 浅見洋二
道学研究の最前線 福谷彬
宋代の道観―茅山を中心に 酒井規史
宋代民間信仰研究の回顧と展望 王燕萍
[コラム]北宋仏教の気風 齋藤智寛
[コラム]五山僧が読んだ黄庭堅集―万里集九『帳中香』を手がかりに 緑川英樹
第四部 国際関係史
「宋西北辺境軍政文書」と宋代の軍事体制 伊藤一馬
『中興礼書』から見た高宗弔祭使関連儀礼の諸相 毛利英介
宋・東南アジア地域の関係史 遠藤総史
[コラム]薩摩塔から見た日中交流 高津孝
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3,520
平田茂樹・山口智哉・小林隆道・梅村尚樹 編 、勉誠社 、2022年11月 、280p 、A5判
発送までに3週間ほどかかります 政治・経済のみならず、文化・思想・芸術・技術等、多種多様な分野において、大きな画期となった中国宋代。 21世紀に入り、新史料の発掘や新たな史料分析の方法などが進展し、従来の宋代史像への見直しが迫られている。 歴史・文学・思想・美術など諸分野の最前線を示す22の論考より、多角的視点から宋代を捉えなおし、従来の通説とは異なる、新たな時代像を提示する必読の一書。 目次 序論 平田茂樹 【総論】宋代史はどこへ向かっているのか 平田茂樹・小林隆道・梅村尚樹 宋代皇帝一覧 第一部 政治史・制度史・都城史・法制史 北宋官制の構造と展開―「元豊官制改革」の歴史的位置づけ 宮崎聖明 北宋末~南宋の政治史―「皇帝親政」と「専権宰相」の時代 藤本猛 宋都開封からの潮流―十一から十三世紀における都城史の画期 久保田和男 南宋時代の姦通事件における立証のジレンマ 趙晶(山口智哉訳) 第二部 社会史・文化史 宋代文士の旅行観―「遠遊」と「離別」から 呉雅婷(山口智哉訳) 宋画研究の現状―意義の解析を中心として 陳 韻如(山口智哉訳) 宋代音楽史・東アジア音楽史の中の大晟楽 田中有紀 [コラム]宋代の飲食 塩 卓悟 [コラム]宋代の農業技術―水稲作を中心に 市村導人 [コラム]宋代絵画の様式・技法と材料 塚本麿充 第三部 文学・思想史・宗教史 歐陽脩書簡九十六篇の発見―新資料発見の経緯と九十六篇の特色 東英寿 「士」と「農」、「勧農」と「躬耕」―陸游とその田園詩について 浅見洋二 道学研究の最前線 福谷彬 宋代の道観―茅山を中心に 酒井規史 宋代民間信仰研究の回顧と展望 王燕萍 [コラム]北宋仏教の気風 齋藤智寛 [コラム]五山僧が読んだ黄庭堅集―万里集九『帳中香』を手がかりに 緑川英樹 第四部 国際関係史 「宋西北辺境軍政文書」と宋代の軍事体制 伊藤一馬 『中興礼書』から見た高宗弔祭使関連儀礼の諸相 毛利英介 宋・東南アジア地域の関係史 遠藤総史 [コラム]薩摩塔から見た日中交流 高津孝

日本の中世貨幣と東アジア(アジア遊学273)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
中島圭一 編、勉誠社、2022年9月、336 頁
モノの流通、経済の発展において要となる貨幣。
古来、その発行は、国家形成における重要なタームの一つであるが、中世日本においては、朝廷や幕府など公権力による貨幣発行はなされず、唐・宋・元・明などの中国歴代王朝により作られた銭が大量に流入し、さらには朝鮮半島の高麗・朝鮮やベトナムなど周辺諸国のものも加わり、それらの渡来銭を用いた貨幣流通が本格化する状況が現れることとなった。
公権力による裏付け・保証のない渡来銭が如何に国内通貨となり得たのか。
遠隔地決済を可能とする為替制度は、どのような信用基盤の上に成り立っていたのか。
そして、数百年間続いた渡来銭を基盤とする貨幣流通の状況に終止符をうった要因は何なのか。
貨幣というものの性質を考えるうえで興味深い問題を多数孕む日本の中世貨幣を、文献・考古資料を博捜し、東アジア的視点からも捉えなおす画期的成果。

目次

序言 中島圭一

第一部 中世貨幣の成立と展開
渡来銭流通の開始と確立をめぐって 中島圭一
中世手形の信用とその決済システムについて 伊藤啓介
割符のしくみの応用技術 井上正夫
中世日本に銭は足りていたか 高木久史

第二部 貨幣をめぐる明と日本
永樂通寳日本流入経路の検討―東南アジア経路説の提唱 古澤義久
永楽銭の流通 川戸貴史
中世後期日本の貨幣流通と東アジア 大田由紀夫
撰銭と東アジア銭貨流通 中島楽章

第三部 出土銭からみた貨幣流通
個別出土銭からみた銭貨流通の地域差―東国を中心に 石神裕之
出土銭貨研究の諸相―近年の動向から 櫻木晋一
琉球列島の出土銭貨 宮城弘樹
東ユーラシアの銭貨流通モデル 三宅俊彦

第四部 中世から近世へ
南京銭と鍛(ちゃん)再考 本多博之
織田信長の撰銭令をめぐって 平井上総
十六~十七世紀伊勢神宮地域をめぐる信用と金融の実像 千枝大志

年号対照表

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中島圭一 編 、勉誠社 、2022年9月 、336 頁
モノの流通、経済の発展において要となる貨幣。 古来、その発行は、国家形成における重要なタームの一つであるが、中世日本においては、朝廷や幕府など公権力による貨幣発行はなされず、唐・宋・元・明などの中国歴代王朝により作られた銭が大量に流入し、さらには朝鮮半島の高麗・朝鮮やベトナムなど周辺諸国のものも加わり、それらの渡来銭を用いた貨幣流通が本格化する状況が現れることとなった。 公権力による裏付け・保証のない渡来銭が如何に国内通貨となり得たのか。 遠隔地決済を可能とする為替制度は、どのような信用基盤の上に成り立っていたのか。 そして、数百年間続いた渡来銭を基盤とする貨幣流通の状況に終止符をうった要因は何なのか。 貨幣というものの性質を考えるうえで興味深い問題を多数孕む日本の中世貨幣を、文献・考古資料を博捜し、東アジア的視点からも捉えなおす画期的成果。 目次 序言 中島圭一 第一部 中世貨幣の成立と展開 渡来銭流通の開始と確立をめぐって 中島圭一 中世手形の信用とその決済システムについて 伊藤啓介 割符のしくみの応用技術 井上正夫 中世日本に銭は足りていたか 高木久史 第二部 貨幣をめぐる明と日本 永樂通寳日本流入経路の検討―東南アジア経路説の提唱 古澤義久 永楽銭の流通 川戸貴史 中世後期日本の貨幣流通と東アジア 大田由紀夫 撰銭と東アジア銭貨流通 中島楽章 第三部 出土銭からみた貨幣流通 個別出土銭からみた銭貨流通の地域差―東国を中心に 石神裕之 出土銭貨研究の諸相―近年の動向から 櫻木晋一 琉球列島の出土銭貨 宮城弘樹 東ユーラシアの銭貨流通モデル 三宅俊彦 第四部 中世から近世へ 南京銭と鍛(ちゃん)再考 本多博之 織田信長の撰銭令をめぐって 平井上総 十六~十七世紀伊勢神宮地域をめぐる信用と金融の実像 千枝大志 年号対照表 納入までに3週間ほどかかります。

廃墟の文化史 アジア遊学297

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
木下華子・山本聡美・渡邉裕美子 編、勉誠社、2024、288p、A5判
「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。
そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。
人々は「廃墟」に何を託したのか―。
これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。
日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。
目次
巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子
第1部 廃墟論の射程
「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子
『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則
廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二
西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝
【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲
言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑
第2部 廃墟の時空
廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫
廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子
夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子
【コラム】生きた廃墟としての朽木—風景・記憶・木の精 ハルオ・シラネ
廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美
廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人
【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿
【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹
第3部 廃墟を生きる
【コラム】荒れたる都 三浦佑之
承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知
廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和
五山文学における廃墟の表象 堀川貴司
戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久
廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵
あとがき 木下華子

お取り寄せ商品のため、お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
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木下華子・山本聡美・渡邉裕美子 編 、勉誠社 、2024 、288p 、A5判
「廃墟」はなぜ描かれ、語り継がれたのか。 そこにはどのようなイメージ、意図が込められていたのか。 人々は「廃墟」に何を託したのか―。 これまであまり考察されることのなかった、日本の廃墟表象を捉え直し、文学・美術・芸能など様々な視点から、古代以来連綿と人々が廃墟と共存した様相や、廃墟が文化の再生・胚胎を可能とする機能的な場であることを明らかにする。 日本の歴史・文化史に立脚した廃墟をめぐる新たな視座を提供する挑戦。 目次 巻頭言 わたしたちの廃墟論へ 渡邉裕美子 第1部 廃墟論の射程 「廃墟」の創造性─歌枕・紀行文・『方丈記』 木下華子 『うつほ物語』の廃墟的な場─三条京極の俊蔭邸と蔵の意義 陣野英則 廃墟に花を咲かせる―『忍夜恋曲者』の方法 矢内賢二 西洋美術史における廃墟表象―人はなぜ廃墟に惹きつけられるのか? 平泉千枝 【コラム】前近代中国における廃墟イメージ―読碑図・看碑図・訪碑図など 板倉聖哲 言葉としての「廃墟」―戦後文学の時空 藤田佑 第2部 廃墟の時空 廃墟と霊場―闇から現れるものたち 佐藤弘夫 廃墟と詠歌―遍照寺をめぐって 渡邉裕美子 夢幻能と廃墟の表象―世阿弥作《融》における河原院描写に注目して 山中玲子 【コラム】生きた廃墟としての朽木—風景・記憶・木の精 ハルオ・シラネ 廃墟に棲まう女たち―朽ちてゆく建築と身体 山本聡美 廃墟になじめない旅人―永井荷風『祭の夜がたり』 多田蔵人 【コラム】韓国文学における廃墟 嚴仁卿 【コラム】西洋美術史から見た日本における廃墟とやつれの美 佐藤直樹 第3部 廃墟を生きる 【コラム】荒れたる都 三浦佑之 承久の乱後の京都と『承久三、四年日次記』 長村祥知 廃墟の中の即位礼―中世の即位図からみえるもの 久水俊和 五山文学における廃墟の表象 堀川貴司 戦争画家たち―それぞれの「敗戦」 河田明久 廃墟としての金沢文庫─特別展『廃墟とイメージ』の記録 梅沢恵 あとがき 木下華子 お取り寄せ商品のため、お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

鏡としての日本文学 交響する中日古典(アジア遊学308)

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張龍妹 編、勉誠社、2025、352p、A5判
日本文学を紐解くと、そこには中国文学の影響が少なからず散見される。それらを比較することは、中国古典の変容のあり方を発見することにつながり、さらに日本文学・文化の特徴を改めて見出すことになる。
お互いの国の文学を研究することで、それぞれが響きあい、自国の文学を学ぶことのみでは見いだせなかった新たな魅力、意義を知ることにつながる。
日本文学を研究する中国人研究者たち、そして長年中国で日本文学研究・教育に携わった日本人研究者たちによる古典文学の交響。
日本文学を「中国」という他者としての視座から再考し、「国文学」の本質を問い直す。
目次
[序文]鏡としての日本文学―交響する中日古典◉張龍妹
第1部 漢詩文と仮名文学
「徳」の文学と「あはれ」の文学◉張龍妹
回文和歌と「釈教歌」の水脈――「ながきよの とをのねぶりの みなめざめ」の謎を解く◉渡辺秀夫
「凌雲集序」再論――文体の視点から◉王格格
『扶桑集』部類項目再検討◉廖栄発
菅原定義勧学会詩序考◉李筱硯
『うつほ物語』俊蔭流離譚における「風」――神仙譚の視点から◉趙小菁
『源氏物語』大君物語における女性主体の叙述―「男せざりし人」型の脱構築◉馬如慧
日本史書における編年体の変容――『栄花物語』を考えるために◉彭溱
[コラム]平安文学における「身」の意識◉高木和子
第2部 説話文学と軍記物語
仏伝文学と龍の形象――『釈氏源流』を起点に◉小峯和明
仏典の「僧と美女」の物語の中日における伝播と変容◉趙季玉
説話文学に見る孔子とその弟子たち◉尤芳舟
『今昔物語集』と唐代伝奇における女盗賊の比較◉邱春泉
東アジアにおける「二十四孝」の資料整理と文字校正◉趙俊槐
『大倭二十四孝』における継母への孝行の欠如◉盧俊偉
『太平記』における中国謀士の武人化変容◉艾宇博
歴史はいかに語られるか――朝鮮軍記物における「美人殺し」逸話をめぐって◉覃思遠
[コラム]ミサキについて◉多田一臣
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張龍妹 編 、勉誠社 、2025 、352p 、A5判
日本文学を紐解くと、そこには中国文学の影響が少なからず散見される。それらを比較することは、中国古典の変容のあり方を発見することにつながり、さらに日本文学・文化の特徴を改めて見出すことになる。 お互いの国の文学を研究することで、それぞれが響きあい、自国の文学を学ぶことのみでは見いだせなかった新たな魅力、意義を知ることにつながる。 日本文学を研究する中国人研究者たち、そして長年中国で日本文学研究・教育に携わった日本人研究者たちによる古典文学の交響。 日本文学を「中国」という他者としての視座から再考し、「国文学」の本質を問い直す。 目次 [序文]鏡としての日本文学―交響する中日古典◉張龍妹 第1部 漢詩文と仮名文学 「徳」の文学と「あはれ」の文学◉張龍妹 回文和歌と「釈教歌」の水脈――「ながきよの とをのねぶりの みなめざめ」の謎を解く◉渡辺秀夫 「凌雲集序」再論――文体の視点から◉王格格 『扶桑集』部類項目再検討◉廖栄発 菅原定義勧学会詩序考◉李筱硯 『うつほ物語』俊蔭流離譚における「風」――神仙譚の視点から◉趙小菁 『源氏物語』大君物語における女性主体の叙述―「男せざりし人」型の脱構築◉馬如慧 日本史書における編年体の変容――『栄花物語』を考えるために◉彭溱 [コラム]平安文学における「身」の意識◉高木和子 第2部 説話文学と軍記物語 仏伝文学と龍の形象――『釈氏源流』を起点に◉小峯和明 仏典の「僧と美女」の物語の中日における伝播と変容◉趙季玉 説話文学に見る孔子とその弟子たち◉尤芳舟 『今昔物語集』と唐代伝奇における女盗賊の比較◉邱春泉 東アジアにおける「二十四孝」の資料整理と文字校正◉趙俊槐 『大倭二十四孝』における継母への孝行の欠如◉盧俊偉 『太平記』における中国謀士の武人化変容◉艾宇博 歴史はいかに語られるか――朝鮮軍記物における「美人殺し」逸話をめぐって◉覃思遠 [コラム]ミサキについて◉多田一臣 ほか

コレクションと歴史意識 十九世紀日本のメディア受容と「好古家」のまなざし

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11,000 (送料:¥300~)
古畑侑亮 著、勉誠社、2024年2月、408p、A5判上製
ヒト・モノ・情報の流通が成熟していった十八世紀半ば、それらをひたすらに集め、記録し、事物の起源・沿革に想いを馳せる人々が各地に現れてきた――古いものに強いこだわりをもった彼らは、「好古家」と呼ばれるようになる。
「好古家」たちは、明治の世を迎えてからも古いものへの関心を失うことはなかった。
前時代の学者に憧れ、それまでの学問蓄積やネットワークを引き継ぎつつ、 新しい学知やメディアをも使いこなすことで知識を深め、「江湖」に同好の士を求めていったのである。
ときに新聞・雑誌に載って共有・発信されたその営為の痕は、 いまも刊行物やコレクションとして遺され、歴史学をはじめとした人文学研究の基盤となっている。
幕末・明治という転換の時代を生きた一人の「好古家」に視座を置き、彼が遺した書簡や紀行文、 編纂物を手がかりとしてそのコレクションを紐解く。
そこから見えてくるのは、蒐集活動の実態と古いものへ注がれた熱いまなざしである。
大学という制度や学知が確立する以前の在野における歴史研究の実相とアカデミズムへの継承を描き出す画期的著作。

目次

 序章 「好古家」のコレクションに歴史意識を探る

第一部 「好古家」の蒐集活動と近代メディア受容
 第一章 随筆による知識の蒐集と活用
 第二章 新聞・雑誌の購読と読者共同体
 第三章 随筆からみえる歴史意識
 第四章 新井白石著作の蒐集と予約出版

第二部 「好古家」のまなざしと歴史意識
 第五章 考古学的知識の受容と遺跡・遺物へのまなざし
 第六章 旅先でのまなざしと歴史意識
 第七章 旧旗本領における交友と同時代認識
 第八章 小田原衆所領役帳をめぐる交友と歴史研究

 終章 「好古家」のコレクションからみえる十九世紀の歴史意識

あとがき
初出一覧
巻末付表【1―1 『不如学斎叢書』『叢書』項目・出典一覧】
索引

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古畑侑亮 著 、勉誠社 、2024年2月 、408p 、A5判上製
ヒト・モノ・情報の流通が成熟していった十八世紀半ば、それらをひたすらに集め、記録し、事物の起源・沿革に想いを馳せる人々が各地に現れてきた――古いものに強いこだわりをもった彼らは、「好古家」と呼ばれるようになる。 「好古家」たちは、明治の世を迎えてからも古いものへの関心を失うことはなかった。 前時代の学者に憧れ、それまでの学問蓄積やネットワークを引き継ぎつつ、 新しい学知やメディアをも使いこなすことで知識を深め、「江湖」に同好の士を求めていったのである。 ときに新聞・雑誌に載って共有・発信されたその営為の痕は、 いまも刊行物やコレクションとして遺され、歴史学をはじめとした人文学研究の基盤となっている。 幕末・明治という転換の時代を生きた一人の「好古家」に視座を置き、彼が遺した書簡や紀行文、 編纂物を手がかりとしてそのコレクションを紐解く。 そこから見えてくるのは、蒐集活動の実態と古いものへ注がれた熱いまなざしである。 大学という制度や学知が確立する以前の在野における歴史研究の実相とアカデミズムへの継承を描き出す画期的著作。 目次  序章 「好古家」のコレクションに歴史意識を探る 第一部 「好古家」の蒐集活動と近代メディア受容  第一章 随筆による知識の蒐集と活用  第二章 新聞・雑誌の購読と読者共同体  第三章 随筆からみえる歴史意識  第四章 新井白石著作の蒐集と予約出版 第二部 「好古家」のまなざしと歴史意識  第五章 考古学的知識の受容と遺跡・遺物へのまなざし  第六章 旅先でのまなざしと歴史意識  第七章 旧旗本領における交友と同時代認識  第八章 小田原衆所領役帳をめぐる交友と歴史研究  終章 「好古家」のコレクションからみえる十九世紀の歴史意識 あとがき 初出一覧 巻末付表【1―1 『不如学斎叢書』『叢書』項目・出典一覧】 索引 納入までに3週間ほどかかります。
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古代日本の東アジア交流史

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800
鈴木靖民 著、勉誠社、2016年11月、456p、A5判上製
「交流」への視角が世界の構造を明らかにする
ヒト・モノ・文化の移動は、政治・経済・外交とも密接にかかわり、国家・社会を展開させる大きな原動力であった。
その痕跡は文献史料のみならず、さまざまなモノ史料に刻まれ、いまにその歴史を伝えている。
学問分野にとらわれることなく諸資料を博捜することにより、1世紀の弥生時代後期から中世成立期に及ぶ異文化交流の実態を浮かび上がらせ、東アジア、さらにそれを取り巻く地域へと重層的につながりあう国家・社会の様相をダイナミックに捉える画期的成果。

目次

はじめに

Ⅰ 弥生・古墳時代の東アジア交流
1 島根県田和山遺跡と東アジア―環濠集落・特殊建物・硯
2 毛野の古墳人と古代日本

Ⅱ 飛鳥時代の東アジア交流
1 百済・王興寺と飛鳥寺の創建
2 難波宮木簡と「秦人凡国評」「王母」の解釈
3 百済救援の役後の百済使・高句麗使
4 天智四年の遣唐使守君大石と守君氏
5 唐の百済移民、陳法子と日本の古代

Ⅲ 東アジアのなかの古代日本の文化形成
1 東アジアのなかの飛鳥・藤原京の時代―文化形成を中心として
2 出雲大社の創建と新羅
3 平城京・藤原京の新羅文化と新羅人
4 古代日本の渡来人と技術移転―製鉄・文字文化を中心として
5 天平文化の背景─唐・新羅・渤海との交流

Ⅳ 古代日本の信仰と東アジア
1 東アジアのなかの古代日本の神信仰と仏教
2 円仁に関する新資料の出現―法王寺釈迦舎利蔵誌
3 入唐僧円仁と法王寺の石刻
4 敦賀・松原客館と東アジア交流
5 青森市新田遺跡の祭祀と建長寺の神祇祭祀
6 東部ユーラシア世界と東アジア世界―構造と展開

終 章 東アジア交流史と東アジア世界・東部ユーラシア世界
一 古代日本の東アジア交流史
二 東アジア世界論と東部ユーラシア世界論
三 東部ユーラシアの構造と展開
四 東部ユーラシア世界論の広がりと古代日本

おわりに

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鈴木靖民 著 、勉誠社 、2016年11月 、456p 、A5判上製
「交流」への視角が世界の構造を明らかにする ヒト・モノ・文化の移動は、政治・経済・外交とも密接にかかわり、国家・社会を展開させる大きな原動力であった。 その痕跡は文献史料のみならず、さまざまなモノ史料に刻まれ、いまにその歴史を伝えている。 学問分野にとらわれることなく諸資料を博捜することにより、1世紀の弥生時代後期から中世成立期に及ぶ異文化交流の実態を浮かび上がらせ、東アジア、さらにそれを取り巻く地域へと重層的につながりあう国家・社会の様相をダイナミックに捉える画期的成果。 目次 はじめに Ⅰ 弥生・古墳時代の東アジア交流 1 島根県田和山遺跡と東アジア―環濠集落・特殊建物・硯 2 毛野の古墳人と古代日本 Ⅱ 飛鳥時代の東アジア交流 1 百済・王興寺と飛鳥寺の創建 2 難波宮木簡と「秦人凡国評」「王母」の解釈 3 百済救援の役後の百済使・高句麗使 4 天智四年の遣唐使守君大石と守君氏 5 唐の百済移民、陳法子と日本の古代 Ⅲ 東アジアのなかの古代日本の文化形成 1 東アジアのなかの飛鳥・藤原京の時代―文化形成を中心として 2 出雲大社の創建と新羅 3 平城京・藤原京の新羅文化と新羅人 4 古代日本の渡来人と技術移転―製鉄・文字文化を中心として 5 天平文化の背景─唐・新羅・渤海との交流 Ⅳ 古代日本の信仰と東アジア 1 東アジアのなかの古代日本の神信仰と仏教 2 円仁に関する新資料の出現―法王寺釈迦舎利蔵誌 3 入唐僧円仁と法王寺の石刻 4 敦賀・松原客館と東アジア交流 5 青森市新田遺跡の祭祀と建長寺の神祇祭祀 6 東部ユーラシア世界と東アジア世界―構造と展開 終 章 東アジア交流史と東アジア世界・東部ユーラシア世界 一 古代日本の東アジア交流史 二 東アジア世界論と東部ユーラシア世界論 三 東部ユーラシアの構造と展開 四 東部ユーラシア世界論の広がりと古代日本 おわりに 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

大東急記念文庫所蔵 『芥子園画伝 初集 二集 三集』

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
145,200
大東急記念文庫 編、勉誠社、2009年10月、1328p、菊倍判・上製
【大東急記念文庫創立六十周年記念出版】

東アジア絵画史を画した多色刷り画譜の全貌!!
絵画制作の実践と理論の両面で計り知れない影響を与えた大ベストセラーの最善本を最先端の論考をそえて原寸原色で再現

●『芥子園画伝』について
・中国清初の画家王概、王蓍、王(自+木)兄弟の編纂した画譜で、「初集」山水樹石譜(五冊)、「二集」蘭竹梅菊譜(四冊)、「三集」草虫花卉、(令+羽)毛花卉譜(四冊)全十三冊の構成。
・山水・花卉・花鳥など各画題の代表的な実作例を豊富に示したこと、明末に完成した多色刷り技法を駆使し、作品の完成度が極めて高かったことなど相俟って鑑賞用としても絶賛を博し、文人や職業画家のみならず、愛書家たちの垂涎の的となった絵画教本。
・日本でも和刻本が次々と出版されるなど、出版文化や画壇に多大な影響を与えたばかりでなく、徳川吉宗、荻生徂徠など為政者や思想家にまで及んでいる。近世文芸、東アジア文化交流史の視点からも解明が待たれる好資料である。

●本書の特色
・近代中国の著名な蔵書家で刻書家でもあった陶湘旧蔵であり、「初集」「二集」「三集」完好の初期精選本『芥子園画伝』の全丁を原寸カラー版で影印。歴史的・学術的価値を有する稀覯書を心ゆくまで閲覧できる。
・高精細の製版・印刷技術をもって、原本を忠実に再現。
・大東急記念文庫本の伝来、『芥子園画伝』の美術史における位置づけ、中国・日本の絵画や出版文化に与えた影響などについての最先端の論考を収録。

【目次】

大東急記念文庫の六十年と『芥子園画伝』  財団法人大東急記念文庫

芥子園画伝 初集 巻一
         巻二
         巻三
         巻四
         巻五
芥子園画伝 二集 蘭譜
         竹譜
         梅譜
         菊譜
芥子園画伝 三集 草虫花卉譜
         上冊
         下冊
         (令+羽)毛花卉譜
         上冊
         下冊
解題 
 中国画譜の集大成―『芥子園画伝』初集・二集・三集の全貌―/小林宏光 
 『芥子園画伝』―迷宮と伝説と―/岡崎久司
 石濤と『芥子園画伝』/西上 実

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大東急記念文庫 編 、勉誠社 、2009年10月 、1328p 、菊倍判・上製
【大東急記念文庫創立六十周年記念出版】 東アジア絵画史を画した多色刷り画譜の全貌!! 絵画制作の実践と理論の両面で計り知れない影響を与えた大ベストセラーの最善本を最先端の論考をそえて原寸原色で再現 ●『芥子園画伝』について ・中国清初の画家王概、王蓍、王(自+木)兄弟の編纂した画譜で、「初集」山水樹石譜(五冊)、「二集」蘭竹梅菊譜(四冊)、「三集」草虫花卉、(令+羽)毛花卉譜(四冊)全十三冊の構成。 ・山水・花卉・花鳥など各画題の代表的な実作例を豊富に示したこと、明末に完成した多色刷り技法を駆使し、作品の完成度が極めて高かったことなど相俟って鑑賞用としても絶賛を博し、文人や職業画家のみならず、愛書家たちの垂涎の的となった絵画教本。 ・日本でも和刻本が次々と出版されるなど、出版文化や画壇に多大な影響を与えたばかりでなく、徳川吉宗、荻生徂徠など為政者や思想家にまで及んでいる。近世文芸、東アジア文化交流史の視点からも解明が待たれる好資料である。 ●本書の特色 ・近代中国の著名な蔵書家で刻書家でもあった陶湘旧蔵であり、「初集」「二集」「三集」完好の初期精選本『芥子園画伝』の全丁を原寸カラー版で影印。歴史的・学術的価値を有する稀覯書を心ゆくまで閲覧できる。 ・高精細の製版・印刷技術をもって、原本を忠実に再現。 ・大東急記念文庫本の伝来、『芥子園画伝』の美術史における位置づけ、中国・日本の絵画や出版文化に与えた影響などについての最先端の論考を収録。 【目次】 大東急記念文庫の六十年と『芥子園画伝』  財団法人大東急記念文庫 芥子園画伝 初集 巻一          巻二          巻三          巻四          巻五 芥子園画伝 二集 蘭譜          竹譜          梅譜          菊譜 芥子園画伝 三集 草虫花卉譜          上冊          下冊          (令+羽)毛花卉譜          上冊          下冊 解題   中国画譜の集大成―『芥子園画伝』初集・二集・三集の全貌―/小林宏光   『芥子園画伝』―迷宮と伝説と―/岡崎久司  石濤と『芥子園画伝』/西上 実 納入までに3週間ほどかかります。

浸透する教養 江戸の出版文化という回路

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,900
鈴木健一 編、勉誠社、2013、464p、A5判
発送までに3週間ほどかかります
ヒト・モノ・情報の交通網が整備され、「知」をめぐる新たな局面が形成されつつあった近世日本。出版文化の隆盛とともに、それまで権威とされてきた「教養」が、さまざまな回路を通して庶民層へと「浸透」していった。和歌・漢詩文を中心として、歴史・思想・宗教・科学といった諸分野にまたがる基礎的知識が磁場としてきわめて強力に働き、日本の文化と文学の根幹が形作られたのである。
「知」の形成と伝播は如何になされたのか。「図像化」「リストアップ」「解説」という三つの軸より、近世文学と文化の価値を捉え直す。
目次
序論 古典注釈にみる教養の浸透―季吟『湖月抄』を中心に 鈴木健一
Ⅰ教養を図像化する
古歌の図像化と画賛―藤原定家詠「駒とめて」歌を中心に― 田代一葉
立圃の俳画―教養を楽しむということ― 深沢了子
古典文学と浮世絵―国芳「百人一首之内」シリーズを例に― 藤澤茜
教養の桃源郷―見立絵本『風流准仙人』― 木越俊介
絵入り百科事典の工夫―『訓蒙図彙』と『和漢三才図会』― 勝又基
『江戸名所図会』にみる〈教養〉の伝達 壬生里巳
Ⅱ教養をリストアップする
謡講釈の世界―近世謡曲享受の一側面― 宮本圭造
林羅山『巵言抄』遡源―一体、何が「浸透」したのか― 高山大毅
俳諧の歳時記―四季の風物と暮らしの教養の集大成― 金田房子
啓蒙的医学書 吉丸雄哉
『伽婢子』の仏教説話的世界―教養としての仏教的教義の浸透― 湯浅佳子
日用と教養―「年代記」考― 鈴木俊幸
近世節用集における教養の浸透―頭書と付録を中心に― 久岡明穂
Ⅲ教養を解説する
教養と秘伝と―有賀長伯の歌学書出版をめぐって― 西田正宏
万葉歌を解説する―賀茂真淵『万葉新採百首解』をめぐって― 田中仁
教養の翻訳と伝達―漢文訓読の変遷と道春点― 斎藤文俊
『日本外史』の体裁と「源氏論賛」―歴史の図式的把握と解説― 堀口育男
教養を娯楽化する―『五節供稚童講訳』の挑戦― 津田眞弓
あとがき
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鈴木健一 編 、勉誠社 、2013 、464p 、A5判
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外圧の日本古代文学史(アジア遊学309)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
遠藤耕太郎・濱田寛・吉見健夫 編、勉誠社、2025年10月、256p、A5判並製
日本文学史は、外国文化の圧力―外圧―という脅威と向き合う心の葛藤の歴史である。
古代日本の人々は、文字(漢字)や仏教・中国思想の外圧、国家制度や白村江の戦いと壬申の乱といった政治的・軍事的外圧、文学作品や唐物と呼ばれる輸入品の外圧など様々なかたちで現れた外圧としての中国文化に対して、どのように葛藤し、そこから何を創造していったのか。
『万葉集』や『源氏物語』などをはじめとする和歌や散文作品、漢詩文を、奈良と平安の二つの時代に分けて取り上げ、国際環境や国際感覚の異なる時代背景のもと、中国文化と格闘し、換骨奪胎、あるいは克服、憧憬しながら、文学を創造した人々の心の様相を探る。

目次

序言 遠藤耕太郎
総論 古代前期:外圧としての漢字に向き合う 遠藤耕太郎
総論 古代後期:「外圧」から「内なる規範」への展開 濱田寛

第Ⅰ部 古代前期(奈良時代まで)
『古事記』「酒楽の歌」について―宴のうたと場 岩田久美加
唐の外圧と額田王 遠藤耕太郎 
柿本人麻呂と《外圧》 高松寿夫
山部赤人による呪性の回復 遠藤耕太郎 
『万葉集』遣唐使関連歌考―漢語漢文世界でやまとうたをよむこと 岩田久美加
和銅―神亀年間の国際環境と大伴旅人―香椎浦と松浦川にみる風流心 井実充史
七~九世紀東アジアの国際環境と日本漢詩 井実充史

第Ⅱ部 古代後期(平安時代)
『土左日記』における漢詩(からうた)の表記方法 中島輝賢
『伊勢物語』はどう人の心をかたちづくるか―外圧としての仏教を視点に 咲本英恵
『うつほ物語』の列挙表現―賦の視点から 宮谷聡美
『枕草子』と漢籍―中国文化の〈外圧〉と宮廷社会の〈内圧〉の均衡 中田幸司
『源氏物語』の音楽―紅葉賀巻にみえる「外来の音楽」の内面化の方法 岡田ひろみ
桐壺巻における長恨歌引用の意義―桐壺帝の寵愛とその典型化 吉見健夫
平安時代の漢詩文―転換期としての宇多朝とその前後 濱田寛

あとがき 吉見健夫
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遠藤耕太郎・濱田寛・吉見健夫 編 、勉誠社 、2025年10月 、256p 、A5判並製
日本文学史は、外国文化の圧力―外圧―という脅威と向き合う心の葛藤の歴史である。 古代日本の人々は、文字(漢字)や仏教・中国思想の外圧、国家制度や白村江の戦いと壬申の乱といった政治的・軍事的外圧、文学作品や唐物と呼ばれる輸入品の外圧など様々なかたちで現れた外圧としての中国文化に対して、どのように葛藤し、そこから何を創造していったのか。 『万葉集』や『源氏物語』などをはじめとする和歌や散文作品、漢詩文を、奈良と平安の二つの時代に分けて取り上げ、国際環境や国際感覚の異なる時代背景のもと、中国文化と格闘し、換骨奪胎、あるいは克服、憧憬しながら、文学を創造した人々の心の様相を探る。 目次 序言 遠藤耕太郎 総論 古代前期:外圧としての漢字に向き合う 遠藤耕太郎 総論 古代後期:「外圧」から「内なる規範」への展開 濱田寛 第Ⅰ部 古代前期(奈良時代まで) 『古事記』「酒楽の歌」について―宴のうたと場 岩田久美加 唐の外圧と額田王 遠藤耕太郎  柿本人麻呂と《外圧》 高松寿夫 山部赤人による呪性の回復 遠藤耕太郎  『万葉集』遣唐使関連歌考―漢語漢文世界でやまとうたをよむこと 岩田久美加 和銅―神亀年間の国際環境と大伴旅人―香椎浦と松浦川にみる風流心 井実充史 七~九世紀東アジアの国際環境と日本漢詩 井実充史 第Ⅱ部 古代後期(平安時代) 『土左日記』における漢詩(からうた)の表記方法 中島輝賢 『伊勢物語』はどう人の心をかたちづくるか―外圧としての仏教を視点に 咲本英恵 『うつほ物語』の列挙表現―賦の視点から 宮谷聡美 『枕草子』と漢籍―中国文化の〈外圧〉と宮廷社会の〈内圧〉の均衡 中田幸司 『源氏物語』の音楽―紅葉賀巻にみえる「外来の音楽」の内面化の方法 岡田ひろみ 桐壺巻における長恨歌引用の意義―桐壺帝の寵愛とその典型化 吉見健夫 平安時代の漢詩文―転換期としての宇多朝とその前後 濱田寛 あとがき 吉見健夫 関連年表

中世寺院の仏法と社会

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200 (送料:¥300~)
永村眞 編、勉誠社、2021年6月、640p、A5判上製
中世日本において寺院は、宗教的な施設のみならず、貴顕や武士等、様々な人々が行き交う、政治・経済・文化形成にも大きな影響を有した場であった。
しかし、諸寺院内部で伝持されてきた史料群は、その特質からアクセスが容易ではなく、編者らによる寺院史料の調査・研究の方法論の構築により、近年、大きな研究の進展を見せるようになった。
畿内近国、関東に所在する諸寺院に伝来する史料群の博捜により、寺内・寺外の僧俗の社会的かつ宗教的な関わりのなかで、「日本仏教」を形づくる多彩な仏法とその発展を実現した寺院社会の構造と思想的背景を立体的に描き出し、中世寺院の歴史的特質と展開を明らかにする貴重な成果。
中世日本を読み解くための必読の書。

目次

はしがき 永村眞

Ⅰ 醍醐寺の法流と修学
中世醍醐寺の顕・密「聖教」と法儀 永村眞
南北朝内乱と清浄光院房玄 石田浩子
南北朝期から室町前期における理性院流と太元帥法別当職の相承―理性院宗助と大覚寺證菩提院光覚の対立― 佐藤亜莉華
醍醐寺三宝院門跡満済の教学活動 姜 錫正
醍醐寺・根来寺と田舎本寺との寺僧交流―尾張国万徳寺を通して― 藤井雅子
「義演准后日記」とその紙背文書 関口真規子
修法と秘号―五大虚空蔵法を通して― 井上清子
醍醐寺所蔵「野月」と松橋流秘点 高橋恵美子

Ⅱ 寺院の法会と社会
中世南都の法華会 高山有紀
「春日権現験記絵」の編纂者 坪内綾子
中世東寺の修学活動―西院と観智院― 西弥生
十五世紀における北野社領西京と西京神人 三枝暁子
春日社神供備進と興福寺学侶 高山京子
室町将軍家の比丘尼御所と根本所領 小谷量子

Ⅲ 中世の仏法と寺院
摂関期・院政期における聖徳太子信仰と女性―四天王寺に集った女性たち― 榊原史子
鎌倉前期寺院社会の禅宗理解 矢野立子
中世「律院」と「結界」 飯田晶子
中世鑁阿寺の寺内組織 中田愛
雑賀衆の戦いと鈴木孫一 三浦早織

あとがき 藤井雅子
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永村眞 編 、勉誠社 、2021年6月 、640p 、A5判上製
中世日本において寺院は、宗教的な施設のみならず、貴顕や武士等、様々な人々が行き交う、政治・経済・文化形成にも大きな影響を有した場であった。 しかし、諸寺院内部で伝持されてきた史料群は、その特質からアクセスが容易ではなく、編者らによる寺院史料の調査・研究の方法論の構築により、近年、大きな研究の進展を見せるようになった。 畿内近国、関東に所在する諸寺院に伝来する史料群の博捜により、寺内・寺外の僧俗の社会的かつ宗教的な関わりのなかで、「日本仏教」を形づくる多彩な仏法とその発展を実現した寺院社会の構造と思想的背景を立体的に描き出し、中世寺院の歴史的特質と展開を明らかにする貴重な成果。 中世日本を読み解くための必読の書。 目次 はしがき 永村眞 Ⅰ 醍醐寺の法流と修学 中世醍醐寺の顕・密「聖教」と法儀 永村眞 南北朝内乱と清浄光院房玄 石田浩子 南北朝期から室町前期における理性院流と太元帥法別当職の相承―理性院宗助と大覚寺證菩提院光覚の対立― 佐藤亜莉華 醍醐寺三宝院門跡満済の教学活動 姜 錫正 醍醐寺・根来寺と田舎本寺との寺僧交流―尾張国万徳寺を通して― 藤井雅子 「義演准后日記」とその紙背文書 関口真規子 修法と秘号―五大虚空蔵法を通して― 井上清子 醍醐寺所蔵「野月」と松橋流秘点 高橋恵美子 Ⅱ 寺院の法会と社会 中世南都の法華会 高山有紀 「春日権現験記絵」の編纂者 坪内綾子 中世東寺の修学活動―西院と観智院― 西弥生 十五世紀における北野社領西京と西京神人 三枝暁子 春日社神供備進と興福寺学侶 高山京子 室町将軍家の比丘尼御所と根本所領 小谷量子 Ⅲ 中世の仏法と寺院 摂関期・院政期における聖徳太子信仰と女性―四天王寺に集った女性たち― 榊原史子 鎌倉前期寺院社会の禅宗理解 矢野立子 中世「律院」と「結界」 飯田晶子 中世鑁阿寺の寺内組織 中田愛 雑賀衆の戦いと鈴木孫一 三浦早織 あとがき 藤井雅子 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。
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画期としての室町 政事・宗教・古典学

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
16,500
前田雅之 編、勉誠社、2018、544 p、A5判
目まぐるしい変化の中で展開した室町時代。
それは日本史上において如何なる位置と意義を有しているのか。
時代の特質である政事・宗教・古典学の有機的な関係を捉え、「室町」という時代の相貌を明らかにする。
近年大きな進展をみせる室町時代史研究を領導する、23名の豪華執筆陣により示される知の最前線。
目次
序 言 前田雅之
第一部 政事
足利将軍家における政事と文事―武家執奏・和歌・打聞 前田雅之
室町の「政事」と一揆 呉座勇一
「雑務沙汰」覚書 新田一郎
十五世紀末における摂関職就任論理の変化 石原比伊呂
一条政房の福原荘下向と大内氏の摂津侵攻―応仁の乱と西摂地域 大田壮一郎
桃源瑞仙と武家故実の周縁 川本慎自
伝えられた知識と失われた史料 遠藤珠紀
第二部 宗教
泉涌寺の「生身」羅漢―「汗」をかく羅漢伝承の背景 西谷功
足利将軍家の受衣儀礼と袈裟・掛絡 芳澤元
秘説のなかの密教と宿神―室町期「諸道」の神話化と天皇をめぐって 松本郁代
能楽に摂取された法華・阿弥陀・観音融和の偈句―「昔在霊山名法華」偈の源流と展開 高橋悠介
「性花」という思想―世阿弥・禅竹能芸論における禅の強度 小川豊生
雑纂される知識の断片―天野山金剛寺学頭乗空房朝祐筆録『合集抄』をめぐって 海野圭介
『本朝事始』再勘―重層する仮託の故実学 原克昭
第三部 古典学
兼良と尭孝―俊成・定家画賛をめぐって 小川剛生
「五音連声」の歌学史 岡﨑真紀子
壬生雅久の文事―「公家の学問と五山」補遺 堀川貴司
動かない時間―室町禅林詩学における恒常不変的なものへの(/からの)眼差し 山藤夏郎
古今注の擬漢故事・漢詩句―冷泉家流伊勢注・三流抄の影響下にある諸注の様相についての覚書  渡瀬淳子
羊と躑躅―連歌寄合追尋 鈴木元
千句連歌における「人の耳をもおどろかす」句 松本麻子
書流と証本―斯道文庫蔵「若菜」帖と三条西家本『源氏物語』をめぐって 佐々木孝浩
冷泉家時雨亭文庫蔵『河海抄』の性格―『河海抄』巻十五論の前提として 松本大
あとがき
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前田雅之 編 、勉誠社 、2018 、544 p 、A5判
目まぐるしい変化の中で展開した室町時代。 それは日本史上において如何なる位置と意義を有しているのか。 時代の特質である政事・宗教・古典学の有機的な関係を捉え、「室町」という時代の相貌を明らかにする。 近年大きな進展をみせる室町時代史研究を領導する、23名の豪華執筆陣により示される知の最前線。 目次 序 言 前田雅之 第一部 政事 足利将軍家における政事と文事―武家執奏・和歌・打聞 前田雅之 室町の「政事」と一揆 呉座勇一 「雑務沙汰」覚書 新田一郎 十五世紀末における摂関職就任論理の変化 石原比伊呂 一条政房の福原荘下向と大内氏の摂津侵攻―応仁の乱と西摂地域 大田壮一郎 桃源瑞仙と武家故実の周縁 川本慎自 伝えられた知識と失われた史料 遠藤珠紀 第二部 宗教 泉涌寺の「生身」羅漢―「汗」をかく羅漢伝承の背景 西谷功 足利将軍家の受衣儀礼と袈裟・掛絡 芳澤元 秘説のなかの密教と宿神―室町期「諸道」の神話化と天皇をめぐって 松本郁代 能楽に摂取された法華・阿弥陀・観音融和の偈句―「昔在霊山名法華」偈の源流と展開 高橋悠介 「性花」という思想―世阿弥・禅竹能芸論における禅の強度 小川豊生 雑纂される知識の断片―天野山金剛寺学頭乗空房朝祐筆録『合集抄』をめぐって 海野圭介 『本朝事始』再勘―重層する仮託の故実学 原克昭 第三部 古典学 兼良と尭孝―俊成・定家画賛をめぐって 小川剛生 「五音連声」の歌学史 岡﨑真紀子 壬生雅久の文事―「公家の学問と五山」補遺 堀川貴司 動かない時間―室町禅林詩学における恒常不変的なものへの(/からの)眼差し 山藤夏郎 古今注の擬漢故事・漢詩句―冷泉家流伊勢注・三流抄の影響下にある諸注の様相についての覚書  渡瀬淳子 羊と躑躅―連歌寄合追尋 鈴木元 千句連歌における「人の耳をもおどろかす」句 松本麻子 書流と証本―斯道文庫蔵「若菜」帖と三条西家本『源氏物語』をめぐって 佐々木孝浩 冷泉家時雨亭文庫蔵『河海抄』の性格―『河海抄』巻十五論の前提として 松本大 あとがき 執筆者一覧

近代日本の中国学 その光と影(アジア遊学299)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
朱琳・渡辺健哉 編著、勉誠社、2024年11月、384p、A5判
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。

目次
序文 近代日本の中国学―その光と影 朱 琳
総論
「中国知」と「シナ通」 山室信一
近代日本の中国学の系譜 小野寺史郎
第Ⅰ部 「東洋史」と「支那学」の確立
那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に 黄 東 蘭
白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 吉澤誠一郎
服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影 水野博太
矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家 久保 亨
『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄 中野目 徹
第Ⅱ部 中国研究に新風を吹き込む
青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者 辜 承 堯
宮崎市定と軍隊 井上文則
吉川幸次郎と石川淳との交遊 池澤一郎
今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究 稲森雅子
第Ⅲ部 日中書画交流
富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々 戦 暁 梅
近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって 呉 孟晋
河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者 下田章平
瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団 塚本麿充
第Ⅳ部 アジア踏査
関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果 渡辺健哉
鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 吉開将人
大谷光瑞の光と影 柴田幹夫
日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」 広中一成
第Ⅴ部 ジャーナリストの目に映った中国
在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一 森平崇文
橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 谷 雪 妮
太田宇之助と尾崎秀実―一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識 島田大輔
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朱琳・渡辺健哉 編著 、勉誠社 、2024年11月 、384p 、A5判
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。 目次 序文 近代日本の中国学―その光と影 朱 琳 総論 「中国知」と「シナ通」 山室信一 近代日本の中国学の系譜 小野寺史郎 第Ⅰ部 「東洋史」と「支那学」の確立 那珂通世と桑原隲蔵―その中国史像を中心に 黄 東 蘭 白鳥庫吉と内藤湖南―同時代人としての共通点 吉澤誠一郎 服部宇之吉と狩野直喜―「支那学」の光と影 水野博太 矢野仁一―大亜細亜協会副会頭に就いた中国史家 久保 亨 『台湾日日新報』記者時代の鈴木虎雄 中野目 徹 第Ⅱ部 中国研究に新風を吹き込む 青木正児―「支那学」から出発して漢学に帰着した孤高者 辜 承 堯 宮崎市定と軍隊 井上文則 吉川幸次郎と石川淳との交遊 池澤一郎 今はいくさの服もぬぎ―目加田誠とその「ブンガク」研究 稲森雅子 第Ⅲ部 日中書画交流 富岡鉄斎の晩年における藝術の伴走者たち―鉄斎と京大中国学の人々 戦 暁 梅 近代漢学者の墨戯―長尾雨山が描いた絵画をめぐって 呉 孟晋 河井荃廬―清代後期の碑学・金石趣味の伝導者 下田章平 瀧精一と「職業としての」美術史家の成立―東京帝室博物館、東京帝国大学の職位と、民間の専門職集団 塚本麿充 第Ⅳ部 アジア踏査 関野貞と常盤大定―二人の中国調査とその成果 渡辺健哉 鳥居龍蔵の業績が語るもの―西南中国関連著述の再検討と中国近代学術史研究への応用 吉開将人 大谷光瑞の光と影 柴田幹夫 日中仏教交流と日本の中国侵略―水野梅暁に潜む「光と影」 広中一成 第Ⅴ部 ジャーナリストの目に映った中国 在野の中国演劇研究―辻武雄・村田孜郎・波多野乾一 森平崇文 橘樸と中国―「大正知識人」の光と影 谷 雪 妮 太田宇之助と尾崎秀実―一九三〇年代における東京朝日新聞社中国専門記者の中国認識 島田大輔

瓦から探る中世寺院(アジア遊学303)

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,300
中世瓦研究会 編、勉誠社、2025、272p、A5判
考古学における瓦研究の歴史は古く、日本への仏教伝来にともなって飛鳥時代に建立された寺院で使用された瓦の研究に始まり、奈良時代の諸国国分寺や官衙の造営に使われた瓦などについての豊富な研究が蓄積されている。
いわゆる歴史考古学において、瓦研究は土器の研究とならんで主要な研究分野として発展してきた。
源頼朝が鎌倉時代初期に政権を築いた鎌倉の地に建立した永福寺の瓦を中心に、その形式・文様などから、生産・流通までを検証。
考古学、美術史、文献史学など関連諸学からアプローチを集結し、瓦から見える「モノ」と「ヒト」の関わりを解明する。
目次
[序文] 中世寺院の造営と信仰をめぐる諸研究 小林康幸
[総説]中世瓦を読み解く―永福寺式軒瓦を事例として 小林康幸
第1部 永福寺式軒瓦の成立と展開
院政期尾張における瓦生産―八事裏山窯を中心に 尾野善裕
相模の尾張産瓦について 髙橋 香
伊豆・願成就院跡と周辺遺跡の中世瓦―北条氏本拠地の様相 池谷初恵
武蔵の永福寺式瓦―軒瓦と平・丸瓦などから 石川安司
常陸の永福寺式軒瓦とその周辺 比毛君男
第2部 武士の寺院造営と信仰
三浦氏関連中世寺院の考古学的考察 大澤伸啓
武士本拠の仏像造立―威信財としての仏像とその機能 渡邊浩貴
武士の経塚造営 水口由紀子
横須賀・満願寺の仏像と三浦一族―寺院創建と本尊の造立 大澤慶子
中世武蔵武士と墳墓 落合義明
【コラム】学芸員と特別展―神奈川県立歴史博物館 特別展「永福寺と鎌倉御家人」顛末記
渡邊浩貴
第3部 深化する中世瓦の研究
源姓足利氏の造寺活動と瓦 足立佳代
満願寺遺跡と薬王寺遺跡―三浦一族ゆかりの寺院と瓦 中三川 昇
【コラム】永福寺―瓦の生産地はどこか 菊川泉
屋根瓦からみえる永福寺の姿 芦田淳一
【コラム】土器研究からみた中世瓦 押木弘己
中三川昇さんの逝去を悼む 小林康幸
あとがき 小林康幸
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3,300
中世瓦研究会 編 、勉誠社 、2025 、272p 、A5判
考古学における瓦研究の歴史は古く、日本への仏教伝来にともなって飛鳥時代に建立された寺院で使用された瓦の研究に始まり、奈良時代の諸国国分寺や官衙の造営に使われた瓦などについての豊富な研究が蓄積されている。 いわゆる歴史考古学において、瓦研究は土器の研究とならんで主要な研究分野として発展してきた。 源頼朝が鎌倉時代初期に政権を築いた鎌倉の地に建立した永福寺の瓦を中心に、その形式・文様などから、生産・流通までを検証。 考古学、美術史、文献史学など関連諸学からアプローチを集結し、瓦から見える「モノ」と「ヒト」の関わりを解明する。 目次 [序文] 中世寺院の造営と信仰をめぐる諸研究 小林康幸 [総説]中世瓦を読み解く―永福寺式軒瓦を事例として 小林康幸 第1部 永福寺式軒瓦の成立と展開 院政期尾張における瓦生産―八事裏山窯を中心に 尾野善裕 相模の尾張産瓦について 髙橋 香 伊豆・願成就院跡と周辺遺跡の中世瓦―北条氏本拠地の様相 池谷初恵 武蔵の永福寺式瓦―軒瓦と平・丸瓦などから 石川安司 常陸の永福寺式軒瓦とその周辺 比毛君男 第2部 武士の寺院造営と信仰 三浦氏関連中世寺院の考古学的考察 大澤伸啓 武士本拠の仏像造立―威信財としての仏像とその機能 渡邊浩貴 武士の経塚造営 水口由紀子 横須賀・満願寺の仏像と三浦一族―寺院創建と本尊の造立 大澤慶子 中世武蔵武士と墳墓 落合義明 【コラム】学芸員と特別展―神奈川県立歴史博物館 特別展「永福寺と鎌倉御家人」顛末記 渡邊浩貴 第3部 深化する中世瓦の研究 源姓足利氏の造寺活動と瓦 足立佳代 満願寺遺跡と薬王寺遺跡―三浦一族ゆかりの寺院と瓦 中三川 昇 【コラム】永福寺―瓦の生産地はどこか 菊川泉 屋根瓦からみえる永福寺の姿 芦田淳一 【コラム】土器研究からみた中世瓦 押木弘己 中三川昇さんの逝去を悼む 小林康幸 あとがき 小林康幸

東アジアの王宮・王都と仏教

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
12,100
堀裕・三上喜孝・吉田歓 編、勉誠社、2023年10月
前近代東アジアにおける王宮・王都は、豊かな交流のあり様を示す多くの共通性がみられる一方、時期や地域によって注目すべき大きな相違が存在する。
これまで考古学や文献史学により、その諸相が明らかになってきてはいるが、宗教行事に関する比較研究は一部の行事を除けば立ち遅れている。
六世紀から十一世紀にかけての東アジアにおける王宮と王都の比較宗教史研究を通して、東アジア世界における、それぞれの「王権」の特色を示すことで、今後の研究を牽引する画期的な一書。

目次

はじめに 堀 裕

第一部 東アジア比較史のなかの倭・日本
東アジアの王宮正殿仏事と正統性 堀 裕
古代中国の都城と社 吉田 歓
宮都における盂蘭盆会の日中比較 内田敦士
考古学から見た古代東アジアの鎮護国家政策の展開と意義 佐川正敏
日本古代の仏都と仏都圏 吉川真司

第二部 百済・新羅と東アジアの王宮仏事
百済・新羅の王宮と寺院 李炳鎬(金玄耿訳)
観音信仰、百済から日本へ―『観世音応験記』を出発点として 三上喜孝
東アジア王宮内仏教施設の比較研究―南朝・百済・倭を中心に 堀 裕
七世紀における倭国の苑地と東アジア―須弥山・呉橋・猿石の思想的背景 仁藤敦史
新羅の月池宮と拝仏・祭祀 田中俊明
新羅東宮の性格に関する一考察 金銀貞
新羅四天王寺の緑釉遺物と「琉璃水波形塼」 金銀貞(金東河訳)

第三部 「宗教の時代」のおわりと東部ユーラシアの王宮仏事
「天書」と「舎利」―宋代宮廷美術における宗教文物の否定性と意味の変遷 塚本麿充
高麗王室の祖先崇拝と仏教・儒教―真殿寺院・景霊殿と御容に関する考察を中心に 豊島悠果
盧舎那仏と栴檀釈迦瑞像―北宋・遼と日本の仏身論をめぐって 長岡龍作
契丹の都城・宮廷と仏教 藤原崇人
元の大都における宗教行事をめぐる基礎的考察 渡辺健哉

あとがき 三上喜孝・吉田 歓
執筆者紹介

お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。
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12,100
堀裕・三上喜孝・吉田歓 編 、勉誠社 、2023年10月
前近代東アジアにおける王宮・王都は、豊かな交流のあり様を示す多くの共通性がみられる一方、時期や地域によって注目すべき大きな相違が存在する。 これまで考古学や文献史学により、その諸相が明らかになってきてはいるが、宗教行事に関する比較研究は一部の行事を除けば立ち遅れている。 六世紀から十一世紀にかけての東アジアにおける王宮と王都の比較宗教史研究を通して、東アジア世界における、それぞれの「王権」の特色を示すことで、今後の研究を牽引する画期的な一書。 目次 はじめに 堀 裕 第一部 東アジア比較史のなかの倭・日本 東アジアの王宮正殿仏事と正統性 堀 裕 古代中国の都城と社 吉田 歓 宮都における盂蘭盆会の日中比較 内田敦士 考古学から見た古代東アジアの鎮護国家政策の展開と意義 佐川正敏 日本古代の仏都と仏都圏 吉川真司 第二部 百済・新羅と東アジアの王宮仏事 百済・新羅の王宮と寺院 李炳鎬(金玄耿訳) 観音信仰、百済から日本へ―『観世音応験記』を出発点として 三上喜孝 東アジア王宮内仏教施設の比較研究―南朝・百済・倭を中心に 堀 裕 七世紀における倭国の苑地と東アジア―須弥山・呉橋・猿石の思想的背景 仁藤敦史 新羅の月池宮と拝仏・祭祀 田中俊明 新羅東宮の性格に関する一考察 金銀貞 新羅四天王寺の緑釉遺物と「琉璃水波形塼」 金銀貞(金東河訳) 第三部 「宗教の時代」のおわりと東部ユーラシアの王宮仏事 「天書」と「舎利」―宋代宮廷美術における宗教文物の否定性と意味の変遷 塚本麿充 高麗王室の祖先崇拝と仏教・儒教―真殿寺院・景霊殿と御容に関する考察を中心に 豊島悠果 盧舎那仏と栴檀釈迦瑞像―北宋・遼と日本の仏身論をめぐって 長岡龍作 契丹の都城・宮廷と仏教 藤原崇人 元の大都における宗教行事をめぐる基礎的考察 渡辺健哉 あとがき 三上喜孝・吉田 歓 執筆者紹介 お届けまで2~3週間ほどお時間を頂戴いたします。

和様と唐様の建築史学史

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,690
野村俊一 編著、勉誠社、2025、544p、A5判
発送までに3週間ほどかかります。
「和様」「大仏様」「禅宗様」――中世日本建築を理解するうえで自明とされてきた様式概念だ。しかしその枠組みは、数多の建築がもつ固有の歴史や多層的な意味を、はたして十全に捉えきれているだろうか。そもそも「和様」とは何か。「禅宗様」という言葉が取りこぼすものは何か。
本書は、建築史学の根幹をなすこの問いへ、多角的かつ学際的な視点から肉薄する。第一部では、曖昧さのなかにあった「和様」の系譜を丹念に辿り、その全体像を再編する。第二部では、固定観念と化した「禅宗様」を解きほぐし、その内部に潜む「唐様」の痕跡を探る。二つの討議を中心に、多彩な論考と視点が思考の固定化を打ち破り、新たな研究の地平を切り拓く。日本建築史の現在地を俯瞰し、未来を展望する最前線。
目次
序言
第一部 和様の系譜学――変容を辿り再編する
《討議》
〈和様〉建築の再検討 黒田龍二・冨島義幸・野村俊一・箱崎和久・溝口正人
《論考》
和様の源流と系譜 箱崎和久
宮殿・住宅建築における「和様」と折衷 溝口正人
平安時代の建築様式の再考――鳳凰堂は和様か 冨島義幸
神社本殿形式の分類と変遷 黒田龍二
《視点》
諸種の「和様」と日本建築史 野村俊一・和様建築史研究会
第二部 禅宗様をほどく――唐様の痕跡を探る
《討議》
中世建築様式を問い直す――「禅宗様」を中心に
上野勝久・奥健夫・永村眞・野村俊一・藤井恵介・光井渉
《論考》
建築史における技術と様式――様式折衷の記述方法 藤井恵介
日本彫刻史の様式概念――「写実主義」「宋風」および「和様」について 奥健夫
寺院建築における様式概念の生成 光井渉
中世寺院建築の意匠とその流通をめぐって――詰組・台輪・東アジア 野村俊一
中世鑁阿寺における堂宇と法会 永村眞
鑁阿寺本堂を通してみた様式の理解 上野勝久
《視点》
中世禅僧と造営・土木知識 川本慎自
定光寺本堂の昭和修理に示された「唐様」概念――様式概念と文化財修理の相互補完関係について 青柳憲昌
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野村俊一 編著 、勉誠社 、2025 、544p 、A5判
発送までに3週間ほどかかります。 「和様」「大仏様」「禅宗様」――中世日本建築を理解するうえで自明とされてきた様式概念だ。しかしその枠組みは、数多の建築がもつ固有の歴史や多層的な意味を、はたして十全に捉えきれているだろうか。そもそも「和様」とは何か。「禅宗様」という言葉が取りこぼすものは何か。 本書は、建築史学の根幹をなすこの問いへ、多角的かつ学際的な視点から肉薄する。第一部では、曖昧さのなかにあった「和様」の系譜を丹念に辿り、その全体像を再編する。第二部では、固定観念と化した「禅宗様」を解きほぐし、その内部に潜む「唐様」の痕跡を探る。二つの討議を中心に、多彩な論考と視点が思考の固定化を打ち破り、新たな研究の地平を切り拓く。日本建築史の現在地を俯瞰し、未来を展望する最前線。 目次 序言 第一部 和様の系譜学――変容を辿り再編する 《討議》 〈和様〉建築の再検討 黒田龍二・冨島義幸・野村俊一・箱崎和久・溝口正人 《論考》 和様の源流と系譜 箱崎和久 宮殿・住宅建築における「和様」と折衷 溝口正人 平安時代の建築様式の再考――鳳凰堂は和様か 冨島義幸 神社本殿形式の分類と変遷 黒田龍二 《視点》 諸種の「和様」と日本建築史 野村俊一・和様建築史研究会 第二部 禅宗様をほどく――唐様の痕跡を探る 《討議》 中世建築様式を問い直す――「禅宗様」を中心に 上野勝久・奥健夫・永村眞・野村俊一・藤井恵介・光井渉 《論考》 建築史における技術と様式――様式折衷の記述方法 藤井恵介 日本彫刻史の様式概念――「写実主義」「宋風」および「和様」について 奥健夫 寺院建築における様式概念の生成 光井渉 中世寺院建築の意匠とその流通をめぐって――詰組・台輪・東アジア 野村俊一 中世鑁阿寺における堂宇と法会 永村眞 鑁阿寺本堂を通してみた様式の理解 上野勝久 《視点》 中世禅僧と造営・土木知識 川本慎自 定光寺本堂の昭和修理に示された「唐様」概念――様式概念と文化財修理の相互補完関係について 青柳憲昌

社寺建築を知るための用語集 日本の歴史的建築を考える

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,180 (送料:¥300~)
濵島正士 著/文化財建造物保存技術協会 編集協力、勉誠社、2025年6月、204p、B5判並製
日本の社寺建築は一三〇〇年の歴史を持ち、各時代に建てられた様々な建造物が数多く残されている。
それらは建てられた時代や所在する地域の特徴を示しており、日本の歴史・文化を知るための重要な資料となっている。
しかし、これらの木造建築に関わる用語は、単にその数が極めて多いだけではなく、時代や建造物の種類によって名称・解釈が異なることもあり、研究者ですらとまどう場面も少なくない。
伝統的な木造建築の歴史研究および文化財建造物の保存修理を長年リードしてきた著者が、日本建築の歴史を考えるうえで重要な用語を豊富な図版資料と共に解説。

カラー口絵
はじめに

第一章 仏堂
一 金堂、中堂、仏殿、大雄宝殿、本堂
二 母屋(身舎)と庇(廂)の構成

第二章 寺院の礼拝空間
一 双堂と細殿
二 礼堂・礼堂造と孫庇

第三章 神社建築
一 本殿、神殿、宝殿、御殿、正殿
二 幣殿と拝殿・礼殿、長床
三 祝詞舎と祭文殿
四 舞殿と神楽殿
五 仮殿、権殿、移殿、頓宮
六 本殿形式の名称
七 複合社殿の形式と名称

第四章 屋根の基本形式
一 アヅマヤとマヤ
二 アヅマヤとマヤ 江戸時代の解釈
三 宝形造その他の形式

第五章 門
一 二重門と楼門
二 八脚門・四脚門と棟門
三 薬医門と高麗門
四 冠木門と釘貫門
五 唐門
六 鳥居と門

第六章 塔
一 塔、塔婆、卒塔(都)婆、雁塔
二 浮図、制底、制多、支提、阿良良支
三 多重塔、檐塔、宝塔、多宝塔、毘盧遮(舎)那塔、瑜祇塔、頭塔
四 相輪、露盤、九輪・空輪、相輪橖
五 心柱・真柱・身柱・擦・刹、左義長柱
六 水輪柱

第七章 基礎・軸部
一 基礎、基壇、亀腹、地業
二 軸部

第八章 組物
一 組物とは
二 形式と構成
三 様式による構成の違い
四 中備
五 組物に関する用語の意味と出典
六 組物における梁・桁の組み方

第九章 軒、架構、天井
一 軒
二 架構と天井

第十章 小屋組と野地
一 和小屋の基本的手法 折置と京呂
二 小屋組の発達
三 小屋組の形式
四 小屋組に関わる部材の名称

第十一章 妻飾
一 妻壁の架構
二 破風
三 懸魚

あとがき

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濵島正士 著/文化財建造物保存技術協会 編集協力 、勉誠社 、2025年6月 、204p 、B5判並製
日本の社寺建築は一三〇〇年の歴史を持ち、各時代に建てられた様々な建造物が数多く残されている。 それらは建てられた時代や所在する地域の特徴を示しており、日本の歴史・文化を知るための重要な資料となっている。 しかし、これらの木造建築に関わる用語は、単にその数が極めて多いだけではなく、時代や建造物の種類によって名称・解釈が異なることもあり、研究者ですらとまどう場面も少なくない。 伝統的な木造建築の歴史研究および文化財建造物の保存修理を長年リードしてきた著者が、日本建築の歴史を考えるうえで重要な用語を豊富な図版資料と共に解説。 カラー口絵 はじめに 第一章 仏堂 一 金堂、中堂、仏殿、大雄宝殿、本堂 二 母屋(身舎)と庇(廂)の構成 第二章 寺院の礼拝空間 一 双堂と細殿 二 礼堂・礼堂造と孫庇 第三章 神社建築 一 本殿、神殿、宝殿、御殿、正殿 二 幣殿と拝殿・礼殿、長床 三 祝詞舎と祭文殿 四 舞殿と神楽殿 五 仮殿、権殿、移殿、頓宮 六 本殿形式の名称 七 複合社殿の形式と名称 第四章 屋根の基本形式 一 アヅマヤとマヤ 二 アヅマヤとマヤ 江戸時代の解釈 三 宝形造その他の形式 第五章 門 一 二重門と楼門 二 八脚門・四脚門と棟門 三 薬医門と高麗門 四 冠木門と釘貫門 五 唐門 六 鳥居と門 第六章 塔 一 塔、塔婆、卒塔(都)婆、雁塔 二 浮図、制底、制多、支提、阿良良支 三 多重塔、檐塔、宝塔、多宝塔、毘盧遮(舎)那塔、瑜祇塔、頭塔 四 相輪、露盤、九輪・空輪、相輪橖 五 心柱・真柱・身柱・擦・刹、左義長柱 六 水輪柱 第七章 基礎・軸部 一 基礎、基壇、亀腹、地業 二 軸部 第八章 組物 一 組物とは 二 形式と構成 三 様式による構成の違い 四 中備 五 組物に関する用語の意味と出典 六 組物における梁・桁の組み方 第九章 軒、架構、天井 一 軒 二 架構と天井 第十章 小屋組と野地 一 和小屋の基本的手法 折置と京呂 二 小屋組の発達 三 小屋組の形式 四 小屋組に関わる部材の名称 第十一章 妻飾 一 妻壁の架構 二 破風 三 懸魚 あとがき 納入までに3週間ほどかかります。
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増補校訂 標準日本口語法

古本トロワ
 東京都大田区中馬込
3,800 (送料:¥600~)
松下大三郎:著 徳田政信:編、勉誠社、昭和52
〇全国送料一律520円(レターパックプラス使用)
昭和52年増補校訂版初版。函有。函全体にヤケ、スレ、軽い汚れ、背部分上部にイタミ有。ページ三方に軽いヤケ、汚れ有。本文部分の状態は良好ですが、中古品である旨ご了承の上お買い上げ下さい。
・領収書が必要な場合は、ご注文時にお知らせ下さい。その際、宛名、但し書きの内容についても併せてお知らせ下さい。 ・公費購入の際は別途ご連絡下さい。必要書類、宛名ほか書面詳細をお知らせください。 尚、公費購入については\3,000以上のお買い上げにてお願い致します。
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近代東アジアと張家口 忘却された帝国の最前線

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
4,950
劉建輝編、勉誠社、2026年3月、240p、A5判
20世紀前半にはモンゴルやロシアとの交易の要所として、戦時期には「蒙彊」政府の首府として、帝国日本の大陸進出において極めて重要な役割を果たした辺境の町―張家口。
複数の民族・国家・文化・政治勢力が出会い、衝突し、融合する場であったこの地は、日中関係や異文化交流においていかなる役割を果たしたのか。多数の日本人が在留した日本の植民統治期には、いかなる文化政策や文芸創作が生み出されたのか。それらが戦後の新中国成立期の国家構築と文化形成においてどのような意味を持っていたのか。
張家口の居住経験者と日中の第一線で活躍する研究者による多角的な視点から、張家口の複雑な歴史的経緯と意義、また近代日本の大陸進出の実態とそれに伴う現地の社会や経済、文化などの変容を明らかにする。

目次

序論 国境の要衝と文化の坩堝(るつぼ)―近代日中の歴史における張家口の役割と意義(一九〇〇~一九四九) 劉建輝

Ⅰ 東アジアの歴史における張家口の意味
歴史のなかの張家口、再考 中見立夫
張家口の歴史と文学 許建平
直隷の辺鎮からチャハルの首府へ―清朝期における張家口の地政学的な位置と機能の変化 王中忱
張家口における中日交流事例の一瞥 韓祥瑞 
張家口の歴史的断片と日本との関連 楊潤平

Ⅱ 近代日本と張家口―現場の検証と証言
チャハル作戦と金井章次の張家口接収工作 森久男
西北研究所と梅棹忠夫―みんぱくアーカイブズに残された資料から 小長谷有紀
紅卍字会と張家口 孫江
蒙疆政権下における日本人社会―少国民から見た一考察 北川昌 
記憶としての張家口―小説『張家口』の舞台裏 春日桂太郎
私と張家口、そして終戦、引揚げ列車に乗る… 澤田(八重嶋)伶子 

Ⅲ 日本近代文学と張家口
近代日本の紀行文学における張家口の表象 王成
張家口を舞台にした「蒙疆文学賞」受賞作―月刊誌「蒙疆文学」を中心に 阿莉塔
父・小池秋羊と蒙彊文学 鶴留エマ
「蒙疆」を舞台にした小説―『長城線』と『従軍タイピスト』を中心に 阿莉塔
一九四〇年代モンゴル語新聞『青旗』の分析からみる内モンゴル中西部地域 娜荷芽 

張家口近代歴史文化年表(1900~1949) 劉建輝

あとがき 劉建輝

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劉建輝編 、勉誠社 、2026年3月 、240p 、A5判
20世紀前半にはモンゴルやロシアとの交易の要所として、戦時期には「蒙彊」政府の首府として、帝国日本の大陸進出において極めて重要な役割を果たした辺境の町―張家口。 複数の民族・国家・文化・政治勢力が出会い、衝突し、融合する場であったこの地は、日中関係や異文化交流においていかなる役割を果たしたのか。多数の日本人が在留した日本の植民統治期には、いかなる文化政策や文芸創作が生み出されたのか。それらが戦後の新中国成立期の国家構築と文化形成においてどのような意味を持っていたのか。 張家口の居住経験者と日中の第一線で活躍する研究者による多角的な視点から、張家口の複雑な歴史的経緯と意義、また近代日本の大陸進出の実態とそれに伴う現地の社会や経済、文化などの変容を明らかにする。 目次 序論 国境の要衝と文化の坩堝(るつぼ)―近代日中の歴史における張家口の役割と意義(一九〇〇~一九四九) 劉建輝 Ⅰ 東アジアの歴史における張家口の意味 歴史のなかの張家口、再考 中見立夫 張家口の歴史と文学 許建平 直隷の辺鎮からチャハルの首府へ―清朝期における張家口の地政学的な位置と機能の変化 王中忱 張家口における中日交流事例の一瞥 韓祥瑞  張家口の歴史的断片と日本との関連 楊潤平 Ⅱ 近代日本と張家口―現場の検証と証言 チャハル作戦と金井章次の張家口接収工作 森久男 西北研究所と梅棹忠夫―みんぱくアーカイブズに残された資料から 小長谷有紀 紅卍字会と張家口 孫江 蒙疆政権下における日本人社会―少国民から見た一考察 北川昌  記憶としての張家口―小説『張家口』の舞台裏 春日桂太郎 私と張家口、そして終戦、引揚げ列車に乗る… 澤田(八重嶋)伶子  Ⅲ 日本近代文学と張家口 近代日本の紀行文学における張家口の表象 王成 張家口を舞台にした「蒙疆文学賞」受賞作―月刊誌「蒙疆文学」を中心に 阿莉塔 父・小池秋羊と蒙彊文学 鶴留エマ 「蒙疆」を舞台にした小説―『長城線』と『従軍タイピスト』を中心に 阿莉塔 一九四〇年代モンゴル語新聞『青旗』の分析からみる内モンゴル中西部地域 娜荷芽  張家口近代歴史文化年表(1900~1949) 劉建輝 あとがき 劉建輝 執筆者一覧

「見える」ものや「見えない」ものをあらわす 東アジアの思想・文物・藝術

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
14,850
外村中,稲本泰生 編、勉誠社、2024年03月、746p、B5判
「見える」/「見えない」を論じること、それらを描き出すこと―。
宗教や思想、芸術などの人間の営みは、このことが大変重要かつ普遍的なテーマであることを示している。
東アジアの文物や芸術を解釈する上での共通の基盤の形成をめざすために、「見えるもの/見えないもの」にまつわる理論や事象について、従来の分野の枠組をこえて国際的にかつ学際的に探求。
宗教・思想をはじめ、考古遺物から彫刻絵画、建築庭園、芸能音楽などにまで及ぶ様々な論点を、最先端の研究者24名の視角により提示する画期的論集。

目次:
序にかえて(外村中)
第一部 祭祀・墓葬と「見える」もの「見えない」もの
 后稷は天に配せられたのか―『詩』大雅「生民」から『孝経』へ(古勝隆一)
 漢魏晋墓の神坐と墓主図像―墓のなかの「見えるもの」と「見えないもの」(向井佑介)
第二部 尊像の誕生
 西王母像の系譜と像の崇拝(森下章司)
 仏像の出現について(内記理)
第三部 仏菩薩の姿と「時間」「過程」の表象
 南北朝期中国仏教における十地思想の再検討―四果と十地の関係を手がかりに(魏藝)
 莫高窟隋代の弥勒経変相図付近に描かれた二菩薩像(折山桂子)
 日本仏教造像史と久遠の釈迦(田中健一)
第四部 仏身と世界観―盧舎那仏の形と意味
 『大方広仏華厳経』における「ヴァイローチャナ」とその教理的解釈(中西俊英)
 盧舎那仏の可視性と立像(船山徹)
 「法界仏像」における諸形象の表象意識―キジル石窟第十七窟両像と敦煌莫高窟第四二八窟像を中心に(高橋早紀子)
第五部 音を「見せる」/姿を「留める」
 雲岡石窟にあらわされた楽器について(大平理紗)
 供養者図像からみる雲岡石窟大型窟の造営(黄盼)
第六部 仏菩薩の顕現する場
 晩年の道宣による天竺中土説の克服―見えないものによる三宝の住持と見えるものとの感応(倉本尚徳)
 鏡像/線刻鏡の考察―図像を見いだす(瀧朝子)
 宋代仏画における清浄華院「阿弥陀三尊像」の史的位置(増記隆介)
第七部 「見えない」ものを「とらえる」―付会と図解
第八部 諸教交渉と「見える」もの「見えない」もの
第九部 「見える」「見えない」現象の主体/連鎖するイメージ
あとがき(稲本泰生)
執筆者紹介

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外村中,稲本泰生 編 、勉誠社 、2024年03月 、746p 、B5判
「見える」/「見えない」を論じること、それらを描き出すこと―。 宗教や思想、芸術などの人間の営みは、このことが大変重要かつ普遍的なテーマであることを示している。 東アジアの文物や芸術を解釈する上での共通の基盤の形成をめざすために、「見えるもの/見えないもの」にまつわる理論や事象について、従来の分野の枠組をこえて国際的にかつ学際的に探求。 宗教・思想をはじめ、考古遺物から彫刻絵画、建築庭園、芸能音楽などにまで及ぶ様々な論点を、最先端の研究者24名の視角により提示する画期的論集。 目次: 序にかえて(外村中) 第一部 祭祀・墓葬と「見える」もの「見えない」もの  后稷は天に配せられたのか―『詩』大雅「生民」から『孝経』へ(古勝隆一)  漢魏晋墓の神坐と墓主図像―墓のなかの「見えるもの」と「見えないもの」(向井佑介) 第二部 尊像の誕生  西王母像の系譜と像の崇拝(森下章司)  仏像の出現について(内記理) 第三部 仏菩薩の姿と「時間」「過程」の表象  南北朝期中国仏教における十地思想の再検討―四果と十地の関係を手がかりに(魏藝)  莫高窟隋代の弥勒経変相図付近に描かれた二菩薩像(折山桂子)  日本仏教造像史と久遠の釈迦(田中健一) 第四部 仏身と世界観―盧舎那仏の形と意味  『大方広仏華厳経』における「ヴァイローチャナ」とその教理的解釈(中西俊英)  盧舎那仏の可視性と立像(船山徹)  「法界仏像」における諸形象の表象意識―キジル石窟第十七窟両像と敦煌莫高窟第四二八窟像を中心に(高橋早紀子) 第五部 音を「見せる」/姿を「留める」  雲岡石窟にあらわされた楽器について(大平理紗)  供養者図像からみる雲岡石窟大型窟の造営(黄盼) 第六部 仏菩薩の顕現する場  晩年の道宣による天竺中土説の克服―見えないものによる三宝の住持と見えるものとの感応(倉本尚徳)  鏡像/線刻鏡の考察―図像を見いだす(瀧朝子)  宋代仏画における清浄華院「阿弥陀三尊像」の史的位置(増記隆介) 第七部 「見えない」ものを「とらえる」―付会と図解 第八部 諸教交渉と「見える」もの「見えない」もの 第九部 「見える」「見えない」現象の主体/連鎖するイメージ あとがき(稲本泰生) 執筆者紹介 納入までに3週間ほどかかります。

慈円法楽和歌論考

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 福岡県福岡市博多区中呉服町
13,200
石川一 著、勉誠社、2015年10月、560p、A5判上製
建暦・建保期から承久期にかけて集中する諸社法楽百首群。それら法楽百首全体に通底する「法楽」の意味を明確にし、「法華要文百首」における詠歌方法やその法楽百首に内包する法楽意図を論ずる。
一方で、釈教歌の沿革からその内包する文学性を考究し、どのように「法楽和歌」内容が変化し、文学性をいかにして獲得するようになったのかを探求。
また、慈円歌における西行という存在についても考察する。

目次

第一篇 諸社法楽百首群の世界
第一章 法楽和歌の盛行―慈円法楽百首群を中心に
第二章 法楽百首の「基底」―愚管抄・自筆願文・拾玉集などの整理を通して
第三章 慈円「法華要文百首」の詠歌方法
第四章 釈教歌における和歌的文学性について―西行・俊成を経て慈円に至る法華経廿八品歌を中心に
第五章 五島美術館蔵『詠法華経廿八品和謌』考
第六章 慈円の「性」についての考察
第七章 『慈鎮和尚夢想記』と『慈円消息』に関する考察

第二篇 慈円歌の位相
第一章 慈円歌における西行歌の投影
第二章 「二見浦百首」作者の再吟味―『御裳濯和歌集』『二見浦百首拾遺』の関係を焦点として
第三章 西行周辺の人物考証―「二見浦百首」作者のこと
 付. 「二見浦百首」作者のこと(補足)―長方そして作者構成に及ぶ
第四章 西行『諸社十二巻歌合』の再吟味―『伊勢瀧原社十七番歌合』所収歌の分析を通して
第五章 九条家の仏事についての考察―『南北百番歌合』成立の背景を照準として
第六章 『南北百番歌合』序・跋の再検討―良経の果たした役割をめぐって
第七章 『慈鎮和尚自歌合』再考
第八章 日吉社縁起に関する歌の考察
第九章 慈円『建保四年仙洞百首』の考察―「秀歌百首草」からの精選過程を中心に

第三篇 「特殊題」百首の詠歌方法
第一章 慈円における結題の詠歌方法(一)―『文治三年句題百首』を中心に
第二章 慈円における結題の詠歌方法(二)―結題の影響とその後の方向性をめぐって ・第三章 慈円「勒句百首」の考察(一)―歌題選定を中心に
第四章 慈円「勒句百首」の考察(二)―速詠作品検証の一環として
第五章 慈円「仙洞句題五十首」の考察
第六章 慈円「百首句題」の考察

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石川一 著 、勉誠社 、2015年10月 、560p 、A5判上製
建暦・建保期から承久期にかけて集中する諸社法楽百首群。それら法楽百首全体に通底する「法楽」の意味を明確にし、「法華要文百首」における詠歌方法やその法楽百首に内包する法楽意図を論ずる。 一方で、釈教歌の沿革からその内包する文学性を考究し、どのように「法楽和歌」内容が変化し、文学性をいかにして獲得するようになったのかを探求。 また、慈円歌における西行という存在についても考察する。 目次 第一篇 諸社法楽百首群の世界 第一章 法楽和歌の盛行―慈円法楽百首群を中心に 第二章 法楽百首の「基底」―愚管抄・自筆願文・拾玉集などの整理を通して 第三章 慈円「法華要文百首」の詠歌方法 第四章 釈教歌における和歌的文学性について―西行・俊成を経て慈円に至る法華経廿八品歌を中心に 第五章 五島美術館蔵『詠法華経廿八品和謌』考 第六章 慈円の「性」についての考察 第七章 『慈鎮和尚夢想記』と『慈円消息』に関する考察 第二篇 慈円歌の位相 第一章 慈円歌における西行歌の投影 第二章 「二見浦百首」作者の再吟味―『御裳濯和歌集』『二見浦百首拾遺』の関係を焦点として 第三章 西行周辺の人物考証―「二見浦百首」作者のこと  付. 「二見浦百首」作者のこと(補足)―長方そして作者構成に及ぶ 第四章 西行『諸社十二巻歌合』の再吟味―『伊勢瀧原社十七番歌合』所収歌の分析を通して 第五章 九条家の仏事についての考察―『南北百番歌合』成立の背景を照準として 第六章 『南北百番歌合』序・跋の再検討―良経の果たした役割をめぐって 第七章 『慈鎮和尚自歌合』再考 第八章 日吉社縁起に関する歌の考察 第九章 慈円『建保四年仙洞百首』の考察―「秀歌百首草」からの精選過程を中心に 第三篇 「特殊題」百首の詠歌方法 第一章 慈円における結題の詠歌方法(一)―『文治三年句題百首』を中心に 第二章 慈円における結題の詠歌方法(二)―結題の影響とその後の方向性をめぐって ・第三章 慈円「勒句百首」の考察(一)―歌題選定を中心に 第四章 慈円「勒句百首」の考察(二)―速詠作品検証の一環として 第五章 慈円「仙洞句題五十首」の考察 第六章 慈円「百首句題」の考察 納入までに3週間ほどかかります。

梁職貢図と東部ユーラシア世界

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,350
鈴木靖民・金子修一 編、勉誠社、2014年5月、562p、A5判上製
東アジア世界から東部ユーラシア世界へ
中国南朝・梁の蕭繹により作成された「梁職貢図」。
そこに描かれた諸国・諸地域の使節図・題記は、6世紀における梁を中心とした国際秩序・文化的状況を鮮やかに伝える貴重資料である。
近年、従来佚損していた倭国条の後半、そして新羅・高句麗や西域諸国の条を補う新資料「清張庚諸番職貢図巻」が見出され、「梁職貢図」をめぐる研究状況は新たなステージを迎えることなった。
本書では、「梁職貢図」の新出題記、そして従来の諸本の多角的検証により、その史料的位置付けを明らかにし、
中心・周縁・辺縁の諸関係より構成される東部ユーラシアの世界構造を立体的に描き出す。

目次

口絵
まえがき 金子修一
「清張庚諸番職貢図巻」

第一部 東部ユーラシア世界の構造
東部ユーラシア世界史と東アジア世界史―梁の国際関係・国際秩序・国際意識を中心として― 鈴木靖民
梁職貢図と西域諸国―新出清張庚模本「諸番職貢図巻」がもたらす問題― 王素(菊地大・速水大 訳)
梁への道―「職貢図」とユーラシア交通― 石見清裕
「梁職貢図」の国名記載順 中村和樹
南朝梁の外交とその特質 金子ひろみ
「梁職貢図」と『梁書』諸夷伝の上表文―仏教東伝の準備的考察― 新川登亀男

第二部 テキストとしての職貢図
「梁職貢図」流伝と模本 尹龍九(近藤剛・訳)
台湾故宮博物院所蔵「南唐顧徳謙模梁元帝蕃客入朝図」について 深津行徳
「梁職貢図」逸文の集成と略解 澤本光弘・植田喜兵成智
木下杢太郎と芥川龍之介が見た北京の職貢図 片山章雄

第三部 梁と「蕃夷」の国際関係
(a) 魏晋南北朝の国際関係
中国における倭人情報―「梁職貢図」の前後― 河内春人
孫呉・東晋と東南アジア諸国 菊地大
倭の五王の冊封と劉宋遣使―倭王武を中心に― 廣瀬憲雄
「梁職貢図」と東南アジア国書 河上麻由子

(b) 朝鮮・北朝の国際関係
「梁職貢図」高句麗・百済・新羅の題記について 李成市
新出「梁職貢図」題記逸文の朝鮮関係記事二、三をめぐって 赤羽目匡由
「魯国」か「虜国」か 堀内淳一
北朝の国書 金子修一

あとがき 鈴木靖民
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鈴木靖民・金子修一 編 、勉誠社 、2014年5月 、562p 、A5判上製
東アジア世界から東部ユーラシア世界へ 中国南朝・梁の蕭繹により作成された「梁職貢図」。 そこに描かれた諸国・諸地域の使節図・題記は、6世紀における梁を中心とした国際秩序・文化的状況を鮮やかに伝える貴重資料である。 近年、従来佚損していた倭国条の後半、そして新羅・高句麗や西域諸国の条を補う新資料「清張庚諸番職貢図巻」が見出され、「梁職貢図」をめぐる研究状況は新たなステージを迎えることなった。 本書では、「梁職貢図」の新出題記、そして従来の諸本の多角的検証により、その史料的位置付けを明らかにし、 中心・周縁・辺縁の諸関係より構成される東部ユーラシアの世界構造を立体的に描き出す。 目次 口絵 まえがき 金子修一 「清張庚諸番職貢図巻」 第一部 東部ユーラシア世界の構造 東部ユーラシア世界史と東アジア世界史―梁の国際関係・国際秩序・国際意識を中心として― 鈴木靖民 梁職貢図と西域諸国―新出清張庚模本「諸番職貢図巻」がもたらす問題― 王素(菊地大・速水大 訳) 梁への道―「職貢図」とユーラシア交通― 石見清裕 「梁職貢図」の国名記載順 中村和樹 南朝梁の外交とその特質 金子ひろみ 「梁職貢図」と『梁書』諸夷伝の上表文―仏教東伝の準備的考察― 新川登亀男 第二部 テキストとしての職貢図 「梁職貢図」流伝と模本 尹龍九(近藤剛・訳) 台湾故宮博物院所蔵「南唐顧徳謙模梁元帝蕃客入朝図」について 深津行徳 「梁職貢図」逸文の集成と略解 澤本光弘・植田喜兵成智 木下杢太郎と芥川龍之介が見た北京の職貢図 片山章雄 第三部 梁と「蕃夷」の国際関係 (a) 魏晋南北朝の国際関係 中国における倭人情報―「梁職貢図」の前後― 河内春人 孫呉・東晋と東南アジア諸国 菊地大 倭の五王の冊封と劉宋遣使―倭王武を中心に― 廣瀬憲雄 「梁職貢図」と東南アジア国書 河上麻由子 (b) 朝鮮・北朝の国際関係 「梁職貢図」高句麗・百済・新羅の題記について 李成市 新出「梁職貢図」題記逸文の朝鮮関係記事二、三をめぐって 赤羽目匡由 「魯国」か「虜国」か 堀内淳一 北朝の国書 金子修一 あとがき 鈴木靖民 執筆者一覧 納入までに3週間ほどかかります。

室町の学問と知の継承 : 移行期における正統への志向

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
田中尚子、勉誠社、2022年11月、386p、A5判
人びとは、なぜ乱世に学知を形成していったのか―
戦乱の世から新たな政治秩序へと向かう混沌とした時代、特筆すべき知の動きがあった。
それは革新的なものを取り入れつつも、伝統を再生産し、正統性を希求していく…。
室町期に形作られた知のあり方を、五山僧や公家学者などの担い手の変遷、さらには林家におよぶ近世への継承のかたちから解き明かす。

目次

はじめに

第一部 異国への視線と自国意識―五山僧と中国史書―
 第一章 『碧山日録』に見る太極の三史への取り組み―長禄・寛正期における学問の一様相―
 第二章 『漢書抄』第一冊の注釈姿勢―例示としての日本関連叙述を中心に―
 第三章 『史記抄』における日本関連叙述―『漢書抄』第一冊との関わりから―
 第四章 『史記抄』「扁鵲倉公伝」にみる桃源瑞仙の志向性―室町期の学者たちと医学・医書―

第二部 連環する人と学問―五山僧から公家学者へ―
 第一章 月舟寿桂と医学―『幻雲文集』に見る五山と医家の接点―
 第二章 中世禅林における中国文化の受容―『碧山日録』内「匡廬十八賢図」鑑賞記事を中心に―
 第三章 『碧山日録』に見る人的交流―清原家にとっての業忠―
 第四章 清原宣賢の式目注釈―『清原宣賢式目抄』を中心として―
 第五章 三史の享受と三国志享受との連関性―清原宣賢『蒙求聴塵』における三国志享受再考―

第三部 先代の継承―室町から江戸へ―
 第一章 林鵞峰の書籍収集と学問―『国史館日録』再考―
 第二章 二十一史通読に見る林鵞峰の学問姿勢―『国史館日録』・『南塾乗』との関わりから―
 第三章 「詠三国人物十二絶句」考―頼山陽と三国志―
 第四章 『太平記鈔』における三国志の享受―『太平記賢愚鈔』との比較を始点として―
 第五章 中国故事の受容と変容―『太平記』・『三国志演義』から『通俗三国志』へ―

第四部 変容する知―地方、そして聖地が生み出す学問―
 第一章 『笠置寺縁起』の成立とその背景―東大寺と『太平記』の問題を中心に―
 第二章 『歯長寺縁起』の志向性―地方の学問の一端として―

終 章 室町の学問の根源にあるもの―今後の展望として―

おわりに

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あとがき
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田中尚子 、勉誠社 、2022年11月 、386p 、A5判
人びとは、なぜ乱世に学知を形成していったのか― 戦乱の世から新たな政治秩序へと向かう混沌とした時代、特筆すべき知の動きがあった。 それは革新的なものを取り入れつつも、伝統を再生産し、正統性を希求していく…。 室町期に形作られた知のあり方を、五山僧や公家学者などの担い手の変遷、さらには林家におよぶ近世への継承のかたちから解き明かす。 目次 はじめに 第一部 異国への視線と自国意識―五山僧と中国史書―  第一章 『碧山日録』に見る太極の三史への取り組み―長禄・寛正期における学問の一様相―  第二章 『漢書抄』第一冊の注釈姿勢―例示としての日本関連叙述を中心に―  第三章 『史記抄』における日本関連叙述―『漢書抄』第一冊との関わりから―  第四章 『史記抄』「扁鵲倉公伝」にみる桃源瑞仙の志向性―室町期の学者たちと医学・医書― 第二部 連環する人と学問―五山僧から公家学者へ―  第一章 月舟寿桂と医学―『幻雲文集』に見る五山と医家の接点―  第二章 中世禅林における中国文化の受容―『碧山日録』内「匡廬十八賢図」鑑賞記事を中心に―  第三章 『碧山日録』に見る人的交流―清原家にとっての業忠―  第四章 清原宣賢の式目注釈―『清原宣賢式目抄』を中心として―  第五章 三史の享受と三国志享受との連関性―清原宣賢『蒙求聴塵』における三国志享受再考― 第三部 先代の継承―室町から江戸へ―  第一章 林鵞峰の書籍収集と学問―『国史館日録』再考―  第二章 二十一史通読に見る林鵞峰の学問姿勢―『国史館日録』・『南塾乗』との関わりから―  第三章 「詠三国人物十二絶句」考―頼山陽と三国志―  第四章 『太平記鈔』における三国志の享受―『太平記賢愚鈔』との比較を始点として―  第五章 中国故事の受容と変容―『太平記』・『三国志演義』から『通俗三国志』へ― 第四部 変容する知―地方、そして聖地が生み出す学問―  第一章 『笠置寺縁起』の成立とその背景―東大寺と『太平記』の問題を中心に―  第二章 『歯長寺縁起』の志向性―地方の学問の一端として― 終 章 室町の学問の根源にあるもの―今後の展望として― おわりに 使用テキスト一覧 あとがき 初出一覧 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

字典・詞典の研究

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
藤本灯 編/阿辻哲次・池田証寿 監修、勉誠社、2026、472、A5
中国最初の漢字字典『説文解字』(西暦100 年頃)から日本の『日本大辞書』(1892-1893年)まで、古今の辞書を対象に、系統研究から、成立論、字体史、音韻史、語彙史、受容史、データベース化まで、さまざまな角度からおこなわれてきた辞書研究を、日中韓の研究者が集い総合的に捉える初の試み。

[目次]
序 文
「小学」からの脱皮―漢字研究の新しい地平 阿辻哲次
日中辞書研究の対話に向けて―『字典・詞典の研究』の刊行によせて 池田証寿

第一章 「字典」の研究
朝鮮本『龍龕手鑑』の増補資料 田中郁也
朝鮮本における字体―『洪武正韻』と『新増類合』を例にして 楊 慧京
観智院本『類聚名義抄』の「俗通」字について 張 馨方
「字鏡集」の漢字音についての試論 伊藤智弘
色葉字平他類韻書の利用実態及び位置付け―『伊呂葉字平它』『色葉字平它』を例に 康 凱欣
近世琉球で使用された字書についての一報告 中野直樹
『増続大広益会玉篇大全』本文の典拠について―『大広益会玉篇』・『字彙』・『正字通』等の利用 中野直樹・劉 冠偉

第二章 日本における「詞典」の研究
『本草和名』所引佚書初探―「諸家食経」と「諸家本草音義」を中心に 武  倩
『倭名類聚抄』における漢音注の編纂過程について 鈴木裕也
日本の“国語辞書”の語彙の消長―『色葉字類抄』ロ篇畳字部の熟語を母体として 藤本 灯
『色葉字類抄』における呉音漢音混読語の性格 大島英之
『名語記』と悉曇学 小林雄一
十九世紀における『倭訓栞』の受容 小野春菜
『日本大辞書』の「誤り」を捉え直す―連歌用例をめぐって 河瀬真弥

第三章 古辞書の構造化
日本古辞書の構造化記述について―『篆隷万象名義』を例に 李  媛
TEI/XMLとRDFによる日本古辞書の出典情報記述モデル 申 雄哲
古辞書Web 研究資源横断検索のためのメタデータ設計 劉 冠偉

第四章 〔講演〕の部
『説文解字讀』について 阿辻哲次
中国最初の漢字字典『説文解字』はなぜ漢字の構成原理を説くことを主な内容とするのか―出土文献研究の視野から『説文解字』を考える 李 守奎
日本辞書史研究の回顧―平安時代を中心に 池田証寿
『和名類聚抄』から『倭名類聚鈔箋注』へ(続) 萩原義雄
あとがき 藤本 灯
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藤本灯 編/阿辻哲次・池田証寿 監修 、勉誠社 、2026 、472 、A5
中国最初の漢字字典『説文解字』(西暦100 年頃)から日本の『日本大辞書』(1892-1893年)まで、古今の辞書を対象に、系統研究から、成立論、字体史、音韻史、語彙史、受容史、データベース化まで、さまざまな角度からおこなわれてきた辞書研究を、日中韓の研究者が集い総合的に捉える初の試み。 [目次] 序 文 「小学」からの脱皮―漢字研究の新しい地平 阿辻哲次 日中辞書研究の対話に向けて―『字典・詞典の研究』の刊行によせて 池田証寿 第一章 「字典」の研究 朝鮮本『龍龕手鑑』の増補資料 田中郁也 朝鮮本における字体―『洪武正韻』と『新増類合』を例にして 楊 慧京 観智院本『類聚名義抄』の「俗通」字について 張 馨方 「字鏡集」の漢字音についての試論 伊藤智弘 色葉字平他類韻書の利用実態及び位置付け―『伊呂葉字平它』『色葉字平它』を例に 康 凱欣 近世琉球で使用された字書についての一報告 中野直樹 『増続大広益会玉篇大全』本文の典拠について―『大広益会玉篇』・『字彙』・『正字通』等の利用 中野直樹・劉 冠偉 第二章 日本における「詞典」の研究 『本草和名』所引佚書初探―「諸家食経」と「諸家本草音義」を中心に 武  倩 『倭名類聚抄』における漢音注の編纂過程について 鈴木裕也 日本の“国語辞書”の語彙の消長―『色葉字類抄』ロ篇畳字部の熟語を母体として 藤本 灯 『色葉字類抄』における呉音漢音混読語の性格 大島英之 『名語記』と悉曇学 小林雄一 十九世紀における『倭訓栞』の受容 小野春菜 『日本大辞書』の「誤り」を捉え直す―連歌用例をめぐって 河瀬真弥 第三章 古辞書の構造化 日本古辞書の構造化記述について―『篆隷万象名義』を例に 李  媛 TEI/XMLとRDFによる日本古辞書の出典情報記述モデル 申 雄哲 古辞書Web 研究資源横断検索のためのメタデータ設計 劉 冠偉 第四章 〔講演〕の部 『説文解字讀』について 阿辻哲次 中国最初の漢字字典『説文解字』はなぜ漢字の構成原理を説くことを主な内容とするのか―出土文献研究の視野から『説文解字』を考える 李 守奎 日本辞書史研究の回顧―平安時代を中心に 池田証寿 『和名類聚抄』から『倭名類聚鈔箋注』へ(続) 萩原義雄 あとがき 藤本 灯

宗教のダイナミズム アジアの地域形成を読み解く(アジア遊学316)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,080
宮坂清 編、勉誠社、2026年3月、208p、A5判上製
私たちが生きる「地域」は、常に変化し続けている。その過程に宗教はいかに関与しているのだろうか。受け継がれてきた歴史や民俗、街に点在する神社仏閣や教会、宗教家や政治家の活動、さらにはインターネットを通じた信念や価値観の流通…。これらは相互に結びつきながら、地域の生成、維持、変容に作用してきた。
地域を固定的な地理単位としてではなく、人々の日常的実践の反復を通じて形づくられる文化的特性=ローカリティ(「地域性」)概念を手がかりに動的なものとして捉え、地域形成や国家統治、戦争、植民地支配、家族形成といった多様な局面において、宗教が果たしてきた実践的な作用を歴史学・神学・国際政治学・文化人類学など多様な視点から検討する。

目次

はしがき  宮坂清

第Ⅰ部 宗教が形づくる地域
十六世紀日本の対欧外交の展開と宗教理解  鹿毛敏夫
高山右近にみるキリシタン信仰が地域社会に与えた影響  宮原奈美恵
韓国の民衆とキリスト教―『民衆神学』とフェミニズムの視点  神山美奈子
名古屋市におけるイスラーム教徒の足跡を辿る―一九八〇年代の関連諸団体に関する考察から  吉田達矢

第Ⅱ部 宗教が表象する地域
伊勢神宮を軸に読む『徒然草』  メイヨー・クリストファー
【コラム】兼好法師の「吉田」像と『徒然草』  メイヨー・クリストファー
毛利清雅の言論とそこに垣間見える宗教的影響における一考察―大逆事件期(一九一〇~一九一一)の『牟婁新報』記事分析を中心として  榎澤幸広
多数派移民のマイノリティ性―ハワイの日系コミュニティの地域化を例にして  増田あゆみ
【コラム】ハワイのローカル・カルチャー(Local Culture )  増田あゆみ
ラダックのアイデンティティ運動とチベット仏教  宮坂清

第Ⅲ部 宗教が枠づける地域
梁武帝の捨身と戦争  会田大輔
「大東亜戦争」とアチェの抗日反乱  佐伯奈津子
『《世界》がここを忘れても―アフガン女性・ファルザーナの物語』のその後―ターリバーンの復権以後の決意と抵抗、そして連帯  清末愛砂
【コラム】アフガン人の親友と絆を築く喜び―友情とシスターフッドを求めて  清末愛砂
戦争花嫁、豪日結婚から豪比結婚へ  佐竹眞明
あとがき  宮坂 清

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宮坂清 編 、勉誠社 、2026年3月 、208p 、A5判上製
私たちが生きる「地域」は、常に変化し続けている。その過程に宗教はいかに関与しているのだろうか。受け継がれてきた歴史や民俗、街に点在する神社仏閣や教会、宗教家や政治家の活動、さらにはインターネットを通じた信念や価値観の流通…。これらは相互に結びつきながら、地域の生成、維持、変容に作用してきた。 地域を固定的な地理単位としてではなく、人々の日常的実践の反復を通じて形づくられる文化的特性=ローカリティ(「地域性」)概念を手がかりに動的なものとして捉え、地域形成や国家統治、戦争、植民地支配、家族形成といった多様な局面において、宗教が果たしてきた実践的な作用を歴史学・神学・国際政治学・文化人類学など多様な視点から検討する。 目次 はしがき  宮坂清 第Ⅰ部 宗教が形づくる地域 十六世紀日本の対欧外交の展開と宗教理解  鹿毛敏夫 高山右近にみるキリシタン信仰が地域社会に与えた影響  宮原奈美恵 韓国の民衆とキリスト教―『民衆神学』とフェミニズムの視点  神山美奈子 名古屋市におけるイスラーム教徒の足跡を辿る―一九八〇年代の関連諸団体に関する考察から  吉田達矢 第Ⅱ部 宗教が表象する地域 伊勢神宮を軸に読む『徒然草』  メイヨー・クリストファー 【コラム】兼好法師の「吉田」像と『徒然草』  メイヨー・クリストファー 毛利清雅の言論とそこに垣間見える宗教的影響における一考察―大逆事件期(一九一〇~一九一一)の『牟婁新報』記事分析を中心として  榎澤幸広 多数派移民のマイノリティ性―ハワイの日系コミュニティの地域化を例にして  増田あゆみ 【コラム】ハワイのローカル・カルチャー(Local Culture )  増田あゆみ ラダックのアイデンティティ運動とチベット仏教  宮坂清 第Ⅲ部 宗教が枠づける地域 梁武帝の捨身と戦争  会田大輔 「大東亜戦争」とアチェの抗日反乱  佐伯奈津子 『《世界》がここを忘れても―アフガン女性・ファルザーナの物語』のその後―ターリバーンの復権以後の決意と抵抗、そして連帯  清末愛砂 【コラム】アフガン人の親友と絆を築く喜び―友情とシスターフッドを求めて  清末愛砂 戦争花嫁、豪日結婚から豪比結婚へ  佐竹眞明 あとがき  宮坂 清 納入までに3週間ほどかかります。

海と陸のはざま アジア・太平洋の干潟文化を探る(アジア遊学310)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,850
秋道 智彌 辻 貴志編、勉誠社、2025、312p、A5判
干潟文化を東アジア、東南アジア、オセアニアの比較事例からひもとき、干潟文化を具体的かつ多面的な次元で考究。考古学、人類学、地域研究、民俗学、地理学、環境社会学などの多様な側面から、「干潟文化」に総合的にアプローチする。
人類が平等かつ心豊かに生きるためのヒントを秘めている干潟。
人類と生き物にとっての干潟の意義について地球規模の視座から理解を促す。
目次
第1部 干潟の歴史と文化(ベトナムの干潟漁からみる、二〇〇年のマングローブと干潟のつながり(鈴木伸二)
パプアニューギニアの干潟貝類と貝貨(門馬一平)
先史琉球列島の貝類を運ぶネットワーク(山野ケン陽次郎)
COLUMN 干潟のにぎわい―漂海民モーケンの女性たち(宮澤京子)
観光化に揺れる干潟―フィリピン・ボホール州パングラオ島の事例・シンチア・ネリ・ザヤス(翻訳・辻貴志))
第2部 干潟の漁撈文化(川がつなぐ陸と干潟(藤村美穂)
魚垣が繋ぐ命―琉球列島の伝統漁法と生物文化多様性(上村真仁)
COLUMN 旧児島湾の干拓の進展と樫木網漁の変遷(真鍋篤行)
COLUMN 干潟の伝統漁具「石干見」(田和正孝)
韓国の干潟と漁撈(李恵燕)
台湾における石滬研究の現在(田和正孝)
干潟における生物採捕のわざ―フィリピン・パラワン島南部の先住民モルボッグの事例(辻貴志))
第3部 干潟の生き物と食(富山湾沿岸の縄文時代の干潟と食からみた小竹貝塚の人と水辺の関わり(納屋内高史)
COLUMN 肥料としての干潟の生き物・貝〈イボキサゴ〉―東京内湾の事例から(秋山笑子)
近代日本の干潟にみる多様な漁業と食(秋道智彌)
とって・食べる―おやつもおかずとりも金儲けも(野中健一)
COLUMN イオウを味わう―西太平洋地域におけるマングローブ泥干潟のツキガイ利用(池口明子))
第4部 干潟の保全と未来(社会的エコトーンとしてのマングローブ干潟―インドネシア南スラウェシ州の調査から(田中耕司)
干潟の生物資源と環境保全(石川智士)
COLUMN アジアの干潟の絶滅危惧種カブトガニ―日本の教訓(清野聡子)
和白干潟の自然と保全活動について(山本廣子)
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3,850
秋道 智彌 辻 貴志編 、勉誠社 、2025 、312p 、A5判
干潟文化を東アジア、東南アジア、オセアニアの比較事例からひもとき、干潟文化を具体的かつ多面的な次元で考究。考古学、人類学、地域研究、民俗学、地理学、環境社会学などの多様な側面から、「干潟文化」に総合的にアプローチする。 人類が平等かつ心豊かに生きるためのヒントを秘めている干潟。 人類と生き物にとっての干潟の意義について地球規模の視座から理解を促す。 目次 第1部 干潟の歴史と文化(ベトナムの干潟漁からみる、二〇〇年のマングローブと干潟のつながり(鈴木伸二) パプアニューギニアの干潟貝類と貝貨(門馬一平) 先史琉球列島の貝類を運ぶネットワーク(山野ケン陽次郎) COLUMN 干潟のにぎわい―漂海民モーケンの女性たち(宮澤京子) 観光化に揺れる干潟―フィリピン・ボホール州パングラオ島の事例・シンチア・ネリ・ザヤス(翻訳・辻貴志)) 第2部 干潟の漁撈文化(川がつなぐ陸と干潟(藤村美穂) 魚垣が繋ぐ命―琉球列島の伝統漁法と生物文化多様性(上村真仁) COLUMN 旧児島湾の干拓の進展と樫木網漁の変遷(真鍋篤行) COLUMN 干潟の伝統漁具「石干見」(田和正孝) 韓国の干潟と漁撈(李恵燕) 台湾における石滬研究の現在(田和正孝) 干潟における生物採捕のわざ―フィリピン・パラワン島南部の先住民モルボッグの事例(辻貴志)) 第3部 干潟の生き物と食(富山湾沿岸の縄文時代の干潟と食からみた小竹貝塚の人と水辺の関わり(納屋内高史) COLUMN 肥料としての干潟の生き物・貝〈イボキサゴ〉―東京内湾の事例から(秋山笑子) 近代日本の干潟にみる多様な漁業と食(秋道智彌) とって・食べる―おやつもおかずとりも金儲けも(野中健一) COLUMN イオウを味わう―西太平洋地域におけるマングローブ泥干潟のツキガイ利用(池口明子)) 第4部 干潟の保全と未来(社会的エコトーンとしてのマングローブ干潟―インドネシア南スラウェシ州の調査から(田中耕司) 干潟の生物資源と環境保全(石川智士) COLUMN アジアの干潟の絶滅危惧種カブトガニ―日本の教訓(清野聡子) 和白干潟の自然と保全活動について(山本廣子)

書籍文化史料論

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
10,450
鈴木俊幸 著、勉誠社、2019年5月、480p、A5判上製
断片から浮かび上がる、書籍をめぐる人びとの営み

書籍の享受に関わる一次史料は思いのほか少ない。
その文化・歴史を描き出すためには、書籍そのもののみならず、そこに残された書き入れや、周辺にある断片化された資料へも目を向ける必要がある。
チラシやハガキ、書籍におされたハンコ、そして版権や価格、貸借に関する文書の断片など、これまで真正面から取り扱われることのなかった人々の営為の痕跡から、日本の書籍文化の展開を鮮やかに浮かび上がらせる。
書物文化史研究の第一人者による待望の史料論。

京都書林仲間の実態を伝える新出史料全篇の翻刻・影印を収載!

目次

はじめに

第1部 史料が照らす世界
1 京都書林仲間記録『重板類板出入済帳』-安永二年~安永六年
2 書籍の流通と売価ー江戸暦を史料として
3 役人附雑考
4 五車楼藤井孫兵衛宛頼支峯書簡からうかがえる二、三のこと
5 葉書という社会資本、あるいは書籍流通史料としての葉書
6 袋屋東生亀次郎と上方書商との交易ー書籍輸送の実際
7 「信州西筑摩郡上松村字寝覚浦島旧跡臨川寺図」出版の顛末)

第2部 書籍文化史料片々
1 書籍の価格ー岡田屋嘉七の請取と通帳
2 石見国医師の読書生活ー『松峯筆記』の「書物見聞覚帳」
3 草紙類の流通と広告ー甲府二文字屋藤右衛門引札
4 信州松本の貸本商売ー穀屋儀七貸本広告と貸本印
5 普通の人々の普通の読書ー貸本屋の営業文書片々
6 須原屋茂兵衛の薬商売ー引札と広告葉書
7 京都の絵草紙屋紙藤(綾喜)-引札と紙看板
8 古書漁りの余得ー『官版単語篇』領収書と上野尚志書状
9 近代教育草創期の書籍流通ー信濃国伊那郡洗心(小川)学校文書より
10 書籍流通拠点の生成と水運ー下総正文堂利兵衛の引札
11 葉書が語る明治の書籍流通ー岡田為助宛三木佐助葉書
12 明治期予約出版の足取りー鳳文館の葉書と広告
13 陸前古川における新聞・雑誌・書籍の流通ー領収証の束から浮かび上がるもの
14 彫工たちの明治ー葉書に見える仕事の実際
15 明治の製本師ー製本印という史料

おわりに
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納入までに3週間ほどかかります。
かごに入れる
気になる本に追加
クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
10,450
鈴木俊幸 著 、勉誠社 、2019年5月 、480p 、A5判上製
断片から浮かび上がる、書籍をめぐる人びとの営み 書籍の享受に関わる一次史料は思いのほか少ない。 その文化・歴史を描き出すためには、書籍そのもののみならず、そこに残された書き入れや、周辺にある断片化された資料へも目を向ける必要がある。 チラシやハガキ、書籍におされたハンコ、そして版権や価格、貸借に関する文書の断片など、これまで真正面から取り扱われることのなかった人々の営為の痕跡から、日本の書籍文化の展開を鮮やかに浮かび上がらせる。 書物文化史研究の第一人者による待望の史料論。 京都書林仲間の実態を伝える新出史料全篇の翻刻・影印を収載! 目次 はじめに 第1部 史料が照らす世界 1 京都書林仲間記録『重板類板出入済帳』-安永二年~安永六年 2 書籍の流通と売価ー江戸暦を史料として 3 役人附雑考 4 五車楼藤井孫兵衛宛頼支峯書簡からうかがえる二、三のこと 5 葉書という社会資本、あるいは書籍流通史料としての葉書 6 袋屋東生亀次郎と上方書商との交易ー書籍輸送の実際 7 「信州西筑摩郡上松村字寝覚浦島旧跡臨川寺図」出版の顛末) 第2部 書籍文化史料片々 1 書籍の価格ー岡田屋嘉七の請取と通帳 2 石見国医師の読書生活ー『松峯筆記』の「書物見聞覚帳」 3 草紙類の流通と広告ー甲府二文字屋藤右衛門引札 4 信州松本の貸本商売ー穀屋儀七貸本広告と貸本印 5 普通の人々の普通の読書ー貸本屋の営業文書片々 6 須原屋茂兵衛の薬商売ー引札と広告葉書 7 京都の絵草紙屋紙藤(綾喜)-引札と紙看板 8 古書漁りの余得ー『官版単語篇』領収書と上野尚志書状 9 近代教育草創期の書籍流通ー信濃国伊那郡洗心(小川)学校文書より 10 書籍流通拠点の生成と水運ー下総正文堂利兵衛の引札 11 葉書が語る明治の書籍流通ー岡田為助宛三木佐助葉書 12 明治期予約出版の足取りー鳳文館の葉書と広告 13 陸前古川における新聞・雑誌・書籍の流通ー領収証の束から浮かび上がるもの 14 彫工たちの明治ー葉書に見える仕事の実際 15 明治の製本師ー製本印という史料 おわりに 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

醍醐寺の法流と史料 (日本女子大学叢書27)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
8,800 (送料:¥300~)
佐藤亜莉華 著、勉誠社、2025年7月、376p、A5判上製
納入までに3週間ほどかかります。
醍醐寺はいかにして組織と文物を守り伝えてきたのか―
密教における秘法の相承により形成される「法流」に着目。
それを縦軸に、法流の存続に関わる諸問題に対応すべく寺院社会内部、さらには世俗権力との間で行われた折衝の諸相、また、聖教をはじめとする寺院史料群の生成・活用・相承について検討することで、中世・近世を通じた醍醐寺の変容を明らかにする意欲作。

序章

第Ⅰ部 中世における醍醐三流
第一章 三宝院門跡満済と報恩院隆源―法流相承をめぐって―
 第一節 満済による三宝院流憲深方の相承
 第二節 満済の聖教収集 
 第三節 大智院管領をめぐる満済と隆源
第二章 南北朝期から室町前期における理性院流内の対立
 第一節 南北朝期の理性院院主と嫡流の相承
 第二節 太元帥法別当職をめぐる対立
 第三節 理性院流嫡流と理性院門徒
第三章 金剛王院流の醍醐寺座主輩出と世俗権力
 第一節 金剛王院流初の座主賢海
 第二節 金剛王院実賢・勝尊による座主職の相承
 第三節 金剛王院流による醍醐寺座主の再輩出
第四章 醍醐寺僧と根来寺僧の交流とその変容
 第一節 鎌倉期から室町前期における醍醐寺僧と根来寺僧の交流
 第二節 義堯期における醍醐寺と根来寺
 第三節 近世初頭における醍醐寺僧と根来寺僧の関係

第Ⅱ部 三宝院門跡の変容と実態
第一章 中世・近世醍醐寺にみる「門跡」と諸階層
 第一節 門跡の出自と寺格
 第二節 中世にみる寺院組織の変容
 第三節 近世にみる「出世」の活躍
第二章 醍醐寺の寺内統制と「出世」  
 第一節 中世における寺内統制の変化
 第二節 近世醍醐寺の組織と寺内統制
 第三節 近世醍醐寺山上・山下にみる「出世」の役割
第三章 近世三宝院門跡と「法流預」
 第一節 江戸時代の歴代三宝院門跡
 第二節 三宝院門跡の格式と「法流預」
 第三節 「法流預」による三宝院流相承

第Ⅲ部 寺院史料からみる法流相承
第一章 醍醐寺における法流相承と文書・聖教の生成―報恩院隆源を通して―
 第一節 『醍醐寺新要録』の成立
 第二節 『醍醐寺新要録』に引用された既存の編纂記録
 第三節 『醍醐寺新要録』編纂に活用された先師記
終 章
あとがき
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佐藤亜莉華 著 、勉誠社 、2025年7月 、376p 、A5判上製
納入までに3週間ほどかかります。 醍醐寺はいかにして組織と文物を守り伝えてきたのか― 密教における秘法の相承により形成される「法流」に着目。 それを縦軸に、法流の存続に関わる諸問題に対応すべく寺院社会内部、さらには世俗権力との間で行われた折衝の諸相、また、聖教をはじめとする寺院史料群の生成・活用・相承について検討することで、中世・近世を通じた醍醐寺の変容を明らかにする意欲作。 序章 第Ⅰ部 中世における醍醐三流 第一章 三宝院門跡満済と報恩院隆源―法流相承をめぐって―  第一節 満済による三宝院流憲深方の相承  第二節 満済の聖教収集   第三節 大智院管領をめぐる満済と隆源 第二章 南北朝期から室町前期における理性院流内の対立  第一節 南北朝期の理性院院主と嫡流の相承  第二節 太元帥法別当職をめぐる対立  第三節 理性院流嫡流と理性院門徒 第三章 金剛王院流の醍醐寺座主輩出と世俗権力  第一節 金剛王院流初の座主賢海  第二節 金剛王院実賢・勝尊による座主職の相承  第三節 金剛王院流による醍醐寺座主の再輩出 第四章 醍醐寺僧と根来寺僧の交流とその変容  第一節 鎌倉期から室町前期における醍醐寺僧と根来寺僧の交流  第二節 義堯期における醍醐寺と根来寺  第三節 近世初頭における醍醐寺僧と根来寺僧の関係 第Ⅱ部 三宝院門跡の変容と実態 第一章 中世・近世醍醐寺にみる「門跡」と諸階層  第一節 門跡の出自と寺格  第二節 中世にみる寺院組織の変容  第三節 近世にみる「出世」の活躍 第二章 醍醐寺の寺内統制と「出世」    第一節 中世における寺内統制の変化  第二節 近世醍醐寺の組織と寺内統制  第三節 近世醍醐寺山上・山下にみる「出世」の役割 第三章 近世三宝院門跡と「法流預」  第一節 江戸時代の歴代三宝院門跡  第二節 三宝院門跡の格式と「法流預」  第三節 「法流預」による三宝院流相承 第Ⅲ部 寺院史料からみる法流相承 第一章 醍醐寺における法流相承と文書・聖教の生成―報恩院隆源を通して―  第一節 『醍醐寺新要録』の成立  第二節 『醍醐寺新要録』に引用された既存の編纂記録  第三節 『醍醐寺新要録』編纂に活用された先師記 終 章 あとがき
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蘇州版画 東アジア印刷芸術の革新と東西交流(アジア遊学295)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
青木隆幸・板倉聖哲・小林宏光 編、勉誠社、2024、320p、A5判
芸術文化の古い歴史を持ち、経済的繁栄をきわめていた17、18世紀の中国・蘇州市に生まれた「蘇州版画」。
吉祥的な画題のみならず、教訓、歴史故事、名所旧跡、通俗文学や詩の絵解きなどさまざまな題材をとり上げ、当時の都市のにぎわい、市民の暮らしぶりを大きな画面に描き伝える貴重な視覚資料でもある。
技法も多彩で、濃淡の墨摺にはじまり、複数色の色刷り、さらに手彩色によって色数を増やし、また、舶載された西洋銅版画などの陰影法や透視図法も積極的に応用する。
これらの蘇州版画は、江戸時代には長崎に大量にもたらされ、ヨーロッパにも輸出されて宮殿の室内を飾り、美術工芸品への応用が注目されてきた。
近年新たな発見や蒐集が進み、内外で学際的な関心の対象として注目を集めている蘇州版画。
中国版画史を突出して彩るその歴史と世界的広がりを、国内外の第一線の論者が多数の図版を交えて明らかにする貴重な一書。
目次
カラー口絵
はじめに 小林宏光
Ⅰ 蘇州版画の前史と展開
北宋時代の一枚摺と版画による複製のはじまり 小林宏光
十八世紀蘇州版画にみる国際性 青木隆幸
蘇州と杭州、都市図の展開から見た蘇州版画 板倉聖哲
中国版画の末裔としての民国期ポスター―伝統の継承と変化を中心として 田島奈都子
蘇州版画の素材に関する科学的調査報告 半田昌規
Ⅱ 物語と蘇州版画
物語と蘇州版画 大木康
将軍から聖帝へ―関羽像の変遷と三尊形式版画の成立 小林宏光
人中の呂布と錦の馬超―『三国志演義』のイケメン枠 上原究一
蘇州版画と楊家将―物語と祈りの絵図 松浦智子
Ⅲ ヨーロッパに収蔵される蘇州版画
文化の一形態としての技法―蘇州版画に「西洋」を創る 賴毓芝(翻訳:田中伝) 
十八世紀一枚摺版画の図像(花器、書斎道具、花果)の展開と、その起源となる絵画 アン・ファラー(翻訳:都甲さやか)
西洋宮殿と蘇州版画    ルーシー・オリボバ(翻訳:中塚亮)
レイカム(Leykam Zimmer)の間の中国版画 李嘯非(翻訳:張天石)
十八世紀欧州にわたった「泰西の筆法に倣った」蘇州版画について 王小明(翻訳:中塚亮)
編集後記 青木隆幸


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3,520
青木隆幸・板倉聖哲・小林宏光 編 、勉誠社 、2024 、320p 、A5判
芸術文化の古い歴史を持ち、経済的繁栄をきわめていた17、18世紀の中国・蘇州市に生まれた「蘇州版画」。 吉祥的な画題のみならず、教訓、歴史故事、名所旧跡、通俗文学や詩の絵解きなどさまざまな題材をとり上げ、当時の都市のにぎわい、市民の暮らしぶりを大きな画面に描き伝える貴重な視覚資料でもある。 技法も多彩で、濃淡の墨摺にはじまり、複数色の色刷り、さらに手彩色によって色数を増やし、また、舶載された西洋銅版画などの陰影法や透視図法も積極的に応用する。 これらの蘇州版画は、江戸時代には長崎に大量にもたらされ、ヨーロッパにも輸出されて宮殿の室内を飾り、美術工芸品への応用が注目されてきた。 近年新たな発見や蒐集が進み、内外で学際的な関心の対象として注目を集めている蘇州版画。 中国版画史を突出して彩るその歴史と世界的広がりを、国内外の第一線の論者が多数の図版を交えて明らかにする貴重な一書。 目次 カラー口絵 はじめに 小林宏光 Ⅰ 蘇州版画の前史と展開 北宋時代の一枚摺と版画による複製のはじまり 小林宏光 十八世紀蘇州版画にみる国際性 青木隆幸 蘇州と杭州、都市図の展開から見た蘇州版画 板倉聖哲 中国版画の末裔としての民国期ポスター―伝統の継承と変化を中心として 田島奈都子 蘇州版画の素材に関する科学的調査報告 半田昌規 Ⅱ 物語と蘇州版画 物語と蘇州版画 大木康 将軍から聖帝へ―関羽像の変遷と三尊形式版画の成立 小林宏光 人中の呂布と錦の馬超―『三国志演義』のイケメン枠 上原究一 蘇州版画と楊家将―物語と祈りの絵図 松浦智子 Ⅲ ヨーロッパに収蔵される蘇州版画 文化の一形態としての技法―蘇州版画に「西洋」を創る 賴毓芝(翻訳:田中伝)  十八世紀一枚摺版画の図像(花器、書斎道具、花果)の展開と、その起源となる絵画 アン・ファラー(翻訳:都甲さやか) 西洋宮殿と蘇州版画    ルーシー・オリボバ(翻訳:中塚亮) レイカム(Leykam Zimmer)の間の中国版画 李嘯非(翻訳:張天石) 十八世紀欧州にわたった「泰西の筆法に倣った」蘇州版画について 王小明(翻訳:中塚亮) 編集後記 青木隆幸 納入までに3週間ほどかかります。

上海フランス租界への招待ー日仏中三か国の文化交流(アジア遊学279)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
榎本泰子・森本頼子・藤野志織 編、勉誠社、2023年1月、304 頁
19世紀半ばから第二次世界大戦が終結するまでの約100年間、フランスの交易拠点として発展した「上海フランス租界」。この地にはフランス人のほか、革命を逃れてきた白系ロシア人、富裕層・知識層の中国人など、さまざまな国籍の人々が暮らし、豊かな文化・芸術が花開いた。「東洋のパリ」は、世界の人々を引きつけるとともに、中国や日本の文化を欧州に伝える役割も果たすようになる。上海フランス租界をフランス・中国・日本の三か国を結ぶ場と捉え、具体的な人物・事象を掘り下げることで、人々の暮らしから文化・芸術、政策・外交までを多角的に考察する。音楽、美術、文学、教育、メディアなどの幅広い視点から、フランス語新聞や未公刊資料などを多く用いて実証的に明らかにする、日本では初めての書。上海史、アジア近代史、日仏関係史、比較文学・比較文化、ポストコロニアル研究、グローバル文化史に一石を投じる意欲作。

目次

はじめに 上海フランス租界への招待

「東洋のパリ」上海フランス租界地図

第Ⅰ部 上海で花開いたフランス文化
フランス租界を芸術の都に  
上海のフランス語ラジオ放送(FFZ)と音楽
一九三〇年代フランスのラジオで放送された芸術音楽
文化政策としてのフランス音楽
グロボワ音楽評論抄
【コラム】グロボワをもとめて
【コラム】私がグロボワに「触れる」まで

第Ⅱ部 異文化交流の舞台としての上海
上海租界のフランス語新聞Le Journal de Shanghai (1927-1945)
上海で育まれた友情
上海アートクラブとアンドレ・クロドの仲間たち
黒石公寓(ブラックストーン・アパートメント)をめぐる物語
オーロラ大学におけるフランス語教育と新文学の人材育成
【コラム】私がグロボワに「触れる」まで
【コラム】上海フランス租界の光と影

第Ⅲ部 欧州と極東を結ぶイマージュ
文明か国家か
在外教育・文化機関におけるフランス語蔵書の意味を考える
パリ・上海・東京、三都をつないだフランス語図書
芥川龍之介と「彼」の上海の夜

上海フランス租界関連年表

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3,520
榎本泰子・森本頼子・藤野志織 編 、勉誠社 、2023年1月 、304 頁
19世紀半ばから第二次世界大戦が終結するまでの約100年間、フランスの交易拠点として発展した「上海フランス租界」。この地にはフランス人のほか、革命を逃れてきた白系ロシア人、富裕層・知識層の中国人など、さまざまな国籍の人々が暮らし、豊かな文化・芸術が花開いた。「東洋のパリ」は、世界の人々を引きつけるとともに、中国や日本の文化を欧州に伝える役割も果たすようになる。上海フランス租界をフランス・中国・日本の三か国を結ぶ場と捉え、具体的な人物・事象を掘り下げることで、人々の暮らしから文化・芸術、政策・外交までを多角的に考察する。音楽、美術、文学、教育、メディアなどの幅広い視点から、フランス語新聞や未公刊資料などを多く用いて実証的に明らかにする、日本では初めての書。上海史、アジア近代史、日仏関係史、比較文学・比較文化、ポストコロニアル研究、グローバル文化史に一石を投じる意欲作。 目次 はじめに 上海フランス租界への招待 「東洋のパリ」上海フランス租界地図 第Ⅰ部 上海で花開いたフランス文化 フランス租界を芸術の都に   上海のフランス語ラジオ放送(FFZ)と音楽 一九三〇年代フランスのラジオで放送された芸術音楽 文化政策としてのフランス音楽 グロボワ音楽評論抄 【コラム】グロボワをもとめて 【コラム】私がグロボワに「触れる」まで 第Ⅱ部 異文化交流の舞台としての上海 上海租界のフランス語新聞Le Journal de Shanghai (1927-1945) 上海で育まれた友情 上海アートクラブとアンドレ・クロドの仲間たち 黒石公寓(ブラックストーン・アパートメント)をめぐる物語 オーロラ大学におけるフランス語教育と新文学の人材育成 【コラム】私がグロボワに「触れる」まで 【コラム】上海フランス租界の光と影 第Ⅲ部 欧州と極東を結ぶイマージュ 文明か国家か 在外教育・文化機関におけるフランス語蔵書の意味を考える パリ・上海・東京、三都をつないだフランス語図書 芥川龍之介と「彼」の上海の夜 上海フランス租界関連年表 納入までに3週間ほどかかります。

論究日本近代語 第2集

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
15,620
日本近代語研究会 編、勉誠社、2022年3月、368p、A5判・上製
広義の日本近代語における歴史と構造を、文字、文法、語彙といった日本語学の観点から詳細に分析した、日本文学、日本史学、日本語教育学、表現論などの分野にも資する論文集。

目次

英文タイトル

キリシタン版『サントスの御作業』の「言葉の和らげ」の編纂背景について
―巻1・巻2間の偏りに注目して 中野遙
用例翻訳の疎密に見るキリシタン日本語文典の性格 黒川茉莉
『虎明本狂言』と『狂言六義』における行為要求表現の対照 八坂尚美
格助詞「ガ」の用法拡大の様相―17世紀から明治大正期にかけて 山田昌裕
メテとユンデの語誌―ミギノテ・ヒダリノテ・周辺語との関わりを中心に 木川あづさ
『波留麻和解』に含まれる出現時期の早い訳語 櫻井豪人
外国資料に見える日本語―『ドゥーフ・ハルマ』の「鬮入ルヽ」について 浅野敏彦『英和対訳袖珍辞書』における宋朝体の漢字の考察 三好彰

聖書翻訳におけるヘブライ語動詞連鎖の訳出―「明治元訳」を中心に 遠藤佳那子・髙橋洋成
『佳人之奇遇』の語彙 田貝和子
稿本『言海』にみられる同音異義語の扱い 小野春菜
『新式いろは節用辞典』の「漢名」 今野真二
犬養毅の読み方をめぐる『痴遊雑誌』誌上の論争について―つよし・つよき・キ・たけし・たけき・しのぶ 三浦直人
明治大正期『読売新聞』における「タ」の推移―文章の種類の違いという観点から ヤロシュ島田むつみ
近代日本語の省略型行為要求表現の調査 陳慧玲
近現代における副詞の仮名表記化 髙橋雄太
近代女性書簡文口語体化の契機と過程 茗荷円
〈付帯状況〉を表す「形容詞+まま」の史的展開 菊池そのみ
丁寧体過去形式「~ましたです」の動向―「国会会議録検索システム」を例として 神作晋一
日本語学習者と母語話者における補助動詞「てもらう/ていただく」の使用実態 木下謙朗

否定程度副詞の成立―「1ミリも~ない」を事例として 櫛橋比早子
自動詞・受身・可能・自発―自動詞的表現のパラディグマティックな体系 志波彩子
近代語と近世語の境目、近代語と現代語の境目―漢字政策を軸として 小野正弘

索引
執筆者一覧
編集後記 編集委員会

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15,620
日本近代語研究会 編 、勉誠社 、2022年3月 、368p 、A5判・上製
広義の日本近代語における歴史と構造を、文字、文法、語彙といった日本語学の観点から詳細に分析した、日本文学、日本史学、日本語教育学、表現論などの分野にも資する論文集。 目次 英文タイトル キリシタン版『サントスの御作業』の「言葉の和らげ」の編纂背景について ―巻1・巻2間の偏りに注目して 中野遙 用例翻訳の疎密に見るキリシタン日本語文典の性格 黒川茉莉 『虎明本狂言』と『狂言六義』における行為要求表現の対照 八坂尚美 格助詞「ガ」の用法拡大の様相―17世紀から明治大正期にかけて 山田昌裕 メテとユンデの語誌―ミギノテ・ヒダリノテ・周辺語との関わりを中心に 木川あづさ 『波留麻和解』に含まれる出現時期の早い訳語 櫻井豪人 外国資料に見える日本語―『ドゥーフ・ハルマ』の「鬮入ルヽ」について 浅野敏彦『英和対訳袖珍辞書』における宋朝体の漢字の考察 三好彰 聖書翻訳におけるヘブライ語動詞連鎖の訳出―「明治元訳」を中心に 遠藤佳那子・髙橋洋成 『佳人之奇遇』の語彙 田貝和子 稿本『言海』にみられる同音異義語の扱い 小野春菜 『新式いろは節用辞典』の「漢名」 今野真二 犬養毅の読み方をめぐる『痴遊雑誌』誌上の論争について―つよし・つよき・キ・たけし・たけき・しのぶ 三浦直人 明治大正期『読売新聞』における「タ」の推移―文章の種類の違いという観点から ヤロシュ島田むつみ 近代日本語の省略型行為要求表現の調査 陳慧玲 近現代における副詞の仮名表記化 髙橋雄太 近代女性書簡文口語体化の契機と過程 茗荷円 〈付帯状況〉を表す「形容詞+まま」の史的展開 菊池そのみ 丁寧体過去形式「~ましたです」の動向―「国会会議録検索システム」を例として 神作晋一 日本語学習者と母語話者における補助動詞「てもらう/ていただく」の使用実態 木下謙朗 否定程度副詞の成立―「1ミリも~ない」を事例として 櫛橋比早子 自動詞・受身・可能・自発―自動詞的表現のパラディグマティックな体系 志波彩子 近代語と近世語の境目、近代語と現代語の境目―漢字政策を軸として 小野正弘 索引 執筆者一覧 編集後記 編集委員会 納入までに3週間ほどかかります。

増補改訂版 室町時代の将軍家と天皇家

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,350
石原比伊呂、勉誠社、2024年5月、560p、A5判
室町期の公武関係はいかにして成立、展開し、終焉にいたったのか。
尊氏から義政までの足利家歴代将軍たちの朝廷儀礼における行動の分析。将軍家が「公家化」し、自らを北朝天皇家の「輔弼役(執事)」と位置づけ、強力な一体化を築き上げた実態を明らかにする。また、将軍家が天皇家をサポートし、その権威を保障する体制が室町時代の将軍家と天皇家の基本構造であることを提示する。
武家の長(足利将軍家家長)と公家の長(北朝天皇家)との関係の展開と基本構造を検討した画期的成果。
公武関係をはじめ義満~義教期における足利将軍家の実態の具体像および、足利家と天皇家の一体化の過程を再検討した補論6本を新たに加え、最新の研究成果をふまえて加筆・修正した待望の増補改訂版。

※本書は2015年10月に刊行した『室町時代の将軍家と天皇家』(ISBN:978-4-585-22129-6)の増補改訂版です。

目次

序章 研究史の整理と本書の視角

第一部 南北朝期の足利将軍家と北朝天皇家
第一章 足利尊氏・直義兄弟と北朝天皇家
第二章 義詮期における足利将軍家の変質
第三章 足利義満の対朝廷政策―「王権簒奪計画説」の再検討

第二部 室町幕府最盛期の足利将軍家と北朝天皇家
第四章 准摂関家としての足利将軍家―義持と大嘗会との関わりから
第五章 足利義持と後小松「王家」
補論一 『大嘗会仮名記』の作者に関する覚え書き
補論二 義満生前の足利義持
第六章 足利義教と義満・義持―朝廷行事における行動の分析から
第七章 足利義教と北朝天皇家
補論三 将軍空位期の室町幕府と公家社会―義円と「条々」―
補論四 足利義教の初政
補論五 足利将軍家の規範先例―「義満型」と「義持型」なる二類型―

第三部 将軍-天皇関係の本質と帰結
第八章 室町殿行幸に見る足利義教の位置づけ
第九章 貢馬御覧に見る室町時代の公武関係
第十章 義政期の将軍家と天皇家

終章 室町期公武関係の展開と構造―本書の結論
補論六 足利家と天皇家の一体化は、どのように進行したのか?

あとがき
増補改訂版あとがき
初出一覧
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石原比伊呂 、勉誠社 、2024年5月 、560p 、A5判
室町期の公武関係はいかにして成立、展開し、終焉にいたったのか。 尊氏から義政までの足利家歴代将軍たちの朝廷儀礼における行動の分析。将軍家が「公家化」し、自らを北朝天皇家の「輔弼役(執事)」と位置づけ、強力な一体化を築き上げた実態を明らかにする。また、将軍家が天皇家をサポートし、その権威を保障する体制が室町時代の将軍家と天皇家の基本構造であることを提示する。 武家の長(足利将軍家家長)と公家の長(北朝天皇家)との関係の展開と基本構造を検討した画期的成果。 公武関係をはじめ義満~義教期における足利将軍家の実態の具体像および、足利家と天皇家の一体化の過程を再検討した補論6本を新たに加え、最新の研究成果をふまえて加筆・修正した待望の増補改訂版。 ※本書は2015年10月に刊行した『室町時代の将軍家と天皇家』(ISBN:978-4-585-22129-6)の増補改訂版です。 目次 序章 研究史の整理と本書の視角 第一部 南北朝期の足利将軍家と北朝天皇家 第一章 足利尊氏・直義兄弟と北朝天皇家 第二章 義詮期における足利将軍家の変質 第三章 足利義満の対朝廷政策―「王権簒奪計画説」の再検討 第二部 室町幕府最盛期の足利将軍家と北朝天皇家 第四章 准摂関家としての足利将軍家―義持と大嘗会との関わりから 第五章 足利義持と後小松「王家」 補論一 『大嘗会仮名記』の作者に関する覚え書き 補論二 義満生前の足利義持 第六章 足利義教と義満・義持―朝廷行事における行動の分析から 第七章 足利義教と北朝天皇家 補論三 将軍空位期の室町幕府と公家社会―義円と「条々」― 補論四 足利義教の初政 補論五 足利将軍家の規範先例―「義満型」と「義持型」なる二類型― 第三部 将軍-天皇関係の本質と帰結 第八章 室町殿行幸に見る足利義教の位置づけ 第九章 貢馬御覧に見る室町時代の公武関係 第十章 義政期の将軍家と天皇家 終章 室町期公武関係の展開と構造―本書の結論 補論六 足利家と天皇家の一体化は、どのように進行したのか? あとがき 増補改訂版あとがき 初出一覧 索 引 納入までに3週間ほどかかります。

日本中世の宗教世界

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
9,350
阿部泰郎 監修/佐藤愛弓・牧野淳司 編、勉誠社、2025年5月、584p、A5判
現代の我々の想像を遙かに超えて、中世の日本は、宗教的なものに満ちた世界であった。
それは、単に神仏への信仰という観念的なことでなく、何らか〈聖なるもの〉の存在や働きを、日常に身体感覚を通じて直接に受けとめたり、反対に人から何者かへ訴え、働きかけるダイナミックな〈冥と顕〉の相互の交信が、絶えず繰り広げられていた世界だったのである―。
各地に伝存する多種多様な寺院資料を紐解き、また、文学・絵画・建造物・芸能といった諸メディアとの連環をとらえ、中世日本における豊饒な宗教的世界観を立体的かつ通史的に描き出す必読の書。
学界を領導する十八名の研究者による最先端の研究状況をまとめて一冊で知ることの出来る中世日本の社会・思想・文化を考えるための充実のレファレンスツール!

目次

序論 本書の構成とみどころ

第Ⅰ部 中世宗教テクストの生成
一 思想―日本中世をどう見るか
思想史の中世
神祇の歴史から考える中世前期における神と仏の関係性
二 法会―宗教の社会的・歴史的意義
歴史学から仏教儀礼を読み解く―法会・修法のかたちとその変遷を考える
法会の場―内論義の会場をめぐって
三 僧侶―時代・社会とどう向き合うか
中世日本の表現主体が創出する宗教世界―貞慶と慈円の楕円宗教空間
目を閉じて坐禅をした明恵上人
東大寺宗性の境涯と宗教テクスト―交衆・遁世と聖教撰述
四 文庫―聖教の集積と伝来
秘匿と流伝の法流形成―鎌倉時代勧修寺流の展開について
称名寺聖教の形成と釼阿
大須文庫の生成―真福寺創建期歴代の活動とその周辺

第Ⅱ部 よみがえる中世の宗教世界
一 宗教空間の創出
大峯信仰史の創出―「大菩提山仏生土要事」をめぐって
中世宗教空間を創りだす宣陽門院―その宗教的主体性を中心に
二 神と仏の姿
受肉するカミ―垂迹信仰と生身信仰の接合
観音・媽祖・マリア―日中欧の交流と女神のメタモルフォーシス
三 文芸への広がり
西行和歌と神仏習合儀礼―伊勢神宮詠「深く入りて」をめぐって
六道釈と『平家物語』「祇園精舎」
四 絵画への広がり
愛執の図像学―中世説話画に描かれた愛と発心
「真宗系」・「南都系」聖徳太子絵伝の再検討

刊行にあたって
編集後記
執筆者紹介

納入までに3週間ほどかかります。
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クレジットカード使用可 銀行振込可 代引き不可 公費可 海外発送不可 適格請求
9,350
阿部泰郎 監修/佐藤愛弓・牧野淳司 編 、勉誠社 、2025年5月 、584p 、A5判
現代の我々の想像を遙かに超えて、中世の日本は、宗教的なものに満ちた世界であった。 それは、単に神仏への信仰という観念的なことでなく、何らか〈聖なるもの〉の存在や働きを、日常に身体感覚を通じて直接に受けとめたり、反対に人から何者かへ訴え、働きかけるダイナミックな〈冥と顕〉の相互の交信が、絶えず繰り広げられていた世界だったのである―。 各地に伝存する多種多様な寺院資料を紐解き、また、文学・絵画・建造物・芸能といった諸メディアとの連環をとらえ、中世日本における豊饒な宗教的世界観を立体的かつ通史的に描き出す必読の書。 学界を領導する十八名の研究者による最先端の研究状況をまとめて一冊で知ることの出来る中世日本の社会・思想・文化を考えるための充実のレファレンスツール! 目次 序論 本書の構成とみどころ 第Ⅰ部 中世宗教テクストの生成 一 思想―日本中世をどう見るか 思想史の中世 神祇の歴史から考える中世前期における神と仏の関係性 二 法会―宗教の社会的・歴史的意義 歴史学から仏教儀礼を読み解く―法会・修法のかたちとその変遷を考える 法会の場―内論義の会場をめぐって 三 僧侶―時代・社会とどう向き合うか 中世日本の表現主体が創出する宗教世界―貞慶と慈円の楕円宗教空間 目を閉じて坐禅をした明恵上人 東大寺宗性の境涯と宗教テクスト―交衆・遁世と聖教撰述 四 文庫―聖教の集積と伝来 秘匿と流伝の法流形成―鎌倉時代勧修寺流の展開について 称名寺聖教の形成と釼阿 大須文庫の生成―真福寺創建期歴代の活動とその周辺 第Ⅱ部 よみがえる中世の宗教世界 一 宗教空間の創出 大峯信仰史の創出―「大菩提山仏生土要事」をめぐって 中世宗教空間を創りだす宣陽門院―その宗教的主体性を中心に 二 神と仏の姿 受肉するカミ―垂迹信仰と生身信仰の接合 観音・媽祖・マリア―日中欧の交流と女神のメタモルフォーシス 三 文芸への広がり 西行和歌と神仏習合儀礼―伊勢神宮詠「深く入りて」をめぐって 六道釈と『平家物語』「祇園精舎」 四 絵画への広がり 愛執の図像学―中世説話画に描かれた愛と発心 「真宗系」・「南都系」聖徳太子絵伝の再検討 刊行にあたって 編集後記 執筆者紹介 納入までに3週間ほどかかります。

アク・ベシム遺跡を掘る よみがえるシルクロードの交易都市(アジア遊学 302)

中国書店
 福岡県福岡市博多区中呉服町
3,520
山内和也・齊藤茂雄 編、勉誠社、2025年4月、292 頁、A5判・並製
東西文化の接触点

中央アジアのキルギス共和国にあるアク・ ベシム遺跡。この遺跡は、5~11世紀頃にスイヤブ(砕葉・素葉とも)と呼ばれた古代都市の遺跡である。スイヤブはシルクロード交易の民ソグド人によって形成され、草原の遊牧勢力や中国王朝の唐、さらにはイスラームのカラハン朝が拠点とした多文化融合の国際交易都市であった。
都市はいかにして造られ、展開したのか。
東西の人びとはここでどのように暮らし、交流していたのか。
最新の発掘調査と、文献史学・美術史学・地理学・民俗学等、関係分野の知見から、都市スイヤブとその周辺世界の歴史を明らかにする。

目次

カラー口絵

序文 山内和也
総論 アク・ベシム遺跡(スイヤブ)とは 山内和也・齊藤茂雄

Ⅰ 歴史的背景
チュー川流域東部の地形と遺跡の分布特性―ジオアーケオロジーの視点で 佐藤剛
砕葉川のトルコ系遊牧民─西突厥・十姓を中心に 齊藤茂雄
玄奘が見たスイヤブ 山内和也

Ⅱ 発掘調査
ソグド人の街の発掘 櫛原功一
唐代砕葉鎮城(AKB-15)を掘る 平野修
【コラム】アク・ベシム遺跡出土の瓦 櫛原功一
アク・ベシム遺跡とその周辺の仏教寺院 岩井俊平
アク・ベシム遺跡発見の唐代花柄石敷とその性格 向井佑介
家畜利用からみたアク・ベシム遺跡 植月学
植物遺存体からわかる当時の暮らし 赤司千恵・中山誠二 
【コラム】空中写真でアク・ベシムを探る 望月秀和

Ⅲ 出土遺物・文化
チュー川流域出土の初唐様式仏教彫塑 森美智代 
チュー川流域出土漢文史料の書風分析―砕葉鎮城に到達した文字 福井淳哉
【コラム】アク・ベシム遺跡出土の「杜懐寶碑」について 齊藤茂雄
アク・ベシム遺跡出土の亀符と則天武后 柿沼陽平
アク・ベシム遺跡出土のコイン―文献学・歴史学と分析科学の接点 吉田豊・藤澤明 
セミレチエのソグド人キリスト教徒が制作したとされる銀器について 影山悦子 
物質文化資料からみた天山地域の遊牧民―シャムシの遺宝を中心に 大谷育恵
キルギスにおける伝統医療とシャーマン 藤崎竜一・高柳妙子・池田直人
【コラム】アク・ベシム遺跡を活用した観光開発 榊原洋司
【コラム】ファインダーから見たキルギス 福田大輔

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3,520
山内和也・齊藤茂雄 編 、勉誠社 、2025年4月 、292 頁 、A5判・並製
東西文化の接触点 中央アジアのキルギス共和国にあるアク・ ベシム遺跡。この遺跡は、5~11世紀頃にスイヤブ(砕葉・素葉とも)と呼ばれた古代都市の遺跡である。スイヤブはシルクロード交易の民ソグド人によって形成され、草原の遊牧勢力や中国王朝の唐、さらにはイスラームのカラハン朝が拠点とした多文化融合の国際交易都市であった。 都市はいかにして造られ、展開したのか。 東西の人びとはここでどのように暮らし、交流していたのか。 最新の発掘調査と、文献史学・美術史学・地理学・民俗学等、関係分野の知見から、都市スイヤブとその周辺世界の歴史を明らかにする。 目次 カラー口絵 序文 山内和也 総論 アク・ベシム遺跡(スイヤブ)とは 山内和也・齊藤茂雄 Ⅰ 歴史的背景 チュー川流域東部の地形と遺跡の分布特性―ジオアーケオロジーの視点で 佐藤剛 砕葉川のトルコ系遊牧民─西突厥・十姓を中心に 齊藤茂雄 玄奘が見たスイヤブ 山内和也 Ⅱ 発掘調査 ソグド人の街の発掘 櫛原功一 唐代砕葉鎮城(AKB-15)を掘る 平野修 【コラム】アク・ベシム遺跡出土の瓦 櫛原功一 アク・ベシム遺跡とその周辺の仏教寺院 岩井俊平 アク・ベシム遺跡発見の唐代花柄石敷とその性格 向井佑介 家畜利用からみたアク・ベシム遺跡 植月学 植物遺存体からわかる当時の暮らし 赤司千恵・中山誠二  【コラム】空中写真でアク・ベシムを探る 望月秀和 Ⅲ 出土遺物・文化 チュー川流域出土の初唐様式仏教彫塑 森美智代  チュー川流域出土漢文史料の書風分析―砕葉鎮城に到達した文字 福井淳哉 【コラム】アク・ベシム遺跡出土の「杜懐寶碑」について 齊藤茂雄 アク・ベシム遺跡出土の亀符と則天武后 柿沼陽平 アク・ベシム遺跡出土のコイン―文献学・歴史学と分析科学の接点 吉田豊・藤澤明  セミレチエのソグド人キリスト教徒が制作したとされる銀器について 影山悦子  物質文化資料からみた天山地域の遊牧民―シャムシの遺宝を中心に 大谷育恵 キルギスにおける伝統医療とシャーマン 藤崎竜一・高柳妙子・池田直人 【コラム】アク・ベシム遺跡を活用した観光開発 榊原洋司 【コラム】ファインダーから見たキルギス 福田大輔 納入までに3週間ほどかかります。

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