防災専門図書館 過去の災害を未来の防災につなげる【書庫拝見28】南陀楼綾繁 |
天災は忘れた頃にやって来る。
毎年8月末からの防災週間が近づくと、いろんなところで目にする言葉だ。昨年は 関東大震災から100年目であることから、例年より見る機会が多かった。 寺田寅彦の言葉として伝えられており、高知市の寺田の旧宅(現在は寺田寅彦記念館に 実際、人間は忘れっぽい。地震や台風が去ってしまえば安心し、もう一度これが来たら……という想像力が働かなくなる。 伝えたいという情熱 8月2日の朝、地下鉄麹町駅の出口から地上に出ると、すぐに汗が噴き出してくる。 「広報元年」と企画展 カウンターの後ろにある事務室に入ると、係長の矢野陽子さんが迎えてくれた。 そもそも、この図書館は誰が運営しているのか? 市の相互共済事業を行なう目的で、1949年1月に設立された。火災共済から始まり、自動車(公用車や救急車、消防車を含む)の損害共済、建物の損害共済へと拡大していったという。 設立当初は日比谷公園にある市政会館の中にあったが、1959年、平河町の現在の場所に 2012年に公益社団法人に移行したのを機に、改めて同館のありかたを検討する委員会が 先に触れた企画展を開始したのもこの年だ。6月のミニ企画展「1964年新潟地震」を皮切りに、翌年の「阪神・淡路大震災から20年」、「東日本大震災から5年」(2016年)、「熊本地震の現在」(2017年)、「首都圏水没!? カスリーン台風から70年」(2017年)、「震度7の連鎖:首都直下地震を考える -福井地震から70年」(2018年)、「平成の災害史」(2019年)、「スーパー台風襲来!?高潮災害を考える 伊勢湾台風から60年」(2019年)、「東日本大震災から10年」(2021年)、「熊本地震から5年」(2021年)などの企画展を開催してきた。 「◎年目という周年を基準に、年1回開催していますが、大きな災害が起きると緊急展示することも」と、堀田さんは云う。 同館を利用する人は研究者、学生、企業、一般の方など幅広い。レファレンスでの問い合わせもさまざまで、それに答えられる資料を用意する必要がある。 国立国会図書館でも、このBCPを策定しているそうだ。どういう計画になっているのか、 戦争という人為災害 防災専門図書館が所蔵する資料は、図書約17万冊。雑誌528タイトル。図書には製本した 所蔵資料の分類表は独自に作成したもので、「災害一般」「火災」「風水害・雪害」 地震であれば、歴史、法令から地震予知、液状化現象、津波、耐震建築、震災ボラン 「たとえば、『公害』の中には716『放射能(原水爆災害)・原発事故』という項目があります。また、新型コロナウイルスは『公害』の中の717『公害病・疫病(伝染病)』に分類しています。設立当時の先輩方が適切な分類を用意してくれたおかげですね」 1979年に刊行された同館の戦災関係資料を記載した『防災専門図書館所蔵戦災関係図書 「災害の範疇に戦災という一類が設けられていることにとまどいを感ぜられる向きもままありますが、この戦争という国家的規模による忌わしい人為災害の悲惨さ、恐ろしさを人々の記憶に新たにし、ひいては戦争防止のための一端を荷なうことが出来ればとの意図に基づき設けられたものであります」 「災害」として戦争をとらえるのは、時代に先駆けた、すぐれた視点だと云えるだろう。 「昔に比べて今の出版のしやすさが影響しているのは確かです。その一方で、不謹慎な 「いま悩ましいのは、ボーン・デジタルの問題です」と矢野さんは話す。自治体などによる 災害史と消防車 それでは、書庫に案内していただこう。 著者は元アメリカ陸軍中佐で、進駐軍として日本に赴任し、消防法の制定に関わったという。那之津マイク「斯界の稀覯本『日本の消防』」(『近代消防』2022年5月号)によれば、「筆者が知る限り、2冊しか現存していない。先年、国会図書館も調べたが、所蔵して 地震学者の思い防災専門図書館の分類ラベルは緑色だが、「地震」の棚には、紫色のものが目に付く。 同館のYouTube(https://city-net.or.jp/3175/)から、中林さんが防災研究について語る動画が観られる。それによれば、中林さんは大学助手だった1976年、教授に同行して鎮火直後の酒田大火を調査したことがきっかけで防災を研究するようになり、阪神・淡路大震災やトルコ、台湾の地震の調査を行なった。 次に「公害」の棚へ。ここでは、大気汚染、ゴミ、騒音、伝染病、原子力発電所、 1854年の『諸国大地震大津波末代噺』は双六の形式で地震と津波の被害を描いている。 https://city-net.or.jp/earthquake/pages/kantou_choukanzu/kantou_choukanzu_001.html 災害情報を共有する ここまで見てきたとおり、防災専門図書館の蔵書は、独自の分類に基づき、丹念に 「広報元年」以降、矢野さんと堀田さんは二人三脚で、同館を「敷居の低い図書館」に また、堀田さんは、東日本大震災のアーカイブ機関の連携を呼びかけ、その成果を図書館 1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一文学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、図書館など、本に関することならなんでも追いかける。2005年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表。「一箱本送り隊」呼びかけ人として、「石巻まちの本棚」の運営にも携わる。著書に『町を歩いて本のなかへ』(原書房)、『編む人』(ビレッジプレス)、『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『古本マニア採集帖』(皓星社)、編著『中央線小説傑作選』(中公文庫)などがある。 X(旧Twitter) |
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防災専門図書館 過去の災害を未来の防災につなげる
2024年9月10日号 第402号
。*..*.:☆.:*・日本の古本屋メールマガジン・*:.☆.:*..*。
古書市&古本まつり 第140号
。.☆.:* 通巻402・9月10日号 *:.☆. 。
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━━━━━━━【懐かしき古書店主たちの談話】━━━━━━━━━
懐かしき古書店主たちの談話 第8回
日本古書通信社 樽見博
『日本古書通信』の魅力は後半の古書目録欄にあると、ずっと言われてきた。
編集者としては前半の記事に神経も労力も使っているわけで、八木福次郎は
よく「目録で売れていると言われるのは編集者として恥なんだ」と言っていた。
長い読者で執筆者でもあった辞書研究家で収集家の惣郷正明さんが「古書
通信編集部の人数は少ないけれど、裏に大勢の人々がかかわって出来て
いるんだよ」と話してくださったことがある。大勢の人々とは古書目録を
作り掲載料を払ってくれる古書店のことを指している。その通りだったと思う。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=16134
※次回は10月号に掲載します
━━━━━━━━━━【シリーズ書庫拝見28】━━━━━━━━━━
防災専門図書館 過去の災害を未来の防災につなげる
南陀楼綾繁
天災は忘れた頃にやって来る。
毎年8月末からの防災週間が近づくと、いろんなところで目にする言葉だ。
昨年は関東大震災から100年目であることから、例年より見る機会が多かった。
寺田寅彦の言葉として伝えられており、高知市の寺田の旧宅(現在は寺田
寅彦記念館になっている)前には、「天災は忘れられたる頃来る」と刻まれた
石碑がある。
たしかに寺田は「津浪と人間」「天災と国防」などで、天災に対する人間の
忘れっぽさを警告しているが、この表現通りの文章は書いていない。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=16423
南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)
1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一
文学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、
図書館など、本に関することならなんでも追いかける。2005年
から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」
の代表。「一箱本送り隊」呼びかけ人として、「石巻まちの本棚」
の運営にも携わる。著書に『町を歩いて本のなかへ』(原書房)、
『編む人』(ビレッジプレス)、『本好き女子のお悩み相談室』
(ちくま文庫)、『古本マニア採集帖』(皓星社)、
編著『中央線小説傑作選』(中公文庫)などがある。
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━━━━━━━━━【書庫拝見 書籍化のお知らせ】━━━━━━━━━
毎月10日配信号で好評連載中・南陀楼綾繁氏「シリーズ書庫拝見」が
本になります!『書庫をあるく アーカイブのかくれた魅力』(仮)は
今秋刊行予定です。乞うご期待!
『書庫をあるく アーカイブのかくれた魅力』(仮)
南陀楼綾繁 著/皓星社 刊/価格未定
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━━━━━━━━━【書影から探せる書籍リスト】━━━━━━━━━
「日本の古本屋」で販売している書籍を、テーマを深掘りして書影から
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みてください。
「日本の古本屋」書影から探せる書籍リスト
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━━━━━【9月10日~10月15日までの全国即売展情報】━━━━━
⇒ https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init
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ハンズ町田・古本市
期間:2024/08/22~2024/09/12
場所:町田東急ツインズ・イースト館7Fイベントスペース
URL:https://kosho.saloon.jp/spot_sale/index.htm
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TOKYO BOOK PARK 立川
期間:2024/09/03~2024/09/29
場所:PAPER WALL エキュート立川店(3階)
URL:https://x.com/TOKYOBOOKPARK
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第111回 彩の国所沢古本まつり(埼玉県)
期間:2024/09/04~2024/09/10
場所:くすのきホール 西武線所沢駅東口前 西武第二ビル8階 総合大会場
URL:https://tokorozawahuruhon.com/
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フジサワ古書フェア
期間:2024/09/05~2024/10/02
場所:有隣堂藤沢店4階ミニ催事場
URL:https://kosho.saloon.jp/spot_sale/index.htm
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第52回 古本浪漫洲 Part.5(300円均一)
期間:2024/09/10~2024/09/12
場所:新宿サブナードジャングルスカイ広場
URL:https://kosho.co.jp/furuhon_romansu/
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せいせきの古本市
期間:2024/09/11~2024/09/23
場所:京王百貨店 聖蹟桜ヶ丘店 7階催場
URL:https://x.com/tokyobookpark
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イービーンズ古本まつり
期間:2024/09/13~2024/10/20
場所:イービーンズ 9F杜のイベントホール
URL:https://www.e-beans.jp/event/event-13822/
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♭立川フロム古書市ご案内♭
期間:2024/09/13~2024/09/24
場所:フロム中武3階バッシュルーム・北階段際(ビッグカメラ隣)
URL:https://mineruba.bookmarks.jp/saiji.htm
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書窓展(マド展)
期間:2024/09/13~2024/09/14
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=571
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好書会
期間:2024/09/14~2024/09/15
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=620
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秋の古本掘り出し市
期間:2024/09/18~2024/09/23
場所:岡山シンフォニービル1F 自由空間ガレリア
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趣味の古書展
期間:2024/09/20~2024/09/21
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22
URL:https://www.kosho.tokyo
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杉並書友会
期間:2024/09/21~2024/09/22
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=619
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新橋古本まつり
期間:2024/09/23~2024/09/28
場所:新橋駅前SL広場
URL:https://twitter.com/slbookfair
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浦和宿古本いち
期間:2024/09/26~2024/09/29
場所:さくら草通り(JR浦和駅西口 徒歩5分 マツモトキヨシ前)
URL:https://twitter.com/urawajuku
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中央線古書展
期間:2024/09/28~2024/09/29
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=574
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西部古書展書心会
期間:2024/10/04~2024/10/06
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=563
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和洋会古書展
期間:2024/10/04~2024/10/05
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=562
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BOOK & A(ブック&エー)
期間:2024/10/10~2024/10/13
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=843
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第31回八王子古本まつり
期間:2024/10/10~2024/10/14
場所:会場:JR八王子駅北口ユーロード特設テント
URL:https://www.facebook.com/hachiojifuruhon/?locale=ja_JP
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第24回 四天王寺秋の大古本祭り
期間:2024/10/11~2024/10/16
場所:大阪 四天王寺 大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
URL:https://kankoken.main.jp/
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ぐろりや会
期間:2024/10/11~2024/10/12
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22
URL:http://www.gloriakai.jp/
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BOOK DAY とやま駅
期間:2024/10/12
場所:富山駅南北自由通路(あいの風とやま鉄道中央口改札前)
URL:https://bookdaytoyama.net/
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第2回 くりこま古本市
期間:2024/10/12~2024/10/20
場所:みちのく風土館 1階ラウンジ
宮城県栗原市栗駒岩ヶ崎上町裏12-1
URL:https://www.kosho.or.jp/event/detail.php?mode=detail&event_id=5353
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第13回 小倉駅ナカ本の市
期間:2024/10/12~2024/10/27
場所:小倉駅ビル内・JAM広場 (JR小倉駅 3階 改札前)
URL:https://twitter.com/zCnICZeIhI67GSi
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港北古書フェア
期間:2024/10/15~2024/10/27
場所:有隣堂センター南駅店店頭ワゴン販売 最寄駅:横浜市営地下鉄 センター南駅
市営地下鉄センター南駅の改札を出て直進1分※駅構内
URL:http://www.yurindo.co.jp/store/center/
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☆INDEX☆
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1.宮沢賢治と映画館の音楽
柴田康太郎
2.『教職実践演習-幼稚園教諭・保育士・保育教諭を目指すために-』
古川寿子(聖徳大学幼児教育専門学校教授)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━【自著を語る(331)】━━━━━━━━━━━
宮沢賢治と映画館の音楽
(『映画館に鳴り響いた音 戦前東京の映画館と音文化の近代』)
柴田康太郎
〇『セロ弾きのゴーシュ』の映画館
宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』の主人公ゴーシュは、「町の活動
写真館でセロを弾く係り」である。しかし、ゴーシュが「活動写真館」で
はたらく様子は描かれていない。
『セロ弾きのゴーシュ』を読み直したとき、私はこの物語が「活動写真館」の
様子が少しも描かれないことに戸惑ってしまった。拙著『映画館に鳴り
響いた音』を準備しながら映画館の音の歴史を調べていたので、肩透かしを
くらったような具合だった。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=15788
映画館に鳴り響いた音 戦前東京の映画館と音文化の近代
柴田康太郎 著
春秋社 刊
9,680円(税込)
ISBN:9784393930496
好評発売中!
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393930496.html
━━━━━━━【大学出版へのいざない21】━━━━━━━━━
『教職実践演習-幼稚園教諭・保育士・保育教諭を目指すために-』
古川寿子(聖徳大学幼児教育専門学校教授)
教職実践演習が平成22年度入学生から新設され、4年次秋学期の必修
科目として位置付けられた。
学生が入学から教職課程の学習と様々な学びで身に付けた力を結び付け、
保育者として必要な資質・能力が身についたかを、養成機関の教員像や
到達目標に照らして最終的に確認するものであり、学生が、今まで学んで
きたことを確認したり補完したりしていかれるように、保育者として確認
しておくべき内容を収めた教科書であり、全学年を通じた「学びの軌跡の
集大成」として位置付けられるものである。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=15774
教職実践演習-幼稚園教諭・保育士・保育教諭を目指すために-
塩 美佐枝・古川 寿子・河合 優子・重安 智子・関口 明子・井口 厚子 著
聖徳大学出版会 刊
1,760円(税込)
ISBN:978-4-915967-57-3
好評発売中!
https://www.seitoku.jp/daigaku/shuppannkai/index2_01.htm
━━━━━━━━━【書影から探せる書籍リスト】━━━━━━━━━
「日本の古本屋」で販売している書籍を、テーマを深掘りして書影から
探せるページをリリースしました。「日本の古本屋」には他のWebサイト
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━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━━━
トークライブ『紙の本と、出版の未来』
企画・主催・司会進行:SPF syndicate ベアナガタ(永田勝徳)
トークライブ予約(会場観覧/ライブ配信視聴)受付中!
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/287251
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「大学出版へのいざない」シリーズ 第22回
書名:平和国家の戦争論ー今こそクラウゼヴィッツ『戦争論』を読むー
著者名:植村秀樹(流通経済大学法学部教授)
出版社名:流通経済大学出版会
判型/製本形式/ページ数:A5判/上製/360頁
税込価格:4,400円
ISBNコード:978-4-911205-01-3
Cコード:3031
好評発売中!
https://www.rku.ac.jp/about/data/organizations/publication/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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8月~9月の即売展情報
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日本の古本屋メールマガジン その401・8月24日
【発行】
東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋」事業部
東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
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【発行者】
広報部・編集長:藤原栄志郎
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『教職実践演習
-幼稚園教諭・保育士・保育教諭を目指すために-』
【大学出版へのいざない21】
『教職実践演習-幼稚園教諭・保育士・保育教諭を目指すために-』古川寿子(聖徳大学幼児教育専門学校教授) |
教職実践演習が平成22年度入学生から新設され、4年次秋学期の必修科目として
位置付けられた。 学生が入学から教職課程の学習と様々な学びで身に付けた力を結び付け、保育者として必要な資質・能力が身についたかを、養成機関の教員像や到達目標に照らして最終的に確認するものであり、学生が、今まで学んできたことを確認したり補完したりしていかれるように、保育者として確認しておくべき内容を収めた教科書であり、全学年を通じた「学びの軌跡の集大成」として位置付けられるものである。 |
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宮沢賢治と映画館の音楽
『映画館に鳴り響いた音 戦前東京の映画館と音文化の近代』
2024年8月8日号 第400号
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古書市&古本まつり 第139号
。.☆.:* 通巻400・8月8日号 *:.☆. 。
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━━━━━━━━━【調べる古本⑥ 最終回】━━━━━━━━━
調べる古本⑥ 最終回
古本とデジタルの融合あるいはエフェメラ論
書物蔵
魂の双子が書いた『もっと調べる技術』(皓星社、先月出たばかり)でも
特筆大書されていたけれど、国会図書館(NDL)がデジタルコレクション
(電子図書館のこと)を2022年末から大規模化・リニューアルして、
ヴァーチャルだけど、みんなの家の隣に帝国図書館が建った。
それで、みんな(?)が古い本をいっしょうけんめい古本で集める欲が
低下したように感じられる。すでに研究書のたぐいの古書価は軒並み下落して
しまっていたけれど、今まで大学図書館や県立図書館でゲットできなかった類の
明治大正昭和の実用書なども、今度のデジコレ大拡大でずいぶん参照できるようになった。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=15794
※当連載は隔月連載です
━━━━━━━━━━【シリーズ書庫拝見 番外編】━━━━━━━━━━
『REKIHAKU』特集「蔵書をヒラク」を読む
南陀楼綾繁
本メルマガで「書庫拝見」を連載しはじめて、2年以上が経つ。図書館や
資料館、文学館などの一般には公開されていない「閉架書庫」に入り、
その本棚に並ぶ貴重な資料やコレクション(文庫)を見せていただく。
そして、その空間を守っている方にお話を聞くというものだ。7月までに
24館を紹介してきた。現在、その前半を単行本にまとめる作業中だ。
そんななか、国立歴史民俗博物館の研究誌『REKIHAKU』の特集が
「蔵書をヒラク」だと知り、すぐに入手した。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=15796
南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)
1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一
文学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、
図書館など、本に関することならなんでも追いかける。2005年
から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」
の代表。「一箱本送り隊」呼びかけ人として、「石巻まちの本棚」
の運営にも携わる。著書に『町を歩いて本のなかへ』(原書房)、
『編む人』(ビレッジプレス)、『本好き女子のお悩み相談室』
(ちくま文庫)、『古本マニア採集帖』(皓星社)、
編著『中央線小説傑作選』(中公文庫)などがある。
X(旧Twitter)
https://twitter.com/kawasusu
『REKIHAKU 特集・蔵書をヒラク』
国立歴史民俗博物館・工藤航平・箱崎真隆 編
発行:国立歴史民俗博物館
発売:文学通信
価格:1,200円(税込)
ISBN:978-4-86766-055-3
好評発売中!!
https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-86766-055-3.html
━━━━━━━━━【書庫拝見 書籍化のお知らせ】━━━━━━━━━
毎月10日配信号で好評連載中・南陀楼綾繁氏「シリーズ書庫拝見」が
本になります!『書庫をあるく アーカイブのかくれた魅力』(仮)は
今秋刊行予定です。乞うご期待!
『書庫をあるく アーカイブのかくれた魅力』(仮)
南陀楼綾繁 著/皓星社 刊/価格未定
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━━━━━━━━━【書影から探せる書籍リスト】━━━━━━━━━
「日本の古本屋」で販売している書籍を、テーマを深掘りして書影から
探せるページをリリースしました。「日本の古本屋」には他のWebサイト
には無い書籍がたくさんあります。ぜひ気になるテーマから書籍を探して
みてください。
「日本の古本屋」書影から探せる書籍リスト
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=13964
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「コショなひと」始めました
YouTubeチャンネル「東京古書組合」
https://www.youtube.com/@Nihon-no-Furuhon-ya
今回は更新ありません
━━━━━【8月8日~9月15日までの全国即売展情報】━━━━━
⇒ https://www.kosho.or.jp/event/list.php?mode=init
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丸善博多店古本まつり
期間:2024/08/09~2024/09/08
場所:丸善博多店(JR博多シティ8F)
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フィールズ南柏 古本市
期間:2024/06/19~2024/08/04
場所:フィールズ南柏 モール2 2階催事場
(JR南柏駅東口すぐ)
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高円寺200円均一古本フェスタ
期間:2024/08/10
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=1158
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第37回 下鴨納涼古本まつり
期間:2024/08/11~2024/08/16
場所:下鴨神社 糺の森にて
URL:https://kyoto-koshoken.com/
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川崎古本まつり
期間:2024/08/15~2024/08/21
場所:アゼリア・サンライト広場 JR川崎・京急川崎駅直結
URL:https://kosho.saloon.jp/spot_sale/index.htm
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BOOK DAY とやま駅
期間:2024/08/15
場所:富山駅南北自由通路(あいの風とやま鉄道中央口改札前)
URL:https://bookdaytoyama.net/
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第7回 Vintage Book Lab(ヴィンテージ・ブック・ラボ)
期間:2024/08/17~2024/08/18
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=830
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阪神夏の古書ノ市
期間:2024/08/21~2024/08/26
場所:阪神梅田本店 8階催事場
大阪市北区梅田1丁目13番13号
URL:https://web.hh-online.jp/hanshin/contents/hsst/hsst05/detail/2024/07/2024_1.html
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ハンズ町田・古本市
期間:2024/08/22~2024/09/10
場所:町田東急ツインズ・イースト館7Fイベントスペース
小田急線・JR町田駅徒歩1分
URL:https://kosho.saloon.jp/spot_sale/index.htm
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BOOK & A(ブック&エー)
期間:2024/08/22~2024/08/25
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=843
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ぐろりや会
期間:2024/08/23~2024/08/24
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22
URL:http://www.gloriakai.jp/
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第52回 古本浪漫洲 Part.1
期間:2024/08/29~2024/08/31
場所:新宿サブナードジャングルスカイ広場(催事場)
新宿区歌舞伎町1-2-2
URL:https://kosho.co.jp/furuhon_romansu/
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紙魚之會
期間:2024/08/30~2024/08/31
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=604
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杉並書友会
期間:2024/08/31~2024/09/01
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=619
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第52回 古本浪漫洲 Part.2
期間:2024/09/01~2024/09/03
場所:新宿サブナードジャングルスカイ広場(催事場)
新宿区歌舞伎町1-2-2
URL:https://kosho.co.jp/furuhon_romansu/
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第52回 古本浪漫洲 Part.3
期間:2024/09/04~2024/09/06
場所:新宿サブナードジャングルスカイ広場(催事場)
新宿区歌舞伎町1-2-2
URL:https://kosho.co.jp/furuhon_romansu/
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第111回 彩の国所沢古本まつり
期間:2024/09/04~2024/09/10
場所:くすのきホール
(西武線所沢駅東口前 西武第二ビル8階 総合大会場)
URL:https://tokorozawahuruhon.com/
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フジサワ古書フェア
期間:2024/09/05~2024/10/02
場所:有隣堂藤沢店4階ミニ催事場
JR・小田急藤沢駅南口フジサワ名店ビル4階
URL:https://kosho.saloon.jp/spot_sale/index.htm
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東京愛書会
期間:2024/09/06~2024/09/07
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22
URL:http://aisyokai.blog.fc2.com/
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第151回 倉庫会 古書即売会
期間:2024/09/06~2024/09/08
場所:名古屋古書会館 2階 名古屋市中区千代田5-1-12
URL:https://hon-ya.net/
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五反田遊古会
期間:2024/09/06~2024/09/07
場所:南部古書会館 品川区東五反田1-4-4
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=567
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高円寺均一まつり
期間:2024/09/07~2024/09/08
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
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第52回 古本浪漫洲 Part.4
期間:2024/09/07~2024/09/09
場所:新宿サブナードジャングルスカイ広場(催事場)
新宿区歌舞伎町1-2-2
URL:https://kosho.co.jp/furuhon_romansu/
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第52回 古本浪漫洲 Part.5(300円均一)
期間:2024/09/10~2024/09/12
場所:新宿サブナードジャングルスカイ広場(催事場)
新宿区歌舞伎町1-2-2
URL:https://kosho.co.jp/furuhon_romansu/
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書窓展(マド展)
期間:2024/09/13~2024/09/14
場所:東京古書会館 千代田区神田小川町3-22
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=571
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♭立川フロム古書市ご案内♭
期間:2024/09/13~2024/09/24
場所:フロム中武 3階バッシュルーム(北階段際)
立川駅北口徒歩5分 ビッグカメラ隣
URL:https://mineruba.bookmarks.jp/saiji.htm
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好書会
期間:2024/09/14~2024/09/15
場所:西部古書会館 杉並区高円寺北2-19-9
URL:https://www.kosho.ne.jp/?p=620
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調べる古本⑥ 最終回
古本とデジタルの融合あるいはエフェメラ論
調べる古本⑥ 最終回 古本とデジタルの融合あるいはエフェメラ論書物蔵 |
魂の双子が書いた『もっと調べる技術』(皓星社、先月出たばかり)でも特筆大書されていたけれど、国会図書館(NDL)がデジタルコレクション(電子図書館のこと)を2022年末から大規模化・リニューアルして、ヴァーチャルだけど、みんなの家の隣に帝国図書館が建った。
それで、みんな(?)が古い本をいっしょうけんめい古本で集める欲が低下したように感じられる。すでに研究書のたぐいの古書価は軒並み下落してしまっていたけれど、今まで大学 図書館や県立図書館でゲットできなかった類の明治大正昭和の実用書なども、今度のデジコレ大拡大でずいぶん参照できるようになった。 だから、去年だったか、長崎県に出張した際に、市内に唯一残っている古本屋さんから、 デジコレ拡大で商売あがったりになった、というクレームを聞かされて同情したことがある。実際、わちきみたいに古本しか趣味のない人だと古本屋が少なくなるとさみしいったらありゃしないからねぇ。 でも考えようによってはまだまだ活路はあると思うのだ。NDLデジコレが明らかに手薄な 紙メディアというものもあるし。あそこの広報誌には策士がいたのだろう、「国立国会図書館にない本」なんてな断続連載があって、あるパターンにはまる本っぽいものは納本されないのだと明かしている。 地方小出版、自費出版 たとえばあそこがいちばん得意にしている本(図書館界でいう「図書」)は、たしかに古本屋さんのメイン商品であるけれど、「国会図書館にない本」なんてザラにある。書かれている「ない理由」には留保をつけたいが、礫川全次『雑学の冒険:国会図書館にない100冊の本』(批評社、2016)という本もあるぐらいだ。 限定頒布もの――総会屋名簿 何年か前、業界紙(紙誌)の歴史を調べようとしたら、総会屋雑誌(取り屋)のこともわからないといけないとわかり、では総会屋のことを調べるには、ということで総会屋さんの主題書誌を作ったことがあった。その後、発見したのは総会屋名簿『㊙名簿』(1976)。 地図 古い地図は見ているだけで楽しいし、実は戦前のことを調べている場合には万事につけ、 自分向きのスクラップブック これまた用事の合間を縫って古書展へ行ったら、月の輪さんがスクラップブック(貼り込み帳)を大量に出品していた。あわてて自分の関心ある主題のものがないかチェックして「発禁物語」「書物展望」といった背文字が書いてあるものを買い込む。1冊1000円程度だった。 エフェメラ 他にもいわゆる「本」に限らず、本屋のブックカバー(書皮)を買って、戦前有名だった デジタル化と古本趣味 日月堂さんが雑誌『望星』2023年10月号に「古本屋ですけど、本棚はありません」という文章を載せていた。エフェメラもデジタル化されると古書価が下がってしまうと指摘しているけれど、私の知る限り、日本の図書館は伝統的にエフェメラを軽視してきたので、なかなかそうもならないのではないかしらん。 集め手から書き手へ――同人誌出します エフェメラに囲まれていると、石神井書林さんのいう時代のしずくに囲まれることになるので、なんとなくそれについての感興がわきおこってくる。それで結構ブログ記事を書いたし、今年の夏、コミケでそれを集大成した同人誌『あったかもしれない大東亜図書館学』を出すことにした。コミケ残りは懇意の出版社から通販をしてもらうかもしれない。 |
Copyright (c) 2024 東京都古書籍商業協同組合 |

「書庫拝見」番外編
『REKIHAKU』特集「蔵書をヒラク」を読む
「書庫拝見」番外編
|
本メルマガで「書庫拝見」を連載しはじめて、2年以上が経つ。図書館や資料館、文学館などの一般には公開されていない「閉架書庫」に入り、その本棚に並ぶ貴重な資料やコレクション(文庫)を見せていただく。そして、その空間を守っている方にお話を聞くというものだ。
7月までに24館を紹介してきた。現在、その前半を単行本にまとめる作業中だ。 そんななか、国立歴史民俗博物館の研究誌『REKIHAKU』の特集が「蔵書をヒラク」だと 知り、すぐに入手した。特集のリードには、「ヒラク」には「蔵書そのものの実態を明らかにするため、記録史料や書籍類をもとに丁寧に読み解くこと【披く】」「古代から近現代まで、多分野の幅広い視角から“蔵書”のあらゆる面に迫ること【開く】」「『蔵書文化』という新たな学際的なテーマを提起すること【拓く】」「このような研究成果を紹介することで、読者の皆さんの日々の生活が豊かになることに少しでも繋げること【啓く】」の4つの意味を込めたとある。9編の論文・コラムが掲載されているが、これまで取材した館で見聞きしたのとイメージが重なることも多く、興味深く読んだ。 本特集の編集を担当した工藤航平氏の総論「蔵書文化ことはじめ」によれば、「蔵書」とは「その人固有の〈知〉を表象したもので、蔵書を深堀りすることで〈知〉の形成・継承のプロセスを解き明かすことができる」という。しかし、竹原万雄「旧家に伝来した書籍保存の課題」にあるように、歴史学では手書きの古文書が重視され、書籍の史料的価値が低く見られていた。「とくに一見して印刷物とわかる書籍は、他所に残存している可能性が高い=『希少価値が低い』と判断され」たのだ。それが2000年代以降、「書籍を文書と同様に史料として 扱い、地域の遺された多種多様な書籍に注目して、書籍がもつ社会的な影響力の解明や、 読者・社会の変容を描く研究が行われるようになった」(「蔵書文化ことはじめ」)。 江戸時代以前の蔵書は、正倉院献納宝物から古代の蔵書を探った小倉慈司「古代天皇の 宝庫」、金沢文庫の形成・継承をたどる貫井裕恵「中世鎌倉 武家と寺家のアーカイブス」にあるように、特権階層が持つものだった。それが江戸時代になると、読み書きできる層が広がり、版本・写本が流通するようになったことで、個人が蔵書を持つ時代が現れた。彼らは独自のネットワークを持ち、借りた本を写して蔵書を増やし、会読(読み合わせ会)やコレクションの交換会によって知識の質を高めていった(岡村敬二『江戸の蔵書家たち』講談社選書メチエ)。「書庫拝見」の松阪(江戸時代は「松坂」)の本居宣長記念館や射和文庫の取材でも、本居宣長や竹川竹斎が江戸や京都の最新情報をいち早く手に入れ、またそれを他の人に伝えていたことが判った。伊勢における蔵書家のネットワークについては、菱岡憲司『大才子・小津久足』(中公選書)に詳しい。 小池淳一「書物と民俗」は、民俗学において調査の対象外とされがちだった書物が、生活の中にどのように根付いていたかを、沖縄や福島の例をもとに論じている。そこでは本が擬人化されたり神聖視されたりするのだ。民俗学と書物については、川島秀一『「本読み」の民俗誌』(勉誠出版)がある。気仙沼地方には「本読み」「小説読み」と呼ばれる人たちがおり、彼らに読んでもらうために蔵書を持つ家もあった。書物は共有され、語られ、改変されながら伝えられるものであったのだ。 山中さゆり「松代藩真田家の本箱」は、松代藩の蔵書を収めた「本箱」がテーマだ。 その本箱には複数の貼紙があり、書籍目録と照合すると多くのことが判るという。一方、 菅谷壽美子「池波正太郎の書斎」は、『真田太平記』の著者でもある池波が、書斎でしばしば手に取った書物を紹介する。小粥祐子「日本住宅における『知を形成する空間』」は、江戸城本丸御殿のどの部屋で将軍が本を読んだかを推理している。 特集最後の岡村龍男「『羽田八幡宮文庫旧蔵資料』の郷土資料としての再構築」は、羽田八幡宮の旧蔵書が豊橋市図書館に所蔵された経緯をたどるもの。羽田八幡宮文庫は1848年(嘉永元)に宮司の提案で生まれたもので、誰でも利用できた。貸出箱の蓋の裏には、貸出冊数や 貸出日数、弁償責任などの規則が書かれているという。「書庫拝見」で取材した宮城県図書館にも「青柳文庫」が所蔵されている。江戸の富豪・青柳文蔵が献上した書籍と維持資金をもとにして1831年(天保3)に設立したもので、「日本初の公共図書館」と云われる。 岡村氏は「文庫資料のような様々な来歴を持つ資料群をいっしょくたに分類してしまうと、文庫資料それぞれが持っていた『図書館蔵書となる前』の秩序や性格がわかりにくくなってしまう」と指摘する。幸い、私が取材した図書館や資料館では、「旧蔵書」はひとつの塊りとして別置されており、多くの場合、その来歴を示す資料も残されている。それによって、どんな人たちが旧蔵書を築き、守り、受け継いできたかというドラマを私なりに描くことができるのだ。そして、日本近代文学館や長岡市立中央図書館・文書資料室の回で触れたように、古書業界の人々もこの「来歴」に深く関わっている。 どこから読んでも面白い特集だったが、「蔵書」にはまだまだヒラクべき要素があるはずだ。第2弾を期待したい。 南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ) 1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。早稲田大学第一文学部卒業。明治大学大学院修士課程修了。出版、古本、ミニコミ、図書館など、本に関することならなんでも追いかける。2005年から谷中・根津・千駄木で活動している「不忍ブックストリート」の代表。「一箱本送り隊」呼びかけ人として、「石巻まちの本棚」の運営にも携わる。著書に『町を歩いて本のなかへ』(原書房)、『編む人』(ビレッジプレス)、『本好き女子のお悩み相談室』(ちくま文庫)、『古本マニア採集帖』(皓星社)、編著『中央線小説傑作選』(中公文庫)などがある。 X(旧Twitter) https://twitter.com/kawasusu ==========単行本化のお知らせ========== 10日配信号で好評連載中・南陀楼綾繁さんの「シリーズ書庫拝見」が 本になります!『書庫をあるく アーカイブのかくれた魅力』(仮)は 今秋刊行予定です。乞うご期待! 『書庫をあるく アーカイブのかくれた魅力』(仮) 南陀楼綾繁 著/皓星社 刊/価格未定 ==========今回ご紹介した書籍========== ![]() 『REKIHAKU 特集・蔵書をヒラク』 国立歴史民俗博物館・工藤航平・箱崎真隆 編 国立歴史民俗博物館 発行 文学通信 発売 1,200円(税込) ISBN:978-4-86766-055-3 好評発売中! https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-86766-055-3.html |
Copyright (c) 2024 東京都古書籍商業協同組合 |
2024年7月25日号 第399号
。*..*.:☆.:*・日本の古本屋メールマガジン・*:.☆.:*..*。
。.☆.:* その399 7月25日号 *:.☆. 。
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☆INDEX☆
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1.『すこし広くなった 「那覇の市場で古本屋」それから』
宇田智子(市場の古本屋ウララ)
2.古本屋ツアー・イン・ジャパン2024年上半期報告
古本屋ツーリスト 小山力也
3.ヒトラー最初の侵略
高橋義彦(北海学園大学法学部准教授)
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━━━━━━━━━【自著を語る(330)】━━━━━━━━━━━
『すこし広くなった 「那覇の市場で古本屋」それから』
宇田智子(市場の古本屋ウララ)
今年の5月に沖縄の出版社「ボーダーインク」から、『すこし広くなった
「那覇の市場で古本屋」それから』という本を出版しました。副題のとおり、
2013年にボーダーインクから出した『那覇の市場で古本屋 ひょっこり
始めた〈ウララ〉の日々』の続編のような本です。
自分の店「市場の古本屋ウララ」で店番しながら書きました。
その間、東京の出版社からも本を出しましたが、沖縄の出版社から
出すのはやはり特別なことだと感じました。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=15528
『すこし広くなった 「那覇の市場で古本屋」それから』
宇田智子(市場の古本屋ウララ) 著
ボーダーインク 刊
税込価格:1,980円(税込)
ISBNコード:978-4-89982-465-7
好評発売中!
https://borderink.com/
━━━━【古本屋ツアー・イン・ジャパン2024年上半期報告】━━━━
古本屋ツアー・イン・ジャパン2024年上半期報告
古本屋ツーリスト 小山力也
私は今、非常にてんてこ舞いなのである。何故ならば、古本屋さんでもない
私が、八月の終りから一ヶ月、大阪「梅田蔦屋書店」で古本フェアを開催する
からである。以前からこちらでは、古本を販売させてもらっており、また時折
古本まつりやフェアなどにも参加させてもらってはいたが、今回単独で五百冊を
準備してくれと言うのである。
五百冊……プロではない素人には、大変に重い数字である。ただ右から左に用意
するだけならなんてことはないのだが、“古本屋ツアー・イン・ジャパン”としての
フェアなので、精選し良質でおかしな並びにしなければ、とてもじゃないが気が済まない……。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=15258
小山力也 (こやま・りきや)
2008年5月からスタートした、日本全国の古本屋&古本が売っている場所の、
全調査踏破を目指す無謀なブログ『古本屋ツアー・イン・ジャパン』管理人。
西荻窪「盛林堂書房」の『フォニャルフ』棚と大阪「梅田蔦屋書店」で古本を
販売中。「本の雑誌」にて『毎日でも通いたい古本屋さん』、「日本古書通信」にて
『ミステリ懐旧三面鏡』連載中。
http://furuhonya-tour.seesaa.net/
━━━━━━━━━【大学出版へのいざない20】━━━━━━━━━━━
ヒトラー最初の侵略
高橋義彦(北海学園大学法学部准教授)
自らの野望のために、ヨーロッパそして世界を破滅の淵に追いやったアドルフ・
ヒトラーの、最初のターゲットとなった国がどこかご存じだろうか。
第二次世界大戦の着火点となったポーランド、その前年ズデーテン地方を奪われた
チェコスロヴァキアを思い浮かべる方も多いだろうが、ヒトラーの対外侵略の
最初の犠牲者となったのは彼の祖国でもあるオーストリアだった。
1938年3月12日、オーストリアはドイツ軍に侵攻され瞬く間に併合される。
本書はこのナチ・ドイツによるオーストリア併合(「アンシュルス」)を軸に、
当時の政治家や文化人たちがこの歴史的大事件にどう向き合ったのかを
描き出すことをテーマとしている。
続きはこちら
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=14922
『ウィーン1938年 最後の日々――オーストリア併合と芸術都市の抵抗』
高橋義彦 著
慶應義塾大学出版会 刊
税込価格:2,970円
ISBN:978-4-7664-2972-5
8月10日発行予定
https://www.keio-up.co.jp/np/index.do
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━━━━━━━━━【展示会のお知らせ】━━━━━━━━━
2023年に没後10年を迎えた連城三紀彦。現存する直筆原稿、
構想ノート、スケッチ類、愛用されていた身のまわりの品々、
作品に添えられた挿絵原画、著作、映画・舞台台本などを
展示します。なお、本展示は昨年、出身地の名古屋で開かれた
展覧会を再現する内容となっています。
連城三紀彦展
7月26日(金)—8月5日(月)
※7月28日(日)、8月4日(日)は休館日
時間:月曜~金曜 10時-18時/土曜 10-17時
会場:東京古書会館 2階情報コーナー
料金:無料
主催:連城三紀彦展実行委員会
後援:市立小樽文学館、けやき書店(図録販売)、村上芳正の会、スタジオカッツェ
協力:水田公師
東京古書組合WEBサイト「東京の古本屋」
https://www.kosho.ne.jp/?p=1125
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━━━━━━━━━【書影から探せる書籍リスト】━━━━━━━━━
「日本の古本屋」で販売している書籍を、テーマを深掘りして書影から
探せるページをリリースしました。「日本の古本屋」には他のWebサイト
には無い書籍がたくさんあります。ぜひ気になるテーマから書籍を探して
みてください。
「日本の古本屋」書影から探せる書籍リスト
https://www.kosho.or.jp/wppost/plg_WpPost_post.php?postid=13964
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━━━━━━━━━━━━━【次回予告】━━━━━━━━━━━━━
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書名:『映画館に鳴り響いた音 戦前東京の映画館と音文化の近代』
著者名:柴田康太郎
出版社:春秋社
価格:1,980円(税込)
ページ数:784ページ
判型:A5
ISBN:9784393930496
Cコード:3074
好評発売中!
https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393930496.html
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「大学出版へのいざない」シリーズ 第21回
書名:『教職実践演習-幼稚園教諭・保育士・保育教諭を目指すために-』
著者名:塩 美佐枝・古川 寿子・河合 優子・重安 智子・関口 明子・井口 厚
出版社名:聖徳大学出版会
判型/製本形式/ページ数:B5判/並製/177頁
税込価格:1,760円
ISBNコード:978-4-915967-57-3
Cコード:2037
好評発売中!
http://www.seitoku.jp/daigaku/shuppannkai/index2_01.htm
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━━━━━━━━━━【日本の古本屋即売展情報】━━━━━━━━━
7月~8月の即売展情報
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日本の古本屋メールマガジン その399・7月25日
【発行】
東京都古書籍商業協同組合:広報部・「日本の古本屋」事業部
東京都千代田区神田小川町3-22 東京古書会館
URL https://www.kosho.or.jp/
【発行者】
広報部・編集長:藤原栄志郎
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